[go: up one dir, main page]

JP2013208689A - 打込機 - Google Patents

打込機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013208689A
JP2013208689A JP2012081129A JP2012081129A JP2013208689A JP 2013208689 A JP2013208689 A JP 2013208689A JP 2012081129 A JP2012081129 A JP 2012081129A JP 2012081129 A JP2012081129 A JP 2012081129A JP 2013208689 A JP2013208689 A JP 2013208689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cylinder
piston
expansion chamber
piston upper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012081129A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Komazaki
義一 駒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2012081129A priority Critical patent/JP2013208689A/ja
Publication of JP2013208689A publication Critical patent/JP2013208689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

【課題】 空気消費量を削減した打込機の提供。
【解決手段】 釘打機1は、ハウジング2と、略円筒形状のシリンダ3と、シリンダ3に収容されたピストン4と、メインバルブ5と、逆止弁82とを備えている。ハウジング2には、蓄圧室2aと第1膨張室81aとが設けられている。メインバルブ5は、シリンダ3と第1膨張室81aとを連通させる第1の位置と、シリンダ3と第1膨張室81aとの連通を遮断する第2の位置とを移動可能である。逆止弁82は、シリンダ3から第1膨張室81aへの空気の流れを許容し、第1膨張室81aからシリンダ3への空気の流れを妨げる。
【選択図】図1

Description

本発明は打込機に関する。
従来の打込機である空気式釘打機は、蓄圧室及び戻り空気室が設けられたハウジングと、ハウジングに収容されたシリンダと、シリンダ内をピストン上室とピストン下室とに区分するピストンと、ピストンから下方に突出し止具を打撃するブレードと、蓄圧室とシリンダとの連通を制御しているメインバルブと、を備えている。ハウジングには、排気口が形成されていて、メインバルブの動作によってピストン上室の圧縮空気が排気口から排気される。
止具の打込時には、メインバルブが動作して蓄圧室内の圧縮空気がピストン上室に流れ込んで、ピストンを押し下げブレードにより止具を被打込材に打ち込む。このとき、ピストン下室の空気は戻り空気室に蓄えられる。メインバルブが再び動作してピストン上室と蓄圧室とを遮断し、ピストン上室と排気口と連通すると、戻り空気室の空気がピストン下室に流れ込み、ピストンを初期位置に戻す。このような打込機は、例えば特許文献1に記載されている。
特許3346218号
シリンダ内の空気を排気する際に、排気音低減の目的で絞りや膨張室を設けることがある。その場合、絞りを通過する際に圧縮空気が排出される速度が遅くなるため、シリンダ上室に残された圧縮空気の圧力がピストンの上昇の妨げになる。また、一旦ピストン上室から膨張室に排気された空気の一部が再びピストン上室に逆流するという現象が起きる。そうすると、逆流した空気が抵抗となってピストンの円滑な上昇が妨げられる。ピストンを初期位置に戻すためには、当該抵抗を考慮して戻り空気室の容積を大きくする必要があった。
戻り空気室の容積を大きくすると、その分空気消費量が増大するため、従来の釘打機にはこの点において改良の余地があった。また、圧縮機の稼働率が上がることで消費電力量の上昇といった副次的な問題も発生していた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、空気消費量を削減した打込機を提供しようとするものである。
本発明は、ハウジングと、該ハウジングに収容されたシリンダと、該シリンダ内の上死点及び下死点の間を往復移動可能に収容され、該シリンダ内をピストン上室とピストン下室とに分けるピストンと、該ハウジングに収容され、該ピストンが該下死点にあるときに該ピストンと当接するバンパと、を有する打込機であって、該ハウジングには、圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該ピストン上室と連通可能な第1膨張室と、が形成され、該第1膨張室と該ピストン上室との間には第1絞りが形成され、該打込機は、さらに、該シリンダと該ピストンと共にピストン上室を画成し、該ピストン上室と該蓄圧室とを連通させるとともに該ピストン上室と該第1膨張室との連通を遮断する第1の位置と、該ピストン上室と該蓄圧室との連通を遮断するとともに該ピストン上室と該第1膨張室とを連通させる第2の位置と、を移動可能なメインバルブと、該ピストン上室から該第1膨張室への空気の流れを許容し、該第1膨張室から該ピストン上室への空気の流れを妨げる逆止弁と、を備えることを特徴とする打込機を提供している。
このような構成によると、ピストン上室から第1膨張室への空気の流れを許容し、第1膨張室からピストン上室への空気の流れを妨げる逆止弁が設けられているため、第1膨張室からピストン上室への空気の逆流を防止することができる。これにより、ピストンが初期位置に戻る際の抵抗を低減できるため、ピストンを初期位置に戻すための空気の使用量を削減することができる。
また、該第1膨張室は、該シリンダの半径方向外方に位置していることが好ましい。
また、該第1膨張室と該ピストン上室とは隣接して設けられ、圧縮空気排出時の断熱膨張によって該第1膨張室内の温度が低下し、該ピストン上室の温度を低下させることが好ましい。
また、該ハウジングは、該第1膨張室と第2絞りを介して連通する第2膨張室をさらに備え、該第2膨張室は該ハウジングに形成された排気口と連通していることが好ましい。
このような構成によると、ピストン上室の空気は第1絞り及び第2絞りによって段階的に膨張されるため、圧縮空気の排気音を低減することができる。
また、該シリンダの外周に配置され、該シリンダを冷却するためのペルチェ素子をさらに備えていることが好ましい。
このような構成によると、ペルチェ素子によってシリンダを冷却することができるため、ピストン上室の圧力をさらに下げることができる。これにより、ピストンを円滑に初期位置に戻すことができるため、更なる空気使用量の削減ができる。
また、前記逆止弁は、Oリングであって、該Oリングの軸芯と該シリンダの軸芯とが一致するように該シリンダの外周面に設けられていることが好ましい。
このような構成によると、簡易な構成により第1膨張室からピストン上室への空気の流れを妨げることができる。
本発明によれば、空気消費量を削減した打込機を提供することができる。
本発明の実施の形態の釘打機の全体図 本発明の実施の形態の釘打機の図1のII−IIに沿った断面図 本発明の実施の形態の釘打機の図1のIII−IIIに沿った部分断面図 本発明の実施の形態の釘打機の図3のIV−IVに沿った部分断面図 本発明の実施の形態の釘打機の図2のV−Vに沿った部分断面図 本発明の実施の形態の釘打機のメインバルブが上死点に位置しているときのメインバルブ周辺の部分拡大図 本発明の実施の形態の釘打機のメインバルブが下死点に位置しているときのメインバルブ周辺の部分拡大図 本発明の実施の形態の釘打機のメインバルブが再び上死点に戻ったときのメインバルブ周辺の部分拡大図 本発明の実施の形態の釘打機の圧力変化を表すグラフ 本発明の変形例の釘打機のメインバルブが上死点に位置しているときのメインバルブ周辺の部分拡大図
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。本発明の打込機の一例である釘打機1は、止具である釘を打ち込む工具であり、その動力として圧縮空気を用いている。
釘打機1は、図1に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に収容されるシリンダ3と、シリンダ3に収容されるピストン4と、ハウジング2に収容されるメインバルブ5と、ハウジング2から延出するノーズ部6と、止具が収容されるマガジン7と、から構成されている。ハウジング2は、ハウジング2の一方に位置するハンドル2Aを備えている。図1において、ハウジング2からハンドル2Aが延出している方向を後方と定義し、逆を前方と定義する。ハウジング2からノーズ部6が延出する方向を下方向と定義し、逆を上方向と定義する。また、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と定義する(図1の紙面手前側が左方向、紙面奥側が右方向)。
図示しない圧縮機からの圧縮空気を蓄えるためにハンドル2A及びハウジング2内に蓄圧室2aが形成されている。蓄圧室2aは図示しないエアホースを介して圧縮機に接続される。
ハンドル2Aの基部には、作業者によって操作されるトリガ12と、ノーズ部6の下端から突き出しトリガ12近傍まで延びたプッシュレバー13と、メインバルブ5に連通して圧縮空気を送排気する切替弁であるトリガバルブ部14と、トリガ12の動作をトリガバルブ部14に伝えるプランジャ15と、が設けられている。プッシュレバー13は、ハウジング2からノーズ部6側に付勢されてノーズ部6に沿って上下方向に移動可能に構成される。ハウジング2には、制御通路14aが形成されており、トリガバルブ部14は制御通路14aを介して後述のメインバルブ室51と繋がっている。
周知のごとく、トリガ12の引き操作と、プッシュレバー13の被打込材への押し当て操作との両方が行われた時に、トリガバルブ部14のプランジャ15が押し上げられるように構成される。
シリンダ3は略円筒形を成しており、ピストン4によってピストン上室31(図7)と、ピストン下室32とに区分されている。シリンダ3の上部かつ半径方向外方には、エキゾーストカバー8が設けられている。図1から図3に示すように、エキゾーストカバー8は、金属製であって、ハウジング2とともに釘打機1の外郭をなし、第1膨張室81と、第3膨張室84と、を構成している。エキゾーストカバー8とハウジング2とにより、第2膨張室83が形成されている。エキゾーストカバー8には、複数の排気口8aが形成されている。なお、ハウジング2およびエキゾーストカバー8の材質は様々なものを使用することができるが、例えば、軽量性と強度の点で優れるアルミニウムやマグネシウム合金等が使用される。
図6から図8に示すように、シリンダ3の上部には、メインバルブ5と摺接可能なシール部材3A及びペルチェ素子3Bが設けられている。シール部材3Aは、メインバルブ5が下死点に位置した時(図7)、メインバルブ5と接触してピストン上室31と後述の第1絞り81aの連通を遮断する。ペルチェ素子3Bは、シリンダ3の冷却のために設けられている。ペルチェ素子3Bは、シリンダ3に形成された配線3Cによって、マガジン7にもうけられた後述の電源71と電気的に接続している。
図2は、図1のII−IIに沿った断面図であり、エキゾーストカバー8のみを描写している。エキゾーストカバー8の略中央部には、シリンダ3が挿入される貫通穴8bが形成されている。エキゾーストカバー8には、ピストン上室31と第1膨張室81とを繋ぐ2つの第1絞り81aが貫通穴8bを挟んで対極に形成されている。第1膨張室81は、貫通穴8bの半径方向外方に位置していて、貫通穴8bを挟んで互いに対極に位置するように2つ形成されている。第1膨張室81の半径方向外方の外壁は、外部に曝されている。
図1に示すように、メインバルブ5に形成された後述の通路51aには、通路51aの第1絞り81aへの開口を塞ぐように逆止弁82が設けられている。逆止弁82は、Oリングであって、ピストン上室31から第1膨張室81への空気の流れを許容するとともに、第1膨張室81からピストン上室31への空気の流れを妨げる。逆止弁82たるOリングの中心は、シリンダ3の中心と一致するようにシリンダ3に固定されている。この逆止弁82によって、第1膨張室81からピストン上室31への空気の逆流が防止される。
図3及び図4に示すように、第1膨張室81を形成する下壁には第2絞り83aが形成されていて、第2絞り83aは第1膨張室81と第2膨張室83とを繋いでいる。各第2膨張室83は、各第1膨張室81にシリンダ3の円周方向であって蓄圧室2aとは反対側に隣接している。
図2及び図5に示すように、第2膨張室83を形成する上壁には、第3絞り84aが形成されていて、第3絞り84aは第2膨張室83と第3膨張室84とを繋いでいる。各第3膨張室84は、各第2膨張室83の上方に位置している。第3膨張室84を形成する前壁には複数の排気口8aが形成されている。ピストン上室31内の圧縮空気は、第1絞り81a、第2絞り83、第3絞り84を通過することによって段階的に膨張して、最終的に排気口8aから外部に排気される。
シリンダ3下部外周には、ピストン4を初期状態(図1)に復帰させるための圧縮空気を貯める戻り空気室33が形成されている。シリンダ3下部には戻り空気室33に連通している空気通路3aと、空気通路3aの直下の空気通路3bとが形成されている。詳細には、ピストン4が後述のバンパ43と当接してシリンダ3が下死点に移動したとき、ピストン上室31と戻り空気室33とが連通するような位置に空気通路3aが形成され、ピストン下室32と戻り空気室33とが連通するような位置に空気通路3bが形成される。空気通路3aには逆止弁たるOリング3cが設けられていて、シリンダ3から戻り空気室33への空気の流れを許容し、戻り空気室33からシリンダ3への空気の流れを妨げている。
ピストン4は、シリンダ3内を上下方向に摺動可能であって、下方に延出するドライバブレード41が固定されている。ピストン4の外周には、ピストン上室31とピストン下室32との連通を遮断するピストンリング42が嵌合されている。シリンダ3の下方には止具を打込んだ後のピストン4の余剰エネルギーを吸収するためのバンパ43が設けられている。バンパ43は、ウレタンやニトリルゴム(NBR)といった弾性体である。
メインバルブ5は、シリンダ3の上側に配置されている。メインバルブ5には、ピストン上室31と第1絞り81aとを連通する通路51aが形成されている。メインバルブ5の直下には、エキゾーストカバー8とシリンダ3とで画成されたメインバルブ室51が形成されている。メインバルブ室51には、メインバルブ5を上方に付勢するメインバルブスプリング52が設けられている。メインバルブ室51は、制御通路14aを介してトリガバルブ部14と連通している。図1に示す初期状態では、メインバルブ室51は圧縮空気で満たされており、メインバルブ5はメインバルブ室51の圧縮空気とメインバルブスプリング52とによって上側に付勢されている。メインバルブスプリング52がメインバルブ5を上方に付勢する力は、蓄圧室2aの圧縮空気がメインバルブ5を下方向に押下げる力よりも小さい。従って、メインバルブ室51の圧縮空気が放出されて大気圧となった時、メインバルブ5はメインバルブスプリング52の付勢力に抗して下方向に移動する。
図1に示すように、ノーズ部6は、ハウジング2の下端に位置し、ドライバブレード41及び図示せぬ釘を案内する案内路61が形成されている。案内路61の最下端位置には図示せぬ止具たる釘が射出される射出孔が規定されている。ノーズ部6の後方には、図示せぬ釘が複数本束ねられて連結された釘の束を内蔵するマガジン7が設けられている。
マガジン7には、釘を順次案内路61内に給送するネイルフィーダが設けられている。マガジン7には、さらに、ペルチェ素子3Bに電力を供給する電源71と、ペルチェ素子3Bを制御するコントローラ72とが設けられている。
次に、釘打機1の動作について説明する。
図示していないエアホースをつなぐと、蓄圧室2aに圧縮空気が蓄積され、その一部はトリガバルブ部14及び制御通路14aを介してメインバルブ室51へと流入する。メインバルブ室51へ送られた圧縮空気はメインバルブ5を上方に押上げることで、ピストン上室31に圧縮空気が流入することを防止する。これにより、メインバルブ5は上死点に位置する。上死点は、本発明の第2の位置に相当する。このとき、シール部材3Aとメインバルブ5とは離間しており、ピストン上室31と第1膨張室とは互いに連通している。
作業者がプッシュレバー13を被打込材に押し付けた状態でトリガ12を引くと、プランジャ15が押上げられてトリガバルブ部14が制御通路14aを外気と連通させ、メインバルブ室51が大気圧となる。蓄圧室2aに蓄えられた圧縮空気とメインバルブ室51との差圧によって、メインバルブ5が下方に移動する。これにより、図7の矢印Aで示すように、蓄圧室2aに蓄えられた圧縮空気がピストン上室31に流れ込んでピストン4を押下げて、図6に示す状態から図7に示す状態となる。つまり、メインバルブ5が上死点から下死点に移動する。下死点は、本発明の第1の位置に相当する。このとき、ピストン上室31で圧縮空気が急激に断熱膨張するため、ピストン上室31の温度が急激に低下する。
ピストン4が、空気通路3aを通過すると、ピストン上室31の圧縮空気が空気通路3aを介して戻り空気室33へと流入する。これと同時に、ピストン下室32内の空気は空気通路3bを介して戻り空気室33に流入する。さらにピストン4が降下してバンパ43に当接することによって、釘が被打込材に打込まれる。
作業者がトリガ12を戻すと、プランジャ15が戻り圧縮空気が制御通路14aを介してメインバルブ室51に供給される。これにより、メインバルブ5が上方向に押上げられて、ピストン上室31への圧縮空気の流入が遮断される。同時に、シール部材3Aとメインバルブ5とが離間することにより、ピストン上室31と第1絞り81aとが連通する。
ピストン上室31内の圧縮空気は、通路51a及び逆止弁82を通過して第1絞り81aを経由することによって第1膨張室81で断熱膨張する(図8の矢印B)。これによって、第1膨張室81の温度が一時的にピストン上室31よりも低くなり、ピストン上室31から第1膨張室81への熱の移動が起こる。ここで、第1膨張室81はシリンダ3よりも半径方向外側に配置されていて第1膨張室81の外壁は直接外気に触れている。さらに、エキゾーストカバー8は熱伝導性の良い金属(例えばアルミ等)であることから、第1膨張室81は外気温の影響を受けやすい。そうすると、第1膨張室81の温度が外気温によって上昇するため、第1膨張室81の温度がピストン上室31より高くなるという温度の逆転現象が起きる。従来の釘打機では、当該温度の逆転現象によって第1膨張室81内の空気がピストン上室31に流れ込み、ピストン4の上昇を妨げていた。しかし、本発明では、逆止弁82が第1膨張室81からピストン上室31への空気の流れを妨げていることから、第1膨張室81内の圧縮空気がピストン上室31に流れ込むということを防止できる。
さらに、打込動作中または打込動作終了後にコントローラ72がペルチェ素子3Bを制御してシリンダ3を冷却することにより、シリンダ3の温度を下げるとともに、シリンダ3内の圧縮空気の圧力も低下させることができる。たとえ、ペルチェ素子3Bによってシリンダ3の圧力を積極的に下げたとしても、逆止弁82が設けられているため、第1膨張室81の空気がピストン上室31に逆流することはない。
図9に、メインバルブ5が上死点に位置した時からのピストン上室31、第1膨張室81、第2膨張室83、第3膨張室84の圧力変化のグラフを示す。0.003秒を過ぎたあたりでピストン上室31の圧縮空気が第1膨張室81に流れ込み、ピストン上室31の圧力が低下するとともに第1膨張室81の圧力が急激に上昇する。0.007秒付近で、上述の温度逆転現象により、第1膨張室81の圧力がピストン上室31の圧力を上回る。本実施の形態では、逆止弁82によって空気の逆流が防止されているため、たとえ第1膨張室81のほうがピストン上室31よりも圧力が高くなったとしても、ピストン上室31の圧力は低いままである。0.011秒付近で第1膨張室81の圧力と、ピストン上室31との圧力が略同一となる。
第1膨張室81内の空気は、第2絞り83aを経由して第2膨張室83で断熱膨張し、第3絞り84aを経由して第3膨張室84でさらに断熱膨張して、最終的に排気口8aから外部に排出される。膨張室を複数設けて、圧縮空気を段階的に膨張させることにより、排気音を低減している。
戻り空気室33に蓄えられた圧縮空気は空気通路3bを介してピストン下室32に流入しピストン4を上方向に押上げ、図1に示す初期状態となる。本実施の形態では、逆止弁82によって第1膨張室81からピストン上室31への逆流を防止するとともにペルチェ素子3Bによってシリンダ3の圧力を積極的に下げているため、ピストン4は少ない空気量でも初期位置に復帰することができる。
釘打機1においては、ピストン上室31から第1膨張室81への空気の流れを許容し、第1膨張室81からピストン上室31への空気の流れを妨げる逆止弁82が設けられているため、第1膨張室81からピストン上室31への空気の逆流を防止することができる。これにより、ピストン4が初期位置に戻る際の抵抗が低減されるため、戻り空気室33の容量を小さくすることができる。これにより、空気使用量を削減することができる。さらに、釘打機1のサイズを小さくすることができる。
このような構成によると、ペルチェ素子3Bによってシリンダ3を冷却することができるため、ピストン上室31の圧力をさらに下げることができる。これにより、ピストン4が初期位置に戻る際の抵抗が低減されるため、戻り空気室33の容量をさらに小さくすることができる。これにより、空気使用量の更なる削減が可能となる。
このような構成によると、逆止弁82はOリングであるため、簡易な構成により第1膨張室81からピストン上室31への空気の逆流を妨げることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲で記載された範囲で種々の改良や変形が可能である。例えば、上述した実施の形態では、ペルチェ素子3Bを設けたが、図10に示すように、ペルチェ素子を設けない構造であってもよい。この場合は、ペルチェ素子3Bの電源71及びペルチェ素子3Bを制御するコントローラ72も不要となる。この変形例においても、逆止弁82によって上述の実施形形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施の形態では、第1膨張室をシリンダの半径方向外側に設けたが、シリンダの上方に設けても良い。また、メインバルブの一例としてシリンダの上方に位置するバルブを採用したが、シリンダ上方の側面にバルブを配置する構造であってもよい。
上述した実施の形態では、逆止弁としてOリングを用いたが、これに限定されない。
上述した実施の形態では、排気経路の複数の膨張室が設けられていたが、膨張室は1つであってもよく、また3つ以上設けられていてもよい。さらに、排気通路において、圧力の排気通路の下流の圧力が、上流側の圧力よりも高くなる部位であれば、逆止弁を配置する場所は第1膨張室以外であってもよい。
1・・釘打機
2・・ハウジング
3・・シリンダ
3A・・シール部材
3B・・ペルチェ素子
4・・ピストン
5・・メインバルブ
6・・ノーズ部
7・・マガジン
8・・エキゾーストカバー
8a・・排気口
12・・トリガ
14・・トリガバルブ部
14a・・制御通路
31・・ピストン上室
32・・ピストン下室
41・・ドライバブレード
42・・バンパ
51・・メインバルブ室
81・・第1膨張室
81a・・第1絞り
82・・逆止弁
83・・第2膨張室
83a・・第2絞り
84・・第3膨張室
84a・・第3絞り

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングに収容されたシリンダと、
    該シリンダ内の上死点及び下死点の間を往復移動可能に収容され、該シリンダ内をピストン上室とピストン下室とに分けるピストンと、
    該ハウジングに収容され、該ピストンが該下死点にあるときに該ピストンと当接するバンパと、を有する打込機であって、
    該ハウジングには、圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該ピストン上室と連通可能な第1膨張室と、が形成され、該第1膨張室と該ピストン上室との間には第1絞りが形成され、
    該打込機は、さらに、
    該シリンダと該ピストンと共にピストン上室を画成し、該ピストン上室と該蓄圧室とを連通させるとともに該ピストン上室と該第1膨張室との連通を遮断する第1の位置と、該ピストン上室と該蓄圧室との連通を遮断するとともに該ピストン上室と該第1膨張室とを連通させる第2の位置と、を移動可能なメインバルブと、
    該ピストン上室から該第1膨張室への空気の流れを許容し、該第1膨張室から該ピストン上室への空気の流れを妨げる逆止弁と、を備えることを特徴とする打込機。
  2. 該第1膨張室は、該シリンダの半径方向外方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の打込機。
  3. 該第1膨張室と該ピストン上室とは隣接して設けられ、圧縮空気排出時の断熱膨張によって該第1膨張室内の温度が低下し、該ピストン上室の温度を低下させることを特徴とする請求項1に記載の打込機。
  4. 該ハウジングは、該第1膨張室と第2絞りを介して連通する第2膨張室をさらに備え、該第2膨張室は該ハウジングに形成された排気口と連通していることを特徴とする請求項1に記載の打込機。
  5. 該シリンダの外周に配置され、該シリンダを冷却するためのペルチェ素子をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の打込機。
  6. 前記逆止弁は、Oリングであって、該Oリングの軸芯と該シリンダの軸芯とが一致するように該シリンダの外周面に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の打込機。
JP2012081129A 2012-03-30 2012-03-30 打込機 Pending JP2013208689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081129A JP2013208689A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 打込機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081129A JP2013208689A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 打込機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013208689A true JP2013208689A (ja) 2013-10-10

Family

ID=49527070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012081129A Pending JP2013208689A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 打込機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013208689A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103273A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社マキタ 打ち込み工具

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609672A (ja) * 1983-06-13 1985-01-18 センコ・プロダクツ・インコ−ポレ−テツド 締め金具打ち込み具
JPH06678U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 日立工機株式会社 打込機のシリンダ固定装置
JPH08267373A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Kanematsu Nnk Corp 空気圧式固着具打込機
JP2004223709A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Illinois Tool Works Inc <Itw> 細長い燃焼室用の弁機構を有する弁組立体、二燃焼室装置及び締結具打ち込み工具
JP2007245306A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Hitachi Koki Co Ltd 打込機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609672A (ja) * 1983-06-13 1985-01-18 センコ・プロダクツ・インコ−ポレ−テツド 締め金具打ち込み具
JPH06678U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 日立工機株式会社 打込機のシリンダ固定装置
JPH08267373A (ja) * 1995-03-30 1996-10-15 Kanematsu Nnk Corp 空気圧式固着具打込機
JP2004223709A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Illinois Tool Works Inc <Itw> 細長い燃焼室用の弁機構を有する弁組立体、二燃焼室装置及び締結具打ち込み工具
JP2007245306A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Hitachi Koki Co Ltd 打込機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103273A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社マキタ 打ち込み工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI574796B (zh) 扣緊工具
JP5748104B2 (ja) 打込機
JP5889703B2 (ja) エア打込み工具
JP5245667B2 (ja) 打込機
JP2013208689A (ja) 打込機
JP5023816B2 (ja) 打込み工具
US8746527B2 (en) High efficiency pneumatic nailer
JP5730752B2 (ja) エア打込み工具
JP3966080B2 (ja) エアダスタ付き釘打機
JP5397835B2 (ja) 打込機
JP4400269B2 (ja) 打込機
JP5098448B2 (ja) 空気圧工具
JP5741939B2 (ja) 打込機
JP5741940B2 (ja) 打込機
JP5839341B2 (ja) 打込機
JP4400222B2 (ja) 打込機
JP5839342B2 (ja) 打込機
JP5788310B2 (ja) エア打込み工具
JP4046470B2 (ja) 釘打機
JP2013208662A (ja) 打込機
WO2013114867A2 (en) Driving tool
JP2007069321A (ja) 空気工具
JP2013006223A (ja) 打込機
JP2008068344A (ja) 打込機
JP2015182218A (ja) 打込機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151102