JP2013204041A - Method for manufacturing semiconductor element, module for sputtering, and mirror device - Google Patents
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Abstract
Description
ここに開示された技術は、半導体素子の製造方法、スパッタリング用モジュール及びミラーデバイスに関するものである。 The technology disclosed herein relates to a semiconductor element manufacturing method, a sputtering module, and a mirror device.
従来より、半導体素子には様々なものが存在し、その1つにミラーデバイスがある。例えば、特許文献1には、ミラーデバイスの一例として、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーが開示されている。ミラーデバイスは、ミラーと、ヒンジ部を介して該ミラーを揺動可能に支持するベース部とを有している。このようなミラーデバイスにおいては、半導体基板の表面に金等の金属膜を成膜させることによってミラーが構成されている。 Conventionally, various semiconductor devices exist, and one of them is a mirror device. For example, Patent Document 1 discloses a MEMS (Micro Electro Mechanical Systems) mirror as an example of a mirror device. The mirror device has a mirror and a base part that supports the mirror through a hinge part so as to be swingable. In such a mirror device, a mirror is formed by forming a metal film such as gold on the surface of a semiconductor substrate.
ところで、半導体素子によっては、薄膜を形成する領域と薄膜を形成させない領域とが隣接する場合がある。ところが、半導体素子への成膜は、通常、スパッタリングにより行われる。スパッタリングにおいては、スパッタ粒子を精密に制御することは難しい。そのため、好ましくない領域に薄膜を形成してしまう虞がある。例えば、前述のミラーデバイスの場合には、半導体基板のうち、ミラーに相当する部分の表面に金属膜を成膜させる必要がある。しかしながら、ヒンジに相当する部分まで金属膜が多量に形成されると、ヒンジのねじり剛性が変化してしまうため、ミラーの揺動に悪影響を与える場合がある。 By the way, depending on a semiconductor element, a region where a thin film is formed may be adjacent to a region where a thin film is not formed. However, film formation on a semiconductor element is usually performed by sputtering. In sputtering, it is difficult to precisely control sputtered particles. Therefore, a thin film may be formed in an unfavorable region. For example, in the case of the aforementioned mirror device, it is necessary to form a metal film on the surface of the semiconductor substrate corresponding to the mirror. However, if a large amount of metal film is formed up to the portion corresponding to the hinge, the torsional rigidity of the hinge changes, which may adversely affect the mirror swing.
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、半導体素子の所望の領域に適切に成膜することにある。 The technique disclosed herein has been made in view of such a point, and an object thereof is to appropriately form a film in a desired region of a semiconductor element.
ここに開示された半導体素子の製造方法は、第1領域と該第1領域に隣接する第2領域とを有する半導体素子の表面にスパッタリングにより薄膜を成膜させるものである。この半導体素子の製造方法は、開口部を有するマスクを前記半導体素子に対向させて配置する工程と、前記開口部を介して前記半導体素子の表面に成膜するスパッタリング工程とを含み、前記マスクは、前記第2領域を覆う一方、前記開口部から第1領域を露出させており、前記開口部は、前記半導体素子から離れるほど大きくなっており、前記開口部のうち前記半導体素子側の開口縁部は、前記第2領域との間に間隔を有しているものとする。 In the semiconductor element manufacturing method disclosed herein, a thin film is formed by sputtering on the surface of a semiconductor element having a first region and a second region adjacent to the first region. The method of manufacturing a semiconductor element includes a step of disposing a mask having an opening portion so as to face the semiconductor element, and a sputtering step of forming a film on the surface of the semiconductor element through the opening portion. The first region is exposed from the opening while covering the second region, and the opening becomes larger as the distance from the semiconductor element increases, and an opening edge on the semiconductor element side of the opening The part has a space between the second region.
ここに開示されたスパッタリング用モジュールは、第1領域と該第1領域に隣接する第2領域とを有する半導体素子と、開口部を有するマスクとを互いに対向させて組み込んだものである。そして、前記マスクは、前記第2領域を覆う一方、前記開口部から第1領域を露出させており、前記開口部は、前記半導体素子から離れるほど大きくなっており、前記開口部のうち前記半導体素子側の開口縁部は、前記第2領域との間に間隔を有しているものとする。 The sputtering module disclosed herein incorporates a semiconductor element having a first region and a second region adjacent to the first region, and a mask having an opening facing each other. The mask covers the second region, while exposing the first region from the opening, and the opening is enlarged as the distance from the semiconductor element increases. It is assumed that the opening edge on the element side is spaced from the second region.
ここに開示されたミラーデバイスは、ミラーと、ベース部と、該ミラーと該ベース部とを連結するヒンジ部と、該ミラーと対向して配置され、該ミラーを駆動する駆動電極とを有するものである。そして、前記ミラーの表面には、金属膜が設けられており、前記ヒンジ部の表面には、金属膜が設けられていないものとする。 The mirror device disclosed herein includes a mirror, a base portion, a hinge portion that connects the mirror and the base portion, and a drive electrode that is disposed to face the mirror and drives the mirror. It is. It is assumed that a metal film is provided on the surface of the mirror and no metal film is provided on the surface of the hinge part.
ここに開示された別のミラーデバイスは、ミラーと、ベース部と、該ミラーと該ベース部とを連結するヒンジ部と、該ミラーと対向して配置され、該ミラーを駆動する駆動電極とを有するものである。そして、前記ミラーの表面には、金属膜が設けられており、前記ヒンジ部の表面には、前記ミラーの前記金属膜よりも薄い金属膜が設けられているものとする。 Another mirror device disclosed herein includes a mirror, a base portion, a hinge portion that connects the mirror and the base portion, and a drive electrode that is disposed to face the mirror and drives the mirror. I have it. A metal film is provided on the surface of the mirror, and a metal film thinner than the metal film of the mirror is provided on the surface of the hinge part.
前記半導体装置の製造方法によれば、半導体素子の所望の領域に適切に成膜することができる。 According to the manufacturing method of the semiconductor device, it is possible to appropriately form a film in a desired region of the semiconductor element.
前記スパッタリング用モジュールによれば、半導体素子の所望の領域に適切に成膜することができる。 According to the sputtering module, a film can be appropriately formed in a desired region of the semiconductor element.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の例示的な実施形態に係るミラーデバイスの平面図を、図2は、図1のII−II線における断面図を、図3は、ストッパの斜視図を示す。 1 is a plan view of a mirror device according to an exemplary embodiment of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line II-II of FIG. 1, and FIG. 3 is a perspective view of a stopper.
ミラーデバイス1は、揺動可能なミラー21,21,…を有するミラー基板2と、ミラー21と対向する駆動電極31,31,…を有する電極基板3と、ミラー21の揺動範囲を制限するストッパ4とを備えている。ミラーデバイス1は、いわゆるMEMSミラーであって、半導体微細加工技術を応用したマイクロマシニング技術で製造されている。ミラーデバイス1は、ミラー21とそれに対応する複数の駆動電極31,31,…を1セットとして、そのセットが複数設けられたミラーアレイデバイスである。各セットの構成は同じなので、以下では、ミラー21とそれに対応する複数の駆動電極31,31,…で構成される1つのセットについて説明する。
The mirror device 1 limits the swing range of the
ミラー基板2は、ミラー21と、ジンバル22と、枠体23と、ミラー21とジンバル22とを連結する2つの第1ヒンジ24,24と、ジンバル22と枠体23とを連結する2つの第2ヒンジ25,25と、ミラー21の周縁から外方に突出する4つのタブ26,26,…とを有している。ミラー基板2は、シリコン基板と、酸化膜と、シリコン基板よりも薄いシリコン薄膜とが積層されたSOI(Silicon on insulator)基板で構成されている。ミラー21、ジンバル22、枠体23の後述する外周部23b、第1ヒンジ24,24、第2ヒンジ25,25及びタブ26,26,…は、シリコン薄膜で構成されている。枠体23は、ベース部の一例であり、第1及び第2ヒンジ24,25は、ヒンジの一例である。
The
ミラー21は、略円形状の平板で構成されている。ミラー21は、電極基板3とは反対側の面が鏡面となっており、該ミラー21に入射する光を反射するように構成されている。ミラー21は、シリコン薄膜で形成されたミラー本体部21aと、ミラー本体部21aの両面に積層され、金で構成された金属膜21b,21bとを有している(図11参照)。表面側(電極基板3とは反対側)の金属膜21bは、ミラー21の鏡面として機能する。裏面側(電極基板3側)の金属膜21bは、ミラー本体部21aの反りを防止するためのものである。金属膜21bは、薄膜の一例である。
The
ジンバル22は、ミラー21の周縁を囲む略円環状の平板で構成されている。そして、2つの第1ヒンジ24,24は、ミラー21における、中心Cを挟んで相対向する位置に設けられている。すなわち、第1ヒンジ24,24は、ミラー21の中心Cを通る直線(以下、この直線をX軸という)上に配置されている。各第1ヒンジ24は、略半径方向に直線状に延びる複数の直線部と、隣接する直線部の端部同士を連結する折返し部とを有し、つづら折り形状に形成されている。また、詳しくは後述するが、第1ヒンジ24は、シリコン薄膜で形成されたヒンジ本体部24aと、ヒンジ本体部24aの両面に積層され、金で構成された金属膜24b,24bとを有している(図11参照)。第1ヒンジ24の一端は、ミラー21に、第1ヒンジ24の他端は、ジンバル22に連結されている。こうして、ミラー21は、第1ヒンジ24,24を介してジンバル22に連結され、X軸回りに揺動可能となっている。
The
枠体23は、略方形の枠を形成する縦壁23aと、縦壁23aの一端に積層されて前記ジンバル22及びミラー21を囲む板状の外周部23bとを有している。縦壁23aは、シリコン基板及び酸化膜で構成され、外周部23bは、シリコン薄膜で構成されている。外周部23bには、第2ヒンジ25,25を介してジンバル22が連結されている。第2ヒンジ25,25は、ミラー21の中心Cを通り且つX軸と直交する直線(以下、この直線をY軸という)上に配置されている。各第2ヒンジ25は、略半径方向に直線状に延びる複数の直線部と、隣接する直線部の端部同士を連結する折返し部とを有し、つづら折り形状に形成されている。また、詳しくは後述するが、第2ヒンジ25は、シリコン薄膜で形成されたヒンジ本体部25aと、ヒンジ本体部25aの両面に積層され、金で構成された金属膜25b,25bとを有している(図11参照)。第2ヒンジ25の一端は、ジンバル22に、第2ヒンジ25の他端は、外周部23bに連結されている。こうして、ジンバル22は、第2ヒンジ25,25を介して、Y軸回りに揺動可能となっている。ジンバル22にはミラー21が連結されているため、ミラー21も、ジンバル22に合わせてY軸回りに揺動可能となっている。
The
タブ26,26,…は、各第1ヒンジ24から時計回りに60°だけずれた位置と、反時計回りに60°だけずれた位置とに設けられている。すなわち、ミラー21の周縁には、第1ヒンジ24、タブ26、タブ26、第1ヒンジ24、タブ26、タブ26がこの順で周方向に60°の間隔を空けて並んでいる。タブ26は、ミラー21の半径方向に延びている。詳しくは後述するが、タブ26は、ミラー21が揺動したときに、ストッパ4と当接する部材である。
The
ジンバル22のうち、前記第1ヒンジ24,24に相当する部分22a,22a及びタブ26,26,…に相当する部分22b,22b,…は、それらとの干渉を避けるために外方に膨らんでいる。尚、第1ヒンジ24及びジンバル22のうち第1ヒンジ24を囲む部分(以下、膨出部ともいう)22aは、後述するように、ストッパ4と当接して、タブ26と同様の機能を果たす。
Of the
電極基板3は、シリコン基板で構成されている。電極基板3は、ミラー21と対向する3つの駆動電極31,31,…と、駆動電極31,31,…を囲む枠体32とを有している。
The
3つの駆動電極31,31,…は、1つの円柱を、略扇形の横断面を有する柱状体に3等分した形状をしている。すなわち、各駆動電極31の扇形の中心角は、略120°となっている。ミラー21の中心Cから半径方向に延びて一方の第2ヒンジ25を通る半直線と、該半直線を時計回りに120°、反時計回りに120°ずらした2つの半直線とでミラー21を3等分したときの各領域に、各駆動電極31が配置されている。また、駆動電極31,31,…の先端は、3つの駆動電極31,31,…で形成される円柱の軸心部が最も高くなり、周縁部が最も低くなるような段差形状になっている。
The three
3つの駆動電極31,31,…のそれぞれ、及び3つの駆動電極31,31,…と枠体32とは、絶縁部33を介して絶縁されている。絶縁部33は、電極基板3の表面側(ミラー基板2側)から彫り込まれた絶縁溝34と、電極基板3の裏面側から埋め込まれた絶縁部材35とで構成されている。絶縁部材35は酸化シリコン(SiO2)である。絶縁部材35の一端は、絶縁溝34の底面から絶縁溝34内へ突出している。
The three
各駆動電極31は、電極基板3の厚み方向に導通するようになっている。また、各駆動電極31の裏面には、電極パッド(図示省略)が設けられている。電極パッドを介して駆動電極31に電圧を印加することによって、ミラー21が静電力により揺動する。
Each
枠体32は、ミラー基板2の枠体23(具体的には、外周部23b)と概ね同様の枠状に形成されている。
The
このように構成された電極基板3は、例えば、シリコン基板をエッチングすることによって製造される。例えば、シリコン基板の表面側からマスキングとエッチングを繰り返しながら、絶縁溝34及び駆動電極31の段差を削り込んでいく。本実施形態では、枠体32の先端面と駆動電極31,31,…の先端面とは、加工前のシリコン基板の表面が維持されている。すなわち、枠体32の先端面と駆動電極31,31,…の先端面とは、同じ高さになっている。
The
ストッパ4は、枠状のスペーサ部41と、スペーサ部41に設けられた当接部42,42,…とを有している。ストッパ4は、ミラー基板2と電極基板3との間に介設される。ストッパ4は、ミラー21と当接することによって該ミラー21の揺動を所定の揺動範囲に制限する。ストッパ4は、シリコン基板で構成されている。
The
スペーサ部41は、ミラー基板2の枠体23(具体的には、外周部23b)及び電極基板3の枠体32と概ね同様の枠状に形成されている。スペーサ部41は、ミラー基板2の枠体23と電極基板3の枠体32とに挟持されている。スペーサ部41は、所定の厚みを有している。スペーサ部41は、ミラー基板2と電極基板3との間隔を確保するための部材である。スペーサ部41の厚みを変更することによって、ミラー基板2と電極基板3との間隔を調整することもできる。
The
スペーサ部41の内周面からは、スペーサ部41よりも薄い平板43がスペーサ部41の内方へ向かって突出している。この平板43は、全体として環状に形成されている。平板43の内径は、ミラー21(タブ26,26を除く)の外径よりも大きくなっている。平板43のうち、ミラー21の4つのタブ26,26,…と対向する4箇所に当接部42a,42a,…が設けられ、第1ヒンジ24,24と対向する2箇所には、当接部42b,42bが設けられている。ミラー21が揺動した際に、当接部42a,42a,…にはタブ26,26,…が当接し、当接部42b,42bには、第1ヒンジ24及びジンバル22の膨出部22aが当接する。
A
このように構成されたミラーデバイス1の駆動について説明する。 The driving of the mirror device 1 configured as described above will be described.
電極基板3においては、枠体32がグランドに接続される一方、駆動電極31,31,…に駆動電圧が印加される。このとき、ミラー基板2及びストッパ4もグランドに接続されることになる。駆動電極31に駆動電圧が印加されると、駆動電極31とミラー21との間に静電力が生じ、ミラー21が駆動電極31の方へ引き寄せられる。その結果、ミラー21は、X軸及びY軸回りに揺動する。3つの駆動電極31,31,…に印加する電圧を調整することによって、ミラー21をその法線方向が所望の方向を向くように揺動させることができる。
In the
ここで、ミラー21がある程度、揺動すると、タブ26又は第1ヒンジ24及び膨出部22aがストッパ4の当接部42a又は当接部42bに当接する。これにより、ミラー21の揺動が制限される。
Here, when the
また、場合によっては、ミラー21は、揺動するだけでなく、駆動電極31の方へ全体的に沈み込む可能性もある。例えば、3つの駆動電極31,31,…に同じ大きさの駆動電圧を印加した場合等である。このような場合、タブ26,26,…並びに第1ヒンジ24,24及び膨出部22a,22aがストッパ4の当接部42a,…,42b,…に当接して、ミラー21の沈み込みを制限する。このように、ストッパ4がミラー21の揺動や沈み込みを制限することによって、ミラー21の駆動電極31への衝突が防止される。
In some cases, the
このように構成されたミラーデバイス1の製造方法の一例について説明する。 An example of a manufacturing method of the mirror device 1 configured as described above will be described.
SOI基板をエッチングすることによりミラー基板2を形成する。シリコン基板をエッチングすることによりストッパ4を形成する。さらに、シリコン基板をエッチングすることにより電極基板3を形成する。その後、ミラー基板2とストッパ4とを接合する。また、ストッパ4と電極基板3とを接合する。こうして、ミラーデバイス1が製造される。
The
続いて、ミラー基板2の製造方法、特に、ミラー基板2のスパッタリングについて、より詳細に説明する。図4は、スパッタリング用モジュール5の分解斜視図であり、図5は、スパッタリング用モジュール5の断面図であり、図6は、スパッタリング用モジュール5の部分的な平面図であり、図7は、スパッタリング用モジュール5の部分的な下面図である。
Subsequently, a manufacturing method of the
スパッタリング用モジュール5は、SOI基板50と、該SOI基板50が設置される枠体51と、SOI基板50及び枠体51を挟み込む第1マスク6及び第2マスク7とを備えている。SOI基板50は、半導体素子の一例である。
The
SOI基板50に、エッチング等を施すことによって、前記ミラー21、ジンバル22、枠体23、第1ヒンジ24,24、第2ヒンジ25,25及びタブ26,26,…を形成する。尚、この段階では、ミラー21のうちミラー本体部21aだけが形成されており、金属膜21bは成膜されていない。同様に、第1及び第2ヒンジ24,25のうちヒンジ本体部24a,25aだけが形成されており、金属膜24b,25bは成膜されていない。これらミラー本体部21a、ジンバル22、枠体23、ヒンジ本体部24a,25a及びタブ26を1つのミラーユニット20として、1枚のSOI基板50に複数のミラーユニット20,20,…を形成する。図4の例では、1枚のSOI基板50に6個のミラーユニット20,20,…が形成されている。SOI基板50は、長方形状である。ミラーユニット20,20,…は、2×3の行列状に配列されている。
The
次に、スパッタリング用モジュール5を組み立てる。まず、SOI基板50を枠体51に組み込む。
Next, the
枠体51は、長方形状の枠体であり、その中央に長方形状の開口部52を有する。枠体51の開口部52には、段差53が設けられている。すなわち、開口部52は、相対的に大きな第1開口部54と、相対的に小さな第2開口部55とを有している。第1開口部54は、SOI基板50の外周形状よりも若干大きい。第2開口部55は、SOI基板50の外周形状よりも小さい。第1開口部54の深さは、SOI基板50の厚みと略同一である。また、第2開口部55の深さは、SOI基板50のうちシリコン基板及び酸化膜の厚みと略同一である。SOI基板50は、第1開口部54内に組み込まれ、段差53上に設置される。このとき、ミラー本体部21a等が形成されたシリコン薄膜が段差53と対向する一方、縦壁23aが第1開口部54から外方へ露出するようにして、SOI基板50が枠体51に組み込まれる。このとき、枠体51の第1開口部54側の表面とSOI基板50の縦壁23aとは、面一になっている。また、ミラー本体部21a、ジンバル22、枠体23、ヒンジ本体部24a,25a及びタブ26は、第2開口部55を介して、該第2開口部55側に露出している。
The
続いて、第1及び第2マスク6,7を枠体51に配置する。第1マスク6は、第1開口部54側から、第2マスク7は、第2開口部55側から枠体51に配置される。
Subsequently, the first and
第1マスク6は、ミラーユニット20の個数に対応した複数の開口部61,61,…を有している。各開口部61は、図5に示すように、径の比較的大きな円形の大径部61aと、大径部61aより径が小さい円形の小径部61bとを有し、段差状に形成されている。大径部61a及び小径部61bは、同心円状に形成されている。小径部61bは、ミラー本体部21aの外周形状よりも小さい。第1マスク6は、小径部61bがSOI基板50と近接する状態で、即ち、大径部61aが外側を向くようにして枠体51に配置される。
The
第2マスク7は、第1マスク6と同様の構成となっている。すなわち、第2マスク7は、ミラーユニット20の個数に対応した複数の開口部71,71,…を有している。各開口部71は、図5に示すように、径の比較的大きな円形の大径部71aと、大径部71aより径が小さい円形の小径部71bとを有し、段差状に形成されている。大径部71a及び小径部71bは、同心円状に形成されている。小径部71bは、ミラー本体部21aの外周形状よりも小さい。第2マスク7は、小径部71bがSOI基板50と近接する状態で、即ち、大径部71aが外側を向くようにして枠体51に配置される。
The
尚、第1及び第2マスク6,7は、金属プレートをエッチングすることによって形成されている。例えば、大径部をエッチングにより形成した金属プレートと小径部をエッチングにより形成した金属プレートとを溶接等により接合することによって第1及び第2マスク6,7を作成することができる。
The first and
ここで、第1及び第2マスク6,7は、第1マスク6の開口部61及び第2マスク7の開口部71がそれぞれミラー本体部21aと同軸上に配置されるように、SOI基板50に対して位置決めされる。例えば、第1及び第2マスク6,7にはそれぞれ、位置決め用の貫通孔が形成されている。一方、SOI基板50の両面における前記貫通孔と対応する位置には、位置決め用パターン(目印)が設けられている。そして、第1マスク6を枠体51に配置する際には、顕微鏡等を使って、第1マスク6の貫通孔を介してSOI基板50の位置決め用パターンが視認できる位置に第1マスク6を配置する。同様に、第2マスク7を枠体51に配置する際には、顕微鏡等を使って、第2マスク7の貫通孔を介してSOI基板50の位置決め用パターンが視認できる位置に第2マスク7を配置する。
Here, the first and
別の例としては、第1及び第2マスク6,7にはそれぞれ、位置決め用の貫通孔が形成されている。この貫通孔の位置は、SOI基板50のヒンジ本体部24aに対応する位置となっている。そして、第1マスク6を枠体51に配置する際には、顕微鏡等を使って、第1マスク6の貫通孔を介してSOI基板50のヒンジ本体部24aが視認できる位置に第1マスク6を配置する。同様に、第2マスク7を枠体51に配置する際には、顕微鏡等を使って、第2マスク7の貫通孔を介してSOI基板50のヒンジ本体部24aが視認できる位置に第2マスク7を配置する。
As another example, a positioning through-hole is formed in each of the first and
その後、第1及び第2マスク6,7は、枠体51に対して接着剤、接着テープ又は金属フック等で固定される。こうして、第1及び第2マスク6,7は、SOI基板50と対向した状態で配置される。
Thereafter, the first and
ここで、第1マスク6が前述の如く位置決めされた結果、図6に示すように、第1マスク6は、ジンバル22、枠体23、ヒンジ本体部24a,25a及びタブ26を覆う一方、開口部61を介してミラー本体部21aの裏面を露出させている。ただし、小径部61bは、ミラー本体部21aの外周形状よりも小さいので、開口縁部61cは、図5に示すように、ミラー本体部21aの外周縁よりも半径方向内側へ張り出している。そのため、ミラー本体部21aの周縁部は、開口縁部61cで覆われている。また、第1マスク6は、SOI基板50のうち縦壁23aに当接しているので、SOI基板50のシリコン薄膜には当接していない。そのため、開口縁部61cと、ミラー本体部21a及びヒンジ本体部24a,25aとの間には間隔Aが設けられている。開口縁部61cの、ミラー本体部21aの外周縁からの張り出し量Bは、開口縁部61cとミラー本体部21a等との間の間隔Aと同じに設定されている。ミラー本体部21aは、第1領域の一例であり、ヒンジ本体部24a,25aは、第2領域の一例である。
Here, as a result of the positioning of the
また、第2マスク7が前述の如く位置決めされた結果、図7に示すように、第2マスク7は、ジンバル22、枠体23、ヒンジ本体部24a,25a及びタブ26を覆う一方、開口部71を介してミラー本体部21aの表面を露出させている。ただし、小径部71bは、ミラー本体部21aの外周形状よりも小さいので、開口縁部71cは、ミラー本体部21aの外周縁よりも半径方向内側へ張り出している。そのため、ミラー本体部21aの周縁部は、第2マスク7の開口縁部71cで覆われている。また、第2マスク7は、枠体51のうち第2開口部55側の表面に当接しているので、SOI基板50のシリコン薄膜には当接していない。そのため、図5に示すように、開口縁部71cと、ミラー本体部21a、ヒンジ本体部24a,25aとの間には間隔Aが設けられている。開口縁部71cの、ミラー本体部21aの外周縁からの張り出し量Bは、第2マスク7とミラー本体部21a等との間の間隔Aと同じに設定されている。第2マスク7の間隔A及び張り出し量Bは、第1マスク6の間隔A及び張り出し量Bと同じである。
Further, as a result of the positioning of the
次に、こうして組み立てられたスパッタリング用モジュール5をスパッタ装置(図示省略)に投入し、スパッタリングを行う。尚、スパッタリング用モジュール5を1つずつスパッタリングしてもよいし、複数のスパッタリング用モジュール5,5,…をキャリアプレート等に設置し、まとめてスパッタリングしてもよい。
Next, the
スパッタ装置においては、チャンバ内に金属ターゲットとしての金が配置されている。チャンバ内にはスパッタガスが供給されており、チャンバ内を所定の圧力に調整すると共に所定の電圧をかけることによりスパッタリングが行われる。スパッタリング用モジュール5は、SOI基板50の法線方向(即ち、厚み方向)が金属ターゲットの法線方向(即ち、金属ターゲットにイオンが入射する方向)と一致する状態でチャンバ内に設置される。スパッタリング用モジュール5は、第1マスク6側と第2マスク7側とからスパッタリングされる。第1マスク6側からのスパッタリングと第2マスク7側からのスパッタリングとは同時に行われてもよいし、別々に行われてもよい。
In the sputtering apparatus, gold as a metal target is disposed in the chamber. Sputtering gas is supplied into the chamber, and sputtering is performed by adjusting the inside of the chamber to a predetermined pressure and applying a predetermined voltage. The
このとき、金属ターゲットから飛散するスパッタ粒子の角度分布は、以下の式(1)により表される。 At this time, the angular distribution of sputtered particles scattered from the metal target is expressed by the following formula (1).
ここで、S(E,θ)は、エネルギEを有する粒子が金属ターゲットに対して垂直に入射したときに、金属ターゲットの法線方向に対してθの角度で飛散するスパッタ粒子のfluxであり、α(M1/M2)は、ターゲットに入射する粒子の質量M1とスパッタ粒子の質量M2との比の関数であって、エネルギEとは独立しており、USは、金属ターゲットにおける表面結合エネルギであり、Ethは、スパッタのしきい値エネルギであり、γ(θ)は、スパッタ粒子の飛散角度θの関数であって、エネルギEとは独立している。式(1)をグラフで表すと、図8に示すようになる。 Here, S (E, θ) is a flux of sputtered particles that scatter at an angle θ with respect to the normal direction of the metal target when particles having energy E are perpendicularly incident on the metal target. , alpha (M 1 / M 2) is a function of the ratio of the mass M 2 of the mass M 1 and sputtered particles of particles incident on the target is independent of the energy E, U S is a metal It is the surface binding energy at the target, E th is the threshold energy of sputtering, γ (θ) is a function of the scattering angle θ of the sputtered particles, and is independent of energy E. Expression (1) is represented by a graph as shown in FIG.
入射する粒子のエネルギEは、放電電圧に比例している。放電電圧が或る程度大きくなると、粒子が金属ターゲットに対して垂直に入射するので、上記式(1)が成り立つ。図8からわかるように、エネルギEが小さい場合は、金属ターゲットの法線方向に対して約45°又は約−45°(以下、飛散角度については、正負を考慮せず、絶対値で説明する。)で飛散するスパッタ粒子が略最大となる。そして、エネルギEが大きくなるにつれて、金属ターゲットの法線方向に飛散するスパッタ粒子の割合が増加していく。前記ミラーデバイス1においては、シリコン表面に金を成膜させて、鏡面を形成する。この場合、粒子のエネルギが大きすぎると、金がシリコン内に拡散してしまい、適切な鏡面を形成することができない。そのため、ミラーデバイス1のスパッタリングにおいては、粒子のエネルギを比較的小さくする必要がある。そうすると、前述の如く、金属ターゲットの法線方向に対して約45°で飛散するスパッタ粒子の量が多くなる。 The energy E of the incident particles is proportional to the discharge voltage. When the discharge voltage is increased to some extent, the particles are perpendicularly incident on the metal target, and thus the above formula (1) is established. As can be seen from FIG. 8, when the energy E is small, about 45 ° or about −45 ° with respect to the normal direction of the metal target (hereinafter, the scattering angle will be described as an absolute value without considering positive / negative). )), The sputtered particles scattered are substantially maximized. As the energy E increases, the proportion of sputtered particles that scatter in the normal direction of the metal target increases. In the mirror device 1, gold is deposited on the silicon surface to form a mirror surface. In this case, if the energy of the particles is too large, gold diffuses into the silicon and an appropriate mirror surface cannot be formed. Therefore, in sputtering of the mirror device 1, it is necessary to make the particle energy relatively small. Then, as described above, the amount of sputtered particles scattered at about 45 ° with respect to the normal direction of the metal target increases.
前記スパッタ装置においてはSOI基板50の法線方向と金属ターゲットの法線方向とを一致させているため、飛散角度が約45°のスパッタ粒子が多くなると、ミラー本体部21aにおける、第1及び第2マスク6,7の開口部61,71から露出する部分(以下、単に「露出部分」という)のうち、開口縁近傍の部分には、十分な膜厚の金属膜21bを形成できない。このことについて、第2マスク7を参照しながら説明する。すなわち、露出部分のうち開口部71の中央に対応する部分(以下、単に「中央部分」という)には、様々な角度から飛散するスパッタ粒子が到達して成膜される。それに対して、露出部分のうち開口部71の開口縁に対応する部分(以下、単に「周縁部分」という)には、ミラー本体部21aの法線方向に対して傾斜して飛散するスパッタ粒子のうち、半径方向外側から飛散してくるものが、第2マスク7にブロックされて到達しない。つまり、露出部分のうち周縁部分には、ミラー本体部21aの法線方向に飛散するスパッタ粒子及びミラー本体部21aの法線方向に対して傾斜して半径方向内側から飛散するスパッタ粒子が主に付着する。その結果、露出部分の周縁部分における金属膜21bの膜厚は、中央部分に比べて、薄くなる。この金属膜21bは、ミラー21の鏡面を形成する部分である。そのため、膜厚が均一である部分は鏡面として適切に機能するが、膜厚が薄くなっている部分は、金属膜21b表面がミラー本体部21aの表面とは平行ではなく、鏡面としては不適切である。このように、ミラー本体部21aに形成される金属膜21bのうち鏡面として有効に機能する部分の面積(以下、単に「有効面積」という)は、開口部71の開口面積よりも小さくなる。
In the sputtering apparatus, the normal direction of the
それに対して、第2マスク7の開口部71を段差形状にすることによって、開口部71の開口面積が内側(SOI基板50に近い側)に比べて外側(SOI基板50から遠い側)の方が大きくなっている。これにより、SOI基板50の法線方向に対して傾斜して、半径方向外側から飛散するスパッタ粒子を、SOI基板50の露出部分において、できる限り半径方向外側の部分に到達させることができる。これにより、金属膜21bの有効面積を拡大することができる。例えば、SOI基板50の法線方向に対して45°の角度で傾斜して、半径方向外側から飛散するスパッタ粒子について考える。図9に示すように、内周径が一定の円筒状の開口部71’が第2マスク7に形成されているとすると、45°の角度で傾斜して飛散するスパッタ粒子のうち、第2マスク7の外表面(SOI基板50から遠い側の表面)における開口部71’の開口縁よりも半径方向内側へ飛散するスパッタ粒子P1が、ミラー本体部21aの露出部分に到達する。それに対し、図10に示すように、開口部71を第2マスク7の外側ほど大きくなるように形成することによって、45°の角度で傾斜して飛散してくるスパッタ粒子のうち、図9の例よりも半径方向外側から飛散してくるスパッタ粒子P2を、ミラー本体部21aの露出部分に到達させることができる。その結果、金属膜21bの有効面積を拡大することができる。
On the other hand, by forming the
また、SOI基板50の法線方向に対して45°の角度で飛散するスパッタ粒子が多い場合には、第2マスク7がミラー本体部21a上に載置されていると、第2マスク7の開口縁部71cとミラー本体部21aとで形成される隅部にスパッタ粒子が堆積してしまう。その結果、第2マスク7とミラー本体部21aとが結合されてしまい、第2マスク7をミラー本体部21aから引き剥がす必要がある。ミラー本体部21aの周縁部には第1及び第2ヒンジ24,25等の微細な構造が存在しており、第2マスク7をミラー本体部21aから引き剥がす際に第1及び第2ヒンジ24,25等を破損させる虞がある。
In addition, when there are many sputtered particles scattered at an angle of 45 ° with respect to the normal direction of the
そこで、本実施形態では、第2マスク7の開口縁部71cとミラー本体部21aとの間に間隔Aを設けている。こうすることによって、開口縁部71cとミラー本体部21aとが金属膜21bにより結合されることを防止することができる。
Therefore, in the present embodiment, the interval A is provided between the opening
ところが、第2マスク7の開口縁部71cとミラー本体部21aとの間に間隔Aを設けると、ミラー本体部21aの法線方向に対して45°の角度で半径方向内側から飛散してくるスパッタ粒子P3が開口縁部71cとミラー本体部21aとの間に入り込むようになる。その結果、第1及び第2ヒンジ24,25のヒンジ本体部24a,25aにも金属膜24b,25bが形成されることになる。ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bが形成されると、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性が増大してしまう。第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性はミラー21の揺動の応答性に影響を与えるため、ねじり剛性の増大は好ましくない。そのため、ねじり剛性の観点からは、ヒンジ本体部24a,25aに形成される金属膜24b,25bは薄い方が好ましく、ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bが形成されていないことがより好ましい。
However, when the gap A is provided between the opening
一方、ミラーデバイス1を駆動する際には、枠体32をグランドに接続することで、第1ヒンジ24,第2ヒンジ25及びジンバル22を介してミラー21もグランドに接続され、ミラー21と駆動電極31とに駆動電圧を印加される。そのため、第1及び第2ヒンジ24,25の電気抵抗は、小さい方が好ましい。その観点からは、ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bが形成されることは好ましい。つまり、ねじり剛性の増大の防止と電気抵抗の低減とを両立させる場合には、ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bを薄く形成することが好ましい。
On the other hand, when the mirror device 1 is driven, the
そこで、本実施形態では、第2マスク7の開口縁部71cを、ミラー本体部21aの外周縁よりも半径方向内側へ張り出させている。こうすることによって、ヒンジ本体部24a,25aに到達するスパッタ粒子を低減することができる。
Therefore, in the present embodiment, the opening
さらに、ミラー本体部21aの外周縁から半径方向内側への開口縁部71cの張り出し量Bは、開口縁部71cとミラー本体部21aとの間隔Aと同じになっている。こうすることによって、少なくともミラー本体部21aの法線方向に対する飛散角度が45°以下のスパッタ粒子がヒンジ本体部24a,25aまで到達することを阻止することができる。前述の如く、シリコン基板に金属を成膜させる場合には飛散角度が約45°のスパッタ粒子が略最大となるので、スパッタ粒子の大部分をヒンジ本体部24a,25aに到達しないようにブロックすることができる。
Further, the protruding amount B of the opening
一方、飛散角度が45°より大きいスパッタ粒子は、ヒンジ本体部24a,25aに到達する。しかし、飛散してくるスパッタ粒子の量は比較的少なく、また、該スパッタ粒子はヒンジ本体部24a,25aの表面に対して大きな角度で入射するため、ヒンジ本体部24a,25aに形成される金属膜24b,25bは、図11に示すように、ミラー本体部21aに形成される金属膜21bに比べて薄くなる。
On the other hand, sputtered particles having a scattering angle greater than 45 ° reach the hinge
また、開口縁部71cは、周方向に延びているので、ヒンジ本体部24a,25aの周方向両側の部分も覆っている。そのため、ヒンジ本体部24a,25aに対して周方向から飛散してくるスパッタ粒子も、開口縁部71cによりブロックすることができる。つまり、ヒンジ本体部24a,25aへ飛散してくるスパッタ粒子のほとんどは、半径方向内側から飛散してくるものである。そのため、ヒンジ本体部24aのうち、略半径方向に直線状に延びる直線部には、図12に示すように、表面と裏面に金属膜24b,24bが形成される一方、側面には金属膜が形成され難い。直線部の全面に金属膜が形成される構成に比べて、直線部の表面及び裏面だけに金属膜24b,24bが形成される構成の方がねじり剛性が小さい。第1ヒンジ24の大部分は直線部で構成されているため、直線部に形成される金属膜24b,24bを低減することによって、第1ヒンジ24のねじり剛性の増大を抑制することができる。第2ヒンジ25についても、同様に、直線部に形成される金属膜25b,25bを低減され、それによって、第2ヒンジ25のねじり剛性の増大が抑制される。
Moreover, since the opening
尚、開口縁部71cの張り出し量Bを増加させれば、ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bが形成されないようにすることもできる。ただし、ミラー本体部61aに形成された金属膜21bの有効面積が小さくなってしまう。したがって、金属膜21bの有効面積よりもヒンジ本体部24a,25aに成膜しないことを優先する場合には、開口縁部71cの張り出し量Bを増加させればよい。
It should be noted that the
以上の説明は、第1マスク6においても同様である。第1マスク6の開口部61から露出するのは、ミラー本体部21aの裏面であって鏡面として機能する必要はない。ただし、ミラー本体部21aの反りを防止するためには、ミラー本体部21aの裏面にも表面と同様の金属膜21bを形成する必要がある。
The above description also applies to the
したがって、本実施形態に係る半導体素子の製造方法は、ミラー本体部21aとミラー本体部21aに隣接するヒンジ本体部24a,25aとを有するSOI基板50の表面にスパッタリングにより金属膜21bを成膜させるものであり、開口部61を有する第1マスク6をSOI基板50に対向させて配置する工程と、前記開口部61を介して前記SOI基板50の表面に成膜するスパッタリング工程とを含み、前記第1マスク6は、前記ヒンジ本体部24a,25aを覆う一方、前記開口部61からミラー本体部21aを露出させており、前記開口部61は、前記SOI基板50から離れるほど大きくなっており、前記開口部61のうち前記SOI基板50の開口縁部61cは、前記ヒンジ本体部24a,25aとの間に間隔Aを有している。また、前記半導体素子の製造方法は、開口部71を有する第2マスク7をSOI基板50に対向させて配置する工程と、前記開口部71を介して前記SOI基板50の表面に成膜するスパッタリング工程とを含み、前記第2マスク7は、前記ヒンジ本体部24a,25aを覆う一方、前記開口部71からミラー本体部21aを露出させており、前記開口部71は、前記SOI基板50から離れるほど大きくなっており、前記開口部71のうち前記SOI基板50の開口縁部71cは、前記ヒンジ本体部24a,25aとの間に間隔Aを有している。
Therefore, in the method for manufacturing a semiconductor device according to this embodiment, the
前記の構成によれば、開口縁部61c,71cとSOI基板50との間に間隔Aを設けることによって、SOI基板50と第1及び第2マスク6,7のそれぞれとが金属膜を介して結合することを防止することができる。その結果、第1及び第2マスク6,7をSOI基板50から引き剥がす必要がなく、第1及び第2ヒンジ24,25を破損させてしまうことを防止することができる。
According to the above configuration, by providing the gap A between the opening
また、開口部61,71を介してSOI基板50をスパッタリングする構成では、開口部61,71から露出する、SOI基板50の露出部分のうち、開口部61,71の開口縁近傍の部分には、十分な膜厚の金属膜21bを形成できない。すなわち、SOI基板50の法線方向に対して傾斜して、半径方向外側から飛散するスパッタ粒子を第1及び第2マスク6,7がブロックするため、露出部分の周縁部分の金属膜21bの膜厚が薄くなってしまう。そして、スパッタ粒子のうち、飛散方向がSOI基板50の法線方向に対して傾斜する成分が多くなるほど、膜厚が十分でない領域が拡大する。さらに、前述のように、開口縁部61c,71cとSOI基板50とを離間させる構成においては、半径方向外方から飛散してくるスパッタ粒子がより多くブロックされるため、膜厚が十分でない領域がさらに拡大する。それに対して、前記の構成によれば、開口部61,71は、第1及び第2マスク6,7の外表面に近づくほど大きくなるように形成されている。これにより、SOI基板50の法線方向に対して傾斜して、半径方向外側から飛散するスパッタ粒子を露出部分のより半径方向外側まで到達させることができる。これにより、ミラー本体部21aに形成される金属膜21bの有効面積を拡大することができる。
Further, in the configuration in which the
よって、第1及び第2マスク6,7とSOI基板50との結合の防止と金属膜21bの有効面積の拡大とを両立させることができる。
Therefore, it is possible to achieve both the prevention of the coupling between the first and
さらに、開口縁部61c,71cは、少なくともヒンジ本体部24a,25aを覆っているため、ヒンジ本体部24a,25aまで到達するスパッタ粒子を低減することができる。それにより、第1及び第2ヒンジ24,25の金属膜24b,25bを薄くできる。その結果、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性の増大を防止することができる。また、ヒンジ本体部24a,25aに金属膜24b,25bが形成されるとしても、該金属膜24b,25bをミラー本体部21aに形成される金属膜21bよりも薄くすることができる。ミラー21を静電力で駆動する場合には、第1及び第2ヒンジ24,25の電気抵抗が小さいことが好ましい。つまり、比較的薄い金属膜24b,25bをヒンジ本体部24a,25aに形成することによって、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性の増大を抑制しつつ、第1及び第2ヒンジ24,25の電気抵抗を低減することができる。
Furthermore, since the opening
さらに、開口縁部61c,71cをヒンジ本体部24a,25aよりもミラー本体部21a側に張り出させている。これにより、ヒンジ本体部24a,25aまで到達するスパッタ粒子をより低減することができる。その結果、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性の増大をより一層防止することができる。ここで、ミラー本体部21aの外周縁から半径方向内側への開口縁部61c,71cの張り出し量Bを、開口縁部61c,71cとミラー本体部21aとの間の間隔A以下としている。これにより、開口縁部61c,71cの張り出し量Bが大きすぎて、金属膜21bの有効面積を減少させることを防止することができる。
Further, the opening
また、第1及び第2ヒンジ24,25の大部分を半径方向に延びる直線部で構成することによって、ヒンジ本体部24a,25aの側面に形成される金属膜24b,25bを低減することができる。これにより、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性の増大をより一層抑制することができる。
Further, by configuring most of the first and second hinges 24 and 25 with straight portions extending in the radial direction, the
さらに、SOI基板50と第1及び第2マスク6,7をモジュール化することによって、SOI基板50と第1及び第2マスクとの位置精度を向上させることができると共に、スパッタリングの作業性を向上させることができる。すなわち、前記製造方法においては、SOI基板50のミラー本体部21a、第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25と、第1及び第2マスク6,7の開口部61,71との位置合わせが重要となる。SOI基板50と第1及び第2マスク6,7をスパッタリング用モジュール5としてモジュール化することによって、SOI基板50と第1及び第2マスク6,7とを一度位置決めしておけば、その後に両者の位置関係がずれることを防止することができる。例えば、スパッタリング用モジュール5をスパッタ装置に設置する際に、SOI基板50と第1及び第2マスク6,7との位置関係を厳しく管理する必要がなくなる。そのため、スパッタリングの作業性を向上させることができる。
Further, by modularizing the
また、ミラーデバイス1は、ミラー21と、枠体23と、該ミラー21と該枠体23とを連結する第1及び第2ヒンジ24,25と、該ミラー21と対向して配置され、該ミラー21を駆動する駆動電極31とを有し、前記ミラー21の表面には、金属膜21bが設けられており、前記第1及び第2ヒンジ24,25の表面には、前記ミラー21の金属膜21bよりも薄い金属膜24b,25bが設けられている。
The mirror device 1 is disposed opposite to the
この構成によれば、第1及び第2ヒンジ24,25のねじり剛性を低減しつつ、第1及び第2ヒンジ24,25の電気抵抗を低減することができる。 According to this configuration, the electrical resistance of the first and second hinges 24 and 25 can be reduced while the torsional rigidity of the first and second hinges 24 and 25 is reduced.
《その他の実施形態》
前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
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About the said embodiment, it is good also as following structures.
例えば、ミラー基板2は、前記の構成に限られるものではない。例えば、ミラー21は、ジンバル22が設けられておらず、一組のヒンジを介して枠体23に支持される構造であってもよい。この場合、ミラー21は、一組のヒンジを通る軸回りに揺動することになる。さらに、ミラー21は、1つのヒンジを介して枠体23に支持される構造であってもよい。この場合、ミラー21は、1つのヒンジを基点として揺動することになる。ミラー21の形状は、前記実施形態に限られるものではない。ミラー21は、四角形や六角形等の多角形であってもよい。
For example, the
また、ミラーデバイス1の構成は、前記実施形態に限られるものではない。電極基板3は、前記の構成に限られるものではない。例えば、1つのミラー21に対して、3つの駆動電極31,31,…が設けられているが、これに限られるものではない。駆動電極31は、ミラー21に対して1つであっても、2つであっても、4つ以上であってもよい。さらに、絶縁部33は、前記の構成に限られるものではない。また、ストッパ4は、設けなくてもよい。
Further, the configuration of the mirror device 1 is not limited to the above embodiment. The
第1及び第2マスク6,7の開口部61,71は、円形であるが、これに限られるものではない。開口部61,71は、ヒンジ本体部24a,25aを覆い且つ、ミラー本体部21aを少なくとも部分的に露出させることができる限りは、任意の形状とすることができる。
The
また、開口部61,71は、段差状に形成されているが、これに限られるものではない。開口部61,71は、半導体素子から離れるほど開口が大きくなる形状であれば、任意の形状を採用することができる。例えば、開口部61,71は、外表面に向かって漸次拡径するすり鉢状に形成されていてもよい。
Moreover, although the opening
前記実施形態では、SOI基板50と枠体51とが面一に組み込まれるので、第1マスク6は、SOI基板50及び枠体51と接触する状態で配置されているが、これに限られるものではない。SOI基板50が枠体51よりも突出してれば、第1マスク6は、SOI基板50と接触し且つ、枠体51と接触しない状態で配置されてもよい。また、SOI基板50が枠体51よりも凹んだ状態であれば、第1マスク6は、枠体51と接触し且つ、SOI基板50と接触しない状態で配置されてもよい。ただし、第1マスク6とミラー本体部21aとの距離と、第2マスク7とミラー本体部21aとの距離が同じになることが好ましい。
In the above embodiment, since the
また、前記実施形態では、ミラー本体部21aの外周縁から半径方向内側への開口縁部61c,71cの張り出し量Bを、開口縁部61c,71cとミラー本体部21aとの間の間隔Aと同じになっているが、これに限られるものではない。例えば、張り出し量Bを間隔A以下としてもよい。これにより、第1及び第2ヒンジ24,25の金属膜24b,25bを薄くしつつ、金属膜21bの有効面積の減少を防止することができる。あるいは、張り出し量Bを間隔Aよりも大きくしてもよい。これにより、第1及び第2ヒンジ24,25の金属膜24b,25bを可及的に薄くすることができ、場合によっては、第1及び第2ヒンジ24,25に金属膜を形成しないようにすることもできる。すなわち、前記実施形態では、第1及び第2ヒンジ24,25の表面に金属膜24b,25bが形成されているが、第1及び第2ヒンジ24,25の表面に金属膜が形成されていなくてもよい。
In the embodiment, the amount B of the opening
前記実施形態では、SOI基板50と、枠体51と、第1及び第2マスク6,7とでスパッタリング用モジュール5を構成しているが、これに限られるものではない。半導体素子と1つのマスクとを対向させて組み込んだモジュールであれば、任意の構成を採用することができる。例えば、SOI基板50と第1マスク6とをテープ又は接着剤で結合させて、スパッタリング用モジュールを構成してもよい。
In the embodiment, the
前記実施形態では、金で構成された金属膜を成膜しているが、これに限られるものではない。例えば、Al、Ti、Cr、Fe、Ni、Co、Nb、Ta、Pt等をターゲットに用い、これらの薄膜を形成する構成であってもよい。 In the above embodiment, the metal film made of gold is formed, but the present invention is not limited to this. For example, the thin film may be formed using Al, Ti, Cr, Fe, Ni, Co, Nb, Ta, Pt, or the like as a target.
さらに、前記実施形態ではミラーデバイス1を対象に説明したが、前記製造方法及び構成は、ミラーデバイス1に限定されるものではない。成膜させる領域と成膜させない領域とが隣接して設けられた半導体素子にスパッタリングを行う構成であれば、SOI基板50に限定されず、任意の半導体素子に前記製造方法及び構成を適用することができる。例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、圧力センサ、光学フィルタに前記製造方法及び構成を適用してもよい。
Furthermore, although the said embodiment demonstrated the mirror device 1 as object, the said manufacturing method and structure are not limited to the mirror device 1. FIG. The manufacturing method and configuration are not limited to the
尚、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。 In addition, the above embodiment is an essentially preferable illustration, Comprising: It does not intend restrict | limiting the range of this invention, its application thing, or its use.
以上説明したように、本発明は、半導体素子の製造方法、スパッタリング用モジュール及びミラーデバイスについて有用である。 As described above, the present invention is useful for semiconductor device manufacturing methods, sputtering modules, and mirror devices.
1 ミラーデバイス
2 ミラー基板
21 ミラー
21a ミラー本体部
21b 金属膜
23 枠体(ベース部)
24 第1ヒンジ(ヒンジ)
24a ヒンジ本体部
24b 金属膜
25 第2ヒンジ(ヒンジ)
25a ヒンジ本体部
25b 金属膜
31 駆動電極
5 スパッタリング用モジュール
50 SOI基板(半導体素子)
6 第1マスク(マスク)
61 開口部
61c 開口縁部
7 第2マスク(マスク)
71 開口部
71c 開口縁部
A 間隔
B 張り出し量
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
24 First hinge (hinge)
24a
25a Hinge body
6 First mask (mask)
61
71
Claims (12)
開口部を有するマスクを前記半導体素子に対向させて配置する工程と、
前記開口部を介して前記半導体素子の表面に成膜するスパッタリング工程とを含み、
前記マスクは、前記第2領域を覆う一方、前記開口部から第1領域を露出させており、
前記開口部は、前記半導体素子から離れるほど大きくなっており、
前記開口部のうち前記半導体素子側の開口縁部は、前記第2領域との間に間隔を有している、半導体素子の製造方法。 A method for manufacturing a semiconductor element, comprising forming a thin film on a surface of a semiconductor element having a first region and a second region adjacent to the first region by sputtering,
Placing a mask having an opening facing the semiconductor element;
A sputtering step of forming a film on the surface of the semiconductor element through the opening,
The mask covers the second region, while exposing the first region from the opening,
The opening is larger as the distance from the semiconductor element increases.
The manufacturing method of a semiconductor element, wherein an opening edge on the semiconductor element side of the opening has a space between the second area.
前記マスクの開口縁部は、前記第2領域よりも前記第1領域の方へ張り出している、半導体素子の製造方法。 In the manufacturing method of the semiconductor device according to claim 1,
The manufacturing method of a semiconductor element, wherein an opening edge of the mask protrudes toward the first region from the second region.
前記マスクの開口縁部における、前記第2領域から前記第1領域の方への張り出し量は、該開口縁部と該第2領域との間隔以下である、半導体素子の製造方法。 In the manufacturing method of the semiconductor device according to claim 2,
The method of manufacturing a semiconductor element, wherein an amount of protrusion from the second region toward the first region at an opening edge of the mask is equal to or less than a distance between the opening edge and the second region.
前記半導体素子は、ミラーと、ベース部と、該ミラーと該ベース部とを連結するヒンジとを有するミラーデバイスであり、
前記第1領域は、ミラーに相当する領域であり、
前記第2領域は、ヒンジに相当する領域である、半導体素子の製造方法。 In the manufacturing method of the semiconductor device according to any one of claims 1 to 3,
The semiconductor element is a mirror device having a mirror, a base portion, and a hinge connecting the mirror and the base portion,
The first region is a region corresponding to a mirror,
The method of manufacturing a semiconductor element, wherein the second region is a region corresponding to a hinge.
前記マスクは、前記半導体素子の両面に設けられている、半導体素子の製造方法。 In the manufacturing method of the semiconductor device according to claim 4,
The method of manufacturing a semiconductor element, wherein the mask is provided on both surfaces of the semiconductor element.
前記マスクは、前記第2領域を覆う一方、前記開口部から第1領域を露出させており、
前記開口部は、前記半導体素子から離れるほど大きくなっており、
前記開口部のうち前記半導体素子側の開口縁部は、前記第2領域との間に間隔を有しているスパッタリング用モジュール。 A sputtering module that incorporates a semiconductor element having a first region and a second region adjacent to the first region, and a mask having an opening, facing each other,
The mask covers the second region, while exposing the first region from the opening,
The opening is larger as the distance from the semiconductor element increases.
A sputtering module in which an opening edge on the semiconductor element side of the opening is spaced from the second region.
前記マスクの開口縁部は、前記第2領域よりも前記第1領域の方へ張り出しているスパッタリング用モジュール。 The sputtering module according to claim 6, wherein
A sputtering module in which an opening edge of the mask protrudes toward the first region from the second region.
前記マスクの開口縁部における、前記第2領域から前記第1領域の方への張り出し量は、該開口縁部と該第2領域との間隔以下であるスパッタリング用モジュール。 The sputtering module according to claim 7,
The sputtering module in which the amount of protrusion from the second region toward the first region at the opening edge of the mask is equal to or less than the distance between the opening edge and the second region.
前記半導体素子は、ミラーと、ベース部と、該ミラーと該ベース部とを連結するヒンジとを有するミラーデバイスであり、
前記第1領域は、ミラーに相当する領域であり、
前記第2領域は、ヒンジに相当する領域であるスパッタリング用モジュール。 The sputtering module according to any one of claims 6 to 8,
The semiconductor element is a mirror device having a mirror, a base portion, and a hinge connecting the mirror and the base portion,
The first region is a region corresponding to a mirror,
The sputtering module, wherein the second region is a region corresponding to a hinge.
前記マスクは、前記半導体素子の両面に設けられているスパッタリング用モジュール。 The sputtering module according to claim 9, wherein
The mask is a sputtering module provided on both surfaces of the semiconductor element.
前記ミラーの表面には、金属膜が設けられており、
前記ヒンジの表面には、金属膜が設けられていないミラーデバイス。 A mirror device having a mirror, a base portion, a hinge connecting the mirror and the base portion, and a drive electrode disposed to face the mirror and driving the mirror,
A metal film is provided on the surface of the mirror,
A mirror device in which a metal film is not provided on a surface of the hinge.
前記ミラーの表面には、金属膜が設けられており、
前記ヒンジの表面には、前記ミラーの前記金属膜よりも薄い金属膜が設けられているミラーデバイス。 A mirror device having a mirror, a base portion, a hinge connecting the mirror and the base portion, and a drive electrode disposed to face the mirror and driving the mirror,
A metal film is provided on the surface of the mirror,
A mirror device, wherein a surface of the hinge is provided with a metal film thinner than the metal film of the mirror.
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