JP2014079114A - 誘導回転電機の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】導体バーとエンドリングとをアーク溶接する際に、安定した溶接金属を形成する。
【解決手段】誘導回転電機の製造方法において、導体バー254とエンドリング226とを回転子鉄心に組み付けて回転子組立体を形成する組立工程と、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面側からエンドリング226の外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、回転子組立体に対してトーチを周回させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接する肉盛溶接工程とを含み、肉盛溶接工程は、トーチ229の電極とエンドリング226および導体バー254との間でアーク放電を開始し、溶融池225を形成する第1工程と、アーク放電が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229の電極と溶融池225との間でアークを形成しつつ、トーチ229を周回させる第2工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】図11
【解決手段】誘導回転電機の製造方法において、導体バー254とエンドリング226とを回転子鉄心に組み付けて回転子組立体を形成する組立工程と、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面側からエンドリング226の外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、回転子組立体に対してトーチを周回させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接する肉盛溶接工程とを含み、肉盛溶接工程は、トーチ229の電極とエンドリング226および導体バー254との間でアーク放電を開始し、溶融池225を形成する第1工程と、アーク放電が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229の電極と溶融池225との間でアークを形成しつつ、トーチ229を周回させる第2工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】図11
Description
本発明は、誘導回転電機の製造方法に関する。
誘導回転電機のかご形回転子を製造する方法として、エンドリングに設けられた多数の嵌合部(溝)のそれぞれに導体バーを嵌合し、アーク溶接する方法が知られている。特許文献1には、導体バーの両端をエンドリングの嵌合部に嵌め込んだ組立体に回転を与えつつ導体バーとエンドリングとをアーク溶接することで、かご形回転子を製造する方法が開示されている。
電動車両駆動用の誘導回転電機においては高効率化が望まれている。導体バーとエンドリングとをアーク溶接する場合には、回転電機の効率向上の観点から、溶接肉盛量を多くして、溶接金属(溶接ビード)の断面積を大きくとることが望ましい。
しかしながら、導体バーとエンドリングの嵌合部との間には、隙間が存在するため、導体バーをエンドリングに組み付けた回転子組立体に回転を与えつつアーク溶接する際、トーチが隙間に近づくと、トーチの電極と導体バー(またはエンドリング)との間でアークが発生した後、電極とエンドリング(または導体バー)との間でアークが発生し、再び電極と上記した導体バー(またはエンドリング)との間でアークが発生するというように、アークが導体バーとエンドリングとの間を往復するようにして発生する現象が生じることがある。
特許文献1には、導体バーとエンドリングの嵌合部との間の隙間を考慮した溶接方法については開示されていない。したがって、特許文献1の溶接方法では、アークが不安定になり、安定した溶接金属を得ることができないおそれがある。その結果、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属の断面積が回転子の周方向に不均一となり、一部では所望の断面積が得られずに2次抵抗値が高くなってしまうため、誘導回転電機の高効率化が困難になるという問題がある。
請求項1に係る発明は、回転子鉄心に形成される複数のスロットのそれぞれに収容され、両端部が回転子鉄心の軸方向端面から突出される複数の導体バーと、回転子鉄心の両端に配置され、回転子鉄心の軸方向両端面のそれぞれから突出した導体バーの端部が嵌合される嵌合部を有する一対のエンドリングとを備えた誘導回転電機の製造方法において、導体バーを回転子鉄心のスロットに収容し、導体バーの端部をエンドリングの嵌合部に嵌合して回転子組立体を形成する組立工程と、導体バーとエンドリングとを嵌合した状態で、エンドリングの全周において、エンドリングの端面側からエンドリングの外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、回転子組立体に対してトーチを周回させることにより、あるいは、回転子組立体をトーチに対して回転させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリングと導体バーとの導通経路を構成する溶接金属を形成する肉盛溶接工程とを含み、肉盛溶接工程は、トーチの電極とエンドリングおよび導体バーとの間でアーク放電を開始し、溶融池を形成する第1工程と、アーク放電が溶融池からはみ出ないように、トーチの電極と溶融池との間でアークを形成しつつ、トーチを周回させ、あるいは、回転子組立体をトーチに対して回転させる第2工程とを含むことを特徴とする誘導回転電機の製造方法である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の誘導回転電機の製造方法において、開先形成工程では、溶接開先の最深部がエンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつエンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、溶接開先を形成することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程では、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属の断面積が、回転中心軸に直交する面内における導体バーの断面積よりも大きくなるように、溶接金属を形成することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、回転子鉄心に形成される複数のスロットのそれぞれに収容され、両端部が回転子鉄心の軸方向端面から突出される複数の導体バーと、回転子鉄心の両端に配置され、回転子鉄心の軸方向両端面のそれぞれから突出した導体バーの端部が嵌合される嵌合部を有する一対のエンドリングとを備えた誘導回転電機の製造方法において、導体バーを回転子鉄心のスロットに収容し、導体バーの端部をエンドリングの嵌合部に嵌合して回転子組立体を形成する組立工程と、導体バーとエンドリングとを嵌合した状態で、エンドリングの全周において、エンドリングの端面側からエンドリングの外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、回転子組立体に対してトーチを複数回周回させることにより、あるいは、回転子組立体をトーチに対して複数回転させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、複数の肉盛層によりエンドリングと導体バーとの導通経路を構成する溶接金属を形成する肉盛溶接工程とを含み、肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層により、導体バーとエンドリングの嵌合部との間の隙間を覆うことを特徴とする誘導回転電機の製造方法である。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層を形成するための肉盛量を、第2層目以降の肉盛層を形成するための肉盛量よりも少なくしたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4または5に記載の誘導回転電機の製造方法において、開先形成工程では、溶接開先の最深部がエンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつエンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、溶接開先を形成することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程では、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属の断面積が、回転中心軸に直交する面内における導体バーの断面積よりも大きくなるように、溶接金属を形成することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の誘導回転電機の製造方法において、開先形成工程では、溶接開先の最深部がエンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつエンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、溶接開先を形成することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程では、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属の断面積が、回転中心軸に直交する面内における導体バーの断面積よりも大きくなるように、溶接金属を形成することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、回転子鉄心に形成される複数のスロットのそれぞれに収容され、両端部が回転子鉄心の軸方向端面から突出される複数の導体バーと、回転子鉄心の両端に配置され、回転子鉄心の軸方向両端面のそれぞれから突出した導体バーの端部が嵌合される嵌合部を有する一対のエンドリングとを備えた誘導回転電機の製造方法において、導体バーを回転子鉄心のスロットに収容し、導体バーの端部をエンドリングの嵌合部に嵌合して回転子組立体を形成する組立工程と、導体バーとエンドリングとを嵌合した状態で、エンドリングの全周において、エンドリングの端面側からエンドリングの外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、回転子組立体に対してトーチを複数回周回させることにより、あるいは、回転子組立体をトーチに対して複数回転させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、複数の肉盛層によりエンドリングと導体バーとの導通経路を構成する溶接金属を形成する肉盛溶接工程とを含み、肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層により、導体バーとエンドリングの嵌合部との間の隙間を覆うことを特徴とする誘導回転電機の製造方法である。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層を形成するための肉盛量を、第2層目以降の肉盛層を形成するための肉盛量よりも少なくしたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4または5に記載の誘導回転電機の製造方法において、開先形成工程では、溶接開先の最深部がエンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつエンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、溶接開先を形成することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の誘導回転電機の製造方法において、肉盛溶接工程では、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属の断面積が、回転中心軸に直交する面内における導体バーの断面積よりも大きくなるように、溶接金属を形成することを特徴とする。
本発明によれば、導体バーとエンドリングとをアーク溶接する際に、安定した溶接金属を形成することができるため、誘導回転電機の高効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
本発明による製造方法で製造される誘導回転電機(以下、単に回転電機と記す)は、回転電機のみによって走行する純粋な電気自動車や、エンジンと回転電機の双方によって駆動されるハイブリッド電気自動車等に適用できる。以下ではハイブリッド電気自動車に適用した例について説明する。
本発明による製造方法で製造される誘導回転電機(以下、単に回転電機と記す)は、回転電機のみによって走行する純粋な電気自動車や、エンジンと回転電機の双方によって駆動されるハイブリッド電気自動車等に適用できる。以下ではハイブリッド電気自動車に適用した例について説明する。
―第1の実施の形態―
図1に示すように、ハイブリッド電気自動車(以下、車両)100には、エンジン120と、第1の回転電機200と、第2の回転電機202と、高電圧のバッテリ180とが搭載されている。
図1に示すように、ハイブリッド電気自動車(以下、車両)100には、エンジン120と、第1の回転電機200と、第2の回転電機202と、高電圧のバッテリ180とが搭載されている。
バッテリ180は、リチウムイオン電池あるいはニッケル水素電池などの二次電池で構成され、250ボルトから600ボルト、あるいはそれ以上の高電圧の直流電力を出力する。バッテリ180は、力行走行時には回転電機200,202に直流電力を供給し、回生走行時には回転電機200,202からバッテリ180に直流電力が供給される。バッテリ180と回転電機200,202との間の直流電力の授受は、電力変換装置600を介して行われる。
車両100には低電圧電力(例えば、14ボルト系電力)を供給するバッテリ(不図示)が搭載されており、以下に説明する制御回路に直流電力を供給する。
エンジン120および回転電機200,202による回転トルクは、変速機130とデファレンシャルギア160を介して前輪110に伝達される。変速機130は変速機制御装置134により制御され、エンジン120はエンジン制御装置124により制御され、バッテリ180の充放電は、バッテリ制御装置184により制御される。
変速機制御装置134、エンジン制御装置124、バッテリ制御装置184および電力変換装置600には、通信回線174を介して統合制御装置170が接続されている。
統合制御装置170は、エンジン120および回転電機200,202の出力トルクの管理、エンジン120の出力トルクと回転電機200,202の出力トルクとの総合トルクやトルク分配比の演算処理、その演算処理結果に基づく変速機制御装置134、エンジン制御装置124および電力変換装置600への制御指令の送信を行う。
そのため、統合制御装置170には、変速機制御装置134、エンジン制御装置124、電力変換装置600およびバッテリ制御装置184から、それぞれの状態を表す情報が、通信回線174を介して入力される。これらの制御装置は、統合制御装置170より下位の制御装置である。統合制御装置170は、これらの情報に基づき各制御装置の制御指令を演算する。演算された制御指令は通信回線174を介してそれぞれの制御装置へ送信される。
バッテリ制御装置184は、バッテリ180の充放電状況やバッテリ180を構成する各単位セル電池の状態を、通信回線174を介して統合制御装置170に出力する。統合制御装置170は、バッテリ制御装置184からの情報に基づいて電力変換装置600を制御し、バッテリ180の充電が必要と判断したときは、電力変換装置600に発電運転の指示を出す。
電力変換装置600は、統合制御装置170からのトルク指令に基づき、指令通りのトルク出力あるいは発電電力が発生するように回転電機200,202を制御する。そのため、電力変換装置600にはインバータを構成するパワー半導体が設けられている。電力変換装置600は、統合制御装置170からの指令に基づきパワー半導体のスイッチング動作を制御する。このようなパワー半導体のスイッチング動作により、回転電機200,202が電動機としてあるいは発電機として運転される。
回転電機200,202を電動機として運転する場合は、高電圧のバッテリ180からの直流電力が電力変換装置600のインバータの直流端子に供給される。電力変換装置600は、パワー半導体のスイッチング動作を制御することにより、供給された直流電力を三相交流電力に変換し回転電機200,202に供給する。
一方、回転電機200,202を発電機として運転する場合には、回転子が外部から加えられる回転トルクで回転駆動され、固定子巻線に三相交流電力が発生する。発生した三相交流電力は電力変換装置600で直流電力に変換され、その直流電力が高電圧のバッテリ180に供給されることにより充電が行われる。
図2に示すように、電力変換装置600には、第1の回転電機200のための第1のインバータ装置と、第2の回転電機202のための第2のインバータ装置とが設けられている。第1のインバータ装置は、パワーモジュール610と、パワーモジュール610の各パワー半導体素子21のスイッチング動作を制御する第1の駆動回路652と、回転電機200の電流を検知する電流センサ660とを備えている。駆動回路652は駆動回路基板650に設けられている。
第2のインバータ装置は、パワーモジュール620と、パワーモジュール620における各パワー半導体素子21のスイッチング動作を制御する第2の駆動回路656と、回転電機202の電流を検知する電流センサ662とを備えている。駆動回路656は駆動回路基板654に設けられている。
電流センサ660,662、駆動回路652,656は、制御回路基板646に設けられた制御回路648に接続され、さらに、制御回路648には、送受信回路644を介した通信回線174が接続されている。送受信回路644は、送受信回路基板642に設けられ、第1、第2のインバータ装置で共通に使用される。送受信回路644は、電力変換装置600と外部の制御装置との間を電気的に接続するためのもので、図1の通信回線174を介して他の装置と情報の送受信を行う。
制御回路648は各インバータ装置の制御部を構成しており、パワー半導体素子21を動作(オン・オフ)させるための制御信号(制御値)を演算するマイクロコンピュータによって構成されている。制御回路648には、統合制御装置170からのトルク指令信号(トルク指令値)、電流センサ660,662のセンサ出力、回転電機200,202に搭載された回転センサ、すなわちレゾルバ224(図3参照)のセンサ出力が入力される。制御回路648はそれらの入力信号に基づいて制御値を演算し、駆動回路652,656にスイッチングタイミングを制御するための制御信号を出力する。
駆動回路652,656には、各相の各上下アームのゲートに供給する駆動信号を発生する集積回路がそれぞれ6個設けられており、6個の集積回路を1ブロックとして構成されている。駆動回路652,656で発生した駆動信号は、対応するパワーモジュール610,620の各パワー半導体素子21のゲートにそれぞれ出力される。
パワーモジュール610,620における直流側の端子には、コンデンサモジュール630が電気的に並列に接続され、コンデンサモジュール630は、パワー半導体素子21のスイッチング動作によって生じる直流電圧の変動を抑制するための平滑回路を構成する。コンデンサモジュール630は、第1、第2のインバータ装置で共通に使用される。
パワーモジュール610,620は、それぞれバッテリ180から供給された直流電力を三相交流電力に変換し、その電力を対応する回転電機200,202の電機子巻線である固定子巻線に供給する。パワーモジュール610,620は、回転電機200,202の固定子巻線に誘起された交流電力を直流に変換し、高電圧バッテリ180に供給する。
パワーモジュール610,620は図2に記載のごとく三相ブリッジ回路を備えており、三相に対応した直列回路が、それぞれバッテリ180の正極側と負極側との間に電気的に並列に接続されている。各直列回路は上アームを構成するパワー半導体素子21と下アームを構成するパワー半導体素子21とを備え、それらのパワー半導体素子21は直列に接続されている。
パワーモジュール610とパワーモジュール620とは、略同様に構成されており、ここではパワーモジュール610を代表して説明する。
パワーモジュール610は、スイッチング用パワー半導体素子としてIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)を用いている。IGBTは、コレクタ電極、エミッタ電極およびゲート電極の3つの電極を備えている。IGBTのコレクタ電極とエミッタ電極との間にはダイオード38が電気的に接続されている。ダイオード38は、カソード電極およびアノード電極の2つの電極を備えており、IGBTのエミッタ電極からコレクタ電極に向かう方向が順方向となるように、カソード電極がIGBTのコレクタ電極に、アノード電極がIGBTのエミッタ電極にそれぞれ電気的に接続されている。
各相のアームは、IGBTのエミッタ電極とIGBTのコレクタ電極とが電気的に直列に接続されて構成されている。
なお、図2では、各相の各上下アームのIGBTを1つしか図示していないが、制御する電流容量が大きいので、実際には複数のIGBTが電気的に並列に接続されて構成されている。
なお、図2では、各相の各上下アームのIGBTを1つしか図示していないが、制御する電流容量が大きいので、実際には複数のIGBTが電気的に並列に接続されて構成されている。
各相の各上アームのIGBTのコレクタ電極はバッテリ180の正極側に、各相の各下アームのIGBTのエミッタ電極はバッテリ180の負極側にそれぞれ電気的に接続されている。各相の各アームの中点(上アーム側IGBTのエミッタ電極と下アーム側のIGBTのコレクタ電極との接続部分)は、対応する回転電機200,202の対応する相の電機子巻線(固定子巻線)に電気的に接続されている。
回転電機200,202は略同様に構成されているので、以下、回転電機200を代表的に説明する。
図3に示すように、回転電機200はハウジング212と、ハウジング212の内部に保持された固定子230とを有し、固定子230は固定子鉄心232と固定子巻線238とを備えている。固定子鉄心232の内側には、回転子250が隙間222を介して回転可能に保持されている。換言すれば、回転子250の外周側に隙間222をあけて固定子鉄心232が配設されている。回転子250は、回転子鉄心252と、導体バー254と、エンドリング226とを備えており、回転子鉄心252は円柱状のシャフト(回転軸体)218に固定されている。
ハウジング212は、軸受216が設けられた一対のエンドブラケット214を有しており、シャフト218はこれらの軸受216により回転自在に保持されている。シャフト218には、回転子250の回転位置や回転速度を検出するレゾルバ224が設けられ、レゾルバ224の出力は、図2に示した制御回路648に入力される。
図2を参照して説明すると、制御回路648は、レゾルバ224の出力に基づいて駆動回路652を制御する。駆動回路652はパワーモジュール610をスイッチング動作させて、バッテリ180から供給される直流電力を三相交流電力に変換する。制御回路648は、同様にして駆動回路656を介してパワーモジュール620もスイッチング動作させ、バッテリ180から供給される直流電力を三相交流電力に変換する。この三相交流電力は固定子巻線238に供給され、固定子230に回転磁界が発生する。三相交流電流の周波数はレゾルバ224の検出値に基づいて制御され、三相交流電流の回転子250に対する位相も同じくレゾルバ224の検出値に基づいて制御されて、固定子巻線238に三相交流電力が供給される。
図3に示すように、固定子230は、円筒状の固定子鉄心232と、この固定子鉄心232に挿着される固定子巻線238とを備えている。固定子鉄心232は、円環形状の電磁鋼板を複数枚積層して形成されている。固定子鉄心232を構成する電磁鋼板は厚さ0.05〜1.0mm程度であって、打ち抜き加工またはエッチング加工により成形される。
固定子鉄心232は、固定子鉄心232の軸方向に延在する複数のスロット(不図示)が周方向に等間隔となるように電磁鋼板を積層して形成されている。スロットには、スロット形状に対応した絶縁紙(不図示)が設けられ、固定子巻線238を構成するU,V,W相の相巻線が収容されている。スロットの間に形成されるティースは、固定子巻線238によって発生した回転磁界を回転子250に導き、回転子250に回転トルクを発生させる。
なお、本実施の形態では、固定子巻線238の巻き方として分布巻を採用している。分布巻とは、複数のスロットを跨いで離間した2つのスロットに各相の相巻線が収納されるように、相巻線が固定子鉄心232に巻かれる巻線方式である。
図4および図5は、回転子250の外観斜視図および分解斜視図である。図6は、図4の回転子250を軸方向から見た部分拡大側面模式図である。なお、図4〜図6において、シャフト218の図示は省略している。図4および図5に示すように、本実施の形態に係る回転子250は、回転子鉄心252に多数の導体バー254と一対のエンドリング226とが組み付けられて、回転子250の軸方向両端部においてエンドリング226と導体バー254とがTIG溶接やMIG溶接などのアーク溶接により接合されている組立式のかご形回転子である。溶接方法については、後述する。
図4および図5に示すように、回転子250は、シャフト218(図3参照)が挿通される貫通孔251を有する円筒形状の回転子鉄心252と、回転子鉄心252のスロット252bに挿着される複数の導体バー254と、回転子鉄心252の両端に配置され、導体バー254にアーク溶接により電気的に接続される一対のエンドリング226とを備えている。
回転子鉄心252は円環形状の電磁鋼板を複数枚積層して形成されている。回転子鉄心252を構成する電磁鋼板は厚さ0.05〜1.0mm程度であって、打ち抜き加工またはエッチング加工により成形される。回転子鉄心252には、軸方向に平行な複数のティース252aとスロット252bがそれぞれ周方向に等間隔となるように形成されている。
回転子鉄心252のティース252aの幅(円周方向長さ)は、回転中心側(根元部)から径方向外方に向かってほぼ一定の幅とされている。その結果、隣接するティース252aにより区画されるスロット252bの幅は、外周側(開口側)が最大で、外周側から径方向内方に向かって徐々に幅が狭くなり、回転中心側で最小となっている。
回転子250の軸方向に延在する各スロット252b内には長尺平板状の導体バー254が収容され、導体バー254の長手方向の両端部は回転子鉄心252の両端に配置される一対のエンドリング226に嵌合されている。
導体バー254は、銅、アルミニウムなどの電気抵抗率の低い金属材からなり、回転子250の軸方向に延在する長尺平板状部材である。図5および図6に示すように、導体バー254は、回転子鉄心252のスロット252bの形状とほぼ同じ外形形状を有し、スロット252b内に収容される。図7に示すように、導体バー254は、回転子250の回転中心軸と直交する面内における断面形状が回転子250の外周側から中心側に向かって徐々に厚さが薄くなる先細り形状とされている。
図4に示すように、導体バー254は回転子鉄心252の軸方向長さよりも長く形成されており、導体バー254の両端部は回転子鉄心252の軸方向端面から外方に向かって突出している。
一対のエンドリング226は、導体バー254と同種の金属からなり、回転子鉄心252の両端に配置される。図4〜図6に示すように、各エンドリング226は、回転子鉄心252の軸方向端面から突出した導体バー254の端部が嵌合される嵌合部227を複数有している。図5および図6に示すように、嵌合部227は、回転子鉄心252のスロット252bに対応して周方向に等間隔となるように複数形成されている。各嵌合部227は、軸方向に平行な貫通孔であって外周側が開放された溝状に形成されている。
図7に示すように、エンドリング226の嵌合部227は、導体バー254とほぼ同じ断面形状とされており、導体バー254の周方向寸法よりも、嵌合部227(開口部)の周方向寸法のほうが僅かに大きくなるように形成されている。図7に示すように、エンドリング226の嵌合部227に導体バー254が収容されると、導体バー254の平面部分254Pと、嵌合部227の内側側面との間に隙間228が形成される。
各エンドリング226の各嵌合部227には導体バー254の長手方向の端部が嵌合され、アーク溶接によって導体バー254がエンドリング226に接合されることにより、軸方向から見たときに円環状の溶接金属(接合部)220が形成される(図4、図6参照)。
第1の実施の形態に係る回転電機200の製造方法について詳細に説明する。図8は回転子鉄心252に導体バー254およびエンドリング226を組み付けた回転子組立体250Aを示す外観斜視図であり、図9は溶接開先が形成された回転子組立体250Aを示す外観斜視図である。図10(a)は図9のB部拡大図であり、図10(b)は図10(a)のC−C線切断断面図である。なお、図10(b)に示すように、回転子250の軸方向をx方向、回転子250の径方向をy方向と定義する。図11(a)は第1層目の肉盛層220A(溶接金属)を示す斜視図であり、図11(b)は図11(a)のD−D線切断断面図である。
−準備工程−
図5に示すように、回転子鉄心252と、複数の導体バー254と、一対のエンドリング226とを準備する。
図5に示すように、回転子鉄心252と、複数の導体バー254と、一対のエンドリング226とを準備する。
−組み付け工程−
図8に示すように、導体バー254を回転子鉄心252のスロット252bに収容し、導体バー254の両端部を一対のエンドリング226のそれぞれに設けられた嵌合部227に嵌合して回転子組立体250Aを形成する。
図8に示すように、導体バー254を回転子鉄心252のスロット252bに収容し、導体バー254の両端部を一対のエンドリング226のそれぞれに設けられた嵌合部227に嵌合して回転子組立体250Aを形成する。
図7に示すように、導体バー254は、エンドリング226の嵌合部227に嵌合されている。このとき、導体バー254の平面部分254Pと、嵌合部227の内側側面との間には隙間228が形成されている。
−開先形成工程−
図9および図10(a)に示すように、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、導体バー254とエンドリング226とを切り欠くことで溶接開先を形成する。溶接開先は、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面226a側からエンドリング226の外周面226b側に亘って、切り欠かれることで曲面凹形状に形成される。
図9および図10(a)に示すように、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、導体バー254とエンドリング226とを切り欠くことで溶接開先を形成する。溶接開先は、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面226a側からエンドリング226の外周面226b側に亘って、切り欠かれることで曲面凹形状に形成される。
溶接開先は、図10(b)に示すように、回転子250の回転中心軸を含む面内における断面形状が、エンドリング226の端面226aの端部に相当する位置である溶接開先端部300aとエンドリング226の外周面226bの端部に相当する位置である溶接開先端部300bとが円弧状の曲線によって接続された形状とされている。
上記した開先形成工程では、図10(b)に示すように、溶接開先の最深部DPが、エンドリング226の外周面226b側における溶接開先端部300bのx方向(軸方向)外側であって、かつエンドリング226の端面226a側における溶接開先端部300aのy方向(径方向)外側に位置するように、溶接開先を形成する。
溶接開先の最深部DPは、溶接開先端部300aと溶接開先端部300bとを結ぶ線分Aと、開先面GFを構成する曲線Bとの間の線分Aに対する法線方向距離mが最大となる位置と定義する。
−肉盛溶接工程−
図9に示すように、回転子組立体250Aに対してトーチ229を溶接開先面GFに沿って1周以上周回させることにより溶接開先を肉盛溶接し、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220(溶接ビード)を形成する(図4参照)。本実施の形態では、トーチ229へ自動で連続的に溶接ワイヤ(不図示)を送給可能なワイヤ送給装置を備えた溶接機(不図示)を用い、トーチ229の電極(溶接ワイヤ)と被溶接物との間にアークを発生させて、エンドリング226と導体バー254とをガスシールドアーク溶接した。第1の実施の形態では、以下に説明するように、溶融池形成工程と、トーチ周回工程とを含んでいる。具体的な肉盛溶接工程について以下、説明する。
図9に示すように、回転子組立体250Aに対してトーチ229を溶接開先面GFに沿って1周以上周回させることにより溶接開先を肉盛溶接し、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220(溶接ビード)を形成する(図4参照)。本実施の形態では、トーチ229へ自動で連続的に溶接ワイヤ(不図示)を送給可能なワイヤ送給装置を備えた溶接機(不図示)を用い、トーチ229の電極(溶接ワイヤ)と被溶接物との間にアークを発生させて、エンドリング226と導体バー254とをガスシールドアーク溶接した。第1の実施の形態では、以下に説明するように、溶融池形成工程と、トーチ周回工程とを含んでいる。具体的な肉盛溶接工程について以下、説明する。
図11(a)は溶融池225を形成する溶融池形成工程を説明する図であり、図11(b)はトーチ229の電極と溶融池225との間でアークを形成しつつトーチ229を周回させるトーチ周回工程を説明する図である。図11(a)では、トーチ229の電極とエンドリング226および導体バー254上のアーク放電領域221との間でアークを形成することで初期に形成される初期溶融池225iをハッチングで示している。図11(a)では、溶融池225が拡大する様子を破線の矢印で概念的に示している。図11(b)では、移動させたトーチ229およびトーチ229の移動に伴って移動した溶融池225上のアーク放電領域221および溶融池225を二点鎖線で示している。図12(a)は図4のA部拡大図、図12(b)は図12(a)のF−F線切断断面図である。
−溶融池形成工程−
図11(a)に示すように、トーチ229を固定し、所定位置において、トーチ229の電極と、エンドリング226および導体バー254上のアーク放電領域221との間でアーク放電(不図示)を開始することで初期溶融池225iを形成する。ここで、アーク放電領域とは、トーチ229の電極との間でアークを発生する被溶接物上の領域である。
図11(a)に示すように、トーチ229を固定し、所定位置において、トーチ229の電極と、エンドリング226および導体バー254上のアーク放電領域221との間でアーク放電(不図示)を開始することで初期溶融池225iを形成する。ここで、アーク放電領域とは、トーチ229の電極との間でアークを発生する被溶接物上の領域である。
図11(a)に示すように、主にトーチ229の電極と初期溶融池225iとの間でアークを形成することで、アーク放電領域221よりも広い領域となるまで溶融池225を拡大する。溶融池225を充分に拡大させることによって、アーク放電領域221を溶融池225上のみに形成することができる。この状態では、アーク放電が溶融池225からはみ出ていない。
−トーチ周回工程−
図11(b)に示すように、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229の電極と溶融池225との間でアークを形成しつつ、トーチ229を周回させる。周回させる際、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、溶接ワイヤの送給速度およびトーチ229の周回速度を調整する。周回中、アーク放電が溶融池225からはみ出ないので、安定したアークを維持できる。
図11(b)に示すように、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229の電極と溶融池225との間でアークを形成しつつ、トーチ229を周回させる。周回させる際、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、溶接ワイヤの送給速度およびトーチ229の周回速度を調整する。周回中、アーク放電が溶融池225からはみ出ないので、安定したアークを維持できる。
溶融池225により、予め導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間の隙間228(図10(a)参照)が覆われ、トーチ229の周回中、アークはトーチ229の電極と溶融池225との間で発生する。換言すれば、トーチ229の周回中、トーチ229の電極とエンドリング226または導体バー254との間でアークが発生することが防止されている。
トーチ周回工程において、溶融池225により導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間の隙間228が既に覆われているため、アークを安定して発生させることができる。その結果、回転子250の回転中心軸を含む面内における肉盛層220の断面積は、周方向に向かってほぼ均一となる。
上記した肉盛溶接工程では、回転子250の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面積Sw(図12(b)参照)が、回転子250の回転中心軸と直交する面内における導体バー254の断面積Sb(図7参照)よりも大きくなるように、溶接金属220を形成する。
−組立工程−
固定子鉄心232に固定子巻線238が装着されてなる固定子230をハウジング212に焼嵌めまたは圧入により固定する。回転子250のシャフト218を一方のエンドブラケット214の軸受け216に装着して、回転子250を固定子230の内側に配置させるように一方のエンドブラケット214をハウジング212に取り付ける。他方のエンドブラケット214の軸受け216に回転子250のシャフト218を装着させ、他方のエンドブラケット214をハウジング212に取り付けることで、回転電機200が完成する。
固定子鉄心232に固定子巻線238が装着されてなる固定子230をハウジング212に焼嵌めまたは圧入により固定する。回転子250のシャフト218を一方のエンドブラケット214の軸受け216に装着して、回転子250を固定子230の内側に配置させるように一方のエンドブラケット214をハウジング212に取り付ける。他方のエンドブラケット214の軸受け216に回転子250のシャフト218を装着させ、他方のエンドブラケット214をハウジング212に取り付けることで、回転電機200が完成する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)回転子鉄心252に導体バー254およびエンドリング226を組み付けて、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面226a側からエンドリング226の外周面226b側に亘って溶接開先を形成し、トーチ229を回転子組立体250Aに対して周回させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220を形成した。肉盛溶接工程において、アーク放電領域221よりも広い領域となるまで溶融池225を拡大し、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229を周回させた。溶融池225により、予め導体バー254と嵌合部227との間の隙間228が覆われるため、トーチ229を周回させる際にアークが不安定になることを防止できる。
(1)回転子鉄心252に導体バー254およびエンドリング226を組み付けて、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面226a側からエンドリング226の外周面226b側に亘って溶接開先を形成し、トーチ229を回転子組立体250Aに対して周回させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220を形成した。肉盛溶接工程において、アーク放電領域221よりも広い領域となるまで溶融池225を拡大し、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229を周回させた。溶融池225により、予め導体バー254と嵌合部227との間の隙間228が覆われるため、トーチ229を周回させる際にアークが不安定になることを防止できる。
その結果、安定した溶接金属220を形成することができ、溶接金属220の全周に亘って所望の断面積を確保できるため、回転電機200の高効率化を図ることができる。さらに、良好なビード外観を得ることができる。
これに対して、溶融池225とアーク放電領域221との関係性を考慮せずに、トーチ229を周回させると、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出てしまいアークが不安定となり、回転子250の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面全体が周方向に大きく不均一となり、所望の断面積を得ることができないおそれがある。
(2)図10に示すように、導体バー254とエンドリング226とを嵌合した状態で、エンドリング226の全周において、エンドリング226の端面226a側からエンドリング226の外周面226b側に亘って、曲面凹形状の溶接開先を形成した。これにより、たとえば、図13に示すように導体バー954およびエンドリング926に平面形状の溶接開先を形成した場合に比べて、回転子の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面積を広くできる。
(3)回転子250の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面積Sw(図12(b)参照)が、回転子250の回転中心軸と直交する面内における導体バー254の断面積Sb(図7参照)よりも大きくなるように溶接金属220を形成したので、断面積Swが断面積Sbよりも小さい場合に比べて2次抵抗値を下げることができる。つまり、本実施の形態によれば、回転電機200の効率の向上を図ることができる。
(4)図10(b)に示すように、溶接開先の最深部DPが、エンドリング226の外周面226b側における溶接開先端部300bのx方向(軸方向)外側であって、かつエンドリング226の端面226a側における溶接開先端部300aのy方向(径方向)外側に位置するように溶接開先を形成したため、溶け込み不良の発生を抑えることができる。その結果、回転子250が回転駆動する際に発生する回転遠心力に対する強度の低下を防止できる。
これに対して、図14(a)に示すように、溶接開先の最深部DP0がエンドリング226の外周面226b側における溶接開先端部300bの軸方向内側であって、かつエンドリング226の端面226a側における溶接開先端部300aの径方向内側に位置するように、溶接開先が形成されると、図14(b)に示すように、溶け込み不良が発生してしまうことがある。溶け込み不良により空洞部900が形成されると、空洞部900に応力が集中することによって回転遠心力に対する強度が低下してしまうおそれがある。
―第2の実施の形態―
図面を参照して第2の実施の形態に係る誘導回転電機の製造方法を説明する。図15(a)は第1層目の肉盛層220A(溶接金属)を示す斜視図であり、図15(b)は図15(a)のD−D線切断断面図である。図16(a)は図4のA部拡大図、図16(b)は図16(a)のE−E線切断断面図である。図中、第1の実施の形態と同一または相当部分には同一符号を付し、相違点について主に説明する。
図面を参照して第2の実施の形態に係る誘導回転電機の製造方法を説明する。図15(a)は第1層目の肉盛層220A(溶接金属)を示す斜視図であり、図15(b)は図15(a)のD−D線切断断面図である。図16(a)は図4のA部拡大図、図16(b)は図16(a)のE−E線切断断面図である。図中、第1の実施の形態と同一または相当部分には同一符号を付し、相違点について主に説明する。
第2の実施の形態では、肉盛溶接工程において、回転子組立体250Aに対してトーチ229を溶接開先面GFに沿って2周させることにより、溶接開先を肉盛溶接して、複数の肉盛層によりエンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220(溶接ビード)を形成する(図4参照)。
第2の実施の形態では、肉盛溶接工程のみが上記した第1の実施の形態とは異なり、他の工程である準備工程、組み付け工程、開先形成工程、組立工程は第1の実施の形態と同じ工程であり、回転電機の構成も第1の実施の形態と同じであるため、肉盛溶接工程についてのみ詳細に説明する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様、トーチ229へ自動で連続的に溶接ワイヤ(不図示)を送給可能なワイヤ送給装置を備えた溶接機(不図示)を用い、トーチ229の電極(溶接ワイヤ)と被溶接物との間にアークを発生させて、エンドリング226と導体バー254とをガスシールドアーク溶接した。具体的な肉盛溶接工程について以下、説明する。
図9に示すように、トーチ229を回転子組立体250Aに対して1周させることにより、図15に示すように、第1層目の肉盛層220Aを薄く形成する。第1層目の肉盛層220Aにより、導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間の隙間228(図10(a)参照)が覆われる。1周目の溶接作業では、導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間に隙間228が存在しているため(図10(a)参照)、溶接作業中にアークが不安定になることに起因して、第1層目の肉盛層220Aの断面積が周方向に不均一となることがある。
第1層目の肉盛層220Aを形成した後、さらにトーチ229を回転子組立体250Aに対して1周させることにより、図16に示すように、第2層目の肉盛層220Bを形成する。2周目の溶接作業時には、導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間の隙間228が既に覆われているため、アークを安定して発生させることができる。その結果、回転子250の回転中心軸を含む面内における第2層目の肉盛層220Bの断面積は、周方向に向かってほぼ均一となる。
上記した肉盛溶接工程では、第1層目の肉盛層220Aを形成するための肉盛量を、第2層目の肉盛層220Bを形成するための肉盛量よりも少なくした。換言すれば、図15(b)に示す第1層目の肉盛層220Aの断面積Sw1に対して、図16(b)に示す第2層目の肉盛層220Bの断面積Sw2の方が大きくなるように、溶接ワイヤの送給速度およびトーチ229の周回速度を調整した。
上記した肉盛溶接工程では、回転子250の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面積Sw=Sw1+Sw2(図16(b)参照)が、回転子250の回転中心軸と直交する面内における導体バー254の断面積Sb(図7参照)よりも大きくなるように、溶接金属220を形成する。
このように第2の実施の形態では、トーチ229を回転子組立体250Aに対して2周させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220を形成した。第1層目の肉盛層220Aにより、導体バー254とエンドリング226の嵌合部227との間の隙間228を覆うようにしたので、第2層目の肉盛層220Bを形成する際、アークが不安定になることを防止できる。
なお、第1層目の肉盛層220Aは、第2層目の肉盛層220Bを形成する際にアークが不安定になることを防止するために、導体バー254と嵌合部227との間の隙間228を覆うことができる程度の肉盛量を確保できればよい。
肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層220Aを形成するための肉盛量を、第2層目の肉盛層220Bを形成するための肉盛量よりも少なくすることで、回転子250の回転中心軸を含む面内における溶接金属220の断面全体に対して、アークの不安定に起因して不均一となる断面積の割合を小さくすることができる。さらに、第2層目の肉盛層220Bの形成時には、溶接入熱により第1層目の肉盛層220Aの断面積の不均一性が改善される。
つまり、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態で説明した(1)の効果と同様、安定した溶接金属220を形成することができ、溶接金属220の全周に亘って所望の断面積を確保できるため、回転電機200の高効率化を図ることができる。さらに、良好なビード外観を得ることができる。
さらに、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態で説明した(2)〜(4)と同様の作用効果を奏する。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(1)上記した第1および第2の実施の形態では、回転中心軸と直交する方向から見たときに溶接開先を円弧状に形成したが、本発明はこれに限定されない。図17に示すように、回転中心軸と直交する方向から見たときに複数の直線301a,301b,301cにより溶接開先が構成されるように加工してもよい。
(1)上記した第1および第2の実施の形態では、回転中心軸と直交する方向から見たときに溶接開先を円弧状に形成したが、本発明はこれに限定されない。図17に示すように、回転中心軸と直交する方向から見たときに複数の直線301a,301b,301cにより溶接開先が構成されるように加工してもよい。
(2)上記した第1の実施の形態では、トーチ229を回転子組立体250Aに対して1周以上周回させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220形成したが、本発明はこれに限定されない。トーチ229を回転子組立体250Aに対して2回以上周回させて溶接金属220を形成してもよい。2回以上周回させる場合、1回目の周回の際に、アーク放電領域221が溶融池225からはみ出ないように、トーチ229を周回させればよい。
(3)上記した第2の実施の形態では、トーチ229を回転子組立体250Aに対して2周させることにより、溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、エンドリング226と導体バー254との導通経路を構成する溶接金属220形成したが、本発明はこれに限定されない。トーチ229を回転子組立体250Aに対して3回以上周回させて溶接金属220を形成してもよい。この場合、第1層目の肉盛層は少なくともエンドリング226の嵌合部227と導体バー254との隙間228を覆う程度の肉盛量が確保されていればよく、第1層目の肉盛層を形成するための肉盛量を、第2層目以降の肉盛層を形成するための肉盛量よりも少なくすることが好ましい。
(4)本発明は、トーチ229を回転子組立体250Aに対して周回させる場合に限定されることもなく、トーチ229を固定して、回転子組立体250Aをトーチ229に対して回転させることにより、溶接金属220を形成してもよい。
(5)上記実施の形態では、トーチ229へ自動で連続的に溶接ワイヤ(不図示)を送給可能なワイヤ送給装置を備えた溶接機(不図示)によりアーク溶接する方法について説明したが、本発明はこれに限定されない。手溶接によりアーク溶接してもよい。ワイヤを自動で送るだけでなく、トーチ229または回転子組立体250Aを自動的に回転させる回転装置(不図示)を備えた全自動溶接機(不図示)によりアーク溶接してもよい。
(6)回転電機200,202は、他の電動車両、たとえばハイブリッド電車などの鉄道車両、バスなどの乗合自動車、トラックなどの貨物自動車、バッテリ式フォークリフトトラックなどの産業車両などにも利用することもできる。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
200,202 回転電機、212 ハウジング、214 エンドブラケット、216 軸受、218 シャフト、220 溶接金属、220A,220B 肉盛層、221 アーク放電領域、222 隙間、225 溶融池、226 エンドリング、226a 端面、226b 外周面、227 嵌合部、228 隙間、229 トーチ、230 固定子、232 固定子鉄心、238 固定子巻線、250 回転子、250A 回転子組立体、251 貫通孔、252 回転子鉄心、252a ティース、252b スロット、254 導体バー、300a,300b 溶接開先端部、301a〜301c 直線
Claims (7)
- 回転子鉄心に形成される複数のスロットのそれぞれに収容され、両端部が前記回転子鉄心の軸方向端面から突出される複数の導体バーと、前記回転子鉄心の両端に配置され、前記回転子鉄心の軸方向両端面のそれぞれから突出した導体バーの端部が嵌合される嵌合部を有する一対のエンドリングとを備えた誘導回転電機の製造方法において、
前記導体バーを前記回転子鉄心のスロットに収容し、前記導体バーの端部を前記エンドリングの嵌合部に嵌合して回転子組立体を形成する組立工程と、
前記導体バーと前記エンドリングとを嵌合した状態で、前記エンドリングの全周において、前記エンドリングの端面側から前記エンドリングの外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、
前記回転子組立体に対してトーチを周回させることにより、あるいは、前記回転子組立体をトーチに対して回転させることにより、前記溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、前記エンドリングと前記導体バーとの導通経路を構成する溶接金属を形成する肉盛溶接工程とを含み、
前記肉盛溶接工程は、
前記トーチの電極と前記エンドリングおよび前記導体バーとの間でアーク放電を開始し、溶融池を形成する第1工程と、
アーク放電が前記溶融池からはみ出ないように、前記トーチの電極と前記溶融池との間でアークを形成しつつ、前記トーチを周回させ、あるいは、前記回転子組立体を前記トーチに対して回転させる第2工程とを含むことを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 請求項1に記載の誘導回転電機の製造方法において、
前記開先形成工程では、前記溶接開先の最深部が前記エンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつ前記エンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、前記溶接開先を形成することを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 請求項1または2に記載の誘導回転電機の製造方法において、
前記肉盛溶接工程では、前記回転子の回転中心軸を含む面内における前記溶接金属の断面積が、前記回転中心軸に直交する面内における前記導体バーの断面積よりも大きくなるように、前記溶接金属を形成することを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 回転子鉄心に形成される複数のスロットのそれぞれに収容され、両端部が前記回転子鉄心の軸方向端面から突出される複数の導体バーと、前記回転子鉄心の両端に配置され、前記回転子鉄心の軸方向両端面のそれぞれから突出した導体バーの端部が嵌合される嵌合部を有する一対のエンドリングとを備えた誘導回転電機の製造方法において、
前記導体バーを前記回転子鉄心のスロットに収容し、前記導体バーの端部を前記エンドリングの嵌合部に嵌合して回転子組立体を形成する組立工程と、
前記導体バーと前記エンドリングとを嵌合した状態で、前記エンドリングの全周において、前記エンドリングの端面側から前記エンドリングの外周面側に亘って溶接開先を形成する開先形成工程と、
前記回転子組立体に対してトーチを複数回周回させることにより、あるいは、前記回転子組立体をトーチに対して複数回転させることにより、前記溶接開先をアーク溶接により肉盛溶接して、複数の肉盛層により前記エンドリングと前記導体バーとの導通経路を構成する溶接金属を形成する肉盛溶接工程とを含み、
前記肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層により、前記導体バーと前記エンドリングの嵌合部との間の隙間を覆うことを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 請求項4に記載の誘導回転電機の製造方法において、
前記肉盛溶接工程において、第1層目の肉盛層を形成するための肉盛量を、第2層目以降の肉盛層を形成するための肉盛量よりも少なくしたことを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 請求項4または5に記載の誘導回転電機の製造方法において、
前記開先形成工程では、前記溶接開先の最深部が前記エンドリングの外周面側における溶接開先端部の軸方向外側であって、かつ前記エンドリングの端面側における溶接開先端部の径方向外側に位置するように、前記溶接開先を形成することを特徴とする誘導回転電機の製造方法。 - 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の誘導回転電機の製造方法において、
前記肉盛溶接工程では、前記回転子の回転中心軸を含む面内における前記溶接金属の断面積が、前記回転中心軸に直交する面内における前記導体バーの断面積よりも大きくなるように、前記溶接金属を形成することを特徴とする誘導回転電機の製造方法。
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| JP2012226056A JP2014079114A (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 誘導回転電機の製造方法 |
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| JP (1) | JP2014079114A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105610284A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-05-25 | 河南宝天机电科技有限公司 | 一种鼠笼电动机的鼠笼连接方法 |
-
2012
- 2012-10-11 JP JP2012226056A patent/JP2014079114A/ja active Pending
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