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JP2013542574A - Hidランプを駆動するための方法及び装置 - Google Patents

Hidランプを駆動するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

HIDランプ2を駆動及び調光する方法であって、前記方法は、制御可能なHBCF電流源段20を供給するステップと、交互の電流方向を持つ整流DCランプ電流Iを生成するためにHBCF電流源段20を用いるステップと、HBCF電流源段20に中間電圧Vを供給するステップとを有する。
通常モードでは、中間電圧Vが所定の公称値Vを有する一方、所定の公称電流値Iを有する整流DCランプ電流Iが生成される。
調光モードでは、中間電圧Vが所定の公称値Vよりも大きい値Vを有する一方、公称電流値Iよりも小さい電流値を有する整流DCランプ電流Iが生成される。

Description

本発明は、概して、放電ランプ、とりわけHIDランプ、即ち、高圧放電ランプとも称される高輝度放電(High Intensity Discharge)ランプの分野に関する。
HIDランプ自体は、一般に知られている。従って、詳細な説明はここでは省かれる。あえて言うなら、かかるランプは、ほとんどの場合、イオン化ガスで充填され、且つ、容器壁を貫通する2つの電極を持った、細長い密封された放電容器を有する。あるいは、放電容器は、球状に形成され得る。動作中、高電圧が放電を引き起こし、上記電極間のランプ電流がイオン化ガスを通るのを可能とする導電性プラズマをもたらす。電流が流れている限り、プラズマは保たれる。電流値に依存して生成された光の量及び色は、電流によって変化する。
原則として、電流は一方向にのみ流れる(DCである)ことが可能である。しかしながら、このことは、電極の1つの不要な摩耗につながり、ひいては、ランプの寿命の減少につながる。従って、直流整流と称される、即ち、電流値が一定に保たれる一方で方向が整流周波数で変化する、交互の電流方向でランプを動作させることが昔から知られている。整流周波数は、一般的に、70Hz〜400Hzのオーダである。このタイプの動作は、低周矩形波電流(Low Frequency Square Wave current)とも称される。
HIDランプは、光出力及びエネルギー消費の観点で好適である。かかるランプを駆動するために、電子駆動回路が必要とされる。幾つかのタイプの駆動回路が、既に開発されている。信頼性があり、効率的で、小型で、部品点数が少なく、低コストであることが明らかにされている、ある駆動回路トポロジは、ハーフブリッジ整流順方向(HBCF:Half-Bridge Commutating Forward)トポロジである。さらに、HBCF駆動回路は、ランプシステムによく適合した人気のある駆動回路となってきているため、大規模製造が、更にコストを低下させている。従って、HIDランプであるランプとHBCFトポロジを持つランプ駆動回路との組み合わせを有するランプシステムを供給することが望ましく、かかるシステムは、以下では、HID/HBCFシステムとして称される。
使用に際して、ランプを調光可能であるような要望がある。光出力は、ランプ電流に一般的に比例するため、調光は、ランプ電流を減少させることによって達成され得る。HID/HBCFシステムにおいて、HIDランプは、調光された場合に、消光する傾向にあり、ランプが消光する調光レベルは周囲の環境に依存し得るという課題が発見されている。
本発明の目的は、当該課題に対する解決策を提供すること、又は、いかなる場合もランプが消光しにくくすることである。
本発明によって提案される解決策は、消光問題の裏にある物理の理解に基づく。HBCF駆動回路において、整流電流源は、一般的に80V〜90Vの範囲にあるランプの駆動電圧よりも高い適切な電圧を持つDC電圧源からパワーを受ける。しかしながら、整流動作の直後、ランプ電圧は、2倍の値に急上昇し、これは、ランプ電流の低下によって悪化する。ランプ電圧が電圧源の出力電圧に達する場合、電流源は、もはやランプ電流を維持できず、ランプ電圧の更なる増加につながる。このため、ランプ電流は、低下し、ランプは消光する。この理解に基づき、本発明は、調光の間、DC電圧源の出力電圧を増加させることを提案する。このことは、電流源がランプ電流をより維持可能とし、消光を回避するであろう。
他の有利な詳細は、従属項において述べられる。
本発明の、これらの及び他の態様、特徴、及び、利点が、同一の参照符号が同一又は同様の部分を示す図面を参照して、1又は複数の好ましい実施形態の以下の記述によって、説明されるであろう。
図1は、ランプシステムのブロック図を概略的に示している。 図2は、時間の関数として、通常モードにおけるランプ電流及びランプ電圧を示すグラフである。 図3は、従来技術に従った、時間の関数として、調光モードにおけるランプ電流及びランプ電圧を示すグラフである。 図4は、本発明に従った、時間の関数として、調光モードにおけるランプ電流及びランプ電圧を示すグラフである。 図5Aは、中間電圧と調光レベルとの間の関係の実施形態を示すグラフである。 図5Bは、中間電圧と調光レベルとの間の関係の実施形態を示すグラフである。 図5Cは、中間電圧と調光レベルとの間の関係の実施形態を示すグラフである。 図5Dは、中間電圧と調光レベルとの間の関係の実施形態を示すグラフである。
図1は、HIDランプ2を駆動するための、本発明に従ったランプシステム1のブロック図を概略的に示している。当該システムは、第1の段10と、第2の段20と、制御装置60とを有する。
第1の段10は、ヨーロッパでは一般的に230V、50Hzのメイン電圧Mに接続するための入力端子11,12と、DC出力電圧Vを供給するための出力端子18,19とを持つ。DC出力電圧Vは、第1の段10の出力電圧であるが、システムの出力電圧ではなく、従って、当該電圧は、以下では、中間電圧Vとも称される。この中間電圧Vは、一般的に、公称メイン電圧よりも高く、従って、第1の段10は、アップコンバータとも称される。第1の段10は、力率補正(PFC)機能を実行するように設計され、従って、第1の段10は、PFC段とも称される。ランプ駆動回路におけるアップコンバータ段は、一般に知られており、アップコンバータ段の設計及び動作についての詳細な記述及び説明は、当該分野における当業者にとって不要である。一例として、図面は、インダクタ14とダイオード15との直列配置、及び、インダクタ14とダイオード15との間の節点に接続された制御可能スイッチ16を含むバックコンバータ設計を示しているが、他の設計も可能である。アップコンバータ10が、中間電圧レベルVを調整可能な電圧制御信号Sを受けるための制御入力17を持つ制御可能なアップコンバータであることが重要であり、この例では、当該技術分野における当業者にとって周知であるように、かかる制御信号Sは、スイッチ16の切り替えを制御する。
上記システム1は、図示されるように、アップコンバータ10の不可欠な部分であり得る整流器13を更に有するが、整流器13は、アップコンバータ10の前の分離された段であってもよい。
第2の段20は、アップコンバータ10の出力端子18,19に接続された電圧レール21,22と、HIDランプ2への接続のための出力端子28,29とを有する。通常動作においては、出力電圧は入力電圧よりも小さいため、第2の段20は、ダウンコンバータとも称される。第2の段20は、整流電流源の機能を実行するように設計され、HBCF回路として設計されており、従って、第2の段20は、HBCF電流源とも称される。当該設計は、一般に知られており、設計及び動作についての詳細な記述及び説明は、当該技術分野における当業者にとっては不要である。なお、一例として、国際特許公開公報第2008/072136号を参照されたい。HBCF電流源20が、上記2つの電圧レール21,22の間に接続された2つの制御可能なスイッチQ1,Q2の第1の直列配置23と、上記2つの電圧レール21,22の間に接続された2つのキャパシタC1,C2の第2の直列配置24と、上記2つの制御可能なスイッチQ1,Q2の間の節点Aと上記2つのキャパシタC1,C2の間の節点Bとの間に接続された、上記出力端子28,29、インダクタ26、及び、キャパシタ27の第3の直列配置25とを有すると言えば十分であろう。HBCF電流源20が、出力電流値を調整可能な電流制御信号Sを受けるための制御入力31を持つ、制御可能な電流源であることが重要であり、この例では、当該技術分野における当業者に既知であるように、かかる制御信号Sは、スイッチQ1,Q2の切り替えを制御する。
HBCF電流源20は、単一の制御信号SIを受け、図示されるように、スイッチQ1,Q2のための個々の制御信号を生成する、スイッチコントローラ30を含んでもよいことに留意すべきである。しかしながら、HBCF電流源20は、各スイッチQ1,Q2への直接接続用の2つの別個の制御信号を受けることも可能であり、この場合、かかる2つの別個の制御信号の組み合わせが、「電流制御信号」と称されるであろう。
システム1は、制御可能なアップコンバータ10の制御入力17に結合された電圧制御出力61と制御可能なHBCF電流源20の制御入力31に結合された電流制御出力62とを持つ制御装置60を更に有する。一般的に、制御装置60は、所望の調光レベルを示すユーザ入力信号Sを受けるためのユーザ入力63も有するであろう。ユーザ入力信号Sは、例えば、制御装置60と関連付けられたポテンショメータなどのユーザ操作可能な入力装置64によって生成されてもよいが、ユーザ入力信号Sは、より上位の制御装置によって、又は、遠隔制御システムの受信器によって、生成されることも可能である。
制御可能なアップコンバータ10及び制御可能なHBCF電流源20は、実際は、標準部品であってもよいことに留意すべきである。当該技術分野における当業者は、どのようなタイプの制御信号が必要とされるか、並びに、特定の所望の中間電圧レベルV0及び特定の所望の出力電流値を得るために制御信号がどのように構成されるかを知っているであろうから、ここでは、これらの詳細についての説明は不要である。
ランプシステム1は、特定の対応のランプを駆動するために設計され、ある公称エネルギー消費、特定のランプタイプのある公称光出力、ある公称ランプ電流値I、及び、中間電圧レベルVに対するある公称値Vに対応する、ある公称定格を持つ。制御装置60は、これらの公称仕様が満たされるように制御信号S及びSを生成する通常モードにおいて動作可能である。かかる公称制御信号は、製造者によって設定され、固定であってもよいが、ランプシステム1が、実際の中間電圧レベルVを測定するための電圧センサと実際の出力電流を測定するための電流センサとを有することも可能であり、この場合、これらのセンサは、制御装置60にフィードバック信号を供給し、制御装置60は、実際の中間電圧レベルV及び実際の出力電流が所望の目標レベルに等しくなるように制御信号S及びSを変化させるが、このことは、便宜上、示されていないことに留意すべきである。
上記システムの動作が、図2及び図3を参照して説明される。図2は、時間の関数として、通常モードにおける、出力電流及び出力電圧(即ち、ランプ電流及びランプ電圧)を示すグラフである。図2は、ランプ電流は、一定の公称値I(起こり得る小さい電流リップルは示されていない)を持つが、整流周期Tc及び整流周波数fc=1/Tcで、整流点t1、t2、t3などにおいて方向を変えることを示しており、整流周波数fcは、約70Hzから約400Hzの範囲であってもよい。図2は、ランプ電圧が、ランプ電流と同期して符号を変える一定値の類似波形を示すことについても示している。
整流は、図面によって示されるように、無限に高速ではなく、実際は、幾らかの整流時間を要するが、このことは、便宜上、示されていないことに留意すべきである。従って、整流の間、電流値は、ゼロまで減少し、その後、公称値Iまで再び上昇する。この短い整流期間内で、ランプ内のプラズマは、通常どおりに持続せず、ランプ内の放電は、停止しがちである。従って、整流後、放電は、再点火電圧パルスVpの形でブーストされる必要があり、このことは図中に示されている。
ランプ特性のため、ランプにおける電圧降下は、実質的に一定値を有するであろう。この一定の電圧降下の正確な値は、サイズ及び使用される材料などの特定のランプパラメータに依存し得るが、一般的には、80V〜90Vの範囲にある。再点火電圧パルスVpは、一般的に、約160Vの大きさを持ち得る。中間電圧Vの正確な値は重要ではないが、正及び負のパルスに適合するために、再点火電圧パルスVpの期待値の2倍よりも大きくなるように設定されなければならず、幾らかの余裕が残されているべきである。一方、中間電圧Vの値がより高い場合、システムにおける散逸損失が増加し、部品の温度が上昇するので、中間電圧Vを低く保つのが望ましい。実際には、中間電圧Vは、一般的に、約400Vの公称値Vを持つように設定される。
制御装置60は、光出力が公称値よりも小さくなるように制御信号S及びSを生成する調光モードで動作することも可能である。更なる調光は、より少ない光を意味する。誤解を避けるために、調光レベルβは、0から1まで(又は、0%から100%まで)の範囲で規定され、調光レベル0は、完全な調光、つまりはゼロ光出力に対応し、調光レベル1は、調光無し、つまりは公称光出力に対応する。
当該技術分野における当業者は、電流値と光出力との間には関係があることを理解するであろう。観測者から見た調光は、光出力の観点において、上記解釈では、「調光レベルβ」は、実際の光出力レベルが、低下された電流値に相当する公称光出力のβ倍であることを意味し、これは、公称電流値のβ倍に等しい必要はないと考えることが可能である。電流制御から見た調光は、上記解釈では、「調光レベルβ」は、実際の電流値が、低下された光出力に相当する公称電流値のβ倍であることを意味し、これは、公称光出力のβ倍に等しい必要はないと考えることも可能である。電流が要素β1によって調光される場合、光は要素β2によって調光されるであろうから、これらのアプローチは、等価であると考えられる。ここで、β2はβ1と等しくなくてもよく、比β2/β1は一定である必要はない。本発明を説明する際の便宜目的のため、以下では、光出力が、電流値に直接的に比例すると仮定されるが、実際は、このケースである必要はない。
図3は、調光動作を示す図2と比較可能なグラフである。調光は、電流値を減少することによって実行され、従って、図3は、ランプ電流が一定値βIを持つことを示している。より小さいランプ電流を考慮して、ランプ電極の温度は、より低くなり、ランプにおける電圧降下の増加につながるであろう。さらに、整流後の放電の再点火は、より困難になり、より大きい再点火電圧パルスVpが必要となるであろう。概して、中間電圧Vと、正及び負の再点火電圧パルス間の端から端までの距離との間の余裕は小さくなる。
従来技術のシステムでは、調光の間、中間電圧Vは、公称値Vにおいて一定に保たれる。調光レベルを減少する場合、HBCF電流源が、要求された出力電圧において所望の出力電流を実際に作り出すことはより困難となる。望ましくないフリッカが発生することがあり、ランプが消光することさえある。これは、明らかに望ましくないので、調光レベルは、かかる現象が起こる値まで減少されず、換言すれば、許容される調光範囲が制限される。
図4は、本発明に従った調光動作を示している、図3と比較可能なグラフである。上記問題を回避又は少なくとも軽減するため、制御装置60は、調光モードにおいて、中間電圧Vを公称値Vよりも高い値Vまで増加させるような電圧制御信号Sを生成するように設計される。適切な実施形態において、この値Vは、Vよりも30%高い。
本発明を実施するための可能な幾つかの方法があり、これらは、中間電圧Vと調光レベルβとの間の関係を示しているグラフである図5A〜図5Dを参照して説明される。
ある実施形態において、中間電圧Vは、調光モードにおいて、実際の調光レベルに関わらず、即ちβ<1の全ての値に対して、上記値Vまで常に増加されている(図5A参照)。しかしながら、かかる増加は、1に近い調光レベルに対しては不要であると考えるのが理にかなっている。そこで、他の実施形態では、調光レベル閾値βが規定され、中間電圧V0は、β<β<1に対しては、公称値Vに常に設定され、β<βの全ての値に対しては、増加された値Vに設定される(図5B参照)。β=βに対しては、中間電圧Vは、V及びVのいずれかに等しくてもよい。
更に他の実施形態では、調光レベルを減少させるにつれて、Vを増加させる要望が強くなると考えられる。従って、複数の閾値βT1,βT2,βT3等が規定されてもよく、中間電圧Vは、2つの隣接する閾値間で一定であるが、ある閾値より低いβに対する中間電圧Vは、当該閾値よりも高いβに対する中間電圧Vより高い(図5C参照)。閾値間の距離は、相互に等しい必要はなく、異なる閾値における電圧幅は、相互に等しい必要はない。
とりわけ、調光レベルが徐々に減少又は増加され得るアプリケーションでは(かかるアプリケーションに限定されないが)、ある調光レベル値を通過する際、ある個別の電圧値から他の個別の電圧値まで階段状の移行を用いないことが好まれる。このため、他の実施形態では、中間電圧Vは、調光レベルβの連続関数である。図5Dは、調光レベル範囲が2つの境界値β1とβ2との間で規定される実施形態を示している。当該範囲内で、中間電圧Vは、βに線形比例してもよい、即ち、dV/dβが一定であってもよい。高い方の境界値β2は、1に等しくてもよく、及び/又は、低い方の境界値β1は、ゼロに等しくてもよい。
線形関係の代わりに、段階的(progressive)関係、又は、曲線の凹側が上方又は下方を向く曲線関係が可能である。また、S字状の曲線も可能である。
さらに、ある範囲内での関係が他の範囲内での関係とは異なる、2以上の上記範囲を持つことが可能である。
適当であると考えられる、実験的に試験された実施形態では、2つの範囲が存在する。
β=0からβ=βまでの第1の範囲内では、中間電圧Vは、常にVに等しい。
β=βからβ=1までの第2の範囲内では、中間電圧Vは、次式に従ってβに比例する。
Figure 2013542574
これは、β2=1である、図5Dの実施形態に対応する。
実験的に試験された実施形態では、βは、0.8に設定され、Vは400Vに等しく、Vは520Vに等しかった。
上記の例では、調光された状態が、定常状態として説明された。以下では、第1の調光レベルから第2の調光レベルまでの移行が考慮される。当該移行が緩やかになされる場合、移行中の全ての時間において、瞬時的な状態が定常状態であるとして考えることが可能であろう。上記移行が素早くなされる場合、異なるアプローチをとるのが好ましい。第2の調光レベルが第1の調光レベルよりも高い場合、第2の調光レベルにおける電流値は、増加され、中間電圧は、第1の調光レベルに対応する第1の値から第2の調光レベルに対応する第2の値まで低下されてもよく、第2の調光レベルへの移行が完了後、中間電圧を低下させるのが好ましい。逆に、第2の調光レベルが第1の調光レベルよりも低い場合、第2の調光レベルにおける電流値は、減少され、中間電圧は、第1の調光レベルに対応する第1の値から第2の調光レベルに対応する第2の値まで増加されてもよく、調光レベルの低下前に、中間電圧を第1の値から第2の値まで増加させるのが好ましい。
要約すると、本発明は、HIDランプ2を駆動及び調光するための方法を提供し、当該方法は、制御可能なHBCF電流源段20を供給するステップと、交互の電流方向を持つ整流DCランプ電流Iを生成するためにHBCF電流源段20を用いるステップと、HBCF電流源段20に中間電圧Vを供給するステップとを有する。
通常モードでは、中間電圧Vが所定の公称値Vを有する一方、所定の公称電流値Iを有する整流DCランプ電流Iが生成される。
調光モードでは、中間電圧Vが上記公称値Vよりも高い値Vを有する一方、公称電流値Iよりも小さい減少された電流値を有する整流DCランプ電流Iが生成される。
本発明が、図面及び上記記述において詳細に図示及び説明されてきたが、当該技術分野における当業者にとって、かかる図示及び説明が例示であって限定的でないことは明らかである。本発明は、開示された実施形態に限定されず、むしろ、幾つかの変形及び修正が、添付の請求項に記載された本発明の保護範囲内において可能ある。
さらに、上記説明において、定常状態における電流値は、時間の関数として実質的に一定であると仮定されていることに留意すべきである。しかしながら、通常モードにおいてさえ、また、調光モードにも適用されるが、電流値は時間の関数として変化されることが望ましい場合もある。かかる変化は、例えば、再点火を容易にするために、整流直前に電流値を素早く増加させることであってもよい。中間電圧が、かかる電流ピークと同期して一時的に低下される場合、かかる変化は不要であり、実際には、逆効果であろう。一方、かかる変化は、例えば、電源周波数よりも長い任意の場合において、分オーダの時間規模で徐々に増加/減少させることであってもよい。
照明が、人間の目に対して目立たないような態様で、ある調光レベルから他の調光レベルまで切り替えられる場合、緩やかな変化が一般的に実施される。かかる変化は、電源周波数よりも長い任意の場合において、数分の時間規模で行なわれる。かかる場合では、制御装置は、上記の態様で、中間電圧を適合させるであろう。2つの連続的な整流点の間に、即ち、電源周波数よりも極めて小さい時間規模で起こる変化は、制御装置によって追随されないであろう。原則として、中間電圧レベルは、2つの連続的な整流点の間の時間間隔において一定に保たれる。本発明を実施するため、中間電圧レベルは、2つの連続的な整流点の間の時間に亘る平均である、平均電流値に基づいて、計算されてもよい。中間電圧レベルが、2つの連続的な整流点の間の時間間隔において生じる最も低い電流値に基づいて、計算されることも可能である。
開示された実施形態に対する他の変形が、当該技術分野における当業者によって、図面、開示、及び、添付の請求項の研究から、本発明を実施する際に、理解され、実施され得る。請求項中、「有する」なる用語は、他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞「a」又は「an」は複数を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載された幾つかの機能を果たしてもよい。特定の特徴が相互に異なる従属項において規定されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。請求項中の任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきでない。
上記において、本発明は、本発明に従った装置の機能ブロックを示すブロック図を参照して説明されてきた。これらの機能ブロックの1又は複数が、かかる機能ブロックの機能が個々のハードウェア部品によって実施される、ハードウェアで実現されてもよいが、これらの機能ブロックの1又は複数が、ソフトウェアで実現可能であり、かかる機能ブロックの機能が、コンピュータプログラムの1又は複数のプログラムライン、又は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ等のプログラマブルデバイスによって実施されることが理解されるべきである。

Claims (13)

  1. HIDランプを駆動するためのランプシステムであって、前記システムは、
    電源に接続するための入力端子と中間電圧を供給するための出力端子とを持つ制御可能なアップコンバータ電圧源段と、
    前記アップコンバータ電圧源段から前記中間電圧を受けるために接続された電圧レールと前記ランプへの接続のための出力端子とを持ち、交互の電流方向を持つ整流DCランプ電流を生成する、制御可能なHBCF電流源段と、
    前記アップコンバータ電圧源段及び前記HBCF電流源段を制御するための制御装置とを有し、
    前記制御装置は、通常モード及び調光モードで動作可能であり、ランプ電流値は、β・Iで表され、ここで、Iは公称ランプ電流値を示し、βは0から1までの範囲における調光レベルを示し、
    前記通常モードにおいて、前記制御装置は、前記中間電圧が所定の公称値を持つとともに、前記ランプ電流が所定の公称ランプ電流値を持つように、前記アップコンバータ電圧源段及び前記HBCF電流源段のための制御信号をそれぞれ生成し、
    前記調光モードにおいて、前記制御装置は、前記ランプ電流が前記公称ランプ電流値よりも小さい値を持つように、前記HBCF電流源段のための電流制御信号を生成するとともに、前記調光レベルβの少なくとも前記値域に対して、前記中間電圧が前記所定の公称値よりも大きい値を持つように、前記アップコンバータ電圧源段のための電圧制御信号を生成する、システム。
  2. 前記中間電圧は、β<1の全ての値に対して、前記所定の公称値よりも大きい値を持つ、請求項1記載のシステム。
  3. 前記中間電圧は、β<βの全ての値に対して、前記所定の公称値よりも大きい値を持ち、β<β<1の範囲のβの全ての値に対して、前記所定の公称値を持ち、βは所定の閾値調光レベルを示す、請求項1記載のシステム。
  4. 少なくとも1つの所定の閾値調光レベルを持ち、前記中間電圧は、前記閾値調光レベルよりも小さい調光レベルに対しては、前記所定の公称値よりも大きい値を持ち、前記閾値調光レベルよりも大きい調光レベルに対しては、前記所定の公称値よりも小さい値を持つ、請求項1記載のシステム。
  5. 少なくとも2つの所定の閾値調光レベルを持ち、前記中間電圧は、2つの連続した前記閾値調光レベルの間にあるβの全ての値に対して一定値を有する、請求項1又は4に記載のシステム。
  6. 所定の境界値β1と所定の境界値β2との間の少なくとも1つの調光範囲を持ち、当該調光範囲内で、前記中間電圧は、前記調光レベルβの連続関数であり、前記境界値の1つは、0に等しくてもよく、及び/又は、前記境界値の1つは、1に等しくてもよい、請求項1記載のシステム。
  7. 前記連続関数は、線形関数である、請求項6記載のシステム。
  8. 前記中間電圧が前記所定の公称値よりも大きい値を常に持つ、0と所定の第1境界値β1との間の調光範囲を有し、且つ、前記中間電圧が前記所定の公称値を常に持つ、1と所定の第2境界値β2との間の調光範囲を有する、請求項1記載のシステム。
  9. HIDランプを駆動及び調光する方法であって、前記方法は、
    制御可能なHBCF電流源段を供給するステップと、
    交互の電流方向を持つ整流DCランプ電流を生成するために前記HBCF電流源段を用いるステップと、
    前記HBCF電流源段に中間電圧を供給するステップと、
    通常モードにおいて、前記中間電圧が所定の公称値を有する一方、所定の公称電流値を有する整流DCランプ電流を生成するステップと、
    調光モードにおいて、前記中間電圧が前記所定の公称値よりも大きい値を有する一方、前記公称電流値よりも小さい電流値を有する整流DCランプ電流を生成するステップとを有する、方法。
  10. 前記HIDランプは、前記電流値を徐々に減少することによって調光され、前記中間電圧は、所定の閾値調光レベルを通過する際、階段状に増加される、請求項9記載の方法。
  11. 前記HIDランプは、前記電流値を徐々に減少することによって調光され、少なくともある調光範囲内で、前記中間電圧は、前記電流値の減少に比例して連続的に増加される、請求項9記載の方法。
  12. 前記HIDランプは、前記電流値を第1の値から第2の値に減少することによって調光され、前記中間電圧は、前記電流値が減少される前に、前記第2の値に対応する電圧値に増加される、請求項9記載の方法。
  13. 前記HIDランプの調光は、前記電流値を第1の値から第2の値に増加することによって減少され、前記中間電圧は、前記電流値が増加された後に、前記第2の値に対応する電圧値に減少される、請求項9記載の方法。
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