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JP2014014743A - 塩排水の処理方法及びその処理装置 - Google Patents

塩排水の処理方法及びその処理装置 Download PDF

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賢次 沖代
Hiroshi Sasaki
佐々木  洋
Hirotaka Yamamoto
浩貴 山本
Ayumi HATANO
亜由美 幡野
Toshiaki Matsuo
俊明 松尾
Shigeo Hatamiya
重雄 幡宮
Misaki Sumikura
みさき 隅倉
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Abstract

【課題】
低コストであることは勿論、低環境負荷で塩化ナトリウムを有効利用可能な物質に高収率、かつ、高効率で転換できること。
【解決手段】
本発明の塩排水の処理方法は、上記課題を解決するために、電解槽の負極室に挿入されている負極に生成される水酸化ナトリウムと二酸化炭素を接触させて炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを生成する曝気槽の温度をT1(℃)、該曝気槽で生成された炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを結晶化させ、固液分離により炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの結晶と水溶液を分離して回収する析出槽の温度をT2(℃)、該析出槽で分離した炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの水溶液を加熱して電解槽の負極室に供給する熱交換器の温度をT3(℃)とした時に、T2<T1、T2<40.0(℃)、T2<T3<100.3(℃)を同時に満足することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は塩排水の処理方法及びその処理装置に係り、特に、塩化ナトリウムを含む排水の減容処理に好適な塩排水の処理方法及びその処理装置に関するものである。
油田、ガス田の採掘では、石油や天然ガスと共に塩分を含む随伴水が発生する。随伴水は、地盤沈下抑制等のため、通常、油田、ガス田の井戸に返送される場合が多い。しかし、採掘に用いる蒸気注入等の増大に伴い、井戸への返送量と比べて過剰量の随伴水が発生する場合については、近年、環境保護の観点から随伴水の処理により発生量を限りなくゼロに近づけるニーズが出てくる場合がある。また、海水淡水化においても、濃縮された塩水を海に返送することで環境への変動を招く場合もあり、塩を含む排水を出来るだけ低減することが望ましい。
これらの処理について、従来は、RO(Reverse Osmosis)膜や加熱による濃縮処理による塩化ナトリウム等の塩を含んだ排水(塩排水)量を低減する技術がある。
例えば、特許文献1では、排水の濃縮に必要となる電気、蒸気等を、ガスタービン等の内燃機関と発電機による電力供給、及び燃焼排ガスの熱による蒸気発生器による蒸気供給により賄う方式を取っている。この方式は、エネルギー使用効率の向上、二酸化炭素等の排気ガス発生量低減等が付随する課題が生じる。また、更に一歩進んで、塩排水の蒸発乾固によるNaClを中心とした塩の固体まで減容する方法も、特許文献1に記載されている。
これについては、廃棄物をできるだけ低減するためには減容だけでなく、廃棄物を有価物に転換して社会で引き取りやすい状態にするか、或いはできれば有効利用してもらうことで消化する工夫が追加されることが望ましい。
このような観点からは、固体塩まで減容の後、精製し食塩に転換するのは一つの有望な手段である。しかし、通常の食塩との製造コストと比較すると、様々な不純物除去工程を必要とする点で、排水から食塩を製造するのは経済的に著しく不利である。
また、廃棄物から回収した製品を口にすることの生理的な拒絶感の観点からは、できるだけ通常の製造プロセスに近い方式で人間の健康を含めた環境への負荷が低い形で利用される製品に、高効率で転換できることが望ましく、これを達成する技術が高収率と共に望まれていた。
塩化ナトリウムを含む水を他の有価物に転換する従来手法の一例に、電気分解による苛性ソーダと液化塩素の製造がある。
本手法は、次式に示す電気化学反応を利用して製造を行うものである。
[化1]
2NaCl→2Na++2Cl→2Na++Cl+2e
[化2]
2HO+2e→2OH++H
この反応では、苛性ソーダ生成量と等モル量の電荷が必要となるので、大規模で継続的に実施する場合、膨大な直流電流が必要となる。また、塩化ナトリウム濃度について、電流の利用効率の観点からは低い方が望ましいが、設備規模の観点からは濃い方が望ましい。これらのバランスを考えると、塩化ナトリウム濃度は、15重量%程度に調整すると電流利用効率を高い水準に維持しつつ、設備規模の低減を実現することができる。
また、塩素イオンが正極で酸化され塩素ガスとして揮発すると共に、残るナトリウムイオンは負極側に移行する。一方、負極側では水素イオンが還元され生成した水素ガスが揮発し、残された水酸化物イオンがナトリウムイオンと共に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を生成する。
塩素ガスについては、通常、0〜15℃への冷却による水分を中心とした不純物の凝縮(粗い精製)、濃硫酸への曝気による乾燥、圧縮や塩素沸点(−34℃)以下への冷却による液化のプロセスを経て、液化塩素に変換される。液化塩素は、塩酸、塩化ビニル、次亜塩素酸塩等を合成する原料として用いられる。
なお、塩素ガスは腐食性かつ有害なため、特に乾燥前のガスを取り扱う設備、配管の材料(ガラスライニング材、テフロン(登録商標)シール等)の選定、ガスリークの検知等が必要となる。水素ガスについては、可燃ガスのため、電解槽内にとどまらないよう十分な排気、安全確保が必要である。
このように、効率の良い電解を行うためには、電源の確保、塩水の濃縮及び水素ガスの処理が必要となる。また、電気分解による苛性ソーダと液化塩素の製造技術を塩排水処理に適用する場合、これらに加えて、前述の電気、蒸気等のユーティリティのために必要なエネルギー使用効率の向上、二酸化炭素等の排気ガス発生量低減等を解決するための技術が必要であった。
国際公開第2012/008013号
しかしながら、上述した従来の電気分解による苛性ソーダと液化塩素の製造技術では、効率の良い電気分解を行うためには、電源の確保、塩水の濃縮及び水素ガスの処理が必要となる。また、電気分解による苛性ソーダと液化塩素の製造技術を塩排水の処理に適用する場合は、電源の確保、塩水の濃縮及び水素ガスの処理に加えて、前述の電気、蒸気等のユーティリティのために必要なエネルギー使用効率の向上、及び二酸化炭素等の排気ガス発生量低減等を解決するための技術が必要であった。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、低コストであることは勿論、低環境負荷で塩化ナトリウムを有効利用可能な物質に高収率、かつ、高効率で転換できる塩排水の処理方法及びその処理装置を提供することにある。
本発明の塩排水の処理方法は、上記課題を解決するために、塩化ナトリウムを含む塩排水を濃縮して高濃度塩排水を製造する第1の工程と、前記塩排水を濃縮するために必要な電気エネルギーを発生させる第2の工程と、前記高濃度塩排水を正極室と負極室及びそれを隔てるイオン交換膜とから構成される電解槽に注入し、電極を用いて電気分解して水酸化ナトリウムを生成させる第3の工程と、前記水酸化ナトリウムに前記第2の工程で生じる排ガス中に含有される二酸化炭素を接触させることにより炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを得る第4の工程と、生成した炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを析出槽で結晶化させる第5の工程と、前記結晶化させた炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを固液分離により炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの結晶と水溶液を分離して回収する第6の工程と、前記分離した水溶液を回収して熱交換器を通じて、前記分離水溶液を前記電解槽の負極室に供給する第7の工程とを含み、かつ、前記第4の工程を行う曝気槽の温度をT1(℃)、前記第5の工程を行う析出槽の温度をT2(℃)、前記第7の工程を行う熱交換器の温度をT3(℃)とした時に、下記(式1)と(式2)及び(式3)を同時に満足することを特徴とする。
(式1):T2<T1
(式2):T2<40.0(℃)
(式3):T2<T3<100.3(℃)
また、本発明の塩排水の処理装置は、上記課題を解決するために、塩化ナトリウムを含む塩排水を濃縮する濃縮装置と、正極室と負極室及びそれを隔てるイオン交換膜から形成され、前記濃縮装置で濃縮された塩排水を電気分解する電解槽と、前記濃縮装置での塩排水の濃縮及び前記分解層での塩排水の電気分解を実施するために必要な電気エネルギーを発生させる発電機と、前記電解槽の負極室に挿入されている負極に生成される水酸化ナトリウムと二酸化炭素を接触させて炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを生成する曝気槽と、該曝気槽で生成された前記炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを結晶化させ、固液分離により炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの結晶と水溶液を分離して回収する析出槽と、該析出槽で分離した前記炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの水溶液を加熱して前記電解槽の負極室に供給する熱交換器とを備え、
前記曝気槽と析出槽及び熱交換器は、前記曝気槽の温度をT1(℃)、前記析出槽の温度をT2(℃)、前記熱交換器の温度をT3(℃)とした時に、下記(式1)と(式2)及び(式3)を同時に満足する関係にあることを特徴とする。
(式1):T2<T1
(式2):T2<40.0(℃)
(式3):T2<T3<100.3(℃)
本発明によれば、低コストであることは勿論、低環境負荷で塩化ナトリウムを有効利用可能な物質に高収率、かつ、高効率で転換できる効果を得ることができる。
本発明の塩排水の処理装置の実施例1を示すシステム構成である。 本発明の塩排水の処理装置の実施例2を示すシステム構成である。 本発明の塩排水の処理装置の実施例1及び2に採用される電解槽の例を示す斜視図である。 図3の平面図である。 本発明の塩排水の処理装置の実施例1及び2に採用される電解槽の他の例を示す斜視図である。 本発明の塩排水の処理装置の実施例1及び2に採用される電解槽の更に他の例を示す斜視図である。 本発明の塩排水の処理装置の実施例1及び2に採用される電解槽の更に他の例を示す斜視図である。 曝気槽と析出槽の温度差に伴う炭酸ナトリウムの回収量を示す特性図である。 本発明における炭酸ナトリウムの水への溶解度の温度依存性を示す特性図である。 本発明における二酸化炭素の水への溶解度の温度依存性を示す特性図である。 本発明の塩排水の処理装置を、実際の石炭ガス田に適用する例を示す図である。
上記課題を解決するための手段について、本発明者等が鋭意検討した結果、濃縮装置から排出される塩化ナトリウムを含む塩排水を、電解槽で電気分解して水酸化ナトリウムを得、これに燃焼排ガスを曝気して、燃焼ガスに含まれる二酸化炭素を吸収させ、水酸化ナトリウムと反応させることで、炭酸水素ナトリウム(重曹、NaHCO)及び/又は炭酸ナトリウム(NaCO)を生成させて二酸化炭素を固定化し、これら生成物を効率よく回収するようにした塩排水の処理方法及びその処理装置の発明に至ったものである。
特に、本発明では、生成した炭酸水素ナトリウム及び/又は炭酸ナトリウムを結晶化させる析出槽、析出させた後に分離した水溶液を、熱交換器を介して電解槽に再供給するシステムを設けることが重要であり、更に、曝気槽(構成によっては電解槽)、析出槽、熱交換器の温度を制御することで、炭酸水素ナトリウムや炭酸ナトリウムを効率よく回収することがポイントである。
上記塩排水の処理装置を、実際の石炭ガス田に適用する例を図11に示す。該図に示す塩排水処理システムは、石炭ガス田に随伴する塩排水を処理するRO膜システム、MED(Multi Effect Distillation)システムによって上水を得るシステムと、このシステムを駆動させる電力・熱供給システムと、上記MEDシステムで生じる高濃度塩排水を処理して炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどの有価塩を得る電解・減容システムと、電解によって生じる塩素ガスを処理する塩素精製・液化システムとから構成される。
図11において、101はガス田、102はガス処理装置、103は吸水ポンプ、104はストレーナ、105はMF膜、UF膜等の前処理装置、106は加圧空気タンク、107はアルカリ供給タンク、108は酸供給タンク、109は中和タンク、110は高圧水ポンプ、 111はRO膜淡水化装置、112は薬品洗浄/排水処理装置、113は圧力エネルギー回収装置、114は逆洗装置(ブロア)、115は製品ガス供給ブロア、116はMED装置、117は熱交換器、118は放熱部、119、120はエジェクタ、121はガスタービン、122、148は発電機、123は排熱回収ボイラ、124、125、126は送液ポンプ、127は変圧器、128は電解槽、129はスクラバ、130、134は粉体分離機、131、132は送液ポンプ、133はCO吸収装置、135は炭酸ソーダ槽、136は熱交換式冷却器、137は気液分離器、138は乾燥機、139は濃硫酸槽、140、141、142、145、152は送液ポンプ、143は硫酸濃縮槽、144は塩素ガス液化装置、146は液化塩素槽、147は蒸気タービンである。
電気分解で得られる水酸化ナトリウムに燃焼排ガスを曝気することで、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収させ、苛性ソーダと反応させることで炭酸水素ナトリウム(重曹、NaHCO)及び/又は炭酸ナトリウム(NaCO)を生成させて二酸化炭素を固定化し、これを回収する際、苛性ソーダの水溶液に変換することで塩化ナトリウムの水溶液と比べて、二酸化炭素の溶解吸収量が増大する。
曝気の方法については、電解槽に直接曝気を実施する方法、電解槽から曝気槽へ排出されたアルカリ溶液に曝気する方法等がある。電解槽に直接曝気を実施する方法においては、例えば、曝気槽が電解槽の負極室と同一である場合である。
電解槽で直接曝気する場合や電解槽から排出されたアルカリ溶液に曝気する場合、電解や燃焼排ガスの熱により反応液の温度が高くなるため、NaHCOやNaCOの溶解度が増大し溶液として回収できるメリットがある。電解槽から排出されたアルカリ溶液に曝気する方法については、例えば、エジェクタを用いて溶液の流速及び流路狭化に伴う負圧により排ガスを引き込み溶解する方式等がある。
また、アルカリ溶液に曝気する場合、通常、150−200℃程度は、ある燃焼排ガスの温度を予め下げておく必要がある。この熱エネルギーを有効利用する観点からは、排ガス排熱で液中の水分を蒸発除去し、NaHCO、NaCOを乾燥させるアイデアを本発明者等は着想した。
これにより、排ガスの熱を利用して固体として最終製品を回収可能と出来る。その際、蒸発するのは自由水だけでなくNaHCO、NaCOの結晶水も脱揮可能となる。また、最終製品としてガラス原料であるNaHCOを想定する場合、ガラス製造時の高温工程での安全性の観点からは結晶水が除去されていることが望ましい。
特に、本発明では塩排水を、電気分解により水酸化ナトリウムを生成し、この塩化ナトリウムと二酸化炭素を反応させて炭酸水素ナトリウム及び/又は炭酸ナトリウムを生成する効率を高めるものである。以下、その詳細について説明する。
本発明の塩排水の処理装置の実施例1を説明する。
図1は、本発明の塩排水の処理装置の実施例1を示すものである。該図に示す如く、本実施例の塩排水の処理装置は、電解槽14等の電解機構、MED(蒸発濃縮装置)2、発電機24から成る発電機構及び演算装置1からなる制御機構を備えている。
そして、図1に示す如く、塩排水41及び電解槽14からの高濃度塩水29は、ポンプ7等によってMED2に供給され、ここで濃縮及び浄化されて上水30と高濃度塩排水28とに分離される。なお、分離された上水30は、負極側に供給することも可能である。
分離された高濃度塩排水28は、電解槽14に供給される。この時、MED2を運転する電力は、ガスタービン12で駆動される発電機24から供給される電気エネルギー23である。ガスタービン12及び発電機24は、動力が不足する場合等は必要に応じて、その台数を2台以上に増やしてよい。また、このように複数台のガスタービンを備えることにより、不良時のバックアップとして利用することができる。
上記のように、MED2から電解槽14に供給された高濃度塩排水28が電解槽14の正極室に、また、熱交換器13によって加熱された炭酸ナトリウム水溶液34が電解槽14の負極室にそれぞれ供給される。
電解槽14においては、正極室の高濃度塩排水28と負極室の炭酸ナトリウム水溶液34は、正極室及び負極室に挿入された電極から流れる電流により電気分解され、それぞれ高濃度塩水29と水酸化ナトリウム水溶液26に変換される。また、正極室及び負極室には、水位を計測する水位計(+)3及び水位計(−)4と、塩濃度を計測する塩濃度計(+)5及び塩濃度計(−)6がそれぞれ設置されており、この水位計(+)3及び水位計(−)4と塩濃度計(+)5及び塩濃度計(−)6で計測された計測値は、演算装置1に入力されている。更に、本実施例では、電解槽14の正極室の塩素イオン濃度を測定する塩素イオン濃度計(+)31を備え、測定した正極室の塩素イオン濃度のデータを、演算装置1に入力するようになっている。
その電解槽14での電気分解時に正極室で発生した塩素ガス18は、冷却器8に供給され、この冷却器8で冷却された後に、ミストセパレータ9にて水蒸気と塩類とに分離・洗浄される。その後、濃硫酸19が供給される乾燥塔10で乾燥された後、冷却器11にて冷却・加圧され、タンクに液体塩素21として貯蔵される。発生した水素は、ガスタービン12に燃料として供給される。電解槽14の正極室から排出された高濃度塩水29は、再度、MED2に供給され、濃縮される。なお、20は、乾燥塔10からの廃硫酸の経路である。
一方、電解槽14の負極室では、上記反応により水酸化ナトリウム水溶液26となっており、ポンプ7を通じて曝気槽15に導入される。この曝気槽15で、水酸化ナトリウム水溶液26に、CO吹込み部16から導入された二酸化炭素を含む排ガス25に接触させることにより、水酸化ナトリウム水溶液26と排ガス25中の二酸化炭素が反応し、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムに変換が可能である。この曝気槽15で生成した炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウム水溶液を析出槽42に導入する。
析出槽42では、曝気槽15と異なる温度設定にし、物質の水への溶解度の温度依存性を利用することにより、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを析出させる。例えば、図8に示すように、曝気槽15の温度をT1、析出槽42の温度をT2と設定することで、溶解度の差分W1−W2に相当する量を回収することができる。
本実施例では、析出槽42での析出物を回収する手段として、遠心分離機構17を用いている。遠心分離機構17により固液物から析出物と水溶液を効率よく分離、回収することができる。
次に、ガスタービン12には、電解槽14の正極室から水素ガス22が燃料として供給され、ガスタービン12で発電機24を駆動することにより発電を行う。発電機24により生成された電気エネルギー23は、MED2及び電解槽14の運転に使用される。
本実施例では、このような発電機24からの電気エネルギー23やガスタービン12からの排熱、MED2からの高濃度塩排水28などを利用することで、従来、無駄にしていたエネルギーから炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムなどの有価物を生成することが目的である。
本実施例の目的の炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムの固形物を、効率よく回収するための重要なポイントは、前述した曝気槽15、析出槽42、熱交換器13の温度をそれぞれT1、T2、T3とした時に、次の関係を同時に満たすことである。
(式1):T2<T1
(式2):T2<40℃
(式3):T2<T3<100.3(℃)
ここでは、水に対する溶解度の温度依存性を利用して、目的物を析出・回収する。一般には、水溶液の温度が高いほど溶解度が高く、逆に温度が低い程溶解度は低い。
従って、効率よく目的物を析出させるためには、析出槽42の温度(T2)を曝気槽15の温度(T1)よりも低く設定する必要がある(T2<T1)。この条件が(式1)に相当する。
図9に、本実施例における炭酸ナトリウムの水への溶解度の温度依存性を示す。図9に示す温度における溶解度の差分を回収できる。この炭酸ナトリウムの溶解度曲線から、40℃近傍に最大値を有し、それ以上の温度では溶解度がほとんど変化しないことがわかる。
即ち、(式1)の条件を満足しても、T2が40℃以上の場合には、T1とT2の温度差による溶解度差がほとんどないため、析出槽42での析出が困難である。T2が40℃より低い場合に、溶解度差による目的物の析出が期待できる。このことから、上記(式2)を導き出すことができる。
更に、熱変換器13の温度(T3)は、少なくとも析出槽42の温度(T2)よりも高い必要がある。T3がT2より低い条件では、熱交換器13で炭酸水素ナトリウム27や炭酸ナトリウムが析出してしまうことになる。この場合、例えば、熱交換器13の近辺の配管が詰まってしまうなど、連続システムとして不具合を生じてしまう。
一方、T3の上限は100.3℃となる。これは熱交換器13を通過する水溶液を沸騰させない温度である。一般には、水の沸点は100℃であるが、ここでの水溶液には、炭酸ナトリウムが僅かに溶解して残存しているために、沸点上昇が考えられる。
図9に示す炭酸ナトリウムの溶解度曲線から、析出槽42の温度T2を0℃に設定したとしても、水100gに対して6gの炭酸ナトリウムが溶存している。この値を用いて、沸点上昇を計算すると、沸点上昇度ΔT=0.34℃(=0.515K kg/mol×0.66mol/kg)と算出できる。
従って、少なくともT3は100.3℃以下であれば、水溶液が沸騰することなく、熱交換器13を通過することができる。これらのことから、上記(式3)が導かれる。
以上のことから、本実施例においては、効率よく炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを効率よく析出、回収するためには、少なくとも上記(式1)、(式2)、(式3)を同時に満たす必要がある。
また、更に炭酸ナトリウムなどを効率よく回収するために、次の(式4)を満足することが望ましい。
(式4):35.0<T1<45.0(℃)
本実施例では、先に述べたように曝気槽15の温度T1は、少なくとも析出槽42の温度T2より高い温度であれば、溶解度の観点からは、温度が高い程よい。しかし、炭酸水素ナトリウム27や炭酸ナトリウムの生成を考慮すると、(式4)の条件が必要となる。
本実施例では、曝気槽15に二酸化炭素を含む排ガス25を吹き込むことによって、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを生成している。この二酸化炭素の水への溶解度は、図10に示す温度依存性の通りである。即ち、温度が低いほど、二酸化炭素の溶解度は高くなる。例えば、0℃における二酸化炭素の溶解度は、60℃における溶解度の約4倍である。つまり、二酸化炭素の溶解度を上げることで、曝気槽15における炭酸水素ナトリウム27や炭酸ナトリウムの生成を促進することができる。
このことから、曝気槽15の温度T1は、(1)二酸化炭素の溶解度を高くすること、(2)炭酸水素ナトリウム27の溶解度を高くすることの二つを両立できる温度範囲が望ましい。上記(式4)の温度範囲において、(1)と(2)を同時に満足することができる。更には、曝気槽15の温度T1は、溶解度が最大となる40℃近傍が望ましい。
更に、析出槽42の温度T2の下限値は次のように考える。炭酸ナトリウムなどの析出を考えると、曝気槽15の温度T1との差が大きい方がよい。即ち、析出槽42の温度T2は低い程よい。しかし、析出槽42の温度T2にも下限値を考える必要がある。極度に低い温度に設定した場合には、目的の炭酸ナトリウムの析出だけに留まらず、水溶液そのものが凝固してしまう懸念がある。
本実施例では、この点を考慮して、以下のように析出槽42の温度T2の下限値を設定した。即ち、水溶液そのものが凝固する温度を下限値とした。析出槽42の温度T2を0℃まで低下させて、目的の炭酸ナトリウムを析出した水溶液において、炭酸ナトリウムは6g程度溶解している(図9)。
このような水溶液では、炭酸ナトリウムが不純物として、凝固点降下を生じるため、通常の0℃では水溶液は凝固しない。この水溶液の凝固点降下を計算すると次のように算出できる。
ΔT=Kf×m=1.86×0.66=1.2(K)
ここで、ΔTは、凝固点降下(K)、Kfは凝固点降下係数、mは炭酸ナトリウムのモル濃度である。
このことから、本水溶液では−1.2℃までは凝固しないということがわかる。従って、析出槽42の温度T2、曝気槽15の温度T1に対して低いほどよいが、その下限値は水溶液が凝固しない−1.2℃であることがわかる。
これより(式5)を決定した。
(式5):−1.2<T2(℃)
また、本システムを運用する上で、曝気槽15の温度T1が(式6)に示すような環境になる場合がある。即ち、曝気槽15の温度T1が40℃より低い場合である。このような場合には、特に(式7)に記載した条件が必須となる。つまり、熱交換器13の温度T3を、曝気槽15の温度T1よりも高い温度に設定する必要がある。
(式6):T1<40(℃)
(式7):T1<T3
例えば、図1に示すように、回収された水溶液は、熱交換器13を介して曝気槽15に再供給される。従って、熱交換器13からの水溶液温度は、曝気槽15の水溶液温度に影響を及ぼす。曝気槽15の温度T1が40℃よりも高い温度範囲では、熱交換器13からの水溶液の流入によって、温度が多少変化しても曝気槽15内での炭酸ナトリウムの析出が生じることはほとんどない。これは、図9の炭酸ナトリウムの溶解度曲線が示すように、曝気槽15の温度T1が40℃以上では、溶解度がほとんど変化しないためである。
しかし、曝気槽15の温度T1が40℃以下の場合には、溶解度が温度に大きく依存するため、熱交換器13からの流入によって曝気槽15内の温度が下がってしまうと、曝気槽15内で炭酸ナトリウムが析出するという問題を生じる。これを解決するためには、熱交換器13の温度を、少なくとも曝気槽15の温度よりも高く設定しておく必要がある。これらのことから、上記(式6)の環境の場合には、(式7)を満足しておく必要がある。
なお、析出槽42で分離した水溶液を、熱交換器13を介して、再度、電解槽14の負極室に供給してもよい。分離した水溶液には、炭酸水素ナトリウム27や炭酸ナトリウムが一部残存して溶解しており、再度、電解槽14の負極室に戻して、析出工程を通過させることで、さらに効率よく炭酸水素ナトリウム27や炭酸ナトリウムを回収することができる。
また、析出槽42の温度T2は、上述したように、調整する必要があり、例えば、曝気槽15よりも低く設定する必要がある。室温より高い温度が必要な場合は、発電機24からの電気エネルギー23を利用して水溶液を加温できる。一方、室温より温度を下げるためには、冷凍機のような冷却機能が必要となる。一般的な冷凍機の場合には、発電機24からの電気エネルギー23を利用してもよい。また、次のような吸収式冷凍機を利用する場合には、例えば、ガスタービン12からの排熱も利用できる。
吸収式冷凍機は、吸収力が高い液体に冷媒を吸収させて、その時に発生する低圧によって、冷媒を気化させて低温を得る冷凍機である。吸収力の高い液体には、例えば水を利用し、冷媒には、例えばアンモニアを利用するものがある。このような冷凍機では、排熱を冷凍装置に投入することにより、冷水を得ることができる。ガスタービン12などからの排熱を利用して、吸収式冷凍機で得られた冷水を利用することで、析出槽42を冷却することができる。
このような本実施例の構成とすることにより、塩排水を電気分解により水酸化ナトリウムを生成し、この水酸化ナトリウムと二酸化炭素を反応させることで、炭酸水素ナトリウム(重曹)27及び/又は炭酸ナトリウムを生成する効率を高めることができる。
従って、本実施例により、低コストであることは勿論、低環境負荷で塩化ナトリウムを有効利用可能な物質に高収率、かつ、高効率で転換できる効果が得られる。また、塩排水処理において、より有価性の高い塩を優先的に製造することが可能となり、かつ、塩排水中の塩濃度を最低限にすることが可能となる。更に、本設備に使用する電力を賄うために設置される化石由来燃料のタービンで駆動される発電機から排出される二酸化炭素量を低減できるほか、排水の温度を低温化でき、環境に対する影響を少なくすることができる。
次に、本発明の塩排水の処理装置の実施例2を説明する。
図2は、本発明の塩排水の処理装置の実施例2を示すものである。
上述した実施例1においては、電解槽14の負極室と曝気槽15は異なるものであるが、図2に示す本実施例では、電解槽14の負極室が曝気槽15を兼ねた構成となっている。
このような本実施例では、二酸化炭素を含む排ガス25を電解槽14の負極室に導入し、負極室の中で二酸化炭素を水酸化ナトリウムに接触させることにより、炭酸水素ナトリウム及び/又は炭酸ナトリウムに変換する。電解槽14の負極室で生成した炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウム水溶液を析出槽42に導入し、析出槽42では、曝気槽を兼ねている電解槽14の負極室と異なる温度設定にし、物質の水への溶解度の温度依存性を利用することにより、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを析出させる。
本実施例では、析出槽42での析出物を回収する手段として、遠心分離機構17を用いているので、遠心分離機構17により固液物から析出物と水溶液を効率よく分離、回収することができ、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを得ることができる。
なお、本実施例では、曝気槽を電解槽14の負極室が兼用していることから、温度T1は、電解槽14の負極室の温度となる。
このような本実施例の構成としても、実施例1と同様な効果が得られることは勿論、曝気槽が無い分構成が簡略化され、コスト低減に繋がるメリットがある。
図3及び図4に、本発明の実施例1及び2に採用される電解槽の一例を示す。該図において、200は電解槽を構成する電解セル、201は正極室、202は負極室、203は正極室201に充填される高濃度塩水、204は負極室202に充填される負極電解水、205は正極、206は負極、207は正極室201の温度センサ、207´は負極室202の温度センサ、208は正極室201の塩濃度センサ、208´は負極室202の塩濃度センサ、209は塩素ガス、210は塩素ガスの回収口、211は水素ガスの排出口、212は負極電解水204の導入口、213は高濃度塩水の導入口、214は水素ガス、215は負極電解水204の排出口、216は正極高濃度塩水の排出口、217は正極室の水位計、218は負極室の水位計、219は正極端子、220は負極端子、221はイオン交換膜である。
そして、正極室201と負極室202はイオン交換膜221のみを介して隣接して設置され、正極205と負極206は、それぞれ正極室201、負極室202内のイオン交換膜221に隣接し、かつ、イオン交換膜221と並行に敷設される。正極205と負極206には、それぞれの正極端子219、負極端子220が設けられている。正極205及び負極206には、銅、白金、金、イリジウム酸化物等の板が好ましく、これらは集電体上に設置される網目状でもよい。また、正極205と負極206は、電気分解時の抵抗による損失を極力小さくするために、イオン交換膜221の極力近くに配置されることが好ましい。
イオン交換膜221は、ナトリウム等の陽イオンを選択的に透過させる半透過膜が用いられる。この膜によって、ナトリウムイオンは正極から負極側に移動するが、塩化物イオンや水酸化物イオンは、この膜を透過できないため、正極室201には塩素が、負極室202には水酸化ナトリウムが蓄積される。仮に、このイオン交換膜221がない場合には、正極で生成した塩化物イオンと水酸化物イオン、ナトリウムイオンが反応し、次亜塩素酸ナトリウム等が生成するため、好ましくない。
正極室201には、高濃度塩水203を導入するための導入口213と排出口216が設けられ、高濃度塩水203の入排水が行われる。また、負極室202には、負極電解水204を導入するための導入口212と排出口215が設けられ、負極電解水204の入排水が行われる。ここで負極電解水204は、電気分解を低抵抗で行うために導入されるものであり、ナトリウムイオン等を多く含む塩水である。
更に、正極室201には、電気分解で生じる塩素ガス209を回収する回収口210が設けられ、また、負極室202には、電気分解で生じる水素ガス214を回収する回収口211が設けられている。
また、正極室201及び負極室202には、それぞれ温度センサ207、207´、塩濃度センサ208、208´、水位計217、218が設けられている。これらで計測される温度、塩濃度、水位は、実施例1及び2に示す演算装置1にデータとして転送される。
このように構成される電解槽14は、正極205と負極206の間に電界を生じさせると、イオン交換膜221を挟んで電流が生じ、ナトリウムイオンが正極205側から負極206側に流れ、それぞれの電極で上述した化1、化2の電気化学反応が生じて、正極205側に塩素が発生し、負極206側に水素が発生するのと同時に水酸化ナトリウムが形成され、負極室202内の負極電解水204中に蓄積されるものである。
この電解セル200は、通液した高濃度塩水203を効率よく電解するため電極に対する体積を小さく設けることが好ましく、処理液の量を稼ぐためには、この電解セル200を、複数個並列に設置して電界を行うことが好ましい。
図5に、本発明の実施例1及び2に採用される電解槽の他の例を示す。該図に示す例は、負極室202内に、発電機24からの二酸化炭素を含む排ガス25を曝気し、負極室202内の負極電解水204に生成した水酸化ナトリウムと二酸化炭素を負極室202内で反応させ、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを得るための電解槽である。なお、図5において、222は二酸化炭素の導入口、223は二酸化炭素の吹き出し口である。
図5に示す電解セル200を用いることにより、負極側に生成した水酸化ナトリウムに直接二酸化炭素を反応させて、炭酸水素ナトリウム27及び/又は炭酸ナトリウムを生成することが可能となる。
図6に、本発明の実施例1及び2に採用される電解槽の更に他の例を示す。該図に示す例は、図3及び図4に示した電解セル200を、複数個並列に並べて形成した電解槽を示すものである。
図6において、200は電解セル、224は各電解セルの負極室で発生する水素を回収する回収管、225は各電解セル200の正極室で発生する塩素を回収する回収管、226は負極電解水204の導入管、227は正極室に導入する高濃度排塩水の導入管、228は負極電解水204の排出管、229は正極室の高濃度塩排水の排出管である。
図6では、図3に示した電解セル200を8セル並列に接続した場合の例について示すが、並列のセル数は特にこれに限定されず、80セル〜100セルといった大容量の電解槽を形成することも可能である。
図6に示す例では、水素の回収管224は、各電解セル200の負極室に設けられる回収口211を並列に接続する管であり、再度ガスタービン12の燃料として供給され、必要に応じて図示しないブロア等の動力により排気する。
塩素の回収管225は、各電解セル200の正極室に設けられる塩素ガスの回収口210を並列に接続する管であり、図1及び図2の冷却器8、11、ミストセパレータ9、乾燥塔10で構成される塩素処理部に導入され、液体塩素21となり、最終的には有価物として搬出される。必要に応じて図示しないブロア等の動力により排気する。
また、負極電解水204の導入管226、及び正極に導入する高濃度塩排水の導入管227を通して、これらの液が別途設けられる送液ポンプ等の動力により電解セル200に供給される。また、負極電解水204の排出管228を通して別途設けられる送液ポンプ等の動力により負極電解水204は、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム回収部に送液され、正極室に充填される高濃度塩水203は、正極の高濃度塩排水の排出管229を通して、MED2又は負極室202に導入される。
図7に、本発明の各実施例に採用される電解槽の更に他の例を示す。該図に示す例は、図5に示した二酸化炭素を曝気する機構を有する電解セル200を、複数個並列に並べて形成した電解槽を示すものである。
図7において、230は二酸化炭素を含む排ガス25の導入管である。この導入管230は、各電解セル200の二酸化炭素の導入口222同士を並列に接続するための管であり、必要に応じて図示しないブロア等の動力を用いて導入される。
図5及び図7に示す二酸化炭素の曝気を負極室内で行う場合には、排ガス25中に含まれる窒素、酸素、水分、未反応の二酸化炭素が負極内に導入され、水素の排気管224からガスタービン12に燃料である水素と一緒に送気されるが、これらのガスが混合していてもガスタービン12の燃焼には問題は生じない。
以下、本発明者等による適用例について説明する。
以下に示す適用例では、図2に示した実施例2の塩排水の処理装置を利用する。この実施例2の塩排水の処理装置では、曝気槽を電解槽の負極室が兼ねているものである。これら塩排水の処理装置で、曝気槽の温度T1、析出槽の温度T2、熱変換器の温度T3の設定が、適用例ごとに異なる。
≪適用例1≫
図2及び図11に示すシステムで、ガス田から排出される随伴水を処理する適用例について説明する。
本適用例では、電解槽の負極室にて、二酸化炭素ガスの導入を行う。即ち、曝気槽を電解槽の負極室が兼用していることから、曝気槽と電解槽の負極室は同一である。
曝気槽の温度T1、析出槽の温度T2、熱交換器の温度T3をそれぞれ80℃、20℃、40℃に設定する。これは上述した(式1)と(式2)及び(式3)を同時に満足する条件である。
随伴水をROシステム、MEDを通すことにより、濃縮された高濃度塩排水を得る。この高濃度塩排水を分析したところ、陽イオン種、陰イオン種の濃度は、下記の通りである。
陽イオン種:
Na 59、000mg/L、
その他の陽イオン 700mg/L以下。
陰イオン種:
Cl 77、200mg/L、
CO 181mg/L、
HCO 23、000mg/L、
その他の陰イオン 700mg/L以下。
また、CODは300mg/L以下である。
以上より、高濃度塩排水中には、水以外は塩化ナトリウム(128、000mg/L:1L中に12.8g(2.2モル))、炭酸ナトリウム(247mg/L:1L中に0.247g(0.0032モル))、炭酸水素ナトリウム(32、000mg/L:1L中に32g(0.38モル))からなる物質が主に含まれている。従って、本適用例は、塩化ナトリウム濃度が10%を超える場合である。
この塩排水を、図3に示す電解セル200の正極室201に投入する。また、負極室202には、60、000mg/Lの炭酸ナトリウム水溶液を投入する。これは、図2に示す遠心分離機構17を通過したあとの電解水濃度である。電解セル200の正極側、負極側の内法は、どちらも1m×1m×0.01mであり、容積は10Lである。両者の投入時の水温は70℃である。
ここで、電圧3V、電流60Aを通電する。すると、正極から塩素ガスの気泡が発生し、電気分解が進行する。電気分解の進行に伴い、正極室201のナトリウムイオンが負極室202に移動して正極室201のナトリウムイオン濃度が低下するが、ナトリウムイオン濃度調整機構により、正極室201と負極室202のナトリウム濃度差が3%以上なので、この状態を定常状態として高濃度塩排水を流入させ、安定運転状態となる。
このとき、正極室201からは、90、000mg/Lの塩化ナトリウムの高濃度塩水が排出口から排出され、MED2に再度投入する。これに従って、38、000mg/Lの塩化ナトリウムに相当する量のナトリウムが負極室202に移動することを示す。
これに伴って、負極室202のナトリウムイオン濃度は、72、000mg/Lとなる。これは、初期の60、000mg/Lに比べて、12、000mg/Lナトリウムイオンが増加することを示す。これにより負極室202には、21、000mg/Lの水酸化ナトリウムが生成することが分かる。
ここに、ガスタービン12の排ガス25を吹き込み、水酸化ナトリウムの炭酸ナトリウム化を実施すると共に、結晶化して粉末(炭酸水素ナトリウム27)として、タンクに回収する。
本適用例で使用した排ガス組成を、下記に示す。
(排ガス組成)
:70.0%
:13.0%
CO:3.4%
O:11.0%
Ar:0.9%
その他:11.7%
ガスタービン12から排出された直後のガス温度は330℃である。このガスは、熱交換器13を介して電解槽14の負極室に送気されるが、熱交換器13を通過後の温度は180℃である。二酸化炭素濃度は0.01%以上であるので、正常な運転状況となる。このとき回収できた炭酸ナトリウムは、この電解槽14に通液する高濃度排塩水の通液量が100Lのとき、5.5kgとなる。
この電解セル200を、図7に示すように86セル並列化し、8、600Lの処理を行う場合、473kgの炭酸ナトリウムを回収できる。
≪適用例2≫
本適用例では、適用例1と比較して、曝気槽の温度T1、析出槽の温度T2、熱交換器の温度T3の設定が異なるのみで、その他システムは適用例1と同様である。
本適用例では、温度設定をそれぞれT1=40℃、T2=20℃、T3=40℃とする。この条件は、上記(式1)と(式2)及び(式3)に加え、(式4)を満足する。
排水組成、ガス組成、電解条件は適用例1と同一である。
このとき回収できた炭酸ナトリウムは、電解槽14に通液する高濃度排塩水の通液量が100Lのとき、6.0kgとなる。
この電解セル200を、図7に示すように86セル並列化し、8、600Lの処理を行う場合、516kgの炭酸ナトリウムを回収できる。
≪適用例3≫
本適用例では、適用例1と比較して、曝気槽の温度T1、析出槽の温度T2、熱交換器の温度T3の設定が異なるのみで、その他システムは適用例1と同様である。
本適用例では、温度設定をそれぞれT1=80℃、T2=0℃、T3=40℃とする。この条件は、上記(式1)と(式2)及び(式3)に加え、(式4)と(式5)を満足する。
このとき回収できた炭酸ナトリウムは、電解槽14に通液する高濃度排塩水の通液量が100Lのとき、11.0kgとなる。
この電解セル200を、図7に示すように86セル並列化し、8、600Lの処理を行う場合、950kgの炭酸ナトリウムを回収できる。
≪適用例4≫
本適用例では、適用例1と比較して、曝気槽の温度T1、析出槽の温度T2、熱交換器の温度T3の設定が異なるのみで、その他システムは適用例1と同様である。
本適用例では、温度設定をそれぞれT1=35℃、T2=0℃、T3=40℃とする。この条件は、(式6)と(式7)を満足する。
このとき回収できた炭酸ナトリウムは、電解槽14に通液する高濃度排塩水の通液量が100Lのとき、11.0kgとなる。
この電解セル200を、図7に示すように86セル並列化し、8、600Lの処理を行う場合、960kgの炭酸ナトリウムを回収できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成を置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…演算装置、2…MED(蒸発濃縮装置)、3…水位計(+)、4…水位計(−)、5…塩濃度計(+)、6…塩濃度計(−)、7…ポンプ、8、11…冷却器、9…ミストセパレータ、10…乾燥塔、12、121…ガスタービン、13、117…熱交換器、14、128…電解槽、15…曝気槽、16…CO吹き込み部、17…遠心分離機構、18、209…塩素ガス、19…濃硫酸、20…廃硫酸、21…液体塩素、22…水素ガス、23…電気エネルギー、24、122,148…発電機、25…排ガス、26…水酸化ナトリウム水溶液、27…炭酸水素ナトリウム、28…高濃度塩排水、29…高濃度塩水、30…上水、31…塩素イオン濃度計(+)、33…ブロア、34…炭酸ナトリウム水溶液、41…塩排水、42…析出槽、101…ガス田、102…ガス処理装置、103…吸水ポンプ、104…ストレーナ、105…前処理装置、106…加圧空気タンク、107…アルカリ供給タンク、108…酸供給タンク、109…中和タンク、110…高圧水ポンプ、111…RO膜淡水化装置、112…薬品洗浄/排水処理装置、113…圧力エネルギー回収装置、114…逆洗装置、115…製品ガス供給ブロア、116…MED装置、118…放熱部、119、120…エジェクタ、123…排熱回収ボイラ、124、125、126、131、132、140、141、142、145、152…送液ポンプ、127…変圧器、129…スクラバ、130、134…粉体分離機、133…CO吸収装置、135…炭酸ソーダ槽、136…熱交換式冷却器、137…気液分離器、138…乾燥機、139…濃硫酸槽、143…硫酸濃縮槽、144…塩素ガス液化装置、146…液化塩素槽、147…蒸気タービン、200…電解セル、201…正極室、202…負極室、203…正極室に充填される高濃度塩水、204…負極電解水、205…正極、206…負極、207…正極室の温度センサ、207´…負極室の温度センサ、208…正極室の塩濃度センサ、208´…負極室の塩濃度センサ、210…塩素ガスの回収口、211…水素ガスの排出口、212…負極電解水の導入口、213…高濃度塩水の導入口、214…水素ガス、215…負極電解水の排出口、216…正極高濃度塩水の排出口、217…正極室の水位計、218…負極室の水位計、219…正極端子、220…負極端子、221…イオン交換膜、222…二酸化炭素の導入口、223…二酸化炭素の吹き出し口、224…負極室で発生する水素を回収する回収管、225…正極室で発生する塩素を回収する回収管、226…負極電解水の導入管、227…正極室に導入する高濃度塩排水の導入管、228…負極電解水の排出管、229…正極室の高濃度塩排水の排出管、230…排ガスの導入管。

Claims (12)

  1. 塩化ナトリウムを含む塩排水を濃縮して高濃度塩排水を製造する第1の工程と、前記塩排水を濃縮するために必要な電気エネルギーを発生させる第2の工程と、前記高濃度塩排水を正極室と負極室及びそれを隔てるイオン交換膜とから構成される電解槽に注入し、電極を用いて電気分解して水酸化ナトリウムを生成させる第3の工程と、前記水酸化ナトリウムに前記第2の工程で生じる排ガス中に含有される二酸化炭素を接触させることにより炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを得る第4の工程と、生成した炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを析出槽で結晶化させる第5の工程と、前記結晶化させた炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを固液分離により炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの結晶と水溶液を分離して回収する第6の工程と、前記分離した水溶液を回収して熱交換器を通じて、前記分離水溶液を前記電解槽の負極室に供給する第7の工程とを含み、
    かつ、前記第4の工程を行う曝気槽の温度をT1(℃)、前記第5の工程を行う析出槽の温度をT2(℃)、前記第7の工程を行う熱交換器の温度をT3(℃)とした時に、下記(式1)と(式2)及び(式3)を同時に満足することを特徴とする塩排水の処理方法。
    (式1):T2<T1
    (式2):T2<40.0(℃)
    (式3):T2<T3<100.3(℃)
  2. 請求項1に記載の塩排水の処理方法において、
    前記第4の工程が行われる曝気槽が、前記電解槽の負極室と同一であることを特徴とする塩排水の処理方法。
  3. 請求項1又は2に記載の塩排水の処理方法において、
    下記(式4)を満足することを特徴とする塩排水の処理方法。
    (式4):35.0<T1<45.0(℃)
  4. 請求項1又は2に記載の塩排水の処理方法において、
    下記(式5)を満足することを特徴とする塩排水の処理方法。
    (式5):−1.2<T2(℃)
  5. 請求項1又は2に記載の塩排水の処理方法において、
    下記(式6)の条件の場合に、下記(式7)を満足することを特徴とする塩排水の処理方法。
    (式6):T1<40.0(℃)
    (式7):T1<T3(℃)
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の塩排水の処理方法において、
    前記第5の工程に、前記第2の工程で発生する電気と蒸気を利用することを特徴とする塩排水の処理方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の塩排水の処理方法において、
    前記第7の工程に、前記第2の工程で発生する電気と蒸気を利用することを特徴とする塩排水の処理方法。
  8. 塩化ナトリウムを含む塩排水を濃縮する濃縮装置と、正極室と負極室及びそれを隔てるイオン交換膜から形成され、前記濃縮装置で濃縮された塩排水を電気分解する電解槽と、前記濃縮装置での塩排水の濃縮及び前記分解層での塩排水の電気分解を実施するために必要な電気エネルギーを発生させる発電機と、前記電解槽の負極室に挿入されている負極に生成される水酸化ナトリウムと二酸化炭素を接触させて炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを生成する曝気槽と、該曝気槽で生成された前記炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムを結晶化させ、固液分離により炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの結晶と水溶液を分離して回収する析出槽と、該析出槽で分離した前記炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素ナトリウムの水溶液を加熱して前記電解槽の負極室に供給する熱交換器とを備え、
    前記曝気槽と析出槽及び熱交換器は、前記曝気槽の温度をT1(℃)、前記析出槽の温度をT2(℃)、前記熱交換器の温度をT3(℃)とした時に、下記(式1)と(式2)及び(式3)を同時に満足する関係にあることを特徴とする塩排水の処理装置。
    (式1):T2<T1
    (式2):T2<40.0(℃)
    (式3):T2<T3<100.3(℃)
  9. 請求項8に記載の塩排水の処理装置において、
    前記曝気槽は、前記電解槽の負極室が兼ねていることを特徴とする塩排水の処理装置。
  10. 請求項8又は9に記載の塩排水の処理装置において、
    前記曝気槽は、35.0<T1<45.0(℃)を満足することを特徴とする塩排水の処理装置。
  11. 請求項8又は9に記載の塩排水の処理装置において、
    前記析出槽は、−1.2<T2(℃)を満足することを特徴とする塩排水の処理装置。
  12. 請求項8又は9に記載の塩排水の処理装置において、
    前記曝気槽は、T1<40.0(℃)の時に、T1<T3(℃)を満足することを特徴とする塩排水の処理装置。
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