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JP2014011114A - 蓄電装置及び電極組立体の製造方法 - Google Patents

蓄電装置及び電極組立体の製造方法 Download PDF

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JP2014011114A JP2012148719A JP2012148719A JP2014011114A JP 2014011114 A JP2014011114 A JP 2014011114A JP 2012148719 A JP2012148719 A JP 2012148719A JP 2012148719 A JP2012148719 A JP 2012148719A JP 2014011114 A JP2014011114 A JP 2014011114A
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Atsushi Minamigata
厚志 南形
Motoaki Okuda
元章 奥田
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】電極組立体を構成する各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる蓄電装置、及び電極組立体の製造方法を提供すること。
【解決手段】二次電池は、矩形状の複数の正極シート21と、矩形状の複数の負極シート22とが、同じく矩形状のセパレータ23を間に挟んだ状態で積層されて構成された電極組立体14を備えている。ここで、各セパレータ23はそれぞれ同一形状をなしており、一方の短辺部23aの延びる方向と直交する方向であるX方向にずれ長さδxだけずれて積層されている。これにより、各セパレータ23が積層された状態において、各一方の短辺部23aが視認可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は蓄電装置及び電極組立体の製造方法に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、走行用モータへの供給電力を蓄える蓄電装置としての二次電池が搭載されている。二次電池は、例えば金属箔に活物質層が形成された正極シート及び負極シートが、樹脂等で形成されるセパレータを間に挟んだ状態で交互に積層された電極組立体を備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−343439号公報
ここで、各電極シートの短絡等を確認するために、各電極シート及びセパレータの位置ずれの有無の確認を行う場合がある。この場合、金属箔を有する各電極シートにおいては、X線を用いることで容易に位置ずれを確認することができる一方、樹脂等で形成されたセパレータにおいては、X線に映らないため、その位置ずれを確認することが困難なものとなり易い。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、電極組立体を構成する各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる蓄電装置、及び電極組立体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、矩形状の複数の正極シート、矩形状の複数の負極シート及び矩形状の複数のセパレータを有し、前記正極シート及び前記負極シートが前記セパレータを間に挟んだ状態で交互に積層されて構成された電極組立体を備えた蓄電装置において、前記複数の正極シートは、積層方向から見てそれぞれ隣り合う2辺部が重なるように積層されており、前記複数の負極シートは、前記積層方向から見てそれぞれ隣り合う2辺部が重なるように積層されており、前記各セパレータがはみ出すことによって形成された各はみ出し部が設けられており、前記各はみ出し部のはみ出し長さは、前記積層方向の一方に向けて順次短くなっていることを特徴とする。
かかる発明によれば、各はみ出し部のはみ出し長さが積層方向の一方に向けて順次短くなっているため、各セパレータの各はみ出し部が順次ずれて配置される。これにより、各電極シート及び各セパレータを積層する場合に、その積層方向から見て各はみ出し部が視認可能となる。よって、積層方向から各はみ出し部を確認することにより、各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる。
請求項2に係る発明は、前記はみ出し部は前記セパレータが前記セパレータの一辺部の延びる方向と交差する方向にはみ出して形成されていることを特徴とする。かかる発明によれば、はみ出し部がセパレータの一辺部の延びる方向と交差する方向にはみ出して形成されているため、各セパレータの一辺部が当該一辺部の延びる方向と交差する方向に順次ずれている。これにより、積層方向から見て各セパレータの一辺部が視認可能となる。よって、積層方向から各セパレータの一辺部を確認することにより、各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる。
請求項3に係る発明は、前記各セパレータは同一形状であり、前記各はみ出し部は、前記各セパレータが、前記積層方向の一方に向けて前記一辺部の延びる方向と交差する方向に所定長さずつ順次ずれて積層されていることによって形成されていることを特徴とする。かかる発明によれば、各セパレータが積層方向の一方に向けて一辺部の延びる方向と交差する方向に所定長さずつ順次ずれて積層されることにより、はみ出し長さが所定長さずつ異なる各はみ出し部が形成され、セパレータの一辺部が積層方向から視認可能となる。これにより、同一形状の複数のセパレータを用いて、各一辺部がずれた状態を実現することができる。
請求項4に係る発明は、前記各はみ出し部は、前記積層方向の一方に向けて、前記各セパレータの前記一辺部に直交する辺が所定長さずつ短くなっており、前記積層方向から見て前記各はみ出し部を構成する前記各一辺部の各対辺の位置を一致させていることを特徴とする。かかる発明によれば、各セパレータの対辺の位置を一致させることにより、自ずと、はみ出し長さが所定長さずつ異なる各はみ出し部が形成され、各セパレータの一辺部がずれて配置される。これにより、各セパレータを積層する場合に、ずれを考慮する必要がない分だけ、各セパレータの積層を容易に行うことができる。
請求項5に係る発明は、前記各はみ出し部はそれぞれ、前記積層方向に湾曲していることを特徴とする。かかる発明によれば、各はみ出し部が積層方向に湾曲しているため、各セパレータに挟まれている各電極シートのはみ出し方向の端部が各はみ出し部からなる集合体によって覆われている。これにより、各電極シートがはみ出し方向に移動しようとすると、各電極シートと、はみ出し部とが当接し、当該移動が規制される。これにより、セパレータに対する各電極シートの位置ずれが規制される。よって、各セパレータの位置ずれの確認に係る構成を用いて、各電極シートの位置ずれを抑制することができる。
請求項6に係る発明は、前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、矩形状の複数の正極シート、矩形状の複数の負極シート及び矩形状の複数のセパレータを有し、前記正極シート及び前記負極シートが前記セパレータを間に挟んだ状態で交互に積層されて構成された電極組立体の製造方法において、前記各正極シートは、積層方向から見て、その隣り合う2辺部が重なるようにして積層され、前記各負極シートは、前記積層方向から見て、その隣り合う2辺部が重なるようにして積層され、前記各セパレータは、前記積層方向から見て、前記各セパレータの一辺部が順次ずれるように積層されることを特徴とする。かかる発明によれば、各セパレータの一辺部が順次ずれるようにセパレータが積層されることにより、積層方向から各セパレータの一辺部が視認可能となる、よって、各セパレータの一辺部を確認することを通じて、各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる。
この発明によれば、各セパレータの位置ずれを容易に確認することができる。
二次電池の斜視図。 電極組立体の分解斜視図。 電極組立体の積層態様を示す正面図。 二次電池を電極組立体の積層方向に沿って切断した断面図。 (a)〜(e)は電極組立体の積層工程を説明するための正面図。 (a),(b)は電極組立体の製造工程を説明するための断面図。 別例の電極組立体を示す斜視図。 (a)は別例の電極組立体の積層態様を示す正面図であり、(b),(c)は別例の電極組立体の製造工程を説明するための断面図。 (a)は別例の電極組立体の正面図及び一部拡大図であり、(b)は(a)の1−1線断面図。
以下、本発明に係る蓄電装置について図1〜図4を用いて説明する。なお、本蓄電装置は、車両(自動車及び産業用車両)に搭載されており、車両に搭載された走行用モータ(電動機)を駆動するのに用いられる。なお、図面の都合上、各セパレータ23の積層に係るずれ長さδx等、一部の構成については、実際の寸法と異ならせて示す。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10はリチウムイオン二次電池であり、その外郭を構成するケース11を備えている。ケース11は例えば金属製であり、一方向に開口した四角箱状の容器12と、容器12の開口部分を塞ぐ矩形平板状の蓋13とから構成されている。このため、二次電池10は、その外郭が角型をなしている。
ケース11には、充放電要素としての電極組立体14及び電解質としての電解液(図示略)が収容されている。図2に示すように、電極組立体14は、正極電極としての正極シート21及び負極電極としての負極シート22が、電気伝導に係るイオンが通過可能であるとともにX線に映りにくい多孔質膜(例えばポリエチレン系樹脂)で形成されたシート状のセパレータ23を間に挟んだ状態で交互に積層されて構成されている。なお、セパレータ23は電極組立体14の積層方向の両端面14a,14bにも配置されている。
なお、図1等では、電極組立体14を構成する正極シート21が5枚であり、負極シート22が6枚であり、セパレータ23が12枚となっているが、積層枚数については任意である。ちなみに、正極シート21及び負極シート22の積層方向において正極シート21の両側に負極シート22が配置されるよう、負極シート22は正極シート21よりも一枚多く積層されている。
また、各正極シート21はそれぞれ同一形状をなしており、各負極シート22はそれぞれ同一形状をなしている。なお、本明細書で言う同一形状とは、ある程度の成形誤差を許容したものを言い、例えば同一の金型を用いて形成されたもの等が考えられる。
図2に示すように、各電極シート21,22はそれぞれ矩形状(詳細には長方形状)に形成されており、互いに相似形状をなしている。詳細には、正極シート21は負極シート22よりも一回り小さく形成されている。
正極シート21は、矩形状の正極金属箔(例えばアルミニウム箔)31と、当該正極金属箔31の両面(シート面)に正極活物質が塗布されることにより形成された正極活物質層32とから構成されている。正極活物質層32は、正極シート21(正極金属箔31)のシート面のうち一方の長辺部21bに沿った一部の領域以外の領域全体に形成されている。負極シート22は、正極金属箔31よりも一回り大きく形成された矩形状の負極金属箔(例えば銅箔)33と、当該負極金属箔33の両面に負極活物質が塗布されることにより形成された負極活物質層34とから構成されている。負極活物質層34は、負極シート22(負極金属箔33)のシート面のうち一方の長辺部22bに沿った一部の領域以外の領域全体に形成されており、正極活物質層32よりも大きく形成されている。
図2に示すように、各電極シート21,22は、セパレータ23を介して、その各電極シート21,22の中心が一致する状態で順次積層されている。この場合、各正極シート21はそれぞれ、隣り合う2辺部として一方の長辺部21b及びそれと隣り合う一方の短辺部21aが重なっている状態で積層されており、各負極シート22はそれぞれ、隣り合う2辺部として一方の長辺部22b及びそれと隣り合う一方の短辺部22aが重なっている状態で積層されている。このため、図3に示すように、各正極シート21は積層方向から見て所定の公差範囲内で同一位置に配置されており、各負極シート22は積層方向から見て所定の公差範囲内で同一位置に配置されている。
また、上記のようにセパレータ23を介して、各電極シート21,22が積層されている構成において、正極活物質層32及び負極活物質層34はセパレータ23を間に挟んだ状態において対向している。
図1に示すように、電極組立体14の積層方向と直交する方向の側面には、当該側面から突出した各集電タブ41,42(各タブ)が設けられている。図2に示すように、各集電タブ41,42はそれぞれ、各電極シート21,22の一方の長辺部21b,22bの一部から各金属箔31,33を延出させることにより形成されている。各集電タブ41,42の延出寸法は、電極組立体14を構成している状態においてセパレータ23から突出するように設定されている。
なお、念のため説明すると、本明細書においては、説明の便宜上、正極シート21には正極集電タブ41が含まれないものとする。同様に、負極シート22には負極集電タブ42が含まれていないものとする。
図1及び図2に示すように、各電極シート21,22は、当該各電極シート21,22の中心が一致するとともに、各集電タブ41,42の同一極性同士が積層方向に列状に配置される一方、異なる極性同士が積層方向に重ならないように積層されている。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体14の電力を取り出すための正極端子51及び負極端子52を備えている。各端子51,52は、ケース11を貫通した状態で取り付けられており、その一部がケース11外に露出している。そして、二次電池10は、各端子51,52と各集電タブ41,42の同一極性同士を電気的に接続する正極導電部材61及び負極導電部材62を備えている。これにより、電極組立体14の電力をケース11外に取り出すことができるとともに、電極組立体14に対して電力を供給することにより、電極組立体14を充電することが可能となっている。
ここで、電極組立体14を構成する各セパレータ23について詳細に説明する。
図2に示すように、複数のセパレータ23はそれぞれ同一形状であって矩形状に形成されており、短辺部23a,23c及び長辺部23b,23dを備えている。各セパレータ23は、各電極シート21,22(各集電タブ41,42以外の箇所)を覆うことが可能な大きさに形成されている。具体的には、各セパレータ23の短辺部23a,23cの長さは、負極シート22の一方の短辺部22aの長さよりも長く設定されている。そして、各セパレータ23の長辺部23b,23dの長さは、負極シート22の一方の長辺部22bの長さよりも長く設定されている。
なお、説明の便宜上、以降の説明において、長辺方向をX方向と、短辺方向をY方向とする。Y方向は、各集電タブ41,42の突出方向に沿う方向とも言え、X方向は、各集電タブ41,42の突出方向に沿う方向と直交する方向とも言える。
ここで、各セパレータ23はそれぞれ、各電極シート21,22を覆いつつ、X方向に順次ずれた状態で積層されている。具体的には、図2及び図3に示すように、各セパレータ23は、そのY方向の中心線が各電極シート21,22のY方向の中心線と一致し、且つ積層方向の一端側から他端側(一方)に向けて他方の短辺部23c側に予め定められたずれ長さδx(例えば20μm)だけ順次ずれた状態で積層されている。これにより、図3に示すように、各電極シート21,22及びセパレータ23が積層された状態においては、積層方向の他端側から見て各セパレータ23の一辺部としての一方の短辺部23a及び一辺部としての他方の短辺部23cがX方向にずれて配置されている。よって、積層方向の他端側から見て、各セパレータ23の一方の短辺部23aが視認可能となっている。
ここで、セパレータ23のX方向の長さは、各セパレータ23がずれ長さδxだけ順次ずれて積層された場合であっても各電極シート21,22全体を覆うことが可能となるように、ずれ長さδx及びセパレータ23の積層枚数に対応させて設定されている。詳細には、セパレータ23のX方向の長さは、負極シート22のX方向の長さに対して、(ずれ長さδx)×(セパレータ23の積層枚数)を加算したものよりも長く設定されている。これにより、各セパレータ23がずれ長さδxだけずれて順次積層されている構成において、各電極シート21,22は、各セパレータ23によって覆われている。
図3に示すように、セパレータ23のX方向の長さが負極シート22のX方向の長さよりも長いため、上記のように各電極シート21,22及びセパレータ23が順次積層されることにより、各セパレータ23はそれぞれ、その一部が負極シート22の各短辺部22a,22cからX方向に向けてはみ出して(延出して)いる。一方の短辺部22aからはみ出した、一方の短辺部23a側のはみ出し部分を第1はみ出し部71、他方の短辺部22cからはみ出した、他方の短辺部23c側のはみ出し部分を第2はみ出し部72とする。各第1はみ出し部71及び各第2はみ出し部72は、各電極シート21,22に対してX方向の両側に配置されている。つまり、電極組立体14には、各セパレータ23が負極シート22に対してX方向にはみ出すことによって形成された第1はみ出し部71及び第2はみ出し部72が設けられている。
各セパレータ23がX方向に徐々にずれて積層されているため、負極シート22からの各第1はみ出し部71の延出寸法(はみ出し長さ)及び各第2はみ出し部72の延出寸法は、セパレータ23毎に異なっている。詳細には、図4に示すように、各第1はみ出し部71の延出寸法は、積層方向の一端側、詳細には容器12の底部側にあるものから、積層方向の他端側、詳細には蓋13側にあるものに向けてずれ長さ(所定長さ)δxずつ順次短くなっている。各第2はみ出し部72の延出寸法は、その逆で、積層方向の他端側から一端側に向けて、ずれ長さδxずつ順次短くなっている。第1はみ出し部71の延出寸法(はみ出し長さ)は、積層方向の一端側で最大であり、セパレータ23の積層枚数をmとすると、δx×(m−1)となる。また、第2はみ出し部72の延出寸法(はみ出し長さ)は、積層方向の他端側で最大であり、δx×(m−1)となる。また、電極組立体14の積層方向の中央付近にあるセパレータ23の中心が各電極シート21,22の中心に近づくように配置されている。本実施形態では、図4に示すように、セパレータ23の積層枚数は偶数であることから、積層方向の一端及び他端からそれぞれ6枚目のセパレータ231,232が各電極シート21,22の中心に最も近くなる。
図4に示すように、各第1はみ出し部71は積層方向における他端側に向けて湾曲している。このため、各第1はみ出し部71からなる集合体は、湾曲している状態において、各電極シート21,22の一方の短辺部21a,22aを覆っている。
また、各第1はみ出し部71は、その端部、詳細には各一方の短辺部23aが電極組立体14の積層方向の蓋13側の端面14bから突出しないように構成されている。具体的には、ずれ長さδxは、各第1はみ出し部71が湾曲した場合に各一方の短辺部23aが電極組立体14の積層方向の蓋13側の端面14bから突出しないように、各電極シート21,22及びセパレータ23の厚さに対応させて設定されている。詳細には、ずれ長さδxは、負極シート22又は正極シート21の一方の厚さあるいは両電極シート21,22の厚さの平均値と、セパレータ23の厚さとを合わせた寸法と同一又はそれよりも短く設定されている。これにより、各第1はみ出し部71は、電極組立体14における積層方向の一端から他端までの範囲内に収まっている。
なお、第2はみ出し部72は、第1はみ出し部71の湾曲方向とは反対方向に湾曲している点を除いて、第1はみ出し部71と同様の構成となっているため、詳細な説明を省略する。
ちなみに、既に説明したとおり、各集電タブ41,42は、各電極シート21,22の一方の長辺部21b,22bに設けられている(図3参照)。このため、各集電タブ41,42と、各セパレータ23の短辺部23a,23cとが重なり合わないようになっている。
次に、本実施形態の電極組立体14の製造方法について図5を用いて説明する。
先ず、図5(a)に示すように、吸着装置等を用いて、セパレータ23が複数収容されているマガジンからセパレータ23を取り出し、そのセパレータ23を、積層対象を仮に設置する仮設置ワークスペースS1に設置する。そして、積層用ワークスペースS2に、セパレータ23を設置する。この場合、積層用ワークスペースS2において各電極シート21,22の中心が配置される基準位置Pに、電極組立体14の積層方向の中央付近にあたるセパレータ231,232の中心が近づくように、基準位置Pに対してX方向の一方(一方の短辺部23a側)に特定長さだけずれた位置にセパレータ23を配置する。特定長さは、第1はみ出し部71の延出寸法の最大値の半分である、δx×(m−1)/2となり、セパレータ23の積層枚数に応じて異なる。
なお、位置合わせの具体的な態様については任意である。例えば、セパレータ23を仮設置ワークスペースS1の基準位置に合わせて設置する。次に、セパレータ23の中心を積層用ワークスペースS2の基準位置Pから積層枚数に応じた特定長さだけX方向の一方にずらして設置する態様としてもよい。
また、例えば仮設置ワークスペースS1にセパレータ23を設置する際に、積層枚数に応じた特定長さだけX方向の一方にセパレータ23の中心を仮設置ワークスペースS1の基準位置からずらして設置し、次にずらした状態を保持したまま積層用ワークスペースS2の基準位置Pに設置する態様としてもよい。このとき、仮設置ワークスペースS1の基準位置と積層用ワークスペースS2の基準位置Pとは、同じ座標の基準点である。
その後、図5(b)に示すように、負極シート22が複数収容されているマガジンから、負極シート22を取り出し、その負極シート22を仮設置ワークスペースS1に設置する。そして、積層用ワークスペースS2の基準位置Pと負極シート22の中心とが一致するように、負極シート22を設置する。この工程により、負極シート22がセパレータ23の上に設置される。
そして、図5(c)に示すように、別のセパレータ23を設置する。この場合、前回設置されたセパレータ23に対してずれ長さδxだけ他方の短辺部23c側にずらした位置にセパレータ23を配置する。
なお、前回設置されたセパレータ23の位置は、カメラ等を用いて把握する構成としてもよいし、前回のセパレータ23を設置した際に、そのセパレータ23の座標情報を記憶させておく構成としてもよい。
その後、図5(d)に示すように、正極シート21が複数収容されているマガジンから、正極シート21を取り出し、その正極シート21を仮設置ワークスペースS1に設置する。そして、前回設置された負極シート22の中心と正極シート21の中心とが一致するように、正極シート21を設置する。詳細には、例えば前回設置された負極シート22の中心座標を記憶しておき、その中心座標と今回設置する正極シート21の中心座標とを一致させて、正極シート21を設置する。なお、これに限られず、積層用ワークスペースS2の基準位置Pと正極シート21の中心とを一致させて正極シート21を設置する構成としてもよい。
そして、図5(e)に示すように、前のセパレータ23に対してずれ長さδxだけ他方の短辺部23c側にずらした位置に次のセパレータ23を設置する。
以上の工程を繰り返し実行することにより、各電極シート21,22及びセパレータ23を積層する。これにより、図6(a)に示すように、各セパレータ23の短辺部23a,23cがX方向にずれて積層された電極組立体14が形成される。なお、各正極シート21はそれぞれ同一形状であって且つ中心が一致した状態で積層されているため、隣り合う一方の短辺部21a及び一方の長辺部21bは重なっている(図3参照)。各負極シート22についても同様である。
なお、図示は省略するが、積層用ワークスペースS2に設置されている積層体を把持する把持装置が設けられている。把持装置は、積層用ワークスペースS2に設置されている積層体を把持しつつ、積層用ワークスペースS2に各電極シート21,22及びセパレータ23を設置する際には、積層体の把持を解除する。これにより、積層中における各電極シート21,22及びセパレータ23の位置ずれが規制されている。
各電極シート21,22及びセパレータ23の積層が完了した後は、各電極シート21,22及びセパレータ23の積層態様に異常がないか確認(検査)する。具体的には、X線を用いて、各電極シート21,22の位置ずれが発生していないか否かの確認を行う。また、カメラ等を用いて、電極組立体14をその積層方向から観察し、各セパレータ23の一辺部としての短辺部23a,23cのずれが正常なものか否かを確認する。
積層態様に異常がない場合には、各第1はみ出し部71を積層方向の他端側に向けて曲げるとともに、各第2はみ出し部72を各第1はみ出し部71の曲げ方向とは反対方向である一端側に曲げる。これにより、図6(b)に示すように、各第1はみ出し部71及び各第2はみ出し部72が電極組立体14の積層方向の一端から他端までの範囲内で湾曲する。そして、各導電部材61,62を取り付けた電極組立体14を、容器12の開口を介して電極組立体14の積層方向から容器12に挿入し、その後容器12の開口を蓋13で塞ぐ。そして、各端子51,52を取り付け、各端子51,52と各導電部材61,62とを溶接する。
次に、本実施形態の二次電池10の作用について説明する。
既に説明したとおり、各セパレータ23が積層方向の一端側から他端側に向かうに従ってX方向に所定のずれ長さδxだけ順次ずれて積層されているため、各電極シート21,22及びセパレータ23が積層されている状態において、積層方向から見て各セパレータ23の一方の短辺部23a(及び他方の短辺部23c)が視認可能となっている。これにより、各セパレータ23の位置ずれを容易に確認することができる。
詳細には、仮に視認可能な各一方の短辺部23aの数が、セパレータ23の積層枚数と異なっている場合には、セパレータ23が誤って余分に積層された、又は各電極シート21,22の間にセパレータ23が積層されていない蓋然性がある。また、数が一致している場合であっても、各一方の短辺部23aのX方向の間隔が、許容範囲外である場合には、セパレータ23の位置ずれに起因して各電極シート21,22が短絡している蓋然性が高い。
さらに、図3に示すように、各一方の短辺部23aがX方向にずれているため、各セパレータ23の長辺部23b,23dの一部が視認可能となっている。これにより、各長辺部23b,23dを視認することにより、各セパレータ23のY方向のずれや、各セパレータ23の回転ずれを確認することができる。
また、第1はみ出し部71及び第2はみ出し部72は、積層方向に湾曲した状態でケース11に収容されている。この場合、各電極シート21,22のX方向の各端部(各短辺部21a,21c,22a,22c)は各はみ出し部71,72の集合体によって覆われているため、各電極シート21,22のX方向の移動が規制されている。これにより、各電極シート21,22の位置ずれが規制されている。
なお、各電極シート21,22及びセパレータ23が積層された状態において、積層方向の他端側から見た場合に各一方の短辺部23aが視認され、積層方向の一端側から見た場合に各一方の短辺部23aとは反対側の各他方の短辺部23cが視認される。かかる構成において、各セパレータ23の位置ずれの確認を行う場合には、双方を確認してもよいし、いずれか一方のみを確認してもよい。
以上詳述した本実施形態によれば以下の優れた効果を奏する。
(1)各正極シート21は、それぞれ隣り合う2辺部としての一方の短辺部21a及び一方の長辺部21bが重なって積層されるとともに、各負極シート22は、それぞれ隣り合う2辺部としての一方の短辺部22a及び一方の長辺部22bが重なって積層される。かかる構成において、各セパレータ23の一方の短辺部23aが当該一方の短辺部23aの延びる方向と交差する方向に沿ってずれ長さδxずつ順次ずれるようにセパレータ23が積層される構成とした。詳細には、各セパレータ23の一部が負極シート22からセパレータ23の一方の短辺部23a延びる方向に交差する方向に向けてはみ出すことによって形成された第1はみ出し部71を設けた。そして、各第1はみ出し部71の延出寸法(はみ出し長さ)を、積層方向の一方、詳細には積層方向の一端側から他端側に向けてずれ長さδxずつ短くなるように設定した。これにより、各電極シート21,22及び各セパレータ23が積層された状態で、各セパレータ23の一方の短辺部23a(及び他方の短辺部23c)が積層方向から視認可能となっている。これにより、カメラ等を用いて各一方の短辺部23aを確認することにより、各セパレータ23の積層態様に異常があるか否か、詳細には各セパレータ23の位置ずれを確認することができる。よって、各セパレータ23の位置ずれの確認を容易に行うことができる。
特に、各電極シート21,22及びセパレータ23の積層工程においては、積層用ワークスペースS2に設置する場合、把持装置によって積層体を把持する場合、当該把持を解除する場合等に、セパレータ23等の位置ずれが発生し得る。特に、積層時間の短縮化を図るべく、積層スピードを上げると、上記位置ずれが発生し易くなる。この場合、各電極シート21,22については、積層方向からのX線検査で容易に位置ずれを確認することが可能であるが、X線に映らない樹脂で形成されている各セパレータ23については、その確認が困難となり易い。
これに対して、本実施形態によれば、各一方の短辺部23aを確認することを通じて、各セパレータ23の位置ずれを容易に発見することができる。また、各一方の短辺部23aは視認可能となっているため、各セパレータ23の積層中に、リアルタイムでセパレータ23の位置ずれの確認を行うことができる。これにより、各セパレータ23の位置ずれを、より好適に確認することができる。
(2)各セパレータ23は同一形状に形成されており、これら各セパレータ23を各一方の短辺部23aの延びる方向(Y方向)と交差する方向、詳細にはX方向にずれ長さδxだけずらして積層する構成とした。これにより、同一形状の各セパレータ23を用いて、延出寸法がずれ長さδxずつ異なる各第1はみ出し部71が形成される。よって、各セパレータ23の一方の短辺部23aを視認可能とすることができる。
(3)特に、各セパレータ23を、一方の短辺部23aの延びる方向と直交する方向にずらして積層する構成とすることにより、各セパレータ23の一方の短辺部23aはそれぞれずれて配置されている一方、各セパレータ23の長辺部23b,23dはそれぞれ重なって配置されている。これにより、電極組立体14におけるY方向の両端側に、充放電に寄与しないはみ出し部が形成されることを抑制することができるとともに、はみ出し部を曲げる煩雑さ等を回避することができる。
(4)各電極シート21,22のY方向の端部である各一方の長辺部21b,22bに各集電タブ41,42を設けた。換言すれば、各セパレータ23を、各集電タブ41,42が形成されている側の長辺部23bとは異なる辺部(一方の短辺部23a)がずれるように積層した。これにより、各一方の短辺部23aと各集電タブ41,42とが重なってしまうことが回避されている。よって、各一方の短辺部23aの確認の際に、各集電タブ41,42が邪魔になりにくい。さらに、各一方の短辺部23aよりも外側に突出するように、各集電タブ41,42を長くする必要がない分だけ、構成の簡素化を図ることができる。
(5)各はみ出し部71,72を積層方向に湾曲させた。これにより、ケース11内において各はみ出し部71,72の占める領域が小さくなっている。よって、各はみ出し部71,72が形成されることに起因する充放電に寄与しない領域の拡大を低減することができる。
また、各はみ出し部71,72が積層方向に湾曲するによって、各電極シート21,22のX方向の各端部(各短辺部21a,21c,22a,22c)が各はみ出し部71,72からなる集合体によって覆われている。これにより、各電極シート21,22のX方向への位置ずれを抑制することができる。よって、各セパレータ23の位置ずれの確認を容易に行うための構成を用いて、各セパレータ23に対する各電極シート21,22の位置ずれを抑制することができる。
さらに、各電極シート21,22のX方向の各端部が各はみ出し部71,72によって覆われているため、各はみ出し部71,72が設けられているX方向においては、セパレータ23を越えて、正極シート21と負極シート22とが接触する事態が発生しにくい。そして、各電極シート21,22のX方向の各端部とケース11とが接触することが規制されている。よって、これらの短絡を抑制することができる。
(6)各第1はみ出し部71が湾曲している状態において、当該各第1はみ出し部71の先端部である各一方の短辺部23aが、電極組立体14の積層方向の一端から他端までの範囲内に設置されるように構成した。これにより、各一方の短辺部23aが電極組立体14の積層方向の蓋13側の端面14bから突出しないようになっている。よって、電極組立体14をケース11に収容する際等において、各一方の短辺部23aが邪魔になりにくい。したがって、各セパレータ23の位置ずれを確認するための構成を設けたことによって生じ得る不都合を回避することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、各セパレータ23は同一形状であったが、これに限られない。例えば、図7及び図8に示すように、X方向の長さが異なる複数のセパレータ81を順次積層することにより形成された電極組立体80を採用してもよい。
詳細には、図7及び図8に示すように、矩形状に形成された各セパレータ81はそれぞれ、隣り合う2辺部としての一方の短辺部81aと一方の長辺部81bとのうち一方の長辺部81bの長さ、詳細にはセパレータ81のX方向(長辺方向)の長さが、ずれ長さδxだけ異なっている。各セパレータ81は、隣り合う一方の短辺部81a及び一方の長辺部81bを一致させた状態で、一方の長辺部81bの長さが徐々に短くなるように、X方向の長さが長いものから順次積層されている。すなわち、積層方向の一端側から他端側に向けて、各一方の短辺部81aと直交する各一方の長辺部81bの長さが徐々に短くなっている。これにより、図8(a)に示すように、各セパレータ81における一方の短辺部81aとは反対側にある一辺部としての他方の短辺部81cが積層方向から視認可能となっている。
また、図8(b)に示すように、電極組立体80のX方向において他方の短辺部81c側においては、各セパレータ81がはみ出した各はみ出し部82が形成されている一方、各セパレータ81の一方の短辺部81aは揃っている。換言すれば、各はみ出し部82を構成する各他方の短辺部81cの対辺である各一方の短辺部81aは、積層方向から見て位置が一致している。これにより、実施形態のセパレータ23と比較して、セパレータ81のX方向の長さを短くすることができ、これを通じてセパレータ23のコスト削減を図ることができる。
さらに、各はみ出し部82が電極組立体80のX方向の片側のみに形成されていることから、電極組立体80が小型になっている。詳細には、電極組立体80のX方向の長さが短くなっている。そして、容器83のX方向の長さは、前述の実施形態の容器12と比較して、第2はみ出し部72の分だけ短くなっている。これにより、二次電池の小型化を図ることができる。
○ なお、小型化に代えて、第2はみ出し部72の収容スペースを、充放電に寄与する領域として用いてもよい。具体的には、各電極シート21,22のX方向の長さを、第2はみ出し部72の収容スペースの分だけ長くしてもよい。これにより、充放電に寄与する領域の拡大を図ることができる。
なお、積層方向の他端側から見た場合には、上記積層態様は、各一方の長辺部81bの長さが徐々に長くなるように、X方向の長さが短いものから順次積層されているとも言える。
○ また、各セパレータ81の一方の短辺部81aが揃っている構成においては、当該各一方の短辺部81aが構成する電極組立体14の側面とケース11の内面との間に絶縁シートを別途設けてもよい。
○ 上記構成においては、例えば図8(b)に示すように、予め各はみ出し部82を湾曲させることなく、容器83に収容させる構成としてもよい。この場合、図8(c)に示すように、容器83の内面との当接によって、自ずと各はみ出し部82が積層方向に湾曲する。これにより、工程の簡素化を図ることができる。
○ また、図9(a)及び図9(b)に示すように、それぞれ相似形状をなした複数のセパレータ91が、大きいものから順に積層されて構成された電極組立体90を採用してもよい。詳細には、各セパレータ91は、矩形状に形成されるとともに、隣り合う2辺部の双方の長さが異なって形成されている。そして、各セパレータ91は、その中心が一致している状態で、大きいものから順に積層されている。このため、電極組立体90は、全体としてピラミッド状となっており、積層方向から見た場合に、各セパレータ91の周縁部全体が視認可能となっている。
○ なお、それぞれ相似形状をなした複数のセパレータ91を用いる構成においては、中心を一致させて積層する態様に限られず、例えば1のコーナ部を一致させて積層する態様としてもよい。
○ 実施形態では、ずれ長さδxは一定の長さであったが、これに限られず、異ならせる構成としてもよい。詳細には、ずれが発生し易い領域、例えば電極組立体14の積層方向の中央部付近においては、他よりもずれ長さδxを長くする構成としてもよい。
○ ずれ長さδxは、位置ずれ確認の際に把握(視認)可能なピッチ等との関係で適宜設定すればよい。例えば、ずれ長さδxを、各電極シート21,22の厚さよりも短く設定してもよい。この場合、各第1はみ出し部71同士の重なりを抑制することを通じて、X方向において第1はみ出し部71が占める領域を小さくすることができる。
○ また、それとは逆にずれ長さδxを、各第1はみ出し部71が積層方向に曲がった場合に電極組立体14の積層方向の蓋13側の端面14bから突出しない範囲内で、各電極シート21,22の厚さよりも長く設定してもよい。
○ さらに、各第1はみ出し部71が積層方向に曲がった場合にその一部が電極組立体14の積層方向の蓋13側の端面14bから突出することを許容して、ずれ長さδxを長く設定してもよい。この場合、各セパレータ23の位置ずれの確認を容易に行うことができる。
○ 実施形態では、各セパレータ23はX方向にずれる構成であったが、これに限られず、長辺部23b,23dの少なくとも一方を一辺部としてY方向にずれて配置する構成としてもよい。これにより、各セパレータ23の長辺部23b,23dが視認可能となる。なお、この場合、各セパレータ23からはみ出すように、各集電タブ41,42の延出寸法を(長く)設定するとよい。
○ また、各セパレータ23をX方向及びY方向の双方にずらして積層する構成としてもよい。この場合、積層方向から見て、各セパレータ23の隣り合う2辺部としての一方の短辺部23a及び一方の長辺部23b(他方の短辺部23c及び他方の長辺部23d)が視認可能となる。
○ 実施形態では、各電極シート21,22はその各中心が一致するように積層されている構成となっていたが、これに限られず、例えばコーナ部を一致させて積層してもよく、各電極シート21,22の長辺部21b,22bのいずれかを一致させて積層してもよい。
○ 実施形態では、電極組立体14は、各はみ出し部71,72が湾曲した状態で容器12に収容されていたが、これに限られず、各はみ出し部71,72が湾曲することなく、電極組立体14を容器12に収容する構成としてもよい。
○ 実施形態では、二次電池10はリチウムイオン二次電池であったが、これに限られず、ニッケル水素等の他の二次電池であってもよい。要は、正極活物質層と負極活物質層との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 実施形態では、二次電池10は車両に搭載されている構成としたが、これに限られず、他の装置に搭載される構成としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記各セパレータは、前記一辺部の延びる方向と直交する方向に順次ずれて積層されていることを特徴とする請求項3に記載の蓄電装置。
(ロ)矩形状の複数の正極シート、矩形状の複数の負極シート及び矩形状の複数のセパレータを有し、前記正極シート及び前記負極シートが前記セパレータを間に挟んだ状態で積層されて構成された電極組立体を備えた蓄電装置において、前記複数の正極シートは、積層方向から見て隣り合う2辺部が重なるようにして積層されており、前記複数の負極シートは、前記積層方向から見て隣り合う2辺部が重なるようにして積層されており、前記各セパレータは、前記正極シート及び前記負極シートを覆いつつ、その一辺部が当該一辺部の延びる方向と交差する方向に沿って所定長さずつ順次ずれるように積層されていることを特徴とする蓄電装置。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…容器、14…電極組立体、21…正極シート、22…負極シート、23…セパレータ、23a,23c…セパレータの短辺部、23b,23d…セパレータの長辺部、71…第1はみ出し部、72…第2はみ出し部、81,91…別例のセパレータ。

Claims (7)

  1. 矩形状の複数の正極シート、矩形状の複数の負極シート及び矩形状の複数のセパレータを有し、前記正極シート及び前記負極シートが前記セパレータを間に挟んだ状態で交互に積層されて構成された電極組立体を備えた蓄電装置において、
    前記複数の正極シートは、積層方向から見てそれぞれ隣り合う2辺部が重なるように積層されており、
    前記複数の負極シートは、前記積層方向から見てそれぞれ隣り合う2辺部が重なるように積層されており、
    前記各セパレータがはみ出すことによって形成された各はみ出し部が設けられており、
    前記各はみ出し部のはみ出し長さは、前記積層方向の一方に向けて順次短くなっていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記はみ出し部は前記セパレータが前記セパレータの一辺部の延びる方向と交差する方向にはみ出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記各セパレータは同一形状であり、
    前記各はみ出し部は、前記各セパレータが、前記積層方向の一方に向けて前記一辺部の延びる方向と交差する方向に所定長さずつ順次ずれて積層されていることによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記各はみ出し部は、前記積層方向の一方に向けて、前記各セパレータの前記一辺部に直交する辺が所定長さずつ短くなっており、前記積層方向から見て前記各はみ出し部を構成する前記各一辺部の各対辺の位置を一致させていることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置。
  5. 前記各はみ出し部はそれぞれ、前記積層方向に湾曲していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  7. 矩形状の複数の正極シート、矩形状の複数の負極シート及び矩形状の複数のセパレータを有し、前記正極シート及び前記負極シートが前記セパレータを間に挟んだ状態で交互に積層されて構成された電極組立体の製造方法において、
    前記各正極シートは、積層方向から見て、その隣り合う2辺部が重なるようにして積層され、
    前記各負極シートは、前記積層方向から見て、その隣り合う2辺部が重なるようにして積層され、
    前記各セパレータは、前記積層方向から見て、前記各セパレータの一辺部が順次ずれるように積層されることを特徴とする電極組立体の製造方法。
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