JP2014044458A - 車載機器、及び、危険報知方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部50は、ビーコン受信部60にて受信した情報や、カメラ70が車外を撮影した画像データに基づいて、自車に接近する危険(危険事象)を検出する。制御部50は、検出した危険の接近方向を、記憶部80に記憶された地図情報等に従って特定する。そして、表示部90は、制御部50に制御され、特定された接近方向に沿って、危険を報知するための報知画面をスライドインさせて表示する。
【選択図】図1
Description
例えば、利用者の運転を支援するために、危険報知機能を備えた車載機器も開発されている。この車載機器では、運転中に発生する危険(危険事象)を検出して、音声等により報知することで、利用者に回避操作(回避運転)等を促すことができる。
しかしながら、実際の運転時においては、あらゆる方向から危険が迫るおそれがある。例えば、車、人、自転車、障害物などが、自車(利用者が運転する車両)に対してあらゆる角度(前方、左方、右方、後方、左後方、右後方、・・・等)から接近・接触する可能性がある。
そのため、特許文献1の発明のように、左右何れかの方向を警報音により報知するだけでは、それ以外の方向(例えば、自車の前方や後方)から危険が迫る(接近する)場合に、その接近方向を利用者に報知することができない。
自車に接近する危険を検出する検出部と、
前記検出部により検出された危険の接近方向を特定する特定部と、
前記特定部により特定された接近方向に沿って、危険を報知するための報知画面をスライドインさせて表示する表示部と、
を備えることを特徴とする。
前記特定部は、前記記憶部に記憶された地図情報に基づいて、危険の接近方向を特定してもよい。
自車に接近する危険を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された危険の接近方向を特定する特定ステップと、
前記特定ステップにより特定された接近方向に沿って、危険を報知するための報知画面をスライドインさせて表示する表示ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る車載機器について、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車載機器1の構成例を示すブロック図である。
図示するように、車載機器1は、GPS受信部10と、車速センサ20と、スピーカ30と、入力部40と、制御部50と、ビーコン受信部60と、カメラ70と、記憶部80と、表示部90とを含んで構成されている。
具体的に制御部50は、GPS受信部10が測位した位置情報や車速センサ20から供給された速度信号に基づいて、車両の現在位置(自車位置)を割り出し、記憶部80から読み出した地図上にシンボル等を合成して表示部90に表示する。なお、利用者により入力部40が操作され、目的地が設定されている場合に、制御部50は、記憶部80に記憶された道路情報等を検索して目的地までの推奨ルートを求め、その推奨ルートに沿うように、利用者を案内することも可能となっている。
例えば、ビーコン受信部60は、光ビーコン、2.4GHz帯電波ビーコン、及び、5.8GHz帯電波ビーコン(DSRC;Dedicated Short Range Communication)などを受信可能であり、ビーコンにより送られる交通情報を受信する。
特に、5.8GHz帯電波ビーコンからは、合流車の接近や、前方の故障車・落下物などのリアルタイムな情報を得ることができるようになっている。ビーコン受信部60が、このような情報を制御部50に供給することで、後述する制御部50が行う危険の検出等に用いられる。
具体的に4台のカメラ70を用いる場合には、前方、左方、右方、及び、後方の映像をそれぞれ撮影し、自車の周囲360度の映像を得ることができる。
カメラ70が、このようにして撮影した画像を制御部50に供給することで、後述する制御部50が行う危険の検出等に用いられる。
例えば、記憶部80は、後述する危険報知処理を含むプログラムを、制御部50が実行可能に記憶している。なお、記憶部80は、制御部50がプログラムを実行時に更新する各種ワーク情報も記憶する。
また、記憶部80は、制御部50が危険報知処理時に表示部90に表示するための報知画面も記憶している。この報知画面は、利用者に危険を報知するための画面であり、危険の内容を図示した画像(注意画像)や、危険の内容を示す文字列(文字情報)等から構成されている。なお、報知画面の詳細は、表示部90の説明と共に後述する。
この他にも記憶部80は、地図情報、及び、道路情報など、地図の表示(推奨ルートの案内等)に必要な情報や、報知音や音声等の音声情報も記憶している。
具体的に表示部90は、制御部50によって生成された地図上に、自車位置を示すシンボル等を合成したナビ画面を表示する。
また、表示部90は、制御部50が危険を検出した際に、利用者に危険を報知するための報知画面をスライドイン表示する。報知画面は、一例として、図2(a)〜(d)に示すような画面であり、危険の内容を図示した画像と、危険の内容を示す文字列とから構成される。
なお、図2(a)〜(d)の報知画面は一例であり、他の危険を報知するための報知画像も適宜利用可能である。また、図2(a)〜(d)の報知画面は、危険の内容を図示した画像、及び、危険の内容を示す文字列の両方を含んでいるが、何れか一方だけから構成されていてもよい。
具体的には、制御部50が、ビーコン受信部60を介して5.8GHz帯電波ビーコンにより、「左から合流車あり」の情報を取得した場合に、表示部90は、図3(a)〜(c)に示すように、報知画面G4を情報表示エリアIA内へ左からスライドイン表示する。
同様に、制御部50が、カメラ70が撮影した画像データに基づいて、右前方から歩行者が接近してくることを検出した場合に、表示部90は、図4(a)〜(c)に示すように、報知画面G2を情報表示エリアIA内へ右前方からスライドイン表示する。
なお、スライドインする際の報知画面の速度(移動速度)は、後述するように、危険の緊急度に応じて、制御部50により変更される。例えば、緊急度が高い場合に、表示部90は、報知画面を高速でスライドイン表示する。一方、緊急度の低い場合に、表示部90は、報知画面を低速でスライドイン表示する。
また、表示部90は、情報表示エリアIAを設けずに、ナビ画面NV全体を使って、報知画面をスライドイン表示してもよい。
図5は、制御部50における各部と、他の構成との関係を説明するための模式図である。なお、図5では、4台のカメラ70を用いる場合を示している。
図示するように、制御部50は、入力画像認識処理部51、ビーコン情報解析部52、及び、判定部53として具体的に機能する。
具体的に入力画像認識処理部51は、対象物(人、自動車、オートバイ等)の検知、対象物までの距離の検知、対象物の移動方向の検知、及び、車線の検知等を行う。なお、対象物の検知検出には、例えば、HOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量を用いて処理される。この処理を取得した画像に対して連続的に行うことで、対象物の移動方向、速度、距離などを計算することが可能となる。
入力画像認識処理部51は、このようにして得られたカメラ番号(撮影したカメラ70を識別する番号)、対象物の種類、対象物までの距離、対象物の移動方向、及び、車線の検知等の情報を、判定部53に通知する。
具体的にビーコン情報解析部52は、障害情報の解析や、障害の方向の解析を行う。そして、解析により特定した危険の内容と方向を判定部53に通知する。
具体的に判定部53は、対象物の移動方向から速度を計算し、自車との衝突危険性等を判定する。例えば、前方を撮影するカメラ70の画像データに基づいて、歩行者が自車の走行車線を右から左に横断していることを入力画像認識処理部51から通知された場合、判定部53は、その歩行者の移動方向、速度、距離、および自車の現在位置、移動方向、速度に基づいて、何秒後に衝突の危険があるかを推定し、危険を検知する。なお、他の3台のカメラ70の画像データも同様に処理することで、自車に迫るあらゆる方向から危機(衝突危険性等)を検知することが可能となる。
また、判定部53は、通知された危険の内容から、危険の緊急度(緊急の度合い)を求める。例えば、判定部53が対象物と3秒後に衝突の危険があると判定した場合には、緊急度は高くし、対象物と10秒後に衝突の危険があると判定した場合には、緊急度は低くする。この緊急度は、報知画面を情報表示エリアにスライドインさせる際の速度に反映される。例えば、緊急度が高い場合に、報知画面は高速でスライドイン表示される。一方、緊急度の低い場合に、報知画面は低速でスライドイン表示される。
更に、自車方向に対してどの方向からの危険であるかを判定する。そして、表示部90に表示命令を発し、また、スピーカ30に再生命令を発する。
また、判定部53は、記憶部80が読み出した地図情報に基づいて危険を検出してもよい。例えば、踏切地点、合流地点、渋滞開始地点などに自車が一定の速度以上で接近する場合には、危険と判定して、対象地点の接近方向から報知画面をスライドイン表示させてもよい。
図6は、車載機器1が実行する危険報知処理の一例を示すフローチャートである。
すなわち、制御部50は、各カメラ70にて撮影された画像データを画像認識処理し、また、ビーコン受信部60にて受信された情報を解析することで、危険事象となり得る対象物を検知(検出)する。そして、得られた情報と、記憶部80から読み出した地図情報、GPS受信部10により計測された位置情報、及び、車速センサ20により検出された速度情報とに基づいて、自車に迫る危険の検出を試みる。
車載機器1は、危険を検出していないと判別すると(ステップS102;No)、後述するステップS105に処理を進める。
すなわち、制御部50は、危険がどの方向から接近するのかを分析し、その接近方向を特定する。
すなわち、表示部90は、上述した図2(e)に示すような情報表示エリアIAをナビ画面NV上に設け、この情報表示エリアIAに、上述した図2(a)〜(d)のような報知画面を、危険の接近方向に沿ってスライドイン表示する。
具体的には、「左から合流車あり」の情報を取得している場合に、表示部90は、上述した図3(a)〜(c)に示すように、報知画面G4を情報表示エリアIA内へ左からスライドイン表示する。
同様に、右前方から歩行者が接近してくることを検出している場合に、表示部90は、上述した図4(a)〜(c)に示すように、報知画面G2を情報表示エリアIA内へ右前方からスライドイン表示する。
なお、スライドインする際の報知画面の速度(移動速度)は、危険の緊急度に応じて、制御部50により適宜変更される。例えば、緊急度が高い場合に、表示部90は、報知画面を高速でスライドイン表示する。一方、緊急度の低い場合に、表示部90は、報知画面を低速でスライドイン表示する。
車載機器1は、処理を継続させると判別すると(ステップS105;Yes)、ステップS101に処理を戻し、上述したステップS101〜S105の処理を繰り返し実行する。
一方、処理を継続させないと判別した場合(ステップS105;No)に、車載機器1は、危険報知処理を終える。
また、緊急度に応じて報知画面の速度(移動速度)が異なるため、利用者は、スライドイン表示される報知画面の速度からも、危険の緊急度を把握することができる。
また、視覚効果のみで、危険がどの方向から迫って来るのかを報知できるため、音声が聞き取り難い利用者(例えば、聴覚障害者)に対しても、有効な注意喚起が可能となる。
上述した第1の実施形態では、ナビ画面と報知画面(スライドインさせる報知画面)とを1つの表示部90に表示する場合について説明したが、ナビ画面と報知画面を別々の表示部に別けて表示するようにしてもよい。
以下、ナビ画面と報知画面を別々の表示部に表示することを特徴とする本発明の第2の実施形態に係る車載機器について説明する。
図示するように、車載機器2は、GPS受信部10と、車速センサ20と、スピーカ30と、入力部40と、制御部50と、ビーコン受信部60と、カメラ70と、記憶部80と、第1表示部91と、第2表示部92とを含んで構成されている。
なお、GPS受信部10〜記憶部80は、上述した第1の実施形態の構成と同じであり、同一の参照番号にて示している。
具体的に第2表示部92は、自車のフロントガラスの一部にスクリーン(ミラーや透光性反射板等からなるスクリーン)が設けられており、映像を投射するタイプの表示部である。
第2表示部92は、上述した図2(a)〜(d)の報知画面を、危険の接近方向に沿ってスライドイン表示する。
つまり、「左から合流車あり」の情報を取得した場合に、第2表示部92は、上述した図3(a)〜(c)と同様に、報知画面G4をヘッドアップディスプレイの左からスライドイン表示する。
また、右前方から歩行者が接近してくることを検出した場合に、第2表示部92は、上述した図4(a)〜(c)と同様に、報知画面G2をヘッドアップディスプレイの右前方からスライドイン表示する。
このため、利用者は、視線を動かさなくても直観的に危険を把握することができる。
具体的には、右前方から歩行者が接近してくることを検出した場合に、第1の実施形態の表示部90は、図8(a)〜(c)に示すように、報知画面G2を順次拡大させながら、情報表示エリアIA内へ右前方からスライドイン表示する。
同様に、第2の実施形態の第2表示部92も、図8(a)〜(c)と同様に、報知画面G2を順次拡大させながら、ヘッドアップディスプレイの右前方からスライドイン表示する。
これらの場合では、報知画面をより目立たせることができる。
なお、このような拡大表示に限られず、報知画面の表示形態を適宜変更しつつスライドイン表示するようにしてもよい。
10 GPS受信部
20 車速センサ
30 スピーカ
40 入力部
50 制御部
60 ビーコン受信部
70 カメラ
80 記憶部
90 表示部
91 第1表示部
92 第2表示部
Claims (10)
- 自車に接近する危険を検出する検出部と、
前記検出部により検出された危険の接近方向を特定する特定部と、
前記特定部により特定された接近方向に沿って、危険を報知するための報知画面をスライドインさせて表示する表示部と、
を備えることを特徴とする車載機器。 - 前記表示部は、ヘッドアップディスプレイから構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。 - 前記検出部は、車外を撮影する少なくとも1つのカメラから撮影された画像に基づいて、自車に接近する危険を検出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載機器。 - 前記検出部は、所定種類のビーコンのうちの何れかを受信することにより得られる情報に基づいて、自車に接近する危険を検出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載機器。 - 地図情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記特定部は、前記記憶部に記憶された地図情報に基づいて、危険の接近方向を特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の車載機器。 - 前記表示部は、危険の内容を図示した画像を含む報知画面をスライドインさせて表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車載機器。 - 前記表示部は、危険の内容を示す文字列を含む報知画面をスライドインさせて表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の車載機器。 - 前記表示部は、スライドインさせる報知画面の速度を、危険の緊急度に応じて変化させて表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の車載機器。 - 前記表示部は、スライドインさせる際の報知画面を、順次拡大させながら表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の車載機器。 - 自車に接近する危険を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された危険の接近方向を特定する特定ステップと、
前記特定ステップにより特定された接近方向に沿って、危険を報知するための報知画面をスライドインさせて表示する表示ステップと、
を備えることを特徴とする危険報知方法。
Priority Applications (1)
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| JP2012184775A JP2014044458A (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 車載機器、及び、危険報知方法 |
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