JP2014025614A - パラレルフロー型熱交換器及びそれを搭載した空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を、その表面への水かけが容易な構造とする。水かけの回避も可能にする。
【解決手段】パラレルフロー型熱交換器50は、間隔を置いて平行に配置された2本の垂直方向ヘッダパイプ51、52と、ヘッダパイプ51、52を連結する複数の水平方向偏平チューブ53を備える。熱交換器50の上部には偏平チューブ53と平行な受水槽60が形成され、受水槽60に形成された導水孔61から水滴が滴下する。水滴は、熱交換器
50に組み合わせられた送風機16が非稼働の時には熱交換器50の風上側側面50aから離れた箇所を落下し、送風機16が稼働している時には風上側側面50aに引き寄せられて熱交換器50を濡らす。
【選択図】図6
【解決手段】パラレルフロー型熱交換器50は、間隔を置いて平行に配置された2本の垂直方向ヘッダパイプ51、52と、ヘッダパイプ51、52を連結する複数の水平方向偏平チューブ53を備える。熱交換器50の上部には偏平チューブ53と平行な受水槽60が形成され、受水槽60に形成された導水孔61から水滴が滴下する。水滴は、熱交換器
50に組み合わせられた送風機16が非稼働の時には熱交換器50の風上側側面50aから離れた箇所を落下し、送風機16が稼働している時には風上側側面50aに引き寄せられて熱交換器50を濡らす。
【選択図】図6
Description
本発明はパラレルフロー型熱交換器及びそれを搭載した空気調和機に関する。
複数のヘッダパイプの間に複数の偏平チューブを配置して偏平チューブ内部の複数の冷媒通路をヘッダパイプの内部に連通させるとともに、偏平チューブ間にコルゲートフィン等のフィンを配置したパラレルフロー型の熱交換器は、カーエアコンや建物用空気調和機の室外側ユニットなどに広く利用されている。
特許文献1には、2本の垂直方向ヘッダパイプと、両ヘッダパイプを連結する複数の水平方向偏平チューブを備えるサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器が記載されている。この熱交換器では偏平チューブの間にコルゲートフィンが配置されている。
一方で家屋用の空気調和機では、ヒートポンプ方式を採用し、また室外機と室内機に分かれるセパレート型としたものが主流となっている。このような空気調和機で冷房運転を行うと、室内機の側でドレン水が発生する。通常の場合、ドレン水は単に屋外に排水されるのみであるが、このドレン水を室外機側熱交換器の凝縮性能の向上に役立てようとする提案もなされている。その例を特許文献2に見ることができる。
特許文献2に記載された空気調和機では、室内機で発生したドレン水を室外機のバケットに溜め、所定量のドレン水が貯留された時点でバケットを貯留姿勢から放流姿勢に姿勢変更し、放流されたドレン水を一旦筐体に受けた後下方に流下させ、室外機側熱交換器の大気取り入れ面に沿ってドレン水を滴下させることにより、冷房時の運転エネルギー省力化を図っている。
本発明は、サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を、その表面への水かけが容易な構造とするとともに、その構造上の特徴を生かして、室内機で発生したドレン水を室外機側熱交換器の凝縮性能の向上に役立てようとするものである。また、水かけの回避も可能にすることを目的とする。
本発明に係るパラレルフロー型熱交換器は、2本の垂直方向ヘッダパイプと、前記両ヘッダパイプを連結する複数の水平方向偏平チューブを備えるサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器であって、当該熱交換器を通過する気流を形成する送風機が組み合わせられ、当該熱交換器の上部には前記偏平チューブと平行な受水槽が形成され、前記受水槽に形成された導水孔から水滴が滴下し、前記水滴は、前記送風機の非稼働時には前記気流に関し風上側となる当該熱交換器の側面から離れた箇所を落下し、前記送風機の稼働時には前記側面に引き寄せられて当該熱交換器を濡らすことを特徴としている。
この構成によると、上部の受水槽に注がれた水は導水孔から滴下し、その際送風機が稼働中であれば熱交換器の風上側側面に引き寄せられて熱交換器を濡らす。これにより、熱交換器の凝縮性能を向上させることができる。送風機を非稼働にすれば、水滴は風上側側面から離れた箇所を落下し、熱交換器を濡らさない。このように、受水槽に注がれた水を熱交換器にかけるかかけないかを、送風機の稼働・非稼働で選択することができる。
上記構成のパラレルフロー型熱交換器において、前記偏平チューブにはルーバ構造を備えたフィンが組み合わせられることが好ましい。
この構成によると、ルーバ構造により表面積が増大したフィンから水が蒸発するので、水の蒸発が速く、熱交換器の凝縮性能が一層向上する。
上記構成のパラレルフロー型熱交換器において、前記送風機は当該熱交換器を通じて空気を引き込むことにより前記気流を生成することが好ましい。
この構成によると、水滴は熱交換器に引き込まれる気流に乗って熱交換器に接近するから、水滴を確実に熱交換器に付着させることができる。
本発明に係る空気調和機は、室外機と室内機を備え、室外機に上記構造のパラレルフロー型熱交換器を搭載し、当該パラレルフロー型熱交換器の前記受水槽に前記室内機で発生したドレン水を導くことを特徴としている。
この構成によると、冷房運転時に室内機で発生したドレン水を熱交換器にかける水として利用するから、水源に頭を悩ます必要がない。またドレン水は冷房運転を停止した後もしばらくは発生し続けるが、もはや凝縮を行っていない熱交換器にドレン水をかけたのでは熱交換器に汚れが発生する原因となる。しかしながら本発明では、冷房運転が停止すると送風機も停止し、受水槽から滴下する水滴が熱交換器にかからなくなるから、凝縮性能の向上に用いる必要のなくなったドレン水で熱交換器が汚されるという事態を回避することができる。
本発明によると、熱交換器に組み合わせられた送風機が稼働している時、すなわち当該熱交換器を搭載した機器が稼働中であるときには上部の受水槽に注がれた水を水滴として当該熱交換器にかけ、凝縮性能を向上させることができる。空気調和機の室外機に当該熱交換器を搭載した場合には冷房運転時に室内機で発生するドレン水を熱交換器にかける水として利用することができる。その際、冷房運転停止時になおも発生し続ける水は、送風機が停止することにより熱交換器にかからなくなるから、凝縮性能の向上に用いる必要のなくなったドレン水で熱交換器が汚されるという事態が回避される。
<第1実施形態>
図1から図8に基づき、本発明に係るパラレルフロー型熱交換器50、及びそれを室外機に搭載した空気調和機1についての説明を行う。
図1から図8に基づき、本発明に係るパラレルフロー型熱交換器50、及びそれを室外機に搭載した空気調和機1についての説明を行う。
サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器50の基本構造を図4に示す。図4では紙面上側が熱交換器の上側、紙面下側が熱交換器の下側となる。パラレルフロー型熱交換器50は、2本の垂直方向ヘッダパイプ51、52と、その間に配置される複数の水平方向偏平チューブ53を備える。ヘッダパイプ51、52は水平方向に間隔を置いて平行に配置され、偏平チューブ53は垂直方向に所定ピッチで配置されている。実際に機器に搭載する段階では、熱交換器50は設計の要請に従って様々な角度に据え付けられるから、本明細書における「垂直方向」「水平方向」は厳格に解釈されるべきものではない。単なる方向の目安として理解されるべきである。
偏平チューブ53は金属を押出成型した細長い成型品であり、図5に示す通り、内部には冷媒を流通させる冷媒通路54が形成されている。偏平チューブ53は長手方向である押出成型方向を水平にする形で配置されるので、冷媒通路54の冷媒流通方向も水平になる。冷媒通路54は断面形状及び断面面積の等しいものが図5の左右方向に複数個並び、そのため偏平チューブ53の垂直断面はハーモニカ状を呈している。各冷媒通路54はヘッダパイプ51、52の内部に連通する。
偏平チューブ53の偏平面にはコルゲートフィン55が取り付けられる。上下に並ぶコルゲートフィン55のうち、最上段のものと最下段のものの外側にはサイドプレート56が配置される。なお上部のサイドプレートの符号は「56a」とされている。サイドプレート56aの構造は下部のサイドプレート56と異なっているが、それについては後で説明する。フィンとしてはコルゲートフィン55でなく他の形式のフィンを用いてもよい。
ヘッダパイプ51、52、偏平チューブ53、コルゲートフィン55、及びサイドプレート56、56aはいずれもアルミニウム等熱伝導の良い金属からなり、偏平チューブ53はヘッダパイプ51、52に対し、コルゲートフィン55は偏平チューブ53に対し、サイドプレート56、56aはコルゲートフィン55に対し、それぞれロウ付けまたは溶着で固定される。
ヘッダパイプ51の内部は、1個の仕切部P1により2個の区画S1、S2に仕切られている。仕切部P1は複数の偏平チューブ53を複数の偏平チューブグループに区分する。区画S1には合計24本の偏平チューブ53のうち12本からなる偏平チューブグループが接続され、区画S2にも12本の偏平チューブ53からなる偏平チューブグループが接続される。
ヘッダパイプ52の内部は、2個の仕切部P2、P3により3個の区画S3、S4、S5に仕切られている。仕切部P2、P3は複数の偏平チューブ53を複数の偏平チューブグループに区分する。区画S3には合計24本の偏平チューブ53のうち4本からなる偏平チューブグループが接続され、区画S4には15本の偏平チューブ53からなる偏平チューブグループが接続され、区画S5には5本の偏平チューブ53からなる偏平チューブグループが接続される。
上記した偏平チューブ53の総数、各ヘッダパイプ内部の仕切部の数とそれによって仕切られる区画の数、及び仕切部によって区分される偏平チューブグループ毎の偏平チューブ53の数は、いずれも単なる例示であり、発明を限定するものではない。
区画S3には冷媒出入パイプ57が接続される。区画S5には冷媒出入パイプ58が接続される。
熱交換器50の機能は次の通りである。熱交換器50が凝縮器として用いられるとき、冷媒は冷媒出入パイプ57を通じて区画S3に供給される。区画S3に入った冷媒は区画S3と区画S1を連結する4本の偏平チューブ53を通って区画S1に向かう。この4本の偏平チューブ53で編成される偏平チューブグループが冷媒パスAを構成する。冷媒パスAはブロック矢印で象徴されている。それ以外の冷媒パスもブロック矢印で象徴させる。
区画S1に入った冷媒はそこで折り返し、区画S1と区画S4を連結する8本の偏平チューブ53を通って区画S4に向かう。この8本の偏平チューブ53で編成される偏平チューブグループが冷媒パスBを構成する。
区画S4に入った冷媒はそこで折り返し、区画S4と区画S2を連結する7本の偏平チューブ53を通って区画S2に向かう。この7本の偏平チューブ53で編成される偏平チューブグループが冷媒パスCを構成する。
区画S2に入った冷媒はそこで折り返し、区画S2と区画S5を連結する5本の偏平チューブ53を通って区画S3に向かう。この5本の偏平チューブ53で編成される偏平チューブグループが冷媒パスDを構成する。区画S5に入った冷媒は冷媒出入パイプ58より流出する。
熱交換器50が蒸発器として用いられるときは、冷媒は冷媒出入パイプ58を通じて区画S5に供給される。それ以後の冷媒の流れは、熱交換器50が凝縮器として用いられるときの冷媒パスを逆に辿る。すなわち冷媒パスD→冷媒パスC→冷媒パスB→冷媒パスAのルートで冷媒は区画S1に入り、冷媒出入パイプ57より流出する。
上記熱交換器50をヒートポンプサイクルの構成要素として用いたセパレート型空気調和機1の概略構成を図1に示す。空気調和機1は室外機10と室内機30により構成される。
室外機10は、板金製部品と合成樹脂製部品により構成される筐体11の内部に、圧縮機12、切替弁13、室外側熱交換器14、膨張弁15、室外側送風機16などを収納している。切替弁13は四方弁である。室外側熱交換器14として熱交換器50が用いられる。膨張弁15には開度制御の可能なものが用いられる。室外側送風機16はプロペラファン16aにモータ16bを組み合わせたものである。
室外機10は2本の冷媒配管17、18で室内機30に接続される。冷媒配管17は冷房運転時には液体冷媒が流れ、冷媒配管18に比較して細い管が用いられている。そのため冷媒配管17は「液管」「細管」などと称されることがある。冷媒配管18には冷房運転時、気体冷媒が流れ、冷媒配管17に比較して太い管が用いられている。そのため冷媒配管18は「ガス管」「太管」などと称されることがある。冷媒には例えばHFC系のR410AやR32等が用いられる。
室外機10の内部の冷媒配管で、冷媒配管17に接続される冷媒配管には二方弁19が設けられ、冷媒配管18に接続される冷媒配管には三方弁20が設けられる。二方弁19と三方弁20は、室外機10から冷媒配管17、18が取り外されるときに閉じられ、室外機10から外部に冷媒が漏れることを防ぐ。室外機10から、あるいは室内機30を含めた冷凍サイクル全体から、冷媒を回収する必要があるときは、三方弁20を通じて回収が行われる。
室内機30は、合成樹脂製部品により構成される筐体31の内部に、室内側熱交換器32、室内側送風機33などを収納している。室内側熱交換器32は、3個の熱交換器32A、32B、32Cを、室内側送風機33を覆う屋根のように組み合わせたものである。熱交換器32A、32B、32Cのいずれかまたは全部を熱交換器50で構成することも可能である。室内側送風機33はクロスフローファンにモータを組み合わせたものである。
空気調和機1の運転制御を行う上で、各所の温度を知ることが不可欠である。この目的のため、室外機10と室内機30に温度検出器が配置される。室外機10においては、室外側熱交換器14に温度検出器21が配置され、圧縮機12の吐出部となる吐出管12aに温度検出器22が配置され、圧縮機12の吸入部となる吸入管12bに温度検出器23が配置され、膨張弁15と二方弁19の間の冷媒配管に温度検出器24が配置され、筐体11の内部の所定箇所に外気温測定用の温度検出器25が配置される。室内機30においては、室内側熱交換器32に温度検出器34が配置される。温度検出器21、22、23、24、25、34はいずれもサーミスタにより構成される。
空気調和機1の全体制御を司るのは図3に示す制御部40である。制御部40は
室内温度が使用者によって設定された目標値に達するように制御を行う。
室内温度が使用者によって設定された目標値に達するように制御を行う。
制御部40は圧縮機12、切替弁13、膨張弁15、室外側送風機16、及び室内側送風機33に対し動作指令を発する。また制御部40は温度検出器21〜25、及び温度検出器34からそれぞれの検出温度の出力信号を受け取る。制御部40は温度検出器21〜25及び温度検出器34からの出力信号を参照しつつ、圧縮機12、室外側送風機16、及び室内側送風機33に対し運転指令を発し、切替弁13と膨張弁15に対しては状態切り替えの指令を発する。
図1は空気調和機1が冷房運転あるいは除霜運転を行っている状態を示す。この時圧縮機12は冷房時循環、すなわち圧縮機12から吐出された冷媒が先に室外側熱交換器14に入る循環様式で冷媒を循環させる。
圧縮機12から吐出された高温高圧の冷媒は室外側熱交換器14に入り、そこで室外空気との熱交換が行われる。冷媒は室外空気に対し放熱を行い、凝縮する。凝縮して液状となった冷媒は室外側熱交換器14から膨張弁15に入り、そこで減圧される。減圧後の冷媒は室内側熱交換器32に送られ、膨張して低温低圧となり、室内側熱交換器32の表面温度を下げる。表面温度の下がった室内側熱交換器32は室内空気から吸熱し、これにより室内空気は冷やされる。吸熱後、低温の気体状の冷媒は圧縮機12に戻る。室外側送風機16によって生成された気流が室外側熱交換器14からの放熱を促進し、室内側送風機33によって生成された気流が室内側熱交換器32の吸熱を促進する。
図2は空気調和機1が暖房運転を行っている状態を示す。この時は切替弁13が切り替えられて冷房運転時と冷媒の流れが逆になる。圧縮機12は暖房時循環、すなわち圧縮機12から吐出された冷媒が先に室内側熱交換器32に入る循環様式で冷媒を循環させる。
圧縮機12から吐出された高温高圧の冷媒は室内側熱交換器32に入り、そこで室内空気との熱交換が行われる。冷媒は室内空気に対し放熱を行い、室内空気は暖められる。放熱し、凝縮して液状となった冷媒は室内側熱交換器32から膨張弁15に入り、そこで減圧される。減圧後の冷媒は室外側熱交換器14に送られ、膨張して低温低圧となり、室外側熱交換器14の表面温度を下げる。表面温度の下がった室外側熱交換器14は室外空気から吸熱する。吸熱後、低温の気体状の冷媒は圧縮機12に戻る。室内側送風機33によって生成された気流が室内側熱交換器32からの放熱を促進し、室外側送風機16によって生成された気流が室外側熱交換器14による吸熱を促進する。
室外側熱交換器14を構成するパラレルフロー型熱交換器50の上部には、外部から供給される水を受け止める受水槽60が設けられる。第1実施形態では上部のサイドプレート56aが角張った樋形の断面とされ、このサイドプレート56aが受水槽60を構成する。サイドプレートは生産性の理由からパラレルフロー型熱交換器に必要な部材であるため、サイドプレートと受水槽を一体化することで省資源化が可能である。また、サイドプレートを樋形などの断面形状にすることで強度が上がり、熱交換器自体の信頼性向上効果も期待できる。
受水槽60は偏平チューブ53と平行に延び、偏平チューブ53の全長をカバーする長さとされる。受水槽60は偏平チューブ53と大体同じ長さであればよく、偏平チューブ53から多少はみ出す長さであっても、あるいは偏平チューブ53に少し届かない長さであっても、特に問題はない。
熱交換器50に組み合わせられる室外側送風機16は、図6において左方から右方へと、熱交換器50を通じて空気を引き込むことにより、熱交換器50を通過する気流を形成する。熱交換器50の図5、6において左側の側面が風上側側面50aとなる。
受水槽60の風上側の部分は、熱交換器50の風上側側面50aよりも風上側に張り出す。この張出部分の底部に導水孔61が形成される。導水孔61は受水槽60の長さ方向に沿って所定間隔で複数個配置される。導水孔61の形状は、図7に示す楕円形あるいは長円形であってもよく、図8に示す円形であってもよい。四角形や三角形など、他の形状であってもよい。
冷房運転時、室内側熱交換器32で発生したドレン水はドレンホース35を経由して受水槽60に注がれる。ドレン水を注がれた受水槽60からは、導水孔61を通じて水滴が滴下する。
水滴は、室外側送風機16が非稼働の時、すなわち送風が行われないときには、熱交換器50の風上側側面50aから離れた箇所を落下する(図5参照)。
冷房運転時には室外側送風機16は稼働されるから、熱交換器50を通過する気流が生じる(図6参照)。水滴は熱交換器50の風上側側面50aに引き寄せられ、熱交換器50を濡らす。これにより、熱交換器50の凝縮性能が向上する。
室外側送風機16は熱交換器50を通じて空気を引き込んでおり、その気流に乗って水滴が熱交換器50に接近するので、水滴は確実に熱交換器50に付着する。
水滴のもとになるのは冷房運転時に室内機30で発生したドレン水であるから、水源に頭を悩ます必要がない。またドレン水は冷房運転を停止した後もしばらくは発生し続けるが、もはや凝縮を行っていない熱交換器50にドレン水をかけたのでは熱交換器50に汚れが発生する原因となる。しかしながら、冷房運転が停止すると室外側送風機16も停止し、受水槽60から滴下する水滴が熱交換器50にかからなくなるから、凝縮性能の向上に用いる必要のなくなったドレン水で熱交換器50が汚されるという事態を回避することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態を図9に示す。第2実施形態は第1実施形態と次の点で異なっている。すなわち第2実施形態の熱交換器50では、コルゲートフィン55にルーバ構造55aが形成されている。ルーバ構造55aは、コルゲートフィン55に垂直方向のスリットを入れて切起し片を形成し、その切起し片を複数個、所定間隔で水平方向に並べたものである。ルーバ構造55aを設けるとコルゲートフィン55の表面積が増大し、水の蒸発が速くなるので、熱交換器50の凝縮性能が一層向上する。
第2実施形態を図9に示す。第2実施形態は第1実施形態と次の点で異なっている。すなわち第2実施形態の熱交換器50では、コルゲートフィン55にルーバ構造55aが形成されている。ルーバ構造55aは、コルゲートフィン55に垂直方向のスリットを入れて切起し片を形成し、その切起し片を複数個、所定間隔で水平方向に並べたものである。ルーバ構造55aを設けるとコルゲートフィン55の表面積が増大し、水の蒸発が速くなるので、熱交換器50の凝縮性能が一層向上する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器及びそれを搭載する空気調和機に広く利用可能である。
1 空気調和機
10 室外機
12 圧縮機
14 室外側熱交換器
16 室外側送風機
30 室内機
32 室内側熱交換器
33 室内側送風機
35 ドレンホース
50 熱交換器
50a 風上側側面
51、52 ヘッダパイプ
53 偏平チューブ
55 コルゲートフィン
55a ルーバ構造
56、56a サイドプレート
60 受水槽
61 導水孔
10 室外機
12 圧縮機
14 室外側熱交換器
16 室外側送風機
30 室内機
32 室内側熱交換器
33 室内側送風機
35 ドレンホース
50 熱交換器
50a 風上側側面
51、52 ヘッダパイプ
53 偏平チューブ
55 コルゲートフィン
55a ルーバ構造
56、56a サイドプレート
60 受水槽
61 導水孔
Claims (4)
- 2本の垂直方向ヘッダパイプと、前記両ヘッダパイプを連結する複数の水平方向偏平チューブを備えるサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器であって、
当該熱交換器を通過する気流を形成する送風機が組み合わせられ、
当該熱交換器の上部には前記偏平チューブと平行な受水槽が形成され、前記受水槽に形成された導水孔から水滴が滴下し、
前記水滴は、前記送風機の非稼働時には前記気流に関し風上側となる当該熱交換器の側面から離れた箇所を落下し、前記送風機の稼働時には前記側面に引き寄せられて当該熱交換器を濡らすことを特徴とするパラレルフロー型熱交換器。 - 前記偏平チューブにはルーバ構造を備えたフィンが組み合わせられることを特徴とする請求項1に記載のパラレルフロー型熱交換器。
- 前記送風機は当該熱交換器を通じて空気を引き込むことにより前記気流を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のパラレルフロー型熱交換器。
- 室外機と室内機を備える空気調和機であって、
前記室外機に請求項1から3のいずれかのパラレルフロー型熱交換器を搭載し、当該パラレルフロー型熱交換器の前記受水槽に前記室内機で発生したドレン水を導くことを特徴とする空気調和機。
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2012
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