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JP2014092535A - 温度測定装置および熱処理装置 - Google Patents

温度測定装置および熱処理装置 Download PDF

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JP2014092535A JP2012245215A JP2012245215A JP2014092535A JP 2014092535 A JP2014092535 A JP 2014092535A JP 2012245215 A JP2012245215 A JP 2012245215A JP 2012245215 A JP2012245215 A JP 2012245215A JP 2014092535 A JP2014092535 A JP 2014092535A
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Tatsufumi Kusuda
達文 楠田
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Abstract

【課題】基材の複数箇所の温度を正確に測定することができる温度測定装置およびその温度測定装置を組み込んだ熱処理装置を提供する。
【解決手段】1つのパイロメータ81に3個の受光センサー21を設けている。これら3個の受光センサー21に対して単一の広角レンズ系82を設け、半導体ウェハーの異なる3箇所から放射された放射光を単一の広角レンズ系82によって3個の受光センサー21に個別に導いている。異なる3箇所から放射された放射光を受光した3個の受光センサー21から出力された信号は温度算定部によって順次に処理され、半導体ウェハーの3箇所の領域の温度が求められる。測定対象領域からのパイロメータ81まで距離、設置角度、および、レンズ系等に起因した機差を解消することができ、半導体ウェハーの異なる3箇所の温度を非接触にて正確に測定することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、基材の複数箇所の温度を非接触にて測定する温度測定装置、および、その温度測定装置を組み込んで半導体ウェハーなどの薄板状の精密電子基板(以下、単に「基板」と称する)の加熱処理を行う熱処理装置に関する。
従来より半導体デバイス等の製造工程においては半導体ウェハー等の基板に対する種々の熱処理が行われている。半導体ウェハーに対する熱処理方法としては急速加熱処理(RTP:Rapid Thermal Process)が広く用いられている。典型的なRTP装置では、チャンバー内に保持した半導体ウェハーにハロゲンランプから光を照射して数秒程度の短時間で半導体ウェハーを所定の処理温度にまで昇温する。半導体ウェハーを急速昇温することにより、例えばイオン打ち込み法によって注入された不純物の拡散を抑制しつつその活性化を実行することができる。また、RTP装置を用いて、半導体ウェハーを処理温度に保持することなく、急速昇温によって半導体ウェハーが処理温度に到達すると同時に急速降温を開始するスパイクアニールも行われている。
このようなRTP装置においては、例えば特許文献1に開示されるように、複数のハロゲンランプを複数のゾーンに分割するとともに、各ゾーンに対応するパイロメータ(放射温度計)を設け、そのパイロメータによって測定されたウェハー温度に基づいてハロゲンランプの出力をゾーン毎に制御している。パイロメータは半導体ウェハーの一部領域の温度しか測定できないため、RTP装置では熱処理中に半導体ウェハーを回転させることによって同心円状のゾーンの平均温度を算定し、それに基づいてハロゲンランプのフィードバック制御を行っている。
特開2003−86528号公報
パイロメータは、半導体ウェハーから放射された光を受光して強度(光量)を測定し、その強度から測定対象領域の温度を非接触で求めるものである。このような非接触式の温度計であるパイロメータには、測定対象領域からの距離、角度、レンズ系やセンサーの受光効率、および、焦点の大きさなど様々な測定誤差の原因となりうる要素が存在する。特に、パイロメータに設けられた受光センサー自身の温度は熱ノイズとして大きな測定誤差要因となる。
このため、同一仕様のパイロメータを装置の異なる位置に設置し、所定温度に加熱した半導体ウェハーの同じ領域の温度測定を行ったとしても異なる測定結果となることが多い。従って、特許文献1に開示されるように、各ゾーン毎にパイロメータを設けて半導体ウェハーの異なる領域の温度測定を行ったとしても、得られた測定結果は半導体ウェハーの温度分布を正確に示すものなのかパイロメータの機差による測定誤差を含むものなのか判別できないという問題が生じていた。
そこで、各パイロメータについて、出力信号の処理を行う電気回路部分などの調整(校正)を行うことによって、機差による測定誤差を補正することが考えられる。しかしながら、ある温度についてパイロメータの誤差を無くす調整を行ったとしても、測定対象の温度が異なると新たな誤差が生じることとなっていた。その結果、測定対象となる半導体ウェハーの複数箇所を同時に正確に測定することは極めて困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基材の複数箇所の温度を正確に測定することができる温度測定装置およびその温度測定装置を組み込んだ熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基材の複数箇所の温度を非接触にて測定する温度測定装置において、基材から放射される放射光を受光する複数の受光センサーと、基材の複数箇所から放射された放射光を個別に前記複数の受光センサーのいずれかに導く単一のレンズ系と、前記複数の受光センサーのそれぞれが受光した放射光の強度に基づいて前記複数箇所の温度を個別に算定する温度算定部と、を備え、前記単一のレンズ系によって前記複数の受光センサーのそれぞれには前記複数箇所の1箇所から放射された放射光が導かれることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る温度測定装置において、前記複数の受光センサーを収納する単一の収納部と、前記単一の収納部を冷却する冷却部と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る温度測定装置において、前記温度算定部は、前記複数の受光センサーからの信号を順次に処理して温度を算定する共通の演算回路を含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る温度測定装置において、前記単一のレンズ系は広角レンズ系であることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、熱処理装置であって、基板を収容するチャンバーと、前記チャンバーに収容された基板を加熱する加熱部と、前記加熱部によって加熱された基板の複数箇所の温度を測定する請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る温度測定装置と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明に係る熱処理装置において、前記加熱部は、前記チャンバーに収容された基板に光を照射して当該基板を加熱するランプを備えることを特徴とする。
請求項1から請求項4の発明によれば、基材の複数箇所から放射された放射光を単一のレンズ系によって個別に複数の受光センサーに導くため、複数の受光センサー間の機差を無くして基材の複数箇所の温度を正確に測定することができる。
特に、請求項2の発明によれば、複数の受光センサーを収納する単一の収納部を冷却するため、複数の受光センサーの温度差を無くして熱ノイズを均一とし、基材の複数箇所の温度をより正確に測定することができる。
特に、請求項3の発明によれば、複数の受光センサーからの信号を共通の演算回路で順次に処理して温度を算定するため、電気回路に起因した機差も無くすことができ、基材の複数箇所の温度をより正確に測定することができる。
また、請求項5および請求項6の発明によれば、加熱部によって加熱された基板の複数箇所の温度を正確に測定することができる。
本発明に係る熱処理装置の要部構成を示す図である。 複数のハロゲンランプの配置を示す平面図である。 パイロメータの構造を示す図である。 ホルダーの外観斜視図である。 温度算定部の構成を示すブロック図である。 シリコンの分光透過率を示す図である。 3個の受光センサーによって測定対象となる半導体ウェハーの3箇所の領域を示す図である。 ホルダーの外観斜視図の他の例を示す図である。 7個の受光センサーによって測定対象となる半導体ウェハーの7箇所の領域を示す図である。 パイロメータを2つ設ける構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る熱処理装置1の要部構成を示す図である。この熱処理装置1は、φ300mmの円形の半導体ウェハーWの裏面に光を照射することによって半導体ウェハーWの加熱処理(バックサイドアニール)を行うランプアニール装置である。図1および以降の各図においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数を誇張または簡略化して描いている。
熱処理装置1は、主たる構成として、半導体ウェハーWを収容する略円筒形状のチャンバー6と、チャンバー6内にて半導体ウェハーWを保持する保持部7と、保持部7に保持された半導体ウェハーWに光を照射する光照射部4と、光照射される半導体ウェハーWの温度を検出する温度測定部8と、を備えている。また、熱処理装置1は、これらの各部を制御して半導体ウェハーWの加熱処理を実行させる制御部3を備える。
チャンバー6は、上下が開口された略円筒形状の側壁を有している。チャンバー6は、例えば、ステンレススチール等の強度と耐熱性に優れた金属材料にて形成されている。チャンバー6の下側開口には石英窓64が装着されて閉塞されている。チャンバー6の下端に配置された石英窓64は、石英(SiO)により形成された円板形状部材であり、光照射部4から照射された光をチャンバー6内に透過する。
また、チャンバー6の上側開口には赤外透過窓63が装着されて閉塞されている。チャンバー6の上端に配置された赤外透過窓63は、シリコン(Si)により形成された円板形状部材である。赤外透過窓63の径は半導体ウェハーWと同様のφ300mmである。このような赤外透過窓63としては、例えば半導体ウェハーWを切り出すシリコン単結晶のインゴットから所定厚さ(本実施形態では3mm)の円板を切り出したものを用いるようにすれば安価に製作することができる。後に詳述するように、シリコンは可視光に対しては不透明(可視光を透過しない)であるが、所定の温度以下であれば波長1μmを超える赤外線を透過する性質を有する。従って、光照射部4からの光照射を受けて昇温した半導体ウェハーWから放射された赤外線はチャンバー6上端の赤外透過窓63を透過してチャンバー6の上方に放出される。
石英窓64、赤外透過窓63およびチャンバー6の側壁によって囲まれる空間が熱処理空間65として規定される。熱処理空間65の気密性を維持するために、石英窓64および赤外透過窓63とチャンバー6とは図示省略のOリングによってそれぞれシールされており、これらの隙間から気体が流出入するのを防いでいる。具体的には、石英窓64の上面周縁部とチャンバー6との間にOリングを挟み込み、クランプリング66を石英窓64の下面周縁部に当接させ、そのクランプリング66をチャンバー6にネジ止めすることによって、石英窓64をOリングに押し付けている。同様に、赤外透過窓63の下面周縁部とチャンバー6との間にOリングを挟み込み、クランプリング62を赤外透過窓63の上面周縁部に当接させ、そのクランプリング62をチャンバー6にネジ止めすることによって、赤外透過窓63をOリングに押し付けている。
また、チャンバー6の側壁には、半導体ウェハーWの搬入および搬出を行うための搬送開口部67が設けられている。搬送開口部67は、図示を省略するゲートバルブによって開閉可能とされている。搬送開口部67が開放されると、図外の搬送ロボットによってチャンバー6に対する半導体ウェハーWの搬入および搬出が可能となる。また、搬送開口部67が閉鎖されると、熱処理空間65が外部との通気が遮断された密閉空間となる。
保持部7は、チャンバー6の内部に固定設置されており、保持プレート71および支持ピン72を備える。保持プレート71および支持ピン72を含む保持部7の全体は石英にて形成されている。保持プレート71は、水平姿勢となるようにチャンバー6の内部に固定設置されている。保持プレート71の上面には、複数(少なくとも3個)の支持ピン72が円周上に沿って立設されている。複数の支持ピン72によって形成される円の径は半導体ウェハーWの径よりも若干小さい。よって、複数の支持ピン72によって半導体ウェハーWを水平姿勢(半導体ウェハーWの法線が鉛直方向に沿う姿勢)に載置して支持することができる。なお、複数の支持ピン72に代えて、保持プレート71の上面に半導体ウェハーWの径よりも小さい石英のリングを設けるようにしても良い。
また、チャンバー6の内部には移載機構5が設けられている。移載機構5は、一対の移載アーム51と、各移載アーム51の上面に設けられたリフトピン52とを備える。2本の移載アーム51のそれぞれには、例えば2本のリフトピン52が設けられている。2本の移載アーム51および4本のリフトピン52はいずれも石英にて形成される。一対の移載アーム51は、図示省略の昇降駆動部によって鉛直方向に沿って昇降移動される。一対の移載アーム51が上昇すると、計4本のリフトピン52が保持プレート71に穿設された貫通孔を通過し、その上端が保持プレート71の上面から突き出て支持ピン72よりも上方にまで到達する。一方、移載アーム51が下降しているときには、図1に示すように、リフトピン52の上端が保持プレート71よりも下方に位置している。なお、移載アーム51が下降している状態において、開閉機構によって一対の移載アーム51を水平方向に沿って開閉するようにしても良い。
光照射部4は、チャンバー6の下方に設けられている。光照射部4は、複数本のハロゲンランプHLおよびリフレクタ43を備える。本実施形態では、光照射部4に40本のハロゲンランプHLを設けている。複数のハロゲンランプHLは、チャンバー6の下方から石英窓64を介して熱処理空間65への光照射を行う。図2は、複数のハロゲンランプHLの配置を示す平面図である。本実施形態では、上下2段に各20本ずつのハロゲンランプHLが配設されている。各ハロゲンランプHLは、長尺の円筒形状を有する棒状ランプである。上段、下段ともに20本のハロゲンランプHLは、それぞれの長手方向が保持部7に保持される半導体ウェハーWの主面に沿って(つまり水平方向に沿って)互いに平行となるように配列されている。よって、上段、下段ともにハロゲンランプHLの配列によって形成される平面は水平面である。
また、図2に示すように、上段、下段ともに保持部7に保持される半導体ウェハーWの中央部に対向する領域よりも周縁部に対向する領域におけるハロゲンランプHLの配設密度が高くなっている。すなわち、上下段ともに、ランプ配列の中央部よりも端部側の方がハロゲンランプHLの配設ピッチが短い。このため、光照射部4からの光照射による加熱時に温度低下が生じやすい半導体ウェハーWの周縁部により多い光量の照射を行うことができる。
また、上段のハロゲンランプHLからなるランプ群と下段のハロゲンランプHLからなるランプ群とが格子状に交差するように配列されている。すなわち、上段の各ハロゲンランプHLの長手方向と下段の各ハロゲンランプHLの長手方向とが直交するように計40本のハロゲンランプHLが配設されている。
ハロゲンランプHLは、ガラス管内部に配設されたフィラメントに通電することでフィラメントを白熱化させて発光させるフィラメント方式の光源である。ガラス管の内部には、窒素やアルゴン等の不活性ガスにハロゲン元素(ヨウ素、臭素等)を微量導入した気体が封入されている。ハロゲン元素を導入することによって、フィラメントの折損を抑制しつつフィラメントの温度を高温に設定することが可能となる。したがって、ハロゲンランプHLは、通常の白熱電球に比べて寿命が長くかつ強い光を連続的に照射できるという特性を有する。また、ハロゲンランプHLは棒状ランプであるため長寿命であり、ハロゲンランプHLを水平方向に沿わせて配置することにより上方の半導体ウェハーWへの放射効率が優れたものとなる。
また、リフレクタ43は、複数のハロゲンランプHLの下方にそれら全体を覆うように設けられている。リフレクタ43の基本的な機能は、複数のハロゲンランプHLから出射された光をチャンバー6内の熱処理空間65に反射するというものである。リフレクタ43は例えばアルミニウム合金板にて形成されており、その表面(フラッシュランプFLに臨む側の面)はブラスト処理により粗面化加工が施されている。
図1に戻り、チャンバー6の上方には温度測定部8が設けられている。温度測定部8はパイロメータ81を備える。図3は、パイロメータ81の構造を示す図である。パイロメータ81は、広角レンズ系82と3個の受光センサー21とを備える。広角レンズ系82は、先頭から順に凹凸凸凹凸の5枚のレンズを接合して形成されている。第2レンズ(先頭から2番目の凸レンズ)中には絞り83が設けられている。広角レンズ系82は、無限遠方の物体に対する結像位置が3個の受光センサー21の並びの平面上となるように構成されている。本実施形態においては、3個の受光センサー21に対して単一の広角レンズ系82を設けており、半導体ウェハーWからの放射光が共通の広角レンズ系82によって3個の受光センサーに導かれる。なお、広角レンズ系82としては、図3に例示するものに限定されず、公知の種々のレンズ系を採用することができる。
受光センサー21は、広角レンズ系82によって導かれた光を受光してその強度に応じたレベルの電気信号を出力する。本実施形態においては、1つのパイロメータ81に3個の受光センサー21が設けられている。3個の受光センサー21は単一のホルダー25に収納されている。図4は、ホルダー25の外観斜視図である。ホルダー25は、例えばアルミニウム(Al)などの金属にて形成されている。ホルダー25には、3個の収納用の孔が形設されており、各孔に1個の受光センサー21が収納されている。
また、図3に示すように、ホルダー25にはペルチェ素子27が付設されている。ペルチェ素子27は、通電によって一方面から他方面へと熱移動させるペルチェ効果によりホルダー25を冷却する。本実施形態においては、3個の受光センサー21が共通のホルダー25に収納されているため、ペルチェ素子27によって3個の受光センサー21が同じ温度に均一に冷却されることとなる。
パイロメータ81は、チャンバー6の上方において、広角レンズ系82の先頭の凹レンズ(受光センサー21が設けられている側と反対側のレンズ)が赤外透過窓63に対向するように設置されている。パイロメータ81の受光センサー21は波長1μm以上の赤外線を検知する。シリコンにて形成された赤外透過窓63は波長1μm以上の赤外線を透過する。すなわち、チャンバー6内の熱処理空間65から放射された波長1μm以上の赤外線は赤外透過窓63を透過してパイロメータ81によって検出されることとなり、パイロメータ81は赤外透過窓63よりも下側の半導体ウェハーWから放射された放射光を検知することができるのである。
図5は、温度算定部91の構成を示すブロック図である。パイロメータ81に備えられた3個の受光センサー21はマルチプレクサ85に電気的に接続されている。マルチプレクサ85は、図5に模式的に示すように、複数の入力信号の中から一つを選択して出力する回路である。本実施形態では、マルチプレクサ85は、3個の受光センサー21から伝達された信号のうちから一つを選択して温度算定部91に出力する。
温度算定部91は、A/Dコンバータ92および演算部93を備える。A/Dコンバータ92は、受光センサー21からマルチプレクサ85を介して伝達された電気信号(アナログ)をデジタル信号に変換する。演算部93は、A/Dコンバータ25から出力されたデジタル信号に基づいて演算処理を行うことによって温度を算定する。演算部93は、例えば1つのICチップ上にCPU、メモリ、タイマなどを搭載したワンチップマイコンによって実現するようにすれば良い。ワンチップマイコンであれば、処理を行うことはできないが、特定の処理を高速で行うことができる。
温度算定部91と制御部3とは通信回線を介して接続されている。制御部3は、熱処理装置1に設けられた上記の種々の動作機構を制御する。制御部3のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部3は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスクを備えて構成される。制御部3のCPUが所定の処理プログラムを実行することによって熱処理装置1における処理が進行する。また、制御部3には温度算定部91による半導体ウェハーWの温度算定結果が伝達されるとともに、それに基づいて光照射部4の出力も制御部3によって制御される。なお、温度算定部91と制御部3とを接続する通信回線は、シリアル通信であっても良いし、パラレル通信であっても良い。
また、図1に戻り、熱処理装置1には赤外透過窓63を冷却する冷却部69が設けられている。本実施形態では、冷却部69として送風機を用いている。冷却部69は、チャンバー6の外部に設けられており、赤外透過窓63の上面に向けて送風することにより赤外透過窓63を空冷する。冷却部69は、送風する風を温調するための温調機構を備えていても良い。
上記の構成以外にも熱処理装置1は、熱処理空間65の雰囲気調整を行う機構、例えば窒素(N)、酸素(O)、水素(H)、塩化水素(HCl)、アンモニア(NH)などの処理ガスを熱処理空間65に供給する給気機構および熱処理空間65内の雰囲気を装置外に排気する排気機構を備えていても良い。また、光照射部4からの光照射によるチャンバー6の過剰な温度上昇を防止するための水冷管をチャンバー6の側壁に設けるようにしても良い。
次に、熱処理装置1における半導体ウェハーWの処理手順について説明する。以下に説明する熱処理装置1の処理手順は、制御部3が熱処理装置1の各動作機構を制御することにより進行する。
まず、図示省略のゲートバルブが開いて搬送開口部67が開放され、装置外部の搬送ロボットにより搬送開口部67を介して処理対象となるシリコンの半導体ウェハーWがチャンバー6内に搬入される。搬送ロボットによって搬入された半導体ウェハーWは保持部7の直上位置まで進出して停止する。そして、移載機構5の一対の移載アーム51が上昇することにより、計4本のリフトピン52が保持プレート71の貫通孔を通過して支持ピン72よりも上方に突き出て搬送ロボットから半導体ウェハーWを受け取る。
半導体ウェハーWがリフトピン52に載置された後、搬送ロボットが熱処理空間65から退出して搬送開口部67が閉鎖されることにより熱処理空間65が密閉空間とされる。そして、一対の移載アーム51が下降することにより、半導体ウェハーWは移載機構5から保持部7に受け渡され、支持ピン72によって下方より水平姿勢にて保持される。半導体ウェハーWは、パターン形成がなされた表面を上面として保持部7に保持される。つまり、パターン形成がなされていない裏面が下面となっている。
半導体ウェハーWが石英にて形成された保持部7によって水平姿勢にて下方より保持された後、光照射部4の40本のハロゲンランプHLが一斉に点灯して光照射加熱(ランプアニール)が開始される。ハロゲンランプHLから出射されたハロゲン光は、石英にて形成された石英窓64および保持プレート71を透過して半導体ウェハーWの裏面から照射される。
ハロゲンランプHLから出射されて石英の石英窓64および保持プレート71を透過した光は保持部7に保持された半導体ウェハーWの裏面に照射され、それによって半導体ウェハーWが加熱されて目標とする処理温度にまで昇温する。本実施形態においては、パターンの形成されていない半導体ウェハーWの裏面に光が照射されるため、均一な光照射加熱を行うことができる(いわゆるバックサイドアニール)。すなわち、パターン形成がなされていない半導体ウェハーWの裏面には光吸収率のパターン依存性が存在しないため、裏面全面にわたって光吸収率は均一であり、その結果ハロゲンランプHLの光が均一に吸収されるのである。なお、移載機構5の移載アーム51およびリフトピン52も石英にて形成されているため、ハロゲンランプHLによる光照射加熱の障害となることは無い。
ハロゲンランプHLからの光照射加熱によって昇温した半導体ウェハーWからは、その温度に応じた強度(エネルギー)の赤外線が放射される。半導体ウェハーWから放射される赤外線の強度は温度(絶対温度)の4乗に比例することが知られている(シュテファン=ボルツマンの法則)。そして、昇温した半導体ウェハーWの表面から放射された赤外線はチャンバー6の上端に設けられたシリコンの赤外透過窓63を透過する。
図6は、厚さ3mmのシリコンの分光透過率を示す図である。同図に示すように、可視光を含む波長1μm以下の光はシリコンを全く透過しないのに対して、波長1μmを超える赤外線はある程度シリコンを透過する。そして、本実施形態のパイロメータ81は波長1μm以上の赤外線を検知する。従って、昇温した半導体ウェハーWの表面から放射された波長1μm以上の赤外線はシリコンの赤外透過窓63を透過してパイロメータ81によって検出されることとなる。
半導体ウェハーWの表面から放射され、赤外透過窓63を透過した放射光(赤外線)は、パイロメータ81の広角レンズ系82によって受光センサー21に導かれる。このときに、半導体ウェハーWの表面の異なる3つの領域から放射された放射光が広角レンズ系82によって個別に3個の受光センサー21のいずれかに導かれる。すなわち、3個の受光センサー21は半導体ウェハーWの異なる3箇所からの放射光を受光する。
図7は、3個の受光センサー21によって測定対象となる半導体ウェハーWの3箇所の領域を示す図である。例えば、図7の左側の領域SRから放射された放射光は、赤外透過窓63を透過した後、広角レンズ系82によって図3の上側の受光センサー21に導かれる。また、図7の中央の領域SRから放射された放射光は広角レンズ系82によって図3の中央の受光センサー21に導かれる。さらに、図7の右側の領域SRから放射された放射光は広角レンズ系82によって図3の下側の受光センサー21に導かれる。このように、パイロメータ81の3個の受光センサー21は、単一の広角レンズ系82を介して半導体ウェハーWの異なる3箇所からの放射光を受光し、その放射光の強度を検出する。
広角レンズ系82の第2レンズには絞り83が設けられているため、半導体ウェハーWの異なる領域SRから放射された放射光が混合して受光センサー21に入射することは防がれる。すなわち、単一の広角レンズ系82によって3個の受光センサー21のそれぞれには半導体ウェハーWの異なる領域SRの1箇所から放射された放射光のみが導かれるのである。また、パイロメータ81は広角レンズ系82を備えるため、半導体ウェハーWの広い範囲の異なる3箇所の領域からの放射光を受光センサー21に導くことができる。
半導体ウェハーWの表面の異なる3箇所の領域SRから放射された放射光を受光した3個の受光センサー21のそれぞれは、受光した放射光の強度に応じたレベルの電気信号を出力する。3個の受光センサー21から出力された電気信号はマルチプレクサ85によって順次に選択され、それらのうちの1つの受光センサー21からの信号が温度算定部91に伝達される。温度算定部91では、マルチプレクサ85によって選択された受光センサー21から出力された信号がA/Dコンバータ25によってデジタル信号に変換される。そして、そのデジタル信号に基づいて演算部93が演算処理を行うことにより、選択中の受光センサー21に対応する半導体ウェハーWの領域SRの温度が算定される。半導体ウェハーWの放射光の強度から温度を算定するには、黒体輻射についてのプランクの法則或いはそれから導かれるステファン・ボルツマンの法則を利用した公知の演算手法用いることができる。また、半導体ウェハーWの表面温度と受光センサー21が出力する信号レベルとを予め対応付けたテーブルを作成して制御部3が備える記憶部に格納しておき、そのテーブルに基づいて領域SRの温度を求めるようにしても良い。
マルチプレクサ85は、3個の受光センサー21から入力された電気信号を順次に選択してそのうちの1つの温度算定部91に出力するため、演算部93は、3個の受光センサー21からの信号を順次に処理して3箇所の領域SRの温度を順次に算定する。
このようにして、本実施形態では、1つのパイロメータ81に3個の受光センサー21を設け、単一のパイロメータ81によって半導体ウェハーWの表面の異なる3箇所の領域SRの温度を測定している。温度算定部91にて算定された3箇所の領域SRの温度は制御部3に伝達される。制御部3は、温度算定部91による算定結果に基づいて、3箇所の領域SRの温度が等しくなるように光照射部4のハロゲンランプHLへの電力供給を制御するようにしても良い。また、制御部3は、温度算定部91による3箇所の領域SRの温度算定結果をディスプレイ等に表示するようにしても良い。
ところで、上記のような温度測定時に、半導体ウェハーWから放射された光の一部は赤外透過窓63を透過するものの、残部は赤外透過窓63に吸収され、赤外透過窓63自体が加熱される。すなわち、光照射加熱によって昇温した半導体ウェハーWからの輻射熱によって、半導体ウェハーWと同じ材質(シリコン)の赤外透過窓63が加熱されるのである。シリコンは、常温のときには図6に示すような分光透過率特性を示すが、加熱されて昇温するとほとんど赤外線を透過しなくなるという性質を有する。従って、半導体ウェハーWが昇温してからの経過時間が長くなるにつれて赤外透過窓63も昇温し、半導体ウェハーWから放射された赤外線が赤外透過窓63を透過しにくくなってパイロメータ81による検出が困難となる。
このため、赤外透過窓63を冷却するための冷却部69が設けられている。冷却部69は、少なくともハロゲンランプHLが点灯している間は赤外透過窓63の上面に向けて継続して送風する。これにより、ハロゲンランプHLからに光照射加熱によって半導体ウェハーWが昇温しても、赤外透過窓63の温度は冷却部69によって150℃以下に維持されることとなる。150℃以下であれば赤外透過窓63は波長1μm以上の赤外線を透過することができる。なお、より確実に赤外線を透過するためには、冷却部69によって赤外透過窓63を100℃以下に冷却しておくのが好ましい。
所定時間の光照射加熱が終了した後、ハロゲンランプHLが消灯して半導体ウェハーWの降温が開始される。ハロゲンランプHLが消灯して所定時間が経過し、半導体ウェハーWが十分に降温した後、移載機構5の一対の移載アーム51が上昇し、リフトピン52が保持プレート71に保持されていた半導体ウェハーWを突き上げて支持ピン72から離間させる。その後、搬送開口部67が再び開放され、装置外部の搬送ロボットのハンドが搬送開口部67からチャンバー6内に進入して半導体ウェハーWの直下で停止する。続いて、移載アーム51が下降することによって、半導体ウェハーWがリフトピン52から搬送ロボットに渡される。そして、半導体ウェハーWを受け取った搬送ロボットのハンドがチャンバー6から退出することにより、半導体ウェハーWがチャンバー6から搬出され、熱処理装置1における光照射加熱処理が完了する。
本実施形態においては、1つのパイロメータ81に3個の受光センサー21を設けている。そして、これら3個の受光センサー21に対して単一の広角レンズ系82を設け、半導体ウェハーWの異なる3箇所の領域SRから放射された放射光を単一の広角レンズ系82によって3個の受光センサー21に個別に導いている。異なる3箇所の領域SRから放射された放射光を受光した3個の受光センサー21から出力された信号は温度算定部91によって順次に処理され、3箇所の領域SRの温度が求められる。このため、測定対象領域からのパイロメータ81まで距離、パイロメータ81の設置角度、および、パイロメータ81が備えるレンズ系等に起因した機差を解消することができ(そもそも機差が存在しない)、半導体ウェハーWの異なる3箇所の領域SRの温度を非接触にて正確に測定することができる。
また、3個の受光センサー21は単一のホルダー25に収納されている。そのホルダー25は、ペルチェ素子27によって所定温度に冷却されている。従って、共通のホルダー25に収納された3個の受光センサー21は同じ温度に均一に冷却されることとなる。このため、受光センサー21自身の温度による熱ノイズは、3個の受光センサー21について全く同じになる。その結果、受光センサー21の熱ノイズに起因した機差も存在しなくなり、半導体ウェハーWの異なる3箇所の領域SRの温度をより正確に測定することができる。
さらに、3個の受光センサー21から出力された電気信号をマルチプレクサ85によって順次に選択して温度算定部91に伝達することにより、3個の受光センサー21からの信号は共通のA/Dコンバータ25および演算部93によって処理されることとなる。このため、受光センサー21から出力された電気信号を処理する電気回路に起因した機差も存在しなくなる。その結果、温度算定部91の電気回路による調整を一度行うことにより、3個の受光センサー21の測定精度は均一に揃うこととなる。
このように、本実施形態においては、パイロメータの機差を無くすことによって半導体ウェハーWの異なる複数箇所の温度を正確に測定することができる。そして、従来は繁雑な作業となっていたパイロメータの機差の解消に要する負担を最小限のものとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態においては、チャンバー6の下方に光照射部4を設け、半導体ウェハーWの裏面に光を照射して加熱するバックサイドアニールを行っていたが、チャンバー6の上方に光照射部4を設け、パターン形成がなされた半導体ウェハーWの表面に光照射を行うようにしても良い。また、チャンバー6の下方にハロゲンランプHLを備えた光照射部4を設け、チャンバー6の上方にフラッシュランプを設けたフラッシュランプアニール装置に本発明に係る温度測定部8を設けるようにしても良い。
チャンバー6の上方にランプを設ける場合には、光照射の障害とならないように、温度測定部8のパイロメータ81を測定対象の半導体ウェハーWの斜め上方に設置する。半導体ウェハーWの斜め上方にパイロメータ81を設置しても、半導体ウェハーWの異なる複数箇所から放射された放射光を単一の広角レンズ系82によって3個の受光センサー21に個別に導いて、それら複数箇所の温度を正確に測定することができる。
また、上記実施形態においては、パイロメータ81に3個の受光センサー21を設けていたが、これに限定されるものではなく、複数の受光センサー21を設ける形態であれば良い。図8には、7個の受光センサー21を設けたホルダー125の外観斜視図を示す。図8のホルダー125には、7個の収納用の孔が形設されており、各孔に1個の受光センサー21が収納されている。ホルダー125に7個の受光センサー21を収納している以外のパイロメータ81の構成は上記実施形態と同じである。
図9は、7個の受光センサー21によって測定対象となる半導体ウェハーWの7箇所の領域を示す図である。図9の例においては、半導体ウェハーWの斜め上方にパイロメータ81を設置している。半導体ウェハーWの斜め上方にパイロメータ81を設置した場合には、同図に示すように、各測定領域が略楕円となる。このようにしても、半導体ウェハーWの異なる7箇所の領域から放射された放射光は単一の広角レンズ系82によって7個の受光センサー21に個別に導かれる。そして、異なる7箇所の領域から放射された放射光を受光した7個の受光センサー21から出力された信号は温度算定部91によって順次に処理され、7箇所の領域の温度が正確に測定される。広角レンズ系82が円筒状である場合には、図8のように7個の受光センサー21を収納した円筒状のホルダー125を設けるのが好適である。
また、1つの熱処理装置1に2つ以上のパイロメータ81を設けるようにしても良い。図10は、上記実施形態と同様のパイロメータ81を2つ設ける構成の一例を示す図である。図10に示す例においては、半導体ウェハーWの斜め上方に90°の間隔を隔てて2つのパイロメータ81を設けている。各パイロメータ81は、半導体ウェハーWの異なる3箇所の領域の温度を測定する。同図に示すように、2つのパイロメータ81がそれぞれ温度測定する3箇所の領域のうちの中央の領域は重なり合う。2つのパイロメータ81のうちの一方をマスターとして他方をスレーブとし、スレーブのパイロメータ81が測定した中央の領域の温度をマスターのパイロメータ81が測定した中央の領域の温度に一致するようにスレーブのパイロメータ81の電気回路等の調整を行う。このようにすれば、2つのパイロメータ81を使用して半導体ウェハーWの異なる5箇所の領域の温度を正確に測定することができる。
また、上記実施形態においては、赤外透過窓63をシリコンにて形成していたが、これに限定されるものではなく、パイロメータ81の検出波長域の赤外線を透過する素材であれば良く、例えばゲルマニウム(Ge)またはサファイア(Al)にて形成するようにしても良い。もっとも、シリコンの円板は比較的容易に入手できるため、製造コストの観点からはシリコンを用いるのが好ましい。また、光照射部4からの光照射が外乱とならなければ、赤外透過窓63を石英ガラスにて形成するようにしても良い。
また、赤外透過窓63を空冷するの代えて、水冷によって冷却するようにしても良い。水冷によって赤外透過窓63を冷却する場合にも、半導体ウェハーWから放射された赤外線が透過する150℃以下に冷却する。
また、パイロメータ81を半導体ウェハーWの下方または斜め下方に設置し、半導体ウェハーWの裏面の異なる複数箇所の温度を測定するようにしても良い。
また、本発明に係る熱処理装置によって処理対象となる基板は半導体ウェハーに限定されるものではなく、液晶表示装置などのフラットパネルディスプレイに用いるガラス基板や太陽電池用の基板であっても良い。さらに、本発明に係る温度測定装置である温度測定部8によって測定対象となるのは半導体ウェハーやガラス基板に限定されるものではなく、従来より放射温度計によって非接触にて温度測定される基材(例えば、高温の金属板やセラミックスなど)であっても良い。
1 熱処理装置
3 制御部
4 光照射部
5 移載機構
6 チャンバー
7 保持部
8 温度測定部
21 受光センサー
25 ホルダー
27 ペルチェ素子
63 赤外透過窓
64 石英窓
65 熱処理空間
69 冷却部
71 保持プレート
72 支持ピン
81 パイロメータ
82 広角レンズ系
83 絞り
85 マルチプレクサ
91 温度算定部
92 A/Dコンバータ
93 演算部
HL ハロゲンランプ
W 半導体ウェハー

Claims (6)

  1. 基材の複数箇所の温度を非接触にて測定する温度測定装置であって、
    基材から放射される放射光を受光する複数の受光センサーと、
    基材の複数箇所から放射された放射光を個別に前記複数の受光センサーのいずれかに導く単一のレンズ系と、
    前記複数の受光センサーのそれぞれが受光した放射光の強度に基づいて前記複数箇所の温度を個別に算定する温度算定部と、
    を備え、
    前記単一のレンズ系によって前記複数の受光センサーのそれぞれには前記複数箇所の1箇所から放射された放射光が導かれることを特徴とする温度測定装置。
  2. 請求項1記載の温度測定装置において、
    前記複数の受光センサーを収納する単一の収納部と、
    前記単一の収納部を冷却する冷却部と、
    をさらに備えることを特徴とする温度測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の温度測定装置において、
    前記温度算定部は、前記複数の受光センサーからの信号を順次に処理して温度を算定する共通の演算回路を含むことを特徴とする温度測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の温度測定装置において、
    前記単一のレンズ系は広角レンズ系であることを特徴とする温度測定装置。
  5. 基板を収容するチャンバーと、
    前記チャンバーに収容された基板を加熱する加熱部と、
    前記加熱部によって加熱された基板の複数箇所の温度を測定する請求項1から請求項4のいずれかに記載の温度測定装置と、
    を備えることを特徴とする熱処理装置。
  6. 請求項5記載の熱処理装置において、
    前記加熱部は、前記チャンバーに収容された基板に光を照射して当該基板を加熱するランプを備えることを特徴とする熱処理装置。
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