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JP2014059251A - 内部抵抗推定装置及び内部抵抗推定方法 - Google Patents

内部抵抗推定装置及び内部抵抗推定方法 Download PDF

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JP2014059251A JP2012205361A JP2012205361A JP2014059251A JP 2014059251 A JP2014059251 A JP 2014059251A JP 2012205361 A JP2012205361 A JP 2012205361A JP 2012205361 A JP2012205361 A JP 2012205361A JP 2014059251 A JP2014059251 A JP 2014059251A
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Kenichi Sejima
賢一 瀬島
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Abstract

【課題】蓄電素子の内部抵抗を正確に推定すること。
【解決手段】電池パックは、各単電池の電圧値Vを測定する電圧測定回路を有するCSと、CPUを有するBMと、を備える。BMのCPUは、充放電終了後の電圧値Vを測定し(S8)、電圧値Vの極値点PBを検出する。そして、電圧値Vの極値点PBが検出されると、電圧値Vが極値点PBとなる検出時間TBを検出する(S12)。そして、CPUは、極値点PBに対応する基準値Kを選出し、検出した検出時間TBと選出した基準値Kから単電池の内部抵抗RBを推定する(S18)処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本明細書によって開示される技術は、蓄電素子の内部抵抗を推定する技術に関する。
従来から、二次電池など繰り返し使用可能な蓄電素子が用いられている。蓄電素子は、電気自動車など現在その使用分野を広げている。
従来から、二次電池の劣化度を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この技術では、二次電池に流れる充放電電流値及び二次電池の開放電圧値を測定し、充放電電流値を積算した電荷量に対する開放電圧値の傾きから二次電池の劣化度を推定する。
特開2012−57956号公報
しかし、二次電池などの蓄電素子に流れる電流はノイズ等の影響を受け易い。また、蓄電素子が電気自動車等の装置に組み込まれた場合、装置の使用状況に基づいて蓄電素子に流れる電流が大きく変動する。その為、蓄電素子に流れる電流を積算した電荷量には、ノイズや電流値の変動等による誤差が積算されており、電荷量に対する開放電圧値の傾きを用いても、蓄電素子の劣化度、例えば蓄電素子の内部抵抗を正確に推定することができない問題が生じていた。
本明細書では、蓄電素子の内部抵抗を正確に推定する技術を開示する。
本明細書によって開示される内部抵抗推定装置は、蓄電素子の内部抵抗を推定する内部抵抗推定装置であって、前記蓄電素子の端子電圧を測定する電圧測定部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記蓄電素子の充放電終了後に前記蓄電素子の充放電終了からの経過時間に関連つけて前記端子電圧を測定する電圧測定処理と、前記端子電圧の近似直線の傾きの絶対値が最も大きくなる極値点における経過時間である検出時間を検出する時間検出処理と、前記検出時間と、前記蓄電素子に応じて定められた基準値とから前記蓄電素子の内部抵抗を推定する抵抗推定処理と、を実行する構成を有する。
この内部抵抗推定装置では、前記制御部は、前記時間検出処理において、前記経過時間を常用対数で表した値を用いて前記近似式を算出する構成を有してもよい。
この内部抵抗推定装置では、前記基準値は、基準状態における基準検出時間を用いて設定され、前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間を前記基準検出時間で除して前記蓄電素子の内部抵抗を推定する構成としてもよい。
この内部抵抗推定装置では、前記制御部は、前記基準値は、前記基準状態における前記蓄電素子の基準内部抵抗を、前記基準検出時間で除した値を用いて設定され、前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間を前記基準検出時間で除したものに基準状態における前記蓄電素子の基準内部抵抗を積して前記蓄電素子の内部抵抗を推定する構成としてもよい。
この内部抵抗推定装置では、前記蓄電素子の端子電圧と内部状態との相関関係に関する情報が記憶されるメモリを更に備え、前記基準値は、前記蓄電素子の内部状態に応じて定められており、前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間における前記蓄電素子の内部状態に応じて前記基準値を決定して前記内部抵抗を算出する構成を有してもよい。
この内部抵抗推定装置では、前記蓄電素子の温度を測定する温度測定部を更に備え、前記基準値は、前記蓄電素子の温度に応じて定められており、前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間における前記蓄電素子の温度に応じて前記基準値を決定して前記内部抵抗を算出する構成を有してもよい。
この内部抵抗推定装置では、前記制御部は、前記電圧測定処理と前記時間検出処理とを同時に実行しており、前記時間検出処理において、前記検出時間を検出した場合に、前記電圧測定処理を終了する構成としてもよい。
本明細書によって開示される発明は、上記の内部抵抗推定装置で実行される内部抵抗推定方法にも具現化される。本明細書によって開示される内部抵抗推定方法は、前記蓄電素子の充放電終了後に前記蓄電素子の充放電終了からの経過時間に関連つけて前記蓄電素子の端子電圧を測定する電圧測定工程と、前記端子電圧の近似直線の傾きの絶対値が最も大きくなる極値点における経過時間である検出時間を検出する時間検出工程と、前記検出時間と、前記蓄電素子に応じて定められた基準値とから前記蓄電素子の内部抵抗を推定する抵抗推定工程と、を備える。
本明細書によって開示される発明によれば、蓄電素子の内部抵抗を正確に推定することができる。
電池パックの構成を示す概略図 電池モジュールの構成を示す概略図 基準値対応表を示す表 内部抵抗推定処理を示すフローチャート 充電終了後の単電池の電圧値の変化を示すグラフ 放電終了後の単電池の電圧値の変化を示すグラフ
(本実施形態の概要)
初めに、本実施形態の状態推定装置の概要について説明する。
本内部抵抗推定装置では、充放電終了後の端子電圧に観測される極値点に基づいて蓄電素子の内部抵抗を推定する。一般に、蓄電素子では、充放電終了後、端子電圧が比較的長い経過時間を経て開路電圧に変化するまでに、例えば充電により端子電圧が開路電圧より上昇している場合には、端子電圧が緩やかに減少を始める第1課程から、端子電圧が開路電圧に収束する第2課程に移行する変曲点(極値点)が存在する。また、放電により端子電圧が開路電圧より下降している場合には、端子電圧が緩やかに増加を始める第1課程から、端子電圧が開路電圧に収束する第2段階に移行する極値点が存在する。
発明者は、充放電終了後の端子電圧に観測される極値点について研究を重ねた。その結果、充放電終了後の端子電圧が極値点となる経過時間と当該経過時間における蓄電素子の内部抵抗との間には、所定の基準値を用いて表される相関関係を有していることを見出した。そして、この基準値が蓄電素子毎に定まることを見出した。
本内部抵抗測定装置では、極値点における経過時間である検出時間を検出し、当該検出時間と蓄電素子に応じて定められた基準値とから内部抵抗を推定する。この内部抵抗測定装置によれば、ノイズ等の影響を受け易い電流を用いず、検出時間から内部抵抗を推定するので、内部抵抗を正確に推定することができる。
本内部抵抗測定装置では、経過時間を常用対数で表した値を用いて近似直線の近似式を算出するので、比較的長い時間をかけて緩やかに変化する端子電圧の近似直線の近似式を算出しやすく、極値点を容易に検出することができる。
本内部抵抗測定装置では、基準状態における基準検出時間を用いて基準値を設定する。そして、検出時間を基準検出時間で除したものを、基準状態の内部抵抗からの劣化状態として示される検出時間の内部抵抗として推定することができる。
本内部抵抗測定装置では、基準状態における蓄電素子の基準内部抵抗を基準検出時間で除した値を用いて基準値を設定する。そして、検出時間を基準検出時間で除したものに、更に基準状態における蓄電素子の基準内部抵抗を積することで、検出時間の内部抵抗を明確に推定することができる。
本内部抵抗測定装置では、検出時間における蓄電素子の内部状態に応じて基準値を決定し、蓄電素子の内部抵抗を推定するので、内部抵抗を精度よく推定することができる。
本内部抵抗測定装置では、検出時間における蓄電素子の温度に応じて基準値を決定し、蓄電素子の内部抵抗を推定するので、内部抵抗を精度よく推定することができる。
本内部抵抗測定装置では、電圧測定処理と時間検出処理とを同時に実行し、時間検出処理において検出時間を検出した場合に電圧測定処理を終了するので、電圧測定処理を端子電圧が開路電圧となるまで継続することが防止され、蓄電素子の内部抵抗の測定に必要な時間を短縮することができる。
<実施形態>
以下、一実施形態について、図1ないし図6を参照しつつ説明する。
1.状態推定装置の構成
図1は、本実施形態における電池パック60の構成を示す図である。本実施形態の電池パック60は、例えば電気自動車やハイブリット自動車に搭載され、電気エネルギーで作動する動力源に電力を供給するものである。
図1に示すように、電池パック60は、複数の単電池14(図2参照)から構成される組電池12と、センサユニット30や通信部28等が形成された基板であるセルセンサ(以下、CS)20とを含む複数個の電池モジュール10を有するとともに、これらの電池モジュール10を管理するバッテリ−マネージャー(以下、BM)62、及び電流センサ64を有する。BM62及びCS20は、内部抵抗推定装置の一例であり、単電池14は、蓄電素子の一例である。
各電池モジュール10の組電池12及び電流センサ64は、配線68を介して直列に接続されており、電気自動車等の外部に設けられた充電器18、または、電気自動車等の内部に設けられた動力源等の負荷18に接続される。
BM62は、中央処理装置(以下、CPU)70の他、電流センサ64を用いて組電池12の充電電流または放電電流(以下、充放電電流という)の電流値I[A]を所定期間毎に測定する電流計測部72、及び通信部74を備える。CPU70は、制御部の一例である。
図1に示すように、CPU70は、ROMやRAMなどのメモリ76と、アナログ信号として測定される電流値Iをデジタル値に変換するアナログ−デジタル変換機(以下、ADC)78と、を有する。メモリ76には、CS20の動作を制御するための各種のプログラム(電池管理プログラムを含む)が記憶されており、CPU70は、メモリ76から読み出したプログラムに従って、後述する内部抵抗推定処理を実行するなど、各部の制御を行う。メモリ76には、また、後述して説明する各単電池14の基準値KとSOC及び温度Dとの相関関係を示す基準値対応表(図3参照)が記憶されている。ここで、「SOC(state of charge)」とは、蓄電素子の充電状態を示しており、満充電状態においてSOCが100%となり、完放電状態においてSOCが0%となる。
通信部74は、通信ライン80を介して各電池モジュール10のCS20と接続されており、後述するように各CS20で測定された電圧値Vや温度D等の情報を受け取る。CPU70は、これらの情報を用いて組電池12の充放電を制御するとともに、各単電池14の内部抵抗を推定する。
なお、電池パック60には、この他に、ユーザからの入力を受け付ける操作部(図示せず)、組電池12の劣化状態等を表示する液晶ディスプレイからなる表示部(図示せず)が設けられている。
図2に、電池モジュール10の構成を概略的に示す。組電池12は、複数の単電池14が直列接続された構成であり、各単電池14は、繰り返し充放電可能な二次電池である。より具体的には、単電池14は、満充電時の両端間の電圧値が略4Vとなるリチウムイオン電池であり、特に、正極活物質として2種類以上のリチウム含有金属酸化物を用いたリチウムイオン電池である。尚、上記のリチウム含有金属酸化物としては、例えば、Co、MnあるいはNi等の各元素を1種類又は2種類以上含むものを用いることができる。また、結晶構造で言うと、スピネル構造を有するリチウム含有金属酸化物と層状構造を有するリチウム含有金属酸化物とを混合してなるものを正極活物質としている。
また、CS20は、電圧測定回路24と温度センサ26を含むセンサユニット30と通信部28とを含む。電圧測定回路24は、組電池12に含まれる各単電池14の両端に接続され、各単電池14の両端間の電圧値V[V]を所定期間毎に測定する。温度センサ26は、接触式あるいは非接触式で組電池12に含まれる各単電池14の温度D[℃]を所定期間毎に測定する。電圧測定回路24は、電圧測定部の一例であり、温度センサ26は、温度測定部の一例である。各単電池14の両端間の電圧値Vが、端子電圧の一例である。
通信部28は、通信ライン80を介してBM62と接続されており、CS20で測定された上記電圧値Vや温度D等の情報をBM62に送信する。BM62は、各CS20から送信される電圧値Vや温度D等をメモリ76に記憶する。
2.基準値対応表
次に、基準値対応表について説明する。基準値対応表は、単電池14に応じて定められており、具体的には、単電池14の活物質や電解液やその添加剤、及び発電要素の形状や厚みに応じて定められる。図3に示すように、基準値対応表では、単電池14の基準値Kが、単電池14のSOC及び温度Dに対応付けて定められている。基準値対応表が、単電池14に応じて定められることから、基準値対向表に含まれる基準値Kも、単電池14に応じて定められる。
基準値対応表では、基準値Kとして、各SOC及び各温度Dにおける使用初期の単電池14の基準内部抵抗RA及び基準検出時間TAを用いて表される値が記憶されている。ここで、基準内部抵抗RAは、各SOC及び各温度Dで取得された単電池14の使用初期における内部抵抗R[Ω]を意味する。単電池14の内部抵抗Rを取得する際には、内部抵抗Rを測定する公知の技術を用いて当該単電池14を用いて測定されてもよければ、当該単電池14と活物質や電解液等が等しい他の単電池14を用いて取得されてもよい。単電池14の使用初期状態は、蓄電素子の基準状態の一例である。
また、基準検出時間TAは、以下に説明するように、使用初期の単電池14における充放電後の電圧値Vに基づいて取得される値を意味する。
図5に、充電終了後の電圧値Vの変化を示す。図5に一点鎖線で示すように、使用初期の単電池14では、所定のSOC[%]までの充電が終了すると、充電終了後に単電池14の電圧値Vが比較的長い時間をかけて開路電圧VEAにまで低下して収束する。そして、単電池14の電圧値Vは、開路電圧VEAに収束するまでに電圧値Vが極大となる極値点PAを通過する。
また、図6に、放電終了後の電圧値Vの変化を示す。図6に一点鎖線で示すように、使用初期の単電池14では、所定のSOC[%]までの放電が終了すると、放電終了後に単電池14の電圧値Vが比較的長い時間をかけて開路電圧VEAにまで上昇して収束する。そして、単電池14の電圧値Vは、開路電圧VEAに収束するまでに電圧値Vが極小となる極値点PAを通過する。
基準検出時間TAは、充放電終了から極値点PAまでの経過時間Tとして取得される。基準検出時間TAは、充放電終了時のSOCに対応付けられて取得されるとともに、極値点PAにおける単電池14の温度Dに関連付けられて取得される。
なお、基準検出時間TAを測定する具体的な方法は、後述する内部抵抗推定処理において検出時間TBを測定する方法と同一であり、後述して詳細に説明する。本実施形態では、基準値対応表において、基準値Kとして、基準内部抵抗RAを基準検出時間TAで除した値が記憶されている。
基準値K=基準内部抵抗RA/基準検出時間TA
3.内部抵抗推定処理
次に、図4ないし図6を用いて、単電池14の内部抵抗を推定する内部抵抗推定処理について説明する。図4に、BM62のCPU70で実行される内部抵抗推定処理のフローチャートを示す。この内部抵抗推定処理では、充放電終了後の単電池14の電圧値Vを測定し、測定した電圧値Vの近似式の傾きと前述した基準値Kから、充放電終了時における単電池14の内部抵抗RBを推定する。単電池14の内部抵抗RBの推定は、組電池12に含まれる各単電池14毎に行われる。
電池パック60では、例えば電気自動車への電源の投入、あるいは電気自動車への充電開始等、ユーザによって電池パック60が起動されると、BM62及びCS20が起動し、組電池12への充放電が開始される。BM62が起動すると、CPU70はメモリ76からプログラムを読み出し、内部抵抗推定処理を実行する。CPU70は、内部抵抗推定処理を開始すると、単電池14の温度D及び電圧値Vの測定を開始し、電流値Iの測定を開始する(S2)。
CPU70は、電流値Iを用いて、組電池12への充放電が終了したか否かを検出する(S4:NO)。CPU70は、例えば電気自動車が停止し、あるいは電気自動車への充電が終了等して電流値Iがゼロとなると(S4:YES)、組電池12への充放電が終了したことを検出する。ここで、「電流値Iがゼロ」となる状態とは、電流値Iが完全にゼロとなる状態だけでなく、電流値Iがほぼゼロになった状態、すなわち、予め定められた充電終了電流以下となった状態をも意味する。
CPU70は、電流値Iがゼロとなるタイミング(以下、充放電終了タイミング)からの経過時間Tを計測する(S6)とともに、充放電終了タイミング後も単電池14の温度D及び電圧値Vの測定を継続する。CPU70は、充放電終了タイミング後において、測定された温度D及び電圧値Vを経過時間Tに関連つけてメモリ76に記憶する(S8)。
また、CPU70は、測定された電圧値Vを用いて極値点PBを検出する処理を実行する(S10:NO)。CPU70は、経過時間Tを常用対数で表した経過時間Xを算出し、この経過時間Xとの関係において、測定された電圧値Vの近似直線を算出する。ここで近似直線とは、経過時間Xとの関係で表された電圧値Vの接線であり、具体的には、対象とする電圧値Vと、その前後に測定された電圧値Vによって求められる。そして、CPU70は、電圧値Vの近似直線の傾きの絶対値が最も大きくなる極値点PBを検出すると(S10:YES)、電圧値Vが極値点PBとなる経過時間Tである検出時間TB(XB)を検出する(S12:図5、6参照)。
X=log10
CPU70は、充放電タイミング後において単電池14の温度D及び電圧値Vの測定を継続し、極値点PBを検出する処理を実行する。そして、極値点PBが検出されると、単電池14の温度D及び電圧値Vの測定を終了する(S14)。
次に、CPU70は、極値点PBにおけるSOCと温度DBから、極値点PBに対応する基準値Kを選出する(S16)。CPU70は、充放電終了タイミングにおけるSOCを極値点PBにおけるSOCとして検出する。図5には、使用状態の単電池14をSOC10%からSOC30%まで充電した場合における充電終了後の電圧値Vの変化を実線で示す。図5の場合において、CPU70は、極値点PBにおけるSOCを30%と検出する。また、図6には、使用状態の単電池14をSOC70%からSOC50%まで放電した場合における放電終了後の変化を実線で示す。図6の場合において、CPU70は、極値点PBにおけるSOCを50%と検出する。
また、CPU70は、極値点PBにおける電圧値Vと同時に測定された温度Dを極値点PBにおける温度DBとして検出する。CPU70は、メモリ76に記憶されている対象単電池14の基準値対応表において、極値点PBにおけるSOCと温度DBに対応付けて定められている基準値Kを極値点PBに対応する基準値Kとして選出する(S16)。
CPU70は、検出した検出時間TBと選出した基準値Kから単電池14の内部抵抗RBを推定する(S18)。CPU70は、検出時間TBを基準値Kで乗じて内部抵抗RBを推定し、内部抵抗推定処理を終了する。これによって、内部抵抗RBは、下記に示すように、検出時間TBを基準検出時間TAで除したものに基準内部抵抗RAを乗じた値として表される。
内部抵抗RB=検出時間TB*基準値K
=検出時間TB/基準検出時間TA*基準内部抵抗RA
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態の電池パック60では、使用状態における単電池14の内部抵抗RBを推定する際に、充放電後の単電池14の電圧値Vが極値点PBとなる経過時間Tである検出時間TBを検出し、この検出時間TBと予め基準値対応表に定められた基準値Kとから内部抵抗RBを推定する。
図5、6に示すように、単電池14では、使用により内部抵抗Rが増加すると、充放電終了後における電圧値Vの振る舞いが変化する。発明者は、充放電終了後における電圧値Vの振る舞いについて研究を重ね、充放電終了後における電圧値Vが極値点Pとなるまでの経過時間Tが、単電池14の内部抵抗Rの増加とともに増加する関係を見出した。
本実施形態では、この関係を利用して単電池14の内部抵抗RBを推定する。その結果、本実施形態の電池パック60では、内部抵抗RBを推定する際に、ノイズ等の影響を受け易い電流値Iを用いず、ノイズ等の影響を受け難い経過時間Tを用いて内部抵抗RBを推定することができ、内部抵抗RBを推定することができる。
(2)本実施形態の電池パック60では、経過時間Tを常用対数で表した経過時間Xとの関係において、電圧値Vの近似直線を算出し、極値点PBを検出するので、比較的長い時間をかけて緩やかに変化する電圧値Vの近似直線の近似式を算出しやすく、極値点PBを容易に検出することができる。
(3)本実施形態の電池パック60では、基準値Kとして、基準内部抵抗RAを基準検出時間TAで除した値が記憶されており、検出時間TBを当該基準値Kで除して内部抵抗RBを推定する。これによって、内部抵抗RBを抵抗値[Ω]で表される値として明確に推定することができる。
(4)本実施形態の電池パック60では、基準値対応表において、基準値Kが単電池14のSOC及び温度Dに対応付けて定められていることから、単電池14のSOC及び温度Dによらず基準値Kが一定に定められている場合に比べて、内部抵抗RBを精度よく推定することができる。
(5)本実施形態の電池パック60では、単電池14の充放電終了後、単電池14の温度D及び電圧値Vの測定中に、極値点PBを検出する処理を実行し、極値点PBが検出されると、単電池14の温度D及び電圧値Vの測定を終了する。そのため、電圧値V及び温度Dの測定が極値点PB後も継続されることが防止され、単電池14の内部抵抗RBの推定に必要な時間を短縮することができる。
<他の実施形態>
本明細書が開示する技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓄電素子の一例として二次電池の単電池14を示したが、これに限らず、蓄電素子は、電気化学現象を伴うキャパシタ等であってもよい。
(2)上記実施形態では、極値点PBにおける経過時間Tである検出時間TBから単電池14の内部抵抗RBを推定する例を用いて説明を行った。しかし、検出時間TBは必ずしも極値点PBにおける経過時間Tに限られず、極値点PBの近傍の点、例えば図5、6において極値点PBを示す円内を示す経過時間Tであれば、内部抵抗RBを推定することができる。具体手には、極値点PBから±1.1秒以内の経過時間Tを用いることで、±10%の精度で内部抵抗RBを推定することができる。
(3)上記実施形態では、基準値Kとして、基準内部抵抗RAを基準検出時間TAで除した値が記憶されている例を用いて説明を行った。しかし、基準値Kは必ずしもこの値に限られず、例えば基準検出時間TAのみが記憶されていてもよい。この場合、検出時間TBを基準値Kで除して推定された内部抵抗RBは、使用初期の単電池14の基準内部抵抗RAを基準とした内部抵抗Rの増加割合として示される。
単電池14の内部抵抗RBを推定し、推定した内部抵抗RBによって単電池14の劣化等を判断する場合、抵抗値としての内部抵抗RBが必要ではなく、基準状態、例えば単電池14の使用初期における単電池14の基準内部抵抗RAからの増加割合が必要となることがある。この場合に、単電池14の内部抵抗RBが抵抗値として推定されると、内部抵抗RBを基準内部抵抗RAで除して増加割合を算出する必要があり、単電池14の劣化等を判断する処理が複雑化する。
基準値Kとして基準検出時間TAが記憶されていれば、内部抵抗RBとして基準内部抵抗RAを基準とした内部抵抗Rの増加割合を取得することができ、単電池14の劣化等を判断しやすい。
(4)上記実施形態では、図5、6に示すように、電圧値Vの近似直線を設定する際に、経過時間Tを常用対数で表した経過時間Xとの関係において近似直線を算出し、その近似式を求める例を用いて説明を行った。しかし、近似直線を設定する際に、経過時間Tをそのまま用いてもよければ、経過時間Tを自然対数で表したものとの関係において、近似直線を設定してもよい。
(5)上記実施形態では、充放電終了タイミングを検出するのに、CS20が有する電流センサ64が測定する組電池12の電流値Iがゼロとなるタイミングを充放電終了タイミングとして検出する例を用いて説明を行った。しかし、充放電終了タイミングを検出する方法は、これに限られず、例えば電池モジュール10を管理する管理装置から入力されるシステムステータス情報等に基づいて充放電終了タイミングを検出してもよい。
(6)上記実施形態では、基準値対応表において、基準値Kが単電池14のSOC及び温度Dに対応付けて定められている例を用いて説明を行ったが、これらは例示であり、他の項目に対応付けて定められていてもよい。また、単電池14の温度DBは、必ずしも極値点Pにおける温度DBにも限られず、例えば、充放電終了タイミング後、検出時間TBが経過するまでに測定された単電池14の温度Dであってもよい。
(7)上記実施形態では、制御部の一例として、BM62に含まれる1つのCPU70を例示した。しかし、制御部は、複数のCPUを備える構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路を備える構成や、ハード回路及びCPUの両方を備える構成でもよい。要するに、制御部は、上記の内部抵抗推定処理を、ソフト処理またはハード回路を利用して実行するものであればよい。
(8)上記実施形態では、CPU70が読み込んで実行するプログラムとして、メモリ76に記憶されたものを例に挙げた。しかし、プログラムは、これに限らず、ハードディスク装置、フラッシュメモリ(登録商標)などの不揮発性メモリや、CD−Rなどの記憶媒体などに記憶されたものでもよい。また、メモリ76は、必ずしもCPU70の内部に設けられる必要はなく、CPU70の外部に設けられていてもよい。
10:電池モジュール、14:単電池、20:CS、24:電圧測定回路、26:温度センサ、30:センサユニット、62:BM、76:メモリ、D:温度、K:基準値、P:極値点、RA:基準内部抵抗、RB:内部抵抗、T:経過時間、TA:基準検出時間

Claims (8)

  1. 蓄電素子の内部抵抗を推定する内部抵抗推定装置であって、
    前記蓄電素子の端子電圧を測定する電圧測定部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記蓄電素子の充放電終了後に前記蓄電素子の充放電終了からの経過時間に関連つけて前記端子電圧を測定する電圧測定処理と、
    前記端子電圧の近似直線の傾きの絶対値が最も大きくなる極値点における経過時間である検出時間を検出する時間検出処理と、
    前記検出時間と、前記蓄電素子に応じて定められた基準値とから前記蓄電素子の内部抵抗を推定する抵抗推定処理と、
    を実行する構成を有する、内部抵抗推定装置。
  2. 請求項1に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記制御部は、前記時間検出処理において、前記経過時間を常用対数で表した値を用いて前記近似直線の近似式を算出する構成を有する、内部抵抗推定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記基準値は、基準状態における基準検出時間を用いて設定され、
    前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間を前記基準検出時間で除して前記蓄電素子の内部抵抗を推定する、内部抵抗推定装置。
  4. 請求項3に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記基準値は、前記基準状態における前記蓄電素子の基準内部抵抗を、前記基準検出時間で除した値を用いて設定され、
    前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間を前記基準検出時間で除したものに基準状態における前記蓄電素子の基準内部抵抗を積して前記蓄電素子の内部抵抗を推定する、内部抵抗推定装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記基準値は、前記蓄電素子の内部状態に応じて定められており、
    前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間における前記蓄電素子の内部状態に応じて前記基準値を決定して前記内部抵抗を算出する構成を有する、内部抵抗推定装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記蓄電素子の温度を測定する温度測定部を更に備え、
    前記基準値は、前記蓄電素子の温度に応じて定められており、
    前記制御部は、前記抵抗推定処理において、前記検出時間における前記蓄電素子の温度に応じて前記基準値を決定して前記内部抵抗を算出する構成を有する、内部抵抗推定装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の内部抵抗推定装置であって、
    前記制御部は、
    前記電圧測定処理と前記時間検出処理とを同時に実行しており、
    前記時間検出処理において、前記検出時間を検出した場合に、前記電圧測定処理を終了する、内部抵抗推定装置。
  8. 蓄電素子の内部抵抗を推定する内部抵抗推定方法であって、
    前記蓄電素子の充放電終了後に前記蓄電素子の充放電終了からの経過時間に関連つけて前記蓄電素子の端子電圧を測定する電圧測定工程と、
    前記端子電圧の近似直線の傾きの絶対値が最も大きくなる極値点における経過時間である検出時間を検出する時間検出工程と、
    前記検出時間と、前記蓄電素子に応じて定められた基準値とから前記蓄電素子の内部抵抗を推定する抵抗推定工程と、
    を備える、内部抵抗推定方法。
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