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JP2014022220A - 電池用電極の製造方法および電池用電極製造装置 - Google Patents

電池用電極の製造方法および電池用電極製造装置 Download PDF

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JP2014022220A JP2012160659A JP2012160659A JP2014022220A JP 2014022220 A JP2014022220 A JP 2014022220A JP 2012160659 A JP2012160659 A JP 2012160659A JP 2012160659 A JP2012160659 A JP 2012160659A JP 2014022220 A JP2014022220 A JP 2014022220A
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Abstract

【課題】基材の表面に活物質の層を形成する電池用電極の製造方法およびその製造装置において、厚膜の活物質層を良好に形成することのできる技術を提供する。
【解決手段】集電体となる金属製シートを一定速度で搬送し(ステップS101)、その搬送経路上において、高粘度の第1塗布液の塗布およびその乾燥による骨格パターンの形成(ステップS102、S103)、低粘度の第2塗布液による活物質膜の形成(ステップS104、S105)、形成された活物質膜へのプレス処理(ステップS106)を順次実行してシートを巻き取る(ステップS107)。高粘度の第1塗布液でシート表面からの突出高さの大きいパターンを部分的に形成することで、低粘度の第2塗布液の広がりを抑制して厚膜の活物質層を形成することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、基材の表面に活物質の層を設けた構造を有する電池用電極を製造する方法およびその製造装置に関するものである。
例えばリチウムイオン二次電池などの化学電池の製造技術においては、集電体層と活物質層とを積層してなる電極を製造する方法の1つとして、シート状の基材の表面に活物質材料を含む液体を塗布する方法が知られている。例えば特許文献1に記載の技術では、ダイコーターのノズルをローラに対向配置し、ローラに巻き掛けられたシート状の集電体の表面にノズルから吐出させた活物質を含むスラリーを塗布することで、集電体の表面に活物質層を形成する。
特開2010−232073号公報(例えば、図2)
ところで、電池の高容量化を図るためには、電極を構成する活物質の量を増加させる必要がある。このため、活物質層の厚膜化が必要となってくるが、上記従来技術ではこのような要求に応じることが難しい。その理由は以下の通りである。塗布により均一な膜を得るという塗布均一性の点からは低粘度のスラリーを用いることが好ましいが、その流動性の高さに起因して厚い膜を得にくくなる。一方、高粘度のスラリーを用いた場合、塗布速度を遅くする必要があるため生産性が低下するほか、塗布均一性が低下したり、乾燥硬化時の収縮によるクラックが発生しやすくなるなどの問題がある。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、基材の表面に活物質の層を形成する電池用電極の製造方法およびその製造装置において、厚膜の活物質層を良好に形成することのできる技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる電池用電極の製造方法は、上記目的を達成するため、基材の表面に対し活物質を含むペースト状の第1塗布液を部分的に塗布して、前記基材表面を部分的に被覆し前記基材表面から突出する凸部を前記活物質により形成する第1工程と、前記凸部が形成された前記基材表面に対し、前記活物質を含み前記第1塗布液より低粘度の第2塗布液を塗布して、前記凸部に覆われていない前記基材表面を前記第2塗布液に含まれる前記活物質により覆う第2工程とを備えている。
また、この発明にかかる電池用電極製造装置は、上記目的を達成するため、基材を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路上の第1位置で前記基材の表面に対向する第1ノズルを有し、該第1ノズルから基材の表面に対し活物質を含むペースト状の第1塗布液を部分的に塗布する第1塗布手段と、前記基材の搬送方向において前記第1位置よりも下流の第2位置で前記基材の表面に対向する第2ノズルを有し、該第2ノズルから基材の表面に対し前記活物質を含み前記第1塗布液より低粘度の第2塗布液を塗布する第2塗布手段とを備えている。
このように構成された発明では、第1塗布液は基材表面の全体に均一に行き渡ることを求められずその表面を部分的に覆えばよいので、高粘度であってよい。したがって、比較的高粘度のペースト状の第1塗布液を用いるにより、基材表面から突出しその突出高さが大きな活物質の凸部を形成することができる。そして、より低粘度の第2塗布液が塗布される際、先に形成された凸部によって第2塗布液の周囲への流出が阻止あるいは抑制されるため、凸部が形成されていない場合に比べ、第2塗布液は塗布直後の位置により長く留まる。こうして第2塗布液が基材表面に沿って流れ広がることが抑制されるため、比較的低粘度の第2塗布液であっても均質で厚膜の活物質層を形成することができる。そして、第2塗布液による塗布層内に凸部が点在することで活物質層を補強する骨格として作用するため、基材表面からの剥がれや乾燥硬化時の収縮によるクラックの発生等が抑えられ、厚膜かつ良質の活物質層が得られる。
このように、本発明では、比較的高粘度の第1塗布液により形成される突出高さが大きな活物質の凸部と、より低粘度の第2塗布液により形成される均質な活物質の膜とを組み合わせた活物質層を形成することにより、基材表面に厚膜の活物質層を良好に形成することが可能となる。
本発明の電池用電極の製造方法において第1塗布液を基材表面に塗布する具体的態様として、例えば、第1塗布液を吐出する第1ノズルを基材表面に対して相対移動させるようにしてもよい。高粘度のペースト状塗布液をノズルから吐出させて塗布液による高アスペクト比のパターンを形成する技術が実用化されており、このような技術を本発明に適用することで、活物質による厚膜を良好に形成することが可能となる。
また例えば、上記した第1ノズルと、第2塗布液を吐出する第2ノズルとを互いに離隔させて配置し、基材を搬送して第1ノズルとの対向位置、第2ノズルとの対向位置の順に通過させることで、第1工程および第2工程を順に実行するようにしてもよい。こうすることで、例えば長尺の電池用電極を連続的に製造することができる。
また例えば、第2工程では、基材表面の一部に第2塗布液で覆わない露出領域を設けるようにしてもよい。こうすることで、乾燥硬化時の収縮に起因する活物質層のクラック等をより効果的に抑制することができ、また完成後の電池用電極が折り曲げられた際の活物質層の剥がれや損傷についても未然にこれを防止することが可能となる。
また例えば、第1工程と第2工程との間に、基材表面に塗布された第1塗布液を乾燥硬化させる乾燥工程を設けてもよい。このように第1塗布液による凸部を確実に硬化させた状態で第2塗布液を塗布することで、活物質の厚膜をより確実に形成することが可能となる。
また例えば、第2工程後に、基材表面に塗布された第2塗布液を乾燥硬化させる第2乾燥工程を備えてもよい。低粘度の第2塗布液は一般的にその硬化に比較的長い時間を要すると考えられるから、第2乾燥工程を設けてその乾燥硬化を促進させることで、短時間で次の処理を開始することができる。
例えば、第2乾燥工程後に、基材表面に活物質により形成された層を加圧するプレス工程を備えてもよい。こうすることで活物質層がより高密度化され、電気的特性の良好な、具体的にはより高容量の電池用電極を製造することが可能となる。第2工程後に第2乾燥工程を設けたことにより、プレス工程を早いタイミングで実行することができ、また未硬化の層が加圧により潰れてしまうことが回避される。
また例えば、第1塗布液を吐出する複数の吐出口を列状に並べた第1ノズルを用いれば、互いに離隔した複数の線状パターンを凸部として形成することができる。これにより、線状パターンの延設方向に直交する方向への第2塗布液の広がりが効果的に抑制される。
また例えば、第2ノズルは、基材の搬送方向に直交する幅方向における開口長が、第1ノズルの吐出口よりも大きい吐出口を有するものであってもよい。こうすることで、第2塗布液を基材表面の広範囲に効率よく塗布することができる。
また例えば、基材の搬送方向において第2位置よりも下流の第3位置で基材に塗布された第2塗布液を加熱する加熱手段と、基材の搬送方向において第3位置よりも下流の第4位置で基材に塗布された第1塗布液および第2塗布液を基材とともに加圧する加圧手段とを備えるようにしてもよい。基材に塗布された第2塗布液を加熱することでその乾燥硬化を促進させることができる。また、基材に塗布された第1塗布液および第2塗布液を基材とともに加圧することで、第1および第2塗布液が乾燥硬化することにより形成されたっ活物質の層をより高密度化して、高容量の電池用電極を製造することが可能となる。
この発明によれば、比較的高粘度の第1塗布液により形成される突出高さが大きな活物質の凸部と、より低粘度の第2塗布液により形成される均質な活物質の膜とを組み合わせた活物質層を形成することにより、基材表面に厚膜の活物質層を良好に形成することができる。
この発明にかかる電池用電極製造装置の一実施形態の概略構成を示す図である。 第1ノズルの構造および機能を示す図である。 第2ノズルの構造および機能を示す図である。 この電極製造装置による電極製造プロセスを示すフローチャートである。 活物質膜の他の例を示す図である。 骨格パターンの他の例を示す図である。
図1はこの発明にかかる電池用電極製造装置の一実施形態の概略構成を示す図である。この電池用電極製造装置(以下、「電極製造装置」と略称する)1は、例えばリチウムイオン二次電池の電極として用いられる電池用電極の製造プロセスの動作主体となる製造ユニット10と、これを制御する制御ユニット20とを備えている。電極製造装置1は、完成後の電池において集電体として機能する金属製のシートSを基材として、その表面に活物質材料を塗布して活物質層を形成することで、集電体と活物質とが積層された電池用電極を製造するための装置である。
以後の説明のために、図1に示すようにXYZ座標軸を設定する。ここでXY平面が水平面であり、Z軸は鉛直軸と一致する。Z軸における正方向は鉛直上向き方向である。
製造ユニット10は、ロール状に巻回された活物質形成前のシートSを保持するとともにシートSを一定速度で送り出す供給ローラ11と、活物質層が形成された後のシートSを巻き取る巻き取りローラ12とを備えている。シートSはこれらのローラに掛け渡されており、ローラの回転に伴って矢印方向Dtに一定速度で搬送される。図1の例では、供給ローラ11および巻き取りローラ12はそれぞれY軸と平行な回転軸を有しており、制御ユニット20に設けられたローラ駆動部21からの駆動信号に応じてローラ11,12が回転することで、シートSはX軸に平行な方向に搬送される。すなわち、この例ではシートSの搬送方向DtはX方向である。
搬送方向Dtに搬送されるシートSの搬送経路に沿って、その上流側から順に、第1ノズル13、乾燥用の第1ヒータ141、第2ノズル15、乾燥用の第2ヒータ142およびプレスローラ16が、それぞれシートSの上面に対向するように配置されている。したがって、シートS表面の1点に着目すると、当該点は第1ノズル13との対向位置(第1位置)、第1ヒータ141との対向位置、第2ノズル15との対向位置(第2位置)、第2ヒータ142およびプレスローラ16それぞれとの対向位置(第3位置および第4位置)を順番に通過することになる。
第1ノズル13は、制御ユニット20に設けられた第1塗布液供給部23から活物質を含む第1塗布液の供給を受けて、第1塗布液をシートS表面に塗布する。同様に、第2ノズル15は、制御ユニット20に設けられた第2塗布液供給部25から活物質を含む第2塗布液の供給を受けて、第2塗布液をシートS表面に塗布する。第1ノズル13および第2ノズル15の構造および機能の詳細については後に説明する。シートS下面側で第1ノズル13および第2ノズル15に対応する位置には、バックアップローラ17,18がそれぞれ設けられている。
第1ヒータ141および第2ヒータ142は、制御ユニット20に設けられたヒータ制御部24によりそれぞれ所定の温度に制御される。第1ヒータ141は第1ノズル13からシートS表面に塗布された第1塗布液を加熱してその乾燥を促進する。一方、第2ヒータ142は第2ノズル15からシートS表面に塗布された第2塗布液を加熱してその乾燥を促進する。プレスローラ16はバックアップローラ19とともに、第2塗布液塗布後のシートSを挟んで加圧する。制御ユニット20は、前述した各構成の他に、上記各ローラを駆動するためのローラ駆動部21を備えている。
ここで、この製造プロセスに用いられる材料としては、例えば次のようなものが挙げられる。例えばリチウムイオン電池の正極電極を製造するプロセスでは、集電体となるシートSとして例えばアルミニウム箔を用いることができる。また、この場合の活物質(正極活物質)としては例えばLiCoO(LCO)を主体とするもの、LiNiO2またはLiFePO4、LiMnPO4、LiMn24、またLiMeO2(Me=MxMyMz;Me、Mは遷移金属、x+y+z=1)で代表的に示される化合物、例えばLiNi1/3Mn1/3Co1/32、LiNi0.8Co0.15Al0.052などを用いることができる。
また例えば、リチウムイオン電池の負極電極を製造するプロセスでは、集電体となるシートSとして例えば銅箔を用いることができる。また、この場合の活物質(負極活物質)としては例えばLiTi12(LTO)を主体としたもの、またはC、SiまたはSnなどを用いることができる。
活物質を含む第1塗布液および第2塗布液としては、上記した活物質材料の他に、導電助剤としてのアセチレンブラックまたはケッチェンブラック、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンラバー(SBR)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)などを混合したものを用いることができる。
このような材料を混合してなる塗布液の組成比を変えることで、その粘度を適宜に調整することが可能である。比較的高粘度の第1塗布液としては、粘度を500Pa・sないし10000Pa・sとしたペースト状のものが好適である。一方、比較的低粘度の第2塗布液としては、粘度を10Pa・sないし500Pa・sとしたものが好適である。
なお、2種類の塗布液の組み合わせにおいては、それらの粘度とともにこれ以外の物性値が異なっていてもよい。この種の塗布による膜形成技術においては、例えば、塗布液中の結着剤(バインダ)の量を増加させることで、形成される膜の強度を増大させたり、厚膜化を容易にすることができる。また、導電助剤の量を増加させることで、活物質層の内部抵抗を低下させ充放電特性を向上させることができる。また、活物質の割合を増加させることでさらなる高容量化を図ることができる。後述するようにこの実施形態では2種類の塗布液により活物質層を構成するので、それぞれの塗布液で形成される活物質パターンにそれぞれ異なる特性を与えることで、電極としての機能のさらなる向上を図る余地がある。
図2は第1ノズルの構造および機能を示す図である。より詳しくは、図2(a)は第1ノズル13による第1塗布液の塗布の様子を模式的に示す図であり、図2(b)は第1ノズル13の下面の構造を示す図である。また、図2(c)は第1ノズル13により塗布された第1塗布液により形成される活物質パターンの断面形状を示す図である。
図2(b)に示すように、第1ノズル13の下面131には矩形形状に開口し第1塗布液を吐出する複数個(この例では8個)の吐出口132がY方向に沿って列状に等間隔で穿設されている。図2(a)に示すように、第1ノズル13は、シートSの上面に近接対向配置され、しかも、吐出口132が設けられた下面131を真下ではなくX方向に傾けた状態で、図示を省略する支持部材により支持されている。
吐出口132の開口サイズを例示するが、吐出口の寸法や形状はここに記載のものに限定されず任意である。この実施形態における第1ノズル13の吐出口132のサイズは、X方向の開口長X11が例えば20μmないし100μmである。またY方向の開口長Y11が例えば50μmないし200μmである。また、隣接する吐出口132,132のY方向における間隔Y12は、例えば200μmないし2mmである。
シートSが搬送方向Dtに搬送された状態で第1ノズル13が吐出口132から第1塗布液を吐出すると、シートSの上面には搬送方向Dt(すなわちX方向)に沿って延びる互いに平行な複数の第1塗布液によるラインが形成される。これが乾燥硬化することで、シートS表面に互いに平行なライン状の複数の活物質パターンP1が形成される。このとき、第1塗布液として比較的高粘度のペースト状に調製された混合物を用いることにより、図2(c)に示すように、吐出直後の形状がほぼ維持されて断面のアスペクト比(パターン幅に対する高さの比)の高い活物質パターンを形成することができる。
この実施形態では、シート搬送方向Dtにおいて第1ノズル13の下流側に乾燥用ヒータ141が設けられており、シートS表面に塗布された第1塗布液は第1ヒータ141からの熱によってその乾燥硬化が促進されるため、さらに塗布直後の形状が良好に保たれた活物質パターンP1が形成可能である。なお、活物質パターンP1は後に塗布される低粘度の第2塗布液の周囲への流出を抑制する目的で形成されるものであるから、その目的が達成される限りにおいて活物質パターンP1が完全に硬化していることを要するものではない。特に粘度の高い第1塗布液はそれ自体が第2塗布液の広がりを食い止める作用を有するからである。したがって、第1塗布液の粘度にもよるが、第1ヒータ141を設けず第1塗布液塗布後の加熱乾燥を省略してもよい。
図3は第2ノズルの構造および機能を示す図である。より詳しくは、図3(a)は第2ノズル15による第2塗布液の塗布の様子を模式的に示す図であり、図3(b)は第2ノズル15の下面の構造を示す図である。また、図3(c)は第2ノズル15により塗布された第2塗布液により形成される活物質パターンの断面形状を示す図である。
図3(b)に示すように、第2ノズル15の下面151には矩形形状に開口し第2塗布液を吐出する1個または複数個(この例では2個)の吐出口152が穿設されている。第2ノズル15の吐出口152は、第1ノズル13の吐出口132に比べてY方向における開口長が大きくなっている。具体的には、X方向の開口長X21は第1ノズル13におけるものと同様、例えば20μmないし100μmである。一方、Y方向の開口長Y21は、例えば200μmないし10mmである。また、吐出口152をY方向に複数並べて設ける場合、その間隔Y22は第1ノズル13におけるものと同様で、例えば200μmないし2mmである。
図3(a)に示すように、第2ノズル15は、シートSの上面に近接対向配置され、しかも、吐出口152が設けられた下面151を真下ではなくX方向に傾けた状態で、図示を省略する支持部材により支持されている。
シートSが搬送方向Dtに搬送された状態で第2ノズル15が吐出口152から第2塗布液を吐出する。第2塗布液としては、活物質を含み第1塗布液よりも低粘度に調製された混合液が用いられる。幅広の吐出口152からシートSに吐出された低粘度の第2塗布液はシートSの表面に沿って流れ広がろうとするが、先にX方向に延設されたライン状の活物質パターンP1により、Y方向への広がりが阻止される。つまり、塗布された第2塗布液は、ライン状に形成された活物質パターンP1によって挟まれたシートSの露出表面Seに留まる。このため、図3(a)および図3(c)に示すように、第2塗布液は露出表面Seを覆うように広がった状態で硬化する。その結果、先に形成されていた活物質パターンP1の隙間を埋めるように、第2塗布液による活物質パターンP2が形成される。こうして形成された活物質パターンP1,P2は一体として電池用電極における活物質層として機能する。
第2塗布液は低粘度であるため、第1塗布液による活物質パターンP1がない状態でシートSの表面に供給された場合には、その流動性によりシートSの表面に沿って大きく広がる。このため、厚い活物質膜を形成することが困難である。一方、高粘度の第1塗布液のみで厚膜を形成しようとした場合、高粘度の塗布液を広い面積に均一に押し出すことが難しいため膜の均一性が損なわれやすい。これを防止するには塗布液の吐出速度を小さくする必要があり、電極製造のスループットが低下してしまう。また、形成された活物質層がシートSに密着せず剥がれやすくなったり、乾燥硬化時の収縮によって活物質層にクラックが生じるなどの問題もある。
これに対して、本実施形態では、予め高粘度の第1塗布液により形成した活物質パターンP1によって低粘度の第2塗布液の広がりを抑制することで、第2塗布液により形成される活物質パターンP2の厚さを大きくすることができる。高粘度の第1塗布液はシートSの表面全体を均一に覆う必要はなく、第2塗布液の広がりを抑制できる程度にシートS表面を部分的に覆うことができればよい。そして、第1塗布液の塗布範囲を部分的なものに留めることで、上記した高粘度の塗布液における諸問題を回避することができる。また、シートS表面からの突出高さが高いほど第2塗布液を多く留めることができるから、高粘度の第1塗布液を用いて高アスペクト比のパターンを形成することが好ましい。
このように、第1塗布液により形成される活物質パターンP1は、後に塗布される第2塗布液をその周りに留まらせて硬化させることで第2塗布液による活物質の膜厚を確保する機能を有するものである。この意味において、活物質パターンP1は、第1塗布液と第2塗布液とによって最終的に形成される活物質膜の中でいわば骨格としての作用を有するものであり、以下では第1塗布液による活物質パターンP1を「骨格パターン」と称することがある。
なお、この実施形態では、図3(b)に示すように第2ノズル15の吐出口152が2つに分かれている。これに起因して、図3(a)および図3(c)に符号Seaで示すように、シートSの露出表面Seの一部は第2塗布液で覆われず露出した状態のままとなっている。このように第2塗布液の塗布後にも露出領域Seaを残存させる目的は以下の通りである。第1に、第2塗布液が乾燥硬化する際の収縮に起因して活物質膜に加わる応力を緩和して、クラックの発生を防止する。第2に、完成後の電極が後工程において折り曲げ等の加工を受けた場合に当該部分が選択的に屈曲するようにして、膜の剥がれや損壊を防止する。
互いに異なる2種の塗布液で形成された2種の活物質パターンP1,P2をより密着させて一体化するとともに活物質層をより高密度化するために、この実施形態では、図1に示すように、第2塗布液が塗布され加熱乾燥された後のシートSをプレスローラ16がバックアップローラ19とともに挟み込んで加圧することでプレス処理を行う。プレス処理されたシートSは巻き取りローラ12によって巻き取られる。
第2塗布液は低粘度であり、一般的には第1塗布液よりも硬化に長い時間を要する。そのため、第2塗布液の塗布後に加熱による乾燥硬化の促進を行うことは、その後の作業を遅滞なく行うという目的において、第1塗布液塗布後の加熱よりもその重要度が高い。また、特に塗布後にプレス処理を行うプロセスにおいては、未硬化の塗布液を加圧しても、塗布液が流動して周囲に押し出されることで層が潰れてしまい、活物質層の高密度化という目的を達成することが難しい。この意味において、第2塗布液の塗布後、プレス処理の前に塗布液の乾燥硬化を促進する工程を設けて第2塗布液を硬化させておくことが望ましい。本実施形態では、第2ヒータ142がこの役割を担っている。
図4はこの電極製造装置による電極製造プロセスを示すフローチャートである。実際の製造プロセスでは、連続した長尺のシートの搬送経路に沿った各位置で、以下の各処理ステップが併行して実行される。供給ローラ11の回転によってシートSの搬送が開始されると(ステップS101)、シートS表面に対して第1ノズル13から高粘度の第1塗布液が塗布されて骨格パターンが形成される(ステップS102)。骨格パターンは第1ヒータ141による乾燥処理(第1乾燥処理)を受けて硬化し(ステップS103)、続いて低粘度の第2塗布液が骨格パターンで挟まれたシートSの露出表面Seに塗布され(ステップS104)、第2ヒータ142による乾燥処理(第2乾燥処理)を受けて活物質膜が形成される(ステップS105)。2種類の塗布液で形成された活物質膜はプレス処理を受けて一体化されるとともに高密度化され(ステップS106)、巻き取りローラ12により巻き取られる(ステップS107)。なお、前述したように、第1塗布液塗布後の乾燥処理(ステップS103)については省略してもよい。
以上のように、この実施形態では、シートS表面に活物質膜を形成するのに際して、高粘度の第1塗布液と、より低粘度の第2塗布液とを用いている。より具体的には、第1塗布液を塗布してシートS表面を部分的に覆い、かつシート表面からの突出高さの大きい骨格パターンを形成する。次いで、第1塗布液に覆われていないシートSの露出表面に第2塗布液を塗布する。これにより、第1塗布液および第2塗布液に含まれる活物質による膜がシートS表面に形成される。第2塗布液が塗布される際、先に形成されている骨格パターンによって低粘度の第2塗布液が流れ広がることが抑制され、第2塗布液は塗布直後の位置近傍に留まった状態で硬化する。そのため、この実施形態では、厚膜の活物質膜を形成することが可能である。
この実施形態では、シート表面からの突出高さの大きいパターンを形成することができるが単独では良好な膜質を得ることが難しかった高粘度の第1塗布液と、シート表面によく密着し均質な膜を形成することができるが厚膜化が困難であった低粘度の第2塗布液とを組み合わせて用いる。これにより、シートSからの剥がれが生じにくく厚膜で膜質の良好な活物質膜を形成することが可能となった。その結果、この実施形態では、厚膜で良質の活物質膜を有する電池用電極を製造することが可能となっている。
第1塗布液による骨格パターンは、所定方向に搬送されるシートS表面に対して第1ノズル13に設けられた複数の吐出口から第1塗布液を吐出させることにより形成される。このような塗布方法はいわゆるノズルディスペンス方式によるものであり、ノズルディスペンス方式では高粘度の液体を制御性よく対象物に塗布する技術が実用化されている。したがって、本実施形態においても、シート表面からの高さおよび断面形状の安定した骨格パターンを形成することが可能である。
より低粘度の第2塗布液については、対象物の広い面積に塗布液を均一に供給することのできる種々の塗布方法により塗布することが可能である。この実施形態では、第1塗布液と同様にノズルディスペンス方式を採用し、第1ノズル13の吐出口よりも幅広の吐出口を有する第2ノズル15を用いて第2塗布液をシートSに塗布する。第1塗布液の場合と類似の塗布方法を適用することで、一定速度で搬送されるシートSに対して2種類の塗布液の塗布を連続的に行うことが容易となる。なお、この場合、幅が広く高さが小さいスリット状の吐出口から第2塗布液が吐出されるので、スリットコート方式による塗布とみることもできる。
また、この実施形態では、シートSの全面を第2塗布液で覆うのではなく、その一部を露出させた状態にしている。このようにすると、第2塗布液の乾燥時の収縮に起因する活物質膜のクラックやシートSからの剥がれを防止することができる。また、完成後の電極が折り曲げられた際にクラックや剥がれが生じるのを防止することもできる。
また、この実施形態は、第1塗布液の塗布直後にこれを第1ヒータ141で加熱することで、その乾燥硬化を促進している。このようにすると、吐出された直後の断面形状を維持した状態で第1塗布液を硬化させることができ、シート表面からの高さの大きい骨格パターンを制御性よく形成することが可能となる。その結果、活物質膜の厚さをより大きくかつ均一なものとすることができる。なお、前記した通り、この場合の乾燥処理は省略してもよい場合もある。
また、この実施形態は、第2塗布液の塗布後に第2ヒータ142で加熱することで、その乾燥硬化を促進している。その後、プレスローラ16により活物質膜を加圧するプレス処理を実行している。このようにすると、活物質膜をシートSにより密着させることができるとともに、活物質膜を高密度化して、この電極を用いた電池の容量を向上させることができる。
また、この実施形態は、1対のローラ(供給ローラ11、巻き取りローラ12)に掛け渡した長尺のシートSを一定速度で搬送し、その搬送経路に沿って並べた第1ノズル13、乾燥用ヒータ141、第2ノズル15およびプレスローラ16により電極製造のための各工程を併行して連続的に行う。このようにすると、性能の良好な電池用電極を優れた生産性で製造することができる。
以上説明したように、この実施形態においては、電極製造装置1が本発明の「電池用電極製造装置」として機能している。そして、供給ローラ11、巻き取りローラ12およびローラ駆動部21が一体として本発明の「搬送手段」として機能している。また、第1ノズル13および第1塗布液供給部23が一体として本発明の「第1塗布手段」として機能する一方、第2ノズル15および第2塗布液供給部25が一体として本発明の「第2塗布手段」として機能している。また、第2ヒータ142およびプレスローラ16が、それぞれ本発明の「加熱手段」および「加圧手段」として機能している。また、第1ノズル13に設けられた吐出口132が本発明の「第1吐出口」に相当し、第2ノズル15に設けられた吐出口152が本発明の「第2吐出口」に相当している。またシートSが本発明の「基材」に相当している。また、第1塗布液によって形成される骨格パターンP1が、本発明の「凸部」に相当する。
また上記実施形態においては、図4のステップS102が本発明の「第1工程」に相当する一方、ステップS104が「第2工程」に相当している。また、ステップS103が本発明の「乾燥工程」に相当しており、ステップS105が「プレス工程」に相当している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、図3(c)に示すように、第1塗布液によるパターンP1と第2塗布液によるパターンP2との間でシートS表面からの高さをほぼ同一としているが、活物質膜はこのような構成に限定されるものではなく、例えば以下に例示する構成としてもよい。
図5は活物質膜の他の例を示す図である。図5(a)に示す例では、第2塗布液による活物質層P22が第1塗布液による骨格パターンP1の高さよりも厚く形成されている。一方、図5(b)に示す例では、第2塗布液による活物質層P23の厚さは第1塗布液による骨格パターンP11の高さを超えない。さらに図5(c)に示す例では、骨格パターンP1の上面を覆うように第2塗布液による活物質層P24が形成された結果、骨格パターンP1に対応する部分で活物質層P24の表面が盛り上がる一方、それ以外の部分では活物質層P24表面が窪んだ状態となっている。
これらの違いは単に第2塗布液の塗布量の差により生じるものであり、いずれのケースにおいても、第1塗布液による骨格パターンP1が第2塗布液の広がりを抑制することで、第2塗布液のみによる膜形成に比べて、より厚さのある活物質層を形成することが可能である。また第1塗布液のみによる膜形成に比べて、膜の均一性に優れ、より高いスループットで形成可能である。
また、上記実施形態における骨格パターンは、シートSをX方向に一定速度で搬送しながら第1ノズル13から連続的に第1塗布液を吐出することで形成される、X方向に延びる線状のパターンである。しかしながら、骨格パターンとなり得るパターン形状はこれに限定されるものではない。
図6は骨格パターンの他の例を示す図である。図6(a)に示す例では、X方向およびY方向に配列された複数のドットにより骨格パターンP12が構成される。また、図6(b)に示す例では、X方向に断続的に延びる線状パターンにより骨格パターンP13が構成される。これらのパターンは、第1ノズル13からの第1塗布液の吐出を断続的に行うことにより実現される。これらのパターン形状であっても、第2塗布液が骨格パターンの周囲に留まることで活物質層の厚膜化が期待される。また、このような骨格パターンの形状は、完成後の電極の屈曲に対してより適応力を有している。すなわち、骨格パターンがX方向、Y方向の両方において離散的に形成されていることで、X方向、Y方向のいずれへの屈曲に対しても、活物質層の剥がれやクラックの発生を抑制する効果が高くなる。
また、図6(c)に示す例では、複数の連続する折れ線パターンによって骨格パターンP13が構成される。さらに図6(d)に示す例では、Y方向に隣接するパターンが互いに部分的に接触しており、結果として格子状のパターンにより骨格パターンP14が構成される。これらのパターンは、シートSのX方向への搬送と第1ノズル13のY方向への往復動との組み合わせにより実現可能なものであり、第2塗布液の広がりをより効果的に抑制して、活物質層のさらなる厚膜化の効果が期待されるものである。
また、上記実施形態では、完成後の電池用電極において集電体となる金属製シートSを本発明の「基材」とするものであるが、基材としてはこれに限定されない。例えば、樹脂製シートに集電体となる金属箔を積層したものを本発明の「基材」として用いてもよく、また例えば、集電体となる金属箔の表面に活物質の薄膜を予め形成したものを「基材」として用いてもよい。さらには、一方極の電極に固体電解質層あるいはセパレータを積層したものを本発明の「基材」として用い、他方極の活物質層をさらに積層するために本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ノズルディスペンス方式の塗布により第2塗布液の塗布を行っているが、これに限定されず、例えばバーコート法やナイフコート法、スプレーコート法などの塗布方法により第2塗布液を塗布するようにしてもよい。
また上記実施形態では、第1塗布液の塗布後に乾燥処理を行い、第2塗布液の塗布後にプレス処理を行っているが、これらの処理の少なくとも一方を省略しても、電池用電極をを製造することは可能である。
また、上記実施形態では、基材表面の一部に第1塗布液、第2塗布液のいずれも塗布されない露出領域を設けている。しかしながら、このような露出領域を設けず、基材表面に一様な活物質膜を形成する技術に対しても、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態で例示した集電体、活物質、電解質等の材料はその一例を示したものであってこれに限定されず、リチウムイオン電池の構成材料として用いられる他の材料を使用してリチウムイオン電池用電極を製造する場合においても、本発明を好適に適用することが可能である。また、リチウムイオン電池に限らず、基材と活物質層とを積層した構造を有する電池用電極の製造技術全般に本発明を適用することが可能である。
本発明は、基材表面に活物質を含む塗布液を塗布して電池用電極を製造する技術全般に適用することができる。
1 電極製造装置(電池用電極製造装置)
11 供給ローラ(搬送手段)
12 巻き取りローラ(搬送手段)
13 第1ノズル(第1塗布手段)
15 第2ノズル(第2塗布手段)
16 プレスローラ(加圧手段)
21 ローラ駆動部(搬送手段)
23 第1塗布液供給部(第1塗布手段)
25 第2塗布液供給部(第2塗布手段)
132 吐出口(第1吐出口)
142 第2ヒータ(加熱手段)
152 吐出口(第2吐出口)
P1 (第1塗布液による)骨格パターン(凸部)
S シート(基材)
S102(第1工程)
S103(乾燥工程)
S104(第2工程)
S105(プレス工程)

Claims (12)

  1. 基材の表面に対し活物質を含むペースト状の第1塗布液を部分的に塗布して、前記基材表面を部分的に被覆し前記基材表面から突出する凸部を前記活物質により形成する第1工程と、
    前記凸部が形成された前記基材表面に対し、前記活物質を含み前記第1塗布液より低粘度の第2塗布液を塗布して、前記凸部に覆われていない前記基材表面を前記第2塗布液に含まれる前記活物質により覆う第2工程と
    を備える電池用電極の製造方法。
  2. 前記第1工程では、前記第1塗布液を吐出する第1ノズルを前記基材表面に対して相対移動させることで前記第1塗布液を前記基材表面に塗布する請求項1に記載の電池用電極の製造方法。
  3. 前記第1工程では、前記第1塗布液を吐出する複数の吐出口を列状に並べた前記第1ノズルを前記基板表面に対し相対移動させて、互いに離隔した複数の線状パターンを前記凸部として形成する請求項2に記載の電池用電極の製造方法。
  4. 前記第1ノズルと、前記第2塗布液を吐出する第2ノズルとを互いに離隔させて配置し、前記基材を搬送して前記第1ノズルとの対向位置、前記第2ノズルとの対向位置の順に通過させることで、前記第1工程および前記第2工程を順に実行する請求項2または3に記載の電池用電極の製造方法。
  5. 前記第2工程では、前記基材表面の一部に前記第2塗布液で覆わない露出領域を設ける請求項1ないし4のいずれかに記載の電池用電極の製造方法。
  6. 前記第1工程と前記第2工程との間に、前記基材表面に塗布された前記第1塗布液を乾燥硬化させる第1乾燥工程を備える請求項1ないし5のいずれかに記載の電池用電極の製造方法。
  7. 前記第2工程後に、前記基材表面に塗布された前記第2塗布液を乾燥硬化させる第2乾燥工程を備える請求項1ないし6のいずれかに記載の電池用電極の製造方法。
  8. 前記第2乾燥工程後に、前記基材表面に前記活物質により形成された層を加圧するプレス工程を備える請求項7に記載の電池用電極の製造方法。
  9. 基材を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路上の第1位置で前記基材の表面に対向する第1ノズルを有し、該第1ノズルから基材の表面に対し活物質を含むペースト状の第1塗布液を部分的に塗布する第1塗布手段と、
    前記基材の搬送方向において前記第1位置よりも下流の第2位置で前記基材の表面に対向する第2ノズルを有し、該第2ノズルから基材の表面に対し前記活物質を含み前記第1塗布液より低粘度の第2塗布液を塗布する第2塗布手段と
    を備える電池用電極製造装置。
  10. 前記第1ノズルは、前記基材の搬送方向に直交する幅方向に列状に配置された、前記第1塗布液を吐出する複数の第1吐出口を有する請求項9に記載の電池用電極製造装置。
  11. 前記第2ノズルは、前記基材の搬送方向に直交する幅方向における開口長が、前記第1吐出口よりも大きい第2吐出口を有する請求項10に記載の電池用電極製造装置。
  12. 前記基材の搬送方向において前記第2位置よりも下流の第3位置で前記基材に塗布された前記第2塗布液を加熱する加熱手段と、前記基材の搬送方向において前記第3位置よりも下流の第4位置で前記基材に塗布された前記第1塗布液および前記第2塗布液を前記基材とともに加圧する加圧手段とを備える請求項9ないし11のいずれかに記載の電池用電極製造装置。
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