JP2014094705A - コンソールボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】リッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるコンソールボックスを提供する。
【解決手段】コンソールボックスには、開口部を有する収納部11を備えたボックス本体10と、ヒンジ部を構成するレール固定部材40を中心に回動して収納部11の開口部を開閉するリッド20とが設けられている。そして、リッド20をスライド移動させるスライドレール50をレール固定部材40に設けた。
【選択図】図5
【解決手段】コンソールボックスには、開口部を有する収納部11を備えたボックス本体10と、ヒンジ部を構成するレール固定部材40を中心に回動して収納部11の開口部を開閉するリッド20とが設けられている。そして、リッド20をスライド移動させるスライドレール50をレール固定部材40に設けた。
【選択図】図5
Description
本発明は、コンソールボックスに関するものである。
自動車のセンターコンソールには、開閉可能なリッドを備えたコンソールボックスを設けることがある。
こうしたコンソールボックスの利便性などを高めるために、例えば特許文献1〜3に記載のコンソールボックスでは、リッドを車両後方にスライド移動させた後、回動させることにより、当該リッドが開くようになっている。また、特許文献4に記載のコンソールボックスでは、リッドが車両後方にスライドしたり、左右のどちらからでもリッドを開くことができるようになっている。
こうしたコンソールボックスの利便性などを高めるために、例えば特許文献1〜3に記載のコンソールボックスでは、リッドを車両後方にスライド移動させた後、回動させることにより、当該リッドが開くようになっている。また、特許文献4に記載のコンソールボックスでは、リッドが車両後方にスライドしたり、左右のどちらからでもリッドを開くことができるようになっている。
従来のコンソールボックスのように、リッドをスライド移動させるためにはスライドレールを設ける必要がある。
ここで、リッドにスライドレールを設けると、リッドの重量が増大するため、リッドの開閉に必要な操作力が大きくなってしまい、例えばリッドの操作性などが悪化するおそれがある。
ここで、リッドにスライドレールを設けると、リッドの重量が増大するため、リッドの開閉に必要な操作力が大きくなってしまい、例えばリッドの操作性などが悪化するおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リッドの開閉に必要な操作力を抑えることのできるコンソールボックスを提供することにある。
上記課題を解決するコンソールボックスは、開口部を有する収納部を備えたボックス本体と、ヒンジ部を中心に回動して前記開口部を開閉するリッドとを備えるコンソールボックスであって、リッドをスライド移動させるスライドレールをヒンジ部に設けるようにしている。
同構成では、ヒンジ部を中心にリッドを回動させることにより、ボックス本体の開口部が開閉される。ここで、リッドをスライド移動させるスライドレールがヒンジ部に設けられているため、比較的重量のあるスライドレールはリッドの回動中心に近い位置に設けられることになる。従って、ヒンジ部を中心にしてリッドを回動させるときにおいて、リッドに作用するモーメントは、リッドの回動中心から遠い位置にスライドレールを設ける場合と比較して小さくなり、これによりリッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
また、上記コンソールボックスにおいて、リッドの回動中心軸は、ボックス本体の収納部の長手方向に延びており、スライドレールは、ボックス本体の収納部の長手方向にリッドをスライド移動させるレールである、という構成を採用することができる。
ボックス本体の収納容積を増加させるには、ボックス本体の収納部を、自動車の運転席に着座した乗員からみて前後方向に延ばして大型化させることが望ましい。ここで、ボックス本体の収納部を延ばすと、収納部の開口部を開閉するリッドも前後方向に延ばす必要があり、同リッドが大型化する。このようにして大型化したリッドを、乗員から見て前後方向に開閉させる場合には、乗員が腕を大きく動かす必要があり、リッドの開閉時における操作性が低下する。
この点、同構成では、リッドの回動中心軸は、ボックス本体の収納部の長手方向に延びている。そのため、リッドは、乗員からみて左右方向に開閉する。つまりボックス本体の収納部の短手方向にリッドは開閉するため、リッドが前後方向に大型化したとしても、そのリッドの開閉時における操作性の低下は抑えることができる。
また、同構成では、ボックス本体の収納部の長手方向にリッドをスライド移動させるスライドレールを備えるようにしている。ここで、上述したように、自動車の運転席に着座した乗員からみて前後方向にリッドを延ばして大型化する場合には、リッドのスライド動作を安定させるために、スライドレールも長手方向に延ばすことが好ましい。しかし、スライドレールを延ばして大型化すると、その延長分だけリッドの重量は重くなるため、リッドの開閉に必要な操作力が大きくなる。この点、同構成でも、リッドをスライド移動させるスライドレールがヒンジ部に設けられるため、スライドレールを延ばした場合でも、リッドの開閉に必要な操作力の増大を抑えることができる。
従って、同構成によれば、リッドの開閉時における操作性の低下や、リッドの開閉に必要な操作力の増大を抑えつつ、リッドを大型化させることが可能になる。
また、上記コンソールボックスにおいて、ヒンジ部には、リッドを開方向に付勢する付勢部材が設けられていることが好ましい。
また、上記コンソールボックスにおいて、ヒンジ部には、リッドを開方向に付勢する付勢部材が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、付勢部材によってリッドが開動作するようになるため、リッドの操作性が向上するようになる。また、同構成でも、スライドレールがヒンジ部に設けられるため、リッドの開閉に必要な操作力を抑えられる。従って、付勢部材の付勢力を弱くすることができ、これにより付勢部材の付勢力に抗してリッドを閉方向に操作するときの操作力を低減させることができるようになる。
また、上記コンソールボックスにおいて、リッドには、スライドレールによるスライド移動を補助する付勢部材が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、付勢部材によってリッドのスライド動作が補助されるため、リッドの操作性が向上するようになる。
同構成によれば、付勢部材によってリッドのスライド動作が補助されるため、リッドの操作性が向上するようになる。
また、上記コンソールボックスにおいて、スライドレールは、金属製のレールである、という構成を採用することもできる。
スライドレールの耐久性やスライド動作時の円滑性などを考慮すると、金属製のスライドレールを使用することが好ましい。ここで、金属製のスライドレールは、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールに比べて重くなるため、リッドの開閉に必要な操作力が増大しやすくなる。しかし、同構成でも、スライドレールがヒンジ部に設けられるため、上述の効果、つまりリッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるという効果が得られる。従って、金属製のスライドレールを使用した場合でも、リッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
スライドレールの耐久性やスライド動作時の円滑性などを考慮すると、金属製のスライドレールを使用することが好ましい。ここで、金属製のスライドレールは、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールに比べて重くなるため、リッドの開閉に必要な操作力が増大しやすくなる。しかし、同構成でも、スライドレールがヒンジ部に設けられるため、上述の効果、つまりリッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるという効果が得られる。従って、金属製のスライドレールを使用した場合でも、リッドの開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
上記コンソールボックスによれば、リッドの開閉に必要な操作力を抑えることができる。
以下、車両に設けられたコンソールボックスの一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
なお、図1に示す、前、後、右、左、上、下は、車両の運転席に着座した乗員からみた方向であり、図1以後の図面においても同様である。また、以下では、コンソールボックスの左右方向で、コンソールボックスの中心に向かう方向を「内側」といい、コンソールボックスの外方に向かう方向を「外側」という。
なお、図1に示す、前、後、右、左、上、下は、車両の運転席に着座した乗員からみた方向であり、図1以後の図面においても同様である。また、以下では、コンソールボックスの左右方向で、コンソールボックスの中心に向かう方向を「内側」といい、コンソールボックスの外方に向かう方向を「外側」という。
図1に示すように、自動車のセンターコンソールに設けられるコンソールボックス1は、ボックス本体10やリッド20を備えている。
ボックス本体10は、略矩形箱状をなしており、左右方向に対して前後方向が長くされている。またボックス本体10には、有底四角箱形状をなしており左右方向に対して前後方向が長くされた収納部11が形成されている。この収納部11には、上方にて開口する開口部11aが形成されている。
ボックス本体10は、略矩形箱状をなしており、左右方向に対して前後方向が長くされている。またボックス本体10には、有底四角箱形状をなしており左右方向に対して前後方向が長くされた収納部11が形成されている。この収納部11には、上方にて開口する開口部11aが形成されている。
ボックス本体10の上面であって前方左側には、リッド20を回動可能に支持する第1支持部12が設けられている。また、ボックス本体10の上面であって後方左側には、リッド20を回動可能に支持する第2支持部13が設けられている。
リッド20は、前記開口部11aを開閉する蓋として機能する部材であり、その外表面は軟質素材で覆われている。このリッド20の前方側面には、レバー30が設けられている。
図2に示すように、レバー30を第1操作位置にまで持ち上げると、リッド20は、二点鎖線にて示すように後ろ方向(矢印R方向)にスライド移動する。
図3に示すように、レバー30を、第1操作位置よりも上方に設定された第2操作位置にまで持ち上げると、リッド20は、ヒンジ部を中心に回動して上方(矢印U方向に)に跳ね上がり、二点鎖線にて示すようにリッド20は全開状態になる。この図3に示されるように、リッド20は、左側を支点して右側が開くようになっており、乗員からみて左右方向に開閉する。つまりボックス本体10の収納部11の短手方向にリッド20は開閉する。
図3に示すように、レバー30を、第1操作位置よりも上方に設定された第2操作位置にまで持ち上げると、リッド20は、ヒンジ部を中心に回動して上方(矢印U方向に)に跳ね上がり、二点鎖線にて示すようにリッド20は全開状態になる。この図3に示されるように、リッド20は、左側を支点して右側が開くようになっており、乗員からみて左右方向に開閉する。つまりボックス本体10の収納部11の短手方向にリッド20は開閉する。
次に、図4及び図5を参照してヒンジ部の構造を説明する。
図4に、ヒンジ部の回動中心に沿った断面構造を示す。この図4に示すように、上記第1支持部12及び上記第2支持部13の間には、レール固定部材40が設けられている。
図4に、ヒンジ部の回動中心に沿った断面構造を示す。この図4に示すように、上記第1支持部12及び上記第2支持部13の間には、レール固定部材40が設けられている。
レール固定部材40は、リッド20をスライド移動させるスライドレール50を固定する部材であって、長方形の略板形状をなしている。
レール固定部材40の前端は、上記第1支持部12に固定された第1ピン12aによって回動可能に支持されている。レール固定部材40の後端は、上記第2支持部13に固定された第2ピン13aによって回動可能に支持されている。第1ピン12aの中心軸と第2ピン13aの中心軸とは同軸上にあり、これら第1ピン12aや第2ピン13aの中心軸は、リッド20の仮想上の回動中心軸と同軸になっている。このリッド20の仮想上の回動中心軸は、収納部11の長手方向(前後方向)に延びている。このレール固定部材40は、リッド20を回動させるためのヒンジ部を構成している。
レール固定部材40の前端は、上記第1支持部12に固定された第1ピン12aによって回動可能に支持されている。レール固定部材40の後端は、上記第2支持部13に固定された第2ピン13aによって回動可能に支持されている。第1ピン12aの中心軸と第2ピン13aの中心軸とは同軸上にあり、これら第1ピン12aや第2ピン13aの中心軸は、リッド20の仮想上の回動中心軸と同軸になっている。このリッド20の仮想上の回動中心軸は、収納部11の長手方向(前後方向)に延びている。このレール固定部材40は、リッド20を回動させるためのヒンジ部を構成している。
また、第1ピン12aの周囲には、リッド20を開方向に付勢する付勢部材としての巻きばね60が設けられている。巻きばね60の一端は、第1支持部12に固定されており、他端はレール固定部材40の前部に固定されている。この巻きばね60の付勢力により、リッド20は、開方向に付勢されている。
スライドレール50は、周知の構造であり、スライド方向の長さが短い固定部51と、この固定部51よりもスライド方向の長さが長いスライド部52とを備えている。固定部51とスライド部52との間には、固定部51とスライド部52とが相対移動するときの摺動抵抗を減らしてスライド動作時の円滑性を確保するためのボールベアリングが設けられている。そして、固定部51、スライド部52及びボールベアリングは、合成樹脂などの軽量素材と比べて耐久性などの点で有利な金属素材(例えば鋼材等)で形成されている。
レール固定部材40の後端には、スライドレール50によるリッド20のスライド動作を補助する付勢部材としてのゼンマイばね65が設けられている。このゼンマイばね65は、板ばねを巻き取って形成されている。そして、ゼンマイばね65を構成する板ばねは、直線部65aと巻き取り部65bとを有しており、直線部65aは、スライドレール50のスライド部52に固定されている。巻き取り部65bの中心には、レール固定部材40に固定されたピン68が挿入されており、ゼンマイばね65は、ピン68を中心にして回転可能に支持されている。このゼンマイばね65により、リッド20は、後方へのスライド方向に付勢されている。
図5に示すように、スライドレール50の固定部51は、レール固定部材40の外側の側面に固定されている。スライドレール50のスライド部52は、リッド20の左側面の内側に固定されている。そして、ゼンマイばね65の直線部65aは、スライド部52の内側の側面に固定されている。
次に、図6を参照して、リッドの固定を解除する機構を説明する。なお、図6に示す機構は一例であり、その他の機構を適宜採用することも可能である。
図6に示すように、リッド20の下面には下蓋21が設けられている。リッド20の下面と下蓋21との間には、リッド20の固定を解除する第1ロック部材70及び第2ロック部材が設けられている。
図6に示すように、リッド20の下面には下蓋21が設けられている。リッド20の下面と下蓋21との間には、リッド20の固定を解除する第1ロック部材70及び第2ロック部材が設けられている。
第1ロック部材70の右側には、上方に延びる第1傾斜面71が設けられている。この第1傾斜面71は、内側に向かって傾斜している。また、第1ロック部材70の左側には、外側に向かって延びる第1ロックピン72が設けられている。この第1ロックピン72は、下蓋21に設けられた孔21aを貫通しており、更にその先端は、レール固定部材40の内側の側面に形成された第1ロック穴40aに対して脱離可能に係合している。第1ロックピン72が第1ロック穴40aに係合している状態では、リッド20は前方に向かって最大限スライドした状態で固定される。
第2ロック部材80の左側には、上方に延びる第2傾斜面81が設けられている。この第2傾斜面81も、内側に向かって傾斜しており、その傾斜角度は第1傾斜面71と同一である。また、第2ロック部材80の右側には、外側に向かって延びる第2ロックピン82が設けられている。この第2ロックピン82は、下蓋21に設けられた孔21bを貫通しており、更にその先端は、ボックス本体10に形成された第2ロック孔10aに対して脱離可能に係合している。この第2ロック孔10aは、リッド20のスライド方向に延びる長孔となっている。そして、第2ロックピン82が第2ロック孔10aに係合している状態では、リッド20は閉じた状態で固定される。
そして、第1ロック穴40aに対する第1ロックピン72の係合代(第1ロック穴40aから脱離するために必要な第1ロックピン72の移動量)M1は、第2ロック孔10aに対する第2ロックピン82の係合代(第2ロック孔10aから脱離するために必要な第2ロックピン82の移動量)M2よりも小さくされている。
第1ロック部材70の左側面と第2ロック部材80の右側面との間には、それら各ロック部材を外側に向けて付勢するスプリング90が設けられている。
リッド20に設けられたレバー30には、上記第1傾斜面71に当接する第1突起部30aと、上記第2傾斜面81に当接する第2突起部30bとが設けられている。
リッド20に設けられたレバー30には、上記第1傾斜面71に当接する第1突起部30aと、上記第2傾斜面81に当接する第2突起部30bとが設けられている。
レバー30が操作されて、第1突起部30a及び第2突起部30bが下方に押し下げられると、第1突起部30aに当接する第1傾斜面71には、スプリング90の付勢力に抗して第1ロック部材70を内側に移動させる力(矢印MS方向の力)が作用する。また、第2突起部30bに当接する第2傾斜面81にも、スプリング90の付勢力に抗して第2ロック部材80を内側に移動させる力(矢印MU方向の力)が作用する。この矢印MS方向に作用する力によって第1ロック部材70は内側に移動するとともに、矢印MU方向に作用する力によって第2ロック部材80も内側に移動する。ここで、第1傾斜面71と第2傾斜面81とは同一の傾斜角にされているため、レバー30が操作されたときの第1ロック部材70の移動量と第2ロック部材80の移動量とは同一である。また、第1ロックピン72の係合代M1は、第2ロックピン82の係合代M2よりも小さくされている。従って、レバー30が操作されると、最初に第1ロックピン72の係合が解除される。そしてさらにレバー30が操作されると、第2ロックピン82の係合が解除される。
このようにしてレバー30が操作され、第1ロック部材70の移動量が上記係合代M1に達すると、第1ロックピン72と第1ロック穴40aとの係合が解除される。これによりリッド20のスライド方向への固定が解除され、先の図2に示したように、リッド20は、ゼンマイばね65の付勢力によって後方にスライド移動する。ちなみに、第1ロックピン72と第1ロック穴40aとの係合が解除されるレバー30の操作位置が、上記第1操作位置に相当する。
さらにレバー30が操作されて、第2ロック部材80の移動量が上記係合代M2に達すると、第2ロックピン82と第2ロック孔10aとの係合が解除される。これによりリッド20の開方向への固定が解除され、先の図3に示したように、リッド20は、巻きばね60の付勢力によって開方向に回動する。ちなみに、第2ロックピン82と第2ロック孔10aとの係合が解除されるレバー30の操作位置が、上記第2操作位置に相当する。
次に、上述した構造を有するコンソールボックス1の作用を説明する。
ヒンジ部を構成するレール固定部材40を中心に、リッド20を回動させることにより、ボックス本体10の開口部11aを開閉するようにしている。ここで、リッド20をスライド移動させるスライドレール50がレール固定部材40に設けられているため、金属製であって比較的重量のあるスライドレール50は、リッド20の回動中心に近い位置に設けられている。従って、レール固定部材40を中心にしてリッド20を回動させるときにおいて、リッド20に作用する回動モーメントは、リッド20の回動中心から遠い位置にスライドレール50を設ける場合と比較して小さくなる。そのため、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
ヒンジ部を構成するレール固定部材40を中心に、リッド20を回動させることにより、ボックス本体10の開口部11aを開閉するようにしている。ここで、リッド20をスライド移動させるスライドレール50がレール固定部材40に設けられているため、金属製であって比較的重量のあるスライドレール50は、リッド20の回動中心に近い位置に設けられている。従って、レール固定部材40を中心にしてリッド20を回動させるときにおいて、リッド20に作用する回動モーメントは、リッド20の回動中心から遠い位置にスライドレール50を設ける場合と比較して小さくなる。そのため、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
また、ボックス本体10の収納容積を増加させるには、ボックス本体10の収納部11を前後方向に延ばして大型化させることが望ましい。ここで、ボックス本体10の収納部11を延ばすと、収納部11の開口部11aを開閉するリッド20も前後方向に延ばす必要があり、リッド20が大型化する。このようにして大型化したリッド20を前後方向に開閉させる場合には、自動車の乗員が腕を大きく動かす必要があり、リッド20の開閉時における操作性が低下する。
この点、上記コンソールボックス1では、リッド20の仮想上の回動中心軸が、ボックス本体10の収納部11の長手方向に延びており、リッド20は、乗員からみて左右方向に開閉する。つまり収納部11の短手方向にリッド20は開閉するため、リッド20を前後方向に大型化させる場合でも、リッド20の開閉時における操作性の低下は抑えられるようになる。
また、上記コンソールボックス1では、収納部11の長手方向にリッド20をスライド移動させるスライドレール50を備えている。ここで、上述したように前後方向にリッド20を延ばして大型化する場合には、リッド20のスライド動作を安定させるために、スライドレール50も長手方向に延ばした方がよい。しかし、スライドレール50を延ばして大型化すると、その延長分だけリッド20の重量は重くなるため、リッド20の開閉に必要な操作力が大きくなる。この点、上記コンソールボックス1では、ヒンジ部となるレール固定部材40にスライドレール50を設けるようにしているため、スライドレール50を延ばした場合でも、リッド20の開閉に必要な操作力の増大は抑えられる。従って、リッド20の開閉時における操作性の低下や、リッド20の開閉に必要な操作力の増大を抑えつつ、リッド20を大型化させることが可能になり、これにより収納部11を大型化させる際の上記不都合の発生(リッド20の開閉時における操作性の低下や、リッド20の開閉に必要な操作力の増大)も抑えられる。
また、レール固定部材40には、リッド20を開方向に付勢する巻きばね60が設けられており、この巻きばね60によってリッド20が開動作するため、リッド20の操作性が向上する。また、上述したように、ヒンジ部となるレール固定部材40にスライドレール50を設けるようにしているため、リッド20の開閉に必要な操作力は抑えることができる。従って、巻きばね60の付勢力を弱くすることができ、これにより巻きばね60の付勢力に抗してリッド20を閉方向に操作するときの操作力が低減される。
また、リッド20に固定されたレール固定部材40には、スライドレール50によるスライド移動を補助するゼンマイばね65が設けられており、このゼンマイばね65によってリッド20のスライド動作が補助されるため、リッド20の操作性が向上するようになる。
また、スライドレールの耐久性やスライド動作時の円滑性などを考慮して、上記コンソールボックス1では、金属製のスライドレール50を使用するようにしている。ここで、金属製のスライドレール50は、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールに比べて重くなるため、リッド20の開閉に必要な操作力が増大しやすくなる。しかし、上述したように、コンソールボックス1では、ヒンジ部となるレール固定部材40にスライドレール50が設けられているため、上述の効果、つまりリッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができるという効果が得られる。従って、金属製のスライドレール50を使用した場合でも、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
(1)レール固定部材40を中心に回動して収納部11の開口部11aを開閉するリッド20を備えるコンソールボックス1において、リッド20をスライド移動させるスライドレール50をレール固定部材40に設けるようにしている。従って、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
(1)レール固定部材40を中心に回動して収納部11の開口部11aを開閉するリッド20を備えるコンソールボックス1において、リッド20をスライド移動させるスライドレール50をレール固定部材40に設けるようにしている。従って、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができるようになる。
(2)リッド20の仮想上の回動中心軸は、ボックス本体10の収納部11の長手方向に延びている。従って、リッド20は、乗員からみて左右方向に開閉する。そのためリッド20を前後方向に大型化させた場合でも、リッド20の開閉時における操作性の低下を抑えることができる。また、スライドレール50は、ボックス本体10の収納部11の長手方向にリッド20をスライド移動させるレールとなっており、このスライドレール50がレール固定部材40に設けられている。従って、リッド20の前後方向への大型化に伴い、スライドレール50も延ばして大型化させた場合でも、リッド20の開閉に必要な操作力の増大を抑えることができる。
このようにリッド20の開閉時における操作性の低下や、リッド20の開閉に必要な操作力の増大を抑えつつ、リッド20を大型化させることが可能になる。
(3)レール固定部材40に、リッド20を開方向に付勢する巻きばね60を設けているため、リッド20の操作性が向上するようになる。また、スライドレール50がレール固定部材40に設けられているため、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができる。従って、リッド20を開方向に付勢する巻きばね60の付勢力を弱くすることができ、これによりリッド20を閉方向に操作するときの操作力を低減させることができる。
(3)レール固定部材40に、リッド20を開方向に付勢する巻きばね60を設けているため、リッド20の操作性が向上するようになる。また、スライドレール50がレール固定部材40に設けられているため、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができる。従って、リッド20を開方向に付勢する巻きばね60の付勢力を弱くすることができ、これによりリッド20を閉方向に操作するときの操作力を低減させることができる。
(4)リッド20には、スライドレール50によるスライド移動を補助するゼンマイばね65を設けているため、リッド20のスライド動作時における操作性が向上するようになる。
(5)金属製のスライドレール50を使用するようにしているため、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールを使用する場合と比較して、耐久性やスライド動作時の円滑性などを向上させることができる。また、スライドレール50がレール固定部材40に設けられているため、金属製のスライドレール50を使用した場合でも、リッド20の開閉に必要な操作力を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・リッド20とレール固定部材40とを一体の部材としてもよい。
・リッド20を開方向に付勢する付勢部材として、巻きばね60を用いるようにしたが、この他の付勢部材を用いてもよい。
・リッド20とレール固定部材40とを一体の部材としてもよい。
・リッド20を開方向に付勢する付勢部材として、巻きばね60を用いるようにしたが、この他の付勢部材を用いてもよい。
・巻きばね60を省略してもよい。この場合でも上記(3)以外の効果を得ることができる。
・リッド20のスライド移動を補助する付勢部材として、ゼンマイばね65を用いるようにしたが、この他の付勢部材を用いてもよい。
・リッド20のスライド移動を補助する付勢部材として、ゼンマイばね65を用いるようにしたが、この他の付勢部材を用いてもよい。
・ゼンマイばね65を省略してもよい。この場合でも上記(4)以外の効果を得ることができる。
・金属製のスライドレール50を使用するようにしたが、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールを使用するようにしてもよい。この場合でも上記(5)以外の効果を得ることができる。
・金属製のスライドレール50を使用するようにしたが、合成樹脂などの軽量素材で構成されるスライドレールを使用するようにしてもよい。この場合でも上記(5)以外の効果を得ることができる。
・リッドの回動中心がコンソールボックス1の左側にあり、リッド20の右側が開くようにしていたが、リッドの回動中心をコンソールボックス1の右側に設け、リッド20の左側が開くようにしてもよい。
・リッド20のスライド操作や開閉操作をレバー30で行うようにしたが、この他の操作部材を設けるようにしてもよい。そうした一例を図7に示す。
この図7に示すように、まず、レバー30を省略する。そして、リッド20をスライド動作させるときに操作する第1ボタン100と、リッド20を開動作させるときに操作する第2ボタン200とを、それぞれボックス本体10の前方に設けるようにしてもよい。また、押し込み量に応じてリッド20のスライド動作と開動作とを切り替えるボタンを設けるようにしてもよい。
この図7に示すように、まず、レバー30を省略する。そして、リッド20をスライド動作させるときに操作する第1ボタン100と、リッド20を開動作させるときに操作する第2ボタン200とを、それぞれボックス本体10の前方に設けるようにしてもよい。また、押し込み量に応じてリッド20のスライド動作と開動作とを切り替えるボタンを設けるようにしてもよい。
・リッド20を回動させるヒンジ部であってスライドレール50が設けられる部材が、レール固定部材40であった。しかし、こうしたヒンジ部の構造は一例であり、その他の構造であってもよい。要は、リッド20を回動させるヒンジ部にスライドレールを設けるようにすれば、少なくとも上記(1)に記載の効果を得ることができる。
1…コンソールボックス、10…ボックス本体、10a…第2ロック孔、11…収納部、11a…開口部、12…第1支持部、12a…第1ピン、13…第2支持部、13a…第2ピン、20…リッド、21…下蓋、21a…孔、21b…孔、30…レバー、30a…第1突起部、30b…第2突起部、40…レール固定部材、40a…第1ロック穴、50…スライドレール、51…固定部、52…スライド部、60…巻きばね、65…ゼンマイばね、65a…直線部、65b…巻き取り部、68…ピン、70…第1ロック部材、71…第1傾斜面、72…第1ロックピン、80…第2ロック部材、81…第2傾斜面、82…第2ロックピン、90…スプリング、100…第1ボタン、200…第2ボタン。
Claims (5)
- 開口部を有する収納部を備えたボックス本体と、ヒンジ部を中心に回動して前記開口部を開閉するリッドとを備えるコンソールボックスであって、
前記ヒンジ部に、前記リッドをスライド移動させるスライドレールを設けた
ことを特徴とするコンソールボックス。 - 前記リッドの回動中心軸は、前記収納部の長手方向に延びており、
前記スライドレールは、前記収納部の長手方向に前記リッドをスライド移動させるレールである
請求項1に記載のコンソールボックス。 - 前記ヒンジ部には、前記リッドを開方向に付勢する付勢部材が設けられている
請求項1または2に記載のコンソールボックス。 - 前記リッドには、前記スライドレールによるスライド移動を補助する付勢部材が設けられている
請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンソールボックス。 - 前記スライドレールは、金属製のレールである
請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンソールボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012248361A JP2014094705A (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンソールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012248361A JP2014094705A (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンソールボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014094705A true JP2014094705A (ja) | 2014-05-22 |
Family
ID=50938157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012248361A Pending JP2014094705A (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンソールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014094705A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102113035B1 (ko) * | 2019-03-07 | 2020-05-22 | 덕양산업 주식회사 | 진동소음 저감형 암레스트 장치 |
| KR102145962B1 (ko) * | 2020-05-13 | 2020-08-20 | 덕양산업 주식회사 | 진동소음 저감형 암레스트 장치 |
| KR20200108260A (ko) * | 2020-08-11 | 2020-09-17 | 덕양산업 주식회사 | 진동소음 저감형 암레스트 장치 |
| CN116583438A (zh) * | 2020-12-03 | 2023-08-11 | 赛峰航空座椅公司 | 座椅单元的设置有用于储存箱的可运动封闭板的控制台 |
-
2012
- 2012-11-12 JP JP2012248361A patent/JP2014094705A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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