JP2013249034A - シェード装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で、シェードの引出収納動作を遠隔操作によって行うこと。
【解決手段】シェード装置10は、車両のウインドウ12を遮蔽する装置である。ウインドウ12を遮蔽可能なシェード20と、シェード20を引出収納可能に巻き取る巻取装置30と、シェード20の引出側端部に取り付けられた長尺形状の引出部材40と、引出部材40に取り付けられ、シェード20の引出状態における引出部材40の位置より引出側の領域で操作可能なワイヤー45と、ワイヤー45を少なくともシェード20が引き出された状態で固定可能なワイヤー固定部50とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】シェード装置10は、車両のウインドウ12を遮蔽する装置である。ウインドウ12を遮蔽可能なシェード20と、シェード20を引出収納可能に巻き取る巻取装置30と、シェード20の引出側端部に取り付けられた長尺形状の引出部材40と、引出部材40に取り付けられ、シェード20の引出状態における引出部材40の位置より引出側の領域で操作可能なワイヤー45と、ワイヤー45を少なくともシェード20が引き出された状態で固定可能なワイヤー固定部50とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車等の車両に搭載されるシェード装置に関する。
特許文献1には、自動車の窓ガラスを遮蔽する装置において、電動機を用いない簡易な構成でロールブラインドを遠隔操作によって収納する技術が開示されている。より具体的には、特許文献1に記載の装置は、自動車のリアウインドウを遮蔽可能なロールブラインドと、ロールブラインドを巻き取る巻取シャフトと、ロールブラインドを引出状態に維持可能なロック機構と、伝達部を通じてロック機構のロックを解除可能な操作部とを備えている。そして、この装置は、運転席の近くに配設した操作部を操作して、リアウインドウを遮蔽する引出状態のロールブラインドを遠隔操作によって収納できるように構成されている。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、引出状態のシェード(ロールブラインド)を遠隔操作によって収納することはできるものの、収納状態のシェードを遠隔操作によって引き出すことはできない。
そこで、本発明は、簡易な構成で、シェードの引出収納動作を遠隔操作によって行うことを目的とする。
第1の態様は、車両のウインドウを遮蔽するシェード装置であって、前記ウインドウを遮蔽可能なシェードと、前記シェードを引出収納可能に巻き取る巻取装置と、前記シェードの引出側端部に取り付けられた長尺形状の引出部材と、前記引出部材に取り付けられ、前記シェードの引出状態における前記引出部材の位置より引出側の領域で操作可能なワイヤーと、前記ワイヤーを少なくとも前記シェードが引き出された状態で固定可能なワイヤー固定部とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤー固定部は、前記ワイヤーのうちの前記引出部材とは反対側の端部が外周部に固定されたドラムと、前記ドラムを周方向一方側に向けて回転操作可能な巻取操作部と、前記ドラムに対して同軸上に且つ相対回転不能に固定された歯車と、前記歯車に対して前記周方向他方側から係止可能な係止姿勢と歯車に対して非係止の非係止姿勢との間で姿勢変更可能なロック爪部と、前記ロック爪部を係止姿勢に向けて付勢するロック付勢部とを含むラチェット機構部とを含む。
第3の態様は、第1の態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤー固定部は、前記ワイヤーを引っ掛けて又は巻き付けて固定可能な形状に形成されている。
第4の態様は、第1から第3のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤーは、前記引出部材の長手方向中間部に取り付けられている。
第5の態様は、第1から第3のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤーは、長手方向中途部で二股になった形状に形成され、二股部分の各端部が前記引出部材の長手方向両端部に取り付けられている。
第6の態様は、第1から第5のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤー固定部は、前記車両の前後方向において、1列目の座席と2列目の座席との間の位置に配設可能に構成されている。
第7の態様は、第1から第6のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記ワイヤー固定部は、前記車両の幅方向における運転席と助手席との間の位置に配設可能に構成されている。
第1の態様に係るシェード装置によると、シェードの引出側端部に取り付けられた引出部材に取り付けられたワイヤーを操作することにより、シェードを巻取装置に対して引出収納することができる。また、シェードが引き出された状態で、ワイヤー固定部に対してワイヤーを固定することにより、シェードを引き出した状態を維持することができる。これにより、電動機を用いない簡易な構成で、シェードの引出収納動作を遠隔操作によって行うことができる。
第2の態様に係るシェード装置によると、巻取操作部によってワイヤーの端部が固定されたドラム及びラチェット機構部の歯車を周方向一方側に向けて回転操作することにより、ドラムでワイヤーを巻き取ってシェードを引き出すことができる。そして、ドラムに対して同軸上に且つ相対回転可能に固定された歯車がドラムの回転に伴って回転すると、ロック付勢部により係止姿勢に向けて付勢されたロック爪部が歯車に対して周方向他方側から係止することにより、ワイヤーを介してシェードを引き出した状態に維持することができる。また、ロック爪部を非係止姿勢に姿勢変更させることにより、巻取装置の巻取力によってシェードが収納される。このように、より簡易な操作によりワイヤーを固定、固定解除することができる。
第3の態様に係るシェード装置によると、ワイヤーを引っ掛けて又は巻き付けて固定可能な形状に形成されたワイヤー固定部を採用しているため、より簡易な構成でワイヤーを固定することができる。
第4の態様に係るシェード装置によると、ワイヤーが引出部材の長手方向中間部に取り付けられているため、ワイヤーを操作することにより引出部材を安定して移動させることができ、シェードを安定して引出収納することができる。
第5の態様に係るシェード装置によると、ワイヤーが、長手方向中途部で二股になった形状に形成され、二股部分の各端部が引出部材の長手方向両端部に取り付けられているため、ワイヤーを操作することにより引出部材をより安定して移動させることができ、シェードを安定して引出収納することができる。
第6の態様に係るシェード装置によると、ワイヤー固定部が、車両の前後方向において、1列目の座席と2列目の座席との間の位置に配設可能に構成されているため、1列目の座席に座る乗員も2列目の座席に座る乗員もシェードの引出収納を遠隔操作によって行い易い。
第7の態様に係るシェード装置によると、ワイヤー固定部が、車両の幅方向における中間の位置に配設可能に構成されているため、座席のうちの車両の幅方向におけるいずれの座席に座る乗員もシェードの引出収納を遠隔操作によって行い易い。
以下、実施形態に係るシェード装置10について説明する(図1〜図4参照)。シェード装置10は、車両のウインドウ12を遮蔽するための装置である。
<ウインドウ>
説明の便宜上、シェード装置10を適用するウインドウ12について説明しておく。ここでは、ウインドウ12は、自動車における車室の後端に設けられるリアウインドウである。このウインドウ12は、上側に短辺を有すると共に下側に長辺を有する台形状に形成されているものとする(図3、図4参照)。もっとも、ウインドウ12は、リアウインドウ以外のウインドウであってもよいし、矩形状等の台形状以外の形状であってもよいことは言うまでもない。
説明の便宜上、シェード装置10を適用するウインドウ12について説明しておく。ここでは、ウインドウ12は、自動車における車室の後端に設けられるリアウインドウである。このウインドウ12は、上側に短辺を有すると共に下側に長辺を有する台形状に形成されているものとする(図3、図4参照)。もっとも、ウインドウ12は、リアウインドウ以外のウインドウであってもよいし、矩形状等の台形状以外の形状であってもよいことは言うまでもない。
ここでは、シェード装置10は、ウインドウ12の床側に配設される。より具体的には、ウインドウ12の床側には、リアパッケージトレイ、バックドアトリム等の合成樹脂により形成された内装部材14(ここではリアパッケージトレイ)が設けられている。また、この内装部材14には、内側から車室内に後述するシェード20を引き出すために、ウインドウ12の床側縁部に沿って形成されたスリット部15が形成されている(図3、図4参照)。そして、シェード装置10は、内装部材14の内側に配設され、スリット部15を通じてシェード20を引き出して該シェード20によりウインドウ12を遮蔽する。もっとも、シェード装置10は、内装部材14の他に、金属パネルの内側等に配設されてもよい。
スリット部15は、シェード20及び後述する引出部材40を通過可能な幅寸法及び長さ寸法に設定されている。ここでは、スリット部15の長さ寸法は、ウインドウ12の最大幅寸法と同じかそれより大きい寸法に設定されている。
<シェード装置>
本シェード装置10は、シェード20と、巻取装置30と、引出部材40と、ワイヤー45と、ワイヤー固定部50とを備える(図1、図2参照)。概略的には、シェード装置10は、巻取装置30に対して引出収納可能に巻き取られるシェード20を、該シェード20に取り付けられた引出部材40を移動操作することにより引き出してウインドウ12を遮蔽することが可能に構成されている。
本シェード装置10は、シェード20と、巻取装置30と、引出部材40と、ワイヤー45と、ワイヤー固定部50とを備える(図1、図2参照)。概略的には、シェード装置10は、巻取装置30に対して引出収納可能に巻き取られるシェード20を、該シェード20に取り付けられた引出部材40を移動操作することにより引き出してウインドウ12を遮蔽することが可能に構成されている。
ここでは、シェード20は、ウインドウ12に沿って床側から天井側に向けて引き出される。そして、シェード20が引出収納される方向を引出収納方向と称し、その向きを引出側、収納側と称する。
<シェード>
シェード20は、ウインドウ12を遮蔽する部材である。このシェード20は、布材、メッシュ状の布材、樹脂シート等を裁断、縫製等して、ウインドウ12を遮蔽可能な大きさ及び形状に形成されている(図4参照)。ここでは、シェード20は引出側端部に短辺を有すると共に収納側端部に長辺を有する台形状に形成されている。
シェード20は、ウインドウ12を遮蔽する部材である。このシェード20は、布材、メッシュ状の布材、樹脂シート等を裁断、縫製等して、ウインドウ12を遮蔽可能な大きさ及び形状に形成されている(図4参照)。ここでは、シェード20は引出側端部に短辺を有すると共に収納側端部に長辺を有する台形状に形成されている。
<巻取装置>
上記シェード20は、巻取装置30に取り付けられている(図5参照)。巻取装置30は、巻取シャフト32と、回転支持部34と、図示省略の巻取付勢部とを備えている。そして、巻取装置30は、シェード20を引出収納方向に沿って引出収納可能に巻き取るように構成されている。
上記シェード20は、巻取装置30に取り付けられている(図5参照)。巻取装置30は、巻取シャフト32と、回転支持部34と、図示省略の巻取付勢部とを備えている。そして、巻取装置30は、シェード20を引出収納方向に沿って引出収納可能に巻き取るように構成されている。
巻取シャフト32は、長尺円筒状に形成された部材であり、回転支持部34により、中心軸周りに相対回転可能に支持されている。この巻取シャフト32の外周面には、その軸方向に沿ってシェード20の収納側端部が固定されている。また、回転支持部34は、巻取シャフト32の両端部をそれぞれ中心軸周りに相対回転可能に支持する一対の支持片を有している。
また、巻取シャフト32は、巻取付勢部により、回転支持部34に対してシェード20の巻取方向に付勢されている。巻取付勢部は、例えばコイルバネであり、一端部が巻取シャフト32の内部に固定され、他端部が回転支持部34に固定されている。そして、シェード20は、巻取付勢部による巻取力より大きい引出力が作用しない状態で当該巻取力により巻取シャフト32に巻き取られ、巻取力より大きい引出力が作用すると巻取シャフト32から引き出される。
また、ここでは、巻取装置30は、固定基部70により車両に固定されている(図1、図2参照)。より具体的には、回転支持部34が固定基部70に固定され、固定基部70が車両の金属パネル、フレーム又は内装部材等に固定されている。この固定基部70は、金属板を打抜きプレス等して形成された部材を組み合わせて形成されてもよいし、合成樹脂材料を射出成型又は押出成形等して形成された部材を組み合わせて形成されてもよい。
<引出部材>
シェード20には、引出側端部に沿って長尺形状の引出部材40が取り付けられている。この引出部材40は、本体部42と、ワイヤー取付部44とを含んでいる。
シェード20には、引出側端部に沿って長尺形状の引出部材40が取り付けられている。この引出部材40は、本体部42と、ワイヤー取付部44とを含んでいる。
本体部42は、シェード20の引出側端部に取り付けられる部分であり、長尺棒状に形成された部分である。この本体部42は、シェード20の引出側端部と同じかそれより大きい長手寸法に設定されている。
ワイヤー取付部44は、後述するワイヤー45が取り付けられる部分である。このワイヤー取付部44は、本体部42の長手方向中途部から、該長手方向に直交する向き(ここでは引出側)に突出する形状に形成されている(図3、図4参照)。引出部材40の移動操作時における姿勢の安定性の観点から言うと、ワイヤー取付部44は、(引出部材40)本体部42の中間部に設けられていることが好ましい。また、ワイヤー取付部44には、ワイヤー45を通すための貫通孔部が形成されている(図1、図2参照)。
そして、この引出部材40を引出収納方向に沿って移動操作することにより、シェード20を巻取装置30に対して引出、収納することができる。シェード20が巻き取られて内装部材14内に退避した状態を収納状態(図1参照)、シェード20が引き出されてウインドウ12を遮蔽した状態を引出状態と称する(図2参照)。
上述した固定基部70は、シェード20の収納状態において、後述する引出部材40を支持可能に形成されている。例えば、固定基部70は、引出部材40に対して凹凸嵌合可能な形状に形成された嵌合支持部72と、引出部材40を載置状に支持可能な載置支持部74とを備える構成を採用できる。なお、引出部材40自体も、嵌合支持部72に対して凹凸嵌合可能な凹凸部分を有しているとよい。
<ワイヤー>
ワイヤー45は、引出部材40をシェード20の引出側へ移動操作するための部分である。このワイヤー45は、引出部材40に取り付けられている。ここでは、ワイヤー45は、一端部が引出部材40の長手方向中間部に取り付けられている。より具体的には、ワイヤー45の一端部は、ワイヤー取付部44に対して、貫通孔部に通す形態で固定されている。
ワイヤー45は、引出部材40をシェード20の引出側へ移動操作するための部分である。このワイヤー45は、引出部材40に取り付けられている。ここでは、ワイヤー45は、一端部が引出部材40の長手方向中間部に取り付けられている。より具体的には、ワイヤー45の一端部は、ワイヤー取付部44に対して、貫通孔部に通す形態で固定されている。
また、ワイヤー45は、シェード20の引出状態における引出部材40の位置より引出側の領域で操作可能に設けられている。より具体的には、ワイヤー45は、自動車の後方から前方に向けて配索されている。そして、ワイヤー45は、天井の内装部材であるルーフライナー16の内側を通して配索され、他端部が引っ張られることにより引出部材40の移動操作を行う。ここでは、ワイヤー45は、1列目の座席と2列目の座席との間で天井に配設されるルームランプ等が設けられるルーフコンソール18に向けて配索されている。例えば、ワイヤー45は、図1、図2に示すように、ルーフライナー16の内側に1つ又は複数(ここでは1つ)の経路規制部17により経路規制されて配索されているとよい。経路規制部17は、例えば、車両の前後方向に沿った溝状又は孔状に形成されているとよい。好ましくは、経路規制部17は、ウインドウ12側からルーフライナー16内へ侵入する箇所において設けられているとよい。
このワイヤー45は、金属線(複数の金属線を寄り合わせたものを含む)、金属線を合成樹脂コーティングした或いは合成樹脂チューブで覆った線材、合成樹脂線等を採用するとよい。少なくとも、ワイヤー45は、引出部材40を、巻取装置30の巻取力に逆らって引出側に移動操作可能な程度の引張強度を有していることが好ましい。
<ワイヤー固定部>
ワイヤー固定部50は、引出部材40を引出側に移動操作した際に、前方側に引き出されるワイヤー45を引き出した状態に維持して、シェード20の引出状態を維持するための部分である。すなわち、ワイヤー固定部50は、少なくともシェード20が引き出された状態でワイヤー45を固定可能に構成されている。
ワイヤー固定部50は、引出部材40を引出側に移動操作した際に、前方側に引き出されるワイヤー45を引き出した状態に維持して、シェード20の引出状態を維持するための部分である。すなわち、ワイヤー固定部50は、少なくともシェード20が引き出された状態でワイヤー45を固定可能に構成されている。
このワイヤー固定部50は、車両のうち、シェード20の引出収納動作に伴う引出部材40の移動領域外に配設されている。より具体的には、ワイヤー固定部50は、車両の前後方向において、1列目の座席92と2列目の座席94との間の位置に配設されている(図1、図2参照)。また、ワイヤー固定部50は、車両の幅方向における運転席921と助手席922との間(好ましくは幅方向中間)の位置に配設されている(図6参照)。ここでは、1列目の座席92と2列目の座席94との間のルーフコンソール18内に配設されている。
ワイヤー固定部50は、ドラム52と、巻付軸部54と、巻取操作部56と、ラチェット機構部62と、ロック解除操作部66とを備えている(図7〜図9参照)。概略的には、ワイヤー固定部50は、ワイヤー45を巻き取り可能なドラム52を巻取操作部56により回転させることによりワイヤー45を引き出し、ラチェット機構部62によりワイヤー45の巻取状態をロックするように構成されている。また、ワイヤー固定部50は、ロック解除操作部66により、ラチェット機構部62によるワイヤー45の巻取状態のロックを解除するように構成されている。
ドラム52は、ワイヤー45の他端部側部分を巻き取る円柱状又は円筒状に形成された部分である。このドラム52の外周部には、ワイヤー45のうちの引出部材40とは反対側の端部(他端部)が固定されている。より具体的には、ドラム52は、中心軸が車両の幅方向に沿う姿勢で中心軸周りに回転可能に支持されている。もっとも、ドラム52は、外周部に周方向に沿った溝部が形成された形状であってもよい。
巻付軸部54は、巻取操作部56が取り付けられる部分である。より具体的には、巻付軸部54は、柱状又は筒状(ここでは円柱状又は円筒状)に形成され、ドラム52に対して中心軸を同軸にする姿勢で相対回転不能に固定されている。この巻付軸部54は、外周部の直径がドラム52の外周部の直径より小さく設定されている。もっとも、巻付軸部54は、ドラム52より小さい直径に設定されている場合に限られず、両者の大小関係を変更することにより、巻取操作部56の操作力、その操作量(引き出される長さ)とワイヤー45の巻取量等を調整すればよい。
巻取操作部56は、ドラム52を周方向一方側に向けて(図7では右回りに)回転操作する部分である。この巻取操作部56は、紐状に形成されている。より具体的には、巻取操作部56は、一端部が巻付軸部54の外周部に固定されると共に、他端側の一部分を残して巻付軸部54の外周部に巻き付けられている。また、巻取操作部56は、他端部が車室内に引き出されている。すなわち、ルーフコンソール18には、巻取操作部56を車室内に挿通させる孔部が形成されているとよい(図示省略)。また、巻取操作部56の他端部には、引出操作用の取手部57が設けられているとよい。
そして、巻取操作部56(他端部)を車室内に引出操作することにより、巻付軸部54と共にドラム52が回転し、ドラム52によってワイヤー45が巻き取られる(図8参照)。これにより、引出部材40が引出側に向けて移動され、シェード20が引き出される。なお、上述したように巻付軸部54よりドラム52の方が直径を大きく設定されているため、巻取操作部56の引出操作量をなるべく小さくしてシェード20を引出操作することができる。また、巻取操作部56を引き出した際に、その他端側部分の車室内へのとび出し量をなるべく小さくすることができる。
ラチェット機構部62は、ドラム52がワイヤー45を巻き取った状態をロックする部分である。このラチェット機構部62は、歯車63と、ロック爪部64と、ロック付勢部65とを備えている。
歯車63は、ドラム52に対して同軸上に且つ相対回転不能に固定されている。より具体的には、歯車63は、巻付軸部54を回転軸として巻付軸部54に対して固定されている。すなわち、歯車63もドラム52と同様に、ルーフコンソール18内に車幅方向に沿った軸周りに回転可能に支持されている。この歯車63は、周方向他方側に係止面を有する鋸歯状に形成されている。すなわち、この歯車63は、周方向に略直交する係止面と、歯先から歯元まで周方向に対して鋭角に傾斜した傾斜面とを有する形状に設定されている。
ロック爪部64は、歯車63に対して係止して、ドラム52が周方向他方側に向けて(図7では左回りに)回転するのを規制する部分である。このロック爪部64は、係止姿勢と非係止姿勢との間で姿勢変更可能に配設されている。ここで、係止姿勢は、歯車63に対して周方向他方側から係止可能な姿勢であり、すなわち、ロック爪部64の先端部が歯車63の歯同士の間に進入する姿勢である。また、非係止姿勢は、歯車63に対して非係止の姿勢であり、すなわち、ロック爪部64の先端部が歯車63の歯同士の間の位置から退避した姿勢である。ここでは、ロック爪部64は、車幅方向に沿った軸周りに回転可能に支持されている。
ロック付勢部65は、ロック爪部64を係止姿勢に向けて付勢する部分である。すなわち、ロック付勢部65は、ロック爪部64の先端部を歯車に近接させる向きに付勢する形態で配設される。なお、ロック付勢部65は、ロック爪部64の先端側部分を付勢してもよいし、基端側部分を付勢してもよい。
そして、巻取操作部56を引出操作することにより巻付軸部54と共に歯車が回転すると、ロック爪部64がロック付勢部65の付勢力により歯車63の各歯を乗り越えるたびに非係止姿勢から係止姿勢に姿勢変更する(図8参照)。巻取操作部56に対する引出力を解除すると、巻取装置30の巻取力によりワイヤー45が引き戻されてドラム52に周方向他方側への回転力が作用し、歯車63の係止面が係止姿勢のロック爪部64の先端部に押し付けられる。これにより、巻取装置30の巻取力によるドラム52の周方向他方側への回転が規制され、シェード20が引き出し状態に維持される。より具体的には、歯車63のピッチごとにドラム52の回転姿勢を維持することができるため、シェード20を全部引き出した状態のみならず、部分的に引き出した状態にも維持することができる。
ロック解除操作部66は、ロック爪部64を係止姿勢から非係止姿勢に姿勢変更操作する部分である。このロック解除操作部66は、紐状に形成されている。より具体的には、ロック解除操作部66は、引出操作することにより、ロック爪部64を、先端部を歯車から離間させるように回転軸周りに回転させることが可能な形態で配設されている。ここでは、ロック解除操作部66は、一端部がロック爪部64の基端部に固定されている。また、ロック解除操作部66は、他端部が車室内に引き出されている。すなわち、ルーフコンソール18には、ロック解除操作部66を車室内に挿通させる孔部が形成されているとよい(図示省略)。また、ロック解除操作部66の他端部には、引出操作用の取手部67が設けられているとよい。
そして、ロック解除操作部66(他端部)を車室内に引出操作することにより、ロック爪部64が係止姿勢から非係止姿勢に姿勢変更し、ドラム52に対する周方向他方側への回転規制が解除される(図9参照)。これにより、巻取装置30の巻取力によってシェード20が巻き取られ、最終的に収納状態となる。なお、シェード20の巻取途中にロック解除操作部66に対する引出力が解除されると、ロック付勢部65の付勢力によりロック爪部64が係止姿勢に姿勢変更されてドラム52の周方向他方側への回転が規制される。すると、ワイヤー45の引き戻しが停止され、シェード20は部分的に引き出された状態に維持される。
上記実施形態に係るシェード装置10によると、シェード20の引出側端部に取り付けられた引出部材40に取り付けられたワイヤー45を操作することにより、シェード20を巻取装置30に対して引出収納することができる。また、シェード20が引き出された状態で、シェード20の引出収納動作に伴う引出部材40の移動領域外に配設されたワイヤー固定部50に対して、ワイヤー45を固定することにより、シェード20を引き出した状態を維持することができる。これにより、電動機を用いない簡易な構成で、シェード20の引出収納動作を遠隔操作によって行うことができる。
また、巻取操作部56によってワイヤー45の端部が固定されたドラム52及びラチェット機構部62の歯車63を周方向一方側に向けて回転操作することにより、ドラム52でワイヤー45を巻き取ってシェード20を引き出すことができる。そして、ドラム52に対して同軸上に且つ相対回転可能に固定された歯車63がドラム52の回転に伴って回転すると、ロック付勢部65により係止姿勢に向けて付勢されたロック爪部64が歯車63に対して周方向他方側から係止することにより、ワイヤー45を介してシェード20を引き出した状態に維持することができる。また、ロック解除操作部66によってロック爪部64を非係止姿勢に姿勢変更させることにより、巻取装置30の巻取力によってシェード20が収納される。このように、より簡易な操作によりワイヤー45を固定、固定解除することができる。
また、ワイヤー45が引出部材40の長手方向中間部に取り付けられているため、ワイヤー45を操作することにより引出部材40を安定して移動させることができ、シェード20を安定して引出収納することができる。
また、ワイヤー固定部50が、車両の前後方向において、1列目の座席92と2列目の座席94との間の位置に配設されているため、1列目の座席92に座る乗員も2列目の座席94に座る乗員もシェード20の引出収納を遠隔操作によって行い易い。
また、ワイヤー固定部50が、車両の幅方向における運転席921と助手席922との間の位置に配設されているため、座席のうちの車両の幅方向におけるいずれの座席に座る乗員もシェード20の引出収納を遠隔操作によって行い易い。
これまで、ワイヤー45が引出部材40の長手方向中間部に取り付けられる例で説明してきたが、これに限られるものではない。例えば、図10に示すワイヤー145のように、長手方向中途部で二股になった形状に形成され、二股部分46の各端部が引出部材140の長手方向両端部に取り付けられていてもよい。図10に示す引出部材140は、本体部42の長手方向両端部に、ワイヤー145を取り付け可能なワイヤー取付部144を有している。ここで、各二股部分46の長さ寸法は、同一に設定されていることが好ましい。すなわち、ワイヤー145における二股部分46の合流部分を引出部材140の長手方向中間部にすることができ、シェード20の引出収納動作を安定させることができる。なお、ワイヤー取付部144自体は、上述したワイヤー取付部44と同形状のものであってよい。
この構成によると、ワイヤー145が引出部材140の長手方向両端部を同時に引っ張ることができるため、ワイヤー145を操作することにより引出部材140を安定して移動させることができ、シェード20を安定して引出収納することができる。
また、ワイヤー固定部50の巻取操作部56は、紐状に形成される場合に限らず、巻付軸部54に対して相対回転不能に固定される回転操作用のレバーが設けられていてもよい。また、ロック爪部64は、回転可能に支持されている場合に限らず、係止位置と非係止位置とで進退移動可能に配設されていてもよい。また、ロック解除操作部66は、紐状に形成されている場合に限らず、ロック爪部64に一体形成又は連結されるレバー状に形成されていてもよい。
また、ワイヤー固定部50は、ワイヤー45を少なくともシェード20が引き出された状態で固定可能に形成されていればよく、上述した構成のものに限られるものではない。例えば、ワイヤー固定部は、ワイヤー45を引っ掛けて又は巻き付けて固定可能な形状に形成されていてもよい。図11に示すワイヤー固定部150は、ルーフライナー16等の天井側の内装部材からフック状に突起する形状に形成されている。他にも、ワイヤー固定部としては、突起部にスリットが形成され、そのスリットにワイヤー45を引っ掛けて固定する構成も採用することができる。この場合、ワイヤー45の他端部がルーフライナー16の内側から車室内に引き出されるとよい。そして、ワイヤー45の他端部には、引出操作用の取手部47が設けられているとよい。
この構成によると、ワイヤー45を、ワイヤー固定部150に対して引っ掛けて又は巻き付けて固定可能であるため、より簡易な構成でワイヤー45を固定することができる。
また、これまで、シェード装置10について、巻取装置30をウインドウ12の床側に配設して、シェード20を床側から天井側に引き出す例で説明してきたが、これに限られるものではない。例えば、シェード装置は、巻取装置30をウインドウ12の天井側に配設して、シェード20を天井側から床側に引き出すように構成されていてもよい。この場合、シェード装置は、ルーフライナー、ウインドウ12の上方のバックドアトリム等の内装部材又は金属パネルの内側に配設されるとよい。また、床側に配設される内装部材の内側等にワイヤー45が配索され、運転席921と助手席922のコンソールボックスの後端付近にワイヤー固定部50が配設されるとよい。
もっとも、ワイヤー45の配索経路は、その他の経路に設定されてもよい。すなわち、ワイヤー45は、天井又は床のうちの側端部寄りに配索されてもよい。
以上のように、シェード装置10は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 シェード装置
12 ウインドウ
20 シェード
30 巻取装置
40、140 引出部材
45、145 ワイヤー
46 二股部分
50、150 ワイヤー固定部
52 ドラム
56 巻取操作部
62 ラチェット機構部
63 歯車
64 ロック爪部
65 ロック付勢部
66 ロック解除操作部
92 1列目の座席
921 運転席
922 助手席
94 2列目の座席
12 ウインドウ
20 シェード
30 巻取装置
40、140 引出部材
45、145 ワイヤー
46 二股部分
50、150 ワイヤー固定部
52 ドラム
56 巻取操作部
62 ラチェット機構部
63 歯車
64 ロック爪部
65 ロック付勢部
66 ロック解除操作部
92 1列目の座席
921 運転席
922 助手席
94 2列目の座席
Claims (7)
- 車両のウインドウを遮蔽するシェード装置であって、
前記ウインドウを遮蔽可能なシェードと、
前記シェードを引出収納可能に巻き取る巻取装置と、
前記シェードの引出側端部に取り付けられた長尺形状の引出部材と、
前記引出部材に取り付けられ、前記シェードの引出状態における前記引出部材の位置より引出側の領域で操作可能なワイヤーと、
前記ワイヤーを少なくとも前記シェードが引き出された状態で固定可能なワイヤー固定部と、
を備える、シェード装置。 - 請求項1に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤー固定部は、
前記ワイヤーのうちの前記引出部材とは反対側の端部が外周部に固定されたドラムと、
前記ドラムを周方向一方側に向けて回転操作可能な巻取操作部と、
前記ドラムに対して同軸上に且つ相対回転不能に固定された歯車と、前記歯車に対して前記周方向他方側から係止可能な係止姿勢と歯車に対して非係止の非係止姿勢との間で姿勢変更可能なロック爪部と、前記ロック爪部を係止姿勢に向けて付勢するロック付勢部とを含むラチェット機構部と、
を含む、シェード装置。 - 請求項1に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤー固定部は、前記ワイヤーを引っ掛けて又は巻き付けて固定可能な形状に形成されている、シェード装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤーは、前記引出部材の長手方向中間部に取り付けられている、シェード装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤーは、長手方向中途部で二股になった形状に形成され、二股部分の各端部が前記引出部材の長手方向両端部に取り付けられている、シェード装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤー固定部は、前記車両の前後方向において、1列目の座席と2列目の座席との間の位置に配設可能に構成されている、シェード装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
前記ワイヤー固定部は、前記車両の幅方向における運転席と助手席との間の位置に配設可能に構成されている、シェード装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012126971A JP2013249034A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | シェード装置 |
| PCT/JP2013/061287 WO2013161628A1 (ja) | 2012-04-26 | 2013-04-16 | シェード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012126971A JP2013249034A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | シェード装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013249034A true JP2013249034A (ja) | 2013-12-12 |
Family
ID=49848136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012126971A Pending JP2013249034A (ja) | 2012-04-26 | 2012-06-04 | シェード装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013249034A (ja) |
-
2012
- 2012-06-04 JP JP2012126971A patent/JP2013249034A/ja active Pending
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