JP2014087191A - ワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】電線を所望の形状に保持し、また、保護する配線具を備えるワイヤハーネスにおいて、配線具を電線に取り付けるために必要な部品の数及び作業工数を低減すること。
【解決手段】配線具1の第一部材2は、面ファスナーの貼付面を構成するループ面及びフック面のうちの少なくとも一方を含む第一貼付面が形成された板状の部材である。配線具1の第二部材3は、ループ面及びフック面のうちの少なくとも他方を含む第二貼付面が形成され、第二貼付面が第一貼付面に貼り付いていることによって第一部材2と合体している。電線9は、合体した両部材の間における第一貼付面と第二貼付面とが貼り付いた部分の間を通る状態で、両部材によって形状が保持されている。
【選択図】図1
【解決手段】配線具1の第一部材2は、面ファスナーの貼付面を構成するループ面及びフック面のうちの少なくとも一方を含む第一貼付面が形成された板状の部材である。配線具1の第二部材3は、ループ面及びフック面のうちの少なくとも他方を含む第二貼付面が形成され、第二貼付面が第一貼付面に貼り付いていることによって第一部材2と合体している。電線9は、合体した両部材の間における第一貼付面と第二貼付面とが貼り付いた部分の間を通る状態で、両部材によって形状が保持されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電線及びその電線の形状を保持する配線具を備えたワイヤハーネスに関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスは、電線に取り付けられた樹脂製の配線具を備え、電線がその配線具によって予め定められた経路に沿って保持された状態で敷設されることが多い。例えば、従来の一般的なワイヤハーネスにおいて、電線は、粘着テープ又はベルト部材などの結束材によって板状又は棒状の樹脂部材に固定される。
また、特許文献1に示されるワイヤハーネスは、電線束を挟み込む状態で熱プレスによって固着された2つの樹脂部材からなる配線具を備える。特許文献1に示されるワイヤハーネスにおいて、電線は、配線具とは別個の結束材によって2つの樹脂部材の一方に固定され、熱プレスにより固着された2つの樹脂部材によって保護される。
特許文献1に示される配線具は、電線を固定する部位ごとにベルト部材又は粘着テープなどの別個の結束材を必要とする。また、従来の一般的なワイヤハーネスにおいても、多くの樹脂部材と、その樹脂部材に電線を固定するための多くの結束材及びそれを取り付けるための煩雑な作業とが必要となる。
以上に示したように、従来の配線具及びワイヤハーネスは、電線を予め定められた形状に保持しつつ保護するために、多くの部品、それらを取り扱う煩雑な作業を必要とするという問題点を有している。
本発明は、電線を所望の形状に保持し、また、保護する配線具を備えるワイヤハーネスにおいて、配線具を電線に取り付けるために必要な部品の数及び作業工数を低減することを目的とする。
本発明の第1態様に係るワイヤハーネスは、電線と、その電線に取り付けられてその電線の形状を保持する配線具と、を備える。さらに、上記配線具は板状の第一部材とその第一部材と合体した第二部材とを備える。上記第一部材は、面ファスナーの貼付面を構成するループ面及びフック面のうちの少なくとも一方を含む第一貼付面が形成された板状の部材である。上記第二部材は、上記ループ面及び上記フック面のうちの少なくとも他方を含む第二貼付面が形成され、該第二貼付面が上記第一貼付面に貼り付いていることによって上記第一部材と合体した部材である。さらに、上記電線は、合体した上記第一部材及び上記第二部材の間における上記第一貼付面と上記第二貼付面とが貼り付いた部分の間を通る状態で、上記第一部材及び上記第二部材によって形状が保持されている。
また、本発明の第2態様に係るワイヤハーネスは、第1態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第2態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記配線具の上記第一部材は、凹凸を成す板状の部材であり、それぞれの頂上部に一の平面に沿う上記第一貼付面が形成された複数の中空の隆起部と複数の上記隆起部の谷間をなす谷部とを含む。そして、上記電線は、上記第一部材の上記谷部に沿って配置されている。
また、本発明の第3態様に係るワイヤハーネスは、第2態様に係るワイヤハーネスの一態様である。第3態様に係るワイヤハーネスにおいて、上記第二部材は柔軟性を有するシート状の部材である。さらに、上記第一部材における上記第一貼付面が形成された領域内及び上記第二部材における上記第二貼付面が形成された領域内の各々に相互に連通する複数の貫通孔が形成されている。さらに、上記電線は上記第一部材及び上記第二部材の間における上記貫通孔に沿って形成されている。
上記の各態様に係るワイヤハーネスにおいて、電線は、面ファスナーにより合体した2つの部材の間において、面ファスナーにおける一対の貼付面が貼り付いた部分の間を通る状態で、それら2つの部材によって形状が保持されている。即ち、2つの部材は、それらにおける電線に対向する部分と、電線の両側における面ファスナーの貼り付き部分と、によって電線の周囲を囲むことにより、電線を保護するとともに電線の形状を保持する。
また、配線具の2つの部材は、予め両部材に形成された面ファスナーの貼り付けによって電線に留められるため、配線具を電線に取り付けるために必要な粘着テープ又は結束ベルトなどの他の部品の取り付けは不要である。
以上に示したことから、上記の各態様に係るワイヤハーネスが採用されれば、電線は、配線具によって所望の形状に保持されるとともに保護され、さらに、配線具を電線に取り付けるために要する部品数及び作業工数を低減することが可能となる。
また、第2態様の配線具の第一部材において、複数の隆起部の谷間をなす谷部は、選択可能な複数の経路を形成している。即ち、複数の隆起部は、選択可能な複数の経路を案内する突起部として機能する。そのため、第2態様における配線具は、電線の経路が異なる様々な仕様のワイヤハーネスへの適用が可能である。従って、ワイヤハーネスの設計の自由度が高まる。
さらに、第2態様の配線具においては、第一部材における隆起部及び谷部は、平板状の樹脂部材の真空成形によって容易に得られる。真空成形は、射出成形よりも簡易に実現できる点において好適である。
また、第3態様の配線具においては、配線具を構成する2つの部材における貼付面が形成された領域内に、電線の経路を案内する複数の突起部を通すことが可能な複数の貫通孔が形成されている。この場合、第一部材上に電線を配置する作業及びさらにその上に第二部材を重ねる作業において、第一部材及び第二部材と電線との位置決めが容易となり好適である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
まず、図1〜4を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス10の構成について説明する。ワイヤハーネス10は、電線9と配線具1とを備えている。配線具1は、電線9に取り付けられて電線の形状を所望の形状に保持するとともに電線9を保護する部材である。
まず、図1〜4を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス10の構成について説明する。ワイヤハーネス10は、電線9と配線具1とを備えている。配線具1は、電線9に取り付けられて電線の形状を所望の形状に保持するとともに電線9を保護する部材である。
なお、図3(a)は、図1に示されるII−II平面における断面図であり、図3(b)は、図1に示されるIII−III平面における断面図である。
ワイヤハーネス10にいて、電線9は線状の導体とその導体の周囲を覆う絶縁被覆を含む絶縁電線である。また、電線9の端部にはコネクタ91が設けられている。
図1〜4に示されるように、配線具1は、重ねられた状態で合体した第一部材2及び第二部材3を含む。第一部材2及び第二部材3は、面ファスナー4によって合体した状態に維持されている。電線9は、その一部が第一部材2及び第二部材3の間に挟まれることによって形状が保持されるとともに保護される。なお、図2において、第二部材3が仮想線(二点鎖線)で描かれている。
図4は、ワイヤハーネス10における面ファスナー4の部分の拡大図である。第一部材2には、面ファスナー4の貼付面を構成するループ面401及びフック面402のうちの少なくとも一方を含む第一貼付面412が形成された板状の部材である。また、第二部材3には、面ファスナー4の貼付面を構成するループ面401及びフック面402のうちの少なくとも他方を含む第二貼付面422が形成された部材である。
ループ面401は、ループ状に起毛された面であり、フック面402は、フック状に起毛された面である。フック面402の起毛部とループ面401の起毛部とが絡み合うことにより、第一貼付面412及び第二貼付面422は貼り付いた状態で維持される。
本実施形態においては、第一貼付面412及び第二貼付面422の各々は、ループ面401及びフック面402の両方が形成された貼付面である。なお、第一貼付面412が、ループ面401及びフック面402のうちの一方のみを含み、第二貼付面422が他方のみを含むことも考えられる。
第二部材3は、第二貼付面422が第一部材2の第一貼付面412に貼り付いていることによって第一部材2と合体している。また、電線9は、合体した第一部材2及び第二部材3の間における第一貼付面412と第二貼付面422とが貼り付いた部分の間を通る状態で、第一部材2及び第二部材3によって形状が保持されている。
より具体的には、配線具1において、第一部材2は、凹凸を成す板状の部材であり、基板部20及び複数の中空の隆起部21を有している。また、基板部20は、複数の中空部の谷間をなす谷部22を含む。図1〜3に示されるように、電線9は、第一部材2の谷部22に沿って配置されている。図3,4に示される例では、基板部20は平板状であるが、基板部20が凹凸をなす板状であることも考えられる。
第一貼付面412は、複数の隆起部21各々の頂上部に形成されている。図3,4に示される例では、第一貼付面412が形成されたシート状の面ファスナー材である第一面ファスナーシート41が、隆起部21の頂上の平坦な面に接着されている。
複数の隆起部21の頂上部は面一に形成されているため、複数の領域に分離して形成された第一貼付面412も面一に形成されている。
第一面ファスナーシート41は、柔軟性を有するシート状の基部411を有し、その基部411の表裏両面のうちの一方の面が第一貼付面412であり、他方の面が隆起部21の頭頂部に接着されている。
図1,2に示される例では、複数の隆起部21は、交差する2方向R1,R2各々において等間隔で並んで形成されている。従って、谷部22は、交差する2方向R1,R2各々において平行な複数の直線に沿う格子状の経路を形成している。図1,2に示される例では、2方向R1,R2は90°の角度で交差している。
隆起部21の形状は、例えば、円筒状、角柱状又は角錐からその頭頂点からの角錐状の一部分が除去された残りの部分の形状などである。図1〜4に示される隆起部21の形状は、概ね、正四角錐からその頭頂点からの正四角錐状の一部分が除去された残りの部分の形状であるが、その側辺の部分は角が丸められた滑らかな面を形成している。電線9の損傷防止の観点から、隆起部21の側面には角が形成されていないことが望ましい。
第一部材2における第一面ファスナーシート41を除く残りの部分である基板部20及び隆起部21は、合成樹脂の一体成形部材である。例えば、基板部20及び隆起部21は、ポリプロピレン(PP)又はポリアミド(PA)などの合成樹脂の部材である。
また、本実施形態における第二部材3は、第一部材2に対向する側の面に第二貼付面422が形成された板状の部材である。例えば、第二貼付面422は、第二部材3の表面における、第一部材2の第一貼付面412全体に対向する領域全体に形成されている。
図3,4に示される例では、第二貼付面422が形成されたシート状の面ファスナー材である第二面ファスナーシート42が、平板状の基板部30における第一部材2に対応する側の面に接着されている。第二面ファスナーシート42は、柔軟性を有するシート状の基部421を有し、その基部421の一方の面が第二貼付面422である。
第二部材3の基板部30は、例えば、ポリプロピレン(PP)又はポリアミド(PA)などの合成樹脂の部材である。
<第2実施形態>
次に、図5〜8を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る配線具1A及びそれを含むワイヤハーネス10Aについて説明する。配線具1Aは、図1〜4に示された配線具1と比較して、第一部材が、複数の隆起部に代えて複数の貫通孔が形成された部材であること、及び、第二部材が、複数の貫通孔が形成された部材であること、において異なる。図5〜8において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、配線具1Aにおける配線具1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図5〜8を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る配線具1A及びそれを含むワイヤハーネス10Aについて説明する。配線具1Aは、図1〜4に示された配線具1と比較して、第一部材が、複数の隆起部に代えて複数の貫通孔が形成された部材であること、及び、第二部材が、複数の貫通孔が形成された部材であること、において異なる。図5〜8において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、配線具1Aにおける配線具1と異なる点についてのみ説明する。
なお、図6はワイヤハーネス10Aが備える配線具1A及びその上に載置された電線9の平面図である。図7は、ワイヤハーネス10Aにおける電線9を挟持する部分の断面図である。図8は、電線9及びその電線9に組み付けられるときの配線具1Aの断面図である。また、図7は、図5に示されるIV−IV平面における断面図である。
配線具1Aは、第一部材2A及び第二部材3Aを有している。第一部材2A及び第二部材3Aは、面ファスナー4によって合体した状態に維持されている。電線9は、その一部が第一部材2A及び第二部材3Aの間に挟み込まれることによって形状が保持されるとともに保護される。
配線具1Aにおいて、第一部材2Aは、一方の面全体に第一貼付面412が形成された平板状の基板部20を有している。図3,4に示される例では、第一貼付面412が形成されたシート状の面ファスナー材である第一面ファスナーシート41が、基板部20の一方の面に接着されている。
一方、第二部材3Aは、柔軟性を有するシート状の部材であり、その一方の面全体に第二貼付面422が形成されている。図7,8に示される例では、第二部材3Aは、シート状の面ファスナー材である第二面ファスナーシート42そのものである。
図1,2に示されるように、第一部材2Aにおける第一貼付面412が形成された領域内には、複数の貫通孔が形成されている。便宜上、第一部材2Aの貫通孔のことを第一貫通孔24と称する。同様に、第二部材3Aにおける第二貼付面422が形成された領域内にも、複数の貫通孔が形成されている。便宜上、第二部材3Aの貫通孔のこと第二貫通孔34と称する。
第一部材2A及び第二部材3Aが重なった状態において、複数の第一貫通孔24各々と、複数の第二貫通孔34各々とは相互に連通する。第一貫通孔24及び第二貫通孔34は、分岐部を含む複数の経路に沿って形成されている。
図5,6に示される例では、複数の第一貫通孔24及びそれらに連通する複数の第二貫通孔34は、交差する2方向R1,R2各々において等間隔で並んで形成されている。従って、第一貫通孔24及び第二貫通孔34は、交差する2方向R1,R2各々において平行な複数の直線に沿う格子状の経路を形成している。図5,6に示される例では、2方向R1,R2は90°の角度で交差している。
また、第二部材3Aに形成された第二貫通孔34は、第一部材2Aに形成された第一貫通孔24よりも大きく形成されている。
続いて、図8を参照しつつ、電線9に配線具1Aを取り付ける手順の一例について説明する。以下に示される例では、図板8が用いられる。図板8は、平坦な上面が形成された台部80と、台部80の上面に並んで起立した複数のピン81とを有している。複数のピン81は、複数の第一貫通孔24各々に通すことが可能な太さで、かつ、複数の第一貫通孔24の位置関係と同じ位置関係で形成されている。
まず、第一部材2Aが、図板8の複数のピン81各々が第一部材2Aの第一貫通孔24各々を貫通する状態で図板8の上に載置される。これにより、平坦な第一部材2Aにおける複数の第一貫通孔24各々から複数のピン81各々が起立した状態となる。この状態において、複数のピン81は、配線具1における隆起部21の代わりに、電線9の経路を案内する突起部として機能する。
次に、電線9が、第一部材2A上に載置される。その際、電線9は、複数のピン81が形成する複数の経路のいずれかに沿う状態で、第一部材2A上に載置される。従って、電線9は、第一部材2Aにおける第一貫通孔24に沿って配置されることになる。
次に、第二部材3Aが、図板8の複数のピン81各々が第二部材3Aの第二貫通孔34各々を貫通する状態で第一部材2A及び電線9の上に重ねられる。さらに、第二部材3Aの第二貼付面422が第一部材2Aの第一貼付面412に貼り付けられる。最後に、電線9を挟む状態の第一部材2A及び第二部材3Aが図板8から取り外される。
以上に示された手順により、第二部材3Aは、第二貼付面422が第一貼付面412に貼り付いていることによって第一部材2Aと合体した状態となる。また、電線9は、第一部材2Aと第二部材3Aとによって挟持される。
以上に示された手順によって得られたワイヤハーネス10Aにおいて、電線9は、合体した第一部材2A及び第二部材3Aの間における第一貼付面412と第二貼付面422とが貼り付いた部分の間を通る状態で、第一部材2A及び第二部材3Aによって形状が保持されるとともに保護される。
<効果>
ワイヤハーネス10,10Aにおいて、電線9は、面ファスナー4により合体した第一部材2,2A及び第二部材3,3Aの間において、面ファスナー4における第一貼付面412及び第二貼付面422が貼り付いた部分の間を通る状態で、それら2つの部材によって形状が保持されている。
ワイヤハーネス10,10Aにおいて、電線9は、面ファスナー4により合体した第一部材2,2A及び第二部材3,3Aの間において、面ファスナー4における第一貼付面412及び第二貼付面422が貼り付いた部分の間を通る状態で、それら2つの部材によって形状が保持されている。
即ち、第一部材2,2A及び第二部材3,3Aは、それらにおける電線9に対向する部分と、電線9の両側における面ファスナー4の貼り付き部分と、によって電線9の周囲を囲むことにより、電線9を保護するとともに電線9の形状を保持する。
また、第一部材2,2A及び第二部材3,3Aは、予め両部材に形成された面ファスナー4の貼り付けによって電線9に留められるため、配線具1,1Aを電線9に取り付けるために必要な粘着テープ又は結束ベルトなどの他の部品の取り付けは不要である。
以上に示したことから、ワイヤハーネス10,10Aが採用されれば、電線9は、配線具1,1Aによって所望の形状に保持されるとともに保護され、さらに、配線具1,1Aを電線9に取り付けるために要する部品数及び作業工数を低減することが可能となる。
また、配線具1においては、第二部材3の第二貼付面422が緩衝材として機能する。同様に、配線具1Aにおいては、第一部材2Aの第一貼付面412及び第二部材3Aの第二貼付面422が緩衝材として機能する。そのため、電線9及び配線具1,1Aが振動を受けることによる異音の発生が抑制される。
また、配線具1の第一部材2において、複数の隆起部21の谷間をなす谷部22は、選択可能な複数の経路を形成している。即ち、複数の隆起部21は、選択可能な複数の経路を案内する突起部として機能する。そのため、配線具1は、電線9の経路が異なる様々な仕様のワイヤハーネスへの適用が可能である。従って、ワイヤハーネスの設計の自由度が高まる。
さらに、配線具1においては、第一部材2における隆起部21及び谷部22は、平板状の樹脂部材の真空成形によって容易に得られる。真空成形は、射出成形よりも簡易に実現できる点において好適である。
一方、配線具1Aにおいては、配線具1Aを構成する第一部材2A及び第二部材3Aにおける貼付面が形成された領域内に、電線9の経路を案内する複数のピン81を通すことが可能な複数の貫通孔24,34が形成されている。この場合、第一部材2A上に電線9を配置する作業及びさらにその上に第二部材3Aを重ねる作業において、第一部材2A及び第二部材3Aと電線9との位置決めが容易となり好適である。
ところで、第二貼付面422が第一貼付面412へ貼り付けられる際、第二部材3Aの一部が電線9に沿って湾曲するため、第一貫通孔24に対する第二貫通孔34の位置が少しずれる。そのため、第二貫通孔34が小さいと、その第二貫通孔34の縁部が位置決め用のピン81に引っ掛かかり、面ファスナー4の貼り付けが阻害される。
しかしながら、配線具1Aにおいて、第二貫通孔34は、十分な遊びを有するように、第一貫通孔24よりも大きく形成されている。これにより、第二部材3Aは、図版8のピン81に引っ掛かかることなく第一部材2Aに貼り付けられる。
<第3実施形態>
次に、図9を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る配線具1B及びそれを含むワイヤハーネス10Bについて説明する。配線具1Bは、図1〜4に示された配線具1と比較して、第一部材及び第二部材各々の一部が切除された構造を有している点が異なる。図9において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、配線具1Bにおける配線具1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図9を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る配線具1B及びそれを含むワイヤハーネス10Bについて説明する。配線具1Bは、図1〜4に示された配線具1と比較して、第一部材及び第二部材各々の一部が切除された構造を有している点が異なる。図9において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、配線具1Bにおける配線具1と異なる点についてのみ説明する。
なお、図9は、配線具1Bを含むワイヤハーネス10Bの平面図である。
図9に示されるように、ワイヤハーネス10Bにおいて、配線具1Bは、電線9の保持に寄与しない部分が切除された構造を有している。図9に示されるような配線具1及びそれを含むワイヤハーネス10Bも、本発明の実施形態の一つである。
<その他>
以上に示された各実施形態においては、配線具1,1A,1Bにおける面ファスナーシート41,42以外の部分は、合成樹脂の板材の真空成形によって得られる。しかしながら、それらが、合成樹脂の射出成形によって得られることも考えられる。
以上に示された各実施形態においては、配線具1,1A,1Bにおける面ファスナーシート41,42以外の部分は、合成樹脂の板材の真空成形によって得られる。しかしながら、それらが、合成樹脂の射出成形によって得られることも考えられる。
なお、本発明に係るワイヤハーネスは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態を自由に組み合わせること、或いは実施形態を適宜、変形又は一部省略することによって構成されることも可能である。
1,1A,1B 配線具
2,2A 第一部材
3,3A 第二部材
4 面ファスナー
8 図板
9 電線
10,10A,10B ワイヤハーネス
20 基板部
21 隆起部
22 谷部
24 第一貫通孔
30 基板部
34 第二貫通孔
41 第一面ファスナーシート
42 第二面ファスナーシート
80 図板の台部
81 図板のピン
91 コネクタ
401 ループ面
402 フック面
411,421 面ファスナーシートの基部
412 第一貼付面
422 第二貼付面
2,2A 第一部材
3,3A 第二部材
4 面ファスナー
8 図板
9 電線
10,10A,10B ワイヤハーネス
20 基板部
21 隆起部
22 谷部
24 第一貫通孔
30 基板部
34 第二貫通孔
41 第一面ファスナーシート
42 第二面ファスナーシート
80 図板の台部
81 図板のピン
91 コネクタ
401 ループ面
402 フック面
411,421 面ファスナーシートの基部
412 第一貼付面
422 第二貼付面
Claims (3)
- 電線と、
前記電線に取り付けられて前記電線の形状を保持する配線具と、を備え、
前記配線具は、
面ファスナーの貼付面を構成するループ面及びフック面のうちの少なくとも一方を含む第一貼付面が形成された板状の第一部材と、
前記ループ面及び前記フック面のうちの少なくとも他方を含む第二貼付面が形成され、該第二貼付面が前記第一貼付面に貼り付いていることによって前記第一部材と合体した第二部材と、を備え、
前記電線は、合体した前記第一部材及び前記第二部材の間における前記第一貼付面と前記第二貼付面とが貼り付いた部分の間を通る状態で、前記第一部材及び前記第二部材によって形状が保持されている、ワイヤハーネス。 - 請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記配線具の前記第一部材は、凹凸を成す板状の部材であり、それぞれの頂上部に前記第一貼付面が形成された複数の中空の隆起部と複数の前記隆起部の谷間をなす谷部とを含み、
前記電線は、前記第一部材の前記谷部に沿って配置されている、ワイヤハーネス。 - 請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記第二部材は柔軟性を有するシート状の部材であり、
前記第一部材における前記第一貼付面が形成された領域内及び前記第二部材における前記第二貼付面が形成された領域内の各々に相互に連通する複数の貫通孔が形成されており、
前記電線は前記第一部材及び前記第二部材の間における前記貫通孔に沿って形成されている、ワイヤハーネス。
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| JP2012235319A JP2014087191A (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2012235319A JP2014087191A (ja) | 2012-10-25 | 2012-10-25 | ワイヤハーネス |
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-
2012
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