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JP2014092006A - バランスドア及びバランスドア用移動補助装置 - Google Patents

バランスドア及びバランスドア用移動補助装置 Download PDF

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JP2014092006A
JP2014092006A JP2012244764A JP2012244764A JP2014092006A JP 2014092006 A JP2014092006 A JP 2014092006A JP 2012244764 A JP2012244764 A JP 2012244764A JP 2012244764 A JP2012244764 A JP 2012244764A JP 2014092006 A JP2014092006 A JP 2014092006A
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door
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door body
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JP2012244764A
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Tomoji Izume
友治 井爪
Konosuke Hirono
耕之助 廣野
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Nifco Inc
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Nifco Inc
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Abstract

【課題】扉体の開閉操作時における負担を軽減することが可能なバランスドア及びバランスドア用移動補助装置を提供する。
【解決手段】バランスドア10は、開口部14を有する枠体11と、回動軸16Aを中心にして枠体11に揺動可能に連結される第1扉本体16と回動軸17Aを中心にして第1扉本体16に揺動可能に連結される第2扉本体17とを有して開口部14を閉塞可能な扉体15と、横枠13に向かって突出するストライカ20と、ストライカ20を横枠13に沿って案内する案内部30と、を備える。案内部30は、扉体15の閉動時にストライカ20を捕捉し、その捕捉したストライカ20を閉位置まで誘導する閉動補助機構50Bと、扉体15の開動時にストライカ20を捕捉して、その捕捉したストライカ20を開位置まで誘導する開動補助機構50Aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示の技術は、バランスドア及びバランスドア用移動補助装置に関する。
従来から、引き戸と開き戸との長所を組み合わせたバランスドアが知られている。例えば特許文献1に記載のバランスドアでは、縦枠と横枠とで囲まれる開口部を備えた枠体と、開口部を閉塞可能な扉体とを備えている。扉体は、縦枠に対して揺動可能に連結される支持アームと、支持アームの先端部に揺動可能に連結されて上記開口部を閉塞可能な扉本体とを備えている。また、扉本体には横枠に向かって突出した被ガイド部材が設けられ、横枠には上記被ガイド部材を横枠に沿って案内するガイド部材が設けられている。
そして、扉体の開動時には、被ガイド部材が横枠に沿って案内されながら、扉本体が支持アームに対して回動し、支持アームが扉本体の回動方向とは反対方向に回動する。そのため、枠体の開口部を貫通するように扉体が枠体の前後方向に振り分けられることで開き戸に比べて扉体を開動させるためのスペースが少なく済むとともに、引き戸のように扉本体を収容する戸袋も必要ない。
実公平2−36870号公報
ところで、上述したバランスドアであっても、車椅子使用者にとっては、開閉操作時に扉体と車椅子との干渉を回避する必要があるため、開閉操作に大変な労力を要する。そのため、車椅子使用者であっても、扉体の開閉操作時における負担が軽減されるバランスドアが望まれている。
本開示の技術は、扉体の開閉操作時における負担を軽減することが可能なバランスドア及びバランスドア用移動補助装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するバランスドアは、縦枠と横枠とで囲まれる開口部を有する枠体と、前記縦枠の延出方向に沿う回動軸を中心にして前記枠体に揺動可能に連結される第1揺動部と前記延出方向に沿う回動軸を中心にして前記第1揺動部に揺動可能に連結される第2揺動部とを有して前記開口部を閉塞可能な扉体と、前記第2揺動部に固定され、前記横枠に向かって突出するストライカと、前記横枠に配設されて前記ストライカを前記横枠に沿って案内する案内部と、を備え、前記案内部が、前記扉体の閉動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを閉位置に誘導する閉動補助機構と、前記扉体の開動時に前記ストライカを捕捉して、前記捕捉したストライカを開位置に誘導する開動補助機構と、を備える。
また、上記課題を解決するバランスドア用移動補助装置は、縦枠と横枠とで囲まれる開口部を有する枠体と、前記縦枠の延出方向に沿う回動軸を中心にして前記枠体に揺動可能に連結される第1揺動部と前記延出方向に沿う回動軸を中心にして前記第1揺動部に揺動可能に連結される第2揺動部とを有して前記開口部を閉塞可能な扉体と、を備えたバランスドアに適用され、前記扉体の移動を補助するバランスドア用移動補助装置であって、前記第2揺動部に固定されて前記横枠に向かって突出するストライカと、前記横枠に配設されて前記ストライカを前記横枠に沿って案内する案内部と、を備え、前記案内部が、前記扉体の閉動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを閉位置に誘導する閉動補助機構と、前記扉体の開動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを開位置に誘導する開動補助機構と、を備える。
この構成によれば、扉体の閉動時には、案内部に案内されるストライカが閉動補助機構によって捕捉されて当該ストライカが閉位置へ自動的に誘導される。また、扉体の開動時には、案内部に案内されるストライカが開動補助機構によって捕捉されて当該ストライカが開位置へ自動的に誘導される。すなわち、扉体の開閉時には、各補助機構によってストライカが捕捉される位置まで扉体を回動するだけで済む。その結果、扉体の開閉動作時における操作者への負担が軽減される。
上記構成のバランスドアについて、前記第1揺動部が前記開口部の一部を閉塞可能な第1扉本体を含み、前記第2揺動部が前記開口部の残りを閉塞可能な第2扉本体を含む。
この構成によれば、枠体の開口部が第1扉本体と第2扉本体とで閉塞される。そして、開状態にある扉体は、第1扉本体と第2扉本体とが重畳するように折れ曲がった状態となる。その結果、第2揺動部のみで枠体の開口部が閉塞される場合に比べて、バランスドアの開動に扉体を逃がすためのスペースが小さくなる。その結果、バランスドアの設置場所に関する自由度が高められる。
上記構成のバランスドアについて、前記第1揺動部が前記枠体に対して揺動可能に連結される支持アームを含み、前記第2揺動部が前記支持アームに対して揺動可能に連結されて前記開口部を閉塞可能な扉本体を含んでいてもよい。
こうした構成のバランスドアに対しても、閉動補助機構と開動補助機構とを備える案内部を適用することが可能である。
上記構成のバランスドアについて、前記横枠が、前記ストライカの挿入される溝部を有し、前記案内部が、前記溝部に収容されている。
この構成によれば、案内部が横枠から露出している場合に比べて、バランスドアの美観が向上する。
上記構成のバランスドア用移動補助装置について、前記案内部は、前記閉動補助機構と前記開動補助機構とを収容するケーシングを備え、前記ケーシングには、前記閉動補助機構と前記開動補助機構との間で前記ストライカを案内する案内溝が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ケーシングは、閉動補助機構と前記開動補助機構とを収容しているとともに、ストライカを案内する案内溝を備えている。そのため、閉動補助機構を収容するケーシング、開動補助機構を収容するケーシング、これら閉動補助機構と開動補助機構との間でストライカを案内する案内溝を備えるケーシング、これらのケーシングが各別である場合に比べて、移動補助装置の取り付け作業が容易となる。
本開示の技術におけるバランスドアの正面構造を示す正面図であって、枠体の開口部が扉体によって閉塞されているときの正面構造を示す正面図。 開動時における扉体を上面から見た上面図。 ストライカの斜視構造を示す斜視図。 バランスドア用移動補助装置の概略構成を示す概略構成図。 図4の5−5線における断面構造を示す断面図。 ストライカ捕捉前の開動補助機構におけるキャッチャー部付近の断面構造を示す断面図。 キャッチャー部の分解斜視図。 ストライカ捕捉前の開動補助機構におけるキャッチャー部付近の平面構造を示す平面図。 ストライカ捕捉後の開動補助機構におけるキャッチャー部付近の断面構造を示す断面図。 ストライカ捕捉後の開動補助機構におけるキャッチャー部付近の平面構造を示す平面図。 変形例におけるバランスドアの正面構造を示す正面図であって、枠体の開口部が扉体によって閉塞されているときの正面構造を示す正面図。
図1〜図10を参照して、本開示におけるバランスドアの一実施形態について説明する。
図1に示されるように、壁9に設置されるバランスドア10は、開口部14を有する枠体11と、枠体11の開口部14を閉塞可能な扉体15とを備えている。枠体11は、鉛直方向に延びる一対の縦枠12L,12Rと、水平方向に延びて一対の縦枠12L,12Rの上端部を繋ぐ横枠13とを有しており、これら縦枠12L,12Rと横枠13によって開口部14が形成されている。
扉体15は、縦枠12R側に配置されて開口部14の一部を閉塞可能な第1扉本体16と、縦枠12L側に配置されて開口部14の残りを閉塞可能な第2扉本体17とを備えている。第1揺動部である第1扉本体16は、鉛直方向に延びて縦枠12R寄りに配置される回動軸16Aを中心にして揺動可能に枠体11に連結されている。第1扉本体16の先端部には、鉛直方向に延びる回動軸18Aを回動中心として回動可能なヒンジ機構18が配設されている。第2揺動部である第2扉本体17は、このヒンジ機構18を介して、鉛直方向に延びる回動軸17Aを中心として揺動可能に第1扉本体16に連結されている。第2扉本体17の正面壁17Fには開閉操作の際に操作される操作部19Fが形成され、図示されない背面壁17Bにも開閉操作の際に操作される操作部19Bが形成されている。また、第2扉本体17の上端面17aには横枠13に向かって突出するストライカ20が固定されている。
一方、横枠13には、ストライカ20が挿入される溝部21が形成されている。溝部21には、扉体15の開閉時にストライカ20を横枠13に沿って案内するとともにストライカ20を誘導する開動補助機構50A及び閉動補助機構50Bを備えた案内部30が収容されている。バランスドア用移動補助装置は、これらストライカ20と案内部30とで構成される。
図2に示されるように、上述したバランスドア10では、正面壁17Fに設置された操作部19Fが手前側に操作されると、ストライカ20は、案内部30によって開動方向OPに案内されながら開動する。この際、第2扉本体17が回動軸17Aを回動中心として時計回り方向に回動し、第1扉本体16が回動軸16Aを回動中心として反時計回り方向に回動する。
また、上述したバランスドア10では、背面壁17Bに設置された操作部19Bが手前側に操作されると、ストライカ20は、案内部30によって開動方向OPに案内されながら開動する。この際、第2扉本体17が回動軸17Aを回動中心として反時計回り方向に回動し、第1扉本体16が回動軸16Aを回動中心として時計回り方向に回動する。
一方、開状態にあるバランスドア10が閉動されると、第1及び第2扉本体16,17は、案内部30によってストライカ20が閉動方向CLに案内されながら、各々の回動軸16A,17Aを回動中心として開動時とは逆方向に回動する。
図3を参照して、バランスドア用移動補助装置を構成するストライカ20について説明する。
図3に示されるように、ストライカ20は、第2扉本体17の上端面17aに固定される板状のストライカベース22に突設されている。ストライカベース22には、ストライカ20を挟むように、ストライカ20を第2扉本体17に固定する際の基準となる円状孔23と、円弧状をなす円弧状孔24とが形成されている。ストライカ20は、これら円状孔23と円弧状孔24とを通じて第2扉本体17にねじ込まれるねじ25によって第2扉本体17に対して固定される。
図4〜図10を参照して、バランスドア用移動補助装置を構成する案内部30について説明する。
図4に示されるように、案内部30は、横枠13の溝部21に収容されている。案内部30のケーシング31は、横枠13に沿って延びており、その両端部には案内部30を横枠13に固定するための図示されないねじが貫挿されるねじ孔32が形成されている。案内部30は、上記ねじ孔32を通じてねじが横枠13にねじ込まれることによって横枠13に固定される。ケーシング31には、互いに対向する一対の側壁33,34によって、ストライカ20の挿入される案内溝35が形成されており、この案内溝35に沿ってストライカ20が案内される。そして、ケーシング31における縦枠12R側には開動補助機構50Aが収容され、縦枠12L側には閉動補助機構50Bが収容されている。そして、ケーシング31の側壁33,34には、案内溝35の幅を局所的に狭めることで、各補助機構50A,50Bに進入するストライカ20を案内するストライカガイド36,37が形成されている。
次に開動補助機構50Aについて説明するが、開動補助機構50Aと閉動補助機構50Bは、同じ構成の機構が対称となるように配設されたものである。そのため、ここでは開動補助機構50Aについて説明し、閉動補助機構50Bについては開動補助機構50Aと同様の符号を付すことによりその詳細な説明を省略する。
図5に示されるように、開動補助機構50Aは、バランスドア10の閉動時に閉動補助位置まで案内されたストライカ20を捕捉するキャッチャー部51と、キャッチャー部51を開動方向OPに付勢する引っ張りコイルばね52と、引っ張りコイルばね52の付勢力によって移動するキャッチャー部51を制動するダンパー53を備えている。
図6及び図7に示されるように、キャッチャー部51は、引っ張りコイルばね52によって開動方向OPに付勢されるキャッチャー本体55と、一対の捕捉アーム63を回動可能に軸支するスライド部材57とを備える。またキャッチャー部51は、キャッチャー本体55に対してスライド部材57を閉動方向CLに付勢する圧縮コイルばね58と、キャッチャー本体55及びスライド部材57に対して上下動可能なキャッチャーストッパー59とを備える。
ここで、ケーシング31には、長手方向に沿って延びてケーシング31内の空間を上部室38Aと下部室38Bとに仕切る仕切板39が形成されている。この仕切板39には、ケーシング31の長手方向に延びるスロット40が形成されており、キャッチャー本体55のフック55aがこのスロット40を通じて上部室38Aに配設されている。
この上部室38Aには、上述した引っ張りコイルばね52が収容されており、引っ張りコイルばね52の一端部が上記フック55aに掛止され、他端部がケーシング31に形成された掛止部41に掛止されている。この引っ張りコイルばね52は、キャッチャー部51の位置に関わらず、常にキャッチャー部51を開動方向OPに付勢している。
また、ケーシング31には、仕切板39の閉動方向CL側に、該仕切板39の下部室38B側の面に連なる係止凹部42が形成されている。そして、この係止凹部42にキャッチャーストッパー59の一部が収容されることで、ケーシング31に対してキャッチャー部51が係止される。そして、ケーシング31にキャッチャー部51が係止されているとき、引っ張りコイルばね52の伸長量が最大となる。なお、引っ張りコイルばね52の伸長量が最大となる位置をキャッチャー部51の待機位置という。
一方、下部室38Bには、上述したダンパー53が収容されている。ダンパー53は、ケーシング31に対して固定されたシリンダー53aとシリンダー53aに対して進退移動可能なロッド53bとを備えており、ロッド53bの先端部がキャッチャー本体55の連結部55bに連結されている。
キャッチャー本体55には、前方開口部55cからスライド部材57が挿入される。スライド部材57には後方に延びる軸部57aが形成されており、この軸部57aは、キャッチャー本体55のばね収容部55dを通じて逃げ路55eに挿入されている。スライド部材57の軸部57aは、キャッチャー本体55に対してスライド部材57が移動する際に逃げ路55e内を摺動する。キャッチャー本体55のばね収容部55dには、上述した圧縮コイルばね58が収容されている。圧縮コイルばね58は、キャッチャー本体55に対してスライド部材57を閉動方向CLに付勢している。また、スライド部材57が挿入されているキャッチャー本体55には、フック側開口部55fからキャッチャーストッパー59が挿入される。
キャッチャー本体55に挿入されたキャッチャーストッパー59は、スライド部材57の一対の側壁57bに挟まれる位置に配置される。キャッチャーストッパー59は、ピン60によってスライド部材57及びキャッチャー本体55に連結されている。ピン60は、キャッチャー本体55の側壁55gの各々に形成された上下ガイド孔55hと、スライド部材57の側壁57bの各々に形成された係脱ガイド孔57cと、キャッチャーストッパー59に形成された挿通孔59aとに挿入されている。係脱ガイド孔57cは、キャッチャー本体55に対するスライド部材57の開動方向OPへの移動によりキャッチャーストッパー59を係止凹部42から脱出させるように、また、キャッチャー本体55に対するスライド部材57の閉動方向CLへの移動によりキャッチャーストッパー59を係止凹部42へと押し込むように湾曲している。すなわち、キャッチャーストッパー59は、スライド部材57が圧縮コイルばね58によってキャッチャー本体55に対して閉動方向CLに付勢されていることから、係止凹部42に押し込まれるように常に付勢されている。
また、キャッチャーストッパー59には、係止凹部42の底面側に、ピン61を回動中心として回動可能なローラー62が取り付けられている。このローラー62は、外周面の一部がキャッチャーストッパー59よりも係止凹部42の底面側に張り出している。
図7及び図8に示されるように、スライド部材57には、一対の捕捉アーム63が回動可能に支持されている。一対の捕捉アーム63の各々は、互いの先端部が近づくように湾曲しており、スライド部材57の前壁に形成された一対の軸支部57dにピン64によって回動可能に支持される。一対の捕捉アーム63の各々には、内側に向かって張り出す内側張出部63aと、外側に向かって張り出す外側張出部63bとを有している。
一対の捕捉アーム63は、キャッチャー部51が待機位置に配置されているとき、外側張出部63bがケーシング31の側壁33,34に形成された切り欠き部43,44に収容される。これにより、一対の捕捉アーム63の間をストライカ20が通過可能となる。そして、ストライカ20の押圧によりスライド部材57が開動方向OPに移動すると、一対の捕捉アーム63は、各々の外側張出部63bが側壁33,34の切り欠き部43,44に案内されてピン64を回動軸として内側張出部63aを互いに近づけるように回動する。こうした捕捉アーム63の回動によって、キャッチャー部51は、ストライカ20を捕捉する。
一方、一対の捕捉アーム63には、スライド部材57の軸支部57dの反対側に向かって延びるカムフォロア63cが形成されている。このカムフォロア63cは、閉動方向CLに移動するキャッチャー部51が待機位置に配置される際に、ケーシング31に形成されたカム部45に案内される。これにより、一対の捕捉アーム63は、ピン64を回動軸として互いに離れるように回動することでストライカ20を解放する。
図9及び図10を参照して、上述した構成の開動補助機構50Aの動作について説明する。なお、開動補助機構50Aは、キャッチャー部51が待機位置に配置された状態にある。
図9及び図10に示されるように、上述した構成の開動補助機構50Aでは、扉体15の開動操作がなされてストライカ20が開動補助位置に到達すると、キャッチャー部51のスライド部材57がストライカ20によって開動方向OPに押圧される。ストライカ20で押圧されたスライド部材57は、圧縮コイルばね58の付勢力に抗してキャッチャー本体55に対して開動方向OPに移動する。
こうしたスライド部材57の開動方向OPへの移動によって、一対の捕捉アーム63は、各々の外側張出部63bが側壁33,34の切り欠き部43,44に案内されてピン64を街道軸として内側張出部63aを互いに近づけるように回動する。こうした捕捉アーム63の回動によって、キャッチャー部51は、ストライカ20を捕捉する。
また、同じくスライド部材57の開動方向OPへの移動によって、ピン60がスライド部材57の係脱ガイド孔57cに案内される。そして、キャッチャーストッパー59は、ピン60がキャッチャー本体55の上下ガイド孔55hに案内されることで、キャッチャー本体55に対して係止凹部42から脱出する方向に移動し、やがて係止凹部42から脱出する。
そのあと、キャッチャー部51は、一対の捕捉アーム63でストライカ20を捕捉したまま、引っ張りコイルばね52の付勢力によって、キャッチャーストッパー59のローラー62を仕切板39上を転動させながら開動方向OPへと移動する。そして、キャッチャー部51は、ストライカ20を開位置まで誘導すると、ストライカ20を捕捉したまま、引っ張りコイルばね52の付勢力によって、ストライカ20を開位置に保持する。
一方、扉体15の閉動操作がなされると、ストライカ20の閉動方向CLへの移動にともなって、キャッチャー部51も閉動方向CLへ移動する。やがて、キャッチャー部51が待機位置に近づくと、一対の捕捉アーム63のカムフォロア63cがカム部45に案内されることで、一対の捕捉アーム63がピン64を回動軸として互いに離れるように回動し始まる。
そして、キャッチャー部51が待機位置に到達すると、開動補助機構50Aは、一対の捕捉アーム63に捕捉されていたストライカ20を解放するとともに、キャッチャーストッパー59の一部が係止凹部42に収容されることで待機位置に保持される。
なお、扉体15の閉動操作の際、閉動補助機構50Bは、閉動補助位置にストライカ20が到達すると、開動補助機構50Aと同様、ストライカ20を捕捉し、その捕捉したストライカ20を閉動方向CLに誘導するとともに該ストライカ20を閉位置に保持する。
次に、上述したバランスドア10の作用について説明する。
上述したバランスドア10においては、扉体の開動操作により開動補助位置に到達したストライカ20は、開動補助機構50Aによって開位置まで誘導されたのち該開位置にて保持される。すなわち、バランスドア10では、ストライカ20が開動補助位置に到達するまで扉体15を開動操作するだけで、扉体15の開動が自動的に行われるとともに扉体15の開状態が維持される。また、扉体15を閉動する際には、扉体15を閉動補助位置まで扉体15を閉動操作するだけで扉体15の閉動が自動的に行われる。
そのため、扉体15の開閉操作時における操作者への負担が軽減される。特に、扉体15の開動操作時には扉体15が開状態に維持されることから、車椅子使用者に対する負担が軽減される。
また、バランスドア10では、扉体15が、開口部14の一部を閉塞可能な第1扉本体16と、開口部14の残りを閉塞可能な第2扉本体17とで構成されている。そのため、開状態にある扉体15は、第1扉本体16と第2扉本体17とが重畳するように折れ曲がる。これにより、扉体が開口部14を閉塞可能な1つの扉本体しか備えていない場合に比べて、開動操作時に扉体15を逃がすためのスペースが少なくて済む。その結果、バランスドア10の設置場所に関する自由度が高められる。
そのうえ、案内部30が横枠13に形成された溝部21に収容されていることから、案内部30が外部に露出している場合に比べて、バランスドア10の美観が向上する。
以上説明したように、上記実施形態のバランスドア10によれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)案内部30が開動補助機構50A及び閉動補助機構50Bを具備することから、扉体15の開閉操作時における操作者への負担が軽減される。特に、開動操作時には扉体15が開状態に維持されることから、車椅子使用者に対する負担が軽減される。
(2)扉体15が第1扉本体16と第2扉本体17とで構成されることから、バランスドア10の設置場所に関する自由度が高められる。
(3)案内部30が横枠13の溝部21に収容されていることから、バランスドア10の美観が向上する。
(4)ケーシング31には、開動補助機構50Aと閉動補助機構50Bが収容されている。また、ケーシング31には、側壁33,34によって、開動補助機構50Aと閉動補助機構50Bとの間でストライカ20を案内する案内溝35が形成されている。その結果、開動補助機構50Aのケーシング、閉動補助機構50Bのケーシング、開動補助機構50Aと閉動補助機構50Bとの間でストライカを案内する案内溝が形成されるケーシング、これらが各別である場合に比べて、案内部30の取り付け作業が容易である。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・上記案内部30は、1つのケーシング31に開動補助機構50A及び閉動補助機構50Bが収容され、また、ケーシング31の側壁33,34によって案内溝35を形成している。これに限らず、移動補助装置は、開動補助機構50Aを収容するケーシング、閉動補助機構50Bをケーシング、開動補助機構50Aと閉動補助機構50Bとの間でストライカを案内する案内溝が形成されるケーシング、これらが各別であってもよい。
・案内部30が横枠13から露出していてもよい。
・図11に示されるように、扉体は、第1揺動部として一対の支持アーム66と、第2揺動部として開口部14を閉塞可能な扉本体67とで構成される扉体65であってもよい。一対の支持アーム66は、回動軸66Aを回動中心として回動可能に枠体11に連結されており、扉本体67は、回動軸67Aを回動中心として回動可能に一対の支持アーム66に連結されている。
・一対の捕捉アーム63は、ヒンジ部を介してスライド部材57に一体的に形成されていてもよい。
・キャッチャー部51は、スライド部材57を押圧するストライカ20を捕捉可能な構成をなしていればよく、一対の捕捉アーム63に代えて、例えば、側壁33側に回動軸を有するフック状の部材を備えていてもよい。
9…壁、10…バランスドア、11…枠体、12,12L,12R…縦枠、13…横枠、14…開口部、15…扉体、16…第1扉本体、16A…回動軸、17…第2扉本体、17A…回動軸、17a…上端面、17B…背面壁、17F…正面壁、18…ヒンジ機構、18A…回動軸、19B…操作部、19F…操作部、20…ストライカ、21…溝部、22…ストライカベース、23…円状孔、24…円弧状孔、25…ねじ、30…案内部、31…ケーシング、32…ねじ孔、33,34…側壁、35…案内溝、36,37…ストライカガイド、38A…上部室、38B…下部室、39…仕切板、40…スロット、41…掛止部、42…係止凹部、43…切り欠き部、44…切り欠き部、45…カム部、50A…開動補助機構、50B…閉動補助機構、51…キャッチャー部、52…引っ張りコイルばね、53…ダンパー、53a…シリンダー、53b…ロッド、55…キャッチャー本体、55a…フック、55b…連結部、55c…前方開口部、55d…ばね収容部、55e…逃げ路、55f…フック側開口部、55g…側壁、55h…上下ガイド孔、57…スライド部材、57a…軸部、57b…側壁、57c…係脱ガイド孔、57d…軸支部、58…圧縮コイルばね、59…キャッチャーストッパー、59a…挿通孔、60…ピン、61…ピン、62…ローラー、63…捕捉アーム、63a…内側張出部、63b…外側張出部、63c…カムフォロア、64…ピン、65…扉体、66…支持アーム、66A…回動軸、67…扉本体、67A…回動軸。

Claims (6)

  1. 縦枠と横枠とで囲まれる開口部を有する枠体と、
    前記枠体に対して揺動可能に連結される第1揺動部と前記第1揺動部に対して揺動可能に連結される第2揺動部とを有して前記開口部を閉塞可能な扉体と、
    前記第2揺動部に固定されて前記横枠に向かって突出するストライカと、
    前記横枠に配設されて前記ストライカを前記横枠に沿って案内する案内部と、を備え、
    前記案内部が、
    前記扉体の閉動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを閉位置に誘導する閉動補助機構と、
    前記扉体の開動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを開位置に誘導する開動補助機構と、を備える
    ことを特徴とするバランスドア。
  2. 前記第1揺動部が前記開口部の一部を閉塞可能な第1扉本体を含み、
    前記第2揺動部が前記開口部の残りを閉塞可能な第2扉本体を含む
    請求項1に記載のバランスドア。
  3. 前記第1揺動部が前記枠体に対して揺動可能に連結される支持アームを含み、
    前記第2揺動部が前記支持アームに対して揺動可能に連結されて前記開口部を閉塞可能な扉本体を含む
    請求項1に記載のバランスドア。
  4. 前記横枠が前記ストライカの挿入される溝部を有し、
    前記案内部が前記溝部に収容されている
    請求項2または3に記載のバランスドア。
  5. 縦枠と横枠とで囲まれる開口部を有する枠体と、前記枠体に対して揺動可能に連結される第1揺動部と前記第1揺動部に対して揺動可能に連結される第2揺動部とを有して前記開口部を閉塞可能な扉体と、を備えたバランスドアに適用され、前記扉体の移動を補助するバランスドア用移動補助装置であって、
    前記第2揺動部に固定されて前記横枠に向かって突出するストライカと、
    前記横枠に配設されて前記ストライカを前記横枠に沿って案内する案内部と、を備え、
    前記案内部が、
    前記扉体の閉動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを閉位置に誘導する閉動補助機構と、
    前記扉体の開動時に前記ストライカを捕捉し、前記捕捉したストライカを開位置に誘導する開動補助機構と、を備える
    ことを特徴とするバランスドア用移動補助装置。
  6. 前記閉動補助機構と前記開動補助機構とを収容するケーシングを備え、
    前記ケーシングに、前記閉動補助機構と前記開動補助機構との間で前記ストライカを案内する案内溝が形成されている
    請求項5に記載のバランスドア用移動補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018178514A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 コクヨ株式会社 スライドドア装置及びパーティションシステム

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