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JP2013228158A - 冷却装置およびこれを搭載した電気自動車 - Google Patents

冷却装置およびこれを搭載した電気自動車 Download PDF

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JP2013228158A JP2012101122A JP2012101122A JP2013228158A JP 2013228158 A JP2013228158 A JP 2013228158A JP 2012101122 A JP2012101122 A JP 2012101122A JP 2012101122 A JP2012101122 A JP 2012101122A JP 2013228158 A JP2013228158 A JP 2013228158A
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Abstract

【課題】受熱板の上側の冷却性能を充分に得ることにより、冷却装置の冷却効率を上げる。
【解決手段】受熱部8は、発熱体である半導体スイッチング素子6に接触させて熱を吸収する受熱板12と、この受熱板12の表面を覆い、流れ込んだ冷媒10を蒸発させる受熱空間13を形成する受熱カバー14と、受熱空間13に凝縮した冷媒10を流し込む流入口15と、受熱空間13から冷媒10を排出する排出口16を備え、循環経路11は放熱経路11aと帰還経路11bとからなり、放熱経路11aは排出口16と放熱部9の放熱体17とを接続し、帰還経路11bは放熱部9の放熱体17と流入口15を接続し、流入口15の受熱空間13側に設けた導入管23の先端の内径は、流入口15の放熱経路11a側に設けた流入管24の内径より大きい。
【選択図】図4

Description

本発明は、電力半導体を搭載した電子機器の冷却装置およびこれを搭載した電気自動車に関するものである。
従来、この種の冷却装置は、以下のような構成となっていた。
すなわち、受熱部と、この受熱部と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と前記受熱部とを接続する帰還経路とを備え、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーとを備え、前記帰還経路と前記受熱部を流入管で接続するとともに、この流入管には逆止弁を介在させ、前記受熱空間において、前記受熱板は、中心に冷媒流入部と、この冷媒流入部の外周に向けて放射状の溝を設けた拡散部を備え、前記流入管から前記冷媒流入部に向けて延設し、凝縮した冷媒を流入させる導入管を備える構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−88127号公報
上記従来例における課題は、発熱体の面積が大きくなった場合、冷却装置の冷却効率が低下することであった。
すなわち、上記従来例の冷却装置において、導入管から冷媒流入部に流れ込んだ冷媒は、一部が冷媒流入部に接触して受熱板より熱を受けて沸騰気化し、この際の急激な体積膨張によって、未沸騰の液相の冷媒とともに、拡散部上に高速な混相流(気相と液相)として拡散する。初期沸騰の後、未沸騰の液相の冷媒は、この拡散部の表面に薄い膜状で広がることになる。そして、発熱体からの継続的な加熱により、一瞬にして加熱され気化することによって、受熱板から継続的に気化熱を奪い冷却する。
しかし、発熱体が大面積の場合、発熱体の大きさに合わせて受熱板を大きくしただけでは、拡散部の外周まで冷媒の混相流が広がらず、冷却装置の冷却効率が低下するという課題があった。
そこで本発明は、発熱体が大面積の場合でも、拡散部の外周まで冷媒の混相流が広がり、冷却装置の冷却効率を上げることを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、冷媒の流入口と排出口を備え発熱体からの熱を受ける受熱部と、前記冷媒の熱を放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続する放熱経路と帰還経路とで構成し、前記冷媒を、前記受熱部、前記放熱経路、前記放熱部、前記帰還経路、前記受熱部へと循環させて熱の移動を行う冷却装置であって、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーとを備え、前記帰還経路と前記受熱部を流入管で接続するとともに、この流入管には逆止弁を介在させ、
前記受熱空間において、前記受熱板は、中心に冷媒流入部と、この冷媒流入部の外周に向けて放射状の溝を設けた拡散部を有し、前記流入管または前記受熱カバーから前記受熱板に向けて延設し、凝縮した冷媒を前記受熱空間内に流入させる導入管を備え、前記導入管の前記受熱板側先端の内径は前記流入管の内径より大きいことを特徴とする。これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、冷媒の流入口と排出口を備え発熱体からの熱を受ける受熱部と、前記冷媒の熱を放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続する放熱経路と帰還経路とで構成し、前記冷媒を、前記受熱部、前記放熱経路、前記放熱部、前記帰還経路、前記受熱部へと循環させて熱の移動を行う冷却装置であって、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーとを備え、前記帰還経路と前記受熱部を流入管で接続するとともに、この流入管には逆止弁を介在させ、前記受熱空間において、前記受熱板は、中心に冷媒流入部と、この冷媒流入部の外周に向けて放射状の溝を設けた拡散部を有し、前記流入管または前記受熱カバーから前記受熱板に向けて延設し、凝縮した冷媒を前記受熱空間内に流入させる導入管を備え、前記導入管の前記受熱板側先端の内径は前記流入管の内径より大きいことを特徴とするものであり、冷却装置の冷却効率を上げることができるものである。
すなわち、本発明によれば、逆止弁が開き受熱空間内に供給された冷媒は、発熱体により暖められた受熱板と接触することで一部が沸騰気化し、この際の急激な体積膨張によって、未沸騰の液相の冷媒とともに、拡散部上に高速な混相流(気相と液相)として拡散する。
このとき、受熱空間内に供給された冷媒は、導入管の受熱板側先端の内径が流入管の内径より大きいため、上記の混相流として受熱板側だけではなく、水平方向にも放射状に広がろうとし、導入管の内壁まで広がった後、拡散部上を高速に拡散し、拡散部全体に冷媒の混相流が供給され、拡散部全体から気化熱を奪い、発熱体を冷却することができる。結果として、冷却装置の冷却効率を上げることができるのである。
本発明の実施の形態1の電気自動車の概略図 同冷却装置の基本動作を説明する図 同冷却装置の放熱体の構成を示す図 (a)同冷却装置の受熱部を示す図、(b)(a)のA−A断面図 (a)同冷却装置の受熱部を示す図、(b)(a)のB−B断面図 (a)同冷却装置の受熱部を示す図、(b)(a)のC−C断面図 (a)従来の冷却装置の受熱部を示す図、(b)(a)のD−D断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、電気自動車1に本発明の冷却装置を装着した場合の略図であり、図2と図3は、それぞれ本発明の冷却装置とその放熱部の構成図である。
図1に示す様に、電気自動車1の車軸2を駆動する電動機3に電力を供給するインバータ回路5は、電気自動車1の車室前方4内に配置し接続されている。インバータ回路5は、電動機3に電力を供給する複数の半導体スイッチング素子6を備えており、この半導体スイッチング素子6を冷却する冷却装置7を併設している。
同図に示す冷却装置7は、受熱部8とこの受熱部8で吸収した熱を放熱する放熱部9を備え、受熱部8と放熱部9の間で熱媒体となる冷媒(図2の10)を循環させる循環経路11を備えており、放熱部9には、外気に熱を放出する放熱体17を備えている。また、車室前方4内の運転席側に近づけた中程にインバータ回路5を配置し、循環経路11を延設して、放熱体17は外気を通過させやすいフロントグリル4a側に取り付けた構成となっている。
また、図2は、本発明による実施の形態1の冷却装置7についての説明図である。同図より、受熱部8は、発熱体である半導体スイッチング素子6に接触させて熱を吸収する受熱板12と、この受熱板12の表面を覆い、流れ込んだ冷媒10を蒸発させる受熱空間13を形成する受熱カバー14と、受熱空間13に凝縮した冷媒10を流し込む流入口15と、この流入口15に導入管23および流入管24、受熱空間13から冷媒10を排出する排出口16を備えたものである。
また、受熱板12は、後述の図4でも説明するが中央に冷媒流入部21と、その周囲に放射状の溝22aを設けた拡散部22で構成されている。
また、循環経路11は放熱経路11aと帰還経路11bとからなり、放熱経路11aは排出口16と放熱部9の放熱体17とを接続し、帰還経路11bは放熱部9の放熱体17と受熱部8を接続した構成となっている。
そして、この放熱体17の界面に送風装置17aから外気を送風することで、放熱をさせている。なお、この放熱体17の界面からの放熱は、電気自動車1車内の暖房に活用することも出来る。
さらに、図3に示すように、放熱体17は、アルミニウム板を短冊状に薄く形成した複数のフィン19を所定の間隔をあけて積層したブロック体であって、放熱体17の入口と出口を接続する複数の管路18がフィン19を貫通したものとなっている。ここで、放熱体17の入り口において、放熱経路11aに接続した複数の管路18が、流路を複数に分流するとともに放熱体17の出口で複数の管路18に帰還経路11bが接続し、複数の流路を合流させる構成となっている。これにより複数の管路18が放熱経路11aと帰還経路11bを接続し、冷媒10の熱をフィン19の全体に伝えることで、放熱部9の放熱効率を高める構成となっている。
以上が本発明の主要構成の説明である。
ここで、図2を用いて、冷却装置の基本動作と逆止弁動作条件について説明する。
まず、冷却装置7の基本動作について説明する。半導体スイッチング素子6が発する熱は、受熱板12から受熱空間13内の液化した冷媒10へ伝わり、即座に沸騰気化することになる。
次に、沸騰後の冷媒10(気相と一部の未沸騰冷媒)は、受熱空間13と冷えた放熱体17との内部圧力差により冷媒駆動力が発生し、排出口16から放熱経路11aを経て放熱体17へ流入する。この時、冷媒の循環方向は、逆止弁20によって放熱経路11a方向へ固定される。
すなわち、冷媒10が沸騰するときに受熱空間13内の圧力は増加するが、逆止弁20の作用により冷媒10が逆流して流入管24側へ戻ることを防ぎ、かつ沸騰による体積膨張した冷媒10による受熱空間13内と冷やされた放熱体17内の圧力差により、外部動力を使用することなく、冷媒10を気相(蒸気)分と未沸騰の液相分の両方を混相流として排出口16から放熱経路11aを経て、確実に放熱体17へ輸送することができるのである。
そして、冷媒10の気相分が、外気により冷却された放熱体17の内壁面に接触し凝縮することで凝縮熱を放熱体17へ伝え、さらに、放熱体17の内壁面からフィン19の外壁表面へと伝わり、最終的には外気と熱交換することで放熱されることになる。
さらに、凝縮により液化した冷媒10は、帰還経路11bを流れて流入管24内で流入口15の逆止弁20上に停留し、所定の逆止弁20の動作条件下で弁が開動した瞬間に、冷媒10は再び受熱空間13内へと流入する。通常この一連のサイクルを繰り返すことにより安定的な冷却が可能となる。
続いて所定の逆止弁20の動作条件について説明する。通常加熱での沸騰動作が継続している場合の逆止弁20は、逆止弁20の上流側圧力Pu(帰還経路11b内圧力+流入管24内の停留冷媒水頭圧)と受熱空間13によって与えられる逆止弁20の下流側圧力Pbがほぼバランスしており閉鎖状態となる。
通常、このまま加熱が継続され受熱空間13内での冷媒の気化がさらに進むと、温度と飽和蒸気圧が一定であっても、逆止弁20の上流側への冷媒供給は継続されるため停留冷媒の水頭圧は、除々に増加して行くことになる。そのため、ある瞬間に逆止弁20の上流側圧力Pu>逆止弁20の下流側圧力Pbとなる状態が発生し、逆止弁20が開動する。
そして、圧力差の増加水頭圧分だけの冷媒量が導入管23を通って受熱空間13へ流入し、逆止弁20の両側の圧力がバランスする状態になったタイミングで、再度閉鎖することになる。この一連の逆止弁20の動作により冷媒の供給サイクルを実現している。実際の逆止弁20の開閉のタイミングは、ある程度の時間間隔で発生するが、装置の仕様(発熱量や装置内冷媒封入量、さらに弁の剛性)などでも変化するため、必ずしも同一とはならない。
次に、図4を用いて受熱空間13内での受熱の基本的なメカニズムと所定の逆止弁20の動作について追加説明を行う。
まず、受熱空間13内での受熱メカニズムとしては、以下の沸騰現象が発生している。図4に示すように、逆止弁20が開いて受熱空間13内へ流入した冷媒は、導入管23によって受熱板12の冷媒流入部21に導かれ、一部が受熱板12より熱を受けて沸騰気化し、この際の急激な体積膨張によって導入管23の開口と拡散部22の隙間から外周部へ高速な混相流(気相と液相)として拡散部22上を放射状に拡散する。図4(b)のハッチングで示す領域は、図4(a)の矢印で示す混相流の拡散域を表している。
この拡散部22は、放射状の流路である溝22aが中心部から外周部へ拡大する構造をしており広い沸騰表面積を有している。初期沸騰の後、未沸騰の液相の冷媒10は、この拡散部22の表面に薄い膜状で広がることになる。そして、半導体スイッチング素子6からの継続的な加熱により、この放射状の流路において一瞬にして加熱され気化するため、極めて高い伝達係数を維持した高効率な受熱性能を達成することが可能である。
本実施の形態では、例えば、冷媒10に水を使用した場合などでは、受熱空間13内の圧力を大気圧よりも低く設定すること(外気温20℃の場合、水の飽和蒸気圧は−97KPa程度)で、大気圧中の水の沸騰に比べて低い温度で沸騰させることができるため、高い冷却性能を可能としている。
これにより、半導体スイッチング素子6の熱を効率的に奪い、冷却することができる。つまり、水の蒸発潜熱によって、半導体スイッチング素子6の熱を奪うものであって、かつ前記したように受熱板12上で薄い膜状に広がった冷媒10を一瞬にして加熱し気化させることで、単に溜め込んだ水を加温し沸騰させるものに比べて、非常に高い熱伝達係数が得られ、奪う熱量も極めて大きくすることが可能である。
以上の様な受熱空間13内での連続的な沸騰を可能とすることで、規則的な受放熱のサイクルが、維持でき、高性能な冷却装置を実現することができることになる。
このように半導体スイッチング素子6の冷却を安定して行なうことができるので、特に気相と液相の冷媒循環方向に関しては、逆止弁によって一方向に固定可能であるためフラッティング現象(冷媒が逆流することで熱輸送方向が定まらず冷却効率が著しく低下する状態)のような課題も防止でき、冷却装置の動作安定性を向上させることができる。
また、本発明による冷却装置での冷媒駆動力は、前記した通り、沸騰による受熱空間13の圧力と外気により低温低圧状態である放熱体17との間の圧力差によって発生するものであり、他の特別な冷媒駆動装置を全く必要としない構成となっている点は、省エネルギーの観点からも極めて有効な冷却装置を実現することを可能とするものである。
また、このように冷媒10は、前記した通り冷却装置7内の圧力バランスにより駆動されるため、受熱部8と放熱部9とを離して配置することも可能である。
言い換えれば塵埃や水滴に弱いインバータ回路5と外気を当てて効率よく冷却を行ないたい放熱部9とを電気自動車1のフロントグリル4aと車室前方4といったように離して設置することも可能となるため信頼性の面でも有利であり、電気自動車1のより安定した走行性能を確保することに大きく貢献できることになる。
さて、以上のように本発明の基本部分について説明をしたが、以下に本実施の形態において最も重要な特徴である、発熱体の面積が大きくなった場合の、導入管23について、図5〜図7を用いて説明を加える。各図(b)のハッチングで示す領域は、各図(a)で示す矢印の混相流の拡散域を表している。
図7(a)は、課題で説明した、図4の発熱体の面積が大きくなり、発熱体の大きさに合わせて受熱板を大きくしただけの従来の場合で、図7(b)は混相流の拡散域が拡散部22全体まで広がらない状態を示している。
これに対し、本実施形態の図5(a)は、導入管23aの内径を流入管24の内径の約3倍とした構成となっている。この導入管23aにより、逆止弁20から受熱空間13内へ供給された冷媒は、図7(a)に示す導入管23aの内径と流入管24の内径が同じ場合に比べ、図5(b)、図7(b)に示すように、図5の方が拡散域が広範囲となり、拡散部22全面に冷媒の混相流が供給され、拡散部22全体での沸騰気化により冷却効率を高めることが可能となる。
すなわち、導入管23aの内径を流入管24の内径より大きくした構成により、冷媒の拡散速度が最高になる位置X(=開口面積が最小になる位置)が、冷媒流入部21からより遠くなり、拡散部22全面に冷媒の混相流が供給される。
また、逆止弁20の流入管24内の位置は、受熱部8側先端に近い方がよい。図5(a)に示すように、受熱部8側先端に逆止弁20を設けた場合、逆止弁20から受熱空間13内へ供給され気化した冷媒は、受熱板12に沿って水平方向に広がりやすく、拡散速度ベクトルはほとんどが水平成分となり、導入管23aから拡散部22の溝22a内への移動後も拡散速度ベクトルの水平成分が残っており、水平方向に広がりやすい。
また、導入管23aの長さは、導入管23a下端面と受熱板12上面との距離から決められ、図5(a)に示すように、1mm程度の隙間となる長さが好ましい。隙間を開けることにより、拡散部22の溝22aだけでなく、拡散部22全体に冷媒の混相流が広がり、拡散部22全体を伝熱面とできる。ただし、隙間が大きくなると、この隙間を含めた開口を通過する混相流の冷媒の拡散速度が遅くなり、図5(b)のハッチングで示した拡散域全体に冷媒が広がらない恐れがあり、隙間の大きさは、この開口部の拡散速度が拡散域全体に冷媒が広がる速度となるように決められる。
また、導入管23aの径は、溝22aの長さの約1/2としたが、冷媒10の拡散速度に大きく影響するため、発熱体の面積に応じて決定される必要があり、拡散部22上へ均一に冷媒10を広げることが可能な拡散速度が得られる導入管23aの径を選択することが望ましい。
また、導入管23aは受熱カバー14と一体で形成することにより、製造も容易になり、前述した隙間の精度も向上できる。
このように、図5の構成によって、発熱体の面積が大きくなっても、発熱体の面積が標準の場合とほとんど変わらない、極めて高い伝達係数を維持した高効率な受熱性能を達成することが可能となる。
(実施の形態2)
図5と同じ構成は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図6の導入管23bは、図5の導入管23aとは形状が異なり、その内径が受熱カバー14側から受熱板12側へ漸次拡大している。
この構成により、逆止弁20から受熱空間13内へ供給され一部気化した冷媒は、導入管23bの内壁の緩やかな傾斜に沿ってほぼ斜め下方向に広がりやすく、拡散速度ベクトルも垂直成分より水平成分の方が大きいため、図5と同様、導入管23bの最下面から拡散部22の溝22a内への移動後も拡散速度ベクトルの水平成分が残っており、水平方向に広がりやすい。
導入管23bの径と長さ、および受熱カバー14との一体形成についても、図5と同様で、図5と比べたメリットは、混相流の導入管23bとの衝突が緩和、すなわち図5のような直交的な衝突がなく、圧損が少ない状態で、導入管23b最下面の最小開口部を通過するため、図5に比べ開口部を通過する拡散速度が速くなる点であり、より確実に冷媒を拡散域全体に広げることができる。
以上のように、導入管23a、23bの受熱板12側先端の内径を流入管24の内径より大きくしたことにより、受熱空間内に供給された冷媒10は、受熱板12側だけではなく、水平方向にも放射状に広がろうとし、導入管の内壁まで広がった後、拡散部22上を高速に拡散する。
従って、拡散部22全体に冷媒10の混相流が供給され、拡散部22全体から気化熱を奪い、冷却することができる。すなわち、冷媒の拡散速度が最高になる位置X(=開口面積が最小になる位置)を冷媒流入部からより遠い位置とすることにより、拡散部22全体に十分な冷媒10の混相流を供給できるようになり、面積が大きな発熱体に対しても冷却効率を向上させることが可能な冷却装置を提供することができるのである。
本発明によれば、発熱体の大きさに因らず、規則的な受熱と放熱のサイクルを維持し、冷却性能の安定した冷却装置が得られるので、電気自動車の駆動装置としての電力変換装置や高速演算処理装置等の冷却に有用である。
1 電気自動車
2 車軸
3 電動機
4 車室前方
4a フロントグリル
5 インバータ回路
6 半導体スイッチング素子
7 冷却装置
8 受熱部
9 放熱部
10 冷媒
11 循環経路
11a 放熱経路
11b 帰還経路
12 受熱板
13 受熱空間
15 流入口
16 排出口
17 放熱体
17a 送風装置
18 管路
19 フィン
20 逆止弁
21 冷媒流入部
22 拡散部
22a 溝
23、23a、23b 導入管
24 流入管

Claims (4)

  1. 発熱体からの熱を受ける受熱部と、
    冷媒の熱を放出する放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部とを接続する放熱経路と帰還経路とで構成し、
    前記冷媒を、前記受熱部、前記放熱経路、前記放熱部、前記帰還経路、前記受熱部へと循環させて熱の移動を行う冷却装置であって、
    前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、
    この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーとを備え、
    前記帰還経路と前記受熱部を流入管で接続するとともに、この流入管には逆止弁を介在させ、
    前記受熱空間において、前記受熱板は、中心に冷媒流入部と、この冷媒流入部の外周に向けて放射状の溝を設けた拡散部を有し、
    前記流入管または前記受熱カバーから前記受熱板に向けて延設し、凝縮した冷媒を前記受熱空間内に流入させる導入管を備え、
    前記導入管の前記受熱板側先端の内径は前記流入管の内径より大きいことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記導入管の内径は、前記受熱カバー側から前記受熱板側に向かって漸次拡大する形状であることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 流入管の受熱板側先端に逆止弁を配したことを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一つに記載の冷却装置を備えたことを特徴とする電気自動車。
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