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JP2014095524A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2014095524A
JP2014095524A JP2012248037A JP2012248037A JP2014095524A JP 2014095524 A JP2014095524 A JP 2014095524A JP 2012248037 A JP2012248037 A JP 2012248037A JP 2012248037 A JP2012248037 A JP 2012248037A JP 2014095524 A JP2014095524 A JP 2014095524A
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flat tube
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Shigeyuki Sasaki
重幸 佐々木
Atsushi Kubota
淳 久保田
Rintaro Minamitani
林太郎 南谷
Masayuki Nonaka
正之 野中
Hiroaki Tsuboe
宏明 坪江
Nagatoshi Ooki
長斗司 大木
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Hitachi Global Life Solutions Inc
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Hitachi Appliances Inc
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Abstract

【課題】熱交換器の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、しかも熱交換器の製造コストも低減できる空気調和機が得る。
【解決手段】空気調和機は、複数のアルミニウム製の扁平管20で構成された熱交換器1を備える。また、熱交換器1を構成する前記複数の扁平管20のうち、重力方向の下方の領域dに配置された扁平管20bを、上方の領域uに配置された扁平管20aよりも耐食性の高い仕様の扁平管で構成する。或いは、風速の大きい所に配置された扁平管を、風速の小さい所に配置された扁平管よりも耐食性の高い仕様の扁平管で構成する。或いは、前記複数の扁平管を重力方向の向きになるように設置し、これら扁平管における下方の部分をその上方の部分よりも耐食性が高くなるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム製の管を用いた熱交換器を備えている空気調和機に関し、特にアルミニウム製の扁平管を用いた熱交換器を有するルームエアコンやパッケージエアコンなどの空気調和機に好適なものである。
なお、この明細書及び特許請求の範囲において、「アルミニウム」の語は、アルミニウム及びその合金を含む意味で用いる。
現在、空気調和機に用いられている熱交換器としては、クロスフィンチューブ型熱交換器が多用されている。このクロスフィンチューブ型熱交換器は、短冊状のアルミニウム製フィンの所定位置に絞り付の穴部を設け、その中に銅製で円形の伝熱管(パイプ状伝熱管)を差込んだ後、この伝熱管を機械的に拡管することで製作されている。
一方、低コスト、価格安定性、小型、軽量化などのため、前記伝熱管を、これまでの銅製の伝熱管に代えて、アルミニウム製の扁平管を用い、この扁平管とフィンとヘッダをロウ付けして製作するパラレルフロー型熱交換器が開発されている。特に、自動車用エアコンでは、燃費向上や居住空間の拡大のため、小型、軽量化できるアルミニウム製の熱交換器が採用されてきている。
アルミニウムは、一般には表面に酸化被膜のアルマイト層が自然に形成されることで、鉄などと比べて耐食性は高い。しかし、塩素など酸化被膜に影響を及ぼす物質が存在すると耐食性が劣る性質があり、この場合、熱交換器を構成する前記扁平管の肉厚方向に深く浸食する孔食が発生する可能性がある。前記扁平管に孔食が発生すると、該扁平管に貫通穴を空けて、内部の高圧の冷媒を漏洩させてしまう恐れがある。
空気調和機は、海岸近くの大気中に塩分の多い地域や、高温高湿の地帯などで使用されることも多い。この場合、特に、空気調和機を構成する室外ユニット用の熱交換器は、大気中に塩分の多い場所や高温高湿の場所などの腐食の上では厳しい屋外条件の場所に設置されることになる。
また、現在の空気調和機には、フロン系冷媒が用いられている。例えば、フロンR410Aは、ルームエアコンに多く用いられているが、地球温暖化係数(GWP)が約2000と比較的高い。そのため、熱交換器の不具合による冷媒漏れは、エアコン動作の不具合のみでなく、環境問題にも影響を及ぼす。
このため、空気調和機の熱交換器がアルミニウムで製作される場合、冷媒漏れを防止するため、設定する空気調和機の耐用年数の間、高い腐食防止性(耐食性)、特に孔食を防止することが求められる。
アルミニウム製熱交換器の塩害に対する耐食性向上策として、扁平管に対しては、その表面への亜鉛溶射、円管に対しては、多層アルミクラッド管等、アルミニウム芯材の表面に犠牲陽極層を付加する技術がある。
これは、アルミニウム芯材の表面に、該芯材よりも電位の卑な材料の層を設けることで犠牲陽極層とし、孔食の進行を犠牲陽極層のみとして、アルミニウム芯材が腐食されないようにするものである。
アルミニウム芯材の表面に犠牲陽極層を設ける公知技術としては、特開平4−15496号公報(特許文献1)や特開2009−145020号公報(特許文献2)に記載されたものなどがある。
上記特許文献1のものには、アルミニウム製扁平管の表面に犠牲陽極層を設けるための亜鉛溶射技術が開示されている。
また、上記特許文献2には、個々のアルミニウム製扁平管の幅方向における前面側端縁から幅全体に対して所定の位置まで亜鉛溶射を施す発明が開示されている。この特許文献2のものは、自動車用の空気調和機の熱交換器を対象としており、自動車の進行方向の前方となる前記扁平管の前面側領域に亜鉛溶射を施すことで、耐食性を向上させている。また、前記扁平管の背面側には亜鉛溶射をしないか前面側より薄い亜鉛溶射とすることで、管璧の厚さを薄くし、扁平管の軽量化を図っている。
特開平4−15496号公報 特開2009−145020号公報
上記特許文献1のものには、アルミニウム製扁平管の表面に犠牲陽極層を設けるための亜鉛溶射技術が開示されているだけであり、このような同じ耐食仕様の扁平管を多数組合せて熱交換器を構成する場合、一部の扁平管の腐食進行が速いと、それによって熱交換器の寿命が決定されてしまい、熱交換器の寿命が短くなる課題がある。
また、扁平管の寿命を長くするため、熱交換器を構成する全ての扁平管に耐食性が高い仕様のものを採用すると、熱交換器の製造コストが増加する課題があった。
上記特許文献2のものでは、自動車の進行方向の前方となる前記扁平管の前面側領域に亜鉛溶射を施して耐食性を向上させているが、熱交換器を構成する全ての扁平管に同じ耐食仕様のものを採用するものであり、上記特許文献1に記載のものと同様の課題がある。
本発明の目的は、熱交換器の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、しかも熱交換器の製造コストも低減できる空気調和機を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、前記熱交換器を構成する前記複数の管のうち、重力方向の下方に配置された管を、上方に配置された管よりも耐食性が高い仕様の管で構成していることを特徴とする。
本発明の他の特徴は、複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、前記熱交換器を構成する前記複数の管のうち、風速の大きい所に配置された管を、風速の小さい所に配置された管よりも耐食性が高い仕様の管で構成していることにある。
本発明の更に他の特徴は、複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、前記熱交換器を構成する前記複数の管はそれぞれ重力方向の向きになるように設置され、前記管における下方の部分をその上方の部分よりも、耐食性が高くなるように構成していることにある。
本発明によれば、熱交換器の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、しかも熱交換器の製造コストも低減できる空気調和機が得られる効果がある。
本発明の空気調和機の実施例1に使用される熱交換器を示す正面図。 図1に示す熱交換器に使用される扁平管の形状を説明する断面図。 空気調和機の室外ユニットにおける室外熱交換器での空気の風速分布と、フィールド試験における塩素イオン抽出箇所を説明する室外ユニットの概略斜視図。 図1に示す熱交換器に使用されるフィン形状を説明する図で、短冊状ストレートフィンを採用した場合の熱交換器の正面図(A)と、この(A)図のa−a矢視図(B)。 図1に示す熱交換器に使用される他のフィン形状を説明する図で、コルゲート状フィンを採用した場合の熱交換器の正面図(A)と、この(A)図のb−b矢視図(B)。 本発明の空気調和機に使用される熱交換器を、ルームエアコンの室内機に採用した場合の例を説明する概略側断面図。 本発明の空気調和機に使用される熱交換器を、パッケージエアコンの室内機に採用した場合の例を説明する概略斜視図。 本発明の空気調和機の実施例2の熱交換器に使用される扁平管を示す断面図。 本発明の空気調和機の実施例3に使用される熱交換器を示す正面図。 本発明の空気調和機の実施例4に使用される熱交換器を示す斜視図。 図10に示す上部の扁平管20eと下部の扁平管20fの構成を説明する断面図。 本発明の空気調和機の実施例5に使用される熱交換器を示す正面図。
以下、本発明の空気調和機の具体的実施例を、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
本発明の空気調和機の実施例1を図1〜図4を用いて説明する。図1は本発明の空気調和機の実施例1に使用される熱交換器を示す正面図、図2は図1に示す熱交換器に使用される扁平管の形状を説明する断面図、図3は空気調和機の室外ユニットにおける室外熱交換器での空気の風速分布と、フィールド試験における塩素イオン抽出箇所を説明する室外ユニットの概略斜視図。図4は本実施例1に使用される熱交換器におけるフィン形状を説明する図である。
図1は、アルミニウム製の熱交換器を通風方向の前面部分から見た正面面で、熱交換器1は、平行で且つ垂直方向に設置された左右一対で中空の2つの冷媒ヘッダ10,11(何れもアルミニウム製)と、前記冷媒ヘッダ10と11の間に設けられ、これらの冷媒ヘッダ10,11を連通させるように接続された複数の扁平管20(何れもアルミニウム製)により構成されている。複数の前記扁平管20はそれぞれ上下方向(重力方向)に積層され、それぞれの扁平管20は水平方向に設置されている。また、隣り合う前記扁平管20の間には所定の間隙(間隔)でアルミニウム製のフィン30が多数設けられている。前記冷媒ヘッダ10,11と、前記扁平管20と、前記フィン30は一括して組み立てられた状態で炉に入れられ、ロウ付けされて一体化されている。
図1の熱交換器1を凝縮器として作用させる場合は、冷凍サイクル(図示せず)の冷媒ガス配管12からガス状の冷媒が前記冷媒ヘッダ10内に流入する。扁平管20内で空気との熱交換で順次凝縮し、最終的に液化して冷媒ヘッダ11に接続した冷凍サイクルの冷媒液配管13へ流出する。
熱交換器1を蒸発器として作用させる場合は、逆に冷媒液配管13から膨張弁通過後の低かわき度の気液二相冷媒が流入し、扁平管2内で順次蒸発してガス状になった冷媒が前記冷媒ヘッダ10から冷媒ガス配管12へ流出する。
前記フィン30間に空気を流動させ、前記冷媒ヘッダ10,11に冷媒を供給して前記扁平管20内の流路に冷媒を流すことで、前記空気と冷媒との間で熱交換させることができる。
図2は図1に示す熱交換器1に使用されている扁平管20の断面形状を説明する図で、図2の(A)に示す扁平管20aは、図1のuで示す上方或いは比較的上方の領域に配置された扁平管であり、図2の(B)に示す扁平管20bは、図1のdで示す重力方向(上下方向)の下方の領域に配置されている扁平管を示している。
各扁平管20(20a,20b)は、図2(A)(B)の断面図に示すように、それぞれ複数の仕切られた空間があり、これらの空間が各扁平管20の長手方向に連通していて、冷媒流路21a,21bとなっている。
また、各扁平管20a,20bの表面には、犠牲陽極層22a,22bが設けられている。この犠牲陽極層22a,22bは、冷媒流路(空間)21a,21b部分を形成しているアルミニウム芯材23a,23bよりも電位が卑な金属で形成して、犠牲防食の効果が得られるようにしている。即ち、前記アルミニウム製の扁平管20は、通常押し出し成形で製造されるが、この押し出し成形後のアルミニウム製扁平管の表面に、亜鉛溶射し、前述したロウ付け時の熱で拡散させて亜鉛溶射の拡散層を形成する。或いは、前記扁平管20に、別のアルミニウム層を後付したアルミクラッド層により形成するようにしても良い。
図2では前記冷媒流路(空間)21a,21bの断面形状を矩形で構成した例を示したが、この冷媒流路は三角形や円形にしても良い。
図1に示す熱交換器1の重力方向の上方の領域uに配置される前記扁平管20aと、下方の領域dに配置される前記扁平管20bとは、図2(A)(B)に示すように、それらの厚さH1,H2はほぼ同じ(H1=H2)に構成されている。また、下方の領域dに配置されている前記扁平管20bの犠牲陽極層22bを含むアルミニウムの肉厚tw2は、上方の領域uに配置されている扁平管20aの犠牲陽極層22aを含むアルミニウムの肉厚tw1よりも大きく構成されている。このため、冷媒流路21aの高さの方が冷媒流路21bよりも高く(hc1>hc2)なっている。また、前記犠牲陽極層22a,22bの厚さは、下方の領域dに配置されている扁平管20bの厚さte2の方が、上方の領域uに配置されている扁平管20aの厚さte1よりも厚く(te2>te1)構成されている。
このように、本実施例では、一つのアルミニウム製の熱交換器が、耐食仕様(特に塩害耐食仕様)の異なる少なくとも二種類以上の扁平管20a,20bで構成されている。
なお、耐食仕様の異なる前記扁平管20a,20bは、前記犠牲陽極層22a,22bの厚さを変える代わりに、アルミニウム芯材23a,23bの厚さを変えるようにしても良く、更に、前記犠牲陽極層22a,22bの厚さと、前記アルミニウム芯材23a,23bの厚さの両方を変えるようにしても良い。
次に、ルームエアコンの室外ユニットを用いた実験結果を図3により説明する。この図3は、ルームエアコンの室外ユニット40を示しており、この室外ユニット40にアルミニウム製の熱交換器1を用いて、実際の腐食に関してのフィールドモニタ試験を実施した。このフィールドモニタ試験は、日本国内で塩害が比較的多く、高温高湿と考える沖縄において、数年間、住宅のベランダに室外ユニット40を設置して行った。この実験に使用した室外ユニットは、図3に示すように、L字状の熱交換器1を搭載したものを用いた。
なお、前記室外ユニット40の中には、熱交換器1の他に、冷凍サイクルを構成する圧縮機50や軸流ファン(プロペラファン)で構成された送風ファン60等も収められている。
このような室外ユニット40における風速分布の概略を図3の曲線14a,14bに示す。曲線14aは熱交換器1出口における左右方向(水平方向、x軸方向)の風速分布を示し、曲線14bは上下方向(重力方向、y軸方向)の風速分布を示している。これらの曲線14a,14bに示すように、熱交換器1に吸い込まれる空気の風速分布は、搭載されている軸流ファン(送風ファン60)の影響が大きく、軸流ファンの中央部付近の風速が高くなっている。
次に、このフィールドモニタ試験の結果について説明する。
フィールドモニタ期間終了後、熱交換器1のアルミニウム製のフィン30表面から塩素イオンを抽出した。この塩素イオンの抽出は、アルミニウム製の前記フィン30を切出した試料と、純水を容器に入れ、超音波で加振することで抽出した。また、この抽出した塩素イオンをイオンクロマトグラフィーで測定した。塩素イオンを抽出した熱交換器1の部位は、図3に示すA〜Iの9箇所の部位である。
熱交換器1における上記9箇所の塩素イオン濃度の測定結果を表1に示す。この表1の数値は、塩素イオンを測定した上記9箇所中の最大値(場所:F)を母数として無次元化して示している。
Figure 2014095524
この表1の結果から、熱交換器1の上下方向の最下部(下方の領域)が最も高い塩素イオン濃度となっていることがわかる。また、熱交換器の左右方向ではファンの中央部の領域が高い塩素イオン濃度となっていることがわかる。
この表1に示す実験結果から、熱交換器1の風速の大きいところ程、空気中の塩素がアルミニウム製のフィン30に多く付着していることがわかる。また、フィン表面に付着した塩素は、フィン表面で凝縮した水分と合わさり、重力作用によって流下し、水分は蒸発することを繰り返す。このようにして、熱交換器1の最下部に塩素が堆積、濃縮することで、熱交換器1の上下方向の最下部が最も高い塩素イオン濃度になったものと考えられる。
熱交換器1のフィン30表面に堆積した塩素は、凝縮水や雨水等により水分を含んだ場合、扁平管20の孔食が促進される。本フィールドモニタ試験結果においても、熱交換器1の最下部のアルミニウム部分の孔食が特に著しい結果であった。
この実験結果から、本実施例1では、塩素が多く付着して孔食が進行し易い部分は、熱交換器1の上下方向の下方位置F,C,Iの位置であることがわかる。従って、熱交換器1の下方の領域dに配置されている扁平管20を、図2(B)に示す耐食仕様の高い、即ち耐食性が高い仕様の扁平管20bで構成する。また、熱交換器1の上方の領域uに配置される扁平管20については、塩素の付着量が比較的少ないので、図2の(B)に示す伝熱管20bよりは耐食性が相対的に低い仕様となるが冷媒流路断面積の大きい図2の(A)に示す耐食仕様が相対的に低い扁平管20aで構成する。
このように構成することにより、熱交換器1の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、しかも上方の扁平管20については耐食性が相対的に低い仕様となる扁平管20aを用いるので、熱交換器1の製造コストも低減できる。
また、熱交換器1の風速が大きくなる、上下方向の中央付近及び左右方向の中央付近にも塩素は多く付着し易く、孔食が進行し易い部分となっている。従って、この風速の大きい領域に配置される扁平管20についても、風速が小さい領域に配置された扁平管20よりも耐食性が高い仕様の扁平管20bで構成することが好ましい。即ち、図3で説明すれば、E,Hに対応する部分に設置される扁平管20についても耐食性が高い仕様の扁平管20bを採用すると良い。また、同じ高さ位置の扁平管20であれば、熱交換器1の左右方向中央付近が塩素の付着量が多く、両側部分は比較的塩素の付着量が少ないので、前記犠牲陽極層22a,22bの厚さを扁平管20の中央付近で厚く、左右両側では薄くなるようにしても良い。
図1に示す熱交換器1に使用されているフィン30の構成を図4により詳細に説明する。図4における(A)は短冊状のストレートフィン30を採用した熱交換器1の正面図(A)で、(B)は(A)図のa−a矢視図である。
前記フィン30は、アルミニウム製の短冊状ストレートフィンで構成され、このフィン30には、(B)図に示すように、矩形のプレート状の素材に、前記扁平管20を挟み込むように挿入するためのスリット部30aと、このスリット部30a間に形成され熱交換性能を向上させるための凹凸部30bが設けられている。そして、このフィン30は所定間隔を隔てて多数積層されるように並設され、これら多数のフィン30の前記スリット部30aに、複数の前記扁平管20を挿入して構成されている。
なお、前記フィン30は、耐腐食性、耐着霜性、水切り性等を考慮して、その構造や形状を決定する。例えば、フィン30に対しても耐腐食性を向上させるために扁平管20と同様に犠牲陽極層を設けたり、フィン30で凝縮した凝縮水がスムーズに下方に流れるように構成する。
本実施例では、上記フィン30を短冊状ストレートフィンで構成している例で説明したが、このフィン30は短冊状ストレートフィンに限られるものではなく、図5に示すようなコルゲート状フィンで31で構成しても良い。
即ち、図5は、図1に示す熱交換器1に使用される他のフィン形状を説明する図で、コルゲート状フィンを採用した場合の熱交換器の正面図(A)と、この(A)図のb−b矢視図である。この図5に示す例では、薄いアルミニウム板を波板状(コルゲート状)に折り曲げたフィン31を扁平管20の間に挿入配置して、ロウ付けして構成されている。また、このコルゲート状フィン31は(B)図に示すように、微細なスリット31aが形成されており、熱交換性能を向上させている。
このように、本実施例において、熱交換器1を構成するフィンについては、図4に示す短冊状ストレートフィンや図5に示すコルゲート状フィンなど種々のフィン形状のものを採用することが可能である。なお、上記図4及び図5では、図1に示す冷媒ヘッダ10,11については省略して図示している。
上述した熱交換器1は、図3に示したような空気調和機の室外ユニットの熱交換器に採用することで特に効果が大きいが、室外ユニットには限られず、空気調和機の室内機の熱交換器としても適用することができる。次に、室内機への適用例を図6及び図7により説明する。
図6は本発明の空気調和機に使用される熱交換器を、ルームエアコンの室内機に採用した場合の例を説明する概略側断面図である。
図6において、1がルームエアコンの室内機70に設置された熱交換器(室内熱交換器)で、この熱交換器1は伝熱面積を大きくとるため貫流ファン61を包み込むように構成されてケース15内に設置されている。このケース15の背面下部15aには、前記熱交換器1で凝縮した凝縮水を受けるドレンパン部15aaと、吹出口16を形成するための吹出口形成部15abが設けられている。前記ケースの前面下部15bにもドレンパン部15baと吹出口形成部15bbが設けられている。また、ケース15の前面上部には前面パネル15cが設けられ、この前面パネル15cは開閉可能に構成され、運転時には開いて吸込口17を形成するように構成されている。61は貫流ファンで構成された送風ファンで、この送風ファン61によって、室内空気を上部と前部の吸込口17から矢印18で示すように吸い込み、前記熱交換器1を通過させ、熱交換器1内を流れる冷媒と熱交換させた後、矢印19で示すように、前記吹出口16から冷風或いは温風などを室内に吹き出すように構成されている。71は前記吹出口16に設けられた風向ルーバで、この風向ルーバ71により室内への吹出し方向を調整できるようになっている。
このような貫流ファン61を用いた室内機の場合でも、熱交換器1を通過する空気の風速分布は生じるので、風速が速くなる部分に配置されている扁平管20については、上記図2(B)に示す耐食性が高い仕様の扁平管20bを採用する。また、前記ドレンパン15aaや15baに近い部分、特に前記ドレンパン15baに近い熱交換器1の下方の部分には、熱交換器1の上部に付着した塩素が凝縮水と共に下方に流されて、下方に設置された扁平管20やフィン30の下方部分に溜まり易い。従って、下方領域の扁平管20にも、耐食性が高い仕様の扁平管20bを採用する。その他の部分(領域)に配置される扁平管20には上記図2の(A)に示す耐食性が相対的に低い仕様の扁平管20aを採用する。
これにより、孔食の発生を抑制して熱交換器1の寿命を長くし、且つ製造コストも低減できる空気調和機を得ることができる。
図7は本発明の空気調和機に使用される熱交換器を、パッケージエアコンの室内機に採用した場合の例を説明する概略斜視図である。
図7に示すパッケージエアコンの室内機80は、熱交換器1が矩形状に構成され、この矩形状の熱交換器1の内側に設置されたターボファン(送風ファン)62が回転されると、室内の空気は下方から矢印81で示すように前記ターボファン62に吸い込まれ、そのターボファン62の径方向に吹き出されて、前記熱交換器1の四辺を通過し、矢印82で示すように四方向に吹き出される。
この図7では室内機80の筐体、ドレンパン、吸込口、吹出口などを省略しているが、前記矢印82で示すように吹出された冷風或いは温風などは、室内機80の四方向に設けられている吹出口から室内に吹き出されるように構成されている。
このような室内機80の場合でも、熱交換器1を通過する空気の風速分布は生じるので、風速が速くなる部分に配置されている扁平管20については、上記図2(B)に示す耐食性が高い仕様の扁平管20bを採用する。例えば、熱交換器1の四辺に配置されている各部分の中央付近の風速が高くなり易いので、この部分、即ち、上下方向の中央部付近に配置される扁平管20については耐食性が高い仕様の前記扁平管20bを採用する。
また、図示していないドレンパンに近い部分、即ち、熱交換器1の下方の領域に配置された扁平管20やフィン30には、熱交換器1の上部に付着した塩素が凝縮水と共に下方に流されて溜まり易い。従って、下方の領域の扁平管20にも、耐食性が高い仕様の扁平管20bを採用する。
その他の部分に配置される扁平管20には上記図2の(A)に示す耐食性が相対的に低い使用の扁平管20aを採用する。これにより、パッケージエアコンの室内機の場合であっても、孔食の発生を抑制して熱交換器1の寿命を長くし、且つ製造コストも低減することができる。
本発明の空気調和機の実施例2を図8により説明する。図8は本実施例2の熱交換器に使用される扁平管を示す断面図で、(A)に示す扁平管20cは耐食性が相対的に低い仕様のもので、例えば図1で説明した熱交換器1の上方の領域uの扁平管20など、塩素付着量が相対的に少ない部分などに使用される扁平管である。(B)に示す扁平管20dは耐食性が高い仕様のもので、例えば図1で説明した熱交換器1の下方の領域dの扁平管20など、塩素付着量が多い部分などに使用される扁平管である。
本実施例2における扁平管20c,20dは、上記実施例1の図2に示す扁平管20(20a,20b)とは基本構造及び材質は同じである。即ち、図8において、21c,21dは冷媒流路(空間)、22c,22dは犠牲陽極層、23c,23dはアルミニウム芯材である。
本実施例の扁平管が上記図2に示す扁平管と異なる点は、耐食性が高い仕様の扁平管20dの厚さH4を、耐食性が相対的に低い仕様の扁平管20cの厚さH3よりも大きくしていることである。これにより、前記扁平管20dの犠牲陽極層22dを含むアルミニウムの肉厚tw4を、前記扁平管20cの犠牲陽極層22cを含むアルミニウムの肉厚tw3よりも大きく構成する(tw4>tw3)ことができる。従って、犠牲陽極層22d及びアルミニウム芯材23dの厚さを大きくして、容易に耐食性の高い仕様の扁平管20dを製作することができる。しかも、前記両扁平管20c,20dの冷媒流路21c,21dの高さも等しく構成する(hc3=hc4)ことができる。なお、te3,te4は前記犠牲陽極層22c,22dの厚さである。
このように、本実施例2に示す扁平管20c,20dを使用することによっても、一つのアルミニウム製の熱交換器を、耐食仕様の異なる2種類以上の扁平管で構成することができる。なお、図8では、耐食仕様の異なる扁平管を2種類示しているが、耐食仕様の異なる扁平管を3種類以上にすることも容易に可能である。
また、耐食仕様の異なる前記扁平管20c,20dは、前記犠牲陽極層22c,22dの厚さ及びアルミニウム芯材23c,23dの厚さの両方を扁平管20cのものより厚くなるように構成した例を示したが、前記犠牲陽極層22c,22dとアルミニウム芯材23c,23dの何れか一方のみを扁平管20cのものより厚く構成するようにしても良い。
この図8に示すように、耐食仕様の異なる2種類以上の扁平管を用意し、例えば前記表1に示す塩素が多く付着して孔食が発生し易い部分(熱交換器下部など)に位置する扁平管には耐食性が高い仕様の上記扁平管20dを使用する。また、塩素の付着が比較的少ない部分に位置する扁平管には耐食性が相対的に低い仕様の上記扁平管20cを使用する。このように構成することで、熱交換器1の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができると共に、製造コストも低減できる。また、本実施例2によれば何れの扁平管20c,20dを用いても冷媒流路21c,21dの面積を同じにできるから、熱交換器1のどの部分に設置された扁平管20でも同じ冷媒流量を流すことが可能になる。
なお、他の構成は実施例1と同様である。
本発明の空気調和機の実施例3を図9により説明する。図9は本実施例3の空気調和機に使用される熱交換器を示す正面図である。
この実施例3に使用される熱交換器は、その上下に冷媒ヘッダ10,11が設けられ、これらの冷媒ヘッダ10,11を接続するように複数の扁平管20がそれぞれ上下方向に設置されている。このような熱交換器1は、フィン30面の凝縮水の水切り性が良く、凝縮水が下方に流れ易いので、凝縮水がフィン30間に溜まり難い。また、冷媒ヘッダ10,11からの冷媒の分配性能も良いので、高い熱交換性能が得られる熱交換器である。
このようなタイプの熱交換器1であっても、上記実施例1と同様に、熱交換器1の下部の領域dの部分には塩素の付着量が多くなる。このため、各扁平管20の下部の部分がその上部の部分よりも腐食が進行し易くなる。
そこで、本実施例3の場合には、熱交換器1の下部領域dに対応する各扁平管20の下部の部分の表面に、浸漬等により亜鉛を厚めに塗布し、その後のロウ付け時における加熱によって塗布した前記亜鉛を拡散させて犠牲陽極層を作る。このように構成することによって、各扁平管20の下部の耐食性をその上部よりも高くできるから、熱交換器1の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができる。また、亜鉛の塗布量を多くするのは扁平管20の下部だけであるから、製造コストも低減できる。
このように、本発明は、上下に冷媒ヘッダ10,11が設けられ、扁平管20が上下方向に設置されている熱交換器1に対しても適用できるものである。
なお、他の構成は実施例1と同様である。
本発明の空気調和機の実施例4を図10及び図11により説明する。図10は本実施例4に使用される熱交換器を示す斜視図、図11は図10に示す上部の扁平管20eと下部の扁平管20fの構成を説明する断面図である。
本実施例4は、図3に示したような、ルームエアコンなどの室外ユニットに使用されているL字状の熱交換器1に、本発明を適用する場合のより好ましい例である。
上記実施例1と同様に、塩素の付着量がより多くなる下部の扁平管20には、図11(B)に示す耐食性が高い仕様の扁平管20fを用い、塩素の付着量が相対的に少なくなる上部の扁平管20には、図11(A)に示す耐食性が相対的に低い仕様の扁平管20eを設けている。
即ち、図2に示す実施例1と同様に、下方の領域に配置されている前記扁平管20fの犠牲陽極層22fを含むアルミニウムの肉厚tw2は、上方の領域に配置されている扁平管20eの犠牲陽極層22eを含むアルミニウムの肉厚tw1よりも大きく構成されている。また、冷媒流路の高さも、前記扁平管20eの冷媒流路21eの高さの方が、前記扁平管20fの冷媒流路21fよりも高くなっている。前記犠牲陽極層22e,22fの厚さは、下方の領域に配置されている扁平管20fの厚さの方が、上方の領域に配置されている扁平管20eの厚さよりも厚く構成されている。
このように、各扁平管20e,20fの厚さ方向の構成については上記実施例1の場合と同様である。本実施例4が上記実施例1と異なるのは扁平管の幅方向におけるアルミニウム芯材23e,23fの厚さである。室外ユニットのL字状の熱交換器1は、L字状に曲げられる円弧部分の外周部が、その曲げ加工時の伸びにより肉厚が薄くなる。肉厚が薄いと孔食に対する腐食寿命が短くなる。そこで、本実施例では、扁平管20e,20f共に、外周側の肉厚tw5,tw7を、それらの内周側の肉厚tw6,tw8よりも厚くなるように構成している。このような構成とすることにより、L字状に曲げられた熱交換器1においても耐食性を向上させることができる。
なお、他の構成は実施例1と同様である。
本発明の空気調和機の実施例5を図12により説明する。図12は本発明の空気調和機の実施例5に使用される熱交換器を示す正面図である。
この実施例5は、上記実施例1の図2に示した扁平管20a,20bのより好ましい適用形態に関するものである。上記実施例1における図1に示す熱交換器1は、一方の冷媒ヘッダ10から他方の冷媒ヘッダ11へ冷媒が流れる熱交換器である。これに対し、本実施例5の熱交換器1は、一方の冷媒ヘッダ10から他方の冷媒ヘッダ11に冷媒が1往復半の長さを流動する熱交換器1であり、このような流動形態の熱交換器に本発明を適用する好ましい例について説明する。
図12に示す熱交換器1は空気調和機の室外ユニットに設置されている室外熱交換器である場合について説明する。このような熱交換器において、空気調和機の冷房運転時には冷媒の凝縮作用が行われる。即ち、圧縮機からの高温高圧のガス冷媒は冷媒ヘッダ(ガスヘッダ)10に流入し、ここから図12に示すuの領域の扁平管20を通り、反対側に設けられた中間ヘッダ100に流入する。この中間ヘッダ100内を下方に流れた後、mの領域の扁平管20を流れて、反対側の中間ヘッダ101に流入する。この中間ヘッダ101から更にdの領域の扁平管20を通って、冷媒ヘッダ(液ヘッダ)11に到達し、熱交換器1外に流出する。
熱交換器1に流入したガス冷媒は、上記uの領域の扁平管20及び上記mの領域の扁平管20を通過する間に、室外空気と熱交換して、冷媒が飽和し、気液二相状態となり、次第に冷媒液の割合が増えていく。そして、領域dの扁平管20を通過する冷媒は液体の単相流状態となって流動する。
そこで、本実施例5では、冷媒ガス或いは冷媒ガスの割合が多い気液二相状態の冷媒が流動する部分(領域uなど)の扁平管20に対しては、図2(A)に示す扁平管20aを使用する。また、液体の単相流状態或いは冷媒液の多い気液二相状態の冷媒が流動する部分(領域dなど)の扁平管20に対しては、図2(B)に示す扁平管20bを使用する。なお、耐食仕様の異なる3種の扁平管を用意して、領域mには中間的な耐食仕様の扁平管を使用するようにしても良い。
このように構成することにより、液冷媒の単相流が流れる部分には冷媒流路断面積の小さい前記扁平管20bを配置しているので、この扁平管20bを流れる液冷媒の流速を高めることができる。液冷媒単相流の熱伝達率は比較的小さいが、その流速を高められることで、単相流熱伝達率を高めることができる。
なお、暖房運転が行われる場合には、前記室外熱交換器では冷媒の蒸発作用が行われる。この暖房運転時には、気液二相の冷媒が冷媒ヘッダ11に流入し、その後前記領域dに設置されている扁平管20b内を流れる。この扁平管20bの冷媒流路断面積は小さいが、ここを流れる冷媒の乾き度は小さく、液冷媒の割合が多いので、圧力損失の増大は抑えられる。次に、冷媒は中間ヘッダ101、前記領域mに設置された扁平管、中間ヘッダ100を通る間に次第にガス冷媒の割合が増加し、前記領域uに設置されている扁平管20aを通過するときにはガス冷媒となる。しかし、扁平管20aの冷媒流路断面積は大きいため、この部分においても圧力損失の増大を抑えることができる。その後、ガス冷媒は冷媒ヘッダ10から冷媒ガス配管を通って、圧縮機に吸入される。
このように、本実施例5では、熱交換器1の下方の領域dに、冷媒流路断面積は小さいが耐食仕様の高い扁平管20bを配置し、前記熱交換器1の上方の領域uには、耐食性は相対的に低いが冷媒流路断面積の大きい扁平管20aを配置することで、前記実施例1と同様に、熱交換器1の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、製造コストも低減できる。更に、本実施例5では、液冷媒の単相流が流れる部分には冷媒流路断面積の小さい前記扁平管20bを配置しているので、液冷媒単相流の流速を高めて、熱伝達率を向上できる効果も得られる。
以上説明した本発明の各実施例によれば、熱交換器を構成する全ての部分を耐食性が高い仕様の扁平管で構成するのではなく、空気調和機の熱交換器における塩素の付着量、堆積量の大きな領域の扁平管を、耐食性の高い仕様としているので、孔食の発生を抑制して熱交換器の寿命を延ばして信頼性を向上できると共に、コスト上昇も抑えた空気調和機を得ることができる。
このように、本実施例によれば、熱交換器の耐食性を向上させてその寿命を延ばすことができ、しかも熱交換器の製造コストも低減できる空気調和機が得られる効果がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記実施例では、複数のアルミニウム製の扁平管で熱交換器を構成しているもので説明したが、前記扁平管により構成されるものには限定されず、アルミニウム製の円形の管であっても同様に適用できるものである。
また、上記した実施例は本発明で分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
1:熱交換器、10,11:冷媒ヘッダ、12:冷媒ガス配管、13:冷媒液配管、
15:ケース(15a:背面部、15b:前面下部、15c:前面パネル)、
16:吹出口、17:吸込口、
20,20a,20b,20c,20e,20f:扁平管、
21a,21b,21c,21d,21e,21f:冷媒流路(空間)、
22a,22b,22c,22d,22e,22f:犠牲陽極層
23a,23b,23c,23d,23e,23f:アルミニウム芯材、
30:フィン(短冊状フィン)、30a:スリット部、30b:凹凸部、
31:フィン(コルゲート状フィン)、31a:微細なスリット、
40:室外ユニット、50:圧縮機
60〜62:送風ファン(60:プロペラファン、61:貫流ファン、62:ターボファン)、
70:ルームエアコン用の室内機、71:風向ルーバ、
80:パッケージエアコン用の室内機、
100,101:中間ヘッダ。

Claims (10)

  1. 複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、
    前記熱交換器を構成する前記複数の管のうち、重力方向の下方に配置された管を、上方に配置された管よりも耐食性が高い仕様の管で構成していることを特徴とする空気調和機。
  2. 複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、
    前記熱交換器を構成する前記複数の管のうち、風速の大きい所に配置された管を、風速の小さい所に配置された管よりも耐食性が高い仕様の管で構成していることを特徴とする空気調和機。
  3. 複数のアルミニウム製の管で構成された熱交換器を備える空気調和機であって、
    前記熱交換器を構成する前記複数の管はそれぞれ重力方向の向きになるように設置され、前記管における下方の部分をその上方の部分よりも、耐食性が高くなるように構成していることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1または2に記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    前記耐食性の高い仕様の管(扁平管)は、他の管(扁平管)よりも厚さの大きい犠牲陽極層が設けられていることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4に記載の空気調和機であって、
    前記犠牲陽極層は、亜鉛溶射の拡散層か、アルミクラッド層により構成されていることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1または2に記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    前記耐食性の高い仕様の管(扁平管)は、他の管(扁平管)よりも大きい肉厚の扁平管で構成されていることを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項3に記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    この扁平管における下方の部分はその上方の部分よりも、厚さの大きい犠牲陽極層が設けられていることを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項1〜3の何れかに記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    前記熱交換器は、前記扁平管と、この扁平管の間に設置されたアルミニウム製のフィンと、前記扁平管の両側に設けられた冷媒ヘッダをロウ付けにより一体に構成し、前記アルミニウム製のフィン間に空気を流動させ、前記冷媒ヘッダに冷媒を供給して前記扁平管内の流路に冷媒を流すことで、前記空気と冷媒との間で熱交換させるものであることを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項1または2に記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    この扁平管はL字状に曲げられた形状に構成され、該扁平管の曲げられた円弧部分の外周側は、その内周側よりも扁平管の肉厚が大きくなるように構成されていることを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項1または2に記載の空気調和機であって、
    前記アルミニウム製の管はアルミニウム製の扁平管であり、
    前記熱交換器内の冷媒の凝縮作用の際に、凝縮液となる単相流部分が流れる扁平管の冷媒流路断面積を、冷媒ガスが流れる部分の扁平管の冷媒流路断面積よりも小さく構成していることを特徴とする空気調和機。
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