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JP2013214961A - アンテナ部材 - Google Patents

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JP2013214961A
JP2013214961A JP2013043010A JP2013043010A JP2013214961A JP 2013214961 A JP2013214961 A JP 2013214961A JP 2013043010 A JP2013043010 A JP 2013043010A JP 2013043010 A JP2013043010 A JP 2013043010A JP 2013214961 A JP2013214961 A JP 2013214961A
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antenna
antenna member
conductor
dielectric
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JP2013043010A
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Masahiko Kochi
正彦 高地
Katsuyuki Imai
克之 今井
Masatoshi Kuroda
昌利 黒田
Rikio Tanaka
理机男 田中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Sumitomo Electric Printed Circuits Inc
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Sumitomo Electric Printed Circuits Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/40Radiating elements coated with or embedded in protective material

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Abstract

【課題】アンテナ特性の向上を図ることができると同時にサイズの小型化も可能なアンテナ部材を提供する。
【解決手段】アンテナ部材10は、ベース体1とアンテナ導体3と外部接続端子としての端子5とを備える。ベース体1は、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなる。アンテナ導体3は、ベース体1に接続される。端子5は、アンテナ導体3と電気的に接続される。誘電性複合材料の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)とは、 tanδ≦0.0024×e(0.0341×εr) という関係式を満たす。
【選択図】図1

Description

この発明は、アンテナ部材に関し、より特定的には、誘電体を用いたアンテナ部材に関する。
従来、誘電体の表面にアンテナ導体が設けられた誘電体アンテナが知られている(たとえば、特開2011−160368号公報参照)。特開2011−160368号公報には、誘電体セラミックスと樹脂との複合材料からなる成形体の表面に、放射電極が形成されたフレキシブル基板が接着剤などで固定された、誘電体アンテナが開示されている。上記特開2011−160368号公報では、所定の周波数帯域に関して、成形体を構成する複合材料の特性値(Q値)を所定の範囲とすることによりアンテナの効率および反射減衰特性を改善することが開示されている。
特開2011−160368号公報
しかし、上記特開2011−160368号公報では、アンテナの小型化という観点から成形体の物性を調整することは開示されていない。ここで、上記のような誘電体アンテナは、たとえば携帯電話などの携帯機器やノートパソコンなど比較的小型の電子機器に用いられることが多く、アンテナ特性の向上に加えてサイズの小型化を図ることも強く望まれている。さらに、携帯機器などが使用者の手に保持された場合に、アンテナ特性が変化する場合があるが、そのようなアンテナ特性の変化を抑制することも望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、アンテナ特性の向上を図ることができると同時にサイズの小型化も可能なアンテナ部材を提供することである。
また、この発明の他の目的は、人体が近接した状態における特性の変化を従来よりも抑制することが可能なアンテナ部材を提供することである。
この発明に従ったアンテナ部材は、ベース体とアンテナ導体と外部接続端子とを備える。ベース体は、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなる。アンテナ導体は、ベース体に接続される。外部接続端子は、アンテナ導体と電気的に接続される。誘電性複合材料の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)とは、
tanδ≦0.0024×e(0.0341×εr)
という関係式を満たす。
このようにすれば、従来のアンテナ部材に用いられるベース体より高い比誘電率とすることで、アンテナ部材に伝搬する信号の波長を短くできるため、アンテナ部材の小型化を図ることができる。さらに、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料を用いることにより、アンテナ部材の誘電正接を十分小さくすることができる。このため、アンテナ部材におけるエネルギー損失を小さくでき、結果的に特性の優れたアンテナ部材を実現できる。
また、この発明に従ったアンテナ部材は、ベース体とアンテナ導体と外部接続端子とを備える。ベース体は、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなる。アンテナ導体は、ベース体の表面上に配置される。外部接続端子は、アンテナ導体と電気的に接続される。誘電性複合材料の比誘電率は4以上50以下である。
このようにすれば、従来のアンテナ部材に用いられるベース体より高い比誘電率とすることで、アンテナ部材に伝搬する信号の波長を短くできるため、アンテナ部材の小型化を図ることができるとともに、当該アンテナ部材を適用した携帯機器に人体が近接した状態(たとえば当該携帯機器を使用者が手に持った状態)になっても、当該携帯機器に人体が近接していない状態と比べてアンテナ部材の特性の変化を従来よりも抑制できる。
本発明によれば、小型化および高性能化されたアンテナ部材が得られる。
本発明によるアンテナ部材の実施の形態1を示す斜視模式図である。 図1の線分II−IIにおける断面模式図である。 図1および図2に示したアンテナ部材の変形例を示す断面模式図である。 図1〜図3に示したアンテナ部材の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態2を示す断面模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態3を示す模式図である。 図6の線分VII−VIIにおける断面模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4を示す模式図である。 図8に示したアンテナ部材の製造方法を説明するためのフローチャートである。 図8に示したアンテナ部材の製造方法を説明するための模式図である。 図8に示したアンテナ部材の製造方法を説明するための模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4の第1の変形例を示す断面模式図である。 図12に示したアンテナ部材の製造方法を説明するための模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4の第2の変形例を示す模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4の第3の変形例を示す模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4の第4の変形例を示す模式図である。 本発明によるアンテナ部材の実施の形態4の第5の変形例を示す模式図である。 図8に示したアンテナ部材を用いた携帯機器を説明するための模式図である。 図8に示したアンテナ部材を用いた携帯機器の変形例を説明するための模式図である。 図6に示したアンテナ部材を備える携帯機器を示す模式図である。 本発明の実施例のアンテナ部材を示す写真である。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 比較例と本発明の実施例との測定結果を示すグラフである。 アンテナ部材の等価回路図である。 比較例と本発明の実施例との計算結果を示すグラフである。 本発明の実施例の計算結果を示すグラフである。 比較例の計算結果を示すグラフである。 図15に示したアンテナ部材の変形例を示す模式図である。 図15に示したアンテナ部材の変形例を示す模式図である。 図15に示したアンテナ部材の変形例を示す模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1および図2を参照して、本発明によるアンテナ部材の実施の形態1を説明する。図1および図2に示すように、本発明によるアンテナ部材10は、誘電体からなるベース体1と、このベース体1の表面上に固定されたフレキシブル基板2とを備える。フレキシブル基板2の表面にはアンテナ導体3が所定の平面形状となるように形成されている。このアンテナ導体3には導電線4が接続されている。この導電線4において、アンテナ導体3と接続された側の一方端部とは反対側の他方端部に端子5が接続されている。
ベース体1の断面形状は、図2に示すように半円状となっている。すなわち、ベース体1の底面はほぼ平坦な面となっている一方で、ベース体1の上面は曲面となっている。ベース体1の上記曲面(外側に凸形状となった曲面)上から裏面にまで延在するように、フレキシブル基板2がベース体1に固定されている。
フレキシブル基板2は、ベース体1に対して任意の方法で固定することができる。たとえば、接着剤や接着テープ部材などを用いてフレキシブル基板2をベース体1に固定してもよい。また、フレキシブル基板2は、ベース体1に対向する全面(裏面)を当該ベース体1に固定してもよいが、フレキシブル基板2の裏面について局所的に(たとえば数か所を)ベース体1に固定してもよい。
アンテナ導体3は、フレキシブル基板2の表面に所定の平面形状となるように形成されている。アンテナ導体3は、フレキシブル基板2の表面における任意の位置(つまりベース体1の表面上の任意の位置)に形成されていてもよいが、図2に示すようにベース体1の曲面状となった表面上から平坦な裏面にまで延在するように形成されていてもよい。
本発明によるアンテナ部材10においては、ベース体1が樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料から構成されている。また、ベース体1を構成する誘電性複合材料の比誘電率(εr)と誘電正接(tanδ)とは、
tanδ≦0.0024×e(0.0341×εr)
という関係式を満足するように、ベース体1を構成する誘電性複合材料の組成が調整されている。このようにすれば、アンテナ部材を構成するベース体1について、従来のアンテナ部材における誘電体と比べて、比較的比誘電率を高く設定するとともに誘電正接の値を低く設定することになる。このようなアンテナ部材10では、比誘電率を高くすることで小型化を図ることができるとともに、誘電正接の値を低くすることでアンテナ特性を向上させることができる。さらに携帯電話のような携帯機器にアンテナ部材10を適用した場合に、アンテナ部材の利得の低減が抑制されるとともに、当該アンテナ部材10をLC共振回路と考えたときの静電容量(C)を従来より大きくすることができるので、人間の手によって当該携帯機器が保持された場合の影響(人間の手により携帯機器が保持された場合にアンテナ部材の上記静電容量が変動することにより、アンテナ部材10の周波数特性が変化すること)を抑制できる効果が得られる。この結果、携帯機器の使用状況によらず安定したアンテナ特性を実現することができる。
なお、図3に示すように、アンテナ導体3はベース体1の曲面状となった表面上にのみ形成してもよい。この場合、図3に示すように、アンテナ導体3が形成されたフレキシブル基板2を、ベース体1において曲面状となった上部表面上にのみ接着するといった方法により、アンテナ導体3をベース体1の曲面状となった表面上に配置することができる。
次に、図1〜図3に示したアンテナ部材の製造方法を、図4を参照しながら説明する。
本発明によるアンテナ部材の実施の形態1の製造方法においては、図4に示すように、まず準備工程(S10)を実施する。具体的には、アンテナ部材10を構成するベース体1、アンテナ導体3が表面に形成されたフレキシブル基板2などの構成部材を準備する。
次に、図4に示すアンテナ導体の設置工程(S20)を実施する。具体的には、ベース体1の表面にフレキシブル基板2を接続固定する。フレキシブル基板2のベース体1に対する固定方法としては、接着剤や接着テープなどを用いる方法、あるいはフレキシブル基板をベース体1へ固定部材(たとえば固定ピンやねじなど)を用いて接続する方法など任意の方法を用いることができる。なお、フレキシブル基板2に形成されたアンテナ導体3には、アンテナ導体の設置工程(S20)を実施する前に端子5付きの導電線4を接続してもよいし、当該工程(S20)の後に当該導電線4を接続してもよい。
このようにして、図1〜図3に示すアンテナ部材を得ることができる。
(実施の形態2)
図5を参照して、本発明によるアンテナ部材の実施の形態2を説明する。
図5に示したアンテナ部材10は、基本的には図1および図2に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、ベース体1の表面に直接アンテナ導体3が形成されている点が異なっている。すなわち、図5に示したアンテナ部材10においては、フレキシブル基板2(図1および図2参照)を用いることなく、ベース体1の表面に直接アンテナ導体3が形成されている。なお、アンテナ導体3には、図1に示したアンテナ部材と同様に導電線4(図1参照)が接続され、導電線4の他方端部には端子5(図1参照)が設置されている。
このようなアンテナ導体3の製造方法としては、金属ペーストをアンテナ導体3の形状となるようにベース体1の表面上に塗布し、硬化処理などを行なう、といった方法を用いてもよい。また、他の任意の方法を用いてアンテナ導体3を形成してもよい。たとえば、めっきを用いたアディティブ法、蒸着法、メタルインジェクション法、レーザダイレクトストラクチャリング法(LDS法)などを用いることができる。
このような構造のアンテナ部材10によっても、図1〜図3に示したアンテナ部材と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図6および図7を参照して、本発明によるアンテナ部材の実施の形態3を説明する。
図6および図7に示したアンテナ部材10は、基本的には図1および図2に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、ベース体1の形状およびフレキシブル基板2の形状が図1および図2に示したアンテナ部材10とは異なっている。すなわち、図6および図7に示したアンテナ部材10を構成するベース体1は、外周面が曲面状になっているとともに、内部が中空になっている。ことなる観点から言えば、ベース体1は厚みがほぼ一定の板状体を屈曲させたような形状となっている。また、ベース体1の表面の一部にフレキシブル基板2が配置されている。フレキシブル基板2の表面にはアンテナ導体3が配置されている。フレキシブル基板2の端部の一部は図7に示すようにベース体1の表面から離れるように屈曲している。当該フレキシブル基板2の屈曲した部分(端子接続部11)上において、アンテナ導体3に端子5が接続されている。ベース体1を構成する材料の比誘電率は4以上50以下となっている。このアンテナ部材10は、図8に示すように、携帯機器20の内部に配置される。
このようにすれば、図1などに示したアンテナ部材10と同様に、アンテナ部材10の小型化を図ることができるとともに、当該アンテナ部材10を適用した携帯機器20に人体が近接した状態(たとえば当該携帯機器20を使用者が手に持った状態)になっても、当該携帯機器20に人体が近接していない状態と比べてアンテナ部材10の特性の変化を従来よりも抑制できる。
(実施の形態4)
図8を参照して、本発明によるアンテナ部材の実施の形態4を説明する。
図8に示したアンテナ部材10は、基本的には図1および図2に示したアンテナ部材10と同様にアンテナ導体3が表面に形成されたフレキシブル基板2と、誘電体からなるベース体1とを備えるが、フレキシブル基板2とベース体1との位置関係が図1および図2に示したアンテナ部材10とは異なっている。すなわち、図8に示したアンテナ部材10では、アンテナ導体3およびフレキシブル基板2がベース体1の内部に埋設された状態となっている。より具体的には、ベース体1の厚み方向でのほぼ中央を横切るようにフレキシブル基板2が配置されている。そして、当該フレキシブル基板2の表面には、ベース体1に埋設された状態となっているアンテナ導体3が配置されている。
このような構成とすることにより、図1および図2に示したアンテナ部材10と同様の効果を得られるとともに、比誘電率の高い高誘電率の材料からなるベース体1がアンテナ導体3の周囲を取り囲んでいるため、アンテナ導体3に伝わる信号の波長を確実に短くすることができる。このため、アンテナ部材10をより小型化することが可能になる。また、アンテナ導体3がベース体1によって被覆された状態となっているため、当該ベース体1をアンテナ導体3の絶縁被覆層として利用することができる。そのため、アンテナ導体3の表面に従来形成していた絶縁層を省略する、あるいは当該絶縁層を簡易な製造方法で形成することができる。
次に、図9〜図11を参照して、図8に示したアンテナ部材10の製造方法を説明する。図8に示したアンテナ部材10は、いわゆるインモールド成型によって製造することができる。具体的には、図9を参照して、アンテナ部材10の製造方法では、まず基板配置工程(S110)を実施する。この工程(S110)では、図10に示すように対向する1組の金型30の間に、フレキシブル基板2を配置する。フレキシブル基板2の表面には予めアンテナ導体3が形成されている。なお、フレキシブル基板2は、1つのアンテナ部材10を構成する個々のフレキシブル基板2となるよう予め加工されて(たとえば所定の外形となるよう切断加工などが施されて)いてもよいが、図10に示すように複数のアンテナ導体3が配置された1つの帯状のフレキシブル基板2を用いてもよい。当該帯状のフレキシブル基板2は、たとえばロール体21の状態とされていてもよい。
次に、図9に示すように加工工程(S120)を実施する。具体的には、図11に示すように1組の金型30によってフレキシブル基板2を挟んだ状態とし、フレキシブル基板2が配置された金型30の内部にベース体1となるべき材料を流入させる。その後、当該材料を固化することでフレキシブル基板2およびアンテナ導体3を内部に埋設した状態のベース体1を得る。さらに、金型30から当該ベース体1を取り出した後、ベース体1の外形に沿ってフレキシブル基板2を切断する。このようにして、図8に示したアンテナ部材10を得ることができる。
図12を参照して、図8に示したアンテナ部材10の第1の変形例を説明する。図12に示したアンテナ部材10は、基本的には図8に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、ベース体1の構造が図8に示したアンテナ部材10と異なっている。すなわち、図12に示したアンテナ部材10のベース体1は、フレキシブル基板2およびアンテナ導体3を挟むように配置された板状の第1ベース体31および第2ベース体32とからなる。
第1ベース体31には、凸部34が形成されている。第1ベース体31には凸部34が複数個形成されている。また、凸部34は第1ベース体31の任意の場所に形成されていてもよいが、望ましくは図12に示すように第1ベース体31の外周部に形成される。第2ベース体32には、上記凸部34と対向する位置に貫通孔33が形成されている。貫通孔33には上記凸部34が挿入・固定されている。凸部34の固定方法としては任意の方法を用いることができるが、たとえば図12に示すように貫通孔33から突出する凸部34の先端部を塑性変形させて、当該先端部の幅を貫通孔33の幅より広くすることで凸部34を貫通孔33に固定してもよい。このようにしても、図8に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。また、図12に示したアンテナ部材10は、図10に示したような金型30などを用いることなく製造できるため、図8に示したアンテナ部材10より製造コストを低減することができる。
次に、図9、図12および図13を参照して、図12に示したアンテナ部材10の製造方法を説明する。図9を参照して、アンテナ部材10の製造方法では、まず基板配置工程(S110)を実施する。この工程(S110)では、図13に示すように対向配置された第1ベース体31と第2ベース体32の間に、フレキシブル基板2を配置する。フレキシブル基板2の表面には予めアンテナ導体3が形成されている。フレキシブル基板2は、1つのアンテナ部材10を構成する個々のフレキシブル基板2となるよう予め加工されて(たとえば所定の外形となるよう切断加工などが施されて)いる。なお、当該フレキシブル基板2としては、図10に示すように複数のアンテナ導体3が配置された1つの帯状のフレキシブル基板2を用いてもよい。
次に、図9に示すように加工工程(S120)を実施する。具体的には、図13の矢印に示す方向に第1ベース体31を第2ベース体32に押圧する。このとき、第1ベース体31の凸部34が第2ベース体32の貫通孔33に挿入された状態となる。また、フレキシブル基板2は図12に示すように第1ベース体31と第2ベース体32の間に把持された状態となる。その後、凸部34の先端部の幅が広がるように当該先端部を加工する。この結果、第1ベース体31と第2ベース体32とが接続・固定される。この結果、フレキシブル基板2およびアンテナ導体3を内部に保持した状態のベース体1が形成される。このようにして、図8に示したアンテナ部材10を得ることができる。
なお、凸部34は第1ベース体31の内周部(たとえば中央部)に形成されていてもよい。この場合、フレキシブル基板2において当該凸部34と対向する位置に孔を予め形成しておけばよい。このようにすれば、当該凸部34はフレキシブル基板2の当該孔を介して第2ベース体32の貫通孔33に挿入されることになる。このようにすれば、フレキシブル基板2をベース体1に対してより確実に固定することができる。
図14を参照して、図8に示したアンテナ部材10の第2の変形例を説明する。図14に示したアンテナ部材10は、基本的には図8に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、ベース体1の構造が図8に示したアンテナ部材10と異なっている。すなわち、図14に示したアンテナ部材10のベース体1は、フレキシブル基板2およびアンテナ導体3を挟むように配置された板状の第1ベース体31および第2ベース体32とからなる。第1ベース体31のサイズは第2ベース体32のサイズより大きくなっている。このため、第1ベース体31において第2ベース体32が接続されている表面(主表面)では、第1ベース体31の表面部分が露出した領域が存在する。第1ベース体31の当該露出した表面部分には、フレキシブル基板2の一部が第1ベース体31および第2ベース体32の間から延在している。フレキシブル基板2の当該延在している部分には、アンテナ導体3の一部が露出するように配置されている。
第1ベース体31および第2ベース体32の平面形状は図14に示すように四角形状でもよいが、他の任意の形状としてもよい。また、第1ベース体31と第2ベース体32との接続方法は、図12に示したアンテナ部材10と同様に凸部と貫通孔とを利用した固定方法でもよいが、図9〜図11に示したようなインモールド成型方法であってもよい。このような構成のアンテナ部材10によっても、図8に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。
図15を参照して、図8に示したアンテナ部材10の第3の変形例を説明する。図15示したアンテナ部材10は、基本的には図8に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、ベース体1の構造が図8に示したアンテナ部材10と異なっている。すなわち、図15に示したアンテナ部材10のベース体1は、アンテナ導体3a、3bを挟むように積層して配置された板状の第1ベース体31と第2ベース体32a、32bとからなる。第1ベース体31は平面形状が四角形状の板状の形状を有している。また、第2ベース体32a、32bのそれぞれは、第1ベース体31より小さいサイズを有する。第1ベース体31および第2ベース体32bと、第2ベース体32aとは異なる特性の誘電体により構成されていてもよい。
第1ベース体31と第2ベース体32aとの間に挟まれるように一方のアンテナ導体3aが配置されている。また、第1ベース体31と第2ベース体32bとの間に挟まれるように、他方のアンテナ導体3bが配置されている。一方のアンテナ導体3aが低域アンテナ回路を構成し、他方のアンテナ導体3bが高域アンテナ回路を構成してもよい。また異なる観点から言えば、第1ベース体31の上部表面上に、複数のアンテナ導体3a、3bが並ぶように配置されている。複数のアンテナ導体3a、3bを覆うように、第2ベース体32a、32bが配置されている。第1ベース体31、アンテナ導体3a、3b、および第2ベース体32a、32bは積層された状態で互いに固定されている。固定方法としては、たとえば接着部材による固定方法や熱融着、あるいは図12に示すような機械的な固定部を形成するといったように、任意の方法を用いることができる。この場合、たとえば第1ベース体31と第2ベース体32bとを構成する誘電体の比誘電率は1以上20以下、より好ましくは1.7以上13以下とすることができる。また、第2ベース体32aを構成する誘電体の比誘電率は2以上50以下、より好ましくは10以上40以下とすることができる。
このように、複数の誘電体を、アンテナ導体3a、3bの伝送帯域に合わせて配置する構成を採用してもよい。このようにすれば、アンテナ導体3a、3bのそれぞれの要求性能により適合した種類の誘電体を第1および第2ベース体31、32a、32bに用いることができる。この結果、アンテナ部材の特性をより向上させることができる。なお、アンテナ導体3a、3bを図14に示したアンテナ部材10と同様にフレキシブル基板上に配置してもよい。
図16を参照して、図8に示したアンテナ部材10の第4の変形例を説明する。図16示したアンテナ部材10は、基本的には図15に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、第1ベース体31と第2ベース体32cとの構成が図15に示したアンテナ部材10と異なっている。すなわち、図16に示したアンテナ部材10の第2ベース体32cは、第1ベース体31とは特性の異なる誘電体からなる。第1ベース体31を構成する誘電体の比誘電率は1以上30以下、より好ましくは1.7以上20以下とすることができる。第2ベース体32cを構成する誘電体の比誘電率は1以上20以下、より好ましくは1.7以上13以下とすることができる。このような構成のアンテナ部材10によっても、図15に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができるとともに、アンテナ導体3a、3b毎に周囲を囲む誘電体(第1ベース体31および第2ベース体32a、32c)の比誘電率を個別に調整することができる。
図17を参照して、図8に示したアンテナ部材10の第5の変形例を説明する。図17示したアンテナ部材10は、基本的には図16に示したアンテナ部材10と同様の構造を備えるが、2つの第1ベース体31a、31bを備える点が図16に示したアンテナ部材10と異なっている。すなわち、図17に示したアンテナ部材10では、第2ベース体32a、32cと対向するように2つの第1ベース体31a、31bが配置されている。一方の第1ベース体31aは第2ベース体32aを構成する誘電体と同じ特性(具体的には同じ比誘電率)を有する誘電体からなる。また、他方の第1ベース体31bは、対向する第2ベース体32cを構成する誘電体と同じ特性を有する誘電体からなる。このような構成のアンテナ部材10によっても、図15に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。なお、図17に示した第1ベース体31a、31bおよび第2ベース体32a、32cをそれぞれ特性の異なる(比誘電率の異なる)誘電体により構成してもよい。また、上述したアンテナ導体3a、3bは、導電体であれば任意の材料および構成を採用してもよい。たとえば、アンテナ導体3a、3bとして、銅板などの導電体板、あるいは印刷法、めっき法、転写法、蒸着法等を用いて第1ベース体31、31a、31bまたは第2ベース体32a〜32cの表面に形成された導電体層を用いることができる。
図18を参照して、図8に示したアンテナ部材を用いた携帯機器を説明する。図18に示すように、携帯機器20は携帯電話やスレート型のコンピュータといった携帯可能な電子機器であって、図8に示したアンテナ部材10が筐体25の内部に配置されている。このようにすれば、本発明によるアンテナ部材10は従来のアンテナ部材より小型化が可能であるため、携帯機器20の小型化を容易に進めることができる。また、アンテナ部材10は従来より高い比誘電率の材料をベース体1として用いることから、人が手で当該携帯機器20を持った場合のアンテナ特性の劣化(利得の低下)を抑制することができる。なお、図18に示した携帯機器20に内蔵されるアンテナ部材10としては、図8に示したアンテナ部材10以外の図12、図14〜図17に示したアンテナ部材10、または他の実施の形態のアンテナ部材10を用いることができる。
また、図19に示すように、図8に示すアンテナ部材10を携帯機器20の筐体25の一部として用いてもよい。この場合、アンテナ部材10が携帯機器20の筐体25の一部を構成することで、アンテナ部材10が筐体25の内部に配置される場合よりも、携帯機器20のさらなる小型化を図ることができる。
(実験例1)
本発明の効果を確認するため、以下のような実験を行なった。
<試料>
図21に示すような、ベース体に比誘電率が16である材料を用いた本発明の実施例であるアンテナ部材を準備した。また、比較例として類似形状であってベース体の比誘電率が2.3である材料を用いた比較例の試料を準備した。
<実験>
アンテナ部材単体(ケース1)、アンテナ部材をスレート状の電子機器の筐体内部に配置した状態(ケース2)、および当該電子機器のアンテナ部材を配置した部分の外部に人体を模擬した模擬ブロックを配置した状態(ケース3)、また当該電子機器を人が手で保持した状態(ケース4)で、それぞれアンテナ特性を測定した。
また、上記ケース2およびケース3について、図20に示したH面およびE面に関してアンテナ特性の測定も実施した。
<結果>
図22〜25は、それぞれケース1〜ケース4の場合の共振周波数の測定結果を示す。なお、図22(A)〜図25(A)が比較例の試料に関するデータであり、図22(B)〜図25(B)が本発明の実施例の試料に関するデータである。図22〜図25の縦軸は入力ポートの反射波(s11)の定在波比(SWR)を示し、横軸は測定周波数を示す。本発明の試料の方が、比較例の試料よりケース2とケース3(またはケース4)との間で共振周波数のずれが少なく、人体による影響を受けにくいことがわかる。
図26〜図29は、それぞれケース2のH面、ケース3のH面、ケース2のE面、ケース3のE面に関するアンテナ特性の測定結果を示す。図26(A)〜図29(A)が比較例の試料に関するデータであり、図26(B)〜図29(B)が本発明の実施例の試料に関するデータである。なお、図26〜図29の外周の数値は測定対象の位置からの各面内での方位角を示し、グラフの中心(円の中心)から曲線グラフまでの距離は電界強度の相対値(最大値が0dBとなるように規格化された値)を示す。図26〜図29からわかるように、本発明の実施例は比較例とほぼ同様のアンテナ特性を示している。
(実験例2)
本発明の効果を確認するため、以下のようなシミュレーション実験を行なった。
<計算対象>
ベース体に比誘電率が13である材料を用いた本発明の実施例であるアンテナ部材と、比較例として類似形状であってベース体の比誘電率が3である材料を用いた比較例のアンテナ部材とを計算対象とした。計算対象のアンテナ部材については、図30に示すような等価回路を想定した。
本発明の実施例について、図30に示す電源Vの電圧は10V、インダクタLのインダクタンスを5.81nH、キャパシタCのキャパシタンスを1.35pF、抵抗Rの電気抵抗を50Ωとした。また、比較例について、図30に示す電源Vの電圧は10V、インダクタLのインダクタンスを15.5nH、キャパシタCのキャパシタンスを0.504pF、抵抗Rの電気抵抗を50Ωとした。
<計算方法>
上述した本発明の実施例および比較例について、AC解析を行なった。具体的には、図30に示した等価回路に交流電圧を入力して回路動作の周波数依存性をシミュレーション計算により求めた。
シミュレーション条件としては、上述した等価回路の条件をそのまま用いた条件(ケース1)、アンテナ部材を含む携帯機器を人が持った場合を想定し、キャパシタンスの値を0.5pFだけ増加させた(具体的には実施例のキャパシタンスの値を1.85pF、比較例のキャパシタンスの値を1.004pFとした)条件(ケース2)、同様に携帯機器を人が持った場合を想定し、キャパシタンスの値を1.0pFだけ増加させた(具体的には実施例のキャパシタンスの値を2.35pF、比較例のキャパシタンスの値を1.504pFとした)条件(ケース3)の3条件を用いた。
<結果>
計算結果を図31〜図33に示す。図31〜図33の縦軸はゲイン(単位:dB)を示し、横軸は印加された電流の周波数(単位:Hz)を示す。図31では、ケース1の実施例のデータ(グラフB1)と比較例のデータ(グラフA1)が示されている。いずれもゲインが最大となる共振周波数は1.8GHzである。共振周波数近傍でのゲインの変化率は実施例のデータ(グラフB1)の方が比較例のデータ(グラフA1)より小さい。
また、図32に示すように、実施例について、ケース2、ケース3ではケース1より共振周波数が低周波数側にシフトする。そして、ケース1の共振周波数においては、ケース2の場合にはゲインが0.53dB低下し、ケース3の場合にはゲインが1.19dB低下した。
一方、図33に示すように、比較例についてもケース2、ケース3ではケース1より共振周波数が低周波数側にシフトした。そして、ケース1の共振周波数においては、ケース2の場合にはゲインが6.07dB低下し、ケース3の場合にはゲインが8.08dB低下した。
このように、ケース2およびケース3の場合に、ケース1の場合の共振周波数におけるゲインの低下に大きな差異が発生したのは、本発明の実施例の方が比較例よりも、共振周波数の低周波数側へのシフト量が小さくなっていること、および共振周波数近傍でのゲインの変化率が小さくなっていることが1つの原因であると考えられる。そして、このように人が携帯機器を手に持った場合を想定したケース2およびケース3でのゲインの低下が小さいことは、携帯機器を人が持った場合のアンテナ特性の変化が少ない(損失が少ない)ことを意味する。これは、結果的にアンテナ部材での信号の送受信における効率の低下を抑制でき、消費電力を低減することが可能なアンテナ部材および携帯機器の実現に寄与すると考えられる。
なお、前述した図15に示したアンテナ部材10については、以下に説明するような構成を採用してもよい。以下、図34〜図36を参照して、図15に示したアンテナ部材10の変形例を説明する。なお、図34〜図36は、図15と同様にアンテナ部材10の構成要素を説明するための分解模式図となっている。
図34に示したアンテナ部材10は、基本的には図15に示したアンテナ部材10と同様の構成を備えるが、図15に示したアンテナ部材10とはベース体を構成する部品の数が異なっている。具体的には、アンテナ導体3aを介して第1ベース体31と対向するように、第2ベース体32aが配置されている。一方、アンテナ導体3bを介して第1ベース体31と対向する位置には、第2ベース体は配置されていない。
異なる観点から言えば、2つのアンテナ導体3a、3bのうち、一方のアンテナ導体3aは第1ベース体31と第2ベース体32aとにより挟まれた状態になっている。そして、他方のアンテナ導体3bは、第1ベース体31の表面(第2ベース体32aと対向する面)上に固定されるとともに、外部に露出した状態になっている。一方のアンテナ導体3aは、他方のアンテナ導体3bより長い(サイズが大きい)。相対的にサイズの大きいアンテナ導体3aはたとえばLowバンド用(約0.7GHzから1.7GHz程度までの周波数帯域用)のアンテナ導体であり、相対的にサイズの小さいアンテナ導体3bはたとえばHighバンド用(約1.7GHzから5GHz程度までの周波数帯域用)のアンテナ導体であってもよい。
このような構成によっても、図15に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。つまり、相対的にサイズの大きい(相対的に低周波数帯域用の)アンテナ導体3aについて、第1ベース体31と第2ベース体32aとにより挟んだ状態とすることにより、当該アンテナ導体3aを高誘電率材料からなる第1ベース体31と第2ベース体32aとが取り囲んだ状態とすることができる。このため、アンテナ導体3aに伝わる信号の波長を確実に短くでき、アンテナ部材10を効果的に小型化できる。
図35を参照して、図15に示したアンテナ部材の他の変形例を説明する。図35に示したアンテナ部材は、基本的には図16に示したアンテナ部材10と同様の構成を備えるが、図16に示したアンテナ部材10とはベース体を構成する部品の数が異なっている。具体的には、アンテナ導体3bを介して第1ベース体31と対向するように、第2ベース体32cが配置されている。一方、アンテナ導体3aを介して第1ベース体31と対向する位置には、第2ベース体は配置されていない。異なる観点から言えば、2つのアンテナ導体3a、3bのうち、アンテナ導体3bは第1ベース体31と第2ベース体32cとにより挟まれた状態になっている。そして、もう1つのアンテナ導体3aは、第1ベース体31の表面(第2ベース体32cと対向する面)上に固定されるとともに、外部に露出した状態になっている。
このような構成によっても、図16に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。図34および図35に示すように、複数のアンテナ導体3a、3bのいずれか1つ(あるいは複数のアンテナ導体3a、3bの少なくとも一部)を第1ベース体31との間に挟むように、第2ベース体32aまたは第2ベース体32cを配置することができる。
次に、図36を参照して、図15に示したアンテナ部材の他の変形例を説明する。図36に示したアンテナ部材は、基本的には図17に示したアンテナ部材10と同様の構成を備えるが、図17に示したアンテナ部材10とはベース体を構成する部品の数が異なっている。具体的には、アンテナ導体3aを介して第1ベース体31aと対向するように、第2ベース体32aが配置されている。一方、アンテナ導体3bを介して第1ベース体31bと対向する位置には、第2ベース体は配置されていない。
異なる観点から言えば、2つのアンテナ導体3a、3bのうち、一方のアンテナ導体3aは第1ベース体31aと第2ベース体32aとにより挟まれた状態になっている。そして、他方のアンテナ導体3bは、第1ベース体31bの表面(第2ベース体32aと対向する面)上に固定されるとともに、外部に露出した状態になっている。このような構成によっても、図17に示したアンテナ部材10と同様の効果を得ることができる。
なお、図36において、第2ベース体32aに代えて図35に示した第2ベース体32cをアンテナ導体3b上に配置してもよい。また、第1ベース体31a(あるいは第1ベース体31b)と対向し、アンテナ導体3a(あるいはアンテナ導体3b)の少なくとも一部を覆うように第2ベース体32a(または第2ベース体32c)が配置されていてもよい。
ここで、上述した実施の形態と一部重複する部分もあるが、本発明の特徴的な構成を列挙する。
この発明に従ったアンテナ部材10は、ベース体1とアンテナ導体3と外部接続端子としての端子5とを備える。ベース体1は、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなる。アンテナ導体3は、ベース体1に接続される。端子5は、アンテナ導体3と電気的に接続される。誘電性複合材料の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)とは、
tanδ≦0.0024×e(0.0341×εr)
という関係式を満たす。
このようにすれば、従来のアンテナ部材に用いられるベース体より高い比誘電率とすることで、アンテナ部材10に伝搬する信号の波長を短くできるため、アンテナ部材10の小型化を図ることができる。さらに、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料を用いることにより、アンテナ部材10の誘電正接を十分小さくすることができる。このため、アンテナ部材10におけるエネルギー損失を小さくでき、結果的に特性の優れたアンテナ部材10を実現できる。
上記アンテナ部材10は、アンテナ導体3が設置されたフレキシブル基板2をさらに備えていてもよい。フレキシブル基板2はベース体1の表面に固定されていてもよい。この場合、アンテナ導体3が予め形成されたフレキシブル基板2をベース体1の表面に固定することにより、本発明によるアンテナ部材10を容易に製造することができる。また、アンテナ導体3を直接的にベース体1表面に形成しないため、当該ベース体1の表面形状について、その表面にアンテナ導体3を直接形成することが難しいような形状(たとえば曲面状や凹凸状など)を採用することができる。
上記アンテナ部材10において、アンテナ導体3は、図5に示すようにベース体1の表面に直接固定されていてもよい。この場合、ベース体1の表面に直接アンテナ導体3を固定するので、アンテナ導体3が表面に配置されたフレキシブル基板2をベース体1に固定する場合よりアンテナ部材10を小型化できる。
上記アンテナ部材10において、ベース体1の表面は、図1〜図3、図5などに示すように曲面状の部分を含んでいてもよい。アンテナ導体3は、当該曲面状の部分上に配置されていてもよい。この場合、アンテナ部材10が組み込まれる電子機器などのケースの形状に沿うようにベース体1の表面形状を曲面状とし、当該曲面状の部分をケースの内壁に沿って配置するようなときに、アンテナ導体3をケースの内壁近くに配置することができる。
上記アンテナ部材10において、ベース体1を構成する誘電性複合材料の比誘電率は4以上50以下であってもよい。このようにすれば、アンテナ部材10に人体が近接した場合におけるアンテナ特性の変動を従来のアンテナより抑制できる。
上記アンテナ部材10では、共振周波数において、アンテナ部材の等価回路を構成するキャパシタの静電容量を1.0pF増加させたときのゲインの低下量が4dB以下であってもよい。この場合、アンテナ部材を含む電子機器(たとえば携帯機器20)を人が持った時に、アンテナ部材の特性の劣化(ゲインの低下)を十分抑制できる。このため、携帯機器20を人が持った場合でのアンテナ特性を良好に維持できるとともに、アンテナ特性の劣化に起因するアンテナ部材での送受信効率の低下を抑制し、携帯機器20の電力消費量を低減できる。
上記アンテナ部材10では、アンテナ導体3がベース体1の内部に保持されていてもよい。この場合、比誘電率の高い高誘電率材料からなるベース体1がアンテナ導体3の周囲を取り囲んでいるため、アンテナ導体3に伝わる信号の波長を確実に短くすることができる。このため、アンテナ部材10をより小型化することが可能になる。また、アンテナ導体3がベース体1によって被覆された状態となっているため、当該ベース体1をアンテナ導体3の絶縁被覆層として利用することができる。
上記アンテナ部材10は、携帯機器20に用いられてもよい。
この発明に従ったアンテナ部材10は、ベース体1とアンテナ導体3と外部接続端子5とを備える。ベース体1は、樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなる。アンテナ導体3は、ベース体の表面上に配置される。外部接続端子5は、アンテナ導体3と電気的に接続される。誘電性複合材料の比誘電率は4以上50以下である。
このようにすれば、従来のアンテナ部材10に用いられるベース体1より高い比誘電率とすることで、アンテナ部材10に伝搬する信号の波長を短くできるため、アンテナ部材10の小型化を図ることができるとともに、当該アンテナ部材10を適用した携帯機器20に人体が近接した状態(たとえば当該携帯機器20を使用者が手に持った状態)になっても、当該携帯機器20に人体が近接していない状態と比べてアンテナ部材10の特性の変化を従来よりも抑制できる。
上記アンテナ部材10において、ベース体1を構成する誘電性複合材料の比誘電率は10超え、かつ誘電正接は0.003以下であることが好ましい。また、当該誘電性複合材料の比誘電率は15以上、かつ誘電正接は0.0035以下であってもよい。さらに、当該誘電性複合材料の比誘電率は20以上、かつ誘電正接は0.004以下であってもよい。この場合、確実にアンテナ部材の小型化および高性能化を図ることができる。
また、ベース体1を構成する誘電性複合材料を構成するセラミックス粉末としては、たとえば、酸化チタンまたはチタン酸塩からなる粉末を用いることができる。チタン酸塩としては、例えば、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸鉛、チタン酸カルシウムマグネシウム、チタン酸ネオジウムなど、高誘電性を示すものが好ましい。
また、誘電性複合材料を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることができるが、射出成形などの溶融成形加工が可能である点で、熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン(低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン)、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂;ポリスチレン、シンジオタクチックポリスチレン、変性ポリスチレンなどのポリスチレン樹脂;ポリフェニレンオキシド樹脂;ポリフェニレンスルフィド樹脂などが好ましい。これらの他、熱可塑性樹脂としては、液晶ポリマー、ABS樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、メチルペンテン樹脂、環状オレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、熱溶融性フッ素樹脂、熱可塑性ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂などが挙げられる。これらの合成樹脂は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの合成樹脂の中でも、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂など、高周波域での誘電正接が低いものが好ましい。これらの合成樹脂の中でも、誘電特性、溶融加工性などの観点から、ポリオレフィン樹脂が好ましく、耐熱性とセラミックス充填性の観点から、ポリプロピレンが特に好ましい。
ポリプロピレンとしては、ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロックコポリマーなどを使用することができる。コポリマーは、プロピレンとエチレンまたはαオレフィン(1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなど)との共重合体である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、特に誘電体を用いたアンテナに有利に適用される。
1 ベース体、2 フレキシブル基板、3 アンテナ導体、4 導電線、 5 端子、10 アンテナ部材、11 端子接続部、20 携帯機器、21 ロール体、25 筐体、30 金型、31 第1ベース体、32 第2ベース体、33 貫通孔、34 凸部。

Claims (9)

  1. 樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなるベース体と、
    前記ベース体に接続されたアンテナ導体と、
    前記アンテナ導体と電気的に接続された外部接続端子とを備え、
    前記誘電性複合材料の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)とが、
    tanδ≦0.0024×e(0.0341×εr)
    という関係式を満たす、アンテナ部材。
  2. 前記アンテナ導体が設置されたフレキシブル基板をさらに備え、
    前記フレキシブル基板は前記ベース体の表面に固定されている、請求項1に記載のアンテナ部材。
  3. 前記アンテナ導体は、前記ベース体の表面に直接固定されている、請求項1または2に記載のアンテナ部材。
  4. 前記ベース体の表面は、曲面状の部分を含み、
    前記アンテナ導体は、前記曲面状の部分上に配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナ部材。
  5. 前記誘電性複合材料の比誘電率は4以上50以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアンテナ部材。
  6. 共振周波数において、前記アンテナ部材の等価回路を構成するキャパシタの静電容量を1.0pF増加させたときのゲインの低下量が4dB以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアンテナ部材。
  7. 前記アンテナ導体が前記ベース体の内部に保持されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のアンテナ部材。
  8. 携帯機器に用いられる、請求項1〜7のいずれか1項に記載のアンテナ部材。
  9. 樹脂とセラミックス粉末とを含有する誘電性複合材料からなるベース体と、
    前記ベース体の表面上に配置されたアンテナ導体と、
    前記アンテナ導体と電気的に接続された外部接続端子とを備え、
    前記誘電性複合材料の比誘電率が4以上50以下である、アンテナ部材。
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