JP2013253015A - 既設コンクリートのひび割れ閉塞方法及びひび割れ閉塞剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既設コンクリート構造物又は既設コンクリート二次製品におけるひび割れ閉塞方法において、ひび割れ部に、炭酸カルシウム系充填材(A剤)の水懸濁液を注入含浸させ、ひび割れが閉塞するよう含浸工程を数回繰り返す。次にケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)の水希釈液を炭酸カルシウム系充填材で充填したひび割れ部に含浸させる。さらに閉塞工程後の乾燥収縮ひび割れの発生防止のため、ひび割れ部を含むコンクリート面全体にケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)を塗布含浸させる工程を含むことを特徴とする方法。
【選択図】なし
Description
コンクリート工学年次論文報告集 12−1 1990 「乾燥収縮時における鉄筋のひび割れ制御効果に関する実験的研究」 コンクリート工学年次論文報告集 Vol.22,No.2,2000 「骨材品質が異なる再生骨材コンクリートの乾燥収縮ひび割れ性状」 コンクリート工学年次論文報告集 Vol.22,No.2,2000 「超軽量コンクリートの乾燥収縮ひび割れ抵抗性に関する実験的研究」 コンクリート工学年次論文報告集 Vol.26,No.1,2004 「初期に導入したひび割れがコンクリートの耐久性へ及ぼす影響に関する研究」
新規コンクリートの脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後(好適には14日以内に)、新規コンクリートにケイ酸リチウム系表面改質材を適用する乾燥収縮ひび割れ抑制工程
を含むことを特徴とする方法である。ここで、本特許請求の範囲及び本明細書における「湿潤養生」とは、コンクリートを湿潤状態に保つ養生を意味し、所定期間の型枠存置(セメントの種類に応じて、3日以上から10日以上)、散水、水噴霧などの他、高湿度に維持することを含む。
を更に含む、前記発明(1)の方法である。
ケイ酸リチウム系表面改質材及び炭酸カルシウム系充填材を既設コンクリートに適用するひび割れ閉塞工程
を有することを特徴とする方法である。
を有する、前記発明(7)〜(9)のいずれか一つの方法である。
を更に有する、前記発明(7)〜(10)のいずれか一つの方法である。
当該技術は、水和が進行中の若材齢コンクリートに対して適用される。ここで、水和が進行中の若材齢コンクリートにひび割れが発生した場合、劣化は非常に早く進行する為、若材齢時のひび割れを抑制することは重要であり、コンクリート構造物の長期耐久性に大きく影響する。本発明によれば、乾燥収縮ひび割れの減少により、劣化要因となる水、塩分、炭酸ガス等の物質浸透が抑制される。以下、当該技術を詳述する。
(新規コンクリートの乾燥収縮ひび割れ抑制剤)
本最良形態に係る新規コンクリートの乾燥収縮ひび割れ抑制剤は、ケイ酸リチウム系表面改質材を含む。尚、当該乾燥収縮ひび割れ抑制剤は、前述のように、新規コンクリートを緻密化しコンクリート自体の耐久性を向上させるコンクリート耐久性向上剤としても機能する。以下、当該乾燥収縮ひび割れ抑制剤を詳述する。
本乾燥収縮ひび割れ抑制剤は、ケイ酸リチウム(リチウムシリケート)系表面改質材を含む。ここで、好適なケイ酸リチウム系表面改質材は、リチウムシリケート水溶液にアルカリ金属イオン源を配合したものである。以下、本発明の構成要件について説明する。尚、本明細書において、「Li2O」、「Na2O」及び「K2O」は、等価酸化物換算表示である。
次に、乾燥収縮ひび割れ抑制剤の必須成分であるケイ酸リチウム系表面改質材の原液の製造方法について説明する。本改質材の原液は、リチウムシリケート水溶液にアルカリ金属イオン源及び水を配合することにより製造される。また、製造に際し、混合方法や材料の投入する順序は基本的に問わない。
本最良形態に係る耐久性向上剤は、シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を必須成分として含み、必要に応じて適量の各種乳化剤、防腐剤、pH調整剤、充填剤等を含んでいてもよい。ここで、シラン系撥水剤は、一般式:R−Si−(OR’)で示されるアルキルアルコキシシラン(Rは、炭素数1〜15のアルキル基、R’’は、炭素数1〜6のアルコキシ基を表す)を主成分としたもので、溶剤の使用、不使用は問わない。また、分子量も特に限定されず、低分子量から高分子量までのものまで適用が可能である。更に、シロキサン系撥水剤は、一般式,R1aR2bR3cSiO(4−a−b−c)/2で表されるポリオルガノシロキサン(R1はメチル基、R2はアミノアルキル基、R3は水酸基又はアルコキシ基を表し、0<a+b+c<3の関係を有する)を主成分とするもので、溶媒の使用、不使用、分子量も特定しない。また、シランとシロキサンを混合したシラン・シロキサン系撥水剤でもよい。ここで、撥水剤中、有効成分(アルコキシシラン、ポリオルガノシロキサン等)は50〜90重量%の範囲が好ましい。また、シラン・シロキサン系撥水剤における、アルキルアルコシキシランとポリオルガノシロキサンの重量比は、好ましくは2:1〜10:1である。尚、本耐久性向上剤は、液状、乳液状、ジェル状、水性系、溶剤系のいずれでもよい。
・適用対象となる新規コンクリート
本発明に係る乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用対象となる新規コンクリートは、新規コンクリートである限り特に限定されず、新規コンクリート構造物及び新規コンクリート二次製品のいずれも含む。また、コンクリートの種類も特に限定されず、例えば、普通コンクリート、高強度コンクリート、低発熱コンクリート、水中不分離コンクリート、水中コンクリート、工場製品コンクリート、海洋コンクリート、吹付けコンクリート、繊維補強コンクリート、プレパックドコンクリート、高流動コンクリート、軽量(骨材)コンクリート、鋼コンクリート合成構造、プレストレストコンクリート、再生骨材コンクリート等を挙げることができる。尚、例えば、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフューム等の混和材が混合されていてもよい。尚、特にひび割れが発生しやすい壁及び床に対して本発明に係る乾燥収縮ひび割れ抑制剤を適用するとより有効である。
(1)乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用方法
次に、本発明に係る乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用方法を説明する。新規コンクリートの脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後好適には14日以内に、新規コンクリートに当該剤を適用する。ここで、「湿潤養生を打ち切った後好適には14日以内」である理由は、湿潤養生を打ち切った後は徐々に乾燥が進行し、条件にもよるが、14日を経過すると乾燥収縮によるひび割れが発生してしまうからである。尚、より好適には、湿潤養生を打ち切った後10日以内である。以下、本乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用方法の詳細(一例)を説明する。
次に、本発明に係る耐久性向上剤の適用方法を説明する。まず、前記の乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用工程を終了した後、好適には、表面含水率を8%程度まで乾燥させる工程を実行する。但し、乾燥収縮ひび割れ抑制剤の適用工程後に連続施工してもよく、少なくとも翌日には耐久性向上剤の適用を行うことが好ましい。耐久性向上剤の当該適用工程は、シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を所定量(100〜300ml/m2)塗布し、コンクリートに浸透させる手法で実施する。塗布後、表面が完全に乾燥するまで水分が供給されないように乾燥養生する。
(既設コンクリートのひび割れ閉塞剤)
本最良形態に係る既設コンクリートのひび割れ閉塞剤は、ケイ酸リチウム系表面改質材及び貝殻棒状又は板状炭酸カルシウムから構成される。ここで、本最良形態に係るひび割れ閉塞剤は、いわゆる二剤型であり、炭酸カルシウム系充填材(A剤)とケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)とから構成されている。しかしながら、これに限定されず、いわゆる一剤型であってもよい。その他、水酸化カルシウムやセメントなど2価以上の陽イオンを溶出可能な粉末を含有していてもよい(二剤型の場合にはいずれか一方又は両方に)。尚、B剤に係るケイ酸リチウム系改質材は、前述のように、既設コンクリートを緻密化しコンクリート自体の耐久性を向上させるコンクリート耐久性向上剤としても機能する。以下、当該ひび割れ閉塞剤を詳述する。
まず、本最良形態に係るケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)は、前述した乾燥収縮ひび割れ抑制剤で説明したものと同一であるので、説明を省略する。
本発明に係るひび割れ閉塞材の内、ケイ酸リチウム系表面改質材に関しては、前述した乾燥収縮ひび割れ抑制剤で説明したものと同一であるので説明を省略する。次に、炭酸カルシウム系充填材に関しては、当該充填材として貝殻を用いる場合、水洗浄、低温で加熱殺菌(100〜250℃)後、ハンマーミル、ピンミル、スクリーンミル、ジェットミル等で粉砕して製造する(特開平10−257850号公報)。
本最良形態に係るひび割れ閉塞耐久性向上剤の組成は、前述した乾燥収縮ひび割れ抑制剤で説明したものと同一であるので、説明を省略する。
本最良形態に係るひび割れ閉塞耐久性向上剤の製造方法は、前述した乾燥収縮ひび割れ抑制剤で説明したものと同一であるので、説明を省略する。
・適用対象となる既設コンクリート
本発明に係るひび割れ閉塞剤の適用対象となる既設コンクリートは、既設コンクリートである限り特に限定されず、既設コンクリート構造物及び既設コンクリート二次製品のいずれも含む。また、コンクリートの種類も特に限定されず、例えば、普通コンクリート、高強度コンクリート、低発熱コンクリート、水中不分離コンクリート、水中コンクリート、工場製品コンクリート、海洋コンクリート、吹付けコンクリート、繊維補強コンクリート、プレパックドコンクリート、高流動コンクリート、軽量(骨材)コンクリート、鋼コンクリート合成構造、プレストレストコンクリート、再生骨材コンクリート等を挙げることができる。尚、例えば、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフューム等の混和材が混合されていてもよい。尚、特に従来技術では解決できなかった0.2mm以下のひび割れが生じている既設コンクリートに対して本発明に係るひび割れ閉塞剤を適用するとより有効である。
(1)ひび割れ閉塞剤の適用方法
次に、本発明に係るひび割れ閉塞剤の適用方法の一例を説明する。まず、第一の手法例から説明すると、炭酸カルシウム系充填材(A剤)を水に5〜30%(好適には10〜20%)懸濁させ、スポイト、シリンジ等による注入、又はスプレー、刷毛、ローラ−等を用いて、ひび割れ部に含浸させる。ここで、水の吸収と共に充填材の体積が減少するので、水が乾燥したのちまでひび割れが閉塞されるよう、含浸工程を数回繰り返す。次に、ケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)の2倍水希釈液を、スポイト、シリンジ等による注入、又はスプレー、刷毛、ローラ−等を用いて、炭酸カルシウム系充填材で充填したひび割れ部に含浸させる。含浸量はひび割れの規模により異なるが、ひび割れ幅0.2mm、ひび割れ深さ100mmの場合で100mm長あたり1〜10ml(好適には3〜8ml)程度である。次に、第二の手法例を説明すると、炭酸カルシウム系充填材を水に5〜30%(好適には10〜20%)懸濁させ、スポイト、シリンジ等による注入、又はスプレー、刷毛、ローラ−等を用いて、ひび割れ部に含浸させる。一度水を吸収させたのち、ケイ酸リチウム系表面改質剤(B剤)の2倍水希釈液を、スポイト、シリンジ等による注入、又はスプレー、刷毛、ローラ−等を用いて、炭酸カルシウム系充填材で充填したひび割れ部に含浸させる。表面を乾燥させた後、ひび割れ部の未閉塞箇所に対して上記工程を繰返し、ひび割れを閉塞させる。尚、より具体的な適用例を以下に挙げる。
1.ひび割れ幅が狭い(0.1mm以下)場合、HTC(実施例参照)の10%懸濁液をHTCとHTC−20(実施例参照)等量混合20%懸濁液の前に使用する方法。
2.ひび割れ幅が更に狭く、ほぼ目視できない(0.03mm以下程度)場合、B剤(ケイ酸リチウム系改質剤)のみを塗布する方法。
3.珪酸リチウム系表面改質剤との反応性を高める為にHTCとHTC−20及び水酸化カルシウムを等量混合し、10%懸濁液として使用する方法。
本最良形態に係るひび割れ閉塞耐久性向上剤の適用方法は、前述した乾燥収縮ひび割れ抑制剤で説明したものと同一であるので、説明を省略する。
リチウムシリケート45(日産化学工業株式会社製、水溶液100重量部に対してSiO2 20.0〜21.0重量部、Li2O 2.1〜2.4重量部、SiO2/Li2Oモル比 4.5)85.70gをビーカーに計り取り、水酸化ナトリウム(関東化学株式会社製、純度97%)4.12gをガラス棒でよく混ぜながら少量ずつ、投入した量が溶解しきってから順次加えた。水酸化ナトリウムが全量溶けきってから、水酸化カリウム(関東化学株式会社製、純度86%)1.96gを少量ずつ投入し、溶解しきったところへイオン交換水8.22gを静かに加え、ガラス棒でよく攪拌して本製造例に係るケイ酸リチウム系表面改質材の原液を得た(粘度:7.32mPa・s)。尚、表1に各成分の組成を示した(ここで、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムの値は等価酸化物に換算したものである。
<実験概要>
新規コンクリート(トンネル)の脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後14日以内に、新規コンクリート表面に乾燥収縮ひび割れ抑制剤を塗布してから所定期間経過後、目視によるひび割れの有無、蛍光剤塗布によるひび割れ確認、透気係数変化の確認を実施した。尚、比較のため、塗布しないエリアも設けた。以下、更なる詳細情報を記載する。
現場名:道南地方トンネル(海から約5km)
施工時期:平成19年11月
施工箇所:海側出口付近(出口から64Mまでを塗布)
状況確認:平成20年8月(施工より9ヶ月)
製造例で得られた原液を水で2倍希釈することにより得られた改質剤
塗布面のコンクリートを高圧の水噴射により洗浄し、併せて湿潤養生を行なった後、前記改質剤100ml/m2を1次塗布として低圧スプレーを用いて、均一に散布、45分程度かけて浸透させた。その後水約50ml/m2を低圧スプレーにて散布、約30分間湿潤養生とした。2次塗布として前記改質剤100ml/m2を一次塗布と同様に散布、浸透させ、更に水50ml/m2による湿潤養生を行なった。2次養生後表面に残留した改質剤を散水及びブラッシングで除去し、施工を完了した。
目視によるひび割れ確認では、無塗布箇所で0.2mm程度のひび割れを確認した(図1)が、施工箇所におけるひび割れは皆無であった(図2)。
無塗布箇所で確認された微細ひび割れ(図3及び図4)は、1本の長さが長く直線的なものであり、今後乾燥が進行した場合には大きなひび割れに進展する可能性が高い。他方、施工箇所で確認された微細ひび割れ(図5及び図6)は、1本の長さが短く、分岐するものであった。またひび割れ幅は、紫外線発光下でひび割れ幅が大きく見えているが、無塗布が0.2mm程度であるのに対し、本剤塗布では0.1mm程度と小さかった。本剤塗布による、改質効果が組織を均一化したことによる乾燥収縮の応力分散効果が示された。
ひび割れを確認した箇所でトレント法透気係数試験により表層コンクリートの緻密化状況を確認した。透気係数は数値が小さいほど、空気を通しにくいことを示し、コンクリート寿命を左右する表層部の耐久性を示す指標である。測定結果を表2に示す。無塗布の透気係数0.34に対して本剤塗布の透気係数は0.18と約1/2に低減されており、塗布による緻密化がなされたことが示されている。
<実験概要>
新規コンクリート(橋脚)の脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後14日以内に、新規コンクリート表面に乾燥収縮ひび割れ抑制剤を塗布してから所定期間経過後、強度推定試験を実施した。尚、比較のため、塗布しないエリアも設けた。以下、更なる詳細情報を記載する。
現場名:道央地方山間部の道路橋脚
施工時期:平成19年10月
施工箇所:地面より5M高さまでの橋脚全周
状況確認:平成20年8月(施工より10ヶ月)
製造例で得られた原液を水で2倍希釈することにより得られた改質剤
塗布面のコンクリートを高圧の水噴射により洗浄し、併せて湿潤養生を行なった後、前記改質剤100ml/m2を1次塗布として低圧スプレーを用いて、均一に散布、45分程度かけて浸透させた。その後水約50ml/m2を低圧スプレーにて散布、約30分間湿潤養生とした。2次塗布として前記改質剤100ml/m2を一次塗布と同様に散布、浸透させ、更に水50ml/m2による湿潤養生を行なった。2次養生後表面に残留した改質剤を散水及びブラッシングで除去し、施工を完了した。
機械インピーダンス法によるコンクリート表層部の強度推定試験を実施した。施工前後及び10ヶ月経過時の変化を確認した。図中の測定値は、強度指標値で数値が大きいほど強度が高いことを示す。図7(左)は施工前、図7(右)は施工直後、図8(左)は施工箇所の10ヶ月後、図8(右)は無塗布箇所の10ヶ月後の強度分布である。図7(右)及び(左)の間では1日しか経過しておらずほぼ変化は無いが、図8(左)に示す施工から10ヶ月後では全体に大きく強度が向上している。これに対して無塗布箇所ではほぼ施工前と同様のままである。改質剤の塗布の全体的な強度向上は、ひび割れ抑制効果による、耐久性の向上を意味すると考えられる。尚、これらの図の下に示した数値は、強度指標値(STR)の平均と〔〕内は換算式(Fc=STR*6.97−87.7)を用いて導いた推定強度(N/mm2)である。
<実験概要>
鋼製リングで内部拘束した新規コンクリートの脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後14日以内に、表面に乾燥収縮ひび割れ抑制剤を塗布し、一試験体では更に耐久性向上剤を塗布した。塗布後は恒温恒湿槽内で乾燥させ、乾燥による収縮量をひずみゲージを用いて測定し、ひび割れ発生までの時間を確認した。
供試体:配合はW/C50%のOPCコンクリートで、表3及び図9に寸法を示す。
乾燥条件:+20℃、湿度60%
製造例で得られた原液を水で2倍希釈することにより得られた改質剤
アルキルアルコキシシランを主成分とするシラン系撥水剤(商品名:プロテクトシルBHN)
供試体の打設面及び底面をブラッシングし、汚れ、レイタンスを除去した後、散水して湿潤養生を行なった。その後、前記乾燥収縮ひび割れ抑制剤100ml/m2を1次塗布として刷毛を用いて、均一に塗布、45分程度かけて浸透させた。その後水約50ml/m2を刷毛にて塗布、約30分間湿潤養生とした。2次塗布として前記乾燥収縮ひび割れ抑制剤100ml/m2を一次塗布と同様に塗布、浸透させ、更に水50ml/m2による湿潤養生を行なった。乾燥収縮ひび割れ抑制剤塗布後1日乾燥させ、前記耐久性向上剤を200ml/m2塗布、含浸させた。
コンクリートの乾燥収縮ひずみ測定結果を図10、表4に示す。ひび割れ発生時間は無塗布の472時間に対して、乾燥収縮ひび割れ抑制剤として用いたケイ酸リチウム系表面改質剤(図中珪酸Li)塗布では589時間と無塗布の128%の時間ひび割れ発生を抑制した。また、ケイ酸リチウム系表面改質剤の上塗りに耐久性向上剤(シラン系撥水剤)を塗布したもの(図中珪酸Li+シラン)では、735時間(対無塗布比155%)と、更に長時間ひび割れが抑制された。ケイ酸リチウム系表面改質剤による乾燥収縮ひび割れの抑制効果が確認された。また、ケイ酸リチウム系表面改質剤塗布後更にシラン系撥水剤を塗布することで更に効果が向上することも確認された。
<実験概要>
材齢7日に乾燥収縮ひび割れ抑制剤を塗布。一面凍結融解試験を実施した。塩水を用いて表面剥離(スケーリング)耐久性を確認するもので、凍結融解作用に関しては、+20℃〜-20℃/12時間を1サイクルとして56サイクルまで繰返して実施した。
試験規格:RILEM-CDF試験
配合:W/C0.5 OPCコンクリート及びW/C0.45 BBコンクリート
寸法:100×100×200mm
製造例で得られた原液を水で2倍希釈することにより得られた改質剤
材齢7日で型枠側面の1面に200ml/m2塗布。塗布後は材齢28日まで湿潤養生。
結果を図11及び図12に示す。まず、図11に示すように、通常規格の2倍期間の56サイクルまで実施した結果、OPC50コンクリートでは無塗布の剥離量0.26kg/m2に対して改質剤塗布は0.04kg/m2と無塗布の16%に低減されている。また、図12に示すように、BB45コンクリートでは無塗布の剥離量は42サイクル時点で限界量の1.5kg/m2を超え、56サイクルには2.03kg/m2となったが、改質剤塗布は0.40kg/m2と無塗布の19%に低減された。表面ににひび割れがあると、劣化が著しく進行するスケーリング劣化に、ケイ酸リチウム系表面改質剤が抑制効果を示したものである。
(1)ひび割れ閉塞試験(模擬ひび割れ)
<実験概要>
既設コンクリート(φ100×100円柱)を中心より鉛直にカットし、開口幅を0.05、0.1、0,2、0.3mmに特定してから外部をアルミテープにより固定して作成した模擬ひび割れに、炭酸カルシウム系充填材(A剤)及びケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)からなるひび割れ閉塞剤を塗布、含浸させることでひび割れを閉塞した。塗布後にひび割れ上部にアクリル円筒を接着し、円筒内に注入した水の吸収量変化を測定し、単位時間あたりの吸水速度を求めた。
製造例で得られた原液を水で2倍希釈することにより得られた改質剤
ひび割れ部に、上記炭酸カルシウム系充填材をスポイトを用いて含浸させた。各ひび割れ幅へ適用したA剤の種類及び使用量を表6に示す。それぞれの懸濁液をひび割れ上部まで充溢させてから、水分の吸収により体積が減少した部分に更に、各溶液を含浸させる工程を繰返して充填した。次に、ケイ酸リチウム系表面改質材(B剤)の2倍水希釈液を、スポイトによりそれぞれ1.2mlずつ含浸させた。
図13、14、15に閉塞前、閉塞後の1、2回目及び3回目の吸水量変化を、表7に試験開始から2時間の吸水量から求めた吸水速度を示す。閉塞前は40mlの水量が0.05mmで20分、その他では1,2分で透過したが、閉塞後はいずれのひび割れ幅においても、2時間経過後もひび割れへの水の浸透が無く、吸水速度は0となった。また閉塞後2回目の測定でも、同様の結果となった。3回目の測定で幅0.2mmのみわずかに吸水が示されたが、閉塞剤によるひび割れの閉塞効果が良好に示された。
<実験概要>
壁面を模した実大構造物に発生した乾燥収縮ひび割れに対して、前記ひび割れ閉塞剤を用いて、ひび割れを閉塞した。閉塞の効果を吸水速度の測定により確認した。
供試体及びひび割れ概要:乾燥収縮ひび割れの発生を誘発するスリットを埋設した幅200×高さ900×長さ10,000mmのW/C60%、OPCコンクリートを屋外暴露し、10週間経過させたもの。ひび割れの幅は0.05〜0.2mm、ひび割れ長さは約350mm。
図16に供試体の全体及びひび割れ部を示す。
貝殻棒状炭酸カルシウム溶液としてHTCの10%懸濁液(A−1)及びHTCとHTC−20等量混合20%懸濁液(A−3)、HTCとHTC−20等量混合30%懸濁液(A−4)、ケイ酸リチウム系表面改質剤(B剤)の4種類を用いた。
前記A−1剤10ml程度をスポイト及びローラーを用いてひび割れ部に含浸させた。乾燥過程と含浸を繰返し0.05mm程度までのひび割れ部を閉塞させた。この後、前記A−2剤10ml程度を用い、A−1剤と同様の手法で0.1mm程度までのひび割れ部を閉塞させた。更にA−3剤10ml程度を用い、A−1剤と同様の手法で0.2mmまでのひび割れ部を閉塞させた。その後、ひび割れを含む壁面(ひび割れの左右300mmまで)に前記B剤をローラーで200ml/m2塗布、含浸させた。ひび割れ部には、B剤が吸収されなくなるまで多めに浸透させた。図17に閉塞前及び閉塞後のひび割れ部の様子を示す。
閉塞前後のひび割れ部及びひび割れの無い健全部の吸水速度変化を図18及び表8に示す。健全部では20分間の吸水量が1.4mlとわずかであるが、ひび割れ箇所は3分間で6mlを吸水した。これに対して閉塞後のひび割れ部の吸水は20分間に1.1mlと健全部より高い遮水性を示し、閉塞剤によるひび割れの閉塞効果が確認された。
微細ひび割れへの前記ひび割れ閉塞剤塗布による、その後の乾燥収縮ひび割れ進行抑制効果及び表面性能向上効果確認した。
打設後2年を経過したコンクリート製屋外構造物の柱にひび割れ閉塞B剤を塗布し(図19)、2年間の暴露期間による性状変化をひび割れ状態、表面強度、含水率の測定により確認した。尚、図19は、柱にB剤を塗布した際の状況(手前が西面)を示したものである。
対象とした柱は500mm四方のもので、設計強度24Nの普通ポルトランドセメントコンクリートである。打設から3年を経過した時点で、雨がかり面となる西、北、南面の地上高1m付近にひび割れ閉塞剤のB剤(ケイ酸リチウム系改質剤)を高さ350mmの帯状に200ml/m2塗布、含浸させた。その後23ヶ月間、降雨、日照、風、気温変化のある暴露環境にさらした。
ひび割れ状態(目視及び蛍光剤塗布)、表面強度分布(コンクリートテスターCTS-02)、含水率
(ひび割れ変化)
前記B剤を塗布した西、北、南面のいずれも無塗布箇所に比べて、ひび割れの発生が抑制されていた。図20にひび割れ測定箇所の可視光による写真を、図21に同一箇所に蛍光剤を塗布し、紫外線を照射した写真を示す。図20より無塗布ではひび割れが確認できるが、B剤塗布ではひび割れは確認されない。図21では蛍光剤粒子が2μmと小さく、目視できる範囲のひび割れは蛍光剤の照射では確認しにくい状態となるが、B剤塗布が無塗布に比べて、ごく微細なひび割れが均一に導入されており、応力分散がなされていることが分かる。
西面、北面の表面強度変化を図22、図23に示す。図中の数値は、数値が高いと表面強度が大きく、数値が小さいと表面強度が小さいことを示すが、圧縮強度そのものを示すものでは無く、指標値である、いずれも左側に示す無塗布よりB剤塗布で強度の高い箇所が多く見られる。また、平均値から換算した圧縮強度では、西面が無塗布の23.1N/mm2に対してB剤塗布が24.1N/mm2、北面では同じく24.7N/mm2が26.5N/mm2と強度向上が見られた。
測定の前日は降雨によりコンクリート含水率は多目であったが、図24に示すように、B剤塗布では表層の含水率が無塗布より少なく、ひび割れ部の閉塞効果から内部への水分移動を抑制している様子が示される。
<試験方法>
実施例2と同様の試験方法で、幅0.2mmの模擬ひび割れにひび割れ閉塞剤、A,Bを用いて閉塞した後、耐久性向上剤としてアルキルアルコキシシランを主成分とするシラン系撥水剤(商品名:プロテクトシルBHN)をひび割れ部に0.4ml塗布した。
図25に閉塞後の1、2回目の吸水量変化を示す。測定は20時間まで実施したもので、前記ひび割れ閉塞剤A、Bのみの閉塞では1回目で2ml、2回目で3.5mlの吸水があったが、これにシランを塗布したものでは、1、2回目ともに吸水量は0となり、シラン系撥水剤による耐久性向上効果が確認された。
<概要>
道北地域で約50年間凍害劣化を受けたコンクリートへの塗布による一面凍結融解試験を実施した。該当コンクリートは、長期の暴露により凍害劣化を受け、組織には微細ひび割れが多数発生しているものである。これに炭酸カルシウム系充填材(A剤)の10%懸濁液を塗布、含浸させたのち、試験面全体に珪酸リチウム系表面改質剤(B剤)を塗布し、一面凍結融解試験を実施した。
試験規格:RILEM-CIF(純水一面凍結融解試験)
供試体:配合不明 直径50mm高さ100mm 切断面への塗布
試験開始:塗布後14日間湿潤養生を行い、試験を開始した。
凍結融解条件:+20℃〜-20℃/12時間を1サイクルとして42サイクルまで凍結融解を繰返した。
<結果>
結果を図26に示す。当該図から分かるように、42サイクルまで実施した結果、無塗布の剥離量3.28kg/m2に対して珪酸リチウム系表面改質剤(B剤のみ)塗布では1.48kg/m2と無塗布の45%に低減されている。しかし、炭酸カルシウム系充填材(A剤)と珪酸リチウム系表面改質剤(B剤)を併用した場合の剥離量は0.11kg/m2と非常に小さく、無塗布比ではわずか3%に低減されている。微細ひび割れの閉塞にA剤の使用に有効であり、凍結融解耐久性についても向上効果が示された。
Claims (16)
- 新規コンクリート構造物又は新規コンクリート二次製品における乾燥収縮ひび割れ抑制方法において、
新規コンクリートの脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後、新規コンクリートにケイ酸リチウム系表面改質材を適用する乾燥収縮ひび割れ抑制工程
を含むことを特徴とする方法。 - 前記乾燥収縮ひび割れ抑制工程後、シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を前記新規コンクリートに適用する耐久性向上工程
を更に含む、請求項1記載の方法。 - 前記乾燥収縮ひび割れ抑制工程において、コンクリートが緻密化されコンクリート自体の耐久性が向上する、請求項1又は2記載の方法。
- ケイ酸リチウム系表面改質材を含むことを特徴とする、新規コンクリートの脱型後に湿潤養生を行い、湿潤養生を打ち切った後新規コンクリートに適用するための、新規コンクリート構造物又は新規コンクリート二次製品の乾燥収縮ひび割れ抑制剤。
- コンクリートを緻密化しコンクリート自体の耐久性を向上させるコンクリート耐久性向上剤としても機能する、請求項4記載の乾燥収縮ひび割れ抑制剤。
- シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を含むことを特徴とする、請求項4又は5記載の乾燥収縮ひび割れ抑制剤が適用された新規コンクリートに対して更に適用するための、新規コンクリートの耐久性向上剤。
- 既設コンクリート構造物又は既設コンクリート二次製品のひび割れ閉塞方法において、
ケイ酸リチウム系表面改質材及び炭酸カルシウム系充填材を既設コンクリートに適用するひび割れ閉塞工程
を有することを特徴とする方法。 - 前記炭酸カルシウム系充填材が棒状又は板状である、請求項7記載の方法。
- 前記炭酸カルシウム系充填材が未焼成の貝殻由来のものである、請求項7又は8記載の方法。
- 前記閉塞工程後、シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を既設コンクリートに適用するひび割れ閉塞耐久性向上工程
を有する、請求項7〜9のいずれか一項記載の方法。 - 前記ケイ酸リチウム系表面改質材をひび割れ部以外にも適用してコンクリートを緻密化しコンクリート自体の耐久性を向上させるコンクリート耐久性向上工程
を更に有する、請求項7〜10のいずれか一項記載の方法。 - ケイ酸リチウム系表面改質材及び炭酸カルシウム系充填材から構成されることを特徴とする、既設コンクリート構造物又は既設コンクリート二次製品のひび割れ閉塞剤。
- 前記炭酸カルシウム系充填材が棒状又は板状である、請求項12記載の既設コンクリート構造物又は既設コンクリート二次製品のひび割れ閉塞剤。
- 前記炭酸カルシウム系充填材が未焼成の貝殻由来のものである、請求項12又は13記載のひび割れ閉塞剤。
- ケイ酸リチウム系表面改質材が、コンクリートを緻密化しコンクリート自体の耐久性を向上させるコンクリート耐久性向上剤としても機能する、請求項12〜14のいずれか一項記載のひび割れ閉塞剤。
- 請求項12〜15のいずれか一項記載のひび割れ閉塞剤が適用された既設コンクリート構造物又は既設コンクリート二次製品に対して更に適用するための、シラン系、シロキサン系又はシラン・シロキサン系撥水剤を含有するひび割れ閉塞耐久性向上剤。
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