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JP2014094320A - フィルタプレスにおける排水案内構造 - Google Patents

フィルタプレスにおける排水案内構造 Download PDF

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弘志 伊藤
Kyoji Ito
恭司 伊藤
Yoshihiro Ito
伊藤  嘉浩
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Abstract

【課題】濾布に排水機能を具有させ、簡単容易に側溝へ排水できる様にした排水案内構造を提供する。
【解決手段】濾板6の表裏面に被着する各濾布5において濾板6下端より下方部分には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁23を有する防水布24を夫々に連続形成し、一方フィルタプレス1の固定盤12と可動盤14の夫々に裏面が固定された各濾板6の表面に被着する濾布5において濾板6下端より下方部分と、固定盤12及び可動盤14の下端には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁23を有する防水布24を夫々に設け、各防水布24の突縁23はこれと同一長で一条のスリット25aを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体25内にスリット25aを通して抜止め保持することにより、防水布24下側縁を綴じて排水案内路26を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、フィルタプレスの濾過や洗浄時に生ずる排水を側溝へ流下させる排水機能を主に濾布に具有させたフィルタプレスにおける排水案内構造に関する。
従来、フィルタプレスの濾過工程や洗浄工程で生ずる濾液や洗浄水等の排水は、その工程中において、フィルタプレスの下方で断面山形に傾斜させた左右一対の濾液受け皿上に流下して濾液受け皿の下流に設けた側溝を伝って外部へ排出されている(例えば、特許文献1)。
上記濾板受け皿は、フィルタプレス下方の左右側縁の夫々に上下揺動自在に設けられ、上記の様に濾液等の排水時には、山形に閉じて排水を側溝へ流下案内し、フィルタプレスによる濾滓排出時には、下方へ揺動することで開口し、その下方に配置したコンベヤ上に濾滓を落下させてこれを移送する様に成している。
特開平5−15708号公報
上記濾板受け皿は、フィルタプレスからの排水の全てを受ける構成であるから、全体が大型と成らざるを得ず、しかも上記の様に上下揺動できる様に構成させねばならないため、広範なスペースが必要であると共に、その設置も大掛かりで甚だ面倒であった。
そこで、本発明では、主に濾布に排水機能を具有させ、簡単容易に側溝へ排水できる様にしたフィルタプレスにおける排水案内構造を提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本発明のフィルタプレスにおける排水案内構造は、濾板の表裏面に被着する各濾布において濾板下端より下方部分には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に連続形成し、各防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成したことを特徴とする。
又、フィルタプレスの固定盤と可動盤の夫々に裏面が固定された各濾板の表面に被着する濾布において濾板下端より下方部分と、固定盤及び可動盤の下端には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に設け、隣接する防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成したことを特徴とする。
そして、固定盤及び可動盤の下端に取付ける防水布は、その上側縁を水平に形成して突縁を設け、該突縁はこれよりも長い一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒状の防水布垂下竿にスリットを通して抜止め保持すると共に、防水布垂下竿の両端を固定盤及び可動盤の幅方向両端に垂設した竿受けに横架したことを特徴とする。
要するに本発明は、濾板の表裏面に被着する各濾布において濾板下端より下方部分には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に連続形成し、各防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成したので、フィルタプレスの閉板状態における濾過工程や濾布等の洗浄工程で濾板の濾液流出孔から排出される濾液や洗浄排水は、濾板の下方で片側へ傾斜した排水案内路内に受け入れられると共に、その傾斜に沿って流下し、その先に配置される側溝へ排水される。
よって、本発明によれば、従来の様な濾板受け皿を全く必要とすることなく、フィルタプレスから生ずる排水をその外部の側溝へ簡単容易に排出できる。
しかも、各排水案内路は、各濾板下部毎に独立して配置されているので、フィルタプレスの開板時において、濾板間の下方空間を何ら遮ることもなく、開板による濾滓の排出に何らの支障を及ぼすことがない。
又、フィルタプレスの固定盤と可動盤の夫々に裏面が固定された各濾板の表面に被着する濾布において濾板下端より下方部分と、固定盤及び可動盤の下端には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に設け、隣接する防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、フィルタプレスの前後端の濾板に対しても、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成でき、上記と同様な効果を奏することができる。
固定盤及び可動盤の下端に取付ける防水布は、その上側縁を水平に形成して突縁を設け、該突縁はこれよりも長い一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒状の防水布垂下竿にスリットを通して抜止め保持すると共に、防水布垂下竿の両端を固定盤及び可動盤の幅方向両端に垂設した竿受けに横架したので、固定盤及び可動盤の下端に防水布を簡単容易に配置でき、フィルタプレスの前後端の濾板に対しても、表裏に濾布を被着した濾板と同一構成の排水案内路を設けることができる等その実用的効果甚だ大である。
閉板時のフィルタプレスの中央縦断面図である。 図1の上部拡大図である。 図1の下部拡大図である。 濾布を被着した濾板の正面図である。 図4の要部拡大図である。 接続前の濾布上側縁を示す要部拡大斜視図である。 濾布上側縁の接続状態を示す要部拡大斜視図である。 接続前の防水布下側縁を示す要部拡大斜視図である。 防水布下側縁の接続状態を示す要部拡大斜視図である。 原液圧入時のフィルタプレスの中央縦断面図である。 濾滓排出時のフィルタプレスの中央縦断面図である。 図11の上部拡大図である。 図11の下部拡大図である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
図に示すフィルタプレス1は、額縁状に突設した濾枠2で囲繞された凹部3の形成面に水切網板4を介して濾布5を被着した複数の正方形状の濾板6を衝合・離隔自在に複数並列配置し、隣接する濾板6同士の衝合で対向する凹部3により濾過室7を構成し、各濾板6と濾布5には隣接する濾過室7同士が相互に連通する原液(スラリー)供給孔8、8aを設けると共に、各濾板6に固着された濾枠2の下枠部2bには濾過室7内外を連通する濾液流出孔9を設けている。
各濾板6は、その左右側端の上方に外方突設した支持アーム10の下端に備えたコロを左右平行に配置したレール11に載置することにより、該レール11間に吊り下げられている。
レール11の前端間には、最前部の濾板6の裏(前)面を固定した固定盤12が設置され、レール11の後端間には、加圧シリンダ13(図示例ではそのロッドの先端のみを示す。)が設置され、該加圧シリンダ13のロッドの先端には最後部の濾板6の裏(後)面を固定すると共に、加圧シリンダ13のロッドの伸縮によりレール11に沿って前後動自在な可動盤14が配置されており、後述の閉板状態において後退する可動盤14に追動する様に隣接する濾板6同士の左右側端は図示しないチェーンで連結されている。
そして、加圧シリンダ13により可動盤14が前進することで隣接する濾板6同士が衝合した閉板状態となり、該閉板状態から加圧シリンダ13により可動盤14が後退することで濾板6同士が離隔した開板状態と成している。
又、フィルタプレス1の閉板状態において、原液(スラリー)Sを各濾過室7内へ圧入する原液供給ポンプPが、固定盤12に開設すると共に、最前部の濾板6の原液供給孔8に連通した原液圧入口12aに接続されている。
上記フィルタプレス1には、濾布洗浄装置を装備している。
この濾布洗浄装置は、各濾枠2の上枠部2aにおいて、その厚み方向に濾布5及び濾板6と共に横貫され、各濾板6の衝合状態で水密状に連通して洗浄水供給ポンプP1からの洗浄水の送給が可能な洗浄水路15と、該洗浄水路15より上枠部2aの長手方向に複数分岐して濾過室7に連通する洗浄水噴出口16とを設けている。
洗浄水路15は複数本(図示例では3本)を並設してなり、固定盤12に開設すると共に、最前部の濾板6の各洗浄水路15に連通した洗浄水圧入口12bの夫々に分岐管を介して1基の洗浄水供給ポンプP1に接続されている。
そして、上枠部2aには、各洗浄水路15に垂下連通する短尺な竪水路15aを縦貫し、各竪水路15aの下端に連続して夫々が合流する横手水路15bを凹部3の横幅に相当する長さを以て横穿し、横手水路15bにはその長さ方向で所定間隔を置いて下方の凹部3へ指向する傾斜水路15cを穿孔し、該傾斜水路15cの終端となる洗浄水噴出口16を上枠部2aの内側斜面に開設している。
次に、フィルタプレス1の濾過や洗浄時に生ずる濾液や洗浄排水をフィルタプレス1の一側に設置した側溝Dへ流下させる排水案内構造について説明する。
この排水案内構造は、主に濾布5に排水機能を具有させることで成し得る。
濾布5は、濾板6とほぼ同幅に形成され、濾板6の上方から下方へ至る長さを有し、原液供給孔8との対応部位にはこれと略同径な透孔を設けており、濾布吊り装置17にて濾板6上方から吊り下げられることにより、水切網板4の上から凹部成形面3に被着する様に成している。
濾布吊り装置17は、濾板6の左右側端の上部に濾布吊りアーム18を外方突設し、該濾布吊りアーム18の突端上部に前後に二股の先端を有する半円弧状の竿受け19aを上端に設けたガイド棒19を立設し、該ガイド棒19の竿受け19a間には、濾布5の上側縁を装着した濾布垂下竿20を横架する様に成している。
本実施例において、表裏面に凹部3を有する濾板6に対して使用される濾布5は、濾板6の表裏面に被着される各濾布5a、5bを夫々の原液供給孔8aが連通一体化する様に縫製された断面略H型のもの(以下、H型濾布(5a 、5b) と称する。)を採用している。
尚、凹部3が片面にしか形成されていない最前部と最後部の濾板6には、一枚の方形状の濾布5c(以下、単葉型濾布5cと称する。)が使用される。
H型濾布(5a 、5b) は、一方の濾布5aを濾板6の一方の凹部形成面3に留めて被着し、他方の濾布5bを一旦縮こませて濾板6の原液供給孔8を通過させた後に元通りに拡げて他方の凹部形成面3に被着させる。
これにより各濾布5a、5bの原液供給孔8aを濾板6の原液供給孔8に位置決めでき、単葉型濾布5cの原液供給孔8aを各凹部形成面3の原液供給孔8に位置決め固定するために管フランジ状の濾布止め環21を使用、即ち単葉型濾布5c毎にこれの原液供給孔8aに濾布止め環21の管部21aを通し、濾布5cの原液供給孔8a周縁部をそのフランジ部21bと各凹部形成面3の挿嵌供給孔8周縁部との間に挟持する様にして挿嵌供給孔8に管部21aを挿嵌する煩わしい作業をしなくて済む。
尚、最後部の濾板6には原液供給孔8は形成されていないので、これを被着する単葉型濾布5cにも原液供給孔8aは形成されていない。
尚、本実施例では、濾布5としてH型濾布(5a 、5b) と単葉型濾布5cを使用したが、全ての濾板6の各凹部形成面3に単葉型濾布5cを被着しても良いが、この場合には単葉型濾布5cを被着する各凹部形成面3に濾布止め環21を使用する。
そして、いずれのタイプの濾布5にあっても、濾板6上端より上方に水平配置される濾布上側縁の夫々には外向きの突縁22を設けている。
突縁22は濾布5の上側縁を外側へ折り返して縫製している。
そして、H型濾布(5a 、5b) の一対の突縁22a、22bと、単葉型濾布5cの突縁22cの夫々は、各突縁22(22a、22b、22c)よりも長い筒状の濾布垂下竿20内に抜止め保持され、該濾布垂下竿20の両端を濾布吊り装置17の竿受け19a間に横架して濾板6上方からH型濾布(5a 、5b) 及び単葉型濾布5cを吊り下げている。
濾布垂下竿20は、プラスチック製、好ましくはポリプロピレン製にして、濾布6の幅よりも長く、両端が開口された断面円形状のパイプから成り、その側壁の長手方向全域(濾布垂下竿20の一端から他端)に渡って一条のスリット20aを穿設し、断面C型に形成される。
濾布垂下竿20において、H型濾布(5a 、5b) 用のスリット20aはH型濾布(5a 、5b) の各上側縁(濾布5の2枚分の厚みに相当)が挿通可能にして、且つ突縁22a、22bが掛止して挿通できない幅に設定されている。
又、濾布垂下竿20において、単葉型濾布5c用のスリット20aは上側縁(濾布5の1枚分の厚みに相当)が挿通可能にして、且つ突縁22cが掛止して挿通できない幅に設定されている。
そして、H型濾布(5a 、5b) の突縁22a、22b、又は単葉型濾布の突縁22cの付け根を濾布垂下竿20の一端開口部側からスリット20a内へスライドさせることにより、各突縁22を濾布垂下竿20内にスリット20aを通して抜止め保持する(図6、7参照)。
H型濾布(5a 、5b) の各濾布5a、5bにおいて濾板6下端より下方部分には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って外向きの突縁23を有する左右対称形状の防水布24を夫々に連続形成している。
又、単葉型濾布5cにおいて濾板6下端より下方部分と、固定盤12及び可動盤14の下端には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って外向きの突縁23を有する防水布24を夫々に設けている。
隣接する防水布24の各突縁23は、防水布24の下側縁を外側へ折り返して縫製して成り、突縁23と同一長で一条のスリット25aを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体25内に、スリット25aを通して抜止め保持することにより、防水布24下側縁を綴じて排水案内路26を構成している。
尚、筒体25は、上記濾布垂下竿20と同一素材から成り、その構成も基本的に同一であり、各突縁23の筒体25に対する抜止め保持も、上記と同様に隣接する一対の防水布24の各突縁23の付け根を筒体25の一端開口部側からスリット25a内へスライドさせることで成し得る(図8、9参照)。
固定盤12及び可動盤14の下端に取付ける防水布24は、その上側縁を水平に形成して外向きの突縁23aを設け、該突縁23aは防水布24の上側縁を外側へ折り返して縫製している。
又、突縁23aはこれよりも長い一条のスリット27aを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒状の防水布垂下竿27にスリット27aを通して抜止め保持すると共に、防水布垂下竿27の両端を固定盤12及び可動盤14の幅方向両端に垂設したJ型フック状の竿受け28に横架される。
尚、防水布垂下竿27は、上記濾布垂下竿20や筒体25と同一素材から成り、その構成も基本的に同一であり、防水布24上側の突縁23aの防水布垂下竿27に対する抜止め保持も、上記と同様に防水布24の突縁23aの付け根を防水布垂下竿27の一端開口部側からスリット27a内へスライドさせることで成し得る。
防水布24は、濾布5と同一素材として、濾布5の下方部分を上記形状に延出形成すると共に、その下方部分に防水塗料を塗布して防水性を施す様に構成しても良いが、好ましくは、防水性を有するポリエチレンシート等の合成樹脂シートを上記形状に形成して濾布5の下端に縫製一体化したり、固定盤12と可動盤14の下端に取付けるのがより良い。
上記構成のフィルタプレス1にあっては、加圧シリンダ13の作動により、可動盤14を押進し、対向する凹部3同士を衝合させることで閉板し、隣接する濾板6間に濾過室7を構成する。
そして、原液供給ポンプPの運転により、原液Sは原液圧入口12aから各濾過室7内の濾布5間に圧送され、濾過される。
これにより原液Sは固液分離され、固形分は濾滓Cとして濾過室7内に残り、濾液は濾液流出孔9から濾過室7外部の排水案内路26内に流下し、該排水案内路26の傾斜に沿ってその下流に配置された側溝Dへ排出される。
濾過後、加圧シリンダ13により可動盤14を後退させることで各チェーンで連結されている各濾板6を順次に後退連動させ、圧接状態であった各濾板6を離隔させて濾過室7を凹部3に分離させた開板状態と成し、濾過室7内の濾滓Cをフィルタプレス1下部に設けた図示しないコンベア上に落下させ、次の処置場へと搬送する。
かかる開板状態では、各排水案内路26は、各濾板6下部毎に独立して配置されているので、濾板6間の下方空間を何ら遮ることもなく、濾滓Cをコンベア上に落下させられる。
次いで、加圧シリンダ13により可動盤14を押進して閉板状態と成し、各濾板6の洗浄水路15を連続させ、濾布6の洗浄工程に移行する。
この洗浄工程では、洗浄水供給ポンプP1の運転により、洗浄水を洗浄水圧入口12aから一連の洗浄水路15内に圧送する。
そして、洗浄水路15内の洗浄水は、竪水路15a、横手水路15b及び傾斜水路15cを経て、該傾斜水路15cの終端となる洗浄水噴出口16から濾布6裏面に噴射して濾布6を洗浄する。
この濾布6の洗浄は、濾布6に目詰まりした残渣の除去に効果的な逆洗であり、この逆洗は閉板状態、即ち濾布6の周囲を隣接する濾板6の各濾枠2間に挟持して実施するため、濾布6が洗浄水の圧力で膨れ過ぎて破損することはなく、しかも濾板6表面及び水切網板4も同時に洗浄できると共に、洗浄排水の外部への飛散もない。
上記濾布洗浄で生ずる洗浄排水は、上記濾過時と同様に、濾液流出孔9から濾過室7外の排水案内路26内に流下し、該排水案内路26の傾斜に沿って排水案内路26下流に配置された側溝Dへ排出される。
この後に、閉板を維持した状態で原液供給ポンプPを運転させれば、継続して濾過工程へと移行できる。
1 フィルタプレス
5 濾布
6 濾板
12 固定盤
14 可動盤
23 突縁
23a 突縁
24 防水布
25 筒体
25a スリット
26 排水案内路
27 防水布垂下竿
27a スリット
28 竿受け

Claims (3)

  1. 濾板の表裏面に被着する各濾布において濾板下端より下方部分には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に連続形成し、各防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成したことを特徴とするフィルタプレスにおける排水案内構造。
  2. フィルタプレスの固定盤と可動盤の夫々に裏面が固定された各濾板の表面に被着する濾布において濾板下端より下方部分と、固定盤及び可動盤の下端には、一側縁より他側縁が長く下側縁を傾斜状と成すと共に、該下側縁に沿って突縁を有する防水布を夫々に設け、隣接する防水布の突縁はこれと同一長で一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒体内にスリットを通して抜止め保持することにより、防水布下側縁を綴じて排水案内路を構成したことを特徴とするフィルタプレスにおける排水案内構造。
  3. 固定盤及び可動盤の下端に取付ける防水布は、その上側縁を水平に形成して突縁を設け、該突縁はこれよりも長い一条のスリットを側壁の長手方向全域に渡って穿設した筒状の防水布垂下竿にスリットを通して抜止め保持すると共に、防水布垂下竿の両端を固定盤及び可動盤の幅方向両端に垂設した竿受けに横架したことを特徴とする請求項2記載のフィルタプレスにおける排水案内構造。
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