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JP2014081699A - プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 Download PDF

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JP2014081699A JP2012227715A JP2012227715A JP2014081699A JP 2014081699 A JP2014081699 A JP 2014081699A JP 2012227715 A JP2012227715 A JP 2012227715A JP 2012227715 A JP2012227715 A JP 2012227715A JP 2014081699 A JP2014081699 A JP 2014081699A
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孝 小沢
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Abstract

【課題】プロジェクターのファームウェアのアップデートにおいて、設定情報が誤って消去された場合でも元に戻すことができるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1が情報処理装置PCよりファームウェアダウンロード要求コマンドを受け付けると(ステップS101)、設定情報212を送信し(ステップS104)、ファームウェアダウンロードデータを受信し(ステップS106)、バックアップした設定情報212を取得する(ステップS109)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を投写するプロジェクター、およびプロジェクターの制御方法に関する。
画像を投写するプロジェクターの内部の制御プログラム(ファームウェア)をアップデートする場合、外部記憶媒体を接続してダウンロードする方法の他、下記の特許文献1のようにパーソナルコンピューター(PC)を接続してファームウェアをダウンロードする方法や、ネットワークに接続し、サーバーなどからファームウェアをダウンロードする方法が用いられていた。
特開2007−26313号公報
プロジェクターには光源の点灯時間情報、エラーの発生情報、メニュー項目の設定値など複数の設定情報が保存されているが、何らかの要因でファームウェアのダウンロードに失敗した場合、これらの設定情報が消去されてしまう虞があった。また、ダウンロードしたファームウェアの初期化を実行する際に、設定情報が同時に初期化され、消去されてしまうことがあった。このため、これらの設定情報を保持する場合には、ファームウェアのダウンロードの前に設定情報をバックアップしておく必要があった。
特許文献1のような、PCを使ったファームウェアのダウンロードの場合、学校や企業など複数のプロジェクターが使われる環境では1台ずつファームウェアをダウンロードしていくため時間がかかり、さらに設定情報のバックアップを忘れたり、誤って異なる情報を戻したりしてしまう虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、画像を投写するプロジェクターであって、外部の装置と通信する通信手段と、当該プロジェクターの光源点灯時間情報、およびエラー発生情報を含む設定情報を記憶する記憶手段と、当該プロジェクターを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記外部の装置より当該プロジェクターのファームウェアのダウンロード要求を受け付けた場合、前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップし、前記ファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得し、前記記憶手段に設定することを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターが外部の装置よりファームウェアのダウンロード要求を受け付けると、ダウンロード前に設定情報を外部の装置にバックアップし、ダウンロード後に外部の装置にバックアップした設定情報を戻すため、ファームウェアのダウンロードによるアップデート時に、誤って設定情報が消去されてしまうのを防止することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、所定のタイミングで前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップすることを特徴とする。
本適用例によれば、所定のタイミングでプロジェクターの設定情報を外部の装置にバックアップしているので、ファームウェアが何らかの要因で誤動作して設定情報が消去されてしまった場合でも、外部の装置にバックアップしておいた設定情報を戻すことが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、所定の操作を受け付けた場合に、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得し、前記記憶手段に設定することを特徴とする。
本適用例によれば、所定のタイミング(例えば、プロジェクターの電源オフ時や所定操作検出時)でプロジェクターの設定情報を外部の装置にバックアップするため、ファームウェアが何らかの要因で誤動作して設定情報が消去されてしまった場合や、誤操作で初期化されてしまった場合でも、所定の操作により、外部の装置にバックアップしておいた設定情報を戻すことが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記通信手段は複数の他のプロジェクターとも通信し、前記記憶手段は、前記他のプロジェクターの前記設定情報をバックアップするバックアップ情報を記憶し、前記制御手段は、前記他のプロジェクターへの当該プロジェクターのファームウェアのダウンロードと、前記他のプロジェクターの前記設定情報を前記記憶手段に記憶させるバックアップとを含む、ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする。
本適用例によれば、複数のプロジェクターが通信によって接続使用される環境において、本適用例のプロジェクターが他のプロジェクターに対しての外部の装置として動作し、他のプロジェクターに対してファームウェアのダウンロードと、設定情報のバックアップとを行うファームウェアアップデート処理を実行する。これにより、複数のプロジェクターが使用される環境において、例えば情報処理装置が本適用例の1台のプロジェクターのファームウェアアップデート処理を行えば、以後は情報処理装置がなくても、当該プロジェクターの通信手段により他のプロジェクターのファームウェアアップデート処理を行うことができる。よって、情報処理装置を他のプロジェクターのファームウェアアップデート処理の環境で占有されるのを防止し、ファームウェアアップデート処理の時間を短縮することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、前記外部の装置より、当該プロジェクターのファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記他のプロジェクターに対して前記ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする。
本適用例によれば、複数のプロジェクターが通信によって接続使用される環境において、例えば情報処理装置が本適用例の1台のプロジェクターのファームウェアアップデート処理を行えば、そのあと、情報処理装置がなくても当該プロジェクターが他プロジェクターのファームウェアアップデート処理を行うので、情報処理装置を他のプロジェクターのファームウェアアップデート処理の環境で占有されるのを防止し、ファームウェアアップデート処理の時間を短縮することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、所定の操作を受け付けたとき、前記他のプロジェクターに対して前記ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする。
本適用例によれば、複数のプロジェクターが通信によって接続使用(接続)される環境において、プロジェクターが所定の操作を受け付けたとき、接続された他のプロジェクターにファームウェアアップデート処理を行うことができる。これにより、例えば情報処理装置を接続せずに他のプロジェクターのファームウェアを、プロジェクターと同じファームウェアにアップデートすることが可能となる。
[適用例7]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、画像を投写するプロジェクターの制御方法であって、外部の装置と通信する通信手段と、当該プロジェクターの光源点灯時間情報、およびエラー発生情報を含む設定情報を記憶する記憶手段と、当該プロジェクターを制御する制御手段と、を備え、前記外部の装置より当該プロジェクターのファームウェアのダウンロード要求を受け付けた場合、前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップするバックアップステップと、前記ファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得するリストアステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターが外部の装置よりファームウェアのダウンロード要求を受け付けると、ダウンロード前に設定情報を外部の装置にバックアップし、ダウンロード後にバックアップした設定情報を戻すため、ファームウェアをダウンロード時に誤って設定情報が消去されてしまうのを防止することが可能となる。
プロジェクターと情報処理装置との通信制御を示す図。 複数のプロジェクターのファームウェアのアップデート遷移を示す図。 プロジェクターの回路構成を示すブロック図。 プロジェクターがファームウェアのダウンロード要求を受け付けたときの動作を示すフローチャート。 プロジェクターがファームウェアアップデート処理を行うときの動作を示すフローチャート。 プロジェクターが設定情報をバックアップするときの動作を示すフローチャート。 プロジェクターがバックアップした設定情報のリストア操作を受け付けたときの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は本実施形態のプロジェクター1のファームウェアのアップデート時において、プロジェクター1と外部の情報処理装置PC(外部の装置)との通信制御を示す図であり、以下の手順で通信制御が行われる。
(1)プロジェクター1が情報処理装置PCよりファームウェアのダウンロード要求コマンドを受信。
(2)プロジェクター1は情報処理装置PCに設定情報212(図3参照)のバックアップ要求コマンドを送信。
(3)プロジェクター1は情報処理装置PCよりバックアップ承諾応答を受信。
(4)プロジェクター1は情報処理装置PCに設定情報のデータを送信(バックアップ)。
(5)プロジェクター1は情報処理装置PCにダウンロード承諾応答を送信。
(6)プロジェクター1は情報処理装置PCよりファームウェアのダウンロードデータを受信(ダウンロード)。
(7)プロジェクター1は情報処理装置PCにバックアップした設定情報212の取得要求コマンドを送信。
(8)プロジェクター1は情報処理装置PCよりバックアップした設定情報のデータを受信。
上記の通信制御により、プロジェクター1のファームウェアのアップデートが終了する。
次に、本実施形態のプロジェクター1としてのプロジェクターPJ1が他のプロジェクターとしてのプロジェクターPJ2とともにファームウェアをアップデートするときの遷移を、図2を用いて説明する。なお、プロジェクターPJ2は、プロジェクターPJ1と同様の機能を備えているものとする。
また図2では、2台のプロジェクターPJ1、PJ2の当初のファームウェアバージョンは、ともにバージョンV1.00であり、情報処理装置PC、およびプロジェクターPJ1を用いてファームウェアをバージョンV1.01にアップデートする一連の遷移を示す。
図2は、情報処理装置PCと2台のプロジェクターPJ1、PJ2が各々の通信手段を介した通信によって接続使用されている状態を示している。
図2(a)は、情報処理装置PCがプロジェクターPJ1のファームウェアをアップデートしている状態を示す。このとき情報処理装置PCとプロジェクターPJ1は図1で示した通信制御を行う。
図2(b)に示すように、プロジェクターPJ1のファームウェアのアップデート終了後は、プロジェクターPJ1のファームウェアがバージョンV1.00からバージョンV1.01にアップデートされる。
次に、プロジェクターPJ1にはプロジェクターPJ2が通信接続されているので、プロジェクターPJ1により、プロジェクターPJ2へのファームウェアのダウンロードと、プロジェクターPJ2の設定情報を記憶手段に記憶させるバックアップとを含むファームウェアアップデート処理を行う。
図2(b)は、プロジェクターPJ1がプロジェクターPJ2のファームウェアアップデート処理をしている状態を示す。このとき、プロジェクターPJ1は、プロジェクターPJ2との間で通信制御を行い、プロジェクターPJ2から見た場合、図1における情報処理装置PCに代わって外部の装置として動作する。
なお、図2(b)においてはプロジェクターPJ1と情報処理装置PCは通信を行わないため、通信接続しておく必要はない。
図2(c)に示すように、プロジェクターPJ2のファームウェアのアップデート終了後は、プロジェクターPJ2のファームウェアがバージョンV1.00からバージョンV1.01にアップデートされる。プロジェクターPJ2には他のプロジェクターが通信接続されていないため、ここで通信接続されている全てのプロジェクターPJ1、PJ2のファームウェアのアップデートが終了する。
図3は本実施形態のプロジェクター1の回路構成を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、通信手段25、電源部31等で構成されており、これらは図示しないプロジェクター1の筐体の内部または外面に収容されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、投写レンズ13から投写することによって投写面としてのスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源11として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は光源としてLED(Light Emitting Diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。
画像信号処理手段17は、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上にメニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14は、OSD処理手段16から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
制御手段20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されているファームウェア211に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されており、プロジェクター1の動作を制御するためのファームウェア211や、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態では光源11の点灯時間情報や、メニューの設定内容、エラーの発生状況等を示す設定情報212と、他のプロジェクターの設定情報をバックアップ保存するバックアップ情報213が記憶される。なお、ファームウェア211は通信手段25を介して、ファームウェアデータをダウンロードし、ファームウェア211をアップデート可能となっている。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、設定メニュー等を重畳表示させるためのメニューキー、設定メニュー等で項目の選択に用いられる方向キー(上下左右に対応する4つの操作キー)、選択された項目を確定させる決定キー、動作の取り消し等を行うための取消キー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。
この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、及び消灯を切り替える。
通信手段25は、図示しない接続端子を介して、情報処理装置PCや他のプロジェクターとの間で通信を行う。通信においては図1に示したように、制御コマンド(ダウンロード要求コマンド、バックアップ要求コマンド、設定情報の取得要求コマンドなど)、コマンドに対する応答、設定情報のデータ、ファームウェアのダウンロードデータなどが送受信される。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。
また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、プロジェクター1の動作に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図4から図7のフローチャートを用いて説明する。図4はプロジェクター1が情報処理装置PCより、ファームウェアのダウンロード要求コマンドを受信したときの動作、図5はプロジェクター1が、他のプロジェクターにファームウェアアップデート処理を行うときの動作、図6はプロジェクターが設定情報212をバックアップするときの動作、図7はプロジェクター1がバックアップした設定情報212のリストア操作を受け付けたときの動作を示す。
[ファームウェアのダウンロード要求を受け付けたとき]
図4に示すように、プロジェクター1が、情報処理装置PCより、ファームウェアのダウンロード要求コマンドを受信し、ファームウェアのダウンロード要求を受け付けると、(ステップS101)、ステップS102に遷移する。
ステップS102において制御手段20は、情報処理装置PCに設定情報212のバックアップ要求コマンドを送信し、ステップS103に遷移する。
ステップS103において制御手段20は、情報処理装置PCよりバックアップ承諾応答を受信したか否かを調べる。バックアップ承諾応答を受信した場合(ステップS103:Y)、ステップS104に遷移する。バックアップ承諾応答を受信していない場合(ステップS103:N)、ステップS103を繰り返す。
ステップS104において制御手段20は、情報処理装置PCに、記憶手段21に記憶されている設定情報212に基づいて設定情報のデータを送信(バックアップ)し、ステップS105に遷移する。ステップS102からステップS104がバックアップステップに相当する。
ステップS105において制御手段20は、情報処理装置PCにダウンロード承諾応答を送信し、ステップS106に遷移する。
ステップS106において制御手段20は、情報処理装置PCよりファームウェアのダウンロードデータを受信し、ステップS107に遷移する。
ステップS107において制御手段20は、ステップS106において受信したファームウェアのダウンロードデータを記憶手段21にファームウェア211として書き込み、ステップS108に遷移する。
ステップS108において制御手段20は、情報処理装置PCにバックアップした設定情報の取得要求コマンドを送信し、ステップS109に遷移する。
ステップS109において制御手段20は、情報処理装置PCよりバックアップした設定情報のデータを受信し、ステップS110に遷移する。
ステップS110において制御手段20は、ステップS109において受信した設定情報のデータを記憶手段に設定情報212として保存し、ステップS111に遷移する。ステップS108からステップS110がリストアステップに相当する。
ステップS111において制御手段20は、通信手段25に他のプロジェクターが通信接続(接続)されているか否かを調べる。他のプロジェクターが接続されている場合(ステップS111:Y)、ステップS112に遷移する。他のプロジェクターが接続されていない場合、ステップS120に遷移する。
ステップS112において制御手段20は、通信手段25に接続された他のプロジェクターのファームウェアアップデート処理を行い、ステップS120に遷移する。このファームウェアアップデート処理は図5に示す。
ステップS120において本動作フローを終了する。
なお、プロジェクター1が他のプロジェクター(他のPJ)のファームウェアのアップデート操作を受け付けた場合(ステップS115)、ステップS111に遷移し、上述した動作を実行する。
[プロジェクターがファームウェアアップデート処理を行うとき]
図5に示すように、プロジェクター1が、ファームウェアアップデート処理を開始すると(ステップS201)、制御手段20は他のプロジェクターにファームウェアのダウンロード要求コマンドを送信し(ステップS202)、ステップS203に遷移する。ここで、他のプロジェクターは図4に示したステップS101と同様の動作を行う。
ステップS203において制御手段20は、他のプロジェクターより設定情報のバックアップ要求コマンドを受信したか否かを調べる。バックアップ要求コマンドを受信した場合(ステップS203:Y)、ステップS204に遷移する。バックアップ要求コマンドを受信していない場合(ステップS203:N)、ステップS203を繰り返す。
ステップS204において制御手段20は、他のプロジェクターに設定情報のバックアップ承諾応答を送信し、ステップS205に遷移する。
ステップS205において制御手段20は、他のプロジェクターより他のプロジェクターの記憶手段に記憶されていた設定情報に基づいた設定情報のデータを受信し、受信したデータを記憶手段21にバックアップ情報213として保存する。次にステップS206に遷移する。
ステップS206において制御手段20は、他のプロジェクターよりファームウェアのダウンロード承諾応答を受信したか否かを調べる。ダウンロード承諾応答を受信した場合(ステップS206:Y)、ステップS207に遷移する。ダウンロード承諾応答を受信していない場合(ステップS206:N)、ステップS206を繰り返す。
ステップS207において制御手段20は、記憶手段21に記憶されているファームウェア211をダウンロードデータとして他のプロジェクターに送信し、ステップS208に遷移する。
ステップS208において制御手段20は、他のプロジェクターより設定情報の取得要求コマンドを受信したか否かを調べる。設定情報の取得要求コマンドを受信した場合(ステップS208:Y)、ステップS209に遷移する。設定情報の取得要求コマンドを受信していない場合(ステップS208:N)、ステップS208を繰り返す。
ステップS209において制御手段20は、記憶手段21に記憶されているバックアップ情報213に基づいて他のプロジェクターの設定情報のデータを他のプロジェクターに送信し、ステップS210に遷移する。
ステップS210において本動作フローを終了する。
[プロジェクターが設定情報をバックアップするときの動作]
図6に示すように、プロジェクター1が動作中に電源オフ操作を検出すると(ステップS301)、制御手段20は光源制御手段22により光源11を消灯させ(ステップS302)、ステップS303に遷移する。
ステップS303において制御手段20は、情報処理装置PCに設定情報212のバックアップ要求コマンドを送信し、ステップS304に遷移する。
ステップS304において制御手段20は、情報処理装置PCよりバックアップ承諾応答を受信したか否かを調べる。バックアップ承諾応答を受信した場合(ステップS304:Y)、ステップS305に遷移する。バックアップ承諾応答を受信していない場合(ステップS304:N)、ステップS304を繰り返す。
ステップS305において制御手段20は、情報処理装置PCに、記憶手段21に記憶されている設定情報212に基づいて設定情報のデータを送信し、ステップS310に遷移する。
ステップS310において制御手段20は、プロジェクター1の電源をオフしてスタンバイ状態に移行させ、本動作フローを終了する。
なお、プロジェクター1が所定のバックアップ操作を受け付けた場合にもバックアップを実行するようにしてもよい。この場合、所定のバックアップ操作を検出したとき、ステップS303からステップS305までの動作を実行する。
[バックアップした設定情報のリストア操作を受け付けたとき]
図7に示すように、プロジェクター1がバックアップした設定情報のリストア操作を受け付けた場合(ステップS401)、制御手段20は、情報処理装置PCにバックアップした(バックアップ済)設定情報の取得要求コマンドを送信し(ステップS402)、ステップS403に遷移する。
ステップS403において制御手段20は、情報処理装置PCよりバックアップした設定情報のデータを受信し、ステップS404に遷移する。
ステップS404において制御手段20は、ステップS403において受信した設定情報のデータを記憶手段21に設定情報212として保存し、ステップS405に遷移する。
ステップS405において本動作フローを終了する。
以上、説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、情報処理装置PCよりプロジェクター1のファームウェア211のダウンロード要求を受け付けると、ダウンロード前に設定情報212を情報処理装置PCにバックアップし、ファームウェア211のダウンロード後に情報処理装置PCにバックアップした設定情報212を戻すため、ファームウェア211のダウンロードによるアップデート時に誤って設定情報212が消去されてしまうのを防止することが可能となる。
また、所定のタイミングでプロジェクター1の設定情報212を情報処理装置PCにバックアップしているので、ファームウェア211が何らかの要因で誤動作して設定情報212が消去されてしまった場合でも、情報処理装置PCにバックアップしておいた設定情報212を戻すことが可能となる。
また、複数のプロジェクターが通信によって接続使用される環境において、プロジェクター1が他のプロジェクターに対しての情報処理装置PCとして動作し、ファームウェア211のダウンロードと、設定情報212のバックアップとを行うファームウェアアップデート処理を実行する。これにより、複数のプロジェクターが使用される環境において、情報処理装置PCは1台のプロジェクター1のファームウェアアップデートを行えば、以後は情報処理装置PCがなくてもそのプロジェクター1が他プロジェクターのファームウェアアップデートを行うことができるので、情報処理装置PCを他のプロジェクターのファームウェアアップデート処理の環境で占有されるのを防止し、ファームウェアアップデート処理の時間を短縮することが可能となる。
また、所定の操作により、プロジェクター1のファームウェア211を通信によって接続された他のプロジェクターにダウンロードし、ファームウェアのアップデートを行うことができるので、情報処理装置PCを使わずに他のプロジェクターのファームウェア211をプロジェクター1のファームウェア211にアップデートすることが可能となる。
また、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上記実施形態において、プロジェクター1のファームウェアのダウンロードデータの受信後に、バックアップした設定情報212を取得して設定する処理(リストア処理)を省略するようにしてもよい。つまり、ファームアップデート後に必要がある場合のみに所定操作でバックアップした設定情報212のリストア処理を行うので、プロジェクター1のファームウェア211のアップデートにかかる時間を削減することが可能となる。
1…プロジェクター、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、21…記憶手段、211…ファームウェア、212…設定情報、213…バックアップ情報、22…光源制御手段、23…入力操作手段、25…通信手段、30…電源端子、31…電源部、PC…情報処理装置。

Claims (7)

  1. 画像を投写するプロジェクターであって、
    外部の装置と通信する通信手段と、
    当該プロジェクターの光源点灯時間情報、およびエラー発生情報を含む設定情報を記憶する記憶手段と、
    当該プロジェクターを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記外部の装置より当該プロジェクターのファームウェアのダウンロード要求を受け付けた場合、前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップし、前記ファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得し、前記記憶手段に設定することを特徴とする、プロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、所定のタイミングで前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップすることを特徴とする、プロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、所定の操作を受け付けた場合に、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得し、前記記憶手段に設定することを特徴とする、プロジェクター。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記通信手段は複数の他のプロジェクターとも通信し、
    前記記憶手段は、前記他のプロジェクターの前記設定情報をバックアップするバックアップ情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記他のプロジェクターへの当該プロジェクターのファームウェアのダウンロードと、前記他のプロジェクターの前記設定情報を前記記憶手段に記憶させるバックアップとを含む、ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする、プロジェクター。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、前記外部の装置より、当該プロジェクターのファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記他のプロジェクターに対して前記ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする、プロジェクター。
  6. 請求項4に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、所定の操作を受け付けたとき、前記他のプロジェクターに対して前記ファームウェアアップデート処理を実行することを特徴とする、プロジェクター。
  7. 画像を投写するプロジェクターの制御方法であって、
    外部の装置と通信する通信手段と、
    当該プロジェクターの光源点灯時間情報、およびエラー発生情報を含む設定情報を記憶する記憶手段と、
    当該プロジェクターを制御する制御手段と、を備え、
    前記外部の装置より当該プロジェクターのファームウェアのダウンロード要求を受け付けた場合、前記通信手段を介して前記外部の装置に前記設定情報をバックアップするバックアップステップと、前記ファームウェアのダウンロードが終了した後で、前記外部の装置より、バックアップした前記設定情報を取得するリストアステップと、を有することを特徴とする、プロジェクターの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017156829A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 富士通株式会社 制御装置、情報復元方法および情報復元プログラム
JP2018163398A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、情報処理システム、および、プログラム

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