JP2014068586A - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014068586A JP2014068586A JP2012216461A JP2012216461A JP2014068586A JP 2014068586 A JP2014068586 A JP 2014068586A JP 2012216461 A JP2012216461 A JP 2012216461A JP 2012216461 A JP2012216461 A JP 2012216461A JP 2014068586 A JP2014068586 A JP 2014068586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- support arm
- combine
- mission
- threshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
【課題】刈取装置の後方に第2刈刃を設けたコンバインにおいて、コンバインの機体の小型化を図るとともに、安全かつ円滑な収穫作業が可能とすることを課題とする。
【解決手段】刈取装置(5)の第1刈刃(53)よりも後方に第2刈刃(100)を備え、該第2刈刃(100)を、前記走行装置(4)を駆動するミッション(M)に支持する。また、正面視において、第2刈刃(100)を支持する左支持アーム(101L)をミッション(M)と左側のクローラ(41)の内側端部との間に配置し、第2刈刃(100)を支持する右支持アーム(101R)をミッション(M)と右側のクローラ(41)の内側端部との間に配置する。
【選択図】図3
【解決手段】刈取装置(5)の第1刈刃(53)よりも後方に第2刈刃(100)を備え、該第2刈刃(100)を、前記走行装置(4)を駆動するミッション(M)に支持する。また、正面視において、第2刈刃(100)を支持する左支持アーム(101L)をミッション(M)と左側のクローラ(41)の内側端部との間に配置し、第2刈刃(100)を支持する右支持アーム(101R)をミッション(M)と右側のクローラ(41)の内側端部との間に配置する。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンバインに関する。
コンバインは、走行装置と、刈取装置と、脱穀装置を備えており、走行しながら刈取り、脱穀及び選別を行う。従来のコンバインとして、例えば、特許文献1には、刈取部(刈取装置)で刈り取った穀稈を搬送装置で、上部脱穀室(脱穀装置)に搬送し、搬送した穀稈を当該上部脱穀室内で回転駆動する扱胴によって脱穀する汎用コンバインの刈取装置の後側に第2刈刃を設け、植生する穀稈の穂先部分のみを第1刈刃によって切断し、切断後の穀稈の切り株を更に切断する第2刈刃を備えたコンバインが提案されている。
ところで、上述のような特許文献1に記載の汎用コンバインは、第2刈刃が走行装置の左右のクローラよりも左右方向で外側に配置された支持アームによって、機体フレームに支持されているため、機体の左右幅が拡大し、収穫作業において、機体又は支持アームが畦畔と接触する虞があるという点で更なる改善の余地がある。
また、第2刈刃の駆動部が刈取部から脱穀装置へ搬送する搬送装置の外側に配置されているため、この駆動部が未刈穀稈と干渉し、穀稈の品質を低下させたり、駆動部に巻きついて第2刈刃の伝動効率が低下するという点に更なる改善の余地がある。
そして、圃場間を移動するために、畦越えや路上走行を伴う移動をする際には、刈取装置を機体に対して上昇させることとなるが、この状態において、第2刈刃の先端が前方を向いているため、第2機体の下方又の障害物と第2刈刃の切刃部が接触して損傷し、切断性能が低下する虞があるという点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、コンバインの機体の小型化を図るとともに、安全かつ円滑な収穫作業が可能なコンバインを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンバインは、以下の技術的手段を講じてある。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(2)の下側に左右のクローラ(41)を備えた走行装置(4)を設け、機体フレーム(2)の上側に脱穀装置(7)と操縦部(28)を設け、機体フレーム(2)の前側に刈取装置(5)を設け、該刈取装置(5)に、穀稈を刈取る第1刈刃(53)と、刈取られた穀稈を脱穀装置(7)へ向けて搬送する搬送装置(56)を備えたコンバインにおいて、前記第1刈刃(53)よりも後方に第2刈刃(100)を備え、該第2刈刃(100)を、前記走行装置(4)を駆動するミッション(M)に支持したことを特徴とするコンバインとした。
請求項2記載の発明は、前記走行装置(4)を駆動する駆動軸(110)を前記ミッション(M)の下部から左右両側方へ突出させ、該左右の駆動軸(110)をミッションケース(M)と一体の筒体(110a)で覆い、前記第2刈刃(100)を左支持アーム(101L)及び右支持アーム(101R)を介して筒体(110a)に支持し、正面視において、前記左支持アーム(101L)をミッション(M)と左側のクローラ(41)の内側端部との間に配置し、右支持アーム(101R)をミッション(M)と右側のクローラ(41)の内側端部との間に配置した請求項1記載のコンバインとした。
請求項3記載の発明は、前記ミッション(M)内部の伝動機構に連動する伝動軸(130)を備え、該伝動軸(130)の回転を変換機構(134)によって往復揺動運動に変換して前記第2刈刃(100)へ伝達する構成とした請求項1又は請求項2記載のコンバインとした。
請求項4記載の発明は、前記変換機構(134)を、正面視において、前記第2刈刃(100)をミッション(M)側に支持する左支持アーム(101L)と右支持アーム(101R)の間に配置した請求項3記載のコンバインとした。
請求項5記載の発明は、前記刈取装置(5)を昇降自在な構成とし、該刈取装置(5)の上昇に連動して前記第2刈刃(100)を上昇させる連動機構(104)を備え、刈取装置(5)を所定高さ以上に上昇させた場合に、第2刈刃(100)の先端部が、少なくとも左支持アーム(101L)又は右支持アーム(101R)の前端部よりも後方に位置する構成とした請求項2又は請求項3又は請求項4記載のコンバインとした。
請求項6記載の発明は、前記操縦部(28)の前部に、上昇位置における第2刈刃(100)の先端部が入り込む刈刃ガード体(120)を設けた請求項5記載のコンバインとした。
請求項1記載の発明によれば、第2刈刃(100)を、走行装置(4)を駆動するミッション(M)に支持しているので、第2刈刃(100)の支持部材を機体フレーム(2)の外側端部よりも内側に構成することができ、第2刈刃(100)の支持部材と畦畔等との接触を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明による効果に加えて、正面視において、左支持アーム(101L)をミッション(M)と左側のクローラ(41)の内側端部との間に配置し、右支持アーム(101R)をミッション(M)と右側のクローラ(41)の内側端部との間に配置しているので、左支持アーム(101L)及び右支持アーム(101R)が機体側方の障害物や未刈穀稈と干渉することを防止して、収穫作業の能率を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、ミッション(M)に支持される第2刈刃(100)に、ミッション(M)内部の伝動機構に連動する伝動軸(130)からの回転駆動力を変換機構(134)によって往復揺動運動に変換して伝達するので、この第2刈刃(100)への伝動機構を簡素化して機体を小型化することができ、コンバインの製造コストを低減することができる。
請求項4記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明による効果に加えて、変換機構(134)を、正面視において、左支持アーム(101L)と右支持アーム(101R)の間に配置しているので、変換機構(134)と未刈穀稈との干渉による稈切れや脱粒を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、上記請求項2又は請求項3又は請求項4記載の発明による効果に加えて、刈取装置(5)を所定高さ以上に上昇させた場合に、第2刈刃(100)の先端部が、少なくとも左支持アーム(101L)又は右支持アーム(101R)の前端部よりも後方に位置するので、非作業時の第2刈刃(100)の損傷を防止して、第2刈刃(100)の耐久性を向上させることができる。
できる。
できる。
請求項6記載の発明によれば、上記請求項5記載の発明による効果に加えて、操縦部(28)の前部に、上昇位置における第2刈刃(100)の先端部が入り込む刈刃ガード体(120)を設けているので、上昇した状態の第2刈刃(100)の耐久性を更に向上させるとともに、第2刈刃周辺の作業者の安全性を高めることができる。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
以下の説明では、前後方向とは、コンバイン1の前後方向である。さらに言えば、前後方向とは、このコンバイン1が直進する際の進行方向であり、直進方向前方側を前側、後方側を後側という。また、車幅方向とは、当該前後方向に対して水平に直交する方向であり、直進方向前方側の右側を右側、直進方向前方側の左側を左側という。さらに、鉛直方向とは、前後方向と車幅方向とに直交する方向である。これら前後方向、車幅方向及び鉛直方向は、互いに直交する。
[実施形態]
以下の説明では、前後方向とは、コンバイン1の前後方向である。さらに言えば、前後方向とは、このコンバイン1が直進する際の進行方向であり、直進方向前方側を前側、後方側を後側という。また、車幅方向とは、当該前後方向に対して水平に直交する方向であり、直進方向前方側の右側を右側、直進方向前方側の左側を左側という。さらに、鉛直方向とは、前後方向と車幅方向とに直交する方向である。これら前後方向、車幅方向及び鉛直方向は、互いに直交する。
図1に示す本実施形態のコンバイン1は、動力源としてのエンジン3が発生する動力によって、自走しながら稲の他、大豆、そば、菜種等の穀稈を刈り取り、脱穀する汎用コンバインである。コンバイン1は、図1及び図2に示すように、機体フレーム2と、動力源としてのエンジン3と、走行装置4と、刈取装置5と、選別装置6(図1のみに示す)と、脱穀装置7と、グレンタンク8と、動力伝達装置9とを備える。
機体フレーム2は、コンバイン1の車体の枠状の構造部材をなしている。機体フレーム2は、図1に示すように、選別装置6と脱穀装置7との間に設けられた中央水平フレーム21と、脱穀装置7の上方に設けられた上方水平フレームと、脱穀前フレーム23と、扱室ガイドフレーム24とを備える。
脱穀前フレーム23は、図1に示すように、脱穀装置7及び選別装置6よりも前方に鉛直方向に立設して設けられ、選別装置6及び脱穀装置7の車幅方向の幅よりも幅が狭く形成されている。また、脱穀前フレーム23の左端は、脱穀装置7の前部の左端に揃えられて(前後方向に重なる位置に配されて)、脱穀前フレーム23の右端は、選別装置6の前部の右端よりもグレンタンク8から離れている。脱穀前フレーム23は、図3に示すように、車幅方向に間隔をあけて鉛直方向に立設した2本の鉛直フレームと、鉛直フレーム同士を連結し機体フレーム2の前後方向に間隔をあけて重ねられる2枚の板部材とを備える。
扱室ガイドフレームは、上方水平フレーム22即ち脱穀装置7と脱穀前フレーム23との間に設けられて、上方水平フレーム22と脱穀前フレーム23とを連結している。また、扱室ガイドフレームは、下方に空間Kを形成している。空間Kは、図1に示すように、扱室ガイドフレームとグレンタンク8との間、即ち、選別装置6及び脱穀装置7と脱穀前フレーム23と刈取装置5の搬送装置56と操縦部28とグレンタンク8との間に形成されている。
エンジン3は、機体フレーム2上の前後方向前側に搭載されている。エンジン3は、コンバイン1で用いる駆動力の発生源である。 また、エンジン3は、機体フレーム2上の操作席27を設けた操縦部28の下方に設けられている。
走行装置4は、機体フレーム2の鉛直方向下側に設けられる。走行装置4は、エンジン3からの駆動力によって、コンバイン1全体を走行させるものである。走行装置4は、クローラ41を有する。クローラ41は、機体フレーム2の鉛直方向下方において車幅方向に間隔をあけて一対で設けられる。走行装置4は、エンジン3からミッションMを介して伝達される駆動力によってクローラ41が駆動することでコンバイン1全体を前後方向前側に走行させる。
ミッションMの下部の下部からは、このミッションMの出力軸であるクローラ駆動軸(駆動軸)110が左右両側へ向けて突出しており、このクローラ駆動軸110の左右両端部に駆動輪111が設けられ、この駆動輪111がクローラ41と係合することで、クローラ41を駆動する。
刈取装置5は、機体フレーム2の前部に設けられる。刈取装置5は、エンジン3からの駆動力によって駆動し穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を脱穀装置7などに搬送するものである。刈取装置5は、エンジン3からの駆動力によって駆動し穀稈を刈り取るものであって、刈取部55と、搬送装置56とを備える。そして、この刈取装置5は、搬送装置56の後部に配置された左右方向の刈取入力軸(回動軸)93を支点として、上下回動自在に構成され、対機体高さを変更可能とされている。刈取部55は、オーガーフレーム51と、オーガー52とを含んで構成される。オーガーフレーム51は、底板51aと、車幅方向左右一対の左右側板51bと、後板51cとからなる。オーガー52は、オーガーフレーム51内に車幅方向に沿って配置され、回転自在に支持される。さらに、刈取部55は、底板51aの前後方向前側縁部に刈刃53が設けられると共に、刈刃53の上方に穀稈を掻込む掻込リール54が設けられる。掻込リール54は、前後方向の位置、及び、鉛直方向の高さが調節自在に設けられる。刈取装置5は、エンジン3から伝達される動力によって走行しながらオーガー52等が駆動することで刈刃53によって穀稈を刈り取り取り込む。
搬送装置56は、刈取部55の後側、より詳細には刈取部55と機体フレーム2との間に設けられる。搬送装置56は、エンジン3からの駆動力によって穀稈を脱穀装置7に搬送するものである。搬送装置56は、ケース57と、搬送機構58とを含んで構成される。ケース57は、断面四角形状に形成され、オーガーフレーム51の後板51cから前後方向後側の脱穀装置7に向って延設される。ケース57は、前後方向後側の端部が脱穀前フレーム23に取り付けられている。また、ケース57は、図示しない連結用筒により脱穀装置7に取り付けられる。搬送機構58は、ケース57内に設けられる。搬送装置56は、エンジン3から伝達される動力によって搬送機構58が駆動することで、穀稈を刈取部55から脱穀装置7に搬送する。
選別装置6は、機体フレーム2の上方でかつ刈取装置5の搬送装置56の後方に設けられる。また、選別装置6は、グレンタンク8の側方でかつ機体フレーム2の左側に設けられる。選別装置6は、エンジン3からの駆動力によって、脱穀装置7により脱穀された穀稈の藁等の夾雑物と穀粒とを分離する装置である。選別装置6は、中央水平フレーム21の下方に設けられ、選別室61と、選別室61内に設けられた揺動選別装置62、送風唐箕63等を備える。選別室61は、エンジン3から伝達される駆動力によって駆動する送風唐箕63からの送風と、揺動選別装置62の揺動とによって、脱穀装置7で脱粒された穀粒を含む被処理物から夾雑物を除去して、穀粒を選別して回収する。被処理物とは、脱穀装置7の扱胴73が穀稈から脱粒したものである。
脱穀装置7は、機体フレーム2の上方でかつ刈取装置5の搬送装置56の後方に設けられる。また、脱穀装置7は、グレンタンク8の側方でかつ機体フレーム2の左側に設けられる。脱穀装置7は、エンジン3からの駆動力によって搬送された穀稈を脱穀するものである。すなわち、脱穀装置7は、刈取装置5が刈り取った穀稈から穀粒を切離す装置である。
脱穀装置7は、選別装置6の上方でかつ中央水平フレーム21と上方水平フレーム22との間に設けられる。脱穀装置7は、扱室71と、扱室71内に設けられた扱胴73、扱胴軸74等を備える。扱胴73は、円筒状に形成され、外周面に複数の扱歯75が設けられる。扱胴軸74は、円柱状に形成され扱胴73の内側に挿入され、一体回転可能に結合される。扱胴軸74、扱胴73は、扱室71内に回転軸線を回転中心として一体回転自在に支持される。回転軸線は、コンバイン1の前後方向と平行である。扱胴73は、エンジン3からの駆動力によって扱胴軸74を回転中心として回転しながら穀稈を脱穀する。扱室71は、扱胴73の鉛直方向下方側が扱網76により包囲される。
グレンタンク8は、脱穀装置7の側部でかつ選別装置6及び脱穀装置7の側方に設けられる。グレンタンク8は、脱穀装置7が脱穀した穀粒を一時的に貯蔵するものである。グレンタンク8は、排出オーガー81が接続される。排出オーガー81は、エンジン3からの駆動力によってグレンタンク8内の穀粒を搬送し、グレンタンク8の外部へ排出させるものである。
動力伝達装置8は、脱穀前フレーム23の右端に取り付けられて、選別装置6及び脱穀装置7よりも前方でかつ脱穀前フレーム23のグレンタンク8に面する側面部に設けられている。動力伝達装置9は、少なくともエンジン3の駆動力を刈取装置5の搬送装置56、選別装置6及び脱穀装置7に伝達するものである。
〈刈取装置〉
刈取装置5の後方には、第2刈刃100が設けられる。穀稈のうち、穀粒が存在する穂先側部分のみを刈刃53によって刈り取って脱穀するために、刈取装置5を上昇させて収穫作業を行う場合、刈取後の穀稈の長い切り株が圃場に残ることとなるが、この切り株を刈刃53よりも低く位置させて、切り株を更に短く刈取り、走行装置4による機体走行を円滑にするとともに、収穫後のトラクター等による整地作業を行いやすくする。
〈刈取装置〉
刈取装置5の後方には、第2刈刃100が設けられる。穀稈のうち、穀粒が存在する穂先側部分のみを刈刃53によって刈り取って脱穀するために、刈取装置5を上昇させて収穫作業を行う場合、刈取後の穀稈の長い切り株が圃場に残ることとなるが、この切り株を刈刃53よりも低く位置させて、切り株を更に短く刈取り、走行装置4による機体走行を円滑にするとともに、収穫後のトラクター等による整地作業を行いやすくする。
第2刈刃100は、クローラ駆動軸110に支持されている。具体的には、クローラ駆動軸110の外筒(筒体)110aに一体的に設けられたブラケット102の先端部に備える回動軸103に、第2刈刃を支持する左支持アーム101L及び右支持アーム101Rの基部が回動自在に支持されている。回動軸103は、クローラ駆動軸110よりも前方かつ上方に位置している。
そして、左支持アーム101Lの中間部と搬送装置56の間には連動機構104が設けられている。
連動機構104は、連動アーム105を備える。左支持アーム101Lの中間部に下端部がピン結合された連動アーム105の上部に長孔が形成されており、この長孔に搬送装置56の下部から右側へ延出されるピンが係合している。
上記の構成により、刈取装置5の対機体高さが所定高さ未満の範囲内で変化した場合は、搬送装置56側のピンが連動アーム105の長孔内をスライドするため、第2刈刃100の対機体高さは変化せず、刈取装置5の対機体高さが所定高さ以上になった場合には、搬送装置56側のピンが連動アーム105の上端部に達して第2刈刃100を吊り上げることとなり、第2刈刃100が上昇する。
なお、図示は省略しているが、第2刈刃100の最下降位置を規定するストッパが設けられており、このストッパが左支持アーム101L及び右支持アーム101Rと干渉することで、第2刈刃100が最下降位置で保持される構成となっている。
図5に示すのは、刈取装置5を所定高さ以上に上昇させた状態のコンバイン1の要部であり、この状態において、第2刈刃100と左支持アーム101L及び右支持アーム101Rは、刈取装置5の先端部を通るクローラ41の接線よりも上側に退避し、かつ、第2刈刃100の刃の突出方向における先端部は、左支持アーム101L及び右支持アーム101Rの前端部(先端部)よりも上方かつ後方に位置する。そのため、第2刈刃100の先端が障害物と接触して損傷し、切断性能が低下することを防止する。
そして、この状態の第2刈刃100の先端部の右側部分は、操縦部28の下部前側に設けられた刈刃ガード体120の下側に入り込み、第2刈刃100周辺の安全性を向上させる。
左支持アーム101L及び右支持アーム101Rは、左右方向で、夫々クローラ41とミッションMの間に配置されている。すなわち、右支持アーム101Rは、右側のクローラ41の内側端部とミッションMの間に配置され、左支持アーム101Lは、左側のクローラ41の内側端部とミッションMの間に配置されている。
また、左支持アーム101Lは、脱穀装置7及び搬送装置56の内側端部よりも外側に配置されている。そのため、搬送装置56と左支持アーム101Lは正面視において重なっている。
また、右支持アーム101Rは、操縦部28の内側端部よりも外側に配置されている。
図6に示すのは、第2刈刃100の伝動機構を示す要部側面図である。
ミッションMの左側面からは、無段変速装置Hで変速されてミッションM内に伝達されたエンジン3からの駆動力を取り出す伝動軸130が突出しており、この伝動軸130の端部に伝動プーリ131が設けられている。なお、具体的な図示は省略するが、伝動軸130と伝動プーリ131の間には、伝動軸130の1方向の回転出力を伝動プーリ131へ伝達し、その方向とは反対方向の回転出力を遮断するワンウェイクラッチ機構が装備されている。
伝動プーリ131と、前記回動軸103と同一軸心上のプーリ133とには、ベルト132が巻きかけられ、プーリ133の回転が変換機構(ウォブル機構)134によって往復揺動運動に変換され、この往復揺動運動がウォブル軸135へ伝達されて、第2刈刃100が駆動される。
上記のとおり、ミッションMから変換機構134への伝達経路にワンウェイクラッチ機構が装備されることにより、機体の後進時に、第2刈刃100が駆動されずに停止することとなり、エンジン3にかかる駆動負荷を低減するとともに、安全性を向上させる。
〈実施形態の別例〉
左支持アーム101L及び右支持アーム101Rは、外筒110aに直接(クローラ駆動軸110と同軸心で)回動自在に支持してもよく、それにより、支持構造が簡素化され、機体重量を低減するとともに、支持部への藁屑や泥土の堆積を抑制することができる。
〈実施形態の別例〉
左支持アーム101L及び右支持アーム101Rは、外筒110aに直接(クローラ駆動軸110と同軸心で)回動自在に支持してもよく、それにより、支持構造が簡素化され、機体重量を低減するとともに、支持部への藁屑や泥土の堆積を抑制することができる。
また、その場合、前記変換機構134は、クローラ駆動軸110の外筒に嵌め合わせて構成することが望ましい。
また、変換機構134を、クローラ駆動軸110とは別軸心で配置する場合には、ウォブル軸135を2つの軸部材から構成するとともに、一方の軸内に他方の軸をスプライン結合することで伸縮自在に構成し、第2刈刃100の対機体高さによらず、常時駆動可能な構成とすることが望ましい。
また、変換機構134に変えて、クランク機構により回転運動を往復直進運動に変換して第2刈刃100を駆動する構成としてもよく、その場合、クローラ駆動軸110の外筒を分割して駆動軸自体を露出させ、その露出した部位にクランク機構を構成することもできる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るコンバインは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
2 機体フレーム
3 エンジン
5 刈取装置
7 脱穀装置
28 操縦部
41 クローラ
53 第1刈刃
56 搬送装置
100 第2刈刃
101L 左支持フレーム
101R 右支持フレーム
104 連動機構
110 駆動軸
110a 筒体
130 伝動軸
134 変換機構
M ミッション
3 エンジン
5 刈取装置
7 脱穀装置
28 操縦部
41 クローラ
53 第1刈刃
56 搬送装置
100 第2刈刃
101L 左支持フレーム
101R 右支持フレーム
104 連動機構
110 駆動軸
110a 筒体
130 伝動軸
134 変換機構
M ミッション
Claims (6)
- 機体フレーム(2)の下側に左右のクローラ(41)を備えた走行装置(4)を設け、機体フレーム(2)の上側に脱穀装置(7)と操縦部(28)を設け、機体フレーム(2)の前側に刈取装置(5)を設け、該刈取装置(5)に、穀稈を刈取る第1刈刃(53)と、刈取られた穀稈を脱穀装置(7)へ向けて搬送する搬送装置(56)を備えたコンバインにおいて、前記第1刈刃(53)よりも後方に第2刈刃(100)を備え、該第2刈刃(100)を、前記走行装置(4)を駆動するミッション(M)に支持したことを特徴とするコンバイン。
- 前記走行装置(4)を駆動する駆動軸(110)を前記ミッション(M)の下部から左右両側方へ突出させ、該左右の駆動軸(110)をミッションケース(M)と一体の筒体(110a)で覆い、前記第2刈刃(100)を左支持アーム(101L)及び右支持アーム(101R)を介して筒体(110a)に支持し、正面視において、前記左支持アーム(101L)をミッション(M)と左側のクローラ(41)の内側端部との間に配置し、右支持アーム(101R)をミッション(M)と右側のクローラ(41)の内側端部との間に配置した請求項1記載のコンバイン。
- 前記ミッション(M)内部の伝動機構に連動する伝動軸(130)を備え、該伝動軸(130)の回転を変換機構(134)によって往復揺動運動に変換して前記第2刈刃(100)へ伝達する構成とした請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
- 前記変換機構(134)を、正面視において、前記第2刈刃(100)をミッション(M)側に支持する左支持アーム(101L)と右支持アーム(101R)の間に配置した請求項3記載のコンバイン。
- 前記刈取装置(5)を昇降自在な構成とし、該刈取装置(5)の上昇に連動して前記第2刈刃(100)を上昇させる連動機構(104)を備え、刈取装置(5)を所定高さ以上に上昇させた場合に、第2刈刃(100)の先端部が、少なくとも左支持アーム(101L)又は右支持アーム(101R)の前端部よりも後方に位置する構成とした請求項2又は請求項3又は請求項4記載のコンバイン。
- 前記操縦部(28)の前部に、上昇位置における第2刈刃(100)の先端部が入り込む刈刃ガード体(120)を設けた請求項5記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012216461A JP2014068586A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012216461A JP2014068586A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | コンバイン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014068586A true JP2014068586A (ja) | 2014-04-21 |
Family
ID=50744446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012216461A Pending JP2014068586A (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014068586A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015182195A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
| JP2015223132A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012216461A patent/JP2014068586A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015182195A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
| JP2015223132A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6033128B2 (ja) | コンバイン | |
| CN101669421A (zh) | 普通型联合收割机 | |
| JP2013240290A (ja) | コンバイン | |
| JP5436378B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2013153656A (ja) | コンバイン | |
| JP2014124182A (ja) | コンバイン | |
| JP2014068586A (ja) | コンバイン | |
| CN104135847B (zh) | 联合收割机 | |
| JP5843632B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2015142514A (ja) | コンバイン | |
| JP2001008531A (ja) | コンバインにおける刈取前処理装置 | |
| CN203226036U (zh) | 收割装置 | |
| CN112740894A (zh) | 联合收割机 | |
| WO2014077317A1 (ja) | コンバイン | |
| JP2014100068A (ja) | コンバイン | |
| JP2013153654A (ja) | コンバイン | |
| JP2000004645A (ja) | コンバイン | |
| JP6014520B2 (ja) | コンバイン | |
| JP3567556B2 (ja) | コンバインのスライド式刈取装置 | |
| JP2001078542A (ja) | コンバイン | |
| WO2017038640A1 (ja) | コンバイン | |
| JP2015084707A (ja) | コンバイン | |
| JP4085764B2 (ja) | コンバイン | |
| JPH11253036A (ja) | コンバインの刈取装置 | |
| JP2022070660A (ja) | コンバイン |