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JP2014055209A - ポリ乳酸、樹脂組成物、および樹脂成形体 - Google Patents

ポリ乳酸、樹脂組成物、および樹脂成形体 Download PDF

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JP2014055209A
JP2014055209A JP2012199501A JP2012199501A JP2014055209A JP 2014055209 A JP2014055209 A JP 2014055209A JP 2012199501 A JP2012199501 A JP 2012199501A JP 2012199501 A JP2012199501 A JP 2012199501A JP 2014055209 A JP2014055209 A JP 2014055209A
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resin
compound
group
resin composition
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Masaya Ikuno
雅也 生野
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】得られる樹脂成形体の難燃性が向上するポリ乳酸を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で示される末端修飾構造を有するポリ乳酸である。但し、一般式(1)中、Rは、エポキシ基を有する有機リン化合物の残基を示す。nは、100以上5000以下の整数を示す。
Figure 2014055209

【選択図】なし

Description

本発明は、ポリ乳酸、樹脂組成物、および樹脂成形体に関する。
従来、樹脂組成物としては種々のものが提供され、各種用途に使用されている。特に家電製品や自動車の各種部品、筐体等に使用されたり、また事務機器、電子電気機器の筐体などの部品にも樹脂組成物が使用されている。
例えば、特許文献1には、「(A)モノエポキシ基含有化合物との反応により修飾された分子末端を有するポリ乳酸系樹脂と、(B)難燃系化合物と、を含むことを特徴とするポリ乳酸系樹脂組成物」が提案されている。
また、特許文献2には、「ポリ乳酸樹脂(A)と、ポリ乳酸系難燃共重合体(B)と、ドリップ防止成分(C)とを含有する樹脂組成物であって、ポリ乳酸系難燃共重合体(B)が、単量体成分として、乳酸成分とリン元素を含有するジオール成分とを含有し、ポリ乳酸系難燃共重合体(B)におけるリン元素の含有量が2.0質量%以上であり、ポリ乳酸樹脂(A)とポリ乳酸系難燃共重合体(B)との質量比(A/B)が、70/30〜95/5であり、ドリップ防止成分(C)が、フッ素樹脂系ドリップ防止剤および/または無機繊維であり、ポリ乳酸樹脂(A)とポリ乳酸系難燃共重合体(B)との合計100質量部に対して、フッ素樹脂系ドリップ防止剤の含有量が0.05〜0.5質量部であり、無機繊維の含有量が3〜25質量部であることを特徴とする難燃性ポリ乳酸系樹脂組成物」が提案されている。
また、特許文献3には、「脂肪族ポリエステル系樹脂(A成分)、(亜)リン酸エステル基を備えてヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基あるいはエポキシ基から選ばれる少なくとも1種以上の官能基を有する化合物(B成分)、不飽和カルボン酸またはその誘導体、あるいは不飽和アルコールから選ばれる少なくとも1種以上の不飽和化合物(C成分)、ラジカル発生剤(D成分)とを加熱混練して得られ、上記A成分の少なくとも一部の主鎖と前記B成分の少なくとも一部とが前記C成分を介して化学結合している改質ポリエステル」が提案されている。
また、特許文献4には、「脂肪族ポリエステル樹脂(A)100重量部に対し、末端にエポキシ基を有するエポキシ系化合物(B)0.5重量部以上を含有する樹脂組成物」が提案されている。
特開2011−173996号公報 特開2009−227784号公報 特開2009−191220号公報 特開2008−174680号公報
本発明の課題は、得られる樹脂成形体の難燃性が向上するポリ乳酸を提供することにある。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
請求項1に係る発明は、
下記一般式(1)で示される末端修飾構造を有するポリ乳酸。
Figure 2014055209

(一般式(1)中、Rは、エポキシ基を有する有機リン化合物の残基を示す。nは、100以上5000以下の整数を示す。)
請求項2に係る発明は、
前記有機リン化合物が、ホスホネート化合物、ホスフィネート化合物、及びホスフィンオキサイド化合物、及びホスフィート化合物から選択される少なくとも1種である請求項1に記載のポリ乳酸。
請求項3に係る発明は、
前記ポリ乳酸の末端修飾率が、50%以上である請求項1又は2に記載のポリ乳酸。
請求項4に係る発明は、
前記有機リン化合物が、芳香環構造を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリ乳酸。
請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリ乳酸を含む樹脂組成物。
請求項6に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリ乳酸を含む樹脂成形体。
請求項7に係る発明は、
ポリ乳酸と、エポキシ基を有する有機リン化合物と、を含む樹脂組成物。
請求項1、2に係る発明によれば、一般式(1)で示される末端修飾構造を有さない場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上するポリ乳酸を提供できる。
請求項3に係る発明によれば、ポリ乳酸の末端修飾率が上記範囲未満である場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上するポリ乳酸を提供できる。
請求項4に係る発明によれば、有機リン化合物が芳香環構造を有さない場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上するポリ乳酸を提供できる。
請求項5に係る発明によれば、一般式(1)で示される末端修飾構造を有さないポリ乳酸を含む場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上する樹脂組成物を提供できる。
請求項6に係る発明によれば、一般式(1)で示される末端修飾構造を有さないポリ乳酸を含む場合に比べ、難燃性が向上した樹脂成形体を提供できる。
請求項7に係る発明によれば、エポキシ基を有する有機リン化合物を含まない場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上する樹脂組成物を提供できる。
実施例1のポリ乳酸のIRスペクトルを示す図であり、図1(A)は未修飾のポリ乳酸のIRスペクトルを示す図であり、図1(B)は修飾ポリ乳酸(反応性有機リン化合物との反応後のポリ乳酸)のIRスペクトルを示す図である。
以下、本発明の一例である実施形態について説明する。
[ポリ乳酸]
本実施形態に係るポリ乳酸は、一般式(1)で示される末端修飾構造を有するポリ乳酸である。
Figure 2014055209

一般式(1)中、Rは、エポキシ基を有する有機リン化合物(以下、「反応性有機リン化合物」と称する)の残基を示す。
nは、100以上5000以下の整数(望ましくは500以上3000以下の整数)を示す。
ここで、従来、樹脂成形体の樹脂原料として、ポリ乳酸が知られている。ポリ乳酸は、植物由来であり、環境負荷低減(具体的にはCO排出量削減、石油使用量削減)の点で有利な樹脂である。
一方で、ポリ乳酸を含む樹脂成形体に難燃性を付与する目的で、ポリ乳酸に、難燃性として有機リン化合物を添加することが知られている。また、エポキシ基を有する化合物をポリ乳酸に反応させて、樹脂成形体の機械的強度を向上させることも知られている。
しかしながら、本実施形態に係るポリ乳酸では、一般式(1)で示される末端修飾構造を有することにより、単に、ポリ乳酸に有機リン化合物を添加する場合に比べ、得られる樹脂成形体の難燃性が向上することが見出された。
この理由は定かではないが、ポリ乳酸の末端カルボキシル基が反応性有機リン化合物と結合することで、燃焼時のポリ乳酸の分解を当該ポリ乳酸の末端基で抑制するためと考えられる。
また、ポリ乳酸に一般式(1)で示される末端修飾構造を持たせることで、難燃剤として有機リン化合物を添加する場合に比べ、少量の反応性有機リン化合物で、得られる樹脂成形体の難燃性が向上すると考えられる。
以下、本実施形態に係るポリ乳酸について詳細に説明する。
本実施形態に係るポリ乳酸は、一般式(1)で示される末端修飾構造を有するポリ乳酸である。
具体的には、本実施形態に係るポリ乳酸は、例えば、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)と、反応性有機リン化合物と、の反応物である、又は当該反応物とポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)とが混合したポリ乳酸である。
つまり、本実施形態に係るポリ乳酸は、例えば、反応性有機リン化合物により、ポリ乳酸の末端カルボキシル基の全部又は一部を修飾したポリ乳酸である。
ここで、本実施形態に係るポリ乳酸において、末端修飾率(反応性有機リン化合物による末端カルボキシル基の修飾率)は、難燃性向上の観点から、50%以上であることがよく、望ましくは70%以上であり、より望ましくは80%以上である。
なお、この末端修飾率の上限は、理論上100%である(つまり、本実施形態に係るポリ乳酸の全てが、一般式(1)で示される末端修飾ポリ乳酸で構成されること)。
この末端修飾率は、酸価の測定により、反応後のポリ乳酸の末端カルボキシル基濃度A、及び未反応のポリ乳酸の末端カルボキシル基濃度Bを求め、末端修飾率(A/B)として算出する。
具体的には、ポリ乳酸1gをクロロホルム/エタノール溶液200mlに溶かして、溶解させた液を水酸化カリウム/エタノール溶液にて中和滴定を行う。この測定に基づいて得られた測定酸値に基づいて、反応後のポリ乳酸の測定酸価(KOHmg/g)/未反応のポリ乳酸の測定酸価(KOHmg/g)×100(%)を末端修飾率とする。
本実施形態に係るポリ乳酸において、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)は、乳酸の縮合体であれば、特に限定されるものではなく、高分子鎖の末端(つまり主鎖の末端)に少なくともカルボキシル基を有していればよく、L−体であっても、D−体であっても、その混合物(例えばポリ−L乳酸とポリ−D乳酸とを混合したステレオコンプレックスや、L−乳酸ブロックとD−乳酸ブロックとの両者を構造中に含むポリ乳酸)であってもよい。
ポリ乳酸は、合成したものを用いてもよいし、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、ユニチカ(株)製のTE7000、TE2000、ネイチャーワークス(株)製の4032D、3001D、3052D、3801D、三井化学(株)製のLACEA H100等が挙げられる。
ポリ乳酸の重量平均分子量は、例えば、30000以上300000以下であることがよく、望ましくは50000以上200000以下である。
なお、重量平均分子量の測定は、ゲルパーミッションクロマトグラフ(GPC)により測定される。GPCによる分子量測定は、測定装置として東ソー社製、HLC−8320GPCを用い、東ソー製カラム・TSKgel GMHHR−M+TSKgel GMHHR−M(7.8mmI.D.30cm)を使用し、クロロホルム溶媒で行われる。重量平均分子量は、この測定結果から単分散ポリスチレン標準試料により作製した分子量校正曲線を使用して算出される。重量平均分子量の測定については、以下、同様である。
一方、反応性有機リン化合物としては、例えば、ホスフィンオキサイド化合物、ホスフィネート化合物、ホスホネート化合物、及びホスフィート化合物から選択される少なくとも1種が挙げられる。
具体的には、例えば、下記一般式(1−1)で示される反応性有機リン化合物が挙げられる。
Figure 2014055209

一般式(1−1)〜(1−4)中、R101、R102、R103、R201、R202、及びR203は、各々独立に、各々独立に、アルキル基、又はアリール基を表す。
但し、一般式(1−1)において、R101、R102、及びR103のうち一つは、エポキシ基を有する基を表す。R101、R102、及びR103のうち少なくとも2つは互いに連結していてもよい。
一般式(1−2)において、R101、R102、及びR201のうち一つは、エポキシ基を有する基を表す。R101、R102、及びR201のうち少なくとも2つは互いに連結していてもよい。
一般式(1−3)において、R101、R201、及びR202のうち一つは、エポキシ基を有する基を表す。R101、R201、及びR202のうち少なくとも2つは互いに連結していてもよい。
一般式(1−4)において、R201、R202、及びR203のうち一つは、エポキシ基を有する基を表す。R201、R202、及びR203のうち少なくとも2つは互いに連結していてもよい。
一般式(1−1)〜(1−4)中、各符号が表し得るアルキル基としては、例えば、炭素数1以上10以下(望ましくは1以上5以下)の直鎖状又は分岐状のアルキル基であることがよく、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、 (炭素数が10以下になるように記載願います。)等が挙げられる。
一般式(1−1)〜(1−4)中、各符号が表し得るアリール基としては、例えば、フェニル基、ベンジル基、トリル基等が挙げられる。
一般式(1−1)〜(1−4)中、各符号が表し得るエポキシ基を有する基は、例えば、エポキシアルキル基(エポキシ基が置換したアルキル基)、エポキシアルケニル基(エポキシ基が置換したアルケニル基)、アリールエポキシアルキル基(エポキシ基がアルキル部位に置換したアリールアルキル基)、グリシジルオキシアルキル基(グリシジルオキシ基が置換したアルキル基)、エポキシシクロヘキシル基が置換したアルキル基等が挙げられる。
エポキシ基を有する基において、アルキル部位の炭素数は、例えば、1以上10以下(望ましくは1以上5以下)がよい。また、アリール部位は、例えば、フェニル基、ベンジル基等が挙げられる。
ここで、反応性有機リン化合物は、難燃性向上の観点から、例えば、芳香環構造を有することがよい。
具体的には、例えば、一般式(1−1)において、R101、R102、及びR103のうち一つは、エポキシ基及びアリール基を有する基、又はアリール基を表すことがよい。
一般式(1−2)において、R101、R102、及びR201のうち一つは、アリール基を表すことがよい。
一般式(1−3)において、R101、R201、及びR202のうち一つは、アリール基を表すことがよい。
一般式(1−4)において、R201、R202、及びR203のうち一つは、アリール基を表すことがよい。
なお、エポキシ基を有する基に、アリール基を有していてもよい。
以下、反応性有機リン化合物の具体例を例示するが、これに限られるわけではない。
Figure 2014055209

反応性有機リン化合物の添加量は、例えば、本実施形態に係るポリ乳酸の末端修飾率が上記範囲となる量となることがよく、例えば、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)100質量部に対して、0.5質量部以上であることがよく、望ましくは1質量部以上、より望ましくは2質量部以上、さらに望ましくは5質量部以上)である。
[樹脂組成物]
本実施形態に係る樹脂組成物は、本実施形態に係るポリ乳酸を含んで構成される。
ここで、本実施形態に係る樹脂組成物は、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)と、反応性有機リン化合物(エポキシ基を有する有機リン化合物)と、を含んで構成されていてもよい。これは、樹脂成形体の成形時の加熱等により、これら化合物が反応して、本実施形態に係るポリ乳酸が形成され、樹脂成形体を構成するためである。なお、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)と、反応性有機リン化合物と、の含有量は、本実施形態に係るポリ乳酸の末端修飾率が上記範囲となる量とすることがよく、具体的には、上記添加量とするこがよい。
本実施形態に係る樹脂組成物は、効果を損なわない範囲で、本実施形態に係るポリ乳酸以外の他の樹脂を併用してもよい。
他の樹脂としては、従来公知の熱可塑性樹脂が挙げられ、具体的には、ポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステル、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステルカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、ポリアリーレン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリケトン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリアリールケトン樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、液晶樹脂、ポリベンズイミダゾール樹脂、ポリパラバン酸樹脂、芳香族アルケニル化合物、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、およびシアン化ビニル化合物からなる群より選ばれる1種以上のビニル単量体を、重合若しくは共重合させて得られるビニル系重合体若しくは共重合体樹脂、ジエン−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂、シアン化ビニル−ジエン−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂、芳香族アルケニル化合物−ジエン−シアン化ビニル−N−フェニルマレイミド共重合体樹脂、シアン化ビニル−(エチレン−ジエン−プロピレン(EPDM))−芳香族アルケニル化合物共重合体樹脂、ポリオレフィン、塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂等が挙げられる。これら他の樹脂は、1種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。
本実施形態に係る樹脂組成物は、必要に応じて、他の添加剤を添加してもよい。他の添加剤としては、例えば、難燃剤、酸化防止剤、強化剤、相溶化剤、耐候剤、強化剤、耐衝撃改質剤、充填剤、加水分解防止剤等の周知の添加剤が挙げられる。これらの添加剤の含有量は、樹脂組成物全量を基準としてそれぞれ5質量%以下であることがよい。
(樹脂組成物の製造)
本実施形態に係る樹脂組成物は、上記各成分を混練して製造される。
この混練は、例えば、2軸混練装置(東芝機械製、TEM58SS)、簡易ニーダー(東洋精機製、ラボプラストミル)等の公知の混練装置を用いて行う。
ここで、本実施形態に係る樹脂組成物において、本実施形態に係るポリ乳酸(有機リン化物によるポリ乳酸の末端カルボキシル基の修飾構造)は、例えば、混錬時の温度を160℃以上250以下として形成することがよい。本温度範囲により、ポリ乳酸(末端未修飾のポリ乳酸)と、反応性有機リン化合物と、が反応し易くなると考えられるためである。
なお、本実施形態に係る樹脂組成物の製造時ではなく、樹脂成形体の成形時の温度を上記範囲として、本実施形態に係るポリ乳酸(反応性有機リン化合物によるポリ乳酸の末端カルボキシル基の修飾構造)を形成してもよい。
[成形体]
本実施形態に係る樹脂成形体は、上記本実施形態に係る樹脂組成物を含んで構成されている。
具体的には、本実施形態に係る樹脂成形体は、例えば、本実施形態に係る樹脂組成物を成形機により成形することにより得られる。なお、成形機による成形方法は、例えば、射出成形、押し出し成形、ブロー成形、熱プレス成形、カレンダ成形、コーテイング成形、キャスト成形、ディッピング成形、真空成形、トランスファ成形などが挙げられる。
ここで、射出成形は、例えば、日精樹脂工業製NEX150、日精樹脂工業製NEX70000、東芝機械製SE50D等の市販の装置を用いて行ってもよい。
この際、シリンダ温度としては、170℃以上280℃以下とすることが望ましく、180℃以上270℃以下とすることがより望ましい。また、金型温度としては、40℃以上110℃以下とすることが望ましく、50℃以上110℃以下とすることがより望ましい。
本実施形態に係る樹脂成形体は、電子・電気機器、家電製品、容器、自動車内装材などの用途に好適に用いられる。より具体的には、家電製品や電子・電気機器などの筐体、各種部品など、ラッピングフィルム、CD−ROMやDVDなどの収納ケース、食器類、食品トレイ、飲料ボトル、薬品ラップ材などであり、中でも、電子・電気機器の部品に好適である。
特に、電子・電気機器の部品は、複雑な形状を有しているものが多く、また重量物であるので機械的強度が要求されるが、本実施形態に係る樹脂成形体によれば、このような要求特性が十分満足される。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。なお、以下において「部」および「%」は、特に断りのない限り質量基準である。
[実施例1〜13、比較例1〜2]
<樹脂組成物の作製>
表1〜表3に示す材料および組成の原材料を2軸混練装置(ラボプラスミドル、東洋精機社製)に投入し、表1〜表3に示す混錬温度で混練して樹脂組成物(コンパウンド)を得た。
<樹脂成形体(試験片)の作製>
次に、得られた樹脂組成物を用いて射出成形装置(NEX150E、日精樹脂社製)にて、シリンダ温度200℃で、且つ金型温度60℃にて射出成形を行い、UL94におけるVテスト用UL試験片(長さ125mm、幅13mm、厚さ2.0mm)を得た。
[評価]
得られた各成形体(試験片)について、以下の試験を行い評価を行った。結果を表1〜表3に示す。
<ポリ乳酸の同定>
得られた各成形体(試験片)の原料となる修飾ポリ乳酸の同定データ(IR情報)を得たところ、各例において使用した修飾ポリ乳酸が、ポリ乳酸(未修飾のポリ乳酸)と反応性有機リン化合物との反応物であることが確認された。
具体的には、実施例1のポリ乳酸について、未修飾のポリ乳酸のIRスペクトル(図1(A)参照)と、修飾ポリ乳酸(反応性有機リン化合物との反応後のポリ乳酸)のIRスペクトル(図1(B)参照)を測定したところ、1700cm−1あたりのカルボニル基のスペクトルを基準として、OH(会合)のスペクトルを比較すると、修飾ポリ乳酸(反応性有機リン化合物との反応後のポリ乳酸)は、カルボン酸由来のOHスペクトルが減少していることがわかる。このようなことから、実施例1において使用した修飾ポリ乳酸は、ポリ乳酸(未修飾のポリ乳酸)と反応性有機リン化合物との反応物であることが確認された。
なお、他の各実施例において使用した修飾ポリ乳酸についても、同様にIRスペクトル測定を行ったところ、ポリ乳酸(未修飾のポリ乳酸)と反応性有機リン化合物との反応物であることが確認された。
<ポリ乳酸の末端修飾率>
得られた各成形体(試験片)の原料となる修飾ポリ乳酸の末端修飾率を既述の方法により測定した。
<難燃試験>
UL−94におけるVテスト用UL試験片を用い、UL−94の方法でUL−Vテストを実施した。UL−Vテストの基準は以下のとおりである。
V−0 : 最も難燃性が高く、滴下物による綿着火が無い
V−1 : V−0に次いで難燃性が高く、滴下物による綿着火が無い
V−2 : V−1に次いで難燃性が高く、滴下物による綿着火がある
なお、難燃試験においては、その燃焼状態も目視にて、観察して評価した。
Figure 2014055209
Figure 2014055209
Figure 2014055209
上記結果から、本実施例は、比較例に比べ、難燃試験(及びその燃焼状態)について良好な結果が得られたことがわかる。
また、実施例1〜10、は、実施例11〜13に比べてポリ乳酸の末端修飾率が高く、燃焼状態について向上していることがわかる。
また、実施例11〜13についてみてみると、実施例11、12は、実施例13に比べてポリ乳酸の末端修飾率が高く、UL−94におけるVテストの結果について向上していることがわかる。
また、芳香環構造を持つ反応性有機リン化合物を用いた実施例3、8は、芳香環構造を持たない反応性有機リン化合物を用いた実施例1に比べて、同量且つ同程度の末端修飾率でも、燃焼状態について向上していることがわかる。
なお、実施例3,4,5において、さらに、「材料名:カルボジライトLA−1(日清紡社製)」2質量部、「材料名:スタバクゾールP(ラインケミ社製)」2質量部を添加して樹脂組成物を作製し、それを用いて樹脂成形体を得て、評価したところ、同様の結果が得られたことが確認された。
なお、表1〜表3に示した各成分の略称についての詳細は、以下の通りである。
−ポリ乳酸−
・3001D :ネイチャーワークス(株)製、重量平均分子量150000
・4032D :ネイチャーワークス(株)製、重量平均分子量200000
−反応性有機リン化合物−
・反応性有機リン化合物として例示した化合物
−その他添加剤−
・PX200 :大八化学社製、縮合リン酸エステル

Claims (7)

  1. 下記一般式(1)で示される末端修飾構造を有するポリ乳酸。
    Figure 2014055209


    (一般式(1)中、Rは、エポキシ基を有する有機リン化合物の残基を示す。nは、100以上5000以下の整数を示す。)
  2. 前記有機リン化合物が、ホスホネート化合物、ホスフィネート化合物、及びホスフィンオキサイド化合物、及びホスフィート化合物から選択される少なくとも1種である請求項1に記載のポリ乳酸。
  3. 前記ポリ乳酸の末端修飾率が、50%以上である請求項1又は2に記載のポリ乳酸。
  4. 前記有機リン化合物が、芳香環構造を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリ乳酸。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリ乳酸を含む樹脂組成物。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリ乳酸を含む樹脂成形体。
  7. ポリ乳酸と、エポキシ基を有する有機リン化合物と、を含む樹脂組成物。
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