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JP2013131160A - 画像処理装置、撮像装置、表示装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、表示装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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JP2013131160A JP2011281945A JP2011281945A JP2013131160A JP 2013131160 A JP2013131160 A JP 2013131160A JP 2011281945 A JP2011281945 A JP 2011281945A JP 2011281945 A JP2011281945 A JP 2011281945A JP 2013131160 A JP2013131160 A JP 2013131160A
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Abstract

【課題】ユーザに奥行き感を感じさせる。
【解決手段】画像情報から消失点の位置を算出する消失点算出部103と、画像情報の画像処理を行う対象画素と消失点算出部103が算出した消失点との距離に少なくとも基づいて、対象画素における画像処理強度を決定する画像処理強度決定部101と、画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度にしたがって、対象画素における画像情報に対して画像処理を行う画像処理部102と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、表示装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
に関する。
静止画又は動画をカメラで撮影したり、モニタに表示したりする際に、静止画又は動画の先鋭感又は鮮明感を高めるために、様々な画像処理技術が開発されている。例えば、先鋭感を増加させる輪郭強調処理、鮮明感を増加させる彩度強調処理、又は奥行きデータを使用して奥行き感を調整する画像処理が知られている。
特許文献1において、画像処理装置が奥行きデータと奥行き程度により、奥行き感の補正ゲインを制御することにより、奥行き感の程度を調整できることが開示されている。奥行きデータの取得方式としては、アクティブ方式とパッシブ方式とがある。アクティブ方式としては、例えば、対象物に照射した赤外線の反射光から、対象物までの距離を算出するTOF(Time Of Flight)がある。パッシブ方式としては、例えば、ステレオカメラで撮像されたステレオ画像でマッチングをとることにより視差を算出する方式がある。
特開2008−33897号公報
しかしながら、特許文献1では、アクティブ方式又はパッシブ方式を利用して奥行きデータを取得した場合、遠景における奥行きの精度および分解能が低下してしまう問題がある。例えば、アクティブ方式では、赤外線の照射強度に依存した精度および分解能となるので、赤外線の反射光が検出できない遠景では距離が全て無限遠となってしまう。すなわち、赤外線の反射光が検出できない遠景において奥行きの分解能がなくなり、奥行きを正確に表すことができなかった。
一方、パッシブ方式では、平行に配置された2つのカメラから視差を奥行きデータの一例として算出するとき、視差と距離との関係は反比例であり、遠景の視差は全て0となってしまう。すなわち、遠景において奥行きの分解能がなくなり、奥行きを正確に表すことができなかった。その結果、従来の画像処理装置は、そのような遠景において奥行きに応じた画像処理を施すことができず、ユーザは十分に奥行きを感じることができなかった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザに奥行き感を感じさせることを可能とする画像処理装置、撮像装置、表示装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の一態様は画像情報から消失点の位置を算出する消失点算出部と、前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出部が算出した消失点の位置との距離に少なくとも基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する画像処理強度決定部と、前記画像処理強度決定部が決定した画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う画像処理部と、を備えることを特徴とする画像処理装置である。
(2)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像処理強度決定部は、前記対象画素の奥行き情報及び前記対象画素と前記消失点との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定することを特徴とする。
(3)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像処理強度決定部は、前記奥行き情報が奥を示すほど前記画像処理強度を大きくし、前記対象画素と前記消失点との距離が小さくなるほど前記画像処理強度を大きくすることを特徴とする。
(4)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像処理強度決定部は、前記奥行き情報の値が予め決められた特定の範囲にある場合、対象画素と消失点との距離に基づいて前記画像処理強度を決定することを特徴とする。
(5)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像処理強度は、前記対象画素と前記消失点との垂直方向の距離に応じて画像処理強度を変化させることを特徴とする。
(6)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像情報と、前前記画像情報とは視点の異なる画像とに基づき、前記画像情報の各画素に対応する視差を算出し、算出した該視差に基づいて前記奥行き情報を決定する視差算出部を備えることを特徴とする。
(7)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像情報の各画素に対応する前記奥行き値を、前記画像情報に基づき推定する奥行き情報算出部を備えることを特徴とする。
(8)上記に記載の画像処理装置において、本発明の一態様は、前記画像処理部で処理する画像処理が、輪郭強調またはコントラスト補正または彩度補正であることを特徴とする。
(9)本発明の一態様は、被写体を撮像して画像情報を生成する撮像部と、
前記撮像部が生成した画像情報に対して画像処理を行う上記に記載の画像処理装置と、を備えることを特徴とする撮像装置である。
(10)本発明の一態様は上記に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置により画像処理された画像を表示する画像表示部と、を備えることを特徴とする表示装置である。
(11)本発明の一態様は、消失点算出部が、画像情報から消失点の位置を算出する手順と、画像処理強度決定部が、前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出部が算出した消失点の位置との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する手順と、画像処理部が、前記画像処理強度決定部が決定した画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う手順と、を有することを特徴とする画像処理方法である。
(12)本発明の一態様は、コンピュータに、画像情報から消失点の位置を算出する消失点算出ステップと、前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出ステップにより算出された消失点の位置との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する画像処理強度決定ステップと、前記画像処理強度決定ステップにより決定された画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う画像処理ステップと、を実行させるための画像処理プログラムである。
本発明によれば、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
第1の実施形態における画像処理装置の概略ブロック図である。 消失点算出の例を示す撮像画像の模式図である。 画像処理強度Sと奥行き情報Dの値との関係の一例を示した図である。 画像処理強度Sと、消失点と画像処理を行う対象画素との間の距離との関係の一例を示した図である。 第1の実施形態における画像処理強度決定部の構成を示す概略ブロック図である。 図2の画像情報の各画素における奥行き情報の値を表した図である。 消失点が画像情報の外側にある場合の一例である。 第1の実施形態における画像処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における撮像装置の概略ブロック図である。 距離Zと視差dとの関係を示した図である。 第3の実施形態における表示装置の概略ブロック図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図における表現は理解しやすいように誇張して記載しており、実際のものとは異なる場合がある。図1は、第1の実施形態における画像処理装置100の概略ブロック図である。画像処理装置100は、画像処理強度決定部101と、画像処理部102と、消失点算出部103とを備える。
画像処理装置100には、入力画像である画像情報Giと、画像情報Giに対応した奥行き情報Dが入力される。画像処理装置100は、奥行き情報Dに基づき、画像情報Giに対して画像処理を行い、処理結果を出力画像情報Goとして出力する。ここで、画像情報Giは、ビデオ信号など、動画像を表すデータや信号であってもよいし、JPEG(Joint Picture Experts Group)ファイルなど、静止画を表すデータや信号であってもよい。
消失点算出部103は、入力された画像情報Giから消失点の位置を算出する。ここで、消失点とは、遠近法において実際のものでは平行線になっているものを平行でなく描く際に、その線が交わる点である。消失点算出部103は、算出した消失点の座標(以下、消失点座標と称す)を画像処理強度決定部101へ出力する。
画像処理強度決定部101は、画像処理の対象となる対象画素と消失点算出部103が算出した消失点の位置との距離に少なくとも基づいて、上記対象画素における画像処理の強度(以下、画像処理強度と称する)Sを決定する。ここで、画像処理強度Sは数字(例えば、0から1までの数)である。例えば、画像処理強度決定部101は、外部から入力された奥行き情報D及び対象画素と消失点算出部103から入力された消失点座標との距離とに基づいて、対象画素における画像処理強度Sを決定する。そして、画像処理強度決定部101は、決定した画像処理強度Sを画像処理部102に出力する。
画像処理部102は、画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度Sにしたがって、上記画像情報に対して画像処理を行う。具体的には、画像処理部102は、画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度Sによって奥行き感を向上させる画像処理を行う。ここで、画像処理は、例えば、輪郭強調、コントラスト補正又は彩度補正が好適である。
そして、画像処理部102は、画像処理後の画像を出力画像情報Goとして自装置の外部へ出力する。
なお、画像処理強度決定部101、画像処理部102及び消失点算出部103各ブロックはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェア、又は画像処理装置100に内在するマイコン(図示せず)などにより処理されるソフトウェアにより構成してもよい。
<消失点算出処理の詳細>
続いて、図2を用いて、消失点算出部103の処理について説明する。図2は、消失点の算出の例を示す撮像画像の模式図である。ここで、撮像画像は、画像情報Giが示す画像の一例である。同図の撮像画像の模式図において、被写体A、B、C及びDが表されている。同図において、被写体Aの下側の輪郭を伸ばした直線と、被写体Aの上側の輪郭を伸ばした直線とが交わる点が消失点Vである。
消失点算出部103は、画像情報Giから画像情報Giの消失点を算出する。例えば、消失点算出部103は、図2に示すように、入力される画像情報Giから公知のハフ変換を利用して直線を検出する。図2の例において、消失点算出部103は被写体Aの下側及び上側の輪郭から直線を算出する。そして、消失点算出部103は、検出した二つの直線が交わる点を消失点として算出する。
更に、消失点算出部103は、消失点の算出に奥行き情報Dを利用するようにしてもよい。例えば、消失点算出部103は、ハフ変換により検出した直線から消失点を算出したときに、複数の消失点が算出された場合、奥行き情報Dを利用して最も遠いことを示す奥行き情報を有している点を消失点にする。これにより、消失点算出部103は、誤算出を低減することができる。
<画像処理強度決定の詳細>
ここで、本実施形態における奥行き情報Dは、一例として、奥行き情報Dの値が大きくなると画像情報Gi内の被写体までの距離が大きい。すなわち、8ビットの奥行き情報Dが入力される場合には、階調値0が最も近景の被写体であり、階調値255が最も遠景の被写体である。
図3は、画像処理強度Sと奥行き情報Dの値との関係の一例を示した図である。同図において、縦軸は画像処理強度Sで、横軸は奥行き情報Dである。同図において奥行き情報Dの値が0のとき画像処理強度Sがα1であり、奥行き情報Dの値がD1のとき画像処理強度Sがα2である。同図の例において、奥行き情報Dの値と画像処理強度Sとは、線形の関係にあり、奥行き情報Dの値が大きくなるに連れて画像処理強度Sが大きくなる関係にある。被写体の連続性を考慮すると、画像処理強度Sは、奥行き情報Dの値に対して単調増加の関係が好適である。
なお、同図では、奥行き情報Dが最大値であるときに、画像処理強度Sが最も大きくなるようにし、奥行き情報Dが最小値であるときに、画像処理強度Sが最も小さくなるようにしているが、これに限らず、入力される情報により適宜設定してもよい。例えば、画像処理強度決定部101は、入力された1つの画像に対する奥行き情報Dの値の範囲が20から100であった場合には、奥行き情報Dの値が20のときに画像処理強度Sが最大となり、奥行き情報Dの値が100のときに画像処理強度Sが最小となるように設定してもよい。これにより、画像処理強度決定部101は、画像情報Giに適した値を画像処理強度Sに割り当てることができる。
なお、同図では、画像処理強度Sが奥行き情報Dの値に応じて、線形に増加する例を示したが、これに限らず、線形でなくてもよく、奥行き情報Dの値が増加するに連れて画像処理強度Sが増加する傾向にあればよい。
図4は、画像処理強度Sと、消失点と画像処理を行う対象画素との間の距離との関係の一例を示した図である。同図において、縦軸が画像処理強度Sで、横軸が消失点と画像処理を行う対象画素との間の距離(以下、消失点からの距離ともいう)である。同図において消失点からの距離が0のとき画像処理強度Sがβ2であり、消失点からの距離がL1のとき画像処理強度Sがβ1である。同図の例において、画像処理強度Sと消失点からの距離とは線形の関係にあり、画像処理強度Sは、消失点からの距離が小さいほど大きくなる特性を有している。また、消失点からの距離は、対象画素が消失点である場合が最も小さくなる。ここで、被写体の連続性を考慮すると、画像処理強度Sは消失点からの距離に対して単調減少の関係が好適である。
なお、消失点と対象画素との距離は画素間距離でも市街地距離でもよい。例えば、消失点の座標が(100、100)で対象画素の座標が(200、200)であり、画像処理強度決定部101が市街地距離で消失点からの距離を算出する場合、消失点からの距離は200である。一方、その例において、画素間距離は、√2×100である。
また、同図では、画像処理強度Sが消失点からの距離に応じて、線形に単調減少する例を示したが、これに限らず、非線形の関係であっても良い。すなわち、消失点からの距離が大きくなるに連れて画像処理強度Sが減少する傾向にあればよい。
一例として、画像処理強度決定部101は、図3および図4の特性に基づいて、画像処理強度Sを決定する。
図5は、画像処理強度決定部101の構成を示す概略ブロック図である。画像処理強度決定部101は、判定部111と、距離算出部112と、強度算出部113とを備える。
判定部111は、外部から入力された奥行き情報Dを受け取る。判定部111は、対象画素における奥行き情報Dの値が予め決められた閾値を超えるか否か判定する。ここで、奥行き情報Dの値が予め決められた閾値を超える場合、奥行き情報Dの値が飽和していることを意味する。判定部111は、対象画素における奥行き情報Dの値が予め決められた閾値を超える場合、その判定結果を距離算出部112に出力する。判定部111は、対象画素における奥行き情報Dの値が予め決められた閾値以下である場合、判定結果を奥行き情報Dとともに強度算出部113に出力する。
例えば、入力される奥行き情報Dが8ビットであった場合、閾値が254のときは奥行き情報Dが255のとき飽和していると判断し、閾値が253のときは奥行き情報Dが255および254のとき飽和していると判断する。
距離算出部112は、判定部111から入力された判定結果が対象画素における奥行き情報Dの値が予め決められた閾値を超えることを示す場合、画像処理を行う対象画素と消失点との距離を算出する。距離算出部112は、算出した距離を強度算出部113に出力する。
強度算出部113は、距離算出部112から入力された距離に基づいて、画像処理強度Sを決定する。具体的には、強度算出部113は、対象画素における奥行き情報Dの値が飽和している場合、対象画素と消失点との距離が大きくなるほど、画像処理強度を小さくする。強度算出部113は、例えば、距離算出部112から入力された距離を図4の特性に適用することにより、画像処理強度Sを算出する。
すなわち、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が予め決められた閾値より大きい場合、対象画素と消失点との距離が小さくなるほど画像処理強度Sを大きくする。
例えば、画像情報Gi内に奥行き情報Dの最大値を有する領域が存在する場合、その領域における遠景の複数の被写体の奥行き方向の位置関係は判別することができない。そこで、画像処理強度決定部101は、図4の特性を使用して、例えば、奥行き情報Dの値が最大値のときに、消失点からの距離に応じた画像処理強度Sに決定する。これは、消失点が最も遠景であると推定されるためであり、消失点に近い程、遠景であると推定されるからである。
一方、強度算出部113は、判定部111から入力された判定結果が対象画素における奥行き情報Dの値が予め決められた閾値以下であることを示す場合、奥行き情報Dの値に基づいて、画像処理強度Sを決定する。具体的には、強度算出部113は、例えば、判定部111から入力された奥行き情報Dを図3の特性に適用することにより、画像処理強度Sを算出する。
すなわち、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が予め決められた閾値以下の場合、奥行き情報Dの値が大きくなるほど画像処理強度Sを大きくする。
そして、強度算出部113は、フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出したか否か判定する。フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出していない場合、強度算出部113は、対象画素の次の画素(例えば、隣の画素)を新たな対象画素にするよう要求する要求信号を判定部111に出力する。これにより、判定部111は、この要求信号を受け取ると、新たな対象画素に対応する奥行き情報Dが予め決められた閾値を超えるか否か判定する。一方、フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出した場合、強度算出部113は、各画素における画像処理強度Sを画像処理部102に出力する。
以下に、画像処理強度決定部101の処理の一例を説明する。画像処理強度決定部101は、図3における定数α1及び定数α2、図4における定数β1及び定数β2を予め保持する。そして、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が予め決められた閾値以下の場合、以下の処理を行う。画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの最大値において画像処理強度Sが定数α2となるようにし、奥行き情報Dの最小値において画像処理強度Sが定数α1となるようにする。
これにより、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの最大値において画像処理強度Sが最大とし、奥行き情報Dの最小値において画像処理強度Sが最小とすることができる。画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値がその間のときは、定数α1と定数α2を線形的に補間することで画像処理強度Sを算出する。
一方、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が予め決められた閾値以上の場合、以下の処理を行う。画像処理強度決定部101は、画像処理強度Sが最大となる消失点からの距離の最小値において画像処理強度Sが定数β2となるようにし、画像処理強度Sが最小となる消失点からの距離の最大値において画像処理強度Sが定数β1となるようにする。画像処理強度決定部101は、消失点からの距離がその間のときは、定数β1と定数β2を線形的に補間することで画像処理強度Sを算出する。
なお、例えば、画像処理強度決定部101は、βを消失点からの距離に応じて決まる変数だとすると、画像処理強度Sをα2×βまたはα2+βと算出してもよい。このとき、最も画像処理強度Sが大きくなるときはα2×β2またはα2+β2となる。
以上により、奥行き情報Dの値が飽和してしまっているような大きな値のときであっても、画像処理強度決定部101は、容易に消失点からの距離を考慮した画素処理強度を算出することができる。
すなわち、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dが奥を示すほど画像処理強度Sを大きくし、対象画素と消失点との距離が小さくなるほど画像処理強度Sを大きくしてもよい。
なお、画像処理装置100は、図3および図4から画像処理強度Sを算出する場合、奥行き情報Dの値及び消失点からの距離に関連付けられた画像処理強度SのLUT(Look Up Table)を保持するようにしてもよい。その場合、画像処理強度決定部101を、そのLUTを参照して、奥行き情報Dの値及び消失点からの距離に対応する画像処理強度Sを読み出してもよい。
また、図5では閾値による判定を行ってから消失点からの距離算出をする方法を説明した。これは飽和している画素と判定したときのみ距離を算出するため、処理量を削減でき、ソフトウェアでの処理にてきしている。ハードウェアでの処理の場合には、全画素に対して消失点からの距離を算出し、奥行き情報によって選択するようにすることで実現できる。
図2と図6を用いて、画像処理強度決定部101の処理について説明する。図6は、図2の画像情報の各画素における奥行き情報Dの値を表した図である。同図において、奥行き情報Dの値が大きいほど、すなわち被写体が奥に位置するほど画素の色が黒くなっており、奥行き情報Dの値が小さいほど、すなわち被写体が手前にあるほど画素の色が白くなっている。
例えば、図2における遠景にある被写体Cおよび被写体Dでは、図6に示すように、異なる位置にあっても奥行き情報Dの値が同じとなってしまう。そのため、消失点に近い被写体Dが被写体Cよりも遠方にあるにも関わらず、奥行き情報Dの値だけに基づいて画像処理強度Sが決定される場合には、被写体Cと被写体Dに対する画像処理強度Sが同じになってしまう。
図2の例では、被写体D、C、Aの順で、消失点からの距離が遠くなっているので、画像処理強度決定部101は、例えば、被写体D、C、Aの順で、画像処理強度を小さくする。これにより、画像処理強度決定部101は、被写体Dの画像処理強度Sを被写体Cの画像処理強度Sよりも大きくすることができる。すなわち、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dが飽和した領域であっても、画像処理を行う対象画素と消失点との距離に基づいて、画像処理強度Sを変化させるので、被写体までの距離に応じた画像処理強度Sを設定することができる。
すなわち、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dだけでなく、対象画素と消失点との距離に応じた画像処理強度Sにすることで、奥行き情報Dが飽和してしまっている被写体に対しても、奥行き感が生じるように画像処理ができるようになるため、奥行き感を向上させた画像を生成することができる。
上述した例では、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dが飽和してしまっているときに、対象画素と消失点との距離に応じた画像処理強度Sを決定したが、奥行き情報Dの値が予め決められた特定の範囲にある場合(例えば、予め決められた閾値より大きい場合)に、対象画素と消失点との距離に応じた画像処理強度Sを決定してもよい。これにより、画像処理強度決定部101は、上述した効果を同様の効果を得ることができる。
例えば、奥行き情報Dの値が、予め決められた特定の範囲にある場合に、その奥行き情報Dをとる画素が、遠景に該当する場合を想定する。その場合、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が特定の範囲にある画素に対して、対象画素と消失点との距離に応じた画像処理強度Sを決定する。これにより、画像処理強度決定部101は、遠景の画像領域に対して、対象画素と消失点との距離に応じた画像処理強度Sを決定することができるので、遠景の奥行き感を向上させた画像を生成することができる。
図2のようなシーンを撮影した場合、主要な被写体は近景に配置される被写体Bであり、背景が遠景に配置される被写体Cおよび被写体Dである。遠景の被写体は光の散乱などにより輪郭が不鮮明になるため、画像処理部102における処理は、被写体までの距離が大きくなるほど輪郭強調の強度を大きくする処理が好適である。また、近景である被写体Bは鮮明に撮影されているため、輪郭強調の強度を大きくするとノイズ感が目立ち画質が劣化してしまう。
そこで、画像処理部102は、画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度Sに基づいて、画像情報Giの輪郭を強調する。具体的には、画像処理部102は、画像処理強度Sが大きいほど、画像情報Giの輪郭を強調するように輪郭強調処理を行う。ここで、輪郭強調処理とは、例えば、隣接する画素との明るさ値の差が、より大きくなるように明るさ値を変換する処理である。このとき、明るさ値の差が大きいほど、輪郭が強く強調される。これらは、4近傍や8近傍の周辺画素を考慮した空間フィルタにより実現することができる。例えば、対象画素の画素値がP0、周辺画素の画素値がP1、P2、P3、P4である4近傍を考慮する場合、画像処理後の画素値Pは、P=P0+(P0×4−P1−P2‐P3‐P4)×α(またはβ)として算出することができる。ここで、αおよびβは奥行き情報および消失点からの距離により算出されるパラメータである。
これにより、画像処理部102は、鮮明な画像を生成することができる。画像処理装置100は、画像の遠景を鮮明にすることにより、その画像を見たユーザが近景との距離感を感じやすくすることで、画像の奥行き感を向上させることができる。その結果、画像処理装置100は、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
さらに、遠景では、光の散乱などによりコントラストも低下してしまう。そこで、画像処理部102における処理は、トーンカーブなどによりコントラストを強調するコントラスト補正をする処理が好適である。近景である被写体Cは十分なコントラストで十分な階調により撮影されており、過渡のコントラスト補正は階調数の減少が発生して画質が劣化してしまう。
そこで、画像処理部102は、画像処理強度Sが大きいほど、画像情報Giのコントラストが強くなるようにコントラスト補正処理を行ってもよい。ここで、コントラスト補正処理とは、例えば、明るさ値が大きければ、明るさ値がより大きくなるように補正し、明るさ値が小さければ、明るさ値がより小さくなるように補正する処理である。このとき、補正する量がより大きいほど、より強いコントラスト補正処理となる。これらは、入力される値に対する補正した値を定義したLUTにより実現することができる。
これにより、画像処理部102は、コントラスト感が向上した画像を生成することができる。その結果、画像処理装置100は、画像の遠景を鮮明にすることにより、その画像を見たユーザが近景との距離感を感じやすくやすくすることで、画像の奥行き感を向上させることができる。その結果、画像処理装置100は、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
また、記憶色や鮮やかさにより画像の彩度は高い方が好まれ、実物のように感じる。しかしながら、人物の肌などは肌色である必要があり、過渡の彩度強調は違和感が発生するため画質劣化となってしまう。そこで、画像処理部102は、彩度補正を画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度Sに基づいて、画像情報Giに対して彩度補正を行ってもよい。具体的には、画像処理部102は、画像処理強度Sが大きいほど、彩度を大きくするよう彩度補正処理してもよい。ここで、彩度補正処理は、HSV空間での彩度を乗算または加算したり、入力される画素値を行列による線形変換したりすることにより実現することができる。これにより、画像処理部102は、奥行き情報Dと消失点からの距離とに基づいて彩度を変化させることができる。その結果、画像処理部102は、画像の遠景の彩度を強調することで、違和感無く彩度が高められた画像を生成することができる。
これにより、画像処理装置100は、画像の遠景の彩度を高くして、遠景が鮮明にすることにより、その画像を見たユーザが近景との距離感を感じやすくさせるので、画像の奥行き感を向上させることができる。その結果、画像処理装置100は、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
なお、本実施形態では図2のように消失点が画像情報Giの内側に有る場合について説明したが、消失点が画像情報Giの外側に有る場合にも同様に効果を得ることができる。図7は、消失点が画像情報Giの外側にある場合の一例である。同図において、消失点が撮像画像の外側にあることが示されている。また、同図において、空を示す被写体Eと地面を示す被写体Fとが示されている。
例えば、解像度が1920×1080画像情報Giで消失点が画像情報Giの外側で有る場合、画像処理装置100は、消失点座標を(2500、500)のように画像情報Giの外側の値を許容するようにしておくことで、画像処理装置100は、消失点が画像情報Giの外側でも同様の処理を適用することができる。
さらに、画像情報Gi内において、消失点より上方では被写体Eのように空などの被写体が存在することが多く、消失点より下方では被写体Fのように地面や山などの被写体が存在することが多い。これは、消失点の上方の被写体が消失点の下方の被写体よりも遠方にあることが多いことを示している。したがって、画像処理強度決定部101は、画像情報Gi内における対象画素と消失点の垂直方向の位置関係に基づいて、画像処理強度Sを決定してよい。例えば、画像処理強度決定部101は、消失点より上方になるほど画像処理強度Sを大きくし、消失点より下方になるほど画像処理強度Sを小さくしてもよい。
つまり、画像処理強度決定部101は、対象画素と消失点との距離に加えて、対象画素と対象画素と消失点の垂直方向の位置関係に基づいて、画像処理強度Sを決定する。例えば、画像処理強度決定部101は、対象画素が消失点より上方に有る場合、消失点からの距離が同一で、かつ、消失点より下方に有るときに比べてε倍(ε>1)する。また、εを消失点からの距離に応じた関数にしても良い。これにより、画像処理装置100は、より被写体の位置関係を考慮することができるため、その被写体の位置関係に応じた画像処理強度Sで画像処理を行うので、画像の遠景を鮮明にすることができ、画像の奥行き感を向上させることができる。その結果、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
図8は、第1の実施形態における画像処理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。まず、消失点算出部103は、画像情報Giに基づいて、消失点座標を算出する(ステップS101)。次に、判定部111は、対象画素に対応する奥行き情報Dが予め決められた閾値を超えるか否か判定する(ステップS102)。
対象画素に対応する奥行き情報Dが予め決められた閾値を超える場合(ステップS102 YES)、距離算出部112は、対象画素と消失点との距離を算出する(ステップS103)。次に、強度算出部113は、対象画素と消失点との距離に基づいて、画像処理強度Sを算出する(ステップS104)。
一方、ステップS102において、対象画素に対応する奥行き情報Dが予め決められた閾値以下の場合(ステップS102 NO)、強度算出部113は、奥行き情報Dに基づいて画像処理強度Sを算出し(ステップS105)、ステップS106に遷移する。
次に、ステップS106において、強度算出部113は、フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出したか否か判定する(ステップS106)。フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出していない場合(ステップS106 NO)、強度算出部113は、判定部111に対し対象画素の次の画素を判定するよう要求し(ステップS107)、ステップS102に遷移する。
一方、ステップS106において、フレーム内の全ての画素について画像処理強度Sを算出した場合(ステップS106 YES)、画像処理部102は、各画素における画像処理強度Sに従って、その画素における画像情報Giに対して画像処理を行う(ステップS108)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態の画像処理装置100は、奥行き情報D及び対象画素と消失点との距離に基づいて、画像処理強度Sを決定する。これにより、画像処理装置100は、決定した画像処理強度Sで画像に対して画像処理を行うので、画像の遠景を鮮明にすることができ、画像の奥行き感を向上させることができる。その結果、ユーザに奥行き感を感じさせることができる。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態における撮像装置301の概略ブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。撮像装置301は、撮像部200と、撮像部201と、画像処理装置100aと、画像表示部203と、画像記憶部204とを備える。図9の画像処理装置100aの構成は、図1の第1の実施形態の画像処理装置100の構成に対して、視差算出部202が追加されたものになっている。
撮像部200および撮像部201の2つの撮像装置は、互いに平行に配置されている。撮像部200および201はレンズモジュールとCCD(Charge Coupled Devic)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などのイメージセンサなどで構成される。
撮像部200は被写体を撮像し、撮像することにより得られた第1画像情報を視差算出部202に出力する。
同様に、撮像部201は被写体を撮像し、撮像することにより得られた第2画像情報を視差算出部202に出力する。
視差算出部202は、入力画像と、入力画像とは視点の異なる画像とに基づき、入力画像の各画素に対応する視差を算出し、算出した視差に基づいて奥行き情報Dを決定する。ここで、視差は2つの画像間の被写体のずれ量である。具体的には、例えば、視差算出部202は、撮像部200から入力された第1画像情報と撮像部201から入力された第2画像情報とを用いて、ブロックマッチングにより、第1画像情報の各画素に対応する視差値を算出する。
ここで、撮影された被写体までの距離Zと視差dの関係はd=f×B/Zで表される。fは撮像部の焦点距離であり、Bは2つの撮像部間の距離である基線長である。上述の距離Zと視差dの関係式から、距離Zと視差dとには相関がある。本実施形態において、画像処理装置100aは、視差dに基づいて奥行き情報Dを算出する。
図10は、距離Zと視差dとの関係を示した図である。同図に示すように、距離Zと視差dとは反比例の関係にあり、線形的な関係ではない。そこで、視差算出部202は、距離との関係が線形となるように視差dを変換し、変換後の値を奥行き情報Dとして利用する。具体的には、例えば、視差算出部202は、算出した視差dの逆数(1/d)を算出し、算出した視差dの逆数を奥行き情報Dとする。そして、視差算出部202は、算出した奥行き情報Dを、画像処理強度決定部101に出力する。
これにより、画像処理装置100aは、距離に応じた画像処理強度Sを適用することができるため好適である。なお、視差の変換は、距離と完全に線形の関係にする必要はなく、それに近い変換であればよい。
また、視差算出部202は、算出した視差dをそのまま奥行き情報Dとしてもよい。その場合、奥行き情報Dは被写体までの距離が遠いほど小さく、距離が近いほど大きくなる。そのため、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dの値が小さくなるほど画像処理強度Sを大きくすればよい。これにより、画像処理強度決定部101は、奥行き情報Dが奥を示すほど画像処理強度Sを大きくすることができる。
画像処理強度決定部101は、視差算出部202から入力された奥行き情報Dと消失点算出部103から入力された消失点座標とに基づいて、画像処理強度Sを決定する。画像処理部102は、画像処理強度決定部101が決定した画像処理強度Sで画像処理を行う。画像処理部102は画像処理により得られた出力画像情報を、画像表示部203に表示させたり、画像記憶部204に記憶させたりする。
以上に説明したように、本実施形態の撮像装置301によれば、奥行き情報D及び画像処理の対象画素と消失点との距離に基づいて、対象画素における画像処理強度Sを決定することにより、奥行き感を向上した高画質な画像を生成することができる。
なお、本実施形態では、撮像部を2つ備えた撮像装置301について説明したが、複数の画像から視差情報を算出する方法でも同様の効果が得られ、例えば、1回目の撮影位置から左右方向へ移動して2回目の撮影を行うことで実現できる。また、視差算出部202に代えて後述する奥行き情報算出部を備えるようにしてもよい。
[第3の実施形態]
図11は、第3の実施形態における表示装置302の概略ブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。表示装置302は、画像処理装置100bと、画像表示部203とを備える。図11の画像処理装置100bの構成は、図1の第1の実施形態の画像処理装置100の構成に対して、奥行き情報算出部205が追加されたものになっている。
奥行き情報算出部205は、表示装置の外部から入力される画像情報Giから奥行き情報Dを推定する。ここで、奥行き情報Dの推定には、従来の様々な推定方式が使用できる。例えば、奥行き情報算出部205は、色情報、消失点解析、領域分割、オブジェクト抽出などにより2次元画像から3次元画像を生成することにより、奥行き情報Dを生成する。奥行き情報算出部205は、推定した奥行き情報Dを画像処理強度決定部101に出力する。
画像処理部102は、第1の実施形態の画像処理部102と同様の機能を有するが、以下の点が異なる。画像処理部102は、画像処理後の画像を画像表示部203に表示させる。
以上に説明したように、本実施形態の表示装置302は、奥行き情報D及び画像処理の対象画素と消失点との距離に基づいて、対象画素における画像処理強度Sを決定する。これにより、表示装置302は、奥行き感を向上した高画質な画像を表示することができる。
なお、本実施形態では、奥行き情報算出部205を備えた表示装置302について説明したが、立体映像などの情報をもった画像情報が入力された場合には、立体映像から視差を算出し、視差に基づいて奥行き情報Dを算出し、算出した奥行き情報Dに基づいて画像処理強度を決定してもよい。その場合にも表示装置302は、上記と同様の効果が得られる。また、表示装置302に画像情報とともに奥行き情報Dが入力される場合には、表示装置302は、奥行き情報Dを直接画像処理強度決定部101へ入力するようにしてもよい。
また、各実施形態の画像処理装置(100、100a又は100b)は、対象画素と消失点との距離及び奥行き情報Dに基づいて、画像処理強度Sを決定したが、これに限ったものではない。
画像処理装置(100、100a又は100b)は、画像中で予め決められた位置より上に位置する対象画素に対して、その対象画素と消失点との距離に応じて、対象画素における画像処理強度Sを決定してもよい。また、画像処理装置(100、100a又は100b)は、特徴量抽出により、海、空または山などの背景となる背景画像領域を抽出し、背景画像領域に対して、対象画素と消失点との距離に応じて、画像処理強度Sを決定してもよい。
なお、複数の装置を備えるシステムが、各実施形態の画像処理装置(100、100a又は100b)の各処理を、それらの複数の装置で分散して処理してもよい。
また、本実施形態の画像処理装置(100、100a又は100b)の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、画像処理装置(100、100a又は100b)に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100、100a、100b 画像処理装置
101 画像処理強度決定部
102 画像処理部
103 消失点算出部
111 判定部
112 距離算出部
113 強度算出部
200、201 撮像部
202 視差算出部
203 画像表示部
204 画像記憶部
205 奥行き情報算出部

Claims (12)

  1. 画像情報から消失点の位置を算出する消失点算出部と、
    前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出部が算出した消失点の位置との距離に少なくとも基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する画像処理強度決定部と、
    前記画像処理強度決定部が決定した画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う画像処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理強度決定部は、前記対象画素の奥行き情報及び前記対象画素と前記消失点との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理強度決定部は、前記奥行き情報が奥を示すほど前記画像処理強度を大きくし、前記対象画素と前記消失点との距離が小さくなるほど前記画像処理強度を大きくすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理強度決定部は、前記奥行き情報の値が予め決められた特定の範囲にある場合、対象画素と消失点との距離に基づいて前記画像処理強度を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理強度は、前記対象画素と前記消失点との垂直方向の距離に応じて画像処理強度を変化させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像情報と、前記画像情報とは視点の異なる画像とに基づき、前記画像情報の各画素に対応する視差を算出し、算出した該視差に基づいて前記奥行き情報を決定する視差算出部を備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像情報の各画素に対応する前記奥行き値を、前記画像情報に基づき推定する奥行き情報算出部を備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理部で処理する画像処理が、輪郭強調またはコントラスト補正または彩度補正であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 被写体を撮像して画像情報を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した画像情報に対して画像処理を行う請求項1に記載の画像処理装置と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項1に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置により画像処理された画像を表示する画像表示部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  11. 消失点算出部が、画像情報から消失点の位置を算出する手順と、
    画像処理強度決定部が、前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出部が算出した消失点の位置との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する手順と、
    画像処理部が、前記画像処理強度決定部が決定した画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う手順と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. コンピュータに、
    画像情報から消失点の位置を算出する消失点算出ステップと、
    前記画像情報に含まれる画素であって画像処理の対象となる対象画素と前記消失点算出ステップにより算出された消失点の位置との距離に基づいて、前記対象画素における画像処理強度を決定する画像処理強度決定ステップと、
    前記画像処理強度決定ステップにより決定された画像処理強度にしたがって、前記対象画素における画像情報に対して画像処理を行う画像処理ステップと、
    を実行させるための画像処理プログラム。
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