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JP2014015325A - 給送装置及び記録装置 - Google Patents

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JP2014015325A
JP2014015325A JP2012155641A JP2012155641A JP2014015325A JP 2014015325 A JP2014015325 A JP 2014015325A JP 2012155641 A JP2012155641 A JP 2012155641A JP 2012155641 A JP2012155641 A JP 2012155641A JP 2014015325 A JP2014015325 A JP 2014015325A
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JP2012155641A
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English (en)
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康 ▲宇▼津木
Yasushi Utsuki
Nobutaka Suzuki
信隆 鈴木
Hiromi Shishiuchi
博美 獅子内
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】引き出し式の媒体支持体と、該媒体支持体との間に隙間を有して配置される給送経路形成部材との間で生じる媒体の引っかかりを抑制することができる給送装置及び該給送装置を備える記録装置を提供する。
【解決手段】給送装置は、装置本体13内に形成される給送経路Rに挿入された用紙Pを給送するための給送機構47と、傾斜面46aによって給送経路Rの一部を形成するホッパー46と、給送方向においてホッパー46の上流側となる装置本体13の背面側に設けられた収容部40と、立設姿勢で収容部40に収容可能である一方、収容部40から立設姿勢のまま上方に引き出されて立設姿勢において下端側となる基端側を中心に回動することで傾斜面46aに沿う傾斜姿勢となり、かつ、傾斜姿勢において用紙Pを支持可能な媒体支持面29及び媒体支持面29において基端側の端部に突設された突部34を有する媒体支持体24と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙などの媒体を傾斜させた状態で積載可能な媒体支持体を有する給送装置及び該給送装置を備える記録装置に関する。
従来から、記録装置の一例であるインクジェット式プリンターには、用紙を傾斜させた状態で積載可能なペーパーサポートと、ペーパーサポートに積載された用紙を記録部に向けて給送するための給紙ローラーとを有する給紙装置を備えるものがある。こうした給紙装置においては、用紙の給送方向においてペーパーサポートの下流側に配置されたホッパーを有しているのが一般的である。そして、ホッパーが傾斜角度を変化させることで用紙を給紙ローラー側に向けて押し出し、そのように用紙が押しつけられた状態で給紙ローラーが回転することで、記録部に向けて用紙を1枚ずつ給送する。
また、このような給紙装置に備えられるペーパーサポートには、不使用時には装置本体の背面側に設けられた収容部に立設姿勢で収容される一方、使用時には収容部から引き出されて回動することで、使用位置に配置される引き出し式のものがある(例えば、特許文献1)。
こうした引き出し式のペーパーサポートは、使用位置に配置された場合に、用紙を支持するための支持面がホッパーと同程度の角度に傾斜した傾斜姿勢となる。そして、用紙が給紙装置にセットされる場合には、ペーパーサポートとホッパーとによって形成される傾斜した給送経路に沿うように、用紙が挿入される。
特開2004−51358号公報
ところで、こうした給送装置においては、ペーパーサポートを収容部から使用位置まで移動させるための移動経路を確保するために、ペーパーサポートとホッパーとの間に隙間をあけておく必要がある。そのため、使用位置に配置されたペーパーサポートの支持面とホッパーとの間には隙間が生じ、傾斜した給送経路に沿うように挿入された用紙がその隙間に入り込んで、ホッパーに引っかかってしまうことがあった。
特に、多数の用紙を積層状態でセットする場合には、最下部に位置する用紙がホッパーに引っかかって折れ曲がることになるが、上側から見た場合にはそのような用紙の折れ曲がりが目視できない。そのため、折れ曲がったままの用紙が給送されて、給紙装置内や記録装置内で紙詰まりが生じてしまう虞があった。
なお、こうした課題は、ペーパーサポート及びホッパーを有する給紙装置に限らず、用紙のような媒体を積載可能な媒体支持体及び該媒体支持体との間に隙間を有して配置される給送経路形成部材を備える給送装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、引き出し式の媒体支持体と、該媒体支持体との間に隙間を有して配置される給送経路形成部材との間で生じる媒体の引っかかりを抑制することができる給送装置及び該給送装置を備える記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する給送装置は、装置本体内に形成される給送経路に挿入された媒体を給送方向下流側に向けて給送するための給送機構と、前記装置本体内において前記給送方向下流側に向けて低くなる傾斜面を有して、該傾斜面によって前記給送経路の一部を形成する給送経路形成部材と、前記給送方向において前記給送経路形成部材の上流側となる前記装置本体の背面側に設けられた収容部と、前記装置本体の背面と対向する立設姿勢で前記収容部に収容可能である一方、前記収容部から前記立設姿勢のまま上方に引き出されて前記立設姿勢において下端側となる基端側を中心に回動することで前記傾斜面に沿う傾斜姿勢となり、かつ、該傾斜姿勢において前記媒体を支持可能な媒体支持面及び該媒体支持面における前記基端側の端部に突設された突部を有する媒体支持体と、を備える。
この構成によれば、媒体支持体は、媒体支持面の基端側の端部に突設された突部によって、媒体の進行方向を媒体支持面と交差する方向に変化させることで、傾斜面との間に生じた隙間に媒体が入り込むのを抑制しつつ、媒体を傾斜面側に案内することができる。したがって、引き出し式の媒体支持体と、該媒体支持体との間に隙間を有して配置される給送経路形成部材との間で生じる媒体の引っかかりを抑制することができる。
上記給送装置においては、前記媒体支持体が前記傾斜姿勢となった場合に、前記突部は前記傾斜面よりも突出することが好ましい。
この構成によれば、媒体支持体が傾斜姿勢となった場合に、突部は傾斜面よりも突出するので、媒体支持面と傾斜面との傾斜角度が異なる場合にも、媒体支持体の突部によって媒体を傾斜面側に向けて案内することができる。
上記給送装置においては、前記媒体支持体において、前記突部の前記媒体支持面からの突出距離は、前記立設姿勢における前記媒体支持体の前記媒体支持面と前記給送経路形成部材との離間距離よりも小さいことが好ましい。
この構成によれば、媒体支持体における突部の突出距離は、立設姿勢における媒体支持体の媒体支持面と給送経路形成部材との離間距離よりも小さいので、媒体支持体が収容部から上方に引き出される場合に、突部が給送経路形成部材と干渉しにくくなる。
上記給送装置において、前記媒体支持体の前記突部は前記媒体支持面に連続した凸曲面を形成していることが好ましい。
この構成によれば、媒体支持体の突部は媒体支持面に連続した凸曲面を形成しているので、突部に媒体が引っかかるのを抑制することができる。
上記給送装置において、前記媒体支持体の前記突部は、前記給送方向と交差する幅方向に延びるように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、媒体支持体の突部は幅方向に延びるように設けられているので、幅方向における長さが異なる複数種類の媒体を給送する場合にも、給送経路形成部材に対する媒体の引っかかりを抑制することができる。
上記給送装置において、前記給送経路形成部材は、前記媒体支持体によって上端側が支持された媒体の下端側を支持可能なホッパーであり、前記収容部には前記媒体支持体の移動を案内するための案内部が上下方向に延びるように形成される一方、前記媒体支持体には前記案内部に係合可能な被案内部が形成され、前記案内部は、下端部から上方に向けて延びる直線部と、該直線部の上端側に下端側が接続されるとともに前記案内部の上端部に向けて延びる途中部分が前記直線部よりも前記装置本体の外側に向けて湾曲する湾曲部とを有することが好ましい。
この構成によれば、収容部に形成された案内部の湾曲部を上下方向においてホッパーの上端側と対応する位置に配置した場合には、媒体支持体が湾曲部に沿って移動することで、ホッパーの上端側との離間距離を大きくすることができる。したがって、案内部が全て直線部で形成される場合よりも、案内部の上端部をホッパーに近い位置に配置することができる。すなわち、案内部の上端部に被案内部が係合した場合の媒体支持体の位置を、よりホッパーに近い位置にすることができるので、傾斜姿勢となった媒体支持体とホッパーとの間に生じる隙間を小さくして、媒体の引っかかりを抑制することができる。
上記課題を解決する記録装置は、上記給送装置と、前記給送機構によって給送された媒体に対して記録を行う記録部と、を備える。
この構成によれば、上記給送装置と同様の作用効果を得ることができる。
一実施形態の記録装置の斜視図。 一実施形態の給送装置が備える媒体支持体の斜視図。 図1の記録装置の概略構成を示す断面図。 媒体支持体が収容部に収容された状態の記録装置を背面側から見た斜視図。 収容部から引き出される媒体支持体の様子を模式的に示す断面図。 給送装置の作用を説明するための断面図。 変形例の給送装置の構成を説明するための断面図。 変形例の給送装置の作用を説明するための断面図。
以下、本発明の記録装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、複合機11は、記録装置12と、記録装置12の装置本体13に対して反重力方向に連結して搭載された画像読取装置の一例であるスキャナーユニット14とを備えている。
記録装置12は、媒体の一例である用紙Pに対して記録を行うことが可能である一方、スキャナーユニット14は原稿に記録された画像等を読みとることが可能である。なお、以下の説明においては、反重力方向を上方向というとともに、重力方向を下方向という。また、これら上方向及び下方向に沿う方向を上下方向Zとして図示する。
スキャナーユニット14は、記録装置12に対して連結されたスキャナー本体部15と、スキャナー本体部15の上方に配置された搬送ユニット16とを備えている。スキャナー本体部15は、その一端側に設けられたヒンジなどの回転機構17を介して記録装置12に対して開閉可能に取り付けられている。また、搬送ユニット16は、その一端側に設けられたヒンジなどの回転機構18を介してスキャナー本体部15に対して開閉可能に取り付けられている。
なお、以下の説明においては、複合機11において、回転機構17,18が設けられた側を後側または背面側というとともに、その反対側を前側という。また、前方向及び後方向に沿う方向を前後方向Yとして図示する。そして、スキャナーユニット14、スキャナー本体部15及び搬送ユニット16は、その前端側が上方に向けて回動可能となっている。
複合機11の前面側には操作パネル19が配置されている。操作パネル19はメニュー画面等を表示するための表示部(例えば液晶ディスプレイ)20と、表示部20の周囲に設けられた種々の操作ボタン21とを備えている。
記録装置12において操作パネル19の下方にあたる位置は、装置本体13内から用紙Pを排出するための排出口22が開口している。また、記録装置12における排出口22の下方には、引き出し可能な排紙台23が収容されている。
記録装置12の背面側には、複数の用紙Pを積載可能な略矩形板状をなす引き出し式の媒体支持体24が取り付けられている。また、スキャナー本体部15の後部には、基端側(本実施形態では前端側)を中心に回動可能な導入口カバー25が取り付けられている。なお、上下方向Z及び前後方向Yと交差(本実施形態では直交)する方向を幅方向Xとすると、媒体支持体24と導入口カバー25とは、この幅方向Xにおける長さがほぼ等しくなるように形成されている。また、導入口カバー25の幅方向Xにおける一端側(本実施形態では右端側)には、図1における下面側が凹状をなすとともに上面側が凸状をなす被係合部26が形成されている。
媒体支持体24は、装置本体13に対して基端側(図1では下端側)が係合する保持本体部27と、保持本体部27よりも幅方向Xにおける長さが短い延設部28とを備えている。保持本体部27の表面側(図1では上面側)には、図1に示す傾斜姿勢において用紙Pを支持可能な媒体支持面29が形成されている。また、延設部28の表面側(図1では上面側)には、図1に示す傾斜姿勢において用紙Pを支持可能な媒体支持面30が形成されている。
保持本体部27の裏面側(図1では下面側)には、延設部28を収容可能な収容凹部32が形成されている。延設部28は、媒体支持面30が保持本体部27の裏面側と対向するように保持本体部27の収容凹部32に収容される収容位置から、図1に示すように引き出されることで、媒体支持面30が露出する使用位置に配置される。
なお、延設部28の先端側(図1では上端側)からは、収容凹部32から引き出す場合に手を掛けることができる取手部28aが裏面側に向けて突設されている。媒体支持体24は、積載する用紙Pの給送方向Fにおける長さが短い場合などには、延設部28を保持本体部27の収容凹部32に収容した状態で使用することもできる。
図2に示すように、保持本体部27において、媒体支持面29の幅方向Xにおける一端側(図2における右端側)からは、媒体支持面29と交差する方向に向けて係止部33が突設されている。
また、保持本体部27の媒体支持面29において基端側の端部からは、媒体支持面29に連続した凸曲面を形成する突部34が媒体支持面29と交差する方向に向けて突設されている。なお、媒体支持体24の突部34は、給送方向Fと交差する幅方向Xに延びるように設けられている。
保持本体部27の幅方向Xにおける両端面35には、対をなす部材側案内溝36が基端側から先端側に向けて延設されている。さらに、保持本体部27の両端面35において突部34が形成された基端側からは、被案内部の一例としての一対の部材側係合凸部37が突設されている。
図3に示すように、装置本体13の背面側(図3では左側)には、媒体支持体24を収容可能な収容部40が凹設されている。そして、収容部40において幅方向Xに並んで互いに対向するように位置する側壁41には、上下方向Zに延びる案内部の一例としての本体側案内溝42が対をなすように凹設されている。なお、図3においては一方側の側壁41及びこの側壁41に形成された本体側案内溝42のみを図示している。
本体側案内溝42の上端側は、前側に向けて屈曲した屈曲部43となっている。また、収容部40の両側壁41において本体側案内溝42の上方からは、本体側係合凸部44が対をなすように凸設されている。すなわち、収容部40には媒体支持体24の移動を案内するための本体側案内溝42が上下方向Zに延びるように形成される一方、媒体支持体24には本体側案内溝42に係合可能な部材側係合凸部37が形成されている。また、収容部40には媒体支持体24の移動を案内するための本体側係合凸部44が凸設される一方、媒体支持体24には本体側係合凸部44に係合可能な部材側案内溝36が形成されている。
そして、保持本体部27から凸設された部材側係合凸部37が本体側案内溝42に係合するとともに、装置本体13から凸設された本体側係合凸部44が保持本体部27に形成された部材側案内溝36に係合することで、媒体支持体24が装置本体13に保持されている。
なお、媒体支持体24が図3に示す使用位置にあるときには、部材側係合凸部37が本体側案内溝42の屈曲部43に係合することで、媒体支持体24の傾斜角度が規定される。また、導入口カバー25が図3に示すように開状態とされて媒体支持体24の係止部33に係止されることで、装置本体13の後側上部に形成された導入口45が露出する。
次に、記録装置12の装置本体13内の構成について説明する。
装置本体13内において導入口45側となる後部には、給送経路形成部材の一例としてのホッパー46と、装置本体13内に形成される給送経路Rに挿入された用紙Pを給送方向Fの下流側に向けて給送するための給送機構47とが収容されている。なお、本実施形態において、媒体支持体24、ホッパー46及び給送機構47は給送装置を構成する。
給送機構47は、ホッパー46の傾斜面46aと対向する位置に配置された給送ローラー48と、給送ローラー48を回転させる図示しない回転機構とを備えている。ホッパー46は、媒体支持体24によって上端側が支持された用紙Pの下端側を支持可能な板状をなすとともに、板状に形成された部分の上面側に、給送方向下流側に向けて低くなる傾斜面46aを有している。また、ホッパー46は、その上端側を中心として下端側が揺動可能になっている。
ホッパー46は、図3に示す退避位置から図3おける反時計方向に揺動して、退避位置よりも給送ローラー48側となる給送位置に配置された場合に、傾斜面46aによって給送経路Rの一部を形成する。また、このとき、ホッパー46によって用紙Pの下端側が給送ローラー48側に押し出される。そのため、ホッパー46が給送位置に配置された状態で給送ローラー48が回転すると、ホッパー46に支持された複数の用紙Pのうち、最上部に位置する用紙Pが給送方向下流側に向けて給送される。
また、装置本体13内において前後方向Yにおける中央付近には、給送機構47によって給送された用紙Pを排出口22側に向けて搬送する搬送機構49と、搬送機構49によって搬送される用紙Pに対して記録を行う記録部50とが収容されている。さらに、装置本体13の内底部には、給送機構47側から用紙Pの搬送方向となる前方に向けて延設された搬送経路形成部材51が固定されている。
搬送機構49は、給送機構47から給送された用紙Pを記録部50に向けて搬送するための搬送ローラー対52と、記録部50において記録が行われた用紙Pを排出口22側に向けて搬送するための排出ローラー対53とを備えている。また、用紙Pの搬送方向に沿う前後方向Yにおいて搬送ローラー対52と排出ローラー対53との間には、用紙Pを支持するための支持部材54が配置されている。
記録部50は、搬送方向と交差する幅方向X(図2では紙面と直交する方向)に沿って延びるように装置本体13の両側壁間に架設されたガイド軸55と、ガイド軸55に沿って主走査方向となる幅方向Xに往復移動可能な状態で保持されたキャリッジ56とを備えている。
キャリッジ56の前側上部には、流体の一例であるインクを収容したインクカートリッジ57が着脱可能に装着される。なお、キャリッジ56の前側上部は、スキャナーユニット14の前端側を上方に向けて回動させて開状態にすることで露出する。そのため、インクカートリッジ57の着脱は、スキャナーユニット14を開状態にして行われる。
キャリッジ56の下面側には、インクカートリッジ57に収容されたインクを噴射可能な流体噴射ヘッド58が支持されている。そして、搬送機構49によって支持部材54上に搬送された用紙Pに対して流体噴射ヘッド58からインク滴が噴射されることで、記録が行われる。
次に、媒体支持体24の引き出しに伴う姿勢等の変化について説明する。
媒体支持体24は、使用時には図1及び図3に示す使用位置に配置される。このとき、媒体支持体24は、媒体支持面29がホッパー46の傾斜面46aに沿う傾斜姿勢となる。また、媒体支持体24は、図4に示すように装置本体13の背面と対向する立設姿勢で収容部40に収容可能となっている。
媒体支持体24は、図4に示す収容位置にあるときに、収容部40から立設姿勢のまま上方に引き出されて、立設姿勢において下端側となる基端側を中心に上端側が後方に向けて回動することで傾斜姿勢となる。なお、媒体支持体24が収容部40に収容されているとき、その上端部には導入口カバー25の先端側が当接した状態となっている。そのため、媒体支持体24が上方に引き出されると、導入口カバー25はその先端側が上方に向けて回動し、図4に示す閉状態から開状態に変化する。
図5に示すように、媒体支持体24において、突部34の媒体支持面29からの突出距離D1は、立設姿勢における媒体支持体24の媒体支持面29とホッパー46との離間距離D2よりも小さい。
また、図6に示すように、媒体支持体24が傾斜姿勢となった場合には、媒体支持面29がホッパー46の傾斜面46aに沿う傾斜角度となって給送経路Rを構成する一方、突部34はホッパー46の傾斜面46aよりも媒体支持面29と交差する方向において突出する。
次に、本実施形態の給送装置及び該給送装置を備える記録装置12の作用について説明する。
図5に示すように、媒体支持体24の収容部40は給送方向Fにおいてホッパー46の上流側となる装置本体13の背面側に設けられている。また、ホッパー46は装置本体13内に収容されている。そして、媒体支持体24を収容部40から使用位置まで移動させるための移動経路を確保するためには、媒体支持体24とホッパー46との間に隙間D3をあけておく必要がある。
その結果、図6に示すように使用位置に配置された媒体支持体24とホッパー46とによって形成される傾斜した給送経路Rにおいて、媒体支持体24の媒体支持面29とホッパー46の傾斜面46aとの間には、隙間D4が生じる。そのため、給送経路Rに用紙Pを挿入した場合に、図6に二点差線で示すように用紙Pが隙間D4に入り込み、その入り込んだ用紙Pの先端がホッパー46に引っかかってしまうことがあった。
その点、本実施形態の媒体支持体24は、媒体支持面29の基端側から突設された突部34によって、図6に実線で示すように用紙Pの進行方向を媒体支持面29と交差する方向に変化させるので、用紙Pを浮き上がらせて傾斜面46a側に案内することが可能になる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)媒体支持体24は、媒体支持面29の基端側の端部に突設された突部34によって、用紙Pの進行方向を媒体支持面29と交差する方向に変化させることで、傾斜面46aとの間に生じた隙間D4に用紙Pが入り込むのを抑制しつつ、用紙Pを傾斜面46a側に案内することができる。したがって、引き出し式の媒体支持体24と、媒体支持体24との間に隙間を有して配置されるホッパー46との間で生じる用紙Pの引っかかりを抑制することができる。
(2)媒体支持体24が傾斜姿勢となった場合に、突部34は傾斜面46aよりも突出するので、媒体支持面29と傾斜面46aとの傾斜角度が異なる場合などにも、媒体支持体24の突部34によって用紙Pを傾斜面46a側に向けて案内することができる。
(3)媒体支持体24における突部34の突出距離D1は、立設姿勢における媒体支持体24の媒体支持面29とホッパー46との離間距離D2よりも小さいので、媒体支持体24が収容部40から上方に引き出される場合に、突部34がホッパー46と干渉しにくくなる。
(4)媒体支持体24の突部34は媒体支持面29に連続した凸曲面を形成しているので、突部34に用紙Pが引っかかるのを抑制することができる。
(5)媒体支持体24の突部34は幅方向Xに延びるように設けられているので、幅方向Xにおける長さが異なる複数種類の用紙Pを給送する場合にも、ホッパー46に対する用紙Pの引っかかりを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図7に示すように、本体側案内溝42Aが、下端部から上方に向けて延びる直線部42bと、直線部42bの上端側に下端側が接続される湾曲部42cとを有するようにしてもよい。なお、湾曲部42cは、本体側案内溝42Aの上端部に向けて延びる途中部分が直線部42bよりも装置本体13の外側に向けて湾曲している。
この構成によれば、上記(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(6)ホッパー46は、媒体支持体24の上下方向Zに沿う移動経路に対して、その上端側が最も近接することになる。そのため、収容部40に形成された本体側案内溝42Aの湾曲部42cを上下方向Zにおいてホッパー46の上端側と対応する位置に配置した場合には、媒体支持体24が湾曲部42cに沿って移動することで、ホッパー46の上端側との離間距離を大きくすることができる。
したがって、本体側案内溝42Aが全て直線部42bで形成される場合よりも、本体側案内溝42Aの上端部及び直線部42bをホッパー46に近い位置に配置することができる。すなわち、本体側案内溝42Aの上端部に部材側係合凸部37が係合した場合の媒体支持体24の位置を、よりホッパー46に近い位置にすることができる。これにより、図8に示すように、傾斜姿勢となった媒体支持体24とホッパー46との間に生じる隙間D5をより小さくして、用紙Pの引っかかりを抑制することができる。
・媒体支持体24の突部34は、図2に示したものよりも幅方向Xの長さが短いものが幅方向Xに複数並ぶようにしてもよい。この場合にも、給送装置で給送される用紙Pの幅方向Xにおける端部が位置する部分に突部34を配置しておくことで、用紙Pの引っかかりを抑制することができる。
・媒体支持体24の突部34は、媒体支持面29と交差するとともに給送方向下流側に向かうにつれて媒体支持面29から離間するように延びる平面状または曲面状の傾斜面を有するようにしてもよい。この場合には、用紙Pの引っかかりを抑制しつつ、用紙Pの進行方向を媒体支持面29と交差する方向に変化させることができる。
・媒体支持体24が傾斜姿勢となった場合に、突部34が媒体支持面29と交差する方向において傾斜面46aと並ぶ位置に配置されてもよい。
・収容部40に設けた本体側係合凸部44を案内部とするとともに媒体支持体24に設けられた部材側案内溝36を被案内部としてもよい。また、この場合には、本体側案内溝42及び部材側係合凸部37を省略してもよい。あるいは、本体側案内溝42を案内部とするとともに部材側係合凸部37を被案内部とする場合には、本体側係合凸部44及び部材側案内溝36を省略してもよい。
・給送経路形成部材は可動部材であるホッパー46に限らず、搬送経路形成部材51のように装置本体13に対して固定された部材であってもよい。
・記録装置12は、スキャナーユニット14を備えない構成としてもよい。
・画像読取装置やFAXに給送装置を備えるようにしてもよい。
・記録装置12は、インクジェット式プリンターの他、レーザープリンターやドラム方式プリンター、タンデム方式等プリンター、熱転写式プリンター(昇華型プリンターを含む)またはノンインパクトプリンターでもよいし、ドットインパクトプリンターなどのインパクトプリンターでもよい。
・記録装置12は、上記実施形態のようなシリアルプリンターの他、幅方向Xにおいて被記録媒体の幅全体と対応した全体形状をなすフルラインヘッド型プリンターなどのラインプリンターでもよい。
・インクカートリッジ57は、上記実施形態のようにキャリッジ56上に搭載される所謂オンキャリタイプのインクカートリッジであってもよいし、装置本体13内においてキャリッジ56以外の所定箇所に搭載される所謂オフキャリタイプのインクカートリッジであってもよい。
・上記実施形態において、記録装置は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散または混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式記録装置)であってもよい。そして、これらのうち何れか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、気体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
12…記録装置、13…装置本体、24…媒体支持体、29…媒体支持面、34…突部、37…被案内部の一例としての部材側係合凸部、40…収容部、42,42A…案内部の一例としての本体側案内溝、42b…直線部、42c…湾曲部、46…給送経路形成部材の一例としてのホッパー、46a…傾斜面、47…給送機構、50…記録部、D1…突出距離、D2…離間距離、F…給送方向、P…媒体の一例としての用紙、R…給送経路、X…幅方向、Z…上下方向。

Claims (7)

  1. 装置本体内に形成される給送経路に挿入された媒体を給送方向下流側に向けて給送するための給送機構と、
    前記装置本体内において前記給送方向下流側に向けて低くなる傾斜面を有して、該傾斜面によって前記給送経路の一部を形成する給送経路形成部材と、
    前記給送方向において前記給送経路形成部材の上流側となる前記装置本体の背面側に設けられた収容部と、
    前記装置本体の背面と対向する立設姿勢で前記収容部に収容可能である一方、前記収容部から前記立設姿勢のまま上方に引き出されて前記立設姿勢において下端側となる基端側を中心に回動することで前記傾斜面に沿う傾斜姿勢となり、かつ、該傾斜姿勢において前記媒体を支持可能な媒体支持面及び該媒体支持面における前記基端側の端部に突設された突部を有する媒体支持体と、
    を備えることを特徴とする給送装置。
  2. 前記媒体支持体が前記傾斜姿勢となった場合に、前記突部は前記傾斜面よりも突出することを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記媒体支持体において、前記突部の前記媒体支持面からの突出距離は、前記立設姿勢における前記媒体支持体の前記媒体支持面と前記給送経路形成部材との離間距離よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記媒体支持体の前記突部は前記媒体支持面に連続した凸曲面を形成していることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の給送装置。
  5. 前記媒体支持体の前記突部は、前記給送方向と交差する幅方向に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の給送装置。
  6. 前記給送経路形成部材は、前記媒体支持体によって上端側が支持された媒体の下端側を支持可能なホッパーであり、
    前記収容部には前記媒体支持体の移動を案内するための案内部が上下方向に延びるように形成される一方、前記媒体支持体には前記案内部に係合可能な被案内部が形成され、
    前記案内部は、下端部から上方に向けて延びる直線部と、該直線部の上端側に下端側が接続されるとともに前記案内部の上端部に向けて延びる途中部分が前記直線部よりも前記装置本体の外側に向けて湾曲する湾曲部とを有することを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の給送装置。
  7. 請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の給送装置と、
    前記給送機構によって給送された媒体に対して記録を行う記録部と、
    を備える記録装置。
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