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JP2014038129A - 画像投射装置、その制御方法および制御プログラム - Google Patents

画像投射装置、その制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】交換された投射光学系の明るさ性能によらず適切な投射輝度を維持し、光源における無駄な電力消費や短寿命化も抑える。
【解決手段】画像投射装置20は、光源4からの光を画像形成素子7により変調し、交換が可能な投射光学系9,13を通して被投射面15に投射することにより画像を表示する。制御手段11は、該装置に対して交換が可能な複数の投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を保存した記憶手段12,14から、該装置に装着された投射光学系に対応する光学系明るさ情報である使用光学系明るさ情報を読み出し、該使用光学系明るさ情報を用いて、投射光学系から被投射面に投射される投射光の明るさが、複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように光源の光出力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投射光学系(例えば、投射レンズ)の交換が可能な液晶プロジェクタ等の画像投射装置に関する。
投射レンズの交換が可能な画像投射装置では、ランプ等の光源の光出力が同じであるとき、装着された投射レンズから被投射面に投射される投射光の明るさ(以下、投射明るさという)は、その投射レンズの明るさ性能(例えば、Fナンバー)に応じて変化する。このため、従来のように装着される投射レンズにかかわらず光源を最大光出力で発光させると、性能が良い明るい投射レンズを装着した場合に必要以上に明るい画像が投射される場合がある。この場合、明るすぎる画像を見る鑑賞者の眼に負担がかかるたけでなく、光源を過度に発光させるために電力も無駄になる。さらに、光源に高負荷がかかり続けるため、光源の寿命が短くなる。
例えば、特許文献1にて開示された画像投射装置では、投射レンズの交換によって投射輝度が変化することに伴うによる色あいの変化を防止するために、投射レンズ内に設けられた絞りによって投射明るさを増減させるようにしている。
特開平06−14326号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された画像投射装置では、光源から投射レンズに至る光路内に絞りを設けて投射レンズを通過する光量を制御するに過ぎないため、光源の光出力は高いままとされる。このため、無駄な電力消費や光源の短寿命化の問題が残る。
また、絞りを持たない投射レンズを装着して適正な明るさの画像を投射している間に装置の周囲の明るさが暗くなるように変化した場合には、性能の低い暗い投射レンズに交換して投射輝度を低くするしかない。例えば、画像投射装置が設置されている部屋の照明が落とされたり、該装置が明るい部屋から暗い部屋に移動されたりした場合がこれに相当する。
本発明は、交換された投射光学系の明るさ性能によらず適切な投射明るさを維持でき、かつ光源における無駄な電力消費や短寿命化を抑えることができるようにした画像投射装置およびその制御方法を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する。該装置は、光源の光出力を制御する制御手段を有する。制御手段は、該装置に対して交換が可能な複数の投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を個別に又はまとめて保存した記憶手段から、該装置に装着された投射光学系に対応する光学系明るさ情報である使用光学系明るさ情報を読み出し、該使用光学系明るさ情報を用いて、投射光学系から被投射面に投射される投射光の明るさが、複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように光源の光出力を制御することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての制御方法は、光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する画像投射装置に適用される。該制御方法は、画像投射装置に対して交換が可能な複数の投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を用意するステップと、光学系明るさ情報のうち画像投射装置に装着された投射光学系に対応する使用光学系明るさ情報を用いて、投射光学系から被投射面に投射される投射光の明るさが、複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように光源の光出力を制御するステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面としての制御プログラムは、光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する画像投射装置に設けられたコンピュータに、以下のステップを含む動作を実行させるコンピュータプログラムである。該制御プログラムは、画像投射装置に対して交換が可能な複数の投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を個別に又はまとめて保存した記憶手段から、該装置に装着された投射光学系に対応する光学系明るさ情報である使用光学系明るさ情報を読み出すステップと、使用光学系明るさ情報を用いて、投射光学系から被投射面に投射される投射光の明るさが、複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように光源の光出力を制御するステップとを有することを特徴とする。
本発明では、使用光学系明るさ情報を用いて投射明るさが複数の投射光学系に共通の目標明るさになるように光源の光出力を制御する。このため、本発明によれば、装着された投射光学系の明るさ性能によらず適切な投射明るさを維持でき、かつ光源における無駄な電力消費や短寿命化も防止できる。
本発明の実施例1であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例1のプロジェクタの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例2の液晶プロジェクタの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例3の液晶プロジェクタの動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である画像投射装置としてのプロジェクタ20の構成を示している。1はAC−DC電源であり、商用電源であるAC(交流)から複数系統のDC(直流)電源を作り出し、プロジェクタ内部の各回路に供給する。2はACプラグでありAC−DC電源1を不図示の商用電源コンセントに接続する。
3はバラスト電源(以下、単にバラストという)であり、AC−DC電源1から供給された直流電源を用いてランプ点灯用の電力(電圧と電流)を生成し、これを光源としてのランプ4に供給する。ランプ点灯用の電力を、以下、ランプ電力という。ランプ4としては、超高圧水銀ランプやキセノンランプ等の放電発光ランプが用いられる。なお、光源として、LED等、ランプ以外の光源を用いてもよい。ランプ電力を変更することにより、ランプ4の光出力(言い換えれば、ランプ4の発光強度または発光量)を変更することができる。
5は外部入力インターフェースであり、プロジェクタ外部から供給される映像信号を入力する。外部入力インターフェース5は、入力された映像信号をIC等により構成される画像処理回路6に出力する。
画像処理部6は、入力された映像信号に対して所定の処理を行うことで画像形成素子としての画像形成パネル7を駆動可能な画像信号を生成し、これをパネルドライバ8に送る。画像形成パネル7は、反射型または透過型液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等、ランプ4から入射した光を、画像を表示するための画像光に変調できる素子である。
パネルドライバ8は、画像処理部6から入力された画像信号に応じて画像形成パネル7を駆動する。画像形成パネル7は、RGB等の複数の色と同数(本実施例では3つ)設けられている。これら画像形成パネル7には、ランプ4からの白色光を色分離素子や偏光分離素子等により構成された色分解光学系により互いに分離された複数の色光のそれぞれが入射する。画像形成パネル7は、その画素ごとに入射した色光を画像光に変調する。複数の画像形成パネル7から射出した複数の色の画像光は偏光分離素子等により構成された色合成光学系によって1つに合成されてフルカラー画像光となって、レンズマウント10の内側を通過して投射レンズ9に到達する。
ここで、投射レンズ9はレンズマウント10に対して着脱が可能であり、投射レンズ13もレンズマウント10に対して着脱が可能である。また、図示はしないが、レンズマウント10に対して着脱が可能な投射レンズが他に1つ又は2以上存在していてもよい。これら投射レンズは、プロジェクタ20に対して交換が可能な複数の投射レンズ(投射光学系)である。
レンズマウント10に装着された投射レンズ(図1では投射レンズ9であり、以下、使用投射レンズという)は、入射したフルカラー画像光としての投射光をスクリーンや壁面等の被投射面15に拡大投射する。これにより、被投射面15上にフルカラー画像としての投射画像が表示される。
11はCPU等からなるコンピュータとして構成されたコントローラ(制御手段)である。コントローラ11は、レンズマウント10に設けられた不図示の電気接点群を介して、使用投射レンズ(9又は13)に設けられたROM等の記憶手段であるメモリ(12,14)に電気的に接続される。コントローラ11は、バラスト電源3にも電気的に接続され、バラスト電源3からランプ4に供給されるランプ電力を制御する(電圧および電流のうち少なくとも一方を変更する)ことにより、ランプ4の光出力を制御する。
メモリ12,14にはそれぞれが設けられている投射レンズ9,13の個々の明るさ性能に関する情報であるレンズ明るさ情報(光学系明るさ情報)が個別に保存(用意)されている。レンズ明るさ情報とは、例えば、レンズの直径を焦点距離で割った値である口径比の逆数としてのFナンバーである。Fナンバーが小さいほど明るい投射レンズと言える。本実施例では、投射レンズ9,13は互いに異なる明るさ性能を有している。言い換えれば、投射レンズ9,13は、レンズ直径や焦点距離等の光学構成が異なる。このためメモリ12に保存されているレンズ明るさ情報とメモリ14に保存されているレンズ明るさ情報も互いに異なる。
18はモード設定部であり、使用者による後述する明るさ一定モードや他の各種動作モード(例えば、表示モード)を選択する操作が行われることに応じて、選択信号をコントローラ11に入力する。また、モード設定部18では、明るさ一定モードが選択された場合に、一定とする目標となる投射明るさ、つまりは複数の投射レンズに対して共通に設定される目標明るさを使用者により設定する操作が可能である。投射明るさは、投射レンズ13から被投射面15に投射される投射光の明るさである。目標明るさについては、後述する。
本実施例では、コントローラ11は、使用投射レンズのメモリからその投射レンズのレンズ明るさ情報(以下、使用レンズ明るさ情報という)を読み出し、該使用光学系明るさ情報を用いて、投射明るさが目標明るさになるようにランプ4の光出力を制御する。
次に、上記プロジェクタの動作(制御方法)について、図2のフローチャートを用いて説明する。この動作は、上述したようにコンピュータとしてのコントローラ11が、その内部又は外部のメモリ(図示せず)に保存されたコンピュータプログラムとしての制御プログラムに従って実行する。このことは、後述する他の実施例でも同じである。
また、ここでは、プロジェクタに装着されていた投射レンズ9をレンズマウント(以下、単にマウントという)10から取り外して、該投射レンズ9とは明るさ性能が異なる投射レンズ13を新たにマウント10に装着する場合について説明する。このことも、後述する他の実施例でも同じである。
ステップS201では、コントローラ11は、マウント10に設けられたレンズ装着センサ(図示せず)からのレンズ装着信号を受けて(又はマウント10に装着された投射レンズ13との通信により)、投射レンズ13がマウント10に装着されたことを検出する。そして、ステップS202に進む。
ステップS202では、コントローラ11は、使用投射レンズである投射レンズ13に設けられたメモリ14から、該投射レンズ13の光学性能の情報を読み込む。この光学性能の情報には、投射レンズ13のレンズ明るさ情報が含まれている。そして、ステップS203に進む。
ステップS203では、コントローラ11は、投射レンズ13のレンズ明るさ情報(使用レンズ明るさ情報)を用いて、投射明るさを目標明るさとするのに必要なランプ4の光出力を得るためにバラスト3からランプ4に出力すべきランプ電力を算出する。
ここで、目標明るさは、使用者や鑑賞者が観察する投射画像の明るさとして明るすぎたり暗すぎたりしない適切な投射明るさである。目標明るさは、前述したモード設定部18を通じて使用者が設定することができる。例えば、標準明るさ、明るめ、より明るめ、暗め、より暗め等の予め決められた複数の明るさの中から選択可能とすることができる。また、目標明るさは、必ずしも1つの値としての明るさである必要はなく、ある範囲を持った明るさであってもよい。目標明るさが範囲を有する場合は、該目標明るさを得るためのランプ電力も範囲を有する。以下の説明において、目標明るさを得るためのランプ電力を目標ランプ電力という。
続いてステップS204では、コントローラ11は、投射モードとして明るさ一定モードが選択(設定)されているか否かを判定する。明るさ一定モードが設定されている場合はステップS205に進み、明るさ一定モードが設定されてない場合はステップS207に進んでそのままランプ電力を変更することなく、言い換えればランプ4の光出力を変更することなく投射を続ける。
一方、明るさ一定モードが設定されており、ステップS205に進むと、コントローラ11は、現在のランプ電力がステップS203で算出した目標ランプ電力とは異なるか否かを判定する。このとき、ランプ電力が目標ランプ電力に対して所定値以上異なることをもってランプ電力が目標ランプ電力と異なると判定してもよい。ランプ電力が目標ランプ電力と異ならない(同じである)場合はステップS206に進み、異なる場合はステップS208に進む。
ステップS206では、コントローラ11は、現在のランプ電力を維持する。そして、ステップS207に進み、ランプ4の光出力を変更することなく投射を続ける。
ランプ電力が目標ランプ電力と異なることによりステップS208に進むと、コントローラ11は、現在のランプ電力を変更することが可能か否か、つまりは現在のランプ電力がその上限値や下限値かを判定する。現在のランプ電力がステップS203で算出した目標ランプ電力に対して低い場合に現在のランプ電力がその上限値である場合は、ランプ電力を変更する(上げる)ことが不可能であるとしてステップS207に進み、ランプ電力を変更することなく投射を続ける。また、現在のランプ電力が目標ランプ電力に対して高い場合に現在のランプ電力がその下限値である場合も、ランプ電力を変更する(下げる)ことが不可能であるとしてステップS207に進み、ランプ電力を変更することなく投射を続ける。
現在のランプ電力が目標ランプ電力に対して低い場合において現在のランプ電力がその上限値ではない場合および現在のランプ電力が目標ランプ電力に対して高い場合において現在のランプ電力がその下限値ではない場合は、ステップS209に進む。
ステップS209では、コントローラ11は、ランプ電力を目標ランプ電力に近付けるようにバラスト3を制御する。そして、再びステップS205にて、変更後のランプ電力が目標ランプ電力と異なるか否かを判定する。ステップS205、S208およびS209の処理を1回行うか又は繰り返すことで、ランプ電力が目標ランプ電力と同じとなると、ステップS206およびS207にて、変更後のランプ電力により投射を続ける。
このように本実施例では、使用投射レンズから得られた使用レンズ明るさ情報を用いて、投射明るさを目標明るさとするための目標ランプ電力を算出し、実際のランプ電力を目標ランプ電力と同じになるように制御することで、ランプ4の光出力を変更する。具体的には、使用投射レンズがより明るい投射レンズに交換された場合はランプ電力を下げてランプ4の光出力を低下させ、より暗い投射レンズに交換された場合はランプ電力を上げてランプ4の光出力を増加させる。これにより、使用投射レンズの明るさ性能によらず、適切な投射明るさを維持することができる。また、明るい投射レンズが装着された場合には、ランプ4における無駄な電力消費や短寿命化を抑えることができる。発明者は、超高圧水銀ランプについて、供給するランプ電力を下げることにより、寿命が長くなることを確認した。
なお、本実施例では、各投射レンズ(9,13)にその投射レンズのレンズ明るさ情報を保存するメモリ(12,14)が個別に設けられている場合について説明した。しかし、これらの投射レンズのレンズ明るさ情報をまとめて保存する内部メモリ(記憶手段)をプロジェクタ20内に設けてもよい。この場合、コントローラ11は、使用投射レンズとの通信により得たその投射レンズの識別情報(機種、製造番号等)に対応付けられて保存された使用レンズ明るさ情報を該内部メモリから読み出して用いるようにすればよい。
さらに、同様に複数の投射レンズのレンズ明るさ情報をまとめて保存する外部メモリ(記憶手段)を、プロジェクタ20に対して着脱可能に設けてもよい。この場合、使用レンズ明るさ情報が必要なときに該外部メモリをプロジェクタ20に装着し、使用投射レンズとの通信により得た識別情報に対応付けられて保存された使用レンズ明るさ情報を該外部メモリから読み出して用いるようにすればよい。
図3には、本発明の実施例2である画像投射装置としてのプロジェクタ30の構成を示している。本実施例のプロジェクタ30の基本的な構成は実施例1のプロジェクタ20と同じであり、実施例1のプロジェクタ20と共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例のプロジェクタは、外光測定センサ16を有する。外光測定センサ16は、プロジェクタ30の周囲の明るさである環境明るさを測定する環境明るさ測定手段として機能する。外光測定センサ16は、プロジェクタ30のうち投射光(被投射面15での反射光を含む)が入射することなく環境明るさを測定できる位置に配置されている。
本実施例では、コントローラ11は、使用投射レンズのメモリから使用レンズ明るさ情報を読み出し、該使用光学系明るさ情報と外光測定センサ16により測定された環境明るさとを用いて、投射明るさが目標明るさになるようにランプ4の光出力を制御する。環境明るさが明るい場合にそれが暗い場合と同じランプ4の光出力を設定すると、投射明るさが目標明るさに到達しない場合がある。このため、本実施例では、環境明るさが明るい場合にはそれが暗い場合に比べて、ランプ4の光出力が高くなるようにランプ電力を増加させる。一方、環境明るさが暗い場合にそれが明るい場合と同じランプ4の光出力を設定すると、投射明るさが目標明るさに対して高すぎる場合がある。このため、本実施例では、環境明るさが暗い場合にはそれが明るい場合に比べて、ランプ4の光出力が低くなるようにランプ電力を減少させる。
次に、上記プロジェクタの動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4のステップS401、S402およびS404〜S409はそれぞれ、実施例1(図2)のステップS201、S202およびS204〜S209と同じであるので、説明を省略する。
ステップS402からステップS410に進んだコントローラ11は、外部測光センサ16を駆動して環境明るさを測定する。
次にステップS411では、コントローラ11は、使用投射レンズ(投射レンズ13)のメモリ(メモリ14)から使用レンズ明るさ情報を読み出す。そして、該使用光学系明るさ情報とステップS410で測定した環境明るさとを用いて、投射明るさを目標明るさとするための目標ランプ電力を算出する。そして、ステップS404以降の処理に進む。
本実施例によれば、使用投射レンズの明るさ性能および環境明るさによらず、適切な投射明るさを維持することができる。また、明るい投射レンズを装着した場合や環境明るさが暗い場合には、ランプ4における無駄な電力消費や短寿命化を抑えることができる。
図5には、本発明の実施例3である画像投射装置としてのプロジェクタ40の構成を示している。本実施例のプロジェクタ40の基本的な構成は実施例1のプロジェクタ20と同じであり、実施例1のプロジェクタ20と共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例のプロジェクタは、反射光測光センサ17を有する。反射光測光センサ17は、投射光のうち被投射面15で反射した反射光の明るさを測定する反射光測定手段として機能する。反射光測光センサ17は、プロジェクタ40のうち被投射面15からの反射光を直接受光可能な位置に設置されている。
本実施例では、コントローラ11は、使用投射レンズのメモリから使用レンズ明るさ情報を読み出し、該使用光学系明るさ情報と反射光測光センサ17により測定された反射光の明るさとを用いて、投射明るさが目標明るさになるようにランプ4の光出力を制御する。被投射面15の反射率が低い場合(例えば、部屋の壁面がスクリーン代わりに用いられる場合)にそれが高い場合(例えば、専用の投射スクリーンが用いられる場合)と同じランプ4の光出力を設定すると、使用者から見た投射明るさが目標明るさに到達しない場合がある。このため、本実施例では、測定された反射光の明るさが低い場合(被投射面15の反射率が低い場合)にはそれが高い場合に比べて、ランプ4の光出力が高くなるようにランプ電力を増加させる。一方、被投射面15の反射率が高い場合にそれが低い場合と同じランプ4の光出力を設定すると、使用者から見た投射明るさが目標明るさに対して高すぎる場合がある。このため、本実施例では、測定された反射光の明るさが高い場合(被投射面15の反射率が高い場合)にはそれが低い場合に比べて、ランプ4の光出力が低くなるようにランプ電力を減少させる。なお、反射光の明るさを測定する際には、反射光測定用として予め決められたランプ4の光出力が設定されることが望ましい。
次に、上記プロジェクタの動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。図6のステップS601、S602およびS604〜S609はそれぞれ、実施例1(図2)のステップS201、S202およびS204〜S209と同じであるので、説明を省略する。
ステップS602からステップS610に進んだコントローラ11は、反射光測光センサ17を駆動して、投射光のうち被投射面15にて反射した反射光の明るさを測定する。
次にステップS611では、コントローラ11は、使用投射レンズ(投射レンズ13)のメモリ(メモリ14)から使用レンズ明るさ情報を読み出す。そして、該使用光学系明るさ情報とステップS610で測定した反射光の明るさとを用いて、投射明るさを目標明るさとするための目標ランプ電力を算出する。そして、ステップS604以降の処理に進む。
本実施例によれば、使用投射レンズの明るさ性能および被投射面15の反射率によらず、適切な投射明るさを維持することができる。また、明るい投射レンズを装着した場合や反射率の高い被投射面15に投射する場合には、ランプ4における無駄な電力消費や短寿命化を抑えることができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
良好な明るさの画像を投射可能なレンズ交換式の画像投射装置を提供できる。
4 ランプ
3 バラスト電源
7 画像形成パネル
9,13 投射レンズ
11 コントローラ
12,14 メモリ
20,30,40 プロジェクタ

Claims (5)

  1. 光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する画像投射装置であって、
    前記光源の光出力を制御する制御手段を有しており、
    前記制御手段は、
    該装置に対して交換が可能な複数の前記投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を個別に又はまとめて保存した記憶手段から、該装置に装着された前記投射光学系に対応する前記光学系明るさ情報である使用光学系明るさ情報を読み出し、
    該使用光学系明るさ情報を用いて、前記投射光学系から前記被投射面に投射される投射光の明るさが、前記複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように前記光出力を制御することを特徴とする画像投射装置。
  2. 該装置の周囲の明るさである環境明るさを測定する環境明るさ測定手段を有し、
    前記制御手段は、該環境明るさ測定手段により測定された前記環境明るさと前記使用光学系明るさ情報とを用いて、前記投射光の明るさが前記目標明るさになるように前記光出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記投射光学系から投射されて前記被投射面にて反射した反射光の明るさを測定する反射光測定手段を有し、
    前記制御手段は、前記反射光測定手段により測定された前記反射光の明るさと前記使用光学系明るさ情報とを用いて、前記投射光の明るさが前記目標明るさになるように前記光出力を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投射装置。
  4. 光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する画像投射装置の制御方法であって、
    前記画像投射装置に対して交換が可能な複数の前記投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を用意するステップと、
    前記光学系明るさ情報のうち前記画像投射装置に装着された前記投射光学系に対応する使用光学系明るさ情報を用いて、前記投射光学系から前記被投射面に投射される投射光の明るさが、前記複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように前記光源の光出力を制御するステップとを有することを特徴とする画像投射装置の制御方法。
  5. 光源からの光を画像形成素子により変調し、交換が可能な投射光学系を通して被投射面に投射することにより画像を表示する画像投射装置に設けられたコンピュータに、以下のステップを含む動作を実行させるコンピュータプログラムとしての制御プログラムであって、
    前記画像投射装置に対して交換が可能な複数の前記投射光学系のそれぞれの明るさに関する情報である光学系明るさ情報を個別に又はまとめて保存した記憶手段から、該装置に装着された前記投射光学系に対応する前記光学系明るさ情報である使用光学系明るさ情報を読み出すステップと、
    前記使用光学系明るさ情報を用いて、前記投射光学系から前記被投射面に投射される投射光の明るさが、前記複数の投射光学系に対して共通に設定された目標明るさになるように前記光源の光出力を制御するステップとを有することを特徴とする画像投射装置の制御プログラム。
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