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JP2014028014A - 洗濯機 - Google Patents

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JP2014028014A
JP2014028014A JP2012169726A JP2012169726A JP2014028014A JP 2014028014 A JP2014028014 A JP 2014028014A JP 2012169726 A JP2012169726 A JP 2012169726A JP 2012169726 A JP2012169726 A JP 2012169726A JP 2014028014 A JP2014028014 A JP 2014028014A
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Shingo Akita
真吾 秋田
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Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
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Abstract

【課題】外部貯留水を用いた洗濯運転を行う際に、水道水の使用を抑制して外部貯留水を有効活用する。
【解決手段】実施形態の洗濯機は、設定される運転コースに応じて、洗い行程及びその後の1回以上のすすぎ行程を含んだ洗濯運転を順に実行させる制御手段と、水道水を洗濯槽内に給水する水道水給水手段と、外部の貯水源に貯留されている外部貯留水を前記洗濯槽内に給水する給水ポンプと、前記外部貯留水の供給可能状態にあるかどうかを検知する検知手段とを備えると共に、前記運転コースに、前記検知手段により外部貯留水の供給が不可能となった使い切り状態が検知されるまで、前記外部貯留水を用いた洗濯運転の各行程を継続して実行する使い切りコースを設けている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
近年、例えば家庭用の洗濯機においては、風呂の残り湯を汲み上げて洗濯槽内に給水するための給水ポンプを備えたものがある。この洗濯機では、ユーザの操作パネルの操作により風呂水コースが選択されたときに、浴槽に残っている風呂水を給水ポンプで汲み上げて洗濯槽に供給することにより、洗い行程及びユーザにより設定された回数(1回又は2回)のすすぎ行程を実行することができる(例えば特許文献1、2参照)。
この場合、風呂水を用いた洗濯運転の途中で浴槽内の風呂水がなくなってしまうことが考えられる。そこで、特許文献1では、すすぎ行程の途中で風呂水がなくなった場合には、水道水の給水に切替えてすすぎ行程を続行することが開示されている。尚、特許文献2では、風呂水を用いたすすぎ行程が終了した後、水道水を用いた最終すすぎ行程を実行することが開示されている。
特許第3317623号公報 特許第3162958号公報
ところで、浴槽に残っている風呂水の量は必ずしもいつも一定ではなく、ユーザにとっては、残った風呂水ですすぎ行程を何回行うことができるかは判らない。そのため、ユーザが、風呂水コースにおいてすすぎ回数を設定する際に、風呂水の残量に対してすすぎ回数を多めに設定したり、少なめに設定したりすることがある。しかし、設定回数を多めにしてしまうと、設定回数前に風呂水がなくなり、水道水ですすぎ行程を続行するというケースが多くなるため、ユーザの想定を超えて多量の水道水を使ってしまう虞があった。逆に、設定回数を少なめにした場合には、風呂水が残ってしまい、ユーザが勿体ないと思うことがある。
そこで、外部貯留水を用いた洗濯運転を行う際に、水道水の使用を抑制して外部貯留水を有効活用することができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、設定される運転コースに応じて、洗い行程及びその後の1回以上のすすぎ行程を含んだ洗濯運転を順に実行させる制御手段を備えるものであって、水道水を洗濯槽内に給水する水道水給水手段と、外部の貯水源に貯留されている外部貯留水を前記洗濯槽内に給水する給水ポンプと、前記外部貯留水の供給可能状態にあるかどうかを検知する検知手段とを備えると共に、前記運転コースに、前記検知手段により外部貯留水の供給が不可能となった使い切り状態が検知されるまで、前記外部貯留水を用いた洗濯運転の各行程を継続して実行する使い切りコースを設けたところに特徴を有する。
第1の実施形態を示すもので、洗濯機の概略縦断右側面図 操作パネルの正面図 電気的構成を概略的に示すブロック図 風呂水コースの設定の処理手順を示すフローチャート 使い切りコース設定時に制御装置が実行する洗濯運転の処理手順を示すフローチャート 残り時間の表示処理の手順を示すフローチャート 残り時間テーブルを示す図 第2の実施形態を示す図5相当図、 第3の実施形態を示すもので、図2相当図 第3の実施形態を示す図4相当図 第4の実施形態を示す図6相当図
以下、ドラム式(横軸形)の洗濯機に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)第1の実施形態
まず、図1ないし図7を参照して、第1の実施形態について述べる。図1に示すように、洗濯機1は、ほぼ矩形箱状をなす外箱2を有している。外箱2内には、円筒状の水槽3が後下がりに傾斜した状態で、図示しない弾性支持機構を介して支持されている。前記水槽3内には、衣類(洗濯物)が収容される洗濯槽としての円筒状のドラム4が回転可能に支持されている。このドラム4は、前後方向に延び且つ後下がりに傾斜した傾斜軸Oを中心に回転するように構成されている。
このドラム4の周壁部には通水、通気用の多数の孔5が形成され、また、ドラム4の周壁部の内面には、洗濯物撹拌用の複数個のバッフル6(1個のみ図示)が設けられている。さらに、ドラム4の後壁部には図示しない複数個の通気口が設けられている。前記ドラム4の前面部には衣類が出し入れされる開口部7が設けられている。外箱2の前面部には、前記開口部7に連なるようにして、衣類の出し入れを行う投入口8が形成されていると共に、前記投入口8を開閉する扉9が設けられている。
前記水槽3の後部には、例えばアウタロータ形のブラシレスモータからなるモータ10が配置されている。このモータ10の回転軸10aの先端は、水槽3の背面を貫通して水槽3内に突出し、ドラム4の後部中心に連結固定されている。この構成により、ドラム4はモータ10により直接的に回転駆動される。尚、このモータ10には、該モータ10の回転位置や回転速度を検出するための回転センサ11(図3にのみ図示)が添設されている。
前記外箱2の前面上部には、操作パネル31が設けられている。この操作パネル31には、例えば各種運転コースを選択したり運転を開始させたりするための各種キー等が設けられており、詳細については後述する。また、操作パネル31の裏側に位置して制御手段たる制御装置12が設けられている。この制御装置12は、コンピュータ(CPU)を主体とし構成されており、各種の入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機1の動作全般を制御するものである。
前記外箱2内の上部には、前側部分に位置して注水ケース13が設けられ、この注水ケース13は、給水ホース14を介して前記水槽3の前側上部に接続されている。図示はしないが、前記注水ケース13には、洗剤類投入部が設けられており、この洗剤類投入部に予め洗剤類(洗剤、柔軟仕上げ剤、漂白剤など)が投入されていることにより、それら洗剤類が水道水、或いは、風呂水と共に水槽3内に供給されるようになっている。
そして、前記外箱2内の上部の後側には、水道水を水槽3内に給水する水道水給水手段としての電磁式の給水弁15が設けられていると共に、給水ポンプ16が設けられている。前記給水弁15の入口側は、図示しない水道の蛇口に接続され、給水弁15の出口側は、水道水給水ホース17により前記注水ケース13に接続されている。これにて、給水弁15がオン動作されることにより、水道水が水道水給水ホース17を通って注水ケース13に供給され、給水ホース14を介して水槽3(ドラム4)内に供給される。
前記給水ポンプ16は、図示はしないが、その入口側に風呂水ホースが接続され、その風呂水ホースの先端部が、外部の貯水源としての浴槽に貯留されている外部貯留水たる風呂水内に沈められるように配置される。給水ポンプ16の出口側が、風呂水給水ホース18により前記注水ケース13に接続されている。尚、給水ポンプ16には、呼び水ホース19の一端側が接続され、呼び水ホース19の他端側が前記注水ケース13の水道水経路に接続される。これにて、給水ポンプ16が駆動されることにより、浴槽内の風呂水が汲み上げられ、風呂水給水ホース18を通って注水ケース13に供給され、給水ホース14を介して水槽3(ドラム4)内に供給される。
一方、前記水槽3の底部の後端部には、排水口20が形成されており、この排水口20には、排水ホース21の一端が接続されている。この排水ホース21の途中には排水弁22が設けられている。排水ホース21の他端は、図示しない防水パンの排水穴に接続される。これにて、排水弁22のオン動作により、水槽3内の水を機外に排出できるようになっている。尚、図示はしないが、水槽3の後面下部には水槽3内と連通するエアトラップが設けられ、このエアトラップがエアチューブを介して外箱2内の上部に配置された水位センサ23(図3にのみ図示)に接続されている。
また、詳しい図示は省略するが、外箱2内には、水槽3内に温風を供給してドラム4内の洗濯物を乾燥させる(乾燥運転を実行する)ための乾燥機構24(図3参照)が設けられている。この乾燥機構24は、例えば、水槽3に対し温風を循環させるための通風ダクト、送風ファン、ヒータ等から構成されている。或いは、ヒータに代えて、ヒートポンプ(冷却サイクル)を設け、除湿機能を付加した乾燥機構24とすることもできる。
さて、図2は、本実施形態における前記操作パネル31の構成を示している。但し、便宜上、乾燥運転に関する部分を省略している。この操作パネル31には、電源入りキー32、電源切りキー33が設けられている。また、選択運転や各行程を開始させるスタートキー34、洗濯運転の残り時間の目安を表示する残り時間表示部42が設けられている。さらに、水道水を用いた自動運転のコースのいずれかを選択するための自動コース選択キー35、選択(設定)されたコースを表示するコース表示部43が設けられている。
また、操作パネル31には、洗濯運転の各行程のマニュアル設定を行うための洗いキー36、すすぎキー37、脱水キー38が設けられると共に、その際の必要な表示を夫々行う、洗い時間表示部44、すすぎ回数表示部45、脱水時間表示部46が設けられている。水位をマニュアル設定するための水位キー39や、水位を表示する水位表示部47も設けられている。
そして、操作パネル31には、後述するように、外部貯留水としての風呂水を使用した各行程を、設定されたすすぎ回数(0回、1回、2回)まで実行する外部給水コースである風呂水コースのいずれかを選択(設定)する風呂水キー40、設定された風呂水コースを表示する風呂水コース表示部48が設けられている。更に本実施形態では、後述する使い切りコースを設定するための風呂水全てキー41、使い切りコースが設定されたことを表示する風呂水全て表示部49が設けられている。このとき、前記風呂水全てキー41が、使い切りコースを設定するための専用のキーとされている。
図3は、上記した制御装置12を中心とした、洗濯機1の電気的構成を概略的に示している。制御装置12には、電源入りキー32の操作に基づき、電源25が電源リレー回路26を介して与えられる。また、制御装置12には、電源切りキー33の操作信号が与えられる。制御装置12は、前記給水弁15、排水弁22、給水ポンプ16、モータ10を制御する。制御装置12には、前記回転センサ11や水位センサ23からの検知信号が与えられる。
また、制御装置12には、上記した操作パネル31の各キー34〜41からの操作信号が入力されると共に、制御装置12が操作パネル31の各表示部42〜49の表示を制御するようになっている。更に、制御装置12は、報知用のブザー27や前記乾燥機構24を制御する。そして、制御装置12には、不揮発性メモリ28が接続されている。この不揮発性メモリ28には、前記残り時間表示部42の表示に必要なデータからなる残り時間テーブル(図7参照)が記憶されていると共に、使い切りコースが設定された場合の運転履歴が記憶されるようになっている。
以上の構成により、制御装置12は、操作パネル31にてユーザにより設定される運転コースに応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機1の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転、並びに、その後の乾燥運転を自動で実行するようになっている。また、制御装置12は、洗濯運転中に、操作パネル31の残り時間表示部42の表示を、図7の残り時間テーブルに基づいて制御する。
このとき、操作パネル31で自動コース選択キー35が操作されると、操作回数に応じて、水道水を用いた自動運転のコース(通常、つけおき、快速、メモリ、ドライ、毛布)のいずれかが選択される。この場合、通常コース(洗い(12分)、すすぎ2回、脱水(4分)の行程を自動で実行するコース)が、デフォルト設定とされ、ユーザの操作がない場合には、通常コースが自動的に設定される。また、ユーザが洗いキー36、すすぎキー37、脱水キー38を操作して、一部の行程のみを実行したり、各行程の内容(時間や回数)をマニュアル設定したりすることもできる。
尚、図7にも示すように、洗い行程においては、水槽3内への洗濯物量に応じた水位までの給水が行われた後、ドラム4の低速での正逆回転による例えば12分間の洗いが行われる。1回のすすぎ行程では、水槽3からの排水、ドラム4を高速回転させる例えば5分間の脱水すすぎ、水槽3への所定水位までの給水、ドラム4の低速での正逆回転による例えば2分間のためすすぎが行われる。脱水行程では、水槽3からの排水が行われた後、ドラム4を高速回転させる例えば4分間の脱水が行われる。
そして、後の作用説明(フローチャート説明)でも述べるように、ユーザが、操作パネル31の風呂水キー40又は風呂水全てキー41を操作することにより、風呂水を用いた洗濯運転のコース(風呂水コース、使い切りコース)を設定することができる。
風呂水キー40が操作され、外部給水コースである風呂水コースが設定(選択)された場合には、押下回数に応じて、洗い行程のみを風呂水で行うコース(すすぎ行程(例えば2回)を水道水で行う)、洗い行程及び第1回のすすぎ行程を風呂水で行うコース(第2回のすすぎ行程を水道水で行う)、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行うコースのいずれかが設定され、実行される。この場合、設定にもかかわらず途中で風呂水がなくなった場合には、水道水に切替えられる。すすぎ行程後は、脱水行程が実行される。
これに対し、操作パネル31で風呂水全てキー41が操作され、使い切りコースが設定(選択)された場合には、洗い行程から1回又は複数回のすすぎ行程を、風呂水を使い切るまで、つまり、給水ポンプ16による給水が不能となるまで実行される。このとき、制御装置12は、給水ポンプ16を起動させて所定時間(例えば4分)後から、一定時間(30秒間)動作させた際の、水位センサ23により検出された水位の上昇度合いが閾値に満たない場合に、風呂水がなくなった(使い切り状態である)と検知するようになっている。従って、制御装置12が水位センサ23等と共に検知手段として機能する。
また、本実施形態では、使い切りコースが実行された場合に、風呂水の使い切り状態が検知された後に、水道水を用いた1回の追加すすぎ行程(最終すすぎ行程)が自動的に付加され、実行されるようになっている。最終すすぎの行程後は、脱水行程が実行されることは勿論である。
更に、本実施形態では、使い切りコースの実行中における残り時間表示部42の表示の制御を、不揮発性メモリ28に記憶された以前の使い切りコースの履歴、つまり、使い切りコースの実行時に動作したすすぎ行程(最終すすぎ行程を含む)の回数に基づいて、図7の残り時間テーブルに基づいて行うようになっている。履歴データを利用する際の手法としては、前回のすすぎ行程の回数だけ今回もすすぎ行程を実行すると仮定する、或いは、直近の数回の使い切りコースにおけるすすぎ回数の平均値(或いはメジアン、モード)を採用するなど、様々な態様が考えられる。
次に、上記構成の洗濯機1の作用について、図4ないし図7も参照して述べる。洗濯機1にて洗濯運転を実行させる場合、ユーザは、ドラム4内に衣類を投入し、洗剤類投入部に洗剤等をセットし、操作パネル31の操作によりコースを選択する。今、ユーザが、風呂水を利用した洗濯運転を実行させたい場合には、操作パネル31の風呂水キー40あるいは風呂水全てキー41を操作して風呂水を利用するいずれかの運転コースを設定した上で、スタートキー34をオン操作する。
図4のフローチャートは、操作パネル31の風呂水キー40が操作された場合(a)及び、風呂水全てキー41が操作された場合(b)の、制御装置12が実行するコース設定の処理手順を示している。
まず、図4(a)のフローチャートにおいて、風呂水キー40が操作された場合、ステップS1にて、既にいずれかの風呂水コースが設定されているどうかが判断される。風呂水設定がないときには(ステップS1にてYes)、ステップS2にて、洗い行程のみを風呂水で行う風呂水コースが設定される。またこのときには、図2に示すように、操作パネル31のコース表示部46にて、「洗い」の表示が点灯される。
風呂水キー40が操作された際に既にいずれかの風呂水コースが設定されていた場合には(ステップS1にてNo)、ステップS3にて、洗い行程のみの風呂水コースが設定されているかどうかが判断される。洗い行程のみの風呂水コースである場合には(ステップS3にてYes)、ステップS4にて、洗い行程及び第1回のすすぎ行程を風呂水で行うコース風呂水コースが設定される。またこのときには、図2のコース表示部46にて、「すすぎ1」の表示が点灯される。
風呂水キー40が操作された際に設定されていた風呂水コースが、洗い行程のみの風呂水コースでない場合には(ステップS3にてNo)、ステップS5にて、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースが設定されているかどうかが判断される。洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースである場合には(ステップS5にてYes)、ステップS6にて、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行う風呂水コースが設定される。またこのときには、図2のコース表示部46にて、「すすぎ2」の表示が点灯される。
風呂水キー40が操作された際に設定されていた風呂水コースが、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースでない場合には(ステップS5にてNo)、ステップS7にて、風呂水コースの設定なしに戻される。このときには、図2のコース表示部46は消灯される。従って、ユーザが、風呂水キー40を1回操作すれば、洗い行程のみの風呂水コースが設定され、風呂水キー40を2回操作すれば、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースが設定され、風呂水キー40を2回操作すれば、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行う風呂水コースが設定されるのである。
一方、図4(b)のフローチャートにおいて、風呂水全てキー41が操作された場合、ステップS8にて、既に使い切りコースが設定されているどうかが判断される。使い切りコースの設定がないときには(ステップS8にてYes)、ステップ92にて、使い切りコースが設定される。このときには、図2に示すように、操作パネル31の風呂水全て表示部48の表示が点灯される。
風呂水全てキー41が操作された際に、既に使い切りコースが設定されていた場合には(ステップS8にてNo)、ステップS10にて、使い切りコースの設定が取り消される。このときには、操作パネル31の風呂水全て表示部48の表示が消灯される。従って、ユーザが、風呂水全てキー41を操作する都度、使い切りコースの設定、設定の取消しが繰返されるのである。尚、本実施形態では、使い切りコースが設定された場合には、水道水を用いた1回の追加すすぎ行程が自動で付加されるので、図2に示すように、すすぎ回数表示部45に、「風呂水後」が点灯すると共に、1回が表示される。
次に、図5のフローチャートは、主として、風呂水を使用する使い切りコースが設定されている場合における、制御装置12が実行する洗濯運転の制御の手順を示している。スタートキー34がオン操作されると、まずステップS11にて、洗い行程を、風呂水を用いて実行する設定がなされているかどうかが判断される。風呂水の設定がある場合には(ステップS11にてYes)、ステップS12にて、給水ポンプ16に対する呼び水給水の動作が行われ、次のステップS13にて、給水ポンプ16による水槽3への風呂水の給水が実行される。
ステップS14では、風呂水給水の異常の有無が判断される。ここで、上記したように、風呂水がなくなった(使い切り状態である)旨が検知された場合には、異常と判断され(ステップS14にてYes)、ステップS15にて、風呂水の設定がクリアされる。異常が無い場合には(ステップS14にてNo)、ステップS16にて、目標水位に到達したかどうかが判断される。目標水位に到達していない場合には(ステップS16にてNo)、ステップS13に戻って風呂水の給水が続行される。目標水位に到達した場合には(ステップS16にてYes)、ステップS19に進む。
また、風呂水の設定がなされていない場合(ステップS11にてNo)、及び、上記ステップS15にて風呂水の設定がクリアされた場合には、ステップS17に進み、給水弁15による水道水の給水が実行される。ステップS18にて、目標水位に到達したかどうかが判断され、目標水位に到達していない場合には(ステップS18にてNo)、ステップS17に戻って水道水の給水が続行され、目標水位に到達した場合には(ステップS18にてYes)、ステップS19に進む。
ステップS19では、洗いの行程が実行される。所定時間の洗いが終了すると、すすぎの行程に移行する。1回目のすすぎの行程では、まずステップS20にて、水槽3からの排水がなされ、ステップS21にて、1回目の脱水すすぎが実行される。次のステップS22では、すすぎ行程を、風呂水を用いて実行する設定がなされているかどうかが判断される。風呂水の設定がある場合には(ステップS22にてYes)、ステップS23にて、給水ポンプ16に対する呼び水給水の動作が行われ、次のステップS24にて、給水ポンプ16による水槽3への風呂水の給水が実行される。
ステップS25では、風呂水給水の異常の有無が判断される。ここで、上記したように、風呂水がなくなった(使い切り状態である)旨が検知された場合には、異常と判断され(ステップS25にてYes)、ステップS26にて、風呂水の設定がクリアされる。異常が無い場合には(ステップS25にてNo)、ステップS27にて、目標水位に到達したかどうかが判断される。目標水位に到達していない場合には(ステップS27にてNo)、ステップS24に戻って風呂水の給水が続行される。目標水位に到達した場合には(ステップS27にてYes)、ステップS30に進む。
また、風呂水の設定がなされていない場合(ステップS22にてNo)、及び、上記ステップS26にて風呂水の設定がクリアされた場合には、ステップS28に進み、給水弁15による水道水の給水が実行される。ステップS29にて、目標水位に到達したかどうかが判断され、目標水位に到達していない場合には(ステップS29にてNo)、ステップS28に戻って水道水の給水が続行され、目標水位に到達した場合には(ステップS29にてYes)、ステップS30に進む。
ステップS30では、ためすすぎの行程が実行され、所定時間のためすすぎの行程が終了すると、その回のすすぎ行程が終了し、次の回のすすぎ行程に進む。次の回のすすぎ行程でも、まずステップS31にて、水槽3からの排水がなされ、ステップS32にて、脱水すすぎが実行される。次のステップS33では、風呂水設定がクリア済みかどうかが判断される。風呂水設定が未だクリアされていない場合には(ステップS33にてNo)、ステップS23からの処理が繰返され、風呂水を用いたすすぎ行程の一連の処理が繰返されるようになる。
そして、このようにすすぎ行程が繰返されることに伴い、遂には浴槽に貯留されていた風呂水がなくなるので(ステップS25にてYes)、ステップS26にて風呂水設定がクリアされる。すると、次にステップS33に至った場合に、風呂水設定がクリア済みと判断される(ステップS33にてYes)。この場合には、水道水を用いた目標水位までの給水が実行され(ステップS34、S35)、目標水位に到達すると(ステップS35にてYes)、ステップS36にて、水道水を用いた最終すすぎ(追加すすぎ)の行程が実行される。その後、排水が行われ(ステップS37)、脱水行程が行われ(ステップS38)、洗濯運転が終了する。
図6のフローチャートは、洗濯運転の実行中において、制御装置12が残り時間表示部42の表示制御を行うために、図7の残り時間テーブルのうち、どのテーブルを用いて残り時間を表示するかを選択(設定)する処理手順を示すものである。この図7の残り時間テーブルは、各行程の標準的な実行時間と、各行程における残り時間との関係を示すものであり、制御装置12は、この残り時間テーブルにおける、現在の行程に対応した残り時間を、残り時間表示部42に表示することができる。
ここで、図7(a)はすすぎ行程が4回のテーブル、図7(b)はすすぎ行程が3回のテーブル、図7(c)はすすぎ行程が2回のテーブル、図7(d)はすすぎ行程が1回のテーブル、図7(e)はすすぎ行程がない場合(洗い行程と脱水行程のみ)のテーブルの例を示している。例えば、図7(c)のすすぎ行程が2回の場合、現在、洗い行程の最初の給水を行っている場合には、対応する残り時間が「41分」であり、この数字が残り時間表示部42に表示されることになる。
図6において、まずステップS40では、設定されている運転コースが、使い切りコースであるかどうかが判断される。使い切りコースが設定されている場合には(ステップS40にてYes)、ステップS41にて、運転履歴のすすぎ回数に基づいて残り時間テーブルが選択される。この場合、残り時間テーブルを選択するにあたっては、例えば、前回の使い切りコースにおいて、すすぎ行程(最終すすぎ行程を含む)が3回であった場合には、すすぎ行程が3回のテーブル(図7(b))を選択するといった手法を採用することができる。直近の数回の使い切りコースの実行時におけるすすぎ回数の平均値(或いはメジアン、モード)を採用することもできる。
これに対し、使い切りコースが設定されていない場合、つまり使い切りコース以外のすすぎ行程の回数が確定している運転コースが設定されている場合には(ステップS40にてNo)、ステップS42に進み、すすぎ行程が1回の運転コースであるかどうかが判断される。すすぎ行程が1回の運転コースである場合には(ステップS42にてYes)、ステップS43にて、すすぎ行程が1回のテーブル(図7(d))が設定される。すすぎ行程が1回の運転コースでない場合には(ステップS42にてNo)、ステップS44にて、すすぎ行程が2回の運転コースかどうかが判断される。すすぎ行程が2回の運転コースである場合には(ステップS44にてYes)、ステップS45にて、すすぎ行程が2回のテーブル(図7(c))が設定される。
以下同様に、すすぎ行程が2回の運転コースでない場合には(ステップS44にてNo)、ステップS46にて、すすぎ行程が3回の運転コースかどうかが判断される。すすぎ行程が3回の運転コースである場合には(ステップS46にてYes)、ステップS47にて、すすぎ行程が3回のテーブル(図7(b))が設定される。
すすぎ行程が3回の運転コースでない場合には(ステップS46にてNo)、ステップS48にて、すすぎ行程が4回の運転コースかどうかが判断される。すすぎ行程が4回の運転コースである場合には(ステップS48にてYes)、ステップS49にて、すすぎ行程が4回のテーブル(図7(a))が設定される。すすぎ行程が4回の運転コースでない場合には(ステップS48にてNo)、ステップS50にて、すすぎ行程がないテーブル(図7(e))が設定される。
尚、上記処理により、すすぎ行程の回数が確定していない使い切りコースの実行中であっても、残り時間表示部42には、比較的信頼性の高い残り時間を表示することができる。但し、すすぎ行程の回数が、過去の履歴から見込んだ回数から増減してしまうケースも考えられる。すすぎ行程の回数が見込んだ回数から増減することが判明した時点で、使用する残り時間テーブルを切替えれば良い。その際には、図2に示すように、残り時間表示部42の「見直し中」のランプを点灯(又は点滅)させた上で、時間表示を切替えるようにすれば、ユーザにとっての違和感を抑制することができる。
このように本実施形態によれば、風呂水を使い切るまですすぎ行程を何度も繰返し実行する使い切りコースを設けた。これにより、ユーザにより使い切りコースが設定されると、浴槽に貯留されている風呂水が、給水ポンプ16により水槽3内に給水され、洗い行程及びその後の1回以上のすすぎ行程を含んだ洗濯運転が実行される。このとき、予めすすぎ回数を設定するものと異なり、風呂水の供給が不可能となった使い切り状態が検知されるまで、風呂水を用いた洗濯運転の各行程が継続して実行され、風呂水が供給可能である限り、すすぎ行程が何度でも実行される。
従って、風呂水を過不足なく使用することができ、徒に多量の水道水を使ってしまうことを未然に防止することができる。また、風呂水がある限り、十分なすすぎを行うことができ、ユーザが勿体ないと思うことがなくなる。この結果、風呂水を用いた洗濯運転を行う際に、従来のような風呂水を利用する場合にすすぎ行程の回数をユーザが必ず設定しなければならないものと異なり、水道水の使用を抑制して風呂水を有効活用することができるという優れた効果を得ることができる。
尚、従来からの通常の風呂水コースを設定することも可能であるので、風呂水を用いる運転コースについての運転コースの選択の幅をよりいっそう広げることができ、ユーザの嗜好にあった運転コースを設定することが可能となる。しかも本実施形態では、操作パネル31に、風呂水コースのいずれかを設定するための風呂水キー40に加えて、使い切りコースを設定するための専用のキーである風呂水全てキー41を設けるようにしたので、ユーザが誤操作することなく、確実に使い切りコースを設定することが可能となる。
また、特に本実施形態では、使い切りコースの実行時において、風呂水の使い切り状態が検知された後は、残りの必要な洗濯運転を水道水の給水に切替えて実行するように構成しているので、風呂水によるすすぎ行程が、必要回数実行できなかった場合でも、不足分を、水道水を用いたすすぎ行程によりカバーすることができる。また、水道水により、最終すすぎ(追加すすぎ)の行程を実行するように構成したので、最終のすすぎ行程をより清潔な水で行うことにより、洗濯の仕上がり具合をより良好とすることができる。
更に、本実施形態では、使い切りコースにおいては、風呂水の残量に応じてすすぎ回数が変動する事情があるが、使い切りコースの実行中における残り時間表示部42の表示を、以前の使い切りコースの実行時に動作したすすぎ行程の回数に基づいて設定(残り時間テーブルの選択)するようにしたので、十分に確からしい残り時間の目安を表示することができるといった利点も得ることができる。
(2)第2〜第4の実施形態、その他の実施形態
次に、図8を参照して、第2の実施形態について述べる。尚、この第2の実施形態、並びに以下に述べる第3、第4の実施形態も、上記第1の実施形態と同様に、ドラム式(横軸形)の洗濯機に適用したものであり、洗濯機1の全体の基本構成や、制御装置12が実行する洗濯運転の制御等の一部については第1の実施形態と共通する。従って、第1の実施形態と同一部分については、同一符号を付して詳しい説明や新たな図示を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、ユーザが、使い切りコースを設定した場合には、併せて、風呂水の使い切り状態が検知された後に、水道水を用いた追加すすぎ行程を行うかどうか、更に、行う場合に追加すすぎ行程の実行回数を設定することが可能とされている。この場合、図2に示した操作パネル31において、ユーザが風呂水全てキー41を操作して使い切りコースを設定した上で、すすぎキー37を操作すれば、操作回数に応じて追加すすぎ行程の回数が、0、1、2、‥と順に増えていき、所望の回数を設定することができるようになっている。またこのとき、すすぎ回数表示部45において、「風呂水後」のランプが点灯される。
図8のフローチャートは、風呂水を使用する使い切りコースが設定され、追加すすぎ行程の回数(1回以上)が設定されている場合における、制御装置12が実行する洗濯運転の制御の手順を示している。このフローチャートが、上記第1の実施形態(図5のフローチャート)と異なるところは、ステップS33以降の処理(ステップS51〜S56)にある。
即ち、使い切りコースにおいては、風呂水が残っている限りすすぎ行程が繰返され、遂には浴槽に貯留されていた風呂水がなくなり(ステップS25にてYes)、風呂水設定がクリアされる(ステップS26)。従って、ステップS33に至ったときに、風呂水設定がクリア済みと判断される(ステップS33にてYes)。すると、ステップS51にて、水道水を用いた目標水位までの給水が実行され、ステップS52にて、目標水位に到達したかどうかが判断される。目標水位に到達していない場合には(ステップS52にてNo)、ステップS51に戻って水道水の給水が続行される。目標水位に到達した場合には(ステップS52にてYes)、ステップS53に進む。
ステップS53では、水道水を用いたためすすぎ(追加すすぎ)の行程が所定時間実行された後、ステップS54にて、排水が行われる。次のステップS55では、設定された回数の追加すすぎ行程が終了したかどうかが判断される。設定回数の追加すすぎ行程が修了していない場合には(ステップS55にてNo)、ステップS51からの処理が繰返えされる。そして、設定回数の追加すすぎ行程が修了した場合には(ステップS55にてYes)、脱水行程が行われ(ステップS56)、洗濯運転が終了する。
このような第2の実施形態によれば、使い切りコースを設けたことにより、上記第1の実施形態と同様に、風呂水を用いた洗濯運転を行う際に、従来のような風呂水を利用する場合にすすぎ行程の回数をユーザが必ず設定しなければならないものと異なり、水道水の使用を抑制して風呂水を有効活用することができる等の優れた作用・効果を得ることができる。
そして、それに加え、使い切りコースにおいて、使い切り状態が検知された後に、水道水による追加すすぎ行程を行うかどうかを、ユーザの操作により設定することを可能に構成したので、水道水による追加すすぎ行程を行うかどうかについての、ユーザの選択を可能とし、選択肢を広げることができる。しかも、その際の追加すすぎ行程の実行回数の設定が可能に構成したので、よりユーザの好みに合った行程を実行することが可能となる等の利点を得ることができる。
図9及び図10は、第3の実施形態を示している。この第3の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、操作パネル51の構成、並びに、風呂水を用いる運転コースの設定の仕方にある。即ち、図9に示すように、本実施形態の操作パネル51には、電源入りキー32、電源切りキー33、スタートキー34、残り時間表示部42、自動コース選択キー35、コース表示部43、洗いキー36、すすぎキー37、脱水キー38、洗い時間表示部44、すすぎ回数表示部45、脱水時間表示部46、水位キー39、水位表示部47が設けられている。
そして、操作パネル51には、風呂水を用いる運転コースを設定(選択)するための風呂水キー52が設けられていると共に、設定された風呂水コースを表示する風呂水コース表示部53が設けられている。この場合、風呂水を用いる運転コースには、洗い行程から1回又は複数回のすすぎ行程を風呂水を使い切るまで実行する使い切りコース、洗い行程のみを風呂水で行うコース、洗い行程及び第1回のすすぎ行程を風呂水で行うコース、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行うコース、の4種類があり、1個の風呂水キー52のキー操作で、それらをユーザが選択できる、つまり1個のキー操作により使い切りコースと外部給水コースとの選択切替えが可能に構成されている。
図10のフローチャートは、操作パネル51の風呂水キー52が操作された場合の、制御装置12が実行するコース設定の処理手順を示している。即ち、図10において、風呂水キー52が操作された場合、ステップS61にて、既にいずれかの風呂水コースが設定されているどうかが判断される。風呂水設定がないときには(ステップS61にてYes)、ステップS62にて、使い切りコースが設定される。またこのときには、図9に示すように、操作パネル51の風呂水コース表示部53にて、「すすぎ、風呂水無しまで」の表示が点灯される。
風呂水キー52が操作された際に既にいずれかの風呂水コースが設定されていた場合には(ステップS61にてNo)、ステップS63にて、使い切りコースが設定されているかどうかが判断される。使い切りコースが設定されている場合には(ステップS63にてYes)、ステップS64にて、洗い行程のみを風呂水で行う風呂水コースが設定される。またこのときには、操作パネル51のコース表示部53にて、「洗い」の表示が点灯される。
風呂水キー52が操作された際に設定されていた風呂水コースが、使い切りコースでない場合には(ステップS63にてNo)、ステップS65にて、洗い行程のみの風呂水コースが設定されているかどうかが判断される。洗い行程のみの風呂水コースである場合には(ステップS65にてYes)、ステップS66にて、洗い行程及び第1回のすすぎ行程を風呂水で行うコース風呂水コースが設定される。またこのときには、風呂水コース表示部53にて、「すすぎ1」の表示が点灯される。
風呂水キー52が操作された際に設定されていた風呂水コースが、洗い行程のみの風呂水コースでない場合には(ステップS65にてNo)、ステップS67にて、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースが設定されているかどうかが判断される。洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースである場合には(ステップS67にてYes)、ステップS68にて、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行う風呂水コースが設定される。またこのときには、風呂水コース表示部53にて、「すすぎ2」の表示が点灯される。
設定されていた風呂水コースが、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースでない場合には(ステップS67にてNo)、ステップS69にて、風呂水コースの設定なしに戻される。このときには、風呂水コース表示部53は消灯される。従って、ユーザが、風呂水キー52を1回操作すれば、使い切りコースが設定され、2回操作すれば、洗い行程のみの風呂水コースが設定され、3回操作すれば、洗い行程及び第1回のすすぎ行程の風呂水コースが設定され、4回操作すれば、洗い行程及び第1回、第2回のすすぎ行程を風呂水で行う風呂水コースが設定されるのである。
このような第3の実施形態によれば、やはり使い切りコースを設けたことにより、上記第1の実施形態と同様に、風呂水を用いた洗濯運転を行う際に、従来のような風呂水を利用する場合にすすぎ行程の回数をユーザが必ず設定しなければならないものと異なり、水道水の使用を抑制して風呂水を有効活用することができる等の優れた作用・効果を得ることができる。そして、それに加え、操作パネル51に設けられた1個の風呂水キー52のキー操作により、使い切りコースと複数の風呂水コースとの選択切替えを可能に構成したので、キーの数を少なく済ませながら、ユーザが使い切りコース、外部給水コースを設定することが可能となる。
図11のフローチャートは、第4の実施形態を示すもので、洗濯運転の実行中において、制御装置12が残り時間表示部42の表示制御を行うために、図7の残り時間テーブルのうち、どのテーブルを用いて残り時間を表示するかを選択(設定)する処理手順を示すものである。この第4の実施形態が、上記第1の実施形態(図6のフローチャート)と異なる点は、使い切りコースが設定されている場合には(ステップS40にてYes)、ステップS71にて、すすぎ行程が3回のテーブル(図7(b))が設定されるところにある。その他のステップは、第1の実施形態と同一なので説明を省略する。
これによれば、使い切りコースの実行中においては、標準的な運転コース(例えば、風呂水でのすすぎ行程が2回、水道水での追加すすぎ行程が1回)における運転内容に基づいて、残り時間表示部42の表示が制御されるようになり、とりあえず、大きく誤ることのない残り時間の目安を表示することが可能となる。この場合も、すすぎ行程の回数が3回から増減するケースでは、増減が判明した時点で、残り時間表示部42の「見直し中」のランプを点灯(又は点滅)させた上で、使用する残り時間テーブルを切替えて時間表示を切替えるようにすれれば良い。
尚、上記第1の実施形態では、過去の使い切りコースで実行したすすぎ行程の回数を元に、今回の使い切りコースのすすぎ行程の回数を推定するようにしたが、残り時間表示の制御に、履歴データを使用する場合、もう少し緻密な推定を行うようにしても良い。例えば、以前の履歴から、浴槽に貯留される平均的な風呂水の量を算出し、今回の洗濯運転における水位から、洗い行程及び1回のためすすぎの行程に使用する水量を求め、それらから何回のすすぎ行程を実行できるかを計算して、すすぎ行程の回数を推定することができる。
その他、上記した各実施形態においては、ドラム式の洗濯機に適用するようにしたが、上面が開口した円筒状の洗濯槽を、上下軸を中心に回転させることが可能ないわゆる縦型式の洗濯機であっても良い。乾燥機能を備えていない洗濯機に適用することもできる等、洗濯機のハードウエア構成についても種々の変更が可能である。また、外部貯留水としては、風呂水に限らず、雨水をタンクに溜めて洗濯に使用するような場合にも適用することができる等、要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得る。
図面中、1は洗濯機、3は水槽、4はドラム(洗濯槽)、12は制御装置(制御手段、検知手段)、15は給水弁(水道水給水手段)、16は給水ポンプ、23は水位センサ、28は不揮発性メモリ、31,51は操作パネル、40、52は風呂水キー、41は風呂水全てキー、42は残り時間表示部、48、53は風呂水コース表示部、49は風呂水全て表示部を示す。

Claims (9)

  1. 設定される運転コースに応じて、洗い行程及びその後の1回以上のすすぎ行程を含んだ洗濯運転を順に実行させる制御手段を備える洗濯機であって、
    水道水を洗濯槽内に給水する水道水給水手段と、
    外部の貯水源に貯留されている外部貯留水を前記洗濯槽内に給水する給水ポンプと、
    前記外部貯留水の供給可能状態にあるかどうかを検知する検知手段とを備えると共に、
    前記運転コースに、前記検知手段により外部貯留水の供給が不可能となった使い切り状態が検知されるまで、前記外部貯留水を用いた洗濯運転の各行程を継続して実行する使い切りコースを設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記制御手段は、前記使い切りコースの実行時において、前記検知手段により使い切り状態が検知された後は、残りの必要な洗濯運転を前記水道水給水手段による水道水の給水に切替えて実行することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記使い切りコースにおいて、前記検知手段により使い切り状態が検知された後に、水道水による追加すすぎ行程を行うかどうかを、ユーザの操作により設定することが可能とされていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記使い切りコースにおいて、前記水道水による追加すすぎ行程の実行回数の設定が可能とされていることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 前記運転コースには、前記外部貯留水を用いた洗濯運転の各行程を、設定されたすすぎ回数まで実行する外部給水コースが含まれていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 操作パネルに設けられた1個のキー操作により、前記使い切りコースと前記外部給水コースとの選択切替えが可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  7. 操作パネルには、前記使い切りコースを設定するための専用のキーが設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の洗濯機。
  8. 洗濯運転の残り時間の目安を表示する残り時間表示部を備え、
    前記使い切りコースの実行中においては、以前の使い切りコースの実行時に動作したすすぎ行程の回数に基づいて、前記残り時間表示部の表示を制御することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の洗濯機。
  9. 洗濯運転の残り時間の目安を表示する残り時間表示部を備え、
    前記使い切りコースの実行中においては、標準的な運転コースにおける運転内容に基づいて、前記残り時間表示部の表示を制御することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の洗濯機。
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