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JP2014035899A - ニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物及びそれを含む合材インキ - Google Patents

ニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物及びそれを含む合材インキ Download PDF

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Abstract

【課題】急速充放電特性及び充放電サイクル特性に優れたニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物及びそれを含む合材インキを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係るニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)は、水和性官能基を含有する第1のモノマー(a−1)1〜5重量%と、カルボキシル基を含有する第2のモノマー(a−2)0.1〜5重量%と、水和性官能基及びカルボキシル基を含有しない第3のモノマー(a−3)90〜98.9重量%と、を含むモノマー群を備え、モノマー群を乳化重合することにより得られるポリマーエマルションは、−20〜20℃のガラス転移温度を有し、当該ポリマーエマルションのpH8〜10のときの平均粒子径が、pH1〜3のときの平均粒子径の1.2倍〜1.5倍であることを特徴とするものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、ニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物及びそれを含む合材インキに関する。
ニッケル水素二次電池は、単位容積あたりのエネルギー密度が大きく、充放電サイクル特性が良好であり、乾電池の代替や電化製品用途、さらには自動車等の大型用途において、すでに実用化されている。
一般に、ニッケル水素二次電池の正極は、活物質である水酸化ニッケル粉末を発泡状ニッケル基材に充填することで得られる。水酸化ニッケルの表面を、導電助剤となる水酸化コバルトもしくはオキシ水酸化コバルトがコーティングされたものも市販されている。これら活物質をカルボキシルメチルセルロース(CMC)のような増粘剤と共に水性溶媒中で混練することによって基材に充填するための合材インキが得られる。バインダーとしてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などを添加する場合もある。
一方、負極用合材インキは、負極の電極組成物として用いられる水素吸蔵合金に、ニッケル粉末やカーボン等からなる導電性材料(B)、バインダー樹脂組成物(A)を混錬することにより得られる。この負極用合材インキをパンチングメタルや金属板、発泡金属板、網状金属繊維焼結板等の金属集電体に塗布し、乾燥後にプレス処理することにより負極を作製する。
ところで、変電所、自動車、電車等に用いられるニッケル水素二次電池には、従来の乾電池や携帯機器等に用いられるものに比べて、高出力、高電圧及び高容量が要求される。そのため、大型のものを使用する必要がある。車両にニッケル水素二次電池を搭載した場合、ブレーキ時に生じる回生電力を搭載されたニッケル水素二次電池に蓄えておき、車両の動力源として使用することができる。そのため、車両の運行エネルギー効率を高めることができる。ここで、回生電力をニッケル水素二次電池に充電する際には、大電流によって急速充電する必要がある。他方、ニッケル水素二次電池を利用して車両を駆動する際には、急速放電する必要がある。そのため、産業用ニッケル水素二次電池は、大型・大容量であるだけでなく、急速充放電性能も不可欠である。
一般に、急速充放電特性を向上させるには、電池の内部抵抗を低減させる。その手法として、電極自体を薄膜化する。すなわち、多孔質の発泡ニッケルやニッケル焼結体に合材インキを充填する代わりに、二次元構造集電体である平滑なニッケル基板に活物質、バインダー、導電助材を含む合材インキを塗布する手法が開示されている(特許文献1)。
特開2010−108821号公報
しかし、特許文献1のように二次元構造集電体を基材とする場合、例えば発泡状ニッケルのように、三次元的に広がったニッケルの網が水酸化ニッケルを包み、機械的密着力により固定することができない。つまり、バインダーによる化学的密着力のみが活物質と基材との接触を保持しているため活物質保持力が弱かった。これは、充放電サイクルによって、バインダーを構成するポリマーが徐々に酸化劣化し、密着力が低下することで基材と合材層が剥離するからである。その結果、電子伝導性が低下することで利用率が低下するという問題があった。
本発明の目的は、アルカリ電解液によるポリマー劣化、及び充放電サイクルによる酸化劣化を抑制できることで急速充放電特性及び充放電サイクル特性に優れたニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物及びそれを含む合材インキを提供することにある。
本発明の一態様に係るニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)は、
水和性官能基を含有する第1のモノマー(a−1)1〜5重量%と、
カルボキシル基を含有する第2のモノマー(a−2)0.1〜5重量%と、
水和性官能基及びカルボキシル基を含有しない第3のモノマー(a−3)90〜98.9重量%と、を含むモノマー群を備え、
前記モノマー群を乳化重合することにより得られるポリマーエマルションは、−20〜20℃のガラス転移温度を有し、
当該ポリマーエマルションのpH8〜10のときの平均粒子径が、pH1〜3のときの平均粒子径の1.2倍〜1.5倍であることを特徴とするものである。
第1のモノマー(a−1)の水和性官能基が、pH8〜10においてイオン化しない官能基であることが好ましい。
また、第3のモノマー(a−3)が、ホモポリマーのガラス転移温度が50〜200℃のモノマー(a−4)と、ホモポリマーのガラス転移温度が−100℃以上50℃未満のモノマー(a−5)と、を含むことが好ましい。
さらに、ポリマーエマルションのpH1〜3のときの平均粒子径が、150〜250nmであることが好ましい。
本発明の他の態様に係るニッケル水素二次電池電極用合材インキは、
上記のニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)と、導電性材料(B)と、を含むことを特徴とするものである。
ニッケル水素二次電池電極用合材インキに、本発明に係るバインダー樹脂組成物(A)を用いることにより、急速充放電特性及び充放電サイクル特性に優れたニッケル水素二次電池を得ることができる。
以下、本発明に適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。
本実施の形態に係るニッケル水素二次電池電極用合材インキは、バインダー樹脂組成物(A)及び導電性材料(B)を含む。そして、当該インキを集電体に塗布することにより電極が得られる。
電池の内部抵抗を低減するためには、結着成分であるバインダー樹脂組成物(A)と導電性材料(B)の成分が、活物質の表面を必要最低限の量で覆い、活物質の電池反応を阻害しないことが求められる。
発明者らは、バインダー樹脂組成物(A)のアルカリ性下での分散安定性に着目した。そして、バインダー樹脂組成物(A)を含むポリマーエマルションの粒子表面の水和成分を厚くすることにより、ポリマー粒子の分散安定性を高められることを見出した。強アルカリ性である合材インキ中で、バインダー樹脂組成物(A)が凝集することなく均一に分散することにより、活物質及び導電性材料(B)を均一に覆うことができる。そのため、電極を形成した後も、活物質の表面をバインダー樹脂組成物(A)と導電性材料(B)の成分が均一に覆われた状態を保つことができる。したがって、塗布型電極中での活物質の凝集を最小限に抑えることができる。すなわち、活物質の表面積を最大限に保持でき、これまでにない効率で、活物質の電池反応を電極の充放電に利用できる。これにより、急速充放電特性及び充放電サイクル特性が飛躍的に向上する。
ポリマーエマルションは、粒子表面のアニオン電荷同士の反発または、水分子との水和によって立体的に安定化している。アニオン電荷同士の反発による安定化効果は、攪拌や衝撃等の機械的安定性は高いものの、化学的安定性は低い。一方、水和による立体安定化効果は、化学的安定性は高いものの、機械的安定性は低い。合材インキは強アルカリ性の分散液であるため、非常に高い化学的安定性が求められる。発明者らは、水和性官能基モノマー(a−1)を用いることにより、非常に高い化学的安定性が得られ、その結果、バインダー樹脂組成物(A)の中和前後の粒子径が大きく変化することを発見した。すなわち、ポリマーエマルションの表面に一定の厚みの水和層があることを発見した。
水和層の厚みは、ポリマーエマルションの中和前後の粒子径によって測定することができる。すなわち、中和後の粒子径から中和前の粒子径を差し引くことによって、水和層を算出することができる。ポリマーエマルションの水和層については、バインダー樹脂組成物(A)の中和後の粒子径が中和前の粒子径の1.2〜1.5倍の範囲となることが好ましく、1.25〜1.45倍がさらに好ましい。中和後の粒子径が中和前の粒子径の1.2倍以上になると、水分子との水和の効果により、化学的安定性が向上する。また、1.5倍以下になると、乳化重合時の安定性が高まる。即ち、エマルションの流動性が増し、エマルションが凝集しにくくなる。
ポリマーエマルションの粒子径は、中和前では、D50粒子径で150〜250nmの範囲が好ましく、170〜230nmがさらに好ましい。ここでのD50粒子径は、動的光散乱法により得られる粒径分布曲線の体積分布累積量の50%に相当する粒子径である。具体的には、不揮発分0.01〜0.1重量%程度に希釈し、「マイクロトラックUPA」(Leeds&Northrup社製)を用い、D50粒子径を求めることができる。
ポリマーエマルションのD50粒子径が150nm以上であれば、チクソ性が大きくなり過ぎず、ニッケル水素二次電池用塗布型電極用合材インキに好適となる。また、エマルションのD50粒子径が250nm以下であれば、活物質間に粒子が侵入することができ、活物質間の結着力が向上するため、電極形成が容易になる。ここで、ポリマーエマルションの粒子径を測定するときの中和前のpHは1〜3で、中和後のpHは8〜10である。
水和性官能基モノマー(a−1)の使用量は、1〜5重量%が好ましく、2〜4重量%がさらに好ましい。1重量%以上になると、水分子との水和の効果により、化学的安定性がより向上する。また、5重量%以下になると、乳化重合時の安定性がより高まる。即ち、エマルションの流動性が増し、エマルションが凝集しにくくなる。
水和性官能基モノマー(a−1)は、pH8〜10においてイオン化しない官能基である。ここで、イオン化しない官能基とは、水中でイオン解離せず、水分子と水和する官能基を有する親水性のモノマーである。例えば、アクリル酸ヒドロキシエチル(ホモポリマーのガラス転移温度Tg=−15℃、以下同様)、アクリル酸ヒドロキシプロピル(Tg=−7℃)、アクリル酸ヒドロキシブチル(Tg=−80℃)、メタクリル酸ヒドロキシエチル(Tg=55℃)、メタクリル酸ヒドロキシプロピル(Tg=26℃)、メタクリル酸ヒドロキシブチル等(Tg=−40℃)のヒドロキシ基含有モノマー、アクリルアミド(Tg=153℃)、メタクリルアミド(Tg=77℃)、ダイアセトンアクリルアミド(Tg=77℃)、N‐イソプロピルアクリルアミド(Tg=134℃)、N‐メチルアクリルアミド(Tg=130℃)、N‐メチルメタクリルアミド(Tg=65℃)、N,N‐ジメチルアクリルアミド(Tg=119℃)、N‐エチルアクリルアミド(Tg=100℃)、N,N‐ジエチルアクリルアミド(Tg=81℃)、N‐ブチルアクリルアミド(Tg=46℃)、ヒドロキシエチルアクリルアミド(Tg=98℃)、アクリロイルモルホリン(Tg=145℃)等のアミド基含有モノマー、メタクリル酸グリシジル(Tg=41℃)、アクリル酸グリシジル(Tg=10℃)等のグリシジル基含有モノマー、等が挙げられる。これらの中で、アミド基含有モノマーが特に好ましい。これはアミド基の水素結合力が水酸基やグリシジル基よりも強いために、水分子との水和による水和層を厚く形成しやすいためである。
カルボキシル基含有モノマー(a−2)について説明する。カルボキシル基含有モノマー(a−2)を用いることにより、乳化重合時の重合安定性を向上させることができる。カルボキシル基含有モノマー(a−2)は、例えば、アクリル酸(ホモポリマーのガラス転移温度Tg=106℃、以下同様)、メタクリル酸(Tg=130℃)、イタコン酸(Tg=100℃)、マレイン酸(Tg=130℃)、2−メタクリロイルプロピオン酸等を挙げることができる。
カルボキシル基含有モノマー(a−2)の使用量は、全モノマー中0.1〜5重量%が好ましく、0.5〜4重量%がより好ましく、0.8〜3重量%がさらに好ましい。0.1重量%以上になると、乳化重合時の安定性がより向上し、重合時に凝集しにくくなる。また、5重量%以下であれば、重合時にカルボキシル基同士の絡み合いによる凝集が生じにくくなる。
その他のモノマー(a−3)について説明する。
本実施の形態におけるその他のモノマー(a−3)とは、上記水和性官能基モノマー(a−1)及びカルボキシル基含有モノマー(a−2)以外のラジカル重合性のモノマーである。その他のモノマー(a−3)は、ホモポリマーのガラス転移温度Tgが50〜200℃のモノマー(a−4)及び、ホモポリマーのガラス転移温度Tgが−100℃以上50℃未満のモノマー(a−5)を含むことが好ましい。
モノマー(a−4)について説明する。モノマー(a−4)を使用することで、バインダー樹脂組成物(A)の耐アルカリ性をより向上できる。
例えば、メタクリル酸メチル(Tg=100℃)、メタクリル酸エチル(Tg=65℃)、メタクリル酸ブチル(Tg=20℃)、メタクリル酸イソブチル(Tg=67℃)、メタクリル酸ターシャリーブチル(Tg=107℃)、メタクリル酸2−エチルヘキシル(Tg=−10℃)、メタクリル酸シクロヘキシル(Tg=66℃)等のメタクリル酸エステル類;
スチレン(ホモポリマーのガラス転移温度Tg=100℃、以下同様)、α−メチルスチレン(Tg=168℃)及びベンジルメタクリレート(Tg=54℃)等の芳香環含有モノマー類;
等を挙げることができる。これらの中でも、耐アルカリ性の観点から、芳香環含有モノマーを用いることが好ましい。芳香環含有モノマーを用いることにより、アルカリ溶液中で加水分解され易い例えばアクリル酸アルキルエステルの使用量を削減できるため、耐アルカリ性をより向上できる。さらに、ポリマーのガラス転移点を適切な範囲にコントロールすることにより、集電材への密着性をより向上できる。
モノマー(a−4)の量としては、20〜60重量%が好ましく、25〜55重量%がより好ましい。20重量%以上になると、ポリマーの耐アルカリ性がより向上する。また、60重量%以下であれば、集電材への密着性がより向上する。
モノマー(a−5)について説明する。モノマー(a−5)を使用することで、集電材への密着性をより向上できる。モノマー(a−5)はホモポリマーのガラス転移温度Tgが−100℃以上50℃未満である。例えば、アクリル酸メチル(ホモポリマーのガラス転移温度Tg=−8℃、以下同様)、アクリル酸エチル(Tg=−20℃)、アクリル酸ブチル(Tg=−45℃)、アクリル酸−2−エチルヘキシル等(Tg=−55℃)のアクリル酸エステル類;
酢酸ビニル(Tg=30℃)、等を挙げることができる。
その他のモノマー(a−3)は、ポリマーの理論ガラス転移温度Tgが、−20〜20℃となるように、ホモポリマーのガラス転移温度Tgが50〜200℃のモノマー(a−4)とガラス転移温度Tgが−100℃以上50℃未満のモノマー(a−5)とを適宜選択することが好ましい。また、ポリマーの理論ガラス転移温度Tgの範囲は−15〜15℃がさらに好ましい。ガラス転移温度Tgを−20〜20℃にすることにより、密着性及び耐アルカリ性を両立させ易くなる。
本実施の形態におけるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは下記の式[I]により導かれる。
1/Tg
=[(W1/Tg1)+(W2/Tg2)+・・・+(Wn/Tgn)]/100
・・・[I]
ただし、
W1:単量体1の重量%、
Tg1:モノマー1のみから形成され得るホモポリマーのガラス転移温度(K)、
W2:モノマー2の重量%、
Tg2:モノマー2のみから形成され得るホモポリマーのガラス転移温度(K)、
Wn:モノマーnの重量%、
Tgn:モノマーnのみから形成され得るホモポリマーのガラス転移温度(K)、
(ここで、W1+W2+・・・・+Wn=100)
なお、ラジカル重合性不飽和モノマーを水性媒体中で重合する際に乳化剤として、ラジカル重合性不飽和基を有するものを使用する場合には、ラジカル重合性不飽和モノマーの構成の特定及び共重合体のTgの計算に際して、ラジカル重合性不飽和基を有する乳化剤はモノマーには含めないものとする。
本実施の形態でバインダー樹脂組成物(A)は、乳化重合で共重合することが重要である。共重合の際、重合安定性の観点から乳化剤を用いることが好ましい。
乳化剤は、用いるモノマーの合計100重量部に対して、0.1重量部以上5重量部以下が好ましく、1重量部以上3重量部以下がより好ましい。乳化剤量が0.1重量部以上になると、重合安定性がより向上する。また、乳化剤量が5重量部以下になると、二次電池電極の耐アルカリ性がより向上する。
本実施の形態では、乳化剤として、アニオン性乳化剤やノニオン性乳化剤を単独若しくは併用できる。また、乳化剤は、ラジカル重合性の官能基を有する反応性乳化剤であってもよいし、ラジカル重合性の官能基を有さない非反応性乳化剤であってもよい。あるいは、両者を併用することもできる。
本実施の形態において用いられる乳化剤のうち、反応性乳化剤は、分子内にラジカル重合可能な不飽和2重結合を1個以上有するアニオン性またはノニオン性の乳化剤である。例えば、スルホコハク酸エステル系(市販品としては、例えば、花王(株)製ラテムルS−120P、S−180A、三洋化成(株)製エレミノールJS−2等)、アルキルフェノールエーテル系(市販品としては、第一工業製薬(株)製アクアロンKH−10、RN−20等)が挙げられる。
本実施の形態において用いられる乳化剤のうち、非反応性乳化剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオン系非反応性乳化剤と、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類;ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテル等のポリオキシ多環フェニルエーテル類;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン系非反応性乳化剤と、が挙げられる。
具体的には、アニオン系非反応性乳化剤としては、ハイテノールNF−08〔エチレンオキサイド単位の繰り返し数(以下、「EOユニット数」という):8〕、NF−17(EOユニット数:17)〔以上、第一工業製薬(株)製〕、エレミノールCLS−20(EOユニット数:10)、エレミノールES−12(EOユニット数:6)、ES−30(EOユニット数:15)、ES−70(EOユニット数:35)〔以上、三洋化成工業(株)製〕等が挙げられる。
ノニオン系非反応性乳化剤としては、エマルゲン1108(EOユニット数:8)、1118S−70(EOユニット数:18)、1135S−70(EOユニット数:35)、1150S−70(EOユニット数:50)〔以上、花王(株)製〕等が挙げられる。
上記の非反応性乳化剤は単独で用いてもよく、複数種併用することも可能である。
なお、乳化剤のうち、反応性乳化剤としては、従来公知のものを使用できる。
本実施の形態において用いることができるラジカル重合開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類が挙げられる。
重合開始剤の使用量は、乳化重合に使用するモノマーの合計100重量部に対し0.1〜1重量部であることが好ましく、0.2〜0.8重量部であることがより好ましい。0.1重量部以上になると、重合安定性がより向上する。また、1重量部以下になると、耐水性がより向上する。
また、過酸化物系開始剤と還元剤の組み合わせたレドックス開始剤を用いることも好ましい。レドックス開始剤としては、過酸化物系開始剤と還元剤の組み合わせが好ましい。過酸化物系開始剤としては、パーブチルH(ターシャリーブチルハイドロパーオキサイド)、パーブチルO(ターシャリーブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート)、キュメンハイドロパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキサイドが挙げられる。還元剤としては、エルビットN(イソアスコルビン酸ナトリウム)、L−アスコルビン酸(ビタミンC)、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム(SMBS)、次亜硫酸ナトリウム(ハイドロサルファイト)が挙げられる。
本実施の形態のニッケル水素二次電池電極用合材インキは、ニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)と、導電性材料(B)と、活物質とを含むことが好ましい。
ニッケル水素二次電池電極用合材インキは、活物質100重量部に対してバインダー樹脂組成物(A)を0.05〜20重量部用いることが好ましく、0.1〜10重量部がより好ましい。0.05重量部以上になると、活物質を集電材に結着させる力がより向上し、その結果、電池の容量がより向上する。また、20重量部以下になると、電池特性がより向上する。
活物質は、ニッケル水素二次電池に通常使用されるものであれば、制限なく使用できる。例えば、正極活物質としては、水酸化ニッケル、オキシ水酸化ニッケルのニッケル化合物が挙げられる。水酸化ニッケルの種類としては、水酸化ニッケルを水酸化コバルトやオキシ水酸化コバルトで被覆したコバルトコート品がより好ましい。水酸化ニッケルの表面をコバルトコートすることで、水酸化ニッケルの導電性をより高めることができる。
負極の電極組成物として用いられる水素吸蔵合金は、例えば、LaNiやMmNi(Mm:ミッシュメタル;希土類金属の混合物、x=4.7〜5.2)などのAB型がある。前者では、Niの一部をCu、Al、Co、Siなどで置換した材料や、Laの一部をNdやZrで置換した材料が開発されている。また、現在一般的に使用されている材料は後者であり、希土類に比較的安価なMmを用い、Niの一部をCo、Mn、Alなどで置換している。このほか、TiNi、TiNi等のAB/AB型(チタン系)、ZrNi系やZrV系等のAB型がある。
活物質に併用される導電性材料(B)としては、例えば、ニッケル粉末、酸化コバルト、カーボン等を挙げることができる。カーボンとしては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、炭素繊維、フラーレン類を挙げることができる。好ましくは、アセチレンブラック、ファーネスブラックである。導電性材料(B)の粒子径は大きいため、あらかじめ、水、分散樹脂を用いて0.1〜50μmに分散して使用するのが好ましい。分散樹脂としては、アクリル系水溶性樹脂、スチレン/アクリル系水溶性樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水性ウレタン樹脂等が好ましい。
導電性材料(B)の使用量は、活物質100重量部に対して0.2〜10.0重量部が好ましい。0.2重量部以上になると、導電性が向上し、ニッケル水素二次電池の高いレートで充放電した場合の容量がより向上する。また、10.0重量部以下になると、合材層の集電体への密着性がより向上し、その結果、電池の容量がより向上する。
本実施の形態のニッケル水素二次電池電極用合材インキの配合は、正極用と負極用で異なる。正極合材インキの場合、活物質である水酸化ニッケル、バインダー樹脂組成物(A)、導電性材料(B)、溶媒である水を配合する。塗工適性を向上させるため、必要に応じ、増粘剤、レベリング剤、消泡剤等の添加剤を用いることができる。負極合材インキの場合、負極の電極組成物として用いられる水素吸蔵合金、バインダー樹脂組成物(A)、導電性材料(B)、溶媒である水を配合する。正極合材インキと同様、塗工適性を向上させるため、必要に応じ、増粘剤、レベリング剤、消泡剤等の添加剤を用いることができる。
電極は、集電体にニッケル水素二次電池電極用合材インキを塗布することで製造できる。集電体の材質は、金、銀、銅、鉄、ニッケル及びアルミニウム等の公知の導電性金属を使用できる。これらの中でも、鉄材質の表面を電解液による腐食防止のためにニッケルメッキしたものが好ましい。集電体の形状としては、箔状金属板、発泡金属板、網状金属繊維焼結板等が挙げられる。この中でも、集電体の厚みを薄くでき、電池の内部抵抗を低減可能なことから、箔状金属板が好ましい。ニッケルメッキ部分を含めた箔状集電体の総厚は、10〜70μmが好ましく、15〜60μmがさらに好ましい。箔状集電体の総厚が10μm以上になると、集電体自身の強度がより向上し、塗工及びプレス加工時に電極の破損が生じにくくなる。また、箔状集電体の総厚が70μm以下であれば、集電体自身の強度を適切にしやすく、塗工時の集電体の巻き取りがより容易になる。
ニッケルメッキの厚みは、0.1〜5μmであることが好ましく、0.5〜4μmがさらに好ましい。ニッケルメッキの厚みが、0.1μm以上になると、電解液による腐食が生じにくくなる。また、ニッケルメッキの厚みが5μm以下になると、コスト的に有利になる。
合材インキを金属箔集電体の表面に塗工する方法としては、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート、マイヤーバーコート、ブレードコート、ナイフコート、エアーナイフコート、スロットダイコート、スライドダイコート、デイップコート、ダイコード、コンマコート、コンマリバースコート等が挙げられる。
乾燥工程における熱源としては、熱風、赤外線、マイクロ波、高周波等及びそれらの組み合わせが挙げられる。乾燥後の合材層の厚さは20〜200μm、好ましくは50〜150μmの範囲であり、このような厚さになるように前記塗工時の塗工量を設定する。活物質層の厚みが20μm以上であれば、より短い電極板の長さで所定の容量の電極を製造しやすくなる。また、厚みが200μm以下であれば、電極板を巻き取ったとき集電体に亀裂等が生じにくくなる。
正極合材層または負極合材層の均質性及び密度をより向上させるために、金属ロール、加熱ロール、シートプレス機等を用いて、合材層にプレス処理を施すことが好ましい。プレス条件としては、合材層の圧縮率が5〜70%になるようにプレス処理を施すことが好ましく、10〜60%がより好ましい。圧縮率が5%以上になると、合材層が均一化しやすくなる。また、圧縮率が70%以下になると、集電体を含めて電極が破損しにくくなる。
ニッケル水素二次電池では、正極の合材層(C)と負極の合材層(D)とがセパレータを介して交互に対向配置され、アルカリ電解液と共に容器内に収納されている。セパレータとしては、一般のアルカリ二次電池に使用されるものが用いられる。例えば、ポリエチレン不織布、ポリプロピレン不織布、ポリアミド不織布及びそれらに親水性処理を施したものが挙げられる。電解液としては、水酸化カリウム水溶液や、水酸化カリウム水溶液に水酸化ナトリウム及び/または水酸化リチウムを添加したもの等が挙げられる。
以下、実施例、比較例を挙げて本実施の形態を詳細に説明する。しかしながら、本実施の形態は、以下の実施例のみに限定されるものではない。
<バインダー樹脂組成物合成>
[実施例1]
水和性官能基含有モノマー(a−1)としてアクリル酸2ヒドロキシエチル3.0重量部、カルボキシル基含有モノマー(a−2)としてアクリル酸1.5重量部、モノマー(a−4)としてスチレン50重量部、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル45.5重量部、乳化剤としてエレミノールCLS−20(三洋化成工業(株)製の反応性乳化剤)1.4重量部、イオン交換水53.1重量部の混合物を板羽根で乳化し、モノマープレエマルションを作成し、滴下槽に入れた。
還流冷却器、攪拌機、温度計、窒素導入管、原料投入口を具備する容積2Lの4つ口フラスコを反応容器とし、該反応容器にイオン交換水89.4重量部を入れ、窒素を導入しつつ攪拌しながら、液温を60℃に温めた。次いで、反応容器中に、乳化剤としてCLS−20を0.1重量部添加し、滴下槽から上記モノマープレエマルションを5時間かけて連続的に滴下し、過硫酸アンモニウムを0.6重量部用いて、70℃で5時間かけて乳化重合した。
滴下終了後、3時間、70℃に保ち、熟成を行った。その後冷却を開始し、50℃まで冷却し、180メッシュのポリエステル製の濾布で濾過し、バインダー樹脂組成物(A)を含むポリマーエマルションを得た。濾布に残った凝集物はなく、重合安定性は良好であった。
濾過後のエマルションの一重量部を測り取り、150℃で20分間乾燥し、不揮発分濃度を求めたところ40.0重量%であった。また、前記エマルションは、pH2.0、粘度10mPa・sであった。
マイクロトラックUPA(Leeds&Northrup社製)を用い、動的光散乱法によりpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、190nmであった。また、アンモニア水を添加し、中和した後にpH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、230nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.21倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例2]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてメタクリル酸グリシジル3.0重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、180nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、220nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.22倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例3]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてダイアセトンアクリルアミド3.0重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、200nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、270nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.35倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例4]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてアクリルアミド3.0重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、200nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、270nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.35倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例5]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてN,N‐ジエチルアクリルアミド3.0重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、205nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、270nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.32倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例6]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてメタクリルアミド3.0重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、205nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、270nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.32倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例7]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてメタクリル酸メチル50重量部を用いた以外は、実施例3と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、200nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、250nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.25倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例8]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてスチレン44.5重量部、モノマー(a−5)としてアクリル酸ブチル51.0重量部を用いた以外は、実施例4と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、170nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、210nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.24倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例9]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてメタクリルアミド4.5重量部を用い、(a−4)としてスチレン48.5重量部を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、210nmであった。また、アンモニア水を添加後のD50粒子径を測定したところ、300nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.43倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例10]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてN,N‐ジエチルアクリルアミド1.5重量部を用い、(a−4)としてスチレン51.5重量部を用いた以外は、実施例5と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、190nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、235nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.24倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例11]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてスチレン30重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル65.5重量部を用いた以外は、実施例4と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、200nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、260nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.30倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは−19℃である。
[実施例12]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてスチレン59重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル36.5重量部を用いた以外は、実施例5と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、210nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、270nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.29倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは15℃である。
[実施例13]
表1に示すように、カルボキシル基含有モノマー(a−2)としてアクリル酸0.3重量部を用い、モノマー(a−4)としてスチレン51.2重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、210nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、255nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.21倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例14]
表1に示すように、カルボキシル基含有モノマー(a−2)としてアクリル酸4.2重量部を用い、モノマー(a−4)としてスチレン47.3重量部を用いた以外は、実施例2と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、180nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、220nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.22倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例15]
表1に示すように、実施例14の組成物は、実施例2と同一組成であるが、異なる合成方法によりポリマーエマルションを得た。具体的には、乳化剤としてCLS−20を1.0重量部、イオン交換水53.1重量部の混合物を板羽根で乳化し、モノマープレエマルションを作成し、滴下槽に入れた。反応容器中に、乳化剤としてCLS−20を0.5重量部添加し、滴下槽から上記モノマープレエマルションを5時間かけて連続的に滴下し、過硫酸アンモニウムを0.6重量部用いて、70℃で5時間かけて乳化重合した。
このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、100nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、130nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.30倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[実施例16]
表1に示すように、実施例15の組成物は、実施例5と同一組成であるが、異なる合成方法によりポリマーエマルションを得た。具体的には、乳化剤としてCLS−20を1.49重量部、イオン交換水53.1重量部の混合物を板羽根で乳化し、モノマープレエマルションを作製し、滴下槽に入れた。反応容器中に、乳化剤としてCLS−20を0.01重量部添加し、滴下槽から上記モノマープレエマルションを5時間かけて連続的に滴下し、過硫酸アンモニウムを0.6重量部用いて、70℃で5時間かけて乳化重合した。
このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、300nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、380nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.27倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは7℃である。
[比較例1]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてスチレン11重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル84.5重量部を用いた以外は、実施例2と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、130nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、160nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.23倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは−40℃である。
[比較例2]
表1に示すように、モノマー(a−4)としてスチレン71重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル24.5重量部を用いた以外は、実施例5と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、140nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、190nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.36倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは40℃である。
[比較例3]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてメタクリルアミド0.2重量部を用い、モノマー(a−4)としてスチレン50.8重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル47.5重量部を用いた以外は、実施例6と同様にしてポリマーエマルションを得た。このポリマーエマルションについて、実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、200nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、203nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.02倍になっている。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは5℃である。
[比較例4]
表1に示すように、水和性官能基含有モノマー(a−1)としてアクリル酸2ヒドロキシエチル10.0重量部を用い、モノマー(a−4)としてスチレン41重量部を用い、モノマー(a−5)としてアクリル酸2−エチルへキシル47.5重量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリマーエマルションを得た。実施例1と同様にpH2.0におけるD50粒子径を測定したところ、220nmであった。また、pH9.0におけるD50粒子径を測定したところ、350nmであった。つまり、中和後D50粒子径は中和前D50粒子径の1.59倍になっている。中和後のポリマーエマルションの安定性は低い状態であり、ポリマーエマルションの一部に凝集が起こり、流動性の低下が観察された。
モノマーから求められるポリマーの理論ガラス転移温度Tgは9℃である。
以下の項目は、全ての実施例及び比較例に共通である。
<導電性材料>
アセチレンブラックであるHS100(電気化学工業(株)製)100重量部に対し、分散樹脂であるアクリル樹脂1.5重量部及びイオン交換水408重量部を混合し、直径0.8mmガラスビーズ200重量部を入れた後、ペイントコンディショナーで2時間分散処理した。更にビーズを取り除いて、不揮発分20重量%の導電性材料分散体を得た。
<電極用合材インキ>
正極活物質として、水酸化コバルトを表面コーティングした水酸化ニッケルCZ(田中化学研究所(株)製)100重量部、導電性材料分散体25重量部、バインダー樹脂組成物(A)として実施例1で得られたバインダー樹脂組成物(A)5.0重量部をディスパーで混錬し、正極用合材インキを得た。その際の粘度は4000mPa・sであった。負極の電極組成物として用いられる水素吸蔵合金100重量部、導電性材料分散体25重量部、実施例1で得られたバインダー樹脂組成物(A)5.0重量部をディスパーで混錬し、負極用合材インキを得た。その際の粘度は6000mPa・sであった。
次いで、得られた合材インキを用いて作製された電極について密着性試験を下記のように行なった。合材インキを、厚み3μmのニッケルメッキを施した総厚30μmの箔状集電体に塗工、100℃で乾燥、ロールプレスで厚さを調整した後、所定の大きさに切断して電極を作製した。この時合材層に割れ欠けは見られなかった。
(密着性試験)
得られた電極のうち1枚について密着性試験を行なった。電極表面にナイフを用いて、塗膜面から集電体に達する深さまでの切り込みを1mm間隔で縦横それぞれ11本入れて碁盤目の切れ目を入れた。この切り込みにセロハンテープを貼り付けて直ちに引き剥がし、活物質の脱落の程度をセロハンテープの目視により判定した。評価基準を下記に、評価結果を表1に示す。
◎:「無色(透明、わずかに点転着)」
○:「かすかに灰色(透明、わずかに転着)」
△:「灰色(半透明、部分転着)」
×:「黒色(不透明、全転着)」
表1に示すように、実施例については、実施例11、14が△であった以外は、いずれも○または◎の評価結果であった。比較例については、比較例1は○、比較例3は△であったものの、比較例2は×の評価結果であった。比較例2の評価結果が悪い理由は、理論ガラス転移温度Tg=40℃と高いためであると考えられる。
(電池組み立て)
先に作製した正極を直径15.9mmに、負極を直径16.1mmに打ち抜き、セパレータとして親水化処理ポリプロピレンを23mmに打ち抜き、セパレータを介して互いに合材層を対向させ、電解液(水酸化カリウム4.8規定+水酸化ナトリウム1.2規定) を満たして二極密閉式金属セルを組み立てた。セル組み立て後、所定の電池特性評価を行った。
(充放電サイクル特性試験)
上記のように作製した試験電池について、充放電サイクル試験を行ない、サイクル経過による充放電特性の推移を測定した。この充放電サイクル試験では、最初に活性化充放電を5サイクル行った後に1C−1C充放電サイクルを行なった。活性化充放電及び1C−1C充放電における試験条件はそれぞれ以下のとおりである。
(活性化充放電)
充電:定電流0.2C(定格充電容量の100%まで充電)
放電:定電流0.2C(放電終止電圧0.8V)
(充放電)
充電:定電流1.0C(定格充電容量の100%まで充電)
放電:定電流1.0C(放電終止電圧0.8V)
充放電サイクル特性試験は、1000サイクル充放電した後の利用率で評価を行なった。利用率は、以下の式で表される。
利用率(%)=放電容量(mAh)/正極理論電池容量(mAh)×100
充放電サイクル特性試験は、以下のように評価した。結果を表1に示す。
90〜100%:極めて良好(◎)
80〜90% :良好(○)
60〜80% :比較的良好(△)
〜60% :不良(×)
表1に示すように、すべての実施例について、△以上の評価結果であった。一方、すべての比較例について、×の評価結果であった。比較例1の評価結果が悪い理由は、理論ガラス転移温度Tg=−40℃と低過ぎるためであると考えられる。比較例2の評価結果が悪い理由は、理論ガラス転移温度Tg=40℃と高過ぎるためであると考えられる。比較例3の評価結果が悪い理由は、水和性官能基含有モノマー(a−1)の組成が0.3重量部と低過ぎるためであると考えられる。
(急速充放電特性試験)
急速充放電特性試験は、1C−1Cで50サイクル経過した後に評価を行なった。レート条件は、2C−2C、5C−5C、10C−10Cで行なった。急速充放電特性の評価は、10C−10C時の利用率で評価を行なった。
急速充放電特性試験は、以下のように評価した。結果を表1に示す。
90〜100%:極めて良好(◎)
80〜90% :良好(○)
60〜80% :比較的良好(△)
〜60% :不良(×)
表1に示すように、すべての実施例について、△以上の評価結果であった。一方、すべての比較例について、×の評価結果であった。比較例1の評価結果が悪い理由は、理論ガラス転移温度Tg=−40℃と低過ぎるためであると考えられる。比較例2の評価結果が悪い理由は、理論ガラス転移温度Tg=40℃と高過ぎるためであると考えられる。比較例3の評価結果が悪い理由は、水和性官能基含有モノマー(a−1)の組成が0.3重量部と低過ぎるためであると考えられる。比較例4の評価結果が悪い理由は、水和性官能基含有モノマー(a−1)の組成が10.0重量部と多過ぎるため、エマルションの安定性が低下し、その結果、得られた合材インキの安定性が低下したためであると考えられる。
Figure 2014035899

Claims (5)

  1. 水和性官能基を含有する第1のモノマー(a−1)1〜5重量%と、
    カルボキシル基を含有する第2のモノマー(a−2)0.1〜5重量%と、
    水和性官能基及びカルボキシル基を含有しない第3のモノマー(a−3)90〜98.9重量%と、を含むモノマー群を備え、
    前記モノマー群を乳化重合することにより得られるポリマーエマルションは、−20〜20℃のガラス転移温度を有し、
    当該ポリマーエマルションのpH8〜10のときの平均粒子径が、pH1〜3のときの平均粒子径の1.2倍〜1.5倍であることを特徴とするニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)。
  2. 前記第1のモノマー(a−1)の水和性官能基が、pH8〜10においてイオン化しない官能基であることを特徴とする請求項1に記載のニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)。
  3. 前記第3のモノマー(a−3)が、
    ホモポリマーのガラス転移温度が50〜200℃のモノマー(a−4)と、
    ホモポリマーのガラス転移温度が−100℃以上50℃未満のモノマー(a−5)と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)。
  4. 前記ポリマーエマルションのpH1〜3のときの平均粒子径が、150〜250nmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のニッケル水素二次電池電極用バインダー樹脂組成物(A)と、
    導電性材料(B)と、を含むことを特徴とするニッケル水素二次電池電極用合材インキ。
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