[go: up one dir, main page]

JP2013205964A - 保守計画決定装置およびその方法 - Google Patents

保守計画決定装置およびその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013205964A
JP2013205964A JP2012072127A JP2012072127A JP2013205964A JP 2013205964 A JP2013205964 A JP 2013205964A JP 2012072127 A JP2012072127 A JP 2012072127A JP 2012072127 A JP2012072127 A JP 2012072127A JP 2013205964 A JP2013205964 A JP 2013205964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
time point
strategy
action
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012072127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5638560B2 (ja
Inventor
Makoto Sato
藤 誠 佐
Mari Nagasaka
坂 真 理 長
Yoshiro Hasegawa
義 朗 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012072127A priority Critical patent/JP5638560B2/ja
Priority to US13/710,656 priority patent/US20130262190A1/en
Priority to EP12197731.8A priority patent/EP2645313A1/en
Publication of JP2013205964A publication Critical patent/JP2013205964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5638560B2 publication Critical patent/JP5638560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0637Strategic management or analysis, e.g. setting a goal or target of an organisation; Planning actions based on goals; Analysis or evaluation of effectiveness of goals
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0283Predictive maintenance, e.g. involving the monitoring of a system and, based on the monitoring results, taking decisions on the maintenance schedule of the monitored system; Estimating remaining useful life [RUL]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31337Failure information database

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】システムの効率的な保守計画を決定する。
【解決手段】本発明の一態様としての保守計画決定装置において、基準戦略ルールデータベースは、システムの劣化または出力に応じてシステム保守の基準戦略を格納する。シミュレーション部は、第1の時点で、保守行動の候補のそれぞれによりシステムを保守し、第1の時点から所定時点まで異常モデルに従ってシステムが劣化し、かつ第1の時点から一定時間後の第2の時点から所定時点までは、基準戦略に従ってシステムを保守するとした場合に、第1の時点より後から第2の時点までの探索期間内で探索時点を設定し、保守後のシステムについて、第1の時点から所定時点までのシステム出力および保守コストに応じて計算される保守行動価値を最大にする最適保守行動を前記探索時点で探索する最適戦略を実行する。保守計画探索部は、保守行動価値に基づき、保守行動の候補の中から、第1の時点で行う保守行動を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、保守計画決定装置およびその方法に関する。
生産システムなど劣化や異常劣化により生産性が低下する機器では、どのようなタイミングでオーバーホールや部品交換などの保守行動を行うかという意思決定が重要となる。交換などが過剰でも不足しても最適な生産とはならない。異常の発生などは確率的な事象であるため、確率論に基づいた保守計画決定が重要となる。その一つとして、例えば特許文献1に開示されているような動的計画法を用いた保守計画立案支援装置及び方法が知られている。この方法では、保守対象のシステムの劣化度を、マルコフ性を有する状態遷移モデルで表現し、シミュレーションによって最適行動を決定している。しかし、大規模PV(Photovoltaic power generation)システムなどの構成要素のPVモジュール数が膨大なシステムでは効率的な最適計画の立案が困難であるという問題点があった。
特開2005-11327号公報
上で述べたように、機器の劣化状況を確率変数として、すべての機器の劣化状況を集めた状態ベクトルの時間変化を、マルコフ性を仮定した状態遷移モデルで表現し、最適保守計画を決定する手法が提案されている。しかし、太陽光発電(PV)システムなどでは劣化対象はPVモジュールであり、大規模PVシステムなどでは数百から千を越える数のPVモジュールが一つのパワーコンディショナーに接続され、1つのシステム(PVアレイ)を形成する。そのような状態数の多いマルコフモデルとなるため、最適解を求めることが困難であるという問題点があった。
本発明の一側面は以上の様な問題を解決するためになされたものであり、その目的は、システムの効率的な保守計画を決定することが可能な保守計画決定装置およびその方法を提供することにある。
本発明の一態様としての保守計画決定装置は、保守行動・コストデータベースと、基準戦略ルールデータベースと、異常モデルデータベースと、シミュレーション部と、保守計画探索部を備える。
前記保守行動・コストデータベースは、システムに対して行うことが可能な保守行動と、前記保守行動に対応する保守コストとを格納する。
前記基準戦略ルールデータベースは、前記システムの劣化または出力に応じて、前記システムに対して行うべき保守行動を定めた基準戦略を格納する。
前記異常モデルデータベースは、システム劣化の発生を表現した異常モデルを格納する。
前記シミュレーション部は、第1の時点で、あらかじめ与えられた保守行動の候補のそれぞれにより前記システムを保守したとして、前記第1の時点から所定時点まで前記異常モデルに従って前記システムが劣化し、かつ前記第1の時点の一定時間後の第2の時点から前記所定時点までは、前記基準戦略に従って前記システムを保守するとした場合に、前記第1の時点より後から前記第2の時点までの探索期間内に1つ以上の探索時点を設定し、前記保守行動の候補による保守後のシステムについて、前記第1の時点から所定時点までのシステム出力および保守コストに応じて計算される保守行動価値を最大にする最適保守行動を前記探索時点に対して探索する最適戦略を実行する。
前記保守計画探索部は、前記保守行動の候補のそれぞれに対応する保守行動価値に基づき、前記保守行動の候補の中から、前記第1の時点で行う保守行動を決定する。
本発明の一実施形態に関わるハードウェア構成を表すブロック図。 本発明の一実施形態に関わる保守計画決定装置の構成図 最適保守決定の動作のフローチャートを示す図。 保守計画探索方法の例を示す図。 本発明の一実施形態に関わる最適戦略状態価値算出部の構成図。 PV設備DBの例を示す図。 PV設備の発電性能を表した例を示す図。 異常モデルDBの例を示す図。 保守戦略DBの例を示す図。 保守行動実行結果の例を示す図。 基準戦略長期シミュレーションの例を示す図(その1)。 基準戦略長期シミュレーションの例を示す図(その2)。 基準戦略状態価値算出の例を示す図。 最適戦略短期シミュレーションの例を示す図。 最適戦略状態価値、状態価値および保守行動価値の算出例を示す図。 保守計画対象の太陽光発電システムの構成例を示す図。 基準戦略状態価値算出の例を示す図。 基準戦略状態価値算出の例を示す図。 基準戦略状態価値算出の例を示す図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
図16は、本発明の一実施形態が保守計画対象として想定する太陽光発電システムの構成例を示したものである。図16において、PVモジュールS10は太陽光を受けて発電を行う装置であり、異常が発生した場合には交換の対象となる。数十V(ボルト)程度の電圧を出力可能だが、より高圧な出力を実現するため、PVモジュールが直列接続されたものがPVストリングS20である。
また、PVストリングを並列に接続したものはPVアレイと呼ばれ、PVアレイ単位でパワーコンディショナー(PCS)S30に電力線が接続される。ストリングを並列接続することにより高電流が出力可能になる。PCSは直流で発電された電流・電圧を交流に変換し、系統や負荷に送電するとともに、PVアレイの動作電圧や動作電流を決定するMPPT制御を行う。MPPT制御はPVアレイの出力する電流と電圧を掛け合わせたものが最大になるように負荷を変化させることによって行われる。
PVシステムがどの程度の動作電圧で動作し、どの程度の電流を出力しているかを計測するために、計測装置S40が設置される。計測は、PVストリング単位、PVストリングのサブストリング単位、PVモジュール単位などさまざま考えられる。計測されたデータはデータ収集装置S50によって管理され、通信装置S60によってネットワークS70を介した遠隔サイトに存在する異常監視システムS80に送信される。
異常監視システムS80には、計測された発電データや設備情報を記録する異常監視DB S90と異常監視サーバS100が設置されている。異常監視サーバS100には収集されたデータから異常部位を検出する異常診断機能や、異常の疑いのある部位をフィールド診断するよう保守員に指示する機能などが含まれる。
本発明の実施形態が関連するのは、このようなシステムにおいて異常モジュールが検出された後のフェーズである。すなわち、異常監視システムS80などの診断によって検出された異常モジュールをどのように保守すべきか判断し、保守計画を行う装置に関する。
図2は、本発明にかかわる最適保守計画決定装置の一実施の形態を示した構成図である。図2に示されるように、この本発明の実施形態にかかわる最適保守計画決定装置100は、設備異常シミュレータ101、シミュレーション結果DB102、基準戦略長期シミュレーション部103、最適戦略短期シミュレーション部104、基準戦略状態価値算出部105、最適戦略状態価値算出部106、保守計画探索部107、を備えている。図2の最適保守計画決定装置は、モジュール異常がシステム全体に悪影響を及ぼす場合に有効な、動的計画法を用いた太陽光発電システムの最適保守計画決定装置に関する。
図2の装置の各構成要素は、たとえばプログラムモジュールとして実現することができ、この場合、各プログラムモジュールを含むプログラムを図1に示すコンピュータシステムおいて実行することで機能を実現することができる。このコンピュータシステムには、プログラム命令を実行するCPU10、メモリ等の主記憶装置12、ハードディスク、磁気ディスク装置または光磁気ディスク装置等の外部記憶装置13、ユーザによるデータ入力を行う入力装置14、ユーザにデータ表示を行う表示装置15およびこれらを互いに接続するバス11が備わっている。プログラムは外部記憶装置13に保存されており、CPU10がこのプログラムを主記憶装置12に展開し、展開したプログラムを逐次読み出し実行する。
図2における最適保守計画決定装置100は、PVシステムの現状の劣化状況など発電性能に関わるデータを蓄積したPV設備DB201、PVモジュールの経年劣化や異常劣化の発生をモデル化した異常モデルを蓄積した異常モデルDB202、および、PVモジュール異常に対応するための保守行動リストやそれらを実行するためのコストなど保守戦略について蓄積した保守戦略DB203に基づいて、現状の劣化状況における最適な保守行動を決定し、設備保守計画204として出力する。
図6は、PV設備DB201の例を示したものである。図6において、接続状況データ601は、アレイID、ストリングID、モジュールIDなどによって接続関係が示されている。601の接続関係を図示すると605のようになる。このシステムは3並列-4直列のシステムであることが分かる。なお、以下では、N並列-P直列のシステムをN P−M SやN P×M Sと表すことがある。モジュール異常がアレイ全体にどのように影響を及ぼすのかを推定するためには接続状況データが必要となる。
図6において、発電性能データ602は、現状のPVシステムの発電能力を表すパラメータが蓄積されている。602において、モジュール番号、電流値、電圧値、直流抵抗値という項目が示されている。データの1行目には新品時の全く劣化のないモジュールの性能が示されており、電流値が5A(アンペア), 電圧値が40V(ボルト)出力されることが分かる。つまり正常なモジュールの性能はこの値を取ることが示されている。2行目以下のモジュール8、9、11は異常が認められためリストに登録されている。モジュール8とモジュール11は電圧の異常、モジュール9は電流の異常である。いずれも、電圧および電流が一定値を下回っている。なお、これらのモジュール以外は正常時と同じ性能が得られているとみなされる。
過去にモジュール交換などを行った履歴がある場合には保守履歴データ603に格納される。図6の例では該当なしとなっているが、該当事例が含まれる場合には後に示す設備異常シミュレーションに反映することができる。
発電量という電気の単位をコストという金銭の単位と比較するため、売電価格データが必要となる。図6の604は期間毎に異なる値となる売電価格表が示されている。
PVシステムの性能はIV特性と呼ばれる電流 vs 電圧のグラフによって表現することができる。出力電流と出力電圧の関係はIV特性グラフ上の点となるという制約条件を満たす。また、PVモジュールのIV特性が与えられたとき、それらを直列接続したPVストリングのIV特性はおおむね電圧方向にIV特性を足し合わせた形状となる。また、PVストリングのIV特性が与えられたとき、それらを並列接続したPVアレイのIV特性はおおむね電流方向にIV特性を足し合わせた形状となる。
図7はIV特性をある程度簡略化して図示したものである。図6に示した601および605の構成のPVシステムが、602の発電性能を持っている場合を表している。図7において、正常モジュールのIV特性が703、電圧異常モジュールのIV特性はX軸方向の辺が短くなった704、そして、電流異常モジュールのIV特性はY軸方向の辺が短くなった705によって表すことができる。ここで、実際のIV特性は図7の様な四角形でないことは知られているが、ここでは説明の簡略化のためこのような近似を行っている。
図7において、3つのX-Y軸は605のそれぞれのストリングに対応したIV特性を表している。そして、ストリング2には電圧異常モジュール8が、ストリング3には電圧異常モジュール11と電流異常モジュール9が存在することが分かる。これらのPVアレイのIV特性に基づいて最大電力をとる動作電圧(MPPT電圧)が決定されることは上で述べたとおりである。図7の例の場合、MPPT電圧は140Vとなる。これは、ストリング3が140V(=40+40+20+40)までしか発電できないためである。そしてこのときの発電量は、ストリング1と2の発電電流が5.0A、ストリング3の発電電流が2.5Aとなるので、
140[V] * (5.0 + 5.0 + 2.5)[A] = 1.75 kW
となる。
ここで、140Vを出力するためには、ストリング3は2.5Aしか電流を出力できない点に注意が必要である。ストリングはモジュールの直列回路であるため、ある程度の電圧で動作しようとすると最も出力電流の小さなモジュールのIV特性に制約を受けるという性質を持つ。また、並列接続されているアレイもある程度の電流を出力するためには最も出力電圧の小さなストリングに合わせて動作電圧を下げなければならないという制約をもつ。この、2種類の最小値特性があるために、保守戦略の決定が非常に難しい問題となってくるのである。
例えば、最も出力電圧の低いストリングの電圧異常モジュールを新品に交換すると、アレイ全体の動作電圧が高くなると期待できる。しかし、並列度が非常に大きなシステムでは、他のストリングにも電圧異常が新たに発生し、結局動作電圧が低くなってしまうかもしれない。そのような場合には先の新品モジュールへの交換は不要だった可能性もある。そのような将来の故障の影響まで考慮して交換すべきかそうでないかを決定することは非常に難しい意思決定問題となる。
将来の故障の確率を表した異常モデルを格納したものが異常モデルDB202であり、図8は異常モデルDB202の例を示した図である。図8において、電流低下、電圧低下、直流抵抗増加というPVモジュール異常に関する3つの異常モードが示され、レベルごとに異常の程度と発生頻度が示されている。これらの、異常モデルは保守履歴等から得てもよいし、メーカーの加速劣化試験データや公知の文献などに表された数値を用いてもよい。図8では、レベル0が標準的な経年劣化、レベル1とレベル2が程度の異なる異常劣化である。異常モデルを利用することにより、任意の劣化状態の仮想的なPVシステムに仮想的な異常を発生させることができる。異常はPVシステムのIV特性に影響を与え、MPPT電圧を変化させる。その結果、出力電流と出力電圧が変化することを通じて発電量が変化する。このように、PVシステムは劣化した場合の挙動が予測しやすいという性質をもつといえる。本装置は、異常モデルで劣化させたモジュールの電流、電圧、または抵抗がそれぞれ一定値を下回るまたは上回ることをもって、異常を検出する機能を備えている。またストリング電流値またはシステム出力値が一定値を下回ることで異常を検出する機能を備えている。
PVシステムのモジュールに異常劣化が生じた場合、保守行動によって発電量の回復が期待できる。保守戦略DB203には保守行動についての情報が蓄積される。図9は保守行動DB203の例を示す図である。図9において901は保守行動のリストについての情報が格納されたテーブルである。901では、3つの保守行動とそのコスト、効果に関するパラメータなどが格納されている。
901において、保守行動a1は、現状を維持し何も行わないという選択肢を表している。この行動のコストは最も低い。
保守行動a2は、ある1つのPVモジュールを新品に交換するという選択肢を表している。新品モジュールは全く劣化が生じていないと考えてよい。ここではモジュールの交換はすべて同じ価格であると想定しているが、交換するモジュールによって価格が異なっても良い。
また、保守行動a3はあるストリングに昇圧ユニットを追加するという選択肢を表している。昇圧ユニットはストリング単位でDC-DC変換により電圧を変更するもので、並列接続されたPVアレイの動作電力に合わせた発電が可能になる。つまり、NP-MSのPVアレイのうち1つのストリングに対して、昇圧ユニットを追加すると、(N-1)P-MSのPVアレイと1P-MSのPVストリングというサブシステムに分離することができ、それぞれのサブシステムが最適なMPPT電圧で動作することができる。ただし、昇圧ユニットが設置されたストリングの発電量はDC-DC変換を行うことによる損失の影響を受ける。901では、発電効率が0.95を掛けた値に減少することが示されている(5%の損失に相当する)。ここでは昇圧ユニットの追加が固定価格となっているが、昇圧ユニットを追加するストリングに応じて価格が異なってもよい。
ここで、本実施形態では昇圧ユニットを取り去るという選択肢は保守行動に含まないため、一度昇圧ユニットが設置されたストリングは全体のシステムから切り離されたままである。ただし、昇圧ユニットを設置したストリングのPVモジュール交換は保守行動の候補になりうる。
保守戦略DB203には、基準保守戦略ルールと呼ばれる保守基準が格納される。これは、システムの劣化状態から即座にどのような保守行動を採用するか決定するためのルールであり、最適なものである必要はない。以下で説明する最適保守計画による最適解は複数の保守行動について比較評価するため、解を得るために計算時間が必要となる。設備異常シミュレーションを行う場合などには、あらかじめ定めた保守基準に従い保守行動を決定することにより高速なシミュレーションが可能になるというメリットがある。図9の902は基準保守戦略ルールの例を表しており、2種類のルールにより保守基準が決定されている。この他、「常に保守行動a1をとる」という何もしない保守戦略も基準保守戦略ルールに組み込まれ得る。
図6のPV設備データの劣化状況のIV特性を模擬的に図示すると図7の701の様に表すことができることは上で述べた。ここで、図9の保守行動を実行したときにPVシステムのIV特性がどのように変化するかを模擬的に図示したものが図10である。図10において、701は保守行動実施前の劣化状況を示したものである。また、「保守行動a1=変更なし」という選択をした場合は、劣化状況は701のままとなる。
ここで、PVモジュール11を交換するという保守行動を実施した場合、IV特性は1001の様に変更される。1001において変更後のPVモジュールは11’と表されている。また、この変更によりMPPT電圧702は1002に増加していることが確認できる。この結果、システムの発電量は増加することになる。この701から1001へのIV特性とMPPT電圧の変化は、保守行動によりシステムの状態が遷移したと考えることができる。
図10の1003はPVモジュール9を交換するという保守行動を実施した場合の状態遷移を、図10の1005はPVストリング3に昇圧ユニットを追加するという保守行動を実施した場合の状態遷移をそれぞれ表している。ここで、1005では、昇圧ユニットの追加によりPVストリング3とその他のアレイが異なるMPPT電圧で動作していることが分かる。
その他、異常モジュールに含まれるPVモジュール8を交換するという保守行動や、ストリング1や2に昇圧ユニットを追加するという保守行動も考えられるが、それらの保守行動によって発電量の増加は起こらないため、本実施形態では対象としない。このように、保守行動の対象を全てのPVモジュールに広げることはせずに、対象をあらかじめフィルタリングしておくことは効率的な行動の探索に重要となる。
ある劣化状況のシステムがある状態にあると考え、保守行動や異常の発生により状態が遷移するとみなすと、状態遷移モデルによって機器の異常と保守行動の双方を表すことができる。また、ある状態から得られる平均報酬の総和が最大になるような保守行動を最適と定義すれば、動的計画法の理論を用いて最適な保守行動を決定することが可能になる。動的計画法の定式化に従うと、時刻(あるいは時点。以下時点に統一)tにおける状態がg(t)のとき、行動の候補リスト{ak}の要素akによって状態がgak(t)に遷移するならば、行動akの価値を、

Qπ(g(t), ak) = -Cost(ak) + Vπ(gak(t)) (1)

と定義し、最大の行動価値(Q値)をとる行動を選択すればよいことが分かる。ここで、Cost(a)は行動aを実行するためのコストである。行動価値の計算は各時点tにおいて、すべての行動の候補について行う必要がある。(1)式のVπ(g)は状態gを開始状態として、保守戦略πに従った場合の総期待報酬を表しており、この値を正確に推定することができれば、各時点における最適解を選択し続けることにより、長期間で見ても最適な行動を選択できることが保証されている。
図4はPVシステムの保守問題を動的計画法の枠組みで表現した例を表している。時点tにおいて、状態g(t)におり、行動a1と行動a2という選択肢がある場合、遷移先の状態の価値V(ga(t))と行動の実行コストCost(a)から最適行動を選択することになる。ここで、PVシステムの保守問題における状態gの価値は現在の時点からある時点までの発電量に売電金額を掛け合わせたものから、発電量を維持するために必要な保守コストを減じたものと考えることができる。即ち:
Figure 2013205964
と定義できる。ここで、p(g)は状態gの場合の発電量を表す関数である。図4の例では、状態がga1の場合の発電量×売電金額のグラフ403が示されており、404などのように保守のために発生するコストCも示されている。ここで、図4の403によって囲われたポリゴンの面積から、Cの面積を引いたものが状態ga1の価値V (ga1)に相当する量である。このように、PVシステムの価値は発電量の時間変化によっておおむね決定されるという性質を持っており、この性質を利用して状態価値V(g)を正確に推定することができれば、最適な保守行動を選択することが可能になる。
ここで必要となるのが、任意の状態gにおいて、最適保守戦略πに従った時の、状態価値Vπ(g)を、効率的にかつできるだけ正確に推定することである。
図2に示した本実施形態に関わる最適保守計画決定装置の構成図における設備異常シミュレータ101は、任意の状態gと任意の保守戦略πについて、指定された時点Tまでのシステムの劣化と保守の推移を模擬することが可能である。シミュレーションは異常モデルDB202に蓄積された異常モデルに従って、乱数によって異常を発生させることによって行うことが可能である。そして、シミュレーション結果はシミュレーション結果DB102に格納される。本実施形態では、このようなシミュレータを用いて、状態価値Vπ(g)を効率的かつ正確に推定するために、長期シミュレーションと短期シミュレーションという2種類のシミュレーション結果を利用するという特徴を持つ。
図2における基準戦略長期シミュレーション部103では、設備異常シミュレータ101を用いて、前述の基準戦略(図9の902参照)に基づいて保守を行った場合のシステムの劣化と保守の推移をシステムのライフサイクル全体の期間について行う。基準戦略では、902のルールに従って保守を行い、したがって、システム状態からの最適探索を行うことなく保守行動を決定することが可能である。全く異常が生じていない状態をg0と表すとき、g0を開始状態として、対象システムと保守によって生じる可能性のある全てのサブシステムと(すなわち保守によって対象システムが複数に分割されたときの個々のサブシステム)について、基準戦略に基づいて保守を行った場合のシステム劣化と保守の推移をシミュレートし、発電量曲線(出力推移データ)、および、保守コスト曲線(保守コスト推移データ)を算出する。システム劣化は、異常モデルに従って発生させる。
図11は基準戦略長期シミュレーションの例を示す図である。図11において、設備の新品状態g0を開始状態として劣化および保守シミュレーションを行い、状態gを遷移させ続ける。そして、状態gによって決定されるMPPT電圧と出力電流に基づいて発電量p(g(t))を算出する。シミュレーションは乱数を用いて複数回行われ、平均値や信頼区間が算出される。図11では発電量の平均値の推移が1101、上側95%点が1103、下側95%点が1104となる。また、同様に基準戦略(図9の902)に従った場合の保守コストについても平均値1102が求められている。ここで、1101を発電量曲線、1102を保守コスト曲線と呼ぶことにする。
長期シミュレーションによって得られるのは、基準戦略に従った場合の平均的な発電量の推移と保守コストの推移である。基準戦略では、システムの状態を考慮した最適行動の探索は行わず、図9の902の例の様にして画一的に保守行動を決定できなければならない。なぜなら、各時点において最適行動の探索を繰り返すとシミュレーション時間が爆発的に必要になってしまうからである。そこで、長期シミュレーションでは、探索を行う必要のない保守戦略(図9の902)を用いて、高速な発電量曲線と保守コスト曲線の算出を行う。なお、長期シミュレーションの終了時点(所定時点)Tは例えば30年などとシステムのライフサイクルを考慮して長めにとっておいてよい。
図11は3P−4Sシステムについての長期シミュレーション結果を示したものであったが、例えば、保守行動に昇圧ユニットの追加などが含まれる場合には、保守によって生じる可能性のあるすべてのサブシステムについて、発電量曲線と保守コスト曲線の算出を行う必要がある。図12はサブシステムも含む発電量曲線の例である。図12において、1101は3P−4Sシステムの発電量曲線であり、1201は2P−4Sシステム、1202は1P−4Sシステムのそれぞれ発電量曲線である。これらのシミュレーション結果はシミュレーション結果DB102に全て格納される。また、保守コスト曲線についても同様に処理されなければならない。図12では、保守コスト曲線の図示は省略している。
図2における最適戦略短期シミュレーション部104では、設備異常シミュレータ101を用いて、現状のシステム状態を、候補となる複数の保守行動によって状態遷移させたそれぞれの状態を開始状態として、現時点t(第1の時点)から一定時間ΔT後までの時点s(第2の時点)までのみ、最適戦略に基づいて保守を行った場合のシステムの劣化と保守の推移を、シミュレーションする。つまり、基準戦略と最適保守戦略の差に起因する発電量と保守コストの差を推定するため、短期的な時間範囲に限り、最適行動の探索を含むシミュレーションも行うことにする。そして、このようなシミュレーション結果を利用することにより、効率的で、正確性を維持した状態価値の推定が期待できる。候補となり得る保守行動は、システムの異常(PVモジュールまたはPVストリングまたはシステム出力等の異常)の内容に応じて自動的に決定してもよいし、ユーザが現状の状態に基づき、決めても良い。ただし、以降に説明するシミュレーションの実行の間で見つける保守行動の候補は、自動的に決定する。たとえば異常の内容と保守行動との対応データを用意しておき、この対応データに基づき決定してもよい。この際、保守行動を行ったとした場合のシステム出力の改善が所定パーセント以上上昇しない保守行動は、選択から外すなどとしてもよい。また、候補の上限個数を決めておき、候補となりうる保守行動が多数存在するときは、異常度の高い(正常からの乖離度が高い)上限個数の候補に絞っても良いし、システム出力の上昇が大きい候補に絞っても良い。
1番目の最適戦略短期シミュレーションでは、現時点tより後の一定時間ΔT後の時点s(=t+ΔT)までの探索区間において、所定時間幅毎の各探索時点の最適行動を探索する。たとえばΔTが4週間とし、所定時間幅を1週間とすると、現時点tより後の、1週間目、2週間目、3週間目、4週間目の探索時点の最適行動を探索する。この間、異常モデルによりシステムの劣化も発生させられる。具体的には、各探索時点で取り得る保守行動の組み合わせに応じて、現時点tから所定時点(システムのライフサイクル満了時等)Tまでの発電量曲線と保守コスト曲線を算出する。時点sより後から時点Tまでは基準戦略に従うとし、上述した長期シミュレーション結果を用いる(利用方法は後述する図13、図17、図18、図19の説明を参照)。あるいは、時点sの状態を起点として、新たに基準戦略シミュレーションを実行してもよい。前者の長期シミュレーションを利用した場合は計算時間の短縮を図ることができ、後者の場合は、計算時間はかかるがより正確なシミュレーションを行うことができる。この後、上記(2)式にしたがって価値を算出し、最も高い価値を有する保守行動の組み合わせを、各探索時点の最適行動として決定する。以上のことを、現状のシステム状態を上記候補となる複数の保守行動によって状態遷移させたそれぞれの状態を開始状態として行う。
最適戦略短期シミュレーションの2番目の例として、現時点tにおけるそれぞれの開始状態に対して、基準戦略に基づいて保守を行った場合のシステム劣化と保守の推移をs(=t+ΔT)までシミュレートし、時点s(=t+ΔT)の状態においてのみ、最適戦略を実行(最適保守行動を探索)する。この方法では、時点sのみで最適行動を探索し、それまでは基準戦略に従うため、1番目の最適戦略の複数の探索時点での最適行動を探索する場合よりも、計算量を低減することができる。図14に、2番目の場合の例の最適戦略短期シミュレーションを具体的に示す。
図14は、時点tでのある遷移先状態からスタートした最適戦略短期シミュレーションの結果を示している。図14の1401は、状態1302を開始状態として劣化と基準戦略による保守を行ったシミュレーション結果(発電量曲線)を示している。時間範囲はt〜t+ΔTまでである。発電量曲線1401は、これは複数回の基準戦略シミュレーションを行ったものの平均値である。なお、1101は、前述したように新品の状態から長期シミュレーションを行ったものを示す。本基準戦略シミュレーション結果では保守が行われる回数が0であったため、t〜t+ΔTの範囲に保守コスト曲線は表示されていない。基準戦略に従ってシミュレーションを行うことにより、高速なシミュレーションを行うことができる。
図14では、t+ΔTで最適行動を行ったときに、発電性能が1403で示される分だけ上昇し、保守コストが1404で示される分だけ、かかったことが示されている。最適な保守を行うと想定すると、発電量曲線も保守コスト曲線も値が大きくなる。なお、1102は、上記したように、新品の状態から長期シミュレーションを行った場合の保守コスト線を示している。また図14の点線は、t+ΔTで行った最適保守後の発電量と、現時点tでの発電量を結ぶ近似曲線である。ΔTの間を基準戦略でなく、最適保守戦略を行ったとすると、この近似曲線の発電量が期待され、コストは1404のコストで近似する。
上記最適戦略を考慮した短期シミュレーションの結果については、シミュレーション結果DB102に格納される。即ち、シミュレーション結果DB102には、基準戦略に従った長期シミュレーション結果と、最適戦略を考慮した短期シミュレーション結果の2種類が格納されることになる。
図2における基準戦略状態価値算出部105では、シミュレーション結果DB102に格納された基準戦略長期シミュレーションの結果の発電量曲線と保守コスト曲線、および、PV設備DBの売電価格データに基づいて、現状のシステム状態を上記候補となる複数の保守行動によって状態遷移させたそれぞれの状態について、基準戦略状態価値を算出する。基準戦略状態価値は、現時点から後は基準戦略に従って保守を行った場合に得られる発電性能とかかるコストに基づいて算出される。算出方法としては、例えば、遷移先状態の発電能力値に基づいて、発電量曲線のどの劣化レベルにあるのかを特定し、発電量曲線と売電価格を掛け合わせたものから保守コスト曲線の値を減じるという計算結果を積分するという方法により実現できる。
図13は基準戦略状態価値算出の例を示している。表1301には4つの候補となる保守行動について、処置を施した後の出力電圧、出力電流、および、それらを掛け合わせた出力電力が示されている。例えば、2事例目のモジュール11交換という保守行動の結果は出力電力1.87kWとなっている。すると、システムが現時点tから、tよりもT時間後の時点t+Tまでに得られる価値としては、曲線1101と1303を掛け合わせたものから曲線1102を減じたものを時点1304から1305までの範囲で積分した値と推定できる。
すなわち、
Figure 2013205964
という計算式で推定が可能である。ここで、V(a2,11)はパネル11を交換(a2)した後の状態の基準戦略状態価値であり、Price()は曲線1303に対応した売電金額曲線、Cost()は曲線1102に対応したコスト曲線、Power3PX4S()は曲線1101に対応した発電量曲線である。この値を算出すると、114万円となる。
また、図13の(a2,11)以外の行動を選択した場合の基準戦略状態価値算出の様子も図17、図18、図19に示す。図17は図13の(a1,-)を選択した場合、図18は図13の(a2,9)を選択した場合、図19は図13の(a3,3)を選択した場合の基準戦略状態価値算出の様子を示す。これらの保守行動による基準戦略価値もそれぞれ算出され、図17〜図19の表1301に記されている。
なお、1301の4時例目のストリング3に昇圧ユニットを追加した場合には、システムが3P−4Sから2P−4Sと1P−4Sに分割されることになるので、図12の1201と1202の発電量曲線を用いることが必要となる。
基準戦略状態価値は、現時点から後は長期シミュレーション基準戦略に従ったと仮定した場合に発電から得られる報酬を足し合わせたものの平均値である。しかし、実際には個別の状態によって発電量の低下傾向は異なる可能性もある上、最適戦略を取った場合には価値が異なるという可能性もある。そこで、それらの価値の差を補正するために短期シミュレーション結果を利用する。
図2における最適戦略状態価値算出部106では、シミュレーション結果DB102に格納された基準戦略長期シミュレーション結果と最適戦略短期シミュレーション結果とを用いて、異常耐性状態価値および保守有効性状態価値を算出する。図5は、図2に示した最適戦略状態価値算出部106の詳細構成を示した構成図である。図5に示されるように、この最適戦略状態価値算出部106は、異常耐性状態価値算出部501と、保守有効性状態価値算出部502を備えている。
異常耐性状態価値算出部501は、時点sで最適保守行動を施す前の時点sでの状態の発電能力に基づいて現時点tにおける遷移先状態での異常が発電能力をどの程度低下させやすいかを異常耐性状態価値として算出する。例えば、図14の例では状態1302の基準戦略の下での発電量曲線1401は、g0を開始状態とした平均的な発電量曲線1101よりも劣化の程度が低いことを表している。そこで、この傾向が時点T(想定されるライフサイクルの終了時)まで継続すれば、単純には、曲線1101、直線1402、および、曲線1401によって囲まれる面積の発電量を(T−t)/ΔT倍した発電量の増加が期待できることになる。このような推定により、現在の状態の、平均的な状態(長期シミュレーションに従った場合の状態)に対する異常耐性を評価することができる。コストも考慮して、3P×4Sを想定すると、異常耐性状態価値(下記式のΔV)は以下により計算できる。
Figure 2013205964
ここで、Sim_Power(t)は、ΔTの間で行った基準戦略シミュレーションでの発電量である。Sim_Cost(t)は、当該ΔTの間で行った基準戦略シミュレーションでの保守コストである。Cost(π)は、長期シミュレーションに対応する保守コストである。また、αは第1の価値に対応する。
図15は最適戦略状態価値(=異常耐性状態価値+保守有効性状態価値)、状態価値および保守行動価値の算出の例を示している。推定された異常耐性状態価値が、図15の表の7項目目に示されている。なお、最適戦略状態価値とは、異常耐性状態価値と、最適戦略状態価値を加算したものである。
保守有効性状態価値算出部502は、シミュレーションによって得られた時点s(=t+ΔT)における状態に、最適保守行動を施す前と後の発電能力の差に基づいて、基準戦略に従った場合と最適戦略に従った場合の状態価値の差を、保守有効性状態価値として算出する。
例えば、図14の例では状態1302の基準戦略の下での発電量曲線1401よりも、最適保守行動を選択することにより1403分の発電量増加(Xと表す)が、1404分の保守コストの増加を伴って実現されていることが分かる。そして、近似により、この傾向が時点Tまで継続すると考え、発電量増加を見込む。このような推定により、基準戦略と最適戦略の違いによる価値の差を保守有効性状態価値として算出することができる。コストも加味して、保守有効性状態価値(下記式のΔV)は、たとえば以下のようにして近似計算できる。なお、下記の近似は、一例であり、他の方法を用いてもよい。
Figure 2013205964
Opt_Power(s)は、シミュレーション結果から時点sでの最適行動を選んだ後の発電能力値、Opt_Cost(s)がその行動のコストである。直感的に、図14における1403と1401と点線で囲まれる面積により、ΔTの間の発電量増加を近似することを利用している。ΔTの間に基準戦略によるコストがかかるときは、当該コストも式に含めて考えれば良い。β/ΔTが長期間(Tまで)続くと仮定している。なお、Price(t+ΔT)については、ここではΔTの間に価格が変化した場合でも、t+ΔTの時点の価格を使って近似すると想定しているが、価格変動が大きいときはtからt+ΔTの価格の平均を用いてもよい。βは第2の価値に対応する。
図15の表の8項目に推定された保守有効性状態価値が示されている。
図2における保守計画探索部107は、現時点tにおける全ての保守行動の候補について算出された基準戦略状態価値と、最適戦略状態価値(=異常耐性状態価値+保守有効性状態価値)とを足し合わせて状態価値をそれぞれ計算する(図15の表の9項目)。そして状態価値から、保守コスト(現時点tで行う保守行動にかかる保守コスト)を引くことにより、保守行動価値を算出する。保守計画探索部107は、最大の保守行動価値を取る保守行動を選択し、設備保守計画204として出力する。図15の表では、10項目目に保守行動価値が算出されている。図15の例では、保守行動(a2,11)の保守行動価値が118と最も大きいため、モジュール11を交換するという保守行動が採用されることになる。
図3は、本実施形態に係る最適保守計画決定装置の動作フロー図である。最適保守決定プロセスが開始すると、ステップ301によってPV設備DB201、異常モデルDB202、および、保守戦略DB203のデータがメモリ上に読み込まれる。そして、ステップ302によって、基準戦略長期シミュレーションが行われる。そののちに、ステップ303によって、保守行動の候補から1つの保守行動が選択される。選択された保守行動について、ステップ304によって基準戦略状態価値の算出が行われる。また、ステップ305によって最適戦略短期シミュレーションが実行された後、ステップ306によって最適戦略状態価値(異常耐性状態価値+保守有効性状態価値)の算出が行われる。ステップ307において、これら基準戦略状態価値と最適戦略状態価値を加算したものから、保守コストを引くことにより、保守行動価値の算出が行われる。ステップ308によって全ての保守行動の候補の評価が終了した場合は、ステップ309によって保守行動価値が最大となる保守行動が選択され、設備保守計画としてディスプレイ等に出力される。
上記では最適保守戦略として2番目の例(現時点tからΔTの間は基準戦略を行い、時点sでのみ最適行動を探索する)を想定して説明してきたが、1番目の例(現時点tから時点sまでの間、基準戦略は行わずに、各探索時点での最適行動探索を行う)でも、同様にして、現時点tでの保守行動を決定できる。当該1番目の例では基準戦略を行わないため、計算方法が前述した2番目の例と異なる。以下、1番目の例の場合の計算方法を説明する。
現時点tで、上記と同様に、保守行動の候補のそれぞれによりシステムを保守したときの遷移先状態を特定する。現時点tから所定時点T(たとえばシステムのライフサイクル満了時)まで異常モデルに従ってシステムが劣化し、かつ現時点tからΔT後の時点sから所定時点Tまでは、基準戦略に従って前記システムを保守するとする。このときの基準戦略は、長期シミュレーションの結果を用いてもよいし、実際に基準戦略シミュレーションを実行してもよい。現時点tより後から時点sまでのΔTの探索期間に1つ以上の探索時点を設定し、現時点tから所定時点Tまでのシステム出力および保守コストに応じた保守行動価値が最大になるような最適保守行動の組を各探索時点について探索する。この場合の保守行動価値は、システム出力に売電価格を乗算し、保守コスト(現時点tでの保守コスト、基準戦略中の保守コスト)を減算することで計算すればよい。2番目の例に比べて、最適探索を多く行うため演算量が多くなるが、計算方法自体はシンプルとなる。
なお、本発明の実施形態は、複数のモジュールを交換するなどの保守行動にも対応することができる。さらに、昇圧機能のオン・オフができるような昇圧ユニットが設置された場合は、その機能のオンやオフなどの保守行動にも対応することができる。
また、コネクタや電力ケーブルの劣化などのPVモジュール以外の異常とその保守計画にも対応することが可能である。さらに、PV設備DBに格納されたPV発電性能データは、全てのPVモジュールについて性能が分かっている必要はない。いくつかのモジュール異常が判明した中で、その他のモジュールは標準的な劣化をしていると仮定してシミュレーションを行うことが可能である。また、本発明の実施形態は、売電価格以外の発電価値に置き換えてもよい。例えば、PV発電による電力購入価格の削減分やPVによって削減されるC02に対応した排出権取引価格など発電量を金銭的価値に置き換えることが可能な係数を用いることができる。
本実施形態によれば、大規模な太陽光発電システムにおいて、発電効率を低コストで維持することが可能な、動的計画法の理論を利用した最適な保守計画決定装置を実現することができる。
以上、太陽光発電システムを例に説明したが、本実施形態はこれに限定されず、大規模蓄電池システム等の他のシステムにも適用可能である。大規模蓄電池システムでも、太陽光発電システムと同様、直並列に同じものが接続されている場合で、性能劣化が起こる。

Claims (12)

  1. システムに対して行うことが可能な保守行動と、前記保守行動に対応する保守コストとを格納する保守行動・コストデータベースと、
    前記システムの劣化または出力に応じて、前記システムに対して行うべき保守行動を定めた基準戦略を格納する基準戦略ルールデータベースと、
    システム劣化の発生を確率的に表現した異常モデルを格納した異常モデルデータベースと、
    第1の時点で、あらかじめ与えられた保守行動の候補のそれぞれにより前記システムを保守したとして、前記第1の時点から所定時点まで前記異常モデルに従って前記システムが劣化し、かつ前記第1の時点の一定時間後の第2の時点から前記所定時点までは、前記基準戦略に従って前記システムを保守するとした場合に、前記第1の時点より後から前記第2の時点までの探索期間内に1つ以上の探索時点を設定し、前記保守行動の候補による保守後のシステムについて、前記第1の時点から前記所定時点までのシステム出力および保守コストに応じて計算される保守行動価値を最大にする最適保守行動を前記探索時点に対して探索する最適戦略を実行するシミュレーション部と、
    前記保守行動の候補のそれぞれに対応する保守行動価値に基づき、前記保守行動の候補の中から、前記第1の時点で行う保守行動を決定する保守計画探索部と、
    を備えた保守計画決定装置。
  2. 前記システムの単位出力当たりの売価格を格納したデータベースをさらに備え、
    前記保守行動価値は、前記システム出力に前記売価格を乗じ、前記保守コストを減算することにより計算される
    請求項1に記載の保守計画決定装置。
  3. 前記システムの初期状態から、前記システムのライフサイクル期間の間、前記異常モデルと前記基準戦略にしたがって前記システムの出力の推移と保守コストの推移をシミュレーションして、出力データと保守コストデータを取得する基準戦略長期シミュレーション部をさらに備え、
    前記シミュレーション部は、前記第2の時点から前記所定時点まで前記異常モデルおよび前記基準戦略に従ってシステムを劣化させおよび保守した場合の出力および保守コストの推移を、前記基準戦略長期シミュレーション部により得られた出力データおよび保守コストデータを利用して取得する
    請求項1または2に記載の保守計画決定装置。
  4. 前記基準戦略長期シミュレーション部は、前記システムの保守によって前記システムが複数に分割される可能性がある個々のサブシステムについて、前記出力データと保守コストデータをシミュレーションにより取得し、
    前記シミュレーション部は、前記システムが複数に分割されたときは、分割後の各サブシステムのそれぞれについて処理を行う
    請求項3に記載の保守計画決定装置。
  5. 前記シミュレーション部は、前記探索時点として前記第2の時点でのみ最適保守行動を探索し、前記第1の時点から前記第2の時点までは前記基準戦略に従って前記システムを保守する
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の保守計画決定装置。
  6. 前記システムの初期状態から、前記システムのライフサイクル期間の間、前記異常モデルと前記基準戦略にしたがって前記システムの出力の推移と保守コストの推移をシミュレーションして、出力データと保守コストデータを取得する基準戦略長期シミュレーション部をさらに備え、
    前記シミュレーション部は、
    (1)前記第1の時点から前記第2の時点まで前記基準戦略を行ったときと前記長期戦略シミュレーションの結果を利用した場合のシステム出力の差分と保守コストの差分に応じて異常耐性状態価値を計算し、
    (2)前記第2の時点で前記最適戦略を行ったときのシステム出力と最適保守行動の保守コストと、前記第1の時点から第2の時点まで前記基準戦略を行ったときのシステム出力と保守コストとの各差分に応じて、保守有効性状態価値を計算し、
    (3)前記出力データにおいて前記第1の時点での保守後の出力に合致する時点から前記所定時点に対応する時点までの部分データと、前記保守コストデータにおいて当該合致する時点から前記所定時点に対応する時点までの部分データから基準戦略状態価値を計算し、
    前記基準戦略状態価値と前記異常状態評価価値と前記保守有効性状態価値の加算値から、前記保守行動の候補の保守コストを減算することで、前記保守行動価値を計算する
    請求項5に記載の保守計画決定装置。
  7. 前記シミュレーション部は、
    前記(1)における前記システム出力の差分と前記保守コストの差分に応じて求まる第1の価値に、前記第1の時点から第2の時点までの時間長に対する前記第1の時点から所定時点までの時間長の比率を乗じることで、前記異常耐性状態価値を計算し、
    前記(2)における前記システム出力の差分と前記保守コストの差分に応じて求まる第2の価値に前記比率を乗じることで前記保守有効性状態価値を計算する
    請求項6に記載の保守計画決定装置。
  8. 前記システムの単位出力当たりの売価格のデータを格納したデータベースをさらに備え、
    前記(1)における前記システム出力の差分に前記売価格を乗算し、前記保守コストの差分を減算することで前記第1の価値を計算し、
    前記(2)における前記システム出力の差分に前記売価格を乗算し、前記保守コストの差分を減算することで前記第2の価値を計算する
    請求項7に記載の保守計画決定装置。
  9. 前記システムは、太陽光発電システムであり、
    前記出力性能は、発電能力である、
    請求項1ないし8のいずれか一項に記載の保守計画決定装置。
  10. 前記太陽光発電システムは、複数のPVモジュールが直接に接続されたストリングが複数並列に接続されたPVモジュールアレイを含み、
    前記システムに対して行うことが可能な保守行動は、前記PVモジュールの交換、ストリングへの昇圧ユニットの追加を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の保守計画決定装置。
  11. 前記異常モデルは、前記PVモジュールの電流および電圧を確率的に変化、前記PVモジュールの直流抵抗を確率的に上昇させることを定めたものである
    請求項10に記載の保守計画立案装置。
  12. システムに対して行うことが可能な保守行動と、前記保守行動に対応する保守コストとを定めた保守行動・コストデータベースを読み出すステップと、
    前記システムの劣化または出力に応じて、前記システムに対して行うべき保守行動を定めた基準戦略を格納する基準戦略ルールデータベースを読み出すステップと、
    システム劣化の発生を確率的に表現した異常モデルを格納した異常モデルデータベースを読み出すステップと、
    第1の時点で、あらかじめ与えられた保守行動の候補のそれぞれにより前記システムを保守したとして、前記第1の時点から所定時点まで前記異常モデルに従って前記システムが劣化し、かつ前記第1の時点の一定時間後の第2の時点から前記所定時点までは、前記基準戦略に従って前記システムを保守するとした場合に、前記第1の時点より後から前記第2の時点までの探索期間内に1つ以上の探索時点を設定し、前記保守行動の候補による保守後のシステムについて、前記第1の時点から前記所定時点までのシステム出力および保守コストに応じて計算される保守行動価値を最大にする最適保守行動を前記探索時点に対して探索する最適戦略を実行するシミュレーションステップと、
    前記保守行動の候補のそれぞれに対応する保守行動価値に基づき、前記保守行動の候補の中から、前記第1の時点で行う保守行動を決定する保守計画探索ステップと、
    をコンピュータが実行する保守計画決定方法。
JP2012072127A 2012-03-27 2012-03-27 保守計画決定装置およびその方法 Active JP5638560B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072127A JP5638560B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 保守計画決定装置およびその方法
US13/710,656 US20130262190A1 (en) 2012-03-27 2012-12-11 Apparatus and a method for determining a maintenance plan
EP12197731.8A EP2645313A1 (en) 2012-03-27 2012-12-18 An apparatus and a method for determining a maintenance plan

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072127A JP5638560B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 保守計画決定装置およびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013205964A true JP2013205964A (ja) 2013-10-07
JP5638560B2 JP5638560B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=47715775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012072127A Active JP5638560B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 保守計画決定装置およびその方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130262190A1 (ja)
EP (1) EP2645313A1 (ja)
JP (1) JP5638560B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017110215A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社日立製作所 計画調整システムおよび計画調整方法
US9740545B2 (en) 2015-03-20 2017-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Equipment evaluation device, equipment evaluation method and non-transitory computer readable medium
WO2022138712A1 (ja) * 2020-12-23 2022-06-30 ヒラソル・エナジー株式会社 発電モジュールセットを評価する方法
JP2022151358A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 横河電機株式会社 解析装置、解析方法およびプログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6341729B2 (ja) * 2014-04-04 2018-06-13 三菱日立パワーシステムズ株式会社 運用計画作成評価装置及び運用計画作成評価方法
JP6402553B2 (ja) * 2014-09-19 2018-10-10 富士ゼロックス株式会社 保守対象装置、管理システム、及びプログラム
US20170338659A1 (en) * 2014-10-28 2017-11-23 Sinewatts, Inc. Systems and methods for dispatching maximum available capacity for photovoltaic power plants
US11282515B2 (en) * 2015-08-31 2022-03-22 Hand Held Products, Inc. Multiple inspector voice inspection
CN107633309B (zh) 2017-09-22 2018-08-31 合肥工业大学 一种复杂成形设备的维修策略确定方法及系统
CN109740766B (zh) * 2018-12-29 2021-04-06 科技谷(厦门)信息技术有限公司 一种工业设备维护服务规划方法
CN115263587B (zh) * 2021-04-29 2023-10-20 三一汽车制造有限公司 作业机械的发动机维保提示方法、装置和电子设备
CN116258481B (zh) * 2023-05-15 2023-08-15 青建集团股份公司 一种建筑工程智慧建造的管控方法及系统
CN116992228A (zh) * 2023-07-12 2023-11-03 国网山西省电力公司经济技术研究院 电网设备维护成本计算方法及其系统
CN118886729A (zh) * 2024-06-18 2024-11-01 合肥阳洁新能源科技有限公司 一种光伏电站智慧运维管理系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011327A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 修繕計画立案支援装置及び方法
US20090234685A1 (en) * 2008-03-13 2009-09-17 Ben Tarbell Renewable energy system maintenance business model
JP2011060088A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp 保守計画作成装置および保守計画作成方法
JP2012048572A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Patokkusu Japan Kk エネルギー変換機器選択方法、エネルギー変換機器選択システム、エネルギー変換機器選択プログラム及び記録媒体。

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326375A (ja) * 2000-03-10 2001-11-22 Sanyo Electric Co Ltd 太陽光発電システムの診断方法及び診断装置
US6799154B1 (en) * 2000-05-25 2004-09-28 General Electric Comapny System and method for predicting the timing of future service events of a product
AU2001296336A1 (en) * 2000-09-26 2002-04-08 Daniel S. Gluck Automated new energy technology consulting and demand aggregation system and method
JP4237610B2 (ja) * 2003-12-19 2009-03-11 株式会社東芝 保守支援方法及びプログラム
JP4282717B2 (ja) * 2006-12-27 2009-06-24 株式会社東芝 定期点検データ分析装置およびその方法
US20100010939A1 (en) * 2008-07-12 2010-01-14 David Arfin Renewable energy system business tuning
US20100279455A1 (en) * 2009-04-29 2010-11-04 Ferdinand Seemann Methods, facilities and simulations for a solar power plant
US8892264B2 (en) * 2009-10-23 2014-11-18 Viridity Energy, Inc. Methods, apparatus and systems for managing energy assets
US20130085885A1 (en) * 2011-09-29 2013-04-04 Neozyte System and method for a photovoltaic plant market exchange
US8718850B2 (en) * 2011-11-30 2014-05-06 Nec Laboratories America, Inc. Systems and methods for using electric vehicles as mobile energy storage
US8762189B2 (en) * 2012-02-24 2014-06-24 Nec Laboratories America, Inc. Systems and methods for stochastically using electric vehicles as mobile energy storage

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011327A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 修繕計画立案支援装置及び方法
US20090234685A1 (en) * 2008-03-13 2009-09-17 Ben Tarbell Renewable energy system maintenance business model
JP2011060088A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp 保守計画作成装置および保守計画作成方法
JP2012048572A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Patokkusu Japan Kk エネルギー変換機器選択方法、エネルギー変換機器選択システム、エネルギー変換機器選択プログラム及び記録媒体。

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9740545B2 (en) 2015-03-20 2017-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Equipment evaluation device, equipment evaluation method and non-transitory computer readable medium
WO2017110215A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社日立製作所 計画調整システムおよび計画調整方法
JP2017116984A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社日立製作所 計画調整システムおよび計画調整方法
WO2022138712A1 (ja) * 2020-12-23 2022-06-30 ヒラソル・エナジー株式会社 発電モジュールセットを評価する方法
JP2022151358A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 横河電機株式会社 解析装置、解析方法およびプログラム
JP7428157B2 (ja) 2021-03-26 2024-02-06 横河電機株式会社 解析装置、解析方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2645313A1 (en) 2013-10-02
US20130262190A1 (en) 2013-10-03
JP5638560B2 (ja) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5638560B2 (ja) 保守計画決定装置およびその方法
CN108375715B (zh) 一种配电网线路故障风险日预测方法及系统
Mohammadi et al. Machine learning assisted stochastic unit commitment during hurricanes with predictable line outages
JP2014154728A (ja) 太陽電池パネル監視プログラム、太陽電池パネル監視装置及び太陽電池パネル監視方法
WO2018079778A1 (ja) 生産管理装置、方法、プログラム
EP3072200B1 (en) Holistic optimization of distribution automation using survivability modeling to support storm hardening
CA2867253A1 (en) System and method for analyzing oscillatory stability in electrical power transmission systems
Ahmadi Optimal maintenance scheduling for a complex manufacturing system subject to deterioration
JP2022032684A (ja) 設備保全支援システム及び設備保全支援方法
US9252633B2 (en) System and method for accelerated assessment of operational uncertainties in electrical power distribution systems
EP3750223B1 (en) Predicting voltage stability of a power system post-contingency
Halilcevic et al. Prediction of power system security levels
CN108223298B (zh) 用于配置风力涡轮机的方法和系统
Zhai et al. Analysis of time-to-failure data with Weibull model in product life cycle management
CN116093927B (zh) 一种计及源荷不确定性的配电网可靠性评估方法及装置
CN115630716A (zh) 一种设备检修计划的智能生成方法及装置
WO2014185921A1 (en) Systems and methods for meter placement in power grid networks
US20160301207A1 (en) Holistic optimization of distribution automation using survivability modeling to support storm hardening
CN119575183A (zh) 一种用于发电机励磁系统的故障诊断方法及系统
AU2022204337B2 (en) Run-time reliability reporting for electrical hardware systems
Kadhem et al. Differential evolution optimization algorithm based on generation systems reliability assessment integrated with wind energy
Przygrodzki et al. The use of probabilistic approach in power system security analyses
Anderson et al. An aggregate Weibull approach for modeling short-term system generating capacity
CN118625028B (zh) 电网设备启动的运行状态自动校核方法和装置
Hackenberg et al. A rapid prototyping approach for smart energy systems based on partial system models

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141022

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5638560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151