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JP2013228120A - 吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置およびアンモニア除去方法 - Google Patents

吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置およびアンモニア除去方法 Download PDF

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浩一 竹中
Shingo Uchiumi
真悟 内海
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Abstract

【課題】 本発明は吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に広く用いることができ、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の能力を極端に低下させることのないアンモニア除去装置及び方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置及び方法は、蒸発器3と、凝縮器4と、冷媒5と、冷媒ポンプ6と、散布経路7と、冷媒経路8とを備えた吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2の冷媒5からアンモニアを除去するアンモニア除去装置及び方法において、冷媒5を凝縮器4または冷媒経路8から抜き出し、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2内部の気圧よりも低い気圧にされた容器13内部を通すことで、凝縮器4によって生成された冷媒5の熱を利用して冷媒5よりアンモニアを除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置およびアンモニア除去方法に関する。
硝酸塩を腐食抑制剤として用いた吸収式冷温水機または吸収式冷凍機では、防食作用の副産物として、真空密閉空間である吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内にアンモニアが発生する。この発生したアンモニアは、その濃度および吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内の環境によって、伝熱材料として用いられている銅を溶解あるいは腐食させる働きがある。伝熱材料の溶解あるいは腐食は、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の運転を不可能とし、冷水や冷却水などの漏水や機器の他部材や建屋床などの浸水に繋がることから、定期的な除去が必要となる。
従来の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機からアンモニアを除去する手段としては、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内に封入されている冷媒を交換することで、間接的に除去する手法が一般的である。しかし、機内冷媒の交換には多大な作業時間と廃冷媒の産業廃棄物処理が発生することから、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の適切なメンテナンスが行いやすいものではない。
また機内冷媒の交換は、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の運転中に行うと、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の運転バランスを狂わす可能性があるため、冷房負荷の大きい時期には実施が難しい作業である。
このように冷媒中からアンモニアを除去する技術として、特許文献1が知られていた。特許文献1では、冷媒中に生成するアンモニアガスを固定する手段を設けているが、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機への組込みには、アンモニア除去剤を設置するための部位設置の改造や、アンモニア除去剤が吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内に拡散しないよう、除去剤のパッキングが必要である。
また、アンモニア除去剤の寿命が不明確であり、さらにアンモニア除去剤の機内影響が検討されていないなど、実際の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に適用するには不明確な点があり、実用的ではない。
さらにアンモニア除去剤として示されている成分の一部は、近年の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機用防食剤として追添加されているモリブデン酸塩を析出させてしまい、それにより析出したモリブデン酸塩を沈殿させる恐れのある物質であるため、モリブデン酸塩が腐食抑制剤として用いられていない吸収式冷温水機または吸収式冷凍機にしか適用できない。
また水などからアンモニアを除去する手法として特許文献2なども知られている。この特許文献2に示されるガスストリッピング法は、廃水処理などの分野でアンモニアを除去する手法としてよく用いられるが、加熱または加熱と減圧の併用手法ばかりであり、このままの適用では、温まった冷媒を吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に投入することになり、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の冷水を作る能力を極端に低下させるものとなってしまう。
特開平1−312368号公報 特開2010−89020号公報
硝酸塩を腐食抑制剤として用いる手法は、防食効果の即効性や毒性の低さなどの観点から変更できないため、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の安価な作業提供による吸収式冷温水機または吸収式冷凍機長寿命化のためには、何らかの代替アンモニア除去手法が必要となる。
硝酸塩を腐食抑制剤として用いた吸収式冷温水機または吸収式冷凍機を対象に、密閉循環されている冷媒から、吸収冷温水機の運転中に、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の機内状態および冷房負荷に大きな影響を与えずに、アンモニアを除去する手法が必要となっている。
本発明は、前記課題に鑑みなされたものであり、硝酸塩を腐食抑制剤として用いた吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に広く用いることができ、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の能力を極端に低下させることのない吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置およびアンモニア除去方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明にかかる吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置は、再生器と、凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、前記凝縮器で生成された冷媒を前記蒸発器に導く冷媒経路と、前記蒸発器の下部に溜まった冷媒を前記蒸発器の上部より前記蒸発器内に散布する散布経路と、冷媒散布用の冷媒ポンプと、を備え、吸収剤と冷媒とを混合した吸収液が器内に充填された吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機から抜き出した前記冷媒からアンモニアを除去する分離容器と、前記分離容器下部に溜まった冷媒を前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に戻す戻しポンプと、前記分離容器内部の気圧を低下させるための真空ポンプとを備え、前記冷媒は前記冷媒経路から前記冷媒を抜き出し、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内部の気圧よりも低い気圧にされた前記分離容器内部に散布することで、前記凝縮器で生成される冷媒がもっている熱を利用して前記冷媒よりアンモニアを除去することを特徴とする。
また、本発明にかかる吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法は、再生器と、凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、前記凝縮器で生成された冷媒を前記蒸発器に導く冷媒経路と、前記蒸発器の下部に溜まった冷媒を前記蒸発器の上部より前記蒸発器内に散布する散布経路と、冷媒散布用の冷媒ポンプと、を備え、吸収剤と冷媒とを混合した吸収液が器内に充填された吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法において、前記凝縮器または前記冷媒経路から冷媒を抜き出し、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内部の気圧よりも低い気圧にされた前記容器内部を通すことにより、前記凝縮器で生成される冷媒がもっている熱を利用して前記冷媒よりアンモニアを分離除去することを特徴とする。
本発明によれば、硝酸塩を腐食抑制剤として用いた吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に広く用いることができ、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機の能力を極端に低下させることのない吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置およびアンモニア除去方法を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるアンモニア除去装置の構成と冷凍機を接続した状態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態であるアンモニア除去装置の稼働時間と冷媒に含まれるアンモニアの濃度との関係を示したグラフである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるアンモニア除去装置の構成と冷凍機を接続した状態を示すブロック図である。なお同図において、アンモニア除去装置と関連する部分以外の冷凍機の構成部分は省略している。
本実施形態におけるアンモニア除去装置1が用いられる吸収式冷凍機2は、加熱源を有し、器内の吸収溶液を加熱して冷媒を発生させる再生器(図示せず)と、再生器(図示せず)で発生した冷媒(蒸気)を器内に受け入れ、冷却水管4A内を流れる冷却源(たとえば冷却水)により冷却して冷媒を液化させる凝縮器4と、凝縮器4内の冷媒を受け入れ、これを蒸発させることにより被冷却媒体管3A内を通る被冷却媒体から気化潜熱を奪って冷却能力を発生させる蒸発器3と、蒸発器3で蒸発した冷媒(蒸気)を前記再生器(図示せず)から戻された吸収溶液に吸収させて冷媒を多く含んだ吸収溶液を生成する吸収器(図示せず)と、吸収器(図示せず)で生成された吸収溶液を前記再生器(図示せず)に送り込む溶液ポンプ(図示せず)と、前記蒸発器3の下部に溜まった冷媒5を蒸発器3の上部より蒸発器3内に散布する散布経路7と、前記散布経路7に設置された冷媒散布用の冷媒ポンプ6と、前記凝縮器4内の冷媒を蒸発器3に導く冷媒経路8と、を備え、器内には、吸収剤(たとえば臭化リチウム)と冷媒(たとえば水)とを混合した吸収溶液が充填されている。
なお、散布経路7には外部に連通する連通路9がバルブ10を介して開閉自在に設けられている。同様に冷媒経路8にも外部に連通する連通路11がバルブ12を介して開閉自在に設けられている。なお、本実施形態を説明するに当たり、アンモニア除去装置1を適用する機器として吸収式冷凍機2を例に挙げて説明しているがこれに限られるものではなく、適用対象として吸収式冷温水機であってもよい。
また、アンモニア除去装置1は吸収式冷凍機2から抜き出した冷媒5からアンモニアを除去する分離容器13と、分離容器13下部に溜まった冷媒5を吸収式冷凍機2に戻す戻しポンプ14と、分離容器13内部の気圧を低下させるための真空ポンプ15とを備えている。
分離容器13は冷媒5からアンモニアを分離するための容器である。分離容器13には、連通路11と連結される冷媒抽出路16が接続される。真空ポンプ15は分離容器13を吸収式冷凍機2より高い真空度に保ち、吸収式冷凍機2から冷媒抽出路16を介して冷媒5を抽出すると共に、分離容器13内では冷媒5からアンモニアを分離させる。
アンモニアが抽出されて除去された冷媒5は、分離容器13の下部に溜まり、戻しポンプ14の動作によって、連通路9と連結された冷媒戻し経路17からバルブ10を介して散布経路7に戻される。
このような構造を持つアンモニア除去装置1によって、常設された吸収式冷凍機2の冷媒5からアンモニアを除去するには、まず連通路11と冷媒抽出路16、及び、連通路9と冷媒戻し経路17を接続し、真空ポンプ15を動作させて分離容器13内部の気圧を吸収式冷凍機内部の気圧よりも低い気圧とし、この状態でバルブ12を開放することで分離容器13内部に冷媒5が散布される。散布された冷媒5からアンモニアが除去され、分離容器13の下部に溜まる。ここで戻しポンプ14を動作させ、バルブ10を開放することでアンモニアが除去された冷媒5が散布経路7に戻される。この状態のまま、所定の時間アンモニア除去装置1を動作させ続けることによって、吸収式冷凍機2の冷媒5のアンモニア濃度が所定の値になるまでアンモニアを除去することができる。
このように本実施形態におけるアンモニア除去装置1は、加熱を行わないガスストリッピング法をとる。つまり、吸収式冷温水機または冷凍機2内でアンモニア濃度が高く、サービス用バルブであるバルブ12が設置されている凝縮器4から冷媒経路8より機内冷媒5の一部を抜き出し、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2内部の気圧よりも低い気圧にされた分離容器13内部に散布することで、ガスストリッピング法にてアンモニアを除去する。アンモニアが取り除かれた冷媒5は、吸収式冷温水機または冷凍機2の運転に影響を与えないために、蒸発器3〜冷媒ポンプ6〜冷媒スプレー18の間でサービス用バルブであるバルブ10が設けられた散布経路7を利用し機内に戻す。
通常のガスストリッピング法では、本実施形態における冷媒抽出路16から分離容器13に相当する部分である抽出部―分離容器間で加熱することでアンモニアガスの蒸発を加速させているが、本実施形態ではこの加熱を行わない。本実施形態では凝縮器4戻りラインである冷媒経路8より冷媒5を抽出することで、減圧下でアンモニアを分離するために必要な熱量を確保している。即ち本実施形態では凝縮器4で生成された冷媒5の熱を利用して冷媒5よりアンモニアを除去するのである。なお、本実施形態では冷媒経路8から冷媒5を抽出する例を挙げて説明したが、凝縮器4で生成された冷媒5の熱を利用可能な、例えば凝縮器4から冷媒5を抽出できる経路を別途設け、ここから抽出する方法や凝縮器4から直接冷媒5を抽出する構造や方法を用いてもよい。
このような構成及びアンモニア除去方法をとることによって、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2に広く用いることができ、凝縮器4によって生成された冷媒5の熱を利用して冷媒5よりアンモニアを除去するので吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2の能力を極端に低下させることのない吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置とすることができる。
なお、本実施形態のアンモニア除去装置1において、分離容器13と真空ポンプ15は除湿器19を介して接続している。真空ポンプ15は過剰な水分を含む気体の導入に弱い場合が多いため、このような接続状態を取ることによって真空ポンプ15が水蒸気を吸わないように分離容器13から出るアンモニアと水蒸気の混合体から水分を除去することが可能となる。
さらに、本実施形態では除湿器19によって分離容器13から出るアンモニアと水蒸気の混合体から水分を除去しても、混合体に残留する水分が真空ポンプ15に入った場合に対応するため、真空ポンプ15の油から水を分離する油水分離器20を適用している。
なお、本実施形態では真空ポンプ15を水蒸気から保護するために除湿器19を用いているが、水蒸気の吸引による能力低下の発生しない真空ポンプの使用、もしくは真空ポンプ用油水分離器20の導入のみによって除湿器19を省略する構成であってもよい。このような構成とすることで装置の小型化やコストの低減を図ることも可能である。
さらに本実施形態においては、冷媒経路8と分離容器13を接続する経路中、即ち冷媒抽出経路16から分離容器13の上部の冷媒スプレー21に、冷媒経路8から分離容器13に冷媒5を送り出す抜き出しポンプ22を設けている。また、前述のように凝縮器4から冷媒5を抽出できる経路を別途設けた場合や凝縮器4から直接冷媒5を抽出する構造や方法を用いた場合も考えられるが、このような形態や前述の本実施形態のように吸収式冷温水機または冷凍機2の冷媒取出し部〜分離容器13間に、真空環境下で使用できるポンプを加えることで、機内冷媒5が多く生成される冷温水機や冷凍機2の場合であっても、除去時間の短縮を図ることができる。
また、本実施形態のアンモニア除去装置1及びアンモニアの除去方法では、凝縮器4によって生成された冷媒5の熱を利用して冷媒5よりアンモニアを除去し、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2の能力を極端に低下させるような冷媒の加熱は行わないことから、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2が稼働状態で使用することを可能としている。これにより、冷房負荷の大きい時期であつても、装置を止めることなくアンモニアの除去作業を行うことができ、サービス性を向上することができる。
また本実施形態のアンモニア除去装置では、冷媒5を分離容器13の上方にある冷媒スプレー21から分離容器13内部に散布させ、分離容器13下部に溜まった冷媒5を散布経路7から吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2内部に戻す構成とすることで、分離容器13の内部における放熱効果により、冷却された冷媒5を蒸発器3内の冷媒スプレー18より散布させることができ、熱交換の効率を落とすことなくアンモニアの除去作業を行うことができる。また、アンモニアが除去された冷媒5を蒸発器3内の冷媒スプレー18より散布させることで、吸収式冷温水機または吸収式冷凍機2の内部機器を構成する伝熱材料への悪影響を早期に取り除くことが可能となる。
以下、中規模負荷に使用される150冷凍トンの吸収式冷凍機を使用し、以下の条件でトライアルを実施した。
冷凍機封入全冷媒量:840[L]
除去装置冷媒循環量:150[L/h]
初期アンモニア濃度:116[mg/L]
この結果を図2に示す。○は実測したアンモニア濃度を、実線は計算上の予測濃度を示している。
なお、計算上の予想濃度は、以下の式で算出している。
=C・exp(−A・t・F/V)
:除去装置稼働時間t時間時のアンモニア濃度
:除去開始前のアンモニア濃度
A :除去装置でのアンモニア除去率
t :除去装置稼働時間
F :除去装置への冷媒循環量
V :吸収式冷温水機・冷凍機内封入全冷媒量
図2に示すように、試行により得られた結果と、上記計算式により得られる計算値とは略一致しており、試行に使用したアンモニア除去装置は、実用に供し得るものであることが理解できる。
また、試験に使用した吸収式冷凍機では、従来の冷媒交換方法を用いた場合、延べで4工数の作業と、0.5〜1トンの産業廃棄物が発生していたが、本実施形態の装置及び方法を用いた場合は半分以下の工数となり、産業廃棄物も作業後に交換する真空ポンプ油のみとすることができた。
さらに、従来手法では、常に作業員がつききりで作業を行っているが、本実施形態の装置及び方法ではアンモニア除去装置稼働後は付き添い作業が不要であり、実工数はさらに低くなった。
1 アンモニア除去装置
2 吸収式冷凍機
3 蒸発器
4 凝縮器
5 冷媒
6 冷媒ポンプ
7 散布経路
8 冷媒経路
9 連通路
10 バルブ
11 連通路
12 バルブ
13 分離容器
14 戻しポンプ
15 真空ポンプ
16 冷媒抽出路
17 冷媒戻し経路
18 冷媒スプレー
19 除湿器
20 油水分離器
21 冷媒スプレー
22 抜き出しポンプ

Claims (7)

  1. 再生器と、凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、前記凝縮器で生成された冷媒を前記蒸発器に導く冷媒経路と、前記蒸発器の下部に溜まった冷媒を前記蒸発器の上部より前記蒸発器内に散布する散布経路と、冷媒散布用の冷媒ポンプと、を備え、吸収剤と冷媒とを混合した吸収溶液が器内に充填された吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機から抜き出した前記冷媒からアンモニアを除去する分離容器と、前記分離容器下部に溜まった冷媒を前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機に戻す戻しポンプと、前記分離容器内部の気圧を低下させるための真空ポンプとを備え、前記凝縮器または前記冷媒経路から前記冷媒を抜き出し、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内部の気圧よりも低い気圧にされた前記分離容器内部に散布することで、前記凝縮器で生成される冷媒がもっている熱を利用して前記冷媒よりアンモニアを除去することを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置。
  2. 請求項1に記載の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記分離容器と前記真空ポンプを除湿器を介して接続したことを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機が稼働状態で使用可能であることを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記凝縮器または前記冷媒経路と前記分離容器を接続する経路中に前記凝縮器または前記冷媒経路から前記分離容器に前記冷媒を送り出す抜き出しポンプを設けたことを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置において、前記冷媒を前記分離容器の上方から分離容器内部に散布させ、前記分離容器下部に溜まった冷媒を前記散布経路から前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内部に戻すことを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去装置。
  6. 再生器と、凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、前記凝縮器で生成された冷媒を前記蒸発器に導く冷媒経路と、前記蒸発器の下部に溜まった冷媒を前記蒸発器の上部より前記蒸発器内に散布する散布経路と、冷媒散布用の冷媒ポンプと、を備え、吸収剤と冷媒とを混合した吸収液が器内に充填された吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法において、前記凝縮器または前記冷媒経路から冷媒を抜き出し、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機内部の気圧よりも低い気圧にされた前記容器内部を通すことにより、前記凝縮器で生成される冷媒がもっている熱を利用して前記冷媒よりアンモニアを分離除去することを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法。
  7. 請求項6に記載の吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法において、前記吸収式冷温水機または吸収式冷凍機が稼働状態で前記冷媒よりアンモニアを除去することを特徴とする吸収式冷温水機または吸収式冷凍機のアンモニア除去方法。
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