JP2014021620A - 座標出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作者に意識させることなく、座標の出力方式を適宜切換える。
【解決手段】 座標出力装置1において、座標検出部11が、操作面10内に指示される1以上の点の座標を検出する。単一の点の座標が単独で検出された場合、制御部12は、単一の点の座標を個別に出力するマウス形式を用いて、検出された単独点の座標を個別に出力する。複数の点の座標が同時に検出された場合、制御部12は、複数の点の座標を一度にまとめて出力するデジタイザ形式を用いて、検出された複数点の座標を同時に出力する。この結果、操作面10に一度に指示された点の数に応じて、座標の出力形式が適宜切換えられるので、座標出力装置1の使い勝手が向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】 座標出力装置1において、座標検出部11が、操作面10内に指示される1以上の点の座標を検出する。単一の点の座標が単独で検出された場合、制御部12は、単一の点の座標を個別に出力するマウス形式を用いて、検出された単独点の座標を個別に出力する。複数の点の座標が同時に検出された場合、制御部12は、複数の点の座標を一度にまとめて出力するデジタイザ形式を用いて、検出された複数点の座標を同時に出力する。この結果、操作面10に一度に指示された点の数に応じて、座標の出力形式が適宜切換えられるので、座標出力装置1の使い勝手が向上する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、操作面内で指示された点の座標を出力するための座標出力装置に関する。
従来技術の座標出力装置は、マウスおよびタッチパネルに代表される所謂ポインティングデバイスで実現される。従来技術の座標出力装置は、予め定める操作面内の任意の点を操作者が指示すると、指示された点の座標を検出して、検出された座標を出力する。このような座標出力装置は、たとえば、パーソナルコンピュータおよび携帯電話端末などの情報機器に対して、指示された点の座標を出力することで、ユーザの指示を情報機器に入力する入力装置として用いられる。
座標出力装置の操作手法として、マルチタッチ操作およびシングルタッチ操作が挙げられる。シングルタッチ操作は、旧来から用いられる操作手法であり、操作面内の単一の点を操作者が指示する操作手法である。操作面を備える従来技術の座標出力装置を入力装置として用いる情報機器において、シングルタッチ操作は、線の描画動作やタッチパネルを用いてマウスカーソルを動かす動作などで用いられる。マルチタッチ操作は、近年新たに用いられる操作手法であり、操作面内の複数の点を同時に操作者が指示する操作手法である。マルチタッチ操作は、前述の情報機器において、所謂ジェスチャ動作などで用いられる。
従来技術の座標出力装置を用いる情報機器は、マウスなどを用いたシングルタッチ操作を受付けるために、シングルタッチ操作用のドライバを標準装備している。シングルタッチ操作用のドライバは、単一点の座標を出力するためのマウス形式を用いて座標入力装置から1点分ずつ与えられた座標のデータを、受付けて処理する。上記情報機器がマルチタッチ操作による操作を受付けるには、情報機器がマルチタッチ操作用のドライバを搭載している必要がある。マルチタッチ操作用のドライバは、複数点の座標を一括して出力するためのデジタイザ形式を用いて座標出力装置から複数点分ずつ纏めて与えられた座標のデータを、受付けて処理する。
従来技術の座標出力装置において、操作者から一度に指示される点の数に応答して挙動を変更する技術は、特許文献1に開示される。
特許文献1のポインティング装置は、第1入力点および第2入力点のオンオフを個々に独立して検知可能なマルチタッチ操作対応のポインティング装置である。すなわち特許文献1のポインティング装置は、第1入力点および第2入力点の指示・非指示を個々に独立して検知可能である。特許文献1のポインティング装置において、初期状態では、1点入力モードが選ばれる。第1入力点および第2入力点の両方がほぼ同時にオンになったとき、1点入力モードから2点入力モードに切換えられる。第1入力点および第2入力点の両方がオフになったとき、2点入力モードから1点入力モードに切換えられる。1点入力モードは、第1入力点の絶対位置に基づいて以後に指示される点の座標を決定する。2点入力モードは、第1入力点と第2入力点との相対位置関係に基づいて以後に指示される点の座標を決定する。この結果、特許文献1のポインティング装置は、点の座標の決定手法が、最初に指示された第1入力点および第2入力点のオンオフに応じて切換えられる。
上述したような、従来技術の座標出力装置を用いる情報機器がシングルタッチ操作用のドライバだけを搭載してマルチタッチ操作用のドライバを搭載していない場合、従来技術の座標出力装置は、操作面において同時に指示された点の数に拘らず、指示された点の座標を、マウス形式で1点分だけを出力する。すなわち、操作者が操作面内の複数の点を同時に指示したとしても、従来技術の座標出力装置は、これらの複数の点いずれか1点の座標を出力する。ゆえに、前述の場合、前述の情報機器において、複数の点を同時に指示するマルチタッチ操作の使用が困難である。
また、従来技術の座標出力装置を用いる情報機器がマルチタッチ操作用のドライバを搭載している場合、従来技術の座標出力装置は、前記デジタイザ形式を用いて、操作面において指示された点の座標を複数点分ずつ出力する。この場合、操作者がマルチタッチ操作ではなくシングルタッチ操作のつもりで時間経過に伴って複数の点を連続的に指示したとしても、最初の点の指示から点の移動距離が所定距離を超えるまでの間は、情報機器がマルチタッチ操作を想定して座標を処理するため、操作の遅延が生じる。
たとえば、前述の情報機器において、操作者が線の描画動作のために操作面内の1点を治具でタッチした後に指示状態を保ったままタッチした点を移動させた場合、情報機器は、点の移動距離がジェスチャ動作のための所定距離を超えるまではジェスチャ動作のための処理を行い、点の移動距離が前記所定距離を超えた後に線の描画動作のための処理を行う。この結果、操作者が線描画動作をしているつもりにも拘らず、操作面へのタッチ時点から所定距離移動するまでの間、線の描画のための表示処理が停止してしまうため、線の描画処理に遅延が発生してしまう。
また前述した特許文献1のポインティング装置は、最初に指示される第1入力点および第2入力点とのオンオフに応じて以後に指示される点の座標の決定手法が切換えられる。しかしながら、特許文献1のポインティング装置では、点の座標決定手法が絶対位置座標か相対位置座標かに切換えられるだけであり、検出された座標が1点ずつ個別に出力されるか複数点ずつ纏めて出力されるかが切換えられているわけではない。ゆえに、所望とする操作と座標の出力方式との不整合に起因する操作遅延や操作利用不可の回避を解消することは困難である。
本発明の目的は、シングルタッチ操作に適した出力形式とマルチタッチ操作に適した出力形式とを操作者に意識させることなく適宜切換えることが可能な座標出力装置を提供することである。
本発明は、操作面を有するタッチパネルと、
操作面内に指示される1以上の点の座標を検出する座標検出部と、
前記座標検出部によって単一の点の座標のみが検出されたときは、検出された単一の点の座標を予め定める第1出力形式で出力し、前記座標検出部によって同時に複数の点の座標が検出されたときは、検出された複数の点の座標を前記第1出力形式とは異なる予め定める第2出力形式で出力する制御部とを含むことを特徴とする座標出力装置である。
操作面内に指示される1以上の点の座標を検出する座標検出部と、
前記座標検出部によって単一の点の座標のみが検出されたときは、検出された単一の点の座標を予め定める第1出力形式で出力し、前記座標検出部によって同時に複数の点の座標が検出されたときは、検出された複数の点の座標を前記第1出力形式とは異なる予め定める第2出力形式で出力する制御部とを含むことを特徴とする座標出力装置である。
また本発明は、前記座標検出部は、前記操作面内に指示される点の座標検出を、時間経過に伴って繰返し実行し、
前記制御部は、座標検出時に点の座標が検出された場合、当該検出された座標を含む予め定める範囲内を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させ、座標検出時に点の座標が検出されていない場合、操作面全体を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させることを特徴とする。
前記制御部は、座標検出時に点の座標が検出された場合、当該検出された座標を含む予め定める範囲内を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させ、座標検出時に点の座標が検出されていない場合、操作面全体を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させることを特徴とする。
また本発明は、前記第1出力形式は、マウス形式であり、前記第2出力形式は、デジタイザ形式であることを特徴とする。
本発明によれば、座標出力装置は、タッチパネルと座標検出部と制御部とを含む。タッチパネルは、操作面を有しており、座標検出部は、操作面内に指示される1以上の点の座標を検出する。制御部は、単一の点の座標のみが検出された場合、検出された単一の点の座標を予め定める第1出力形式で出力し、同時に複数の点の座標が検出された場合、検出された複数の点の座標を第1出力形式とは異なる予め定める第2出力形式で出力する。
これによって、本発明の座標出力装置は、座標検出部が同時に座標を検出した点の数に応じて、点の座標の出力形式を切換えることができる。この結果、本発明の座標出力装置は、同時に指示された点の数に応じた出力形式の切換えを操作者が意識して行う必要がないため、使い勝手が向上する。すなわち、本発明の座標出力装置は、シングルタッチ操作とマルチタッチ操作のような、適した出力形式が異なるような操作を操作者が必要に応じて適宜変更して実行しても、同時に入力される点の数に適した出力形式が制御部によって選ばれるので、使い勝手がさらに向上する。
また本発明によれば、本発明の座標出力装置の座標検出部は、前記操作面内に指示される点の座標検出を、時間経過に伴って繰返し実行する。制御部は、座標検出時に点の座標が検出された場合、当該検出された座標を含む予め定める範囲内を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させ、座標検出時に点の座標が検出されていない場合、操作面全体を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させる。
これによって、本発明の座標出力装置は、操作面内の指示点の座標検出を時間経過に伴って繰返し実行するため、操作面内の指示された点が時間経過に伴って移動する動作に対応可能である。かつ、本発明の座標出力装置は、座標検出時に指示された点が検出された場合、検出された座標を含む所定範囲内を対象として次の座標検出を行い、座標検出時に指示された点が検出されない場合、操作面全体を対象として座標検出を行う。この結果、指示された点が連続指示される場合は、座標検出の対象範囲が操作面全体よりも狭い範囲に限定されるので、最新の点の座標検出に要する時間が短縮される。この結果、本発明の座標出力装置の使い勝手がさらに向上する。
また本発明によれば、本発明の座標出力装置において、前記第1出力形式は、マウス形式であり、前記第2出力形式は、デジタイザ形式である。
これによって、本発明の座標出力装置は、線の描画動作などの所謂シングルタッチ操作に適した出力形式であるマウス形式と、ジェスチャ動作などの所謂マルチタッチ操作に適した出力形式であるデジタイザ形式とを、同時に指示された点の数に応じて切換える。これによって、本発明の座標出力装置を備えた情報機器がシングルタッチ操作とマルチタッチ操作とを過不足無く併用することができるため、本発明の座標出力装置の使い勝手がさらに向上する。
図1は、本発明の実施形態である座標出力装置1を備えた情報機器2の構成を示すブロック図である。座標出力装置1は、予め設定される操作面10内において、操作者から指示される点の座標を検出して、検出された点の座標を出力する。座標出力装置1は、情報機器本体3および表示装置4と組合せられて、情報機器2を構成する。情報機器2において、座標出力装置1は、操作面10内の指示される点の座標を情報機器本体3に入力するための入力装置として用いられる。
本実施形態の座標出力装置1は、座標検出部11と制御部12とを含む。座標検出部11は、予め定める操作面10内に操作者によって指示される1以上の点の座標を検出する。制御部12は、座標出力装置1内の構成要素を制御する。すなわち、制御部12は、操作面10内の指示された点の座標を座標検出部11に検出させる。さらに、制御部12は、座標検出部11の検出結果に基づき、単一の点の座標が検出された場合、予め定める第1出力形式を用いて、検出された単一の点の座標を個別に出力する。また制御部12は、複数の点の座標が同時に検出された場合、第1出力形式とは異なる予め定める第2出力形式を用いて、検出された複数の点の座標を纏めて出力する。
これによって、本実施形態の座標出力装置1は、座標検出部11が一度に座標を検出した点の数に応じて、点の座標の出力形式を切換えることができる。この結果、本実施形態の座標出力装置1は、一度に指示された点の数に応じた出力形式の切換えを操作者が意識して行う必要がないため、装置の使い勝手が向上する。
すなわち、本実施形態の座標出力装置1において、所謂シングルタッチ操作のような単一の点を指示する場合と、所謂マルチタッチ操作のような複数の点を同時に指示する場合とで、点の座標の出力形式が切換えられる。この結果、本実施形態の座標出力装置1は、シングルタッチ操作とマルチタッチ操作とのような、適した出力形式が異なる操作を操作者が必要に応じて適宜変更して実行しても、同時に入力される点の数に適した出力形式が選ばれるので、シングルタッチ操作に適した出力形式とマルチタッチ操作に適した出力形式とを操作者に意識させることなく適宜切換えることができる。
操作面10内の点の座標は、たとえば、操作面10に予め設定される座標系によって定義される絶対座標であってもよく、指示された点同士ならびに基準点などとの相互の位置関係を示す相対座標であってもよく、その他の手法で表されても良い。
本実施形態の座標出力装置1において、第1出力形式として、単一点の座標を個別に出力するためのマウス形式が選ばれる。かつ、第2出力形式として、複数点の座標を一括して出力するためのデジタイザ形式が選ばれる。マウス形式は、線の描画動作などの所謂シングルタッチ操作に適している。またデジタイザ形式は、ジェスチャ動作などの所謂マルチタッチ操作に適している。
この結果、本実施形態の座標出力装置1は、マウス形式とデジタイザ形式とを、操作面10内に一度に指示された点の数に応じて切換えることができる。ゆえに、本実施形態の座標出力装置1は、シングルタッチ操作に適したマウス形式とマルチタッチ操作に適したデジタイザ方式とを、出力形式の切換えを操作者に意識させることなく、切換えることができる。
これによって、本実施形態の座標出力装置1を備えた情報機器2は、操作者にタッチ操作の切換えを意識させることなく、シングルタッチ操作とマルチタッチ操作とを切換えることができる。ゆえに、情報機器2は、シングルタッチ操作が使用可能な環境下において、タッチ操作の切換えを操作者に意識させることなく、必要時だけマルチタッチ操作に切換えることができる。また前記情報機器2は、シングルタッチ操作とマルチタッチ操作とが併用可能な環境下において、シングルタッチ操作時にデジタイザ形式を用いることによる遅延の発生を防止することができる。
以上の結果、本実施形態の座標出力装置1を備えた情報機器2は、シングルタッチ操作とマルチタッチ操作とを過不足無く併用することができる。
本実施形態の座標出力装置1は、ジェスチャ操作などによって、操作面内に複数の点が同時に指示された場合、デジタイザ形式を用いて、指示された複数の点の座標を一度にまとめて出力する。上述の場合に複数の点の指示タイミングにずれがあるならば、好ましくは、本実施形態の座標出力装置1は、最初の点が指示された時点から最初の点の指示が続く間、マウス形式で単一の座標を出力する。最初の点の指示継続中に指示された次の点の座標が検出されると、本実施形態の座標出力装置1は、出力方式をデジタイザ形式に切換え、デジタイザ形式を用いて複数の点の座標を同時にまとめて出力する。この結果、次の点の指示後、マルチタッチ操作が可能になる。これによって、複数の点の指示タイミングが多少ずれても、出力方式がマウス形式からデジタイザ形式に切換るので、本実施形態の座標出力装置1の使い勝手がさらに向上する。
制御部12は、好ましくは、操作面10内に指示される点の座標検出を、時間経過に伴って繰返し座標検出部11に実行させる。かつ、制御部12は、前回の座標検出時に点の座標が検出された場合、操作面10内の検出された座標を含む予め定める範囲内から、最新の点の座標を座標検出部11に検出させる。また制御部12は、前回の座標検出時に点の座標が検出されていない場合、操作面10全体から、最新の点の座標を座標検出部11に検出させる。
これによって、本実施形態の座標出力装置1は、操作面10内の指示される点(以下「指示点」ということがある)の座標検出を時間経過に伴って繰返し実行するため、シングルタッチ操作による線描画動作やマルチタッチ操作によるジェスチャ動作など、操作面10内の指示点が時間経過に伴って移動する動作に対応可能である。かつ、本実施形態の座標出力装置1は、前回の座標検出時に指示点が検出される場合、検出された座標を含む所定範囲内に限定して最新の点の座標を検出し、前回の座標検出時に指示点が検出されない場合、操作面10全体から最新の点の座標を検出する。この結果、指示点が連続指示される場合は最新の点の座標検出の対象範囲が操作面10全体よりも狭い範囲に限定されるので、最新の点の座標検出に要する時間が短縮される。
本実施形態の座標出力装置1は、具体的には、内部記憶部13と通信部14とをさらに含む。座標出力装置1の内部記憶部13は、座標検出部11および座標出力装置1の制御部12の動作に伴って生じるデータを記憶する。たとえば座標出力装置1の内部記憶部13は、座標検出部11が検出した点の座標を示す最新の検出座標値情報OZおよび前回の検出座標値情報OZbk、ならびに座標出力装置1から情報機器本体3へ送付すべき出力用座標値情報PZを記憶する。座標出力装置1の通信部14は、座標出力装置1の外部の各種装置との間で、データや制御信号を送受する。
図1の情報機器2において、情報機器本体3と組合せられる表示装置4は、情報機器2において操作者に提示すべき情報を映像化して出力するための出力装置である。好ましくは、表示装置4が映像化された情報を表示するための表示面内の点は、座標出力装置1の操作面10内の点と、1対1で対応している。
座標出力装置1と組合せられる情報機器本体3は、制御部22と内部記憶部23と通信部24と映像信号出力端子25とを含む。情報機器本体3の制御部22は、情報機器本体3内の各種構成要素23〜25を制御する。情報機器本体3の内部記憶部23は、たとえば、情報機器本体3の制御部22が実行すべき各種プログラムを記憶する。情報機器本体3の制御部22は、予め定めるオペレーションシステムに基づき、情報機器本体3の内部記憶部23に記憶される各種プログラムを適宜読出して実行する。情報機器本体3の内部記憶部23は、アプリケーションプログラム、前述したマウス形式に対応したインタフェイス用のドライバプログラム、デジタイザ形式に対応したインタフェイス用のドライバプログラムを含む。情報機器本体3の通信部24は、情報機器本体3の外部の各種装置との間で、データや制御信号を送受する。映像信号出力端子25は、映像化された情報を示す映像信号を、表示装置4へ出力するための端子である。情報機器本体3の制御部22は、映像化された情報を示す映像信号を、映像信号出力端子25を経由して表示装置4に与え、表示装置4において映像化させる。
本実施形態の座標出力装置1と情報機器本体3との間のデータの送受は、座標出力装置1の通信部14と情報機器本体3の通信部24とを介して行われる。座標出力装置1と情報機器本体3との間の通信は、たとえばUSB(Universal_Serial_Bus)規格に基づく有線接続または無線接続で実現される。この場合、座標出力装置1の通信部14および情報機器本体3の通信部24は、USB規格の端子で実現される。勿論、座標出力装置1と情報機器本体3との間の通信は、USB規格以外の他の規格に基づく有線接続または無線接続で実現されても良い。
座標出力装置1の制御部12は、たとえば、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定の用途のために設計製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはその他の演算機能を有する回路のいずれで実現されてもよい。
情報機器本体3は、たとえば、パーソナルコンピュータやワークステーションなどを含むコンピュータ本体などで実現される。オペレーティングシステムは、たとえばWindows(登録商標)などのオペレーティングシステムで実現される。アプリケーションプログラムは、たとえば、表計算ソフトウェアなどで実現される。
図2は、図1の座標出力装置1の座標検出部11の構成を示す模式図である。
本実施形態の座標出力装置1は、具体的には、XY2次元座標が検出可能な赤外線遮光方式のタッチパネル装置で実現される。このため、座標検出部11が、X軸発光素子31およびX軸受光素子32と、Y軸発光素子33およびY軸受光素子34と、発光制御部35と、受光制御部36とを含む。X軸発光素子31およびX軸受光素子32とY軸発光素子33およびY軸受光素子34で囲まれた矩形状平面が、操作面10に相当する。赤外線遮光方式のタッチパネル装置は、操作面10内に置かれた遮光物の位置座標を、指示された点の座標として検出する。遮光物39は、スタイラスペンや操作者の指などで実現される指示具である。
本実施形態の座標出力装置1は、具体的には、XY2次元座標が検出可能な赤外線遮光方式のタッチパネル装置で実現される。このため、座標検出部11が、X軸発光素子31およびX軸受光素子32と、Y軸発光素子33およびY軸受光素子34と、発光制御部35と、受光制御部36とを含む。X軸発光素子31およびX軸受光素子32とY軸発光素子33およびY軸受光素子34で囲まれた矩形状平面が、操作面10に相当する。赤外線遮光方式のタッチパネル装置は、操作面10内に置かれた遮光物の位置座標を、指示された点の座標として検出する。遮光物39は、スタイラスペンや操作者の指などで実現される指示具である。
X軸発光素子31およびX軸受光素子32は、矩形の操作面10を挟んで1対ずつ相互に対面するように、矩形の操作面10の相互に対向する1対の側辺にそれぞれ沿って、1列に配置される。Y軸発光素子33およびY軸受光素子34は、矩形の操作面10を挟んで1対ずつ相互に対面するように、矩形の操作面10の相互に対向する1対の側辺にそれぞれ沿って、1列に配置される。X軸発光素子31およびX軸受光素子32が1列配置される1対の側辺と、Y軸発光素子33およびY軸受光素子34が1列配置される1対の側辺とは相互に直交する。
X軸発光素子31およびX軸受光素子32は、遮光物39のXY2次元座標のX座標値の検出に用いられる。Y軸発光素子33およびY軸受光素子34は、遮光物39のXY2次元座標のY座標値の検出に用いられる。すなわち、1列配置されたX軸発光素子31およびX軸受光素子32の並ぶ方向がXY2次元座標系のX軸線と平行であり、1列配置されたY軸発光素子33およびY軸受光素子34の並ぶ方向がXY2次元座標系のY軸線と平行である。発光制御部35は、制御部12からの制御に応答して、X軸発光素子31およびY軸発光素子33の点灯ならびに消灯を具体的に制御する。受光制御部36は、X軸受光素子32およびY軸受光素子34の受光を制御し、X軸受光素子32およびY軸受光素子34の受光結果を制御部12に与える。
複数のX軸発光素子31は、発光制御部35による制御に応答して、遮光物39の位置を検出するための検出光37を、それぞれ発光する。1対のX軸発光素子31およびX軸受光素子32の間に遮光物39がなければ、該X軸発光素子31からの検出光37をX軸受光素子32が受光する。同様に、複数のY軸発光素子33は、発光制御部35による制御に応答して、遮光物39の位置を検出するための検出光38を、それぞれ発光する。1対のY軸発光素子33およびY軸受光素子34の間に遮光物39がなければ、該Y軸発光素子33からの検出光38をY軸受光素子34が受光する。X軸受光素子32およびY軸受光素子34の受光結果は、受光制御部36を通して制御部12に与えられる。
赤外線遮断方式のタッチパネル装置において、操作面10内の点を指示している状態である指示状態は、いずれかの発光素子31,33および受光素子32,34の対の間で送受される検出光37,38が遮光物39で遮光されている状態を指す。操作面10内の点が指示されていない非指示状態では、全ての発光素子31,33からの検出光37,38が対の受光素子32,34で受光される。非指示状態から指示状態へ移行後、検出光37,38が遮断される発光素子31,33および受光素子32,34の対が変更されつつ検出光37,38が遮光される状態が連続している間は、指示される点が移動しつつも指示状態が継続される。
本実施形態の座標出力装置1において、座標検出部11における点の座標検出は、時間経過に伴って繰返し実行される。前回の座標検出時に点の座標が検出されなかった場合、次の座標検出時には、遮光する遮光物39がどこに出現するかわからないので、図2(a)に示すように、操作面10全体を対象として次の座標検出のためのスキャンが実行される。前回の座標検出時に1以上の点の座標が検出された場合、指示状態を保ちつつ指示具が指示する点が移動するとしても、点の座標検出を繰返す所定の時間間隔内では、指示具が指示する点の移動距離は大きくないと考えられる。このため、図2(b)に示すように、次の座標検出時には、操作面10全体をスキャンしなくとも、最新の検出された座標の周辺のスキャン範囲30だけを対象として、次の座標検出のためのスキャンが実行されればよい。これによって、指示状態継続中は操作面10の座標検出のためのスキャン範囲30が限定されるため、座標検出に要する時時間が短縮される。
本実施形態の座標出力装置1は、赤外線遮断方式のタッチパネル装置で実現されている。本実施形態の座標出力装置1は、タッチパネルのスキャン方式に依存しないため、たとえば静電容量方式のタッチパネル装置など、赤外線遮断方式以外の他の方式のタッチパネル装置にも適用することができる。また実施形態の座標出力装置1は、出力形式が適宜切換えられる構成であれば、座標検出部11がタッチパネル装置以外の他の構成で実現されてもよい。
以後の説明では、座標出力装置1と情報機器本体3との間の通信がUSB規格による有線接続で実現されており、出力形式はUSB−IF(USB-Implementers Forum, Inc)で策定された規格書に規定される形式であるとする。USB−IFは、USBの仕様の策定および管理などを行う非営利団体(NPO)である。
また以後の説明で用いられる「Usage_Page:Degitizers、Usage:Touch_Screen」、「
Usage_Page:Generic_Desktop、Usage:Mouse」などの用語は、USB−IFで策定されたUSBの規格書で使用されている用語であり、フォーマットの分類などを意味する。これらの用語は、規格書の原文が英語のため日本語訳がないので、英語のまま表記することがある。また、「Tip_Switch」、「In_Range」、「Touch_Valid」は、デジタイザ用ドライバ用に規定した要素である。「Tip_Switch」、「In_Range」は、Z軸をサポートしているデバイス用の要素であるが、以後の例ではZ軸をサポートしていないため、要素の定義はしているが、未使用である。
Usage_Page:Generic_Desktop、Usage:Mouse」などの用語は、USB−IFで策定されたUSBの規格書で使用されている用語であり、フォーマットの分類などを意味する。これらの用語は、規格書の原文が英語のため日本語訳がないので、英語のまま表記することがある。また、「Tip_Switch」、「In_Range」、「Touch_Valid」は、デジタイザ用ドライバ用に規定した要素である。「Tip_Switch」、「In_Range」は、Z軸をサポートしているデバイス用の要素であるが、以後の例ではZ軸をサポートしていないため、要素の定義はしているが、未使用である。
図3は、図1の座標出力装置1における出力形式の切換え手法を詳細に説明するための情報機器2の模式図である。なお、図3の例は、座標出力装置1と情報機器本体3との間の通信がUSB規格による有線接続で実現されており、出力形式がマウス形式とデジタイザ形式とで随時切換えられる構成になっている。
図3(a)は、情報機器2においてシングルタッチ操作が用いられる状況を示す。シングルタッチ操作は、操作者によって操作面10に単一の点が指示される操作手法である。シングルタッチ操作は、たとえば、マウスを用いて表示装置4の表示面内のマウスカーソルを適宜動かすマウス操作や、指示具を用いて表示装置4の表示面内に線を描画する線描画動作などで用いられる。
シングルタッチ操作時において、非指示状態から操作者によって操作面10内の1点が指示されると、線の描画が開始される。非指示状態から指示状態への移行後、指示状態を保ったまま指示される点が時間経過に伴って移動されると、指示された点の軌跡と同等の線が表示装置4の表示面に描かれる。指示状態を継続した後に指示状態から非指示状態へ移行すると、線の描画が終了する。
このようなシングルタッチ操作時には、座標出力装置1において、所定の検出タイミングにおいて検出される操作面10内の点の座標が単一であり、検出される単一の点の座標が時間経過に伴って移動する。この場合、座標出力装置1は、検出タイミングにおいて検出された点の座標を1点分ずつ個別にマウス形式で出力する。
表1は、マウス形式で出力される1回分の出力用座標値情報PZの具体的な構成を示す。表1に示すように、マウス形式の出力用座標値情報PZは、検出された単一の点のX座標およびY座標と、指示状態の是非を示す指示状態要素(Lボタン)とを含む。マウス形式は、具体的には、USBのHID(Human Interface Device)の規格で、UsagePageがGeneric_
Desktop、UsageがMouseのモードでの通信フォーマットで実現される。
Desktop、UsageがMouseのモードでの通信フォーマットで実現される。
図3(b)は、情報機器2においてマルチタッチ操作が用いられる状況を示す。マルチタッチ操作は、操作者によって操作面10に複数の点が同時に指示される操作手法である。マルチタッチ操作は、たとえば、所謂ジェスチャ操作などで用いられる。
マルチタッチ操作時において、非指示状態から操作者によって操作面10内の複数の点が指示されると、ジェスチャ操作が開始される。非指示状態から指示状態への移行後、指示状態を保ったまま指示される複数の点が時間経過に伴ってそれぞれ移動され、指示状態を継続した後に非指示状態へ移行すると、複数の点の軌跡のパターンや大きさに応じて、情報機器2が各種動作を実行する。たとえば、操作面10内の離れた2点が指示され、指示される2点が相互に近づく方向へ移動し、移動後に指示が解消された場合、表示装置4の表示面に予め描かれていた図形が縮小される。
このようなマルチタッチ操作時には、座標出力装置1において、所定の検出タイミングにおいて検出される操作面10内の点の座標が複数であり、検出される複数の点の座標が時間経過に伴って移動する。この場合、座標出力装置1は、検出タイミングにおいて検出された複数の点の座標を纏めてデジタイザ形式で出力する。
表2は、デジタイザ形式で出力される1回分の出力用座標値情報PZの具体的な構成を示す。表2に示すように、デジタイザ形式の出力用座標値情報PZは、検出された複数の点のX座標およびY座標と、検出された複数の点の指示状態の是非をそれぞれ示す指示状態要素(Touch_Valid)とを含む。デジタイザ形式は、具体的には、USBのHID(Human
Interface Device)の規格で、UsagePageがDegitizers、UsageがTouch Screenのモードでの通信フォーマットで実現される。
Interface Device)の規格で、UsagePageがDegitizers、UsageがTouch Screenのモードでの通信フォーマットで実現される。
図4〜図9は、本実施形態の座標出力装置1において、座標出力装置1の制御部12が実行する座標入力処理を説明するためのフローチャートである。本実施形態の座標出力装置1における座標出力処理は、操作面10内の指示された点の座標を検出するための図4〜図8の座標検出処理と、検出された座標を示す情報を装置外部に出力するための図9の座標出力処理とを含む。図4〜図9の座標検出処理ならびに図9の座標出力処理において用いられる変数などの定義は、以下の通りである。
最新の検出座標値情報OZは、操作者によって指示された最新の点の座標値に関する情報用の変数である。前回の検出座標値情報OZbkは、最新の座標検出タイミングの1回前において、操作者によって指示された点の座標値に関する情報用の変数である。出力用検出座標値情報は、座標出力装置1から情報機器本体3へ送付すべき座標値に関する情報用の変数である。
最新の検出された点の座標を示す最新の検出座標値情報OZは、最新の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1、最新の1点目のX座標値OZaX1、最新の1点目のY座標OZaY1、最新の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2、最新の2点目のX座標値OZaX2、および最新の2点目のY座標値OZaY2を含む。
前回の検出座標値情報OZbkは、前回の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bk、前回の1点目のX座標値OZaX1bk、前回の1点目のY座標値OZaY1bk、前回の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bk、前回の2点目のX座標値OZaX2bk、前回の2点目のY座標値OZaY2bkを含む。
出力用座標値情報PZは、出力用の1点目の検出の有無を示すフラグPZaF1、出力用の1点目のX座標値PZaX1、出力用の1点目のY座標値PZaY1、出力用の2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2、出力用の2点目のX座標値PZaX2、出力用の1点目のY座標値PZaY2を含む。
各座標値情報において、1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2,OZaF1bk,OZaF2bk,PZaF1,PZaF1は、点の座標が検出されない場合「0」であり、点の座標が検出された場合「1」である。
情報機器本体3へ送付すべき出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgは、初期値が「0」であり、「0」が送付すべき出力用座標値情報PZがない状態を示し、「1」が送付すべき出力用座標値情報PZがある状態を示す。
マウス形式用バッファSendbuf_MSは、表1で示すマウス形式の出力用座標値情報PZを記憶する。マウス形式用バッファSendbuf_MSにおいて、指示状態の是非を示す指示状態要素(Lボタン)は、遮光のある指示状態であるとき「1」であり、遮光のない非指示状態では「0」である。
デジタイザ形式用バッファSendbuf_DEは、表2で示すデジタイザ形式の出力用座標値情報PZを記憶する。デジタイザ形式用バッファSendbuf_DEにおいて、1点目および2点目の指示状態の是非をそれぞれ示す指示状態要素Touch_
Validは、遮光のある指示状態であるとき「1」であり、遮光のない非指示状態では「0」である。
Validは、遮光のある指示状態であるとき「1」であり、遮光のない非指示状態では「0」である。
マウス形式の出力用座標値情報PZおよびデジタイザ形式の出力用座標値情報PZにおいて、指示状態要素(Lボタン),(Touch_Valid)が「1」である間は、操作面内の点が継続して指示されている状態である。タッチパネル装置であれば、指示具が操作面にタッチしてから操作面から離れることなく操作面内を移動する間、指示状態要素が「1」に保たれる。
前回送信データ形式バッファSendFmtは、前回の出力用座標値情報PZの送付時に用いられた出力形式を記録する。前回送信データ形式バッファSendFmtは、送付無しの場合「0」であり、マウス形式が選ばれたときは「1」であり、デジタイザ形式が選ばれたとき「2」である。
図4Aおよび図4Bは、本実施形態の座標出力装置1の制御部12が実行する座標検出処理の全体の流れを示すフローチャートである。
装置起動後、ステップP0からステップP1に進む。ステップP1において、座標入力処理に係る各種の変数やバッファが初期化される。
ステップP2において、前回の検出座標値情報OZbkにおいて1点目および2点目の座標が検出されているか否かが判断される。すなわち、前回の検出座標値情報OZbkのうちの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkと2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bkとの両方が「0」であるか否かが判断される。両フラグが0である場合、ステップP2からステップP3に進む。
ステップP3において、後述の図5Aおよび図5Bで説明する全体スキャン処理が実行される。全体スキャン処理は、操作者によって指示された1以上の点の座標を操作面10全体から検出するための処理である。この結果、最新の検出座標値情報OZが更新される。1点目および2点目のうちの少なくとも一方が検出されたならば、最新の検出座標値情報OZにおいて、1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2のうちの少なくとも一方が「1」に変更される。1点目および2点目の両方が検出されないならば、最新の検出座標値情報OZにおいて、1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2の両方が「0」のまま保たれる。
ステップP3の全体スキャン処理終了後、ステップP4において、最新の検出座標値情報OZにおいて、少なくとも1点目の座標が検出されたか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「1」であるか否かが判断される。最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「0」であれば、ステップP3の全体スキャン処理において点の座標が1つも検出されていないため、ステップP4からステップP3に戻り、ステップP3の全体スキャン処理を再実行する。この結果、最新の検出座標値情報OZにおいて少なくとも1点分の座標が検出されるまで、ステップP3およびステップP4の処理が繰返される。最新の検出座標値情報OZにおいて少なくとも1点目の座標が検出されている場合、ステップP4からステップP5に進む。
ステップP5において、前回送信データ形式バッファSendFmtに、「送付無し」を示す「0」が代入される。
次いで、ステップP6において、ステップP3およびステップP4で検出された最新の検出座標値情報OZを、前回の検出座標値情報OZbkにセットする。すなわち、前回の検出座標値情報OZbkの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkに最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が代入され、前回の検出座標値情報OZbkの1点目のX座標値OZaX1bkに最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標値OZaX1が代入され、前回の検出座標値情報OZbkの1点目のY座標値OZaY1bkに最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1が代入される。同様に、前回の検出座標値情報OZbkの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bkに最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が代入される。
以上、ステップP3〜ステップP6の処理によって、少なくとも、前回の検出座標値情報OZbkの前回の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkに「1」が代入され、かつ、1点目のX座標値OZaX1およびY座標OZaY1に最新の検出結果が代入される。
ステップP3〜ステップP6の処理後、ステップP7に進む。また、ステップP2において、前回の検出座標値情報OZbkにおいて1点目および2点目の座標のうちの少なくとも一方が検出されている場合、ステップP2からステップP3〜ステップP6を飛ばしてステップP7へ進む。この結果、ステップP7へ進む時点で、前回の検出座標値情報OZbkにおいて、1点目および2点目のうちの少なくとも一方が検出されている。
ステップP7において、前回の検出座標値情報OZbkにおいて、1点目の座標が検出されているか否かが判断される。すなわち、前回の検出座標値情報OZbkの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkが「1」であるか否かが判断される。前述のフラグOZaF1bkが「1」である場合、前回の検出座標値情報OZbkに1点目の座標が存在するので、ステップP7からステップP8に進む。
ステップP8において、後述の図6で説明する1点目用の局所スキャン処理が実行される。1点目用の局所スキャン処理は、操作者によって指示された1点目の最新の座標を、操作面10内の前回の1点目の座標を含む所定範囲から検出するための処理である。この結果、最新の検出座標値情報OZのうち、1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1、1点目のX座標値OZaX1、および1点目のY座標OZaY1が更新される。
ステップP9において、ステップP8で更新された1点目の最新の座標に係る情報が、出力用座標値情報PZにセットされる。すなわち、最新の検出座標値情報OZのうち、ステップP8で更新された1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1、1点目のX座標値OZaX1、および1点目のY座標OZaY1が、出力用座標値情報PZの1点目の検出の有無を示すフラグPZaF1、1点目のX座標値PZaX1、および1点目のY座標PZaY1に、それぞれ代入される。代入後、ステップP9からステップP11に進む。
ステップP7において、前回の検出座標値情報OZbkの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkが「0」である場合、前回の検出座標値情報OZbkに1点目の座標が存在しない。この場合、ステップP7からステップP10に進む。ステップP10において、2点目の検出のため、後述の図5Aおよび図5Bで説明する全体スキャン処理が実行される。この結果、最新の検出座標値情報OZが更新される。全体スキャン処理実行後、ステップP10からステップP11に進む。
ステップP11において、情報機器本体3へ送付すべき出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgに、出力用座標値情報PZが有る旨を示す「1」が代入される。更新された出力用座標値情報PZの有無のフラグSendFlgは、後述する図8Aおよび図8Bの座標出力処理で用いられる。
以上、ステップP7〜ステップP11の処理によって、最新の検出座標値情報OZならびに出力用座標値情報PZのうち、1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,PZaF1、1点目のX座標値OZaX1,PZaX1、および1点目のY座標OZaY1,PZaY1が、局所スキャン処理を用いて更新され、かつ、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgが「有り」に更新される。
ステップP12において、前回の検出座標値情報OZbkにおいて、2点目の座標が検出されているか否かが判断される。すなわち、前回の検出座標値情報OZbkの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bkが「1」であるか否かが判断される。前述のフラグOZaF2bkが「1」である場合、前回の検出座標値情報OZbkに2点目の座標が存在するので、ステップP12からステップP13に進む。
ステップP13において、後述の図7で説明する2点目用の局所スキャン処理が実行される。2点目用の局所スキャン処理は、操作者によって指示された2点目の最新の座標を、操作面10内の前回の2点目の座標を含む所定範囲から検出するための処理である。この結果、最新の検出座標値情報OZのうち、2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2、2点目のX座標値OZaX2、および2点目のY座標OZaY2が更新される。
ステップP14において、ステップP13で更新された2点目の最新の座標に係る情報が、出力用座標値情報PZにセットされる。すなわち、最新の検出座標値情報OZのうち、ステップP13で更新された2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2、2点目のX座標値OZaX2、および2点目のY座標OZaY2が、出力用座標値情報PZの2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2、2点目のX座標値PZaX2、および2点目のY座標PZaY2に、それぞれ代入される。代入後、ステップP14からステップP16に進む。
ステップP12において、前回の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bkが「0」である場合、前回の検出座標値情報OZbkに2点目の座標が存在しない。この場合、ステップP12からステップP15に進む。ステップP15において、1点目の検出のため、後述の図5Aおよび図5Bで説明する全体スキャン処理が実行される。この結果、最新の検出座標値情報OZが更新される。全体スキャン処理実行後、ステップP15からステップP16に進む。
ステップP16において、情報機器本体3へ送付すべき出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgに、出力用座標値情報PZが有る旨を示す「1」が代入される。更新された出力用座標値情報PZの有無のフラグSendFlgは、後述する図8Aおよび図8Bの座標出力処理で用いられる。
以上、ステップP12〜ステップP16の処理によって、最新の検出座標値情報OZならびに出力用座標値情報PZのうち、2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2,PZaF2、2点目のX座標値OZaX2,PZaX2、および2点目のY座標OZaY2,PZaY2が、局所スキャン処理を用いて更新され、かつ、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgが「有り」に更新される。
このように、図4Aおよび図4Bの座標入力処理において、ステップP7〜ステップP16の処理によって、最新の検出座標値情報OZが更新され、かつ、更新された最新の検出座標値情報OZが出力用座標値情報PZにセットされる。これによって更新された出力用座標値情報PZは、後述する図8Aおよび図8Bの座標出力処理で用いられる。
次いで、ステップP17において、ステップP7〜ステップP16で検出された最新の検出座標値情報OZを、前回の検出座標値情報OZbkにセットする。すなわち、前回の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1bkに最新の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が代入され、前回の1点目のX座標値OZaX1bkに最新の1点目のX座標値OZaX1が代入され、前回の1点目のY座標値OZaY1bkに最新の1点目のY座標OZaY1が代入される。同様に、前回の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2bkに最新の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が代入され、 前回の2点目のX座標値OZaX2bkに最新の2点目のX座標値OZaX2が代入され、前回の2点目のY座標値OZaY2bkに最新の2点目のY座標値OZaY2が代入される。
前回検出座標値情報の更新後、ステップP17からステップP2に進む。ステップP2〜ステップP17の処理は、時間経過に伴って、適宜繰り返される。
以上の処理によって、本実施形態の座標出力装置1は、操作面10内の指示された点の座標を、周期的に検出することができる。また本実施形態の座標出力装置1は、最新の検出座標値情報OZにおいて1点目および2点目の少なくとも一方が検出されていれば、検出された点について局所スキャン処理を行う。このため、線描画動作やジェスチャ動作など、指示状態移行後に指示状態を保ったまま指示される点が操作面10内を移動する状況下において、操作面10内の指示された点の座標の検出処理を簡略化して、検出時間を短縮することができる。
図5Aおよび図5Bは、本実施形態の座標出力装置1の制御部12が実行する図4Aおよび図4Bの座標検出処理内で実行される全体スキャン処理を説明するためのフローチャートである。全体スキャン処理は、図4Aおよび図4Bの画像検出処理内において、ステップP3とステップP10とステップP15で実行される。
全体スキャン処理が実行されると、ステップA0からステップA1に進む。ステップA1において、全体スキャン処理に係る各種の変数やバッファが初期化される。すなわち、X軸用カウンタXおよびY軸用カウンタYに最小値である「0」が代入され、かつ、X座標保持用の仮変数TmpXにX座標の最小値である「−0xffff」が代入され、およびY座標保持用の仮変数TmpYにY座標の最小値である「−0yffff」が代入される。図5Aおよび図5Bの例では、X座標の小さいほうから大きいほうへ、Y座標の小さいほうから大きいほうへ、それぞれスキャンが成されるので、初期値が最小値になっている。
なお、本実施形態の座標出力装置1において、X座標値およびY座標値は、線状に配置されるX軸発光素子31およびY軸発光素子33の一端からの行番号および列番号に相当する。すなわち、X番目のX軸発光素子31およびX軸受光素子32の間とY番目のY軸発光素子33およびY軸受光素子34の間とに介在される点のXY2次元座標が(X,Y)と表記される。
ステップA2〜ステップA9は、操作面10に指示される点のX座標を検出するための処理である。
ステップA2において、X軸用カウンタXの最新値が、X軸発光素子31の総数未満であるか否かが判断される。X軸用カウンタXの最新値がX軸発光素子31の総数未満であれば、ステップA2からステップA3に進む。
ステップA3において、座標検出装置の制御部12が、発光制御部35に、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸発光素子31を点灯させる。次いで、ステップA4において、座標検出装置の制御部12が、受光制御部36を介して、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸受光素子32の受光値を取得する。
ステップA5において、X番目のX軸受光素子32の受光値が予め定める基準値より小さいか否かが判断される。X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値未満である場合、X番目のX軸発光素子31とX番目のX軸受光素子32との間に、X番目のX軸発光素子31からの光を遮断する遮光物が存在すると判断される。すなわち、X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値未満である場合、X番目のX軸発光素子31とX番目のX軸受光素子32との間に、操作面10内の点を指示するための指示具が介在されると判断される。この場合、X軸カウンタXの最新値が、遮光物39が指示する点のX座標に相当する。X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値未満である場合、ステップA5からステップA6に進む。
ステップA6において、最新の検出座標値情報OZの1点目が検出済である場合、X軸カウンタXの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標と同等であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が検出済を示す「1」であり、かつ、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1と同等であるか否かが判断される。図5Aの例では、検出誤差などを防ぐために、所定のマージンを考慮して、具体的に、X軸カウンタXの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ大きい小さい数未満であるか否かが判断される。図5Aの例では、マージンは「3」である。
ステップA6において、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「0」である場合、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ小さい数以下である場合、および、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ大きい小さい数以上である場合、いずれの場合であっても、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1とは異なる値であると判断される。この場合、ステップA6からステップA7に進む。
ステップA7において、最新の検出座標値情報OZの2点目が検出済である場合、X軸カウンタXの最新値が、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標と同等であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が検出済を示す「1」であり、かつ、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2と同等であるか否かが判断される。図5Aの例では、ステップA7の処理は、ステップA6と同様に、検出誤差などを防ぐために、所定のマージンを考慮している。図5Aの例では、マージンは「3」である。
ステップA7において、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が「0」である場合、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2よりもマージン分だけ小さい数以下である場合、および、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2よりもマージン分だけ大きい小さい数以上である場合、いずれの場合であっても、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2とは異なる値であると判断される。この場合、ステップA7からステップA8に進む。
ステップA8に判断がいたる場合、X軸カウンタXの最新値と同等のX番目のX軸発光素子31およびX軸受光素子32の間に遮光物39が存在し、かつ、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目のX座標OZaX1,OZaX2と異なる。この結果、X軸カウンタの最新値が新しく指示された点のX座標であると判断されるので、座標保持用の仮変数TmpXにX軸カウンタの最新値が代入される。代入後、ステップA2〜ステップA9のX座標の検出処理が終了し、ステップA8からステップA10に進む。
前述のステップA5において、X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値以上である場合、X番目のX軸発光素子31とX番目のX軸受光素子32との間に遮光物39がないと判断される。この場合、ステップA5からステップA9に進む。
また前述のステップA6において、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「1」であり、さらに、X軸カウンタXの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1よりもマージン分だけ大きい小さい数未満である場合、X番目のX軸発光素子31とX番目のX軸受光素子32との間に遮光物39が存在するが、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1と同等であると判断される。この場合、ステップA6からステップA9に進む。
さらにまた前述のステップA7において、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が「1」であり、さらに、X軸カウンタXの最新値が、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2よりもマージン分だけ大きい小さい数未満である場合、X番目のX軸発光素子31とX番目のX軸受光素子32との間に遮光物39が存在するが、X軸カウンタXの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2と同等であると判断される。この場合、ステップA7からステップA9に進む。
ステップA9において、X軸カウンタXの最新値に1が加算されて、加算結果がX軸カウンタXに代入される。すなわち、X軸カウンタXが1だけインクリメントされる。X軸カウンタX更新後、ステップA9からステップA2に戻り、更新後のX軸カウンタXの最新値を用いて、ステップA2〜ステップA9の処理が実行される。ステップA2〜ステップA9のX座標検出処理は、ステップA8で座標保持用の仮変数TmpXが更新されるまで、またはステップA2でX軸カウンタXの最新値がX軸発光素子31の総数を超えるまで、繰返される。
前述のステップA2において、X軸用カウンタXの最新値がX軸発光素子31の総数を超えている場合、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の全ての対において遮光物39の有無の判定が完了したと判断される。この場合、ステップA2〜ステップA9のX座標の検出処理が終了し、ステップA2からステップA10に進む。
ステップA10〜ステップA17は、操作面10に指示される点のY座標を検出するための処理である。Y座標検出処理の各ステップA10〜ステップA17は、X座標検出処理の各ステップA2〜ステップA9と比較して、X座標をY座標に置換えればほぼ同等であるため、詳細説明は省略することがある。
ステップA10において、Y軸用カウンタYの最新値が、Y軸発光素子33の総数未満であるか否かが判断される。Y軸用カウンタYの最新値がY軸発光素子33の総数未満であれば、ステップA10からステップA11に進む。
ステップA11において、座標検出装置の制御部12が、発光制御部35に、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸発光素子33を点灯させる。次いで、ステップA12において、座標検出装置の制御部12が、受光制御部36を介して、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸受光素子34の受光値を取得する。
ステップA13において、Y番目のY軸受光素子34の受光値が予め定める所定値より小さいか否かが判断される。Y番目のY軸受光素子34の受光値が予め定める基準値未満である場合、Y番目のY軸発光素子33とY番目のY軸受光素子34との間に、Y番目のY軸発光素子33からの光を遮断する遮光物39が存在すると判断される。この場合、Y軸カウンタYの最新値が、遮光物39が指示する点のY座標に相当する。なお、ステップA5の基準値と、ステップA13の基準値とは、同等であってもよく、X軸およびY軸それぞれで異なっていても良い。Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値未満である場合、ステップA13からステップA14に進む。
ステップA14において、最新の検出座標値情報OZの1点目が検出済である場合、Y軸カウンタYの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標と同等であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が検出済を示す「1」であり、かつ、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1と同等であるか否かが判断される。図5Aの例では、検出誤差などを防ぐために、所定のマージンを考慮して、具体的に、Y軸カウンタYの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ大きい小さい数未満であるか否かが判断される。図5Aの例では、マージンは「3」である。
ステップA14において、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「0」である場合、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ小さい数以下である場合、および、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ大きい小さい数以上である場合、いずれの場合であっても、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1とは異なる値であると判断される。この場合、ステップA14からステップA15に進む。
ステップA15において、最新の検出座標値情報OZの2点目が検出済である場合、Y軸カウンタYの最新値が、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標と同等であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が検出済を示す「1」であり、かつ、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2と同等であるか否かが判断される。図5Aの例では、ステップA15の処理は、ステップA14と同様に、検出誤差などを防ぐために、所定のマージンを考慮いる。図5Aの例では、マージンは「3」である。
ステップA15において、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が「0」である場合、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2よりもマージン分だけ小さい数以下である場合、および、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2よりもマージン分だけ大きい小さい数以上である場合、いずれの場合であっても、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2とは異なる値であると判断される。この場合、ステップA15からステップA16に進む。
ステップA16に判断が至る場合、Y軸カウンタYの最新値がと同等のY番目のY軸発光素子33およびY軸受光素子34の間に遮光物39が存在し、かつ、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目のY座標OZaY1,OZaY2と異なる。この結果、Y軸カウンタの最新値が新しく指示された点のY座標であると判断されるので、Y座標保持用の仮変数TmpYにY軸カウンタの最新値が代入される。代入後、ステップA10〜ステップA17のY座標の検出処理が終了し、ステップA16からステップA18に進む。
前述のステップA5において、Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値以上である場合、Y番目のY軸発光素子33とY番目のY軸受光素子34との間に遮光物39がないと判断される。この場合、ステップA13からステップA17に進む。
また前述のステップA14において、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「1」であり、さらに、Y軸カウンタYの最新値が、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1よりもマージン分だけ大きい小さい数未満である場合、Y番目のY軸発光素子33とY番目のY軸受光素子34との間に遮光物39が存在するが、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1と同等であると判断される。この場合、ステップA14からステップA17に進む。
さらにまた前述のステップA15において、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2が「1」であり、さらに、Y軸カウンタYの最新値が、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2よりもマージン分だけ小さい数を超過し、かつ、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2よりもマージン分だけ大きい小さい数未満である場合、Y番目のY軸発光素子33とY番目のY軸受光素子34との間に遮光物39が存在するが、Y軸カウンタYの最新値が最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2と同等であると判断される。この場合、ステップA15からステップA17に進む。
ステップA17において、Y軸カウンタYが1だけインクリメントされる。Y軸カウンタY更新後、ステップA17からステップA10に戻り、更新後のY軸カウンタYの最新値を用いて、ステップA10〜ステップA17の処理が実行される。ステップA10〜ステップA17のY座標検出処理は、ステップA16でY座標保持用の仮変数TmpYが更新されるまで、またはステップA10でY軸カウンタYの最新値がY軸発光素子33の総数を超えるまで、繰返される。
前述のステップA10において、Y軸用カウンタYの最新値がY軸発光素子33の総数を超えている場合、Y軸発光素子33およびY軸受光素子34の全ての対において遮光物39の有無の判定が完了したと判断される。この場合、ステップA10〜ステップA17のY座標の検出処理が終了し、ステップA10からステップA18に進む。
ステップA18〜ステップA31は、X座標保持用の仮変数TmpXおよびY座標保持用の仮変数TmpYと最新の検出座標値情報OZとに基づき、最新の検出座標値情報OZを更新する。
ステップA18において、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の両方が検出済であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2の両方が検出有りを示す「1」であるか否かが判断される。最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2の少なくとも一方が検出無しを示す「0」である場合、ステップA18からステップA19に進む。
ステップA19において、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の両方が未検出であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2の両方が検出無しを示す「0」であるか否かが判断される。最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2の両方が「0」である場合、ステップA19からステップA20に進む。
ステップA20において、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対とY軸発光素子33およびY軸受光素子34の対との両方の間で、遮光物39が検出されているか否かが判断される。すなわち、X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致せず、かつ、Y座標保持用の仮変数TmpYが初期値0yffffと一致しないか否かが判断される。両仮変数TmpX,TmpYが初期値0xffff,0yffffと一致しない場合、遮光物39が検出されていると判断され、ステップA20からステップA23に進む。
前述のステップA19において、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2のうちの片方だけが検出無しを示す「0」である場合、ステップA19からステップA21に進む。
ステップA21において、最新の検出座標値情報OZの1点目が検出済であるか否かが判断される。すなわち、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が検出有りを示す「1」であるか否かが判断される。最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「0」である場合、1点目が未検出であるので、ステップA21からステップA22に進む。
ステップA22において、ステップA20と同様に、X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致せず、かつ、Y座標保持用の仮変数TmpYが初期値0yffffと一致しないか否かが判断される。両仮変数TmpX,TmpYが初期値0xffff,0yffffと一致しない場合、遮光物39が検出されていると判断され、ステップA22からステップA23に進む。
ステップA23において、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1にX座標保持用の仮変数TmpXの最新値が代入され、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1にY座標保持用の仮変数TmpYの最新値が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1に、検出有りを示す「1」が代入される。最新の検出座標値情報OZの更新後、ステップA23からステップA32に進み、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この結果、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標およびY座標が、最新の検出結果に応じて更新される。
前述したステップA22において、X座標保持用の仮変数TmpXおよびY座標保持用の仮変数TmpYの少なくとも一方が初期値0xffff,0yffffと一致する場合、ステップA22からステップA24に進む。
ステップA24において、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対の間で、遮光物が検出されていないか否かが判断される。すなわち、X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致するか否かが判断される。X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致する場合、ステップA24からステップA25に進む。またX座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致しない場合、ステップA24からステップA26に進む。
ステップA25において、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1に最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2が代入され、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1にY座標保持用の仮変数TmpYの最新値が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1に、検出有りを示す「1」が代入される。
ステップA26において、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1にX座標保持用の仮変数TmpXの最新値が代入され、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1に最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1に、検出有りを示す「1」が代入される。
最新の検出座標値情報OZの更新後、ステップA25およびステップA26からステップA32に進み、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この結果、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標およびY座標が、最新の検出結果および最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標およびY座標に応じて更新される。
前述したステップA21において、最新の検出座標値情報OZの1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1が「1」である場合、ステップA21からステップA27に進む。この場合、最新の検出座標値情報OZの1点目が検出されているので、X座標保持用の仮変数TmpXおよびY座標保持用の仮変数TmpYは、最新の検出座標値情報OZの2点目に代入される。
ステップA27において、ステップA20と同様に、X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致せず、かつ、Y座標保持用の仮変数TmpYが初期値0yffffと一致しないか否かが判断される。両仮変数TmpX,TmpYがどちらも初期値0xffff,0yffffと一致しない場合、遮光物39が検出されていると判断され、ステップA27からステップA28に進む。
ステップA28において、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2にX座標保持用の仮変数TmpXの最新値が代入され、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2にY座標保持用の仮変数TmpYの最新値が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2に、検出有りを示す「1」が代入される。最新の検出座標値情報OZの更新後、ステップA28からステップA32に進み、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この結果、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標およびY座標が、最新の検出結果に応じて更新される。
前述のステップA27において、X座標およびY座標保持用の仮変数TmpX,TmpYのうちの少なくとも一方が初期値0xffff,0yffffと一致する場合、ステップA27からステップA29に進む。
ステップA29において、ステップA24と同様に、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対の間で、遮光物39が検出されていないか否かが判断される。X座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致する場合、ステップA29からステップA30に進む。またX座標保持用の仮変数TmpXが初期値0xffffと一致しない場合、ステップA29からステップA31に進む。
ステップA30において、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2に最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標OZaX1が代入され、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2にY座標保持用の仮変数TmpYの最新値が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2に、検出有りを示す「1」が代入される。
ステップA31において、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標OZaX2にX座標保持用の仮変数TmpXの最新値が代入され、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標OZaY2に最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標OZaY1が代入される。かつ、最新の検出座標値情報OZの2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2に、検出有りを示す「1」が代入される。
最新の検出座標値情報OZの更新後、ステップA30およびステップA31からステップA32に進み、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この結果、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標およびY座標が、最新の検出結果および最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標およびY座標に応じて更新される。
前述したステップA18において、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2の両方が「1」である場合、ステップA18からステップA32に進んで、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この場合、ステップA1〜A16の検出結果は破棄される。
また前述したステップA20において、X座標保持用の仮変数TmpXおよびY座標保持用の仮変数TmpYの少なくとも一方が初期値0xffffと一致する場合、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対とY軸発光素子33およびY軸受光素子34の対との少なくとも一方で、遮光物39が検出されていないと判断される。この場合、ステップA20では1点目および2点目の両方が未検出なので、遮光物39が検出されない軸線の座標を確定できない。ゆえに、ステップA20からステップA32に進んで、図5Aおよび図5Bの全体スキャン処理が終了する。この場合も、ステップA1〜ステップA16の検出結果は破棄される。
以上の処理によって、本実施形態の座標出力装置1は、操作面10全体の検出結果に応じて、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目を更新することができる。
最新の検出座標値情報OZにおいて既に2点目の座標が検出されている状況下において、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対とY軸発光素子33およびY軸受光素子34の対とのうちのどちらか一方対でしか遮光物39が検出されていない場合、X軸およびY軸のうちの遮光物39が検出されていない軸側の座標が、検出済の2点目の前記検出されていない軸側座標と重なっていると想定される。ゆえに、ステップA24〜ステップA26の処理において、検出済の2点目の前記検出されていない軸側の座標を、最新の検出座標値情報OZの1点目の遮光物39が検出されなかった軸側の座標とみなして、該座標に代入している。
同様に、最新の検出座標値情報OZにおいて既に1点目の座標が検出されている状況下において、X軸発光素子31およびX軸受光素子32の対とY軸発光素子33およびY軸受光素子34の対とのうちのどちらか一方対でしか遮光物39が検出されていない場合、X軸およびY軸のうちの遮光物39が検出されていない軸側の座標が、検出済の1点目の前記検出されていない軸側座標と重なっていると想定される。ゆえに、ステップA24〜ステップA26と同様に、ステップA29〜ステップA31の処理において、検出済の1点目の前記検出されていない軸側の座標を、最新の検出座標値情報OZの2点目の遮光物39が検出されなかった軸側の座標とみなして、該座標に代入している。
これらの結果、1点目と2点目とでX座標またはY座標が重複していても座標検出が可能となる。
図6は、本実施形態の座標出力装置1の制御部12が実行する図4Aおよび図4Bの座標検出処理内で実行される1点目の局所スキャン処理を説明するためのフローチャートである。1点目の局所スキャン処理は、図4Aおよび図4Bの画像検出処理内において、ステップP8で実行される。
1点目の局所スキャン処理が実行されると、ステップC0からステップC1に進む。ステップC1において、1点目の局所スキャン処理に係る各種の変数やバッファが初期化される。すなわち、最新の検出座標値情報OZのうち、最新の1点目の検出の有無を示すフラグOZaF1、最新の1点目のX座標値OZaX1、および最新の1点目のY座標OZaY1に、初期値である「0」がそれぞれ代入される。周辺スキャン数用カウンタctにも、初期値「0」が代入される。X軸用カウンタXには、初期値として、前回の検出座標値情報OZbkの1点目のX座標OZaX1bkから予め定める周辺スキャン数の半分の値を減じた差「OZaX1bkー(周辺スキャン数)/2」が代入される。X軸およびY軸の周辺スキャン数は、局所スキャン処理において検出対象となる範囲30のX軸方向およびY軸方向それぞれの幅に相当する。図6の例では、X軸およびY軸の周辺スキャン数は相互に等しい。
ステップC2〜ステップC7は、最新の1点目のX座標値OZaX1を検出するためのX座標検出処理である。ステップC2において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が、周辺スキャン数未満であるか否かが判断される。周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数未満であれば、ステップC2からステップC3に進む。
ステップC3において、図5AのステップA3と同様に、座標出力装置の制御部12が、発光制御部35に、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸発光素子31を点灯させる。次いで、ステップC4において、図5AのステップA4と同様に、座標出力装置の制御部12が、受光制御部36を介して、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸受光素子32の受光値を取得する。
ステップC5において、図5AのステップA5と同様に、X番目のX軸受光素子32の受光値が予め定める基準値未満であるか否かが判断される。ステップC5において、X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値以上である場合、ステップC5からステップC6に進む。
ステップC6において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値に1が加算されて、加算結果が周辺スキャン数用カウンタctに代入される。すなわち、周辺スキャン数用カウンタctが1だけインクリメントされる。またステップC6において、図5AのステップA9と同様に、X軸カウンタXが1だけインクリメントされる。周辺スキャン数用カウンタctおよびX軸カウンタX更新後、ステップC6からステップC2に戻り、更新後のX軸カウンタXの最新値を用いて、ステップC2〜ステップC6の処理が実行される。
前述したステップC5において、X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値未満である場合、ステップC5からステップC7に進む。この場合、X軸カウンタXの最新値と同等のX番目のX軸発光素子31およびX軸受光素子32の間に遮光物39が存在する。ゆえに、X軸カウンタXの最新値が新しく指示された点のX座標であると判断される。
ステップC7において、最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標値OZaX1に、X軸カウンタXの最新値が代入される。代入後、ステップC2〜ステップC7のX座標検出処理が終了し、ステップC7からステップC8に進む。ステップC2〜ステップC7のX座標検出処理は、ステップC7で最新の検出座標値情報OZの1点目のX座標値OZaX1が更新されるまで、またはステップC2で周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数を超えるまで、繰返される。
ステップC8〜ステップC14は、最新の1点目のY座標値OZaY1を検出するためのY座標検出処理である。ステップC8において、初期化のために、周辺スキャン数用カウンタctに初期値「0」が代入される。
ステップC9において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が、周辺スキャン数未満であるか否かが判断される。周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数未満であれば、ステップC9からステップC10に進む。
ステップC10において、図5AのステップA11と同様に、座標出力装置の制御部12が、発光制御部35に、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸発光素子33を点灯させる。次いで、ステップC11において、図5AのステップA12と同様に、座標出力装置の制御部12が、受光制御部36を介して、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸受光素子34の受光値を取得する。
ステップC12において、図5AのステップA13と同様に、Y番目のY軸受光素子34の受光値が予め定める基準値未満であるか否かが判断される。Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値以上である場合、ステップC12からステップC13に進む。
ステップC13において、周辺スキャン数用カウンタctが1だけインクリメントされる。またステップC13において、図5AのステップA17と同様に、Y軸カウンタYが1だけインクリメントされる。周辺スキャン数用カウンタctおよびY軸カウンタY更新後、ステップC13からステップC9に戻り、更新後のY軸カウンタYの最新値を用いて、ステップC9〜ステップC13の処理が実行される。
前述したステップC12において、Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値未満である場合、ステップC12からステップC14に進む。この場合、Y軸カウンタYの最新値と同等のY番目のY軸発光素子33およびY軸受光素子34の間に遮光物39が存在する。ゆえに、Y軸カウンタYの最新値が新しく指示された点のY座標であると判断される。
ステップC14において、最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標値OZaY1に、Y軸カウンタYの最新値が代入される。代入後、ステップC9〜ステップC14のY座標の検出処理が終了し、ステップC15で図6のフローチャートの処理を終了する。ステップC9〜ステップC14のY座標検出処理は、ステップC14で最新の検出座標値情報OZの1点目のY座標値OZaY1が更新されるまで、またはステップC9で周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数を超えるまで、繰返される。
ステップC2において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数以上である場合、前回の検出座標値情報OZbkの1点目の周辺範囲に最新の指示された点が存在しない。ゆえにこの場合、ステップC2からステップC15に進み、図6のフローチャートの処理を終了する。同様に、ステップC9において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数以上である場合も、ステップC9からステップC15に進み、図6のフローチャートの処理を終了する。
以上の処理によって、本実施形態の座標出力装置1は、操作面10内の前回の検出座標値情報OZbkの1点目の周辺から、最新の検出座標値情報OZの1点目の座標を検出して、最新の検出座標値情報OZを更新することができる。この結果、最新の検出座標値情報OZの1点目の座標検出に要する時間が短縮される。
図7は、本実施形態の座標出力装置1の制御部12が実行する図4Aおよび図4Bの座標検出処理内で実行される2点目の局所スキャン処理を説明するためのフローチャートである。2点目の局所スキャン処理は、図4Aおよび図4Bの画像検出処理内において、ステップP13で実行される。図7の各ステップD1〜D15は、図6の各ステップC1〜ステップC15と比較して、「1点目」を「2点目」に置換えればほぼ同等であるため、詳細説明は省略することがある。
2点目の局所スキャン処理が実行されると、ステップD0からステップD1に進む。ステップD1において、2点目の局所スキャン処理に係る各種の変数やバッファが初期化される。すなわち、最新の検出座標値情報OZのうち、最新の2点目の検出の有無を示すフラグOZaF2、最新の2点目のX座標値OZaX2、および最新の2点目のY座標OZaY2に、初期値である「0」がそれぞれ代入される。周辺スキャン数用カウンタctにも、初期値「0」が代入される。X軸用カウンタXには、初期値として、前回の検出座標値情報OZbkの2点目のX座標OZaX2bkから予め定める周辺スキャン数の半分の値を減じた差「OZaX2bk−(周辺スキャン数)/2」が代入される。
ステップD2〜ステップD7は、最新の2点目のX座標値OZaX2を検出するためのX座標検出処理である。ステップD2において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が、周辺スキャン数未満であるか否かが判断される。周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数未満であれば、ステップD2からステップD3に進む。
ステップD3において、図5AのステップA3と同様に、座標出力装置の制御部12が、発光制御部35に、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸発光素子31を点灯させる。次いで、ステップD4において、図5AのステップA4と同様に、座標出力装置の制御部12が、受光制御部36を介して、X軸カウンタXの最新値と同数番目のX軸受光素子32の受光値を取得する。
ステップD5において、図5AのステップA5と同様に、X番目のX軸受光素子32の受光値が予め定める基準値未満であるか否かが判断される。X番目のX軸受光素子32の受光値が予め定める基準値以上である場合、ステップD5からステップD6に進む。
ステップD6において、周辺スキャン数用カウンタctが1だけインクリメントされる。またステップD6において、図5AのステップA9と同様に、X軸カウンタXが1だけインクリメントされる。周辺スキャン数用カウンタctおよびX軸カウンタX更新後、ステップD6からステップD2に戻り、更新後のX軸カウンタXの最新値を用いて、ステップD2〜ステップD6の処理が実行される。
ステップD5において、X番目のX軸受光素子32の受光値が基準値未満である場合、ステップD5からステップD7に進む。この場合、X軸カウンタXの最新値がと同等のX番目のX軸発光素子31およびX軸受光素子32の間に遮光物39が存在する。ゆえに、X軸カウンタXの最新値が新しく指示された点のX座標であると判断される。
ステップD7において、最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標値OZaX2に、X軸カウンタXの最新値が代入される。代入後、ステップD2〜ステップD7のX座標検出処理が終了し、ステップD7からステップD8に進む。ステップD2〜ステップD7のX座標検出処理は、ステップD7で最新の検出座標値情報OZの2点目のX座標値OZaX2が更新されるまで、またはステップD2で周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数を超えるまで、繰返される。
ステップD8〜ステップD14は、最新の2点目のY座標値OZaY2を検出するためのY座標検出処理である。ステップD8において、初期化のために、周辺スキャン数用カウンタctに初期値「0」が代入される。
ステップD9において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が、周辺スキャン数未満であるか否かが判断される。周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数未満であれば、ステップD9からステップD10に進む。
ステップD10において、図5AのステップA11と同様に、座標出力装置の制御部12が、発光制御部35に、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸発光素子33を点灯させる。次いで、ステップD11において、図5AのステップA12と同様に、座標出力装置の制御部12が、受光制御部36を介して、Y軸カウンタYの最新値と同数番目のY軸受光素子34の受光値を取得する。
ステップD12において、図5AのステップA13と同様に、Y番目のY軸受光素子34の受光値が予め定める基準値未満であるか否かが判断される。Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値以上である場合、ステップD12からステップD13に進む。
ステップD13において、周辺スキャン数用カウンタctが1だけインクリメントされる。またステップD13において、図5AのステップA9と同様に、Y軸カウンタYが1だけインクリメントされる。周辺スキャン数用カウンタctおよびY軸カウンタY更新後、ステップD13からステップD9に戻り、更新後のY軸カウンタYの最新値を用いて、ステップD9〜ステップD13の処理が実行される。
前述したステップD12において、Y番目のY軸受光素子34の受光値が基準値未満である場合、ステップD12からステップD14に進む。この場合、Y軸カウンタYの最新値がと同等のY番目のY軸発光素子33およびY軸受光素子34の間に遮光物39が存在する。ゆえに、Y軸カウンタYの最新値が新しく指示された点のY座標であると判断される。
ステップD14において、最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標値OZaY2に、Y軸カウンタYの最新値が代入される。代入後、ステップD9〜ステップD14のY座標の検出処理が終了し、ステップD15で図7のフローチャートの処理を終了する。ステップD9〜ステップD14のY座標検出処理は、ステップD14で最新の検出座標値情報OZの2点目のY座標値OZaY2が更新されるまで、またはステップD9で周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数を超えるまで、繰返される。
前述したステップD2において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数以上である場合、前回の検出座標値情報OZbkの2点目の周辺範囲に最新の指示された点が存在しない。ゆえにこの場合、ステップD2からステップD15に進み、図6のフローチャートの処理を終了する。同様に、ステップD9において、周辺スキャン数用カウンタctの最新値が周辺スキャン数以上である場合も、ステップD9からステップD15に進み、図6のフローチャートの処理を終了する。
以上の処理によって、本実施形態の座標出力装置1は、操作面10内の前回の検出座標値情報OZbkの2点目の周辺から、最新の検出座標値情報OZの2点目の座標を検出して、最新の検出座標値情報OZを更新することができる。この結果、最新の検出座標値情報OZの2点目の座標検出に要する時間が短縮される。
図8Aおよび図8Bは、図1の座標出力装置1の制御部12が実行する座標出力処理の全体を説明するためのフローチャートである。図8Aおよび図8Bの座標出力処理は、周期的に呼出される割込み処理である。割込み処理開始後、ステップQ0からステップQ1に進む。
ステップQ1において、情報機器本体3へ送付すべき出力用座標値情報PZがあるか否かが判断される。すなわち、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgの最新値が情報有りを示す「1」であるか否かが判断される。出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgの最新値が「1」である場合、ステップQ1からステップQ2に進む。
ステップQ1において、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgの最新値が情報無しを示す「0」である場合、ステップQ1からステップQ20に進み、図8Aおよび図8Bのフローチャートを終了する。この場合、座標出力装置1から座標は出力されない。
ステップQ2において、出力用座標情報の1点目のX座標値PZaX1およびY座標値PZaY1、ならびに2点目のX座標値PZaX2およびY座標値PZaY2が、予め定めるタッチパネル解像度に応じて補正される。補正後の1点目のX座標値およびY座標値、ならびに2点目のX座標値およびY座標値が、補正後の出力用座標情報の1点目のX座標値OZaX1CVおよびY座標値OZaY1CV、ならびに2点目のX座標値OZaX1CVおよびY座標値OZaY1CVに、それぞれ代入される。タッチパネル解像度は、たとえば、X軸方向の解像度が「65536」であり、X軸方向の解像度が「65536」であり、操作面10全体で「65536×6553」と定義される。
送信出力用座標情報の座標値
=出力用座標情報の座標値×{(タッチパネル解像度)/(発光素子数)} …(1)
またステップQ2における出力用座標情報の具体的な補正手法を、上記の式1に示す。すなわち、前記補正手法において、補正後の出力用座標情報の単一点のX座標値OZaX1CV,OZaX2CVおよびY座標値OZaY1CV,OZaY2CVは、出力用座標情報のX座標値PZaX1,PZaX2およびY座標値PZaY1,PZaY2に、X軸方向およびY軸方向のタッチパネル解像度をX軸方向およびY軸方向の発光素子の総数で除算した商を乗算した値で実現される。
=出力用座標情報の座標値×{(タッチパネル解像度)/(発光素子数)} …(1)
またステップQ2における出力用座標情報の具体的な補正手法を、上記の式1に示す。すなわち、前記補正手法において、補正後の出力用座標情報の単一点のX座標値OZaX1CV,OZaX2CVおよびY座標値OZaY1CV,OZaY2CVは、出力用座標情報のX座標値PZaX1,PZaX2およびY座標値PZaY1,PZaY2に、X軸方向およびY軸方向のタッチパネル解像度をX軸方向およびY軸方向の発光素子の総数で除算した商を乗算した値で実現される。
ステップQ3において、出力用座標値情報PZの1点目および2点目の両方が検出済であるか否かが判断される。すなわち、出力用座標値情報PZの1点目の検出の有無を示すフラグPZaF1および2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2の両方が検出有りを示す「1」であるか否かが判断される。出力用座標値情報PZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグPZaF1,PZaF2の両方が「1」である場合、ステップQ3からステップQ4に進む。
ステップQ4において、出力用座標値情報PZの前回の送付時に用いられた出力形式がマウス形式であるか否かが判断される。すなわち、前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値がマウス形式を示す「1」であるか否かが判断される。前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値が「1」ではない場合、ステップQ4からステップQ5に進む。
ステップQ5において、デジタイザ形式の出力用座標値情報PZを記憶するデジタイザ形式用バッファSendbuf_DEの1点目および2点目の座標値に、補正後の出力用座標値情報PZの1点目および2点目の座標値が代入される。必要であれば、デジタイザ形式用バッファSendbuf_DEの他の要素も、補正後の出力用座標値情報PZに基づいて設定される。次いで、ステップQ6において、前回送信データ形式バッファSendFmtに、デジタイザ形式を示す「2」が代入される。前回送信データ形式バッファSendFmtの更新後、ステップQ6からステップQ7に進む。
ステップQ7において、デジタイザ形式用バッファSendbuf_DE内のデジタイザ形式の出力用座標値情報PZが、座標出力装置1の通信部14とUSB規格に応じた通信網を経由して、座標出力装置1から情報機器本体3に送付される。
ステップQ8において、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgに、送付すべき情報が無い旨を示す「0」が代入される。また、ステップQ8において、出力用座標値情報PZおよび最新の検出座標値情報OZが初期化される。この結果、出力用座標値情報PZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグPZaF1,PZaF2に初期値「0」が代入され、かつ、最新の検出座標値情報OZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグOZaF1,OZaF2に初期値「0」が代入される。なお、前回の検出座標値情報OZbkはそのまま保持される。フラグなどの初期化後、ステップQ8からステップQ20に進み、図8Aおよび図8Bのフローチャートの処理が終了する。
ステップQ2〜ステップQ8の処理によって、出力用座標値情報PZにおいて複数の点の座標が検出済である場合、デジタイザ形式が選ばれ、選ばれたデジタイザ形式で複数の点の座標が出力される。
前述のステップQ4において、前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値が「1」である場合、ステップQ4からステップQ9に進む。ステップQ9において、マウス形式用バッファSendbuf_MSの指示状態の是非を示す指示状態要素(Lボタン)に、遮光のない非指示状態である旨を示す「0」が代入される。
次いで、ステップQ10において、マウス形式用バッファSendbuf_MSに記憶されるマウス形式の出力用座標値情報PZが、座標出力装置1の通信部14とUSB規格に応じた通信網を経由して、座標出力装置1から情報機器本体3に送付される。この結果、線描画動作などの終了に伴い、指示状態から非指示状態への切換えが、座標出力装置1から情報機器本体3に通知される。
次いで、ステップQ11において、前回送信データ形式バッファSendFmtにデジタイザ形式を示す「2」が代入される。前回送信データ形式バッファSendFmtの更新後、ステップQ11からステップQ20に進み、図8Aおよび図8Bのフローチャートの処理が終了する。
上述のステップQ2〜ステップQ4,ステップQ9〜ステップQ11の処理によって、出力用座標値情報PZにおいて複数の点の座標が検出済であり、かつ前回送信データ形式にマウス形式が選ばれていた場合、座標の出力形式がマウス形式からデジタイザ形式へ切換えられる。上述の処理では、出力用座標値情報PZおよび最新の検出座標値情報OZが初期化されていないので、図8Aおよび図8Bの割込み処理の次の実行時に、出力用座標値情報PZの1点目および2点目の座標値がデジタイザ方式で一括して送付されることになる。
前述のステップQ3において、出力用座標値情報PZの1点目および2点目の検出の有無を示すフラグPZaF1,PZaF2の少なくとも一方が検出無しを示す「0」である場合、ステップQ3からステップQ12に進む。
ステップQ12において、前回の出力用座標値情報PZの送付時に用いられた出力形式がデジタイザ形式であるか否かが判断される。すなわち、前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値がデジタイザ形式を示す「2」であるか否かが判断される。前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値が「2」である場合、ステップQ12からステップQ13に進む。
次いで、ステップQ13において、デジタイザ形式用バッファSendbuf_DE内の1点目および2点目の指示状態の是非をそれぞれ示す指示状態要素Touch_
Validに、遮光のない非指示状態を示す「0」が代入される。
Validに、遮光のない非指示状態を示す「0」が代入される。
次いで、ステップQ14において、デジタイザ形式用バッファSendbuf_DEに記憶されるデジタイザ形式の出力用座標値情報PZが、座標出力装置1の通信部14とUSB規格に応じた通信網を経由して、座標出力装置1から情報機器本体3に送付される。この結果、ジェスチャ動作などの終了に伴い、指示状態から非指示状態への切換えが、座標出力装置1から情報機器本体3に通知される。
次いで、ステップQ15において、前回送信データ形式バッファSendFmtにマウス形式を示す「1」が代入される。前回送信データ形式バッファSendFmtの更新後、ステップQ15からステップQ20に進み、図8Aおよび図8Bのフローチャートの処理が終了する。
上述のステップQ2〜ステップQ3,ステップQ12〜ステップQ15の処理によって、出力用座標値情報PZにおいて単一の座標が検出済であり、かつ前回送信データ形式にデジタイザ形式が選ばれていた場合、座標の出力形式がデジタイザ形からマウス形式式へ切換えられる。上述の処理では、出力用座標値情報PZおよび最新の検出座標値情報OZが初期化されていないので、図8Aおよび図8Bの割込み処理の次の実行時に、出力用座標値情報PZの1点目および2点目の座標値がデジタイザ方式で一括して送付されることになる。
前述したステップQ12において、前回送信データ形式バッファSendFmtの最新値が「2」以外である場合、ステップQ12からステップQ16に進む。
ステップQ16において、出力用座標値情報PZの1点目および2点目のうちの検出済のいずれか一方が2点目であるか否かが判断される。すなわち、出力用座標値情報PZの2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2が検出有りを示す「1」であるか否かが判断される。出力用座標値情報PZの2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2が「0」である場合、ステップQ16からステップQ17に進む。出力用座標値情報PZの2点目の検出の有無を示すフラグPZaF2が「1」である場合、ステップQ16からステップQ18に進む。
ステップQ17において、マウス形式の出力用座標値情報PZを記憶するマウス形式用バッファSendbuf_MSのX座標値およびY座標値に、補正後の出力用座標値情報PZの1点目のX座標値OZaX1CVおよびY座標値OZaY1CVが代入される。また、ステップQ18において、マウス形式の出力用座標値情報PZを記憶するマウス形式用バッファSendbuf_MSのX座標値およびY座標値に、補正後の出力用座標値情報PZの2点目のX座標値OZaX2CVおよびY座標値OZaY2CVが代入される。ステップQ17およびステップQ18において、必要であれば、マウス形式用バッファSendbuf_MSの他の要素も、補正後の出力用座標値情報PZに基づいてそれぞれ設定される。座標値代入後、ステップQ17およびステップQ18から、ステップQ19に進む。
ステップQ19において、前回送信データ形式バッファSendFmtに、マウス形式を示す「1」が代入される。前回送信データ形式バッファSendFmtの更新後、ステップQ19からステップQ7に進む。
ステップQ19からステップQ7に至った場合、ステップQ7において、マウス形式用バッファSendbuf_MS内のマウス形式の出力用座標値情報PZが、座標出力装置1の通信部14とUSB規格に応じた通信網を経由して、座標出力装置1から情報機器本体3に送付される。次いで、ステップQ8において、出力用座標値情報PZの有無を示すフラグSendFlgに送付すべき情報がない旨を示す「0」が代入される。また、ステップQ8において、出力用座標値情報PZおよび最新の検出座標値情報OZが初期化される。
フラグなどの初期化後、ステップQ8からステップQ20に進み、図8Aおよび図8Bのフローチャートの処理が終了する。ステップQ2〜ステップQ3,ステップQ12,ステップQ16〜ステップQ19、ステップQ7〜ステップQ8の処理によって、出力用座標値情報PZにおいて単一の点の座標が検出済である場合、マウス形式が選ばれ、選ばれたマウス形式で単一の点の座標が出力される。
以上の処理によって、本実施形態の座標出力装置1は、出力用座標値情報PZ内の検出済の点の数に応じて、出力用座標値情報PZの出力形式が切換えられる。
本実施形態の座標出力装置1は、本実施形態の構成要素の最良の実施形態の1つである。本実施形態の構成要素の詳細構成は、上述の作用効果が発揮可能な構成であれば、上述した構成に限らず、他の様々な構成が用いられても良い。
1 座標出力装置
2 情報機器
3 情報機器本体
4 表示装置
10 操作面
11 座標出力装置の座標検出部
12 座標出力装置の制御部
13 座標出力装置の内部記憶部
14 座標出力装置の通信部
21 情報機器本体の座標検出部
22 情報機器本体の制御部
23 情報機器本体の内部記憶部
24 情報機器本体の通信部
31 X軸発光素子
32 X軸受光素子
33 Y軸発光素子
34 Y軸受光素子
35 発光制御部
26 受光制御部
OZ 最新の検出座標値情報
OZaF1 最新の検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX1 最新の検出座標値情報の1点目のX座標値
OZaY1 最新の検出座標値情報の1点目のY座標値
OZaF2 最新の検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX2 最新の検出座標値情報の2点目のX座標値
OZaY2 最新の検出座標値情報の2点目のY座標値
OZbr 前回の検出座標値情報
OZaF1bk 前回の検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX1bk 前回の検出座標値情報の1点目のX座標値
OZaY1bk 前回の検出座標値情報の1点目のY座標値
OZaF2bk 前回の検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX2bk 前回の検出座標値情報の2点目のX座標値
OZaY2bk 前回の検出座標値情報の2点目のY座標値
PZ 出力用座標値情報
PZaF1 出力用検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
PZaY1 出力用検出座標値情報の1点目のY座標値
PZaF2 出力用検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
PZaX2 出力用検出座標値情報の2点目のX座標値
PZaY2 出力用検出座標値情報の2点目のY座標値
Sendbuf_MS マウス形式用バッファ
Sendbuf_DE デジタイザ形式用バッファ
SendFlg 出力用座標値情報PZの有無を示すフラグ
SendFmt 前回送信データ形式バッファ
2 情報機器
3 情報機器本体
4 表示装置
10 操作面
11 座標出力装置の座標検出部
12 座標出力装置の制御部
13 座標出力装置の内部記憶部
14 座標出力装置の通信部
21 情報機器本体の座標検出部
22 情報機器本体の制御部
23 情報機器本体の内部記憶部
24 情報機器本体の通信部
31 X軸発光素子
32 X軸受光素子
33 Y軸発光素子
34 Y軸受光素子
35 発光制御部
26 受光制御部
OZ 最新の検出座標値情報
OZaF1 最新の検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX1 最新の検出座標値情報の1点目のX座標値
OZaY1 最新の検出座標値情報の1点目のY座標値
OZaF2 最新の検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX2 最新の検出座標値情報の2点目のX座標値
OZaY2 最新の検出座標値情報の2点目のY座標値
OZbr 前回の検出座標値情報
OZaF1bk 前回の検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX1bk 前回の検出座標値情報の1点目のX座標値
OZaY1bk 前回の検出座標値情報の1点目のY座標値
OZaF2bk 前回の検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
OZaX2bk 前回の検出座標値情報の2点目のX座標値
OZaY2bk 前回の検出座標値情報の2点目のY座標値
PZ 出力用座標値情報
PZaF1 出力用検出座標値情報の1点目の検出の有無を示すフラグ
PZaY1 出力用検出座標値情報の1点目のY座標値
PZaF2 出力用検出座標値情報の2点目の検出の有無を示すフラグ
PZaX2 出力用検出座標値情報の2点目のX座標値
PZaY2 出力用検出座標値情報の2点目のY座標値
Sendbuf_MS マウス形式用バッファ
Sendbuf_DE デジタイザ形式用バッファ
SendFlg 出力用座標値情報PZの有無を示すフラグ
SendFmt 前回送信データ形式バッファ
Claims (3)
- 操作面を有するタッチパネルと、
操作面内に指示される1以上の点の座標を検出する座標検出部と、
前記座標検出部によって単一の点の座標のみが検出されたときは、検出された単一の点の座標を予め定める第1出力形式で出力し、前記座標検出部によって同時に複数の点の座標が検出されたときは、検出された複数の点の座標を前記第1出力形式とは異なる予め定める第2出力形式で出力する制御部とを含むことを特徴とする座標出力装置。 - 前記座標検出部は、前記操作面内に指示される点の座標検出を、時間経過に伴って繰返し実行し、
前記制御部は、座標検出時に点の座標が検出された場合、当該検出された座標を含む予め定める範囲内を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させ、座標検出時に点の座標が検出されていない場合、操作面全体を対象として、前記座標検出部に次の座標検出を実行させることを特徴とする請求項1記載の座標出力装置。 - 前記第1出力形式は、マウス形式であり、前記第2出力形式は、デジタイザ形式であることを特徴とする請求項1または2記載の座標出力装置。
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-
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