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JP2014070559A - ラッシュアジャスタ - Google Patents

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JP2014070559A
JP2014070559A JP2012216871A JP2012216871A JP2014070559A JP 2014070559 A JP2014070559 A JP 2014070559A JP 2012216871 A JP2012216871 A JP 2012216871A JP 2012216871 A JP2012216871 A JP 2012216871A JP 2014070559 A JP2014070559 A JP 2014070559A
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pressure chamber
oil
lash adjuster
valve
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JP2012216871A
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Atsushi Hayashida
篤史 林田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ラッシュアジャスタを小型化した場合であっても、高圧室のオイル不足に起因して異音が発生することを抑制することができる。
【解決手段】ラッシュアジャスタ1のボディ10の上端部には貯留壁13が形成されており、同貯留壁13の内周面とこれに対向するプランジャ20の外周面とによりオイルを貯留する貯留部15が形成されている。また、プランジャ20の周壁21には導入孔22が形成されている。また、プランジャ20の外周面には貯留部15内のオイルをその自重により導入孔22に導入する導入溝29が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関に設けられる油圧式のラッシュアジャスタに関する。
例えば特許文献1に記載のラッシュアジャスタが周知である。このラッシュアジャスタは、シリンダヘッドに取り付けられた有底筒状のボディと、ボディの軸線方向に沿って同ボディ内を変位可能なプランジャとを備えている。プランジャの底部によって同プランジャの内部空間が低圧室として区画され、ボディの内壁とプランジャの底部との間の空間が高圧室として区画されている。また、底部には弁孔が形成されており、高圧室に設けられた逆止弁が開弁されているときに低圧室からのオイルが高圧室に供給されるようになっている。
こうしたラッシュアジャスタによれば、ロッカアームの揺動に伴ってプランジャがロッカアームに向けて進出するときには、高圧室の容積が拡大されて同高圧室の圧力が低下する。これにより、逆止弁の弁体を閉弁方向に付勢する力が低下し、同逆止弁が開弁する。その結果、低圧室のオイルが高圧室に流入して同高圧室の圧力が上昇し、弁体が再び閉弁方向に変位することで同弁体により弁孔が再び閉塞される。
一方、ロッカアームの揺動に伴ってプランジャがボディ内に後退するときには、弁孔が逆止弁の弁体により閉塞されているため、高圧室から低圧室へオイルが流入しない。このため、高圧室のオイルの圧力によってボディ内へのプランジャの後退が制限される。このようにしてラッシュアジャスタはロッカアームからプランジャに作用する荷重に抗することによってロッカアームの支点として機能する。
ところで、機関運転が停止されたときに、カムの回転位相によってロッカアームにより押され続けることでプランジャがボディ内に後退している、すなわち沈み込んでいるラッシュアジャスタがある。こうしたラッシュアジャスタにおいては、プランジャによって高圧室が圧縮され続けることで、高圧室のオイルがボディの内周面とプランジャの外周面との間を通じて同ラッシュアジャスタの外部に漏れ出ることとなる。そのため、高圧室のオイルが不足してしまい、機関運転が開始された後にプランジャがボディの内壁に衝突する結果、異音が発生するといった問題が生じる。
従来のラッシュアジャスタにおいては、低圧室の容積がある程度大きくされているため、逆止弁が開弁された際に低圧室のオイルが高圧室に供給されることで高圧室のオイル不足が早期に解消されるようになっている。
特開2009―281170号公報
ところで、内燃機関の小型化や軽量化を図るべくラッシュアジャスタの小型化を図ろうとすると、低圧室の容積を小さくする必要が生じる。しかしながら、上述したように、低圧室の容積を小さくすると同低圧室に貯留可能なオイル量が少なくなるため、機関運転が開始されてから低圧室にオイルが供給されるようになるまでは高圧室のオイル不足を解消することができなくなる。その結果、高圧室のオイル不足に起因して異音が発生することとなる。
本発明の目的は、ラッシュアジャスタを小型化した場合であっても、高圧室のオイル不足に起因して異音が発生することを抑制することのできるラッシュアジャスタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に従うラッシュアジャスタは、筒状のボディと、ボディの軸線方向に沿って同ボディ内を変位可能なプランジャと、を備え、プランジャの底部には弁孔が形成され、ボディの内壁とプランジャの底部との間の空間には前記弁孔を閉塞可能な弁体と前記弁孔が閉塞される方向に同弁体を付勢する付勢部材とが設けられ、プランジャの内部空間は低圧室とされるとともにボディの内壁とプランジャの底部との間の空間は高圧室とされ、ボディの開口からのプランジャの出没を通じて機関バルブのバルブクリアランスを調節する。また、前記開口を構成するボディの端部の内周面とこれに対向するプランジャの外周面とによりオイルを貯留する貯留部が形成され、プランジャには前記貯留部と低圧室とを連通して同貯留部内のオイルをその自重により低圧室に導入する導入部が形成されている。
同構成によれば、高圧室からボディの内周面とプランジャの外周面との間を通じて漏れ出たオイルが、ボディの開口端部の内周面とこれに対向するプランジャの外周面との間の貯留部に貯留されるようになる。また、機関バルブを駆動するカムから飛散したオイルや、同カムに対してオイルを噴射供給するカムシャワーからのオイルが貯留部に貯留されるようになる。そして、こうして貯留されたオイルはプランジャの導入部を通じて低圧室に導入されるようになる。このため、機関停止後に貯留部に貯留されているオイルを低圧室に供給することができ、低圧室のオイル量を増大させることができる。これにより、機関運転が開始された後に低圧室のオイルが不足することを抑制することができ、低圧室から高圧室にオイルを供給することにより高圧室のオイルが不足することを抑制することができる。従って、ラッシュアジャスタを小型化した場合であっても、高圧室のオイル不足に起因して異音が発生することを抑制することができる。
この場合、プランジャの周壁には導入孔が形成され、ボディの内周面及びプランジャの外周面の少なくとも一方には前記貯留部内のオイルをその自重により前記導入孔に導入する導入溝が形成され、前記導入部は前記導入孔と前記導入溝とによって構成されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、貯留部に貯留されたオイルはボディの内周面及びプランジャの外周面の少なくとも一方に形成された導入溝、及びプランジャの周壁に形成された導入孔を通じて低圧室に導入されるようになる。
また、ボディはシリンダヘッドの取付穴に取り付けられるものであり、前記貯留部を構成するボディの端部はシリンダヘッドの端面よりも突出している、といった態様が好ましい。
同態様によれば、貯留部の容積を好適に大きくすることができ、同貯留部に多くのオイルを貯留することができる。従って、機関運転が開始された後に低圧室のオイルが不足することを一層抑制することができる。
この場合、前記貯留部を構成するボディの端部は前記取付穴の内周面よりもボディの径方向外側に延びている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、ボディの開口が大きくなるため、カムから飛散したオイルや、カムシャワーから噴射されたオイルを貯留部に好適に貯留することができる。従って、機関運転が開始された後に低圧室のオイルが不足することをより一層抑制することができる。
また、前記貯留部を構成するボディの端部はボディの周方向全体にわたって設けられている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、例えばボディが鉛直方向上方に向けて開口する構成にあっては貯留部内のオイルがこぼれ落ちることを好適に抑制することができる。
また、前記貯留部を構成するボディの端部はボディの周方向において部分的に設けられている、といった態様が好ましい。
例えば気筒列が鉛直方向に対して傾斜しているV型内燃機関に対して適用されるラッシュアジャスタにあって、貯留部を構成するボディの端部がボディの周方向全体にわたって設けられている場合には、ボディの端部における鉛直方向上方に位置する部分はオイルを貯留する機能を奏しない。この点、上記構成によれば、貯留部を構成するボディの端部がボディの周方向において部分的に設けられることとなるため、ボディの重量増加を好適に抑制することができる。
また、ボディの前記開口においてのみ同ボディの内外が連通されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、プランジャが出没するボディの上記開口においてのみ同ボディの内外が連通されているため、例えば低圧室にオイルを導入するための孔がボディの周壁に形成されている構成とは異なり、こうした孔を通じて低圧室のオイルが漏出するといった問題が生じなくなる。従って、貯留部からのオイルを低圧室に無駄なく供給することができ、低圧室のオイル量を好適に増大させることができる。
一実施形態に係るラッシュアジャスタが適用された内燃機関の動弁機構の模式図。 同実施形態のラッシュアジャスタを中心とした縦断面図。 図2の3−3線に沿ったラッシュアジャスタの横断面図。 図2の4−4線に沿ったラッシュアジャスタの横断面図。 同実施形態の作用を説明するためのラッシュアジャスタを中心とした縦断面図。 比較例のラッシュアジャスタを中心とした縦断面図。 変形例に係るラッシュアジャスタを中心とした縦断面図。 他の変形例に係るラッシュアジャスタを中心とした縦断面図。
以下、図1〜図5を参照して、ラッシュアジャスタの一実施形態について説明する。
図1に示すように、内燃機関80の機関バルブ91にはリテーナ92が取り付けられており、このリテーナ92とシリンダヘッド81との間にはバルブスプリング93が設けられている。このバルブスプリング93によって機関バルブ91は閉弁方向に常時付勢されている。
動弁機構は、機関バルブ91を開閉駆動するピボット式の機構であり、内燃機関80のクランクシャフト(図示略)の回転が伝達されるカムシャフト82と、このカムシャフト82に固設されたカム83と、このカム83の回転に伴って駆動されるローラ式のロッカアーム84とを備えている。
ロッカアーム84は、その一端部(同図中の左側端部)が機関バルブ91の基端部91aにより支持され、その他端部(同図中の右側端部)がシリンダヘッド81に設けられた油圧式のラッシュアジャスタ1の先端部により支持されている。また、ロッカアーム84はローラ85を中心として揺動可能とされており、このローラ85はカム83に当接している。
従って、カム83の回転によってローラ85が押圧されると、ロッカアーム84がその他端部を支点として揺動する。これにより、機関バルブ91の基端部91aが押圧されて機関バルブ91が開弁する。
次に、ラッシュアジャスタ1の構造について説明する。
図2に示すように、ラッシュアジャスタ1のボディ10は有底筒状をなしており、シリンダヘッド81の端面81aに凹設された取付穴81bに取り付けられている。ボディ10内にはその軸線方向Cに沿って変位可能な有底筒状のプランジャ20が設けられている。
尚、以降において、ボディ10の軸線方向Cを単に軸線方向Cと称する。また、プランジャ20がロッカアーム84に向けて進出する方向を上方とし、ボディ10内にプランジャ20が後退する方向を下方と称する。
ボディ10の周壁11の上端部には開口14を構成する貯留壁13がボディ10の周方向全体にわたって形成されている。この開口14は鉛直方向上方を指向している。この貯留壁13は、上側ほど同ボディ10の径方向外側に延びており、シリンダヘッド81の端面81aよりも上方に突出している。また、貯留壁13の上端部は取付穴81bの内周面よりもボディ10の径方向外側に位置している。こうした貯留壁13の内周面とこれに対向するプランジャ20の外周面とによりオイルを貯留する貯留部15が形成されている。
ボディ10の周壁11にはその内外を連通する孔が形成されておらず、上記開口14においてのみ同ボディ10の内外が連通されている。
プランジャ20の内部空間は周壁21と底部24とによって低圧室41として区画されている。また、ボディ10の内壁とプランジャ20の底部24との間の空間は高圧室42として区画されている。
プランジャ20の底部24にはこれら低圧室41と高圧室42とを連通する弁孔25が形成されている。
高圧室42には有底筒状のリテーナ27が設けられている。ボディ10の内底面とリテーナ27の上端に設けられたフランジ27aとの間には第1ばね31が設けられており、この第1ばね31の付勢力によってフランジ27aを介してプランジャ20が上方に常時付勢されている。
リテーナ27内には弁孔25を閉塞可能な球状の弁体26が収容されている。また、このリテーナ27の内底面と弁体26との間には上方に、すなわち弁孔25が閉塞される方向に同弁体26を付勢する第2ばね32が設けられている。尚、リテーナ27には孔27bが形成されており、リテーナ27の内外が連通されている。
図2及び図3に示すように、プランジャ20の周壁21には導入孔22が形成されており、プランジャ20の外周面には凹部23が同導入孔22の開口を内包するように全周にわたって形成されている。
図2及び図4に示すように、プランジャ20の外周面には貯留部15内のオイルをその自重により導入孔22に導入する導入溝29が形成されている。これら導入孔22と導入溝29とによって本発明に係る導入部が構成されている。
次に、ラッシュアジャスタ1の基本的な動作態様について説明する。
図1及び図2に示すように、カム83の回転に伴ってそのカム山がローラ85から離れようとすると、すなわち機関バルブ91が閉弁され始めると、ロッカアーム84の一端部(図1における右端部)がプランジャ20の先端から離れようとする。このとき、第1ばね31の復元力によってプランジャ20がロッカアーム84に向けて進出することにより同ロッカアーム84がカム83に押し付けられる。このようにしてロッカアーム84がカム83に追従することにより、ロッカアーム84とカム83との間にクリアランスが生じることが抑制され、機関バルブ91のバルブクリアランスが調節される。
ここで、ボディ10内からプランジャ20が進出するときには、高圧室42の容積が拡大されて同高圧室42の圧力が低下する。これにより、弁体26を閉弁方向に付勢する力が低下し、同弁体26が開弁する。その結果、低圧室41のオイルが高圧室42に流入して同高圧室42の圧力が上昇し、弁体26が再び閉弁方向に変位することで同弁体26により弁孔25が再び閉塞される。
一方、カム83の回転に伴ってそのカム山がローラ85を押そうとする、すなわち機関バルブ91が開弁され始めると、ロッカアーム84の一端部(図1における右端部)がプランジャ20の先端を押そうとする。これにより、ボディ10内にプランジャ20が後退しようとする。ただしこのときには、弁孔25が弁体26により閉塞されているため、高圧室42から低圧室41へオイルが流入しない。このため、高圧室42のオイルの圧力によってボディ10内へのプランジャ20の後退が制限される。このようにしてラッシュアジャスタ1はロッカアーム84からプランジャ20に作用する荷重に抗することによってロッカアーム84の支点として機能する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図5に示すように、高圧室42からボディ10の内周面とプランジャ20の外周面との間を通じて漏れ出たオイルが、ボディ10の貯留壁13の内周面とこれに対向するプランジャ20の外周面との間の貯留部15に貯留されるようになる。また、機関バルブ91を駆動するカム83から飛散したオイルや、同カム83に対してオイルを噴射供給するカムシャワーからのオイルが貯留部15に貯留されるようになる。
そして、こうして貯留されたオイルはプランジャ20の外周面に形成された導入溝29、及びプランジャ20の周壁に形成された導入孔22を通じて低圧室41に導入されるようになる。
このため、機関停止後に貯留部15に貯留されているオイルを低圧室41に供給することができ、低圧室41内のオイル量を増大させることができる。これにより、機関運転が開始された後に低圧室41内のオイルが不足することが抑制され、低圧室41から高圧室42にオイが供給されることにより高圧室42内のオイルが不足することが抑制される。
以上説明した本実施形態に係るラッシュアジャスタによれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)ラッシュアジャスタ1のボディ10の上端部には貯留壁13が形成されており、同貯留壁13の内周面とこれに対向するプランジャ20の外周面とによりオイルを貯留する貯留部15が形成されている。また、プランジャ20の周壁21には導入孔22が形成されている。また、プランジャ20の外周面には貯留部15内のオイルをその自重により導入孔22に導入する導入溝29が形成されている。こうした構成によれば、機関停止後に貯留部15に貯留されているオイルを低圧室41に供給することができ、低圧室41内のオイル量を増大させることができる。これにより、機関運転が開始された後に低圧室41内のオイルが不足することを抑制することができ、低圧室41から高圧室42にオイが供給されることにより高圧室42内のオイルが不足することを抑制することができる。従って、ラッシュアジャスタ1を小型化した場合であっても、高圧室42内のオイル不足に起因して異音が発生することを抑制することができる。
(2)貯留壁13がシリンダヘッド81の端面81aよりも突出しているため、貯留部15の容積を大きくすることができ、同貯留部15に多くのオイルを貯留することができる。従って、機関運転が開始された後に低圧室41内のオイルが不足することを抑制することができる。
(3)貯留壁13がシリンダヘッド81の取付穴81bの内周面よりもボディ10の径方向外側に延びている。こうした構成によれば、ボディ10の開口14が大きくなるため、カム83から飛散したオイルや、カムシャワーから噴射されたオイルを貯留部15に好適に貯留することができる。従って、機関運転が開始された後に低圧室41内のオイルが不足することを抑制することができる。
(4)貯留壁13がボディ10の周方向全体にわたって設けられているため、貯留部15内のオイルがこぼれ落ちることを好適に抑制することができる。
(5)ボディ10の開口14においてのみ同ボディ10の内外が連通されている。このため、例えば図6に示される比較例のラッシュアジャスタ101ようにボディ110の周壁111に孔112が形成され、オイルポンプから圧送されるオイルをシリンダヘッド181内部の油路172を通じて同孔112に供給する構成とは異なり、こうした孔112を通じて低圧室141のオイルが漏出するといった問題が生じなくなる。従って、貯留壁13からのオイルを低圧室41に無駄なく供給することができ、低圧室41内のオイル量を好適に増大させることができる。
尚、本発明に係るラッシュアジャスタは、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態では、上記開口14においてのみ同ボディ10の内外が連通される構成としたが、図6の比較例のように、ボディの周壁に孔を更に形成し、シリンダヘッド内部に形成された油路を通じて上記孔にオイルを供給する構成としてもよい。この場合であっても、機関停止後に貯留部に貯留されているオイルを低圧室に供給することで低圧室内のオイル量を増大させることができる。
・図7に示すようなボディ210を備えるラッシュアジャスタ201を採用することもできる。すなわち、このボディ210の周壁211の上端部には開口214を構成する貯留壁213がボディ210の周方向全体にわたって形成されている。この貯留壁213は、シリンダヘッド81の端面81a上をボディ210の径方向外側に延びており、その外周側端部において屈曲して上方に延びている。こうした貯留壁213の内周面とこれに対向するプランジャ20の外周面との間に貯留部215が形成されている。
・図8に示すように、V型内燃機関に対して適用されるラッシュアジャスタ301にあっては、ボディ310の貯留壁313をボディ310の周方向において部分的に設けるようにしてもよい。より詳しくは、プランジャ320の鉛直方向上方に位置する部分以外に貯留壁313を設けるようにすればよい。この場合、オイルを貯留する機能を奏する部分にのみ貯留部315が設けられることによりボディ310の重量増加を好適に抑制することができる。
・上記実施形態では、プランジャ20の外周面に導入溝29を形成するようにしたが、これに代えて、或いはこれに加えてボディの内周面に導入溝を形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、プランジャ20に導入孔22を形成するとともにプランジャ20の外周面に導入溝29を形成するようにしたが、貯留部内のオイルを導入孔を通じて低圧室に直接導入することができるのであれば、導入溝を省略することもできる。
1…ラッシュアジャスタ、10…ボディ、11…周壁、13…貯留壁、14…開口、15…貯留部、20…プランジャ、21…周壁、22…導入孔、23…凹部、24…底部、25…弁孔、26…弁体、27…リテーナ、27a…フランジ、27b…孔、29…導入溝、31…第1ばね、32…第2ばね(付勢部材)、41…低圧室、42…高圧室、71…オイルポンプ、72…供給通路、80…内燃機関、81…シリンダヘッド、81a…端面、81b…取付穴、82…カムシャフト、83…カム、84…ロッカアーム、85…ローラ、91…機関バルブ、91a…基端部、92…リテーナ、93…バルブスプリング。

Claims (7)

  1. 筒状のボディと、ボディの軸線方向に沿って同ボディ内を変位可能なプランジャと、を備え、
    プランジャの底部には弁孔が形成され、
    ボディの内壁とプランジャの底部との間の空間には前記弁孔を閉塞可能な弁体と前記弁孔が閉塞される方向に同弁体を付勢する付勢部材とが設けられ、
    プランジャの内部空間は低圧室とされるとともにボディの内壁とプランジャの底部との間の空間は高圧室とされ、
    ボディの開口からのプランジャの出没を通じて機関バルブのバルブクリアランスを調節するラッシュアジャスタにおいて、
    前記開口を構成するボディの端部の内周面とこれに対向するプランジャの外周面とによりオイルを貯留する貯留部が形成され、
    プランジャには前記貯留部と低圧室とを連通して同貯留部内のオイルをその自重により低圧室に導入する導入部が形成されている、
    ことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  2. プランジャの周壁には導入孔が形成され、
    ボディの内周面及びプランジャの外周面の少なくとも一方には前記貯留部内のオイルをその自重により前記導入孔に導入する導入溝が形成され、
    前記導入部は前記導入孔と前記導入溝とによって構成されている、
    請求項1に記載のラッシュアジャスタ。
  3. ボディはシリンダヘッドの取付穴に取り付けられるものであり、
    前記貯留部を構成するボディの端部はシリンダヘッドの端面よりも突出している、
    請求項1又は請求項2に記載のラッシュアジャスタ。
  4. 前記貯留部を構成するボディの端部は前記取付穴の内周面よりもボディの径方向外側に延びている、
    請求項3に記載のラッシュアジャスタ。
  5. 前記貯留部を構成するボディの端部はボディの周方向全体にわたって設けられている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ。
  6. 前記貯留部を構成するボディの端部はボディの周方向において部分的に設けられている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ。
  7. ボディの前記開口においてのみ同ボディの内外が連通されている、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のラッシュアジャスタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019167891A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 トヨタ自動車株式会社 ラッシュアジャスタ
DE102018108287B4 (de) * 2018-04-09 2025-10-02 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Hydraulisches Abstützelement für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE102014214383B4 (de) * 2014-07-23 2025-10-02 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Hydraulisches Ventilspielausgleichselement für Brennkraftmaschinen

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