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JP2014028768A - フラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法。 - Google Patents

フラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法。 Download PDF

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JP2014028768A
JP2014028768A JP2012169508A JP2012169508A JP2014028768A JP 2014028768 A JP2014028768 A JP 2014028768A JP 2012169508 A JP2012169508 A JP 2012169508A JP 2012169508 A JP2012169508 A JP 2012169508A JP 2014028768 A JP2014028768 A JP 2014028768A
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fullerene
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solar cell
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JP2012169508A
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Yoshinori Yamamoto
嘉則 山本
Tienan Jin
鉄男 金
Shirong Lu
仕栄 陸
Reigen Kan
礼元 韓
Takeshi Yasuda
剛 安田
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Tohoku University NUC
National Institute for Materials Science
Original Assignee
Tohoku University NUC
National Institute for Materials Science
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Abstract

【課題】 有機薄膜太陽電池に用いた際に高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能な新規のフラーレン誘導体を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1):
【化1】
Figure 2014028768

[式(1)中、R〜Rは、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示す。]
で表されることを特徴とするフラーレン誘導体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、フラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法に関する。
近年、再生可能エネルギーの需要が高まる中、新しい発電技術として、太陽エネルギーを有効利用することができる太陽電池への期待は益々大きくなっており、特に、使用原料や製造コストの削減が可能であるという観点から、薄膜太陽電池に注目が集まっている。現在既に実用化されている薄膜太陽電池としては、アモルファスSiや単結晶Si等のシリコン系太陽電池、CulnGaSe(ClGS)やCdTe等の化合物系太陽電池等の無機薄膜太陽電池が挙げられる。
また、無機薄膜太陽電池と比較して、より安価で軽量、柔軟、大面積製造が可能であることから、有機薄膜太陽電池の開発も進展している。前記有機薄膜太陽電池としては、「ドナー(電子供与体)」及び「アクセプター(電子受容体)」となる異なる2種の材料の界面にバルクヘテロ接合が形成されるためにヘテロ接合面の面積が大きくなり電荷分離効率が向上するという観点から、バルクヘテロ接合(BHJ)型の有機薄膜太陽電池が特に注目を集めており、より高い光電エネルギー変換効率を達成することを目的として、バルクヘテロ接合の相分離構造や電子の輸送経路を制御したり、通常ドナーとして用いられる共役系高分子(p型半導体)、及び、通常アクセプターとして用いられるフラーレン誘導体といった材料を新規に開発する試みが行われている。
中でも、球状に閉じたπ電子共役系を有するフラーレン誘導体は、その有機溶媒に対する溶解性、LUMOエネルギーレベル、分子間相互作用、配列、表面エネルギー等の制御が可能であることから、現在ではBHJ型有機薄膜太陽電池のほぼ唯一のアクセプターとなるn型半導体として注目されている。このようなフラーレン誘導体としては、1995年にWudlらにより開発されたPC61BM([6,6]−フェニルC61−酪酸メチルエステル)、及び2003年にHummelenらにより開発されたPC71BM等の3員環構造を有するものが広く知られており、BHJ型有機薄膜太陽電池においてこれらのフラーレン誘導体とドナー(共役系高分子)とを組み合わせることにより、ある程度高い光電エネルギー変換効率が達成されることが報告されている。しかしながら、これらの3員環構造を有するフラーレン誘導体は置換基の導入位置や構造に制限があるという問題を有していた。
他方、他の構造を有するフラーレン誘導体に関しては、良好な光電エネルギー変換効率が達成された例は殆どなく、例えば、特開2012−89538号公報(特許文献1)及び特開2011−140480号公報(特許文献2)において記載されている5員環構造を有するフラーレン誘導体についても、これらをBHJ有機薄膜太陽電池におけるアクセプターとして用いた場合の光電エネルギー変換効率は未だ十分ではないという問題を有していた。また、特許文献1〜2に記載のフラーレン誘導体の製造方法は選択性が低く、カラム精製等による高純度化にコストがかかるという問題も有していた。
特開2012−89538号公報 特開2011−140480号公報
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、有機薄膜太陽電池に用いた際に高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能な新規のフラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、C60フラーレンのフラーレン骨格に重水素原子(D)を有し、かつ、その重水素原子が結合する炭素原子に隣接する炭素原子にメトキシベンジル基が結合した構造を有するフラーレン誘導体を有機薄膜太陽電池のアクセプターとして用いることにより、高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能であることを見出した。
また、上記フラーレン誘導体は、遷移金属のホスフィン錯体及び重水素(DO)の存在下において、メトキシベンジルハロゲン化合物をC60フラーレンに付加せしめることにより、1段階の反応で高選択的に得ることが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のフラーレン誘導体は、
下記一般式(1):
Figure 2014028768
[式(1)中、R〜Rは、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示す。]
で表されることを特徴とするものである。
本発明のフラーレン誘導体としては、前記式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR及びRのいずれもが重水素原子(D)であることが好ましく、また、前記式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR〜Rのいずれもが重水素原子(D)であることが好ましい。
本発明の有機半導体膜は、前記本発明のフラーレン誘導体を含有することを特徴とするものであり、本発明の有機薄膜太陽電池は、前記本発明の有機半導体膜を備えるものである。
本発明のフラーレン誘導体の製造方法は、
遷移金属のホスフィン錯体及び重水(DO)の存在下において、下記一般式(2):
Figure 2014028768
[式(2)中、R10〜R18は、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示し、Xはハロゲン原子を示す。]
で表されるメトキシベンジルハロゲン化合物とC60フラーレンとを反応せしめ、上記本発明のフラーレン誘導体を得ることを特徴とするものである。本発明のフラーレン誘導体の製造方法においては、前記遷移金属が、鉄、コバルト、ニッケル、銅及びパラジウムからなる群から選択される少なくともいずれか1種であることが好ましい。
本発明によれば、有機薄膜太陽電池に用いた際に高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能な新規のフラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法を提供することが可能となる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。先ず、本発明のフラーレン誘導体について説明する。
本発明のフラーレン誘導体は、
下記一般式(1):
Figure 2014028768
で表されるものである。
式(1)中、R〜Rは、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示し、R〜Rの全てが水素原子であっても、全てが重水素原子であってもよい。前記重水素原子は陽子1つ及び中性子1つからなる原子核を有する水素の同位体であり、本発明においては、通常の水素原子(H)と分けて「D」と表記する。また、式(1)中、下記式(3):
Figure 2014028768
で表される部分は、炭素数が60であるフラーレン(以下、C60フラーレンという。)である。
このようなフラーレン誘導体としては、例えば、下記式(4):
Figure 2014028768
で表されるフラーレン誘導体、下記式(5):
Figure 2014028768
で表されるフラーレン誘導体、下記式(6):
Figure 2014028768
で表されるフラーレン誘導体、下記式(7):
Figure 2014028768
で表されるフラーレン誘導体、下記式(8):
Figure 2014028768
で表されるフラーレン誘導体が挙げられる。これらの中でも、有機薄膜太陽電池に用いた際に、より高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能であるという観点から、本発明のフラーレン誘導体としては、前記一般式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR及びRのいずれもが重水素原子(D)であることが好ましく、かつ/又は、前記一般式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR〜Rのいずれもが重水素原子(D)であることが好ましい。さらには、上記式(4)又は上記式(5)で表されるフラーレン誘導体がより好ましい。
本発明のフラーレン誘導体は、フラーレン骨格を有するためにn型半導体特性を有し、かつ、メトキシベンジル基を有するために有機溶媒に対する溶解性が良好であるため、電荷移動体やn型半導体として好適に用いることができる。
次いで、本発明の有機半導体膜について説明する。本発明の有機半導体膜は、前記本発明のフラーレン誘導体を含有することを特徴とするものである。本発明の有機半導体膜としては、例えば、半導体成分として前記フラーレン誘導体を含有するフラーレン膜、及びn型半導体成分(アクセプター)としての前記フラーレン誘導体とp型半導体成分(ドナー)としての共役系高分子とを含有するバルクヘテロ接合膜が挙げらる。前記フラーレン膜は、n型有機半導体膜として有機薄膜トランジスタ;有機薄膜太陽電池等の光電変換素子、EL素子等の発光素子といった有機半導体素子に用いることができ、前記バルクヘテロ接合膜は、バルクヘテロ接合型有機薄膜太陽電池の光変換層として特に好ましく用いることができる。
前記バルクヘテロ接合膜における共役系高分子としては、特に制限されないが、ポリ3−ヘキシルチオフェン(P3HT)、poly[N−9’’−hepta−decanyl−2,7−carbazole−alt−5,5−(4’,7’−di−2−thienyl−2’,1’,3’−benzothiadiazole)](PCDTBT)、poly[2,6−(4,4−bis−(2−ethylhexyl)−4H−cyclopenta[2,1−b;3,4−b]dithiophene)−alt−4,7−(2,1,3−benzothiadiazole)](PCPDTBT)、poly[[4,8−bis[(2−ethylhexyl)oxy]benzo[1,2−b:4,5−b’]dithiophene−2,6−diyl][3−fluoro−2−[(2−ethylhexyl)carbonyl]thieno[3,4−b]thiophenediyl]](PTB7)等が挙げられ、これらのうちの1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの中でも、本発明のフラーレン誘導体と組み合わせて用いる共役系高分子としては、本発明のフラーレン誘導体と混和性に優れ、より高度の光電エネルギー変換効率が達成される傾向にあるという観点から、P3HT、PCPDTBT、PTB7等が好ましい。
このような有機半導体膜の製造方法としては、特に制限されないが、例えば、前記フラーレン誘導体、及びバルクヘテロ接合膜とする場合には前記共役系高分子を、有機溶媒に溶解させた組成物を調製し、これを基板上に塗布した後に乾燥させて前記有機溶媒を除去し、前記フラーレン及び共役系高分子を自己組織化させることにより得ることができる。
前記溶媒としては、1,2−ジクロロベンゼン、クロロベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム等の有機溶媒が挙げられ、これらのうちの1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。前記塗布方法としては、特に制限されないが、例えば、スピンコート法、キャスト法、インクジェット法、スクリーン印刷法、ディッピング法が挙げられる。前記乾燥の温度としては、前記有機溶媒に依存するため一概にはいえないが、通常は室温〜250℃であることが好ましく、110〜150℃であることがより好ましい。また、前記乾燥の加熱時間としては、5秒〜60分間であることが好ましく、5〜20分間であることがより好ましい。
本発明の有機半導体膜としては、前記本発明のフラーレン誘導体を含有していればよく、その有機半導体膜全体におけるフラーレン誘導体の含有量としては、前記フラーレン膜の場合には50質量%以上であることが好ましく、100質量%であることがより好ましい。また、前記バルクヘテロ接合膜の場合には、10〜90質量%であることが好ましく、20〜50質量%であることがより好ましい。なお、このときの前記バルクヘテロ接合膜における前記共役系高分子の含有量としては、10〜90質量%であることが好ましく、20〜50質量%であることがより好ましい。
また、本発明の有機半導体膜としては、前記フラーレン誘導体及び前記共役系高分子の他に、本発明の効果を阻害しない範囲内において、任意の物質を更に含有していてもよい。
次いで、本発明の有機薄膜太陽電池について説明する。本発明の有機薄膜太陽電池は、前記本発明の有機半導体膜を備えるものであり、高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能である。
本発明の有機薄膜太陽電池としては、例えば、基板、並びに、前記基板上に順に積層された、透明電極層、正孔輸送層、光変換層、及び金属電極層を備えるものが挙げられる。
前記光変換層としては、n型半導体膜及びp型半導体膜の少なくとも2層からなるヘテロ接合型光変換層;n型半導体膜、バルク接合膜及びp型半導体膜の少なくとも3層からなる混合バルク接合型光変換層;バルク接合膜からなるバルクヘテロ接合型光変換層が挙げられる。本発明の有機薄膜太陽電池は、このような光変換層として前記本発明の有機半導体膜を備えるものであり、前記n型半導体膜として前記フラーレン膜を備えるもの、かつ/又は、前記バルク接合膜として前記バルクヘテロ接合膜を備えるものである。また、本発明の有機薄膜太陽電池としては、特に高い光電エネルギー変換効率を達成することができるという観点から、前記バルクヘテロ接合膜を前記バルク接合膜として用いたバルクヘテロ接合型光変換層を備えるバルクヘテロ接合型有機薄膜太陽電池であることが好ましい。
前記基板、前記透明電極層、及び前記金属電極層としては、それぞれ特に制限されず、適宜公知のものを用いることができ、例えば、前記基板としては、ガラス基板、プラスチックフィルム、高分子フィルム、シリコン基板等が挙げられ、透明電極層としては、酸化インシジウムスズ(ITO)、インジウム、亜鉛・オキサイド等からなる電極層が挙げられ、前記金属電極層としては、アルミニウム、リチウム、ナトリウム、インジウム、亜鉛等からなる電極層が挙げられる。
また、前記正孔輸送層としても特に制限されず、適宜公知の正孔輸送層を用いることができ、例えば、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリ(4−スチレンスルフォネート(PEDOT/PSS)薄膜、ポリスチレンスルホン酸−g−ポリアニリン(PSSA−g−PANI)薄膜、過フッ化イオノマー(PFI)薄膜、スルホン化ポリ(ジフェニルアミン)(SPDPA)薄膜等が挙げられる。これらの中でも、本発明の有機薄膜太陽電池において、本発明のフラーレン誘導体と組み合わせて用いる正孔輸送層としては、より高度の短絡電流密度及び光電変換効率が達成される傾向にあるという観点から、PEDOT/PSS薄膜が好ましい。
本発明の有機薄膜太陽電池は、例えば、前記基板、前記透明電極層、前記正孔輸送層、前記光変換層、前記ホールブロック層、及び前記金属電極層を、公知の方法を適宜用いて順次積層することにより得ることができる。さらに、本発明の有機薄膜太陽電池としては、これに限定されるものではなく、例えば、ホールブロック層、バッファ層、保護層、ガスバリア層等を更に備えていてもよい。
次いで、本発明のフラーレン誘導体の製造方法について説明する。本発明のフラーレン誘導体の製造方法は、
遷移金属のホスフィン錯体及び重水(DO)の存在下において、下記一般式(2):
Figure 2014028768
で表されるメトキシベンジルハロゲン化合物とC60フラーレンとを反応せしめ、上記本発明のフラーレン誘導体を得るものである。
本発明の製造方法に係る遷移金属のホスフィン錯体は、前記反応において触媒として作用する。前記遷移金属としては、収率がより向上する傾向にあるという観点から、鉄、コバルト、ニッケル、銅及びパラジウムからなる群から選択される少なくともいずれか1種であることが好ましく、コバルトであることがより好ましい。このような遷移金属のホスフィン錯体としては、例えば、Cu−メチル(Me)(P−トリフェニル(Ph))、(CuMe)(1,2−ビスジフェニルホスフィノエタン(dppe))、FeCl(PPh)、FeCl(dppe)、FeHCl(dppe)、FeCl(PPh、FeCl(1,3−ビスジフェニルホスフィノプロパン(dppp))、FeCl(1,4−ビスジフェニルホスフィノブタン(dppb))、CoCl(PPh、CoCl(dppe)、CoCl(dppp)、CoCl(dppb)、Ni(PPh、Ni(PPh、NiCl(dppe)、NiCl(dppp)、NiCl(dppb)、PdCl(PPh、PdCl(dppe)、PdCl(dppp)、PdCl(dppb)が挙げられ、これらのうちの1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。中でも、収率がさらに向上する傾向にあるという観点から、本発明の製造方法に係る遷移金属のホスフィン錯体としては、CoCl(dppe)が好ましい。
本発明に係る重水は、陽子1つ及び中性子1つからなる原子核を有する水素原子2つと酸素原子1つとからなる水分子であり、本発明においては、通常の水分子(HO)と分けて「DO」と表記する。また、本発明に係るC60フラーレンは、前記本発明のフラーレン誘導体において述べた通りである。
本発明の製造方法に係るメトキシベンジルハロゲン化合物は、式(2)で表される化合物であり、式(2)中、R10〜R18は、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示し、式(2)中のR〜Rとそれぞれ同義であり、R10〜R18の全てが水素原子であっても、全てが重水素原子であってもよい。また、Xはハロゲン原子を示し、前記ハロゲン原子としては、収率がより向上する傾向にあるという観点から、臭素原子(Br)が好ましい。
このようなメトキシベンジルハロゲン化合物としては、前記式(4)で表されるフラーレン誘導体を得ることができる下記一般式(9):
Figure 2014028768
Figure 2014028768
で表される化合物、前記式(5)で表されるフラーレン誘導体を得ることができる下記一般式(10):
Figure 2014028768
で表される化合物、前記式(6)で表されるフラーレン誘導体を得ることができる下記一般式(11):
Figure 2014028768
で表される化合物、前記式(7)で表されるフラーレン誘導体を得ることができる下記一般式(12):
Figure 2014028768
で表される化合物、前記式(8)で表されるフラーレン誘導体を得ることができる下記一般式(13):
Figure 2014028768
で表される化合物が挙げられる。なお、前記一般式(9)〜(13)中、Xは前記式(2)中のXと同義である。これらのメトキシベンジルハロゲン化合物の中でも、有機薄膜太陽電池に用いた際に、より高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能なフラーレン誘導体を得ることができるという観点から、前記一般式(2)中のR10〜R18のうちの少なくともR10及びR11のいずれもが重水素原子(D)であることが好ましく、かつ/又は、前記一般式(2)中のR10〜R18のうちの少なくともR12〜R15のいずれもが重水素原子(D)であることが好ましい。さらには、上記式(9)又は上記式(10)で表される化合物がより好ましい。
このようなメトキシベンジルハロゲン化合物は、適宜公知の方法により重水素非置換のメトキシベンジルハロゲン化合物中の水素原子(H)を重水素原子(D)に置換することにより得ることができる。また、市販の化合物を適宜用いてもよい。
本発明の製造方法における反応方法としては、溶媒中に前記遷移金属のホスフィン錯体、前記重水、前記メトキシベンジルハロゲン化合物及び前記C60フラーレンを混合して反応させる方法が挙げられる。前記溶媒としては、1,2−ジクロロベンゼンを単独で用いることが好ましい。
前記反応において、前記遷移金属のホスフィン錯体の配合量としては、前記C60フラーレン1モルに対して0.05〜0.2モルであることが好ましく、0.1モルであることがより好ましい。前記遷移金属のホスフィン錯体の配合量が前記下限未満である場合には、反応が十分に進行しない傾向にあり、他方、前記上限を超えて含有させても、収率がそれ以上は向上しない傾向にある。
また、前記重水の配合量としては、前記C60フラーレン1モルに対して10〜100モルであることが好ましく、10〜20モルであることがより好ましく、10モルであることがさらに好ましい。前記重水の配合量が前記下限未満である場合には、反応の進行が遅くなる傾向にあり、他方、前記上限を超えて含有させても、収率がそれ以上は向上しない傾向にある。
さらに、前記メトキシベンジルハロゲン化合物の配合量としては、前記C60フラーレン1モルに対して3〜100モルであることが好ましく、3〜30モルであることがより好ましく、3モルであることがさらに好ましい。前記重水の配合量が前記下限未満である場合には、収率が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えて含有させても、収率がそれ以上は向上しない傾向にある。
また、反応溶液の濃度としては、前記遷移金属のホスフィン錯体、前記重水、前記メトキシベンジルハロゲン化合物及び前記C60フラーレンの合計質量が前記溶媒中において0.1〜0.5質量%であることが好ましい。
さらに、本発明の製造方法としては、前記溶媒中に更にマンガン、鉄、亜鉛等の遷移金属のうちの1種を単独で又は組み合わせて添加することが好ましく、これらの中でも、収率がより向上する傾向にあるという観点から、マンガンを用いることが好ましい。前記遷移金属の配合量としては、前記メトキシベンジルハロゲン化合物1モルに対して1〜10モルであることが好ましく、1モルであることがより好ましい。前記遷移金属の配合量が前記下限未満である場合には、収率が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えて含有させても、収率がそれ以上は向上しない傾向にある。
また、前記反応の条件としては、前記溶媒にも依存するため一概にはいえないが、通常、反応温度が20〜30℃(より好ましくは25〜30℃)であることが好ましく、反応時間が30〜50時間より好ましくは40〜50時間)であることが好ましい。
本発明の製造方法においては、前記反応により、前記メトキシベンジルハロゲン化合物及び重水素原子が前記C60フラーレンに選択的に付加され、上記本発明のフラーレン誘導体を得ることができる。なお、このような反応の進行は、例えば、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により追跡することができ、本発明のフラーレン誘導体の生成は、核磁気共鳴分析(H−NMR等)により確認することができる。
また、本発明の製造方法においては、選択的に本発明のフラーレン誘導体を得ることができるが、より精製度を高めることや、未反応原料及び金属成分を除くこと等を目的として、反応終了後にフロリジルショットカラム、シリカゲルカラム等のカラムクロマトグラフィによる精製工程を更に含んでいることが好ましく、また、溶媒を除去する除去工程を更に含んでいることが好ましい。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
各実施例及び比較例において得られた化合物は、核磁気共鳴分析(H−NMR)により分析した。なお、H−NMRにおける多重度は、s=singlet(一重線)、d=doublet(二重線)、t=triplet(三重線)、q=quintet(四重線)、m=multiplet(多重線)、dd=double doublet(ダブルダブレット)、br s=broad singlet(ブロードシングレット)を示す。また、Jは結合定数を示す。
(実施例1)
<フラーレン誘導体1の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシベンジルブロマイドを反応させて上記式(6)で表されるフラーレン誘導体(フラーレン誘導体1)を合成した。すなわち、先ず、アルゴン雰囲気のグローブボックス内において、CoCl(dppe)(7.3mg、0.0138mmol)及びマンガン(23mg、0.414mmol)を1,2−ジクロロベンゼン(18mL)中において室温(25℃程度、以下同じ。)で1時間撹拌して触媒溶液を得た。その後、同グローブボクス内において前記触媒溶液にC60フラーレン(100mg、0.138mmol、アルドリッチ社製)、4−メトキシベンジルブロマイド(83.6mg、0.414mmol、東京化成社製)及びDO(28μL、1.38mmol)をそれぞれ加え、室温において48時間撹拌した。反応の進行はHPLCにより追跡し、反応終了後、1,2−ジクロロベンゼンを移動層としてフロリジル(florisil)ショットカラムを用いて濾過することにより金属成分を除いた。次いで、濾液を減圧蒸留して溶媒を留去した後、得られた残渣にトルエンを加えてシリカゲルカラムに移し、トルエン及びヘキサンの混合溶媒を移動層として生成物を精製した。次いで、得られた生成物溶液を減圧蒸留して得られた残渣にアセトンを加えて再沈殿させることにより生成物をアセトンで洗浄し、減圧乾燥させてフラーレン誘導体1(59.3mg、収率:51%)を得た。以下に得られたフラーレン誘導体1のH−NMRの結果を示す。
H NMR(400MHz、CDCl/CS=1/4):δ3.87(3H,s)、4.71(2H,s)、7.0(2H,d,J=8.4H)、7.69(2H,d,J=8.4H)。
(実施例2)
<フラーレン誘導体2の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシベンジルブロマイド−3−dを反応させて上記式(7)で表されるフラーレン誘導体(フラーレン誘導体2)を合成した。すなわち、4−メトキシベンジルブロマイドに代えて4−メトキシベンジルブロマイド−3−dを用いたこと以外は実施例1と同様にして反応及び精製を行い、フラーレン誘導体2(58.2mg、収率:50%)を得た。以下に得られたフラーレン誘導体2のH−NMRの結果を示す。
H NMR(400MHz、CDCl/CS=1/4):δ3.88(3H,s)、4.71(2H,s)、7.01(1H,d,J=9.2H)、7.69(2H,m)。
(実施例3)
<フラーレン誘導体3の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシブロモベンゼン(メチレン−d2)を反応させて上記式(4)で表されるフラーレン誘導体(フラーレン誘導体3)を合成した。すなわち、4−メトキシベンジルブロマイド83.6mgに代えて4−メトキシブロモベンゼン(メチレン−d2)を84mg(0.414mmol)用いたこと以外は実施例1と同様にして反応及び精製を行い、フラーレン誘導体3(53.6mg、収率:46%)を得た。以下に得られたフラーレン誘導体3のH−NMRの結果を示す。
H NMR(400MHz、CDCl/CS=1/4):δ3.87(3H,s)、7.0(2H,d,J=8.8H)、7.68(2H,d,J=8.8H)。
(実施例4)
<フラーレン誘導体4の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシベンジルブロマイド(メチル−d3)を反応させて上記式(8)で表されるフラーレン誘導体(フラーレン誘導体4)を合成した。すなわち、4−メトキシベンジルブロマイド83.6mgに代えて4−メトキシベンジルブロマイド(メチル−d3)を84.4mg(0.414mmol)用いたこと以外は実施例1と同様にして反応及び精製を行い、フラーレン誘導体4(57mg、収率:49%)を得た。以下に得られたフラーレン誘導体4のH−NMRの結果を示す。
H NMR(400MHz、CDCl/CS=1/4):δ4.71(2H,s)、7.0(2H,d,J=8.4H)、7.69(2H,d,J=8.4H)。
(実施例5)
<フラーレン誘導体5の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシベンジルブロマイド−2,3,5,6−d4(メチル−d3)を反応させて上記式(5)で表されるフラーレン誘導体(フラーレン誘導体5)を合成した。すなわち、4−メトキシベンジルブロマイド83.6mgに代えて4−メトキシベンジルブロマイド−2,3,5,6−d4(メチル−d3)を86.1mg(0.414mmol)用いたこと以外は実施例1と同様にして反応及び精製を行い、フラーレン誘導体5(61mg、収率:52%)を得た。以下に得られたフラーレン誘導体5のH−NMRの結果を示す。
H NMR(400MHz、CDCl/CS=1/4):δ4.71(2H,s)。
(比較例1)
<比較フラーレン誘導体1の合成>
Figure 2014028768
前記式に示す反応経路のとおり、C60フラーレン及び4−メトキシベンジルブロマイドを反応させてフラーレン誘導体(比較フラーレン誘導体1)を合成した。すなわち、DO28μLに代えてHOを25μL(1.38mmol)用いたこと以外は実施例1と同様にして反応及び精製を行い、比較フラーレン誘導体1(76.6mg、収率:66%)を得た。
(比較例2)
PC61BM([6,6]−フェニルC61−酪酸メチルエステル、アルドリッチ社製)をそのまま比較フラーレン誘導体2とした。
<光電エネルギー変換効率評価>
各実施例及び比較例で得られたフラーレン誘導体を用いて有機薄膜太陽電池をそれぞれ下記の方法で作製し、光電エネルギー変換効率を求めた。
(有機薄膜太陽電池)
先ず、予めパターニングされたITOガラス基板(約10Ω/sqシート)をアセトン・エタノールバスにおいて超音波処理により洗浄した後、UVオゾンチャンバーにより15分間の表面処理を施した。次いで、大気中において、PEDOT(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン):PSS(ポリ(4−スチレンスルフォネート)(CLEVIOUS P VPAI 4083、Heraeus社製)をスピンコーターに固定した上記表面処理後のITOガラス基板上に数滴たらし、3000rpmの回転数でスピンコートして表面にいきわたらせた後、110℃、10分間の加熱処理を施して乾燥させ、厚さ40nmのPEDOT:PSS薄膜(正孔輸送層)をITOガラス基板上に形成した。
次いで、前記正孔輸送層を形成したITOガラス基板を窒素雰囲気のグローブボックス内に移し、ホットプレートを用いて110℃、10分間の加熱処理を更に施して乾燥及び酸素の追い出しを行った。次いで、ポリ3−ヘキシルチオフェン(P3HT)と各実施例及び比較例で得られたフラーレン誘導体とを1:1の質量比となるように1,2−ジクロロベンゼン中に溶解させたブレンド溶液を調製し、これをスピンコーターに固定した前記基板における正孔輸送層の上面に数滴たらし、600rpmの回転数でスピンコートして表面にいきわたらせた後、110℃、10分間の加熱処理を施して乾燥させ、厚さ230nmのP3HT:フラーレン誘導体薄膜(光変換層)を前記正孔輸送層上に形成した。
次いで、真空蒸着装置を用いて、前記光変換層の上面に真空下(5×10−4Pa)において、フッ化リチウムを厚さ1nmとなるように蒸着せしめてホールブロック層を形成し、次いで、アルミニウムを厚さ80nmとなるように蒸着せしめて金属電極層(陰極)を形成し、ガラス基板/ITO/PEDOT:PSS薄膜/P3HT:フラーレン誘導体薄膜/フッ化リチウム/アルミニウムの順に積層された有機薄膜太陽電池を得た。
(電流測定及び光電エネルギー変換効率)
エアマスフィルタを装着したソーラーシミュレータの光(光源:OTENTO−SUNIII、AM(エアマス):1.5G(100mW/cm)、分光計器株式会社製)を疑似太陽光として用いて得られた有機薄膜太陽電池に照射し、電流−電圧ソースメーター測定器(ADCMT6244DC、株式会社エーディーシー製)を用いて発生した電流及び電圧を測定し、以下の式により光電エネルギー変換効率(η)を算出した。
η(%)=(Jsc×Voc×FF/Pin)×100
[式中、Jscは短絡電流を示し、Vocは開放電圧を示し、FFは曲線因子を示し、Pinは入射光強度を示す。]
各実施例及び比較例で得られたフラーレン誘導体を用いて作製した有機薄膜太陽電池における短絡電流(mA/cm)、開放電圧(V)、曲線因子及び光電エネルギー変換効率(%)を表1に示す。表1に示した結果から明らかなように、本発明のフラーレン誘導体は、C60フラーレンのフラーレン骨格に重水素原子(D)及びメトキシベンジル基を有することにより、これを用いた有機薄膜太陽電池において十分に高度の光電エネルギー変換効率が達成されることが確認された。特に、実施例3及び5で得られたフラーレン誘導体を用いて作製した有機薄膜太陽電池においては、従来のPC61BMよりも高度の光電エネルギー変換効率が達成されることが確認された。
Figure 2014028768
以上説明したように、本発明によれば、有機薄膜太陽電池に用いた際に高度の光電エネルギー変換効率を達成することが可能な新規のフラーレン誘導体、それを用いた有機半導体膜及び有機薄膜太陽電池、並びに、フラーレン誘導体の製造方法を提供することが可能となる。

Claims (7)

  1. 下記一般式(1):
    Figure 2014028768
    [式(1)中、R〜Rは、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示す。]
    で表されることを特徴とするフラーレン誘導体。
  2. 前記式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR及びRのいずれもが重水素原子(D)であることを特徴とする請求項1に記載のフラーレン誘導体。
  3. 前記式(1)中のR〜Rのうちの少なくともR〜Rのいずれもが重水素原子(D)であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラーレン誘導体。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のフラーレン誘導体を含有することを特徴とする有機半導体膜。
  5. 請求項4に記載の有機半導体膜を備えることを特徴とする有機薄膜太陽電池。
  6. 遷移金属のホスフィン錯体及び重水(DO)の存在下において、下記一般式(2):
    Figure 2014028768
    [式(2)中、R10〜R18は、それぞれ独立に水素原子(H)又は重水素原子(D)を示し、Xはハロゲン原子を示す。]
    で表されるメトキシベンジルハロゲン化合物とC60フラーレンとを反応せしめ、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のフラーレン誘導体を得ることを特徴とするフラーレン誘導体の製造方法。
  7. 前記遷移金属が、鉄、コバルト、ニッケル、銅及びパラジウムからなる群から選択される少なくともいずれか1種であることを特徴とする請求項6に記載のフラーレン誘導体の製造方法。
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