JP2014082322A - シリコン窒化物膜の成膜方法および成膜装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 Si3N4に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜であっても、膜厚の被処理体面内均一性を損なうことなく形成することが可能なシリコン窒化物膜の成膜方法を提供すること。
【解決手段】 (1)シリコン原料ガスを処理室内に供給する工程と、(2)窒化剤ガスを前記処理室内に供給する工程とを具備し、前記(1)工程は、前記シリコン原料ガスの供給初期段階と、この供給初期段階に続く供給後期段階とを含み、前記供給初期段階において、前記処理室内の圧力を第1の圧力とし、前記供給後期段階において、前記処理室内の圧力を前記第1の圧力よりも低い第2の圧力とする。
【選択図】図1
【解決手段】 (1)シリコン原料ガスを処理室内に供給する工程と、(2)窒化剤ガスを前記処理室内に供給する工程とを具備し、前記(1)工程は、前記シリコン原料ガスの供給初期段階と、この供給初期段階に続く供給後期段階とを含み、前記供給初期段階において、前記処理室内の圧力を第1の圧力とし、前記供給後期段階において、前記処理室内の圧力を前記第1の圧力よりも低い第2の圧力とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、シリコン窒化物膜の成膜方法および成膜装置に関する。
シリコン窒化物膜は、半導体集積回路装置において、絶縁材料としてばかりでなく、エッチングストッパ、サイドウォールスペーサ、ストレスライナーなどの材料としても広く使用されている。シリコン窒化物膜の成膜方法は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1には、ALD法を用いてシリコン窒化物膜を成膜する方法が記載され、その成膜装置は、シリコン原料ガスの供給路として、ガス溜め部を有した供給路と、ガス溜め部を有していない供給路との2系統を有したものが記載されている。特許文献1では、例えば、60オングストローム以下の薄い膜を成膜するときには、ガス溜め部を有していない供給路からシリコン原料ガスを供給し、60オングストロームよりも厚い膜を成膜するときには、ガス溜め部を有した供給路からシリコン原料ガスを供給する。これにより、薄膜と厚膜との両方で、膜厚の均一性が良好なシリコン窒化物膜が成膜されるようにしている(特許文献1:段落0053参照)。
ところで、シリコン窒化物膜の化学量論組成比は“Si:N=3:4(Si3N4)”である。しかし、シリコン窒化物膜は、その形成の仕方によって様々な組成比をとり得る。シリコン窒化物膜の組成は膜の屈折率と相間があり、シリコン窒化物膜の屈折率を調べることで、シリコン窒化物膜の組成を知ることができる。例えば、Si3N4膜の屈折率は約2.0である(波長約633nm)。屈折率が2.1、2.2、…のように、約2.0よりも高くなっていくと、そのシリコン窒化物膜は、Si3N4の組成に対してシリコンリッチな膜となっていく(特許文献2:段落0011参照)。反対に、屈折率が1.9、1.8、…のように、約2.0よりも低くなっていくと、そのシリコン窒化物膜は、Si3N4の組成に対して窒素リッチな膜となっていく。
シリコン窒化物膜の組成は、例えば、膜ストレスを左右する。例えば、Si3N4の組成に対してシリコンリッチな組成の場合、膜ストレスは小さく、反対にSi3N4の組成に対して窒素リッチな組成の場合、膜ストレスは大きくなる(特許文献3:図6および図7参照)。
シリコン窒化物膜の組成は、例えば、膜ストレスを左右する。このため、例えば、膜ストレスが小さいシリコン窒化物膜を成膜したい場合には、屈折率が2.1、2.2、…のようなSi3N4の組成に対してシリコンリッチな膜を成膜すればよい。Si3N4の組成に対してシリコンリッチな膜を成膜するためには、例えば、シリコン原料ガスの供給時間を、屈折率が約2.0のシリコン窒化物膜を形成する場合に比較して長くすればよい。
しかしながら、シリコン原料ガスの供給時間を、屈折率が約2.0のシリコン窒化物膜を形成する場合に比較して長くしていくと、成膜されたシリコン窒化物膜の膜厚が、ウエハ周縁部分で凸、ウエハ中央部分で凹となる傾向が強まってくる。このため、膜厚のウエハ面内均一性が損なわれやすい、という事情がある。
この発明は、Si3N4の組成に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜であっても、膜厚の被処理体面内均一性を損なうことなく形成することが可能なシリコン窒化物膜の成膜方法、およびその成膜方法を実施することが可能な成膜装置を提供する。
この発明の第1の態様に係るシリコン窒化物膜の成膜方法は、被処理体上に、シリコン窒化物膜を成膜するシリコン窒化物膜の成膜方法であって、(1)シリコン原料ガスを処理室内に供給する工程と、(2)窒化剤ガスを前記処理室内に供給する工程とを具備し、前記(1)工程は、前記シリコン原料ガスの供給初期段階と、この供給初期段階に続く供給後期段階とを含み、前記供給初期段階において、前記処理室内の圧力を第1の圧力とし、前記供給後期段階において、前記処理室内の圧力を前記第1の圧力よりも低い第2の圧力とする。
この発明の第2の態様に係る成膜装置は、被処理体に、成膜処理を施す処理室と、前記処理室に、シリコン原料ガスを供給するシリコン原料ガス供給機構と、前記処理室に、窒化剤ガスを供給する窒化剤ガス供給機構と、前記処理室内の圧力を調節することが可能な圧力調整機構と、前記シリコン原料ガス供給機構からの前記シリコン原料ガスを一時的にチャージすることが可能なタンクと、前記成膜処理に際し、上記第1の態様に係るシリコン窒化物膜の成膜方法が実行されるように、前記成膜処理を制御する制御部とを具備する。
この発明の第3の態様に係る成膜装置は、被処理体に、成膜処理を施す処理室と、前記処理室に、シリコン原料ガスを供給するシリコン原料ガス供給機構と、前記処理室に、窒化剤ガスを供給する窒化剤ガス供給機構と、前記処理室内の圧力を調節することが可能な圧力調整機構と、前記成膜処理に際し、上記第1の態様に係るシリコン窒化物膜の成膜方法が実行されるように、前記成膜処理を制御する制御部とを具備する。
この発明によれば、Si3N4の組成に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜であっても、膜厚の被処理体面内均一性を損なうことなく形成することが可能なシリコン窒化物膜の成膜方法、およびその成膜方法を実施することが可能な成膜装置を提供できる。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、全図にわたり、共通の部分には共通の参照符号を付す。
(成膜装置)
まず、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の一例を説明する。
まず、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の一例を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の一例を概略的に示す断面図である。
図1に示すように、成膜装置100は、下端が開口された有天井の円筒体状の処理室101を有している。処理室101の全体は、例えば、石英により形成されている。処理室101内の天井には、石英製の天井板102が設けられている。処理室101の下端開口部には、例えば、ステンレススチールにより円筒体状に成形されたマニホールド103がOリング等のシール部材104を介して連結されている。
マニホールド103は処理室101の下端を支持している。マニホールド103の下方からは、被処理体として複数枚、例えば、50〜120枚のウエハ(例えばシリコンウエハ)Wを多段に載置可能な石英製のウエハボート105が処理室101内に挿入可能となっている。ウエハボート105は複数本の支柱106を有し、支柱106に形成された溝により複数枚のウエハWが支持されるようになっている。
ウエハボート105は、石英製の保温筒107を介してテーブル108上に載置されている。テーブル108は、マニホールド103の下端開口部を開閉する、例えば、ステンレススチール製の蓋部109を貫通する回転軸110上に支持される。回転軸110の貫通部には、例えば、磁性流体シール111が設けられ、回転軸110を気密にシールしつつ回転可能に支持している。蓋部109の周辺部とマニホールド103の下端部との間には、例えば、Oリングよりなるシール部材112が介設されている。これにより処理室101内のシール性が保持されている。回転軸110は、例えば、ボートエレベータ等の昇降機構(図示せず)に支持されたアーム113の先端に取り付けられている。これにより、ウエハボート105および蓋部109等は、一体的に昇降されて処理室101内に対して挿脱される。
成膜装置100は、処理室101内に、処理に使用するガスを供給する処理ガス供給機構114を有している。
処理ガス供給機構114は、シリコン原料ガス供給源115、窒化剤ガス供給源116、第1の不活性ガス供給源117、および第2の不活性ガス供給源118を含んでいる。シリコン原料ガスの一例はジクロロシラン(DCS:SiH2Cl2)ガス、窒化剤ガスの一例はアンモニア(NH3)ガス、不活性ガスの一例は窒素(N2)ガスである。
シリコン原料ガス供給源115は、流量制御器(MFC)121a、およびガス供給調整部122を介して、分散ノズル123aに接続されている。分散ノズル123aは石英管よりなり、マニホールド103の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる。分散ノズル123aの垂直部分には、複数のガス吐出孔124aが所定の間隔を隔てて形成されている。シリコン原料ガスは、各ガス吐出孔124aから水平方向に処理室101内に向けて略均一に吐出される。
ガス供給調整部122は、内部に2系統のガス供給路を備えている。一つはガスを一時的にチャージすることが可能なバッファタンク125を含むガス供給路126aであり、もう一つはバッファタンクを含まないガス供給路126bである。ガス供給路126aの、バッファタンク125のガス入口の前段には開閉バルブ127aが設けられ、ガス出口の後段には開閉バルブ127bが設けられている。開閉バルブ127aおよび127bにより、バッファタンク125へのガスのチャージ、並びにバッファタンク125からのガスのディスチャージが制御される。また、ガス供給路126bには開閉バルブ127cが設けられている。開閉バルブ127cにより、ガス供給路126bは開閉制御される。
窒化剤ガス供給源116は、流量制御器(MFC)121b、および開閉バルブ127dを介して、分散ノズル123bに接続されている。分散ノズル123bも、分散ノズル123aと同様に石英管よりなり、マニホールド103の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる。分散ノズル123bの垂直部分には、複数のガス吐出孔124bが所定の間隔を隔てて形成されている。窒化剤ガスは、各ガス吐出孔124bから水平方向に処理室101内に向けて略均一に吐出される。
第1の不活性ガス供給源117は、流量制御器(MFC)121c、および開閉バルブ127eを介して、分散ノズル123aに接続されている。不活性ガスは、例えば、処理室101内をパージするパージガスとして使用される。また、第1の不活性ガス供給源117は、シリコン原料ガスを吐出する分散ノズル123aに接続されているので、不活性ガスは、必要に応じてシリコン原料ガスを希釈する希釈ガスとしても使用することができる。
第2の不活性ガス供給源118は、流量制御器(MFC)121d、および開閉バルブ127fを介して、分散ノズル123bに接続されている。不活性ガスは、例えば、処理室101内をパージするパージガスとして使用される。また、必要に応じて窒化剤ガスを希釈する希釈ガスとしても使用することができる。
処理室101内の、分散ノズル123a、および123bと反対側の部分には、処理室101内を排気するための排気口129が設けられている。排気口129は処理室101の側壁を上下方向へ削りとることによって細長く形成されている。処理室101の排気口129に対応する部分には、排気口129を覆うように断面がコの字状に成形された排気口カバー部材130が溶接により取り付けられている。排気口カバー部材130は、処理室101の側壁に沿って上方に延びており、処理室101の上方にガス出口131を規定している。
ガス出口131には排気機構132が接続される。排気機構132は、ガス出口131に接続された圧力制御器、例えば、自動圧力制御器(APC)133と、この自動圧力制御器133に接続された排気装置、例えば、真空ポンプ134とを含んで構成される。排気機構132は、処理室101内を排気することで処理に使用した処理ガスの排気、及び処理室101内の圧力を処理に応じた処理圧力とする。
処理室101の外周には筒体状の加熱装置135が設けられている。加熱装置135は、処理室101内に供給されたガスを活性化するとともに、処理室101内に収容された被処理体、本例ではシリコンウエハWを加熱する。
成膜装置100には制御部150が接続されている。制御部150は、例えば、マイクロプロセッサ(コンピュータ)からなるプロセスコントローラ151を備えており、成膜装置100の各構成部の制御は、プロセスコントローラ151が行う。プロセスコントローラ151には、ユーザーインターフェース152と、記憶部153とが接続されている。
ユーザーインターフェース152は、オペレータが成膜装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うためのタッチパネルディスプレイやキーボードなどを含む入力部、および成膜装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイなどを含む表示部を備えている。
記憶部153は、成膜装置100で実行される各種処理をプロセスコントローラ151の制御にて実現するための制御プログラムや、成膜装置100の各構成部に処理条件に応じた処理を実行させるためのプログラムを含んだ、いわゆるプロセスレシピが格納される。プロセスレシピは、記憶部153の中の記憶媒体に記憶される。記憶媒体は、ハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、プロセスレシピは、他の装置から、例えば専用回線を介して適宜伝送させるようにしてもよい。
プロセスレシピは、必要に応じてユーザーインターフェース152からのオペレータの指示等にて記憶部153から読み出され、読み出されたプロセスレシピに従った処理をプロセスコントローラ151が実行することで、成膜装置100は、プロセスコントローラ151の制御のもと、要求された処理を実行する。
この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法は、上記図1に示したような成膜装置100を用い、プロセスコントローラ151が後述するシリコン窒化物膜の成膜方法が実行されるように、成膜装置100を制御することで実施することができる。
以下、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法の例を説明する。
(第1の実施形態)
例えば、膜ストレスが小さいシリコンリッチな組成のシリコン窒化物膜を成膜したい場合には、シリコン原料ガスである、例えば、DCSガスの供給時間を、屈折率が約2.0のシリコン窒化物膜を形成する場合に比較して長くすればよい。しかしながら、DCSガスの供給時間を長くしていくと、被処理体、例えば、ウエハ上に成膜されるシリコン窒化物膜の膜厚がウエハ周縁部で厚くなりやすくなり、凹状となる傾向が強まる。
例えば、膜ストレスが小さいシリコンリッチな組成のシリコン窒化物膜を成膜したい場合には、シリコン原料ガスである、例えば、DCSガスの供給時間を、屈折率が約2.0のシリコン窒化物膜を形成する場合に比較して長くすればよい。しかしながら、DCSガスの供給時間を長くしていくと、被処理体、例えば、ウエハ上に成膜されるシリコン窒化物膜の膜厚がウエハ周縁部で厚くなりやすくなり、凹状となる傾向が強まる。
図2は、シリコン原料ガスの供給時間とシリコン窒化物膜の形状との関係を示す断面図である。
図2に示すように、DCSガスの供給時間を長くし、シリコン窒化物膜中に含まれるシリコンの割合を高めていくと、ウエハW上に成膜されるシリコン窒化物膜1の形状が、凹状となる傾向が強まっていき、シリコン窒化物膜1の膜厚のウエハ面内均一性が損なわれてしまう。
そこで、第1の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法では、シリコン原料ガスの供給工程を、シリコン原料ガスの供給初期段階と、この供給初期段階に続く供給後期段階との2つの段階を含むように分けた。そして、供給初期段階においては、成膜処理を行う処理室101内の圧力を第1の圧力とし、供給後期段階においては、処理室101内の圧力を第1の圧力よりも低い第2の圧力とする。
シリコン原料ガスの供給工程に、上記供給初期段階と供給後期段階とを備えることで、後述するように、Si3N4に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜であっても、半導体ウエハ上に成膜されるシリコン窒化物膜の膜厚のウエハ面内均一性を改善することができる。第1の実施形態においては、上記第1の圧力と第2の圧力との関係を、図1に示した成膜装置100のガス供給調整部122を用いて実現する。
図3はこの発明の第1の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法の一例を示すタイミングチャート、図4A〜図4Cはガス供給調整部122の状態を示す図である。
図3に示すように、一例に係るシリコン窒化物膜の成膜方法は、シリコン原料ガスの供給と窒化剤ガスの供給とを交互に行う熱ALD法である。以下、主要な工程を順に説明する。
<0.バッファタンク125へのチャージ>
まず、成膜処理に先立ち、図1に示した成膜装置100のバッファタンク(BFT)125に、シリコン原料ガスをチャージしておく。シリコン原料ガスの一例は、DCSガスである。
まず、成膜処理に先立ち、図1に示した成膜装置100のバッファタンク(BFT)125に、シリコン原料ガスをチャージしておく。シリコン原料ガスの一例は、DCSガスである。
バッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージは、図4Aに示すように、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127b、およびガス供給路126bの開閉バルブ127cを閉じ、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127aを開く。この状態で、シリコン原料ガス供給源115から流量制御器121aを介して、シリコン原料ガスをバッファタンク125に送給することで行われる。チャージされたバッファタンク125内の圧力は、例えば、13300〜53200Pa(100〜400Torr:本明細書においては、1Torrは133Paとする)の範囲とされるのが実用的な範囲である。
<1.パージ>
バッファタンク125へのチャージが終了したら、処理室101のパージを行う。具体的には、APC133の開度を“OPEN(開度=100%)”とし、第1の不活性ガス供給源117から第1の不活性ガス(例えば窒素ガス)を処理室101内に供給し、処理室101内を不活性ガスにてパージする(図3、時刻t0〜t1)。
バッファタンク125へのチャージが終了したら、処理室101のパージを行う。具体的には、APC133の開度を“OPEN(開度=100%)”とし、第1の不活性ガス供給源117から第1の不活性ガス(例えば窒素ガス)を処理室101内に供給し、処理室101内を不活性ガスにてパージする(図3、時刻t0〜t1)。
<2.シリコン原料ガス供給>
パージが終了したら、シリコン原料ガス(例えばDCSガス)の供給を行う。シリコン原料ガスを処理室101内に供給することで、処理室101内に収容されたウエハW上にはシリコン膜が成膜される。このシリコン原料ガスの供給工程においては、ウエハWは、ウエハボート105ごと回転されている。
パージが終了したら、シリコン原料ガス(例えばDCSガス)の供給を行う。シリコン原料ガスを処理室101内に供給することで、処理室101内に収容されたウエハW上にはシリコン膜が成膜される。このシリコン原料ガスの供給工程においては、ウエハWは、ウエハボート105ごと回転されている。
さらに、本例においては、この工程を、シリコン原料ガスの供給初期段階Iと、この供給初期段階に続く供給後期段階IIとの2つに分けている。
・供給初期段階I
供給初期段階Iにおいては、APC133の開度を、例えば“25%”に絞り、この状態でシリコン原料ガスをバッファタンク125からディスチャージする。これにより、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する(図3、時刻t1〜t2)。バッファタンク125からのシリコン原料ガスのディスチャージは、図4Bに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス供給路126bの開閉バルブ127cを閉じ、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを開くことで行うことができる。
供給初期段階Iにおいては、APC133の開度を、例えば“25%”に絞り、この状態でシリコン原料ガスをバッファタンク125からディスチャージする。これにより、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する(図3、時刻t1〜t2)。バッファタンク125からのシリコン原料ガスのディスチャージは、図4Bに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス供給路126bの開閉バルブ127cを閉じ、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを開くことで行うことができる。
供給初期段階Iにおける処理条件の一例は、次の通りである。
処 理 温 度: 300〜650℃
処 理 圧 力: 133Paを超え665Pa以下(1Torrを超え5Torr以下)
N2ガス流 量: 4000sccm
DCSガス流量: BFTからのディスチャージ
処 理 時 間: 3sec
APC開 度 : 25%
・供給後期段階II
供給初期段階Iに続いて、供給後期段階IIを行う。供給後期段階IIにおいては、APC133の開度を、例えば“25%”で維持したまま、シリコン原料ガス供給源115からMFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する(図3、時刻t2〜t3)。MFC121aを介してのシリコン原料ガスの供給は、図4Cに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス出口側の開閉バルブ127bを閉じ、ガス供給路126bの開閉バルブ127cを開くことで行うことができる。
処 理 圧 力: 133Paを超え665Pa以下(1Torrを超え5Torr以下)
N2ガス流 量: 4000sccm
DCSガス流量: BFTからのディスチャージ
処 理 時 間: 3sec
APC開 度 : 25%
・供給後期段階II
供給初期段階Iに続いて、供給後期段階IIを行う。供給後期段階IIにおいては、APC133の開度を、例えば“25%”で維持したまま、シリコン原料ガス供給源115からMFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する(図3、時刻t2〜t3)。MFC121aを介してのシリコン原料ガスの供給は、図4Cに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス出口側の開閉バルブ127bを閉じ、ガス供給路126bの開閉バルブ127cを開くことで行うことができる。
供給後期段階IIにおける処理条件の一例は、次の通りである。
処 理 温 度: 300〜650℃
処 理 圧 力: 133Pa(1Torr)
N2ガス流 量: 4000sccm
DCSガス流量: 2000sccm
処 理 時 間: 45sec
APC開 度 : 25%
<3.パージ>
シリコン原料ガスの供給が終了したら、処理室101のパージを行う。APC133の開度を“OPEN”とし、第2の不活性ガス供給源118から第2の不活性ガス(例えば窒素ガス)を処理室101内に供給し、処理室101内を不活性ガスにてパージする(図3、時刻t3〜t4)。
処 理 圧 力: 133Pa(1Torr)
N2ガス流 量: 4000sccm
DCSガス流量: 2000sccm
処 理 時 間: 45sec
APC開 度 : 25%
<3.パージ>
シリコン原料ガスの供給が終了したら、処理室101のパージを行う。APC133の開度を“OPEN”とし、第2の不活性ガス供給源118から第2の不活性ガス(例えば窒素ガス)を処理室101内に供給し、処理室101内を不活性ガスにてパージする(図3、時刻t3〜t4)。
<4.窒化剤ガス供給・バッファタンク125へのチャージ>
パージが終了したら、窒化剤ガス(例えばアンモニアガス)の供給を行う。窒化剤ガスを処理室101内に供給することで、ウエハW上に成膜されたシリコン膜は窒化される。窒化剤を供給する工程は、APC133の開度を、例えば“5%”に絞り、窒化剤ガス供給源116からMFC121bで流量を調整しつつ、窒化剤ガスを処理室101内に供給することで行われる(図3、時刻t4〜t6)。この窒化剤を供給する工程においても、ウエハWは、ウエハボート105ごと回転される。
パージが終了したら、窒化剤ガス(例えばアンモニアガス)の供給を行う。窒化剤ガスを処理室101内に供給することで、ウエハW上に成膜されたシリコン膜は窒化される。窒化剤を供給する工程は、APC133の開度を、例えば“5%”に絞り、窒化剤ガス供給源116からMFC121bで流量を調整しつつ、窒化剤ガスを処理室101内に供給することで行われる(図3、時刻t4〜t6)。この窒化剤を供給する工程においても、ウエハWは、ウエハボート105ごと回転される。
窒化剤ガスを供給する工程における処理条件の一例は、次の通りである。
処 理 温 度: 300〜650℃
処 理 圧 力: 213Pa(1.6Torr)
N2ガス流 量: 200sccm
NH3ガス流量: 5000sccm
処 理 時 間: 30sec
APC開 度 : 5%
以上で、シリコン膜の成膜、シリコン膜の窒化という1サイクルが終了する。この後、図3に示す1サイクルを、シリコン窒化物膜1の膜厚が設計された膜厚となるまで繰り返すことで、ウエハW上にはシリコン窒化物膜1が成膜される。
処 理 圧 力: 213Pa(1.6Torr)
N2ガス流 量: 200sccm
NH3ガス流量: 5000sccm
処 理 時 間: 30sec
APC開 度 : 5%
以上で、シリコン膜の成膜、シリコン膜の窒化という1サイクルが終了する。この後、図3に示す1サイクルを、シリコン窒化物膜1の膜厚が設計された膜厚となるまで繰り返すことで、ウエハW上にはシリコン窒化物膜1が成膜される。
また、本例においては、ディスチャージされたバッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージを、窒化剤を供給する工程の最中に行う(図3、参照符号III、時刻t4〜t5)。このチャージは、上述したバッファタンク125へのチャージと同様にして行われる。
このように、バッファタンク125をチャージするチャージ工程IIIを、窒化剤を供給する工程と並行して行うことで、バッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージを、窒化剤を供給する工程の最中に終了させることができる。このため、本例においては、チャージ工程IIIが新たに加わっているにも関わらず、1サイクルに要する時間が延びることがない、という利点を得ることができる。なお、本例におけるチャージ工程IIIの時間は4secである。
<シリコン原料ガス供給工程時の処理室101内の圧力>
図5は、シリコン原料ガスの供給工程における処理室101内の圧力の変化の様子を示す図である。
図5は、シリコン原料ガスの供給工程における処理室101内の圧力の変化の様子を示す図である。
図5に示すように、供給初期段階Iにおいては、シリコン原料ガスが、バッファタンク125からのディスチャージによって処理室101内に供給される。このため、処理室101内の圧力は急激に、例えば、最大約665Pa程度まで一時的に上昇する(参照符号IV)。バッファタンク125内のシリコン原料ガスが放出されきった後、処理室101内の圧力は急速に下がる。
続く、供給後期段階IIにおいては、バッファタンク125を使用せず、シリコン原料ガス供給源115からMFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する。このため、処理室101内の圧力は、供給初期段階Iにおいて、一時的に上昇した圧力よりも低い圧力で安定、例えば、約133Pa程度で安定させることができる(参照符号VI)。
供給初期段階Iにおける一時的に上昇する圧力のピーク値IVは、例えば、図3に示したチャージ工程IIIのチャージ時間を調節することで制御することができる。
例えば、MFC121aで調節されたシリコン原料ガスの流量を一定とし、チャージ工程IIIのチャージ時間を長くすると、バッファタンク125内の圧力を、より高くすることができる。このため、シリコン原料ガスを、バッファタンク125から、より勢いよくディスチャージさせることができる。このため、一時的に上昇する圧力のピーク値IVを、より高い値に設定することができる。
反対に、シリコン原料ガスの流量を上記流量と同じとし、チャージ工程IIIのチャージ時間のみを短くした場合には、バッファタンク125内の圧力を低くすることができる。このため、バッファタンク125からディスチャージされるシリコン原料ガスの勢いを落とすことができ、一時的に上昇する圧力のピーク値IVを低い値に設定することができる。
<チャージ時間とシリコン窒化物膜の形状との関係>
図6Aは参考例として供給初期段階Iがない場合のシリコン窒化物膜の形状を示す断面図、図6Bはチャージ時間とシリコン窒化物膜の形状との関係を示す断面図である。
図6Aは参考例として供給初期段階Iがない場合のシリコン窒化物膜の形状を示す断面図、図6Bはチャージ時間とシリコン窒化物膜の形状との関係を示す断面図である。
図6Aに示すように、供給初期段階Iを設定せずに、シリコンリッチ、例えば、屈折率が約2.1から2.2程度のシリコン窒化物膜1を成膜した場合、シリコン窒化物膜1の膜厚は、ウエハWの周縁部で厚くなり、深い凹形状となる。
しかし、供給初期段階Iを設定すると、図6Bに示すように、シリコン窒化物膜1の凹形状が浅くなるように改善していくことができる。このシリコン窒化物膜1の形状には、バッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージ時間を長くし、ピーク値IVを高めるようにしていくにつれ、シリコン窒化物膜1は、反対に凸形状となっていく傾向があることがわかった。これは、供給初期段階Iにおいて、処理室101内の圧力を、供給後期段階IIにおける処理室101内の圧力よりも高くすることによって、ウエハWの中心まで、シリコン原料ガスが充分に行きわたらせることができるため、と推測される。
また、このようなシリコン窒化物膜1の形状が凹形状から凸形状へと遷移していく過程中には、シリコン窒化物膜1の形状を平坦形状にできるチャージ時間、即ちピーク値IVが必ず存在する。このようなチャージ時間が、ウエハ面内均一性を改善できる最適値である。
したがって、この発明の第1の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法によれば、チャージ工程IIIにおけるチャージ時間を、上記ウエハ面内均一性を改善できる最適値となるように設定することで、Si3N4の組成に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜1であっても、膜厚のウエハ面内均一性を損なうことなく形成することが可能となる、という利点を得ることができる。
<供給後期段階IIの処理時間とシリコン窒化物膜の屈折率(組成比)との関係>
図7は、供給後期段階IIにおけるシリコン原料ガス供給時間と、シリコン窒化物膜の屈折率およびシリコン窒化物膜の成膜におけるサイクルレートとの関係を示す図である。
図7は、供給後期段階IIにおけるシリコン原料ガス供給時間と、シリコン窒化物膜の屈折率およびシリコン窒化物膜の成膜におけるサイクルレートとの関係を示す図である。
図7に示すように、供給後期段階IIにおいて、シリコン原料ガス供給時間を長くすると、シリコン窒化物膜1の屈折率は高くなっていく傾向を示す(屈折率:“△”左軸参照)。例えば、処理時間以外の処理条件を、上記<2.シリコン原料ガス供給>の“供給後期段階II”で説明した条件とした場合、屈折率は、例えば、以下のように変化する。
処理時間30secで、約2.14
処理時間40secで、約2.18
処理時間55secで、約2.245
となる。
処理時間30secで、約2.14
処理時間40secで、約2.18
処理時間55secで、約2.245
となる。
このように、シリコン窒化物膜1の屈折率(組成比)は、供給後期段階IIにおけるシリコン原料ガス供給時間(図5中の参照符号V参照)を調節することで制御することができる。
また、供給後期段階IIにおいて、シリコン原料ガスの供給時間を長くすると、図3に示した単位時間あたりのサイクルレートも向上する(サイクルレート:“○”右軸参照)。これは、供給時間を長くすることで、図3に示した1サイクルあたりの、シリコン原料ガスの供給量が増え、その分、ウエハW上に成膜されるシリコン膜の膜厚が厚くなるためである。
<供給後期段階IIの処理圧力とシリコン窒化物膜の面間均一性との関係>
第1の実施形態は、複数枚のウエハW、例えば、50〜120枚のウエハWをウエハボート105に多段に載置し、これらのウエハWそれぞれの上に、一括して薄膜を成膜するバッチ式の成膜装置を利用して、シリコン窒化物膜1を成膜している。
第1の実施形態は、複数枚のウエハW、例えば、50〜120枚のウエハWをウエハボート105に多段に載置し、これらのウエハWそれぞれの上に、一括して薄膜を成膜するバッチ式の成膜装置を利用して、シリコン窒化物膜1を成膜している。
上記<2.シリコン原料ガス供給>は、APC133の開度を25%として行った。APC133の開度は、<2.シリコン原料ガス供給>の工程における処理室101内の圧力に関係がある。APC133の開度を上記25%よりも、例えば、15%、5%、…と絞っていくと、シリコン原料ガス供給工程における処理室101内の圧力は上がり、反対に、35%…と開いていくと、シリコン原料ガス供給工程における処理室101内の圧力は下がる。
シリコン原料ガス供給工程における処理室101内の圧力、特に、供給後期段階IIにおける処理室101内の圧力(図5中の参照符号VI)は、ウエハ面間均一性と相間があることが、本件発明者らによって見出された。
図8は、ボートスロットの位置とシリコン窒化物膜の屈折率との関係を示す図である。
図8に示すように、APC133の開度が15%から35%の範囲においては、シリコン窒化物膜1の屈折率は、ボートスロットが、例えば、5〜110の範囲間で、約0.01程度の差(最大値−最小値)しかみられないが、開度を5%に絞ったところ、約0.024の差に拡大した。具体的な屈折率の“最大値−最小値”の差は、
開 度 5%: 約0.024(図8中“○”)
開 度15%: 約0.01 (図8中“△”)
開 度25%: 約0.012(図8中“▽”)
開 度35%: 約0.009(図8中“□”)
である。
開 度 5%: 約0.024(図8中“○”)
開 度15%: 約0.01 (図8中“△”)
開 度25%: 約0.012(図8中“▽”)
開 度35%: 約0.009(図8中“□”)
である。
したがって、シリコン窒化物膜1の屈折率のウエハ面間均一性を良好なもの、例えば、屈折率の“最大値−最小値”の差を、±0.02以内に抑えたいのであれば、APC133の開度は、15%〜35%の範囲とすればよい。本例では、APC133の開度が25%のとき、処理室101内の圧力は133Pa(1Torr)程度である。
なお、APC133の開度が15%〜35%の範囲では、本例においては、処理室101内の圧力は、96〜140Pa(0.72〜1.05Torr)程度となる。
したがって、シリコン原料ガス供給工程における処理室101内の圧力、特に、供給後期段階IIにおける処理室101内の圧力を、140Pa(1.05Torr)以下の範囲とすることで、シリコン窒化物膜1の屈折率に、良好なウエハ面間均一性を得ることができる。
このように、第1の実施形態に係る発明によれば、
(1) シリコン原料ガスの供給工程を、供給初期段階Iと、供給後期段階IIとの2つの段階を含むように分けたことで、たとえ、Si3N4の組成に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜1であっても、シリコン窒化物膜1の膜厚のウエハ面内均一性を改善することができる。そして、ウエハ面内均一性は、供給初期段階Iにおける処理室101内の圧力のピーク値を調節することで制御することができる。
(1) シリコン原料ガスの供給工程を、供給初期段階Iと、供給後期段階IIとの2つの段階を含むように分けたことで、たとえ、Si3N4の組成に対してシリコンリッチなシリコン窒化物膜1であっても、シリコン窒化物膜1の膜厚のウエハ面内均一性を改善することができる。そして、ウエハ面内均一性は、供給初期段階Iにおける処理室101内の圧力のピーク値を調節することで制御することができる。
(2) さらに、シリコン窒化物膜1の屈折率(組成比)は、供給後期段階IIにおけるシリコン原料ガス供給時間(図5中の参照符号V参照)を調節することで制御することができる。
(3) 成膜装置がバッチ式であった場合には、シリコン原料ガス供給工程における処理室101内の圧力、特に、供給後期段階IIにおける処理室101内の圧力を調節することで、制御できる。
という利点を得ることができる。
という利点を得ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、ガス供給調整部の他の例に関する。
第2の実施形態は、ガス供給調整部の他の例に関する。
図9A〜図9Cは、この発明の第2の実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給調整部の一例を示す図で、主要な工程毎の状態を示している。
図9A〜図9Cに示すように、第2の実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給調整部122aが、図1を参照して説明した成膜装置100が備えるガス供給調整部120と異なるところは、バッファタンク125を含むガス供給路126aのみを備え、バッファタンクを含まないガス供給路126bがないことにある。
このようなガス供給調整部122aの場合、図3を参照して説明したチャージ工程(III)、供給初期段階(I)、および供給後期段階(II)は、次のようにして行う。
<チャージ工程(III)>
図9Aに示すように、バッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージは、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを閉じる。この状態で、シリコン原料ガス供給源115から流量制御器121aを介して、シリコン原料ガスをバッファタンク125に送給する。これにより、第1の実施形態と同様に、チャージされたバッファタンク125内の圧力を、例えば、13300〜53200Pa(100〜400Torr)の範囲とする。
図9Aに示すように、バッファタンク125へのシリコン原料ガスのチャージは、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを閉じる。この状態で、シリコン原料ガス供給源115から流量制御器121aを介して、シリコン原料ガスをバッファタンク125に送給する。これにより、第1の実施形態と同様に、チャージされたバッファタンク125内の圧力を、例えば、13300〜53200Pa(100〜400Torr)の範囲とする。
<供給初期段階(I)>
図9Bに示すように、バッファタンク125からのシリコン原料ガスのディスチャージは、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127aを閉じ、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを開く。これにより、第1の実施形態と同様に、シリコン原料ガスをバッファタンク125からディスチャージする。
図9Bに示すように、バッファタンク125からのシリコン原料ガスのディスチャージは、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127aを閉じ、ガス供給路126aのガス出口側の開閉バルブ127bを開く。これにより、第1の実施形態と同様に、シリコン原料ガスをバッファタンク125からディスチャージする。
<供給後期段階(II)>
図9Cに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス出口側の開閉バルブ127bをそれぞれ開き、バッファタンク125をシリコン原料ガスのガス供給通路の一つして利用する。これにより、第1の実施形態と同様に、シリコン原料ガス供給源115からMFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給することができる。
図9Cに示すように、ガス供給路126aのガス入口側の開閉バルブ127a、およびガス出口側の開閉バルブ127bをそれぞれ開き、バッファタンク125をシリコン原料ガスのガス供給通路の一つして利用する。これにより、第1の実施形態と同様に、シリコン原料ガス供給源115からMFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給することができる。
このようなガス供給調整部122aによれば、バッファタンク125を含むガス供給路126aのみを備えていた場合でも、上記第1の実施形態において説明したシリコン窒化物膜の成膜方法と同様な成膜方法を実施することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、ガス供給調整部122や、122aを備えていなくても、上記第1の実施形態において説明したシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の一例である。
第3の実施形態は、ガス供給調整部122や、122aを備えていなくても、上記第1の実施形態において説明したシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の一例である。
図10は、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することが可能な成膜装置の他の例を概略的に示す断面図である。
図10に示すように、第3の実施形態に係る成膜装置100aが、図1を参照して説明した成膜装置100と異なるところは、ガス供給調整部122がなく、代わりに開閉バルブ127gが設けられていることにある。
このような成膜装置100aの場合、この発明の実施形態に係るシリコン窒化物膜の成膜方法を実施するためには、自動圧力制御器(APC)133の開度制御を工夫すればよい。
図11は、この発明の第3の実施形態におけるAPC133の開度と、シリコン原料ガスの供給工程における処理室101内の圧力の変化の様子の一例を示す図である。
図11に示すように、供給初期段階Iに入る前は、パージ工程である。このため、APC133の開度は100%(=OPEN)である。
パージ工程から、供給初期段階Iに入る際には、APC133の開度を絞る。本例では、APCの開度を0%(=CLOSE)とした。この状態で、図10に示した成膜装置100aの開閉バルブ127gを開き、シリコンガス供給源115から、MFC121aで流量を調整しつつ、シリコン原料ガスを処理室101内に供給する。APCの開度は0%であるから、処理室101内の圧力は上昇する。本例では、バッファタンク125からのディスチャージを利用する第1の実施形態ほど、供給初期段階Iにおける処理室101内の圧力は上昇はしないが、例えば、399Paまでなら上昇させることができる。
この後、APC133の開度を25%に拡大する。これにより、処理室101内の圧力は下がり出し、供給後期段階IIに入る。やがて、処理室101内の圧力は、APC133の開度と、MFC121aで調整された流量とで決まる値に収束する。
供給後期段階IIの処理時間が終了したら、シリコン原料ガスの供給を止める。そして、第2の不活性ガス供給源118から第2の不活性ガスを処理室101内に供給し、処理室101内を不活性ガスにてパージする。
このように、APC133の開度を制御することによって、成膜装置100aが、ガス供給調整部122を備えていなくても、第1の実施形態と同様なシリコン窒化物膜の成膜方法を実施することができる。
なお、シリコン原料ガスの流量は、例えば、供給初期段階Iでは多く、供給後期段階IIでは少なく、というように、シリコン原料ガス供給の間で変化させてもよい。これにより、供給初期段階Iにおける処理室101内の圧力のピーク値IVを制御することができる。
また、供給初期段階IにおけるAPCの開度は0%に限られることはなく、供給後期段階IIの開度未満であればよい。
また、成膜装置100aにおいては、供給後期段階IIにおける処理時間V、および処理室101内の圧力VIについては、第1の実施形態と同様にすることで制御することが可能である。
以上、この発明をいくつかの実施形態に従って説明したが、この発明は、上記いくつかの実施形態に限定されることは無く、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上記実施形態においては、処理条件を具体的に例示したが、処理条件は、上記具体的な例示に限られるものではなく、例えば、処理室101内の容積等に応じて、適宜変更が可能である。
また、例えば、上記実施形態においては、シリコン原料ガスとして、クロロシラン系ガス、例えば、DCSガスを用いたが、シリコン原料ガスはDCSガスに限られるものではない。例えば、クロロシラン系ガスとしては、次のようなものも用いることができる。
モノクロロシラン(SiH3Cl)
ジクロロシラン(SiH2Cl2)
ジクロロジシラン(Si2H4Cl2)
テトラクロロジシラン(Si2H2Cl4)
ヘキサクロロジシラン(Si2Cl6)
オクタクロロトリシラン(Si3Cl8)
の少なくとも一つを含むガスを挙げることができる。
ジクロロシラン(SiH2Cl2)
ジクロロジシラン(Si2H4Cl2)
テトラクロロジシラン(Si2H2Cl4)
ヘキサクロロジシラン(Si2Cl6)
オクタクロロトリシラン(Si3Cl8)
の少なくとも一つを含むガスを挙げることができる。
また、クロロシラン系ガスは、SinH2n(ただし、nは1以上の自然数)の式で表されるシリコンの水素化物の水素原子の少なくとも1つを塩素原子に置換したものであってもよい。
また、シリコン原料ガスとしては、シラン系ガスも用いることが可能である。シラン系ガスとしては、SimH2m+2の式で表されるシリコンの水素化物、及びSinH2nの式で表されるシリコンの水素化物を上げることができる。代表例を示せば、
モノシラン(SiH4)
ジシラン(Si2H6)
トリシラン(Si3H8)
テトラシラン(Si4H10)
ペンタシラン(Si5H12)
ヘキサシラン(Si6H14)
ヘプタシラン(Si7H16)
シクロトリシラン(Si3H6)
シクロテトラシラン(Si4H8)
シクロペンタシラン(Si5H10)
シクロヘキサシラン(Si6H12)
シクロヘプタシラン(Si7H14)
の少なくとも一つを含むガスを挙げることができる。
モノシラン(SiH4)
ジシラン(Si2H6)
トリシラン(Si3H8)
テトラシラン(Si4H10)
ペンタシラン(Si5H12)
ヘキサシラン(Si6H14)
ヘプタシラン(Si7H16)
シクロトリシラン(Si3H6)
シクロテトラシラン(Si4H8)
シクロペンタシラン(Si5H10)
シクロヘキサシラン(Si6H12)
シクロヘプタシラン(Si7H14)
の少なくとも一つを含むガスを挙げることができる。
また、シリコン原料ガスとしては、アミノシラン系ガスも用いることが可能である。
アミノシラン系ガスの代表例を示せば、
BAS(ブチルアミノシラン)
BTBAS(ビスターシャリブチルアミノシラン)
DMAS(ジメチルアミノシラン)
BDMAS(ビスジメチルアミノシラン)
TDMAS(トリジメチルアミノシラン)
DEAS(ジエチルアミノシラン)
BDEAS(ビスジエチルアミノシラン)
DPAS(ジプロピルアミノシラン)
DIPAS(ジイソプロピルアミノシラン)
の少なくとも一つを含むガスを上げることができる。
BAS(ブチルアミノシラン)
BTBAS(ビスターシャリブチルアミノシラン)
DMAS(ジメチルアミノシラン)
BDMAS(ビスジメチルアミノシラン)
TDMAS(トリジメチルアミノシラン)
DEAS(ジエチルアミノシラン)
BDEAS(ビスジエチルアミノシラン)
DPAS(ジプロピルアミノシラン)
DIPAS(ジイソプロピルアミノシラン)
の少なくとも一つを含むガスを上げることができる。
また、窒化剤ガスとしてはアンモニアガスを示したが、窒化剤ガスについても、アンモニアガスに限られるものではない。
また、上記実施形態では、成膜方法として、熱ALD法を例示したが、熱CVD法であってもよく、プラズマを用いたプラズマALD法、プラズマCVD法を用いることも可能である。
また、この発明は、シリコン原料ガスの供給初期段階における処理室101内の圧力を、供給後期段階の処理室101内の圧力よりも高くすることで、被処理体、例えば、半導体ウエハWの中央部分まで、シリコン原料ガスを行きわたらせようとするものである。
また、この発明は、シリコン原料ガスの供給初期段階における処理室101内の圧力を、供給後期段階の処理室101内の圧力よりも高くすることで、被処理体、例えば、半導体ウエハWの中央部分まで、シリコン原料ガスを行きわたらせようとするものである。
したがって、この発明は、シリコン原料ガスが中央部分まで行きわたり難い被処理体、例えば、口径が200〜450mmの半導体ウエハWように、大口径の被処理体において、特に有効である。
その他、この発明はその要旨を逸脱しない範囲で様々に変形することができる。
W…ウエハ、1…シリコン窒化物膜、101…処理室、115…シリコン原料ガス供給源、116…窒化剤ガス供給源、121a〜121d…流量制御器(MFC)、125…バッファタンク、133…自動圧力制御器(APC)。
Claims (14)
- 被処理体上に、シリコン窒化物膜を成膜するシリコン窒化物膜の成膜方法であって、
(1) シリコン原料ガスを処理室内に供給する工程と、
(2) 窒化剤ガスを前記処理室内に供給する工程とを具備し、
前記(1)工程は、前記シリコン原料ガスの供給初期段階と、この供給初期段階に続く供給後期段階とを含み、
前記供給初期段階において、前記処理室内の圧力を第1の圧力とし、
前記供給後期段階において、前記処理室内の圧力を前記第1の圧力よりも低い第2の圧力とすることを特徴とするシリコン窒化物膜の成膜方法。 - 前記被処理体上に成膜される前記シリコン窒化物膜の屈折率が、2.0を超えることを特徴とする請求項1に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記(1)工程と、前記(2)工程とを繰り返し、前記被処理体上に前記シリコン窒化物膜を成膜することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記供給初期段階における前記第1の圧力を制御し、前記被処理体上に成膜される前記シリコン窒化物膜の膜厚の被処理体面内均一性を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記供給後期段階の時間を制御し、前記被処理体上に成膜される前記シリコン窒化物膜の屈折率を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記処理室は、前記被処理体を複数収容可能であり、
前記供給後期段階における前記第2の圧力を制御し、前記複数の被処理体上に成膜される前記シリコン窒化物膜の屈折率の被処理体面間均一性を制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。 - 前記供給初期段階において、前記シリコン原料ガスは、このシリコン原料ガスを一時的にチャージすることが可能なタンクから、このタンクにチャージされた前記シリコン原料ガスをディスチャージすることによって前記処理室内に供給され、
前記供給後期段階において、前記シリコン原料ガスは、シリコン原料ガスを供給するシリコン原料ガス供給機構から、流量を調節しつつ前記処理室内に供給されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。 - 前記タンクへの前記シリコン原料ガスのチャージ時間を制御することにより、前記第1の圧力を制御することを特徴とする請求項7に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記チャージ時間を制御することにより、前記タンクへの前記シリコン原料ガスのチャージ圧力を制御することを特徴とする請求項8に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記タンクへの前記シリコン原料ガスのチャージは、前記(2)工程の実行中に行うことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 前記処理室には、開度を調節することが可能な弁を含み、前記処理室内の圧力を調節することが可能な圧力調節機構が接続され、
前記供給初期段階において、前記弁の開度を第1の開度とし、
前記供給後期段階において、前記弁の開度を前記第1の開度よりも大きい第2の開度とすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。 - 前記第1の開度は、閉状態であることを特徴とする請求項11に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法。
- 被処理体に、成膜処理を施す処理室と、
前記処理室に、シリコン原料ガスを供給するシリコン原料ガス供給機構と、
前記処理室に、窒化剤ガスを供給する窒化剤ガス供給機構と、
前記処理室内の圧力を調節することが可能な圧力調整機構と、
前記シリコン原料ガス供給機構からの前記シリコン原料ガスを一時的にチャージすることが可能なタンクと、
前記成膜処理に際し、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法が実行されるように、前記成膜処理を制御する制御部と
を具備することを特徴とする成膜装置。 - 被処理体に、成膜処理を施す処理室と、
前記処理室に、シリコン原料ガスを供給するシリコン原料ガス供給機構と、
前記処理室に、窒化剤ガスを供給する窒化剤ガス供給機構と、
前記処理室内の圧力を調節することが可能な圧力調整機構と、
前記成膜処理に際し、請求項1から請求項6、請求項11および請求項12のいずれか一項に記載のシリコン窒化物膜の成膜方法が実行されるように、前記成膜処理を制御する制御部と
を具備することを特徴とする成膜装置。
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