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JP2014047006A - シート分離搬送装置、および画像形成装置 - Google Patents

シート分離搬送装置、および画像形成装置 Download PDF

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JP2014047006A
JP2014047006A JP2012189849A JP2012189849A JP2014047006A JP 2014047006 A JP2014047006 A JP 2014047006A JP 2012189849 A JP2012189849 A JP 2012189849A JP 2012189849 A JP2012189849 A JP 2012189849A JP 2014047006 A JP2014047006 A JP 2014047006A
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Shun Kobayashi
峻 小林
Manabu Nonaka
学 野中
Yoshikuni Ishikawa
喜邦 石川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】下位シートの位置がずれたとしても、その位置を正常位置に戻す。
【解決手段】シート束Sの最上シートS1を2枚目のシートS2から分離して搬送する際、最上シートS1に引きずられて移動して2枚目のシートS2をスプリング12で戻される摩擦部材11で正常な位置に引き戻す。最上シートS1が搬送されるとき、摩擦部材11が最上シートS1の移動とともに移動し、摩擦部材11が所定の位置まで移動して、スプリング12の戻し力が、摩擦部材11と最上シートとの摩擦力より大きくなったとき、摩擦部材11が搬送上流側に移動して2枚目のシートS2の上面に配置され、このシートS2上面に配置された摩擦部材11がスプリング12の戻し力で搬送上流側に移動する。このとき2枚目のシートS2を搬送上流側へ引き戻す。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート分離搬送装置、およびこのシート分離搬送装置を備える画像形成装置に関する。
従来、積載された原稿や記録紙等のシート束から、最上位に配置されたシート(最上シート)を分離搬送するシート分離搬送装置として、摩擦力を用いたものや、エアー吸引等によるものが知られている。
ここで、摩擦力を用いたシート分離搬送装置は、搬送ローラにゴム材料等を用いるため、摩耗などの経時変化によって摩擦力が変化し、搬送性能が低下する。また、摩擦係数が変化(バラツキ)するシートや、摩擦係数の異なるシートを同時に分離搬送する場合には、複数枚を同時に搬送する重送や、分離できないといった、搬送不良が発生することがある。さらに、シートの搬送時に圧力を加えて分離する構成のため、シートが汚れる場合がある。
一方、エアー吸引を用いたシート分離搬送装置は、ローラやシートの摩擦係数に依存しないが、エアー吸引ブロワやエアーダクトを必要とするため、装置が大型化する他、エアー吸引音が騒音となり、オフィスで使用するには不向きである。
また、摩擦を使用しないシート分離搬送装置として、誘電体ベルトに電界を形成し、これをシートに接触させて吸着し、分離するものが提案されている。
特許文献1は、複数のローラに巻き掛けられた誘電体無端ベルトに交番電荷を付与し、該無端ベルトをシートに対して揺動または、平行移動させて近接または接触させ、最上シートを無端ベルトに吸着後、この無端ベルトを積載シート束から離間する方向に移動させることで分離するシート分離搬送装置を開示する。
一般にシート分離搬送装置では、最上シートに2枚目以下のシートが引き出されることがあり、このような場合用紙が重送され正常な画像形成がなされない。このため、重送を防止するためさまざまな提案がなされている。
摩擦を使用したシート分離搬送装置としては、2枚目以下のシートの引きずり出しを防止したり、カールを防止したりするために用紙の後端を押さえる技術が提案されている。
特許文献2は、2枚目以下のシートの引きずりを防止する目的で、給紙ローラの給紙力を抑制しない程度に大判用紙の後端部を当接する重送防止ローラを、大判用紙Pを複数枚積載した状態のホッパに取り付けたペーパーサポート後端部の用紙後端部に当接する位置に設け、重送防止ローラが、ペーパーサポートから1番上の大判用紙が搬送され始め、1番上の大判用紙とその次の大判用紙との間に多少の「ズレ」が生じた段階で次の大判用紙を軽く押さえるように作用するシート分離搬送装置を開示する。
しかし、特許文献2に記載の分離装置では、2枚目のシートが引きずられたとき、重送を防ぐものの、2枚目のシートの位置が多少なりともずれてしまうことがある。従って、そのままでは、この2枚目のシートを次の最上シートとして正常に搬送することができないという問題がある。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、2枚目のシートの位置がずれたとしても、その位置を正常位置に戻すことができるシート分離搬送装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート分離搬送装置は、シート束の最上シートを前記最上シートの下に配置された2枚目以下のシートから分離して搬送するシート分離搬送装置であって、前記最上シートの上面にシート搬送方向に沿って移動可能に配置され、前記最上シートの上面に接触して前記最上シートとの間で摩擦力を発生する摩擦部材と、前記摩擦部材に接続され、前記摩擦部材の移動量にあわせて前記摩擦部材を搬送上流側に移動させる力を変化させる弾性部材と、を備え、前記摩擦部材は、前記最上シートが搬送されるとき、前記最上シートの移動とともに移動し、前記摩擦部材が所定の位置まで移動して前記弾性部材の前記摩擦部材を移動させる力が、前記摩擦部材と前記最上シートとの摩擦力より大きくなったとき、搬送上流側に移動し、前記最上シートから前記シート束の2枚目のシートの上面に配置され、前記2枚目のシートの上面に配置された状態で、前記弾性部材が前記摩擦部材を移動させる力で搬送上流側に移動するとともに前記2枚目のシートを搬送上流側へ移動させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、2枚目のシートが最上シートに引きずられてその位置がずれたとしても、摩擦部材で搬送下流方向に戻すことにより下位シートを正常な位置に戻すことができる。
本発明に係るシート分離搬送装置を装備し得る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係るシート分離搬送装置の原理を示すものであり、(a)、(b)、(c)は動作を順次示す模式図である。 本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態1に係るシート分離搬送装置を示す側面図である。 同シート分離搬送装置を示す平面図である。 同シート分離搬送装置のシートを示す斜視図である。 同シート分離搬送装置の動作を示すものであり(a)、(b)、(c)、(d)は動作を順次示す模式図である。 本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態2に係るシート分離搬送装置の構成および動作を示すものであり、(a)、(b)は動作を順次示す模式図である。 本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態3に係るシート分離搬送装置を示すものであり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るシート分離搬送装置、および画像形成装置を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るシート分離搬送装置を装備し得る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。なお、本発明の実施対象とする画像形成装置は、図示のものには限定されず、複写機、ファクシミリ装置、複写機能とファクシミリ機能等を備えた複合機等の機能を有するもの等々、画像形成を行う種々の装置が対象となる。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機100は、原稿トレイ110aに配置された原稿束から原稿を1枚分離して原稿読取部120上のコンタクトガラスに自動給紙する自動原稿搬送装置110と、自動原稿搬送装置110によってコンタクトガラス上に搬送された原稿を読み取る原稿読取部120とを備える、また複写機100は、給紙部130から給紙されたシートに対して、原稿読取部120によって読み取った画像を形成する画像形成部(画像形成手段)140と、複数のシートが積層されたシート束Sを有し、このシート束Sから最上位に位置する最上シートS1を画像形成部140に給紙する給紙部130を備えている。なお、この例では、画像形成部140と給紙部130とは分割可能となっているが、そうでない構成でもよい。
給紙部130は、複数枚のシートからなるシート束Sを積載する給紙カセット150と、給紙カセット150上の複数枚のシート束Sから最上位に位置する最上シートS1を分離して搬送するシート分離搬送装置300とを含んで構成してある。
シート分離搬送装置300によって分離給紙されたシートは、搬送経路170上を搬送されるようになっており、搬送経路170上を搬送されるシートは、搬送ローラ対180により搬送され、転写ローラ190によって画像形成部140で形成されたトナー画像が転写され、このトナー画像が定着器200によって熱転写され、排紙ローラ対210により排紙トレイ220に排出する。
画像形成部140は、4つの作像部230(230Y(イエロー)、230C(シアン)、230M(マゼンタ)、230BK(ブラック))と、転写ベルトである中間転写ベルト240と、露光装置250とから構成してある。
露光装置250は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等から入力される色分解された画像データや、原稿読取部120によって読み取られた原稿の画像データを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各レーザ光源ユニット内の半導体レーザを駆動して光ビームを射出するようになっている。
作像部230Y、230C、230M、230BKは、それぞれ異なる色の画像(トナー像)を形成するようになっており、作像部230Y、230C、230M、230BKは、時計回転方向に回転駆動される像担持体である感光体260(260Y、260C、260M、260BK)、感光体260の周囲に配置された帯電部270、現像部280、クリーニング部290等により構成されている。
感光体260は、円筒状に形成され、図示しない駆動源により回転駆動される。感光体260の外周面部には感光層が設けられており、露光装置250から射出された破線で示す光ビームが感光体260の外周面にスポット照射されることにより、感光体260の外周面には画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。
帯電部270は、感光体260の外周面を一様に帯電するもので、感光体260に対して接触方式のものが採用されている。現像部280は、感光体260にトナーの供給を行い、供給されたトナーが感光体260の外周面に書き込まれた静電潜像に付着することにより、感光体260上の静電潜像がトナー像として顕像化させるもので、感光体260に対して非接触方式のものが採用されている。
クリーニング部290は、感光体260の外周面に付着している残留トナーをクリーニングするもので、感光体260の外周面にブラシを接触させるブラシ接触方式のものが採用されている。
中間転写ベルト240は、樹脂フィルム、または、ゴムを基体として形成された無端状ベルトから構成されており、感光体260上に形成されたトナー像が転写され、この中間転写ベルト240に転写されたトナー像が転写ローラ190によってシートに転写される。
以下、シート搬送装置について説明する。まず本発明に係るシート分離搬送装置の原理について説明する。図2は本発明に係るシート分離搬送装置の原理を示すものであり、(a)、(b)、(c)は動作を順次示す模式図である。図2に示すシート分離搬送装置20は、シート束Sから最上シートS1を、2枚目のシートS2を含む他のシートから分離して搬送する分離搬送部(図示していない)と、この分離搬送時に最上シートS1に引きずられて搬送下流方向に移動した2枚目のシートS2をもとの位置に戻すシート戻し部10とを備える。
シート戻し部10は、摩擦部材11と、弾性部材であるスプリング12とを備える。摩擦部材11は、シート束Sの最上シートS1の上面にシート搬送方向に沿って移動可能に配置され、上面に接触して最上シートS1と間で摩擦力を発生する。なお、図中符号13はシート束Sの搬送上流側の端部位置を決めるエンドフェンスを示している。
スプリング12は、摩擦部材11に接続され、摩擦部材11の初期位置からの変位量に比例した大きさの力で摩擦部材11を引き戻す。すなわちスプリング12は、弾性係数kを備え、変位量xに比例した力k・xで摩擦部材11を引き戻す。また、摩擦部材11と最上シートS1および2枚目のシートS2との間の摩擦係数をμ1、2枚目のシートS2とさら下の3枚目のシート間の摩擦係数をμ2、摩擦部材11の垂直抗力(質量)をN、とする。
これらの構成によりシート戻し部10は、摩擦部材11が搬送上流側に配置された最上シートS1が搬送されるとき、摩擦部材11が最上シートS1の移動とともに移動する。このとき、図2(a)に示すように、前記最上シートS1の搬送後、摩擦部材11の変位量がx1のとき、スプリング12の戻し力が前記最上シートと摩擦部材との間の抵抗力より小さい(k・x1<μ1・N)。
さらに最上シートS1が搬送下流方向に移動すると、摩擦部材11はさらに移動して摩擦部材11の変位量がx2になり、スプリング12の力が、摩擦部材11と最上シートS1との摩擦力より大きくなり、摩擦部材11が搬送上流側に移動して最上シートS1から2枚目のシートS2の上面に移動する。このとき、図2(b)に示すように、スプリング12の力が最上シートS1と摩擦部材11との間の抵抗力がより大きくなる(k・x2>μ1・N)
そして、摩擦部材11は、2枚目のシートS2上面に移動し、摩擦部材11がスプリング12の力で搬送上流側に移動するとき、2枚目のシートS2を搬送上流側へ引き戻す。このとき、図2(c)に示すように、スプリング12の力が2枚目のシートS2とさらに下の3枚目のシートとの摩擦力より大きくなる(k・x2>μ2・N)。このため、2枚目のシートS2は摩擦部材11とともに3枚目のシート上を滑って移動する。
このような構成により、シート戻し部10は、最上シートS1の搬送に伴って移動した2枚目のシートS2をもとの位置に戻すことができる。
以下、本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態1に係るシート分離搬送装置について説明する。このシート分離搬送装置300は、シートの分離および搬送に際して、誘電体ベルトに電界を形成し、これをシートに接触させて吸着し、分離するものである。なお、シートの分離を搬送ローラの摩擦力や、エアーを用いて行うものとすることができる。
図3は本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態1に係るシート分離搬送装置を示す側面図、図4は同シート分離搬送装置を示す平面図、図5は同シート分離搬送装置のシートを示す斜視図である。
このシート分離搬送装置300は、シート束Sから最上シートS1を分離して搬送するシート分離搬送部310と、最上シートS1に引きずられて移動した2枚目のシートS2をもとの位置に戻すシート戻し部330とを備える。また、シート分離搬送装置300には、シート束Sを配置する底板302と、この底板302をシート束Sごと上方押し上げる上昇機構301を備える。
シート分離搬送部310は、フレーム311に配置したベルトユニット312を備える。ベルトユニット312は誘電体ベルト313をフレーム311に取り付けた下流ローラ314と、上流ローラ315に巻きかけて構成する。下流ローラ314は駆動手段(図示していない)で回転駆動され、上流ローラ315はこれに従って回転する。
フレーム311には、扇状ギア316が配置されており、この扇状ギア316は図示していない駆動モータで回転駆動される駆動ギア317にかみ合う。この駆動ギア317を回転駆動すると、扇状ギア316とともにフレーム311が軸318を中心に揺動してベルトユニット312がシート束Sに対して上流ローラ315側が接触するよう傾斜する。下流ローラ314は誘電体ベルト313が接触して最上シートS1をシート束Sから分離するのに適するよう小径に形成することが望ましい。
ベルトユニット312を傾斜させない状態で下流ローラ314と上流ローラ315との下側の共通接線がシート束Sの上面と平行とする。このため、下流ローラ314をフレーム311に設けた圧縮スプリング319で下方に押し付けている。誘電体ベルト313は、誘電体ベルト313と下流ローラ314とが空回りしない程度に下側にたるむようにする。このように誘電体ベルト313がたるんだ状態で最上シートS1と接触し、波うちが発生している最上シートS1でも大きな接触面積を確保できる。
上流ローラ315にかけ回された位置で誘電体ベルト313に接触するように、交流電源320に接続されたブレード電極321を設ける。誘電体ベルト313の給紙下流側にはシートの搬送をガイドする搬送ローラ対322を設ける。図5に示すように誘電体ベルト313の両側端縁の内側には寄り止め用のリブ323を設け、リブ323が上流ローラ315、下流ローラ314の両側端面と接触して、誘電体ベルト313の片寄りを防止する。
シート戻し部330は、シートトレイ304のエンドフェンス303に取り付けたブラケット341に枠材342を介して取り付けられる。シート戻し部330は、シート束Sの最上シートS1上に配置される摩擦部材である円筒部材331と、この円筒部材331をシートの搬送上流側に引き戻す弾性部材であるコイルスプリング332とを備える。図3中符号343は最上シートS1の位置を検出するセンサーを示している。
円筒部材331は、ストッパ(図示していない)が枠材342に接触することで、一定以上の回転ができないようにされており、質量Nを備え、円筒部材331が回転しない状態で、最上シートS1との間で上述したμ1の摩擦係数を備える。このため、シート束Sに非回転状態で配置されたとき、N・μ1の摩擦力を生じる。
また、コイルスプリング332は、上述した弾性係数kを備え、円筒部材331を搬送上流側に引き寄せる。
また、シート束Sを構成するシート間の摩擦係数はμ2である。このため、最上シートS1と2枚目のシートS2との間、2枚目のシートS2とその下の3枚目のシートとの間の摩擦係数はμ2である。
次に、シート分離搬送装置300の動作について説明する。図6は実施形態1に係るシート分離搬送装置の動作を示すものであり(a)、(b)、(c)、(d)は動作を順次示す模式図である。
まず、シート分離搬送部310について説明する。外部からの給紙信号を受けると、下流ローラ314が回転駆動され、周動を開始した誘電体ベルト313には、ブレード電極321を介して交流電源320から交番電圧が印加される。これにより、誘電体ベルト313の表面には交流電源周波数とベルトの周動速度に応じたピッチ(ピッチは4mm〜16mm程度とするのがよい)で交番する電荷パターンが形成される。
この状態で、図6(a)に示すように、シート分離搬送部310のベルトユニット312が下降して、吸着を行う。このとき、誘電体ベルト313への帯電が完了した後、シート束Sを積載して最下位置に自由状態でして配置されていた底板302は上昇機構301で上昇を開始し、所定位置で停止している。
この状態で、誘電体ベルト313と最上シートS1とが接触した状態となり、シート紙種ごとに設定した所定に設定した待機時間だけ待機した後、誘電体である最上シートS1にはベルトユニット312の表面の電荷パターンにより形成される不平等電界により、Maxwellの応力が働き最上シートS1だけが誘電体ベルト313に吸着されて保持される。
そして、図6(b)に示すように、駆動ギア317を駆動してベルトユニット312を傾け、搬送ローラ対322に向けての最上シートS1の搬送を開始する。これにより、誘電体ベルト313の転動に伴って曲率分離され給紙下流方向へ搬送され、搬送ローラ対322により画像形成部140へ搬送される。電荷パターンによる用紙吸着力は最上シートS1だけに作用し、2枚目の2枚目のシートS2に以下の紙には作用しない。
ここで、搬送ローラ対322と誘電体ベルト313の線速は同一としており、搬送ローラ対322がタイミングを取って間欠駆動されているような場合は誘電体ベルト313も間欠駆動されるように制御する。ベルトユニット312が高速昇降すると、ベルトユニット312の先端側が振動しようとするが、駆動ギア317と扇状ギア316とのかみ合い部がフレーム311の軸318との反対側であるため、振動を抑制することができる。上流ローラ315の部分での誘電体ベルト313からの用紙の分離は曲率分離により行う。なお、電源は交流の他、直流を高低交互の電位に変化させたものでもよく、矩形波、正弦波などを使用する。この例では誘電体ベルト313の表面に対して4KVの振幅を持った正弦波を印加している。
このような状態で、最上シートS1は、図6(c)、(d)に示すように、搬送ローラ対322に向け搬送される。
次にシート戻し部330について説明する。図6(a)示す状態で、円筒部材331は、最上シートS1上に配置されており、最上シートS1がベルトユニット312で搬送されると、最上シートS1との間の摩擦力で円筒部材331は回転し、図6(b)の状態で、一定回転するとストッパで回転が停止する。この状態で円筒部材331と最上シートS1との間の摩擦力による力がコイルスプリング332の引き寄せ力に勝り、円筒部材331は、搬送下流側に移動する。これにより図2(a)で示した状態となる。
そして、さらに最上シートS1が搬送されると、図6(c)に示すように、円筒部材331は、最上シートS1から2枚目のシートS2上に移動する。これは、コイルスプリング332が引き延ばされてその引き寄せ力が最上シートS1と円筒部材331との間の摩擦力に勝ったことにより生じる。これにより図2(c)に示した状態となる。
円筒部材331は、図6(c)に示すように、2枚目のシートS2において、コイルスプリング332によって引き寄せられるとともに、2枚目のシートS2を搬送上流に向けて移動させる方向に回転する。これにより、2枚目のシートS2は、図6(d)に示すように、エンドフェンス303に接触する正常位置に戻される。そして、次回の最上シートS1の搬送においても同じ動作を繰り返す。
以上のように、実施形態1に係るシート分離搬送装置300によれば、最上シートS1の搬送に伴って移動した2枚目のシートS2を、シート戻し部330の円筒部材331およびコイルスプリング332で搬送上流側に移動させるので、2枚目のシートS2をもとの正常な位置に戻すことができる。
<実施形態2>
次に本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態2に係るシート分離搬送装置について説明する。図7は本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態2に係るシート分離搬送装置の構成および動作を示すものであり、(a)、(b)は動作を順次示す模式図である。実施形態2に係るシート分離搬送装置400は、実施形態1に係るシート分離搬送装置とシート戻し部430の構成が異なる他は、同一の構成を備える。
すなわちシート分離搬送装置400は、上昇機構301、底板302、エンドフェンス303、シート分離搬送部310を備える。同一の部材には同一の符号を付する。
シート分離搬送装置400のシート戻し部430は、摩擦部材として最上シートS1上を滑って移動する滑り部材431を、コイルスプリング432で引き寄せる構成を備える。
この場合、滑り部材431の最上シートS1、2枚目のシートS2との接触面の素材と、コイルスプリング432の弾性係数kのものを選択して、上述した図2の条件を満たすものとする。
実施形態2に係るシート分離搬送装置400によれば、図7(a)に示したように、最上シートS1がシート分離搬送部310で搬送されるとき、2枚目のシートS2が引きずられて移動しても、図(b)に示すように、滑り部材431で2枚目のシートS2を正常位置に戻すことができる。また、実施形態2に係るシート分離搬送装置400によれば、滑り部材の構成を簡単なものとすることができる。
<実施形態3>
次に本発明のシート分離搬送装置の実施形態3に係るシート分離搬送装置について説明する。図8は本発明に係るシート分離搬送装置の実施形態3に係るシート分離搬送装置を示すものであり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。このシート分離搬送装置500は、実施形態1に係るシート分離搬送装置の変形例である。シート分離搬送装置500では、エンドフェンス303の上部に取付ブラケット510を形成し、この取付ブラケット510にシート戻し部530を配置している。シート戻し部430には、実施形態1と同様の円筒部材531、コイルスプリング532を配置している。
このシート分離搬送装置500によれば、シート戻し部530をシートのサイズごとに配置されるシートトレイのエンドフェンスに取り付けるものにできる。このため、さまざまな大きさのシートを対象としてシート戻し部530を取り付けることができ、さまざまなサイズの画像形成時に下位シートをもとの正常な位置に戻すことができる。
10:シート戻し部
11:摩擦部材
12:スプリング
13:エンドフェンス
20:シート分離搬送装置
100:複写機
110:自動原稿搬送装置
110a:原稿トレイ
120:原稿読取部
130:給紙部
140:画像形成部
150:給紙カセット
170:搬送経路
180:搬送ローラ対
190:転写ローラ
200:定着器
210:排紙ローラ対
220:排紙トレイ
230:作像部
230Y、230C、230M、230BK:作像部
240:中間転写ベルト
250:露光装置
260:感光体
270:帯電部
280:現像部
290:クリーニング部
300:シート分離搬送装置
301:上昇機構
302:底板
303:エンドフェンス
304:シートトレイ
310:シート分離搬送部
311:フレーム
312:ベルトユニット
313:誘電体ベルト
314:下流ローラ
315:上流ローラ
316:扇状ギア
317:駆動ギア
318:軸
319:圧縮スプリング
320:交流電源
321:ブレード電極
322:搬送ローラ対
323:リブ
330:シート戻し部
331:円筒部材
332:コイルスプリング
341:ブラケット
342:枠材
343:残量センサー
400:シート分離搬送装置
430:シート戻し部
431:部材
432:コイルスプリング
500:シート分離搬送装置
510:取付ブラケット
530:シート戻し部
531:円筒部材
532:コイルスプリング
特開平5−139548号公報 特開2002−302279公報

Claims (6)

  1. シート束の最上シートを前記最上シートの下に配置された2枚目以下のシートから分離して搬送するシート分離搬送装置であって、
    前記最上シートの上面にシート搬送方向に沿って移動可能に配置され、前記最上シートの上面に接触して前記最上シートとの間で摩擦力を発生する摩擦部材と、
    前記摩擦部材に接続され、前記摩擦部材の移動量の増加にあわせて前記摩擦部材を搬送上流側に移動させる力を増加させる弾性部材と、
    を備え、
    前記摩擦部材は、
    前記最上シートが搬送されると、前記最上シートの移動とともに移動し、
    前記摩擦部材が所定の位置まで移動して前記弾性部材の前記摩擦部材を移動させる力が、前記摩擦部材と前記最上シートとの摩擦力より大きくなったとき、搬送上流側に移動して前記最上シートから前記シート束の2枚目のシートの上面に配置され、
    前記2枚目のシートの上面に配置された状態で、前記弾性部材が前記摩擦部材を移動させる力で搬送上流側に移動するとともに前記2枚目のシートを搬送上流側へ移動させる、
    ことを特徴とするシート分離搬送装置。
  2. 前記弾性部材の弾性係数をk、
    前記摩擦部材と前記最上シートおよび前記2枚目のシートとの間の摩擦係数をμ1、
    前記2枚目のシートとさら下のシート間の摩擦係数をμ2、
    前記摩擦部材の垂直抗力をN、
    としたとき、
    前記最上シートの搬送開始後、前記摩擦部材の移動量がx1のとき、前記弾性部材を移動させる力が前記最上シートと前記摩擦部材との間の抵抗力より小さく(k・x1<μ1・N)、
    前記最上シートが搬送されて前記摩擦部材の移動量がx2に達すると、前記弾性部材の前記摩擦部材を動かす力が前記最上シートと前記摩擦部材との間の抵抗力がより大きく(k・x2>μ1・N)なり、
    かつ前記最上シートが搬送されて前記摩擦部材の移動量がx2のとき前記弾性部材が前記摩擦部材を移動させる力が前記シート束の前記2枚目のシートと、さらに下のシートとの間の摩擦力より大きく(k・x2>μ2・N)なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート分離搬送装置。
  3. 前記摩擦部材は、前記最上シート上で前記最上シートとの摩擦力で回転する回転部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート分離搬送装置。
  4. 前記摩擦部材は、前記最上シート上を滑り移動して摩擦力を発生する滑り部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート分離搬送装置。
  5. 前記シート束の搬送上流側の端部位置を設定するエンドフェンスを備え、前記摩擦部材および前記弾性部材を前記エンドフェンスに配置したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシート分離搬送装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート分離搬送装置と、このシート分離搬送装置で分離搬送されたシートに画像形成処理を行う画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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