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JP2014018810A - 抵抗溶接装置、及びそれを用いた抵抗溶接方法 - Google Patents

抵抗溶接装置、及びそれを用いた抵抗溶接方法 Download PDF

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JP2014018810A
JP2014018810A JP2012157560A JP2012157560A JP2014018810A JP 2014018810 A JP2014018810 A JP 2014018810A JP 2012157560 A JP2012157560 A JP 2012157560A JP 2012157560 A JP2012157560 A JP 2012157560A JP 2014018810 A JP2014018810 A JP 2014018810A
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welding
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JP2012157560A
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Motoaki Okuda
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Atsushi Minamigata
厚志 南形
Hidaka Yamada
晃嵩 山田
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制すること。
【解決手段】抵抗溶接装置30の第1の溶接棒31は、タブ群12cと対向する本体部32の先端面32aと、先端面32aからタブ群12cに向けて突出する溶接部33と、を有している。さらに、抵抗溶接装置30は、本体部32の先端面32aと接触可能な接触部35aを有するとともに本体部32の先端面32aとタブ群12cとの間に介在される介在部材35を有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、抵抗溶接装置、及びそれを用いた抵抗溶接方法に関する。
蓄電装置の一種である二次電池は、正極シートと負極シートとの間にシート状のセパレータを介在させて、正極シートと負極シートとの間をセパレータにより絶縁し、これらを交互に複数枚積層してなる積層型の電極組立体が、ケース内に電解液と共に収容されることで構成されている。各正極シート及び各負極シートは、金属箔に活物質が塗布された活物質層と、金属箔における活物質が塗布されていない部位であるタブとを有している。そして、各タブを積層することで、電極組立体にはタブ群が形成されている。各タブ群には、タブ群から電気を取り出すための導電部材がそれぞれ接続されている。各導電部材は、ケースに設けられた電極端子にそれぞれ接続されている。
タブ群と導電部材とを接続するには、まず、タブ群側に配置される第1の溶接棒(電極棒)と、導電部材側に配置される第2の溶接棒とによりタブ群及び導電部材を挟持するとともにタブ群及び導電部材を加圧した状態で通電することにより、タブ群の一部及び導電部材の一部を溶融させる。そして、溶融した部位同士を固化させて凝着させることでタブ群と導電部材とが接続される(例えば特許文献1参照)。
特開2010−73408号公報
しかしながら、タブ群は、タブが複数枚積層されることで形成されているため、タブ群と導電部材とを接続しようとする際に、タブ群に直接接触する第1の溶接棒は、タブ群が溶融していくにつれて、タブ群の溶融した部位に沈み込んでいく。タブ群における溶融した部位は第1の溶接棒に付着する。そして、第1の溶接棒が、タブ群の溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうと、タブ群における溶融した部位と第1の溶接棒との接触面積が大きくなり、タブ群における溶融した部位と第1の溶接棒との付着部位が拡がって、第1の溶接棒をタブ群の溶融した部位から引き抜き難くなってしまう虞がある。その結果、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性が悪化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制することができる抵抗溶接装置、及びそれを用いた抵抗溶接方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、蓄電装置の層状に構成された電極組立体を構成する金属箔の一端から突設されたタブが積層されてなるタブ群と、前記タブ群に電気的に接続される導電部材と、を抵抗溶接により接続させる抵抗溶接装置であって、前記タブ群側に配置される第1の溶接棒と、前記導電部材側に配置される第2の溶接棒と、を有し、前記第1の溶接棒は、前記タブ群と対向する対向面と、前記対向面から前記タブ群に向けて突出する溶接部と、を有し、前記対向面と接触可能な接触部を有するとともに前記対向面と前記タブ群との間に介在される介在部材を備えたことを要旨とする。
この発明によれば、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続しようとする際に、第1の溶接棒が、タブ群が溶融していくにつれて、タブ群の溶融した部位に沈み込んでいったとしても、第1の溶接棒の対向面が介在部材の接触部と接触することで、第1の溶接棒がタブ群の溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことを防止することができる。その結果、第1の溶接棒がタブ群の溶融した部位から引き抜き難くなってしまうことが抑制され、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記介在部材を前記タブ群側に押圧する押圧機構を備えたことを要旨とする。
この発明によれば、押圧機構によって介在部材がタブ群側に押圧されることで、タブ群が介在部材に押圧されるため、タブ群を構成する各タブ同士を密着させることができる。その結果、各タブ同士が密着していない場合に比べると、各タブを流れる電流の抵抗を少なくすることができるため、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続し易くすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記介在部材の前記タブ群側は平坦状であることを要旨とする。
この発明によれば、タブ群を平坦状の介在部材により押圧することができるため、タブ群を構成する各タブにしわが生じていたとしても、そのしわを延ばすことができ、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続し易くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記介在部材には、前記溶接部が挿通可能な挿通孔が形成されており、前記接触部は、前記対向面と対向する面において、前記挿通孔周りに形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、例えば、介在部材が、溶接部の周囲の一部に設けられている場合に比べると、対向面と接触部との接触面積を大きくすることができ、溶接部がタブ群の溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことを防止し易くすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記押圧機構は、一端が前記介在部材に接続されるとともに他端が前記第1の溶接棒を支持する支持部に接続されるバネ部材と、前記支持部及び前記第1の溶接棒を前記タブ群に向けて移動させる移動手段と、から構成されていることを要旨とする。
この発明によれば、移動手段により支持部をタブ群に向けて移動させることで、介在部材がバネ部材を介してタブ群に向けて移動するとともに、介在部材がタブ群に当接する。そして、介在部材がタブ群に当接した状態において、移動手段により支持部をタブ群に向けてさらに移動させることで、介在部材によりタブ群を押圧することができる。さらに、移動手段により支持部をタブ群に向けて移動させると、バネ部材が撓むため、第1の溶接棒をタブ群に向けて移動させることができる。よって、介在部材におけるタブ群への押圧と、第1の溶接棒におけるタブ群への接触とを、一つの装置によって行うことができ、抵抗溶接装置を簡素化することができるとともに、タブ群と導電部材との接続作業を簡素化することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記介在部材は、前記金属箔よりも導電率の低い材質により形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続しようとする際に、第1の溶接棒の対向面と介在部材の接触部とが接触しても、電流は介在部材よりもタブ群に流れ易くなるため、介在部材がタブ群に溶接されてしまうことを抑制することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記介在部材は、絶縁性を有することを要旨とする。
この発明によれば、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続しようとする際に、第1の溶接棒の対向面と介在部材の接触部とが接触しても、介在部材がタブ群に溶接されてしまうことを防止することができる。
請求項8に記載の発明は、蓄電装置の層状に構成された電極組立体を構成する金属箔の一端から突設されたタブが積層されてなるタブ群と、前記タブ群に電気的に接続される導電部材と、を抵抗溶接により接続させる抵抗溶接装置を用いた抵抗溶接方法であって、前記抵抗溶接装置は、前記タブ群側に配置される第1の溶接棒と、前記導電部材側に配置される第2の溶接棒と、を有し、前記第1の溶接棒における前記タブ群と対向する対向面に接触可能な接触部を有する介在部材を、前記対向面と前記タブ群との間に介在させる介在工程を有することを要旨とする。
この発明によれば、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際に、第1の溶接棒がタブ群の溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことを抑制することができ、第1の溶接棒がタブ群の溶融した部位から引き抜き難くなってしまうことが抑制される。その結果、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記介在部材を前記タブ群側に押圧する押圧工程をさらに有することを要旨とする。
この発明によれば、タブ群を構成する各タブ同士を密着させることができ、各タブ同士が密着していない場合に比べると、各タブを流れる電流の抵抗を少なくすることができるため、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続し易くすることができる。
この発明によれば、タブ群と導電部材とを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制することができる。
実施形態における二次電池の分解斜視図。 正極シート、負極シート及びセパレータを示す斜視図。 抵抗溶接装置、タブ群及び導電部材を示す断面図。 介在部材によってタブ群が押圧された状態を示す断面図。 第1の溶接棒の溶接部がタブ群に当接した状態を示す断面図。 タブ群の一部が溶融している状態を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
まず、蓄電装置としての二次電池10について説明する。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体11と、電極組立体11を収容するアルミニウム製のケース20とから構成されている。ケース20は、電極組立体11を挿入可能な開口部21aが形成された有底矩形箱状のケース本体21と、ケース本体21の開口部21aを閉鎖する平板状の蓋28とから構成されている。蓋28には正極端子25及び負極端子26が外部に向けて突設されている。
図2に示すように、電極組立体11は、正極シート12と負極シート13との間にシート状のセパレータ14を介在させて正極シート12と負極シート13とを絶縁し、これらを一定方向に複数枚積層して構成されている。すなわち、本実施形態の電極組立体11は、正極シート12、負極シート13及びセパレータ14それぞれを一定方向(積層方向)に複数枚積層してなる積層型の電極組立体である。
正極シート12は、金属箔121に活物質が塗布されることで構成される活物質層12aと、金属箔121の一端から突設されたタブ12bとを有している。負極シート13は、金属箔131に活物質が塗布されることで構成される活物質層13aと、金属箔131の一端から突設されたタブ13bとを有している。各正極シート12は、各タブ12bが重なるようにして一定方向に積層されるとともに、各負極シート13は、各タブ13bが重なるようにして一定方向に積層される。なお、正極シート12の金属箔はアルミニウム箔であるとともに、負極シート13の金属箔は銅箔である。
図1に示すように、電極組立体11には、各正極シート12のタブ12bが積層されたタブ群12cが形成されている。タブ群12cには、タブ群12cに電気的に接続される矩形板状の導電部材19aが抵抗溶接により接合(接続)されている。また、電極組立体11には、各負極シート13のタブ13bが積層されたタブ群13cが形成されている。タブ群13cには、タブ群13cに電気的に接続される矩形板状の導電部材19bが抵抗溶接により接合(接続)されている。正極シート12のタブ群12c及び負極シート13のタブ群13cは、電極組立体11の一方側から同方向(一方向)に延びている。
そして、導電部材19aが正極端子25に連結されるとともに、導電部材19bが負極端子26に連結される。これにより、正極シート12のタブ群12cと正極端子25とが導電部材19aを介して電気的に接続されるとともに、負極シート13のタブ群13cと負極端子26とが導電部材19bを介して電気的に接続される。そして、蓋28とケース本体21とがレーザー溶接により接合されて、ケース本体21の開口部21aが蓋28により塞がれて密閉されることで二次電池10が構成される。なお、ケース20内には電解液が注入されている。
次に、正極シート12のタブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続する際に用いられる抵抗溶接装置について説明する。なお、負極シート13のタブ群13cと導電部材19bとを抵抗溶接により接続する際も、同様の抵抗溶接装置が用いられる。
図3に示すように、抵抗溶接装置30は、第1の溶接棒31及び第2の溶接棒41を有している。第1の溶接棒31と第2の溶接棒41とは互いに対向配置されている。第1の溶接棒31の本体部32の先端面32aは平坦面状であるとともに、本体部32の先端面32aからは溶接部33が突出している。溶接部33は、本体部32の先端面32aから膨出した略半球状である。本体部32の基端側には平板状である支持部34が固設されており、第1の溶接棒31は支持部34によって支持されている。
支持部34における第1の溶接棒31側の面には複数(図3では二つのみ図示)のバネ部材36が配設されるとともに、バネ部材36における支持部34とは反対側には、平板状の介在部材35が設けられている。すなわち、バネ部材36は、その一端が介在部材35に接続されるとともに他端が支持部34に接続されている。介在部材35は樹脂材料により形成されている。すなわち、介在部材35は絶縁性を有している。介在部材35の中央部には挿通孔35hが形成されている。挿通孔35hの内径は、溶接部33の外径よりも大きくなっており、挿通孔35hの内側に溶接部33が挿通可能になっている。また、介在部材35の上面(介在部材35における本体部32の先端面32aと対向する面)における挿通孔35h周りには、本体部32の先端面32aと接触可能な接触部35aが形成されている。接触部35aは平坦面状である。介在部材35における厚み方向の長さH(介在部材35の厚み)は、溶接部33における本体部32の先端面32aからの突出長さLよりも短くなっている。さらに、抵抗溶接装置30は、支持部34及び第1の溶接棒31を第2の溶接棒41に対して接離する方向へ移動させる移動手段37を有している。
次に、上記構成の抵抗溶接装置30を用いて正極シート12のタブ群12cと導電部材19aとを接続する抵抗溶接方法について説明しながら、本実施形態の作用について説明する。なお、負極シート13のタブ群13cと導電部材19bとを接続する抵抗溶接方法も同様であるため、その説明を省略する。
まず、タブ群12cと導電部材19aとを重ね合わせた状態において、第1の溶接棒31をタブ群12c側に配置するとともに、第2の溶接棒41を導電部材19a側に配置する。このとき、本体部32の先端面32aはタブ群12cと対向している。よって、本体部32の先端面32aは、タブ群12cと対向する対向面に相当する。また、本体部32の先端面32aとタブ群12cとの間には介在部材35が介在される(介在工程)。
続いて、図4に示すように、移動手段37によって支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12c側に向けて移動させる。すると、介在部材35がバネ部材36を介してタブ群12c側に移動するとともに、介在部材35がタブ群12cに当接(接触)する。そして、介在部材35がタブ群12cに当接した状態において、移動手段37により支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12c側に向けてさらに移動させると、バネ部材36が撓むとともに、このバネ部材36のバネ力によって介在部材35がタブ群12c側に押圧される(押圧工程)。よって、本実施形態では、バネ部材36及び移動手段37によって、介在部材35をタブ群12c側に押圧する押圧機構が構成されている。この押圧工程により、タブ群12cを構成する各タブ12bが介在部材35と導電部材19aとの間で挟持された状態で押圧され、各タブ12b同士が密着した状態となる。
続いて、図5に示すように、移動手段37により支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12cに向けてさらに移動させると、バネ部材36がさらに撓んで、第1の溶接棒31がタブ群12cに向けて移動する。そして、溶接部33が介在部材35の挿通孔35hに入り込むとともに、溶接部33の先端がタブ群12cに接触する。これにより、タブ群12c及び導電部材19aが第1の溶接棒31と第2の溶接棒41とで挟持された状態となる。さらに、第1の溶接棒31と第2の溶接棒41とでタブ群12c及び導電部材19aを挟持するとともに加圧した状態において、第1の溶接棒31と第2の溶接棒41との間に電流を流す。
すると、図6に示すように、第1の溶接棒31、タブ群12c、導電部材19a及び第2の溶接棒41との間において抵抗熱が発生し、この抵抗熱によって、タブ群12c及び導電部材19aが加熱されて溶融する。ここで、タブ群12cが溶融していくにつれて、タブ群12cの溶融した部位に溶接部33が沈み込んでいくが、本体部32の先端面32aが介在部材35の接触部35aと接触することで、第1の溶接棒31におけるタブ群12c側への移動が規制され、溶接部33がタブ群12cの溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことが防止されている。そして、溶接部33をタブ群12cの溶融した部位から引き抜くとともに、タブ群12c及び導電部材19aの溶融した部位を冷却することにより、タブ群12cと導電部材19aとが互いに接合される。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)本体部32の先端面32aとタブ群12cとの間に、先端面32aと接触可能な接触部35aを有する介在部材35を介在した。タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続しようとする際に、第1の溶接棒31は、タブ群12cが溶融していくにつれて、タブ群12cの溶融した部位に沈み込んでいく。しかし、本体部32の先端面32aが接触部35aと接触することで、第1の溶接棒31がタブ群12cの溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことを防止することができる。その結果、第1の溶接棒31がタブ群12cの溶融した部位から引き抜き難くなってしまうことが抑制され、タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続する際の作業性の悪化を抑制することができる。
(2)タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続する際に、介在部材35はタブ群12c側に押圧されている。よって、介在部材35がタブ群12c側に押圧されることで、タブ群12cが介在部材35に押圧されるため、タブ群12cを構成する各タブ12b同士を密着させることができる。その結果、各タブ12b同士が密着していない場合に比べると、各タブ12bを流れる電流の抵抗を少なくすることができるため、タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続し易くすることができる。
(3)介在部材35は平板状である。よって、タブ群12cを平板状の介在部材35により押圧することができるため、タブ群12cを構成する各タブ12bにしわが生じていたとしても、そのしわを延ばすことができ、タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続し易くすることができる。
(4)介在部材35に溶接部33が挿通可能な挿通孔35hを形成し、介在部材35の上面における挿通孔35h周りに、本体部32の先端面32aと接触可能な接触部35aを形成した。よって、例えば、介在部材35が、溶接部33の周囲の一部に設けられている場合に比べると、本体部32の先端面32aと接触部35aとの接触面積を大きくすることができ、溶接部33がタブ群12cの溶融した部位に過剰に沈み込んでしまうことを防止し易くすることができる。
(5)本実施形態では、一端が介在部材35に接続されるとともに他端が支持部34に接続されたバネ部材36と、支持部34をタブ群12cに向けて移動させる移動手段37とによって、介在部材35をタブ群12c側に押圧する押圧機構を構成した。よって、移動手段37により支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12cに向けて移動させることで、介在部材35がバネ部材36を介してタブ群12c側に移動するとともに、介在部材35がタブ群12cに当接する。そして、介在部材35がタブ群12cに当接した状態において、移動手段37により支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12cに向けてさらに移動させることで、介在部材35によりタブ群12cを押圧することができる。さらに、移動手段37により支持部34及び第1の溶接棒31をタブ群12cに向けて移動させると、バネ部材36が撓むため、第1の溶接棒31をタブ群12cに向けて移動させることができる。よって、介在部材35におけるタブ群12cへの押圧と、第1の溶接棒31におけるタブ群12cへの接触とを、一つの装置によって行うことができ、抵抗溶接装置30を簡素化することができるとともに、タブ群12cと導電部材19aとの接続作業を簡素化することができる。
(6)介在部材35は絶縁性を有している。よって、タブ群12cと導電部材19aとを抵抗溶接により接続しようとする際に、本体部32の先端面32aと接触部35aとが接触しても、介在部材35がタブ群12cに溶接されてしまうことを防止することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、介在部材35は、金属箔121,131よりも導電率の低い材質により形成されていればよい。これによれば、タブ群12c,13cと導電部材19a,19bとを抵抗溶接により接続しようとする際に、本体部32の先端面32aと介在部材35の接触部35aとが接触しても、電流は介在部材35よりもタブ群12c,13cに流れ易くなるため、介在部材35がタブ群12c,13cに溶接されてしまうことを抑制することができる。また、介在部材35が金属箔121,131よりも導電率の低い金属材料により形成されている場合、介在部材35は平板状であるのが好ましい。これによれば、介在部材35によりタブ群12c,13cを押圧したときに、タブ群12c,13cに対して局部的な面圧がかかり難い。局部的に面圧が高くなっている箇所があると、その箇所において、介在部材35とタブ群12c,13cとの間で電流が流れて溶接されてしまう場合がある。しかし、介在部材35を平板状にすることによって、面圧が均一化され、電流が介在部材35を介してタブ群12c,13cに流れ難くすることができる。その結果、介在部材35がタブ群12c,13cに溶接されてしまうことを抑制することができる。
○ 実施形態において、介在部材35は、例えば、金属板の外面全体が絶縁コーティングされたものであってもよい。要は、介在部材35が絶縁性を有していればよい。
○ 実施形態において、介在部材35が溶接部33の周囲の一部に設けられていてもよい。
○ 実施形態において、介在部材35は、本体部32の先端面32aとタブ群12c,13cとの間に介在されていればよく、その形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、介在部材35における厚み方向の長さHと、溶接部33における本体部32の先端面32aからの突出長さLとが同じ長さであってもよい。
○ 実施形態において、押圧機構は、介在部材35をタブ群12c,13c側に移動させる移動手段と、第1の溶接棒31をタブ群12c,13c側に移動させる移動手段とを分けて設けてもよい。
○ 実施形態において、介在部材35が、本体部32の先端面32aに予め固定されていてもよい。
○ 実施形態において、介在部材35をタブ群12c,13c側に押圧する押圧機構を設けなくてもよい。
○ 実施形態において、介在部材35は、平板状でなくてもよく、タブ群12c,13c側のみが平坦状であってもよい。
○ 実施形態において、溶接部33は、例えば円柱状であってもよく、溶接部33の形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態では、正極シート12と負極シート13との間にセパレータ14を介在させて、これらを一定方向に複数積層して構成された積層型の電極組立体11を用いたが、これに限らない。例えば、帯状の正極シートと負極シートとの間に帯状のセパレータを介在させて、これらを捲回軸周りに渦捲き状に捲回して構成された捲回型の電極組立体を用いてもよい。ここで、捲回型の電極組立体とは、正極シート、負極シート及びセパレータそれぞれが連続したものを層状に捲回してなる電極組立体のことである。捲回型の電極組立体の場合、金属箔が捲回されることによって、タブが同じ箇所で積層されてタブ群が形成される。
○ 実施形態では、蓄電装置として二次電池10を適用したが、これに限らず、例えば、電気二重層コンデンサ等の蓄電装置であってもよい。
10…蓄電装置としての二次電池、11…電極組立体、12b,13b…タブ、12c,13c…タブ群、19a,19b…導電部材、30…抵抗溶接装置、31…第1の溶接棒、32a…対向面に相当する先端面、33…溶接部、34…支持部、35…介在部材、35a…接触部、35h…挿通孔、36…押圧機構を構成するバネ部材、37…押圧機構を構成する移動手段、41…第2の溶接棒、121,131…金属箔。

Claims (9)

  1. 蓄電装置の層状に構成された電極組立体を構成する金属箔の一端から突設されたタブが積層されてなるタブ群と、前記タブ群に電気的に接続される導電部材と、を抵抗溶接により接続させる抵抗溶接装置であって、
    前記タブ群側に配置される第1の溶接棒と、
    前記導電部材側に配置される第2の溶接棒と、を有し、
    前記第1の溶接棒は、前記タブ群と対向する対向面と、前記対向面から前記タブ群に向けて突出する溶接部と、を有し、
    前記対向面と接触可能な接触部を有するとともに前記対向面と前記タブ群との間に介在される介在部材を備えたことを特徴とする抵抗溶接装置。
  2. 前記介在部材を前記タブ群側に押圧する押圧機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の抵抗溶接装置。
  3. 前記介在部材の前記タブ群側は平坦状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の抵抗溶接装置。
  4. 前記介在部材には、前記溶接部が挿通可能な挿通孔が形成されており、前記接触部は、前記対向面と対向する面において、前記挿通孔周りに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の抵抗溶接装置。
  5. 前記押圧機構は、一端が前記介在部材に接続されるとともに他端が前記第1の溶接棒を支持する支持部に接続されるバネ部材と、前記支持部及び前記第1の溶接棒を前記タブ群に向けて移動させる移動手段と、から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の抵抗溶接装置。
  6. 前記介在部材は、前記金属箔よりも導電率の低い材質により形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の抵抗溶接装置。
  7. 前記介在部材は、絶縁性を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の抵抗溶接装置。
  8. 蓄電装置の層状に構成された電極組立体を構成する金属箔の一端から突設されたタブが積層されてなるタブ群と、前記タブ群に電気的に接続される導電部材と、を抵抗溶接により接続させる抵抗溶接装置を用いた抵抗溶接方法であって、
    前記抵抗溶接装置は、
    前記タブ群側に配置される第1の溶接棒と、
    前記導電部材側に配置される第2の溶接棒と、を有し、
    前記第1の溶接棒における前記タブ群と対向する対向面に接触可能な接触部を有する介在部材を、前記対向面と前記タブ群との間に介在させる介在工程を有することを特徴とする抵抗溶接方法。
  9. 前記介在部材を前記タブ群側に押圧する押圧工程をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の抵抗溶接方法。
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