JP2014027789A - 電力変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】直流電圧回路の過剰なエネルギーを消費するエネルギー消費手段の半導体スイッチング素子破損を防止する回路を小型化した電力変換器を提供する。
【解決手段】直流電圧回路と、該直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、二次励磁発電機の回転子配線に供給する回転子側コンバータと、系統配線の交流電圧を直流電圧に変換して、前記直流電圧回路に供給する系統側コンバータと、前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路とを備え、前記二次励磁発電機の回転子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が上昇した場合に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】直流電圧回路と、該直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、二次励磁発電機の回転子配線に供給する回転子側コンバータと、系統配線の交流電圧を直流電圧に変換して、前記直流電圧回路に供給する系統側コンバータと、前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路とを備え、前記二次励磁発電機の回転子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が上昇した場合に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制する。
【選択図】図1
Description
本発明は、発電機用の電力変換器に関する。
風力発電システムでは、発電機によって発生した電力を電力系統に送電する場合に、電力変換器を介して供給する。したがって、電力系統で地絡事故などによって電圧低下が発生した場合には、電力変換器も影響を受ける。例えば交流励磁型発電機の場合には、事故点に電流を供給しようと動作し、回転子巻線に過大な電流が誘起され、電力変換器の中の励磁用コンバータに過大な電流が流れる。そして、このような系統事故時においても、風力発電システムを電力系統から解列せずに、運転を継続しなければならないという規格が欧州や中国などで定められている。
特許文献1には、系統事故時過電流消費装置の交流入力を、発電機回転子と励磁用コンバータの間に接続し、励磁用コンバータ直流電圧上昇を検出して系統事故時に短絡回路を動作させ、これによって、交流励磁型発電機の励磁用電力変換器を系統擾乱による過電流から保護し、更に運転継続を実現する短絡回路(過電流消費装置)を発電機回転子と励磁用コンバータの間に接続し、系統電圧低下と励磁用コンバータの直流電圧上昇を検出して過電流消費装置を動作させることで実現するという技術が開示されている。
また、電圧上昇を抑制するためにエネルギーを消費する放電回路として、抵抗器とIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの半導体スイッチング素子を組み合わせ、さらに放電回路にスナバ回路(Snubber circuit)を付加し、単にIGBTをオン(ON)させてエネルギーを消費させるのみならず、IGBTのオフ(OFF)時に配線路の寄生インダクタンスによる電圧の跳ね上がりをスナバ回路で抑制する方法もある。
特許文献1には、系統事故時過電流消費装置の交流入力を、発電機回転子と励磁用コンバータの間に接続し、励磁用コンバータ直流電圧上昇を検出して系統事故時に短絡回路を動作させ、これによって、交流励磁型発電機の励磁用電力変換器を系統擾乱による過電流から保護し、更に運転継続を実現する短絡回路(過電流消費装置)を発電機回転子と励磁用コンバータの間に接続し、系統電圧低下と励磁用コンバータの直流電圧上昇を検出して過電流消費装置を動作させることで実現するという技術が開示されている。
また、電圧上昇を抑制するためにエネルギーを消費する放電回路として、抵抗器とIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの半導体スイッチング素子を組み合わせ、さらに放電回路にスナバ回路(Snubber circuit)を付加し、単にIGBTをオン(ON)させてエネルギーを消費させるのみならず、IGBTのオフ(OFF)時に配線路の寄生インダクタンスによる電圧の跳ね上がりをスナバ回路で抑制する方法もある。
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、過電流消費装置を動作させることしか記載されていない。したがって、過電流消費装置をオフしたときに、配線等のインダクタンスにより発生する電圧の跳ね上がりについての対策が示されていないという問題がある。
また、抵抗器と半導体スイッチング素子を有する放電回路にスナバ回路を取り付ける方式であって、風力発電システムを対象とするような場合の放電回路においては、放電回路にある半導体スイッチング素子がオフするとき、数千アンペア程度の電流を遮断する。
したがって、配線等のインダクタンスによる跳ね上がり電圧も高くなるため、これを防止するためには、定格およびサイズが大きいスナバ回路を接続しなければならないという問題がある。
また、抵抗器と半導体スイッチング素子を有する放電回路にスナバ回路を取り付ける方式であって、風力発電システムを対象とするような場合の放電回路においては、放電回路にある半導体スイッチング素子がオフするとき、数千アンペア程度の電流を遮断する。
したがって、配線等のインダクタンスによる跳ね上がり電圧も高くなるため、これを防止するためには、定格およびサイズが大きいスナバ回路を接続しなければならないという問題がある。
本発明は、前記した問題に鑑みて創案されたものであり、その目的および課題は、直流電圧回路の過剰なエネルギーを消費するエネルギー消費手段の半導体スイッチング素子破損を防止する回路を小型化した電力変換器を提供することである。
前記の課題を解決して、本発明の目的を達成するために、以下のように構成した。
すなわち、本発明の電力変換器は、直流電圧回路と、該直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、二次励磁発電機の回転子配線に前記交流電圧を供給する回転子側コンバータと、系統配線の交流電圧を直流電圧に変換して、前記直流電圧回路に前記直流電圧を供給する系統側コンバータと、前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、前記エネルギー消費手段に具備された半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路と、を備え、前記二次励磁発電機の回転子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が所定の範囲を超えて上昇した際に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制することを特徴とする。
また、その他の手段は、発明を実施するための形態のなかで説明する。
すなわち、本発明の電力変換器は、直流電圧回路と、該直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、二次励磁発電機の回転子配線に前記交流電圧を供給する回転子側コンバータと、系統配線の交流電圧を直流電圧に変換して、前記直流電圧回路に前記直流電圧を供給する系統側コンバータと、前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、前記エネルギー消費手段に具備された半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路と、を備え、前記二次励磁発電機の回転子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が所定の範囲を超えて上昇した際に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制することを特徴とする。
また、その他の手段は、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、直流電圧回路の過剰なエネルギーを消費するエネルギー消費手段の半導体スイッチング素子破損を防止する回路を小型化した電力変換器を提供できる。
以下に本願の発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称す)を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態として、電力変換器の構成例を説明する。
本発明の第1実施形態として、電力変換器の構成例を説明する。
<電力変換器101の構成例>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換器101の構成例と、この電力変換器101と、電力系統(第1の系統配線110、変圧器111)および風力発電用の発電機104との関連する構成の一例を示す図である。
図1において、電力変換器101は、固定子配線102と回転子配線103とによって、風力発電用の二次励磁発電機である発電機104に接続されている。
また、電力変換器101の第2の系統配線109は、固定子配線102に接続されるとともにシステム配線105に接続されている。
システム配線105は、変圧器111に接続されている。そして変圧器111を介し、第1の系統配線110と接続されている。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換器101の構成例と、この電力変換器101と、電力系統(第1の系統配線110、変圧器111)および風力発電用の発電機104との関連する構成の一例を示す図である。
図1において、電力変換器101は、固定子配線102と回転子配線103とによって、風力発電用の二次励磁発電機である発電機104に接続されている。
また、電力変換器101の第2の系統配線109は、固定子配線102に接続されるとともにシステム配線105に接続されている。
システム配線105は、変圧器111に接続されている。そして変圧器111を介し、第1の系統配線110と接続されている。
また、電力変換器101は、系統側コンバータ107、直流電圧回路106、回転子側コンバータ108、および制御回路114を備えている。
電力変換器101は、第2の系統配線109(システム配線105、固定子配線102と相互に接続)の交流電圧を系統側コンバータ107で直流電圧に変換して直流電圧回路106に供給し、この直流電圧回路106の直流電圧を回転子側コンバータ108で再び三相交流電力に変換して、風力発電用の二次励磁発電機である発電機104の回転子配線103に供給する。
電力変換器101は、第2の系統配線109(システム配線105、固定子配線102と相互に接続)の交流電圧を系統側コンバータ107で直流電圧に変換して直流電圧回路106に供給し、この直流電圧回路106の直流電圧を回転子側コンバータ108で再び三相交流電力に変換して、風力発電用の二次励磁発電機である発電機104の回転子配線103に供給する。
《系統側コンバータ107と回転子側コンバータ108》
系統側コンバータ107は、制御回路114によって、直流電圧回路106の直流電圧レベルが一定となるように動作を制御される。
回転子側コンバータ108は、固定子配線102への出力電圧の周波数が第2の系統配線109の周波数と一致するように、発電機104の回転子(不図示)を励磁する電流を流すべく、発電機104の回転数を参照した制御回路114によって回路動作を制御される。
系統側コンバータ107は、制御回路114によって、直流電圧回路106の直流電圧レベルが一定となるように動作を制御される。
回転子側コンバータ108は、固定子配線102への出力電圧の周波数が第2の系統配線109の周波数と一致するように、発電機104の回転子(不図示)を励磁する電流を流すべく、発電機104の回転数を参照した制御回路114によって回路動作を制御される。
《第2の系統配線109とシステム配線105と固定子配線102》
また、第2の系統配線109とシステム配線105と固定子配線102とは、配線の途中において事故が発生していなければ、実質的には概ね、同電圧(同電位)である。しかしながら、電力変換器101においては、系統側であるので、電力変換器101内部では「第2の系統配線」としている。
また、システム配線105は、変圧器111から見てシステム側にあるので、変圧器111から電力変換器101に接続される間を「システム配線」としている。
また、固定子配線102とは、発電機104からみると固定子配線であるので発電機104から電力変換器101に接続される間を「固定子配線」としている。
なお、第2の系統配線109とシステム配線105と固定子配線102との間には図示していない遮断器が設けられていることもある。
また、第2の系統配線109とシステム配線105と固定子配線102とは、配線の途中において事故が発生していなければ、実質的には概ね、同電圧(同電位)である。しかしながら、電力変換器101においては、系統側であるので、電力変換器101内部では「第2の系統配線」としている。
また、システム配線105は、変圧器111から見てシステム側にあるので、変圧器111から電力変換器101に接続される間を「システム配線」としている。
また、固定子配線102とは、発電機104からみると固定子配線であるので発電機104から電力変換器101に接続される間を「固定子配線」としている。
なお、第2の系統配線109とシステム配線105と固定子配線102との間には図示していない遮断器が設けられていることもある。
《LCLフィルタ113と平滑コンデンサ112とインダクタ123》
また、電力変換器101は、LCLフィルタ113と平滑コンデンサ112とインダクタ123とを備えている。
LCLフィルタ113は、第2の系統配線109と系統側コンバータ107との間に接続され、系統側コンバータ107で発生する高調波を第2の系統配線109へ流出するのを抑制する。
平滑コンデンサ112は、直流電圧回路106の直流電源間に接続され、系統側コンバータ107で出力された直流電圧の高周波成分を除去するとともに、直流電圧回路106の直流電圧(電力)を安定化させる。
インダクタ123は、二次励磁発電機である発電機104の回転子配線103に突発的に発生する高電圧から回転子側コンバータ108を保護する役目をする。
また、電力変換器101は、LCLフィルタ113と平滑コンデンサ112とインダクタ123とを備えている。
LCLフィルタ113は、第2の系統配線109と系統側コンバータ107との間に接続され、系統側コンバータ107で発生する高調波を第2の系統配線109へ流出するのを抑制する。
平滑コンデンサ112は、直流電圧回路106の直流電源間に接続され、系統側コンバータ107で出力された直流電圧の高周波成分を除去するとともに、直流電圧回路106の直流電圧(電力)を安定化させる。
インダクタ123は、二次励磁発電機である発電機104の回転子配線103に突発的に発生する高電圧から回転子側コンバータ108を保護する役目をする。
《抵抗手段とチョッパ回路とアクティブクランプ回路》
また、電力変換器101は、抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118とアクティブクランプ回路(電圧抑制回路)125〜128とを備えている。
抵抗手段119〜122は、抵抗素子もしくは抵抗素子を有する抵抗回路で構成され、電流が流れるとジュール熱によってエネルギーを消費する。
チョッパ回路115〜118は、IGBTによって構成され、それぞれ抵抗手段119〜122と直列に接続されている。これらの直列回路は、それぞれ直流電圧回路106の直流電源間に接続されている。また、チョッパ回路115〜118がそれぞれオンすると抵抗手段119〜122にそれぞれ電流が流れ、抵抗手段119〜122はエネルギーを消費する。
したがって、抵抗手段119〜122、もしくは抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118を組み合わせた回路をエネルギー消費手段と称するものとする。
また、電力変換器101は、抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118とアクティブクランプ回路(電圧抑制回路)125〜128とを備えている。
抵抗手段119〜122は、抵抗素子もしくは抵抗素子を有する抵抗回路で構成され、電流が流れるとジュール熱によってエネルギーを消費する。
チョッパ回路115〜118は、IGBTによって構成され、それぞれ抵抗手段119〜122と直列に接続されている。これらの直列回路は、それぞれ直流電圧回路106の直流電源間に接続されている。また、チョッパ回路115〜118がそれぞれオンすると抵抗手段119〜122にそれぞれ電流が流れ、抵抗手段119〜122はエネルギーを消費する。
したがって、抵抗手段119〜122、もしくは抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118を組み合わせた回路をエネルギー消費手段と称するものとする。
アクティブクランプ回路125〜128は、図2で後記するように、ツェナーダイオードによって構成されている。ツェナーダイオードに所定の電圧(ツェナー電圧、降伏電圧)以上の電圧が印加されると、急激に電流が流れる特性を利用する。
なお、ツェナーダイオードのアノードがチョッパ回路115〜118であるIGBTのゲートに接続され、IGBTを制御するので、ツェナーダイオードをアクティブクランプ回路125〜128としている。
なお、抵抗手段119〜122にそれぞれ接続されているインダクタンス129〜132は配線に付随する寄生インダクタンスである。
なお、ツェナーダイオードのアノードがチョッパ回路115〜118であるIGBTのゲートに接続され、IGBTを制御するので、ツェナーダイオードをアクティブクランプ回路125〜128としている。
なお、抵抗手段119〜122にそれぞれ接続されているインダクタンス129〜132は配線に付随する寄生インダクタンスである。
《アクティブクランプ回路125とチョッパ回路115との接続関係》
図2は、本発明の第1実施形態に係る電力変換器におけるアクティブクランプ回路125を構成するツェナーダイオードと、チョッパ回路115を構成するIGBTとの接続関係を示した図である。
なお、図2の構成では、アクティブクランプ回路125は、単体のツェナーダイオードで構成されているので、ツェナーダイオードをツェナーダイオード125と適宜、表記する。また、チョッパ回路115は、単体のIGBTで構成されているので、IGBTをIGBT115と適宜、表記する。
図2において、IGBT115のコレクタとツェナーダイオード125のカソードとが互いに接続され、IGBT115のゲートとツェナーダイオード125のアノードが互いに接続されている。
したがって、IGBT115のカソードとゲート間に所定の電圧(ツェナーダイオード125のツェナー電圧、降伏電圧)以上の過大な電圧が加わらない構成となっている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電力変換器におけるアクティブクランプ回路125を構成するツェナーダイオードと、チョッパ回路115を構成するIGBTとの接続関係を示した図である。
なお、図2の構成では、アクティブクランプ回路125は、単体のツェナーダイオードで構成されているので、ツェナーダイオードをツェナーダイオード125と適宜、表記する。また、チョッパ回路115は、単体のIGBTで構成されているので、IGBTをIGBT115と適宜、表記する。
図2において、IGBT115のコレクタとツェナーダイオード125のカソードとが互いに接続され、IGBT115のゲートとツェナーダイオード125のアノードが互いに接続されている。
したがって、IGBT115のカソードとゲート間に所定の電圧(ツェナーダイオード125のツェナー電圧、降伏電圧)以上の過大な電圧が加わらない構成となっている。
《電流センサ141〜144と電圧センサ151、152》
また、図1において、電力変換器101は、電流センサ141〜144と電圧センサ151、152とを備えている。
電流センサ141〜144は、システム配線105、固定子配線102、第2の系統配線109、回転子配線103のそれぞれの配線に流れる電流を測定する。したがって、システム配線105、固定子配線102、回転子配線103を電力変換器101の内部にそれぞれ引き入れた箇所に電流センサ141、142、144を設置する。また、電流センサ143をLCLフィルタ113と系統側コンバータ107との間に設置し、第2の系統配線109に流れる電流に相当する電流を測定する。
電圧センサ151は、固定子配線102を電力変換器101の内部にそれぞれ引き入れた箇所に設置される。電圧センサ152は、第2の系統配線109に設置される。電圧センサ151、152は、それぞれの三相配線の線間電圧を測定する。
電流センサ141〜144と電圧センサ151、152において測定された信号を出力する信号線は、それぞれ制御回路114に接続されている。
また、図1において、電力変換器101は、電流センサ141〜144と電圧センサ151、152とを備えている。
電流センサ141〜144は、システム配線105、固定子配線102、第2の系統配線109、回転子配線103のそれぞれの配線に流れる電流を測定する。したがって、システム配線105、固定子配線102、回転子配線103を電力変換器101の内部にそれぞれ引き入れた箇所に電流センサ141、142、144を設置する。また、電流センサ143をLCLフィルタ113と系統側コンバータ107との間に設置し、第2の系統配線109に流れる電流に相当する電流を測定する。
電圧センサ151は、固定子配線102を電力変換器101の内部にそれぞれ引き入れた箇所に設置される。電圧センサ152は、第2の系統配線109に設置される。電圧センサ151、152は、それぞれの三相配線の線間電圧を測定する。
電流センサ141〜144と電圧センサ151、152において測定された信号を出力する信号線は、それぞれ制御回路114に接続されている。
《制御回路114》
制御回路114の出力である制御信号線は、系統側コンバータ107と回転子側コンバータ108とアクティブクランプ回路125〜128とチョッパ回路115〜118にそれぞれ接続されている。
制御回路114は、電流センサ141〜144と電圧センサ151、152において測定されたシステム配線105、固定子配線102、系統配線109、回転子配線103の電流と電圧の情報を参照して、系統側コンバータ107と回転子側コンバータ108とアクティブクランプ回路125〜128とチョッパ回路115〜118とをそれぞれ制御する。
なお、チョッパ回路115〜118は、制御回路114によって別々に制御されるので、チョッパ回路115〜118と抵抗手段119〜122とを備えて構成される複数のエネルギー消費手段は、制御回路114によって、独立して制御される。
制御回路114の出力である制御信号線は、系統側コンバータ107と回転子側コンバータ108とアクティブクランプ回路125〜128とチョッパ回路115〜118にそれぞれ接続されている。
制御回路114は、電流センサ141〜144と電圧センサ151、152において測定されたシステム配線105、固定子配線102、系統配線109、回転子配線103の電流と電圧の情報を参照して、系統側コンバータ107と回転子側コンバータ108とアクティブクランプ回路125〜128とチョッパ回路115〜118とをそれぞれ制御する。
なお、チョッパ回路115〜118は、制御回路114によって別々に制御されるので、チョッパ回路115〜118と抵抗手段119〜122とを備えて構成される複数のエネルギー消費手段は、制御回路114によって、独立して制御される。
《回転子側コンバータ108の概要の構成》
図3は、図1に表記した回転子側コンバータ108の概要の構成を示す図である。
回転子側コンバータ108は、直流電力を三相交流電力に変換する機能を有している。
IGBT1001とIGBT1002とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1001とIGBT1002との接続点から交流出力線1112が出力されている。
また、IGBT1003とIGBT1004とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1003とIGBT1004との接続点から交流出力線1314が出力されている。
また、IGBT1005とIGBT1006とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1005とIGBT1006との接続点から交流出力線1516が出力されている。
図3は、図1に表記した回転子側コンバータ108の概要の構成を示す図である。
回転子側コンバータ108は、直流電力を三相交流電力に変換する機能を有している。
IGBT1001とIGBT1002とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1001とIGBT1002との接続点から交流出力線1112が出力されている。
また、IGBT1003とIGBT1004とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1003とIGBT1004との接続点から交流出力線1314が出力されている。
また、IGBT1005とIGBT1006とが直列に接続され、直流電源の正極配線1081と負極配線1082との間に接続されている。IGBT1005とIGBT1006との接続点から交流出力線1516が出力されている。
IGBT1001〜1006の各ゲート端子は、それぞれ制御回路114に接続され、制御されている。
制御回路114は、IGBT1001とIGBT1002をそれぞれ適切にオン・オフ(ON/OFF)制御することにより、三相交流を構成するU相に相当する交流電流を交流出力線1112から出力する。
また、制御回路114は、IGBT1003とIGBT1004をそれぞれ適切にオン・オフ制御することにより、三相交流を構成するV相に相当する交流電流を交流出力線1314から出力する。
また、制御回路114は、IGBT1005とIGBT1006をそれぞれ適切にオン・オフ制御することにより、三相交流を構成するW相に相当する交流電流を交流出力線1516から出力する。
制御回路114は、IGBT1001とIGBT1002をそれぞれ適切にオン・オフ(ON/OFF)制御することにより、三相交流を構成するU相に相当する交流電流を交流出力線1112から出力する。
また、制御回路114は、IGBT1003とIGBT1004をそれぞれ適切にオン・オフ制御することにより、三相交流を構成するV相に相当する交流電流を交流出力線1314から出力する。
また、制御回路114は、IGBT1005とIGBT1006をそれぞれ適切にオン・オフ制御することにより、三相交流を構成するW相に相当する交流電流を交流出力線1516から出力する。
以上の回転子側コンバータ108の構成と制御回路114によるIGBT1001〜1006の制御によって、直流電源の正極配線1081と負極配線1082から、回転子側コンバータ108の交流出力線1112、1314、1516に可変電圧可変周波数の三相交流のU相、V相、W相のそれぞれの出力が得られる。
このとき、回転子側コンバータ108は、直流電力を可変電圧可変周波数の三相交流電力に変換するインバータとして動作する。
なお、以上のコンバータ(回転子側コンバータ108)の動作を適正に遂行させるために、IGBT1001〜1006には、それぞれダイオード1011〜1016が逆並列に接続されている。
このとき、回転子側コンバータ108は、直流電力を可変電圧可変周波数の三相交流電力に変換するインバータとして動作する。
なお、以上のコンバータ(回転子側コンバータ108)の動作を適正に遂行させるために、IGBT1001〜1006には、それぞれダイオード1011〜1016が逆並列に接続されている。
また、回転子側コンバータ108の交流出力線1112、1314、1516に三相交流電力を入力し、制御回路114でIGBT1001〜1006を適切に制御すれば、正極配線1081と負極配線1082との間に直流電力を出力することもできる。
この場合には、回転子側コンバータ108は、三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとして動作する。
この場合には、回転子側コンバータ108は、三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとして動作する。
<発電機から電力変換器へのエネルギー流入>
次に、風力発電システムにおける系統電圧低下時の発電機から電力変換器へのエネルギーが流入する現象と、その対策としてのエネルギー消費手段と電圧上昇を防止するアクティブクランプ回路の構成と動作について、図1と図4を参照して説明する。
次に、風力発電システムにおける系統電圧低下時の発電機から電力変換器へのエネルギーが流入する現象と、その対策としてのエネルギー消費手段と電圧上昇を防止するアクティブクランプ回路の構成と動作について、図1と図4を参照して説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る電力変換器に、第2の系統配線の系統電圧が低下した場合の現象と、それに対処する電力変換器の動作を模式的に示すタイムチャートであり、(a)は第2の系統電圧の変化を示し、(b)は発電機104の回転子の電流の変化を示し、(c)は直流電圧回路106の直流電圧の変化を示し、(d)はチョッパ回路1(115、図1)のオン・オフ動作を示し、(e)はチョッパ回路2(116、図1)のオン・オフ動作を示し、(f)はチョッパ回路3(117、図1)のオン・オフ動作を示し、(g)はチョッパ回路4(118、図1)のオン・オフ動作を示し、(h)は直流電圧回路106の直流電流の変化を示している。
なお、図4において、横軸は時間の推移を示している。また、(a)、(b)、(c)、(h)において、各特性の変化を示すことを主眼としているので縦軸における絶対値については表記していない。
なお、図4において、横軸は時間の推移を示している。また、(a)、(b)、(c)、(h)において、各特性の変化を示すことを主眼としているので縦軸における絶対値については表記していない。
《系統電圧の変化》
図4(a)は、第2の系統配線109(図1)の系統電圧の変化を示している。
第1の系統配線110(図1)と第2の系統配線109は、変圧器111(図1)の1次側と2次側にそれぞれ接続されているので、互いに電力を送受するとともに電気的に影響を及ぼしあう。したがって、第1の系統配線110、もしくは第2の系統配線109のいずれかにおいて、地絡などの事故が発生すれば、第2の系統配線109の電圧は低下する。
風力発電システムの欧州や中国の規格においては、第1の系統配線110に系統事故が発生しても、第2の系統配線109に係る風力発電システムを第1の系統配線110の電力系統から切り離してはならないと定められている。
図4(a)において、時間t1以前で第2の系統電圧が100%のときは、事故などが発生していない通常の場合であって、風力発電システムが定格値を出力している状況である。
また、時間t1において、第1の系統配線110、もしくは第2の系統配線109のいずれかに系統事故が発生し、第2の系統電圧が定格値の20%に落ちた状況について、次に説明する。なお定格値の20%は、中国の規格で定められている想定値である。
図4(a)は、第2の系統配線109(図1)の系統電圧の変化を示している。
第1の系統配線110(図1)と第2の系統配線109は、変圧器111(図1)の1次側と2次側にそれぞれ接続されているので、互いに電力を送受するとともに電気的に影響を及ぼしあう。したがって、第1の系統配線110、もしくは第2の系統配線109のいずれかにおいて、地絡などの事故が発生すれば、第2の系統配線109の電圧は低下する。
風力発電システムの欧州や中国の規格においては、第1の系統配線110に系統事故が発生しても、第2の系統配線109に係る風力発電システムを第1の系統配線110の電力系統から切り離してはならないと定められている。
図4(a)において、時間t1以前で第2の系統電圧が100%のときは、事故などが発生していない通常の場合であって、風力発電システムが定格値を出力している状況である。
また、時間t1において、第1の系統配線110、もしくは第2の系統配線109のいずれかに系統事故が発生し、第2の系統電圧が定格値の20%に落ちた状況について、次に説明する。なお定格値の20%は、中国の規格で定められている想定値である。
《回転子電流の流入》
風力発電用の発電機104は、電圧が低下した場合においても所定の電力を引き続き発生するように、回転子の電流が自動的に増加する機構となっている。
そのために、図4(b)の回転子電流は、時間t1において、第2の系統電圧の低下にともない、逆に大きく上昇する。
発電機104の回転子電流の増加は、回転子配線103(図1)における電圧の上昇を伴い、回転子側コンバータ108(図1)に印加される。回転子側コンバータ108は、図3に示すように、IGBT1001〜1006には、それぞれ逆並列に接続されたダイオード1011〜1016が備えられている。
このダイオード1011〜1016によって、IGBT1001〜1006のオン・オフにかかわらず、発電機104の大きく上昇した回転子電流が回転子側コンバータ108の直流電源(正極配線1081、負極配線1082間)に流入する。
風力発電用の発電機104は、電圧が低下した場合においても所定の電力を引き続き発生するように、回転子の電流が自動的に増加する機構となっている。
そのために、図4(b)の回転子電流は、時間t1において、第2の系統電圧の低下にともない、逆に大きく上昇する。
発電機104の回転子電流の増加は、回転子配線103(図1)における電圧の上昇を伴い、回転子側コンバータ108(図1)に印加される。回転子側コンバータ108は、図3に示すように、IGBT1001〜1006には、それぞれ逆並列に接続されたダイオード1011〜1016が備えられている。
このダイオード1011〜1016によって、IGBT1001〜1006のオン・オフにかかわらず、発電機104の大きく上昇した回転子電流が回転子側コンバータ108の直流電源(正極配線1081、負極配線1082間)に流入する。
《直流電圧の上昇とその防止》
直流電圧回路106(図1)の直流電圧は、発電機104の回転子電流の流入により、平滑コンデンサ112によって直流電圧が上昇する。したがって、図4(c)に示すように時間t1〜t2において上昇する。
そのまま直流電圧が上昇するとIGBT1001〜1006が絶縁破壊(半導体スイッチング素子の破損)を起こす可能性があるので、チョッパ回路1〜4(115〜118)を時間t2で一斉にオン(図4(d)〜(g))させて、抵抗手段119〜122に流入した回転子電流のエネルギーを消費させ、直流電圧の上昇を防ぐ。
このチョッパ回路1〜4(115〜118)と抵抗手段119〜122によるエネルギー消費手段の作用により、図4(c)の時間t2〜t3においては、直流電圧は減少している。なお、チョッパ回路1〜4(115〜118)をそのままオフさせたままにすると、特性線401のように直流電圧は上昇し続ける。この上昇は、IGBTの耐圧の限界による絶縁破壊が起こるまで続く可能性がある。
直流電圧回路106(図1)の直流電圧は、発電機104の回転子電流の流入により、平滑コンデンサ112によって直流電圧が上昇する。したがって、図4(c)に示すように時間t1〜t2において上昇する。
そのまま直流電圧が上昇するとIGBT1001〜1006が絶縁破壊(半導体スイッチング素子の破損)を起こす可能性があるので、チョッパ回路1〜4(115〜118)を時間t2で一斉にオン(図4(d)〜(g))させて、抵抗手段119〜122に流入した回転子電流のエネルギーを消費させ、直流電圧の上昇を防ぐ。
このチョッパ回路1〜4(115〜118)と抵抗手段119〜122によるエネルギー消費手段の作用により、図4(c)の時間t2〜t3においては、直流電圧は減少している。なお、チョッパ回路1〜4(115〜118)をそのままオフさせたままにすると、特性線401のように直流電圧は上昇し続ける。この上昇は、IGBTの耐圧の限界による絶縁破壊が起こるまで続く可能性がある。
また、時間t3において、チョッパ回路1(115)のみをオフしている。このとき、チョッパ回路2〜4はオンしているので、図4(c)の時間t2〜t3においては、直流電圧は低下を続けている。なお、チョッパ回路1〜4(115〜118)をすべてオフにすると、特性線402のように直流電圧は再び上昇する。
また、時間t4において、チョッパ回路2(116)をオフさせる。
また、時間t5において、チョッパ回路3(117)をオフさせる。
また、時間t6において、チョッパ回路4(118)をオフさせて、すべてがオフとなる。
なお、特性線403は、時間t4において、残りのすべてのチョッパ回路2〜4(116〜118)をオフさせたときの直流電圧の上昇を示している。
また、特性線404は、時間t5において、残りのすべてのチョッパ回路3〜4(117〜118)をオフさせたときの直流電圧の上昇を示している。
また、時間t4において、チョッパ回路2(116)をオフさせる。
また、時間t5において、チョッパ回路3(117)をオフさせる。
また、時間t6において、チョッパ回路4(118)をオフさせて、すべてがオフとなる。
なお、特性線403は、時間t4において、残りのすべてのチョッパ回路2〜4(116〜118)をオフさせたときの直流電圧の上昇を示している。
また、特性線404は、時間t5において、残りのすべてのチョッパ回路3〜4(117〜118)をオフさせたときの直流電圧の上昇を示している。
《チョッパ回路のオフ時の跳ね上がり電圧について》
また、チョッパ回路1〜4(115〜118)と抵抗手段119〜122によるエネルギー消費手段の作用による効果があった時点において、チョッパ回路1〜4(115〜118)をオフすると、配線に寄生するインダクタンス129〜132の作用により、跳ね上がり電圧が発生する。
チョッパ回路1〜4(115〜118)の各電流遮断時の電流をI1[A]とし、配線などのインダクタンス129〜132をそれぞれL1[H]とすれば、この跳ね上がり電圧V1[V]は、次の(1式)で示す関係がある。
V1=L1(dI1/dt) ・・・(1式)
この(1式)で表された跳ね上がり電圧を軽減する方法としては、配線に寄生するインダクタンス129〜132を小さくする方法もある。しかしながら、制約もあって、効果には限界がある。
また、チョッパ回路1〜4(115〜118)と抵抗手段119〜122によるエネルギー消費手段の作用による効果があった時点において、チョッパ回路1〜4(115〜118)をオフすると、配線に寄生するインダクタンス129〜132の作用により、跳ね上がり電圧が発生する。
チョッパ回路1〜4(115〜118)の各電流遮断時の電流をI1[A]とし、配線などのインダクタンス129〜132をそれぞれL1[H]とすれば、この跳ね上がり電圧V1[V]は、次の(1式)で示す関係がある。
V1=L1(dI1/dt) ・・・(1式)
この(1式)で表された跳ね上がり電圧を軽減する方法としては、配線に寄生するインダクタンス129〜132を小さくする方法もある。しかしながら、制約もあって、効果には限界がある。
図4で示しているのは、チョッパ回路1〜4(115〜118)を、独立に制御して、時間をずらして順にオフさせる方法である。この方法によれば、チョッパ回路1〜4(115〜118)によって遮断される電流が集中しないので、各遮断時における(1式)で表される跳ね上がり電圧は、所定の範囲に抑えることができる。
また、この方法では、電圧変動(t1)から復電(t7)までに、チョッパ回路1〜4(115〜118)の各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回であり、かつそれぞれのエネルギー消費手段が独立して制御されている。この各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回としていることで、チョッパ回路1〜4(115〜118)の電流遮断回数を少なくして、跳ね上がり電圧と損失を低減する。
また、この方法では、電圧変動(t1)から復電(t7)までに、チョッパ回路1〜4(115〜118)の各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回であり、かつそれぞれのエネルギー消費手段が独立して制御されている。この各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回としていることで、チョッパ回路1〜4(115〜118)の電流遮断回数を少なくして、跳ね上がり電圧と損失を低減する。
《アクティブクランプ回路125による跳ね上がり電圧の抑制》
また、図2に示すように、チョッパ回路115のコレクタとゲート間には、ツェナーダイオード125のカソードとアノードがそれぞれ接続されている。
したがって、チョッパ回路115のオフの際に発生する跳ね上がり電圧がツェナーダイオード125の検知電圧(ツェナー電圧)に達するとツェナーダイオード125は、跳ね上がり電圧を抑制するように作用する。
また、ツェナーダイオード125は、単体で構成されているが、チョッパ回路115であるIGBTを制御するのでアクティブクランプ回路125と称される。
なお、従来の跳ね上がり電圧を抑制するスナバ回路では、跳ね上がり電圧の大小にかかわらず吸収する方式であって、所定の電圧を検知する機能、作用はない。
したがって、所定の電圧(検知電圧、ツェナー電圧)を超した場合の電圧抑制は、本発明の第1実施形態におけるアクティブクランプ回路125の方が効果的で、かつ小型の形状で実現できる。
また、図2に示すように、チョッパ回路115のコレクタとゲート間には、ツェナーダイオード125のカソードとアノードがそれぞれ接続されている。
したがって、チョッパ回路115のオフの際に発生する跳ね上がり電圧がツェナーダイオード125の検知電圧(ツェナー電圧)に達するとツェナーダイオード125は、跳ね上がり電圧を抑制するように作用する。
また、ツェナーダイオード125は、単体で構成されているが、チョッパ回路115であるIGBTを制御するのでアクティブクランプ回路125と称される。
なお、従来の跳ね上がり電圧を抑制するスナバ回路では、跳ね上がり電圧の大小にかかわらず吸収する方式であって、所定の電圧を検知する機能、作用はない。
したがって、所定の電圧(検知電圧、ツェナー電圧)を超した場合の電圧抑制は、本発明の第1実施形態におけるアクティブクランプ回路125の方が効果的で、かつ小型の形状で実現できる。
《第1実施形態としての電力変換器101の効果》
アクティブクランプ回路125〜128を用いた図1の本発明の第1実施形態では、前記したように、エネルギー消費手段(抵抗手段119〜122+チョッパ回路115〜118)で、直流電圧回路106の過剰なエネルギーを消費して電圧レベルを低下させる。
さらに、チョッパ回路115〜118の電流遮断時の損失はインダクタンス129〜132に蓄えられたエネルギーに関連するため、アクティブクランプ回路125〜128で跳ね上がり電圧を抑制する。
なお、アクティブクランプ回路125〜128による跳ね上がり電圧の抑制は、絶縁破壊(半導体スイッチング素子の破損)を防止するのみならず、エネルギー損失を低減することにも有効である。
また、チョッパ回路115〜118を独立して制御し、各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回としていることで、チョッパ回路115〜118の電流遮断回数を低減して損失を低減することにも効果的である。
アクティブクランプ回路125〜128を用いた図1の本発明の第1実施形態では、前記したように、エネルギー消費手段(抵抗手段119〜122+チョッパ回路115〜118)で、直流電圧回路106の過剰なエネルギーを消費して電圧レベルを低下させる。
さらに、チョッパ回路115〜118の電流遮断時の損失はインダクタンス129〜132に蓄えられたエネルギーに関連するため、アクティブクランプ回路125〜128で跳ね上がり電圧を抑制する。
なお、アクティブクランプ回路125〜128による跳ね上がり電圧の抑制は、絶縁破壊(半導体スイッチング素子の破損)を防止するのみならず、エネルギー損失を低減することにも有効である。
また、チョッパ回路115〜118を独立して制御し、各チョッパのオン・オフの一連の動作が1回としていることで、チョッパ回路115〜118の電流遮断回数を低減して損失を低減することにも効果的である。
また、回転子電流の過電流を検出しても、電力変換器101の直流電圧回路106等の回路も所定の特性の範囲内に制御できるので、風車と発電機104と電力変換器101は、引き続き、運転もしくは稼働できるので、発電効率を確保することができる。
また、アクティブクランプ回路125〜128を用いることによって、前記したように従来のスナバ回路を採用する方式に比較して、電力変換器として小型化できる。
また、以上においては、風力発電システムの風力低下による発電機104からの回転子電流の影響を防止する観点から述べたが、系統(第1の系統配線110、システム配線105、第2の系統配線109)側からの過剰な電流の流入の場合についても、同様に過剰なエネルギーを消費して電圧レベルを低下させる作用をし、同様の効果がある。
また、アクティブクランプ回路125〜128を用いることによって、前記したように従来のスナバ回路を採用する方式に比較して、電力変換器として小型化できる。
また、以上においては、風力発電システムの風力低下による発電機104からの回転子電流の影響を防止する観点から述べたが、系統(第1の系統配線110、システム配線105、第2の系統配線109)側からの過剰な電流の流入の場合についても、同様に過剰なエネルギーを消費して電圧レベルを低下させる作用をし、同様の効果がある。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態として、電力変換器の他の構成例を説明する。
次に、本発明の第2実施形態として、電力変換器の他の構成例を説明する。
<電力変換器の他の構成例>
図5は、本発明の第2実施形態に係る電力変換器201の構成例と、この電力変換器201と、電力系統(第1の系統配線210)および風力発電用の発電機204との関連する構成の一例を示す図である。
図5において、発電機204は、永久磁石同期発電機である。したがって、励磁電流に関する配線と回路がない。したがって、発電機204と電力変換器201との間に接続される配線は、固定子配線203である。
なお、図1に示した発電機104は、前記したように、二次励磁発電機であり、発電機104と電力変換器101との間に接続される配線は、固定子配線102と回転子配線103の2組である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る電力変換器201の構成例と、この電力変換器201と、電力系統(第1の系統配線210)および風力発電用の発電機204との関連する構成の一例を示す図である。
図5において、発電機204は、永久磁石同期発電機である。したがって、励磁電流に関する配線と回路がない。したがって、発電機204と電力変換器201との間に接続される配線は、固定子配線203である。
なお、図1に示した発電機104は、前記したように、二次励磁発電機であり、発電機104と電力変換器101との間に接続される配線は、固定子配線102と回転子配線103の2組である。
《コンバータ208とインバータ207関連の接続構成》
図5において、風力によって駆動され、永久磁石同期発電機である発電機204は、固定子配線203によって、コンバータ208に三相の交流電圧を入力する。
コンバータ208は、入力した交流電圧を直流電圧に変換して、直流電圧回路206に直流電力を供給する。
直流電圧回路206は、インバータ207に直流電圧を入力する。
インバータ207は、入力した直流電圧を所定の周波数と電圧の三相交流電圧に変換して、第2の系統配線209に出力する。
電力変換器201の内部の第2の系統配線209は、電力変換器201の外部のシステム配線205に接続されている。
システム配線205の三相交流電力は、変圧器211で交流電圧を所定の電圧に変換され、第1の系統配線210に供給される三相交流電力となる。
図5において、風力によって駆動され、永久磁石同期発電機である発電機204は、固定子配線203によって、コンバータ208に三相の交流電圧を入力する。
コンバータ208は、入力した交流電圧を直流電圧に変換して、直流電圧回路206に直流電力を供給する。
直流電圧回路206は、インバータ207に直流電圧を入力する。
インバータ207は、入力した直流電圧を所定の周波数と電圧の三相交流電圧に変換して、第2の系統配線209に出力する。
電力変換器201の内部の第2の系統配線209は、電力変換器201の外部のシステム配線205に接続されている。
システム配線205の三相交流電力は、変圧器211で交流電圧を所定の電圧に変換され、第1の系統配線210に供給される三相交流電力となる。
《LCLフィルタ213と平滑コンデンサ212とインダクタ223》
また、電力変換器201は、LCLフィルタ213と平滑コンデンサ212とインダクタ223とを備えている。
LCLフィルタ213は、系統配線209とインバータ207との間に接続され、インバータ207で発生する高調波を第2の系統配線209への流出を抑制する。
平滑コンデンサ212は、直流電圧回路206の直流電源間に接続され、コンバータ208で出力された直流電力の高周波成分を除去するとともに、直流電圧回路206の直流電圧(電力)を安定化させる。
インダクタ223は、発電機204の固定子配線203に突発的に発生する高電圧からコンバータ208を保護する役目をする。
また、電力変換器201は、LCLフィルタ213と平滑コンデンサ212とインダクタ223とを備えている。
LCLフィルタ213は、系統配線209とインバータ207との間に接続され、インバータ207で発生する高調波を第2の系統配線209への流出を抑制する。
平滑コンデンサ212は、直流電圧回路206の直流電源間に接続され、コンバータ208で出力された直流電力の高周波成分を除去するとともに、直流電圧回路206の直流電圧(電力)を安定化させる。
インダクタ223は、発電機204の固定子配線203に突発的に発生する高電圧からコンバータ208を保護する役目をする。
《抵抗手段とチョッパ回路とアクティブクランプ回路》
また、電力変換器201は、抵抗手段219〜222とチョッパ回路215〜218とアクティブクランプ回路(電圧抑制回路)225〜228とを備えている。
以上の抵抗手段219〜222とチョッパ回路215〜218とアクティブクランプ回路225〜228は、図1のそれぞれ抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118とアクティブクランプ回路125〜128と、概ね同一の構成と機能と作用であるので、重複する説明は省略する。
また、図5におけるインダクタンス229〜232は、図1のインダクタンス129〜132に対応した配線に付随する寄生インダクタンスであって、その影響は、概ね図1と同様であるので、重複する説明は省略する。
また、電力変換器201は、抵抗手段219〜222とチョッパ回路215〜218とアクティブクランプ回路(電圧抑制回路)225〜228とを備えている。
以上の抵抗手段219〜222とチョッパ回路215〜218とアクティブクランプ回路225〜228は、図1のそれぞれ抵抗手段119〜122とチョッパ回路115〜118とアクティブクランプ回路125〜128と、概ね同一の構成と機能と作用であるので、重複する説明は省略する。
また、図5におけるインダクタンス229〜232は、図1のインダクタンス129〜132に対応した配線に付随する寄生インダクタンスであって、その影響は、概ね図1と同様であるので、重複する説明は省略する。
《電流センサ241、243、244と電圧センサ252》
また、図5において、電力変換器201は、電流センサ241、243、244と電圧センサ252とを備えている。
電流センサ241、243、244は、システム配線205、第2の系統配線209、固定子配線203のそれぞれの配線に流れる電流を測定する。したがって、システム配線205、固定子配線203を電力変換器201の内部にそれぞれ引き入れた箇所に電流センサ241、244を設置する。また、電流センサ243をLCLフィルタ213とインバータ207との間に設置し、第2の系統配線109に流れる電流に相当する電流を測定する。
電圧センサ252は、第2の系統配線209に設置され、三相配線の線間電圧を測定する。
電流センサ241、243、244と電圧センサ252において測定された信号を出力する信号線は、それぞれ制御回路214に接続されている。
また、図5において、電力変換器201は、電流センサ241、243、244と電圧センサ252とを備えている。
電流センサ241、243、244は、システム配線205、第2の系統配線209、固定子配線203のそれぞれの配線に流れる電流を測定する。したがって、システム配線205、固定子配線203を電力変換器201の内部にそれぞれ引き入れた箇所に電流センサ241、244を設置する。また、電流センサ243をLCLフィルタ213とインバータ207との間に設置し、第2の系統配線109に流れる電流に相当する電流を測定する。
電圧センサ252は、第2の系統配線209に設置され、三相配線の線間電圧を測定する。
電流センサ241、243、244と電圧センサ252において測定された信号を出力する信号線は、それぞれ制御回路214に接続されている。
《制御回路214》
制御回路214の出力である複数の制御信号線は、インバータ207とコンバータ208とアクティブクランプ回路225〜228にそれぞれ接続されている。
制御回路214は、電流センサ241、243、244と電圧センサ252において測定されたシステム配線205、第2の系統配線209、固定子配線203の電流と電圧の情報を参照して、インバータ207とコンバータ208とアクティブクランプ回路225〜228とをそれぞれ制御する。
制御回路214の出力である複数の制御信号線は、インバータ207とコンバータ208とアクティブクランプ回路225〜228にそれぞれ接続されている。
制御回路214は、電流センサ241、243、244と電圧センサ252において測定されたシステム配線205、第2の系統配線209、固定子配線203の電流と電圧の情報を参照して、インバータ207とコンバータ208とアクティブクランプ回路225〜228とをそれぞれ制御する。
<第2実施形態の電力変換器201の特徴と効果>
以上、第2実施形態の電力変換器201は、風力発電用の発電機204の発電した三相交流電圧をコンバータ208で一度、直流電圧に変換し、さらに、この直流電圧をインバータ207で所定の周波数と電圧の三相交流電圧(電力)に変換する。
そして、この変換した三相交流電圧を、変圧器211を介して第1の系統配線210に供給している。
図5において、発電機204は、永久磁石同期発電機であるので、図1の二次励磁発電機である発電機104のような回転子を励磁する回転子配線(103)はない。
しかしながら、直流電圧回路206に、系統(第1の系統配線210、第2の系統配線209)や発電機(固定子配線203)からの過剰な電流の流入があって、直流電圧回路206の直流電圧が通常(所定)の動作範囲を逸脱して上昇した場合には、制御回路214は、チョッパ回路215〜218を動作させる。
以上、第2実施形態の電力変換器201は、風力発電用の発電機204の発電した三相交流電圧をコンバータ208で一度、直流電圧に変換し、さらに、この直流電圧をインバータ207で所定の周波数と電圧の三相交流電圧(電力)に変換する。
そして、この変換した三相交流電圧を、変圧器211を介して第1の系統配線210に供給している。
図5において、発電機204は、永久磁石同期発電機であるので、図1の二次励磁発電機である発電機104のような回転子を励磁する回転子配線(103)はない。
しかしながら、直流電圧回路206に、系統(第1の系統配線210、第2の系統配線209)や発電機(固定子配線203)からの過剰な電流の流入があって、直流電圧回路206の直流電圧が通常(所定)の動作範囲を逸脱して上昇した場合には、制御回路214は、チョッパ回路215〜218を動作させる。
このチョッパ回路215〜218をオンさせることによって、直流電圧回路206に流入した過剰なエネルギーを抵抗手段(エネルギー消費手段)219〜222で消費して、電圧レベルを適正な所定の範囲に保つ。
また、アクティブクランプ回路225〜228は、それぞれチョッパ回路215〜218がオフした際の跳ね上がり電圧を検知して、この電圧の跳ね上がり現象を抑制する。より具体的には、アクティブクランプ回路225〜228がそれぞれツェナーダイオードで構成されている場合には、前記した跳ね上がり電圧がツェナー電圧を超えないように抑制する。なお、アクティブクランプ回路225〜228は、所定の電圧(ツェナー電圧)を超えないように制御はするが、跳ね上がり電圧分のエネルギーをアクティブクランプ回路225〜228が消費するわけではないので、小型の形状の回路、機器で実現する。
また、アクティブクランプ回路225〜228は、それぞれチョッパ回路215〜218がオフした際の跳ね上がり電圧を検知して、この電圧の跳ね上がり現象を抑制する。より具体的には、アクティブクランプ回路225〜228がそれぞれツェナーダイオードで構成されている場合には、前記した跳ね上がり電圧がツェナー電圧を超えないように抑制する。なお、アクティブクランプ回路225〜228は、所定の電圧(ツェナー電圧)を超えないように制御はするが、跳ね上がり電圧分のエネルギーをアクティブクランプ回路225〜228が消費するわけではないので、小型の形状の回路、機器で実現する。
以上のように、抵抗手段219〜222とチョッパ回路215〜218によるエネルギー消費手段と、アクティブクランプ回路225〜228を用いて、直流電圧回路206の直流電圧を適切に所定の動作範囲に保つ方法は、風力発電用の発電機(104、204)が、二次励磁発電機のみならず永久磁石同期発電機の場合でも適用できる。
《第2実施形態としての電力変換器201の効果》
したがって、永久磁石同期発電機に適用した本発明の第2実施形態としての電力変換器201は、二次励磁発電機に適用した本発明の第1実施形態としての電力変換器101と同様の効果がある。
すなわち、チョッパ回路215〜218をオンさせることによって、直流電圧回路206に流入した過剰なエネルギーを抵抗手段(エネルギー消費手段)219〜222で消費して、電圧レベルを適正な所定の範囲に保つ。
また、チョッパ回路215〜218の電流遮断回数を減らして損失を低減する効果的がある。
したがって、永久磁石同期発電機に適用した本発明の第2実施形態としての電力変換器201は、二次励磁発電機に適用した本発明の第1実施形態としての電力変換器101と同様の効果がある。
すなわち、チョッパ回路215〜218をオンさせることによって、直流電圧回路206に流入した過剰なエネルギーを抵抗手段(エネルギー消費手段)219〜222で消費して、電圧レベルを適正な所定の範囲に保つ。
また、チョッパ回路215〜218の電流遮断回数を減らして損失を低減する効果的がある。
また、アクティブクランプ回路225〜228による跳ね上がり電圧の抑制は、半導体スイッチング素子の破損を防止するのみならず、エネルギー損失を低減することにも有効である。
また、固定子電流の過電流を検出しても、電力変換器201の直流電圧回路206等の回路も所定の特性の範囲内に制御できる。このため、風車と発電機204と電力変換器201は、引き続き、運転もしくは稼働できるので、発電効率を確保することができる。
また、アクティブクランプ回路225〜228を用いることによって、従来のスナバ回路を採用する方式に比較して、電力変換器として小型化できる。
また、固定子電流の過電流を検出しても、電力変換器201の直流電圧回路206等の回路も所定の特性の範囲内に制御できる。このため、風車と発電機204と電力変換器201は、引き続き、運転もしくは稼働できるので、発電効率を確保することができる。
また、アクティブクランプ回路225〜228を用いることによって、従来のスナバ回路を採用する方式に比較して、電力変換器として小型化できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、本発明はこれら実施形態およびその変形に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があってもよく、以下にその例をあげる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、本発明はこれら実施形態およびその変形に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があってもよく、以下にその例をあげる。
《エネルギー消費手段・その他1》
図1では、エネルギー消費手段としてのチョッパ回路215〜218の4回路の例を示したが、5回路以上、あるいは3回路以下でもよい。用途や状況に適した回路数を選択すれば、性能の向上やコストの低減に効果がある。
図1では、エネルギー消費手段としてのチョッパ回路215〜218の4回路の例を示したが、5回路以上、あるいは3回路以下でもよい。用途や状況に適した回路数を選択すれば、性能の向上やコストの低減に効果がある。
《エネルギー消費手段・その他2》
また、図4では、チョッパ回路1〜4(215〜218、図1)がすべて動作している例を示したが、発電機104(図1)の回転子電流による直流電圧の上昇の状況に応じて、動作をしない回路や、長い時間にわたってオンしている回路があってもよい。
また、図4では、チョッパ回路1〜4(215〜218、図1)がすべて動作している例を示したが、発電機104(図1)の回転子電流による直流電圧の上昇の状況に応じて、動作をしない回路や、長い時間にわたってオンしている回路があってもよい。
《エネルギー消費手段・その他3》
図1、図4を参照して、エネルギー消費手段を説明した。図4においては、チョッパ回路1〜4のエネルギー消費手段としての効果を、概ね同一の機能として、図示し説明したが、エネルギー消費手段を構成する抵抗手段の抵抗値が異なるものを用いてもよい。
つまり、回転子電流が大きく直流電圧の上昇が大きい場合には、抵抗値の小さいエネルギー消費手段のチョッパ回路を選択し、また回転子電流が小さく直流電圧の上昇が小さい場合には、抵抗値の大きいエネルギー消費手段のチョッパ回路を選択するような方法をとってもよい。
図1、図4を参照して、エネルギー消費手段を説明した。図4においては、チョッパ回路1〜4のエネルギー消費手段としての効果を、概ね同一の機能として、図示し説明したが、エネルギー消費手段を構成する抵抗手段の抵抗値が異なるものを用いてもよい。
つまり、回転子電流が大きく直流電圧の上昇が大きい場合には、抵抗値の小さいエネルギー消費手段のチョッパ回路を選択し、また回転子電流が小さく直流電圧の上昇が小さい場合には、抵抗値の大きいエネルギー消費手段のチョッパ回路を選択するような方法をとってもよい。
《アクティブクランプ回路》
図2においては、アクティブクランプ回路125として、単体のツェナーダイオードの例を示したが、単体のツェナーダイオードに限定されるものではない。
例えば、ツェナーダイオードにコンデンサを並列に接続し、コンデンサによって、急激な電圧上昇を抑制する効果と、ツェナーダイオードによる所定の電圧以上になることを抑制する効果とを、併せて持たせてもよい。
また、ツェナーダイオードを複数個、直列にして、実効的なツェナー電圧(降伏電圧)を調整してもよい。
また、チョッパ回路115がIGBT以外の半導体スイッチング素子を用いた場合には、その半導体スイッチング素子の特徴に応じて、アクティブクランプ回路125の接続方法を変えてもよい。
図2においては、アクティブクランプ回路125として、単体のツェナーダイオードの例を示したが、単体のツェナーダイオードに限定されるものではない。
例えば、ツェナーダイオードにコンデンサを並列に接続し、コンデンサによって、急激な電圧上昇を抑制する効果と、ツェナーダイオードによる所定の電圧以上になることを抑制する効果とを、併せて持たせてもよい。
また、ツェナーダイオードを複数個、直列にして、実効的なツェナー電圧(降伏電圧)を調整してもよい。
また、チョッパ回路115がIGBT以外の半導体スイッチング素子を用いた場合には、その半導体スイッチング素子の特徴に応じて、アクティブクランプ回路125の接続方法を変えてもよい。
《制御回路》
図1においては、制御回路114が系統側コンバータ107、回転子側コンバータ108、チョッパ回路115〜118を一括制御しているが、系統側コンバータ107、回転子側コンバータ108、チョッパ回路115〜118の制御を分担して別々の制御回路が行うこともできる。つまり、制御回路114は、様々な回路構成で実現できる。
図1においては、制御回路114が系統側コンバータ107、回転子側コンバータ108、チョッパ回路115〜118を一括制御しているが、系統側コンバータ107、回転子側コンバータ108、チョッパ回路115〜118の制御を分担して別々の制御回路が行うこともできる。つまり、制御回路114は、様々な回路構成で実現できる。
《スイッチング素子》
図1〜図3、図5において、チョッパ回路などのスイッチング素子としてIGBTで説明したが、IGBTに限定されるものではない。例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、BJT(Bipolar junction transistor)、SiC(Silicon Carbide)、GaN(gallium nitride)などの半導体トランジスタを用いてもよい。
図1〜図3、図5において、チョッパ回路などのスイッチング素子としてIGBTで説明したが、IGBTに限定されるものではない。例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、BJT(Bipolar junction transistor)、SiC(Silicon Carbide)、GaN(gallium nitride)などの半導体トランジスタを用いてもよい。
《発電機の用途》
図1、図5においては、発電機は風力発電の発電機として説明したが、風力発電に限定されるものではない。
例えば、海の潮力発電における発電機に本発明を適用してもよい。
図1、図5においては、発電機は風力発電の発電機として説明したが、風力発電に限定されるものではない。
例えば、海の潮力発電における発電機に本発明を適用してもよい。
101、201 電力変換器
102、203 固定子配線
103 回転子配線
104 発電機、二次励磁発電機
105、205 システム配線
106、206 直流電圧回路
107 系統側コンバータ
108 回転子側コンバータ
109、209 系統配線、第2の系統配線
110、210 系統配線、第1の系統配線
111、211 変圧器
112、212 平滑コンデンサ
113、213 LCLフィルタ
114、214 制御回路
115〜118、215〜218 チョッパ回路(IGBT、半導体スイッチング素子)
119〜122、219〜222 抵抗手段、エネルギー消費手段
123、223 インダクタ
125〜128、225〜228 アクティブクランプ回路(電圧抑制回路、ツェナーダイオード)
129〜132、229〜232 インダクタンス、寄生インダクタンス
141〜144、241、243、244 電流センサ
151、152、252 電圧センサ
204 発電機、永久磁石同期発電機
207 インバータ
208 コンバータ
401〜404 特性線
1001〜1006 IGBT
1011〜1016 ダイオード
1081 正極配線
1082 負極配線
1112、1314、1516 交流出力線
102、203 固定子配線
103 回転子配線
104 発電機、二次励磁発電機
105、205 システム配線
106、206 直流電圧回路
107 系統側コンバータ
108 回転子側コンバータ
109、209 系統配線、第2の系統配線
110、210 系統配線、第1の系統配線
111、211 変圧器
112、212 平滑コンデンサ
113、213 LCLフィルタ
114、214 制御回路
115〜118、215〜218 チョッパ回路(IGBT、半導体スイッチング素子)
119〜122、219〜222 抵抗手段、エネルギー消費手段
123、223 インダクタ
125〜128、225〜228 アクティブクランプ回路(電圧抑制回路、ツェナーダイオード)
129〜132、229〜232 インダクタンス、寄生インダクタンス
141〜144、241、243、244 電流センサ
151、152、252 電圧センサ
204 発電機、永久磁石同期発電機
207 インバータ
208 コンバータ
401〜404 特性線
1001〜1006 IGBT
1011〜1016 ダイオード
1081 正極配線
1082 負極配線
1112、1314、1516 交流出力線
Claims (9)
- 直流電圧回路と、
該直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、二次励磁発電機の回転子配線に前記交流電圧を供給する回転子側コンバータと、
系統配線の交流電圧を直流電圧に変換して、前記直流電圧回路に前記直流電圧を供給する系統側コンバータと、
前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、
前記エネルギー消費手段に具備された半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路と、
を備え、
前記二次励磁発電機の回転子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が所定の範囲を超えて上昇した際に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、
前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制する
ことを特徴とする電力変換器。 - 直流電圧回路と、
永久磁石同期発電機の固定子配線から出力される交流電圧を直流電圧に変換して、該直流電圧を前記直流電圧回路へ供給するコンバータと、
前記直流電圧回路の直流電圧を交流電圧に変換して、該交流電圧を系統配線に供給するインバータと、
前記直流電圧回路のエネルギーを消費するエネルギー消費手段と、
前記エネルギー消費手段に具備された半導体スイッチング素子の端子電圧を検出して制御する電圧抑制回路と、
を備え、
前記永久磁石同期発電機の固定子配線側からの過剰な電流の流入により前記直流電圧回路の電圧が所定の範囲を超えて上昇した際に、前記エネルギー消費手段をオンさせて前記直流電圧回路の電圧を所定の範囲に低下させ、
前記エネルギー消費手段がオフする際に、前記電圧抑制回路が前記半導体スイッチング素子のオフ時の跳ね上がり電圧を抑制する
ことを特徴とする電力変換器。 - 請求項1において、
前記エネルギー消費手段が複数備えられ、互いに並列に接続されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項2において、
前記エネルギー消費手段が複数備えられ、互いに並列に接続されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項3または請求項4において、
前記複数、並列に接続されたエネルギー消費手段が、独立して制御されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項3または請求項4において、
前記複数並列接続したエネルギー消費手段の各エネルギー消費手段は、それぞれの電圧変動から復電するまでにオン・オフの一連の動作が1回であって、それぞれのエネルギー消費手段が独立して制御方法されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記エネルギー消費手段は、抵抗手段とチョッパ回路とを備えて構成されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において
前記電圧抑制回路は、ツェナーダイオードを備えて構成されることを特徴とする電力変換器。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記電力変換器は、風力発電用の発電機に接続されることを特徴とする電力変換器。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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