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JP2014001660A - 内燃機関の燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射弁 Download PDF

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JP2014001660A
JP2014001660A JP2012136647A JP2012136647A JP2014001660A JP 2014001660 A JP2014001660 A JP 2014001660A JP 2012136647 A JP2012136647 A JP 2012136647A JP 2012136647 A JP2012136647 A JP 2012136647A JP 2014001660 A JP2014001660 A JP 2014001660A
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正樹 菅沼
Kaoru Maeda
薫 前田
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靖久 小椋
Yuichiro Goto
悠一郎 後藤
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Abstract

【課題】短いガイド領域を確保しつつ、弁座プレートの最小厚さを確保して、噴霧との干渉を極力回避する噴孔の拡散領域の形状と配置方法を提供する。
【解決手段】ガソリンエンジンの燃焼室内に燃料を噴射する複数の噴孔(112)を有し、複数の噴孔の各々が、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(114)と、ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(116)とを備える燃料噴射弁において、複数の噴孔のうち少なくとも1つは、拡散領域の中心軸(118b)が、ガイド領域の中心軸(118a)に平行であり、且つ、ガイド領域の中心軸よりも燃料噴射弁の中心軸(120)から遠い側に偏心して形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射弁に関する。
一般的なガソリンエンジン用の燃料噴射弁は、複数の噴孔を有する。燃焼室内に噴射される噴霧が所定の期間内に到達する距離(ペネトレーション)は、個々の噴孔からの噴霧の運動量に依存しており、同一径の噴孔から噴射される噴霧の運動量は同じとなるため、個々の噴霧のペネトレーションは同じである。一般に、噴孔径が大きくなると燃料噴霧の流量が増して運動量が増すので、ペネトレーションは増加すると考えられる。噴孔長が長くなると燃料の直進性がよくなり、噴孔から出た後に巻き込む空気量が減って空気で減速しにくくなり、ペネトレーションは増加すると考えられる。従って、燃焼室内に噴射される噴霧の状態を最適化するために、1つの燃料噴射弁に形成される複数の噴孔の噴孔径は同一とは限らない。
噴霧との干渉を回避する噴孔の拡散領域の形状と配置方法に関する公報開示の従来技術として、例えば、バルブ・クローズド・オリフィス(VCO)型燃料噴射弁において、複数の噴孔からの噴射量のばらつきを防止すると共に、各噴孔により形成される噴霧の均一性を向上し、排出ガス性能の改善、運転騒音の低減を図ることを目的とした、VCO型噴射弁の針弁の截頭円錐状をなすシート部の小径端部外周面に面取りを施し、針弁のフルリフト時に、上記面取り部が、ノズルボディのシート面における噴孔の開口端に対向する構成とする。また針弁内に、上記シート部の小径端部に開口する針弁内通路を設け、同針弁内通路は、ノズルボディ内の燃料溜めに針弁リフト時に連通することを開示する技術がある(特許文献1)。
また、ノズルプレートのノズル孔を等径孔部と拡径孔部とから構成することにより、燃料の微粒化と噴射方向の安定化を図ることを課題として、燃料噴射弁の弁ケーシング内には、弁座部材の先端側に位置してノズルプレート15を取付け、その各ノズル孔16,17を、等しい孔径dをもって直線状に延設された等径孔部16A,17Aと、テーパ状に拡径して形成された拡径孔部16B,17Bとによって構成する。これにより、燃料の噴射時には、燃料の噴射流量と噴射方向とを等径孔部16A,17Aによって定め、その噴流を拡径孔部16B,17Bによって一定の領域へと拡げる。これにより、噴射燃料の方向性を安定させつつ、燃料が微粒化した状態を保持することを開示する技術がある(特許文献2)。
更に、内燃機関の成層燃焼時の燃焼性能を改善することを課題として、ピストンキャビティの吸気側への燃料噴射量を排気側(点火プラグに近い側)より多くするなど、非対称に噴射することで、噴射された燃料は、タンブル流動の作用によりピストンに受け止められた後、燃焼室上方へ巻き上がる際に吸気側が排気側に比べて大きく混合拡散した場合でも吸気側が希薄になったり、または、排気側が過濃になったりすることがなく、吸気および排気側の濃度が等しく均質な成層混合気を形成でき、燃焼が安定し、燃費、排気浄化性能が向上することを開示した技術がある(特許文献3)。
更にまた、燃料噴射弁において、均質燃焼と成層燃焼の双方で良好な性能を発揮させる噴霧を形成することを課題として、燃料噴射弁は、燃料を噴射する噴射孔を複数形成した噴射孔群230を備えると共に、噴射孔群の上流に、弁座と、この弁座との隙間を開閉することで燃料通路の開閉を行う弁体と、この弁体を駆動する駆動手段とを備える。噴射孔群230は、孔の軸が向く角度が異なるように穿孔された複数の噴射孔211〜216を有すると共に、これらの噴射孔の組み合わせで構成される複数の噴射孔の対を有する。複数の噴射孔の対は、噴射孔の軸の為す角度が大きい第1の組み合わせ230aと、噴射孔の軸の為す角度が第1の組み合わせ230aの角度より小さい第2の組み合わせ230bとを有することを開示する技術もある(特許文献4)。
特開平08−312500号公報 特開2001−214839号公報 特開2004−232583号公報 特開2007−132231号公報
ところで、一般的な直噴ガソリンエンジンでは、燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁(インジェクタ)は、シリンダの中心軸に対して傾斜してシリンダの側面に取り付けられることがある(サイドマウント方式)。また、燃料噴射弁は、先端に複数の噴孔を備えている。そして、噴孔から噴射される燃料の噴霧が燃焼室内で最適な混合気を生成するように、燃料噴射弁の各噴孔の開孔角度が決定される。例えば、燃焼室内でほぼ均質な混合気を生成する均質燃焼モードや、点火プラグ近傍に燃料噴霧を集中させて着火性を確保しつつ燃焼室全体ではより希薄な混合気を用いる成層燃焼モードである。すなわち、様々な燃焼状態に対応して、各噴孔の開孔角度は、燃料噴射弁の中心軸に対して必ずしも対称ではない。
図面を用いて、以下に説明する。図1は、燃料噴射弁10を搭載した吸気2弁式のガソリンエンジン1であって、吸気工程中に燃料を噴射した場合のエンジン要部の一例を示す縦断面図である。
図1は、サイドマウント方式の燃料噴射弁10を採用した吸気2弁式のガソリンエンジン1の一例を示し、シリンダヘッド12の吸気マニホルド14側には吸気弁16が、中央部には点火プラグ18が、吸気弁16とは反対側には排気弁20が、それぞれ設けられている。吸気弁16及び排気弁20は、燃焼室22内に延在して設けられている。
ガソリンエンジン1のシリンダ24内に往復運動可能に設けられたピストン26は、クランクシャフト(不図示)の回転に応じてシリンダ24内を上下動する。シリンダ24の上部にはシリンダヘッド12が取り付けられており、シリンダ24と共に密閉空間(燃焼室22)を形成する。シリンダヘッド12には、スロットルバルブ(不図示)を内蔵した吸入空気量制御装置28を介して外部空気30を燃焼室22内に導く吸気マニホルド14と、燃焼室22内で燃焼した燃焼ガス32を排気装置(不図示)へ導く排気マニホルド34とが形成されている。
燃料噴射弁10は、シリンダヘッド12の吸気マニホルド14の結合部付近に取り付けられており、図1の例では、燃料噴射弁10の軸線が燃焼室22内でやや下向きとなるように設定されている。
かかる構成を有するガソリンエンジン1において、燃料噴射弁10から燃焼室22内に燃料を噴射した場合の燃焼室22内の混合気の生成を説明する。図2は、図1に示すガソリンエンジン1で、吸気工程中に燃料を噴射した場合の燃焼室22内の混合気の噴射状態を示す斜視模式図である。
一般的な燃料噴射弁10は、先端(図2における噴射点30)に備えられた複数の噴孔(図2では不図示)が同一径を有する場合、個々の噴孔から出る燃料噴霧32の運動量は同じである。複数の噴孔から燃焼室22内の各領域に噴射される噴霧32が所定の期間内に到達する距離(ペネトレーション)は、噴孔を出た後に燃焼室22内の空気との接触による減速の影響を受ける。一般に、噴孔の噴孔径が大きくなると噴霧32の流量が増して運動量が増すので、ペネトレーションは増加すると考えられる。噴孔の噴孔長が長くなると燃料の直進性がよくなり、噴孔から出た後に巻き込む空気量が減って空気で減速しにくくなり、ペネトレーションは増加すると考えられる。
様々な燃焼状態に対応して燃焼室22内において最適な混合気を生成するために、燃料噴射弁(図2では不図示)の先端には複数の噴孔が設けられており、噴霧32が燃焼室22内の各領域に分散して噴射されるように、各噴孔の軸の角度が最適化される。その結果、燃料噴射弁の中心軸(図2では不図示)に対して平行でない噴孔もあり、また、各噴孔の軸が、燃料噴射弁の中心軸に対して必ずしも対称ではない。
次に、上記したガソリンエンジン1の燃料噴射弁10を説明する。図3は、図1に示すガソリンエンジン1に使用される燃料噴射弁10の縦断面図である。
燃料噴射弁10は、通常時閉(NC)式の電磁弁であり、通常時はスプリング40によって付勢された弁体42のボール形状の先端部44と弁座プレート46の弁座部48(図4)とが密着して、燃料供給口50から供給される燃料が噴孔52(図4)から漏れ出ないようになっている。通電されると、弁体42がアンカ1054と共にコア1056の側に変位し、弁体42と弁座プレート46の弁座部48(図4)との間に隙間を生じる。燃料は、燃料供給口50から供給され、弁体42の横の空間を通り、流入溝64(図5)を通って、弁座プレート46に穿孔された複数の噴孔52(図4)から燃料噴霧として噴射される。
かかる構成を有する燃料噴射弁10の燃料噴射部に関して、図4乃至図6を参照しつつ説明する。図4は、図3における弁座プレート46の近傍を拡大した縦断面図であり、図5は、図3の線V−Vにおける横断面図であり、図6は、図3における弁座プレート46の最小厚さを説明するための縦断面図である。弁座プレート46の内腔は、弁体42(図3)のボール形状の先端部44に適合するドーム形状を有している。そして、弁座プレート46の内側面には、先端部44が接する部分に弁座部48が形成され、先端部44と弁座部48とが接するときシールを形成する。また、弁座プレート46の内側先端には、サック部60が形成されている。サック部60は、先端部44が弁座部48から離れており、燃料噴射弁10(図3)が燃料を噴射する際に、噴射される噴霧を安定化させる機能を有する。
燃料は、燃料噴射弁10(図3)内部に設けられた隙間及び流入溝64(図5)を通過して弁座プレート46の弁座部48に至る。弁体42の先端部44と弁座プレート46の弁座部48との間の狭窄部を通過した燃料は、燃料噴射弁10(図3)の中心軸62の方向に向かい、弁座プレート46に穿孔された複数の噴孔52に至り、噴孔52を通過して燃焼室22(図2)内に噴射される。各噴孔52は、軸の角度が異なるように穿孔されている。
燃料噴射弁10の噴孔52は、図4に示されるように、流入側に形成された小径のガイド領域54と、噴射側に形成されガイド領域54より大径の座繰りで形成される拡散領域56とで構成される。拡散領域56の底面は、例えば、ガイド領域54の中心軸58に対して直角な段部が形成されている。ガイド領域54から拡散領域56を介して燃焼室22(図2)に流出する燃料噴流は、図2に示されるように、燃料噴霧となって拡散する。
弁体42の先端部44と弁座プレート46の弁座部48との間の狭窄部を通過して噴孔52に至る燃料は、外側方向から燃料噴射弁10(図3)の中心軸62方向に向かう径方向の流れとなるので、噴孔52のガイド領域54内では、燃料噴射弁10(図3)の中心軸62から遠い部分で流れが壁面から剥離し、その結果、ガイド領域54内で流れ場の乱れが生じる。例えば、図4に符号Aで示した箇所で乱れが生じる。そして、その流れ場の乱れの影響を受けて、ガイド領域54から拡散領域56へと流出した燃料は、ガイド領域54の中心軸58から均等に円錐状に拡散するのではなく、燃料噴射弁10(図3)の中心軸62から遠い側が、より大きな噴霧角を有する拡散が観察される。
かかる燃料噴霧は、燃料噴射弁10(図3)の中心軸62から遠い側で、拡散領域56の出口端部との間に最短距離が生じ、場合によっては、燃料噴霧が拡散領域の出口端部で壁面と干渉する恐れがあった。
一方、噴霧の干渉を避けるために座繰り径を大きくして拡散領域56を中心軸58対称に大きくすることも考えられるが、座繰り径を大きくすれば、弁座プレート46の最小厚さが確保できない恐れがある。例えば、図4において符号Bで示す拡散領域56の底面と弁座プレート46のサック部60の付近で、弁座プレート46の設計上許容できる部材の最小厚さが確保できない恐れがある。部材の設計上許容できる最小厚さとしては、例えば、燃料噴射弁が使用される環境における部材内外の圧力差に耐えるために要求される最小肉厚、などがある。このような部材の最小厚さを確保しようとして拡散領域(座繰り)56を浅くすれば、燃料が小径のガイド領域54を長く流れることになり、燃料噴流の直進性が良くなり、拡散領域56での微粒化性能の悪化及び/若しくは噴霧のペネトレーションの増加につながることがあり、良好な燃料噴霧が生成されない恐れがある。
図6を用いて更に詳しく述べる。サック部60が形成された弁座プレート46の場合を図6(1)に、サック部が形成されていない弁座プレート46の場合を図6(2)に示す。拡散領域56の底部の隅部とサック部60との間に最小厚さ部分(図6(1)におけるL1〜L3、図6(2)におけるL4〜L6)が生じる。図6(1)のL1あるいは図6(2)のL4に該当する噴孔52形状を基準とすれば、拡散領域の出口端部で噴霧が壁面と干渉しないようにL1(L4)に対して拡散領域56の座繰り径を大きくした場合、L2(L)の位置に最小厚さ部分が生じる。L1(L4)はL2(L)より小さい。つまり、座繰り径を大きくする変更によって、L2(L)が設計許容最小厚さを下回る恐れがある。L1(L4)に対してガイド領域54を長くし、且つ、拡散領域56の座繰り径を大きくした場合、L3(L)の位置に最小厚さ部分が生じる。この場合は、L3(L)をL1(L4)と同等以上の厚さとすることも可能であるが、ガイド領域54の延長によって燃料噴流の直進性が良くなってしまい、噴霧の微粒化性能の悪化及び/若しくは噴霧のペネトレーションの増加につながり、良好な燃料噴霧が生成されない恐れがある。
なお、図6は、説明をしやすくするため、最小厚さの場所を表す線分(注:最小厚さを与える場所は3次元空間内の”線分”になる)を含む断面が複数の噴孔形状の場合でたまたま同一平面上にある場合を表した説明図であるが、最小厚さの場所を表す線分が含まれる断面がそれぞれの噴孔形状の場合ごとに異なっても、その場合は同一の一枚の図に表現できないだけであって、考察すべき事情は複数の場合で線分がたまたま同一平面上にある場合と同じである。
かかる問題を解決するために本発明はなされたのであって、その課題とするところは、短いガイド領域を確保しつつ、弁座プレートの最小厚さを確保して、噴霧との干渉を極力回避する噴孔の拡散領域の形状と配置方法を提供することにある。
以下、本発明について上記課題を解決するための手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料噴射弁は、内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔(112;212)を有し、複数の噴孔の各々が、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(114;144;174;214)と、ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(116;146;176;216)とを備える、燃料噴射弁(10)において、複数の噴孔のうち少なくとも1つは、拡散領域の中心軸(118b;148b;178b;218b)が、ガイド領域の中心軸(118a;148a;178a;218a)に平行であり、且つ、ガイド領域の中心軸よりも燃料噴射弁の中心軸(120;150;180;220)から遠い側に偏心して形成されている、ことを特徴とする。
ここで、噴孔は、拡散領域の出口端に、更に座繰りが形成されていることを特徴とすれば、弁座プレートの最小厚さを確保しつつ、拡散領域から噴射される噴霧が出口端部で壁面と干渉することを避けることができる。
また、燃料の噴射方向から見て、拡散領域は、円、長円、楕円のいずれかの形状を有することを特徴とすれば、噴射される噴霧が拡散領域の出口端部で壁面と干渉することを避けるために、拡散領域は多様な形状を取ることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料噴射弁は、内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔(312;342;412;442)を有し、複数の噴孔の各々が、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(314;344;414;444)と、ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(316;346;416;446)とを備える、燃料噴射弁(10)において、複数の噴孔のうち少なくとも1つは、拡散領域の中心軸(318b;348b;418b;448b)がガイド領域の中心軸(318a;348a;418a;448a)に平行ではなく、拡散領域の中心軸のうち拡散領域内にある部分がなす線分上の点のうち少なくとも一部が、ガイド領域の中心軸の延長線のうち拡散領域内または弁座プレート内にある部分がなす線分上の点のいずれの点よりも、燃料噴射弁の中心軸(320;350;420;450)から離れた位置にあるように拡散領域が形成されている、ことを特徴とする。
ここで、噴孔は、拡散領域の出口端に、更に座繰りが形成されていることを特徴とすれば、弁座プレートの最小厚さを確保しつつ、拡散領域から噴射される噴霧が出口端部で壁面と干渉することを避けることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料噴射弁は、内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔を有し、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(814)と、ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(816)とを備える噴孔(812)を少なくとも1つ有する燃料噴射弁(10)において、燃料噴射弁の中心軸(820)を通りガイド領域の出口中心を通過する第1平面(830)に対して垂直でガイド領域の中心軸を含む第2平面(840)で、拡散領域を、燃料噴射弁の中心軸から遠い側の第1領域と中心軸から近い側の第2領域とに分割した場合、拡散領域の出口端の最浅部を通過して拡散領域の底面に平行な第3平面(850)において、第1領域の第2平面から最も遠い第1最遠点(P)と第2平面までの距離(d1)が第2領域の第2平面から最も遠い第2最遠点(Q)と第2平面までの距離(d2)より大きい、あるいは、第3平面と拡散領域の底面とで囲まれる領域において、第1領域側の容積(V1)が第2領域側の容積(V2)より大きい、ことを特徴とする。
本発明の構成を採用することで、外側に拡散した噴霧との干渉を避けつつ、内側の比較的拡散の小さい噴霧側の座繰りを減らし、弁座プレートの厚さを確保することが可能になる。
部材厚さの確保の制限のみにより、噴孔長を長くすることを回避できる。
燃料噴射弁を搭載した吸気2弁式ガソリンエンジンであって、吸気工程中に燃料を噴射した場合のエンジン要部の一例を示す縦断面図である。 図1に示すガソリンエンジンで、吸気工程中に燃料を噴射した場合の燃焼室内の混合気の状態を示す斜視模式図である。 図1に示すガソリンエンジンに使用される燃料噴射弁の縦断面図である。 図3の弁座プレートの近傍を拡大した縦断面図である。 図3の線V−Vにおける横断面図である。 図3における弁座プレートの最小厚さを説明するための縦断面図である。 平行偏心型の噴孔が形成された弁座プレートの縦断面図である。 長円型の噴孔が形成された弁座プレートの縦断面図である。 非平行型の噴孔が形成された弁座プレートの断面図である。 図9に示す弁座プレートの断面位置を説明する縦断面図である。 非平行型の噴孔が形成された弁座プレートの縦断面図である。 図11に示す実施形態の変形例に係る噴孔が形成された弁座プレートの縦断面図である。 拡散領域の出口側に座繰りが形成された噴孔を有する弁座プレートの縦断面図である。 弁座プレートの中心軸に対する噴孔の形状を説明する図である。 弁座プレートの中心軸に対する噴孔の形状を説明する断面図である。
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ以下に説明する。
(平行偏心型)
図7は、平行偏心型の噴孔112が形成された弁座プレート110の縦断面図である。弁座プレート110の内側先端には、噴霧を安定化させるためのサック部122が形成されている。
図7(1)において、弁座プレート110の噴孔112は、流入側に形成された小径のガイド領域114と、噴射側に形成されガイド領域114より大径の拡散領域116とで構成される。ガイド領域114の中心軸118aは燃料噴射弁10(図3)の中心軸120に対して平行に形成され、拡散領域116の中心軸118bはガイド領域114の中心軸118aに対して平行に形成されている。また、拡散領域116の中心軸118bは、ガイド領域114の中心軸118aに対して、燃料噴射弁10(図3)の中心軸120から遠い側に偏心して形成されている。拡散領域116の底面には、例えば、ガイド領域114の中心軸118aに対して直角な段部が形成されている。ガイド領域114から拡散領域116を介して燃焼室22(図2)に流出する燃料噴流は、燃料噴霧となって拡散する。
かかる構成を有すれば、ガイド領域114を長くしないので噴霧のペネトレーションに変化はなく、拡散領域116の底面と弁座プレート110のサック部122の付近で弁座プレート110の最小厚さを確保しつつ、拡散領域116から噴射される噴霧が拡散領域116の出口端部で壁面と干渉することを避けることができる。
(平行偏心型の変形例1)
尚、拡散領域146の中心軸148bがガイド領域144の中心軸148aに対して平行な関係を維持した状態で、ガイド領域144の中心軸148aが燃料噴射弁10(図3)の中心軸150に対して、燃料の噴射方向に狭まる向きに傾斜して形成された変形例1も考えられる(図7(2)参照)。この場合も、ガイド領域144を長くしないので噴霧のペネトレーションに変化はなく、ガイド領域144の中心軸148aに平行な拡散領域146の中心軸148bは、ガイド領域144の中心軸148aに対して、燃料噴射弁10(図3)の中心軸150から遠い側に偏心することで、拡散領域146から噴射される噴霧が拡散領域146の出口端部で壁面との干渉を避けることが可能である。
(平行偏心型の変形例2)
ガイド領域174の中心軸178a、中心軸178aに平行な拡散領域176の中心軸178bは、燃料噴射弁10(図3)の中心軸180に対して、拡がる向きに傾斜しても良い(図7(3)参照)。要するに、ガイド領域174を長くすることなく、拡散領域176の中心軸178bがガイド領域174の中心軸178aに対して偏心することで、拡散領域176から噴射される噴霧が拡散領域176の出口端部で壁面との干渉を避けるように構成されればよい。
(長円型)
図8は、長円型の噴孔212が形成された弁座プレート210の縦断面図である。この実施形態では、噴孔212は、小径のガイド領域214と、ガイド領域214を含む大きさの長円形(角丸長方形)の拡散領域216とで構成される。ガイド領域214の中心軸218aは燃料噴射弁10(図3)の中心軸220に対して平行に形成され、拡散領域216の中心軸218bはガイド領域214の中心軸218aに対して平行に形成される。また、拡散領域216の中心軸218bは、ガイド領域214の中心軸218aに対して、燃料噴射弁10(図3)の中心軸220から遠い側に偏心して形成される。例えば、拡散領域216の長円形の一方の半円の軸をガイド領域214の中心軸218aに合致させることが考えられる。
かかる構成を有すれば、ガイド領域214を長くしないので噴霧のペネトレーションに変化はなく、拡散領域216の底面と弁座プレート210のサック部222の付近で弁座プレート210の最小厚さを確保しつつ、拡散領域216から噴射される噴霧が拡散領域216の出口端部で壁面との干渉を避けることができる。
(長円型の変形例1,2)
尚、長円形(角丸長方形)の変形例として、ガイド領域214を長くすることなく、拡散領域216を楕円形に形成しても同様の効果が得られる(変形例1)(図示省略)。また、偏心型の変形例と同様に、ガイド領域214を長くすることなく、ガイド領域214の中心軸218aが燃料噴射弁10(図3)の中心軸220に対して傾斜して形成しても良い(変形例2)(図示省略)。
(非平行型)
次に、非平行型の噴孔が形成された弁座プレートを、図9、図10を用いて説明する。図9は、非平行型の噴孔312、342が形成された弁座プレート310、340の断面図であり、図10は、図9に示す弁座プレート310、340の断面位置を説明する縦断面図である。図9において、噴孔312、342は、拡散領域316、346の中心軸318b、348bとガイド領域314、344の中心軸318a、348aとが非平行であり、且つ、同一の平面α上に配置されて形成されている。そして、平面αは、図10に示されるように、燃料噴射弁10(図3)の中心軸320、350に対して傾斜している。ここで、図10の平面αが、図9に示される断面位置である。従って、図9に示された燃料噴射弁10(図3)の中心軸320、350は、図9に示す断面上にない。図の下側に示された部分が紙面に近く、図の上側に向かって紙面から徐々に離れた配置となる。
図9(1)に示されるように、拡散領域316の中心軸318bのうち拡散領域316内にある部分は、線分S1で示される。ガイド領域314の中心軸318aは、「ガイド領域の中心軸の延長線のうち拡散領域内にある部分がなす線分」がT1で示され、「ガイド領域の中心軸の延長線のうち弁座プレート内にある部分がなす線分」がU1で示される。そして、拡散領域316の中心軸318bとガイド領域314の中心軸318aのいずれも、燃料の噴射方向に対して狭まる向きに傾斜している。本実施形態では、図9(1)では、線分S1上の点C1で示された部分(線分S1の最下点)が、線分T1及び線分U1上のいずれの点よりも、燃料噴射弁10(図3)の中心軸320から離れた位置となるように、噴孔312が形成されている。
図9(2)に示された弁座プレート340が「ガイド領域の中心軸の延長線のうち弁座プレート内にある部分がなす線分」(図9(1)においてU1で示される部分)を有していない点で、図9(1)に示された弁座プレート310と相違する。図9(2)に示されるように、拡散領域346の中心軸348bのうち拡散領域346内にある部分は、線分S2で示される。ガイド領域344の中心軸348aは、「ガイド領域の中心軸の延長線のうち拡散領域内にある部分がなす線分」がT2で示される。そして、拡散領域346の中心軸348bとガイド領域344の中心軸348aのいずれも、燃料の噴射方向に対して狭まる向きに傾斜している。本実施形態では、図9(2)において線分S2上の点C2で示された部分が、線分T2上のいずれの点よりも、燃料噴射弁10(図3)の中心軸350から離れた位置となるように、噴孔342が形成されている。
(非平行型の変形例1)
図11は、非平行型の変形例1の噴孔412が形成された弁座プレート410の縦断面図である。図9に示す実施形態は、拡散領域316、346の中心軸318b、348bとガイド領域314、344の中心軸318a、348aとを含む平面αが燃料噴射弁10(図3)の中心軸320、350に対して傾斜して配置された構成であるのに対して、変形例1は、拡散領域416の中心軸418bとガイド領域414の中心軸418aを含む平面が燃料噴射弁10(図3)の中心軸420に対して平行である点で相違する。
図11に示す変形例1は、噴孔412が、小径のガイド領域414と、ガイド領域414より大径の拡散領域416とで構成される。ガイド領域414の中心軸418aは、燃料噴射弁10(図3)の中心軸420に対して平行に形成される。一方、拡散領域416の中心軸418bは、ガイド領域414の出口中心を通り、燃料の噴射方向に向かって燃料噴射弁10(図3)の中心軸420から離れる向きに傾斜して形成される。その結果、拡散領域416の中心軸418bは、拡散領域416の中心軸418b及び燃料噴射弁10(図3)の中心軸420に対して平行でない配置となる。
拡散領域416の中心軸418bは、燃料の噴射方向に向かって中心軸420から離れる向きに傾斜して配置される。中心軸418bの傾斜角度は、拡散領域416から噴射される噴霧の噴流角(図4)を考慮して決定され、図11に示す実施形態では、拡散領域416から噴射される噴霧が拡散領域416の出口端部における壁面との距離が、中心軸420に近い側と遠い側とで同じなるように決定される。
かかる構成を有すれば、ガイド領域414を長くしないので噴霧のペネトレーションに変化はなく、拡散領域416の底面と弁座プレート410のサック部422の付近で弁座プレート410の最小厚さを確保しつつ、拡散領域416から噴射される噴霧が拡散領域416の出口端部で壁面との干渉を避けることができる。
(非平行型の変形例2)
図12は、非平行型の変形例2に係る噴孔442が形成された弁座プレート440の縦断面図である。この変形例2では、拡散領域446の中心軸448bはガイド領域444の出口中心を通過せず、拡散領域446の中心軸448bの中点が、ガイド領域444の出口中心に対して、燃料噴射弁10(図3)の中心軸450よりも離れた位置に配置して形成される。ガイド領域444を長くしないので噴霧のペネトレーションに変化はなく、拡散領域446の底面と弁座プレート440のサック部452の付近で弁座プレート440の最小厚さを確保しつつ、拡散領域446から噴射される噴霧が拡散領域446の出口端部で壁面との干渉を避けることができる。
(非平行型の変形例3)
図9に示す実施形態では、拡散領域316、346の中心軸318b、348bとガイド領域314、344の中心軸318a、348aとが平行ではないが同一の平面α上に配置された構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、拡散領域の中心軸とガイド領域の中心軸とがねじれの位置に配置された構成であってもよい(図示省略)。
(拡散領域を2段にする変形例)
図13は、ガイド領域514,614,714の中心軸に対して同軸の座繰り530,630,730が拡散領域516,616,716の出口側に形成された噴孔512,612,712を有する弁座プレート510,610,710の縦断面図である。図13(1)は図7に示した偏心型噴孔512を有する弁座プレート510に座繰り530が形成された例を、図13(2)は図7に示した長円型噴孔612を有する弁座プレート610に座繰り630が形成された例を、図13(3)は図7に示した非平行型噴孔712を有する弁座プレート710に座繰り730が形成された例を示す。いずれの例も、弁座プレート510,610,710の最小厚さを確保しつつ、拡散領域516,616,716から噴射される噴霧が出口端部で壁面との干渉を避けることができる。なお、拡散領域に対してさらに設ける座繰りは、本実施例においてはガイド領域の中心軸に対して同軸である場合を説明したが、その他拡散領域に対して同軸であってもよく、また、これらのいずれとも同軸でなくてもよい。
(燃料噴射弁の中心軸に対する噴孔の形状)
図14,図15は、本発明に係る弁座プレート810(即ち燃料噴射弁10(図3))の中心軸820に対する噴孔812の形状を説明する図である。図14(1)において、第1平面830は、弁座プレート810の中心軸820を含み、ガイド領域814(図15)の出口中心を通過する平面である。第2平面840は、第1平面830に垂直でガイド領域814(図15)の中心軸818a(図15)を含む平面である。第4平面860は、第2平面840に垂直で拡散領域816(図15)の中心軸818b(図15)を含む平面である。図14(2)は、第2平面840と第4平面860との交線の方向から見た図である。図14(3)は、第4平面860で弁座プレート810を切断した状態の斜視図である。
図15(1)は、第4平面860における弁座プレート810の断面図であり(図15(2)参照)、図15(2)は、燃料噴射弁10(図3)の中心軸820に対する第4平面860の位置関係を示す図である。図15(1)において、第2平面840(図14)は、ガイド領域814の中心軸818aの位置に相当する。第3平面850は、点P(後述)を通過し、拡散領域816の底面に平行な面である。拡散領域816の底面は、拡散領域816の中心軸に垂直であるから、第3平面850は、第4平面860に垂直となる。図15に示す実施形態では、ガイド領域814の中心軸818aは、弁座プレート810の中心軸820に対してねじれの関係にある。
拡散領域816を第2平面840(図14)(即ち図15におけるガイド領域814の軸818aの位置)で当該燃料噴射弁の当該中心軸から遠い側の第1領域と当該中心軸から近い側の第2領域とに分割した場合、拡散領域816の出口端の最浅部を通過して拡散領域816の底面に平行な第3平面850において、第1領域の第2平面840(図14)(即ち軸818a)から最も遠いところにある点Pから第2平面840(図14)(即ち図15における軸818a)までの距離d1が、第2領域の第2平面840(図14)(即ち軸818a)から最も遠いところにある点Qから第2平面840(図14)までの距離d2よりΔd(=d1−d2)だけ大きい。このことは、ガイド領域の中心軸と弁座プレートの中心軸とがねじれの関係にない上記実施形態にも当てはまる。
また、このとき、第3平面850と拡散領域816の底面とで囲まれる領域において、第1領域側の容積V1は第2領域側の容積V2より大きい。このことも、ガイド領域の中心軸と弁座プレートの中心軸とがねじれの関係にない上記実施形態にも当てはまる。
なお、以上の実施例においては、本発明がサイドマウント方式の直噴エンジンにおいて適用される場合について説明したが、本発明はサイドマウント方式の場合に限られるものではなく、センターマウント方式などの他の方式のエンジンにも適用可能である。
1:ガソリンエンジン(内燃機関)、10:燃料噴射弁、22:燃焼室、
112;212;312;342;412;442;812:複数の噴孔、
114;144;174;214;314;344;414;444;814:ガイド領域、
116;146;176;216;316;346;416;446;816:拡散領域、
118a;148a;178a;218a;318a;348a;418a;448a:ガイド領域の中心軸、
118b;148b;178b;218b;318b;348b;418b;448b:拡散領域の中心軸、
120;150;180;220;320;350;420;450;820:燃料噴射弁の中心軸、
830:第1平面、840:第2平面、850:第3平面

Claims (6)

  1. 内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔(112;212)を有する燃料噴射弁であって、
    前記複数の噴孔の各々が、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(114;144;174;214)と、当該ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(116;146;176;216)と、を備える、燃料噴射弁(10)において、
    前記複数の噴孔のうち少なくとも1つは、前記拡散領域の中心軸(118b;148b;178b;218b)が、前記ガイド領域の中心軸(118a;148a;178a;218a)に平行であり、且つ、当該ガイド領域の当該中心軸よりも前記燃料噴射弁の中心軸(120;150;180;220)から遠い側に偏心して形成されている、燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記噴孔は、前記拡散領域の出口端に、更に座繰りが形成されている、燃料噴射弁。
  3. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    燃料の噴射方向から見て、前記拡散領域は、円、長円、楕円のいずれかの形状を有する、燃料噴射弁。
  4. 内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔(312;342;412;442)を有する燃料噴射弁であって、
    前記複数の噴孔の各々が、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(314;344;414;444)と、当該ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(316;346;416;446)と、を備える、燃料噴射弁(10)において、
    前記複数の噴孔のうち少なくとも1つは、
    前記拡散領域の中心軸(318b;348b;418b;448b)が前記ガイド領域の中心軸(318a;348a;418a;448a)に平行ではなく、
    前記拡散領域の前記中心軸のうち前記拡散領域内にある部分がなす線分上の点のうち少なくとも一部が、前記ガイド領域の前記中心軸の延長線のうち前記拡散領域内または弁座プレート内にある部分がなす線分上の点のいずれの点よりも、前記燃料噴射弁の中心軸(320;350;420;450)から離れた位置にあるように当該拡散領域が形成されている、燃料噴射弁。
  5. 請求項4に記載の燃料噴射弁において、
    前記噴孔は、前記拡散領域の出口端に、更に座繰りが形成されている、燃料噴射弁。
  6. 内燃機関(1)の燃焼室(22)内に燃料を噴射する複数の噴孔を有する燃料噴射弁であって、燃料を通過させて噴射する燃料量と噴射方向を決定するガイド領域(814)と、当該ガイド領域を通過した燃料を噴霧に変える拡散領域(816)と、を備える噴孔(812)を少なくとも1つ有する燃料噴射弁(10)において、
    前記燃料噴射弁の中心軸(820)を通り前記ガイド領域の出口中心を通過する第1平面(830)に対して垂直で当該ガイド領域の中心軸を含む第2平面(840)で、前記拡散領域を、当該燃料噴射弁の当該中心軸から遠い側の第1領域と当該中心軸から近い側の第2領域とに分割した場合、当該拡散領域の出口端の最浅部を通過して当該拡散領域の底面に平行な第3平面(850)において、当該第1領域の当該第2平面から最も遠い第1最遠点(P)と当該第2平面までの距離(d1)が当該第2領域の当該第2平面から最も遠い第2最遠点(Q)と当該第2平面までの距離(d2)より大きい、あるいは、
    前記第3平面と前記拡散領域の前記底面とで囲まれる領域において、前記第1領域側の容積(V1)が前記第2領域側の容積(V2)より大きい、燃料噴射弁。
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