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JP2014035261A - 情報処理方法、情報処理装置、プログラム、撮像装置、検査方法、検査装置、及び基板の製造方法 - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、プログラム、撮像装置、検査方法、検査装置、及び基板の製造方法 Download PDF

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JP2014035261A
JP2014035261A JP2012176432A JP2012176432A JP2014035261A JP 2014035261 A JP2014035261 A JP 2014035261A JP 2012176432 A JP2012176432 A JP 2012176432A JP 2012176432 A JP2012176432 A JP 2012176432A JP 2014035261 A JP2014035261 A JP 2014035261A
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Abstract

【課題】被写体の高画質のカラー画像を低コストで取得可能とする情報処理方法等を提供すること。
【解決手段】本技術に係る情報処理方法は、被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得することを含む。前記複数の第1の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正され、前記複数の第2の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正される。前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とが合成されて、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像が生成される。
【選択図】図2

Description

本技術は、例えば基板の外観検査等に用いられる情報処理方法、情報処理装置、プログラム、撮像装置、検査方法、検査装置、及び基板の製造方法に関する。
電子部品が実装されるプリント配線基板などの被検査物を検査する外観検査装置が用いられている。このような外観検査装置として、1枚のプリント配線基板の全体を撮像装置によって撮像し、得られたカラー画像に基づいて被検査物を検査する外観検査装置が提案されている。
例えば特許文献1に記載の外観検査装置では、撮像光学系の色収差が補正された被検査物のカラー画像データが生成される。そしてこのカラー画像データと検査用データとを照合することで外観検査が行われる。これにより外観検査に要する手間やコストが低減されている(特許文献1の段落[0006]等参照)。
特開2011−38784号公報
上記のような基板の外観検査等においては、撮像装置により高画質のカラー画像が撮影されることが望ましい。例えば面積の大きい基板等であってもコストをかけることなく高画質のカラー画像が取得されることが求められる。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、被写体の高画質のカラー画像を低コストで取得することが可能となる情報処理方法、情報処理装置、プログラム、撮像装置、検査方法、検査装置、及び基板の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る情報処理方法は、被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得することを含む。
前記複数の第1の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正され、前記複数の第2の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正される。
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とが合成されて、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像が生成される。
この情報処理方法では、被写体の第1の領域についての複数の第1の色成分画像と、第1の領域に隣接する第2の領域についての複数の第2の色成分画像とがそれぞれ取得される。複数の第1の色成分画像は色成分ごとに補正され、また複数の第2の色成分画像も色成分ごとに補正される。これらの補正された複数の第1の色成分画像と複数の第2の色成分画像とが合成されることで、第1及び第2の領域を含む全体領域のカラー画像である色合成画像が生成される。これにより被写体の高画質のカラー画像を低コストで取得することが可能となる。
前記撮像装置は、前記被写体のモノクロ画像を撮影可能であってもよい。この場合、前記色成分画像は、前記選択された色成分光によるモノクロ画像であってもよい。
この情報処理方法では、選択された色成分光によるモノクロ画像が色成分画像として撮影される。従って色合成画像として高画質のカラー画像が生成される。
前記複数の第1の色成分画像は、前記第1の領域を撮影する第1の撮像装置により撮影された画像であってもよい。この場合、前記複数の第2の色成分画像は、前記第2の領域を撮影する、前記第1の撮像装置と異なる第2の撮像装置により撮影された画像であってもよい。
2つの撮像装置が用いられて第1及び第2の領域がそれぞれ撮影される場合、例えば面積の大きい範囲を全体領域として撮影することが容易となる。そのように撮影された第1及び第2の色成分画像を合成して、全体領域の高画質なカラー画像を低コストで生成することが可能である。
前記補正ステップは、前記第1の撮像装置の撮像特性と、前記第2の撮像装置の撮像特性との違いによる、前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像との差を補正してもよい。
これにより2つの撮像装置を用いて撮影された全体領域の高画質なカラー画像を生成することが可能となる。
前記撮像特性は、色感度、歪曲収差、及びシェーディングのうちのいずれか1つを含んでもよい。
このように色感度、歪曲収差、及びシェーディングのいずれか1つの差が補正されることで、高画質のカラー画像が生成される。
前記生成ステップは、同じ色成分の前記第1及び前記第2の色成分画像が互いに接続された色成分接続画像を前記色成分ごとに生成し、前記生成された複数の色成分接続画像を合成することで前記色合成画像を生成してもよい。この場合、前記補正ステップは、前記複数の色成分接続画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正することを含んでもよい。
このように色成分ごとに色成分接続画像が生成され、それらの画像が合成されることで色合成画像が生成されてもよい。この場合、補正ステップにより、色成分接続画像が色成分ごとに補正されてもよい。
前記補正ステップは、前記色成分の違いによる前記色成分接続画像間の差を補正してもよい。
これにより高画質のカラー画像を生成することができる。
前記補正ステップは、色収差による前記色成分接続画像間の差を補正してもよい。
このように色収差が補正されることで高画質のカラー画像を生成することができる。
前記情報処理方法は、さらに、所定のパターンを有する校正用被写体の前記複数の第1の色成分画像及び前記複数の第2の色成分画像をもとに補正用データを算出することを含んでもよい。この場合、前記補正ステップは、前記算出された補正用データを用いて補正を実行してよい。
このように校正用被写体の画像から算出された補正用データが適宜用いられてもよい。
前記情報処理方法は、さらに、前記補正用データを用いて、前記第1及び第2の撮像装置のそれぞれの撮影条件を調整することを含んでもよい。
このように補正用データをもとに各撮像装置の撮影条件が調整されてもよい。これにより全体領域の高画質なカラー画像を生成することが可能となる。
前記撮影条件は、コントラスト及び焦点距離のうちのいずれか1つを含んでもよい。
このようにコントラスト及び焦点距離のいずれか1つが調整されることで、高画質のカラー画像が生成される。
本技術の一形態に係る情報処理装置は、取得部と、補正部と、生成部とを具備する。
前記取得部は、被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する。
前記補正部は、前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する。
前記生成部は、前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する。
本技術の一形態に係るプログラムは、以下のステップをコンピュータに実行させる。
被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得するステップ。
前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正するステップ。
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成するステップ。
本技術の一形態に係る撮像装置は、光学素子と、1以上の撮像部と、取得部と、補正部と、生成部とを具備する。
前記光学素子は、被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能である。
前記1以上の撮像部は、前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能である。
前記取得部は、前記撮像部により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する。
前記補正部は、前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する。
前記生成部は、前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する。
前記1以上の撮像部は、前記複数の第1の色成分画像を撮影する第1の撮像部と、前記複数の第2の色成分画像を撮影する、前記第1の撮像部と異なる第2の撮像部とを有してもよい。
前記撮像装置は、さらに、前記第1の領域からの光を前記第1の撮像部へ反射し、前記第2の領域からの光を前記第2の撮像部へ反射する反射素子を具備してもよい。
このような反射素子が備えられることで、第1及び第2の撮像部の配置を適宜設定することができる。例えば反射素子と第1及び第2の撮像部との配置を適宜設定することで、撮像装置全体の小型化を図ることが可能となる。
前記光学素子は、赤色成分光を透過させる赤色フィルタと、緑色成分光を透過させる緑色フィルタと、青色成分光を透過させる青色フィルタとを含むカラーフィルタであってもよい。
前記赤色フィルタ、前記緑色フィルタ、及び前記青色フィルタの光の透過方向におけるそれぞれの厚みは、各フィルタを透過する前記赤色成分光、前記緑色成分光、及び前記青色成分光の各焦点距離が互いに等しくなるように調整されてもよい。
これにより各色成分による色成分画像が合成されることで生成される色合成画像の質を向上させることができる。
前記光学素子は、前記被写体からの光を当該光の焦点距離が前記赤色成分光、前記緑色成分光、及び前記青色成分光の各焦点距離と等しくなるように透過させる透過部を有してもよい。
これにより被写体からの光による画像及び色合成画像の両方を高い精度で生成することが可能となる。
本技術の一形態に係る検査方法は、検査対象である被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得することを含む。
前記複数の第1の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正され、前記複数の第2の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正される。
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とが合成されて、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像が生成される。
前記生成された色合成画像をもとに前記被写体が検査される。
本技術の一形態に係る検査装置は、光学素子と、1以上の撮像部と、取得部と、補正部と、生成部と、検査部とを具備する。
前記光学素子は、検査対象である被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能である。
前記1以上の撮像部は、前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能である。
前記取得部は、前記撮像部により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する。
前記補正部は、前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する。
前記生成部は、前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する。
前記検査部は、前記生成された色合成画像をもとに前記被写体を検査する。
本技術の一形態に係る基板の製造方法は、検査対象である被写体としての基板の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記基板の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得することを含む。
前記複数の第1の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正され、前記複数の第2の色成分画像が前記色成分ごとにそれぞれ補正される。
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とが合成されて、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像が生成される。
前記生成された色合成画像をもとに前記基板が検査される。
前記検査の結果をもとに前記基板の良否が判定される。
以上のように、本技術によれば、被写体の高画質のカラー画像を低コストで取得することが可能となる。
本技術の一実施形態に係る外観検査装置の概略的なシステム構成を示す模式的なブロック図である。 外観検査装置の撮像ユニットの構成例を主に示す模式的な図である。 外観検査装置により検査される基板の一例を示す模式的な平面図である。 第1のカメラにより撮影された画像と、第2のカメラにより撮影された画像とを示す模式的な図である。 情報処理部のハードウェア構成例を示す模式的な図である。 情報処理部のソフトウェア構成例を示す模式的な図である。 外観検査装置の動作例を示すフローチャートである。 キャリブレーション処理を説明するための模式的な図である。 キャリブレーション処理を説明するための模式的な図である。 補正用データの算出について説明するための模式的な図である。 補正用データの算出について説明するための模式的な図である。 図7に示すステップ5からステップ10までの処理を詳しく示したフローチャートである。 CAEデータを用いた基板の外観検査を説明するための模式的な図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[外観検査装置の構成]
本技術の一実施形態に係る外観検査装置を説明する。本実施形態の外観検査装置は、所定の電子部品が実装される回路基板(以下、単に基板という)の画像を撮影し、その画像を用いて基板の外観を検査することが可能である。従って本実施形態では、基板が、検査対象である被写体となる。
図1は、本実施形態に係る外観検査装置の概略的なシステム構成を示す模式的なブロック図である。図2は、外観検査装置の撮像ユニットの構成例を主に示す模式的な図である。
外観検査装置100は、撮像ユニット10と、照明ユニット20と、搬送ユニット30と、検査ステージ40と、情報処理部50とを有する。撮像ユニット10は、撮像装置としてのカメラ11と、レンズ12と、光学フィルタホイール13と、反射素子としての反射ミラー14を有する。情報処理部50は、操作表示部51と、入出力制御部52と、演算制御記憶部53とを有する。
検査ステージ40は、平坦な載置面41を有し、この載置面41に基板1が載置される。基板1は、搬送ユニット30により検査ステージ40に搬送される。また搬送ユニット30は、外観検査が終了した基板1を検査ステージ40の載置面41から取り出して搬送する。搬送ユニット30の構成や搬送方法は限定されず、任意の構成や方法が用いられてよい。
照明ユニット20は、不図示のフレームを介して検査ステージ40の上方に支持され、検査ステージ40に載置された基板1の実装面に向けて照明光を照射する。照明光を出射する光源としては、例えばLED(Light Emitting Diode)等が用いられる。照明ユニット20の構成は限定されず、他の光源が用いられてもよい。照明ユニット20が適宜制御されることで、基板1への照明光の色や光量等が調整される。
図3は、本実施形態の外観検査装置100により検査される基板1の一例を示す模式的な平面図である。
本実施形態では、矩形の基板1が検査対象となる。なお、検査対象となる基板1の形状は限定されず、例えば円形等の他の形状を有する基板も検査可能である。
基板1の少なくとも一方の面は電子部品2が実装される実装面3として形成され、実装面3には複数のアライメントマーク4が設けられている。アライメントマーク4は、外観検査装置100による外観検査を行う際に、座標位置の基準点となるものである。本実施形態では、4つのアライメントマーク4が形成されるが、アライメントマーク4の数は限定されない。典型的には、3つ以上のアライメントマーク4が形成される。
基板1は、基板1の実装面3に形成された銅箔5と、銅箔5を覆うレジスト6とを有する。アライメントマーク4は、銅箔5を覆うレジスト6に設けられた開口7の内側に位置する銅箔5の部分によって形成される。アライメントマーク4の形成方法は任意である。
本実施形態では、開口7の形状、すなわち、アライメントマーク4の形状は、円形であるが、アライメントマーク4の形状としては矩形、三角形、多角形など種々の形状が使用可能であり、アライメントマーク4の形状は限定されない。ここで、銅箔5は、オレンジ色を呈しており、レジスト6は、緑色と青色が混じった色を呈している。
本実施形態では、撮像ユニット10のカメラ11として、被写体のデジタル画像を撮影することが可能なデジタルカメラが用いられる。またカメラ11として、被写体のモノクロ画像を撮影するモノクロカメラが用いられる。例えば撮像素子としてCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を有するカメラ11が用いられる。
図2に示すように、本実施形態では、第1及び第2のカメラ11A及び11Bの2つのカメラ11が用いられる。このように外観検査装置に1以上のカメラが設けられてもよい。第1のカメラ11Aにより、基板1の第1の領域1Aが撮影される。また第2のカメラ11Bにより、基板の第2の領域1Bが撮影される。図3に示すように、第1の領域1Aは、基板1の左半分の領域である。第2の領域1Bは、基板1の右半分の領域である。なお、基板1のどの領域を第1及び第2の領域1A及び1Bとして設定するかは限定されない。
第1のカメラ11Aにより撮影される領域である第1の撮影領域15Aが、上記した第1の領域1Aを含むように設定される。第2のカメラ11Bにより撮影される領域である第2の撮影領域15Bが上記した第2の領域1Bを含むように設定される。これにより第1及び第2の領域1A及び1Bが、第1及び第2のカメラ11A及び11Bによりそれぞれ撮影される。なお第1及び第2の撮影領域15A及び15Bは、所定の重なり領域15Cで、互いに重なるように設定される。
図4は、第1のカメラ11Aにより撮影された画像と、第2のカメラ11Bにより撮影された画像とを示す模式的な図である。図4に示すように、基板1を2つに分ける第1及び第2の領域1A及び1Bのそれぞれの画像16A及び16Bが撮影される。本実施形態では、以下に説明するように、これらの画像16A及び16Bが色成分ごとに撮影される。なお、第1及び第2の領域1A及び1Bを含む領域を全体領域とする。全体領域は基板1の全体の領域に相当する。
このように本実施形態では、第1及び第2のカメラ11A及び11Bにより基板1が撮影撮影されるので、第1及び第2のカメラ11A及び11Bや照明ユニット20等を移動させることなく基板1の外観検査が可能である。
レンズ12は、基板1を所定の倍率で拡大して撮影するために、第1及び第2のカメラ11A及び11Bにそれぞれ設けられる。レンズ12は、各カメラの前方に取り付けられるレンズ鏡筒121内の撮像光学系に含まれる。各レンズ鏡筒121に複数のレンズ12が設けられてもよい。レンズ12を含む撮像光学系が適宜制御されることで拡大倍率が設定される。以後、第1及び第2のカメラ11A及び11Bにそれぞれ設けられるレンズ12を、第1及び第2のレンズ12A及び12Bと記載する。
図2に示すように、本実施形態では、載置面41の面方向(xy平面方向)で互いに対向するように第1及び第2のカメラ11A及び11Bが配置される。図2や図3等に示すようにxyz座標が設定された場合、x方向に沿って第1及び第2のカメラ11A及び11Bがそれぞれ配置される。従って第1のカメラ11Aに入射する第1の撮影光軸17Aと、第2のカメラに入射する第2の撮影光軸17Bとが、各レンズ12A及び12B付近ではx方向に沿って設定される。
第1及び第2のカメラ11A及び11Bの間には、反射ミラー14が設けられる。反射ミラー14は、第1のカメラ11Aの第1の撮影光軸17Aを変更する第1の反射部14Aと、第2のカメラ11Bの第2の撮影光軸17Bを変更する第2の反射部14Bとを有する。
反射ミラー14が設けられることにより、第1のカメラ11Aの撮影光束18Aが、第1の撮影領域15A(図3参照)に設定される。従って基板1の第1の領域1Aの像が、第1の反射部14Aで反射されて第1のレンズ12Aに導かれる。すなわち第1の反射部14Aにより、基板1の第1の領域1Aからの光が第1のカメラ11Aへ反射される。これにより第1の領域1Aの画像16Aが第1のカメラ11Aにより撮影される。
第2のカメラ11Bの撮影光束18Bは、第2の撮影領域15Bに設定される。従って基板1の第2の領域1Bの像が、第2の反射部14Bで反射されて第2のレンズ12Bに導かれる。すなわち第2の反射部14Bにより、基板1の第2の領域1Bからの光が第2のカメラ11Bへ反射される。これにより第2の領域1Bの画像16Bが第2のカメラ11Bにより撮影される。
このように反射ミラー14が備えられることで、第1及び第2のカメラ11A及び11Bの配置を適宜設定することができる。例えば基板1と各カメラ11の撮像光学系との間の光路長を確保しつつ、各カメラ11を検査ステージ40の近傍に配置することができる。すなわち反射ミラー14と第1及び第2のカメラ11A及び11Bとの配置を適宜設定することで、外観検査装置100全体の小型化を図ることが可能となる。
第1及び第2の撮影光軸17A及び17Bをそれぞれ変更する反射素子としては、他の任意のものが用いられてよい。例えば2枚の反射ミラーが、第1及び第2の反射部14A及び14Bの位置にそれぞれ設けられてもよい。また反射素子としてプリズム等が用いられてもよい。
光学フィルタホイール13は、被写体である基板1の光から、複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子として、外観検査装置100に設けられる。光学フィルタホイール13には、赤色成分光を透過させる赤色フィルタ19Rと、緑色成分光を透過させる緑色フィルタ19Gと、青色成分光を透過させる青色フィルタ19Bとを含むカラーフィルタが設けられる。各色を透過させるフィルタとしては、例えばダイクロイックフィルタ等が用いられる。
光学フィルタホイール13は、第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれに対して設けられる。第1のカメラ11Aと反射ミラー14との間に、第1の光学フィルタホイール13Aが設けられる。第2のカメラ11Bと反射ミラー14との間には、第2の光学フィルタホイール13Bが設けられる。それぞれの光学フィルタホイール13が適宜回転することで、第1及び第2の撮影光軸17A及び17B上に所定の色のフィルタが配置される。これにより、撮影光軸に沿って進む基板1の光から赤色成分光、緑色成分光及び青色成分光のそれぞれが適宜選択される。
光学フィルタホイール13により選択された色成分光は、第1及び第2のカメラ11A及び11Bにそれぞれ入射する。そして第1及び第2のカメラ11A及び11Bにより、色成分光による画像である色成分画像21A及び21Bが色成分ごとに撮影される。すなわち第1のカメラ11Aにより、赤色成分画像21R1、緑色成分画像21G1、及び青色成分画像21B1が撮影される。また第2のカメラ11Bにより、赤色成分画像21R2、緑色成分画像21G2、及び青色成分画像21B2が撮影される。本実施形態では、各色成分の画像は、モノクロ画像として撮影される。
上記したように、第1のカメラ11Aには第1の領域1Aからの光が入射する。第1の光学フィルタホイール13Aにより、第1の領域1Aからの光から所定の色成分光が選択される。これにより、第1のカメラ11Aにより、基板1の第1の領域1Aの色成分ごとの色成分画像21Aが撮影される。以下、第1の領域1Aの赤色成分画像21R1、緑色成分画像21G1及び青色成分画像21B1を複数の第1の色成分画像21Aとする。
第2のカメラ11Bには、第2の領域1Bからの光が入射する。第2の光学フィルタホイール13Bにより、第2の領域1Bからの光から所定の色成分光が選択される。これにより、第2のカメラ11Bにより、基板1の第2の領域1Bの色成分ごとの色成分画像21Bが撮影される。以下、第2の領域1Bの赤色成分画像21BR、緑色成分画像21BG及び青色成分画像21BBを複数の第2の色成分画像21Bとする。
本実施形態では、第1及び第2の光学フィルタホイール13A及び13Bのそれぞれで、各フィルタの厚みが適宜調整されている。すなわち、赤色フィルタ19R、緑色フィルタ19G、青色フィルタ19Bの光の透過方向(撮影光軸17A及び17Bの各方向)におけるそれぞれの厚みは、各フィルタを透過する赤色成分光、緑色成分光、及び青色成分光の各焦点距離が互いに等しくなるように調整されている。
赤色成分光、緑色成分光、及び青色成分光は互いに波長が異なるので、第1のレンズ12A及び第2のレンズ12Bに対する各成分光の屈折率が異なる。その結果、第1のレンズ12Aの各色成分光の焦点距離に差が生じる。また第2のレンズ12Bの各色成分光の焦点距離にも差が生じる。
本実施形態では、色成分の違いによる焦点距離の差を、各色フィルタのそれぞれの厚みを調整することで最適化する。例えば青色フィルタ19B、緑色フィルタ19G及び赤色フィルタ19Rの順に厚みが大きくなるように設定される。その他、各色フィルタの厚みの設定は任意である。このように、厚みが調整されることで、各色成分による色成分画像が合成されたカラー画像の質を向上させることができる。
また本実施形態では、第1及び第2の光学フィルタホイール13A及び13Bのそれぞれに、基板1からの光をそのまま透過させる透過板19Tが設けられる。透過板19Tとしては、例えばガラス等からなる透明フィルタが用いられる。その他のものが用いられてもよい。透過板19Tは、透過部に相当する。
例えば透過板19Tとして透過フィルタ等が用いられる場合、透過フィルタの撮影光軸方向での厚みが適宜調整されてもよい。例えば透過フィルタを透過する基板1からの光の焦点距離が、上記で調整された赤色成分光、緑色成分光、及び青色成分光の各焦点距離と等しくなるように、透過フィルタの厚みが調整される。
光学フィルタホイール13に透過板19Tを設けることで、基板1のモノラル画像を撮影することができる。透過光の焦点距離と、各色成分光の焦点距離とが等しくなるように設定されているので、基板1のモノラル画像及び各色成分画像21A及び21Bが合成されたカラー画像の両方を高い精度で生成することが可能となる。
情報処理部50の操作表示部51は、外観検査装置100を操作するオペレータの操作を受け付ける入力部と、オペラータに種々の情報を表示する表示部とからなる。操作表示部51は、例えばタッチパネルである。
入出力制御部52は、第1及び第2のカメラ11A及び11Bで撮影された複数の色成分画像21A及び21Bのデータを取得して、演算制御記憶部53へ出力する。演算制御記憶部53は、出力された複数の色成分画像21A及び21Bに所定の画像処理を実行して、色合成画像としてのカラー画像を生成する。そしてカラー画像をもとに基板1の外観検査を行う。入出力制御部52は、本実施形態における取得部に相当する。演算制御記憶部53は、本実施形態における取得部、補正部、生成部及び検査部等として機能する。これらについては後にも説明する。
本実施形態では、主に情報処理部50により、本技術に係る情報処理方法が実行される。以下、情報処理部50について詳しく説明する。図5は、情報処理部50のハードウェア構成例を示す模式的な図である。例えばこのような構成を有するPC(Personal Computer)等のコンピュータが情報処理部50として用いられてもよい。
情報処理部50は、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、入出力インターフェース505、及び、これらを互いに接続するバス504を備える。
入出力インターフェース505には、表示部506、入力部507、記憶部508、通信部509、ドライブ部510等が接続される。例えば入出力インターフェース505が入出力制御部52として機能してもよい。そして入出力インターフェース505に撮像ユニット10が接続されてもよい。
表示部506は、例えば液晶、EL(Electro-Luminescence)、CRT(Cathode Ray
Tube)等を用いた表示デバイスである。
入力部507は、例えばポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他
の操作装置である。入力部507がタッチパネルを含む場合、そのタッチパネルは表示部
506と一体となり得る。例えば表示部506及び入力部507により操作表示部51が構成される。
記憶部508は、不揮発性の記憶デバイスであり、例えばHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、その他の固体メモリである。
ドライブ部510は、例えば光学記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気記録テープ、フラッシュメモリ等、リムーバブルの記録媒体511を駆動することが可能なデバイスである。これに対し上記記憶部508は、主にリムーバブルでない記録媒体を駆動する、情報処理部50に予め搭載されたデバイスとして使用される場合が多い。例えば記憶部508やドライブ部510が、演算制御記憶部53の一部として動作する。
通信部509は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続可能な、他のデバイスと通信するためのモデム、ルータ、その他の通信機器である。通信部509は、有線及び無線のどちらを利用して通信するものであってもよい。通信部509は、情報処理部50とは別体で使用される場合が多い。
例えば撮像ユニット10と情報処理部50としての情報処理装置(PC等)とがLAN等を介して接続される場合、通信部509を介して画像データが取得される。その場合、通信部509が入出力制御部52の一部として動作する。
上記のようなハードウェア構成を有する情報処理部50による情報処理は、記憶部508またはROM502等に記憶されたソフトウェアと、情報処理部50のハードウェア資源との協働により実現される。具体的には、CPU501が記憶部508またはROM502等に記憶された、ソフトウェアを構成するプログラムをRAM503にロードして実行することにより実現される。プログラムは、例えば記録媒体を介して情報処理部50にインストールされる。あるいは、グローバルネットワーク等を介してプログラムがインストールされてもよい。
図6は、情報処理部50のソフトウェア構成例を示す模式的な図である。例えば所定のプログラムを実行するCPU501により、図6に示す各ソフトウェアブロックが実現される。そしてこれらのブロックや記憶部508等が動作することで、図1に示す演算制御記憶部53が実現される。なお各ブロックを実現するための専用のハードウェアが適宜用いられてもよい。
情報処理部50は、デバイス制御部512と、色成分画像補正部513と、色成分接続画像生成部(以下、接続画像生成部と記載する)514と、色収差補正部515と、合成画像生成部516と、補正用データ生成部517と、外観検査部518とを有する。
記憶部508には、撮像ユニット10及び照明ユニット20の設定を行うための撮像設定データが予め記憶されている。また記憶部508には、CAE(コンピュータ支援エンジニアリング(Computer Aided Engineering))データが記憶されている。CAEデータは、基板1に実装される電子部品2の形状と当該電子部品2が実装されるべき座標位置を規定するデータを含む。またCAEデータは、基板1の形状及び寸法を規定するデータを含む。
デバイス制御部512は、撮像ユニット10、照明ユニット20、搬送ユニット30、記憶部508及び表示部506等を制御する。例えばデバイス制御部512により、第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれの撮影条件が調整される。
色成分画像補正部513は、撮像ユニット10から出力された第1の領域1Aの色成分ごとの色成分画像である複数の第1の色成分画像21Aを色成分ごとに補正する。また色成分画像補正部513は、第2の領域1Bの色成分ごとの色成分画像である複数の第2の色成分画像21Bを色成分ごとに補正する。
色成分画像補正部513により、第1のカメラ11Aの撮像特性と、第2のカメラ11Bの撮像特性との違いによる、複数の第1の色成分画像21Aと複数の第2の色成分画像21Bとの差が補正される。本実施形態では第1及び第2のカメラ11A及び11Bの2つのカメラにより、基板1の第1及び第2の領域1A及び1Bが撮影されている。従って第1及び第2のカメラ11A及び11Bの各撮像特性の違いにより、撮影される画像間に差が出る場合がある。そのような差が適宜補正されるので、のちに第1及び第2の色成分画像21A及び21Bが合成されて全体領域のカラー画像が生成されるときに、高画質のカラー画像が生成可能となる。色成分画像補正部513は、本実施形態における補正部に相当する。
補正用データ生成部517は、色成分画像補正部513による補正に用いられる補正用データを算出する。補正用データは、所定のパターンを有する校正用被写体200(図8参照)を第1及び第2のカメラ11A及び11Bにより撮影することで生成される、複数の第1の色成分画像221A及び複数の第2の色成分画像221Bをもとに算出される。本実施形態では、補正用データが、デバイス制御部512による撮影条件の調整にも用いられる。補正用データの算出については、後に詳しく説明する。
接続画像生成部514は、同じ色成分の第1及び第2の色成分画像21A及び21Bが互いに接続された色成分接続画像を色成分ごとに生成する。例えば赤色成分画像21R1及び21R2を接続することで赤色接続画像を生成する。また緑色成分画像21G1及び21G2を接続することで緑色接続画像を生成する。また青色成分画像21B1及び21B2を接続することで青色接続画像を生成する。
第1及び第2の色成分画像21A及び21Bの接続方法は限定されず、例えば種々のスティッチング技術が用いられる。例えば図3に示す第1及び第2の撮影領域15A及び15Bの重なり領域15Cの画像をマッチング処理することで最適な接続位置(座標)が算出される。算出された接続位置をもとに、第1及び第2の色成分画像21A及び21Bが接続されることで、色成分ごとの色成分接続画像が生成される。
色収差補正部515は、赤色接続画像、緑色接続画像、及び青色接続画像を色成分ごとにそれぞれ補正する。色収差補正部515により、色成分の違いによる各色成分接続画像間の差が補正される。例えば色収差による各色成分接続画像間の差が補正される。また色成分の違いにより各接続画像の倍率が異なる場合も有り得る。そのような倍率の差等も補正される。
色収差補正部515による補正は、記憶部508に記憶されたCAEデータが用いられる。CAEデータに含まれるアライメントマーク4の位置情報に基づいて、各色の色成分接続画像がそれぞれ補正される。詳しくは後述する。
なお、色成分画像補正部513及び色収差補正部515は、本実施形態に係る補正部に相当する。すなわち本実施形態では、複数の第1の色成分画像21Aを色成分ごとに補正すること、及び複数の第2の色成分画像21Bを色成分ごとにそれぞれ補正することは、複数の色成分接続画像を色成分ごとにそれぞれ補正することを含む。言い換えると、第1及び第2の色成分画像21A及び21Bに対する補正は、それらの画像が接続されていない状態で行われる場合と、接続された状態で行われる場合の両方を意味する。
合成画像生成部516は、生成された複数の色成分接続画像を合成することで色合成画像としてのカラー画像を生成する。従って赤色接続画像、緑色接続画像、及び青色接続画像が合成され、基板1カラー画像が生成される。3つの接続画像の合成方法は限定されず任意の方法が用いられてよい。
なお、接続画像生成部514及び合成画像生成部516は、本実施形態に係る生成部に相当する。接続画像生成部514及び合成画像生成部516により、補正された複数の第1の色成分画像21Aと複数の第2の色成分画像21Bとが合成され、第1及び第2の領域1A及び1Bを含む全体領域の複数の色成分を有する色合成画像(カラー画像)が生成される。
外観検査部518は、生成されたカラー画像をもとに基板1を検査する。本実施形態では、外観検査部518により、合成画像生成部516で生成されたカラー画像と、CAEデータとが照合され、基板1の外観検査が実行される。なおCAEデータに含まれる外観検査の対象となる領域の情報が、カラー画像の座標系に変換配置されてもよい。
[外観検査装置の動作]
次に、図7のフローチャートを参照して外観検査装置100の動作について説明する。まず事前の処理として、例えばオペレータの指示や工場調整によってキャリブレーション処理が実行される。キャリブレーション処理とは、上記した補正用データを算出するため処理である。
図8及び図9は、本実施形態のキャリブレーション処理を説明するための模式的な図である。本実施形態では、所定のパターンを有する校正用被写体200が第1及び第2のカメラ11A及び11Bにより撮影される。例えば図8に示すような、校正用パターンとしてドットパターン230を有する校正用被写体200が撮影される。
校正用被写体200は、検査ステージ40の載置面41に載置される。第1のカメラ11Aの第1の撮影領域15Aは、校正用被写体200の第1の領域201A(左半分の領域)を含むように設定される。第2のカメラ11Bの第2の撮影領域15Bは、校正用被写体200の第2の領域201B(右半分の領域)を含むように設定される。
図9に示すように、第1及び第2の光学フィルタホイール13A及び13Bが適宜制御されることで、校正用被写体200の第1の領域201Aの色成分ごとの色成分画像が撮影される。これにより校正用被写体200の複数の第1の色成分画像221Aが撮影される(221R1,221G1,221B1の3枚)。また校正用被写体200の第2の領域201Bの色成分ごとの色成分画像が撮影される。これにより校正用被写体200の複数の第2の色成分画像221Bが撮影される(221R2,221G2,221B2の3枚)。
校正用被写体200の第1及び第2の色成分画像221A及び221Bは、図6に示す補正用データ生成部517に出力される。補正用データ生成部517は、色成分ごとに分けられた6枚の色成分画像221A及び221Bをもとに補正用データを算出する。
本実施形態では、色成分画像補正部513による第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれの撮像特性の違いに関する補正に用いられる補正用データが算出される。例えば撮像特性としては、色感度、歪曲収差、又はシェーディング等が挙げられる。本実施形態では、これら3つの撮像特性に関して補正が行われる。これら3つのうちのいずれか1つあるいは任意の2つに関して補正が行われてもよい。このように色感度、歪曲収差、及びシェーディングのいずれか1つの差が補正されることで、高画質のカラー画像が生成される。なお、その他の撮像特性に関して補正が行われてもよい。
また本実施形態では、デバイス制御部512による第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれの撮影条件の調整に用いられる補正用データが算出される。例えば撮影条件としては、コントラスト又は焦点距離(作動距離:WD(working distance))等が挙げられる。補正用データを用いて、コントラストの調整及び焦点距離の調整のいずれか1つまたは両方が行われることで、高画質のカラー画像が生成可能となる。なお、その他の撮影条件に関して調整が実行されてもよい。
例えば被検査基板1に応じて、検査ステージ40、第1及び第2のカメラ11A及び11B、第1及び第2のレンズ12A及び12B、第1及び第2の光学フィルタホイール13A及び13B、反射ミラー14、及び照明ユニット20の位置関係が適宜設定される。このときに補正用データを用いて焦点距離(作動距離)等が適宜調整される。
図10及び図11は、補正用データの算出について説明するための模式的な図である。図10に示すように、ドットパターン230を色成分ごとに撮影すると、赤色成分画像R、緑色成分画像G、及び青色成分画像Bのそれぞれにおいて、ドットパターン230R、230G及び230Bにそれぞれ歪みが発生する。この歪みは、レンズの歪曲収差により生じる歪みであり、第1及び第2のカメラ11A及び11B間で異なるものとなる。またRGBの各色成分光の波長の差により、各色成分画像のドットパターン230R、230G及び230Bにそれぞれ生じる歪みも異なるものとなる。
ドットパターン230の各ドット231の座標情報は予め記憶されている。例えばドットパターン230の中心Oを基準点として各ドット231の座標が定められる。座標は、例えば画素単位で定められる。すなわち倍率等が考慮された状態で、歪み無く撮影された場合の各ドット231の座標情報が算出されて記憶されている。これらの記憶されている座標情報を理論的なドット座標情報と記載する。
図10に示す赤色成分画像R、緑色成分画像G、及び青色成分画像Bのそれぞれの中心座標Oが計測される。その中心座標Oを基準とした各色成分画像R、G及びB上の各ドット231R、231G及び231Bの座標が算出される。各ドットの座標は、例えば画素値の情報をもとに算出される。あるいは任意の画像分析処理により各色成分画像R、G及びB上の各ドット231R、231G及び231Bの座標が算出されてもよい。
赤色成分画像R、緑色成分画像G、及び青色成分画像Bのそれぞれにおいて、補正用データとしての補正ベクトルマップが算出される。補正ベクトルマップは、各色成分画像において算出されたドット座標情報と、理論的なドット座標情報とが比較されることで生成される。すなわち各色成分画像R、G及びB上の各ドット231R、231G及び231Bの位置が、理論的なドット231の位置となるような補正ベクトルマップが生成される。
補正ベクトルマップを生成する方法は限定されない。例えば全てのドットの位置情報が用いられてもよいし、所定のドットを選択してそれらの位置情報が用いられてもよい。算出されたドット位置情報が適宜変換されたものが用いられて補正ベクトルマップが生成されてもよい。
このような処理が、図9に示す校正用被写体200の複数の第1の色成分画像221Aと、複数の第2の色成分画像221Bとに実行される。これにより第1及び第2のカメラ11A及び11Bにそれぞれ用いられる第1及び第2のレンズ12A及び12Bの歪曲収差が色成分ごとに補正可能となる。これにより第1及び第2のカメラ11A及び11B間での歪曲収差による画像間の差が補正される。またRGBの色成分の差に起因した歪曲収差も補正される。
RGBの色成分画像221A及び221Bごとに補正ベクトルを算出するので、高い精度の補正ベクトルマップを、歪曲収差を補正するための補正用データとして算出可能である。なお補正ベクトルマップにより、色成分画像21A及び21Bが色成分ごとに補正されるので、色収差の補正も行われることになる。
本実施形態では、校正用被写体200の複数の第1の色成分画像221A及び複数の第2の色成分画像221Bの6枚の画像をもとに、2つのカメラ11A及び11B間の色感度の差、及びシェーディングの差を補正するための補正用データも算出される。それらの補正用データの算出方法は任意であり、例えば公知の技術が適宜用いられてよい。
図11は、第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれのコントラスト調整に用いられる補正用データについて説明するための写真である。
例えば第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれのチルティング(傾斜)等により、撮影される画像内でコントラストに差が生じる場合がある。本実施形態では、第1及び第2のカメラ11A及び11B間でのコントラストの差と、同じ画像内でのコントラストのばらつきとを補正することができる。
本実施形態では、第1のカメラ11Aで撮影された第1の色成分画像221Aの4隅の領域221A1〜221A4、及び第2のカメラ11Bで撮影された第2の色成分画像221Bの4隅の領域221B1〜221B4のそれぞれのコントラストレベルが計測される。すなわちこれら8つの領域を8計測点として、コントラストレベルが数値化される。
コントラスレベルを数値化する方法は任意であり、例えば2値化演算や画像内の輝度のばらつき幅の算出等を用いて数値化が行われる。ドット241のエッジ検出等により、ドット241の形状のにじみ具合が数値化されてもよい。
数値化されたデータをもとに、8つの領域のコントラストレベルが均一になるように撮像ユニット10や照明ユニット20の設定を調整するための補正用データが生成される。なお生成された補正用データを用いて、撮影された第1及び第2の色成分画像21A及び21Bが補正されてもよい。
本実施形態では、色成分画像221A及び221Bごとにコントラストや焦点距離の調整に関する補正用データが算出される。これに限定されず、例えば第1及び第2の光学フィルタホイール13A及び13Bの透過板19Tを用いて撮影された2つの画像からコントラストや焦点距離の補正に関する補正用データが用いられてもよい。その他所定の色成分の画像のみを用いて補正用データが算出されてもよい。
ドットパターン230を構成する各ドット231の大きさ、数、又はドット231間の間隔は任意である。またドット231の色も選択可能である。各色成分画像221A及び221Bの撮影に合わせて異なる色のドット231を有する複数の校正用被写体200がもちいられてもよい。1枚の校正用被写体200から複数の色成分画像221A及び221Bが撮影されてもよい。
校正用被写体200としては、キャリブレーション用のターゲットチャートとして用いられるものが適宜採用可能である。校正用被写体200はドットパターンを有するものに限定されない。チェッカーパターンやMTF(Modulation Transfer Function)パターン等を校正用パターンとして有する校正用被写体200が用いられてもよい。
上記のようにして図7に示す、コントラスト調整、WD調整、レンズ歪曲収差補正、シェーディング補正及びカメラ色感度補正のための補正用データPR0〜PR4がそれぞれ算出される。
図7のフローチャートに戻り、情報処理部50は記憶部508に予め記憶されている撮像設定データを読み込む(ステップ1)。そして、デバイス制御部512は、この撮像設定データに基づいて撮像ユニット10及び照明ユニット20の設定を行う(ステップ2)。具体的には、デバイス制御部512は、照明ユニット20の照明光の光の色や光量等を設定し、また第1及び第2のカメラ11A及び11Bのそれぞれの絞りやシャッター速度等を設定する。
このデバイス制御部512による設定ステップにおいて、コントラスト調整用の補正データPR0、及びWD調整用の補正データPR1が用いられ、撮像ユニット10等の設定調整が行われる。これにより基板1の高画質のカラー画像が生成可能となる。
次に、デバイス制御部512は、搬送ユニット30を制御して、外観検査をすべき基板1を搬送して検査ステージ40の載置面41上に載置する(ステップ3)。基板1を載置面41上の所定の位置に位置決めするための構成や方法等は任意の技術が用いられてよい。
次に、デバイス制御部512は、第1のカメラ11Aと第1の光学フィルタホイール13Aを制御することで、複数の第1の色成分画像21Aを撮影する。これにより第1の領域1Aの、赤色成分画像21R1、緑色成分画像21G1、及び青色成分画像21B1が撮影される(ステップ4)。
また、デバイス制御部512は、第2のカメラ11Bと第2の光学フィルタホイール13Bを制御することで、複数の第2の色成分画像21Bを撮影する。これにより第2の領域1Bの、赤色成分画像21R2、緑色成分画像21G2、及び青色成分画像21B2が撮影される(同じくステップ4)。
撮影された複数の第1の色成分画像21Aと、複数の第2の色成分画像21Bは、情報処理部50に供給される(ステップ5)。
色成分画像補正部513により、複数の第1の色成分画像21Aと、複数の第2の色成分画像21Bとがそれぞれ補正される(ステップ6)。本実施形態では、上記したレンズ歪曲収差補正用のデータPR2、シェーディング補正用データPR3、及びカメラ色感度補正用データPR4がそれぞれ用いられる。このように色成分画像21A及び21Bが画像ごとに補正されることで、これらが合成された画像である基板1の全体領域のカラー画像を高画質で生成することができる。
接続画像生成部514により、赤色成分画像21R1及び21R2、緑色成分画像21G1及び21G2、青色成分画像21B1及び21B2がそれぞれ接続される。これにより色成分ごとの色成分接続画像である、赤色接続画像、緑色接続画像、及び青色接続画像がそれぞれ生成される(ステップ7)。
記憶部208に記憶されているCAEデータが読み込まれる(ステップ8)。読み込まれたCAEデータをもとに、色収差補正部515により、色収差による各色成分接続画像間の差が補正される(ステップ9)。合成画像生成部516により、補正された各色の色成分接続画像が合成され、基板1の全体領域のカラー画像が生成される。
図12は、図7に示すステップ5からステップ10までの処理を詳しく示したフローチャートである。すなわち図12には、複数の第1の色成分画像21Aと複数の第2の色成分画像21Bが取得されてから、基板1のカラー画像が生成されるまでの処理が示されている。
複数の第1の色成分画像21Aと、複数の第2の色成分画像21Bとが読み込まれる(ステップ51)。第1及び第2のカメラ11A及び11B間の色感度差及びシェーディングが補正される(ステップ52)。また第1及び第2のカメラ11A及び11Bに装着される第1及び第2のレンズ12A及び12Bの歪曲収差が補正される。この際に本実施形態では、第1及び第2の色成分画像21A及び21Bの接続位置が補正される。これにより第1及び第2の色成分画像21A及び21Bの最適な接続位置の情報が算出される(ステップ53)。そして第1及び第2の色成分画像21A及び21Bが接続されて色成分接続画像が生成される(ステップ54)。ステップ52〜ステップ54までの処理は、色成分ごとに行われる。
記憶部508に記憶されているCAEデータが読み込まれる(ステップ55)。CAEデータに含まれるアライメントマーク4の位置情報が読み込まれる(ステップ56)。これは図3に示す4つのアライメントマーク4のそれぞれ位置について予め登録されている情報である。これらの位置情報により、画像内の4つのアライメントマーク4の位置関係や画像の大きさ等が規定される。以下、この登録された位置情報を登録位置情報と記載する。
RGBの色成分ごとの色成分接続画像からアライメントマーク4の位置が抽出される(ステップ57)。これにより赤色接続画像、緑色接続画像、及び青色接続画像のそれぞれにおいて、4つのアライメントマーク4の位置情報が算出される。モノクロ画像(グレー画像)である各色成分接続画像からアライメントマーク4の位置情報を検出する方法は限定されない。例えばエッジ検出等の任意の技術が用いられてよい。以下、RGBの色成分接続画像ごとに算出された位置情報を算出位置情報と記載する。
赤色接続画像、緑色接続画像、及び青色接続画像のそれぞれが、ステップ56で読み込まれた登録位置情報と、ステップ57で算出された算出位置情報をもとに変換される。すなわち各色成分接続画像のアライメントマーク4の位置が、登録位置情報の位置となるように画像変換が行われる。これにより各色成分接続画像のアライメントマーク4の位置が、各画間で一致することになり、各画像間の倍率等の差が補正される(ステップ58)。画像変換には、例えばアフィン変換や投影変換等の座標照合が用いられる。その他の技術が用いられてもよい。なお、投影変換はProjective変換あるいは射影変換とも表記される。
例えば校正用被写体200を撮影した画像(第1及び第2の色成分画像221A及び221B)からRGBの色成分接続画像を生成し、これらから色成分接続画像を補正するための補正用データが生成されてもよい。そしてこの補正用データをもとに各色の色成分接続画像がそれぞれ補正されてもよい。本実施形態において、このような補正用データを生成しないのは、基板1の波打ち変形による高さのバラツキの影響誤差を発生しにくくするためである。すなわち基板1ごとに、RGBの色成分接続画像をそれぞれ補正することで、より高画質のカラー画像が生成可能となる。
アライメントマーク4の位置が一致された各色成分接続画像が合成されて、基板1の全体領域のカラー画像が生成される(ステップ59)。
図7のステップ11以降で、上記で生成されたカラー画像を用いて基板1の外観検査が行われる。基板1の外観検査では、CAEデータが用いられる。例えば図13において二点鎖線で示す枠線90はCAEデータに含まれる情報であって、枠線90は各電子部品2の形状と電子部品2が実装されるべき座標位置を規定する。なお図7の枠線91は上記の処理で用いられたアライメントマーク4の登録位置情報を表している。
外観検査部518は、カラー画像の座標位置と、CAEデータの座標位置との照合を行い(ステップ11)、照合結果が一致するか否かを判定する(ステップ12)。この場合、照合対象となる座標位置は、例えば、基板1の実装面上に予め定められた箇所の指標(マーク)の座標位置である。
ステップ12が否定ならば、リトライカウンタに1を加算し、リトライカウンタの計数値Nが基準値aを上回ったか否かを判定し(ステップ21)、その判定結果が否定ならば、リトライする。すなわち、現在検査中の基板1の姿勢や位置が何らかの原因で、位置決めされるべき位置からずれているものと判断してステップ3に戻り検査ステージ40への搬送、載置の動作をやりなおす。
ステップ21が肯定ならば、基板1に異常があるものとして、表示部506にアラーム表示を実行させ、オペレータに報知する(ステップ22)。このような異常の発生原因としては、例えば、検査すべき基板1と異なる基板が誤って検査ステージ40上に載置されることが挙げられる。
基板1の異常のアラーム表示が行われると、ステップ16に移行して、異常発生を示すデータを記憶部508に記憶する。
ステップ12が肯定ならば、外観検査部518は、カラー画像と、CAEデータとを照合することにより基板1の外観検査を行う(ステップ13)。
例えば、図13に示すように、外観検査部518は、枠線90に対する電子部品2の位置ずれの大きさを検出し、また、枠線90に電子部品2が無ければ欠品を検出する。言い換えると、電子部品2と枠線90との画像のずれ、あるいは、枠線90と電子部品2との不一致に基づいて、電子部品2の位置ずれの大きさを検出し、欠品を検出する。また例えば印刷されたペースト状ハンダのズレ量や面積、ハンダ量、異物混入などの状況が検出される。このような基板1の外観検査として従来公知のさまざまな検査が採用可能である。
例えば外観検査として、照度差ステレオ法や縞干渉法を用いて基板1の3D情報が計測される場合がある。本実施形態では、第1及び第2のカメラ11A及び11Bや照明ユニット20等を移動させる必要がないため、3D情報を計測するときに、カメラ11と被検査基板1を全く同じ位置関係に維持することが可能である。従って、2D撮像データ(生成されたカラー画像)のレジストとペースト状ハンダの境界情報を利用して、3D計測情報の欠落(誤差大)部を高精度に補正することができる。カラー画像として高画質の画像が生成されるので、カラー画像の情報を用いた3D情報の計測に有利である。
またペースト状ハンダ体積を算出するプロセスにおいて、例えば事前に計測された印刷前の被検査基板(生基板)サンプルのレジストとランドの凹凸情報を用いて、検査対象領域内のペースト状ハンダ体積をそれらの差分によって高精度に算出することが可能となる。また、計測基準面をレジスト表面に設定し、色判別によってレジスト表面に異物や傷などの異常がない事を確認することが可能である。
次いで、外観検査部518は、ステップ13で検出した電子部品2の位置ずれや欠品を示す数値から判定値を演算により求める(ステップ14)。そして、この判定値を基準値と比較して合否判定を行う(ステップ15)。
ステップ15が肯定ならば、ステップ13で検出された数値やステップ14で演算された判定値を含むデータを集計して記憶部508に記憶する(ステップ16)。また、ステップ15が否定ならば、ステップ22でアラーム表示をした後、ステップ16に移行する。
以上、本実施形態に係る外観検査装置では、上記した情報処理方法が実行されることにより、基板1の第1の領域1Aについての複数の第1の色成分画像21Aと、第1の領域1Aに隣接する第2の領域1Bについての複数の第2の色成分画像21Bとがそれぞれ取得される。複数の第1の色成分画像21Aは色成分ごとに補正され、また複数の第2の色成分画像21Bも色成分ごとに補正される。これらの補正された複数の第1の色成分画像21Aと複数の第2の色成分画像21Bとが合成されることで、第1及び第2の領域1A及び1Bを含む全体領域(基板1の全体領域)のカラー画像である色合成画像が生成される。これにより基板1の高画質のカラー画像を低コストで取得することが可能となる。
例えば基板の画像を撮影して基板の外観検査を行う場合、以下のような問題点が生じる可能性がある。
視野が狭いエリアスキャン型の撮像装置を2つ用いて基板を撮影する検査装置では、それぞれの撮像装置において高解像度の画像が得られるが、2つの画像を適切に接続するのが難しい。従ってエリア間にまたがる部品や異物の検出が困難となる。例えばエリア間のつなぎ部が視差の影響で繋がらず、異物や結果部品として誤検出される可能性がる。
視野が広いラインスキャン型の撮像装置を有する検査装置では、広範囲の画像を取得できるが、光源角度の方向制約がある。このため、異物や光沢部品表面文字の検出性能が低い。またラインスキャン型の検査装置では、スキャンスピードが遅く、高価な大型レンズが必要となる。
エリアスキャン型の撮像装置を複数有する検査装置では、検査画像を保存してトレサビリティを確保する場合、データベースによる基板シリアルNoと複数のエリア画像との紐付けが必要であり、運用ロスとリスクが発生する。
ベイヤー方式のカラーカメラが用いられる場合、モノクロカメラに較べて解像力が低い。高画素のイメージャを搭載したカラーカメラは、上記ベイヤーカラー方式以外に市場に無いので、検査装置に採用できない。また色成分ごとの焦点距離が合わずピントがぼけてしまう。カラーカメラは、モノクロカメラに比べて感度が低い。サイズが大きいイメージャを搭載したカメラは高価である。
例えば基板の外観検査のために、カメラ及び照明ヘッドをxy平面方向で移動させる構成がとられる場合がある。このような場合に、過去の製造品質を管理する際、工程内検査時の計測データを呼び出すという手段が用いられるとする。そうすると、実際の基板の不良箇所と過去の計測データを照合するためには、動作ヘッドの座標データとその時の撮画像を紐付ける高度な管理ツールが必要であり、また、機差などによる不整合も生じる。
例えば「小さい基板は難度が高い」などの基板ごとの傾向性に対し、カメラやセンサの分解能を適合させるために、複数レンズ化や可変倍率化が挙げられる。しかしこのような構成では、動作軸の振動やレンズ回転などの影響で画像の位置情報が劣化し、補正不可能な撮像になってしまう可能性がある。
基板全体を1フレーム内に撮像した場合、レンズによる色収差や歪曲収差によって画像の周辺部の情報が劣化して、CAEデータと座標を一致させることが非常に困難となる。
例えば上記のような問題に対して、本実施形態に係る外観検査装置では、複数の第1の色成分画像21Aと複数の第2の色成分画像21Bとをそれぞれ色成分ごとに補正する。従って第1の色成分画像21Aと第2の色成分画像21Bとを適正に接続することが可能となり、高画質のカラー画像を生成することが可能となる。この結果、誤検出のない高精度で高速な外観検査が可能となる。
2つのカメラ11A及び11Bが用いられて第1及び第2の領域1A及び1Bがそれぞれ撮影されるので、例えば面積の大きい範囲を全体領域として撮影することが容易となる。そのように撮影された第1及び第2の色成分画像21A及び21Bを合成して、全体領域の高画質なカラー画像を低コストで生成することが可能である。
第1及び第2のカメラ11A及び11Bで基板1を撮影するので、カメラ+照明ヘッドをXY平面上で動作する必要が無い。従って、動作精度に必要なフレーム剛性も不要となるので非常に安価にシステム筐体の構成ができる。さらに、被検査基板1を固定する機構が不要となり、搬送トラブルリスクを低減できる。
第1及び第2のカメラ11A及び11Bや照明ユニット20等を移動させる必要がないため、照明系に高精度な縞模様などを照射する投光機器や高精度なアクチュエータ等が不要となり、安価な構成が可能である。従って低コストで高画質のカラー画像を取得することができる。
また動作ヘッドの座標データ等を管理する必要なないので高度な管理ツールが不要となりコストを抑えることができる。また機差などによる不整合もなくすことができる。また複数レンズ化や可変倍率化等を用いることなく高精度のカラー画像を生成することができる。
基板反りによって幅方法寸法が減少したときの座標ズレや、反り高さによる3D計測誤差が発生しにくい。このため例えばCAEデータから検査データを自動作成した後のデバッグ作業が低減できる。またペースト状はんだ分の体積のみを抽出できるので、多少の印刷ズレがあっても体積が規定範囲であれば良品判定したい場合、より正確な判定が可能となる。
アライメントマークを使ってレンズによる色収差を補正すると、レンズ端部で発生する画像内の異色間境界のコントラスト劣化が改善されるため、座標補正精度が向上する。また、はんだとレジスト間の境界エッジが明瞭になるため、ペースト状はんだの面積や体積、ズレの計測精度も向上する。
2台のカメラ11A及び11Bを用いて1フレームの画像を生成可能であるので、高価な大判カメラと同じ解像力を安価に得られる。また、故障時の修繕リスクが半分になる。また、
例えば2台のカメラ11A及び11Bが背中合わせに煽り姿勢で配置された場合でも、コントラストが8計測点によって調整される。このため一眼の広角レンズよりも歪が小さく安定したコントラストの撮影が可能となる。
本実施形態では、選択された色成分光によるモノクロ画像が色成分画像21A及び21Bとして撮影されるので、色合成画像として高画質のカラー画像が生成される。すなわちベイヤーフィルタ無しにカラー画像が得られるため、高感度/高解像度であり、広視野の画像検査に有利である。また、はんだ粒と画素サイズがおよそ一致した場合、高輝度の輝点となってはんだ粒が光ってもRGBの斑点模様にならない可能性が高い。
2つのカメラ11A及び11Bにより、被検査基板1全体を1フレーム内に収めて撮像するため、基板の異常検出が容易ある。また、異物の見逃しリスクが低い。
カメラ11A及び11Bや被検査基板1の位置を移動させずに2Dと3Dの両方を連続して計測撮像ができるので、切替え移動時間によるタクトロスがない。また、2D/3Dの位置関係を相関させるキャリブレーションも不要である。従って2D/3D両計測データ間の座標補正量を0にすることが可能となる。
2Dのカラー画像から被検査基板1の色情報がわかるため、照度差ステレオ処理時の色影響レベルを補完することが可能である。
トレサビリティを図る際、基板1枚の画像情報が1ファイルで構成可能であるので、不良返品現物と生産時データとの照合が容易であり、データ管理システム構成も簡潔である。
光学フィルタホイール13の各色のフィルタの焦点が一致しているため、波長域が異なる色成分画像でもコントラスト良く画像処理ができる。
[基板の製造方法]
本実施形態に係る外観検査装置100による検査の結果をもとに基板1の良否が判定され、良品として判定された基板1が選択される。これにより本実施形態に係る基板の製造方法が実現される。
<変形例>
本技術に係る実施形態は、上記で説明した実施形態に限定されず種々変形される。
上記の実施形態では、被検査物が例えばプリント配線基板等の回路基板である場合について説明したが、本技術は被検査物が回路基板以外のものであっても適用可能である。すなわち被検査物の第1及び第2の領域を色成分ごとに撮影する。それらの色成分ごとの画像を色成分ごとに補正し、合成処理によりカラー画像を生成する。これにより高画質のカラー画像を低コストで生成することができる。
上記の実施形態では、本実施形態に係る外観検査装置、検査方法、情報処理装置(情報処理部)、情報処理方法、プログラム、及び基板の製造方法について説明した。上記で説明した撮像ユニット及び情報処理部により本実施形態に係る撮像装置が実現されてもよい。この場合、第1及び第2のカメラは、それぞれ第1及び第2の撮像部として機能する。このような撮像装置により被写体の高画質のカラー画像が撮影されてもよい。当該カラー画像が被写体の検査に限定されず、種々の目的で用いられてもよい。単純に被写体の高画質のカラー画像を生成するために用いられてもよい。
被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子として、光学フィルタホイール以外のものが用いられてもよい。例えば光学素子としてプリズム等が用いられてものが所定の位置に配置されてもよい。1つの撮像装置に対して1つの光学素子が設けられる構成に限定されず、例えば1つの光学素子により所定の色成分光が選択され、その色成分光が複数の撮像装置に入射してもよい。
上記では2つのカメラにより、第1及び第2の領域がそれぞれ撮影された。これに限定されず、例えば1つの撮像装置を適宜移動させることで、第1及び第2の領域がそれぞれ撮影されてもよい。そして複数の第1の色成分画像と複数の第2の色成分画像とが撮影されてもよい。
複数の第1の色成分画像と複数の第2の色成分画像とを合成してカラー画像を生成する方法は限定されない。上記のように色成分ごとの接続画像が生成されることなく、カラー画像が生成されてもよい。例えば複数の第1の色成分画像が合成されて第1の領域のカラー画像が生成される。複数の第2の色成分画像が合成されて第2の領域のカラー画像が生成される。第1及び第2の領域のそれぞれのカラー画像が接続されることで、被写体のカラー画像が生成されてもよい。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得し、
前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する
情報処理方法。
(2)(1)に記載の情報処理方法であって、
前記撮像装置は、前記被写体のモノクロ画像を撮影可能であり、
前記色成分画像は、前記選択された色成分光によるモノクロ画像である
情報処理方法。
(3)(1)又は(2)に記載の情報処理方法であって、
前記複数の第1の色成分画像は、前記第1の領域を撮影する第1の撮像装置により撮影された画像であり、
前記複数の第2の色成分画像は、前記第2の領域を撮影する、前記第1の撮像装置と異なる第2の撮像装置により撮影された画像である
情報処理方法。
(4)(3)に記載の情報処理方法であって、
前記補正ステップは、前記第1の撮像装置の撮像特性と、前記第2の撮像装置の撮像特性との違いによる、前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像との差を補正する
情報処理方法。
(5)(4)に記載の情報処理方法であって、
前記撮像特性は、色感度、歪曲収差、及びシェーディングのうちのいずれか1つを含む
情報処理方法。
(6)(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の情報処理方法であって、
前記生成ステップは、同じ色成分の前記第1及び前記第2の色成分画像が互いに接続された色成分接続画像を前記色成分ごとに生成し、前記生成された複数の色成分接続画像を合成することで前記色合成画像を生成し、
前記補正ステップは、前記複数の色成分接続画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正することを含む
情報処理方法。
(7)(6)に記載の情報処理方法であって、
前記補正ステップは、前記色成分の違いによる前記色成分接続画像間の差を補正する
情報処理方法。
(8)(7)に記載の情報処理方法であって、
前記補正ステップは、色収差による前記色成分接続画像間の差を補正する
情報処理方法。
(9)(1)から(8)のうちいずれか1つに記載の情報処理方法であって、さらに、
所定のパターンを有する校正用被写体の前記複数の第1の色成分画像及び前記複数の第2の色成分画像をもとに補正用データを算出し、
前記補正ステップは、前記算出された補正用データを用いて補正を実行する
情報処理方法。
(10)(9)に記載の情報処理方法であって、さらに、
前記補正用データを用いて、前記第1及び第2の撮像装置のそれぞれの撮影条件を調整する
情報処理方法。
(11)(10)に記載の情報処理方法であって、
前記撮影条件は、コントラスト及び焦点距離のうちのいずれか1つを含む
情報処理方法。
(12)被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子と、
前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な1以上の撮像部と、
前記撮像部により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する取得部と、
前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する補正部と、
前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する生成部と
を具備する撮像装置。
(13)(12)に記載の撮像装置であって、
前記1以上の撮像部は、前記複数の第1の色成分画像を撮影する第1の撮像部と、前記複数の第2の色成分画像を撮影する、前記第1の撮像部と異なる第2の撮像部とを有する
撮像装置。
(14)(13)に記載の撮像装置であって、さらに、
前記第1の領域からの光を前記第1の撮像部へ反射し、前記第2の領域からの光を前記第2の撮像部へ反射する反射素子を具備する
撮像装置。
(15)(12)から(14)のうちいずれか1つに記載の撮像装置であって、
前記光学素子は、赤色成分光を透過させる赤色フィルタと、緑色成分光を透過させる緑色フィルタと、青色成分光を透過させる青色フィルタとを含むカラーフィルタである
撮像装置。
(16)(15)に記載の撮像装置であって、
前記赤色フィルタ、前記緑色フィルタ、及び前記青色フィルタの光の透過方向におけるそれぞれの厚みは、各フィルタを透過する前記赤色成分光、前記緑色成分光、及び前記青色成分光の各焦点距離が互いに等しくなるように調整されている
撮像装置。
(17)(16)に記載の撮像装置であって、
前記光学素子は、前記被写体からの光を当該光の焦点距離が前記赤色成分光、前記緑色成分光、及び前記青色成分光の各焦点距離と等しくなるように透過させる透過部を有する
撮像装置。
PR0〜PR4…補正用データ
1…基板
1A…第1の領域
1B…第2の領域
10…撮像ユニット
11A…第1のカメラ
11A…第2のカメラ
13…光学フィルタホイール
14…反射ミラー
19R…赤色フィルタ
19G…緑色フィルタ
19B…青色フィルタ
19T…透過板
21A…第1の色成分画像
21B…第2の色成分画像
50…情報処理部
51…操作表示部
52…入出力制御部
53…演算制御記憶部
100…外観検査装置
200…校正用被写体
230…ドットパターン

Claims (20)

  1. 被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得し、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する
    情報処理方法。
  2. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記撮像装置は、前記被写体のモノクロ画像を撮影可能であり、
    前記色成分画像は、前記選択された色成分光によるモノクロ画像である
    情報処理方法。
  3. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記複数の第1の色成分画像は、前記第1の領域を撮影する第1の撮像装置により撮影された画像であり、
    前記複数の第2の色成分画像は、前記第2の領域を撮影する、前記第1の撮像装置と異なる第2の撮像装置により撮影された画像である
    情報処理方法。
  4. 請求項3に記載の情報処理方法であって、
    前記補正ステップは、前記第1の撮像装置の撮像特性と、前記第2の撮像装置の撮像特性との違いによる、前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像との差を補正する
    情報処理方法。
  5. 請求項4に記載の情報処理方法であって、
    前記撮像特性は、色感度、歪曲収差、及びシェーディングのうちのいずれか1つを含む
    情報処理方法。
  6. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記生成ステップは、同じ色成分の前記第1及び前記第2の色成分画像が互いに接続された色成分接続画像を前記色成分ごとに生成し、前記生成された複数の色成分接続画像を合成することで前記色合成画像を生成し、
    前記補正ステップは、前記複数の色成分接続画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正することを含む
    情報処理方法。
  7. 請求項6に記載の情報処理方法であって、
    前記補正ステップは、前記色成分の違いによる前記色成分接続画像間の差を補正する
    情報処理方法。
  8. 請求項7に記載の情報処理方法であって、
    前記補正ステップは、色収差による前記色成分接続画像間の差を補正する
    情報処理方法。
  9. 請求項1に記載の情報処理方法であって、さらに、
    所定のパターンを有する校正用被写体の前記複数の第1の色成分画像及び前記複数の第2の色成分画像をもとに補正用データを算出し、
    前記補正ステップは、前記算出された補正用データを用いて補正を実行する
    情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法であって、さらに、
    前記補正用データを用いて、前記第1及び第2の撮像装置のそれぞれの撮影条件を調整する
    情報処理方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理方法であって、
    前記撮影条件は、コントラスト及び焦点距離のうちのいずれか1つを含む
    情報処理方法。
  12. 被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する取得部と、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する補正部と、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する生成部と
    を具備する情報処理装置。
  13. 被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得するステップと、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正するステップと、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子と、
    前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な1以上の撮像部と、
    前記撮像部により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する取得部と、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する補正部と、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する生成部と
    を具備する撮像装置。
  15. 請求項14に記載の撮像装置であって、
    前記1以上の撮像部は、前記複数の第1の色成分画像を撮影する第1の撮像部と、前記複数の第2の色成分画像を撮影する、前記第1の撮像部と異なる第2の撮像部とを有する
    撮像装置。
  16. 請求項14に記載の撮像装置であって、
    前記光学素子は、赤色成分光を透過させる赤色フィルタと、緑色成分光を透過させる緑色フィルタと、青色成分光を透過させる青色フィルタとを含むカラーフィルタである
    撮像装置。
  17. 請求項16に記載の撮像装置であって、
    前記赤色フィルタ、前記緑色フィルタ、及び前記青色フィルタの光の透過方向におけるそれぞれの厚みは、各フィルタを透過する前記赤色成分光、前記緑色成分光、及び前記青色成分光の各焦点距離が互いに等しくなるように調整されている
    撮像装置。
  18. 検査対象である被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得し、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成し、
    前記生成された色合成画像をもとに前記被写体を検査する
    検査方法。
  19. 検査対象である被写体の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子と、
    前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な1以上の撮像部と、
    前記撮像部により撮影された、前記被写体の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得する取得部と、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正する補正部と、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成する生成部と
    前記生成された色合成画像をもとに前記被写体を検査する検査部と
    を具備する検査装置。
  20. 検査対象である被写体としての基板の光から複数の色成分の光をそれぞれ選択可能な光学素子を有し前記選択された色成分光による画像である色成分画像を前記色成分ごとに撮影可能な撮像装置により撮影された、前記基板の第1の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第1の色成分画像と、前記第1の領域に隣接する第2の領域の前記色成分ごとの前記色成分画像である複数の第2の色成分画像とを取得し、
    前記複数の第1の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、前記複数の第2の色成分画像を前記色成分ごとにそれぞれ補正し、
    前記補正された前記複数の第1の色成分画像と前記複数の第2の色成分画像とを合成して、前記第1及び前記第2の領域を含む全体領域の前記複数の色成分を有する色合成画像を生成し、
    前記生成された色合成画像をもとに前記基板を検査し、
    前記検査の結果をもとに前記基板の良否を判定する
    基板の製造方法。
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