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JP2013239295A - 二次電池及び二次電池の製造方法 - Google Patents

二次電池及び二次電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配線の断線を防止する二次電池を提供する。
【解決手段】二次電池10は、第1電極13と、第1電極13と対向する第2電極15と、第1電極13と第2電極15との間に配置され、第1電極13と第2電極15とに挟まれた領域で、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとを有する固体電解質14と、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの上に位置する第2電極15の部分の上に配置された配線18と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池及び二次電池の製造方法に関する。
従来、繰り返して充電及び放電することができる二次電池が用いられている。
二次電池はハイブリット車、電気自動車等への応用で注目されている。また、小さな環境エネルギーから発電を行うエネルギーハーベスト技術が省エネルギー技術として関心を集めており、二次電池が発電した電気エネルギーを蓄積するために用いられている。このように、二次電池は、様々な分野への応用が期待されている。
二次電池では、電極間のイオンの伝導を担う電解質として固体電解質を用いることが、安全性の観点から採用されている。また、二次電池において、固体電解質と共に用いられる負極の材料としては、エネルギー密度が高く、充電容量の大きいリチウム(Li)又はリチウム合金を用いることが提案されている。
特開平8−138723号公報 特開平7−326372号公報
しかし、リチウム又はリチウム合金を負極として有する固体電解質二次電池では、充電時に負極にリチウムが析出することにより負極の体積が増加し、一方、放電時には、負極からリチウムが溶解することにより負極の体積が減少する。
そのため、負極から電力を取り出すための配線が負極の表面に配置されていると、負極の体積の増加及び減少と共に、配線が繰り返して変形を受けることにより、配線が断線する場合がある。
そこで、本明細書では、配線の断線を防止する二次電池を提供することを目的とする。
また、本明細書では、配線の断線を防止する二次電池の製造方法を提供することを目的とする。
本明細書に開示する二次電池の一形態によれば、第1電極と、上記第1電極と対向する第2電極と、上記第1電極と上記第2電極との間に配置され、上記第1電極と上記第2電極とに挟まれた領域で、厚さが厚い部分と厚さが薄い部分とを有する固体電解質と、上記固体電解質の厚さが厚い部分の上に位置する上記第2電極の部分の上に配置された配線と、を備える。
また、本明細書に開示する二次電池の製造方法の一形態によれば、第1電極の上に、厚さが厚い部分と厚さが薄い部分とを有する固体電解質を形成し、上記固体電解質の上に、第2電極を形成し、上記固体電解質の厚さが厚い部分の上に位置する上記第2電極の部分の上に配線を形成する。
上述した本明細書に開示する二次電池の一形態によれば、配線の断線が防止される。
また、上述した本明細書に開示する二次電池の製造方法の一形態によれば、配線の断線を防止する二次電池が得られる。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるだろう。
前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
本明細書に開示する二次電池の一実施形態を示す図である。 (A)は、本実施形態の二次電池における負極の体積が増加した状態を示す図であり、(B)は、従来の二次電池における負極の体積が増加した状態を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の変型例を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その1)を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その2)を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その3)を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その4)を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その5)を示す図である。 本明細書に開示する二次電池の製造方法の一実施形態の工程(その6)を示す図である。
以下、本明細書で開示する二次電池の好ましい一実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する二次電池の一実施形態を示す図である。
本実施形態の二次電池10は、基板11と、基板11上に配置された集電体12と、集電体12上に配置された正極13と、正極13と対向する負極15と、を備える。本実施形態では、集電体12及び正極13及び負極15は、それぞれ、厚さが一定の薄膜により形成されている。正極13を平面視した形状は、集電体12と同じである。
また、二次電池10は、正極13と負極15との間に配置される固体電解質14を備える。固体電解質14は、正極13と負極15とに挟まれた領域で、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとを有する。本実施形態では、固体電解質14は、薄膜により形成されている。
固体電解質14では、厚さが厚い部分14aの厚さが線形に連続的に変化している。具体的には、厚さが厚い部分14aの厚さは、固体電解質14の内側から外側に向かって直線的に増加している。固体電解質14の上に配置された負極15は、固体電解質14の厚さが薄い部分14bの上では水平に延びているが、厚さが厚い部分14aの上では、固体電解質14の厚さの増加と共に斜め上方に向かって延びている。
固体電解質14は、正極13の上を覆っており、更に、正極13の端部から集電体12の側面を覆って基板11まで延びている。
更に、二次電池10は、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの上に位置する負極15の部分の上に配置された配線18を備える。負極15の上に位置する配線18は、負極15の内側から外側に向かって延びた後、負極15及び固体電解質14の側面に沿って、基板11に向かって延びている。
また、二次電池10は、充電するための電源回路16を備える。電源回路16も基板11上に配置される。
配線18は、電源回路16と負極15とを接続する。なお、集電体12は、図示しない配線を用いて、電源回路16に接続される。
負極15の配線18に覆われていない部分は、封止膜17によって覆われている。封止膜17は、負極15の端部から、負極15及び固体電解質14の側面を覆って、基板11まで延びている。
本実施形態の二次電池10の負極15は、充電時及び放電時に体積が変化する。そのため、負極15の上に配置された配線18の部分は、負極15の体積の増加及び減少と共に、変形を繰り返して受ける。
そこで、本実施形態では、配線18を、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの上に位置する負極15の部分の上に配置することにより、配線18の変形量を低減している。
以下、配線18の変形量が低減する理由を、図2(A)を参照して、以下に説明する。
図2(A)は、本実施形態の二次電池における負極の体積が増加した状態を示す図である。
二次電池10の充電時には、正極13から放出されたイオンが固体電解質14を移動して、負極15に金属として析出する。金属が析出した負極15は、図2(A)の鎖線で示すように、体積が増加する。
負極15では、もっぱら、正極13と対向した部分に金属が析出するので、負極15における正極13と対向した部分の体積が、鎖線で示すように増加する。一方、放電時には、負極15は、析出した金属を溶解させて体積が減少するので、配線18は、充電時とは逆の向きに同じ大きさの変形を受けることになる。
ここで、固体電解質14の正極13と負極15とに挟まれた領域において、厚さが厚い部分14aの厚さと、厚さが薄い部分14bの厚さとの差の平均がΔLであるとする。
充電時には、正極13と負極15との間に一定の電流Iが流される。そして、固体電解質14の厚さが厚い部分14aでは、厚さが薄い部分14bよりも、電流が固体電解質14を流れる長さが、平均でΔLだけ長くなる。このように、電流が固体電解質14を流れる長さが長い分だけ、固体電解質14の抵抗がΔRだけ大きくなる。その結果、厚さが厚い部分14aでは、厚さが薄い部分14bよりも、固体電解質14における電圧降下ΔV=IΔRが生じる。そのため、固体電解質14の厚さが厚い部分14aでは、厚さが厚い分だけ、負極15はΔVだけ低い電圧で充電されるので、金属の負極15への析出量が減少する。
図2(A)に示すように、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの上に位置する負極15の部分の体積の増加量は、厚さが薄い部分14bの上に位置する負極15の部分よりも小さい。また、厚さが厚い部分14aの中でも、固体電解質14の厚さがより厚い所の上に位置する負極15の部分の体積の増加量は、固体電解質14の厚さがより薄い所の上に位置する負極15の部分よりも小さい。即ち、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの厚さの増加と共に、負極15の体積の増加量が減少する。
従って、二次電池10は、負極15の上に配置された配線18の部分が受ける変形量を低減することができる。また、配線18は、線形に連続的に変形を受けるので、配線18が不連続に変形を受けることが防止される。
特に、負極15の側面から負極15の内側に延び始める部分Aでは、負極15の体積の増加量がゼロから線形に増加していくので、部分Aが受ける変形量も、ゼロから線形に増加するものとなる。このように、配線18は、負極15の体積変化により、急激な変形量の変化を受けないので、断線することが防止される。
図2(B)は、従来の二次電池における負極の体積が増加した状態を示す図である。
図2(B)に示す二次電池は、本実施形態の二次電池と同様に、集電体112と、正極113と、固体電解質114と、負極115と、配線118とを備える。図2(B)に示す二次電池は、固体電解質114の厚さが、正極13と負極15とに挟まれた領域で一定であることを除いては、本実施形態の二次電池と同様の構造を有している。
図2(B)に示す二次電池の充電時には、正極113から放出されたイオンが固体電解質114を移動して、負極115に金属として析出する。金属が析出した負極115では、図2(B)の鎖線で示すように、体積が増加する。
負極115の体積が増加することにより、配線118は、大きく変形する。また、配線118は、不連続な変形を受ける。具体的には、配線118は、負極115の側面から負極115の内側に延び始める部分Bでは、負極118の不連続な変形によって、不連続に変形する。一方、放電時には、負極115は、析出した金属を溶解させて体積が減少するので、配線118は、充電時とは逆の向きに同じ大きさの変形を受けることになる。このようにして、図2(B)に示す二次電池では、負極115の体積の増加及び減少と共に、配線118が繰り返して大きな不連続な変形を受けることにより、配線が断線するおそれがある。
一方、二次電池10では、このような配線の断線が防止される。
二次電池10では、充電時における負極15の変形量を低減するには、厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとの差を大きくすることが好ましい。
この観点から、固体電解質14の導電率をσ(S/cm)とすると、厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとの差を、少なくとも2σ(cm)以上とすることが好ましい。この関係の理由を、以下に説明する。
一般に、固体電解質を有する二次電池の電流密度は、10mA/cm2である。また、固体電解質14の厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとの間において生じる電圧差を20mVとする。これは、電池容量に影響する最低の電圧であり、これよりも電圧が大きければ、電池容量はより小さくなる。
この場合、固体電解質14において、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとの間の抵抗の差ΔRは、
ΔR=(20mV)/(10mA/cm2)=2Ω・cm2
となる。
次に、抵抗の差ΔRと固体電解質14の導電率σ(S/cm)とを用いて、
(2 Ω・cm2)×(σ S/cm)=2σ(cm)
という値が得られる。従って、固体電解質14では、厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとの差を、少なくとも2σ(cm)以上とすることが好ましいことが分かる。
上述した負極の材料としては、例えば、Li、又はSn,Pb,Al,Au,Pt,Zn,Cd,Ag,Mg,Siの中の少なくとも1つの金属を用いることができる。また、負極の材料としては、例えば、Sn,Pb,Al,Au,Pt,Zn,Cd,Ag,Mg,Siの中の少なくとも1つの金属とLiとの合金、又はLiとSの合金を用いることができる。
上述した正極の材料としては、例えば、LiCoO2,LiMn2O4,LiNiO2の中の1つ、又はこれらの複合材料、又はLiFePO4、又はLiSを用いることができる。
上述した固体電解質の材料としては、例えば、LiPON、LiAlGePO、LiGePS、Li2S−P25系の材料を用いることができる。
上述した本実施形態の二次電池によれば、配線の断線が防止される。
また、本明細書に開示する二次電池では、固体電解質は、正極13と負極1)とに挟まれた領域で、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとを有していれば、他の形状であっても良い。
図3は、本明細書に開示する二次電池の変型例を示す図である。
図3に示す二次電池10は、固体電解質14は、厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとが、正極13上においてステップ状に不連続に変化している。厚さが厚い部分14a及び厚さが薄い部分14b、それぞれの厚さは一定である。その他の二次電池の構造は、上述した実施形態と同様である。
次に、上述した本明細書に開示する二次電池の好ましい製造方法の一実施形態を、図面を参照して、以下に説明する。
まず、図4に示すように、基板11上に、集電体12及び正極13及び固体電解質層14cが順番に形成される。
基板11の材料としては、例えば、Si又はSiO2やマイカ等のガラスを用いることができる。集電体12としては、厚さが200nmのPtを用いた。正極13としては、厚さが10μmのLiCoO2を用いた。固体電解質層14cとしては、厚さが2μmのLiPONを用いた。
集電体12及び正極13及び固体電解質層14cそれぞれは、スパッタリングにより形成された。集電体12の形成には、スパッタリングガスとしてArを用い、ターゲットとしてPtを用いた。正極13の形成には、スパッタリングガスとしてArを用い、ターゲットとしてLiCoO2を用いた。固体電解質層14cの形成には、スパッタリングガスとしてN2を用い、ターゲットとしてLi3PO4を用いた。
本実施形態では、集電体12及び正極13及び固体電解質層14c等の成膜は、メタルマスク及び半導体生産技術を用いて行うことができる。例えば、集電体12及び正極13及び固体電解質層14cそれぞれの成膜位置の決定は、メタルマスクを用いて行われた。メタルマスクは、機械的に加工されたマスクであり、繰り返して成膜に使用できるものである。後述する負極15及び配線の成膜も、同様に、メタルマスクを用いて行われた。
次に、図5に示すように、マスク20が、固体電解質層14c上に配置される。マスク20は、将来、厚さが薄い部分となる固体電解質層14cの領域を覆うと共に、将来、厚さが厚い部分となる固体電解質層14cの領域に対して間隔を空けて固体電解質層14cを覆う。マスク20として、メタルマスクを使用した。
そして、図5に示すように、スパッタリングを用いて、LiPONのターゲット材料が、固体電解質層14cとマスク20との間の部分に斜めから照射されて、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bとを有する固体電解質14が、正極13上に形成される。
固体電解質14が、正極13上に形成された状態を図6に示す。厚さが厚い部分14aは、厚さが薄い部分14bよりも、厚さの差が、最大で1μm厚くなるように形成された。また、厚さが厚い部分14aと厚さが薄い部分14bの厚さとの差の平均は約0.5μmであった。厚さが厚い部分14aの厚さが、固体電解質14の内側から外側に向かって直線的に増加するように、固体電解質14が形成される。そして、マスク20が除去される。
固体電解質14を形成するLiPONの導電率σは、1×10-6(S/cm)である。この固体電解質14の導電率σを用いると、2σ=0.02(μm)である。一方、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとの差の平均は約0.5μmであるので、2σ=0.02(μm)よりも大きな値となっている。従って、本実施形態では、上述したように、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの厚さと厚さが薄い部分14bの厚さとの差を、少なくとも2σ=2×10-6(cm)=0.02(μm)以上とする関係を満たしている。
なお、図3に示す二次電池の固体電解質を形成する場合には、将来、厚さが薄い部分となる固体電解質層14cの領域だけを覆うマスクを用いれば良い。このマスクでは、将来、厚さが厚い部分となる固体電解質層14cの領域の上が開放されている。
次に、図7に示すように、負極15が、固体電解質14上に形成される。負極15としては、厚さが5μmのLiを用いた。負極15は、Liを蒸着源として、抵抗加熱方式を用いて、蒸着成膜された。
次に、図8に示すように、電源回路16が、基板11上に配置される。
次に、図9に示すように、配線18が、負極15と、電源回路16とを接続するように形成される。配線18は、固体電解質14の厚さが厚い部分14aの上に位置する負極15の部分の上に形成される。配線18としては、厚さが0.5μmのCuを用いた。配線18は、スパッタリングにより形成された。また、集電体12と電源回路16とを接続する図示しない配線が形成される。
次に、図1に示すように、負極15の配線18に覆われていない部分を覆うように、封止膜17が形成されて、二次電池10が形成される。封止膜17は、例えば、Al23やSiO2等の酸化膜とポリウレア等の樹脂を交互に積層して形成される。
以下、本明細書に開示する二次電池について、実施例を用いて更に説明する。ただし、本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
[実施例]
上述した製造方法を用いて形成された二次電池を実施例とした。
[比較例]
固体電解質が、図2(B)に示すように、正極と負極とに挟まれた領域で厚さが2μmの一定であることを除いては、実施例と同様にして、比較例の二次電池が形成された。
実施例及び比較例の二次電池について、充放電試験を行った。充電サイクルは、定電流定電圧方式で、電流値1C、定電圧4.1V、終止電流0.1Cで行われた。放電サイクルは、定電流方式で、電流値1C、終止電圧3.0Vで行われた。ここで、1Cは電池容量を1時間で充放電できる電流値を意味する。
実施例の二次電池は、充放電を500回繰り返した後にも配線の断線は認められず、正常な電源回路の駆動が確認された。一方、比較例の二次電池は、充放電を65回繰り返した時点で、配線が断線したため、それ以降の充放電ができなくなった。
本発明では、上述した実施形態の二次電池及び二次電池の製造方法は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、一の実施形態が有する構成要件は、他の実施形態にも適宜適用することができる。
例えば、上述した実施形態では、正極の上に固体電解質が配置され、固体電解質の上に負極が配置されていたが、負極の上に固体電解質が配置され、固体電解質の上に正極が配置されていても良い。このようにすれば、正極が、充電時又は放電時に体積が変化する量を抑制することができるので、正極の上に配置された配線の断線を防止できる。
ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、読者が、発明者によって寄与された発明及び概念を技術を深めて理解することを助けるための教育的な目的を意図する。ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、そのような具体的に述べられた例及び条件に限定されることなく解釈されるべきである。また、明細書のそのような例示の機構は、本発明の優越性及び劣等性を示すこととは関係しない。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、その様々な変更、置き換え又は修正が本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り行われ得ることが理解されるべきである。
10 二次電池
11 基板
12 集電体
13 正極
14 固体電解質
15 負極
16 電源回路
17 封止膜
18 配線
20 マスク

Claims (6)

  1. 第1電極と、
    前記第1電極と対向する第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に配置され、前記第1電極と前記第2電極とに挟まれた領域で、厚さが厚い部分と厚さが薄い部分とを有する固体電解質と、
    前記固体電解質の厚さが厚い部分の上に位置する前記第2電極の部分の上に配置された配線と、
    を備えた二次電池。
  2. 前記固体電解質の導電率はσ(S/cm)であり、
    前記厚さが厚い部分の厚さと前記厚さが薄い部分の厚さとの差が、少なくとも2σ(cm)ある請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記固体電解質は、前記厚さが厚い部分の厚さが連続的に変化している請求項1又は2に記載の二次電池。
  4. 前記固体電解質は、前記厚さが厚い部分の厚さと前記厚さが薄い部分の厚さとが不連続に変化している請求項1又は2に記載の二次電池。
  5. 前記第1電極又は前記第2電極は、充電時又は放電時に体積が変化する請求項1〜4の何れか一項に記載の二次電池。
  6. 第1電極の上に、厚さが厚い部分と厚さが薄い部分とを有する固体電解質を形成し、
    前記固体電解質の上に、第2電極を形成し、
    前記固体電解質の厚さが厚い部分の上に位置する前記第2電極の部分の上に配線を形成する、二次電池の製造方法。
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