JP2014168460A - アミロイドβに対するヒト化抗体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】β-アミロイドタンパク質上の少なくとも1つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、該エピトープが、抗体への結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含む。
【選択図】図12
Description
Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 - Xaa5 - Xaa6
式中
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
アミノ酸残基Xaa3、Xaa4、Xaa5、およびXaa6が、抗体結合に関与しないかまたは-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa3がValまたはLeu、特にValであり;
Xaa4がAlaまたはVal、特にAlaであり;
Xaa5がGluまたはAsp、特にGluであり;
Xaa6がGluまたはAsp、特にAspである、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片を提供する。
-Xaa1 _ His - Xaa3 - Xaa4 - Xaa5 - Xaa6 - Phe - Phe - Xaa7 - Xaa8 - Xaa9-
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa6が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa7が、Ala、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa8が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa9が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
アミノ酸残基Xaa1、Xaa3、Xaa6、Xaa7、Xaa8、およびXaa9がそれぞれ、抗体結合に関与しないか、または-His-および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa3がGlnまたはAsn、特にGlnであり;
Xaa4がLysであり;
Xaa5がLeuであり;
Xaa6がValまたはLeu、特にValであり;
Xaa7がAlaまたはVal、特にAlaであり;
Xaa8がGluまたはAsp、特にGluであり;かつ
Xaa9がAspまたはGlu、特にAspである、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片を提供する。
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;かつアミノ酸残基Xaa2、Xaa3が、抗体結合に関与しないかまたは-Lys-Leu-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
His - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Xaa4 - Xaa5 - Xaa6 - Xaa7 - Xaa8-
式中、
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa6が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa7が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、
Xaa8が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、
かつアミノ酸残基Xaa2、Xaa3、Xaa6、Xaa7、Xaa8がそれぞれ、抗体結合に関与しないか、または-His-および-Lys-Leu-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa2がGlnまたはAsn、特にGlnであり;
Xaa3がValまたはLeu、特にValであり;
Xaa4がPheであり;
Xaa5がPheであり;
Xaa6がAlaまたはVal、特にAlaであり;
Xaa7がGluまたはAsp、特にGluであり;かつ
Xaa8がAspまたはGlu、特にAspである、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片を提供する。
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe -Xaa4 - Xaa5 - Xaa6
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
アミノ酸残基Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、およびXaa6がそれぞれ、抗体結合に関与しないかまたは、-Lys-Leu-および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
His - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
式中、
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
アミノ酸残基Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、Xaa6がそれぞれ、抗体結合に関与しないか、または-His-、-Lys-Leu-、および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa2がGlnまたはAsn、特にGlnであり;
Xaa3がValまたはLeu、特にValであり;
Xaa4がAlaまたはVal、特にAlaであり;
Xaa5がGluまたはAsp、特にGluであり;かつ
Xaa6がAspまたはGlu、特にAspである、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片を提供する。
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe -Xaa4 - Xaa5 - Xaa6
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa3が、Val、Ala、Leu、Met、Phe、ノルロイシン、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり
Xaa4が、Ala、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
アミノ酸残基Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、Xaa6がそれぞれ、抗体結合に関与しないか、または-Lys-Leu-および-Phe-Phe結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa1がHisまたはArg、特にHisであり;
Xaa2がGlnまたはAsn、特にGlnであり;
Xaa3がValまたはLeu、特にValであり;
Xaa4がAlaまたはVal、特にAlaであり;
Xaa5がGluまたはAsp、特にGluであり;かつ
Xaa6がAspまたはGlu、特にAspである、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片を提供する。
- Xaa1 - His - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 - Xaa5 - Asp - Xaa6
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にHisであり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり;
Xaa6が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;かつアミノ酸残基Xaa1、Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、Xaa6が、抗体結合に関与しないか、または結合に関与するが、-His-、-Asp-、-Lys-Leu、および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
- Xaa1 - His - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 - Xaa5 - Asp - Xaa6
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にHisであり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり;
Xaa6が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;かつアミノ酸残基Xaa1、Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、Xaa6が、抗体結合に関与しないか、または結合に関与するが、-His-、-Asp-、-Lys-Leu-、および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe -Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
式中、
Xaa1が、His、Asn、およびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にHisであり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;
Xaa3が、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり;
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAspである。
His - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
式中、
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;かつ
Xaa3が、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり;
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり;かつアミノ酸残基Xaa2、Xaa3、Xaa4、Xaa5、Xaa6が、抗体結合に関与しないかまたは-His-および-Lys-Leu-および-Phe-Phe-結合部位と比較した場合に著しくより少ない程度に関与する。
-少なくともCDR1(LCVR)を表す配列番号:4のアミノ酸配列と組み合わせたCDR1(HCVR)を表す配列番号:1のアミノ酸配列;
-少なくともCDR1(LCVR)を表す配列番号:4のアミノ酸配列と組み合わせたCDR2(HCVR)を表す配列番号:2のアミノ酸配列;
-少なくともCDR1(LCVR)を表す配列番号:4のアミノ酸配列と組み合わせたCDR3(HCVR)を表す配列番号:3のアミノ酸配列;
-少なくともCDR2(LCVR)を表す配列番号:5のアミノ酸配列と組み合わせたCDR1(HCVR)を表す配列番号:1のアミノ酸配列;
-少なくともCDR2(LCVR)を表す配列番号:5のアミノ酸配列と組み合わせたCDR2(HCVR)を表す配列番号:2のアミノ酸配列;
-少なくともCDR3(LCVR)を表す配列番号:6のアミノ酸配列と組み合わせたCDR2(HCVR)を表す配列番号:2のアミノ酸配列;
-少なくともCDR3(LCVR)を表す配列番号:6のアミノ酸配列と組み合わせたCDR1(HCVR)を表す配列番号:1のアミノ酸配列;
-少なくともCDR2(LCVR)を表す配列番号:5のアミノ酸配列と組み合わせたCDR3(HCVR)を表す配列番号:3のアミノ酸配列;
-少なくともCDR3(LCVR)を表す配列番号:6のアミノ酸配列と組み合わせたCDR3(HCVR)を表す配列番号:3のアミノ酸配列。
(a)アミロイドタンパク質を含むことが疑われる試料または特定の身体部分もしくは身体部位を、アミロイドタンパク質のエピトープに結合する、抗体、特に本発明によるモノクローナル抗体、特に本発明による、本明細書で前述した通りのキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片、および/またはその機能性部分と接触させる工程;
(b)該抗体および/またはその機能性部分をアミロイドタンパク質と結合させて免疫学的複合体を形成させる工程;
(c)該免疫学的複合体の形成を検出する工程;ならびに
(d)免疫学的複合体の有無と、試料または特定の身体部分もしくは部位におけるアミロイドタンパク質の有無とを相関付ける工程
を含む方法に関する。
(a)調査中の組織および/または体液を代表する試料を得る工程;
(b)抗体、特に本発明によるモノクローナル抗体、特に本発明による、本明細書で前述した通りのキメラ抗体もしくはその断片、もしくはヒト化抗体もしくはその断片、ならびに/またはその機能性部分を用いて、アミロイドタンパク質の存在に関して該試料を検査する工程;
(c)該タンパク質に結合した抗体の量を決定する工程;ならびに
(d)該組織および/または体液中の斑負荷を計算する工程
を含む方法も含まれる。
[請求項1001]
β-アミロイドタンパク質上の少なくとも1つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該エピトープが、抗体への結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸残基が、以下のコア配列(配列番号:10):
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3
の中に埋め込まれた-Lys-Leu-であり、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり、
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;かつ
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸である、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1002]
β-アミロイドタンパク質上の少なくとも1つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該エピトープが、抗体への結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸残基が、以下のコア配列(配列番号:9):
Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 - Xaa5 - Xaa6
の中に埋め込まれた-Phe-Phe-であり、
式中、
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基である、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1003]
β-アミロイドタンパク質上の少なくとも2つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該少なくとも2つのエピトープが各々、抗体の結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸が、抗体結合に関与しないかまたは該連続するアミノ酸残基よりも顕著に小さい程度に関与する少なくとも1つのアミノ酸残基によって隔てられており、該連続するアミノ酸残基がそれぞれ以下のコア配列:
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
の中に埋め込まれた-Phe-Phe-および-Lys-Leu-であり、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸であり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸である、
請求項1001または1002記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1004]
Xaa1が、HisおよびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa3が、ValおよびLeuからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸であり;かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸である、
請求項1001〜1003のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1005]
Xaa1がHisであり;
Xaa2がGlnであり;
Xaa3がValであり;
Xaa4がAlaであり;
Xaa5がGluであり;かつ
Xaa6がAspである、
請求項1004記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1006]
β-アミロイドタンパク質上の少なくとも2つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
前記少なくとも2つのエピトープが、それぞれ、- Phe -Phe - および - Lys - Leu -である抗体の結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を各々含み、かつ少なくとも2つの別個の結合部位がそれぞれ、配列番号:7に示すアミノ酸配列-Val - Phe - Phe - Ala - Glu - Asp -および配列番号:8に示すアミノ酸配列His - Gln - Lys - Leu - Val -を示す、
請求項1001〜1005のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1007]
可変領域中に非ヒト起源の少なくとも1つのCDRおよび1つまたは複数のヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに任意で、ヒトまたは霊長類が源の抗体に由来する定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片であって、
β-アミロイドタンパク質、β-アミロイド単量体ペプチド、複数のβ-アミロイド単量体単位を含む重合体可溶性アミロイドペプチド、β-アミロイドの繊維、フィブリル、またはフィラメント、および孤立しているかまたはβ-アミロイド斑の一部としてのβ-アミロイド重合体ペプチドに、以下のアミノ酸配列(配列番号:11):
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe- Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
を含むエピトープで特異的に結合することができ、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Glnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にHisであり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;かつ
Xaa3が、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAspである、
ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1008]
非ヒト起源のCDRが、エピトープを含まない抗原断片に対して作製されたドナー抗体から得られる、請求項1001〜1007のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1009]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも1つのCDR
を有する可変領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1010]
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも1つのCDR
を有する重鎖可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1011]
ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4のアミノ酸配列を持つ1つのCDR
を有する軽鎖可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1012]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1013]
ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する重鎖可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項1012記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1014]
ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、ならびに
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する軽鎖可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項1012記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1015]
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を特に示した順序で持つCDR
を有する重鎖可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1016]
ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、ならびに
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を特に示した順序で持つCDR
を有する軽鎖可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1017]
ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも3つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1018]
ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも4つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1019]
ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも5つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1020]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を持つCDR
を有する可変領域を含む、請求項1009記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1021]
少なくとも1つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1010記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1022]
少なくとも1つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1010記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1023]
少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1およびCDR2を表す配列番号:2のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1013記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1024]
少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1013記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1025]
少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1013記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1026]
少なくとも2つのCDRが、軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4およびCDR2を表す配列番号:5のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1014記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1027]
少なくとも2つのCDRが、軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項1014記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1028]
少なくとも2つのCDRが、請求項1023〜1027のいずれか一項記載のCDRの群より選択される、請求項1012記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1029]
ヒト起源または霊長類起源の、軽鎖および/または重鎖の定常領域を含む、請求項1009〜1028のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1030]
抗体がその完全な機能性を維持するように、配列番号:1〜6に示す軽鎖および重鎖のCDR領域のアミノ酸のうちの少なくとも1つを、保存的置換によって変化させる、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1031]
配列番号:5に示す軽鎖可変領域(LCVR)のCDR2のアミノ酸配列内で、Kabat位置50のLysをArg、Gln、もしくはGluによって、特にArgによって置き換え、かつ/またはKabat位置53のAsnをAla、Val、Leu、Ser、およびIle;とりわけSerによって置き換える、請求項1030記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1032]
フレームワーク配列が、KABATサブグループVKIIのヒト生殖系列VK配列である、請求項1009〜1031のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1033]
フレームワーク配列が、KABATサブグループVHIIIのヒト生殖系列VH配列である、請求項1009〜1031のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1034]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域のアミノ酸うちの少なくとも1つを、マウスのヒト化抗体ACI-01-Ab7C2の対応する領域由来のアミノ酸に対する置換またはそれに対する保存的置換によって変化させる、請求項1001〜1033のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1035]
ヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸によって置き換える、請求項1034記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1036]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換える、請求項1034記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1037]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換える、請求項1034記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1038]
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Phe、Leu、Val、Ile、およびAlaからなる群より選択されるアミノ酸によって、特にLeuおよびPheによって、とりわけPheによって置き換える、請求項1034記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1039]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換え、かつ
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Phe、Leu、Val、Ile、およびAlaからなる群より選択されるアミノ酸によって、特にLeuおよびPheによって、とりわけPheによって置き換える、請求項1034記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1040]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換える、請求項1035記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1041]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸によって、とりわけSerによって置き換える、請求項1036記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1042]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、LeuおよびIleからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけLeuによって置き換える、請求項1037記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1043]
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Pheによって置き換える、請求項1038記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1044]
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、LeuおよびIleからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgをSerによって置き換え、かつ
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrをPheによって置き換える、請求項1039記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1045]
重鎖可変領域(HCVR)が、それぞれ配列番号:15および16に示す配列と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1001〜1044のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその抗体の断片。
[請求項1046]
軽鎖可変領域(LCVR)が、それぞれ配列番号:12および13に示す配列と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1001〜1044のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1047]
重鎖可変領域(HCVR)のCDR領域のうちの少なくとも2つ、とりわけ3つが、配列番号:1〜3に示す対応するCDR領域と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1001〜1044のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1048]
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR領域のうちの少なくとも2つ、とりわけ3つが、配列番号:4〜6に示す対応するCDR領域と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1001〜1044のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1049]
配列番号:13の軽鎖可変領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1050]
配列番号:14の軽鎖定常領域をさらに含む、請求項1049記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1051]
配列番号:13の軽鎖可変領域および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1052]
配列番号:16の重鎖可変領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1053]
配列番号:17の重鎖定常領域をさらに含む、請求項1052記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1054]
配列番号:16の重鎖可変領域および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1055]
重鎖定常領域のN末端のLysが除去されている、請求項1050、1051、1053、および1054のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1056]
抗体が、IgG1、IgG2、IgG3、または突然変異したIgG4を含むIgG4アイソタイプ、特にIgG4アイソタイプである、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1057]
高度の立体構造感受性(conformational sensitivity)と特に組み合わさった、凝集阻害特性と脱凝集特性の両方を示すという点で、抗体が二重に効果的(bi-effective)である、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1058]
アミロイド単量体および/または重合体の可溶性アミロイドペプチドとの、特に例えば、Aβ単量体ペプチド1-39;1-40、1-41、もしくは1-42などのβ-アミロイド単量体ペプチド、および/または複数の該Aβ単量体単位を含む重合体可溶性β-アミロイドペプチドとの、とりわけAβ1-42単量体および/または複数の該Aβ1-42単量体単位を含むAβ重合体の可溶性アミロイドペプチドとのコインキュベーションによって、抗体が、Aβ単量体の高分子重合体のフィブリルまたはフィラメントへの凝集を阻害し、かつ
アミロイド単量体ペプチド、特に例えば、Aβ単量体ペプチド1-39;1-40、1-41、または1-42などのβ-アミロイド単量体ペプチド、とりわけAβ1-42単量体ペプチドの凝集によって形成された前形成された高分子重合体アミロイドのフィブリルまたはフィラメントとのコインキュベーションによって、抗体が、前形成された重合体のフィブリルまたはフィラメントをさらに脱凝集させることができる、
前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1059]
哺乳動物脳、特にヒト脳中に凝集したAβに実質的に結合する、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1060]
哺乳動物脳、特にヒト脳中のAβ斑負荷を低下させる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1061]
請求項1001〜1060のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
[請求項1062]
重鎖可変領域(HCVR)の相補性決定領域(CDR)2および3を表す配列番号:2および3を含む抗体可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
[請求項1063]
軽鎖可変領域(LCVR)の相補性決定領域(CDR)1を表す配列番号:4を含む抗体可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
[請求項1064]
配列番号:18および配列番号:19に示すヌクレオチド配列を含む、請求項1062記載の核酸分子。
[請求項1065]
配列番号:20に示すヌクレオチド配列を含む、請求項1063記載の核酸分子。
[請求項1066]
配列番号:22の軽鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む核酸分子。
[請求項1067]
配列番号:22の軽鎖可変領域および配列番号:23の軽鎖定常領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
[請求項1068]
配列番号:25の重鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む核酸分子。
[請求項1069]
配列番号:25の重鎖可変領域および配列番号:26の重鎖定常領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
[請求項1070]
請求項1060〜1069のいずれか一項記載のヌクレオチド配列を含む発現ベクター。
[請求項1071]
請求項1060〜1068のいずれか一項記載のヌクレオチド配列を含む発現ベクターまたは請求項1070記載の発現ベクターを含む、細胞。
[請求項1072]
治療的有効量の任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含む請求項1001〜1060のいずれか一項記載の抗体を含む、組成物。
[請求項1073]
薬学的に許容される担体を任意でさらに含む薬学的組成物である、請求項1072記載の組成物。
[請求項1074]
治療的有効量の抗体を含む、請求項1072〜1073のいずれか一項記載の組成物。
[請求項1075]
治療的有効量の任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含む請求項1001〜1060のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片、ならびに任意で、さらなる生物活性物質および/または薬学的に許容される担体および/または希釈剤および/または賦形剤を含む、混合物。
[請求項1076]
さらなる生物活性物質が、アルツハイマー病に関与するAβタンパク質などのアミロイドまたはアミロイド様タンパク質と関連する一群の疾患および障害であるアミロイドーシスの処置で用いられる化合物である、請求項1075記載の混合物。
[請求項1077]
本発明の抗体ならびに、任意で薬学的に許容される担体および/または希釈剤および/または賦形剤と共に、酸化ストレスに対する化合物、抗アポトーシス性化合物、金属キレート剤、ピレンゼピンおよび代謝物などのDNA修復の阻害剤、3-アミノ-1-プロパンスルホン酸(3APS)、1,3-プロパンジスルホネート(1,3PDS)、α-セクレターゼ活性化剤、β-およびγ-セクレターゼ阻害剤、タウタンパク質、神経伝達物質、β-シート破壊剤(breaker)、アミロイドβを除去する/枯渇させる細胞成分の誘引剤、ピログルタミン酸化したアミロイドβ3-42を含むN末端切断型アミロイドβの阻害剤、抗炎症分子、またはタクリン、リバスチグミン、ドネペジル、および/もしくはガランタミンなどのコリンエステラーゼ阻害剤(ChEI)、M1アゴニスト、ならびに任意のアミロイドもしくはタウの修飾薬物を含むその他の薬物、ならびに栄養補給剤からなる群より選択される少なくとも1つの化合物を含む、請求項1076記載の混合物。
[請求項1078]
化合物がコリンエステラーゼ阻害剤(ChEI)である、請求項1077記載の混合物。
[請求項1079]
化合物が、タクリン、リバスチグミン、ドネペジル、ガランタミン、ナイアシン、およびメマンチンからなる群より選択される化合物である、請求項1075〜1077のいずれか一項記載の混合物。
[請求項1080]
治療的有効量の抗体および/または生物活性物質を含む、請求項1075〜1079のいずれか一項記載の混合物。
[請求項1081]
アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患、などの疾患を含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害であるアミロイドーシスの影響を処置または緩和するための医薬の調製用の、キメラ抗体もしくはその断片、またはヒト化抗体もしくはその断片、および/または請求項1001〜1060のいずれか一項記載のその機能性部分、および/または請求項1072〜1074のいずれか一項記載の薬学的組成物、または請求項1075〜1080のいずれか一項記載の混合物の、使用。
[請求項1082]
アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項1081記載の使用。
[請求項1083]
アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項1081記載の使用。
[請求項1084]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の増加をもたらす、請求項1081記載の使用。
[請求項1085]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項1081記載の使用。
[請求項1086]
アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに、進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患も含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害である、アミロイドーシスの影響を防止するか、処置するか、または緩和する方法で使用するための、請求項1072〜1074のいずれか一項記載の薬学的組成物または請求項1075〜1080のいずれか一項記載の混合物の調製のための方法であって、本発明の抗体を薬学的に許容される形態で製剤化する工程を含む、方法。
[請求項1087]
抗体が組成物中に治療的有効量で含まれる、請求項1086記載の方法。
[請求項1088]
アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項1086記載の方法。
[請求項1089]
アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項1086記載の方法。
[請求項1090]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の増加をもたらす、請求項1086記載の方法。
[請求項1091]
アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力を損なうことを特徴とする、請求項1086記載の方法。
[請求項1092]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の逆転および、特に、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項1086記載の方法。
[請求項1093]
アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに、進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患も含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害である、アミロイドーシスの影響を、請求項1001〜1060のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片、および/あるいはその機能性部分、および/あるいは請求項1072〜1074のいずれか一項記載の薬学的組成物、あるいは請求項1075〜1080のいずれか一項記載の混合物をそのような障害によって冒された動物またはヒトに投与することによって、防止するか、処置するか、または緩和する方法であって、前記抗体を治療的有効量で投与する工程を含む、方法。
[請求項1094]
アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項1093記載の方法。
[請求項1095]
アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項1093記載の方法。
[請求項1096]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持の増加をもたらす、請求項1093記載の方法。
[請求項1097]
アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力を損なうことを特徴とする、請求項1093記載の方法。
[請求項1098]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項1093記載の方法。
[請求項1099]
患者におけるアミロイド関連の疾患または状態の診断の方法であって、
(a)アミロイドタンパク質を含むことが疑われる試料または特定の身体部分もしくは身体部位を、請求項1001〜1060のいずれか一項記載の抗体と接触させる工程;
(b)該抗体をアミロイドタンパク質に結合させる工程;
(c)該タンパク質に結合した抗体を検出する工程;および
(d)抗体結合の有無と、試料または特定の身体部分もしくは部位におけるアミロイドタンパク質の有無とを相関付ける工程
を含む、方法。
[請求項1100]
組織および/または体液中のアミロイド形成的な斑負荷(burden)の程度を決定する方法であって、
(a)調査中の組織および/または体液を代表する試料を得る工程;
(b)請求項1001〜1060のいずれか一項記載の抗体を用いて、アミロイドタンパク質の存在について該試料を検査する工程;
(c)該タンパク質に結合した抗体の量を決定する工程;ならびに
(d)該組織および/または体液中の斑負荷を計算する工程
を含む、方法。
[請求項1101]
請求項1001〜1060のいずれか一項記載の抗体を含む、アミロイドに関連する疾患および状態の検出および診断のための検査キット。
[請求項1102]
本発明による1つまたは複数の抗体を入れた容器、および
免疫学的複合体の有無がアミロイドタンパク質の有無と相関するように、アミロイドタンパク質に結合させて免疫学的複合体を形成させかつ該免疫学的複合体の形成を検出する目的のために抗体を用いるための、取扱説明書
を含む、請求項1101記載の検査キット。
[請求項1103]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4のアミノ酸配列を持つ少なくとも1つのCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。
[請求項1104]
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、および
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも1つのCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。
[請求項1105]
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、および
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも2つのCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。
[請求項1106]
ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも2つのCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。
[請求項1107]
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、および
特に上記で示した順序で、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。
[請求項1108]
組み込まれたヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)の、CDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を特に上記で示した順序で持つCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。
[請求項1109]
配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)。
[請求項1110]
配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片を提供する。
[請求項1111]
配列番号:13に示すシグナル配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)。
[請求項1112]
配列番号:13に示すシグナル配列を含む完全な軽鎖可変領域(LCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1113]
配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1114]
配列番号:13の完全な軽鎖可変領域(LCVR)および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1115]
配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)。
[請求項1116]
配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1117]
配列番号:16に示すシグナル配列を含む重鎖可変領域(HCVR)。
[請求項1118]
配列番号:16に示すシグナル配列を含む完全な重鎖可変領域(HCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1119]
配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1120]
配列番号:16の重鎖可変領域(HCVR)および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
[請求項1121]
Aβ単量体に実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1122]
少なくとも約1×10-7 M〜少なくとも約1×10-12 Mの、特に少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-11 Mの、より特には少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-10 Mの、さらにより特には少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約5×10-8 Mの範囲のKDによって表される結合親和性でAβ単量体に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、請求項1122記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1123]
Aβの繊維、フィブリル、またはフィラメントに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1124]
少なくとも約1×10-7 M〜少なくとも約1×10-12 Mの、特に少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-11 Mの、より特には少なくとも約1×10-9 M〜少なくとも約1×10-10 Mの、さらにより特には少なくとも約2×10-9 M〜少なくとも約8×10-9 Mの範囲内のKDによって表される結合親和性でAβ繊維、フィブリル、またはフィラメントに結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、請求項1123記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1125]
可溶性重合体アミロイドβに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1126]
Aβ単量体、および/もしくはAβの繊維、フィブリル、もしくはフィラメント、および/または可溶性重合体アミロイドβに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1127]
結合親和性が昇順に増加する、請求項1126記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1128]
Aβ繊維、フィブリル、またはフィラメントに対して、Aβ単量体に対する結合親和性よりも少なくとも10倍、特に少なくとも15倍、より特には少なくとも20倍、とりわけ少なくとも25倍高い結合親和性を示す、請求項1127記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1129]
哺乳動物の、特にヒトの脳内のAβ斑を含む凝集したAβに実質的に結合するが、好ましくはアミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1130]
哺乳動物の、特にヒトの脳内のAβ単量体を含む可溶性の繊維に実質的に結合するが、好ましくはアミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1131]
立体構造の変換を誘導することで繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させ、かつ組織および/または体液中、特に脳内の、脱凝集および可溶化したAβ形態に結合しかつ該Aβ形態を安定化することによって、その可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1132]
α-ヘリックスおよび/またはランダムコイル立体構造、特にランダムコイル立体構造、さらにより特には分子中の所与の場所における、とりわけAβタンパク質のTyr 10およびVal 12の環境におけるランダムコイル立体構造へのβ-シート立体構造の転移を誘導することができる抗体またはその断片であって、β-シート立体構造を代償にしたランダムコイル立体構造の増加、および前形成された高分子重合体アミロイドのフィブリルまたはフィラメントの向上した可溶化をもたらす、請求項1131記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1133]
β-シート立体構造の減少が、緩衝剤中でインキュベートしたそれぞれの前形成されたアミロイド重合体のフィブリルまたはフィラメント(対照)と比較して、少なくとも30%、特に少なくとも35%、およびより特には少なくとも40%、およびそれより多くにまで達する、請求項1132記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1134]
単量体形態を含む、重合体でかつあまり凝集していない可溶性のAβタンパク質種に実質的に結合し、したがってこれらのAβタンパク質種の末梢での除去および異化を修飾しかつそれらの毒性作用を低下させる、請求項1131記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1135]
マウスドナー抗体から、特にマウス抗体ACI-01-Ab7C2から得られる少なくとも1つ、特に2つ、およびより特には3つのCDR領域を組み入れた少なくとも1つの軽鎖もしくはその断片または少なくとも1つの重鎖もしくはその断片を含む抗体またはその断片であって、Aβ抗原に対して、マウスドナー抗体の親和性よりも少なくとも5倍、特に少なくとも8倍、より特には少なくとも10倍、とりわけ少なくとも15倍高い親和性を有する、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1136]
ヒト化抗体またはその断片が、脳内の凝集したアミロイドβと必ずしも結合するわけではない、請求項1083〜1085のいずれか一項記載の使用。
[請求項1137]
ヒト化抗体またはその断片が、脳内の凝集したアミロイドβと必ずしも結合するわけではない、請求項1089〜1091のいずれか一項記載の方法。
[請求項1138]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持をもたらす、請求項1081記載の使用。
[請求項1139]
認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持をもたらす、請求項1086記載の方法。
[請求項1140]
可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1141]
繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させることによって、可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1142]
ヒト組織および/または体液中、特に脳内のAβには実質的に結合しないが、立体構造の変換を誘導することで繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させ、かつ組織および/または体液中、特に脳内の、脱凝集および可溶化したAβ形態に結合しかつ該Aβ形態を安定化することによって、その可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
[請求項1143]
マウス抗体の結合親和性よりも少なくとも5倍、10倍、特に少なくとも15倍、より特には少なくとも20倍、とりわけ少なくとも100倍高い結合親和性を示す、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1144]
抗体またはその断片の親和性、特異性、および安定性がグリコシル化プロファイルの変化によって修飾されている、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1145]
配列番号:27に挙げた可変領域を含む、抗体またはその変異体。
[請求項1146]
請求項1145記載の抗体を発現する細胞株。
[請求項1147]
配列番号:29に挙げた可変領域を含む、抗体遺伝子またはその変異体。
[請求項1148]
請求項1147記載の抗体を発現する細胞株。
[請求項1149]
hC2抗体を前形成されたβ-アミロイド繊維と相互作用させる工程を含む、前形成されたβ-アミロイド繊維を脱凝集させるための方法。
[請求項1150]
Aβ誘導性の分解からニューロンを保護する、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
[請求項1151]
前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片の有効量で、ニューロンを処置する工程を含む、Aβ誘導性のニューロン分解を防止する方法。
[請求項1152]
Aβオリゴマーへの曝露によるニューロンの変性を防止するための医薬の調製用の、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片の使用。
「ポリペプチド」、「ペプチド」、および「タンパク質」という用語は、本明細書で用いる場合、互換的であり、ペプチド結合によって連結されたアミノ酸で構成される生体分子を意味するものと定義される。
開始 - 残基24前後。
前の残基は常にCysである。
後ろの残基は常にTrpである。典型的には、TRPに続いてTYR-GLNであるが、LEU-GLN、PHE-GLN、またはTYR-LEUも続き得る。
長さは10〜17残基である。
開始 - L1の末端の16残基後ろ。
前の配列は通常、ILE-TYRであるが、VAL-TYR、ILE-LYS、またはILE-PHEである場合もある。
長さは通常7残基である。
開始 - 通常L2の末端の33残基後ろ。
前の残基はCysである。
後ろの残基はPHE-GLY-X-GLYである。
長さは7〜11残基である。
開始 - 残基26(CYSの4残基後ろ)前後[Chothia / AbM定義]に。Kabat定義は5残基後ろで始まる。
前の配列はCYS-X-X-Xである。
後ろの残基はTRPで、典型的にはVALがその後に続くが、ILE、またはALAも続く。
長さはAbM定義によると10〜12残基であるが、Chothia 定義は最後の4残基を除外する。
開始 - Kabat/AbM定義のCDR-H1の末端の15残基後ろ。
前の配列は典型的には、LEU-GLU-TRP-ILE-GLY(配列番号:1)であるが、多くの変形があり得る。
後ろの残基はLYS/ARG-LEU/ILE/VAL/PHE/THR/ALA-THR/SER/ILE/ALAである。
長さは、Kabat定義によると16〜19残基である(AbM定義は7残基より早く終わる)。
開始 - CDR-H2の末端の33残基後ろ(CYSの2残基後ろ)。
前の配列はCYS-X-X(典型的にはCYS-ALA-ARG)である。
後ろの配列は、TRP-GLY-X-GLYである。
長さは、3〜25残基である。
本発明は、本明細書に含まれる特定の態様に関する以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解されると思われる。本発明をその特定の態様の具体的な詳細を参照しながら説明しているが、このような詳細は本発明の範囲を制限するものとみなされるべきではない。
発現ベクターpSVgptは、pSV2gpt(Mulligan and Berg, 1980)に基づいており、かつ細菌細胞での選択用のアンピシリン耐性遺伝子、哺乳動物細胞での選択用のgpt遺伝子、マウス重鎖免疫グロブリンエンハンサー領域、定常領域遺伝子をコードするゲノム配列、およびSV40ポリA配列を含む。発現用の重鎖可変領域をHindIII〜BamHI断片として挿入する。
マウスC2抗体のCDRL2配列(「KVSNRFS」)を、抗体活性に悪影響を及ぼすことなく少し修飾してもよい。保存的置換を、位置50におけるKとRの交換および位置53におけるNとSの交換によって行ってもよい。それゆえに、2つの代わりとなるCDRL2配列は、それぞれ「RVSNRFS」および「KVSSRFS」である。これらを、その他の変化を伴うことなく、それぞれC2 VK-RおよびC2 VK-SとしてマウスVK配列に組み入れる。
本発明による抗体、特に本発明によるモノクローナル抗体は、生理的に許容される製剤として調製することができ、かつ薬学的に許容される、担体、希釈剤、および/または賦形剤を公知の手法を用いて含んでもよい。例えば、任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含む、本発明によるおよび本明細書に前述した通りの抗体、特に任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含むモノクローナル抗体を、薬学的に許容される、担体、希釈剤および/または賦形剤と混ぜ合わせて、治療用組成物を形成させる。適した薬学的担体、希釈剤および/または賦形剤は当技術分野で周知であり、これには例えば、リン酸緩衝食塩水、水、水中油型エマルジョンなどのエマルジョン、様々な種類の湿潤剤、滅菌溶液などが含まれる。
さらなる態様において、本発明は、アミロイド関連の疾患または状態の検出および診断のための方法およびキットを提供する。これらの方法には、生物学的試料中かまたはインサイチュー状態で物質を検出または定量化するのに一般に用いられる、公知の免疫学的方法が含まれる。
材料
マウスモノクローナル抗体ACI-O1-Ab7C2(本出願の全体を通じて、「mC2」と名付けられかつヒト化C2抗体についてはhC2と名付けられている)の開発および調製は、その開示が参照により本明細書に組み入れられる、2005年12月12日に出願された同時係属中の出願であるEP05 02 7092.5に記載されている。
アミロイドβに対する結合についてのELISAにより、C2抗体の効力の信頼できる測定がもたらされた。陽性対照抗体、マウスFP-12H3-C2抗体(Genovacロット番号:AK379/01)、および標準的なChemiconの抗体1560(ロット番号:0508008791)。
免疫系動員は臨床抗体候補に望ましくないので、重鎖用に選択されたヒト定常領域は、ヒンジ領域中の位置228のセリンをプロリンに変化させるよう修飾された、ヒトIgG4(HuIgG4 Ser-Pro)であった。この突然変異は、鎖間ジスルフィド結合を安定化し、かつネイティブなヒトIgG4調製物で起こり得る半分子の形成を防止する。産生細胞株から発現された抗体はまた、末端リジンが取り除かれていると考えられる。ヒト定常領域HuIgG4 Ser-Proおよびヒトカッパの配列をそれぞれ、配列番号:17および14に示す。
トータルRNAを、3×106個のハイブリドーマ細胞(T175フラスコ1つ)からQiagen RNeasyミニキット(カタログ番号:74104)を用いて調製した。RNAを50μL 水に溶出し、1.2%アガロースゲルで調べた。細胞由来の馴化培地を保持し、試料を抗体活性アッセイ法で検査するために用いた。
その最も一般的形態のヒトキメラ抗体は、マウス(またはその他の非ヒト)可変領域に連結されたヒト定常領域からなる。キメラ抗体は、第一に正しい可変領域が同定されているかどうかという確認のために、第二にヒト化された抗体または人工的に作製された抗体と同じエフェクター機能を持ちかつ同じ二次検出試薬を利用する、抗原結合アッセイ法における対照抗体としての使用のために、非常に有用なツールを提供し、また抗体の特定の標的に関するヒト定常領域の薬物動態およびその他の特性を検討するのに用いてもよい。
3.1 安定細胞株における発現
抗体発現用の宿主細胞株は、European Collection of Animal Cell Cultures, Porton UK(ECACC番号85110503)から入手した、免疫グロブリンを産生しないマウスミエローマであるNS0であった。重鎖および軽鎖の発現ベクターを、エレクトロポレーションでNS0細胞にコトランスフェクトした。gpt遺伝子を発現するコロニーを、10%胎仔ウシ血清(FBS)、0.8 μg/ml ミコフェノール酸、および250 μg/ml キサンチンを補充したダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)中で選択した。トランスフェクトされた細胞クローンを、ヒト抗体の産生についてヒトIgG用のELISAでスクリーニングした。抗体を分泌する細胞株を増殖させ、最も多く産生するものを選択しかつ液体窒素中に沈めて凍結した。各々の抗体についての最高の産生細胞株を、上記と同じだが、FBSを5%しか含まない培地中で増殖させた。キメラ抗体をProsep(登録商標)-A(Bioprocessing Ltd)を用いて精製した。濃度をヒトIgGκ抗体用のELISAで決定した。抗体をSDS-PAGEでも解析した。
異なるキメラ抗体の検査を捗らせるために、一過性発現を用いて、検査用の組換え抗体を含む少量の細胞上清を速やかに産生した。mC2 VHおよびVK発現カセットを、一過性発現用のpcDNA3.1(Invitrogen)に基づくベクターに移した。重鎖ベクターには、ヒトIgG定常領域が含まれた。軽鎖ベクターには、ヒトカッパ定常領域が含まれた。mC2 VH AFおよびmC2 VH Bの両方を、mC2 VKと共に、Lipofectamine 2000試薬(Invitrogenカタログ番号:11668)を用いて製造業者によって供給されたプロトコルに従って、ヒト胎児腎臓(HEK 298)細胞にトランスフェクトした。馴化培地を細胞からトランスフェクション3日後に採取した。産生された抗体の量をヒトIgGκ抗体用のELISAで決定した。
4.1 一過性トランスフェクションによって産生されたキメラC2抗体の活性
2つの異なるキメラ抗体についての一過性トランスフェクション由来の馴化培地の試料を、アミロイドβに対する結合についてELISAで検査した。結果は、C2 VH AFが正しい配列であるということを明確に示している。C2 VH AF/C2 VKキメラ抗体は本アッセイでよく結合するが、C2 VH B/C2 VKは結合を全く示さない。Chemicon 1560マウス対照抗体は良好な結合を示したが、供給された精製マウスC2抗体による結合はわずかであった。ヒト定常領域を持つキメラ抗体と比較して、異なる二次抗体を、マウス定常領域を持つマウス抗体に利用したので、結果は直接的には比較可能ではないということに留意すべきである。C2ハイブリドーマ由来の馴化培地は本アッセイで良好な結果をもたらすことが後に分かった。
2つの異なるC2キメラ抗体を、記載したような安定なNS0細胞株から精製し、アミロイドβELISAを用いて検査した。得られた結果は、一過性発現された抗体で得られた結果と一致している。C2 ChVH AF/ChVK抗体はELISAでよく結合し、C2 ChVH B/ChVK抗体は全く結合しない。
mC2 VHおよびVKアミノ酸配列を、NCBIおよびKabatデータベース中の齧歯類抗体VHおよびVK配列と比較した。
mC2 VKに対して最も近似して一致するマウス生殖系列遺伝子は、bbl、Locus MMU231201である(Schable et al, 1999)。わずか2つのアミノ酸がこの生殖系列配列とは異なっており、両方ともCDRL1内に位置する。類似しているが、同一ではない配列を持つ成熟マウス抗体が見出される。幾つかは、同一のCDRL2および同一のCDRL3を有するが、mC2のCDRL1は独特であるように思われる。mC2 VKをKabatサブグループMuVKIIに割り当てることができる。mC2 VKの位置87は、サブグループ中でより一般的であるYではなくFであり、このことは、このフレームワーク残基が抗体活性に重要であり得るということを示している。ヒト生殖系列VK配列との比較により、サブグループVKII由来の遺伝子がmC2 VKに対して最高に一致するものであるということが示されている(Cox et al, 1994)。配列DPK15をヒトJ領域HuJK1と共に選択し、ヒト化VK用のアクセプターフレームワーク配列を提供した。
mC2 VH AFに対して最も近似して一致するマウス生殖系列遺伝子は、VH7183、Locus AF120466である(Langdon et al, 2000)。比較を図3に示す。9つのアミノ酸がこの生殖系列配列とは異なり、大部分がCDR2の中に位置している。同一または類似の(1残基異なる)CDR1を持つかまたは類似のCDR2(1残基異なる)を持つ成熟マウス抗体が見出されるが、3つ全てのCDRがmC2 VH AFと同一である抗体はない。mC2抗体のCDR3は異常に短く、わずか3残基からなる。しかしながら、この長さのCDR3を持つその他の抗体がデータベース中で見出される。mC2 VH AFをKabatサブグループMuVHIIIDに割り当てることができる。mC2 VHの残基47は、より一般的なWではなくLであり、残基94は通常のRではなくSであり、このことはこれらのフレームワーク残基が抗体活性に有用であり得るということを示している。ヒト生殖系列VH配列との比較により、サブグループVHIII由来の遺伝子がmC2 VHに対して最高に一致するものであるということが示されている。配列DP54をヒトJ領域HuJH6と共に選択し、ヒト化VH用のアクセプターフレームワーク配列を提供した。
修飾された可変領域を、重複するPCR組換えという方法で構築した。キメラ抗体、C2 ChVH AF and C2 ChVK用の発現カセットを、フレームワーク領域の必要とされる配列への突然変異導入のための鋳型として用いた。改変されるべき領域を包含する突然変異導入プライマー対の組を合成した。産生されたヒト化VHおよびVK発現カセットをpUC19にクローニングし、DNA配列全体が各々のVHおよびVKについて正しいことを確認した。修飾された重鎖および軽鎖のV領域遺伝子を、pUC19からHindIII〜BamHI発現カセットとして切り出した。これらを、キメラ抗体ベクターについてと同様に、ヒトIgG4 Ser-Proまたはκの定常領域をそれぞれ含む発現ベクターpSVgptおよびpSVhygに移した。DNA配列が、発現ベクター中のヒト化VHおよびVKについて正しいことを確認した。
7.1 安定細胞株における発現
ヒト化重鎖および軽鎖の発現ベクターを、キメラ抗体の発現についてと同様に、NS0細胞にエレクトロポレーションでコトランスフェクトした。抗体産生細胞株を選択および増殖させ、キメラ抗体についてと全く同様に、ヒト化抗体を精製した。精製された抗体をSDS-PAGEで解析した。
異なるヒト化VHおよびVK構築物の検査を捗らせるために、C2ヒト化VHおよびVK発現カセットもまた、第7.2節で記載した一過性発現用のベクターに移した。4つのヒト化C2 VK構築物を、キメラC2 VH構築物と共に、HEK293細胞にコトランスフェクトした。同様に、4つのヒト化C2 VH構築物を、キメラC2 VK構築物と共に、HEK293細胞にコトランスフェクトした。トランスフェクション3日後に馴化培地を細胞から採取した。産生された抗体の量を、ヒトIgGκ抗体用のELISAで決定した。
8.1 一過性トランスフェクションによって産生されたヒト化C2抗体の活性
一過性トランスフェクション由来の馴化培地の試料を、アミロイドβELISAで検査した。得られた結果は、ヒト化VH構築物C2 HuVH AFのバージョン2および4が、キメラC2カッパ鎖と組み合わせた場合に機能的であり、かつ本アッセイでキメラC2抗体と同程度であるということを明確に示している。対照的に、キメラC2カッパ鎖と組み合わせたC2 HuVH AFのバージョン1および3を含む抗体は、本アッセイで結合を全く示さない。これは、位置94でのマウス残基の置換が抗体活性に必須であるということを示している。4つのヒト化C2カッパ鎖と組み合わせたキメラC2重鎖を含む抗体は全て、キメラ抗体と同程度の、良好な結合をELISAで示した。
2つのヒト化重鎖および4つのヒト化軽鎖の全ての組み合わせを含む8つの異なるヒト化C2抗体を、記載したような安定なNS0細胞株から精製し、アミロイドβELISAを用いて検査した(図4)。
9.1 修飾されたCDR2を持つ軽鎖の設計
上で触れたように、多くの抗体は、C2抗体と同じCDRL2配列(「KVSNRFS」)を共有する。抗体活性に悪影響を及ぼすことなくCDRL2を少し修飾することができるか否かを検査することにした。2つの保存的置換、すなわち、位置50におけるKとRの置換および位置53におけるNとSの置換を選択した。それゆえに、2つの代わりとなるCDRL2配列は、「RVSNRFS」および「KVSSRFS」である。これらを、その他の変化を伴うことなく、それぞれmC2 VK-R and mC2 VK-Sとして、マウスVK配列に組み入れた。
第11.2.1節で記載した修飾されたCDRL2を持つ2つのC2軽鎖構築物を、一過性発現用の軽鎖ベクターにクローニングした。各々を、キメラC2 VHベクターと共に、HEK293細胞にコトランスフェクトした。トランスフェクション3日後に馴化培地を細胞から採取した。産生された抗体の量を、ヒトIgGκ抗体用のELISAで決定した。
mC2 VHと組み合わせた修飾されたCDRL2を持つmC2 VKの一過性トランスフェクション由来の馴化培地の試料を、アミロイドβELISAで検査した(図5)。VK-R抗体およびVK-S抗体の両方がキメラC2抗体と同程度であり、CDRL2に対する選ばれた個々の修飾が、本アッセイで抗体の活性に際立った影響を及ぼさないということを示している。
マウス(ACI-O1-Ab-7-C2)抗体、キメラ(AF)抗体、およびヒト化抗体(H4K1;H4K4)の結合特異性および親和性を評価するために、アミロイドβ1-42の単量体および繊維をCM5チップ上に固定化した抗原として用いて、BIACORE(登録商標)解析を行った。BIACORE(登録商標)技術は、層上に固定化した抗原への抗体の結合による、表面層での屈折率の変化を利用する。結合は、表面から屈折するレーザー光の表面プラズモン共鳴(SPR)によって検出される。結合速度および解離速度に関するシグナル動力学の解析により、非特異的相互作用と特異的相互作用の区別が可能となる。使用した抗体の濃度は、0.05 μM〜1.0 μMの範囲であった。
11.1 ヒト脳切片
健康な患者、非認知症の前AD患者、およびAD患者由来の脳を、BonnのUniversitatsklinikから倫理的承認後に入手した。脳をホルムアルデヒド中で固定し、海馬領域を脱水し、パラフィン中に包埋し、5 μm切片をミクロトームで切った。パラフィン切片を使用するまでRTで保存した。新鮮材料用に、5 μm凍結切片をクライオスタットで切り、切片を使用するまで-80℃で保存した。
パラフィン切片を脱パラフィン処理し、スライドをキシレン、次いで100% エタノール、90% エタノール、および70% エタノールに浸すことによって再水和した。バックグラウンドを、10% H202、10% メタノールを含む水の中での30分間のインキュベーションによって減少させた。スライドを100% ギ酸中で3分間インキュベートすることによって、抗原回復を得た。Tris緩衝化食塩水(TBS、pH 7.5)中での3回の洗浄の後、10% BSA、0.25% Triton X-100を含むTBS中でのスライドの2時間のインキュベーションによって、非特異的標識をブロッキングした。洗浄した後(TBS中で3回)、非標識抗ヒトIgG(Biomeda)を添加し、スライドを湿潤チャンバーの中で終夜RTでインキュベートすることによって、内在性抗体のブロッキングを行った。さらに3回の洗浄後、一次ヒト抗アミロイド抗体をスライドに添加し、さらに24時間RTでインキュベートした。洗浄後、アルカリホスフォターゼ標識された二次抗ヒトIgG(Sigma)をスライドに添加し、2時間RTでインキュベートした。洗浄後、スライドをLiquid permanent Red(Dakocytomation)で染色し、水で洗浄し、退色しないマウント剤(corbitbalsam)を用いて標本にする前に風乾した。
A = 結合するキメラ抗体AF(IgG4)(mC2Ch VHAF)
B = 結合しないキメラ抗体B(IgG4)(mC2VHB)
C = 結合するヒト化抗体H4K1(IgG4)(HuVH4/HuVK1)
マウス = ACI-01-Ab-C2マウス抗体(IgG2b)
12.1 mC2抗体の結合後のAa1-42繊維の立体構造の改変および脱凝集の開始
前形成されたβ-アミロイド(Aβ1-42)繊維を抗体が脱凝集させる機序について評価するために、脱凝集を測定するチオフラビン-T(Th-T)蛍光アッセイと、二次立体構造を分析するU-13Cチロシン10およびバリン12で標識したAβ1-42ペプチドの固体核磁気共鳴(NMR)との直接比較を行った(図7A)。mC2抗体は、前形成されたAβ1-42繊維の35.4%を可溶化し、同時にβ-シートからランダムコイル状への二次立体構造の変換を誘導した。ランダムコイル立体構造に対するβ-シート立体構造の集団の減少は35%という程度であり、このため蛍光Th-Tアッセイを用いて測定したものとよく一致する(図7B)。これらのデータは、mC2抗体の結合によって二次構造の転移が惹起され、それがβ-シートの平行的分子間配置の不安定化を引き起こして、伸長した繊維のより小型の断片への分解に影響を及ぼす可能性を示している。
抗体抗原結合エネルギーのある割合を抗原の立体構造のエネルギー依存的な改変のために利用し得ることが科学文献で周知であることから(Blond and Goldberg, 1987)、Aβ1-42タンパク質全体、および抗体エピトープを含むより小型の9アミノ酸長のペプチドに対するC2抗体の結合親和性に関する比較実験を行った(図8)。この比較のために、ヒト化抗体C2の親和性を、C2のエピトープの完全アミノ酸配列をカバーするビオチン化ペプチド(Mimotopes社により製造、ANAWA Trading SA社より購入)およびビオチン化完全Aβ1-42ペプチド(Bachem)を用いるELISAによって分析した。分析は製造元(Mimotopes)の指示に従って行った。図8および表2で示すように、この抗体は、全Aβ1-42タンパク質に対するよりも、その特定のエピトープ(Aβ1-42配列のアミノ酸13-21)を含むペプチドに対して36.0%高い親和性で結合した。このため、結合親和性エネルギーの違いが、抗体相互作用のためにより許容される位置で抗原を提示するような、アミロイドタンパク質の二次立体構造のエネルギー消費性転移に用いられたことが示唆された。これは、抗体の親和性が、単離されたサブユニットに対するよりも自然な状態(全アミロイドタンパク質)に対して低い理由を説明する。
ヒト化抗ヒトアミロイドβモノクローナル抗体hC2がアミロイドβ(Aβ)に対する抗凝集および脱凝集効果を仲介する能力を評価するために、チオフラビンT分光蛍光アッセイを遂行した。
Aβ1-42凍結乾燥粉末をヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)で再構成し、1 mMにした。ペプチド溶液を15分間室温で超音波処理し、終夜撹拌し、アリコートを作製してシリコン処理していない微小遠心分離チューブに入れた。その後、HFIPをアルゴンの流れの下で蒸発させた。結果として生じるペプチド膜を10分間真空乾燥させ、使用するまで-80℃で保存した。
前凝集されたAβ1-42の抗体介在性の脱凝集についてアッセイするために、上記のように調製した低分子量Aβ1-42を、27% DMSOおよび1×PBS中の110 μM溶液として作製した。その後、この溶液を37℃で24時間凝集させ、その後以下を添加した:3.3または0.33 μM 前希釈抗体、および10 μM チオフラビンT 。これにより、1:10および1:100の抗体 対 Aβ1-42のモル比が結果的にもたらされた。その後、この溶液をさらに24時間37℃でインキュベートした。その後、分光蛍光を測定し、脱凝集パーセントを以下で記載するように計算した。
13.4.1 Aβ1-42凝集の阻害
hC2抗体を用いたAβ1-42凝集の阻害を表3および図11に示す。1:100の抗体 対 Aβ1-42モル比では、阻害が平均して30%であったのに対し(2回の独立の実験)、1:10のモル比では、阻害は平均して80%であった(2回の独立の実験;表3参照)。
hC2抗体を用いた前凝集されたAβ1-42の脱凝集を表4および図12に示す。1:100の抗体 対 Aβ1-42モル比では、脱凝集が平均して24%であったのに対し、1:10のモル比では、阻害は平均して32%であった(3回の独立の実験;表4参照)。
単量体アミロイド、重合体可溶性アミロイド、およびフィブリルアミロイドという、異なる段階の重合体化されたアミロイドタンパク質に対するmC2の特異性を評価するために、これらの異なる段階の重合体β-アミロイドでコーティングしたELISAを行った(図9)。単量体は(Klein, 2002)によって公表された修正法によって調製し、可溶性重合体アミロイドβは(Barghorn et al., 2005)によって調製する一方で、繊維は、1 μg/μlの最終濃度のアミロイド(Bachem, Switzerland)のTris/HCl pH 7.4中で37℃で5日間のインキュベーション、それに続く遠心分離工程(10,000 rpm、5分間)によって前形成した。その後、アミロイド重合体をELISAプレート上に55 μg/mlの最終濃度でコーティングし、アルカリホスフォターゼで標識された抗マウスIgGモノクローナル抗体(Jackson)を用いることによる結合親和性ELISAを行った。表5に示したように、mC2抗体は、繊維に対してよりも高い親和性で可溶性重合体アミロイドβに結合し、単量体に対しては最も低い親和性で結合した。これらのデータは、抗体の結合がアミロイドエピトープによって、および異なるアミロイド凝集体の立体構造によって影響を受けるということを示している。
ヒト化モノクローナル抗体hC2のエピトープマッピングを、3種の異なるペプチドライブラリーを用いるELISAによって行った。1つのライブラリーは、Aβ1-42の完全アミノ酸(aa)配列をカバーする合計33種のビオチン化ペプチドを含んだ(Mimotopes社により製造、ANAWA Trading SA社から購入)。第2のライブラリーは、第1のペプチドライブラリーからのペプチド12(Aβのaa12-20)を用い、配列中の各aaがアラニンによって置換されたビオチン化ペプチドを含み(以下の表8を参照)、第3のライブラリーは、ビオチン化ペプチド13、14または15(Aβのaa 13-21、14-22、または15-23)を含み、それぞれの場合に最後のアミノ酸はアラニンに、またはすでにそれがアラニンであるaa 21についてはグリシンに置換されている(以下の表9を参照)。ビオチン化完全Aβ1-42ペプチドを陽性対照として用いた(Bachem)。エピトープマッピングは製造元(Mimotopes)の指示に従って行った。手短に述べると、ストレプトアビジンでコーティングしたプレート(NUNC)を、PBS中の0.1%BSAにより4℃で一晩かけてブロッキングした。PBS-0.05% Tween 20で洗浄した後に、PBS中の0.1% BSA、0.1%アジ化ナトリウム中に最終濃度10μMに希釈したライブラリーからの種々のペプチドにより、プレートを室温で1時間かけてコーティングした。洗浄後に、プレートを、PBS中の2% BSA、0.1%アジ化ナトリウム中に200ng/mlに希釈したhC2抗体または非Aβ結合キメラIgG4抗体と共に、室温で1時間インキュベートした。プレートを再び洗浄し、アルカリホスファターゼが結合したヤギ抗ヒトIgGと共に室温で1時間インキュベートした。最終洗浄の後に、プレートをホスファターゼ基質(pNPP)と共にインキュベートし、ELISAプレートリーダーを用いて405nmで読み取りを行った。
抗体hC2がAβオリゴマー誘導性の変性からニューロンを保護する能力をインビトロアッセイで評価した。胎生期16.5〜17.5日目のマウス皮質ニューロンを単離し、解離させ、インビトロでN3-F12培地中で培養した。細胞を合計9日間成長させ、3日目と、およびAβオリゴマーまたはAβオリゴマーおよび抗Aβ抗体hC2を添加する日に栄養を与えた。5日目(「4日間のAβ」)または6日目(「3日間のAβ」)に、あるウェルの細胞を、2 μM Aβオリゴマーのみか、または2 μM Aβオリゴマーおよび50 μg/mL 抗Aβ抗体hC2のいずれかで処置した。
合計8つの異なる抗体を、軽鎖ヒト化C2HuVK1、C2HuVK2、C2HuVK3、C2HuVK4、ならびに重鎖C2HuVHAF4およびC2HuVHAF2を用いて構築した。
配列番号:1 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域(CDR1)のアミノ酸配列。
配列番号:2 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域(CDR2)のアミノ酸配列。
配列番号:3 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域(CDR3)のアミノ酸配列。
配列番号:4 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域(CDR1)のアミノ酸配列。
配列番号:5 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域(CDR2)のアミノ酸配列。
配列番号:6 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域(CDR3)のアミノ酸配列。
配列番号:7 Aβエピトープ領域2のアミノ酸配列。
配列番号:8 Aβエピトープ領域1のアミノ酸配列。
配列番号:9 修飾されたAβエピトープ領域2のアミノ酸配列。
配列番号:10 修飾されたAβエピトープ領域1のアミノ酸配列。
配列番号:11 完全な修飾されたエピトープ領域のアミノ酸配列。
配列番号:12 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域のアミノ酸配列。
配列番号:13 C2ヒト化軽鎖のアミノ酸配列。
配列番号:14 ヒト化C2軽鎖定常領域のアミノ酸配列。
配列番号:15 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域のアミノ酸配列。
配列番号:16 C2ヒト化重鎖のアミノ酸配列。
配列番号:17 修飾されたIGガンマ-4鎖C領域のアミノ酸配列。
配列番号:18 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域のCDR2のヌクレオチド配列。
配列番号:19 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域のCDR3のヌクレオチド配列。
配列番号:20 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域のCDR1のヌクレオチド配列。
配列番号:21 C2 HuVK 1ヒト化軽鎖可変領域のヌクレオチド配列。
配列番号:22 C2ヒト化軽鎖のヌクレオチド配列。
配列番号:23 C2ヒト化軽鎖定常領域のヌクレオチド配列。
配列番号:24 C2 HuVH AF 4ヒト化重鎖可変領域のヌクレオチド配列。
配列番号:25 C2ヒト化重鎖のヌクレオチド配列。
配列番号:26 C2ヒト化重鎖定常領域のヌクレオチド配列。
配列番号:27 マウスC2軽鎖可変領域のアミノ酸配列。
配列番号:28 マウスC2重鎖可変領域のアミノ酸配列。
配列番号:29 マウスC2軽鎖可変領域のヌクレオチド配列。
配列番号:30 マウスC2軽鎖のヌクレオチド配列。
配列番号:31 マウスC2重鎖可変領域のヌクレオチド配列。
配列番号:32 マウスC2重鎖のヌクレオチド配列。
Claims (152)
- β-アミロイドタンパク質上の少なくとも1つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該エピトープが、抗体への結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸残基が、以下のコア配列(配列番号:10):
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3
の中に埋め込まれた-Lys-Leu-であり、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり、
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;かつ
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸である、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - β-アミロイドタンパク質上の少なくとも1つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該エピトープが、抗体への結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸残基が、以下のコア配列(配列番号:9):
Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 - Xaa5 - Xaa6
の中に埋め込まれた-Phe-Phe-であり、
式中、
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基であり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基である、
キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - β-アミロイドタンパク質上の少なくとも2つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
該少なくとも2つのエピトープが各々、抗体の結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を含み、該少なくとも2つの連続するアミノ酸が、抗体結合に関与しないかまたは該連続するアミノ酸残基よりも顕著に小さい程度に関与する少なくとも1つのアミノ酸残基によって隔てられており、該連続するアミノ酸残基がそれぞれ以下のコア配列:
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe - Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
の中に埋め込まれた-Phe-Phe-および-Lys-Leu-であり、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Gln、Lys、およびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa3が、Ala、Val、Leu、ノルロイシン、Met、Phe、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa4が、Ala、Val、Leu、Ser、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸であり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸である、
請求項1または2記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - Xaa1が、HisおよびArgからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa3が、ValおよびLeuからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸であり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸であり;かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸である、
請求項1〜3のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - Xaa1がHisであり;
Xaa2がGlnであり;
Xaa3がValであり;
Xaa4がAlaであり;
Xaa5がGluであり;かつ
Xaa6がAspである、
請求項4記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - β-アミロイドタンパク質上の少なくとも2つのエピトープに特異的に結合する、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片であって、
前記少なくとも2つのエピトープが、それぞれ、- Phe -Phe - および - Lys - Leu -である抗体の結合に主に関与する少なくとも2つの連続するアミノ酸残基を各々含み、かつ少なくとも2つの別個の結合部位がそれぞれ、配列番号:7に示すアミノ酸配列-Val - Phe - Phe - Ala - Glu - Asp -および配列番号:8に示すアミノ酸配列His - Gln - Lys - Leu - Val -を示す、
請求項1〜5のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - 可変領域中に非ヒト起源の少なくとも1つのCDRおよび1つまたは複数のヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに任意で、ヒトまたは霊長類が源の抗体に由来する定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片であって、
β-アミロイドタンパク質、β-アミロイド単量体ペプチド、複数のβ-アミロイド単量体単位を含む重合体可溶性アミロイドペプチド、β-アミロイドの繊維、フィブリル、またはフィラメント、および孤立しているかまたはβ-アミロイド斑の一部としてのβ-アミロイド重合体ペプチドに、以下のアミノ酸配列(配列番号:11):
Xaa1 - Xaa2 - Lys - Leu - Xaa3 - Phe - Phe- Xaa4 _ Xaa5 _ Xaa6
を含むエピトープで特異的に結合することができ、
式中、
Xaa1が、His、Asn、Glnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にHisであり;
Xaa2が、AsnおよびGlnからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGlnであり;かつ
Xaa3が、Val、Leu、およびIleからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にValであり;
Xaa4が、AlaおよびValからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAlaであり;
Xaa5が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にGluであり、かつ
Xaa6が、GluおよびAspからなる群より選択されるアミノ酸残基、特にAspである、
ヒト化抗体またはその断片。 - 非ヒト起源のCDRが、エピトープを含まない抗原断片に対して作製されたドナー抗体から得られる、請求項1〜7のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも1つのCDR
を有する可変領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも1つのCDR
を有する重鎖可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4のアミノ酸配列を持つ1つのCDR
を有する軽鎖可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する重鎖可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項12記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、ならびに
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも2つのCDR
を有する軽鎖可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項12記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を特に示した順序で持つCDR
を有する重鎖可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、ならびに
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を特に示した順序で持つCDR
を有する軽鎖可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも3つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも4つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト化抗体が、
ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ、少なくとも5つのCDR
を有する可変領域を含むヒト化抗体であって、同じCDRが該抗体中に二度は存在し得ない、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、ならびに
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3、ならびに軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を持つCDR
を有する可変領域を含む、請求項9記載のヒト化抗体またはその断片。 - 少なくとも1つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項10記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも1つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項10記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1およびCDR2を表す配列番号:2のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項13記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項13記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項13記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4およびCDR2を表す配列番号:5のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項14記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を持つCDRである、請求項14記載のヒト化抗体またはその断片。
- 少なくとも2つのCDRが、請求項23〜27のいずれか一項記載のCDRの群より選択される、請求項12記載のヒト化抗体またはその断片。
- ヒト起源または霊長類起源の、軽鎖および/または重鎖の定常領域を含む、請求項9〜28のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 抗体がその完全な機能性を維持するように、配列番号:1〜6に示す軽鎖および重鎖のCDR領域のアミノ酸のうちの少なくとも1つを、保存的置換によって変化させる、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:5に示す軽鎖可変領域(LCVR)のCDR2のアミノ酸配列内で、Kabat位置50のLysをArg、Gln、もしくはGluによって、特にArgによって置き換え、かつ/またはKabat位置53のAsnをAla、Val、Leu、Ser、およびIle;とりわけSerによって置き換える、請求項30記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- フレームワーク配列が、KABATサブグループVKIIのヒト生殖系列VK配列である、請求項9〜31のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- フレームワーク配列が、KABATサブグループVHIIIのヒト生殖系列VH配列である、請求項9〜31のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域のアミノ酸うちの少なくとも1つを、マウスのヒト化抗体ACI-01-Ab7C2の対応する領域由来のアミノ酸に対する置換またはそれに対する保存的置換によって変化させる、請求項1〜33のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- ヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸によって置き換える、請求項34記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換える、請求項34記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換える、請求項34記載のヒト化抗体またはその断片。 - 配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Phe、Leu、Val、Ile、およびAlaからなる群より選択されるアミノ酸によって、特にLeuおよびPheによって、とりわけPheによって置き換える、請求項34記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけSerによって置き換え、かつ
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Phe、Leu、Val、Ile、およびAlaからなる群より選択されるアミノ酸によって、特にLeuおよびPheによって、とりわけPheによって置き換える、請求項34記載のヒト化抗体またはその断片。 - 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、Leu、ノルロイシン、Ile、Val、Met、Ala、およびPheからなる群より選択されるアミノ酸、特にLeuおよびIle、とりわけLeuによって置き換える、請求項35記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgを、SerおよびThrからなる群より選択されるアミノ酸によって、とりわけSerによって置き換える、請求項36記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、LeuおよびIleからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけLeuによって置き換える、請求項37記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrを、Pheによって置き換える、請求項38記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置47のTrpを、LeuおよびIleからなる群より選択されるアミノ酸、とりわけLeuによって置き換え、かつ
配列番号:15に示すヒト由来または霊長類由来の重鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置94のArgをSerによって置き換え、かつ
配列番号:12に示すヒト由来または霊長類由来の軽鎖可変領域のフレームワーク領域中のKabat位置87のTyrをPheによって置き換える、請求項39記載のヒト化抗体またはその断片。 - 重鎖可変領域(HCVR)が、それぞれ配列番号:15および16に示す配列と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1〜44のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその抗体の断片。
- 軽鎖可変領域(LCVR)が、それぞれ配列番号:12および13に示す配列と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1〜44のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 重鎖可変領域(HCVR)のCDR領域のうちの少なくとも2つ、とりわけ3つが、配列番号:1〜3に示す対応するCDR領域と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1〜44のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 軽鎖可変領域(LCVR)のCDR領域のうちの少なくとも2つ、とりわけ3つが、配列番号:4〜6に示す対応するCDR領域と90%、特に95%、より特には98%同一であるアミノ酸配列を有する、請求項1〜44のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:13の軽鎖可変領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:14の軽鎖定常領域をさらに含む、請求項49記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:13の軽鎖可変領域および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:16の重鎖可変領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:17の重鎖定常領域をさらに含む、請求項52記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 配列番号:16の重鎖可変領域および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、キメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 重鎖定常領域のN末端のLysが除去されている、請求項50、51、53、および54のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 抗体が、IgG1、IgG2、IgG3、または突然変異したIgG4を含むIgG4アイソタイプ、特にIgG4アイソタイプである、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 高度の立体構造感受性(conformational sensitivity)と特に組み合わさった、凝集阻害特性と脱凝集特性の両方を示すという点で、抗体が二重に効果的(bi-effective)である、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- アミロイド単量体および/または重合体の可溶性アミロイドペプチドとの、特に例えば、Aβ単量体ペプチド1-39;1-40、1-41、もしくは1-42などのβ-アミロイド単量体ペプチド、および/または複数の該Aβ単量体単位を含む重合体可溶性β-アミロイドペプチドとの、とりわけAβ1-42単量体および/または複数の該Aβ1-42単量体単位を含むAβ重合体の可溶性アミロイドペプチドとのコインキュベーションによって、抗体が、Aβ単量体の高分子重合体のフィブリルまたはフィラメントへの凝集を阻害し、かつ
アミロイド単量体ペプチド、特に例えば、Aβ単量体ペプチド1-39;1-40、1-41、または1-42などのβ-アミロイド単量体ペプチド、とりわけAβ1-42単量体ペプチドの凝集によって形成された前形成された高分子重合体アミロイドのフィブリルまたはフィラメントとのコインキュベーションによって、抗体が、前形成された重合体のフィブリルまたはフィラメントをさらに脱凝集させることができる、
前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。 - 哺乳動物脳、特にヒト脳中に凝集したAβに実質的に結合する、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 哺乳動物脳、特にヒト脳中のAβ斑負荷を低下させる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 請求項1〜60のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
- 重鎖可変領域(HCVR)の相補性決定領域(CDR)2および3を表す配列番号:2および3を含む抗体可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
- 軽鎖可変領域(LCVR)の相補性決定領域(CDR)1を表す配列番号:4を含む抗体可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
- 配列番号:18および配列番号:19に示すヌクレオチド配列を含む、請求項62記載の核酸分子。
- 配列番号:20に示すヌクレオチド配列を含む、請求項63記載の核酸分子。
- 配列番号:22の軽鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む核酸分子。
- 配列番号:22の軽鎖可変領域および配列番号:23の軽鎖定常領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
- 配列番号:25の重鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を含む核酸分子。
- 配列番号:25の重鎖可変領域および配列番号:26の重鎖定常領域をコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
- 請求項60〜69のいずれか一項記載のヌクレオチド配列を含む発現ベクター。
- 請求項60〜68のいずれか一項記載のヌクレオチド配列を含む発現ベクターまたは請求項70記載の発現ベクターを含む、細胞。
- 治療的有効量の任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含む請求項1〜60のいずれか一項記載の抗体を含む、組成物。
- 薬学的に許容される担体を任意でさらに含む薬学的組成物である、請求項72記載の組成物。
- 治療的有効量の抗体を含む、請求項72〜73のいずれか一項記載の組成物。
- 治療的有効量の任意の機能的に等価な抗体またはその機能性部分を含む請求項1〜60のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片、ならびに任意で、さらなる生物活性物質および/または薬学的に許容される担体および/または希釈剤および/または賦形剤を含む、混合物。
- さらなる生物活性物質が、アルツハイマー病に関与するAβタンパク質などのアミロイドまたはアミロイド様タンパク質と関連する一群の疾患および障害であるアミロイドーシスの処置で用いられる化合物である、請求項75記載の混合物。
- 本発明の抗体ならびに、任意で薬学的に許容される担体および/または希釈剤および/または賦形剤と共に、酸化ストレスに対する化合物、抗アポトーシス性化合物、金属キレート剤、ピレンゼピンおよび代謝物などのDNA修復の阻害剤、3-アミノ-1-プロパンスルホン酸(3APS)、1,3-プロパンジスルホネート(1,3PDS)、α-セクレターゼ活性化剤、β-およびγ-セクレターゼ阻害剤、タウタンパク質、神経伝達物質、β-シート破壊剤(breaker)、アミロイドβを除去する/枯渇させる細胞成分の誘引剤、ピログルタミン酸化したアミロイドβ3-42を含むN末端切断型アミロイドβの阻害剤、抗炎症分子、またはタクリン、リバスチグミン、ドネペジル、および/もしくはガランタミンなどのコリンエステラーゼ阻害剤(ChEI)、M1アゴニスト、ならびに任意のアミロイドもしくはタウの修飾薬物を含むその他の薬物、ならびに栄養補給剤からなる群より選択される少なくとも1つの化合物を含む、請求項76記載の混合物。
- 化合物がコリンエステラーゼ阻害剤(ChEI)である、請求項77記載の混合物。
- 化合物が、タクリン、リバスチグミン、ドネペジル、ガランタミン、ナイアシン、およびメマンチンからなる群より選択される化合物である、請求項75〜77のいずれか一項記載の混合物。
- 治療的有効量の抗体および/または生物活性物質を含む、請求項75〜79のいずれか一項記載の混合物。
- アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患、などの疾患を含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害であるアミロイドーシスの影響を処置または緩和するための医薬の調製用の、キメラ抗体もしくはその断片、またはヒト化抗体もしくはその断片、および/または請求項1〜60のいずれか一項記載のその機能性部分、および/または請求項72〜74のいずれか一項記載の薬学的組成物、または請求項75〜80のいずれか一項記載の混合物の、使用。
- アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項81記載の使用。
- アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項81記載の使用。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の増加をもたらす、請求項81記載の使用。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項81記載の使用。
- アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに、進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患も含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害である、アミロイドーシスの影響を防止するか、処置するか、または緩和する方法で使用するための、請求項72〜74のいずれか一項記載の薬学的組成物または請求項75〜80のいずれか一項記載の混合物の調製のための方法であって、本発明の抗体を薬学的に許容される形態で製剤化する工程を含む、方法。
- 抗体が組成物中に治療的有効量で含まれる、請求項86記載の方法。
- アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項86記載の方法。
- アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項86記載の方法。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の増加をもたらす、請求項86記載の方法。
- アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力を損なうことを特徴とする、請求項86記載の方法。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の逆転および、特に、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項86記載の方法。
- アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症、ダウン症候群、アミロイドーシスを伴う遺伝性脳出血(オランダ型);グアム・パーキンソン-認知症複合などの神経学的障害;ならびに、進行性核上麻痺、多発性硬化症;クロイツフェルトヤコブ病、パーキンソン病、HIV関連認知症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、成人発症型糖尿病;老人心アミロイドーシス;内分泌腫瘍、および黄斑変性症を含む、その他の疾患などのアミロイド様タンパク質に基づくかまたはアミロイド様タンパク質と関連するその他の疾患も含むが、これらに限定されない、続発性アミロイドーシスおよび加齢に関係のあるアミロイドーシスを含む、アミロイド斑形成と関連する一群の疾患および障害である、アミロイドーシスの影響を、請求項1〜60のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片、および/あるいはその機能性部分、および/あるいは請求項72〜74のいずれか一項記載の薬学的組成物、あるいは請求項75〜80のいずれか一項記載の混合物をそのような障害によって冒された動物またはヒトに投与することによって、防止するか、処置するか、または緩和する方法であって、前記抗体を治療的有効量で投与する工程を含む、方法。
- アミロイド関連の疾患または状態がアルツハイマー病である、請求項93記載の方法。
- アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力の喪失を特徴とする、請求項93記載の方法。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持の増加をもたらす、請求項93記載の方法。
- アミロイド関連の状態が、動物、特に哺乳動物またはヒトにおける認知的記憶能力を損なうことを特徴とする、請求項93記載の方法。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の完全な回復をもたらす、請求項93記載の方法。
- 患者におけるアミロイド関連の疾患または状態の診断の方法であって、
(a)アミロイドタンパク質を含むことが疑われる試料または特定の身体部分もしくは身体部位を、請求項1〜60のいずれか一項記載の抗体と接触させる工程;
(b)該抗体をアミロイドタンパク質に結合させる工程;
(c)該タンパク質に結合した抗体を検出する工程;および
(d)抗体結合の有無と、試料または特定の身体部分もしくは部位におけるアミロイドタンパク質の有無とを相関付ける工程
を含む、方法。 - 組織および/または体液中のアミロイド形成的な斑負荷(burden)の程度を決定する方法であって、
(a)調査中の組織および/または体液を代表する試料を得る工程;
(b)請求項1〜60のいずれか一項記載の抗体を用いて、アミロイドタンパク質の存在について該試料を検査する工程;
(c)該タンパク質に結合した抗体の量を決定する工程;ならびに
(d)該組織および/または体液中の斑負荷を計算する工程
を含む、方法。 - 請求項1〜60のいずれか一項記載の抗体を含む、アミロイドに関連する疾患および状態の検出および診断のための検査キット。
- 本発明による1つまたは複数の抗体を入れた容器、および
免疫学的複合体の有無がアミロイドタンパク質の有無と相関するように、アミロイドタンパク質に結合させて免疫学的複合体を形成させかつ該免疫学的複合体の形成を検出する目的のために抗体を用いるための、取扱説明書
を含む、請求項101記載の検査キット。 - ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4のアミノ酸配列を持つ少なくとも1つのCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。 - ヒト由来または霊長類由来のフレームワーク領域、および
重鎖可変領域(HCVR)のCDR2を表す配列番号:2およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも1つのCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。 - ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、および
重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも2つのCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。 - ヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)のCDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6からなる配列の群より選択されるアミノ酸配列を持つ少なくとも2つのCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。 - ヒト由来または霊長類由来の重鎖フレームワーク領域、および
特に上記で示した順序で、重鎖可変領域(HCVR)のCDR1を表す配列番号:1、CDR2を表す配列番号:2、およびCDR3を表す配列番号:3のアミノ酸配列を持つCDR
を含む、重鎖可変領域(HCVR)。 - 組み込まれたヒト由来または霊長類由来の軽鎖フレームワーク領域、および
軽鎖可変領域(LCVR)の、CDR1を表す配列番号:4、CDR2を表す配列番号:5、およびCDR3を表す配列番号:6のアミノ酸配列を特に上記で示した順序で持つCDR
を含む、軽鎖可変領域(LCVR)。 - 配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)。
- 配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片を提供する。
- 配列番号:13に示すシグナル配列を含む軽鎖可変領域(LCVR)。
- 配列番号:13に示すシグナル配列を含む完全な軽鎖可変領域(LCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:12の軽鎖可変領域(LCVR)および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:13の完全な軽鎖可変領域(LCVR)および配列番号:14の軽鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)。
- 配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:16に示すシグナル配列を含む重鎖可変領域(HCVR)。
- 配列番号:16に示すシグナル配列を含む完全な重鎖可変領域(HCVR)を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:15の重鎖可変領域(HCVR)および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:16の重鎖可変領域(HCVR)および配列番号:17の重鎖定常領域を含む、ヒト化抗体またはその断片。
- Aβ単量体に実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 少なくとも約1×10-7 M〜少なくとも約1×10-12 Mの、特に少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-11 Mの、より特には少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-10 Mの、さらにより特には少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約5×10-8 Mの範囲のKDによって表される結合親和性でAβ単量体に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、請求項122記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- Aβの繊維、フィブリル、またはフィラメントに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 少なくとも約1×10-7 M〜少なくとも約1×10-12 Mの、特に少なくとも約1×10-8 M〜少なくとも約1×10-11 Mの、より特には少なくとも約1×10-9 M〜少なくとも約1×10-10 Mの、さらにより特には少なくとも約2×10-9 M〜少なくとも約8×10-9 Mの範囲内のKDによって表される結合親和性でAβ繊維、フィブリル、またはフィラメントに結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、請求項123記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 可溶性重合体アミロイドβに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- Aβ単量体、および/もしくはAβの繊維、フィブリル、もしくはフィラメント、および/または可溶性重合体アミロイドβに実質的に結合するが、好ましくは、アミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 結合親和性が昇順に増加する、請求項126記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- Aβ繊維、フィブリル、またはフィラメントに対して、Aβ単量体に対する結合親和性よりも少なくとも10倍、特に少なくとも15倍、より特には少なくとも20倍、とりわけ少なくとも25倍高い結合親和性を示す、請求項127記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 哺乳動物の、特にヒトの脳内のAβ斑を含む凝集したAβに実質的に結合するが、好ましくはアミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 哺乳動物の、特にヒトの脳内のAβ単量体を含む可溶性の繊維に実質的に結合するが、好ましくはアミロイド前駆体タンパク質(APP)との顕著な交差反応性を少しも示さない、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 立体構造の変換を誘導することで繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させ、かつ組織および/または体液中、特に脳内の、脱凝集および可溶化したAβ形態に結合しかつ該Aβ形態を安定化することによって、その可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- α-ヘリックスおよび/またはランダムコイル立体構造、特にランダムコイル立体構造、さらにより特には分子中の所与の場所における、とりわけAβタンパク質のTyr 10およびVal 12の環境におけるランダムコイル立体構造へのβ-シート立体構造の転移を誘導することができる抗体またはその断片であって、β-シート立体構造を代償にしたランダムコイル立体構造の増加、および前形成された高分子重合体アミロイドのフィブリルまたはフィラメントの向上した可溶化をもたらす、請求項131記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- β-シート立体構造の減少が、緩衝剤中でインキュベートしたそれぞれの前形成されたアミロイド重合体のフィブリルまたはフィラメント(対照)と比較して、少なくとも30%、特に少なくとも35%、およびより特には少なくとも40%、およびそれより多くにまで達する、請求項132記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 単量体形態を含む、重合体でかつあまり凝集していない可溶性のAβタンパク質種に実質的に結合し、したがってこれらのAβタンパク質種の末梢での除去および異化を修飾しかつそれらの毒性作用を低下させる、請求項131記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- マウスドナー抗体から、特にマウス抗体ACI-01-Ab7C2から得られる少なくとも1つ、特に2つ、およびより特には3つのCDR領域を組み入れた少なくとも1つの軽鎖もしくはその断片または少なくとも1つの重鎖もしくはその断片を含む抗体またはその断片であって、Aβ抗原に対して、マウスドナー抗体の親和性よりも少なくとも5倍、特に少なくとも8倍、より特には少なくとも10倍、とりわけ少なくとも15倍高い親和性を有する、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- ヒト化抗体またはその断片が、脳内の凝集したアミロイドβと必ずしも結合するわけではない、請求項83〜85のいずれか一項記載の使用。
- ヒト化抗体またはその断片が、脳内の凝集したアミロイドβと必ずしも結合するわけではない、請求項89〜91のいずれか一項記載の方法。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持をもたらす、請求項81記載の使用。
- 認知的記憶能力の喪失を特徴とするアミロイド関連の状態に罹患している、動物、特に哺乳動物またはヒトの処置が、認知的記憶能力の保持をもたらす、請求項86記載の方法。
- 可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- 繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させることによって、可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- ヒト組織および/または体液中、特に脳内のAβには実質的に結合しないが、立体構造の変換を誘導することで繊維を可溶性の重合体形態および単量体形態まで脱凝集させ、かつ組織および/または体液中、特に脳内の、脱凝集および可溶化したAβ形態に結合しかつ該Aβ形態を安定化することによって、その可溶性の状態のAβと凝集した状態のAβとの間の平衡をその可溶性の形態へと移動させることができる、前記請求項のいずれか一項記載のキメラ抗体もしくはその断片またはヒト化抗体もしくはその断片。
- マウス抗体の結合親和性よりも少なくとも5倍、10倍、特に少なくとも15倍、より特には少なくとも20倍、とりわけ少なくとも100倍高い結合親和性を示す、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 抗体またはその断片の親和性、特異性、および安定性がグリコシル化プロファイルの変化によって修飾されている、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 配列番号:27に挙げた可変領域を含む、抗体またはその変異体。
- 請求項145記載の抗体を発現する細胞株。
- 配列番号:29に挙げた可変領域を含む、抗体遺伝子またはその変異体。
- 請求項147記載の抗体を発現する細胞株。
- hC2抗体を前形成されたβ-アミロイド繊維と相互作用させる工程を含む、前形成されたβ-アミロイド繊維を脱凝集させるための方法。
- Aβ誘導性の分解からニューロンを保護する、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片。
- 前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片の有効量で、ニューロンを処置する工程を含む、Aβ誘導性のニューロン分解を防止する方法。
- Aβオリゴマーへの曝露によるニューロンの変性を防止するための医薬の調製用の、前記請求項のいずれか一項記載のヒト化抗体またはその断片の使用。
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