[go: up one dir, main page]

JP2014050187A - ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ - Google Patents

ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2014050187A
JP2014050187A JP2012190204A JP2012190204A JP2014050187A JP 2014050187 A JP2014050187 A JP 2014050187A JP 2012190204 A JP2012190204 A JP 2012190204A JP 2012190204 A JP2012190204 A JP 2012190204A JP 2014050187 A JP2014050187 A JP 2014050187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
yoke
component
plastic deformation
stator case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012190204A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nagao
喜信 長尾
Shoji Nakagawa
祥次 中川
Masaru Irie
勝 入江
Toshihiro Matsuura
寿大 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2012190204A priority Critical patent/JP2014050187A/ja
Priority to US13/972,914 priority patent/US9806566B2/en
Priority to DE102013217021.1A priority patent/DE102013217021A1/de
Priority to CN201710074151.5A priority patent/CN106953435B/zh
Priority to CN201310388866.XA priority patent/CN103683577B/zh
Publication of JP2014050187A publication Critical patent/JP2014050187A/ja
Priority to US15/427,783 priority patent/US10505407B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】所望の磁気通路を確保しつつ巻線の巻回が容易なステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータを得る。
【解決手段】ステータ10は、環状の継鉄40の周方向に分割された継鉄構成部22U,22V,22Wと、ティース部24U,24V,24Wと、を有するコア構成部14U,14V,14Wを備えている。また、ステータ10は、軟磁性金属を用いて円筒状に形成されたステータケース70を備えている。また、ステータケース70は、環状に配列されたコア構成部14U,14V,14Wの外周側に配置されている。さらに、ステータケース70の外周面の周方向に沿って連続して塑性変形溝72が形成されることによって、ステータケース70とコア構成部14U,14V,14Wとが一体化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータに関する。
従来、巻線が巻回されるティース部がモータの径方向に沿って設けられたステータが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。また、この文献に記載されたステータは、巻線の巻回を容易にするために、継鉄をその周方向に沿って分割した分割コア構造とされている。さらに、このステータは、周方向に並べられた分割コア(コア構成部)の外側にアルミニウム合金を用いて形成されたケースを嵌めて、さらにこのケースの外周面にローラプレスが施されることによって構成されている。
特開2003−158833号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたステータは、隣接する分割コアの相互間及び分割コアとケースとの間に隙間を持たせた状態で、ケースの外周面にローラプレスを施すことによって一体化を図る構造である。そのため、隣接する分割コアの相互間が密着せずに隙間が形成されていると、この隙間が磁気抵抗となり、本来必要とする磁気が低減してしまう虞があった。
本発明は上記事実を考慮し、所望の磁気通路を確保しつつ巻線の巻回が容易なステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータを得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るステータは、環状の継鉄を構成すると共に前記継鉄の周方向に分割された継鉄構成部と、前記継鉄構成部から前記継鉄の径方向内側に向けて突出されたティース部と、を有するコア構成部と、環状に配列された前記コア構成部の外径を超える内径とされた円筒状に形成されていると共に、軟磁性金属を用いて形成され、かつ外周面が径方向内側に向けて加圧されて該外周面に塑性変形部が形成されることによって前記コア構成部と一体化されるステータケースと、を備えている。
請求項1記載の本発明では、ステータケースが円筒状に形成されているため、環状に配列されたコア構成部の継鉄構成部同士が確実に接触しなくても、ステータケースを介した磁気通路が確保される。また、本発明では、コア構成部が環状に配列されることによって継鉄が構成される分割構造とされているため、巻線がティース部に容易に巻回される。すなわち、本発明では、所望の磁気通路を確保しつつ巻線の巻回が容易なステータを得ることができる。
請求項2記載の本発明に係るステータは、請求項1記載のステータにおいて、前記継鉄構成部には、前記ステータケースの内周面に当接しない底面を有する凹部が形成されている。
請求項2記載の本発明では、上記の構成の凹部がコア構成部の継鉄構成部に形成されている。そのため、ステータケースに塑性変形部が形成されることによってコア構成部に内側圧力が加わると、コア構成部が軸中心に向けて移動して、隣接する継鉄構成部同士が接触する。その結果、継鉄構成部には、その周方向へ圧縮の反力が作用する。すると、この反力によって凹部の幅が狭められる。換言すると、凹部の幅が狭められることによって、継鉄構成部の不測の変形が抑制され、継鉄構成部同士の接触状態が維持される。その結果、本発明では、磁気通路をより一層確保することができる。
請求項3記載の本発明に係るステータは、請求項2記載のステータにおいて、前記凹部は、径方向に沿って延びる側面を有して構成されている。
請求項3記載の本発明では、コア構成部の継鉄構成部に形成された凹部が上記の側面を有している。そのため、ステータケースに塑性変形部が形成されたとしても、ステータケースと凹部の底面との間に空間が残りやすい。その結果、凹部の幅が狭められることによって、継鉄構成部の不測の変形がより一層抑制され、継鉄構成部同士の接触状態がより確実に維持される。その結果、本発明では、磁気通路をより一層確保することができる。
請求項4記載の本発明に係るステータは、請求項2又は請求項3記載のステータにおいて、前記凹部の周方向の間口幅寸法は前記塑性変形部が形成される前の前記ステータケースの肉厚寸法よりも小さく設定されている。
請求項4記載の本発明では、コア構成部の継鉄構成部に形成された凹部の間口幅寸法が、塑性変形部が形成される前のステータケースの肉厚寸法よりも小さく設定されている。そのため、ステータケースに塑性変形部が形成されたとしても、ステータケースと凹部の底面との間に空間がより確実に残る。その結果、凹部の幅が狭められることによって、継鉄構成部の不測の変形がより一層抑制され、継鉄構成部同士の接触状態がより確実に維持される。その結果、本発明では、磁気通路をより一層確保することができる。
請求項5記載の本発明に係るステータは、請求項2又は請求項3記載のステータにおいて、前記凹部の周方向の幅寸法は前記塑性変形部が形成される前の前記ステータケースの肉厚寸法よりも大きく設定されている。
請求項5記載の本発明では、コア構成部の継鉄構成部に形成された凹部の間口幅寸法が、塑性変形部が形成される前のステータケースの肉厚寸法よりも大きく設定されている。そのため、継鉄構成部の不規則な変形があった際に、凹部が狭められる量に余裕が生じ、継鉄構成部同士の接触状態が維持される。その結果、本発明では、磁気通路をより一層確保することができる。
請求項6記載の本発明に係るステータは、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のステータにおいて、前記凹部が前記ティース部と対向する部位に設けられている。
請求項6記載の本発明では、コア構成部の継鉄構成部に形成された凹部がティース部と対向する部位に設けられている。そのため、ティース部から凹部が形成されている部位を介して継鉄構成部に磁気が伝達される。すなわち、本発明では、凹部の影響を可及的に小さくしつつ継鉄構成部に磁気を伝達することができる。
請求項7記載の本発明に係るステータは、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のステータにおいて、前記塑性変形部が形成される前の前記継鉄構成部の周方向端部は内周当たりで設定されている。
請求項7記載の本発明では、継鉄構成部の周方向端部が上記のように設定されている。そのため、コア構成部を環状に配列させた状態では、継鉄構成部の内周端同士が接触し、ステータケースに塑性変形部が形成される際に、徐々に継鉄構成部の内周端から外周端にかけての部位が接触する。すなわち、本発明では、隣接する継鉄構成部同士の接触状態を安定させることができ、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。
請求項8記載の本発明に係るステータは、請求項7記載のステータにおいて、前記継鉄構成部の外周端の一端から他端にかけての角度及び前記継鉄構成部の内周端の一端から他端にかけての角度が、(360°/前記ティースの数)よりも小さい角度に設定されている。
請求項8記載の本発明では、継鉄構成部の外周端及び内周端が上記のように設定されている。そのため、ステータケースに塑性変形部が形成される際に、急激に継鉄構成部の内周端から外周端にかけての部位が接触することが抑制される。換言すると、より徐々に継鉄構成部の内周端から外周端にかけての部位が接触するようになっている。その結果、本発明では、隣接する継鉄構成部同士の接触状態をより一層安定させることができ、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。
請求項9記載の本発明に係るステータは、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のステータにおいて、前記継鉄構成部の周方向の一端には凸状の曲面を有する凸部が形成されていると共に、前記継鉄構成部の周方向の他端には凹状の曲面を有する凹部が形成されており、前記ステータケースの外周面に前記塑性変形部が形成されることによって、隣り合う前記凸部と前記凹部とが当接する。
請求項9記載の本発明では、ステータケースの外周面に塑性変形部が形成されることによって、隣り合う継鉄構成部の凸部と凹部とが当接する。そのため、上記の構成の凸部及び凹部の曲面が継鉄構成部に形成されていない場合と比べて、隣り合う継鉄構成部同士の接触状態が局所的となることが抑制される(曲面同士の接触とすることによって接触面積が多くなる)。その結果、本発明では、隣り合う継鉄構成部同士の接触状態が安定し、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。
請求項10記載の本発明に係るステータの製造方法は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のステータを製造する場合に適用され、前記塑性変形部が、鉄系金属製の前記ステータケースの外周面に複数回のプレス加工が施されることによって形成される。
請求項10記載の本発明では、鉄系金属製のステータケースの外周面に複数回のプレス加工が施されることによって塑性変形部が形成されるため、安定した塑性変形部を得ることができる。すなわち、本発明では、ステータケースとコア構成部の継鉄構成部との接触状態を安定させることができ、ひいては所望の磁気通路を確保することができる。
請求項11記載の本発明に係るステータの製造方法は、請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のステータを製造する場合に適用され、前記塑性変形部が、前記凹部の周方向の幅寸法よりも大きな外径のローラ体を前記ステータケースに当接させるプレス機によって形成される。
請求項11記載の本発明では、コア構成部の継鉄構成部に形成された凹部の幅寸法よりも大きな外径のローラ体をステータケースに当接させることによって塑性変形部が形成される。そのため、塑性変形部が形成された後に、ステータケースと凹部との間に空間がより確実に残る。その結果、凹部の幅が狭められることによって、継鉄構成部の不測の変形が抑制され、継鉄構成部同士の接触状態が維持される。その結果、本発明では、磁気通路をより一層確保することができる。
請求項12記載の本発明に係るブラシレスモータは、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のステータと、前記ステータの径方向内側に配置されたロータと、を備えている。
請求項12記載の本発明では、ステータケースが円筒状に形成されているため、環状に配列されたコア構成部の継鉄構成部同士が確実に接触しなくても、ステータケースを介した磁気通路が確保される。また、本発明では、コア構成部が環状に配列されることによって継鉄が構成される分割構造とされているため、巻線がティース部に容易に巻回される。すなわち、本発明では、所望の磁気通路を確保しつつ巻線の巻回が容易なブラシレスモータを得ることができる。
本実施形態に係るステータの斜視図である。 図1に示されるU相のステータ構成部の斜視図である。 図1に示されるV相のステータ構成部の斜視図である。 図1に示されるW相のステータ構成部の斜視図である。 図1に示される複数のステータ構成部が互いに組み付けられる過程を示す斜視図である。 図3Aよりも組み付けが進行した状態を示す斜視図である。 環状に配置されたコア構成部の外周側にステータケースが配置される過程を示す斜視図である。 図1に示されるステータを備えたブラシレスモータを示す平断面図である。 図1に示されるステータを備えたブラシレスモータを示す縦断面図である。 フライヤ装置によって巻線を巻回する様子を説明する図である。 ステータケースの外周面に塑性変形溝が形成される過程路示す平断面図である。 コア構成部に形成された凹部及びステータケースを拡大して示す拡大平断面図である。 環状に配列されたコア構成部を拡大して示す拡大平面図である。 ステータケースの外周面に塑性変形溝が形成された後のコア構成部及びステータケースを拡大して示す拡大平断面図である。 環状に配列された変形例に係るコア構成部を示す平面図である。 環状に配列された変形例に係るコア構成部を拡大して示す拡大平面図である。 ステータケースの外周面に塑性変形溝が形成された後の変形例に係るコア構成部を示す図11Aに相当する拡大平面図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の一実施形態に係るステータ10は、インナロータタイプのブラシレスモータに用いられるものであり、ステータケース70、図2A〜図2Cに示されるU相のステータ構成部12U、V相のステータ構成部12V、W相のステータ構成部12Wによって構成されている。
図1に示されるように、ステータケース70は、薄肉の円筒状に形成されていると共に、軟磁性金属(一例として「鉄」等)を用いてその周方向に沿って一体に形成されている。また、図3Cに示されるように、ステータケース70の内径D1は、後に詳述する環状に配列されたコア構成部14U,14V,14Wの外径D2を超える内径とされている。さらに、図1に示されるように、ステータケース70の外周面には、該ステータケース70の周方向に沿って連続して形成された塑性変形部としての塑性変形溝72が形成されている(本実施形態では、ステータケース70の周方向に沿って1本の塑性変形溝72が形成されている)。また、塑性変形溝72が形成されることによって、ステータケース70における塑性変形溝72が形成された部位の内径が減少している(内径D1よりも小さくなっている)。その結果、環状に配列されたコア構成部14U,14V,14W(ステータ構成部12U,12V,12W)がステータケース70と一体化する構成である。
図2Aに示されるように、U相のステータ構成部12Uは、複数のコア構成部14Uと、巻線16Uと、インシュレータ18Uを有して構成されている。複数のコア構成部14Uは、後述するV相の複数のコア構成部14Vと、W相の複数のコア構成部14Wとでコア20(いずれも図1参照)を構成するものであり、それぞれ複数の継鉄構成部22Uと、複数のティース部24Uとを有している。
複数の継鉄構成部22Uは、後述するV相の複数の継鉄構成部22Vと、W相の複数の継鉄構成部22Wとで環状の継鉄40(いずれも図1参照)を構成するものであり、それぞれ円弧状に形成されている。複数のティース部24Uは、それぞれ継鉄構成部22Uに一体に形成されており、この継鉄構成部22Uから継鉄40(図1参照)の径方向内側に向けて突出されている。
また、継鉄構成部22Uにおけるティース部24Uと対向する部位には、継鉄構成部22Uの径方向外側に向けて開放され、かつ継鉄構成部22Uの軸方向に沿って延びるU字溝状の凹部80Uが形成されている。図7に示されるように、この凹部80Uは、継鉄構成部22Uの径方向外側に向けて面を臨む底面82と、底面82における継鉄構成部22Uの周方向の両端部から継鉄構成部22Uの径方向に沿って延びる一対の側面84を有して構成されている。また、凹部80Uの深さは、塑性変形溝72が形成されたステータケース70(塑性変形溝72が形成された部位)が底面82に当接しないように設定されている。さらに、凹部80Uの周方向幅W(間口幅寸法)は塑性変形溝72が形成される前のステータケース70の肉厚Tよりも小さく設定されている。
図8に示されるように、塑性変形溝72が形成される前の(ステータケース70によって保持される前の)継鉄構成部22Uの外周端の一端から他端にかけての周方向の角度θ1は、内周端の一端から他端にかけての周方向の角度θ2よりも鋭角に設定されている。すなわち、継鉄構成部22U,22V,22Wの周方向端部が内周当たりに設定されている。また、図8及び図9に示されるように、継鉄構成部22Uの外周端の一端から他端にかけての角度θ1及び継鉄構成部22Uの内周端の一端から他端にかけての角度θ2が、θ3(360°/ティースの数(本実施形態では12))よりも小さい角度(本実施形態では略30°以下)に設定されている。
図2Aに示されるように、巻線16Uは、U相を構成しており、複数の巻回部26Uと、複数の渡り線28Uとを有している。複数の巻回部26Uは、それぞれ後述する絶縁部32Uを介してティース部24Uに集中的に巻回されており、複数の渡り線28Uによって互いに接続されている。渡り線28Uは、後述するインシュレータ18Uに形成された連結部34Uの外周面に沿って配線されている(巻き付けられている)。また、巻線16Uの両端側の端末部30Uは、ティース部24Uからステータ10の軸方向一方側(矢印Z1側)に導出されている。
インシュレータ18Uは、樹脂製とされており、複数の絶縁部32Uと、連結部34Uとを一体に有している。複数の絶縁部32Uは、上述の複数のティース部24Uと同数設けられている。この複数の絶縁部32Uは、絶縁本体部32U1と延出部32U2を有している。絶縁本体部32U1は、上述の複数のコア構成部14Uの表面にそれぞれ一体成形や装着嵌合される等により一体化されており、コア構成部14Uに形成されたティース部24Uと巻回部26Uとを絶縁している。延出部32U2は、コア構成部14Uよりも径方向内側に位置されると共に、絶縁本体部32U1から継鉄40の軸方向一方側(Z1側)に沿って延出されている。
連結部34Uは、複数の絶縁部32Uの軸方向一方側(Z1側)に設けられている。この連結部34Uは、リング状に形成されており、複数の絶縁部32U(より具体的には、複数の絶縁部32Uにおける延出部32U2の延出端部(Z1側の端部))を連結しており、コア構成部14Uよりも径方向内側に位置されている。この連結部34Uの外周面における複数の絶縁部32Uの間には、突起状の保持部36Uが径方向外側に向けて複数突出されている。この保持部36Uは、上述の渡り線28Uを連結部34Uの軸方向他方側(矢印Z2側)から保持している。また、連結部34Uにおける複数の絶縁部32Uの間には、軸方向他方側(矢印Z2側)に開口する切欠き38Uが複数形成されている。
図2Bに示されるV相のステータ構成部12Vは、上述のU相のステータ構成部12Uと基本的な構成は同一とされている。つまり、このV相のステータ構成部12Vは、複数の継鉄構成部22Vと、複数のティース部24Vと、巻線16Vと、インシュレータ18Vを有して構成されている。複数の継鉄構成部22Vと、複数のティース部24Vと、巻線16Vと、インシュレータ18Vは、上述の複数の継鉄構成部22Uと、複数のティース部24Uと、巻線16Uと、インシュレータ18U(いずれも図2A参照)に相当するものである。また、凹部80Vは、上述の凹部80Uに相当するものである。なお、このV相のステータ構成部12Vにおいて、連結部34Vは、リング状に形成されると共に、上述のU相の連結部34U(図2A参照)よりも小径に形成されている。また、保持部36Vは、渡り線28Vを連結部34Vの軸方向一方側(矢印Z1側)から保持しており、且つ、コア構成部14Vよりも径方向内側に位置されている。
図2Cに示されるW相のステータ構成部12Wも、上述のU相のステータ構成部12Uと基本的な構成は同一とされている。つまり、このW相のステータ構成部12Wは、複数の継鉄構成部22Wと、複数のティース部24Wと、巻線16Wと、インシュレータ18Wを有して構成されている。複数の継鉄構成部22Wと、複数のティース部24Wと、巻線16Wと、インシュレータ18Wは、上述の複数の継鉄構成部22Uと、複数のティース部24Uと、巻線16Uと、インシュレータ18U(いずれも図2A参照)に相当するものである。また、凹部80Wは、上述の凹部80Uに相当するものである。なお、このW相のステータ構成部12Wにおいて、連結部34Wは、リング状に形成されると共に、上述のV相の連結部34V(図2B参照)よりも小径に形成されている。また、連結部34Wからは上述の切欠き(図2Aの切欠き38U参照)が省かれている。また、保持部36Wは、渡り線28Wを連結部34Wの軸方向一方側(矢印Z1側)から保持しており、且つ、コア構成部14Wよりも径方向内側に位置されている。
そして、図1に示されるように、この複数のステータ構成部12U,12V,12Wは、後に詳述する如く、互いに組み付けられた後に、その外周部からステータケース70に保持されることによってステータ10を構成している。また、このステータ10では、複数の継鉄構成部22U,22V,22Wによって環状の継鉄40が形成されている。つまり、換言すれば、継鉄40は、周方向に複数の継鉄構成部22U,22V,22Wに分割されている。この複数の継鉄構成部22U,22V,22Wは、それぞれ両側に隣り合う一対の継鉄構成部の間に嵌合されている。
また、複数の連結部34U,34V,34Wは、継鉄40の径方向内側に径方向に間隙を有して配置されると共に、継鉄40と同軸上に設けられている。また、V相の保持部36Vは、U相の連結部34Uの内周面と嵌合されており、W相の保持部36Wは、V相の連結部34Vの内周面と嵌合されている。そして、これにより、複数の連結部34U,34V,34Wは、互いに径方向に離間した状態で保持されている。つまり、保持部36U,36V,36Wは、複数の連結部34U,34V,34Wの径方向間に設けられ、複数の連結部34U,34V,34Wを互いに径方向に離間した状態で保持する突起状のスペーサの役割も果たしている。
さらに、上述のように、複数の連結部34U,34V,34Wが継鉄40の径方向に間隙を有して配置された状態では、V相の渡り線28Vは、U相の連結部34Uに形成された切欠き38Uの内側を通過しており(切欠き38Uに収容されており)、W相の渡り線28Wは、U相の連結部34Uに形成された切欠き38Uと、V相の連結部34Vに形成された切欠き38Vの内側を通過している(切欠き38Uと切欠き38Vとに収容されている(図3Bも参照))。
そして、上記構成からなるステータ10は、図4A及び図4Bに示されるように、ロータ50と共にインナロータタイプのブラシレスモータ60を構成している。このブラシレスモータ60では、ステータ10によって回転磁界が形成されると、これによってロータ50が回転される構成とされている。なお、このブラシレスモータ60は、一例として、8極12スロットとされている。また、ステータケース70内には、ブラシレスモータ60の回転を制御するための回路素子90を備えた回路基板92が設けられていると共に、ステータケース70の両端は、ベース部材94及び図示しない外部コネクタが接続されるコネクタ部96を備えたカバー98によって閉止されている。
次に、上記構成からなるステータ10の製造方法について説明する。
先ず、図2Aに示されるように、インシュレータ18Uの絶縁部32Uにコア構成部14Uを一体化して、インシュレータ18U及び複数のコア構成部14UからなるU相のサブアッセンブリ42Uを形成する。同様に、図2Bに示されるように、インシュレータ18Vの絶縁部32Vにコア構成部14Vを一体化して、インシュレータ18V及び複数のコア構成部14VからなるV相のサブアッセンブリ42Vを形成する。また、図2Cに示されるように、インシュレータ18Wの絶縁部32Wにコア構成部14Wを一体化して、インシュレータ18U及び複数のコア構成部14VからなるW相のサブアッセンブリ42Wを形成する。そして、このようにして、U相、V相、W相毎にサブアッセンブリ42U,42V,42Wを形成する(サブアッセンブリ形成工程)。
続いて、図2Aに示されるように、U相のサブアッセンブリ42Uの各ティース部24Uに径方向外側から巻線16Uをフライヤ装置100(図5参照)を用いて巻回して、サブアッセンブリ42Uに複数の巻回部26Uが形成されたU相のステータ構成部12Uを形成する。なお、フライヤ装置100は、図5に示されるように、ティース部24の周囲を旋回するように円運動して巻線16を巻回するフライヤ101と、ティース部24に巻回された巻線16を整列させる可変フォーマ102と、これらを制御する駆動回路103とを有している。
同様に、図2Bに示されるように、V相のサブアッセンブリ42Vの各ティース部24Vに径方向外側から巻線16Vを上述のフライヤ装置100を用いて巻回して、サブアッセンブリ42Vに複数の巻回部26Vが形成されたV相のステータ構成部12Vを形成する。また、図2Cに示されるように、W相のサブアッセンブリ42Wの各ティース部24Wに径方向外側から巻線16Wを上述のフライヤ装置100を用いて巻回して、サブアッセンブリ42Wに複数の巻回部26Wが形成されたW相のステータ構成部12Wを形成する。
このとき、図2Aに示されるように、複数の渡り線28Uについては、連結部34Uの外周面に沿って配線する。また、この複数の渡り線28Uを突起状の保持部36Uによって連結部34Uの軸方向他方側(矢印Z2側)から保持する。同様に、図2Bに示されるように、複数の渡り線28Vについては、連結部34Vの外周面に沿って配線する。また、この複数の渡り線28Vを突起状の保持部36Vによって連結部34Vの軸方向一方側(矢印Z1側)から保持する。また、図2Cに示されるように、複数の渡り線28Wについては、連結部34Wの外周面に沿って配線する。また、この複数の渡り線28Wを突起状の保持部36Wによって連結部34Wの軸方向一方側(矢印Z1側)から保持する。
また、図2Aに示されるように、巻線16Uの両端側の端末部30Uについては、ティース部24Uからステータ10の軸方向一方側(矢印Z1側)に導出させる。同様に、図2Bに示されるように、巻線16Vの両端側の端末部30Vについては、ティース部24Vからステータ10の軸方向一方側に導出させる。また、図2Cに示されるように、巻線16Wの両端側の端末部30Wについては、ティース部24Wからステータ10の軸方向一方側に導出させる。そして、このようにして、U相、V相、W相毎にステータ構成部12U,12V,12Wを形成する(ステータ構成部形成工程)。
続いて、図3A,図3Bに示されるように、W相のステータ構成部12Wに対し、V相のステータ構成部12Vを周方向に所定の角度ずらした状態で、V相のステータ構成部12Vを軸方向一方側(矢印Z1側)からW相のステータ構成部12Wに組み付ける。また、V相のステータ構成部12Vに対し、U相のステータ構成部12Uを周方向に所定の角度ずらした状態で、U相のステータ構成部12Uを軸方向一方側(矢印Z1側)からV相のステータ構成部12V及びW相のステータ構成部12Wに組み付ける。
このとき、複数のコア構成部14U,14V,14Wが環状に配列されると共に、図8に示されるように、複数の継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端はそれぞれ両側に隣り合う一対の継鉄構成部の内周端に当接する。
また、図3A,図3Bに示されるように、V相の保持部36Vについては、U相の連結部34Uの内周面に嵌合し、W相の保持部36Wについては、V相の連結部34Vの内周面に嵌合する。そして、このようにして、複数の連結部34U,34V,34Wを突起状の保持部36U,36V,36Wによって互いに径方向に離間した状態で保持する。
さらに、このときには、V相の渡り線28Vを、U相の連結部34Uに形成された切欠き38Uの内側に通過させ、W相の渡り線28Wを、U相の連結部34Uに形成された切欠き38Uと、V相の連結部34Vに形成された切欠き38Vの内側に通過させる。
また、図3Cに示されるように、環状に配列された複数のコア構成部14U,14V,14Wの外周部に沿ってステータケース70を配置させる。次いで、図6に示されるように、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wの周方向幅W(溝幅)よりも大きな外径のローラ体104をステータケース70に当接させるプレス機によって塑性変形溝72が形成される。この塑性変形溝72は、ローラ体104を所定の圧力でステータケース70の外周面に押圧させると共に、ローラ体104をステータケース70の周方向に沿って転動させることによって形成されている。また、塑性変形溝72は、ローラ体104がステータケース70の周方向に沿って複数回転(複数回)転動することによって徐々に溝深さが深くなるように形成されている。さらに、塑性変形溝72が形成されることによって、ステータケース70における塑性変形溝72が形成された部位の内径が減少する。その結果、ステータケース70と環状に配列された複数のコア構成部14U,14V,14Wとが一体化する(複数のコア構成部14U,14V,14Wがステータケース70に保持される)(かしめ工程)。
以上の工程を経てステータ10が構成される。なお、端末部30U,30V,30Wについては、図示しないバスバー等により結線する。以上の要領により、ステータ10は製造される。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のステータ10は、ステータケース70が周方向に沿って一体に形成されているため、環状に配列されたコア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22W同士が確実に接触しなくても、ステータケース70を介した磁気通路が確保される。また、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wが環状に配列されることによって継鉄40が構成される分割構造とされているため、ノズル装置等を用いることなく巻線16をティース部24U,24V,24Wに容易に巻回することができる。以上説明したように、本発明では、所望の磁気通路を確保しつつ巻線16の巻回が容易なステータ10を得ることができる。
また、本実施形態では、凹部80U,80V,80Wがコア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成されている。そのため、ステータケース70に塑性変形溝72が形成されることによってコア構成部14U,14V,14Wに内側圧力が加わると、コア構成部14U,14V,14Wが軸中心に向けて移動して、隣接する継鉄構成部22U,22V,22W同士が接触する。その結果、図7に示されるように、継鉄構成部22U,22V,22Wには、その周方向へ圧縮の反力が作用する。すると、この反力によって凹部80U,80V,80Wの幅が狭められる。換言すると、凹部80U,80V,80Wの幅が狭められることによって、継鉄構成部22U,22V,22Wの不測の変形が抑制され、継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態が維持される。その結果、本実施形態では、磁気通路をより一層確保することができる。
さらに、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wが前述した側面84を有して形成されている。そのため、ステータケース70に塑性変形溝72が形成されたとしても、ステータケース70と凹部80U,80V,80Wの底面82との間に空間が残りやすい。その結果、凹部80U,80V,80Wの幅が狭められることによって、継鉄構成部22U,22V,22Wの不測の変形がより一層抑制され、継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態がより確実に維持される。その結果、本実施形態では、磁気通路をより一層確保することができる。
また、図7に示されるように、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wの幅が、塑性変形溝72が形成される前のステータケース70の肉厚よりも小さく設定されている。そのため、ステータケース70に塑性変形溝72が形成されたとしても、ステータケース70と凹部80U,80V,80Wの底面82との間に空間がより確実に残る。その結果、凹部80U,80V,80Wの幅が狭められることによって、継鉄構成部22U,22V,22Wの不測の変形がより一層抑制され、継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態がより確実に維持される。その結果、本実施形態では、磁気通路をより一層確保することができる。
さらに、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wがティース部24U,24V,24Wと対向する部位に設けられている。そのため、ティース部24U,24V,24Wから凹部80U,80V,80Wが形成されている部位を介して継鉄構成部22U,22V,22Wに磁気が伝達される。すなわち、本実施形態では、凹部80U,80V,80Wの影響を可及的に小さくしつつ継鉄構成部22U,22V,22Wに磁気を伝達することができる。
また、本実施形態では、図8に示されるように、継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1が、継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端の一端から他端にかけての角度θ2よりも鋭角に設定されている。そのため、コア構成部14U,14V,14Wを環状に配列させた状態では、継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端同士が接触し、ステータケース70に塑性変形溝72が形成される際に、徐々に継鉄構成部の内周端から外周端にかけての部位が接触する(図9参照)。すなわち、本実施形態では、隣接する継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態を安定させることができ、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。
さらに、本実施形態では、継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1及び継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端の一端から他端にかけての角度θ2が、θ3(360°/ティースの数(本実施形態では12))よりも小さい角度(本実施形態では略30°以下)に設定されている。そのため、ステータケース70に塑性変形溝72が形成される際に、急激に継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端から外周端にかけての部位が接触することが抑制される。換言すると、より徐々に継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端から外周端にかけての部位が接触するようになっている。その結果、本実施形態では、隣接する継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態をより一層安定させることができ、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。
また、本実施形態では、図6に示されるように、ローラ体104がステータケース70の周方向に沿って複数回転(複数回)転動することによって、ステータケース70に塑性変形溝72が形成されている。すなわち、ローラ体104がステータケース70の周方向に沿って複数回転(複数回)転動することによって徐々に塑性変形溝72の溝深さが深くなるようになっているため、安定した塑性変形溝72を得ることができる。その結果、本実施形態では、ステータケース70とコア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wとの接触状態を安定させることができ、ひいては所望の磁気通路を確保することができる。
さらに、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wの周方向幅Wよりも大きな外径のローラ体104をステータケース70に当接させることによって塑性変形溝72が形成される。そのため、塑性変形溝72が形成された後に、ステータケース70と凹部80U,80V,80Wとの間に空間がより確実に残る。その結果、凹部80U,80V,80Wの幅が狭められることによって、継鉄構成部22U,22V,22Wの不測の変形が抑制され、継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態が維持される。その結果、本実施形態では、磁気通路をより一層確保することができる。
なお、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wの周方向幅Wよりも大きな外径のローラ体104をステータケース70に当接させることによって塑性変形溝72が形成される例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ステータケース70の外周面を押圧する加工力を調節することによって、周方向幅Wよりも小さな外径のローラ体を用いて塑性変形溝72を形成してもよい。
また、本実施形態では、ローラ体104がステータケース70の周方向に沿って複数回転(複数回)転動することによって、ステータケース70に塑性変形溝72が形成されている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ローラ体104がステータケース70の周方向に沿って1回転転動することによって塑性変形溝72を形成してもよい。
さらに、本実施形態では、継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1及び継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端の一端から他端にかけての角度θ2が、360°/ティースの数(本実施形態では12)よりも小さい角度(本実施形態では略30°以下)に設定されている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1及び継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端の一端から他端にかけての角度θ2は要求されるステータの特性等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1が、継鉄構成部22U,22V,22Wの内周端の一端から他端にかけての角度θ2よりも鋭角に設定されている例について説明してきたが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、継鉄構成部22U,22V,22Wの外周端の一端から他端にかけての角度θ1と、内周端の一端から他端にかけての角度θ2とを略同一に設定してもよい。
また、本実施形態では、コア構成部14U,14V,14Wの継鉄構成部22U,22V,22Wに形成された凹部80U,80V,80Wの幅が、塑性変形溝72が形成される前のステータケース70の肉厚よりも小さく設定されている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、凹部80U,80V,80Wの幅を、塑性変形溝72が形成される前のステータケース70の肉厚よりも大きく設定した構成としてもよい。当該構成とした場合、継鉄構成部22U,22V,22Wの不規則な変形があった際に、凹部80U,80V,80Wが狭められる量に余裕が生じ、継鉄構成部22U,22V,22W同士の接触状態が維持される。その結果、磁気通路をより一層確保することが可能となる。
次に、図10、図11A及び図11Bを用いて、上記実施形態の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一の部材及び同一の部分等については同一の符号を付してその説明を省略する。
図11Bに示されるように、本変形例に係るステータ110は、凸状の曲面116を有する凸部112が継鉄構成部22の周方向の一端に形成されていると共に、凹状の曲面122を有する凹部114が継鉄構成部22の周方向の他端に形成されていることに特徴がある。具体的には、図11Aに示されるように、凸部112は、継鉄構成部22の一端側かつ該継鉄構成部22の径方向外側の部位に形成されている。また、凸部112は、継鉄構成部22の一端側に向けて突出しており、突出方向の先端側は曲率R1の曲面116とされている。さらに、凸部112の基端側かつ継鉄構成部22の径方向外側の部位には、該継鉄構成部22の径方向内側に向けて窪んだ窪み部118が形成されている。また、凸部112の先端側かつ継鉄構成部22の径方向外側の部位は、該継鉄構成部22の外周面120よりも径方向外側に位置している。
また、凹部114は、継鉄構成部22の他端側かつ該継鉄構成部22の径方向外側の部位に形成されている。具体的には、凹部114は、継鉄構成部22の他端側に向けて開放されていると共に、凹部114は、凸部112の曲面116の曲率R1と略同一の曲率R2の曲面122を有して形成されている。
図10に示されるように、上記凸部112及び凹部114を有する複数のコア構成部14U,14V,14Wが環状に配列され、次いで環状に配列された複数のコア構成部14U,14V,14Wの外周部に沿ってステータケース70(図1等参照)を配置させる。次いで、このステータケース70に塑性変形溝72(図1等参照)が形成される。その結果、ステータケース70における塑性変形溝72が形成された部位の内径が減少して、ステータケース70の内周面が凸部112の先端側かつ継鉄構成部22の径方向外側の部位を押圧する。そして、図11Bに示されるように、凸部112の先端側かつ継鉄構成部22の径方向外側の部位が縮径されることによって、隣り合う凸部112と凹部114とが当接し、ステータケース70と環状に配列された複数のコア構成部14U,14V,14Wとが一体化する。
以上説明した本変形例に係るステータ110では、ステータケース70の外周面に塑性変形溝72が形成されることによって、隣り合う継鉄構成部22の凸部112と凹部114とが当接する。そのため、上記の構成の凸部112及び凹部114が継鉄構成部22に形成されていない場合と比べて、隣り合う継鉄構成部22同士の接触状態が局所的となることが抑制される(曲面116,122同士の接触とすることによって接触面積が多くなる)。その結果、本変形例では、隣り合う継鉄構成部22同士の接触状態が安定し、ひいては磁気通路をより一層確保することができる。また、隣り合う継鉄構成部22同士の接触状態が安定することによって、ステータ110の真円度を向上させることができる。
なお、本変形例では、凸部112の曲面116の曲率R1と凹部114の曲面122の曲率R2とを略同一とした例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、上記の効果が得られる範囲内において両者の曲率はずれていてもよい。また、隣り合う継鉄構成部22の接触面において曲面同士で接触する部分を有すれば、該部分以外の他の部分は平面同士の接触としても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…ステータ,14U…コア構成部,14V…コア構成部,14W…コア構成部,16U…巻線,16V…巻線,16W…巻線,16…巻線,22U…継鉄構成部,22V…継鉄構成部,22W…継鉄構成部,22…継鉄構成部,24U…ティース部,24V…ティース部,24W…ティース部,24…ティース部,40…継鉄,60…ブラシレスモータ,70…ステータケース,72…塑性変形溝(塑性変形部),104…ロータ体,80U…凹部,80V…凹部,80W…凹部,82…底面,84…側面,110…ステータ,112…凸部,114…凹部,116…曲面,122…曲面,D1…ステータケースの内径,D2…環状に配列されたコア構成部の外径,W…周方向幅,T…塑性変形溝が形成される前のステータケースの肉厚,θ1…継鉄構成部の外周端の一端から他端にかけての角度,θ2…継鉄構成部の内周端の一端から他端にかけての角度




Claims (12)

  1. 環状の継鉄を構成すると共に前記継鉄の周方向に分割された継鉄構成部と、前記継鉄構成部から前記継鉄の径方向内側に向けて突出されたティース部と、を有するコア構成部と、
    環状に配列された前記コア構成部の外径を超える内径とされた円筒状に形成されていると共に、軟磁性金属を用いて形成され、かつ外周面が径方向内側に向けて加圧されて該外周面に塑性変形部が形成されることによって前記コア構成部と一体化されるステータケースと、
    を備えたステータ。
  2. 前記継鉄構成部には、前記ステータケースの内周面に当接しない底面を有する凹部が形成されている請求項1記載のステータ。
  3. 前記凹部は、径方向に沿って延びる側面を有して構成されている請求項2記載のステータ。
  4. 前記凹部の周方向の間口幅寸法は前記塑性変形部が形成される前の前記ステータケースの肉厚寸法よりも小さく設定されている請求項2又は請求項3記載のステータ。
  5. 前記凹部の周方向の幅寸法は前記塑性変形部が形成される前の前記ステータケースの肉厚寸法よりも大きく設定されている請求項2又は請求項3記載のステータ。
  6. 前記凹部が前記ティース部と対向する部位に設けられている請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のステータ。
  7. 前記塑性変形部が形成される前の前記継鉄構成部の周方向端部は内周当たりで設定されている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のステータ。
  8. 前記継鉄構成部の外周端の一端から他端にかけての角度及び前記継鉄構成部の内周端の一端から他端にかけての角度が、(360°/前記ティースの数)よりも小さい角度に設定されている請求項7記載のステータ。
  9. 前記継鉄構成部の周方向の一端には凸状の曲面を有する凸部が形成されていると共に、前記継鉄構成部の周方向の他端には凹状の曲面を有する凹部が形成されており、
    前記ステータケースの外周面に前記塑性変形部が形成されることによって、隣り合う前記凸部と前記凹部とが当接する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のステータ。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のステータを製造する場合に適用され、
    前記塑性変形部が、鉄系金属製の前記ステータケースの外周面に複数回のプレス加工が施されることによって形成されるステータの製造方法。
  11. 請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のステータを製造する場合に適用され、
    前記塑性変形部が、前記凹部の周方向の幅寸法よりも大きな外径のローラ体を前記ステータケースに当接させるプレス機によって形成されるステータの製造方法。
  12. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置されたロータと、
    を備えたブラシレスモータ。
JP2012190204A 2012-08-30 2012-08-30 ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ Pending JP2014050187A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190204A JP2014050187A (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ
US13/972,914 US9806566B2 (en) 2012-08-30 2013-08-22 Brushless motor, stator, stator manufacturing method and brushless motor manufacturing method
DE102013217021.1A DE102013217021A1 (de) 2012-08-30 2013-08-27 Bürstenloser Motor, Stator, Herstellungsverfahren für einen Stator und Herstellungsverfahren für einen bürstenlosen Motor
CN201710074151.5A CN106953435B (zh) 2012-08-30 2013-08-30 无刷电机、定子、定子制造方法以及无刷电机制造方法
CN201310388866.XA CN103683577B (zh) 2012-08-30 2013-08-30 无刷电机、定子、定子制造方法以及无刷电机制造方法
US15/427,783 US10505407B2 (en) 2012-08-30 2017-02-08 Brushless motor, stator, stator manufacturing method and brushless motor manufacturing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190204A JP2014050187A (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014050187A true JP2014050187A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50609355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012190204A Pending JP2014050187A (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014050187A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181999A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 三菱電機株式会社 固定子および固定子の製造方法
JP2017135861A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 日本電産サンキョー株式会社 ステータおよびステータの製造方法
JP2020156147A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社デンソー ブラシレスモータ
CN114830493A (zh) * 2019-12-13 2022-07-29 戴森技术有限公司 电马达
JPWO2022208762A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06
JP2022187298A (ja) * 2021-06-07 2022-12-19 株式会社デンソー ステータ及びステータの製造方法
WO2025196949A1 (ja) * 2024-03-19 2025-09-25 本田技研工業株式会社 回転電機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043845A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Toyota Motor Corp ステータ構造およびステータの製造方法
JP2009044803A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 分割ステータコア、分割ステータ、ステータおよびステータの製造方法
JP2011142811A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Saia Burgess Murten Ag 電気モータの固定子
JP2012110212A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Asmo Co Ltd ステータ、ブラシレスモータ、ステータの製造方法
JP2012161237A (ja) * 2011-01-11 2012-08-23 Denso Corp 回転電機の固定子及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043845A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Toyota Motor Corp ステータ構造およびステータの製造方法
JP2009044803A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 分割ステータコア、分割ステータ、ステータおよびステータの製造方法
JP2011142811A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Saia Burgess Murten Ag 電気モータの固定子
JP2012110212A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Asmo Co Ltd ステータ、ブラシレスモータ、ステータの製造方法
JP2012161237A (ja) * 2011-01-11 2012-08-23 Denso Corp 回転電機の固定子及びその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181999A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 三菱電機株式会社 固定子および固定子の製造方法
JP2017135861A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 日本電産サンキョー株式会社 ステータおよびステータの製造方法
JP2020156147A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社デンソー ブラシレスモータ
CN114830493A (zh) * 2019-12-13 2022-07-29 戴森技术有限公司 电马达
JPWO2022208762A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06
JP7728332B2 (ja) 2021-03-31 2025-08-22 本田技研工業株式会社 回転電機
JP2022187298A (ja) * 2021-06-07 2022-12-19 株式会社デンソー ステータ及びステータの製造方法
WO2025196949A1 (ja) * 2024-03-19 2025-09-25 本田技研工業株式会社 回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103683577B (zh) 无刷电机、定子、定子制造方法以及无刷电机制造方法
JP2014050187A (ja) ステータ、ステータの製造方法及びブラシレスモータ
JP6084039B2 (ja) ブラシレスモータ
CN102099985B (zh) 电机
CN102593971B (zh) 用于旋转电机的定子以及制造所述定子的方法
US10439453B2 (en) Stator
JP6200720B2 (ja) ブラシレスモータ及びブラシレスモータの製造方法
JP7196691B2 (ja) ステータ
JP6008662B2 (ja) ステータの製造方法
JP6566896B2 (ja) ステータの製造方法、および巻線装置
CN115298927B (zh) 用于电机的叠片铁心以及具有叠片铁心的电机和用于制造定子基体的方法
JP2007143324A (ja) 電気モータの分割ステータ
JP5682800B2 (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
JP4562093B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
CN109643926A (zh) 绕组固定结构体和电动机
JP2019080429A (ja) 回転電機、回転電機の製造方法、固定子
JP2008206318A (ja) 電機子のインシュレータおよび電機子
JP6045300B2 (ja) ステータの製造方法
JP6084040B2 (ja) ステータの製造方法
JP5968188B2 (ja) ステータの製造方法
JP6652308B2 (ja) 電機子、回転電機および電機子の製造方法
JP2008131679A (ja) ステータの製造方法及びステータ
WO2019235071A1 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP6413844B2 (ja) 整流子、モータ、整流子の製造方法
JP5989556B2 (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160809