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JP2014013990A - 映像信号出力機器および映像出力システム - Google Patents

映像信号出力機器および映像出力システム Download PDF

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JP2014013990A JP2012150251A JP2012150251A JP2014013990A JP 2014013990 A JP2014013990 A JP 2014013990A JP 2012150251 A JP2012150251 A JP 2012150251A JP 2012150251 A JP2012150251 A JP 2012150251A JP 2014013990 A JP2014013990 A JP 2014013990A
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JP2012150251A
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Kota Hirai
光太 平井
Shigeki Otsuka
茂樹 大塚
Atsushi Taniguchi
篤史 谷口
Yuichi Ito
祐一 伊藤
Takashi Fujii
崇 藤井
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】映像輝度が明るすぎたり暗すぎたりする状態を抑制しながら、映像輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくユーザが快適に視聴することが可能な映像信号出力機器を提供する。
【解決手段】この再生装置1(映像信号出力機器)は、映像信号を出力するHDMIトランスミッタ15と、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値の最小値Zminおよび最大値Zmaxを取得し、映像信号の輝度情報Xとテレビジョン装置2の輝度設定情報Yとに基づいて輝度値Zを算出し、映像の輝度値が最小値Zminを下回らずかつ最大値Zmaxを上回らないように輝度値Zを調整する制御部10とを備える。制御部10は、最小値Zminへの接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで到達させ、かつ、最大値Zmaxへの接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで到達させるように輝度値Zを各々輝度値Zに調整する。
【選択図】図2

Description

この発明は、映像信号出力機器および映像出力システムに関し、特に、コンテンツの映像信号を外部機器に出力する映像信号出力機器および映像出力システムに関する。
従来、コンテンツの映像信号を外部機器に出力する表示システムなどが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、映像/音声信号を出力する出力機器(ソース機器)と、この出力機器から出力された映像信号を表示するとともに音声信号を音声出力する表示装置(シンク機器)とを備えた表示システムが開示されている。この表示システムでは、出力機器から表示装置へ映像信号が出力される際、出力機器側のパラメータ(画面の明るさや映像輝度などの諸設定値)が表示装置側で処理可能な範囲に自動的に調整されるように構成されている。すなわち、出力機器が有する設定値のうち表示装置側において適切と判断されない範囲に属する設定値は、表示装置側で適切(処理可能)とされる設定値の上限値または下限値に一律に合わせ込まれる制御が行われるように構成されている。これにより、映像中に輝度が明るすぎる部分や暗すぎる部分を生じさせることなく映像を表示させることが可能である。
特開2009−27601号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された表示システムでは、出力機器側の設定値のうち表示装置側では適切と判断されない設定値の全てが表示装置側で適切とされる設定値の上限値または下限値に一律に合わせ込まれるため、表示装置から出力される映像輝度などの変化(輝度の増加または減少)が設定値の上限値または下限値に達した途端に突然止まってしまうと考えられる。すなわち、ユーザが表示装置を介して視聴する映像の輝度値が不自然な変化を起こしてしまうため、このような輝度変化を伴うコンテンツを視聴するユーザに対して違和感を与えるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、映像中に輝度の明るすぎる部分や暗すぎる部分が生じるのを抑制しながら、輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくユーザが快適に視聴することが可能な映像信号出力機器および映像出力システムを提供することである。
この発明の第1の局面による映像信号出力機器は、外部機器に対してコンテンツの映像信号を出力する映像信号出力部と、外部機器から出力される映像の最小輝度値および最大輝度値を取得する取得部と、映像信号が有する輝度情報と外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部と、外部機器から出力される映像の輝度値が最小輝度値を下回らない、かつ、最大輝度値を上回らないように、第1の輝度値を第2の輝度値に調整する調整部とを備え、調整部は、第1の輝度値が最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、最小輝度値への接近度合いを緩和しながら最小輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整するとともに、第1の輝度値が最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、最大輝度値への接近度合いを緩和しながら最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整する。
この発明の第1の局面による映像信号出力機器では、上記のように、調整部が、第1の輝度値が最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、最小輝度値への接近度合いを緩和しながら最小輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整するとともに、第1の輝度値が最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、最大輝度値への接近度合いを緩和しながら最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整することによって、外部機器から出力される映像の輝度値が第1区間において最小輝度値を下回らない、かつ、第2区間において最大輝度値を上回らないように第1の輝度値が第2の輝度値にそれぞれ調整される際、最小輝度値近傍または最大輝度値近傍においては、各々の輝度値(最小輝度値または最大輝度値)への接近度合いを加味しながら到達するように第1の輝度値が第2の輝度値へと調整されるので、最小輝度値近傍(第1区間)または最大輝度値近傍(第2区間)の輝度値が最小輝度値または最大輝度値に一律に(接近度合いを緩和せずに)合わせ込まれる場合と異なり、最小輝度値近傍または最大輝度値近傍での輝度値の変化をより滑らかに再現することができる。この結果、ユーザは、最小輝度値近傍(第1区間)および最大輝度値近傍(第2区間)における映像輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくコンテンツを快適に視聴することができる。また、上記のように、調整部が、外部機器から出力される映像の輝度値が最小輝度値を下回らない、かつ、最大輝度値を上回らないように第1の輝度値を第2の輝度値に調整することによって、映像中に輝度が明るすぎる部分や暗すぎる部分を生じさせることなく外部機器から映像を出力させることができる。
また、第1の局面による映像信号出力機器では、上記のように、映像信号が有する輝度情報と外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部を備えることによって、コンテンツの映像信号を外部機器から出力させる際に、コンテンツの輝度情報と外部機器の輝度設定情報とに基づいて第1の輝度値が算出される場合においても、算出された第1の輝度値に対する第2の輝度値へのさらなる調整が行われるので、本発明における輝度値の調整制御を有効に働かせることができる。
上記第1の局面による映像信号出力機器において、好ましくは、調整部は、第1区間については、第2の輝度値が第1の閾値から最小輝度値に向けて接近度合いを緩和しながら最小輝度値まで減少するように第1の輝度値を調整するとともに、第2区間については、第2の輝度値が第2の閾値から最大輝度値に向けて接近度合いを緩和しながら最大輝度値まで増加するように第1の輝度値を調整する。このように構成すれば、最小輝度値側については、最小輝度値の手前側の若干大きな輝度値(第1の閾値)の状態から最小輝度値を若干下回った輝度値までの範囲に向けて変化する調整前の第1の輝度値を、最小輝度値への接近度合いを緩和させながら最小輝度値まで到達(減少)させることができる。反対に、最大輝度値側については、最大輝度値の手前側の若干小さな輝度値(第2の閾値)の状態から最大輝度値を若干上回った輝度値までの範囲に向けて変化する調整前の第1の輝度値を、最大輝度値への接近度合いを緩和させながら最大輝度値まで到達(増加)させることができる。これにより、最小輝度値近傍および最大輝度値近傍での調整後の第2の輝度値の滑らかな変化を、容易にかつ自然に実現することができる。
上記第1の局面による映像信号出力機器において、好ましくは、調整部は、最小輝度値近傍または最大輝度値近傍において、補正係数を用いて最小輝度値または最大輝度値への接近度合いをそれぞれ緩和しながら最小輝度値または最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整するように構成されており、補正係数は、第1の輝度値と最小輝度値との差分、および、第1の輝度値と最大輝度値との差分に応じて予め複数設定されており、調整部は、第1の輝度値と最小輝度値または最大輝度値との差分に応じて設定された補正係数を対応する第1の輝度値毎に乗じて補正することにより最小輝度値または最大輝度値への接近度合いを緩和しながら最小輝度値または最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整する。このように構成すれば、映像の輝度値に関する最小輝度値および最大輝度値がどのような範囲で設定されていても、調整前の第1の輝度値と最小輝度値または最大輝度値との差分に応じて予め複数設定された補正係数を用いて、最小輝度値近傍(第1区間)および最大輝度値近傍(第2区間)における第1の輝度値を簡便な方法で第2の輝度値へと容易に調整することができる。
上記第1の局面による映像信号出力機器において、好ましくは、目視確認用の映像が、映像信号出力部から外部機器に出力されるように構成されており、最小輝度値および最大輝度値は、外部機器から出力された目視確認用の映像の輝度値が、ユーザにより目視確認用の映像が目視されながら調整されることによって予め設定可能であるように構成されている。このように構成すれば、外部機器から出力される映像の輝度値に関する最小輝度値および最大輝度値を、ユーザの好みに合わせてコンテンツの視聴前に設定することができる。これにより、ユーザは、より快適な視聴を行うことができる。
上記第1の局面による映像信号出力機器において、好ましくは、取得部は、外部機器に設定されている輝度設定情報を取得するように構成されており、算出部は、コンテンツを再生する際に、コンテンツの映像信号が有する輝度情報と取得部により取得された輝度設定情報とに基づいて第1の輝度値を順次再生前に算出し、調整部は、外部機器から出力される映像の輝度値が最小輝度値を下回らない、かつ、最大輝度値を上回らないように、算出部により順次再生前に算出された第1の輝度値を第2の輝度値に調整する。このように構成すれば、コンテンツの再生と同時に外部機器から出力される映像の第1の輝度値を逐次的に第2の輝度値へと調整することができるので、コンテンツに含まれる全ての映像信号に対する輝度値(第1の輝度値)の調整を先に行った後に、調整後の輝度値(第2の輝度値)に基づいてコンテンツを再生する場合と異なり、コンテンツの再生動作を遅延させることなく調整された第2の輝度値に基づいてコンテンツを再生することができる。これにより、輝度値の調整が行われたコンテンツであっても再生動作に遅延が生じない分、ユーザは快適な視聴を行うことができる。
この発明の第2の局面による映像出力システムは、映像を出力する外部機器と、外部機器に対してコンテンツの映像信号を出力する映像信号出力部と、外部機器から出力される映像の最小輝度値および最大輝度値を取得する取得部と、映像信号が有する輝度情報と外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部と、外部機器から出力される映像の輝度値が最小輝度値を下回らない、かつ、最大輝度値を上回らないように、第1の輝度値を第2の輝度値に調整する調整部とを含む映像信号出力機器とを備え、映像信号出力機器の調整部は、第1の輝度値が最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、最小輝度値への接近度合いを緩和しながら最小輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整するとともに、第1の輝度値が最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、最大輝度値への接近度合いを緩和しながら最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整する。
この発明の第2の局面による映像出力システムでは、上記のように、映像信号出力機器の調整部が、第1の輝度値が最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、最小輝度値への接近度合いを緩和しながら最小輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整するとともに、第1の輝度値が最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、最大輝度値への接近度合いを緩和しながら最大輝度値まで到達させるように第1の輝度値を第2の輝度値に調整することによって、外部機器から出力される映像の輝度値が第1区間において最小輝度値を下回らない、かつ、第2区間において最大輝度値を上回らないように第1の輝度値が第2の輝度値にそれぞれ調整される際、最小輝度値近傍または最大輝度値近傍においては、各々の輝度値(最小輝度値または最大輝度値)への接近度合いを加味しながら到達するように第1の輝度値が第2の輝度値へと調整されるので、最小輝度値近傍(第1区間)または最大輝度値近傍(第2区間)の輝度値が最小輝度値または最大輝度値に一律に(接近度合いを緩和せずに)合わせ込まれる場合と異なり、最小輝度値近傍または最大輝度値近傍での輝度値の変化をより滑らかに再現することができる。この結果、ユーザは、最小輝度値近傍(第1区間)および最大輝度値近傍(第2区間)における映像輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくコンテンツを快適に視聴することができる。また、上記のように、映像信号出力機器の調整部が、外部機器から出力される映像の輝度値が最小輝度値を下回らない、かつ、最大輝度値を上回らないように第1の輝度値を第2の輝度値に調整することによって、映像中に輝度が明るすぎる部分や暗すぎる部分を生じさせることなく外部機器から映像を出力させることができる。
また、第2の局面による映像出力システムでは、上記のように、映像信号出力機器が、映像信号が有する輝度情報と外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部を含むことによって、コンテンツの映像信号を外部機器から出力させる際に、コンテンツの輝度情報と外部機器の輝度設定情報とに基づいて第1の輝度値が算出される場合においても、算出された第1の輝度値に対する第2の輝度値へのさらなる調整が行われるので、本発明における輝度値の調整作用を有効に働かせることができる。
本発明によれば、上記のように、映像中に輝度の明るすぎる部分や暗すぎる部分が生じるのを抑制しながら、ユーザは、映像輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくコンテンツを快適に視聴することができる。
本発明の一実施形態による音声映像出力システムの制御構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による音声映像出力システムにおいて、テレビジョン装置から出力されるコンテンツの映像輝度を調整する手法を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態による音声映像出力システムにおいて、テレビジョン装置から出力される映像の輝度を調整する際に適用される補正係数テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態による音声映像出力システムにおいて、ユーザが輝度に関する閾値を設定する際に用いられる設定画面の構成および操作態様を示した図である。 本発明の一実施形態による音声映像出力システムにおいて、ユーザが輝度に関する閾値を設定する際の再生装置の制御部の処理フローを示した図である。 本発明の一実施形態による音声映像出力システムにおいて、映像輝度が調整された状態で外部機器から出力される際の再生装置の制御部の処理フローを示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態による音声映像出力システム100の構造について説明する。なお、音声映像出力システム100は、本発明の「映像出力システム」の一例である。
本発明の一実施形態による音声映像出力システム100は、図1に示すように、再生装置1とテレビジョン装置2とを備えている。また、再生装置1とテレビジョン装置2とは、HDMI規格に対応した接続ケーブル3によって互いに接続されている。これにより、再生装置1が再生するコンテンツの音声信号および映像信号が、接続ケーブル3を介してテレビジョン装置2に対して出力されるように構成されている。また、再生装置1には操作用のリモコン4が付属されている。なお、再生装置1およびテレビジョン装置2は、それぞれ、本発明の「映像信号出力機器」および「外部機器」の一例である。
ソース機器としての再生装置1は、制御部10と、再生部11と、OSD部12と、主メモリ(RAM)13と、フラッシュメモリ(ROM)14と、HDMIトランスミッタ15と、接続ケーブル3が接続されるHDMI端子16と、操作信号受信部17とを備えている。
制御部10は、CPUからなり、制御プログラムを実行することにより再生装置1の動作制御を担う。再生部11は、VHSテープ、DVD、BD、LD、USBメモリ、SDカードおよびHDDなどの多様な記憶媒体に記憶されたコンテンツ(音声信号および映像信号)を読み出す機能を有している。OSD部12は、再生部11によって読み出された映像信号にオンスクリーン情報を加算する機能を有している。なお、制御部10は、本発明の「取得部」、「算出部」および「調整部」の一例である。
主メモリ13は、制御プログラムが実行される際に用いられる制御上のパラメータを一時的に保存する作業用メモリとして用いられる。また、主メモリ13には、制御部10の指令に基づいて、コンテンツ全体の音声信号および映像信号が再生前(テレビジョン装置2に出力される前)に一時的に記憶されるように構成されている。ここで、コンテンツを構成する映像信号には、映像の輝度に関する輝度情報Xが含まれている。また、フラッシュメモリ14には、制御部10が実行する制御プログラムなどが格納されている。
HDMIトランスミッタ15は、コンテンツ(音声信号および映像信号)をデジタル信号としてテレビジョン装置2に出力する機能と、テレビジョン装置2とのCEC規格に基づいたCEC制御信号の通信(双方向通信)を行う機能とを有している。また、HDMIトランスミッタ15は、制御部10の指令に基づきCEC制御信号を用いてテレビジョン装置2が有する後述する輝度設定情報Yを取得可能に構成されている。また、操作信号受信部17は、再生装置1に付属する送信部4aを有するリモコン4からの制御信号を受信する機能を有している。なお、HDMIトランスミッタ15は、本発明の「映像信号出力部」の一例である。
また、シンク機器としてのテレビジョン装置2は、図1に示すように、制御部20と、主メモリ(RAM)21と、フラッシュメモリ(ROM)22と、HDMIトランスミッタ23と、接続ケーブル3が接続されるHDMI端子24と、スピーカ部25と、映像出力部26とを備えている。
制御部20は、制御プログラムを実行することによりテレビジョン装置2全体の動作制御を行う役割を有している。主メモリ21は、制御プログラムが実行される際に用いられる制御上のパラメータなどを一時的に保存する作業用メモリとして用いられる。また、主メモリ21には、テレビジョン装置2が有する輝度設定情報Yが記憶されている。また、フラッシュメモリ22には、制御部20が実行する制御プログラムなどが格納されている。
また、HDMIトランスミッタ23は、再生装置1からの音声信号および映像信号を受け付ける機能と、再生装置1とのCEC制御信号の通信(双方向通信)を行う機能とを有している。また、スピーカ部25は、コンテンツを構成する音声信号に基づいて音声を出力する機能を有している。
映像出力部26は、映像信号変換部26aと、映像信号処理部26bと、表示部26cとを有している。映像信号変換部26aは、デジタル形式の映像信号をアナログ形式に変換する機能を有している。映像信号処理部26bは、映像信号変換部26aを経由した再生装置1からの映像信号(アナログ信号)を輝度設定情報Yに基づいて処理する機能を有している。また、表示部26cは、映像信号処理部26bによって処理された映像信号を表示する機能を有している。
ここで、本実施形態では、再生装置1が再生するコンテンツの映像信号がテレビジョン装置2(表示部26c)から出力される際、再生装置1の制御部10は、コンテンツの映像信号に含まれる輝度情報X(図1参照)と、予め取得されたテレビジョン装置2が有する輝度設定情報Y(図1参照)とに基づいて映像の輝度値(後述する輝度値Z)を算出するとともに、算出された輝度値が所定の閾値(後述する輝度値の最小値Zminおよび最大値Zmax)を超えないように調整する制御を行うように構成されている。これにより、どのようなコンテンツについても、表示部26cが表示する映像の輝度が明るすぎたり暗すぎたりしない状態でユーザは視聴することが可能とされている。以下、この点について詳細に説明する。
具体的には、まず、再生装置1において、輝度情報Xと輝度設定情報Yとの平均値(=(輝度情報X+輝度設定情報Y)/2)が算出されることにより、調整前の輝度値Zが求められる。その後、制御部10により、算出された輝度値Zが所定の閾値(輝度値の最小値Zminおよび最大値Zmax)以内であるか否かが画素毎に直ちに判断されて、輝度値Zがこの閾値を超えている画素については閾値を超えないように輝度値Zを輝度値Zに補正する制御が行われる。そして、補正された輝度値Zを有する映像信号が、HDMIトランスミッタ15からテレビジョン装置2に順次出力されるように構成されている。なお、輝度値Zの算出とその後の調整制御については、映像信号を構成する個々の画素に対して逐次的に行われる。なお、輝度値Zおよび輝度値Zは、それぞれ、本発明の「第1の輝度値」および「第2の輝度値」の一例である。
ここで、輝度値の調整の基準値となる上記した閾値には、輝度値の最小値Zminおよび最大値Zmax(Zmin<Zmax)が適用される。この場合、最小値Zminおよび最大値Zmaxは、テレビジョン装置2を介した操作により再生装置1側で予めユーザにより設定されるように構成されている。また、再生装置1で設定された最小値Zminおよび最大値Zmaxは、主メモリ13(図1参照)に記憶されており、必要に応じて制御部10により主メモリ13から取得される。つまり、本実施形態では、コンテンツの映像信号がHDMIトランスミッタ15からテレビジョン装置2(表示部26c)に出力される際、輝度情報Xと輝度設定情報Yとの相加平均として求められた輝度値Zが、最小値Zminと最大値Zmaxとの間に収まるようにさらなる調整(補正)が加えられて輝度値Zとなった状態で映像信号に付加されるように構成されている。なお、最小値Zminおよび最大値Zmaxは、それぞれ、本発明の「最小輝度値」および「最大輝度値」の一例である。
また、本実施形態では、制御部10により、輝度値Zが閾値としての最小値Zminと最大値Zmaxとの間に収まるか否かが判断される際、輝度値Zがこの閾値近傍である場合(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍である場合)においては、輝度値Zの大きさ(閾値と輝度値Zとの差分ΔZ)に応じて、補正後の輝度値Zは、閾値への接近度合いが画素毎に異なるように調整される。これにより、閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)においては、輝度値Zの増加(または減少)とともに閾値への接近度合いが緩和されながら輝度値Zが閾値まで到達されるように、画素毎の輝度値Zが調整される。すなわち、図2に示すように、補正前の輝度値Zのままでは1本の直線(破線)で示される単調な増加または減少の推移しか得られない一方、補正後の輝度値Zにおいては、閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)において閾値に接近すればする程、接近の度合いが弱められるような推移を辿るようになる。
ここで、輝度値Zから輝度値Zへの調整制御に関して、図2を参照してより詳細に説明する。
まず、最小値Zmin近傍の輝度値は、最小値Zminよりも若干大きい値を含んでいる。そして、輝度値Zが最小値Zminよりも若干大きい場合(区間M1)には、最小値Zminよりも大きい側から最小値Zminに向けて接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで減少させるように個々の輝度値Zは輝度値Zに調整される。なお、図2において、最小値Zminに向けて区間M1が開始される(輝度値Zの緩和が開始される)位置に対応する調整前の輝度値Zは、本発明の「第1の閾値」の一例である。また、上記輝度値Zが最小値Zminよりも若干大きい場合に加えて、最小値Zminよりも若干小さい場合(区間M2)においても、最小値Zminよりも大きい側から最小値Zminに向けて接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで減少させるように個々の輝度値Zは輝度値Zに調整される。また、輝度値Zは、区間M1における最小値Zminへの接近度合いが区間M2に引き継がれるとともにその緩和がさらに図られて最小値Zminまで到達される。なお、区間M1および区間M2は、本発明の「第1区間」の一例である。
また、上記と同様の調整制御が最大値Zmax側に対しても行われる。すなわち、最大値Zmax近傍の輝度値は、最大値Zmaxよりも若干小さい値を含んでいる。そして、輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干小さい場合(区間M4)には、最大値Zmaxよりも小さい側から最大値Zmaxに向けて接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで増加させるように個々の輝度値Zは輝度値Zに調整される。なお、図2において、最大値Zmaxに向けて区間M4が開始される(輝度値Zの緩和が開始される)位置に対応する調整前の輝度値Zは、本発明の「第2の閾値」の一例である。また、上記輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干小さい場合に加えて、最大値Zmaxよりも若干大きい場合(区間M5)においても、最大値Zmaxよりも小さい側から最大値Zmaxに向けて接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで増加させるように個々の輝度値Zは輝度値Zに調整される。また、輝度値Zは、区間M4における最大値Zmaxへの接近度合いが区間M5に引き継がれるとともにその緩和がさらに図られて最大値Zmaxまで到達される。なお、区間M4および区間M5は、本発明の「第2区間」の一例である。
これにより、最小値Zmin近傍の調整後の輝度値Zの推移は、最小値Zminに接近すればする程、接近の度合い(減少率)が弱められる。また、最大値Zmax近傍の調整後の輝度値Zの推移は、最大値Zmaxに接近すればする程、接近の度合い(増加率)が弱められる。すなわち、調整後の輝度値Zは、図2における輝度値Zのような単一の接近度合い(グラフの傾き)で最小値Zminまたは最大値Zmaxに到達するような推移を辿らない。
また、本実施形態では、平均値として算出された輝度値Zから輝度値Zへの調整の際に、再生装置1側で予め設定された補正係数γ(図3参照)を用いて個々の画素の輝度値を調整(補正)する制御が行われる。すなわち、輝度値Zは、輝度値Zに補正係数γを乗じた値(Z=Z×γ)として算出される。この場合、図3に示すように、補正係数γは、調整前の輝度値Zと閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)との差分ΔZに応じて個別に設定されている。また、差分ΔZに応じて複数(18個)設定されている補正係数γ(γ1〜γ19)は、補正係数テーブル5にまとめられた状態で主メモリ13に記憶されている。
ここで、補正係数テーブル5について説明する。補正係数テーブル5には、調整前の輝度値Zと閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)との差分ΔZ(=Z−ZminまたはZ−Zmax)に応じた補正係数γが設定されている。具体的には、A欄を参照して、最小値Zmin側においては、差分ΔZ(=Z−Zmin)は、合計9通り(−s1≦ΔZ<−s2、−s2≦ΔZ<−s3、−s3≦ΔZ<−s4、−s4≦ΔZ<−s5、−s5≦ΔZ<0、および、0≦ΔZ<+s6、+s6≦ΔZ<+s7、+s7≦ΔZ<+s8、+s8≦ΔZ<+s9)(ここに、s1>s2>s3>s4>s5であり、s6<s7<s8<s9である)の条件範囲に区分されている。そして、各々の条件に応じて、補正係数γ(%)は、γ1(%)〜γ9(%)まで設定されている。たとえば、条件:−s2≦ΔZ<−s3の範囲に存在する輝度値Zには補正係数γ2が乗じられて、輝度値Z=Z×γ2として補正される。なお、A欄において最上段から下方に向かって5段目までの差分ΔZは、調整前の輝度値Zが最小値Zminよりも若干小さい場合(区間M2)を示している。また、6段目から9段目までの差分ΔZは、調整前の輝度値Zが最小値Zminよりも若干大きい場合(区間M1)を示している。したがって、γ1〜γ9については、γ1が最も大きい値(ZからZへの増加幅が最大)でありγ9が最も小さい値(ZからZへの増加幅が最小)に設定されている。
また、最大値Zmax側(B欄参照)についてはB欄に規定されている。A欄の場合と同様に、差分ΔZは、合計9通り(+d2<ΔZ≦+d1、+d3<ΔZ≦+d2、+d4<ΔZ≦+d3、+d5<ΔZ≦+d4、0<ΔZ≦+d5、および、−d6<ΔZ≦0、−d7<ΔZ≦−d6、−d8<ΔZ≦−d7、−d9<ΔZ≦−d8)(ここに、d1>d2>d3>d4>d5であり、d6<d7<d8<d9である)の条件範囲に区分されている。そして、各々の条件に応じて、補正係数γ(%)は、γ11(%)〜γ19(%)まで設定されている。たとえば、条件:−d7<ΔZ≦−d6の範囲に存在する輝度値Zには補正係数γ17が乗じられて、輝度値Z=Z×γ17として補正される。なお、B欄において最上段から下に向かって5段目までの差分ΔZは、調整前の輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干大きい場合(区間M5)を示しており、6段目から9段目までの差分ΔZは、調整前の輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干小さい場合(区間M4)を示している。したがって、γ11〜γ19については、γ11が最も小さい値(ZからZへの減少幅が最大)でありγ19が最も大きい値(ZからZへの減少幅が最小)に設定されている。
したがって、補正係数テーブル5の内容を図2に適用した場合、まず、輝度値Zが最小値Zminよりも若干小さい場合(区間M2)、差分ΔZの大きさに応じて補正係数γ1〜γ5のいずれかを輝度値Zに乗じて輝度値Zが得られる。また、輝度値Zが最小値Zminよりも若干大きい場合(区間M1)、差分ΔZの大きさに応じて補正係数γ6〜γ9のいずれかを輝度値Zに乗じて輝度値Zが得られる。同様に、輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干大きい場合(区間M5)、差分ΔZの大きさに応じて補正係数γ11〜γ15のいずれかを輝度値Zに乗じて輝度値Zが得られる。また、輝度値Zが最大値Zmaxよりも若干小さい場合(区間M4)、差分ΔZの大きさに応じて補正係数γ16〜γ19のいずれかを輝度値Zに乗じて輝度値Zが得られる。
本実施形態では、複数の補正係数γ1〜γ19(18個)が規定された補正係数テーブル5を用いて1つの画素の輝度値Zを輝度値Zに補正するとともに、映像信号を構成する全ての画素に対してこの補正を繰り返し行うように構成されている。これにより、画素全体として見た場合に、輝度値Zの推移が、輝度値Zの閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)への接近度合いが緩和されながら閾値に到達されるように構成されている。つまり、閾値近傍の輝度値Zについては閾値への接近度合いを加味しながら閾値に到達させるような調整が行われる。これにより、コンテンツを視聴するユーザにとっては、閾値近傍の輝度値Zが閾値に一律に(接近度合いを緩和せずに)合わせ込まれた映像を見る場合と異なり、閾値近傍での輝度値Zの明暗の変化がより滑らかに再現された映像を目にすることが可能となる。
また、輝度値Zが、図2における区間M2よりもさらに小さい区間M3である場合(ΔZ<−s1である場合)には、輝度値Zが閾値近傍から下方に十分に離れた値であると判断されて、図3に示した補正係数γ1〜γ9とは別な補正係数を用いて輝度値Zを最小値Zminと略等しい大きさに調整する制御が行われる。区間M3においては、最小値Zminと輝度値Zとの差分に応じて補正係数は正比例的に増減される。同様に、輝度値Zが、図2における区間M5よりもさらに大きい区間M6である場合(ΔZ>+d1である場合)にも、輝度値Zが閾値近傍から上方に十分に離れた値であると判断されて、図3に示した補正係数γ11〜γ19とは別な補正係数を用いて輝度値Zを最大値Zmaxと略等しい大きさに調整する制御が行われる。区間M6においても、最大値Zmaxと輝度値Zとの差分に応じて補正係数は正比例的に増減される。また、輝度値Zが、図2における区間M1と区間M4との間である場合(図3における差分ΔZの絶対値がs9(d9)以下となった場合)には、輝度値Zが閾値近傍からある程度離れた閾値の内側にもともと収まった値であると判断されて、輝度値Zに対する調整は何ら行われない。
なお、図3に示すように、差分ΔZに応じた補正係数γの設定については、最小値Zmin側(A欄参照)および最大値Zmax側(B欄参照)においてそれぞれ9段階に設定しているが、これをより多くの段階数に増やして、区間M1およびM2、および、区間M4およびM5を、さらにきめ細かく区分してもよい。差分ΔZに応じた補正係数γを細かく設定すればする程、閾値近傍における輝度値Zの推移は、おおよそ飽和曲線または緩和曲線の一部分のような形状を辿るようになる。したがって、閾値に対する接近度合いがさらに自然に緩和されるような輝度値Zを用いた映像信号の状態でテレビジョン装置2(表示部26c)に出力することが可能となる。
また、本実施形態では、算出された直後の輝度値Zを輝度値Zに調整する際の閾値となる最小値Zminおよび最大値Zmax(図2参照)は、ユーザによる目視確認によってユーザが再生装置1に対して予め設定することが可能なように構成されている。
具体的には、図4に示すように、コンテンツの再生前においては、制御部10の指令に基づいて、目視確認用のOSD画像(映像信号)6がHDMIトランスミッタ15からテレビジョン装置2に出力される。このOSD画像6は、目視確認用の映像(画像)6gが表示される領域6aと、目視確認用の映像6gが有する輝度の最小値Zminをユーザ設定するための領域6bと、映像6gの輝度の最大値Zmaxをユーザ設定するための領域6cとによって構成されている。また、領域6bおよび領域6c内には、それぞれ、領域6aに表示される目視確認用の映像6gの明るさ(輝度)を増減させるための調節バー6eと、設定内容を確定するための決定ボタン6fとが設けられている。
そして、ユーザが、リモコン4を用いて領域6bおよび領域6c内の各々の調節バー6eを横(左右)方向にスライド移動させることにより、目視確認用の映像6gの輝度値が増減されるとともに、目視確認用の映像6gがユーザによって目視されながら輝度の下限値(最小値Zmin)および上限値(最大値Zmax)がそれぞれ設定されるように構成されている。たとえば、リモコン4の十字キー4bを操作して調節バー6eを所定の位置に動かし、その後、画面上で決定ボタン6fを選択して決定キー4cを押下する。これにより、領域6bにおいては最小値Zminを、領域6cにおいては最大値Zmaxがそれぞれ設定される。また、OSD画像6を介して設定された最小値Zminおよび最大値Zmaxは、再生装置1の主メモリ13に記憶されるように構成されている。
したがって、本実施形態では、再生装置1でコンテンツが再生されてその映像がテレビジョン装置2から出力される際、ユーザによって予め設定された輝度の下限値(最小値Zmin)および上限値(最大値Zmax)の範囲内において輝度値Zが所定の大きさ(=輝度値Z)に調整される。また、調整された輝度値Zは、ユーザにより設定された最小値Zminおよび最大値Zmaxを超えないので、ユーザは、違和感なくコンテンツの視聴を行うことが可能とされている。
また、リモコン4は、図3および図4に示すように、上記した十字キー4bおよび決定キー4cに加えて、再生装置1本体および再生装置1を介してテレビジョン装置2を操作するための複数の操作ボタン4dを含んでいる。このようにして、音声映像出力システム100は構成されている。
次に、図1、図2、図4および図5を参照して、ユーザによって輝度値Zを輝度値Zに調整する際の基準となる閾値としての最小値Zminおよび最大値Zmaxを再生装置1に予め設定する際の制御部10の制御処理フローについて説明する。
まず、図5に示すように、ステップS1では、再生装置1(図1参照)とテレビジョン装置2(図1参照)とのHDMI接続状態が確立されているか否かが再生装置1の制御部10(図1参照)によって判断されるとともに、再生装置1とテレビジョン装置2とのHDMI接続が確立されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。
ステップS1において、再生装置1とテレビジョン装置2とのHDMI接続が確立された(双方向通信が可能な状態となった)と判断された場合、ステップS2では、図示しないメニュー画面などを介して輝度を設定するための設定モードがユーザにより選択されたか否かが判断されるとともに、この設定モードが選択されるまでステップS2の判断が繰り返される。
ステップS2において、ユーザにより輝度を設定するための設定モードが選択されたと判断された場合、ステップS3では、制御部10の指令に基づき、目視確認用のOSD画像6(図4参照)がHDMIトランスミッタ15(図1参照)からテレビジョン装置2(表示部26c)に出力される。これにより、ユーザは、リモコン4(図1参照)を用いてOSD画像6(図4参照)内の領域6bおよび領域6cの各々の調節バー6eをスライド移動させながら領域6aに表示される目視確認用の映像(白黒画像)6gの明るさ(輝度)を増減させて、映像6gの輝度の最小値Zmin(図2参照)および最大値Zmax(図2参照)をそれぞれ設定する。
そして、ステップS4では、所定時間(たとえば3分間)内に、目視確認用のOSD画像6を介して閾値としての輝度の最小値Zminおよび最大値Zmaxがそれぞれ設定されたか否かが判断される。ステップS4において、最小値Zminおよび最大値Zmaxが設定されたと判断された場合、ステップS5では、設定された輝度の最小値Zminおよび最大値Zmaxが、主メモリ13(図1参照)に記憶される。
その後、ステップS6では、制御部10により目視確認用のOSD画像6が表示部26cから消される制御が行われて本制御は終了される。これにより、ユーザによる輝度の閾値の設定が完了される。また、上記したステップS4において、所定時間(たとえば3分間)内に輝度の最小値Zminおよび最大値Zmaxが設定されない(その後のユーザ操作が入力されていない)と判断された場合にも、処理フローはステップS6に移行されて本制御は終了される。
次に、図1〜図3および図6を参照して、コンテンツが再生される際の再生装置1の制御部10の制御処理フローについて説明する。
まず、図6に示すように、ステップS11において、リモコン4(図1参照)を使用したユーザ操作などによって、再生用のコンテンツが選択されたか否かが制御部10(図1参照)により判断されるとともに、再生用のコンテンツが選択されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。また、ステップS11において、制御部10により再生用のコンテンツが選択されたと判断された場合、ステップS12では、再生装置1(図1参照)からテレビジョン装置2(図1参照)に対して輝度設定情報Yの送信を要求する。すなわち、制御部10の指令に基づき、テレビジョン装置2が有する輝度設定情報Yを要求するためのCEC制御信号が、HDMIトランスミッタ15を経由してテレビジョン装置2に送信される。
その後、ステップS13では、輝度設定情報Yが再生装置1に取得された否かが制御部10により判断されるとともに、輝度設定情報Yが取得されるまでこの判断が繰り返される。すなわち、制御部10の指令に基づき、テレビジョン装置2から送信された輝度設定情報Yが再生装置1によって受信されたか否かが判断される。ステップS13において、制御部10により輝度設定情報Yが再生装置1に取得されたと判断された場合、ステップS14では、再生装置1によって取得された輝度設定情報Yが主メモリ13(図1参照)に記憶される。その後、ステップS15において、選択されたコンテンツの再生動作が実際に開始される。
ここで、本実施形態では、ステップS16において、コンテンツの再生と同時に、コンテンツの映像信号が有する輝度情報Xと、ステップS13で予め取得されたテレビジョン装置2が有する輝度設定情報Yとに基づいて1つの画素の輝度値Zが制御部10により算出される。この場合、輝度情報Xと輝度設定情報Yとの平均値(=(輝度情報X+輝度設定情報Y)/2)が算出されて輝度値Zが求められる。
そして、ステップS17では、1つの画素について算出された輝度値Zが予めユーザにより設定された閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)近傍以外の値で、かつ、閾値の内側(最小値Zminよりも大きく最大値Zmaxよりも小さい範囲)であるか否かが制御部10により判断される。そして、ステップS17において、算出された輝度値Zが閾値近傍以外でかつ閾値の内側(図2における区間M1と区間M4との間の「調整なし区間」(=図3における差分ΔZの絶対値がs9(d9)以下))であると判断された場合、ステップS18では、算出された輝度値Zに対する調整を何ら行うことなく輝度値Zの状態で映像信号に付加される。これにより、映像信号のうち、ステップS18において「Yes」判定が下された領域(輝度値の範囲)に該当する画素については、輝度値Zのままでテレビジョン装置2(表示部26c)に出力される。
また、ステップS17において算出された輝度値Zが閾値近傍以外でかつ閾値の内側でない(「No」判定)と判断された場合、ステップS19において、算出された輝度値Zが閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)であるか否かが制御部10により判断される。
そして、ステップS19において、算出された輝度値Zが閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)である(「Yes」判定)と判断された場合、ステップS20において、算出された輝度値Zを輝度値Zに調整する制御が行われる。
ここで、本実施形態では、閾値近傍における輝度値Zの大きさ(閾値と輝度値Zとの差分ΔZ)に応じた補正係数γ1〜γ19(18個:図3参照)を用いて1つの画素の輝度値Zを輝度値Zに補正する制御が行われる。すなわち、制御部10の指令に基づいて、主メモリ13に記憶された補正係数テーブル5(図3参照)が参照されるとともに、閾値と1つの画素について算出された輝度値Zとの差分ΔZに対応する補正係数がγ1〜γ19の中から1つ選択される。そして、輝度値Zに、選択された補正係数γを乗じてこの画素の輝度値Zが算出される。なお、ステップS20の処理は、輝度値Zが図2における区間M1、M2、M4およびM5のいずれかに該当した場合に行われる処理である。
また、本実施形態では、画素毎の閾値と輝度値Zとの差分ΔZに対応する補正係数γ(γ1〜γ19)が個別に選択されるので、補正後の各々の輝度値Zは、閾値への接近度合いが個々に異なるように輝度値Zは調整される。そして、画素全体として見た場合においては、画素毎に調整された輝度値Zの推移が、輝度値Zの閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)への接近度合いが緩和されながら閾値に到達されるような調整が行われる。
また、ステップS19において、算出された輝度値Zが閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)でない(「No」判定)と判断された場合、ステップS21において、算出された輝度値Zを、閾値である最小値Zminまたは最大値Zmaxと略等しい大きさ(Z=ZminまたはZmax)に揃えられる制御が行われる。すなわち、ステップS19において「No」判定が下された領域(輝度値の範囲)の画素については、輝度値Zが閾値近傍から下方または上方に十分に離れた値なので、上記したステップS20のような輝度値の調整制御(Z=Z×γ)はここでは必要とされない。そして、この画素は、輝度値がZminまたはZmaxに調整された状態で映像信号に付加される。なお、ステップS21の処理は、輝度値Zが図2における区間M3およびM6のいずれかに該当した場合に行われる処理である。
本実施形態では、上記したステップS17およびステップS18の各々の判断結果に応じて輝度値Zの調整制御または非調整制御が1つの画素(画素毎)に行われた後に、個々の画素の調整後(非調整後)の輝度値が映像信号に付加されてテレビジョン装置2(表示部26c)に順次出力される。したがって、コンテンツを視聴するユーザにとっては、映像の輝度が閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)内に収められるとともに閾値近傍(最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍)での輝度値Zの明暗の変化がより滑らかになるように再現された映像を目にすることが可能となる。
その後、ステップS22では、コンテンツの再生動作が終了されたか否かが判断される。すなわち、コンテンツを構成する全ての映像信号がテレビジョン装置2(表示部26c)に送出されたか否かが制御部10によって判断される。ステップS22においてコンテンツの再生動作が継続中であると判断された場合、ステップS16まで戻り、以降同様の処理が繰り返される。また、ステップS22においてコンテンツを構成する全ての映像信号がテレビジョン装置2(表示部26c)に送出されてコンテンツの再生動作が終了されたと判断された場合、本制御は終了される。
本実施形態では、上記のように、輝度値Zが最小値Zminよりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる区間M1およびM2では、最小値Zminへの接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで到達させるように輝度値Zを輝度値Zに調整するとともに、輝度値Zが最大値Zmaxよりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる区間M4およびM5では、最大値Zmaxへの接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで到達させるように輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように再生装置1の制御部10を構成する。これにより、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zが区間M1およびM2において最小値Zminを下回らない、かつ、区間M4およびM5において最大値Zmaxを上回らないように輝度値Zが輝度値Zにそれぞれ調整される際、最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍においては、各々の輝度値(最小値Zminまたは最大値Zmax)への接近度合いを加味しながら到達するように輝度値Zが輝度値Zへと調整されるので、最小値Zmin近傍(区間M1およびM2)または最大値Zmax近傍(区間M4およびM5)の輝度値Zが最小値Zminまたは最大値Zmaxに一律に(接近度合いを緩和せずに)合わせ込まれる場合と異なり、最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍での輝度値Zの変化をより滑らかに再現することができる。この結果、ユーザは、最小値Zmin近傍(区間M1およびM2)または最大値Zmax近傍(区間M4およびM5)における映像輝度の不自然な変化に起因した違和感を伴うことなくコンテンツを快適に視聴することができる。
また、本実施形態では、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zが最小値Zminを下回らない、かつ、最大値Zmaxを上回らないように輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように制御部10を構成する。これにより、映像中に輝度が明るすぎる部分や暗すぎる部分を生じさせることなくテレビジョン装置2から映像を出力させることができる。
また、本実施形態では、映像信号が有する輝度情報Xとテレビジョン装置2に設定されている輝度設定情報Yとに基づいて、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zを算出する制御部10を備える。これにより、コンテンツの映像信号をテレビジョン装置2から出力させる際に、コンテンツの輝度情報Xとテレビジョン装置2の輝度設定情報Yとに基づいて輝度値Zが算出される場合においても、算出された輝度値Zに対する輝度値Zへのさらなる調整が行われるので、本発明における輝度値Zの調整制御を有効に働かせることができる。
また、本実施形態では、最小値Zminを中心として最小値Zmin近傍前後の区間M1およびM2を推移する調整前の輝度値Zについては、調整後の輝度値Zが最小値Zminよりも大きい側から最小値Zminに向けて接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで減少するように輝度値Zを調整するとともに、最大値Zmaxを中心として最大値Zmax近傍前後の区間M4およびM5を推移する調整前の輝度値Zについては、調整後の輝度値Zが最大値Zmaxよりも小さい側から最大値Zmaxに向けて接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで増加するように輝度値Zを調整する制御を行うように制御部10を構成する。これにより、最小値Zmin側については、最小値Zminの手前側の若干大きな輝度値Z(第1の閾値)の状態から最小値Zminを若干下回った輝度値Zまでの範囲に向けて変化する調整前の輝度値Zを、最小値Zminへの接近度合いを緩和させながら最小値Zminまで到達(減少)させることができる。反対に、最大値Zmax側については、最大値Zmaxの手前側の若干小さな輝度値Z(第2の閾値)の状態から最大値Zmaxを若干上回った輝度値Zまでの範囲に向けて変化する調整前の輝度値Zを、最大値Zmaxへの接近度合いを緩和させながら最大値Zmaxまで到達(増加)させることができる。これにより、最小値Zmin近傍および最大値Zmax近傍での調整後の輝度値Zの滑らかな変化を、容易にかつ自然に実現することができる。
また、本実施形態では、輝度値Zが最小値Zminよりも大きい場合に加えて最小値Zminよりも小さい場合においても最小値Zminよりも大きい側から最小値Zminに向けて接近度合いを緩和しながら最小値Zminまで減少させるように輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように制御部10を構成する。また、輝度値Zが最大値Zmaxよりも小さい場合に加えて最大値Zmaxよりも大きい場合においても最大値Zmaxよりも小さい側から最大値Zmaxに向けて接近度合いを緩和しながら最大値Zmaxまで増加させるように輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように制御部10を構成する。これにより、閾値近傍の輝度値Zのうち閾値を超えた部分の輝度値Zに関しても、輝度値Zの閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)の手前側(最小値Zminについては若干上側であり、最大値Zmaxについては若干下側)から閾値に向けて接近度合いを緩和しながら到達させることができるので、閾値近傍での輝度値Zの変化をより自然に再現することができる。
また、本実施形態では、最小値Zmin近傍または最大値Zmax近傍において、補正係数γを用いて閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)への接近度合いを緩和しながら最小値Zminまたは最大値Zmaxまで到達させるように輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように制御部10を構成する。ここで、補正係数γは、調整前の輝度値Zと閾値との差分に応じてγ1〜γ19まで(18個)が予め設定されている。そして、調整前の輝度値Zと閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)との差分ΔZに応じて設定された補正係数γ(γ1〜γ19)を輝度値Z毎に乗じて補正することにより最小値Zminまたは最大値Zmaxへの接近度合いを緩和しながら最小値Zminまたは最大値Zmaxまで到達させるように輝度値Zを輝度値Zに調整するように制御部10を構成する。これにより、映像の輝度値Zに関する最小値Zminおよび最大値Zmax(閾値)がどのような範囲で設定されていても、調整前の輝度値Zと最小値Zminまたは最大値Zmaxとの差分ΔZに応じて予め複数設定された補正係数γ(γ1〜γ19)を用いて、最小値Zmin近傍(区間M1およびM2)および最大値Zmax近傍(区間M4およびM5)における輝度値Zを簡便な方法で輝度値Zへと容易に調整することができる。
また、本実施形態では、目視確認用のOSD画像6をHDMIトランスミッタ15からテレビジョン装置2に出力する制御を行うように制御部10を構成する。そして、最小値Zminおよび最大値Zmax(閾値)は、テレビジョン装置2から出力された目視確認用のOSD画像6の輝度値が、ユーザにより目視確認用のOSD画像6が目視されながら調整されることによって予め設定されるように構成されている。これにより、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zに関する最小値Zminおよび最大値Zmaxをユーザの好みに合わせてコンテンツの視聴前に設定することができる。この結果、ユーザは、より快適な視聴を行うことができる。
また、本実施形態では、HDMIトランスミッタ15は、テレビジョン装置2に設定されている輝度設定情報Yを取得するように構成されており、コンテンツを再生する際に、コンテンツの映像信号が有する輝度情報XとHDMIトランスミッタ15により取得されたテレビジョン装置2の輝度設定情報Yとに基づいて輝度値Zを順次再生前に算出するとともに、テレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zが最小値Zmin下回らない、かつ、最大値Zmaxを上回らないように、順次再生前に算出された輝度値Zを輝度値Zに調整する制御を行うように制御部10を構成する。これにより、コンテンツの再生と同時にテレビジョン装置2から出力される映像の輝度値Zを逐次的に輝度値Zへと調整することができるので、コンテンツに含まれる全ての映像信号に対する輝度値(輝度値Z)の調整制御を先に行った後に、調整後の輝度値(輝度値Z)に基づいてコンテンツを再生する場合と異なり、コンテンツの再生動作を遅延させることなく調整された輝度値Zに基づいてコンテンツを再生することができる。これにより、輝度値Zの調整が行われたコンテンツであっても再生動作に遅延が生じない分、ユーザは快適な視聴を行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、補正係数テーブル5に予め用意された有限個数の補正係数γ(18個)を用いて閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)への接近度合いを緩和しながら閾値まで到達させるように輝度値Zを調整する制御を行った例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、最小値Zminまたは最大値Zmaxなどの閾値への接近度合いが緩和される推移を、緩和曲線を記述可能な所定の関数として予め設定しておき、輝度値Zがこの関数(緩和曲線)を辿るように輝度値Zを調整する制御を行うように構成してもよい。関数を用いれば、接近度合いが無段階に調整できるので、輝度のより自然な調整を行うことができる。
また、上記実施形態では、制御部10により、コンテンツを再生する際に輝度情報Xと輝度設定情報Yとの相加平均(Z=(輝度情報X+輝度設定情報Y)/2)に基づいて調整前の輝度値Zを求めた例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、輝度情報Xと輝度設定情報Yとの相乗平均(Z=(輝度情報X+輝度設定情報Y)1/2)に基づいて調整前の輝度値Zを求めてもよい。あるいは、このように単なる算術平均値を用いるのではなく、たとえば、コンテンツの輝度情報Xに重み付けが行われた値と輝度設定情報Yとに基づいて輝度値Zを求めてもよい。この場合、Z=(輝度情報X×α+輝度設定情報Y×β)/2(ただし、α>0、β>0、α>β、かつ、α+β=1)として求められる。この変形例のように構成すれば、調整前の輝度値Zには、コンテンツの輝度情報Xの特徴がより大きく反映されるので、本発明の調整制御がなされた輝度値Zにもコンテンツ本来の映像輝度の特徴をより多く残すことができる。したがって、調整後の映像であってもコンテンツ本来の映像表現上の効果(迫力)を極力犠牲にすることなくユーザに対して視聴させることができる。
また、上記実施形態では、制御部10により、コンテンツを再生する際に輝度情報Xと輝度設定情報Yとに基づいて輝度値Zを順次再生前に算出するとともに、輝度値Zが閾値(最小値Zminまたは最大値Zmax)を超えないように調整する制御を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、コンテンツを再生する際に輝度情報Xに基づいてコンテンツ全体または各チャプターを通しての輝度値Zの範囲(最小値Z0minおよび最大値Z0max)を予め把握してもよい。そして、予め把握された最小値Z0min以上最大値Z0max以下の輝度値Zを、本発明の閾値(最小値Zminおよび最大値Zmax)を超えないように輝度値Zを最小値Zminと最大値Zmaxとの間に収めるにあたって、閾値(最小値Zminおよび最大値Zmax)近傍において、閾値への接近度合いを緩和しながら閾値まで到達させるように調整してもよい。輝度値Zの範囲(Z0min〜Z0max)が予め把握される分、最小値Zminと最大値Zmaxとをどのような範囲で設定しても、最小値Zminと最大値Zmaxとの間に輝度値Z(Z0min〜Z0max)をバランスよく収めることができる。
また、上記実施形態では、再生装置1を本発明の「映像信号出力機器」とし、テレビジョン装置2を本発明の「外部機器」として音声映像出力システム100を構成する例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、アンプ(増幅器)を本発明の「映像信号出力機器」とし、テレビジョン装置を本発明の「外部機器」として音声映像出力システムを構成してもよい。この場合、アンプは、再生装置1から映像信号が受信されるとともに、テレビジョン装置に映像信号を送信するように構成される。また、アンプは、テレビジョン装置での輝度値を調整する制御を行う本発明の「制御部」を備える構成になる。また、再生装置1を本発明の「映像信号出力機器」とし、映像を出力可能な表示部を含むアンプを本発明の「外部機器」として構成してもよい。また、音声映像出力システムを、映像信号出力機器と外部機器とが一体的に組み込まれた機器からなるように構成してもよい。この場合、機器本体内でシリアル通信などを使用して互いに制御信号の送受信を行うことが可能である。
また、上記実施形態では、再生装置1とテレビジョン装置2とを接続ケーブル3により接続して双方向通信を行う例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明の「映像信号出力機器」と「外部機器」とを有線LANまたは無線LANにより接続して双方向通信を行ってもよいし、Wireless−HDにより接続して双方向通信を行ってもよい。また、本発明の「映像信号出力機器」と「外部機器」とをIEEE1394の規格に基づいて接続して双方向通信を行うように構成してもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、再生装置1の制御部10の処理を制御処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部10の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 再生装置(映像信号出力機器)
2 テレビジョン装置(外部機器)
6g 映像(目視確認用の映像)
10 制御部(取得部、算出部、調整部)
15 HDMIトランスミッタ(映像信号出力部)
100 音声映像出力システム(映像出力システム)
M1、M2 区間(第1区間)
M4、M5 区間(第2区間)
X 輝度情報
Y 輝度設定情報
輝度値(第1の輝度値)
輝度値(第2の輝度値)
min 最小値(最小輝度値)
max 最大値(最大輝度値)
γ、γ1〜γ19 補正係数
ΔZ 差分

Claims (6)

  1. 外部機器に対してコンテンツの映像信号を出力する映像信号出力部と、
    前記外部機器から出力される映像の最小輝度値および最大輝度値を取得する取得部と、
    前記映像信号が有する輝度情報と前記外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、前記外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部と、
    前記外部機器から出力される映像の輝度値が前記最小輝度値を下回らない、かつ、前記最大輝度値を上回らないように、前記第1の輝度値を第2の輝度値に調整する調整部とを備え、
    前記調整部は、
    前記第1の輝度値が前記最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、前記最小輝度値への接近度合いを緩和しながら前記最小輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整するとともに、
    前記第1の輝度値が前記最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、前記最大輝度値への接近度合いを緩和しながら前記最大輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整する、映像信号出力機器。
  2. 前記調整部は、前記第1区間については、前記第2の輝度値が前記第1の閾値から前記最小輝度値に向けて接近度合いを緩和しながら前記最小輝度値まで減少するように前記第1の輝度値を調整するとともに、前記第2区間については、前記第2の輝度値が前記第2の閾値から前記最大輝度値に向けて接近度合いを緩和しながら前記最大輝度値まで増加するように前記第1の輝度値を調整する、請求項1に記載の映像信号出力機器。
  3. 前記調整部は、前記最小輝度値近傍または前記最大輝度値近傍において、補正係数を用いて前記最小輝度値または前記最大輝度値への接近度合いをそれぞれ緩和しながら前記最小輝度値または前記最大輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整するように構成されており、
    前記補正係数は、前記第1の輝度値と前記最小輝度値との差分、および、前記第1の輝度値と前記最大輝度値との差分に応じて予め複数設定されており、
    前記調整部は、前記第1の輝度値と前記最小輝度値または前記最大輝度値との差分に応じて設定された前記補正係数を対応する前記第1の輝度値毎に乗じて補正することにより前記最小輝度値または前記最大輝度値への接近度合いを緩和しながら前記最小輝度値または前記最大輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整する、請求項1または2に記載の映像信号出力機器。
  4. 目視確認用の映像が、前記映像信号出力部から前記外部機器に出力されるように構成されており、
    前記最小輝度値および前記最大輝度値は、前記外部機器から出力された前記目視確認用の映像の輝度値が、ユーザにより前記目視確認用の映像が目視されながら調整されることによって予め設定可能であるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像信号出力機器。
  5. 前記取得部は、前記外部機器に設定されている前記輝度設定情報を取得するように構成されており、
    前記算出部は、前記コンテンツを再生する際に、前記コンテンツの映像信号が有する前記輝度情報と前記取得部により取得された前記輝度設定情報とに基づいて前記第1の輝度値を順次再生前に算出し、
    前記調整部は、前記外部機器から出力される映像の輝度値が前記最小輝度値を下回らない、かつ、前記最大輝度値を上回らないように、前記算出部により順次再生前に算出された前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像信号出力機器。
  6. 映像を出力する外部機器と、
    前記外部機器に対してコンテンツの映像信号を出力する映像信号出力部と、前記外部機器から出力される映像の最小輝度値および最大輝度値を取得する取得部と、前記映像信号が有する輝度情報と前記外部機器に設定されている輝度設定情報とに基づいて、前記外部機器から出力される映像の第1の輝度値を算出する算出部と、前記外部機器から出力される映像の輝度値が前記最小輝度値を下回らない、かつ、前記最大輝度値を上回らないように、前記第1の輝度値を第2の輝度値に調整する調整部とを含む映像信号出力機器とを備え、
    前記映像信号出力機器の前記調整部は、
    前記第1の輝度値が前記最小輝度値よりも所定値だけ大きい第1の閾値以下となる第1区間では、前記最小輝度値への接近度合いを緩和しながら前記最小輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整するとともに、
    前記第1の輝度値が前記最大輝度値よりも所定値だけ小さい第2の閾値以上となる第2区間では、前記最大輝度値への接近度合いを緩和しながら前記最大輝度値まで到達させるように前記第1の輝度値を前記第2の輝度値に調整する、映像出力システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019149838A (ja) * 2014-08-19 2019-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 再生方法及び再生装置

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