JP2013218274A - 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】凝集力の高い現像剤を用いても、良好な画質を得ることが可能な現像装置を提供すること。
【解決手段】現像剤担持体41と、当該現像剤担持体41に接触して現像剤を現像剤担持体41の表面に供給する現像剤供給部材42とを備えた現像装置において、現像剤の凝集度は54%以上であり、現像剤担持体41に対する現像剤供給部材42の食い込み量fを、0.7mm以上に設定した。
【選択図】図7
【解決手段】現像剤担持体41と、当該現像剤担持体41に接触して現像剤を現像剤担持体41の表面に供給する現像剤供給部材42とを備えた現像装置において、現像剤の凝集度は54%以上であり、現像剤担持体41に対する現像剤供給部材42の食い込み量fを、0.7mm以上に設定した。
【選択図】図7
Description
本発明は、現像装置、現像装置を備えるプロセスユニット及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の電子写真式の画像形成装置においては、像担持体である感光体上に形成された潜像を可視化する現像装置が設けられている。一般的に、現像装置は、表面に現像剤であるトナーを担持する現像ローラと、その現像ローラにトナーを供給する供給ローラと、現像ローラ上のトナーを均一な厚さに規制する規制ブレード等を有している(例えば、特許文献1参照)。
現像装置の基本動作は、まず、現像装置内に収容されているトナーが、供給ローラと現像ローラとの接触部(ニップ部)で、両ローラの摺擦により摩擦帯電されて現像ローラの表面に供給される。次に、現像ローラの表面に担持されたトナーが、規制ブレードによって均一な厚さに規制されると共に電荷が付与される。そして、感光体と現像ローラとの間の現像領域において、現像ローラ上のトナーが現像電界によって感光体上の潜像に転移し、潜像がトナー画像として可視化される。このように、供給ローラから現像ローラへ、また、現像ローラから感光体へ、トナーの受け渡しが良好に行われることで、所望の画像が得られる。
ところで、電子写真の分野においては、装置の長寿命化を図るために、使用する部品の磨耗をできるだけ少なくすることが要求されている。例えば、像担持体である感光体においては、帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置等の構成部材との接触によって表面磨耗が生じる。そのため、これを低減するために、感光体の表面に潤滑剤を塗布する装置を設けることは既に知られている(特許文献2参照)。
上記のように、感光体の表面に潤滑剤を塗布する装置を設けることで、感光体の摩耗を低減し、寿命を延ばすことが可能となるが、一方で、潤滑剤塗布装置を新たに設けることは、装置の小型化の妨げとなる。そのため、近年では、特に小型化された画像形成装置に対して、潤滑剤塗布装置を設けることに代えて、トナーにシリコーンオイルなどの潤滑剤成分を付与したものを使用するようになってきている(特許文献3参照)。
しかしながら、上記のような潤滑剤成分が付与されたトナーを用いた場合、紙の後端へ向かって画像濃度が低下するといった問題が生じた。そこで、本発明者らは、その原因を明らかにすべく鋭意研究を行ったところ、供給ローラから現像ローラへのトナーの供給が良好に行えなくなったことが原因と分かってきた。
すなわち、潤滑剤成分が付与されたトナーは、トナー同士の凝集力が高く、トナーの流動性が悪いことから、供給ローラから現像ローラへのトナーの付着量や帯電量が不足しがちとなり、紙の後端へ向かって画像濃度が低下したものと考えられる。また、このようなトナーの供給不良による画像濃度の低下は、特に、高いトナー供給能力が必要となる画像(印字率の高い画像)を印刷する場合に顕著となる傾向がある。
また、感光体、帯電装置、現像装置等を一体的に交換可能に構成したプロセスユニットが知られているが、このプロセスユニットをトナーカートリッジとは別体に構成した場合は、プロセスユニット構成部品の寿命分のトナーを、予めプロセスユニット内に収容しなくてもよいので、プロセスユニットの小型化と長寿命化を図ることができる。しかしながら、このような長寿命化を図ったプロセスユニットにおいては、現像ローラの経時的劣化や、トナーの構成成分が現像ローラの表面に付着するフィルミングなどによって、現像ローラのトナー付着力が次第に低下する。従って、このようなプロセスユニットの長寿命化を図った構成において、凝集力の高いトナーを用いた場合は、使用に伴う現像ローラのトナー付着力の低下と相俟って、上述の画像濃度の低下の問題が顕在化しやすくなる。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、凝集力の高い現像剤を用いても、良好な画質を得ることが可能な現像装置、その現像装置を備えたプロセスユニット及び画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、現像剤担持体と、前記現像剤担持体に接触して現像剤を現像剤担持体の表面に供給する現像剤供給部材とを備えた現像装置において、前記現像剤の凝集度が54%以上であり、前記現像剤担持体に対する前記現像剤供給部材の食い込み量を、0.7mm以上に設定したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、現像剤担持体に対する現像剤供給部材の食い込み量を0.7mm以上に設定することで、凝集力の高い(凝集度54%以上の)現像剤を用いた場合でも、現像剤担持体上の現像剤の付着量や帯電量を多くすることができる。このように、請求項1に係る発明によれば、現像剤担持体への現像剤供給能力を向上させることができるので、凝集力の高い現像剤を用いた場合の画像濃度の低下を抑制することができ、良好な画像を得ることが可能となる。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。なお、各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。まず、図1を参照して、カラーレーザープリンタの全体構成及び動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100には、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色の画像を形成する画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、表面に潜像を担持する潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするためのクリーニング手段としてのクリーニング装置5を備える。なお、図1では、イエロー画像用のプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニング装置5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1M,1C,1Bkにおいては符号を省略している。
各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが有する現像装置4の上部には、現像剤補給容器としてのトナーカートリッジ6Y,6M,6C,6Bkが着脱可能に装着されている。各トナーカートリッジ6Y,6M,6C,6Bkには、それぞれ、対応するプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkに用いられる色のトナー(現像剤)が収容されている。
画像形成装置本体100の上部には、各感光体2の表面に潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置7が配設されている。露光装置7は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザー光を照射するようになっている。
また、各感光体2の下方には、転写装置8が配設されている。転写装置8は、転写体としての無端状のベルトから成る中間転写ベルト9と、中間転写ベルト9を張架する駆動ローラ10及び従動ローラ11と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ12と、二次転写手段としての二次転写ローラ13を備える。中間転写ベルト9は、駆動ローラ10が図示しない駆動源によって図の反時計回りに回転することにより、図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するようになっている。
4つの一次転写ローラ12は、それぞれ中間転写ベルト9を介して感光体2に接触している。これにより、各感光体2と中間転写ベルト9とが互いに接触し、両者の間にトナー画像を転写するための一次転写ニップが形成されている。また、各一次転写ローラ12は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ12に印加されるようになっている。
二次転写ローラ13は、中間転写ベルト9を介して駆動ローラ10に接触している。これにより、二次転写ローラ13と中間転写ベルト9との間にトナー画像を転写するための二次転写ニップが形成されている。また、二次転写ローラ13は、一次転写ローラ12と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ13に印加されるようになっている。
また、転写装置8の図の右側の箇所には、中間転写ベルト9の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置14が設けられている。ベルトクリーニング装置14は、中間転写ベルト9の外周面に接触するクリーニングブレード15と、クリーニングブレード15の先端を中間転写ベルト9の内周面側から支持するクリーニングバックアップローラ16と、中間転写ベルト9から除去されたトナーを搬送する搬送コイル17とを備える。また、転写装置8の下方に、廃トナー収容器18が設けられており、この廃トナー収容器18の入口部には、ベルトクリーニング装置14から延びた図示しない廃トナー移送ホースが接続されている。
また、転写装置8の図の左側の箇所には、トナーマークセンサ19が設けられている。トナーマークセンサ19は、反射型の光学センサであり、中間転写ベルト9上のトナーの付着量や位置をトナーマークセンサ19で検知してトナー画像の濃度や位置を調整する。
画像形成装置本体100の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ20や、給紙トレイ20から用紙Pを給送する給紙ローラ21等が設けてある。なお、記録媒体には、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート等が含まれる。
また、画像形成装置本体100内には、用紙Pを給紙トレイ20から二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配設されている。この搬送路Rにおいて、給紙ローラ21の位置と二次転写ローラ13の位置との間には、タイミングローラ対であるレジストローラ対22が設けられている。また、搬送路Rにおいて、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙Pに転写された未定着画像を定着するための定着装置23が設けてある。さらに、搬送路Rの終端には、用P紙を装置外へ排出するための排紙ローラ対24が設けられ、画像形成装置本体100の上面部に、装置外に排出された用紙Pをストックするための排紙トレイ25が設けられている。
上記画像形成装置は以下のように動作する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置7から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。そして、各感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像がトナー画像として顕像化(可視像化)される。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置7から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。そして、各感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像がトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、中間転写ベルト9を張架する駆動ローラ10が回転駆動することにより、中間転写ベルト9が図の矢印の方向に周回走行される。また、各一次転写ローラ12に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ12と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体2の回転に伴い、感光体2上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、各感光体2上のトナー画像が中間転写ベルト9上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト9の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト9に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニング装置5によって除去される。
画像形成装置の下部では、給紙ローラ21が回転駆動を開始し、給紙トレイ20から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ対22によってタイミングを計られて、二次転写ローラ13と駆動ローラ10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ13には、中間転写ベルト9上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。
その後、中間転写ベルト9の周回走行に伴って、中間転写ベルト9上のトナー画像が二次転写ニップに達したときに、上記二次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト9上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、このとき用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト9上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置14のクリーニングブレード15によって除去され、除去されたトナーは搬送コイル17によって廃トナー収容器18へと搬送され回収される。
その後、用紙Pは定着装置23へと搬送され、定着装置23によって用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ対24によって装置外へ排出され、排紙トレイ25上にストックされる。
以上の説明は、記録媒体にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
以下、現像装置とトナーカートリッジの構成について詳しく説明する。
なお、上記各現像装置4及び各トナーカートリッジ6Y,6M,6C,6Bkは、異なる色のトナーを収容している以外はほぼ同様の構成となっているので、説明を簡略化するため、色の識別を示す符号(Y,M,C,Bk)を省略し、1つの現像装置及びトナーカートリッジの構成について説明する。
なお、上記各現像装置4及び各トナーカートリッジ6Y,6M,6C,6Bkは、異なる色のトナーを収容している以外はほぼ同様の構成となっているので、説明を簡略化するため、色の識別を示す符号(Y,M,C,Bk)を省略し、1つの現像装置及びトナーカートリッジの構成について説明する。
図2に、現像装置及びトナーカートリッジの概略断面図を示す。
図2に示すように、トナーカートリッジ6の容器本体30内には、トナーを撹拌する撹拌部材である撹拌パドル31と、トナーを搬送する搬送部材である搬送スクリュー32とが設けられている。また、容器本体30には、トナーカートリッジ6が現像装置4の上部に装着された状態で、現像装置4に設けられた補給口46に連結される排出口33が設けてある。搬送スクリュー32が回転すると、容器本体30内のトナーを軸方向に搬送して、前記排出口33から現像装置4内へトナーを補給するように構成されている。搬送スクリュー32は、トナーカートリッジ6が装着された状態で、画像形成装置本体に設けられた図示しない駆動部に対し、クラッチなどの公知の手段によって連結可能となっている。トナー補給量は、駆動部の駆動時間に基づいて制御することが可能である。例えば、トナーの色によって、あるいは温湿度環境によってトナーの流動性が変化することに対応させて、駆動時間を異ならせるようにしてよい。
図2に示すように、トナーカートリッジ6の容器本体30内には、トナーを撹拌する撹拌部材である撹拌パドル31と、トナーを搬送する搬送部材である搬送スクリュー32とが設けられている。また、容器本体30には、トナーカートリッジ6が現像装置4の上部に装着された状態で、現像装置4に設けられた補給口46に連結される排出口33が設けてある。搬送スクリュー32が回転すると、容器本体30内のトナーを軸方向に搬送して、前記排出口33から現像装置4内へトナーを補給するように構成されている。搬送スクリュー32は、トナーカートリッジ6が装着された状態で、画像形成装置本体に設けられた図示しない駆動部に対し、クラッチなどの公知の手段によって連結可能となっている。トナー補給量は、駆動部の駆動時間に基づいて制御することが可能である。例えば、トナーの色によって、あるいは温湿度環境によってトナーの流動性が変化することに対応させて、駆動時間を異ならせるようにしてよい。
現像装置4は、内部にトナーを収容する現像剤収容部47が形成された現像容器40と、トナーを担持する現像剤担持体としての現像ローラ41と、現像ローラ41にトナーを供給する現像剤供給部材としての供給ローラ42と、現像ローラ41上に担持されたトナーの厚さを規制する規制部材としての規制ブレード43と、トナーを搬送する搬送部材としての搬送スクリュー44と、トナーを撹拌する撹拌部材としてのアジテータ45を備える。本実施形態に係る現像装置4は、現像剤収容部47が、現像ローラ41、供給ローラ42、規制ブレード43の上方に設けられた、いわゆる縦型の現像装置に構成されている。
図3に、現像装置の拡大断面図を示す。
図3に示すように、現像容器40の感光体2と対向する下部には開口部40aが形成されており、その開口部40aに現像ローラ41が回転可能に設けられている。現像ローラ41は、金属製の芯金41aと、その芯金41aの外周に配設されたウレタンゴム又はシリコーンゴム等から成る弾性層41bと、その弾性層41bの外周に配設されたアクリル樹脂又はシリコーン樹脂等から成る表面層(樹脂コート層)41cとを有する。表面層41cの厚みは、1μm以上30μm以下の範囲に設定されることが望ましい。
図3に示すように、現像容器40の感光体2と対向する下部には開口部40aが形成されており、その開口部40aに現像ローラ41が回転可能に設けられている。現像ローラ41は、金属製の芯金41aと、その芯金41aの外周に配設されたウレタンゴム又はシリコーンゴム等から成る弾性層41bと、その弾性層41bの外周に配設されたアクリル樹脂又はシリコーン樹脂等から成る表面層(樹脂コート層)41cとを有する。表面層41cの厚みは、1μm以上30μm以下の範囲に設定されることが望ましい。
供給ローラ42は、金属製の芯金42aの外周に、発泡ポリウレタン等の発泡弾性部材から成る弾性層42bを配設したスポンジローラで構成されている。供給ローラ42は、現像ローラ41に接触しており、その接触によって供給ローラ42の弾性層42bが押しつぶされることで、両ローラ41,42間にニップ部(以下、「供給ニップ」という)が形成されている。また、供給ローラ42には、図示しない電圧印加手段によって電圧が印加されるようになっている。詳しくは、供給ローラ42の電位が、現像ローラ41の電位に対し、トナーの帯電極性と同じ極性側にオフセットするように電圧が印加される。
規制ブレード43は、例えば、厚さ0.1mm程度のSUSなどの金属板で構成される。規制ブレード43は、その基端(図の上端)が容器本体30の開口縁に固定され、先端(図の下端)が現像ローラ41の表面に接触し、ニップ部(以下、「規制ニップ」という)を形成している。
また、図3に示すように、現像ローラ41の下方には、現像容器40の開口部40a近傍で現像容器40と現像ローラ41との隙間をシールする入口シール48が設けられている。入口シール48は、ウレタンゴムやPTFE(テトラフルオロエチレン樹脂)、高分子量ポリエチレン等を主な材料とした可撓性シートで構成されている。入口シール48は、その基端(図の下端)が容器本体30の開口縁に固定され、先端(図の上端)が現像ローラ41の表面に接触している。
また、入口シール48と現像容器40との間には弾性部材49が設けられており、この弾性部材49によって、入口シール48の現像ローラ41に接触する面とは反対側の面が支持されている。
また、図3において、符号50で示すのは、現像ローラ41の軸方向端部側に接触して現像容器40と現像ローラ41との隙間をシールする端部シールである。
図4は、端部シールを現像ローラの軸方向と直交する方向から見た図である。
図4に示すように、現像ローラ41の両端部には、それぞれ端部シール50が設けてある。端部シール50は、両面粘着テープなどによって現像容器40に付設されている。各端部シール50は、現像ローラ41の端部において、現像ローラ41と、それに接触する規制ブレード43及び入口シール48にも覆い被さるようにして接触している。このように、端部シール50を設けることで、現像ローラ41の両端部から現像容器40の外部にトナーが漏出するのを抑制している。なお、規制ブレード43の先端には12〜18°曲げ角度がつけられているので、規制ブレード43の先端と現像ローラ41の表面と端部シール50で囲まれる箇所では隙間が生じやすい。しかし、現像ローラ41を現像容器40に装着したときに端部シール50にかかる圧力によって、端部シール50が押しつぶされることで前記隙間がほとんど無くなるので、隙間からのトナー漏れは抑制される。
図4に示すように、現像ローラ41の両端部には、それぞれ端部シール50が設けてある。端部シール50は、両面粘着テープなどによって現像容器40に付設されている。各端部シール50は、現像ローラ41の端部において、現像ローラ41と、それに接触する規制ブレード43及び入口シール48にも覆い被さるようにして接触している。このように、端部シール50を設けることで、現像ローラ41の両端部から現像容器40の外部にトナーが漏出するのを抑制している。なお、規制ブレード43の先端には12〜18°曲げ角度がつけられているので、規制ブレード43の先端と現像ローラ41の表面と端部シール50で囲まれる箇所では隙間が生じやすい。しかし、現像ローラ41を現像容器40に装着したときに端部シール50にかかる圧力によって、端部シール50が押しつぶされることで前記隙間がほとんど無くなるので、隙間からのトナー漏れは抑制される。
図5に、端部シールの拡大断面図を示す。
図5に示すように、端部シール50は、両面粘着シートから成る粘着層54と、粘着層54の表面に配設されたスポンジ等から成る弾性層51と、弾性層51の表面に配設されたシート状の基材52と、基材52から突出した多数の繊維から成る立毛層53とを有する。端部シール50は、粘着層54を介して現像容器40の内面に貼り付け固定され、立毛層53が現像ローラ41と接触する側に配設される。また、立毛層53を構成する多数本の繊維は、予め決められた方向に毛倒し加工が施されている。
図5に示すように、端部シール50は、両面粘着シートから成る粘着層54と、粘着層54の表面に配設されたスポンジ等から成る弾性層51と、弾性層51の表面に配設されたシート状の基材52と、基材52から突出した多数の繊維から成る立毛層53とを有する。端部シール50は、粘着層54を介して現像容器40の内面に貼り付け固定され、立毛層53が現像ローラ41と接触する側に配設される。また、立毛層53を構成する多数本の繊維は、予め決められた方向に毛倒し加工が施されている。
また、本実施形態に係る現像装置4は、現像剤収容部47内のトナー量(現像剤量)を検知する現像剤量検知手段を備えている。
図6に、現像剤量検知手段の構成を示す。
この現像剤量検知手段34は、光学素子を用いてトナー量を検知する光透過方式の検知手段である。具体的に、現像剤量検知手段34は、第1の導光部材35と、第2の導光部材36と、発光素子37と、受光素子38とを備える。両導光部材35,36は、現像容器40に設けられ、発光素子37と受光素子38は、画像形成装置本体100に設けられている。発光素子37から発した光は、第1の導光部材35の一端部35aに入射し、反対側の他端部35bから出射する。そして、光は、第1の導光部材35の他端部35bから、それと対向する第2の導光部材36の一端部36aに入射し、反対側の他端部36bから出射して、受光素子38へと到達する。
この現像剤量検知手段34は、光学素子を用いてトナー量を検知する光透過方式の検知手段である。具体的に、現像剤量検知手段34は、第1の導光部材35と、第2の導光部材36と、発光素子37と、受光素子38とを備える。両導光部材35,36は、現像容器40に設けられ、発光素子37と受光素子38は、画像形成装置本体100に設けられている。発光素子37から発した光は、第1の導光部材35の一端部35aに入射し、反対側の他端部35bから出射する。そして、光は、第1の導光部材35の他端部35bから、それと対向する第2の導光部材36の一端部36aに入射し、反対側の他端部36bから出射して、受光素子38へと到達する。
現像容器40内にトナーが十分に存在する場合は、互いに対向する第1の導光部材35の他端部35bと第2の導光部材36の一端部36aとの間に、トナーが存在することにより光が遮断されるため、受光素子38まで光が到達しない。しかし、印刷などでトナーが消費されると、トナーの上面が低下し、両導光部材35,36の互いに対向する端部35b,36aの間にトナーが存在しなくなるので、受光素子38まで光が到達するようになる。このときの受光素子38での出力値を検出することで、現像容器40内のトナーが所定量よりも下回ったことを検知できる仕組みとなっている。
次に、図2を参照しつつ、現像装置及びトナーカートリッジの基本動作について説明する。
まず、トナーカートリッジのトナー補給動作について説明する。
現像装置4へのトナーの補給は、現像容器40内のトナー量が所定の基準値以下となった場合に行われる。すなわち、上記現像剤量検知手段34によって、現像容器40内にトナー量が所定の基準値よりも少ないと検知された場合に、トナー補給の指示が発せられる。
まず、トナーカートリッジのトナー補給動作について説明する。
現像装置4へのトナーの補給は、現像容器40内のトナー量が所定の基準値以下となった場合に行われる。すなわち、上記現像剤量検知手段34によって、現像容器40内にトナー量が所定の基準値よりも少ないと検知された場合に、トナー補給の指示が発せられる。
トナー補給の指示が発せられると、トナーカートリッジ6内の搬送スクリュー32が回転し、トナーが排出口33から排出されて現像容器40内へ補給される。搬送スクリュー32の回転開始と同時に、撹拌パドル31の回転も開始することで、トナーが撹拌されトナーを補給しやすくなる。その後、現像容器40内のトナー量が所定の基準値よりも多くなると(トナーによって2つの導光部材35,36間の光路が遮断されると)、搬送スクリュー32と撹拌パドル31の回転駆動が停止され、トナー補給が終了する。
続いて、現像装置の現像動作について説明する。
作像動作開始の指示があると、現像剤収容部47内のトナーは、回転するアジテータ45により攪拌され、回転する搬送スクリュー44によって供給ローラ42に供給される。供給ローラ42に供給されたトナーは、供給ニップで供給ローラ42と現像ローラ41との摺擦により摩擦帯電されて現像ローラ41の表面に供給される。また、本実施形態では、図示しない電圧印加手段によって供給ローラ42に所定の電圧が印加され、これにより両ローラ41,42間に生じる電界によって、現像ローラ41へのトナー供給効率を高めている。なお、電圧印加手段によって、現像ローラ41に電圧を印加する、あるいは、現像ローラ41と供給ローラ42の両方に電圧を印加することによっても、トナーを供給ローラ42から現像ローラ41へ供給するための電界を形成することが可能である。
作像動作開始の指示があると、現像剤収容部47内のトナーは、回転するアジテータ45により攪拌され、回転する搬送スクリュー44によって供給ローラ42に供給される。供給ローラ42に供給されたトナーは、供給ニップで供給ローラ42と現像ローラ41との摺擦により摩擦帯電されて現像ローラ41の表面に供給される。また、本実施形態では、図示しない電圧印加手段によって供給ローラ42に所定の電圧が印加され、これにより両ローラ41,42間に生じる電界によって、現像ローラ41へのトナー供給効率を高めている。なお、電圧印加手段によって、現像ローラ41に電圧を印加する、あるいは、現像ローラ41と供給ローラ42の両方に電圧を印加することによっても、トナーを供給ローラ42から現像ローラ41へ供給するための電界を形成することが可能である。
現像ローラ41上に担持されたトナーは、規制ブレード43の規制ニップを通過することにより、トナー層の厚さが規制されると同時に摩擦荷電させられる。そして、現像ローラ41上のトナーが感光体2との対向位置(現像領域)に搬送されると、トナーが感光体2上の静電潜像へ静電的に転移してトナー画像が形成される。
以下、本実施形態の特徴部分である現像装置の構成について説明する。
本実施形態では、トナーとして、母体粒子にシリコーンオイルで表面処理されたシリカ粒子を外添したものを用いている。このようなトナーは、シリコーンオイル等の潤滑剤を付与しないトナーに比べて凝集力が高く、トナーの流動性が低下する。このため、従来機では、供給ローラから現像ローラへのトナーの供給が良好に行えなくなり、用紙の後端へ向かって画像濃度が低下するといった不具合が生じる場合がある。
本実施形態では、トナーとして、母体粒子にシリコーンオイルで表面処理されたシリカ粒子を外添したものを用いている。このようなトナーは、シリコーンオイル等の潤滑剤を付与しないトナーに比べて凝集力が高く、トナーの流動性が低下する。このため、従来機では、供給ローラから現像ローラへのトナーの供給が良好に行えなくなり、用紙の後端へ向かって画像濃度が低下するといった不具合が生じる場合がある。
そこで、本実施形態に係る現像装置では、供給ローラから現像ローラへのトナー供給能力を高めるために、図7に示す現像ローラ41に対する供給ローラ42の食い込み量fを従来よりも多くした。この供給ローラの食い込み量とは、供給ローラを現像ローラに対して所定の加圧力で接触させたときの供給ニップを形成する部分における変形量のことである。詳しくは、図7に示すように、現像ローラ41の軸中心と供給ローラ42の軸中心を通る線分m上における、現像ローラ41に接触しない状態での供給ローラ42の表面位置S1と、現像ローラ41に所定の圧力で接触した状態での供給ローラ42の表面位置S2との距離を、供給ローラ42の食い込み量fと定義する。具体的に、本発明では、この食い込み量fを0.7mm以上に設定する。
このように、供給ローラ42の食い込み量を0.7mm以上に設定することで、供給ローラ42の弾性層42bがこれまでよりも大きく圧縮されるようになる。これにより、凝集力の高いトナーを用いても、供給ニップの位置、あるいは供給ニップの入口(図7の符号Jで示す位置)で、供給ローラ42に付着したトナーがほぐされ、現像ローラ41に供給されやすくなる。また、供給ローラ42の食い込み量を0.7mm以上に設定することにより、供給ニップでトナーが摩擦帯電されやすくなり、現像ローラ41に対するトナーの静電付着力が高まる。
また、現像ローラ41に対する供給ローラ42の接触圧を大きくすることによっても同様の効果が得られる。すなわち、供給ローラ42の接触圧を大きくすることで、供給ローラ42の弾性層42bが大きく圧縮されるようになり、トナーのほぐし効果と摩擦荷電効果が向上する。具体的に、本発明では、供給ローラ42の接触圧(線圧)を30N/m以上とする。
<供給ローラの接触圧の測定方法>
上記現像ローラに対する供給ローラの接触圧の測定は、下記の方法で行った。
まず、供給ローラを平板上に設置し、供給ローラの芯金ローラの両端部に錘を取り付け、荷重を重力方向にかける。そして、供給ローラの食い込み量が所定の食い込み量になったときの錘の重量をA[kg]、供給ローラの自重をB[kg]、重力加速度をg[m/s2]、供給ローラの弾性層の軸方向長さをL[m]としたとき、供給ローラの接触圧P
[N/m]を下記式(1)で算出した。
P=(A+B)×g÷L・・・・・式(1)
上記現像ローラに対する供給ローラの接触圧の測定は、下記の方法で行った。
まず、供給ローラを平板上に設置し、供給ローラの芯金ローラの両端部に錘を取り付け、荷重を重力方向にかける。そして、供給ローラの食い込み量が所定の食い込み量になったときの錘の重量をA[kg]、供給ローラの自重をB[kg]、重力加速度をg[m/s2]、供給ローラの弾性層の軸方向長さをL[m]としたとき、供給ローラの接触圧P
[N/m]を下記式(1)で算出した。
P=(A+B)×g÷L・・・・・式(1)
上記のように、供給ローラの食い込み量又は接触圧を設定することにより、現像ローラへのトナーの供給能力が向上するが、さらにトナーの供給能力を高めるために、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度を強くしてもよい。具体的には、現像ローラの電位に対して、供給ローラの電位が、トナーの帯電極性と同じ極性側に100V以上オフセットするように電圧を印加することが好ましい。これにより、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が強くなり、トナーを現像ローラ側に移動させるクーロン力が大きくなるので、現像ローラへトナーが供給されやすくなる。
また、供給ローラの体積抵抗は、1.0×106Ω以下であることが好ましい。このように、供給ローラの体積抵抗を低く設定することで、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が大きくなり、現像ローラへのトナー供給能力がさらに向上させることができる。
<供給ローラの体積抵抗の測定方法>
供給ローラの体積抵抗は、下記の方法で測定した。
まず、供給ローラに金属電極ローラを接触させて13Nの荷重をかける。次いで、金属電極ローラに10Vを印加しながら、金属電極ローラを回転駆動させることにより、供給ローラを20rpmで従動回転させる。このときの供給ローラの1周あたりの平均電流値から、体積抵抗を得た。
供給ローラの体積抵抗は、下記の方法で測定した。
まず、供給ローラに金属電極ローラを接触させて13Nの荷重をかける。次いで、金属電極ローラに10Vを印加しながら、金属電極ローラを回転駆動させることにより、供給ローラを20rpmで従動回転させる。このときの供給ローラの1周あたりの平均電流値から、体積抵抗を得た。
また、供給ローラの弾性層は発泡弾性部材で構成されているが、この発泡弾性部材の平均発泡セル径は250μm以下であることが望ましい。このように、平均発泡セル径の小さいものを用いることで、供給ローラが現像ローラに対して比較的均一な接触圧で接触することができ、現像ローラへのトナーの供給ムラを低減することが可能となる。
<供給ローラの平均発泡セル径の測定方法>
供給ローラの平均発泡セル径は、下記の方法で測定した。
キーエンス社製のデジタルマイクロスコープVHX−500を用いて供給ローラの表面写真を撮り、概ね半球状の発泡セルの直径を測定した。発泡していても膜で覆われて開口していないものや、開口していても開口部が発泡サイズよりも小さいものなどがあるが、ここでは開口の有無や大きさにかかわらず、発泡して膨らんでいる形状の大きさを20個分測定し、その平均値を算出した。
供給ローラの平均発泡セル径は、下記の方法で測定した。
キーエンス社製のデジタルマイクロスコープVHX−500を用いて供給ローラの表面写真を撮り、概ね半球状の発泡セルの直径を測定した。発泡していても膜で覆われて開口していないものや、開口していても開口部が発泡サイズよりも小さいものなどがあるが、ここでは開口の有無や大きさにかかわらず、発泡して膨らんでいる形状の大きさを20個分測定し、その平均値を算出した。
また、本発明者は、本発明の効果を確認するための実験を行った。
以下、その実験について説明する。
以下、その実験について説明する。
まずは、実験で用いたトナーの製造方法について説明する。
<ポリエステルの合成>
冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物235部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物525部、テレフタル酸205部、アジピン酸47部及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応した後、反応容器に無水トリメリット酸46部を入れ、180℃、常圧で2時間反応し、ポリエステルを得た。このポリエステルは、数平均分子量2600、重量平均分子量6900、Tg44℃、酸価26であった。
冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物235部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物525部、テレフタル酸205部、アジピン酸47部及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応した後、反応容器に無水トリメリット酸46部を入れ、180℃、常圧で2時間反応し、ポリエステルを得た。このポリエステルは、数平均分子量2600、重量平均分子量6900、Tg44℃、酸価26であった。
<プレポリマーの合成>
冷却管、撹拌機及び窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応し中間体ポリエステルを得た。この中間体ポリエステルは、数平均分子量2100、重量平均分子量9500、Tg55℃、酸価0.5、水酸基価49であった。
冷却管、撹拌機及び窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部及びジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応し中間体ポリエステルを得た。この中間体ポリエステルは、数平均分子量2100、重量平均分子量9500、Tg55℃、酸価0.5、水酸基価49であった。
次に、冷却管、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応容器中に、上記中間体ポリエステル411部、イソホロンジイソシアネート89部、酢酸エチル500部を入れ100℃で5時間反応し、プレポリマーを得た。このプレポリマーの遊離イソシアネート重量%は、1.53%であった。
<マスターバッチの作成>
カーボンブラック(キャボット社製 リーガル400R):40部、結着樹脂:ポリエステル樹脂(三洋化成RS−801 酸価10、Mw20000、Tg64℃):60部、水:30部をヘンシェルミキサーにて混合し、顔料凝集体中に水が染み込んだ混合物を得た。これをロ−ル表面温度130℃に設定した2本ロールにより45分間混練を行い、パルベライザーで1mmの大きさに粉砕し、マスターバッチを得た。
カーボンブラック(キャボット社製 リーガル400R):40部、結着樹脂:ポリエステル樹脂(三洋化成RS−801 酸価10、Mw20000、Tg64℃):60部、水:30部をヘンシェルミキサーにて混合し、顔料凝集体中に水が染み込んだ混合物を得た。これをロ−ル表面温度130℃に設定した2本ロールにより45分間混練を行い、パルベライザーで1mmの大きさに粉砕し、マスターバッチを得た。
<顔料・WAX分散液(油相)の作製>
撹拌棒及び温度計をセットした容器に、上記ポリエステル545部、パラフィンワックス181部、酢酸エチル1450部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで、容器に上記マスターバッチ500部、荷電制御剤100部、酢酸エチル100部を仕込み、1時間混合し、原料溶解液を得た。
撹拌棒及び温度計をセットした容器に、上記ポリエステル545部、パラフィンワックス181部、酢酸エチル1450部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで、容器に上記マスターバッチ500部、荷電制御剤100部、酢酸エチル100部を仕込み、1時間混合し、原料溶解液を得た。
上記原料溶解液1500部を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、カーボンブラック、WAXの分散を行った。次いで、上記ポリエステルの425部と230部を加え、上記条件のビーズミルで1パスし、顔料・WAX分散液を得た。この顔料・WAX分散液の固形分濃度(130℃、30分)が50%となるように酢酸エチルを加えて調整した。
<水相作成工程>
イオン交換水970部、分散安定用の有機樹脂微粒子(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の25wt%水性分散液40部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)140部、90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを水相とする。
イオン交換水970部、分散安定用の有機樹脂微粒子(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の25wt%水性分散液40部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノールMON−7:三洋化成工業製)140部、90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを水相とする。
<乳化工程>
上記顔料・WAX分散液975部、アミン類としてイソホロンジアミン2.6部、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、上記プレポリマー88部を加えTKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、上記水相1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数8,000〜13,000rpmで調整しながら20分間混合し、乳化スラリーを得た。
上記顔料・WAX分散液975部、アミン類としてイソホロンジアミン2.6部、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、上記プレポリマー88部を加えTKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmにて1分間混合した後、上記水相1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数8,000〜13,000rpmで調整しながら20分間混合し、乳化スラリーを得た。
<脱溶剤工程>
撹拌機及び温度計をセットした容器に、上記乳化スラリーを投入し、30℃で8時間脱溶剤を行い、分散スラリーを得た。
撹拌機及び温度計をセットした容器に、上記乳化スラリーを投入し、30℃で8時間脱溶剤を行い、分散スラリーを得た。
<洗浄・乾燥工程>
上記分散スラリー100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。このときのろ液は、乳白色であった。
(2):(1)の濾過ケーキにイオン交換水900部を加え、超音波振動を付与してTKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返した。
(3):(2)のリスラリー液のpHが4となる様に10%塩酸を加え、そのままスリーワンモーターで攪拌30分後濾過した。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返し、濾過ケーキを得た。
上記分散スラリー100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。このときのろ液は、乳白色であった。
(2):(1)の濾過ケーキにイオン交換水900部を加え、超音波振動を付与してTKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返した。
(3):(2)のリスラリー液のpHが4となる様に10%塩酸を加え、そのままスリーワンモーターで攪拌30分後濾過した。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。リスラリー液の電気伝導度が10μC/cm以下となるようにこの操作を繰り返し、濾過ケーキを得た。
上記濾過ケーキを循風乾燥機にて42℃で48時間乾燥し、目開き75μmメッシュで篩い、トナー母体を得た。平均円形度は0.974、また、体積平均粒径(Dv)は6.3μm、個数平均粒径(Dp)は5.3μmで、Dv/Dpは1.19の粒度分布を有するトナー母体が得られた。
このようにして得られたトナー母体に、市販のシリカ微粉体をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナーを得た。
次に、本発明者は、上述の作成方法によって得たトナーを用いて、以下に示すトナー1〜3を作成した。
<トナー1の作成>
上述の作成方法によって得たトナー母体100部に対し、市販のシリカ微粉体H20TM(クラリアントジャパン社製;平均一次粒径12nm、シリコーンオイル処理なし)1部、RY50(日本アエロジル社製;平均一次粒径40nm、シリコーンオイル処理あり)2部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナー1を得た。また、トナー1について下記の手順で凝集度を測定したところ、54.4%だった。
上述の作成方法によって得たトナー母体100部に対し、市販のシリカ微粉体H20TM(クラリアントジャパン社製;平均一次粒径12nm、シリコーンオイル処理なし)1部、RY50(日本アエロジル社製;平均一次粒径40nm、シリコーンオイル処理あり)2部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナー1を得た。また、トナー1について下記の手順で凝集度を測定したところ、54.4%だった。
<トナー2の作成>
上述の作成方法によって得たトナー母体100部に対し、市販のシリカ微粉体H20TM(クラリアントジャパン社製;平均一次粒径12nm、シリコーンオイル処理なし)1部、RX50(日本アエロジル社製;平均一次粒径40nm、シリコーンオイル処理なし)2部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナー2を得た。また、トナー2について下記の手順で凝集度を測定したところ、40.3%だった。
上述の作成方法によって得たトナー母体100部に対し、市販のシリカ微粉体H20TM(クラリアントジャパン社製;平均一次粒径12nm、シリコーンオイル処理なし)1部、RX50(日本アエロジル社製;平均一次粒径40nm、シリコーンオイル処理なし)2部をヘンシェルミキサーにより混合し、目開き60μmの篩を通過させることにより粗大粒子や凝集物を取り除くことで、トナー2を得た。また、トナー2について下記の手順で凝集度を測定したところ、40.3%だった。
<トナー3の作成>
上記トナー1の作成条件のうち、RY50の部数のみを3部に変更して作成した。同様に、トナー3についても凝集度を測定したところ、84.7%だった。
上記トナー1の作成条件のうち、RY50の部数のみを3部に変更して作成した。同様に、トナー3についても凝集度を測定したところ、84.7%だった。
<凝集度の測定方法>
凝集度の測定は下記の方法で行った。測定装置は、例えば、ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し、振動台の上に、以下の手順で附属部品をセットする。
凝集度の測定は下記の方法で行った。測定装置は、例えば、ホソカワミクロン社製のパウダーテスターを使用し、振動台の上に、以下の手順で附属部品をセットする。
(イ)バイブロシュート
(ロ)パッキン
(ハ)スペースリング
(ニ)フルイ(3種類)上>中>下
(ホ)オサエバー
(ロ)パッキン
(ハ)スペースリング
(ニ)フルイ(3種類)上>中>下
(ホ)オサエバー
次に、ノブナットで固定し、振動台を作動させる。測定条件は以下の通りである。
フルイ目開き(上)75μm
フルイ目開き(中)45μm
フルイ目開き(下)20μm
振巾目盛1mm
試料採取量2g
振動時間10秒
フルイ目開き(中)45μm
フルイ目開き(下)20μm
振巾目盛1mm
試料採取量2g
振動時間10秒
測定後、以下に示す計算から凝集度を求める。
上段のフルイに残った粉体の重量%×1・・・(a)
中段のフルイに残った粉体の重量%×0.6・・・(b)
下段のフルイに残った粉体の重量%×0.2・・・(c)
上記3つの計算値の合計をもって、凝集度(%)とする。
すなわち、凝集度(%)=(a)+(b)+(c)とする。
中段のフルイに残った粉体の重量%×0.6・・・(b)
下段のフルイに残った粉体の重量%×0.2・・・(c)
上記3つの計算値の合計をもって、凝集度(%)とする。
すなわち、凝集度(%)=(a)+(b)+(c)とする。
図8は、本実験結果を示す表図である。
図8に示すように、本実験は、実施例1〜5と比較例1〜4との比較により行った。実施例1〜5、比較例1〜4では、図2に示すプロセスユニットとトナーカートリッジを挿入できるようにカラープリンタ(Ricoh製 IPSiO SP C310)を改造したものを用いた。また、プロセスユニットの駆動は、作像駆動モーターと連結して構成し、トナーカートリッジの駆動については、プロセスカートリッジの駆動源をクラッチによりトナーカートリッジとの連結を可能にし、必要に応じて駆動源とトナーカートリッジの駆動ギアを連結することでトナー補給を可能とする構成にした。
図8に示すように、本実験は、実施例1〜5と比較例1〜4との比較により行った。実施例1〜5、比較例1〜4では、図2に示すプロセスユニットとトナーカートリッジを挿入できるようにカラープリンタ(Ricoh製 IPSiO SP C310)を改造したものを用いた。また、プロセスユニットの駆動は、作像駆動モーターと連結して構成し、トナーカートリッジの駆動については、プロセスカートリッジの駆動源をクラッチによりトナーカートリッジとの連結を可能にし、必要に応じて駆動源とトナーカートリッジの駆動ギアを連結することでトナー補給を可能とする構成にした。
また、実施例1〜5と比較例1〜4は下記の条件とした。
<実施例1>
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。また、供給ローラは、平均発泡セル径が100μmの発泡ポリウレタンを芯金ローラの周囲に形成したものであって、外径が13.4mm、体積抵抗は3×104Ωであった。また、供給ローラの現像ローラに対する食い込み量は1mm、接触圧は47N/mとし、現像ローラへの印加電圧を−200V、供給ローラへの印加電圧を−350Vとした。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−150Vとなるようにした。
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。また、供給ローラは、平均発泡セル径が100μmの発泡ポリウレタンを芯金ローラの周囲に形成したものであって、外径が13.4mm、体積抵抗は3×104Ωであった。また、供給ローラの現像ローラに対する食い込み量は1mm、接触圧は47N/mとし、現像ローラへの印加電圧を−200V、供給ローラへの印加電圧を−350Vとした。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−150Vとなるようにした。
<実施例2>
実施例2は、上記実施例1に対し、供給ローラの弾性層と外径を変更した。具体的には、外径を13.4mmから12.8mmに変更し、平均発泡セル径を100μmから266μmに変更した。また、これに伴い、供給ローラの食い込み量が0.7mmとなり、接触圧が30N/mとなった。
実施例2は、上記実施例1に対し、供給ローラの弾性層と外径を変更した。具体的には、外径を13.4mmから12.8mmに変更し、平均発泡セル径を100μmから266μmに変更した。また、これに伴い、供給ローラの食い込み量が0.7mmとなり、接触圧が30N/mとなった。
<実施例3>
実施例3は、上記実施例2に対し、供給ローラの弾性層を変更して体積抵抗を3×104Ωから2×106Ωに変更した。
実施例3は、上記実施例2に対し、供給ローラの弾性層を変更して体積抵抗を3×104Ωから2×106Ωに変更した。
<実施例4>
実施例4は、上記実施例3に対し、供給ローラへの印加電圧のみを−350Vから−300Vに変更した。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−100Vとなるようにした。
実施例4は、上記実施例3に対し、供給ローラへの印加電圧のみを−350Vから−300Vに変更した。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−100Vとなるようにした。
<実施例5>
実施例5は、上記実施例1に対し、トナーのみを変更し、トナー1からそれよりも凝集度の高い上記トナー3に変更した。
実施例5は、上記実施例1に対し、トナーのみを変更し、トナー1からそれよりも凝集度の高い上記トナー3に変更した。
<比較例1>
比較例1は、上記実施例1に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
比較例1は、上記実施例1に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
<比較例2>
比較例2は、上記実施例2に対し、供給ローラの外径を12.8mmから12.4mmに変更した。これに伴い、供給ローラの食い込み量が0.7mmから0.5mmになり、接触圧が26N/mとなった。
比較例2は、上記実施例2に対し、供給ローラの外径を12.8mmから12.4mmに変更した。これに伴い、供給ローラの食い込み量が0.7mmから0.5mmになり、接触圧が26N/mとなった。
<比較例3>
比較例3は、上記実施例1に対し、供給ローラへの印加電圧のみを−350Vから−250Vに変更した。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−50Vとなるようにした。
比較例3は、上記実施例1に対し、供給ローラへの印加電圧のみを−350Vから−250Vに変更した。すなわち、現像ローラに対する供給ローラの電位差が−50Vとなるようにした。
<比較例4>
比較例4は、上記実施例1に対し、供給ローラの弾性層を変更して体積抵抗を3×104Ωから1×107Ωに変更した。
比較例4は、上記実施例1に対し、供給ローラの弾性層を変更して体積抵抗を3×104Ωから1×107Ωに変更した。
そして、実施例1〜5と比較例1〜4において、画像濃度と感光体の摩耗量について評価した。詳しくは、下記のようにして評価した。
<画像濃度の評価方法>
感光体走行距離(表面移動距離)が5000mに達するまで、A4紙の全面にベタ画像を出力し、その画像の先端と後端のそれぞれの画像濃度をX−Rite社製の反射濃度計(X−Rite310)で測定した。そして、画像先端の画像濃度と画像後端の画像濃度の画像濃度差をΔID(ΔID=(画像先端の画像濃度)−(画像後端の画像濃度))として算出し、ΔID≦0.1であれば、画像後端でも所望の画像濃度が得られていると判断し「○」と判定した。反対に、ΔID>0.1の場合は、画像後端の画像濃度が十分に得られていないとして「×」と判定した。
感光体走行距離(表面移動距離)が5000mに達するまで、A4紙の全面にベタ画像を出力し、その画像の先端と後端のそれぞれの画像濃度をX−Rite社製の反射濃度計(X−Rite310)で測定した。そして、画像先端の画像濃度と画像後端の画像濃度の画像濃度差をΔID(ΔID=(画像先端の画像濃度)−(画像後端の画像濃度))として算出し、ΔID≦0.1であれば、画像後端でも所望の画像濃度が得られていると判断し「○」と判定した。反対に、ΔID>0.1の場合は、画像後端の画像濃度が十分に得られていないとして「×」と判定した。
<感光体の摩耗量の評価方法>
感光体の摩耗量の評価は、上記感光体走行距離が5000mに達する前後に、フィッシャーインストルメンツ社製の膜厚測定器(フィッシャースコープMMS)を用いて感光層の膜厚を測定して行った。摩耗量の良否の判断基準を2.5μmとし、前記膜厚の測定値から算出された感光体表面の摩耗量が2.5μm以下であった場合は「○」と判定し、反対に、摩耗量が2.5μmを超えた場合は「×」と判定した。
感光体の摩耗量の評価は、上記感光体走行距離が5000mに達する前後に、フィッシャーインストルメンツ社製の膜厚測定器(フィッシャースコープMMS)を用いて感光層の膜厚を測定して行った。摩耗量の良否の判断基準を2.5μmとし、前記膜厚の測定値から算出された感光体表面の摩耗量が2.5μm以下であった場合は「○」と判定し、反対に、摩耗量が2.5μmを超えた場合は「×」と判定した。
<総合評価方法>
さらに、総合評価として、上記ΔIDの判定と感光体摩耗量の判定がどちらも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。どちらか一方、又は両方とも「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
さらに、総合評価として、上記ΔIDの判定と感光体摩耗量の判定がどちらも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。どちらか一方、又は両方とも「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
以下、実験結果の詳細を説明する。
図8から分かるように、実施例1〜5では、感光体の摩耗量と画像濃度差(ΔID)のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜4では、感光体の摩耗量と画像濃度差(ΔID)のいずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
図8から分かるように、実施例1〜5では、感光体の摩耗量と画像濃度差(ΔID)のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜4では、感光体の摩耗量と画像濃度差(ΔID)のいずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
詳しくは、比較例1は、感光体の摩耗量の評価が「×」となった。これは、比較例1では、シリコーンオイルを含有しないトナー(トナー2)を用いていたため、感光体の表面摩耗を低減できなかったと考えられる。一方、比較例2〜4及び実施例1〜5では、シリコーンオイルを含有するトナー(トナー1又はトナー3)を用いていたため、感光体の摩耗量の評価は「○」であった。
しかし、比較例2〜4では、画像濃度差(ΔID)の評価が「×」となった。これは、比較例2〜4において、シリコーンオイルを含有し凝集力が高くなったトナーを用いたことで、現像ローラへのトナー供給量が十分に得られなかったためと考えられる。
すなわち、比較例2においては、供給ローラの食い込み量と接触圧が、上記凝集力の高いトナーを用いた場合に好ましいとされる基準値(食い込み量:0.7mm以上、接触圧:30N/m以上)よりも小さい値(食い込み量:0.5mm、接触圧:26N/m)に設定されている。このため、比較例2では、供給ニップにおいてトナーのほぐし効果と摩擦荷電効果が十分に得られず、画像濃度差(ΔID)が大きくなったものと考えられる。
また、比較例3では、現像ローラに対する供給ローラの電位差が、上記凝集力の高いトナーを用いた場合に好ましいとされる基準値(100V以上)よりも小さい値(50V)に設定されている。このため、比較例3では、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が十分に得られず、画像濃度差(ΔID)が大きくなったと考えられる。
また、比較例4では、供給ローラの体積抵抗が、上記凝集力の高いトナーを用いた場合に好ましいとされる基準値(1.0×106Ω以下)よりも大きい値(1.0×107Ω)に設定されている。このため、比較例4では、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が小さくなり、現像ローラへのトナー供給能力が低くなった結果、画像濃度差(ΔID)が大きくなったと考えられる。
一方、実施例1〜5では、供給ローラの食い込み量、接触圧、体積抵抗、及び現像ローラに対する供給ローラの電位差が、全て上記好ましいとされる値に設定されている。その結果、現像ローラへのトナー供給能力が高まり、凝集力の高いトナー(トナー1又はトナー3)を用いても良好な画像を得ることができたと考えられる。また、本実験では、実施例5において、実施例1〜4よりもさらに凝集力の高いトナー(トナー3)を用いることで、凝集度が54%以上の広い範囲のトナーに対して本発明の効果が得られることを確認できた。
このような結果が得られたのは、本発明を適用することにより、現像ローラ上のトナーの荷電量と付着量とが向上したものと考えられる。そこで、このことを確認するために、上記実施例1及び2と、上記比較例2及び3における、それぞれのトナーの荷電量と付着量について調べた。その結果を、図9に示す。
具体的に、現像ローラ上のトナーの荷電量と付着量は、図10に示す供給ローラ42の供給ニップと規制ブレード43の規制ニップとの間の範囲Hで測定した。
図9において、実施例2と比較例2とを比べると、実施例2は比較例2よりも供給ローラの食い込み量を多く設定している。その結果、実施例2では、比較例2に比べて、トナーの荷電量と付着量が増加した。これは、実施例2において、食い込み量を多くすることによるトナーのほぐし効果と摩擦荷電効果が向上したためと考えられる。
また、図9において、実施例1と比較例3とを比べると、実施例1は比較例3よりも現像ローラに対する供給ローラの電位差の絶対値が大きく設定されている。その結果、実施例1では、比較例3に比べて、トナーの荷電量と付着量が増加した。これは、実施例1において、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が大きくなり、現像ローラへのトナー供給能力が向上したためと考えられる。
以上のように、本発明によれば、供給ローラの食い込み量を0.7mm以上に設定する、あるいは、供給ローラの接触圧を30N/m以上に設定することで、凝集力の高い(凝集度54%以上の)トナーを用いた場合でも、現像ローラ上のトナーの帯電量や付着量を多くすることができる。このように、本発明によれば、現像ローラへのトナー供給能力を向上させることができるので、凝集力の高いトナーを用いた場合の画像濃度の低下を抑制することができ、良好な画像を得ることが可能となる。さらに、現像ローラに対する供給ローラの電位を、トナーの帯電極性と同じ極性側に100V以上オフセットすることによって、トナー供給能力をより一層の向上させることができるようになる。
また、本実施形態のように、プロセスユニットをトナーカートリッジとは別体にし、プロセスユニットの長寿命化を図った構成においては、使用に伴って、凝集力の高いトナーを使用することによる画像濃度の低下の問題が顕在化しやすい。従って、特に、このような構成の現像装置に本発明を適用することにより、現像ローラへのトナー供給力を長期に亘って良好に維持することができるようになるので、大きな効果を期待できる。
また、上記のように、供給ローラの体積抵抗を、1.0×106Ω以下にすることで、供給ローラと現像ローラとの間の電界強度が大きくなり、現像ローラへのトナー供給能力がさらに向上させることが可能となる。また、供給ローラの弾性層の平均発泡セル径を250μm以下とすることで、供給ローラが現像ローラに対して比較的均一な接触圧で接触することができ、現像ローラへのトナーの供給ムラも低減できるようになる。
以下、本実施形態における他の特徴部分について説明する。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、現像ローラ41の両端部からのトナー漏れを抑制するために端部シール50が設けられているが、現像装置に端部シールを設ける点については公知である(例えば、特許文献1参照)。このような端部シールを備えた従来機において、潤滑剤成分が付与されたトナーを用いた場合、縦スジ等が入った異常画像の発生や、端部シール等からのトナー漏れが生じることがあった。そこで、この原因を調査したところ、端部シールと現像ローラとの間で生じる摩擦熱によるトナーの固着が原因と分かった。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、現像ローラ41の両端部からのトナー漏れを抑制するために端部シール50が設けられているが、現像装置に端部シールを設ける点については公知である(例えば、特許文献1参照)。このような端部シールを備えた従来機において、潤滑剤成分が付与されたトナーを用いた場合、縦スジ等が入った異常画像の発生や、端部シール等からのトナー漏れが生じることがあった。そこで、この原因を調査したところ、端部シールと現像ローラとの間で生じる摩擦熱によるトナーの固着が原因と分かった。
すなわち、潤滑剤成分が付与されたトナーは、トナー同士の凝集力が高く、トナーの流動性が悪いことから、規制ブレードの長手方向の端部側でトナーが滞留しやすくなる。その結果、滞留するトナーに現像ローラと端部シールとの摺接により発生した摩擦熱が蓄えられて、トナーが溶融し、溶融したトナーが規制ブレードなどに固着する。そして、このようなトナーの固着が画像形成領域で発生した場合、規制ブレードによって現像ローラ上のトナーを均一な厚さにすることができなくなり、縦スジ等が入った異常画像が発生する。
また、端部シールのシール性が不十分であった場合、端部シールと現像ローラとの間にトナーが侵入すると、侵入したトナーが端部シールと現像ローラとの間で生じる摩擦熱によって固着する。そして、端部シールと現像ローラとの間でトナーが固着した場合は、固着したトナーによって現像ローラが部分的に削られて、そこからトナー漏れが発生する。特に、端部シールと現像ローラとの間ではトナーが摩擦熱を直接受けることから、固着トナーが成長しやすい。このため、成長した固着トナーによって、現像装置の開口部に設けられた入口シールのシール性が低下し、トナー漏れが生じることもある。
また、図11に示すように、端部シール500と現像ローラ410との間にトナーが侵入すると(図の矢印Y1方向参照)、侵入したトナーは現像ローラ410の回転力を受けて移動し(図の矢印Y2方向参照)、規制ブレード430の先端430aにトナーが達することがある。特に、規制ブレード430の先端430aでは、規制ブレード430が端部シール500と現像ローラ410との間に挟み込まれているため、規制ブレード430の接触圧が高くなっている。このため、トナーが規制ブレード430の先端430aに達した場合は、高い接触圧と摩擦熱の影響によりトナーの固着がより一層生じやすくなる。
また、このようなトナーの固着は、ガラス転移温度(Tg)の低いトナーを用いた場合や、小粒径のトナーを用いた場合にも生じやすくなる。
さらに、このような問題は、プロセスユニットをトナーカートリッジとは別体にし、プロセスユニットの長寿命化を図った構成において顕在化しやすい。
なお、特開2005−31432号公報では、現像ローラと端部シールとの間にトナーが侵入したとしても、そのトナーを現像ローラの軸方向中央部側へ戻すことのできる現像装置が提案されている。
具体的に、この現像装置では、図12(a)に示すように、端部シール500の毛倒れ方向を現像ローラ410の回転方向に向かって現像ローラ410の軸方向中央側へ傾くようにしている。これにより、図12(b)に示すように、端部シール500と現像ローラ410との間にトナーが侵入したとしても(図の矢印Y1方向参照)、現像ローラ410の回転によってトナーを端部シール500の毛倒れ方向に送り(図の矢印Y3方向参照)、軸方向中央側へ戻すことができる。
しかしながら、上記公開公報(特開2005−31432号公報)では、現像ローラと端部シールとの間で生じる摩擦熱については特に言及されておらす、凝集力が高く、流動性の低いトナーを用いた場合に、摩擦熱によって生じるトナーの固着を抑制する手段については提案されていない。
そこで、本実施形態では、凝集力の高いトナーを用いた場合に、上記トナーの固着を抑制するため、下記のような構成にしている。
具体的に、本実施形態では、図13に示すように、現像ローラ41に対する端部シール50の食い込み量kを、0.3mm以上2.1mm以下の範囲に設定している。ここでいう端部シール50の食い込み量とは、端部シールを現像ローラに対して所定の加圧力で接触させたときのニップ部を形成する部分における変形量のことである。なお、端部シール50は、規制ブレード43や入口シール48の長手方向の端部を現像ローラ41との間で挟み込んでいる箇所でも変形(圧縮)しているが、端部シール50の食い込み量は、この箇所における変形量を言うものではない。すなわち、端部シール50が現像ローラ41に対して直接接触している箇所での変形量を、端部シール50の食い込み量とする。
具体的に、本実施形態では、図13に示すように、現像ローラ41に対する端部シール50の食い込み量kを、0.3mm以上2.1mm以下の範囲に設定している。ここでいう端部シール50の食い込み量とは、端部シールを現像ローラに対して所定の加圧力で接触させたときのニップ部を形成する部分における変形量のことである。なお、端部シール50は、規制ブレード43や入口シール48の長手方向の端部を現像ローラ41との間で挟み込んでいる箇所でも変形(圧縮)しているが、端部シール50の食い込み量は、この箇所における変形量を言うものではない。すなわち、端部シール50が現像ローラ41に対して直接接触している箇所での変形量を、端部シール50の食い込み量とする。
図13に示すように、本実施形態において、現像ローラ41の半径をr[mm]、端部シール50が現像ローラ41に接触している所定の箇所における端部シール50の厚さをt[mm]、現像ローラ41の軸中心から前記所定の箇所に対応する端部シール50の貼り代までの距離をd[mm]とすると、これらを用いた下記式(2)により端部シール50の食い込み量kを算出した。なお、ここでいう端部シール50の厚さtとは、図5に示す粘着層54の裏面から立毛層53を形成する繊維の先端までの厚さをいう。
k=r+t−d・・・・・式(2)
k=r+t−d・・・・・式(2)
上記のように、本実施形態では、端部シール50の食い込み量を0.3mm以上2.1mm以下の範囲に設定することで、端部シール50と現像ローラ41との接触圧をこれまでよりも低減し、両者間での摩擦熱の発生を抑制することができる。これにより、凝集力の高いトナーを用いても、端部シール50と現像ローラ41との間で生じる摩擦熱によるトナーの固着を抑制することが可能となる。
また、現像ローラ41に対する端部シール50の接触圧を小さく設定することによっても同様の効果が得られる。ただし、ある程度のシール性は確保する必要があるので、現像ローラ41に対する端部シール50の接触圧(面圧)は、0.25N/cm2以上7.5N/cm2以下の範囲とするのがよい。このように、端部シール50の接触圧を設定することによっても、端部シール50と現像ローラ41との間で生じる摩擦熱を低減することができ、トナーの固着を抑制することが可能となる。
また、現像ローラ41に対する端部シール50の接触圧は、現像ローラ41の軸方向端部側から中央側に向かって増大させるのが好ましい。これにより、端部シール50の接触圧がトナー侵入側で大きくなるので、端部シール50と現像ローラ41との間へのトナーの侵入をより確実に抑制することができるようになる。一方、トナー侵入側から反対側に向かっては、端部シール50の接触圧が低減されるので、摩擦熱の発生を低減することができ、トナーの固着を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記公開公報(特開2005−31432号公報)に記載の現像装置と同様に、端部シールの立毛層の毛倒れ方向を、現像ローラの回転方向(詳しくは、現像ローラの端部シールとの接触箇所における表面移動方向)に向かって現像ローラの軸方向中央側へ傾くようにしている(図12参照)。これにより、端部シール50と現像ローラ41との間にトナーが侵入したとしても、現像ローラ41の回転によってトナーを端部シール50の毛倒れ方向に送り、軸方向中央側へ戻すことができるので、トナーの固着を未然に回避することができる。
また、図14に示すように、端部シール50の毛倒れ方向Z1が、現像ローラ41の端部シール50との接触箇所における表面移動方向Z2に対して成す角度θは、30°以上60°以下となるように設定されることが望ましい。このように角度θを設定することで、現像ローラ41の回転力を利用してトナーを毛倒れ方向に移動させやすくなる。
また、端部シール50の現像ローラ41との接触面側(本実施形態では立毛層53)は、フッ素系の材料で形成されていることが好ましい。現像ローラ41との接触面側をフッ素系の材料で形成することで、現像ローラ41に対する摺動性が高まり、摩擦熱の発生を一層低減することができる。
また、現像ローラ41の表面硬度は、JISA硬度で60°以下であることが好ましい。このように、現像ローラ41の表面硬度を低く設定することで、現像ローラ41に対する端部シール50や規制ブレード43の接触圧を低減することができ、トナーの固着を抑制することができる。
また、本発明者は、上記のように端部シールの食い込み量及び接触圧、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θ(図14参照)を設定することによる効果を確認するための実験を行った。
以下、その実験について説明する。
以下、その実験について説明する。
図15は、本実験結果を示す表図である。
図15に示すように、本実験は、実施例1〜4と比較例1〜6との比較により行った。本実験に用いたトナー1〜3のうち、トナー1及びトナー2は、上述の実験で用いたトナー1及びトナー2と同様のトナーである。しかし、本実験に用いたトナー3は、上述のトナー3とは異なる。ここでは、凝集度が47.8%のもの(Ricoh製 IPSiO SP C310に用いるブラックトナー)をトナー3として用いた。このトナー3は、トナー1及びトナー2とは異なり、前混合処理→溶融混練処理→粉砕処理→分級処理→外添混合処理→フルイ処理を経て作成された粉砕トナーである。また、凝集度は、上述の方法と同じ方法で測定した。
図15に示すように、本実験は、実施例1〜4と比較例1〜6との比較により行った。本実験に用いたトナー1〜3のうち、トナー1及びトナー2は、上述の実験で用いたトナー1及びトナー2と同様のトナーである。しかし、本実験に用いたトナー3は、上述のトナー3とは異なる。ここでは、凝集度が47.8%のもの(Ricoh製 IPSiO SP C310に用いるブラックトナー)をトナー3として用いた。このトナー3は、トナー1及びトナー2とは異なり、前混合処理→溶融混練処理→粉砕処理→分級処理→外添混合処理→フルイ処理を経て作成された粉砕トナーである。また、凝集度は、上述の方法と同じ方法で測定した。
また、本実験で用いるトナー1〜3のガラス転移温度(Tg)を下記の測定方法で測定したところ、トナー1は41.3℃、トナー2は44.1℃、トナー3は66.1℃であった。
<ガラス転移点の測定方法>
使用するトナーのガラス転移温度(Tg)の測定としては、例えば示差走査熱量計(例えばDSC−6220R:セイコーインスツル社)を用いて、まず、室温から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、150℃で10min間放置する。次いで、室温まで試料を冷却して10min放置し、再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱して、ガラス転移温度以下のベースラインと、ガラス転移を示す曲線部分の接線との交点で求めることができる。
使用するトナーのガラス転移温度(Tg)の測定としては、例えば示差走査熱量計(例えばDSC−6220R:セイコーインスツル社)を用いて、まず、室温から昇温速度10℃/minで150℃まで加熱した後、150℃で10min間放置する。次いで、室温まで試料を冷却して10min放置し、再度150℃まで昇温速度10℃/minで加熱して、ガラス転移温度以下のベースラインと、ガラス転移を示す曲線部分の接線との交点で求めることができる。
本実験において、実施例1〜4と比較例1〜6は下記の条件とした。
<実施例1>
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧は、それぞれ0.3mmと0.28N/cm2に設定した。また、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを30°に設定した。規制ブレードの先端の曲げ角度は18°だった。
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧は、それぞれ0.3mmと0.28N/cm2に設定した。また、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを30°に設定した。規制ブレードの先端の曲げ角度は18°だった。
<実施例2>
実施例2は、上記実施例1に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を増大させ、それぞれ2.1mmと7.4N/cm2に変更した。
実施例2は、上記実施例1に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を増大させ、それぞれ2.1mmと7.4N/cm2に変更した。
<実施例3>
実施例3は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、45°に変更した。
実施例3は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、45°に変更した。
<実施例4>
実施例4は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、60°に変更した。
実施例4は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、60°に変更した。
<比較例1>
比較例1は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
比較例1は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
<比較例2>
比較例2は、上記実施例3に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を小さくし、それぞれ0.2mmと0.15N/cm2に変更した。
比較例2は、上記実施例3に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を小さくし、それぞれ0.2mmと0.15N/cm2に変更した。
<比較例3>
比較例3は、上記実施例3に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を増大させ、それぞれ2.7mmと9.6N/cm2に変更した。
比較例3は、上記実施例3に対し、現像ローラに対する端部シールの食い込み量と接触圧を増大させ、それぞれ2.7mmと9.6N/cm2に変更した。
<比較例4>
比較例4は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、15°に変更した。
比較例4は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、15°に変更した。
<比較例5>
比較例5は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、75°に変更した。
比較例5は、上記実施例1に対し、端部シールの毛倒れ方向の成す角度θを、75°に変更した。
<比較例6>
比較例6は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー3に変更した。
比較例6は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー3に変更した。
なお、各実施例及び各比較例における端部シールの接触圧は、現像ローラによって端部シールが圧縮されている箇所の反発力を、接触面積で割って算出した。
そして、実施例1〜4と比較例1〜6において、規制ブレードの先端へのトナーの固着と、トナー漏れと、感光体の摩耗量について評価した。詳しくは、下記のようにして評価した。
<トナー固着の評価方法>
上述の実験と同様のカラープリンタを用いて、温度27℃、湿度80%の環境下で、感光体走行距離(表面移動距離)が5000mに達するまで印刷駆動させ、駆動後、規制ブレードの先端を観察してトナー固着の有無を確認した。トナー固着が無い場合は「○」と判定し、トナー固着があった場合は「×」と判定した。
上述の実験と同様のカラープリンタを用いて、温度27℃、湿度80%の環境下で、感光体走行距離(表面移動距離)が5000mに達するまで印刷駆動させ、駆動後、規制ブレードの先端を観察してトナー固着の有無を確認した。トナー固着が無い場合は「○」と判定し、トナー固着があった場合は「×」と判定した。
<トナー漏れの評価方法>
トナー漏れの評価は、上記感光体走行距離が5000mに達した後、端部シールの状態を観察し、トナー漏れの有無を確認して行った。その結果、端部シールのシール面上にトナーが無い場合は「○」と判定し、トナーがある場合は「×」と判定した。
トナー漏れの評価は、上記感光体走行距離が5000mに達した後、端部シールの状態を観察し、トナー漏れの有無を確認して行った。その結果、端部シールのシール面上にトナーが無い場合は「○」と判定し、トナーがある場合は「×」と判定した。
<感光体の摩耗量の評価方法>
感光体の摩耗量の評価は、上述の実験と同様に行った。
感光体の摩耗量の評価は、上述の実験と同様に行った。
<総合評価方法>
さらに、総合評価として、上記トナーの固着と、トナー漏れと、感光体の摩耗量の判定がいずれも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。いずれかが「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
さらに、総合評価として、上記トナーの固着と、トナー漏れと、感光体の摩耗量の判定がいずれも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。いずれかが「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
以下、実験結果の詳細を説明する。
図15から分かるように、実施例1〜4では、トナーの固着と、トナー漏れと、感光体の摩耗量のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜6では、いずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
図15から分かるように、実施例1〜4では、トナーの固着と、トナー漏れと、感光体の摩耗量のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜6では、いずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
詳しく見ると、比較例1と比較例6は、感光体の摩耗量の評価が「×」となった。これは、比較例1と比較例6では、シリコーンオイルを含有しないトナー(トナー2又はトナー3)を用いていたため、感光体の表面摩耗を低減できなかったものと考えられる。一方、比較例2〜5及び実施例1〜4では、シリコーンオイルを含有するトナー(トナー1)を用いていたため、感光体の摩耗量の評価は「○」であった。
しかし、比較例2は、トナー漏れの評価が「×」となった。これは、比較例2では、端部シールの食い込み量と接触圧が、シール性を確保するために必要な値(食い込み量:03mm以上、接触圧:0.25N/cm2以上)よりも小さい値(食い込み量:0.2mm、接触圧:0.15N/cm2)に設定されているので、トナー漏れが発生したものと考えられる。
また、比較例3は、トナー固着の評価が「×」となった。比較例3では、シリコーンオイルを含有し凝集力が高くなったトナーを用いているが、端部シールの食い込み量と接触圧が、上記好ましいとされる上限値(食い込み量:2.1mm以下、接触圧:7.5N/cm2以下)よりも大きい値(食い込み量:2.7mm、接触圧:9.6N/cm2)に設定されている。このため、端部シールと現像ローラとの間の摩擦熱が増大し、トナーの固着が発生したものと考えられる。
また、比較例4は、トナー固着の評価とトナー漏れの評価が「×」となった。これは、毛倒れ方向の成す角度θが、上記好ましいとされる範囲(30°以上60°以下)よりも小さい値(15°)に設定されているため、端部シールと現像ローラとの間に侵入したトナーを効果的に戻すことができず、トナー固着とトナー漏れが発生したものと考えられる。
比較例5は、比較例4と同様に、トナー固着の評価とトナー漏れの評価が「×」となった。比較例5の場合も、毛倒れ方向の成す角度θが、上記好ましいとされる範囲内に設定されていない。この場合は、毛倒れ方向の成す角度θが、上記好ましいとされる範囲(30°以上60°以下)よりも大きい値(75°)に設定されている。このため、トナーが端部シールの毛の隙間に入りやすくなり、トナー固着とトナー漏れが発生したものと考えられる。
一方、実施例1〜4は、端部シールの食い込み量、接触圧、毛倒れ方向の成す角度θが、全て上記好ましいとされる値に設定されている。その結果、トナー固着及びトナー漏れの発生を防止することができたと考えられる。
以上のように、本実施形態では、端部シールの食い込み量を0.3mm以上2.1mm以下の範囲に設定する、あるいは、端部シールの接触圧を0.25N/cm2以上7.5N/cm2以下の範囲に設定することによって、凝集力の高い(凝集度54%以上の)トナーを用いた場合でも、シール性を確保しつつ、端部シールと現像ローラとの間で生じる摩擦熱を低減することができる。これにより、規制ブレードや端部シールと現像ローラとの間でのトナーの固着を抑制することができる。
このように、本実施形態に係る現像装置によれば、規制ブレードなどへのトナーの固着を抑制することができるので、縦スジ等が入った異常画像の発生を抑制することができ、良好な画像を得られるようになる。また、万が一、端部シールと現像ローラとの間にトナーが侵入したとしても、侵入したトナーが両者間で固着するのも抑制できるので、端部シールや入口シールのシール性を良好に維持することが可能となる。
また、端部シールの毛倒れ方向を、現像ローラの回転方向に向かって現像ローラの軸方向中央側へ傾くように配設することで、端部シールと現像ローラとの間にトナーが侵入したとしても、そのトナーを戻すことができ、両者間でのトナーの固着を未然に回避することが可能となる。
また、トナー固着の問題は、本実施形態のように、プロセスユニットをトナーカートリッジとは別体にし、プロセスユニットの長寿命化を図った構成において顕在化しやすい。従って、このような構成の現像装置に本実施形態の構成を適用することにより、現像ローラ、規制ブレード及び端部シールの機能を長期に亘って良好に維持することが可能となり、大きな効果を期待できる。
また、図2に示すように、現像剤収容部47を、現像ローラ41、供給ローラ42、規制ブレード43の上方に設けた、いわゆる縦型の現像装置においては、現像ローラ41の周辺のトナーが上方のトナーの荷重を受けて凝集しやすい傾向にある。すなわち、縦型の現像装置においては、現像容器40の下部に設けられた現像ローラ41、供給ローラ42、規制ブレード43の位置で、トナー圧が高くなるため、トナーの固着が発生しやすくなる。そのため、このような縦型の現像装置に本実施形態の構成を適用することで、トナーの固着を効果的に抑制し、良好な画像を得ることが可能となる。
また、現像剤として、ガラス転移温度(Tg)が40℃以上の比較的溶けやすいトナーを用いた場合、あるいは小粒径のトナーを用いた場合も、トナーの固着が発生しやすくなるが、このような場合にも、本実施形態の構成を適用することで、トナーの固着を効果的に抑制することができる。
以下、さらに、本実施形態における別の特徴部分について説明する。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、現像容器40の開口部40a近傍に入口シール48が設けられているが、現像装置に入口シールを設ける点については公知である(例えば、特許文献1参照)。このような入口シールを備えた従来機において、潤滑剤成分が付与されたトナーを用いた場合、縦スジ等が入った異常画像の発生や、入口シールからのトナー漏れが生じることがあった。そこで、この原因を調査したところ、入口シールと現像ローラとの間でのトナーの固着が原因と分かった。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、現像容器40の開口部40a近傍に入口シール48が設けられているが、現像装置に入口シールを設ける点については公知である(例えば、特許文献1参照)。このような入口シールを備えた従来機において、潤滑剤成分が付与されたトナーを用いた場合、縦スジ等が入った異常画像の発生や、入口シールからのトナー漏れが生じることがあった。そこで、この原因を調査したところ、入口シールと現像ローラとの間でのトナーの固着が原因と分かった。
すなわち、潤滑剤成分が付与されたトナーは、トナー同士の凝集力が高く、トナーの流動性が悪いことから、現像装置内の搬送スクリューやアジテータなどの駆動によるストレスを受けやすい。トナーが受けるストレスが大きくなると、トナーの外添剤がトナー内に埋没する等のトナーの劣化が早く起こり、現像装置内の各種部材にトナーが固着しやすくなる。また、ガラス転移温度(Tg)の低いトナーを用いた場合や、小粒径のトナーを用いた場合は、特にトナーの固着が生じやすくなる。
このような凝集力の高いトナーを用いた場合、トナーが入口シールと現像ローラとのニップ部で引っ掛かって堆積する傾向にある。そして、堆積したトナーによって入口シールが傷付けられると、その傷を起点にトナーの固着が発生する。その結果、入口シールのトナーの固着箇所よりもそれ以外の箇所で摩耗が促進され、現像ローラに対する入口シールの接触圧がトナーの固着した箇所で局所的に高くなる。これにより、固着したトナーによって現像ローラが部分的に削られ、縦スジ等が入った異常画像が発生する。また、現像ローラが部分的に削られることで、そこからトナー漏れが発生してしまう。
なお、特開2006−259469号公報には、現像ローラに対する入口シールの接触圧を所定の範囲に設定することで、入口シールと現像ローラとの間で生じる摩擦熱を低減し、この摩擦熱によるトナーの固着を抑制する技術が提案されている。
しかしながら、この公開公報(特開2006−259469号公報)では、凝集力が高く、流動性の低いトナーを用いた場合に、入口シールに生じるトナーの固着を抑制する手段については提案されていない。
そこで、本実施形態では、凝集力の高いトナーを用いた場合に、上記のような入口シールへのトナーの固着を抑制するため、下記のような構成にしている。
具体的に、本実施形態では、図16に示すように、現像ローラ41に対する入口シール48の食い込み量qを、0.4mm以下に設定している。ここでいう入口シール48の食い込み量とは、入口シールを現像ローラに対して所定の加圧力で接触させたときのニップ部を形成する部分の変形量のことである。詳しくは、図16に示すように、入口シール48のニップ部を形成する所定箇所が現像ローラ41に接触しない状態での位置U1と、その所定箇所が現像ローラ41に接触した状態での位置U2との距離を、入口シール48の食い込み量qと定義する。
具体的に、本実施形態では、図16に示すように、現像ローラ41に対する入口シール48の食い込み量qを、0.4mm以下に設定している。ここでいう入口シール48の食い込み量とは、入口シールを現像ローラに対して所定の加圧力で接触させたときのニップ部を形成する部分の変形量のことである。詳しくは、図16に示すように、入口シール48のニップ部を形成する所定箇所が現像ローラ41に接触しない状態での位置U1と、その所定箇所が現像ローラ41に接触した状態での位置U2との距離を、入口シール48の食い込み量qと定義する。
例えば、図17に示すように、本実施形態の入口シール48において、現像ローラ41に接触することによって変形する腕部55全体の長さをX[mm]、現像ローラ41に接触することによる腕部先端55aの変形量をQ[mm]、腕部基端55bからニップ部を形成する箇所までの長さをx[mm]とすると、入口シール48の食い込み量q[mm]は下記式(3)により算出することができる。
q=Q×x/X・・・・・式(3)
q=Q×x/X・・・・・式(3)
上記のように、本実施形態では、入口シール48の食い込み量を0.4mm以下に設定することで、入口シール48と現像ローラ41との接触圧をこれまでよりも低減し、凝集力の高いトナーを用いた場合に、トナーが入口シール48に固着しても、トナーが固着していない箇所での入口シール48の摩耗を低減することができる。これにより、現像ローラ41に対する入口シール48の接触圧が局所的に高くなるのを抑制することができるので、トナーが固着した箇所での現像ローラ41の部分的な摩耗を低減でき、異常画像の発生を抑制できる。また、現像ローラ41における部分的な摩耗を低減できるので、そこからのトナー漏れを抑制することも可能となる。
また、現像ローラ41に対する入口シール48の接触圧を小さく設定することによっても同様の効果が得られる。具体的に、入口シール48の接触圧(面圧)は、0.5N/mm2以下にするのがよい。このように、入口シール48の接触圧を設定することで、現像ローラ41の部分的な摩耗を低減でき、異常画像の発生やトナー漏れを抑制できる。
また、図18に示すように、入口シール48と現像ローラ41とのニップ部の現像ローラ41の周方向の幅Wは、0.5mm以上3.0mm以下の範囲に設定されることが好ましい。ここで、前記ニップ部の幅Wを0.5mm以上としているのは、0.5mm未満とすると、十分なシール性を確保できなくなるからである。また、前記ニップ部の幅Wを3.0mm以下としていのは、3.0mmを超えると、レイアウトに不利となるからである。
また、本実施形態では、入口シール48の接触圧を小さくしたことに伴い、入口シール48と現像容器40との間に弾性部材49を設け(図16参照)、シール性を向上させている。すなわち、弾性部材49が、入口シール48の現像ローラ41に接触する面とは反対側の面を支持することで、現像ローラ41に対する入口シール48の接触圧が安定化する。また、弾性部材49によって装置の輸送時などにおける入口シール48の振動を低減することができ、現像容器40からのトナーの漏出をより確実に抑制することが可能となる。
また、入口シール48の表面硬度は、マルテンス硬さ(HMT115)で80N/mm2以上であることが好ましい。このようにすることで、入口シール48の表面硬度が硬くなり、入口シール48にトナーの固着の起点となる傷が付きにくくなるので、トナーの固着をより効果的に抑制することが可能となる。
また、入口シール48の接触圧を小さくするために、現像ローラ41の表面硬度を低くしてもよい。具体的には、現像ローラ41の表面硬度を、JISA硬度で60°以下にする。これにより、現像ローラ41の表面が入口シール48の接触圧によって変形しやすくなるので、入口シール48と現像ローラ41との上記ニップ部の幅Wを広くすることができる。その結果、入口シール48の接触圧が低減し、トナーの固着を効果的に抑制することができる。また、現像ローラ41の表面硬度を低くすることで、入口シール48に微小なトナーの固着が生じても、そのトナーの凹凸を現像ローラの表面で吸収することができるので、現像ローラ41の表面が固着トナーによって削れにくくなる。
また、本発明者は、上記のように入口シールの接触圧及び表面硬度等を設定することによる効果を確認するための実験を行った。
以下、その実験について説明する。
以下、その実験について説明する。
図19は、本実験結果を示す表図である。
図19に示すように、本実験は、実施例1〜4と比較例1〜5との比較により行った。本実験に用いたトナー1及びトナー2は、上述の実験で用いたトナー1及びトナー2と同様のトナーである。
図19に示すように、本実験は、実施例1〜4と比較例1〜5との比較により行った。本実験に用いたトナー1及びトナー2は、上述の実験で用いたトナー1及びトナー2と同様のトナーである。
本実験において、実施例1〜4と比較例1〜5は下記の条件とした。
<実施例1>
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。入口シールは、市販のPET製シート(三菱樹脂社製 商品名「ダイアラミー」)を使用した。入口シールの表面硬度は、マルテンス硬さで135N/mm2であった。また、現像ローラに対する入口シールの接触圧(線圧)を0.3N/mm、ニップ幅を1mmに設定した。また、現像ローラの表面硬度は、JISA硬度で50°であった。
実施例1では、シリコーンオイルを含有する上記トナー1を用いた。入口シールは、市販のPET製シート(三菱樹脂社製 商品名「ダイアラミー」)を使用した。入口シールの表面硬度は、マルテンス硬さで135N/mm2であった。また、現像ローラに対する入口シールの接触圧(線圧)を0.3N/mm、ニップ幅を1mmに設定した。また、現像ローラの表面硬度は、JISA硬度で50°であった。
<実施例2>
実施例2は、上記実施例1に対し、現像ローラの表面硬度を50°から60°に変更した。
実施例2は、上記実施例1に対し、現像ローラの表面硬度を50°から60°に変更した。
<実施例3>
実施例3は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から80N/mm2に変更した。また、入口シールと現像容器との間に弾性部材を設け、入口シールの接触圧を0.3N/mmから0.5N/mmに変更し、ニップ幅を1mmから3mmに変更した。
実施例3は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から80N/mm2に変更した。また、入口シールと現像容器との間に弾性部材を設け、入口シールの接触圧を0.3N/mmから0.5N/mmに変更し、ニップ幅を1mmから3mmに変更した。
<実施例4>
実施例4は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から105N/mm2に変更した。また、入口シールと現像容器との間に設けた弾性部材の幅を変更し、ニップ幅を1mmから0.5mmに変更した。
実施例4は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から105N/mm2に変更した。また、入口シールと現像容器との間に設けた弾性部材の幅を変更し、ニップ幅を1mmから0.5mmに変更した。
<比較例1>
比較例1は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
比較例1は、上記実施例3に対し、トナーのみを変更し、トナー1からシリコーンオイルを含有しないトナー2に変更した。
<比較例2>
比較例2は、上記実施例1に対し、入口シールと現像容器との間に設けた弾性部材を変更し、入口シールの接触圧を0.3N/mmから0.7N/mmに変更した。
比較例2は、上記実施例1に対し、入口シールと現像容器との間に設けた弾性部材を変更し、入口シールの接触圧を0.3N/mmから0.7N/mmに変更した。
<比較例3>
比較例3は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から25N/mm2に変更した。
比較例3は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から25N/mm2に変更した。
<比較例4>
比較例4は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から80N/mm2に変更し、ニップ幅を1mmから0.4mmに変更した。
比較例4は、上記実施例1に対し、入口シールの表面硬度を135N/mm2から80N/mm2に変更し、ニップ幅を1mmから0.4mmに変更した。
<比較例5>
比較例5は、上記実施例1に対し、現像ローラの表面硬度を50°から65°に変更した。
比較例5は、上記実施例1に対し、現像ローラの表面硬度を50°から65°に変更した。
なお、各実施例及び各比較例における入口シールの接触圧は、入口シールの反発力を、現像ローラと入口シールの接触面積で割って算出した。
そして、実施例1〜4と比較例1〜5において、画像スジと、トナー漏れと、感光体の摩耗量について評価した。詳しくは、下記のようにして評価した。
<画像スジの評価方法>
上述の実験と同様のカラープリンタを用いて、温度27℃、湿度80%の環境下で、印字率30%の所定のプリントパターンを2000枚連続して印刷した後に、ハーフトーン画像を印刷し、得られたハーフトーン画像にある濃色スジの本数を数えた。その結果、スジが無い場合は「○」と判定し、スジがあった場合は「×」と判定した。
上述の実験と同様のカラープリンタを用いて、温度27℃、湿度80%の環境下で、印字率30%の所定のプリントパターンを2000枚連続して印刷した後に、ハーフトーン画像を印刷し、得られたハーフトーン画像にある濃色スジの本数を数えた。その結果、スジが無い場合は「○」と判定し、スジがあった場合は「×」と判定した。
<トナー漏れの評価方法>
トナー漏れの評価は、Ricoh製 IPSiO SP C310のプロセスユニット
を使用し、そのプロセスユニットの8つの角部を順に下に向けて、20cmの高さからプロセスユニットを落下させ、落下後にトナー漏れが生じた回数を記録した。その結果、トナー漏れの生じた回数が3回未満の場合は「○」と判定し、3回以上の場合は「×」と判定した。
トナー漏れの評価は、Ricoh製 IPSiO SP C310のプロセスユニット
を使用し、そのプロセスユニットの8つの角部を順に下に向けて、20cmの高さからプロセスユニットを落下させ、落下後にトナー漏れが生じた回数を記録した。その結果、トナー漏れの生じた回数が3回未満の場合は「○」と判定し、3回以上の場合は「×」と判定した。
<感光体の摩耗量の評価方法>
感光体の摩耗量の評価は、上述の実験と同様に行った。
感光体の摩耗量の評価は、上述の実験と同様に行った。
<総合評価方法>
さらに、総合評価として、上記画像スジと、トナー漏れと、感光体の摩耗量の判定がいずれも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。いずれかが「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
さらに、総合評価として、上記画像スジと、トナー漏れと、感光体の摩耗量の判定がいずれも「○」の場合のみ、総合評価を「○」と判定した。いずれかが「×」の場合は、総合評価を「×」と判定した。
以下、実験結果の詳細を説明する。
図19から分かるように、実施例1〜4では、画像スジと、トナー漏れと、感光体の摩耗量のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜5では、いずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
図19から分かるように、実施例1〜4では、画像スジと、トナー漏れと、感光体の摩耗量のいずれについても評価が「○」となり、その結果、総合評価も「○」となった。一方、比較例1〜5では、いずれかの評価が「×」となったため、総合評価も「×」となった。
詳しく見ると、比較例1は、感光体の摩耗量の評価が「×」となった。これは、比較例1では、シリコーンオイルを含有しないトナー(トナー2)を用いていたため、感光体の表面摩耗を低減できなかったものと考えられる。一方、比較例2〜5及び実施例1〜4では、シリコーンオイルを含有するトナー(トナー1)を用いていたため、感光体の摩耗量の評価は「○」であった。
しかし、比較例2は、画像スジの評価が「×」となった。比較例2では、入口シールの接触圧が、上記好ましいとされる上限値(0.5N/mm2以下)よりも大きい値(0.7N/mm2)に設定されている。すなわち、入口シールの接触圧が低減されていないので、トナーが固着した際にそのトナーの固着した箇所で現像ローラの摩耗が促進され、画像スジが発生したものと考えられる。
また、比較例3は、画像スジとトナー漏れの評価が「×」となった。これは、比較例3では、入口シールの表面硬度が、上記好ましいとされる値(80N/mm2以上)よりも低い値(25N/mm2)に設定されているため、入口シールがトナーによって傷付けられやすくなったことに起因すると考えられる。すなわち、入口シールがトナーによって傷付けられたことで、その傷を起点にトナーの固着が生じ、そのトナーの固着した箇所で現像ローラの摩耗が部分的に促進された結果、画像スジが発生し、トナー漏れも生じやすくなったと考えられる。
また、比較例4は、画像スジとトナー漏れの評価が「×」となった。ここで、トナー漏れの評価が「×」となったのは、ニップ幅がシール性を確保するために必要な値(0.5mm以上)よりも小さい値(0.4mm)に設定されていることで、シール性が十分に得られなかったためと考えられる。また、画像スジの評価が「×」となったことについては、前記の通りニップ幅が小さいため、面圧で考えると、上記好ましいとされる値(0.5N/mm2以下)を超えることになり(なお、本実験では、接触圧を線圧で設定している。)、トナーの固着した箇所で現像ローラの摩耗が促進され、スジ画像が生じたものと考えられる。また、この現像ローラの摩耗が、上記トナー漏れの要因になったとも考えられる。
また、比較例5は、画像スジの評価が「×」となった。これは、現像ローラの表面硬度が、上記好ましいとされる値(60°以下)よりも高い値(65°)となっていることで、入口シールに固着したトナーの凹凸を現像ローラの表面で吸収することができず、現像ローラの表面が傷付けられたことによると考えられる。
一方、実施例1〜4は、入口シールの表面硬度及び接触圧、ニップ幅、現像ローラの表面硬度が、全て上記好ましいとされる値に設定されている。その結果、画像スジ及びトナー漏れの発生を抑制することができたと考えられる。
以上のように、本実施形態では、入口シールの接触圧を0.5N/mm2以下に設定する、あるいは、入口シールの食い込み量を0.4mm以下に設定することによって、凝集力の高い(凝集度54%以上の)トナーを用いた場合でも、縦スジ等が入った異常画像が発生を抑制することができると共に、シール性を維持することができる。
すなわち、凝集力の高いトナーを用いた結果、トナーが入口シールに固着しても、入口シールの接触圧が低く設定されているので、トナーが固着していない箇所での入口シールの摩耗を低減することができる。これにより、入口シールの接触圧がトナーの固着した箇所で局所的に高くなるのを抑制することができるので、トナーが固着した箇所での現像ローラの部分的な摩耗を低減することができ、異常画像の発生を抑制することが可能となる。また、現像ローラにおける部分的な摩耗を低減できるので、そこからのトナー漏れを抑制することも可能となる。
また、特に、ガラス転移温度(Tg)の低いトナーを用いた場合や、小粒径のトナーを用いた場合は、トナーの固着が生じやすくなるが、このような場合に、本実施形態の構成を適用することで、大きな効果を期待できる。
さらに、本実施形態において、入口シールのニップ幅を、0.5mm以上3.0mm以下の範囲に設定することで、入口シールのシール性とレイアウト性の両立を図れるようになる。
また、入口シールの表面硬度を、マルテンス硬さで80N/mm2以上にした場合は、トナーの固着の起点となる傷が入口シールに発生するのを抑制できる。これにより、トナーの固着をより効果的に抑制することが可能となる。
また、現像ローラの表面硬度を、JISA硬度で60°以下にすることで、ニップ幅を広くすることができる。これにより、入口シールの接触圧を低減することができ、トナーの固着を効果的に抑制することが可能となる。また、この場合、入口シールに微小なトナーの固着が生じても、そのトナーの凹凸を現像ローラの表面で吸収することができるので、現像ローラの表面が削れにくくなり、異常画像の発生やトナー漏れをより効果的に抑制することが可能となる。
また、本実施形態のように、入口シールと現像容器との間に弾性部材を設けることで、入口シールの接触圧の安定化を図り、シール性を向上せせることができる。また、弾性部材を設けることで、輸送時などにおける入口シールの振動を低減することができるようになり、トナーの漏出をより確実に抑制することが可能となる。
また、本発明には以下の発明も含まれる。
比較的凝集度の低いトナーは、流動性が良いため、シール性に不利で、現像容器と端部シールの間などに入り込みやすい傾向にある。そして、入り込んだトナーに、現像ローラの軸受部やギア連結部での摩擦熱が伝達されると、その熱の影響を受けてトナーが溶融して固着する虞がある。特に、現像装置が定着装置の近くにある場合は、熱の影響を受けやすいため、よりトナーの固着が発生しやすい状況となる。
比較的凝集度の低いトナーは、流動性が良いため、シール性に不利で、現像容器と端部シールの間などに入り込みやすい傾向にある。そして、入り込んだトナーに、現像ローラの軸受部やギア連結部での摩擦熱が伝達されると、その熱の影響を受けてトナーが溶融して固着する虞がある。特に、現像装置が定着装置の近くにある場合は、熱の影響を受けやすいため、よりトナーの固着が発生しやすい状況となる。
そこで、複数の現像装置を備える画像形成装置において、各現像装置に用いられるトナーの凝集度が異なる場合、その中で、最も凝集度の低いトナーを用いる現像装置を、定着装置から最も遠い位置に配設することが望ましい。例えば、図1に示す画像形成装置において、ブラック用現像装置(プロセスユニット1Bk)に用いられるトナーが最も凝集度の低いものである場合、ブラック用現像装置(プロセスユニット1Bk)を、各現像装置(プロセスユニット)の配設位置の中で定着装置23から最も遠い図の左端の位置に配設する。また、その他の現像装置(プロセスユニット1Y,1M,1C)は、トナーの凝集度が高くなるほど、定着装置23に近づけて配設すればよい。
このように現像装置を配設することで、凝集度が低く現像容器と端部シールの間などに入り込みやすいトナー、すなわち固着の生じやすいトナーが、定着装置の熱の影響を受けにくくなるので、トナーの固着が生じにくくなる。従って、本発明の構成に、このような現像装置の並びの構成を適用することで、トナーの固着に起因する縦スジ等の異常画像や端部シール等からのトナー漏れをより一層抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。なお、本実施形態における特徴部分の効果を確認するための上記各実験では、凝集力の高いトナーとして、シリコーンオイルなどの潤滑剤成分を付与したトナーを用いているが、その他の凝集力の高い現像剤を用いた装置においても同様の効果が得られる。また、本発明において使用する現像剤は、磁性あるいは非磁性トナーのみの一成分現像剤でも、トナーとキャリアとを混合した二成分現像剤であってもよい。
また、本発明に係る現像装置は、図1に示すカラーレーザープリンタに限らず、モノクロプリンタや、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等に搭載することも可能である。
1Y,1M,1C,1Bk プロセスユニット
2 感光体(潜像担持体)
4 現像装置
34 現像剤量検知手段
41 現像ローラ(現像剤担持体)
42 供給ローラ(現像剤供給部材)
42b 弾性層
46 補給口
47 現像剤収容部
100 画像形成装置本体
f 供給ローラの食い込み量
2 感光体(潜像担持体)
4 現像装置
34 現像剤量検知手段
41 現像ローラ(現像剤担持体)
42 供給ローラ(現像剤供給部材)
42b 弾性層
46 補給口
47 現像剤収容部
100 画像形成装置本体
f 供給ローラの食い込み量
Claims (9)
- 現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に接触して現像剤を現像剤担持体の表面に供給する現像剤供給部材とを備えた現像装置において、
前記現像剤の凝集度が54%以上であり、
前記現像剤担持体に対する前記現像剤供給部材の食い込み量を、0.7mm以上に設定したことを特徴とする現像装置。 - 現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に接触して現像剤を現像剤担持体の表面に供給する現像剤供給部材とを備えた現像装置において、
前記現像剤の凝集度が54%以上であり、
前記現像剤担持体に対する前記現像剤供給部材の接触圧を、30N/m以上に設定したことを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体と前記現像剤供給部材の少なくとも一方に電圧を印加する電圧印加手段を備え、
前記現像剤担持体の電位に対して、前記現像剤供給部材の電位が、現像剤の帯電極性と同じ極性側に100V以上オフセットするように電圧を印加するようにした請求項1又は2に記載の現像装置。 - 前記現像剤供給部材は、その表面に発泡弾性部材で形成された弾性層を有し、
前記弾性層の平均発泡セル径を250μm以下にした請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記現像剤供給部材の体積抵抗を、1.0×106Ω以下に設定した請求項1から4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記現像剤として、母体粒子にシリコーンオイルで表面処理されたシリカ粒子を外添したトナーを用いた請求項1から5のいずれか1項に記載の現像装置。
- 現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部内の現像剤量を検知する現像剤量検知手段と、
外部から前記現像剤収容部内に現像剤を補給するための補給口とを備えた請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置。 - 表面に潜像を担持する潜像担持体と、
前記潜像担持体上の潜像に現像剤を供給する現像装置とを少なくとも備え、
画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットにおいて、
前記現像装置として、請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とするプロセスユニット。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置、又は、請求項8に記載のプロセスユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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