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JP2014085465A - 光モジュールの製造方法およびレンズ部品 - Google Patents

光モジュールの製造方法およびレンズ部品 Download PDF

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JP2014085465A
JP2014085465A JP2012233581A JP2012233581A JP2014085465A JP 2014085465 A JP2014085465 A JP 2014085465A JP 2012233581 A JP2012233581 A JP 2012233581A JP 2012233581 A JP2012233581 A JP 2012233581A JP 2014085465 A JP2014085465 A JP 2014085465A
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lens component
adhesive
lenses
lens array
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JP2012233581A
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Masaki Oyagi
将貴 大谷木
Takayuki Shimazu
貴之 島津
Michiko Harumoto
道子 春本
Mitsutaka Sato
光貴 佐藤
Ayaka MORI
綾夏 盛
Genka Kimura
元佳 木村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
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Abstract

【課題】 実装機による迅速な実装プロセスに適合した光モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】 第一の面が第一支持部91を向く姿勢にレンズ部品60を配置し、第一支持部91によってレンズ部品60の第一吸着面67を吸着し、レンズ部品60を載置台94に運び、レンズ部品60を載置台94に置き、接着剤付与部80に接着剤Zを塗布し、レンズ部品60の第二の面が第二支持部92を向く姿勢にレンズ部品60を配置し、第二支持部92によって、レンズ部品60の第二吸着面を吸着し、基板24の所定位置にレンズ部品60を置き、接着剤Zを介してレンズ部品60を基板24に固定する、光モジュール1の製造方法が提供される。
【選択図】 図8

Description

本発明は、光モジュールの製造方法およびそれに用いられるレンズ部品に関する。
電気信号を光信号に変換する、あるいは、光信号を電気信号に変換する光モジュールが知られている。このような光モジュールは、光ファイバと、発光素子と、受光素子と、発光素子および受光素子と光ファイバとを光接続するレンズ部品とを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−163212号公報
ところで、特許文献1に記載のレンズ部品は、レンズ部品に一対の丸ボス穴状のレーザ位置決め用凹部を設け、受発光素子の搭載される基板に一対の円柱状のレーザ位置決め用凸部を設けている。レーザ位置決め用凹部とレーザ位置決め用凸部とを嵌合することにより、受発光素子とレンズ部品のレンズとの位置を合わせ、レンズ部品を基板に搭載している。
しかし、このように円柱状のレーザ位置決め用凸部をレーザ位置決め用凹部に嵌合させて、レンズ部品を基板に搭載する手法には、改善の余地がある。レーザ位置決め用凸部をレーザ位置決め用凹部に嵌合させるためには、レーザ位置決め用凹部の位置を認識し、レーザ位置決め用凸部をレーザ位置決め用凸部の位置まで正確に移動させ、レーザ位置決め用凸部をレーザ位置決め用凹部に挿入し、レーザ位置決め用凸部をレーザ位置決め用凹部の奥まで押し込む、といった工程が必要である。これらの工程を含む光モジュールの製造方法は、実装機による迅速な実装プロセスに適合させにくく、光モジュールの製造コストを下げられない要因の一つとなっている。
そこで本発明は、実装機による迅速な実装プロセスに適合した光モジュールの製造方法、およびそれに適したレンズ部品を提供する。
上記課題を解決することのできる本発明の光モジュールの製造方法は、
基板と、前記基板上に実装されたレンズ部品と、を備えた光モジュールの製造方法であって、
前記レンズ部品は、
前記基板に対向する第一の面に設けられた第一レンズ列と、
前記第一レンズ列とは異なる位置に設けられた第二レンズ列と、
前記第一レンズ列と前記第二レンズ列とを光接続する反射面と、
前記第一の面に設けられ、平坦な表面を有する第一吸着面と、
前記第一の面と異なる第二の面に設けられ、平坦な表面を有する第二吸着面と、
前記第一の面に設けられた接着剤付与部と、を有し、
前記光モジュールの製造方法は、
前記第一の面が第一支持部を向く姿勢に前記レンズ部品を配置し、
前記第一支持部によって前記レンズ部品の前記第一吸着面を吸着し、前記レンズ部品を載置台に運び、
前記接着剤付与部に接着剤を塗布し、
前記レンズ部品の前記第二の面が第二支持部を向く姿勢に前記レンズ部品を配置し、
前記第二支持部によって、前記レンズ部品の前記第二吸着面を吸着し、前記基板の所定位置に前記レンズ部品を置き、
前記接着剤を介して前記レンズ部品を前記基板に固定する。
上記光モジュールの製造方法において、
前記第一レンズ列および前記第二レンズ列には、複数のレンズが設けられており、
複数の前記レンズの位置を基に、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を認識する工程を備えてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記第一レンズ列および前記第二レンズ列のレンズには、同心円状に設けられた複数のリングからなる金型加工痕が転写されており、
前記金型加工痕を基に、前記レンズの位置を求めてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記レンズ部品には、前記載置台との位置決めに用いる位置決め部が設けられており、
前記位置決め部の位置を基に、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を特定する工程を備えてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記第一レンズ列および前記第二レンズ列をなす複数のレンズは、複数のブロックに区画されており、
前記ブロック内の前記レンズは一定の間隔に配列されており、
異なる前記ブロックに位置されて隣り合う前記レンズの間隔は、前記ブロック内の前記レンズの間隔よりも広く、
異なる前記ブロックに位置して隣り合う一対の前記レンズを用いて、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を認識する工程を備えてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記レンズ部品は、前記第二レンズ列の光軸方向に延びる一対のガイドピンを有し、
一対の前記ガイドピンの間の中心線を認識し、
前記中心線からの、前記第一レンズ列の各々のレンズの離間距離および前記第二レンズ列の各々のレンズの離間距離を求め、
前記第一レンズ列のレンズの離間距離と、前記第二レンズ列のレンズの離間距離とを比較し、両者の前記各々のレンズが対応する位置にあるか否かを判定してもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
一対の前記ガイドピンには、前記中心線を認識するためのマークが設けられており、
前記マークを基に、前記中心線を求めてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記第二吸着面は、前記第一吸着面の反対側の面に設けられており、
前記第一吸着面および前記第二吸着面の法線方向から見たとき、前記第一レンズ列のレンズ配列方向と直交する方向の前記第一吸着面および前記第二吸着面の寸法が、前記レンズ部品全体の寸法の半分以上としてもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
前記接着剤付与部の前記光軸方向における中央部分の一点に前記接着剤を塗布してもよい。
上記光モジュールの製造方法において、
前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
前記接着剤付与部は、前記基板と当接する当接部と、前記当接部から前記基板とは反対側に凹んだ接着剤収容部と、を有し、
前記接着剤収容部は、前記当接部に対して前記第一レンズ列と反対側に設けられており、
前記接着剤を、前記接着剤収容部に塗布してもよい。
上記課題を解決することのできる本発明のレンズ部品は、
上記光モジュールの製造方法に用いるレンズ部品であって、
基板に対向する第一の面に設けられた第一レンズ列と、
前記第一レンズ列とは異なる位置に設けられた第二レンズ列と、
前記第一レンズ列と前記第二レンズ列とを光接続する反射面と、
前記第一の面に設けられ、平坦な表面を有する第一吸着面と、
前記第一の面と異なる第二の面に設けられ、平坦な表面を有する第二吸着面と、
前記第一の面に設けられた接着剤付与部と、を有するレンズ部品。
上記レンズ部品において、
前記第二レンズ列の光軸方向に延びる一対のガイドピンを有し、
それぞれの前記ガイドピンには、一対の前記ガイドピンの中心線を認識するためのマークが設けられていてもよい。
上記レンズ部品において、
前記第一レンズ列および前記第二レンズ列のレンズには、同心円状に配置された複数のリングからなる金型加工痕が形成されていてもよい。
上記レンズ部品において、
前記第一レンズ列および前記第二レンズ列をなす複数のレンズは、複数のブロックに区画されており、
前記ブロック内の前記レンズは一定の間隔に配列されており、
異なる前記ブロックに位置されて隣り合う前記レンズの間隔は、前記ブロック内の前記レンズの間隔よりも広く設定されていてもよい。
上記レンズ部品において、
前記第二吸着面は、前記第一吸着面の反対側の面に設けられており、
前記第一吸着面および前記第二吸着面の法線方向から見たとき、前記第一吸着面および前記第二吸着面の前記第一レンズ列のレンズ配列方向と直交する方向の寸法が、前記レンズ部品全体の寸法の半分以上であってもよい。
上記レンズ部品において、
前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
前記接着剤付与部は、前記基板と当接する当接部と、前記当接部から前記基板とは反対側に凹んだ接着剤収容部と、を有し、
前記接着剤収容部は、前記当接部に対して前記第一レンズ列と反対側に設けられており、
前記接着剤が前記接着剤収容部に塗布されていてもよい。
本発明に係る光モジュールの製造方法は、実装機による迅速な実装プロセスに適している。また、本発明に係るレンズ部品は、この光モジュールの製造方法に適している。
本実施形態に係る光モジュールを示す斜視図である。 樹脂ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 (a)は回路基板を上から見た図であり、(b)は回路基板を横から見た図である。 本実施形態に係るレンズ部品の底面図である。 本実施形態に係るレンズ部品の側面図である。 検査工程において取得した画像を示す図である。 ピックアップ工程を示す図である。 接着剤塗布工程を示す図である。 接着剤の塗布位置を示すレンズ部品の底面図である。 反転工程を示す図である。 第二支持部の吸着工程および回路基板への配置工程を示す図である。 接着剤硬化工程を示す図である。
以下、本発明に係るレンズ部品及びそれを備えた光モジュールの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る光モジュールは、光通信技術などにおいて信号(データ)の伝送に用いられるものであり、接続先のパソコンなどといった電子機器に電気的に接続され、入出力される電気信号を光信号に変換して光信号を伝送するものである。
図1から図4に示すように、光モジュール1は、光ケーブル3の端部に取り付けられている。この光ケーブル3は、単芯或いは多芯の光ケーブルである。
光ケーブル3は、複数本(ここでは4本)の光ファイバ心線(光素子)7と、この光ファイバ心線7を被覆する樹脂製の外被9と、光ファイバ心線7と外被9との間に介在された極細径の抗張力繊維(ケブラー)11と、外被9と抗張力繊維11との間に介在された金属編組13とを有している。つまり、光ケーブル3では、光ファイバ心線7、抗張力繊維11、金属編組13及び外被9が、その中心から径方向の外側に向けてこの順に配置されている。
光ファイバ心線7は、コアとクラッドが石英ガラスである光ファイバ(AGF:All Glass Fiber)、クラッドが硬質プラスチックからなるプラスチック光ファイバ(HPCF:Hard Plastic Clad Fiber)、等を用いることができる。ガラスのコア径が80μmの細径HPCFを用いると、光ファイバ心線7が小径に曲げられても破断しにくい。
外被9は、ノンハロゲン難燃性樹脂である例えばPVC(poly vinyl chloride)から形成されている。外被9の外径は、4.2mm程度である。抗張力繊維11は、例えば、アラミド繊維であり、束状に集合された状態で光ケーブル3に内蔵されている。
金属編組13は、例えば錫めっき導線から形成されており、編組密度が70%以上、編み角度が45°〜60°である。金属編組13の外径は、0.05mm程度である。
光モジュール1は、ハウジング20と、ハウジング20の前端(先端)側に設けられる電気コネクタ22と、ハウジング20に収容される回路基板24とを備えている。
ハウジング20は、金属ハウジング26と、樹脂ハウジング28とから構成されている。金属ハウジング26は、収容部材30と、収容部材30の後端部に連結され、光ケーブル3を固定する固定部材32とから構成されている。
収容部材30は、断面が略矩形形状を呈する筒状の中空部材である。収容部材30は、回路基板24などを収容する収容空間を画成している。収容部材30の前端側には、電気コネクタ22が設けられ、収容部材30の後端側には、固定部材32が連結される。
固定部材32は、板状の基部34と、光ケーブル3側へ突出する筒部(図示略)と、基部34の両側から前方に張り出す一対の第1張出片38と、基部34の両側から後方に張り出す一対の第2張出片40とを有している。一対の第1張出片38は、収容部材30の後部からそれぞれ挿入され、収容部材30に当接して連結される。一対の第2張出片40は、後述する樹脂ハウジング28のブーツ46に連結される。なお、固定部材32は、基部34、筒部、第1張出片38及び第2張出片40が板金により一体に形成されている。
筒部は、略円筒形状をなしており、基部34から後方に突出するように設けられている。筒部は、カシメリング(図示略)との協働により光ケーブル3を保持する。具体的には、外被9を剥いだ後、光ケーブル3の光ファイバ心線7を筒部の内部に挿通させると共に、抗張力繊維11を筒部の外周面に沿って配置する。そして、筒部の外周面に配置された抗張力繊維11上にカシメリングを配置して、カシメリングをかしめる。これにより、抗張力繊維11が筒部とカシメリングとの間に挟持されて固定され、固定部材32に光ケーブル3が保持固定される。
基部34には、光ケーブル3の金属編組13の端部がはんだにより接合されている。具体的には、金属編組13は、固定部材32においてカシメリング(筒部)の外周を覆うように配置されており、その端部が基部34の一面(後面)にまで延ばされてはんだにより接合されている。これにより、固定部材32と金属編組13とは、熱的に接続されている。さらに、収容部材30の後端部に固定部材32が結合することにより、収容部材30と固定部材32とが物理的且つ熱的に接続される。つまり、収容部材30と光ケーブル3の金属編組13とが熱的に接続される。
樹脂ハウジング28は、例えばポリカーボネートなどの樹脂材料から形成されており、金属ハウジング26を覆っている。樹脂ハウジング28は、外装ハウジング44と、外装ハウジング44と連結するブーツ46とを有している。外装ハウジング44は、収容部材30の外面を覆うように設けられている。ブーツ46は、外装ハウジング44の後端部に連結され、金属ハウジング26の固定部材32を覆っている。ブーツ46の後端部と光ケーブル3の外被9とは、接着剤(図示しない)により接着される。
電気コネクタ22は、接続対象(パソコンなど)に挿入され、接続対象と電気的に接続される部分である。電気コネクタ22は、ハウジング20の前端側に配置されており、ハウジング20から前方に突出している。電気コネクタ22は、接触子22aにより回路基板24に電気的に接続されている。
図4の(a)は回路基板24の上面図であり、図4の(b)は回路基板24の側断面図である。なお、電気コネクタ22およびコネクタ部品54を、図4の(b)にのみ示し、図4の(a)では省略している。
回路基板24は、金属ハウジング26(収容部材30)の収容空間に収容されている。回路基板24には、制御用半導体50と、受発光素子52とが搭載されている。回路基板24は、制御用半導体50と受発光素子52とを電気的に接続している。
図4の(a)に示すように、回路基板24は平面視で略矩形形状を呈しており、所定の厚みを有している。回路基板24は、例えば、ガラスエポキシ基板、セラミック基板などの絶縁基板であり、その表面又は内部には、金(Au)、アルミ(Al)又は銅(Cu)などにより回路配線が形成されている。制御用半導体50と受発光素子52とは、光電変換部を構成している。
図4の(b)に示すように、制御用半導体50は、駆動IC(Integrated Circuit)50aや波形整形器であるCDR(Clock Data Recovery)装置50bなどを含んでいる。制御用半導体50は、回路基板24において、表面24aの前端側に配置されている。制御用半導体50は、電気コネクタ22と電気的に接続されている。
受発光素子52は、複数(ここでは2つ)の発光素子52aと、複数(ここでは2つ)の受光素子52bとを含んでいる。発光素子52a及び受光素子52bは、回路基板24において、表面24aの後端側に配置されている。発光素子52aとしては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、レーザダイオード(LD:Laser Diode)、面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)などを用いることができる。受光素子52bとしては、例えば、フォトダイオード(PD:Photo Diode)などを用いることができる。
受発光素子52は、レンズ部品60を介して光ケーブル3の光ファイバ心線7と光学的に接続されている。図4の(b)に示すように、レンズ部品60は、回路基板24に、受発光素子52及び駆動IC50aを覆うように設けられている。
光ファイバ心線7の末端には、コネクタ部品54が取り付けられている。コネクタ部品54に設けられたガイド孔54aと、レンズ部品60に設けられたガイドピン61とが嵌合することにより、光ファイバ心線7とレンズ部品60とが結合される。
上記構成を有する光モジュール1は、電気コネクタ22から回路基板24の配線を介して制御用半導体50に電気信号が入力される。制御用半導体50に入力された電気信号は、レベルの調整やCDR装置50bにより波形整形などが行われた後に、制御用半導体50から回路基板24の配線を介して発光素子に出力される。発光素子に電気信号が入力されると、電気信号を光信号に変換し、発光素子からレンズ部品60を介して送信用の光ファイバ心線7に光信号を出射する。
また、受信用の光ファイバ心線7中を伝送された光信号は、レンズ部品60を介して受光素子に入射される。受光素子は、入射された光信号を電気信号に変換し、この電気信号を回路基板24の配線を介して制御用半導体50に出力する。制御用半導体50は、電気信号に所定の処理を施した後、電気コネクタ22にその電気信号を出力する。
図4から図6を用いて、レンズ部品60について説明する。図5は、本実施形態に係るレンズ部品60の底面図である。図6は、レンズ部品60の側面図である。
レンズ部品60は、透明樹脂の樹脂成形により形成される部品である。
図4に示したように、レンズ部品60は、下面(第一の面)に設けられた素子側レンズ列(第一レンズ列)をなす素子側レンズ65と、側面に設けられたファイバ側レンズ列(第二レンズ列)をなすファイバ側レンズ62と、素子側レンズ65とファイバ側レンズ62とを光接続する反射面64と、を備えている。なお、レンズ部品60の下面とは回路基板24と対向する面であり、後述するレンズ部品60の上面とは下面と反対側の面である。
素子側レンズ65は、レンズ部品60の下面に設けられた素子側レンズ形成面75に設けられている。ファイバ側レンズ62は、レンズ部品60の側面に設けられたファイバ側レンズ形成面72に設けられている。素子側レンズ65およびファイバ側レンズ62はそれぞれ、レンズ配列方向L3(図5参照)に沿って配列されている。また、レンズ部品60の上面(第二の面)には、下方に凹んだ凹部63が形成されている。この凹部63の一面が反射面64とされている。
図5に示したように、これら素子側レンズ65およびファイバ側レンズ62は、レンズ配列方向L3に複数の(図示の例では2つの)ブロックT,Rに区画されている。本実施形態では、光信号を光ファイバ心線7へ向けて送信する送信系統のブロックTと、光ファイバ心線7から光信号を受信する受信系統のブロックRとに区画されている。このブロックT,R内のレンズは一定の間隔に配列されている。しかし、異なるブロックT,Rに位置されて隣り合うレンズの間隔は、ブロックT,R内のレンズの間隔よりも広く設定されている。これについては、図7を用いて後に詳述する。
ファイバ側レンズ形成面72のレンズ配列方向L3の両側に、ガイドピン形成面71が形成されている。ガイドピン形成面71は、ファイバ側レンズ形成面72から側方に突き出すように形成されている。このガイドピン形成面71からは、光ファイバ心線7の光軸方向に延びるガイドピン61が設けられている。このガイドピン61は、光ファイバ心線7の末端に取り付けられたコネクタ部品54のガイド孔54aと嵌合可能に形成されている(図4参照)。
図4の(b)に示したように、レンズ部品60の下面(第一の面)には、反射面64を挟んでファイバ側レンズ62と反対側に延びる下側吸着面(第一吸着面)67が設けられている。また、レンズ部品60の上面(第二の面)には、反射面64を挟んでファイバ側レンズ62と反対側に延びる上側吸着面(第二吸着面)68が設けられている。これら上側吸着面68および下側吸着面67は、その表面が平坦とされている。
レンズ部品60を上側吸着面68および下側吸着面67の法線方向から見たとき(上面視で)、レンズ配列方向L3と直交する方向の上側吸着面68の寸法L1および下側吸着面67の寸法L2は、レンズ部品60全体の寸法L0の半分以上とされている。本実施形態では、上側吸着面68の上記寸法L1および下側吸着面67の上記寸法L2が、レンズ部品60の全体の長さL0の6割程度の大きさとされている。
図5に示したように、レンズ部品60の下面の外周には、素子側レンズ65を囲むように脚部66が形成されている。図4の(a)に示したように、この脚部66は回路基板24側に突出するように形成されている。この脚部66の下面が回路基板24と当接し、レンズ部品60が回路基板24に固定されている。これにより、回路基板24と素子側レンズ65との間に、素子側レンズ65の焦点距離を確保している。また、脚部66により、その内側に設けられた受発光素子52を外部から保護している。
図5に示したように、脚部66の下面のうち、ファイバ側レンズ62の光軸方向(図5の上下方向)に沿ったレンズ部品60の両側には接着剤付与部80が設けられている。この接着剤付与部80は、ファイバ側レンズ62の光軸方向と同じ方向に沿って形成された細長い部位である。この接着剤付与部80は、回路基板24と当接する当接部81と、当接部81に対して素子側レンズ65と反対側の外周側に設けられた接着剤収容部82と、を備えている。図6に示すように、この接着剤収容部82は、当接部81から回路基板24とは反対側に凹んでいる。
図6に示したように、接着剤付与部80に塗布された接着剤Zにより、レンズ部品60は回路基板24に固定されている。接着剤Zは、接着剤収容部82と回路基板24で挟まれた領域のうち、ファイバ側レンズ62の光軸方向の中央部分に塗布されている。
図4に示したように、ファイバ側レンズ形成面72は、ガイドピン形成面71よりも光ファイバ心線7から遠い位置に形成されている。これにより、ファイバ側レンズ62と光ファイバ心線7とを離間させて、その間にファイバ側レンズ62の焦点距離を確保している。また、ファイバ側レンズ62にコネクタ部品54などが接触しにくいように、ファイバ側レンズ62が保護されている。
<光モジュールの製造方法>
次に、上述した光モジュール1の製造方法を図7から図13を用いて説明する。
図7は、光モジュール1の製造方法における検査工程において取得した画像を示す。図8は、ピックアップ工程を示す図である。図9は、接着剤塗布工程を示す図である。図10は、接着剤の塗布位置を示すレンズ部品の底面図である。図11は、反転工程を示す図である。図12は、第二支持部の吸着工程および回路基板への配置工程を示す図である。図13は、接着剤硬化工程を示す図である。
<検査工程>
まず、レンズ部品60が良品であるか否かを検査する。より詳しくは、レンズ部品60のファイバ側レンズ62と、これらと対応する素子側レンズ65の光軸が一致しているか否かを検査する。
本実施形態では、カメラによってガイドピン61および素子側レンズ65を含むレンズ部品60の下面を撮影し、図7の(a)に示すような画像を取得する。また、カメラによってガイドピン61およびファイバ側レンズ62を含む側面を撮影し、図7の(b)に示すような画像を取得する。得られたこれらの画像から一対のガイドピン61の間の中心線Mを認識する。
次に、図7の(a)のレンズ部品60の下面を撮影した画像から、各々の素子側レンズ65のガイドピン61の中心線Mからの離間距離(例えばd1およびd2)を求める。同様にして、図7の(b)のレンズ部品60の側面を撮影した画像から、各々のファイバ側レンズ62のガイドピン61の中心線Mからの離間距離(例えばD1およびD2)を求める。
次に、ファイバ側レンズ62と、このレンズに対応する素子側レンズ65の離間距離とを比べる(例えば離間距離d1とD1、離間距離d2とD2とを比較する)。両者の離間距離が所定の範囲内であれば、そのレンズ部品60は良品と判定する。両者の離間距離が所定の範囲よりも大きければ、そのレンズ部品60は不良品と判定する。良品と判定されたレンズ部品60は、以下に説明するピックアップトレー93に載せられる。
なお、予めガイドピン61の突出端面の中心に突起(マーク)61aを設けておき、この突起61aを使って、一対のガイドピン61の間の中心線Mを認識することが好ましい。突起61aはカメラによって認識しやすいので、容易かつ確実に一対のガイドピン61の間の中心線Mを認識することができる。
また、図7の(a),(b)に図示したように、上記のレンズ62,65の間の中心線Mからの離間距離を求める際に、レンズ62,65に形成された金型加工痕を用いるのが好適である。上述したようにレンズ部品60は樹脂成形により形成される。樹脂成形に用いる金型を作成する際に、レンズ62,65を形成する部位は切削バイトを同心円状に動かして形成される。このため、レンズ62,65を形成する部位には、同心円状の複数のリングからなる加工痕が形成される。樹脂成形の際には、この加工痕がレンズ62,65の表面に転写される。
これにより、レンズ62,65の表面には、同心円状の複数のリングからなる金型加工痕が形成されている。ここで、同心円状の複数のリングの金型加工痕の中心点は、レンズ62,65の中心点である。この金型加工痕を利用すると、レンズ62,65の中心点を認識することが容易である。
<ピックアップ工程>
次に、図8に示す実装機90を用いて、レンズ部品60を回路基板24に実装する。実装機90は、下方に設けられた吸着盤91aを上下方向に移動可能な第一支持部91と、下方に設けられた吸着盤92aを上下方向に移動可能な第二支持部92と、接着剤塗布部97(図9参照)と、ピックアップトレー93と、接着剤付与ステージ(載置台)94と、反転ステージ95と、支持ステージ96と、を備えている。吸着盤91a,92aは、真空吸着によりレンズ部品60の上側吸着面68および下側吸着面67とに吸着可能とされている。
まず、レンズ部品60を、下面が上方の第一支持部91を向く姿勢でピックアップトレー93上に配置する。次に、第一支持部91の吸着盤91aを下降させ、レンズ部品60の下側吸着面67に吸着させる。
このとき、レンズ部品60の上面視で、レンズ配列方向L3と直交する方向の上側吸着面68(および下側吸着面67)の寸法が、レンズ部品60の全長の半分以上の長さとされている。つまり、上側吸着面68(および下側吸着面67)の面積が大きいので、吸着盤91a,92aの吸着面積を大きく設定することができる。これにより、吸着盤91a,92aによる吸着力を大きく設定でき、レンズ部品60を第一支持部91(および第二支持部92)で運搬する際に、レンズ部品60が脱落することなく、安定した姿勢で運搬することができる。
次に、第一支持部91でレンズ部品60を持ち上げ、第一支持部91を移動させてレンズ部品60を接着剤付与ステージ94まで運搬し、レンズ部品60をそのままの状態で接着剤付与ステージ94に置く。つまり、接着剤付与ステージ94には、接着剤付与部80が上方を向いた状態でレンズ部品60が置かれる。
<接着剤付与工程>
次に図9に示したように、接着剤塗布部97により、接着剤Zを上方から接着剤付与部80に塗布する。接着剤塗布部97は、ディスペンサであり、下端部に設けられた開口部から接着剤Zを下方に向かって押し出す。
図10に示したように、接着剤塗布部97は、接着剤付与部80の長手方向(ファイバ側レンズ62の光軸方向)における中央部分の一点に接着剤Zを塗布する。このように、一点に接着剤Zを塗布するので、接着剤塗布部97による接着剤Zの塗布量を正確に管理できる。また、接着剤塗布部97は、接着剤Zを、当接部81から素子側レンズ65側にはみ出さないように、接着剤収容部82に塗布する。なお、接着剤Zは、点状に接着剤付与部80の長手方向の複数箇所に塗布しても良いし、線状に塗布してもよい。
<反転工程>
次に図11に示したように、接着剤付与ステージ94で下側吸着面67が上方を向いていたレンズ部品60を、レンズ部品60の上側吸着面68が上方の第二支持部92を向く姿勢にレンズ部品60の姿勢を反転させる。具体的には、反転ステージ95の当接面95aをレンズ部品60の下側吸着面67に当接させ、反転ステージ95と接着剤付与ステージ94とでレンズ部品60を挟み、この状態で反転ステージ95と接着剤付与ステージ94をその上下が入れ替わるように反転させる。なお、レンズ部品60の姿勢を変える手法は、本例に限られない。
<第二支持部による吸着工程>
次に図12に示したように、第二支持部92によって、レンズ部品60の上側吸着面68を吸着する。
図12に示したように、第二支持部92の吸着盤92aを上側吸着面68に吸着させる際には、レンズ部品60を下方から第一カメラ98で観察する。なお、第一カメラ98が反転ステージ95越しにレンズ部品60を観察できるように、反転ステージ95は透明であることが好ましい。
まず、第一カメラ98で得られた画像を基に、レンズ部品60の素子側レンズ65の位置を特定する。実装機90の制御部(図示せず)は、制御部に予め入力されている上側吸着面68と素子側レンズ65との位置関係と、素子側レンズ65の位置から、上側吸着面68の位置を推定し、第二支持部92の吸着位置を特定する。これにより、第二支持部92の吸着盤92aを上側吸着面68に吸着させる。
このように、素子側レンズ65の位置を用いて、第二支持部92の吸着位置を設定することが好ましい。レンズ62,65の形状は認識しやすく、またレンズ部品60においてレンズ62,65は位置決め精度および寸法精度がとりわけ高く設定されているためである。
また素子側レンズ65の位置を求める際に、検査工程の説明で説明したように素子側レンズ65に形成されている同心円状に設けられた複数のリングからなる金型加工痕を用いることが好ましい。金型加工痕を用いると、素子側レンズ65の位置を容易に求めることができる。
ところで、素子側レンズ65の位置を認識する際に、レンズ相互の間隔が狭いと、位置認識の精度が高まらない。一方で、レンズ間隔を広げてしまうと、レンズ部品60が大型化してしまう。しかし、本実施形態に係るレンズ部品60によれば、上述したように、レンズ部品60のレンズは、ブロックT,Rごとに区分けされて設けられている。また、ブロックT,R間のレンズの間隔d1,D1は、ブロックT,R内のレンズの間隔(d2−d1,D2−D1)よりも大きく設定されている。
つまり、ブロックT,R間のレンズという特定のレンズの間隔d1,D1のみを広げ、それ以外のレンズの間隔(d2−d1,D2−D1)が狭く一定に設定されている。そこで、離間間隔d1,D1という大きな間隔を用いて位置を認識することにより、レンズ部品60を大型化させることなく位置認識の精度を高めることができる。
このように本実施形態に係る光モジュール1の製造方法では、離間間隔d1,D1のブロックT,R間のレンズを用いてレンズ62,65の位置を求めて、第二支持部92の吸着位置を認識している。これにより、レンズ部品60を大型化させることなく吸着位置の認識精度を高めている。
<回路基板への配置工程>
このようにして第二支持部92によってレンズ部品60を吸着したら、第二支持部92を動かし、図13に示すように、レンズ部品60を支持ステージ96上に配置された回路基板24の上まで運搬する。さらに、レンズ部品60の素子側レンズ65の光軸が回路基板24上の受発光素子52の光軸と一致するように、レンズ部品60を回路基板24上の所定位置に置く。
レンズ部品60を回路基板24上の所定位置に置く際には、次のようにして置く位置を認識する。回路基板24に搭載されている受発光素子52も、素子側レンズ65と同様に列状に配列されている。そこで、受発光素子52を撮影する第二カメラ99で得られた画像から、素子側レンズ65の間の中心線Mに対応する受発光素子52の中央線mを認識する。
次に、レンズ部品60の素子側レンズ65の中心線Mと、受発光素子52の中央線mとが一致するように第二支持部92を動かし、レンズ部品60を回路基板24に配置する。これにより、受発光素子52の光軸と素子側レンズ65の光軸とが一致するように、レンズ部品60を回路基板24に配置することができる。
レンズ部品60の回路基板24に対する位置の精度は、光モジュール1の光結合効率に大きく影響する。受発光素子52と素子側レンズ65との位置がずれていると、光結合効率が低くなるためである。このため、第二支持部92によるレンズ部品60の吸着位置を、上述の第二支持部92による吸着工程で述べたように、精度良く認識する。これにより、確実に安定した姿勢で第二支持部92によってレンズ部品60を吸着でき、回路基板24の特定の位置にレンズ部品60を精度良く配置することができる。
<接着剤硬化工程>
次に図13に示すように、紫外線照射ランプ100により紫外線を接着剤Zに照射して接着剤Zを硬化させ、レンズ部品60を回路基板24に固定する。これにより、光モジュール1が完成する。なお、本例では接着剤Zとして紫外線硬化性の接着剤を用いたが、熱硬化性の接着剤を用いても良い。この場合には、紫外線を接着剤Zに照射する代わりに、ヒーターを用いて接着剤Zを加熱する。
なおレンズ部品60を回路基板24に実装した際、接着剤付与部80と回路基板24とに挟まれて接着剤Zが広がってしまうことがある。しかしこのときでも、接着剤塗布工程において、接着剤付与部80の光軸方向における中央部分の一点に接着剤Zが塗布されている。このため、接着剤Zが光ファイバ心線7の光軸方向において、レンズ部品60からはみ出る虞が小さい。
また、接着剤Zは当接部81ではなく、接着剤収容部82に塗布されている。このため、接着剤Zが拡がっても、当接部81が接着剤Zの回路基板24の受発光素子52側への広がりを阻止する。このため、受発光素子52側に接着剤Zが流れ出ることが無く、接着剤Zが受発光素子52と素子側レンズ65との光結合を妨げる虞がない。
このように本実施形態に係る光モジュール1の製造方法によれば、レンズ部品60に下側吸着面67および上側吸着面68が設けられていることにより、吸着盤91a,92aを備えた第一支持部91および第二支持部92によって迅速にレンズ部品60を運搬することができる。さらに、レンズ部品60に接着剤Zを塗布し、接着剤Zを介してレンズ部品60を回路基板24に固定する。このため、上述した特許文献1のように、ピンをピン孔にあわせ、ピンをピン孔に挿入し、さらにピンをピン孔に押し込む、といった工程が不要である。このため、実装機90によって迅速に実装プロセスを実行し、短時間で光モジュール1を組み立てることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば上述の実施形態では、レンズ部品60を反転ステージ95から回路基板24まで運搬する際に、カメラなどを用いて第二支持部92の吸着位置を認識する例を挙げて説明したが、本発明はこの例に限られない。吸着位置の認識は、レンズ部品60をピックアップトレー93から接着剤付与ステージ94に運搬する第一支持部91の吸着に際しても実施してもよい。
また、上述の実施形態では、素子側レンズ65の位置を特定し、第二支持部92の吸着位置を特定する例を挙げたが、本発明はこの例に限られない。例えば、素子側レンズ65に代えて、ファイバ側レンズ62を用いてもよい。
あるいは、ガイドピン形成面71やファイバ側レンズ形成面72などの位置決め部を反転ステージ95の特定の部位に当接させて、レンズ部品60を反転ステージ95に対して所定の位置に位置決めする。一方で、第二支持部92の吸着盤を常に特定の一点に向けて下降させる。これにより、第二支持部92を常に上側吸着面68の特定の位置に吸着させることができる。なお、ガイドピン形成面71やファイバ側レンズ形成面72など、位置決め部を複数設けると、反転ステージ95に対するレンズ部品60の位置決め精度が向上するので好ましい。
さらに、上述の実施形態では、レンズ62,65の位置などを基に第一支持部91と第二支持部92の少なくとも一方の吸着位置を特定する例を説明したが、本発明はこれに限られない。吸着盤91a,92aを位置させたい座標を、第一支持部91または第二支持部92を移動させるアクチュエータに直接入力し、第一支持部91または第二支持部92を移動させてもよい。
また、上述の実施形態では、ピックアップトレー93から接着剤付与ステージ94までレンズ部品60を運搬する第一支持部91と、反転ステージ95から回路基板24上までレンズ部品60を運搬する第二支持部92とが別部材の例を挙げて説明したが、第一支持部91と第二支持部92とを共通の部材で構成してもよい。
なお、上述の実施形態では、第一吸着面としてレンズ部品60の下面に設けられた下側吸着面、第二吸着面としてレンズ部品60の上面に設けられた上側吸着面を例を挙げて説明したが、本発明はこの例に限られない。例えば、第一吸着面を上面に、第二吸着面を下面に設けても良い。あるいは、第一吸着面を下面に、第二吸着面をレンズ部品60の側面に設けてもよい。
これと関連して、実装機90の第一支持部91および第二支持部92は、レンズ部品60を上方から吸着する以外に、下方からあるいは側方からレンズ部品60を吸着するように構成してもよい。また、第一支持部91と第二支持部92とが異なる方向からレンズ部品60を吸着するように構成してもよい。
上述の実施形態では、レンズ部品60を回路基板24に実装する前にレンズ部品60の良品検査を実施する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、レンズ部品60を回路基板24に実装した後に、上記のレンズ部品60の検査を実施してもよい。
1:光モジュール、7:光ファイバ心線、24:回路基板(基板)、52:受発光素子、54:コネクタ部品、54a:ガイド孔、60:レンズ部品、61:ガイドピン、62:ファイバ側レンズ62:素子側レンズ、63:凹部、64:反射面、66:脚部、67:下側吸着面67:上側吸着面、71:ガイドピン形成面、72:ファイバ側レンズ形成面、75:素子側レンズ形成面、80:接着剤付与部、81:当接部、82:接着剤収容部、90:実装機、91:第一支持部、91a:吸着盤、92:第二支持部、92a:吸着盤、93:ピックアップトレー、94:接着剤付与ステージ(載置台)、95:反転ステージ、95a:支持面、96:支持ステージ、97:接着剤塗布部、98:第一カメラ、99:第二カメラ、100:紫外線ランプ、L3:レンズ配列方向、Z:接着剤

Claims (16)

  1. 基板と、前記基板上に実装されたレンズ部品と、を備えた光モジュールの製造方法であって、
    前記レンズ部品は、
    前記基板に対向する第一の面に設けられた第一レンズ列と、
    前記第一レンズ列とは異なる位置に設けられた第二レンズ列と、
    前記第一レンズ列と前記第二レンズ列とを光接続する反射面と、
    前記第一の面に設けられ、平坦な表面を有する第一吸着面と、
    前記第一の面と異なる第二の面に設けられ、平坦な表面を有する第二吸着面と、
    前記第一の面に設けられた接着剤付与部と、を有し、
    前記光モジュールの製造方法は、
    前記第一の面が第一支持部を向く姿勢に前記レンズ部品を配置し、
    前記第一支持部によって前記レンズ部品の前記第一吸着面を吸着し、前記レンズ部品を載置台に運び、
    前記接着剤付与部に接着剤を塗布し、
    前記レンズ部品の前記第二の面が第二支持部を向く姿勢に前記レンズ部品を配置し、
    前記第二支持部によって、前記レンズ部品の前記第二吸着面を吸着し、前記基板の所定位置に前記レンズ部品を置き、
    前記接着剤を介して前記レンズ部品を前記基板に固定する、光モジュールの製造方法。
  2. 前記第一レンズ列および前記第二レンズ列には、複数のレンズが設けられており、
    複数の前記レンズの位置を基に、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を認識する工程を備える、請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  3. 前記第一レンズ列および前記第二レンズ列のレンズには、同心円状に設けられた複数のリングからなる金型加工痕が転写されており、
    前記金型加工痕を基に、前記レンズの位置を求める、請求項2に記載の光モジュールの製造方法。
  4. 前記レンズ部品には、前記載置台との位置決めに用いる位置決め部が設けられており、
    前記位置決め部の位置を基に、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を特定する工程を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  5. 前記第一レンズ列および前記第二レンズ列をなす複数のレンズは、複数のブロックに区画されており、
    前記ブロック内の前記レンズは一定の間隔に配列されており、
    異なる前記ブロックに位置されて隣り合う前記レンズの間隔は、前記ブロック内の前記レンズの間隔よりも広く、
    異なる前記ブロックに位置して隣り合う一対の前記レンズを用いて、前記第一支持部および前記第二支持部の少なくとも一方の吸着位置を認識する工程を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  6. 前記レンズ部品は、前記第二レンズ列の光軸方向に延びる一対のガイドピンを有し、
    一対の前記ガイドピンの間の中心線を認識し、
    前記中心線からの、前記第一レンズ列の各々のレンズの離間距離および前記第二レンズ列の各々のレンズの離間距離を求め、
    前記第一レンズ列のレンズの離間距離と、前記第二レンズ列のレンズの離間距離とを比較し、両者の前記各々のレンズが対応する位置にあるか否かを判定する、請求項1から5のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  7. 一対の前記ガイドピンには、前記中心線を認識するためのマークが設けられており、
    前記マークを基に、前記中心線を求める、請求項6に記載の光モジュールの製造方法。
  8. 前記第二吸着面は、前記第一吸着面の反対側の面に設けられており、
    前記第一吸着面および前記第二吸着面の法線方向から見たとき、前記第一レンズ列のレンズ配列方向と直交する方向の前記第一吸着面および前記第二吸着面の寸法が、前記レンズ部品全体の寸法の半分以上である、請求項1から7のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  9. 前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
    前記接着剤付与部の前記光軸方向における中央部分の一点に前記接着剤を塗布する、請求項1から8のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  10. 前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
    前記接着剤付与部は、前記基板と当接する当接部と、前記当接部から前記基板とは反対側に凹んだ接着剤収容部と、を有し、
    前記接着剤収容部は、前記当接部に対して前記第一レンズ列と反対側に設けられており、
    前記接着剤を、前記接着剤収容部に塗布する、請求項1から9のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の光モジュールの製造方法に用いるレンズ部品であって、
    基板に対向する第一の面に設けられた第一レンズ列と、
    前記第一レンズ列とは異なる位置に設けられた第二レンズ列と、
    前記第一レンズ列と前記第二レンズ列とを光接続する反射面と、
    前記第一の面に設けられ、平坦な表面を有する第一吸着面と、
    前記第一の面と異なる第二の面に設けられ、平坦な表面を有する第二吸着面と、
    前記第一の面に設けられた接着剤付与部と、を有するレンズ部品。
  12. 前記第二レンズ列の光軸方向に延びる一対のガイドピンを有し、
    それぞれの前記ガイドピンには、一対の前記ガイドピンの中心線を認識するためのマークが設けられている、請求項11に記載のレンズ部品。
  13. 前記第一レンズ列および前記第二レンズ列のレンズには、同心円状に配置された複数のリングからなる金型加工痕が形成されている、請求項11または12に記載のレンズ部品。
  14. 前記第一レンズ列および前記第二レンズ列をなす複数のレンズは、複数のブロックに区画されており、
    前記ブロック内の前記レンズは一定の間隔に配列されており、
    異なる前記ブロックに位置されて隣り合う前記レンズの間隔は、前記ブロック内の前記レンズの間隔よりも広い、請求項11から13のいずれか一項に記載のレンズ部品。
  15. 前記第二吸着面は、前記第一吸着面の反対側の面に設けられており、
    前記第一吸着面および前記第二吸着面の法線方向から見たとき、前記第一吸着面および前記第二吸着面の前記第一レンズ列のレンズ配列方向と直交する方向の寸法が、前記レンズ部品全体の寸法の半分以上である、請求項11から14のいずれか一項に記載のレンズ部品。
  16. 前記接着剤付与部は前記第二レンズ列の光軸方向に沿って延びるように形成されており、
    前記接着剤付与部は、前記基板と当接する当接部と、前記当接部から前記基板とは反対側に凹んだ接着剤収容部と、を有し、
    前記接着剤収容部は、前記当接部に対して前記第一レンズ列と反対側に設けられており、
    前記接着剤が前記接着剤収容部に塗布されている、請求項11から15のいずれか一項に記載のレンズ部品。
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