JP2014068105A - 電源用スイッチング回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力を供給する電源装置と電源装置から供給された電力で駆動される負荷回路との間に直列に接続される時定数の異なる複数のスイッチング回路と、電源装置から供給された電力に基づいて、複数のスイッチング回路を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
Description
電圧検出回路21は、入力端が電源装置10の出力端と第1のスイッチング回路30の入力端とに接続され、制御信号出力端が第1のスイッチング回路30の制御信号入力端と第2のスイッチング回路40の制御信号入力端とに接続されている。電圧検出回路21は、電源装置10から供給される電圧VF1を検出し、検出した電圧VF1が予め定められている電圧値以上の場合、検出した結果に基づいて、例えばハイレベルの制御信号VG1を生成し、生成した制御信号VG1を第1のスイッチング回路30及び第2のスイッチング回路40の各制御信号入力端に出力する。また、電圧検出回路21は、検出した電圧VF1が予め定められている電圧値未満の場合、検出した結果に基づいて、例えばローレベルの制御信号VG1を生成し、生成した制御信号VG1を第1のスイッチング回路30及び第2のスイッチング回路40の各制御信号入力端に出力する。
半導体スイッチT1は、例えばPチャネルMOS FET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)である。半導体スイッチT1は、ソースが第1の抵抗R2の一端と第1のコンデンサC2の一端とに接続され、ゲートが第2の抵抗R3の一端と第1の抵抗R2の他端と第1のコンデンサC2の他端との接続点に接続され、ドレインが第2のスイッチング回路40の入力端に接続されている。すなわち、第1の抵抗R2と第1のコンデンサC2とは並列に接続され、その接続点の一端が、半導体スイッチT1のソースと接続され、接続点の他端が半導体スイッチT1のゲート及び第2の抵抗R3の一端との接続点と接続されている。
また、第2の抵抗R3は、他端が第2のスイッチング回路40の制御信号入力端と制御部20の出力端とに接続されている。
半導体スイッチT2は、半導体スイッチT1と同様に例えばPチャネルMOS FETである。半導体スイッチT2は、ソースが第1の抵抗R4の一端と第1のコンデンサC3の一端とに接続されて、ゲートが第2の抵抗R5の一端と第1の抵抗R4の他端と第1のコンデンサC3の他端とに接続され、ドレインが電流計50の一端に接続されている。すなわち、第1の抵抗R4と第1のコンデンサC3とは並列に接続され、その接続点の一端が、半導体スイッチT2のソースと接続され、接続点の他端が半導体スイッチT2のゲート及び第2の抵抗R5の一端との接続点と接続されている。
また、第2の抵抗R5は、他端が制御部20の出力端に接続されている。
ここで、第2のスイッチング回路40の時定数は、第1のスイッチング回路30の時定数より長い。この時定数は、第1の抵抗R2と第1のコンデンサC2、または第1の抵抗R4と第1のコンデンサC3により決定する。時定数の決定の仕方については、後述する。
この構成により、本実施形態は、電源の供給開始時の突入電流を低減しつつ、電源の遮断後のバックアップ作業を行うために必要な時間を確保できる。
図2は、本実施形態に係る電源供給開始時の各部における波形の一例を説明する図である。図2において、横軸は時間を表し、縦軸は信号のレベルを表している。波形s1は、制御信号VG1であり、波形s2は、負荷回路60に供給される電圧VF2であり、波形s3は、負荷回路60に流れる電流AM1である。各縦軸の単位は、波形s1が、1[V/div]、波形s2が、2[V/div]、波形s3が、500[A/div]である。また、図2において、GNDは、0[V]を表している。
時刻t1において、電源装置10から供給される電圧VF1は、予め定められている電圧値以上になったため、波形s1は、ローレベルからハイレベルに切り替わる。
時刻t2から時刻t4の期間、時定数の長い第2のスイッチング回路40により、負荷回路60に供給される電圧VF2は、波形s2のように0[V]から電圧VF2に向けて上昇する。また、負荷回路60に流れる電流AM1は、波形s3のように突入電流が流れる。この突入電流値のピークは、図2において時刻t3である。
時刻t4以降、負荷回路60に流れる電流AM1は、波形s3のように突入電流が終了し、負荷回路60で消費される電流のみが流れる。
このように、システム1は、電源供給開始時の突入電流を低減している。
時刻t11において、電圧VF1が所定の電圧以下になったため、波形s11は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
時刻t11から時刻t12の間、時定数の短い第1のスイッチング回路30の動作が支配的になる。このため、第1のスイッチング回路30による時定数で決まる期間後の時刻t12において、電流AM1はほぼ0[A]になる。一方、第1のスイッチング回路30、第2のスイッチング回路40、及び負荷回路60において、電流が浪費される期間が短いため、電圧VF2は、波形s12のように電圧値の低下が少ない。このため、システム1は、後述する負荷回路60が有するバックアップ回路により、電源遮断後に負荷回路60に残留している電圧を用いて、バックアップ作業を行える時間を長く確保することができる。
図4に示すように、システム1aは、電源装置10a、電圧検出回路(制御部)20a、スイッチング回路30a、スイッチング回路40a、電流計50a、及び負荷回路60aを含んで構成される。
電圧検出回路20aの出力端は、スイッチング回路30a、スイッチング回路40aの各制御信号入力端、及びバックアップ回路66aの入力端に接続されている。電圧検出回路20aは、電源装置10aの電圧VF1の電圧値が、予め定められている電圧値以上である場合、例えばハイレベルの制御信号VG1を、スイッチング回路30a、スイッチング回路40aの各制御信号入力端に出力する。電圧検出回路20aは、電源装置10aの電圧VF1の電圧値が、予め定められている電圧値未満である場合、例えばローレベルの制御信号VG1を、スイッチング回路30a、スイッチング回路40aの各制御信号入力端に出力する。
第1のスイッチング回路31aは、入力端が電流計50aの他端に接続され、出力端がスイッチング回路40aの第2のスイッチング回路41aの入力端に接続され、制御信号入力端が電圧検出回路20aの制御信号出力端に接続されている。
第1のスイッチング回路32aは、入力端が負荷回路60aのDC/DC(直流−直流)変換回路61aの出力端に接続され、出力端がスイッチング回路40aの第2のスイッチング回路42aの入力端に接続され、制御信号入力端が電圧検出回路20aの制御信号出力端に接続されている。
第2のスイッチング回路41aは、出力端が負荷回路60aの第1負荷68aに接続され、制御信号入力端が電圧検出回路20aの制御信号出力端に接続されている。
第2のスイッチング回路42aは、出力端が負荷回路60aの第2負荷69aに接続され、制御信号入力端が電圧検出回路20aの制御信号出力端に接続されている。
このように、図4に示したシステム1aにおいて、第1負荷68aには、第1のスイッチング回路31a及び第2のスイッチング回路41aを介して電圧VF1が供給される。また、リセット回路64a、CPU65a、及びバックアップ回路66aには、電圧VF3が供給される。また、第2負荷69aには、第1のスイッチング回路32a及び第2のスイッチング回路42aを介して電圧VF3が供給される。
リセット回路64aの他端は、CPU65aの入力端に接続されている。リセット回路64aは、電圧VF3を監視し、電圧VF3が予め定められている電圧値以下になった場合、例えばハイレベルからローレベルに変化するリセット信号を生成する。リセット回路64aは、生成したリセット信号をCPU65aに出力する。
バックアップ回路66aは、電圧検出回路20aから入力された制御信号VG1に基づいて、CPU65aにバックアップ作業を開始する指示(以下、バックアップ開始指示という)を出力する。なお、バックアップ回路66aは、DC/DC変換回路61aから供給された電圧VF3を電源に用いて動作する。
記憶部67aには、電源が遮断される前のシステム1aの設定状態や使用していたデータ、第1負荷68aの設定状態、第2負荷69aの設定状態などが記憶される。
時刻t21において、電圧VF1が所定の電圧以下になったため、波形s21は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
時刻t21から時刻t22の間、時定数の短い第1のスイッチング回路30aの第1のスイッチング回路31a及び第1のスイッチング回路32aの動作が支配的になる。このため、第1のスイッチング回路31a及び第1のスイッチング回路32aによる時定数で決まる期間後の時刻t22において、電流AM1はほぼ0[A]になる。このように、スイッチング回路30a、スイッチング回路40a、及び負荷回路60aにおいて、電流が浪費される期間が短いため、電圧VF2は、波形s22のように電圧値の低下が少ない。
時刻t23において、電圧VF3が所定の電圧以下になったため、リセット信号s24は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
まず、設計者は、電源供給開始時における突入電流の波形をオシロスコープ等で観測し、この突入電流の大きさを所望の値になるような第1のコンデンサC3の容量を決定する。
次に、設計者は、電源遮断時の電流の波形をオシロスコープ等で観測し、この電流の浪費期間が所望の値になるような第1のコンデンサC2の容量を決定する。
このため、図6に示すように、電源装置10bは、出力端が第2のスイッチング回路40bの入力端と制御部20bの入力端とに接続されている。制御部20bの制御信号出力部は、第2のスイッチング回路40bの制御信号入力端のみに接続されている。
図7は、システム1bにおける電源供給開始時の各部における波形の一例を説明する図である。図7において、横軸は時間を表し、縦軸は信号のレベルを表している。波形s31は、制御信号VG1であり、波形s32は、負荷回路60に供給される電圧VF2であり、波形s33は、負荷回路60に流れる電流AM1である。なお、波形s31〜s33の縦軸の単位(div)あたりの大きさは図2と同様である。また、第2のスイッチング回路40bの時定数は、図1の第2のスイッチング回路40の時定数と同じであるとして説明する。
時刻t31において、電源装置10bから供給される電圧VF1が予め定められている電圧値以上であるため、波形s31は、ローレベルからハイレベルに切り替わる。
時刻t33以降、負荷回路60に流れる電流AM1は、突入電流が終了し、負荷回路60で消費される電流のみが流れる。
このように、第1のスイッチング回路30(図1参照)を有せずに第2のスイッチング回路のみの場合、図2に示した時刻t1から時刻t2の期間にも突入電流が流れる。一般的に、突入電流は、電源供給開始時が一番大きく、その後、次第に小さくなる傾向がある。このため、時刻t31から時刻t32の期間に流れる突入電流は、図2に示した時刻t2から時刻t4の期間に流れる突入電流より大きい。
時刻t41において、電圧VF1が所定の電圧以下になったため、波形s41は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
時刻t41から時刻t42の間、第2のスイッチング回路40b、及び負荷回路60bにおいて、波形S43のように電流が浪費される期間が長いため、電圧VF2は、波形s42のように電圧値の低下が大きい。このため、図6の構成では、負荷回路60bが有する不図示のバックアップ回路により、電源遮断後に負荷回路60に残留している電圧を用いて、バックアップ作業を行える時間が図1の構成と比較して短い。
時刻t51において、電圧VF1が所定の電圧以下になったため、波形s51は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
時刻t51から時刻t52の間、電流AM1は波形s53のように浪費され続ける。このため、電圧VF3は、波形s52のように電圧の低下が図5と比較して速い。
時刻t52において、電圧VF3が所定の電圧以下になったため、リセット信号s54は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。
このため、図9において、CPU65aがバックアップ回路66a(図6参照)からのバックアップ開始指示に応じてバックアップ作業を行える期間は、時刻t51から時刻t52の期間であり、図5に示したように第1のスイッチング回路を有する場合の時刻t21から時刻t23の期間と比較して短い。
このように3つ以上のスイッチング回路を電源装置10と負荷回路60との間に挿入する場合、電源装置10側から負荷回路60側に向けて、順次、スイッチング回路の時定数が長くなるように接続することが望ましい。
また、本実施形態では、電源装置10が正の電圧を出力する例を説明したが、電源装置が出力する電圧は負の電圧であってもよい。この場合、半導体スイッチT1(図1参照)及び半導体スイッチT2に、例えばNチャネルMOS FETを用いるようにしてもよい。
この場合であっても、第1のスイッチング回路31aの時定数が第2のスイッチング回路41aの時定数より短く、且つ第1のスイッチング回路32aの時定数が第2のスイッチング回路42aの時定数より短いようにすればよい。
Claims (7)
- 電力を供給する電源装置と前記電源装置から供給された電力で駆動される負荷回路との間に直列に接続される時定数の異なる複数のスイッチング回路と、
前記電源装置から供給された電力に基づいて、複数の前記スイッチング回路を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする電源用スイッチング回路。 - 複数の前記スイッチング回路は、
第1のスイッチング回路と第2のスイッチング回路とを備え、
前記第1のスイッチング回路の時定数は、
前記第2のスイッチング回路の時定数より短い
ことを特徴とする請求項1に記載の電源用スイッチング回路。 - 前記第1のスイッチング回路は、
入力端が前記電源装置に接続され、出力端が前記第2のスイッチング回路の入力端に接続され、
前記第2のスイッチング回路は、
出力端が前記負荷回路に接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の電源用スイッチング回路。 - 前記制御部は、
前記電源装置から供給された電力に基づいて、前記電源装置から電力が供給された場合に複数の前記スイッチング回路、各々を同時にオン状態に制御し、前記電源装置から電力が遮断された場合に複数の前記スイッチング回路、各々を同時にオフ状態に制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源用スイッチング回路。 - 前記負荷回路の状態をバックアップ記録するバックアップ回路を備え、
前記バックアップ回路は、
前記第1のスイッチング回路の入力端に接続されている
ことを特徴とする請求項3に記載の電源用スイッチング回路。 - 複数の前記スイッチング回路は、
各々、半導体スイッチ、第1の抵抗、第1のコンデンサ、及び第2の抵抗
を備え、
前記第1のスイッチング回路と前記第2のスイッチング回路とでは、
前記第1の抵抗の抵抗値または前記第1のコンデンサの容量の少なくとも1つが異なる
ことを特徴とする請求項3または請求項5に記載の電源用スイッチング回路。 - 複数の前記スイッチング回路は、
前記半導体スイッチが電界効果トランジスタであり、
前記第1のコンデンサと前記第1の抵抗とが並列に接続され、前記第1のコンデンサと前記第1の抵抗との接続点の一端が前記電界効果トランジスタのソースに接続され、前記第1のコンデンサと前記第1の抵抗との接続点の他端が前記電界効果トランジスタのゲートに接続されている
ことを特徴とする請求項6に記載の電源用スイッチング回路。
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|---|---|---|---|
| JP2012210582A JP2014068105A (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 電源用スイッチング回路 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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