JP2014022594A - 膜割れ検出装置及び成膜装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理容器内に設けたプローブ手段に付着した不要な膜の膜割れを検出してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することが可能な膜割れ検出装置を提供する。
【解決手段】被処理体Wを収容する処理容器4を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置2に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置40において、処理容器内に設けられたプローブ手段41と、プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段42と、弾性波検出手段の検出結果に基づいて処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段44とを備える。これにより、処理容器内に設けたプローブ手段に付着した不要な膜の膜割れを検出してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識する。
【選択図】図1
【解決手段】被処理体Wを収容する処理容器4を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置2に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置40において、処理容器内に設けられたプローブ手段41と、プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段42と、弾性波検出手段の検出結果に基づいて処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段44とを備える。これにより、処理容器内に設けたプローブ手段に付着した不要な膜の膜割れを検出してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体ウエハ等に薄膜を形成する成膜装置及びこれに取り付けられる膜割れ検出装置に関するものである。
一般に、半導体集積回路等の半導体デバイスを製造するためには、シリコン基板等の半導体ウエハに対して、成膜処理、エッチング処理、酸化処理、拡散処理等の各種の処理が繰り返し行われる。例えばバッチ式の成膜処理を例にとって説明すると、縦長の石英製の処理容器内へウエハボートに支持された複数枚の半導体ウエハを収容し、これを真空雰囲気下で所定の温度に加熱しつつ処理容器内に成膜ガスを導入し、薄膜を形成するようになっている(例えば特許文献1等)。
上述したような成膜処理を繰り返し行うと、不要な膜が処理容器の内面等にも次第に付着して堆積し、この不要な膜が剥がれ落ちると製品歩留まり低下の原因となるパーティクルが発生することになる。このため、従来にあっては、ウエハに対して成膜した膜厚の累積値を管理するなどして、不要な膜の膜剥がれ等が発生する前に、定期的に、或いは不定期的にメンテナンス処理として例えばクリーニング処理を施すなどして膜剥がれが生ずる前に不要な膜を除去するようにしていた。
ところで、上述した従来のメンテナンス処理態様では、メンテナンス処理開始のための膜厚の累積値の見積もりが厚過ぎると、クリーニング処理等のメンテナンス処理が遅過ぎて発生する多量のパーティクルに起因して大幅な歩留まり低下を生じたり、或いは逆に膜厚の累積値の見積もりが薄過ぎると、パーティクルの発生が許容量よりも大幅に少ないにもかかわらず、クリーニング処理が行われる結果、クリーニング頻度が増加してスループットが低下したり、処理容器の損耗が促進される、といった問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明は、処理容器内に設けたプローブ手段に付着した不要な膜の膜割れを検出してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することが可能な膜割れ検出装置及び成膜装置である。
本発明者は、パーティクル発生の原因となる不要な膜の膜割れについて鋭意研究した結果、膜割れが生じる時には僅かな弾性波が生じることを見い出し、これを検出することによって膜割れの発生を認識することができる、という知見を得ることにより、本発明に至ったものである。
請求項1に係る発明は、被処理体を収容する処理容器を有すると共に前記被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置において、前記処理容器内に設けられたプローブ手段と、前記プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段と、前記弾性波検出手段の検出結果に基づいて前記処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする膜割れ検出装置である。
このように、被処理体を収容する処理容器を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置において、処理容器内に設けられたプローブ手段と、プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段と、弾性波検出手段の検出結果に基づいて処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段とを備えるようにしたので、プローブ手段の表面に付着した薄膜に生じる膜割れを検出することにより処理容器の内壁等に付着した不要な膜の膜割れを予測してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することが可能となる。
請求項25に係る発明によれば、被処理体に対して薄膜を形成する成膜装置において、前記被処理体を収容する処理容器と、前記被処理体を保持する保持手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内へガスを供給するガス供給手段と、前記処理容器内の雰囲気を排気する排気系と、請求項1乃至24のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置と、成膜装置全体の動作を制御する装置制御部と、を備えたことを特徴とする成膜装置である。
本発明に係る膜割れ検出装置及び成膜装置によれば、次のような優れた作用効果を発揮することができる。
被処理体を収容する処理容器を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置において、処理容器内に設けられたプローブ手段と、プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段と、弾性波検出手段の検出結果に基づいて処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段とを備えるようにしたので、プローブ手段の表面に付着した薄膜に生じる膜割れを検出することにより処理容器の内壁等に付着した不要な膜の膜割れを予測してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することができる。従って、適切な時期にクリーニング処理等のメンテナンス処理を行うことができる。
被処理体を収容する処理容器を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置において、処理容器内に設けられたプローブ手段と、プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段と、弾性波検出手段の検出結果に基づいて処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段とを備えるようにしたので、プローブ手段の表面に付着した薄膜に生じる膜割れを検出することにより処理容器の内壁等に付着した不要な膜の膜割れを予測してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することができる。従って、適切な時期にクリーニング処理等のメンテナンス処理を行うことができる。
以下に、本発明に係る膜割れ検出装置及び成膜装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明の係る膜割れ検出装置を取り付けた成膜装置の一例を示す縦断面構成図、図2は膜割れ検出装置の取り付け状態を示す部分拡大断面図、図3は膜割れ検出装置の判断手段を示すブロック構成図である。
図示するように、この成膜装置2は、下端が開口された有天井の円筒体状の処理容器4を有している。この処理容器4の全体は、例えば石英により形成されている。この処理容器4は、円筒体状に成形された内筒4Aと、この外側に所定の間隙を隔てて同心円状に配置された有天井の外筒4Bとにより形成されている。上記内筒4Aは、外筒4Bの下部の内壁にリング状に形成された支持リング6上に支持されている。また、この処理容器4の下端部、すなわち外筒4Bの下端部は、開口されている。この下端部には、肉厚になされたフランジ部8がリング状に形成されている。この下端の開口部に例えばステンレススチール製の円筒体状のマニホールドを連結するようにした構成を用いてもよい。
上記処理容器4の下端開口部においては、その下方より多数枚の被処理体としての半導体ウエハWを多段に載置した保持手段としての石英製のウエハボート10が昇降可能に挿脱自在になされている。本実施例の場合において、このウエハボート10の支柱(図示せず)には、例えば50〜150枚程度の直径が300mmのウエハWを略等ピッチで多段に支持できるようになっている。
このウエハボート10は、石英製の保温筒12を介してテーブル14上に載置されており、このテーブル14は、処理容器4の下端開口部を開閉する例えばステンレススチール製の蓋部16を貫通する回転軸18上に支持される。そして、この回転軸18の貫通部には、例えば磁性流体シール20が介設され、この回転軸18を気密にシールしつつ回転可能に支持している。また、蓋部16の周辺部と処理容器4の下端部には、例えばOリング等よりなるシール部材22が介設されており、処理容器4内のシール性を保持している。
上記した回転軸18は、例えばボートエレベータ等の昇降機構(図示せず)に支持されたアーム24の先端に取り付けられており、ウエハボート10及び蓋部16等を一体的に昇降して処理容器4内へ挿脱できるようになされている。尚、上記テーブル14を上記蓋部16側へ固定して設け、ウエハボート10を回転させることなくウエハWの処理を行うようにしてもよい。
この処理容器4の下部の側壁26には、処理容器4内へ成膜ガス等の必要なガスを供給するガス供給手段28が設けられている。具体的には、上記ガス供給手段28は、上記処理容器4の下部の側壁26を内側へ貫通された石英管よりなるガスノズル30を有している。そして、このガスノズル30の先端のガス噴射孔30Aからガスを噴射できるようになっている。上記ガスノズル30には、ガス通路32が接続されている。そして、ガス通路32には、開閉弁32A及びマスフローコントローラのような流量制御器32Bが介設されており、ガスを流量制御しつつ供給できるようになっている。
図1ではガス供給手段28は1つしか記載していないが、実際には同様な構造になされたものが、例えば使用するガス種の数だけ設けられている。例えばシリコン窒化膜を形成する場合には、シラン系ガスであるジクロルシランと窒化ガスであるアンモニアとパージガスである窒素ガス等が用いられる。
また、この処理容器4の下部の側壁26であって、内筒4Aと外筒4Bとの間隙27に対応する部分には排気口34が形成されている。そして、この排気口34には、図示しない圧力調整弁や真空ポンプ等が介設された排気系36が接続されており、処理容器4内の雰囲気を真空引きして所定の圧力に維持できるようになっている。従って、ガスノズル30より導入されたガスは、内筒4A内を上昇して天井部で折り返し、内筒4Aと外筒4Bとの間の間隙27内を降下して排気口34から排出されるように流れて行く。
そして、上記処理容器4の外周を囲むようにしてこの処理容器4及びこの内部のウエハWを加熱する筒体状の加熱手段38が設けられている。そして、この処理容器4に本発明に係る膜割れ検出装置40が設けられている。この膜割れ検出装置40は、上記処理容器4内に設けられたプローブ手段41と、このプローブ手段41の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段42と、この弾性波検出手段42の検出結果に基づいて上記処理容器4のメンテナンス処理の要否を判断する判断手段44とを有している。そして、上記判断手段44には、ここでの判断結果を表示するための表示部45が接続されている。
具体的には、上記プローブ手段41は、処理容器4内でその高さ方向に沿って設けられている。このプローブ手段41は、下端部が処理容器4の下端部に固定されて処理容器4の高さ方向に沿って延びる垂直プローブ部46を有するプローブ本体48を備えている。このプローブ本体48の下端はほぼ直角に屈曲されており、その端部は拡径されて円柱状になされた取付基端部50として形成されている。
この円柱状の取付基端部50は、所定の長さを有しており、上記フランジ部8に形成されている取付孔52に挿通されてその先端は処理容器4の外側へ僅かな長さだけ突出された状態で固定されている。この取付基端部50の取付部には、シール部材53が設けられており、この部分のシール性を確保するようになっている。ここではプローブ本体48は、内筒4Aの内側、すなわち内筒4Aとウエハボート10との間の間隙の部分に配置されており、その上端はウエハ収容領域の全体をカバーできるようにウエハボート10の最上段まで達するような長さに設定されている。
上記プローブ手段41の全体、すなわち、垂直プローブ部46を有するプローブ本体48や取付基端部50は、上記処理容器4の材料、特に内筒4Aと同じ材料で形成されており、このプローブ本体48の表面に内筒4Aの内面と同様な挙動で不要な膜が付着し得るようになっている。ここでは内筒4A及びプローブ手段41は、例えば耐熱性の石英で形成されている。上記プローブ本体48は、例えば直径が10mm程度の中空なパイプのような棒状に或いは中実な棒状に形成されている。この他にプローブ本体48の断面形状を、内筒4Aの曲率と同じような曲率の断面円弧の棒状に形成してもよい。また、プローブ本体48が中空なパイプのような棒状の場合には、その外周面に付着する薄膜に対するストレスに対してプローブ本体48自体の強度を高くすることができる。
このプローブ本体48は、部分的に内筒4A側に支持させるようにしてもよいし、或いは内筒4Aに分散ノズルの収容凹部が形成されている場合には、このプローブ本体48をその収容凹部内に収容させるようにして取り付けてもよい。
上記プローブ手段41の取付基端部50の端面に、上記弾性波検出手段42が取り付けられる。ここで弾性波とは、材料が変形したり、亀裂が発生した際に材料が内部に蓄えていたひすみエネルギーを放出する時に発生する波を指す。この弾性波検出手段42としては、AE(Acoustic Emission)センサ54を用いることができる。そして、上記取付基端部50の端面とAEセンサ54との接合面には、弾性波を伝達し易くする接触媒質56が介在されている。この接触媒質56としては、水ガラス、シリコングリス、銅板や金板のような軟らかい金属よりなる金属板等を用いることができる。
上記AEセンサ54は、例えばPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)等の圧電素子を内蔵し、振動周波数帯域として数kHz〜数10kHの周波数帯域を有しており、このAEセンサ54としては、例えばVS150−M(Vallen社製)等を用いることができる。
そして、この弾性波検出手段42には、これを冷却するための冷却機構58が設けられている。この冷却機構58は、弾性波検出手段42の周囲を囲むようにして設けた冷却ケーシング60を有している。そして、この冷却ケーシング60に冷媒入口60Aと冷媒出口60Bとを設け、冷却ケーシング60内に冷却媒体を流して冷却するようになっている。このように弾性波検出手段42を冷却することにより、弾性波検出手段42が熱により破壊されることを防止することができる。ここで冷却媒体としては、窒素ガス等の冷却気体や冷却水等の冷却液体を用いることができる。尚、上記弾性波検出手段42の耐熱性が十分な場合には、この冷却機構58を設ける必要はない。
更に、ここでは上記弾性波検出手段42の背面側には、これを上記取付基端部50側へ押圧して付勢するためのバネのような弾発部材62が設置されている。この弾発部材62は、上記冷却ケーシング60と一体化された弾発部材ケーシング64内に収容されている。これにより、上記弾発部材62の押圧力で取付基端部50の端面とAEセンサ54との密着性を向上させて弾性波を効率良く伝播させるようになっている。
上記弾性波検出手段42の検出結果は、信号ライン66を介して上記判断手段44に接続されており、検出結果を伝達できるようになっている。上記信号ライン66の途中には、一定の強度以上の信号を弾性波検出信号として出力する強度フィルタ手段68が介在されており、ノイズ成分をカットするようになっている。ここでは、一定の利得以下の信号、例えば40dB以下の信号をノイズとしてカットするようになっている。この強度フィルタ手段68としては、例えば高速AE測定システムAMSY−6(Vallen−systeme社製)を用いることができる。
また上記判断手段44は、例えばコンピュータ等よりなり、上記弾性波検出信号の検出回数を求めるカウント部70と、このカウント部70の出力と予め定められた基準値とを比較する比較部72とを有している。上記カウント部70では、前段の強度フィルタ手段68からは膜割れが起こった時に発生する針端状のパルス波が弾性波検出信号S1として出力されてくるので、この針端状のパルス波のパルスをカウントすることにより膜割れ発生の回数を計測するようになっている。
この場合、上記カウント部70では、第1のカウント態様として例えば上記処理容器4に対する直近のクリーニング処理等のメンテナンス処理を行った後の累積値を求めるようになっている。すなわち、クリーニング処理を行うと、処理容器4の内壁面に付着していた不要な膜が除去されるので、このクリーニング処理後に発生した膜割れを検出し、この検出回数を加算して累積した累積値を求めるようになっている。そして、このカウント部70では、この累積値を上記比較部72へ向けて出力するようになっている。このカウント動作、すなわち膜割れ検出操作は、薄膜の成膜動作中のみならず、成膜処理の直前に行う処理容器4の昇温中、及び成膜処理の後に行う処理容器4の降温中にも行われる。
上記比較部72では、経験的に求められた閾値が基準値として予め定められており、前段より送られてくるこの累積値が基準値に達した時に、この比較部72は、”メンテナンス処理を行う必要性あり”と判断するようになっている。この場合、上記累積値用の基準値は、例えば100程度に設定されており、換言すれば膜割れ現象を100回検出したならば、メンテナンス処理の必要性ありとして認識するようになっている。
そして、この成膜装置2の動作全体の制御、例えばガスの供給の開始及び供給の停止、プロセス温度やプロセス圧力の設定、上記膜割れ検出装置40の動作制御等は例えばコンピュータ等よりなる装置制御部74により行われる。そして、この装置制御部74は、上記各種ガスの供給や供給停止の制御、高周波のオン・オフ制御及び装置全体の動作を制御するためのコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶する例えばフレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、ハードディスク、フラッシュメモリ或いはDVD等の記憶媒体76を有している。
次に、以上のように構成された成膜装置2を用いて行われる成膜方法をシリコン窒化膜(SiN)を形成する場合を例にとって説明する。図1に示すように、常温の多数枚、例えば50〜150枚の300mmサイズのウエハWが載置された状態のウエハボート10を予め所定の温度になされた処理容器4内にその下方より上昇させてロードし、蓋部16で処理容器4の下端開口部を閉じることにより容器内を密閉する。
そして処理容器4内を真空引きして所定のプロセス圧力に維持すると共に、加熱手段38への供給電力を増大させることにより、処理容器4の温度及びウエハ温度を上昇させてプロセス温度を維持し、ガス供給手段28(複数設置)より例えばシラン系ガスとNH3 ガスとをそれぞれ交互に間欠的に供給する。これにより、回転しているウエハボート10に支持されているウエハWの表面にシリコン窒化膜(SiN)を形成する。
そして、成膜処理が終了すると、今度は逆に各ガスの供給を停止した後に、処理容器4の温度及びウエハWの温度を安全温度、例えば300〜400℃程度まで低下させる。そして、安全温度になったならば、処理済みのウエハWを処理容器4の下方へ降下させることによりアンロードし、処理済みのウエハWを処理容器4から排出することになる。ここで、上記した一連の動作中において、本発明に係る膜割れ検出装置40は動作して膜割れ検出操作が行われている。すなわち、成膜前の処理容器4の昇温中、薄膜の成膜中及び成膜後の処理容器4の降温中において膜割れ検出操作が行われている。
前述したように、薄膜の成膜処理においては、ウエハWの表面のみならず、処理容器4内の内壁面やガスノズル30の表面やプローブ手段41のプローブ本体48の表面等の容器内構造物のあらゆる表面にパーティクルの原因となる不要な膜が堆積し、これがウエハの処理枚数の増加に従って蓄積することになる。そして、この不要な膜は、ある程度の膜厚になると膜割れが生じてパーティクルの発生原因となる。特に、処理容器4の温度を、昇温、或いは降温させる際にはヒートショックにより膜割れが発生し易くなる。
ここで、上記プローブ本体48の表面と内筒4Aの内面は同一空間に互いに接近させて位置されているので、共に同じような条件或いは挙動で不要な膜がその表面に付着堆積することになり、従って、プローブ本体48の表面の膜に膜割れが生じるような状況では、内筒4Aの内面に着した膜にも膜割れが生じるような状況になっていると推測される。
そして、上記棒状のプローブ本体48の表面に堆積していた上記不要な膜に膜割れが発生すると、弾性波が発生し、この弾性波はこのプローブ本体48自体及び取付基端部50を伝わって膜割れ検出装置40の弾性波検出手段42により検出させることになる。この弾性波検出手段42は、例えば圧電素子を含むAEセンサ54よりなり、ここでの検出信号は信号ライン56を介して強度フィルタ手段68を通った後に、判断手段44へ入力される。上記強度フィルタ手段68は、ノイズをカットするために一定の強度以上の信号のみを通して弾性波検出信号S1として出力することになる。ここでは、例えば40dB以上の信号のみを通し、それより小さい強度の信号はカットするようになっている。
上記判断手段44では、カウント部70において、鋭い針端状の弾性波検出信号S1が1発入力した時に”1”をカウントし、メンテナンス処理後、例えばクリーニング処理後の累積値を積算しており、この累積値が後段の比較部72へ送られる。尚、上記カウント部70の累積値は、処理容器4のメンテナンス処理毎、例えばクリーニング毎にリセットされる。
そして、上記比較部72では、予め設定されている累積値用の基準値、例えば”100”と比較し、前段のカウント部70から入力される累積値が基準値以上の場合には、”メンテナンス処理の必要性あり”と判断する。そして、その結果を、表示部45に表示させて、オペレータに注意を喚起する。尚、上記基準値の”100”は単に一例を示したに過ぎず、これに限定されない。この場合、”メンテナンス処理の必要性あり”と判断しても、昇温操作や成膜処理を直ちに停止するのではなく、現在処理中のウエハに対しては成膜処理を完了させる。そして、次に成膜処理を行う前に、処理容器4のメンテナンス処理、例えばクリーニング処理が行われることになる。
以上のように、プローブ手段の表面に堆積した不要な膜の膜割れを半導体ウエハWの昇温中、成膜処理中及び降温中において検出しており、パーティクル発生の可能性をリアルタイムで認識することが可能となる。このように、プローブ手段の表面の膜に膜割れが生じたのであれば、同じ環境下に設置されている内筒4Aの内面に付着した膜にも同様に膜割れが生じるような状況になっていると推測することができる。
このように、本発明によれば、被処理体、例えば半導体ウエハWを収容する処理容器4を有すると共に被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置40において、処理容器4内に設けられたプローブ手段41と、プローブ手段41の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段42と、弾性波検出手段42の検出結果に基づいて処理容器4のメンテナンスの要否を判断する判断手段44とを備えるようにしたので、プローブ手段41の表面に付着した薄膜に生じる膜割れを検出することにより処理容器4の内壁等に付着した不要な膜の膜割れを予測してパーティクルの発生の可能性をリアルタイムで認識することができる。従って、適切な時期にクリーニング処理等のメンテナンス処理を行うことができる。
<カウント態様の変形例>
次に、カウント部70での膜割れ発生回数に対するカウント態様の変形例について説明する。先に説明した第1のカウント態様では、直近のメンテナンス処理、例えばクリーニング処理後に発生した膜割れ発生の回数を加算した累積値を求めたがこれに限定されず、以下のようにしてもよい。
次に、カウント部70での膜割れ発生回数に対するカウント態様の変形例について説明する。先に説明した第1のカウント態様では、直近のメンテナンス処理、例えばクリーニング処理後に発生した膜割れ発生の回数を加算した累積値を求めたがこれに限定されず、以下のようにしてもよい。
まず、第2のカウント態様として、カウント部70では、間欠的に測定した単位時間毎の累積値を求めるようにしてもよい。具体的には、連続的に膜割れ検出操作を行うのではなく、例えば1分間休止する毎に所定の単位時間、例えば1秒間のみ膜割れ検出操作を行うようにし、この操作を繰り返し行うようにする。そして、1秒間の膜割れ検出操作で検出された回数を加算して累積する。すなわち、1分間毎に1秒間だけ膜割れ検出操作を行うようにしてもよい。
この場合には、比較部72における閾値である基準値は、間欠期間用の累積値となり、先の累積値用の基準値、例えば100回よりも小さい値、例えば10回に設定されることになる。この場合にも、先の第1のカウント態様と同様な作用効果を発揮することができる。
次に、第3のカウント態様として、カウント部70では、単位時間毎に弾性波検出信号の検出回数を求めるようにしてもよい。例えばここでは、連続的に膜割れ検出操作を行って、常時、単位時間毎、例えば1秒間毎の膜割れ検出回数をカウントして1秒間毎のカウント値を出力する。この場合には、比較部72における閾値である基準値は、単位時間用のカウント値となり、上記第2のカウント態様の基準値、例えば5回よりも更に小さい値、例えば2回に設定される。この場合にも、先の第1のカウント態様と同様な作用効果を発揮することができる。
次に、第4のカウント態様として、カウント部70では、単位時間毎に弾性波検出信号の検出回数を求め、更にこの単位時間毎の検出回数の増加傾向を求めるようにする。例えばメンテナンス処理が必要な時期に近付くと、膜割れ現象の発生数は2次曲線的に急激に増加するので、この急激な増加を捕捉するように構成する。具体的には、例えば連続的に膜割れ検出操作を行って、常時、単位時間毎、例えば60秒間毎の膜割れ検出回数をカウントしてその60秒間毎のカウント値を求める。更に、このカウント値を直前の60秒間のカウント値と比較してその増加率を求めて出力する。例えば直前の60秒間のカウント値が5回で、今回の60秒間のカウント値が10回ならば、増加率は200%となり、この値を出力する。
比較部72における閾値である基準値は、増加率用の基準値となり、例えば”200%”に設定される。すなわち、膜割れ発生の増加率が200%以上になったならば、”メンテナンス処理の必要性あり”として判断することになる。ここで上記単位時間の60秒や基準値200%は単に一例を示したに過ぎず、これらに限定されない。この場合にも、先の第1のカウント態様と同様な作用効果を発揮することができる。
<第1の変形実施例>
次に、本発明の膜割れ検出装置の第1の変形実施例について説明する。先の実施例では、弾性波検出手段42と判断手段44との間にノイズをカットするために強度フィルタ手段68を設けたが、より確実にノイズをカットするために、周波数帯域を絞り込む第1の周波数フィルタ手段を更に設けるようにしてもよい。図4はこのような本発明の膜割れ検出装置の第1の変形実施例の一部を示す図である。図1乃至図3に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の膜割れ検出装置の第1の変形実施例について説明する。先の実施例では、弾性波検出手段42と判断手段44との間にノイズをカットするために強度フィルタ手段68を設けたが、より確実にノイズをカットするために、周波数帯域を絞り込む第1の周波数フィルタ手段を更に設けるようにしてもよい。図4はこのような本発明の膜割れ検出装置の第1の変形実施例の一部を示す図である。図1乃至図3に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
図4に示すように、ここでは強度フィルタ手段68と判断手段44との間の信号ライン66に、上記強度フィルタ手段68から出力される信号の内の所定の周波数帯域の信号を倒す第1の周波数フィルタ手段78を設けている。この第1の周波数フィルタ手段78としては、バンドパスフィルタを用いることができる。このバンドパスフィルタとして、例えば周波数が200kHzより小さい周波数と400kHzより大きい周波数をカットし、200kHz〜400kHzの周波数帯域の信号のみを通すものを用いる。後述するように、膜割れ発生に伴って発生する弾性波には、特に、300kHz程度の周波数帯で鋭い針端状の信号が含まれるので、これを検出することにより、更に検出精度を向上させることが可能となる。
<膜割れ発生の検証試験>
次に、図1乃至図3に示す膜割れ検出装置40を用いて実際に膜割れ発生の検証試験を行ったので、その評価結果について説明する。ここでは、試験材料として外径が15mm、内径が12mm、長さが1400mmの石英管2本を用意し、1本の石英管の内面及び外面の全体にシリコン窒化膜(SiN膜)を十分な厚さ(3μm)でコーティングした。他方の石英管には何ら膜をコーティングしないでそのまま用いた。
次に、図1乃至図3に示す膜割れ検出装置40を用いて実際に膜割れ発生の検証試験を行ったので、その評価結果について説明する。ここでは、試験材料として外径が15mm、内径が12mm、長さが1400mmの石英管2本を用意し、1本の石英管の内面及び外面の全体にシリコン窒化膜(SiN膜)を十分な厚さ(3μm)でコーティングした。他方の石英管には何ら膜をコーティングしないでそのまま用いた。
これらの石英管の両端を水平に支持固定した状態で中央部に垂直方向へ次第に負荷をかけて、その時に発生する弾性波をAEセンサにより検出した。図5は荷重と発生する膜割れとの関係を示すグラフであり、図5(A)は石英管に加えた荷重と膜割れの発生数(Hits:ヒット数)との関係を示し、横軸に時間をとり、右縦軸に荷重をとり、左縦軸に膜割れの発生数(Hits)をとっている。図5(B)は横軸に時間をとり、縦軸に信号の強度(Amp)をとっている。ここでは、フィルタ(図1の強度フィルタ手段68に対応)により40dB以下の信号をカットして、ノイズの侵入を防止している。
まず、両石英管に260秒間程度の間に、0〜0.05kNまで直前的に増加するように負荷を加えた。シリコン窒化膜のコーティングしていない膜無しの石英管の場合は、石英管が破断するまで膜割れ発生に関して何らヒット数はなくて”ゼロ”であった。
これに対して、シリコン窒化膜がコーティングしてある膜付きの石英管の場合は、図5(A)に示すように、荷重が0.01kN程度の当たりから膜割れ発生が生じており、荷重が増加するに従って散発的に発生している。膜割れの発生数は、横軸で40sec、85sec、100sec、140sec当たりの部分でそれぞれ最大4の膜割れ発生数をカウントしている。
図5(B)では、図5(A)中の膜割れ発生数を検出した時の弾性波の強度(dB)を示しており、グラフ中の各ポイントが膜割れの発生を示している。このグラフによると、横軸で90sec(0.015kN当たり)の時の弾性波の強度が最も大きいことが判る。これらのグラフにより、膜割れの発生は、弾性波を検出することにより捕捉できることが理解できる。
次に、図5(B)中で弾性波の信号の強度が最も大きかったポイントAの弾性波の波形を抽出して分析した。この結果を図6に示す。図6は弾性波の強度が最も大きかったポイントの波形を示す図であり、図6(A)は振幅を示し、図6(B)は図6(A)の信号をフーリエ変換して求められた周波数分布を示す。図6(A)に示すように、検出される弾性波は、非常に鋭い振幅の大きな針端状の信号が数μsec幅で表れ、その後は、振幅が弱い波形が700μsec程度続くことが判る。
そして、この時の波形の周波数を分析すると、100kHz近傍と300kHz近傍に鋭いピーク波形が表れている。この2つのピーク波形は、図示されていないが、他の弾性波の検出信号も同様に表れている。従って、ノイズの混入防止をより確実にするために、周波数の低い100kHz程度のピーク波形をカットし、周波数の高い300kHz程度のピーク波形を検出するのが好ましいことが理解できる。このため、先に図4に示す第1変形実施例では、200kHz〜400kHzの範囲内の信号のみを通す第1の周波数フィルタ手段74を用いて、300kHzを中心としたピーク波形を検出するようにしている。
<第2の変形実施例>
次に、本発明の膜割れ検出装置の第2の変形実施例について説明する。先の実施例では、判断手段44としてカウント部70と比較部72とを有するように構成したが、これに替えて、強度フィルタ手段68の出力が、特定の周波数帯域の信号を有するか否かを判断する第2の周波数フィルタ手段を用いるようにしてもよい。図7はこのような本発明の膜割れ検出装置の第2の変形実施例の一部を示すブロック図である。図7において、図1乃至図6に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の膜割れ検出装置の第2の変形実施例について説明する。先の実施例では、判断手段44としてカウント部70と比較部72とを有するように構成したが、これに替えて、強度フィルタ手段68の出力が、特定の周波数帯域の信号を有するか否かを判断する第2の周波数フィルタ手段を用いるようにしてもよい。図7はこのような本発明の膜割れ検出装置の第2の変形実施例の一部を示すブロック図である。図7において、図1乃至図6に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
ここでは、判断手段44として特定の周波数帯域の信号のみを通す第2の周波数フィルタ手段80を有している。この第2の周波数フィルタ手段80としては、例えば70kHz〜80kHzの周波数帯域の信号は通し、それ以外の周波数をカットするバンドパスフィルタを用いることができる。この70kHz〜80kHzの周波数帯域の信号は、後述するようにプローブ手段41の表面や石英製の処理容器4や石英管の表面にマイクロクラックが入る時に発生する弾性波であり、このマイクロクラックが発生すると、その表面に堆積している不要な膜にも必然的に膜割れが発生することが知られており、従って、この石英表面にマイクロクラックが発生した時には、薄膜の膜割れが多量に発生しているものと推定し、”メンテナンス処理の必要性あり”と判断する。
この第2の変形実施例は、図1乃至図6において説明した実施例と置き替えて用いていもよいし、又は信号ライン66を途中で分岐させて並列的に用いるようにしてもよい。
ここで上記マイクロクラックが発生した時の弾性波信号の解析を行ったので、その解析結果について説明する。図8は図5において得られたデータに基づいて求めたマイクロクラックの発生を解析するためのグラフであり、図8(A)は最大振幅(Amp)と波形持続時間(Dur)との関係を示すグラフ、図8(B)は最大振幅(Amp)と重心周波数(F)との関係を示すグラフ、図8(C)は最大振幅(Amp)とピーク周波数(F)との関係を示すグラフである。
ここで波形持続時間とは、AE波形(弾性波)の包絡線が一定値以上を維持している時間を指す。また重心周波数とは、周波数分析で得られた関数の積分値の重心位置を指し、以下の式で与えられる。
重心周波数(kHz)=ΣEi・Fi/ΣEi
ここでEi:周波数成分の大きさ、Fi:周波数
重心周波数(kHz)=ΣEi・Fi/ΣEi
ここでEi:周波数成分の大きさ、Fi:周波数
図8(A)及び図8(B)に示す相関を確認したところ、図8(C)に示すようにA〜Dの4つのグループに分かれることが確認できた。具体的には、各検出されたAE原形波である弾性波を図6に示すように振幅の大きさ、波形持続時間、周波数分析を行ってグループ分けを行った。図9はAE原形波と周波数分布とのグループ毎の関係を示すグラフである。図9(A)はAグループを示し、図9(B)はBグループを示し、図9(C)はCグループを示し、図9(D)はDグループを示す。左側列の図の横軸は時間をとり、縦軸は振幅をとっている。右側列の図の横軸はフーリェ変換した時の周波数をとり、縦軸は大きさをとっている。
これらのグループに所属するAE原形波(弾性波)の波形を観察すると、図9に示すように波形の特徴が異なることを確認した。これらの波形の違いはAE原形波の発生メカニズムの違いによるものと考えられ、発生頻度及びタイミングから判断して以下のA〜Dの4グループに分けられる。
Aグループ:SiN膜のマイクロクラックの発生と進展。
Bグループ:石英ガラスのマイクロクラックの発生と進展。
Cグループ:未知の現象。
Dグループ:未知の現象。
Aグループ:SiN膜のマイクロクラックの発生と進展。
Bグループ:石英ガラスのマイクロクラックの発生と進展。
Cグループ:未知の現象。
Dグループ:未知の現象。
ここで、図8(C)中のBグループに所属する弾性波は、石英表面に対してマイクロクラックが発生することが確認されており、このクラックに誘発されて膜割れが発生したことが確認されている。従って、Bグループの所属する周波数帯、すなわち図7において説明したように、70kHz〜80kHzの周波数帯の弾性波を検出することにより、石英表面に発生するマイクロクラック及びこれに伴って誘発される膜割れ発生を検出できることが判る。
<第3の変形実施例>
次に、本発明の膜割れ検出装置の第3の変形例について説明する。先の実施例では、冷却機構58として冷媒を用いたものを用いたが、これに替えて、或いはこれと共に放熱フィンを用いた冷却機構を用いてもよい。図10はこのような本発明の膜割れ検出装置の第3の変形実施例の一部を示すブロック図である。図10において、図1乃至図9に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の膜割れ検出装置の第3の変形例について説明する。先の実施例では、冷却機構58として冷媒を用いたものを用いたが、これに替えて、或いはこれと共に放熱フィンを用いた冷却機構を用いてもよい。図10はこのような本発明の膜割れ検出装置の第3の変形実施例の一部を示すブロック図である。図10において、図1乃至図9に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
ここでは上記冷却機構58として放熱フィン付きの導波棒部材を用いている。この冷却機構58の導波棒部材82は、全体がアルミニウムやステンレススチール等の金属により形成されている。この導波棒部材82として金属に限定されず、石英ブロックよりなる部材やセラミック系の材料よりなる部材を用いてもよい。具体的には、この導波棒部材82は、弾性波を伝え易い長さが数cm程度の棒体84を有しており、その両端に円板状の取付板86が設けられている。そして、この棒体84には、所定の間隔で配列された複数の放熱フィン88が取り付けられており、弾性波検出手段42のAEセンサ54の耐熱温度以下の温度まで冷却できるようになっている。
そして、この導波棒部材82を上記プローブ手段41の取付基端部50と弾性波検出手段42との間に介設させている。この取付基端部50の端面と前段の取付板86との間及び弾性波検出手段42と後段の取付板86との間にそれぞれ接触媒質56を介在させており、弾性波を効率的に伝達させるようになっている。図示例では弾性波検出手段42を付勢するバネのような弾発部材62を記載していないが、ここでもこの弾発部材を設けるようにしてもよい。この第3の変形実施例も先の第1及び第2の変形実施例と同様な作用効果を発揮することができる。
<第4の変形実施例>
次に、本発明の膜割れ検出装置の第4の変形実施例について説明する。先の実施例では、プローブ本体48における膜割れ発生の位置を特定することができなかったが、この第4変形実施例ではプローブ本体48を上下方向へ往復するように設けると共にその両端に2個の弾性波検出手段を設けて膜割れ発生の位置を特定するようにしたものである。
次に、本発明の膜割れ検出装置の第4の変形実施例について説明する。先の実施例では、プローブ本体48における膜割れ発生の位置を特定することができなかったが、この第4変形実施例ではプローブ本体48を上下方向へ往復するように設けると共にその両端に2個の弾性波検出手段を設けて膜割れ発生の位置を特定するようにしたものである。
図11はこのような本発明の膜割れ検出装置の第4の変形実施例の主要部を示す概略構成図、図12は第4の変形実施例のブロック構成図、図13は膜割れ発生位置を特定するための原理図である。図11乃至図13において、図1乃至図10に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
図11にも示すように、この第4の変形実施例においては、プローブ手段41のプローブ本体48は、処理容器4の内筒4A内にて処理容器4の高さ方向に沿って上方へ並行に延びる2本の垂直プローブ部46A、46Bを有しており、この垂直プローブ部46A、46Bの上端部は、例えば円弧状になされた連結部90により互いに連結されている。すなわち、これらの2本の垂直プローブ部46A、46B及び連結部90は全体として一本の部材となっており、例えば棒状の石英部材をその長さ方向の真中で折り返すように屈曲変形させることにより成形される。
2本の垂直プローブ部46A、46Bの下端部は共にほぼ直角に折り曲げられて取付基端部50A、50Bが設けられており、処理容器4の下端部に支持固定されている。そして、図12にも示すように、上記各垂直プローブ部46A、46Bの各端部に位置する取付基端部50A、50Bの端面側に、それぞれ弾性波検出手段42A、42Bが設けられる。そして、この弾性波検出手段42A、42Bの後段側には、それぞれ強度フィルタ手段68A、68B、判断手段44A、44B及び表示部45A、45Bが設けられており、膜割れ発生を検出できるようになっている。
ここでの上記各構成は、先の第1〜第3の変形実施例が適用でき、また、上記強度フィルタ手段68A、68B、判断手段44A、44B及び表示部45A、45Bをそれぞれ共通にして用いることもできる。そして、この第4の変形実施例では、上記2つの弾性波検出手段42A、42Bの検出結果に基づいて膜割れ発生の位置を特定する膜割れ位置特定手段94が設けられている。この膜割れ位置特定手段94では、2本の垂直プローブ部46A、46B及び連結部90を有する上記プローブ本体48を一本の部材として捉え、その長さ方向のどの位置で膜割れが発生したか、という点について特定する。
具体的には、図13に示す原理図のようにプローブ本体48(46A、46B)の両端部にそれぞれ弾性波検出手段42A、42Bが設けられ、長さ方向の中央部から左側へ距離Lの位置で膜割れが発生したものと仮定する。そして、膜割れが発生した後、T1秒後に一方の弾性波検出手段42Aで弾性波が検出され、T2秒後に他方の弾性波検出手段42Bで弾性波が検出されたものとする。すると、上記距離Lは、以下の式で求めることができる。
L=[(T1−T2)×C]/2
C:プローブ本体を伝達する弾性波の伝達速度
T1−T2:時間差
このように、この第4の変形実施例では、先の第1〜第3の変形実施例と同様な作用効果を発揮できるのみならず、上記距離Lを求めることにより、処理容器4内の高さ方向におけるどの位置で膜割れが発生したか特定することができる。このように、膜割れの発生を特定することにより、プロセス処理等の運用の最適化に寄与することができる。
C:プローブ本体を伝達する弾性波の伝達速度
T1−T2:時間差
このように、この第4の変形実施例では、先の第1〜第3の変形実施例と同様な作用効果を発揮できるのみならず、上記距離Lを求めることにより、処理容器4内の高さ方向におけるどの位置で膜割れが発生したか特定することができる。このように、膜割れの発生を特定することにより、プロセス処理等の運用の最適化に寄与することができる。
<第5の変形実施例>
次に、本発明の膜割れ検出装置の第5の変形実施例について説明する。先の第4の変形実施例では、プローブ本体48の高さ方向の膜割れ発生の位置を特定することができるが、処理容器4の周方向における膜割れ発生の位置は特定することができない。この第4の変形実施例では、プローブ本体48の高さ方向のみならず、処理容器4の周方向における膜割れ発生の位置を特定するようにしたものである。図14はこのような本発明の膜割れ検出装置の第5の変形実施例の主要部を示す構成図である。図14において、図1乃至図13に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の膜割れ検出装置の第5の変形実施例について説明する。先の第4の変形実施例では、プローブ本体48の高さ方向の膜割れ発生の位置を特定することができるが、処理容器4の周方向における膜割れ発生の位置は特定することができない。この第4の変形実施例では、プローブ本体48の高さ方向のみならず、処理容器4の周方向における膜割れ発生の位置を特定するようにしたものである。図14はこのような本発明の膜割れ検出装置の第5の変形実施例の主要部を示す構成図である。図14において、図1乃至図13に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して、その説明を省略する。
図14に示すように、この第5の変形実施例においては、図11において説明したような2本の垂直プローブ部46A、46B等を有するようなプローブ手段41における連結部90として、処理容器4の周方向へほぼ一周するようにして延びるリング状水平プローブ部98が設けられている。すなわち、2本の垂直プローブ部46A、46Bの上端同士が上記リング状水平プローブ部98により連結されている。このリング状水平プローブ部98も石英やSiC等により前述したと同様な棒状に形成されている。
これにより、リング状水平プローブ部98は、半導体ウエハWの外周側に沿って配置された状態となっている。そして、このようなプローブ手段41は、複数個、例えば3個設けられており、プローブ手段41A、41B、41Cとして表している。そして、各プローブ手段41A〜41Cのリング状水平プローブ部98A、98B、98Cは高さ位置を互いに異ならせて配置されている。ここでは、3つのリング状水平プローブ部98A〜98Cを、処理容器4の高さ方向を3つに区分してなるトップゾーン、ミドルゾーン及びボトムゾーンに対応させて設けている。
そして、上記各プローブ手段41A〜41Cに対して、それぞれ第4の変形実施例で説明したと同様に2つの弾性波検出手段42等を設けて膜割れ発生の検出及び膜割れ発生の位置を特定できるようになっている。
この第5の変形実施例の場合にも、先の第1〜第4の変形実施例と同様な作用効果を発揮することができるのみならず、処理容器4内の周方向における膜割れ発生の位置も特定することができる。ここでは3個のプローブ手段41A〜41Cを設けたが、これに限定されず、更に多くの数のプローブ手段を設けてもよいし、或いは上記3個の内のいずれか1個又は2個のプローブ手段を設けるようにしてもよい。
尚、以上の各実施例では、処理容器4及びプローブ手段41の構成材料として耐熱性石英を用いた場合を例にとって説明したが、これに限定されず、SiC(シリコンカーバイト)、ポリシリコン等を用いるようにしてもよい。また、ここでは処理容器4として2重管構造のものを用いたが、これに限定されず、いわゆる単管構造の処理容器の場合にも本発明を適用することができるのは勿論である。
また、本実施例では、薄膜としてシリコン窒化膜を成膜する場合を例にとって説明したが、これに限定されず、どのような薄膜を形成する場合にも、本発明を適用することができる。また、ここでは被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、この半導体ウエハにはシリコン基板やGaAs、SiC、GaNなどの化合物半導体基板も含まれ、更にはこれらの基板に限定されず、液晶表示装置に用いるガラス基板やセラミック基板等にも本発明を適用することができる。
2 成膜装置
4 処理容器
10 ウエハボート(保持手段)
28 ガス供給手段
36 排気系
38 加熱手段
40 膜割れ検出装置
41 プローブ手段
42 弾性波検出手段
44 判断手段
45 表示部
46 垂直プローブ部
48 プローブ本体
50 取付基端部
54 AEセンサ
68 強度フィルタ手段
70 カウント部
72 比較部
78 第1の周波数フィルタ部
80 第2の周波数フィルタ部
94 膜割れ位置特定手段
98 リング状水平プローブ部
4 処理容器
10 ウエハボート(保持手段)
28 ガス供給手段
36 排気系
38 加熱手段
40 膜割れ検出装置
41 プローブ手段
42 弾性波検出手段
44 判断手段
45 表示部
46 垂直プローブ部
48 プローブ本体
50 取付基端部
54 AEセンサ
68 強度フィルタ手段
70 カウント部
72 比較部
78 第1の周波数フィルタ部
80 第2の周波数フィルタ部
94 膜割れ位置特定手段
98 リング状水平プローブ部
Claims (25)
- 被処理体を収容する処理容器を有すると共に前記被処理体の表面に薄膜を形成する成膜装置に設けられて膜割れ検出操作を行う膜割れ検出装置において、
前記処理容器内に設けられたプローブ手段と、
前記プローブ手段の端部に取り付けられて弾性波を検出する弾性波検出手段と、
前記弾性波検出手段の検出結果に基づいて前記処理容器のメンテナンスの要否を判断する判断手段と、
を備えたことを特徴とする膜割れ検出装置。 - 前記プローブ手段は、前記処理容器の高さ方向に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の膜割れ検出装置。
- 前記プローブ手段は、下端部が前記処理容器の下端部に固定されて前記処理容器の高さ方向に沿って延びる垂直プローブ部を有するプローブ本体を備えることを特徴とする膜割れ検出装置。
- 前記プローブ本体は、下端部が前記処理容器の下端部に固定されると共に前記処理容器の高さ方向に沿って上方へ並行して延びて上端部が互いに連結されてなる2本の垂直プローブ部を有することを特徴とする請求項2記載の膜割れ検出装置。
- 前記弾性波検出手段は、前記垂直プローブ部の各端部側にそれぞれ設けられ、前記弾性波検出手段の検出結果に基づいて膜割れ発生の位置を特定する膜割れ位置特定手段が設けられることを特徴とする請求項4記載の膜割れ検出装置。
- 前記プローブ本体は、
下端部が前記処理容器の下端部に固定されると共に前記処理容器の高さ方向に沿って上方へ並行して延びる2本の垂直プローブ部と、
前記処理容器の周方向へほぼ一周するように延びると共に前記2本の垂直プローブ部の上端同士に連結されてなるリング状水平プローブ部とを有することを特徴とする請求項3記載の膜割れ検出装置。 - 前記プローブ手段は、複数個設けられ、各プローブ本体の前記リング状水平プローブ部の高さ位置は互いに異ならせて配置されていることを特徴とする請求項6記載の膜割れ検出装置。
- 前記弾性波検出手段は、前記垂直プローブ部の各端部側にそれぞれ設けられ、前記弾性波検出手段の検出結果に基づいて膜割れ発生の位置を特定する膜割れ位置特定手段が設けられることを特徴とする請求項6又は7記載の膜割れ検出装置。
- 前記プローブ手段は、中空な棒状又は中実な棒状になされていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記プローブ手段は、前記処理容器と同じ材料により形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記処理容器は、内筒と外筒の2重管構造よりなり、前記プローブ手段は、前記内筒の内側に位置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記弾性波検出手段より出力される信号の内の一定の強度以上の信号を弾性波検出信号として出力する強度フィルタ手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記強度フィルタ手段から出力される信号の内の所定の周波数帯域の信号を通す第1の周波数フィルタ手段を有することを特徴とする請求項12記載の膜割れ検出装置。
- 前記判断手段は、前記弾性波検出信号の検出回数を求めるカウント部と、
前記カウント部の出力と予め設定された基準値とを比較する比較部と、
を有することを特徴とする請求項12又は13記載の膜割れ検出装置。 - 前記カウント部は、前記処理容器に対する直近のメンテナンス処理を行った後の累積値を求めることを特徴とする請求項14記載の膜割れ検出装置。
- 前記カウント部は、間欠的に測定した単位時間毎の累積値を求めることを特徴とする請求項14記載の膜割れ検出装置。
- 前記カウント部は、単位時間毎に前記弾性波検出信号の検出回数を求めることを特徴とする請求項14記載の膜割れ検出装置。
- 前記カウント部は、単位時間毎に前記弾性波検出信号の検出回数を求めると共に、該単位時間毎の検出回数の増加傾向を求めることを特徴とする請求項14記載の膜割れ検出装置。
- 前記判断手段は、前記強度フィルタ手段の出力が、特定の周波数帯域の信号を有するか否かを判断する第2の周波数フィルタ手段を有することを特徴とする請求項12記載の膜割れ検出装置。
- 前記膜割れ検出操作は、前記処理容器の昇温中、降温中及び前記薄膜の成膜中に行われることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記判断手段の判断結果を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記弾性波検出手段には、前記弾性波検出手段を冷却するための冷却機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記プローブ手段と前記弾性波検出手段との間には、導波棒部材が介在されていることを特徴とする請求項1乃至22のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置。
- 前記導波棒部材には、放熱フィンが設けられることを特徴とする請求項23記載の膜割れ検出装置。
- 被処理体に対して薄膜を形成する成膜装置において、
前記被処理体を収容する処理容器と、
前記被処理体を保持する保持手段と、
前記被処理体を加熱する加熱手段と、
前記処理容器内へガスを供給するガス供給手段と、
前記処理容器内の雰囲気を排気する排気系と、
請求項1乃至24のいずれか一項に記載の膜割れ検出装置と、
成膜装置全体の動作を制御する装置制御部と、
を備えたことを特徴とする成膜装置。
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