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JP2014018320A - 温熱光照射装置 - Google Patents

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JP2014018320A
JP2014018320A JP2012158120A JP2012158120A JP2014018320A JP 2014018320 A JP2014018320 A JP 2014018320A JP 2012158120 A JP2012158120 A JP 2012158120A JP 2012158120 A JP2012158120 A JP 2012158120A JP 2014018320 A JP2014018320 A JP 2014018320A
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JP2012158120A
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Ulf Peter Holjo
ホルジョ・ウルフ・ピーター
Kiyoshi Amasawa
清 天澤
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Scandinavia Corp
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Abstract

【課題】肌の温度を有効温度領域に到達させるための電力消費量を抑制するとともに、肌の温度を有効温度領域に保持する時間を自由に設定することができる温熱光照射装置を提供する。
【解決手段】電源部2と、照射光群を発生する光源部3と、トリガー信号を生成する照射トリガー部4と、トリガー信号が生成されると電源部2から供給された電流を光源部3に流して光源部3を発光させるスイッチング制御部5と、を備え、スイッチング制御部5は、始めの加熱時間帯T1において肌の温度を上昇させる加熱パルス光11と、加熱時間帯T1に続く熱保持時間帯T2において肌の温度を保持させる熱保持パルス光21と、により構成される照射光群を光源部3から照射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、美容及び医療用として肌にパルス光を照射する温熱光照射装置に関する。
従来から、美肌及び脱毛などの美容及び医療用としてフラッシュランプ等の光源を用いた温熱光照射装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この従来の温熱光照射装置としては、シングルパルス方式と呼ばれるものと、マルチパルス方式と呼ばれるものがある。
シングルパルス方式とは、単一のパルスを一回の照射期間に照射させる方式である。そして、シングルパルス方式では、一回の照射期間において、肌に照射される光の総熱量が設定値となるように、光の強さ及びパルス幅を設定している。
マルチパルス方式とは、複数の同じパルスを一回の照射期間に繰り返し照射させる方式である。そして、マルチパルス方式では、一回の照射期間において、肌に照射される光の総熱量が設定値となるように、光の強さ、パルス幅、パルス間隔及びパルス数を設定している。
そして、このような温熱光照射装置を用いて肌にパルス光を照射すると、光エネルギーが熱エネルギーに変換されることで肌の温度が上昇し、肌に刺激が与えられる。これにより、肌に、美容及び医療用途としての熱的作用が与えられる。なお、光の波長によって、肌の深部への到達位置が異なるとともに、この光の熱的作用も異なることから、これらの特性を利用して様々な美容及び医療施術に用いられている。
特開2007−252742号公報
ところで、肌にパルス光を照射することで肌の温度を上昇させるが、肌の温度が低過ぎると美容及び医療効果が十分ではなく、肌の温度が高くなり過ぎると肌への負担が大きくなる。このため、美容及び医療効果が効果的に表れるとともに肌への負担が小さい温度領域が、有効温度領域となり、この有効温度領域よりも低い温度領域と、この有効温度領域よりも高い温度領域とが、無効温度領域となる。そこで、このような温熱光照射装置を用いる場合は、肌の温度が有効温度領域に保持されるように、パルス光を照射する必要がある。
しかしながら、肌の温度は、パルス光が照射されている間は上昇するものの、パルス光が照射されていない間は低下するため、従来の温熱光照射装置では、有効温度領域における温度保持時間が短く、また、有効温度領域における温度保持時間を自由に設定することができない。
ここで、図4〜図6を参照して、シングルパルス方式及びマルチパルス方式におけるパルス波形と肌の温度との関係について説明する。図4及び図5は、従来のシングルパルス方式におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。図6は、従来のマルチパルス方式におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。なお、図4〜図6において、符号Lで示される曲線は、肌の温度を表す肌温度曲線である。
図4に示すように、シングルパルス方式では、一回の照射時間に単一のパルス光を照射することで、肌温度曲線Lのように肌の温度を有効温度領域aまで迅速に上昇させることができる。しかしながら、パルス光の照射が終了すると、肌の温度が低下するため、肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間Δtを長くとることができない。
この場合、図5に示すパルス光Iのように光の強度を上げることで、肌温度曲線Lのように肌の温度を迅速に有効温度領域aに到達させることができる。しかしながら、肌の温度が急激に上昇するため、肌の温度が有効温度領域aに到達しても、直ぐに肌の温度が有効温度領域aを超えて無効温度領域cまで上昇する。そこで、肌の温度が無効温度領域cまで上昇するのを防止するためにパルス光Iのパルス幅を短くすると、肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間ΔtIが短くなる。
一方、図5に示すパルス光Iのように光の強度を下げるとともにパルス幅を広げることで、肌温度曲線Lのように肌の温度を緩やかに上昇させることができる。これにより、肌の温度が有効温度領域aに到達した後、肌の温度が無効温度領域cまで上昇するまでの時間を長くとることができるため、肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間ΔtIを長くとることができる。しかしながら、光の強度が低いため、肌の温度が有効温度領域aに到達するまでの時間が長くなる。場合によっては、パルス幅を長くしても肌からの放熱の方が勝り、肌の温度が有効温度領域aに到達しなくなる可能性もある。
図6に示すように、マルチパルス方式では、一回の照射時間に複数の同じパルス光を繰り返し照射することで、肌温度曲線Lのように肌の温度を緩やかに上昇させて肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間Δtを長くとることができる。しかしながら、パルス光が照射されていない間は肌の温度が低下するため、肌の温度が有効温度領域aに到達するまでの時間が長くなる。その結果、パルス光を発生させるための電流を流す時間帯が増加し、消費電力が大きくなる。
そこで、本発明は、肌の温度を有効温度領域に到達させるための電力消費量を抑制するとともに、肌の温度を有効温度領域に保持する時間を自由に設定することができる温熱光照射装置を提供することを目的とする。
本発明に係る温熱光照射装置は、肌にパルス光を照射する温熱光照射装置であって、光源部と、光源部からパルス光を照射させる光照射制御部と、を有し、光照射制御部は、加熱時間帯において肌の温度を上昇させる加熱パルス光を光源部から照射させ、加熱時間帯に続く熱保持時間帯において肌の温度を保持させる熱保持パルス光を光源部から照射させる。
本発明に係る温熱光照射装置によれば、始めの加熱時間帯において加熱パルス光を照射することで、肌の温度が有効温度領域に到達するまで時間を短縮することができ、その後に続く熱保持時間帯において熱保持パルス光を照射することで、肌の温度を有効温度領域に保持することができる。このため、肌の温度を有効温度領域に到達させるための電力消費量を抑制することができるとともに、熱保持パルス光の調整により、肌の温度を有効温度領域に保持する時間を自由に設定することができる。
また、本発明は、熱保持時間帯における熱保持パルス光の単位時間当たりの平均熱量が、加熱時間帯における加熱パルス光の単位時間当たりの平均熱量よりも小さいものとすることができる。このように加熱パルス光と熱保持パルス光とを設定すれば、加熱パルス光を照射することで、肌の温度を迅速に有効温度領域に到達させることができるとともに、熱保持パルス光を照射することで、肌の温度を有効温度領域に適切に保持させることができる。
また、本発明は、加熱パルス光が、一つのパルス光で構成されるシングルパルス光であるものとすることができる。このように、加熱パルス光をシングルパルス光とすることで、肌の温度を迅速に有効温度領域に到達させることができる。
また、本発明は、熱保持時間帯における熱保持パルス光の単位時間当たりの平均強度が、加熱時間帯における加熱パルス光の単位時間当たりの平均強度よりも小さいものとすることができる。このように、熱保持パルス光を加熱パルス光よりも光の単位時間当たりの平均強度を低くすることで、肌の温度を有効温度領域に適切に保持させることができる。
また、本発明は、熱保持パルス光が、加熱パルス光よりもパルス幅の短い複数のパルス光が繰り返されるマルチパルス光であるものとすることができる。このように、熱保持パルス光をマルチパルス光とすることで、肌の温度を有効温度領域に適切に保持させることができる。
本発明によれば、肌の温度を有効温度領域に到達させるための電力消費量を抑制するとともに、肌の温度を有効温度領域に保持する時間を自由に設定することができる。
実施形態に係る温熱光照射装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。 第2の実施形態におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。 従来のシングルパルス方式におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。 従来のシングルパルス方式におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。 従来のマルチパルス方式におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る温熱光照射装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る温熱光照射装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る温熱光照射装置1は、複数のパルス光で構成される照射光群を肌に照射するものであり、電源部2と、光源部3と、照射トリガー部4と、スイッチング制御部5と、を備えている。
電源部2は、大容量のコンデンサ等を備えたものであり、スイッチング制御部5によるスイッチング制御により、光源部3に電流を供給するものである。
光源部3は、肌に照射する照射光群を発生するものであり、例えば、キセノンランプやLEDなどで構成される。
照射トリガー部4は、光源部3から照射光群を発光させるトリガー信号を生成するものである。照射トリガー部4は、温熱光照射装置1の使用者がスイッチなどにより照射光群を照射させるための操作を行うと、トリガー信号を生成し、この生成したトリガー信号をスイッチング制御部5に送信する。
スイッチング制御部5は、電源部2から供給された電流を光源部3に流して光源部3を発光させるスイッチング制御(発光制御)を行う光照射制御部である。スイッチング制御部5は、肌に照射される光の総熱量が設定値となるように照射光群のパルス波形を設定する。なお、総熱量の設定は、特に限定されるものではなく、例えば、被用者の色素の量や毛穴の大きさなどに応じて、温熱光照射装置1の使用者などが適宜行うことができる。そして、スイッチング制御部5は、照射トリガー部4から送信されたトリガー信号を受信するたびに、設定したパルス波形に合わせて光源部3から肌に照射光群を照射させる。
図2を参照して、スイッチング制御部5によるスイッチング制御により光源部3から照射される照射光群について詳しく説明する。なお、図2において、符号Lで示される曲線は、肌の温度を表す肌温度曲線である。
図2に示すように、照射光群は、一回の照射期間に照射するパルスの群であり、始めの加熱時間帯T1において肌の温度を上昇させる加熱パルス光11と、加熱時間帯T1に続く熱保持時間帯T2において肌の温度を保持させる熱保持パルス光21と、により構成される。
加熱パルス光11は、一つのパルス光で構成されるシングルパルス光である。熱保持パルス光21は、複数のパルス光21aが繰り返されるマルチパルス光である。このため、加熱時間帯T1においては、加熱パルス光11が照射される時間のみが存在し、熱保持時間帯T2においては、パルス光21aが照射される時間と、パルス光21aが照射されない時間とが存在する。
パルス光が照射されている間は肌の温度が上昇し、パルス光が照射されていない間は肌の温度が低下するため、一つの照射光群には、加熱時間帯T1において加熱パルス光11が照射される第一加熱区間t1と、熱保持時間帯T2において熱保持パルス光21のパルス光21aが照射されない冷却区間t2と、熱保持時間帯T2において熱保持パルス光21のパルス光21aが照射される第二加熱区間t3と、が存在する。
第一加熱区間t1は、肌の温度を迅速に有効温度領域aに上昇させる区間である。冷却区間t2は、第一加熱区間t1又は第二加熱区間t3で加熱された肌の温度を低下させることで、肌の温度が有効温度領域aから無効温度領域cに上昇するのを防止する区間である。第二加熱区間t3は、冷却区間t2において温度が低下した肌を加熱することで、肌の温度が有効温度領域aから無効温度領域bに低下するのを防止する区間である。ここで、有効温度領域aは、美容及び医療効果が効果的に表れるとともに肌への負担が小さい温度領域であり、無効温度領域bは、有効温度領域aよりも低い温度領域であり、無効温度領域cは、有効温度領域aよりも高い温度領域である。
加熱パルス光11と熱保持パルス光21とは、熱保持時間帯T2における熱保持パルス光21の単位時間当たりの平均熱量が、加熱時間帯T1における加熱パルス光11の単位時間当たりの平均熱量よりも小さい関係となっている。なお、加熱パルス光11と熱保持パルス光21とがこのような関係にあれば、加熱パルス光11及び熱保持パルス光21の強度(強さ)、パルス幅、パルス形状等は特に限定されない。
加熱パルス光11の強度、パルス幅(第一加熱区間t1)及びパルス形状などは、肌の温度を迅速に有効温度領域aに上昇させるとともに、肌の温度を有効温度領域aよりも高い無効温度領域cまで上昇させない範囲で、肌の熱応答特性(肌質)などに応じて適宜設定することができる。
ここで、加熱パルス光11の強度が高くなるほど、加熱パルス光11の照射熱量(加熱時間帯T1における加熱パルス光11の単位時間当たりの平均熱量)が高くなる。また、加熱パルス光11のパルス幅(第一加熱区間t1)が広くなるほど、加熱パルス光11の照射熱量が高くなる。
このため、加熱パルス光11の照射熱量が高く、肌の温度が無効温度領域cまで上昇する場合は、加熱パルス光11の強度を低くしたり、加熱パルス光11のパルス幅(第一加熱区間t1)を狭くしたりすればよい。反対に、加熱パルス光11の照射熱量が低く、肌の温度が有効温度領域aまで上昇しない場合は、加熱パルス光11の強度を高くしたり、加熱パルス光11のパルス幅(第一加熱区間t1)を広くしたりすればよい。
加熱パルス光11のパルス形状としては、矩形波が最も適しているが、例えば、三角波、のこぎり波等の様々な波形を採用することができる。
なお、加熱パルス光11の強度、パルス幅及びパルス形状などは、予め設定しておいてもよく、温熱光照射装置1の使用者などが適宜設定してもよい。また、加熱パルス光11の強度は、光源部3に供給する電流を増減させることで、調整することができる。
熱保持パルス光21を構成する各パルス光21aの強度、パルス幅(第二加熱区間t3)、パルス間隔(冷却区間t2)及びパルス形状などは、肌の温度を無効温度領域bまで低下させず、かつ、肌の温度を無効温度領域cまで上昇させない範囲、つまり、肌の温度を有効温度領域aに保持できる範囲で、肌の熱応答特性(肌質)などに応じて適宜設定することができる。
ここで、各パルス光21aの強度が高くなるほど、熱保持パルス光21の照射熱量(熱保持時間帯T2における熱保持パルス光21の単位時間当たりの平均熱量)が高くなる。また、各パルス光21aのパルス幅(第二加熱区間t3)が広くなるほど、熱保持パルス光21の照射熱量が高くなる。また、各パルス光21aのパルス間隔(冷却区間t2)が狭くなるほど、熱保持パルス光21の照射熱量が高くなる。
このため、熱保持時間帯T2において肌の温度が無効温度領域cまで上昇する場合は、各パルス光21aの強度を低くしたり、各パルス光21aのパルス幅(第二加熱区間t3)を狭くしたり、各パルス光21aのパルス間隔(冷却区間t2)を広くしたりすればよい。反対に、熱保持時間帯T2において肌の温度が無効温度領域bまで低下する場合は、各パルス光21aの強度を高くしたり、各パルス光21aのパルス幅(第二加熱区間t3)を広くしたり、各パルス光21aのパルス間隔(冷却区間t2)を狭くしたりすればよい。
なお、各パルス光21aのパルス幅(第二加熱区間t3)と各パルス光21aの間隔(冷却区間t2)との関係は、肌の熱応答特性(肌質)、環境、光源部3の特性などで異なるが、一般的には、t2/t3=3〜5程度となる関係とすることができる。
熱保持パルス光21におけるパルス光21aの繰り返し回数、すなわち、冷却区間t2と第二加熱区間t3との繰り返し回数は、肌の温度を有効温度領域aに保持したい時間に応じて、適宜設定することができる。
各パルス光21aのパルス形状としては、矩形波が最も適しているが、例えば、三角波、のこぎり波等の様々な波形を採用することができる。
なお、各パルス光21aの強度、パルス幅、パルス間隔及びパルス形状などは、予め設定しておいてもよく、温熱光照射装置1の使用者などが適宜設定してもよい。また、各パルス光21aの強度は、光源部3に供給する電流を増減させることで、調整することができる。
次に、温熱光照射装置1から照射光群を肌に照射した際の、肌の温度変化について説明する。
図1及び図2に示すように、照射トリガー部4からトリガー信号がスイッチング制御部5に送信されると、まず、スイッチング制御部5は、始めの加熱時間帯T1において光源部3から肌に加熱パルス光11を照射させる。
すると、第一加熱区間t1において加熱パルス光11が照射され続けるため、肌の温度が迅速に上昇して有効温度領域aに到達する。
このようにして加熱パルス光11が照射されると、引き続いて、スイッチング制御部5は、加熱時間帯T1に続く熱保持時間帯T2において光源部3から肌に熱保持パルス光21を照射させる。
すると、まず、パルス光21aが照射されない冷却区間t2となるため、加熱パルス光11の照射により上昇した肌の温度が低下する。これにより、肌の温度が無効温度領域cまで上昇するのが防止される。次に、パルス光21aが照射される第二加熱区間t3となるため、パルス光21aの非照射により低下された肌の温度が上昇する。これにより、肌の温度が無効温度領域bまで低下するのが防止される。次に、パルス光21aが照射されない冷却区間t2となるため、パルス光21aの照射により上昇した肌の温度が低下する。これにより、肌の温度が無効温度領域cまで上昇するのが防止される。次に、パルス光21aが照射される第二加熱区間t3となるため、パルス光21aの非照射により低下された肌の温度が上昇する。これにより、肌の温度が無効温度領域bまで低下するのが防止される。
そして、パルス光21aが繰り返し照射されることにより冷却区間t2と第二加熱区間t3とが繰り返され、この冷却区間t2と第二加熱区間t3との繰り返しサイクルが継続している間、肌の温度が有効温度領域aに保持され続ける。その後、熱保持パルス光21の照射が終了し、温熱光照射装置1による照射光群の照射が終了することで、肌の温度が有効温度領域aから無効温度領域bに低下する。
このため、加熱パルス光11が照射されて肌の温度が有効温度領域aに到達してから、熱保持パルス光21の照射が終了するまでの時間が、肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間Δtとなる。
このように、本実施形態に係る温熱光照射装置によれば、始めの加熱時間帯T1において加熱パルス光11を照射することで、肌の温度が有効温度領域aに到達するまで時間を短縮することができ、その後に続く熱保持時間帯T2において熱保持パルス光21を照射することで、肌の温度を有効温度領域aに保持することができる。このため、肌の温度を有効温度領域aに到達させるための電力消費量を抑制することができるとともに、熱保持パルス光21の調整により、肌の温度を有効温度領域aに保持する時間を自由に設定することができる。
また、熱保持時間帯T2における熱保持パルス光21の単位時間当たりの平均熱量を、加熱時間帯T1における加熱パルス光11の単位時間当たりの平均熱量よりも小さくすることで、加熱パルス光11を照射することで肌の温度を迅速に有効温度領域aに到達させることができるとともに、熱保持パルス光21を照射することで肌の温度を有効温度領域aに適切に保持させることができる。
また、加熱パルス光11をシングルパルス光とすることで、肌の温度を迅速に有効温度領域aに到達させることができる。
また、熱保持パルス光21をマルチパルス光とすることで、肌の温度を有効温度領域aに適切に保持させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であり、熱保持パルス光の構成のみ第1の実施形態と相違する。このため、以下では、第1の実施形態と相違する部分のみを説明し、第1の実施形態と同様の部分の説明を省略する。
図3は、第2の実施形態におけるパルス波形と肌の温度とを示した図である。なお、図3において、符号Lで示される曲線は、肌の温度を表す肌温度曲線である。図3に示すように、第2の実施形態の照射光群は、始めの加熱時間帯T1において肌の温度を上昇させる加熱パルス光12と、加熱時間帯T1に続く熱保持時間帯T2において肌の温度を保持させる熱保持パルス光22と、により構成される。
加熱パルス光12は、第1の実施形態における加熱パルス光11と同様である。熱保持パルス光22は、一つのパルス光で構成されるシングルパルス光である。このため、一つの照射光群には、加熱時間帯T1において加熱パルス光12が照射される第一加熱区間t4と、熱保持時間帯T2において熱保持パルス光22が照射される第二加熱区間t5と、が存在する。第一加熱区間t4は、肌の温度を迅速に有効温度領域aに上昇させる区間である。第二加熱区間t5は、第一加熱区間t4において有効温度領域aに到達した肌の温度を有効温度領域a内で保持させる区間である。
加熱パルス光12と熱保持パルス光22とは、熱保持時間帯T2における熱保持パルス光22の単位時間当たりの平均強度が、加熱時間帯T1における加熱パルス光21の単位時間当たりの平均強度よりも小さい関係となっている。また、加熱パルス光12と熱保持パルス光22とは、熱保持時間帯T2における熱保持パルス光22の単位時間当たりの平均熱量が、加熱時間帯T1における加熱パルス光12の単位時間当たりの平均熱量よりも小さい関係となっている。なお、加熱パルス光12と熱保持パルス光22とがこのような関係にあれば、加熱パルス光12及び熱保持パルス光22の強度(強さ)、パルス幅、パルス形状等は特に限定されない。
熱保持パルス光22の強度は、肌の温度を無効温度領域bまで低下させず、かつ、肌の温度を無効温度領域cまで上昇させない範囲、つまり、肌の温度を有効温度領域aに保持できる範囲で、肌の熱応答特性(肌質)などに応じて適宜設定することができる。
ここで、熱保持パルス光22の強度が高くなるほど、熱保持パルス光22の照射熱量(熱保持時間帯T2における熱保持パルス光22の単位時間当たりの平均熱量)が高くなる。このため、熱保持時間帯T2において肌の温度が無効温度領域cまで上昇する場合は、熱保持パルス光22の強度を低くすればよい。反対に、熱保持時間帯T2において肌の温度が無効温度領域bまで低下する場合は、熱保持パルス光22の強度を高くすればよい。
熱保持パルス光22のパルス幅(第二加熱区間t5)は、特に制限されるものではなく、肌の温度を有効温度領域a内に保持させたい時間に応じて、適宜設定することができる。
熱保持パルス光22のパルス形状としては、一定レベルのパルスとしたが、うねりのある例えば正弦波、三角波等が重畳されたものでもよい。
なお、熱保持パルス光22の強度、パルス幅及びパルス形状などは、予め設定しておいてもよく、温熱光照射装置1の使用者などが適宜設定してもよい。
次に、温熱光照射装置1から照射光群を肌に照射した際の、肌の温度変化について説明する。
図1及び図3に示すように、照射トリガー部4からトリガー信号がスイッチング制御部5に送信されると、まず、スイッチング制御部5は、始めの加熱時間帯T1において光源部3から肌に加熱パルス光12を照射させる。すると、第一加熱区間t4において加熱パルス光12が照射され続けるため、肌の温度が迅速に上昇して有効温度領域aに到達する。
このようにして加熱パルス光12が照射されると、引き続いて、スイッチング制御部5は、加熱時間帯T1に続く熱保持時間帯T2において光源部3から肌に熱保持パルス光22を照射させる。すると、第二加熱区間t5において熱保持パルス光22が照射され続けるため、肌の温度が有効温度領域a内に保持される。
このため、加熱パルス光12が照射されて肌の温度が有効温度領域aに到達してから、熱保持パルス光22の照射が終了するまでの時間が、肌の温度が有効温度領域aに保持される温度保持時間Δtとなる。
このように、本実施形態に係る温熱光照射装置によれば、熱保持パルス光22を加熱パルス光12よりも光の単位時間当たりの平均強度が低いシングルパルス光とすれば、加熱パルス光12と熱保持パルス光22との光の強度を異ならせるだけで、肌の温度を迅速に有効温度領域aに到達させることができるとともに、肌の温度を有効温度領域aに適切に保持させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、熱保持パルス光の具体例としてマルチパルス光及びシングルパルス光を採用するものとして説明したが、加熱パルス光及び熱保持パルス光としては、熱保持時間帯T2における熱保持パルス光の単位時間当たりの平均熱量が、加熱時間帯T1における加熱パルス光の単位時間当たりの平均熱量よりも小さければ、如何なるパルス光を採用してもよい。
1…温熱光照射装置、2…電源部、3…光源部、4…照射トリガー部、5…スイッチング制御部(光照射制御部)、11…加熱パルス光、12…加熱パルス光、21…熱保持パルス光、21a…パルス光、22…熱保持パルス光、a…有効温度領域、b…無効温度領域、c…無効温度領域、T1…加熱時間帯、T2…熱保持時間帯、t1…第一加熱区間、t2…冷却区間、t3…第二加熱区間、t4…第一加熱区間、t5…第二加熱区間、Δt…温度保持時間、ΔtI…温度保持時間、ΔtI…温度保持時間、I…パルス光、I…パルス光、L…肌温度曲線、L…肌温度曲線、L…肌温度曲線。

Claims (5)

  1. 肌にパルス光を照射する温熱光照射装置であって、
    光源部と、
    前記光源部からパルス光を照射させる光照射制御部と、
    を有し、
    前記光照射制御部は、加熱時間帯において肌の温度を上昇させる加熱パルス光を前記光源部から照射させ、前記加熱時間帯に続く熱保持時間帯において肌の温度を保持させる熱保持パルス光を前記光源部から照射させる、
    温熱光照射装置。
  2. 前記熱保持時間帯における前記熱保持パルス光の単位時間当たりの平均熱量が、前記加熱時間帯における前記加熱パルス光の単位時間当たりの平均熱量よりも小さい、
    請求項1に記載の温熱光照射装置。
  3. 前記加熱パルス光が、一つのパルス光で構成されるシングルパルス光である、
    請求項1又は2に記載の温熱光照射装置。
  4. 前記熱保持時間帯における前記熱保持パルス光の単位時間当たりの平均強度が、前記加熱時間帯における前記加熱パルス光の単位時間当たりの平均強度よりも小さい、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の温熱光照射装置。
  5. 前記熱保持パルス光が、前記加熱パルス光よりもパルス幅の短い複数のパルス光が繰り返されるマルチパルス光である、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の温熱光照射装置。
JP2012158120A 2012-07-13 2012-07-13 温熱光照射装置 Pending JP2014018320A (ja)

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