JP2013249480A - 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 - Google Patents
接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013249480A JP2013249480A JP2013171722A JP2013171722A JP2013249480A JP 2013249480 A JP2013249480 A JP 2013249480A JP 2013171722 A JP2013171722 A JP 2013171722A JP 2013171722 A JP2013171722 A JP 2013171722A JP 2013249480 A JP2013249480 A JP 2013249480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- adhesive film
- expansion coefficient
- linear expansion
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の接着フィルムの製造方法は、ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送するか、または、ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程と、上記工程の後、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程とを含み、該接着フィルムの線膨張係数が1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1(線膨張係数は、100〜200℃における値である)を満足する。
【選択図】なし
Description
そこで、ラミネート圧力の制御や、接着フィルムの張力制御により、寸法変化を抑える試みがなされている(特許文献2または3参照)。しかしながら、これらの手段により寸法変化は改善されるものの、まだ充分ではなく、更なる寸法変化の改善が求められている。
また、特に、連続的に生産される接着フィルムにおいては、全幅において接着フィルムのMD方向およびTD方向各々の線膨張係数が特定の関係を満足する場合に、例えば、熱可塑性ポリイミドのイミド化時や、金属箔とのラミネート時における熱応力の発生を緩和し、寸法変化の発生を効果的に抑制できることを独自に見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、下記の新規な接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法により上記課題を解決しうる。
(1)ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムの製造方法であって、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送するか、または、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程と、上記工程の後、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程とを含み、
該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルムの製造方法。
(2)ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムの製造方法であって、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送する工程を含むか、または、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程と、上記工程の後、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程とを含み、
該接着フィルムは、連続的に生産されるとともに、全幅において、該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルムの製造方法。
(3)前記接着フィルムの幅が250mm以上の長尺フィルムであることを特徴とする(2)に記載の接着フィルムの製造方法。
(4)ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送し、
上記工程は、フィルムを固定して搬送した後、加熱炉内でフィルムをTD方向に引き延ばす工程を含むことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の接着フィルムの製造方法。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載の接着フィルムの製造方法によって、接着フィルムを得た後、上記接着フィルムに金属箔を貼り合わせることを特徴とする、フレキシブル金属張積層板の製造方法。
(6)(1)〜(4)のいずれかに記載の接着フィルムの製造方法によって、接着フィルムを得た後、上記接着フィルムに金属箔を貼り合わせ、
上記接着フィルムを金属箔とともに、一対以上の金属ロールにより加熱および加圧して連続的に張り合わせることを特徴とする、フレキシブル金属張積層板の製造方法。
本発明に係る接着フィルムは、ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けて成ることを特徴とする。
すなわち、本発明の接着フィルムは、接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足するものである。
特に、連続的に生産される接着フィルムにおいては、全幅において接着フィルムのMD方向とTD方向の線膨張係数が上述の関係式を満足する場合には、例えば、熱ロールラミネート法により連続的に金属箔と張り合わせて得られるFPCの、寸法変化の発生を効果的に抑制できる。
本発明に係る接着フィルムにおける、ポリイミドフィルムは、例えば、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を重合する工程、得られたポリアミド酸と有機溶剤を含む組成物を支持体上に連続的に流延・塗布し、ゲルフィルムを形成する工程、ゲルフィルムを支持体から引き剥がしゲルフィルムの両端を固定する工程、フィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程、を含む製造方法を採用することができ、その一例を以下に例示する。
(第一の方法)
第一の方法は、
(A)ポリアミド酸を重合する工程
(B)ポリアミド酸及び有機溶媒を含む組成物を支持体上に流延・塗布後、ゲルフィルムを形成する工程、
(C)該ゲルフィルムを引き剥がし、両端を固定する工程
(D)フィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程、
(E)(D)工程後に、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱・延伸する工程
を含むポリイミドフィルムの製造方法である。
(A)工程は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を重合する工程である。ポリアミド酸の製造方法としては公知の方法を用いることができ、通常、芳香族酸二無水物の少なくとも1種とジアミンの少なくとも1種を、実質的等モル量を有機溶媒中に溶解させて、得られた有機溶媒溶液を、制御された温度条件下で、上記酸二無水物とジアミンの重合が完了するまで攪拌することによって製造される。これらの有機溶媒溶液は通常5〜35wt%、好ましくは10〜30wt%の濃度で得られる。この範囲の濃度である場合に適当な分子量と溶液粘度を得る。
1)芳香族ジアミンを有機極性溶媒中に溶解し、これと実質的に等モルの芳香族テトラカルボン酸二無水物を反応させて重合する方法。
2)芳香族テトラカルボン酸二無水物とこれに対し過小モル量の芳香族ジアミン化合物とを有機極性溶媒中で反応させ、両末端に酸無水物基を有するプレポリマーを得る。続いて、全工程において芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミン化合物が実質的に等モルとなるように芳香族ジアミン化合物を用いて重合させる方法。
3)芳香族テトラカルボン酸二無水物とこれに対し過剰モル量の芳香族ジアミン化合物とを有機極性溶媒中で反応させ、両末端にアミノ基を有するプレポリマーを得る。続いてここに芳香族ジアミン化合物を追加添加後、全工程において芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミン化合物が実質的に等モルとなるように芳香族テトラカルボン酸二無水物を用いて重合する方法。
4)芳香族テトラカルボン酸二無水物を有機極性溶媒中に溶解及び/または分散させた後、実質的に等モルとなるように芳香族ジアミン化合物を用いて重合させる方法。
5)実質的に等モルの芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンの混合物を有機極性溶媒中で反応させて重合する方法。
などのような方法である。これらの方法は、単独で用いてもよいし、部分的に組み合わせて用いることもできる。
本発明にかかるポリアミド酸において使用し得る適当なジアミンとしては、4,4’−ジアミノジフェニルプロパン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、ベンジジン、3,3’−ジクロロベンジジン、3,3‘−ジメチルベンジジン、2,2’−ジメチルベンジジン、3,3’−ジメトキシベンジジン、2,2’−ジメトキシベンジジン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−オキシジアニリン、3,3’−オキシジアニリン、3,4’−オキシジアニリン、1,5−ジアミノナフタレン、4,4’−ジアミノジフェニルジエチルシラン、4,4’−ジアミノジフェニルシラン、4,4’−ジアミノジフェニルエチルホスフィンオキシド、4,4’−ジアミノジフェニルN−メチルアミン、4,4’−ジアミノジフェニル N−フェニルアミン、1,4−ジアミノベンゼン(p−フェニレンジアミン)、1,3−ジアミノベンゼン、1,2−ジアミノベンゼン、ビス{4−(4−アミノフェノキシ)フェニル}スルホン、ビス{4−(3−アミノフェノキシ)フェニル}スルホン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、4,4'−ジアミノベンゾフェノン及びそれらの類似物などが挙げられる。
で表されるものをいう。
また、柔構造を有するジアミンとは、エーテル基、スルホン基、ケトン基、スルフィド基などの柔構造を有するジアミンであり、好ましくは、下記一般式(2)で表されるものである。
本発明において用いられるポリイミドフィルムは、上記の範囲の中で所望の特性を有するフィルムとなるように適宜芳香族酸二無水物および芳香族ジアミンの種類、配合比を決定して用いることにより得ることができる。
またこれら酸二無水物の中で3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、4,4’−オキシフタル酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)から選択される少なくとも一種を用いる場合の好ましい使用量は、全酸二無水物に対して、60mol%以下、好ましくは55mol%以下、更に好ましくは50mol%以下である。3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、4,4’−オキシフタル酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)から選択される少なくとも一種を用いる場合、その使用量がこの範囲を上回るとポリイミドフィルムのガラス転移温度が低くなりすぎたり、熱時の貯蔵弾性率が低くなりすぎて製膜そのものが困難になったりすることがあるため好ましくない。
また、ピロメリット酸二無水物を用いる場合、好ましい使用量は40〜100mol%、更に好ましくは45〜100mol%、特に好ましくは50〜100mol%である。ピロメリット酸二無水物をこの範囲で用いることによりガラス転移温度および熱時の貯蔵弾性率を使用または製膜に好適な範囲に保ちやすくなる。
また、ジアミン成分として、線膨張係数以外の、FPCに必要なフィルム特性、耐薬品性、吸水率、吸湿膨張係数、をコントロールできるという点から、4,4’−オキシジアニリン、パラフェニレンジアミンが好ましい。
ポリアミド酸を合成するための好ましい溶媒は、ポリアミド酸を溶解する溶媒であればいかなるものも用いることができるが、アミド系溶媒すなわちN,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンなどであり、N,N−ジメチルフォルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドが特に好ましく用い得る。
(B)ポリアミド酸及び有機溶媒を含む組成物(ポリアミド酸溶液ともいう)を支持体上に流延・塗布後、ゲルフィルムを形成する工程、である。(B)工程で用いる組成物は、ポリアミド酸と反応しうる反応剤など、その他の成分を添加した組成物を用いてもよい。
これらポリアミド酸溶液をポリイミドに転化する方法については従来公知の方法を用いることができる。この方法には熱イミド化法と化学イミド化法が挙げられる。熱イミド化法は、上記の脱水剤及びイミド化触媒を作用させることなく、加熱によってのみイミド化を促進させる方法である。加熱条件は、ポリアミド酸の種類、フィルムの厚さ等により、変動し得る。化学イミド化法は、ポリアミド酸有機溶媒溶液に、脱水剤及びイミド化触媒とを作用させる方法である。脱水剤としては、例えば無水酢酸などの脂肪族酸無水物、無水安息香酸などの芳香族酸無水物などが挙げられる。イミド化触媒としては、例えばトリエチルアミンなどの脂肪族第3級アミン類、ジメチルアニリンなどの芳香族第3級アミン類、ピリジン、ピコリン、イソキノリンなどの複素環式第3級アミン類などが挙げられる。
これらの中で、特に脱水剤としては無水酢酸、イミド化触媒としてイソキノリンを用いるのが好ましい。ポリアミド酸有機溶媒溶液のアミック酸1モルに対して無水酢酸はモル比で1.0〜4.0、好ましくは1.2〜3.5、更に好ましくは1.5〜2.5加えるのがよく、イソキノリンはポリアミド酸有機溶媒溶液のアミック酸1モルに対してモル比で0.1〜2.0、好ましくは0.2〜1.5、更に好ましくは0.3〜1.2、特に好ましくは0.3〜1.1の割合で加えると良好なポリイミドフィルムが得られる。
また、摺動性、熱伝導性、導電性、耐コロナ性、ループスティフネス等のフィルムの諸特性を改善する目的でフィラーを添加することもできる。フィラーとしてはいかなるものを用いても良いが、好ましい例としてはシリカ、酸化チタン、アルミナ、窒化珪素、窒化ホウ素、リン酸水素カルシウム、リン酸カルシウム、雲母などが挙げられる。
フィラーの粒子径は改質すべきフィルム特性と添加するフィラーの種類によって決定されるため、特に限定されるものではないが、一般的には平均粒径が0.05〜100μm、好ましくは0.1〜75μm、更に好ましくは0.1〜50μm、特に好ましくは0.1〜25μmである。粒子径がこの範囲を下回ると改質効果が現れにくくなり、この範囲を上回ると表面性を大きく損なったり、機械的特性が大きく低下したりすることがある。また、フィラーの添加部数についても改質すべきフィルム特性やフィラー粒子径などにより決定されるため特に限定されるものではない。一般的にフィラーの添加量はポリイミド100重量部に対して0.01〜100重量部、好ましくは0.01〜90重量部、更に好ましくは0.02〜80重量部である。フィラー添加量がこの範囲を下回るとフィラーによる改質効果が現れにくく、この範囲を上回るとフィルムの機械的特性が大きく損なわれる可能性がある。フィラーの添加は、
1.重合前または途中に重合反応液に添加する方法
2.重合完了後、3本ロールなどを用いてフィラーを混錬する方法
3.フィラーを含む分散液を用意し、これをポリアミド酸有機溶媒溶液に混合する方法
などいかなる方法を用いてもよいが、フィラーを含む分散液をポリアミド酸溶液に混合する方法、特に製膜直前に混合する方法が製造ラインのフィラーによる汚染が最も少なくすむため、好ましい。フィラーを含む分散液を用意する場合、ポリアミド酸の重合溶媒と同じ溶媒を用いるのが好ましい。また、フィラーを良好に分散させ、また分散状態を安定化させるために分散剤、増粘剤等をフィルム物性に影響を及ぼさない範囲内で用いることもできる。
このようにして得られた組成物を、支持体上に連続的に流延・塗布する。支持体としては、該溶液樹脂により溶解することが無く、該合成樹脂溶液の有機溶剤溶液を除去するために要する加熱にも耐えうる支持体であればどのような支持体でも用いることができる。特に好ましくは、金属板を繋ぎ合わせて作製した、エンドレスベルトもしくは金属ドラムが溶液状の塗布液を乾燥させる上で好ましい。尚、エンドレスベルトもしくはドラムの材質は、金属が好ましく用いられ中でも、SUS材が好ましく用いられる。表面には、クロム、チタン、ニッケル、コバルト等の金属にてメッキを施したものを用いることで表面上の溶剤の密着性が向上する、或いは、乾燥した有機絶縁性フィルムが剥離しやすくなるのでメッキ処理を施すことが好ましい。エンドレスベルト、金属ドラム上は平滑な表面を有することが好ましいが、エンドレスベルト上もしくは金属ドラム上には無数の凸凹を作製して用いることも可能である。エンドレスベルトもしくは金属ドラム上に加工される凸凹の直径は0.1μm〜100μmで深さが0.1〜100μmであることが好ましい。金属表面に凸凹を作製することで有機絶縁性フィルムの表面に微細な突起を作製することが可能となり、該突起によりフィルム同士の摩擦による傷の発生、もしくは、フィルム同士のすべり性を向上させることが可能となる。
本願発明におけるゲルフィルムとは、ポリアミド酸溶液を加熱・乾燥させて一部の有機溶剤もしくは反応生成物(これらを残存成分と称する)が高分子フィルム中に残存している高分子樹脂フィルムをゲルフィルムと称する。ポリイミドフィルムの製造工程においては、ポリアミド酸溶液を溶解している有機溶剤、イミド化触媒、脱水剤、反応生成物(脱水剤の吸水成分、水)がゲルフィルム中の残存成分として残る。ゲルフィルム中に残存する残存成分割合は、該ゲルフィルム中に存在する乾燥後のゲルフィルムの重量(即ち固形分重量)a(g)に対して残存する残存成分重量b(g)を算出した際に、残存成分割合cは下記の算出式で算出される値であり、該残存成分割合が500%以下であることが好ましく、さらに好ましくは10%以上300%以下、特に好ましくは20%以上100%以下であることが好ましい。
c=b/a×100 ・・・(式1)
500%以上の場合には、面内における残存成分割合のバラツキが相対的に大きくなり、得られるフィルムの特性を均一に制御することが困難な場合がある。フィルム面内における、残存成分割合のバラツキは、所定の残存成分割合をXとした場合、下記(式3)で表される範囲内であることが、MD方向に分子の配向が制御したフィルムを得やすいという点から好ましい。
0.8X≦X≦1.2X ・・・ (式2)
Xを(式3)の範囲内に制御するには、支持体上での乾燥を、例えば、ジェットノズル方式で乾燥する場合には、熱風をフィルムに対してできるだけ垂直に吹き付ける、支持体上のフィルム幅よりも広い範囲で熱風を吹き付ける、あるいはフィルム幅方向においてできるだけ温度を一定にする、などの方法が挙げられる。
(C)工程は、ゲルフィルムを支持体から引き剥がし連続的にゲルフィルムの両端を固定する工程である。本願発明における、ゲルフィルムの端部を固定する工程とは、ピンシート、クリップ等の一般にフィルムの製造装置において用いられる把持装置を用いてゲルフィルムの端部を把持する工程である。
(D)工程は、フィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程である。(D)工程での加熱温度は、最高雰囲気温度が450℃以下であることが、全幅にわたってMD/TD方向の線膨張係数が制御されたフィルムが得られるという点から好ましい。さらに好ましくは、400℃以下である。雰囲気温度とは、遠赤ヒーターテンターにおいては炉内で走行するフィルム近傍の温度である。熱風循環型のテンターにおいては循環する熱風の温度のことを言う。
(E)工程は、(D)工程後に、両端を固定しているピン、クリップなどからフィルムを剥がすなどして、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程である。
(E)工程の熱風処理における熱風炉、輻射熱線処理における輻射熱線ヒータ炉は、(B)工程に例示したものを使用することができる。
所望の厚み(中心値)をTミクロンとすると、
(A)フィルム全面内にて、T−T×0.10ミクロン以上、かつ、T+T×0.10ミクロン以下
(B)フィルム流れ方向(MD方向)については、最大値−最小値=T×0.15ミクロン以下
(C)フィルム流れ方向と直交方向(TD方向)については、最大値−最小値=T×0.15ミクロン以下
上記(A)〜(C)を同時に満たすことが好ましい。
第二の方法は、連続的に生産される有機絶縁性フィルムの製造方法において、少なくとも、(A)ポリアミド酸を重合する工程
(B)ポリアミド酸及び有機溶媒を含む組成物を支持体上に流延・塗布後、ゲルフィルムを形成する工程、
(C)該ゲルフィルムを引き剥がし、両端を固定する工程
(D)フィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程、
を含む有機絶縁性フィルムの製造方法であって、前記(D)工程は、(D−1)少なくとも一部においてフィルム幅方向(TD方向)の張力が実質的に無張力となるように固定されて搬送する工程を含むことを特徴とする有機絶縁性フィルムの製造方法である。
(A)工程は、前述の(第一の方法)で詳述した(A)工程と同様の方法を採用することができる。
(B)工程は、前述の(第一の方法)で詳述した(B)工程と同様の方法を採用することができる。この工程におけるゲルフィルムの残留成分割合は、500%以下であることが好ましく、さらに好ましくは25〜200%、特に好ましくは30〜150%である。
(C)工程は、前述の(第一の方法)で詳述した(C)工程と同様の方法を採用することができる。なお、後述する(D)工程においての少なくとも一部においてTD方向の張力が実質的に無張力となるように固定する方法として、この(C)工程の、ゲルフィルムの端部を固定する際に、TD方向の張力が実質的に無張力となるように固定してもよい。フィルムを固定する段階で、TD方向の張力が実質的に無張力となるように行い、そのまま(D)工程へ送る方法である。具体的には、端部を固定する際に、フィルムを弛ませて固定するのである。
(D)工程は、フィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程である。本発明においては、この(D)工程の少なくとも一部において(D−1)フィルム幅方向(TD方向)の張力が実質的に無張力となるように固定されて搬送する工程を含むことが、MD方向に配向が制御された有機絶縁性フィルムを得るという点で好ましい。
20.0≧(Y−X)/Y×100>0.00・・・・(式3)
(Y−X)/Y×100(これを便宜上TD収縮率という場合がある)を上記範囲以上に大きくすると、フィルムの弛みを安定的に制御することが難しくなり、弛み量が進行方法に対して変化する場合がある。また場合によってはフィルムの弛みによる端部把持装置からの脱落が生じ、安定したフィルムの製造ができない場合がある。さらに好ましくは15.0≧(Y−X)/Y×100>0.00である。特に好ましくは10.0≧(Y−X)/Y×100>0.00である。
上記焼成過程において本願発明では、ポリイミドフィルムの製造工程においては、ゲルフィルムを把持し、炉内に搬送した際の最初に与えられる加熱温度が100℃以上、250℃以下が好ましく、特に好ましくは、120℃以上200℃以下であることが、MD方向に配向が制御された有機絶縁性フィルムを得やすい点から好ましい。具体的には、前記加熱炉は、2以上の複数の加熱炉にし、第一の加熱炉の温度を100℃以上250℃以下とすることが好ましい。また、他の有機絶縁性フィルムに適応させる場合には、有機絶縁性フィルムの種類及び溶剤の揮発温度を考慮して決定することが好ましい。特に、ゲルフィルム中に含まれる溶剤の沸点を調査し、該溶剤の沸点よりも100℃低い温度から100℃高い温度までの範囲の温度で管理することが望ましい。
ポリイミドフィルムの製造において、炉内に搬送した際の最初に与えられる加熱温度が250℃以上の場合にはポリイミドフィルム上でボーイング現象(フィルムの収縮の影響で中央部がフィルムの端部よりも早く加熱炉内部に搬送されるため、端部に強い分子配向状態が発生する現象)が発生しフィルムの端部の配向軸を制御しにくくなる傾向にある。さらに、100℃以下の場合には、次ぎの炉の温度を100℃以上、250℃以下の温度に設定することで分子配向軸を制御したポリイミドフィルムの製造が可能となる。また、初期温度及び次炉の温度は上記のように設定することが好ましいが、それ以外の温度は通常のポリイミドフィルムの製造に用いられる焼成温度にて焼成することが好ましい。例えば、その一例として、ポリイミドフィルムの焼成には最高600℃までの温度にて段階的に焼成することが好ましい。最高焼成温度が低い場合には、イミド化率が完全でない場合があり充分に焼成することが必要となる。
40.0≧(C−B)/B×100>0.00 (式4)
(C−B)/B×100(これを便宜上TD膨張率という場合がある)を上記範囲以上に大きくすると、フィルムの分子配向軸をMD方向に制御することが難しくなる場合がある。さらに好ましくは30.0≧(C−B)/B×100>0.00である。特に好ましくは20.0≧(C−B)/B×100>0.00である。
(D−2)工程は、フィルムの把持幅を徐々に広げながらTD方向にフィルムを引き伸ばせばよい。さらに、必要に応じて(D−2)工程以降に再度収縮を行ってもよく、さらに、フィルム幅を広げることも可能であり、収縮量、拡大量に関しては適宜選定することが好ましい。
上記、フィルムの弾性率の低下を確認するには、一般的に用いられている貯蔵弾性率の測定装置を用いてその貯蔵弾性率の測定温度を測定し、貯蔵弾性率の低下し始めて完全に溶融する、もしくは、貯蔵弾性率が低下し始めて一定の貯蔵弾性率を示す温度を弾性率の低下温度とする事がこのましい。
本発明に係る接着フィルムの接着層に含有される熱可塑性ポリイミドとしては、熱可塑性ポリイミド、熱可塑性ポリアミドイミド、熱可塑性ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリエステルイミド等を好適に用いることができる。中でも、低吸湿特性の点から、熱可塑性ポリエステルイミドが特に好適に用いられる。
熱可塑性ポリイミドは、前駆体であるポリアミド酸をイミド化することにより得られる。熱可塑性ポリイミドの前駆体についても、特に限定されるわけではなく、公知のあらゆるポリアミド酸を用いることができる。また、その製造に関しても、公知の原料や反応条件等を用いることができる。また、必要に応じて無機あるいは有機物のフィラーを添加しても良い。
(IV)接着性フィルムの製造
本発明の接着フィルムは、上述の連続的に生産された特定のポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けることにより得られる。その具体的な製造方法としては、基材フィルムとなるポリイミドフィルムに接着層を形成する方法、又は接着層をシート状に成形し、これを上記ポリイミドフィルムに貼り合わせる方法等が好適に例示される。このうち、前者の方法を採る場合、接着層に含有される熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を完全にイミド化してしまうと、有機溶媒への溶解性が低下する場合があることから、ポリイミドフィルム上に上記接着層を設けることが困難となる場合がある。従って、上記観点から、熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を含有する溶液を調製して、これを基材フィルムに塗布し、次いでイミド化する手順を採った方がより好ましい。
ポリアミド酸溶液をポリイミドフィルムに流延、塗布する方法については特に限定されず、ダイコーター、リバースコーター、ブレードコーター等、既存の方法を使用することができる。接着層は連続的に形成する場合に、本発明の効果が顕著となる。すなわち、上述のようにして得られたポリイミドフィルムを巻き取り、これを繰り出して、熱可塑性ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を含む溶液を、連続的に塗布する方法である。また、前記ポリアミド酸溶液には、用途に応じて、例えば、フィラーのような他の材料を含んでもよい。また耐熱性接着フィルム各層の厚み構成については、用途に応じた総厚みになるように適宜調整すれば良い。また、必要に応じて、接着層を設ける前にコロナ処理、プラズマ処理、カップリング処理等の各種表面処理をコアフィルム表面に施しても良い。
この時のイミド化の方法としては、熱キュア法若しくはケミカルキュア法のどちらも用いることができる。いずれのイミド化手順を採る場合も、イミド化を効率良く進めるために加熱を行うが、その時の温度は、(熱可塑性ポリイミドのガラス転移温度−100℃)〜(ガラス転移温度+200℃)の範囲内に設定することが好ましく、(熱可塑性ポリイミドのガラス転移温度−50℃)〜(ガラス転移温度+150℃)の範囲内に設定することがより好ましい。熱キュアの温度は高い方がイミド化が起こりやすいため、キュア速度を速くすることができ、生産性の面で好ましい。但し、高すぎると熱可塑性ポリイミドが熱分解を起こすことがある。一方、熱キュアの温度が低すぎると、ケミカルキュアでもイミド化が進みにくく、キュア工程に要する時間が長くなってしまう。
イミド化時間に関しては、実質的にイミド化および乾燥が完結するに十分な時間を取ればよく、一義的に限定されるものではないが、一般的には1〜600秒程度の範囲で適宜設定される。また、接着層の熔融流動性を改善する目的で、意図的にイミド化率を低くする及び/又は溶媒を残留させることもできる。
イミド化する際にかける張力としては、MD方向に対して、フィルム厚みが25μmの場合、1kg/m〜15kg/mの範囲内とすることが好ましく、5kg/m〜10kg/mの範囲内とすることが特に好ましい。フィルム厚みが変更される場合は、それにあわせて適宜変更すればよい。張力が上記範囲より小さい場合、フィルム搬送時にたるみが生じ、均一に巻き取れない等の問題が生じることがある。逆に上記範囲よりも大きい場合、接着フィルムに強い張力がかかった状態で高温まで加熱されるため、コアフィルムをMD配向させていたとしても接着フィルムに熱応力が発生し、寸法変化に影響を与えることがある。
FPCの耐熱性や、耐屈曲性の観点から、接着層の厚みは、0.5μm以上、10μm以下が好ましい。接着層の厚みは小さいほど、コアフィルムの線膨張係数の影響が大きくなる傾向にある。
好ましい接着層の厚みバラツキは、所望の厚みをTとしたとき、
0.7T>T>1.3T
となっていることが好ましい。接着層の厚みは、接着フィルム全体に影響を与えるからである。
本発明に係るフレキシブル金属張積層板は、上記接着フィルムに金属箔を貼り合わせることにより得られる。使用する金属箔としては特に限定されるものではないが、電子機器・電気機器用途に本発明のフレキシブル金属張積層板を用いる場合には、例えば、銅若しくは銅合金、ステンレス鋼若しくはその合金、ニッケル若しくはニッケル合金(42合金も含む)、アルミニウム若しくはアルミニウム合金からなる箔を挙げることができる。一般的なフレキシブル金属張積層板では、圧延銅箔、電解銅箔といった銅箔が多用されるが、本発明においても好ましく用いることができる。なお、これらの金属箔の表面には、防錆層や耐熱層あるいは接着性を向上させる為にカップリング剤処理等を実施しても良い。本発明において、上記金属箔の厚みについては特に限定されるものではなく、その用途に応じて、十分な機能が発揮できる厚みであればよい。
また、この保護材料は必ずしも1層である必要はなく、異なる特性を有する2層以上の多層構造でも良い。
1)ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムであって、該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルム。
2)ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムであって、該接着フィルムは、連続的に生産されるとともに、全幅において、該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルム。
3)前記接着フィルムの幅が250mm以上の長尺フィルムであることを特徴とする2)記載の接着フィルム。
4)金属箔とともに、一対以上の金属ロールにより加熱および加圧して連続的に張り合わせられる2)または3)記載の接着フィルム。
5)1)〜4)のいずれか一項に記載の接着フィルムに金属箔を貼り合わせて得られることを特徴とする、フレキシブル金属張積層板。
6)2)または3)記載の接着フィルムと金属箔とを加熱および加圧しながら連続的に張り合わせることを特徴とするフレキシブル金属張層板の製造方法。
ガラス転移温度は、セイコーインスツルメンツ社製 DMS200により、昇温速度3℃/分にて、室温から400℃までの温度範囲で測定し、貯蔵弾性率の変曲点をガラス転移温度とした。
接着フィルムの線膨張係数は、セイコーインスツルメント社製熱機械的分析装置、商品名:TMA(Thermomechanical Analyzer)120Cにより、窒素気流下、昇温速度10℃/分にて、10℃から400℃までの温度範囲で測定した後室温まで冷却し、窒素気流下、昇温速度10℃/分にて、10℃から400℃までの温度範囲で測定した後、100〜200℃の範囲内の平均値を求めた。なお、測定はコアフィルムのMD方向及びTD方向に対して行った。
JIS C6481 5.16に基づいて、フレキシブル積層板に4つの穴を形成し、各穴のそれぞれの距離を測定した。次に、エッチング工程を実施してフレキシブル積層板から金属箔を除去した後に、20℃、60%RHの恒温室に24時間放置した。その後、エッチング工程前と同様に、上記4つの穴について、それぞれの距離を測定した。金属箔除去前における各穴の距離の測定値をD1とし、金属箔除去後における各穴の距離の測定値をD2として、次式によりエッチング前後の寸法変化率を求めた。
寸法変化率(%)={(D2−D1)/D1}×100
続いて、エッチング後の測定サンプルを250℃で30分加熱した後、20℃、60%RHの恒温室に24時間放置した。その後、上記4つの穴について、それぞれの距離を測定した。加熱後における各穴の距離の測定値をD3として、次式により加熱前後の寸法変化率を求めた。
寸法変化率(%)={(D3−D2)/D2}×100
なお、上記寸法変化率は、MD方向及びTD方向の双方について測定した。
寸法変化の測定部位は図3に示す。
(合成例1;ポリイミドフィルムの作製)
ピロメリット酸二無水物/4,4’-オキシジアニリン/パラフェニレンジアミンを、それぞれモル比1/0.75/0.25の比率で、N,N’-ジメチルアセトアミド溶媒下、固形分が18%になるように重合した。
(合成例2;ポリイミドフィルムの作製)
フィルムのロール・トゥー・ロールでの張力を制御しながら熱風・遠赤炉にて加熱・張力処理条件を表1のように変更した以外は合成例1と同様に実施した。
ピロメリット酸二無水物/p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)/4,4’-ジアミノジフェニルエーテル/パラフェニレンジアミンを、それぞれモル比1/1/1/1の比率で、N,N’-ジメチルアセトアミド溶媒下、固形分が18%になるように重合した。
この重合溶液を約0℃に冷却した上で、約0℃に冷却したポリアミド酸有機溶媒溶液のアミド酸1モルに対して2.1モル%の無水酢酸及び1.1モル%のイソキノリンを添加し、充分に攪拌した後、約5℃に保ったダイより押し出して、エンドレスベルト上に流延塗布し、加熱・乾燥し残存成分割合60%のゲルフィルムを得た。
ピロメリット酸二無水物/p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)/4,4’-ジアミノジフェニルエーテル/パラフェニレンジアミンを、それぞれモル比1/1/1/1の比率で、N,N’-ジメチルアセトアミド溶媒下、固形分が18%になるように重合した。
この重合溶液を約0℃に冷却した上で、約0℃に冷却したポリアミド酸有機溶媒溶液のアミド酸1モルに対して2.1モル%の無水酢酸及び1.1モル%のイソキノリンを添加し、充分に攪拌した後、約5℃に保ったダイより押し出して、エンドレスベルト上に流延塗布し、加熱・乾燥し残存成分割合60%のゲルフィルムを得た。
加熱炉(1〜3炉)、遠赤炉、徐冷炉の雰囲気温度並びに滞留時間、拡縮率は表4に示す通りである。TD方向に実質的に無張力となるように固定されるように両端固定端距離を縮める工程は、炉内にフィルムが挿入される前に終了させ、両端固定端距離を拡張する工程は3炉にて行った。表中IR炉は遠赤炉を表す。
(合成例5;ポリイミドフィルムの作製)
ピロメリット酸二無水物/4,4’-オキシジアニリン/パラフェニレンジアミンを、それぞれモル比1/0.75/0.25の比率で、N,N’-ジメチルアセトアミド溶媒下、固形分が18%になるように重合した。
この重合溶液を約0℃に冷却した上で、約0℃に冷却したポリアミド酸有機溶媒溶液のアミック酸1モルに対して2.0モル%の無水酢酸及び0.5モル%のイソキノリンを添加し、充分に攪拌した後、ダイより押し出して、乾燥・焼成後に25μmになるようにエンドレスベルト上に流延・塗布した。エンドレスベルト上で加熱し、揮発成分重量が30重量%であるゲルフィルムを得た。このゲルフィルムを引き剥がし、続いてシートの両端を連続的にシートを搬送するピンシートに固定した状態で熱風炉に搬送し、250℃で20秒加熱した後、引き続き350℃、400℃の熱風炉に搬送して20秒ずつ加熱を行った。その後、輻射熱線として遠赤外線を用い遠赤外線ヒーター炉を用いて、530℃で20秒間加熱を行い、遠赤外線ヒーター炉から搬出したところでピンからフィルムを引き剥がし、巻取って約1m幅の25μm端部固定フィルム(長尺品)を得た。
拡縮率、加熱条件を表4のように変更した他は、合成例4と同様にしてフィルムを得た。
容量2000mlのガラス製フラスコにDMFを780g、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン(以下、BAPP)を115.6g加え、窒素雰囲気下で攪拌しながら、BPDAを78.7g徐々に添加した。続いて、エチレングリコールビストリメリット酸二無水物(以下、TMEG)を3.8g添加し、氷浴下で30分間撹拌した。2.0gのTMEGを20gのDMFに溶解させた溶液を別途調製し、これを上記反応溶液に、粘度に注意しながら徐々に添加、撹拌を行った。粘度が3000poiseに達したところで添加、撹拌をやめ、ポリアミド酸溶液を得た。
尚、熱可塑性ポリイミドのガラス転移温度は次ぎのようにして求めた。得られたポリアミド酸溶液を25μmPETフィルム(セラピールHP,東洋メタライジング社製)上に最終厚みが20μmとなるように流延し、120℃で5分間乾燥を行った。乾燥後の自己支持性フィルムをPETから剥離した後、金属製のピン枠に固定し、150℃で5分間、200℃で5分間、250℃で5分間、350℃で5分間乾燥を行った。得られた単層シートのガラス転移温度を測定したところ、240℃であった。
(実施例1)
合成例7で得られたポリアミド酸溶液を固形分濃度10重量%になるまでDMFで希釈した後、合成例1で得られたポリイミドフィルム(フィルム巾1000mm)の両面に、熱可塑性ポリイミド層(接着層)の最終片面厚みが4μmとなるようにポリアミド酸を塗布した後、140℃で1分間加熱を行った。続いて、張力5kg/mにて雰囲気温度390℃の遠赤外線ヒーター炉の中を20秒間通して加熱イミド化を行い接着フィルムを得た。得られた接着フィルムの両側に18μm圧延銅箔(BHY−22B−T,ジャパンエナジー社製)を、さらに銅箔の両側に保護材料(アピカル125NPI;鐘淵化学工業株式会社製)を用いて、ポリイミドフィルムの張力0.4N/cm、ラミネート温度360℃、ラミネート圧力196N/cm(20kgf/cm)、ラミネート速度1.5m/分の条件で連続的に熱ラミネートを行い、本発明にかかるフレキシブル金属張積層板を作製した。
合成例1で得られたポリイミドフィルムの代わりに、合成例2で得られたポリイミドフィルムを用いる以外は、実施例1と同様の操作を行い、接着フィルム並びにフレキシブル金属張積層板を作製した。
(実施例3)
合成例7で得られたポリアミド酸溶液を固形分濃度10重量%になるまでDMFで希釈した後、合成例3で得られたポリイミドフィルム(フィルム巾1000mm)の両面に、熱可塑性ポリイミド層(接着層)の最終片面厚みが4μmとなるようにポリアミド酸を塗布した後、140℃で1分間加熱を行った。続いて、張力5kg/mにて雰囲気温度390℃の遠赤外線ヒーター炉の中を20秒間通して加熱イミド化を行い接着フィルムを得た。得られた接着フィルムの両側に18μm圧延銅箔(BHY−22B−T,ジャパンエナジー社製)を、さらに銅箔の両側に保護材料(アピカル125NPI;鐘淵化学工業株式会社製)を用いて、ポリイミドフィルムの張力0.4N/cm、ラミネート温度360℃、ラミネート圧力196N/cm(20kgf/cm)、ラミネート速度1.5m/分の条件で連続的に熱ラミネートを行い、本発明にかかるフレキシブル金属張積層板を作製した。
合成例3で得られたポリイミドフィルムの代わりに、合成例4で得られたポリイミドフィルムを用いる以外は、実施例3と同様の操作を行い、接着フィルム並びにフレキシブル金属張積層板を作製した。
合成例1で得られたポリイミドフィルムの代わりに、合成例5で得られたポリイミドフィルムを用いる以外は、実施例1と同様の操作を行い、接着フィルム並びにフレキシブル金属張積層板を作製した。
合成例1で得られたポリイミドフィルムの代わりに、合成例6で得られたポリイミドフィルムを用いる以外は、実施例3と同様の操作を行い、接着フィルム並びにフレキシブル金属張積層板を作製した。
Claims (6)
- ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムの製造方法であって、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送するか、または、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程と、上記工程の後、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程とを含み、
該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルムの製造方法。 - ポリイミドフィルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリイミドを含有する接着層を設けた接着フィルムの製造方法であって、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送する工程を含むか、または、
ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程と、上記工程の後、フィルムの両端固定を解除した状態で加熱する工程とを含み、
該接着フィルムは、連続的に生産されるとともに、全幅において、該接着フィルムの線膨張係数が
1.0>(MD方向の線膨張係数)/(TD方向の線膨張係数)>0.1
(線膨張係数は、100〜200℃における値である)
を満足することを特徴とする、接着フィルムの製造方法。 - 前記接着フィルムの幅が250mm以上の長尺フィルムであることを特徴とする請求項2に記載の接着フィルムの製造方法。
- ゲルフィルムの両端を固定しながら加熱炉内を搬送する工程を含み、上記工程の少なくとも一部において、フィルムの幅方向の張力が実質的に無張力となるようにフィルムを固定して搬送し、
上記工程は、フィルムを固定して搬送した後、加熱炉内でフィルムをTD方向に引き延ばす工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着フィルムの製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着フィルムの製造方法によって、接着フィルムを得た後、上記接着フィルムに金属箔を貼り合わせることを特徴とする、フレキシブル金属張積層板の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着フィルムの製造方法によって、接着フィルムを得た後、上記接着フィルムに金属箔を貼り合わせ、
上記接着フィルムを金属箔とともに、一対以上の金属ロールにより加熱および加圧して連続的に張り合わせることを特徴とする、フレキシブル金属張積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013171722A JP5758456B2 (ja) | 2004-05-13 | 2013-08-21 | 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004144107 | 2004-05-13 | ||
| JP2004144107 | 2004-05-13 | ||
| JP2013171722A JP5758456B2 (ja) | 2004-05-13 | 2013-08-21 | 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005141613A Division JP2005350668A (ja) | 2004-05-13 | 2005-05-13 | 接着フィルムおよびフレキシブル金属張積層板並びにそれらの製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013249480A true JP2013249480A (ja) | 2013-12-12 |
| JP2013249480A5 JP2013249480A5 (ja) | 2014-07-10 |
| JP5758456B2 JP5758456B2 (ja) | 2015-08-05 |
Family
ID=38045500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013171722A Expired - Lifetime JP5758456B2 (ja) | 2004-05-13 | 2013-08-21 | 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5758456B2 (ja) |
| CN (1) | CN1946823A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018070476A1 (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 株式会社カネカ | グラファイトフィルムの製造方法 |
| CN115103753A (zh) * | 2019-11-18 | 2022-09-23 | 贺利氏特种光源有限责任公司 | 用于处理多层缓冲产品的系统和用于使多层缓冲产品膨胀的系统的操作方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110933846B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-01-05 | 盐城维信电子有限公司 | 一种卷料柔性线路板背靠背制程制作方法 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241024A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 加熱収縮性の改良されたポリイミドフイルム |
| JPH1077353A (ja) * | 1995-10-03 | 1998-03-24 | Ube Ind Ltd | 芳香族ポリイミドフィルム及び銅箔積層フィルム |
| JP2000174154A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 多層ボンディングシートの平均線膨張係数の算出方法、その算出システムおよび多層ボンディングシートの製造方法ならびに多層ボンディングシート |
| JP2002179821A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-06-26 | Ube Ind Ltd | 線膨張係数を制御したポリイミドフィルム及び積層体 |
| JP2003174247A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-06-20 | Ube Ind Ltd | カバーレイフィルムおよび該フィルムを用いた回路基板 |
| JP2003206353A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-22 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリイミドフィルム、およびこれを基材とした金属配線板 |
| JP2004068002A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-03-04 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリイミド混交フィルムの製造方法およびこれを基材とした金属配線回路板 |
-
2005
- 2005-04-26 CN CN 200580013179 patent/CN1946823A/zh active Pending
-
2013
- 2013-08-21 JP JP2013171722A patent/JP5758456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241024A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 加熱収縮性の改良されたポリイミドフイルム |
| JPH1077353A (ja) * | 1995-10-03 | 1998-03-24 | Ube Ind Ltd | 芳香族ポリイミドフィルム及び銅箔積層フィルム |
| JP2000174154A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 多層ボンディングシートの平均線膨張係数の算出方法、その算出システムおよび多層ボンディングシートの製造方法ならびに多層ボンディングシート |
| JP2002179821A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-06-26 | Ube Ind Ltd | 線膨張係数を制御したポリイミドフィルム及び積層体 |
| JP2003174247A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-06-20 | Ube Ind Ltd | カバーレイフィルムおよび該フィルムを用いた回路基板 |
| JP2003206353A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-22 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリイミドフィルム、およびこれを基材とした金属配線板 |
| JP2004068002A (ja) * | 2002-06-13 | 2004-03-04 | Du Pont Toray Co Ltd | ポリイミド混交フィルムの製造方法およびこれを基材とした金属配線回路板 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018070476A1 (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 株式会社カネカ | グラファイトフィルムの製造方法 |
| JPWO2018070476A1 (ja) * | 2016-10-14 | 2019-06-27 | 株式会社カネカ | グラファイトフィルムの製造方法 |
| CN115103753A (zh) * | 2019-11-18 | 2022-09-23 | 贺利氏特种光源有限责任公司 | 用于处理多层缓冲产品的系统和用于使多层缓冲产品膨胀的系统的操作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1946823A (zh) | 2007-04-11 |
| JP5758456B2 (ja) | 2015-08-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5613300B2 (ja) | 新規なポリイミドフィルム並びにそれを用いて得られる接着フィルム、フレキシブル金属張積層板 | |
| JP5427865B2 (ja) | 分子配向が制御された有機絶縁性フィルムおよびそれを用いた接着フィルム、フレキシブル金属張積層板、多層フレキシブル金属張積層板、カバーレイフィルム、tab用テープ、cof用ベーステープ | |
| JP5069847B2 (ja) | 新規なポリイミドフィルム並びにそれを用いて得られる接着フィルム、フレキシブル金属張積層板 | |
| JPWO2006115258A1 (ja) | 新規なポリイミドフィルムおよびその利用 | |
| US7871698B2 (en) | Adhesive film, flexible metal-clad laminate, and processes for producing these | |
| JP5069846B2 (ja) | 新規なポリイミドフィルム並びにそれを用いて得られる接着フィルム、フレキシブル金属張積層板 | |
| JP5750424B2 (ja) | 等方的な接着フィルムおよびその製造方法、接着フィルムを用いたフレキシブル金属積層板 | |
| JP5758456B2 (ja) | 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 | |
| JP4509032B2 (ja) | 寸法安定性を向上させたフレキシブル金属張積層板の製造方法 | |
| JP5620093B2 (ja) | 寸法安定性を向上させたフレキシブル金属張積層板の製造方法ならびにそれにより得られるフレキシブル金属張積層板 | |
| JP2005199481A (ja) | 接着フィルムならびにそれから得られる寸法安定性を向上させたフレキシブル金属張積層板 | |
| JP2006052389A (ja) | 接着フィルムおよびフレキシブル金属張積層板並びにそれらの製造方法 | |
| JP2005350668A (ja) | 接着フィルムおよびフレキシブル金属張積層板並びにそれらの製造方法 | |
| JP2007091947A (ja) | 等方的な接着フィルムおよびその製造方法、接着フィルムを用いたフレキシブル金属積層板。 | |
| JP5758457B2 (ja) | 接着フィルムの製造方法およびフレキシブル金属張積層板の製造方法 | |
| JP4663976B2 (ja) | 寸法安定性を向上させたフレキシブル金属張積層板の製造方法 | |
| JP5592463B2 (ja) | 等方的な接着フィルムおよびその製造方法、接着フィルムを用いたフレキシブル金属積層板 | |
| JP5918822B2 (ja) | 寸法安定性を向上させたフレキシブル金属張積層板の製造方法ならびにそれにより得られるフレキシブル金属張積層板 | |
| JP2006027067A (ja) | 接着フィルムおよびフレキシブル金属張積層板並びにそれらの製造方法 | |
| JP2005324403A (ja) | 接着フィルムおよびフレキシブル金属張積層板並びにそれらの製造方法 | |
| JPWO2006082828A1 (ja) | 等方性接着フィルム及びフレキシブル金属張積層体 | |
| JP2005335102A (ja) | 寸法安定性を向上させた接着性接合部材及びそれからなるフレキシブル金属張積層板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140527 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140805 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141006 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150507 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150603 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5758456 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |