JP2013129374A - 負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】緊急作動時に複数の作動アシスト作動を行うようにしつつ、作動アシスト機構の組立て作業および作動アシスト機構の寸法管理をより一層簡単にする。
【解決手段】非作動時、真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aが第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が非作動位置に規制される。また、第1緊急ブレーキ作動時に、第2および第5被位置規制部33b,34bが拡開された第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が第1緊急ブレーキ作動位置に規制される。更に、第2緊急ブレーキ作動時に、第3および第6被位置規制部33c,34cが更に拡開された第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が第2緊急ブレーキ作動位置に規制される。
【選択図】 図2
【解決手段】非作動時、真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aが第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が非作動位置に規制される。また、第1緊急ブレーキ作動時に、第2および第5被位置規制部33b,34bが拡開された第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が第1緊急ブレーキ作動位置に規制される。更に、第2緊急ブレーキ作動時に、第3および第6被位置規制部33c,34cが更に拡開された第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し真空弁座部材29が第2緊急ブレーキ作動位置に規制される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、作動アシスト時(緊急ブレーキ作動時)に、通常作動時(通常ブレーキ作動時)と同じ入力(ブレーキ操作力)で通常作動時より大きな出力(ブレーキ力)を得ることのできる負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置の技術分野に関するものである。なお、本特許請求の範囲および明細書の記載では、「前」は入力により入力軸が進む方向(つまり作動方向)をいい、また「後」は入力の消滅により入力軸が戻る方向をいう。
従来、乗用車等の自動車のブレーキシステムにおいては、ブレーキ倍力装置に負圧を利用した負圧倍力装置が用いられている。このような従来の一般的な負圧倍力装置では、ブレーキペダルの通常の踏み込みによる通常ブレーキ作動時に入力軸が前進すると、この入力軸に連結されているバルブプランジャーも前進し、バルブボディに配設されている制御弁の弁体が同じくバルブボディに形成された真空弁座に着座して真空弁が閉じるとともに、バルブプランジャーに形成された大気弁座が制御弁の弁体から離れて大気弁が開き、非作動時に負圧が導入されている変圧室が常時負圧が導入されている定圧室から遮断されかつ大気に連通される。すると、大気が開いた大気弁を通って変圧室に導入され、変圧室と定圧室との間に差圧が生じてパワーピストンが前進するので、バルブボディおよび出力軸が前進して、負圧倍力装置が入力軸の入力(つまり、ペダル踏力)を所定のサーボ比で倍力して出力する。この負圧倍力装置の出力により、マスタシリンダのピストンが前進して、マスタシリンダがマスタシリンダ圧を発生し、このマスタシリンダ圧でホイールシリンダが作動して通常ブレーキが作動する。
このとき一般に、図8に実線で示すように通常ブレーキ作動時では、負圧倍力装置は、入力が小さいときは出力軸からの反力が入力軸に伝達されず、入力がある程度大きくて反力機構により反力が入力軸に伝達されたときは実質的に所定の出力を発生するという、いわゆるジャンピング(Js)特性を有する入出力特性を有する。
ところで、ブレーキシステムにおいては、緊急ブレーキ時に、ブレーキペダルの踏み込み開始から通常ブレーキ作動時よりは迅速にかつ大きな所望のブレーキ力を発生させることが必要な場合がある。そこで、ブレーキシステムに用いられる負圧倍力装置として、小さなペダル踏力で大きなブレーキ力を迅速に発生させるブレーキアシスト(以下、BAともいう)作動を行うためのBA機構、つまり作動アシスト機構を備えた負圧倍力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示の負圧倍力装置では、バルブボディに、真空弁座を有しかつBA作動機構を構成する筒状部材を相対摺動可能に設けるとともにこの筒状部材をばねで常時大気弁が開く方向に付勢し、更に通常時は筒状部材をU字状の保持手段で非作動位置に保持している。そして、緊急ブレーキ時にブレーキペダルが通常のペダル踏込み速度より速いペダル踏込み速度で踏み込まれると、バルブプランジャーが通常時より速い速度で前進する。すると、バルブプランジャーのこの速い速度での前進で保持手段による筒状部材の保持が解除されることにより、ばねで筒状部材を大気弁が開く方向に移動させて大気弁を通常時より大きく開弁する。これにより、負圧倍力装置のジャンピング量が通常時より増大して出力が迅速に増大する。こうして、緊急ブレーキ時のBA作動が行われる。
しかし、特許文献1に記載の負圧倍力装置では、BA作動を行う筒状部材が2部材で構成されているため、BA機構の構成が複雑となっているばかりでなく、部品点数が多くなっている。また、特許文献1に記載の負圧倍力装置では、緊急ブレーキ作動時に1つのBA作動しか行うことができない。このため、BA作動を緊急ブレーキの状況に応じてきめ細かく行うことが難しい。
そこで、緊急ブレーキ作動時に2つのBA作動を行うことでBA作動を緊急ブレーキの状況に応じて行うことができるようにしつつ、BA作動を行う筒状部材を単一部材で構成することで、BA機構の構成を簡略化するとともに、部品点数を削減した負圧倍力装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に開示の負圧倍力装置におけるBA機構では、BA機構の筒状部材を非作動位置に保持するクリップ状の保持手段が複雑な形状を有している。このため、保持手段の組付け作業が面倒で組立工数が多くなるばかりでなく、筒状部材および保持手段等のBA機構の寸法管理が面倒になるという問題が考えられる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、緊急作動時に複数の作動アシスト作動を行うことができるようにしつつ、作動アシスト機構の組立て作業および作動アシスト機構の寸法管理をより一層簡単にできる負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明の負圧倍力装置は、ハウジング内に対して進退自在に配設されたバルブボディと、前記バルブボディに相対移動可能に配設され、入力軸からの入力により移動して真空弁を閉じかつ大気弁を開いてハウジング内に大気を導入するバルブプランジャーと、ハウジング内にされた大気で前記入力に応じて出力を発生し、作動アシスト機構の作動により前記出力を前記作動アシスト機構の作動しない通常作動時の出力より大きくする負圧倍力装置において、前記作動アシスト機構が、前記バルブボディに移動可能に設けられ、非作動時に前記大気弁を前記バルブボディに対して移動させないとともに、作動時に移動して入力に対して出力を発生開始するジャンピング量が通常作動時のジャンピング量より増大するように大気弁を作動させる真空弁座部材と、前記真空弁座部材を常時前記大気弁の方へ付勢する真空弁座部材付勢手段と、前記バルブボディに設けられて前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の位置を規制するとともに弾性的に拡開可能なU字状の真空弁座部材位置規制部材と、前記真空弁座部材に設けられて前記真空弁座部材位置規制部材に当接することで前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の位置が規制される真空弁座部材被位置規制部材と、前記バルブプランジャーに設けられて前記入力軸が通常作動時より速い作動速度で作動されたとき前記真空弁座部材位置規制部材を拡開して前記真空弁座部材を作動させる位置規制部材拡開制御部とを備え、前記真空弁座部材被位置規制部材が、前記真空弁座部材位置規制部材に当接することで前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の異なる複数の位置をそれぞれ規制する複数の被位置規制部を少なくとも有することを特徴としている。
また、本発明の負圧倍力装置は、前記真空弁座部材被位置規制部材が、前記複数の被位置規制部を設定する所定数の段差を有することを特徴としている。
更に、本発明の負圧倍力装置は、前記真空弁座部材位置規制部材が、前記複数の被位置規制部に選択的に当接可能な複数の位置規制面を有することを特徴としている。
更に、本発明の負圧倍力装置は、前記真空弁座部材位置規制部材が、前記複数の位置規制面を設定する所定数の段差を有することを特徴としている。
更に、本発明の負圧倍力装置は、前記真空弁座部材位置規制部材が、前記複数の被位置規制部に選択的に当接可能な複数の位置規制面を有することを特徴としている。
更に、本発明の負圧倍力装置は、前記真空弁座部材位置規制部材が、前記複数の位置規制面を設定する所定数の段差を有することを特徴としている。
一方、本発明のブレーキ倍力装置は、ブレーキ操作力を負圧倍力装置で倍力したブレーキ力を出力するブレーキ倍力装置において、前記負圧倍力装置が前述の本発明の負圧倍力装置のいずれか1つであり、前記作動アシスト機構が、緊急ブレーキ操作時に作動して通常ブレーキ作動時より同じブレーキ操作力で大きなブレーキ力を出力するブレーキアシスト機構であることを特徴としている。
このように構成された本発明に係る負圧倍力装置およびブレーキ倍力装置によれば、大気弁を作動させてアシスト作動を行う作動アシスト機構の真空弁座部材がバルブボディ内に移動可能に設けられる。この真空弁座部材には、真空弁座部材被位置規制部材が設けられる。また、U字状で弾性的に拡開可能に形成されるとともに真空弁座部材の位置(バルボディの軸方向の位置)を規制する真空弁座部材位置規制部材がバルボディに、バルボディの軸方向に移動不能に設けられる。そして、真空弁座部材被位置規制部材が、真空弁座部材位置規制部材に当接することで真空弁座部材のバルブボディの軸方向の異なる複数の位置をそれぞれ規制する複数の被位置規制部を有する。これにより、複数の被位置規制部で真空弁座部材のバルブボディの軸方向の異なる複数の位置が設定されることで、複数の緊急作動時にそれぞれ複数のアシスト作動を行うことが可能となる。したがって、真空弁座部材の位置を規制する真空弁座部材位置規制部材をU字状の簡単な形状に形成しつつ、しかも複数の緊急作動時にそれぞれ複数のアシスト作動を行うことでアシスト作動を緊急作動の状況に応じて行うことが可能となる。
また、真空弁座部材位置規制部材をU字状の簡単な形状に形成できることから、真空弁座部材位置規制部材の組付け作業を簡単にして組立工数を低減できるとともに、真空弁座部材および真空弁座部材位置規制部材等のアシスト機構の寸法管理をより簡単にすることができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明に係る負圧倍力装置の実施の形態の一例を非作動状態で示す断面図、図2は図1における真空弁および大気弁の部分を拡大して示す部分拡大断面図である。なお、以下の説明において、「前」および「後」はそれぞれ各図において「左」および「右」を示す。
図1は本発明に係る負圧倍力装置の実施の形態の一例を非作動状態で示す断面図、図2は図1における真空弁および大気弁の部分を拡大して示す部分拡大断面図である。なお、以下の説明において、「前」および「後」はそれぞれ各図において「左」および「右」を示す。
まず、この例の負圧倍力装置において、特許文献1に記載の従来の負圧倍力装置と同じ構成部分および特許文献1に記載の負圧倍力装置と構成が異なるが、本発明に直接関係しない構成部分について簡単に説明する。図1および図2において、1は負圧倍力装置、2はフロントシェル、3はリヤシェル、4はフロントシェル2とリヤシェル3とで構成されるハウジング内に進退自在に配設されたバルブボディ、5はバルブボディ4に取り付けられたパワーピストン部材6とバルブボディ4および両シェル2,3間に気密に設けられたダイヤフラム7とからなるパワーピストン、8は両シェル2,3内の空間をパワーピストン5で区画された2つの室の一方で、通常時負圧が導入される定圧室、9は前述の2つの室の他方で、負圧倍力装置1の作動時大気圧が導入される変圧室、10はバルブプランジャー、11は図示しないブレーキペダルに連結され、かつバルブプランジャー10を作動制御する入力軸、12はバルブボディ4に移動可能に設けられ、かつ円環状の大気弁部12aと円環状の第1および第2真空弁部12b,12cとを有する弁体、13はバルブボディ4に設けられた円環状の第1真空弁座、14はバルブプランジャー10に形成された環状の大気弁座、15は第1真空弁部12bと第1真空弁座13とにより構成される第1真空弁、16は大気弁部12aと大気弁座14とにより構成される大気弁、17は互いに直列に配設された真空弁15と大気弁16とからなり、変圧室9を定圧室8と大気とに選択的に切り換え制御する制御弁、18は弁体12を第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座する方向に常時付勢する第1弁制御スプリング、19はリヤシェル3と入力軸11との間に取り付けられかつ大気導入口19aを有するブーツ、20はバルブボディ4内に設けられて大気を導入する大気導入通路、21はバルブボディ4に設けられて変圧室9と定圧室8とを連通する真空通路、22はバルブボディ4に形成されたキー孔4aに挿通されてこのバルブボディ4に対するバルブプランジャー10の相対移動を、キー孔4aの軸方向幅により規定される所定量に規制し、かつバルブボディ4およびバルブプランジャー10の各後退限を規定するキー部材、23は間隔部材、24はリアクションディスク、25は出力軸、26はリターンスプリング、27は図示しない負圧源からの負圧を定圧室8に導入する負圧導入口である。
なお、負圧倍力装置1の非作動時、この間隔部材23の前端面とこの間隔部材23の前端面に対向するリアクションディスク24の後端面との間には、軸方向の所定の第1間隙C1が設定されている。また、間隔部材23の後端面とバルブボディ4との間には、軸方向の所定の第2間隙C2が設定されている。
また、図示しないが従来の一般的な負圧倍力装置と同様に、フロントシェル2を貫通してマスタシリンダの後端部が定圧室8内に進入しかつマスタシリンダのピストンが出力軸25で作動されるようになっている。その場合、マスタシリンダのフロントシェル2を摺動可能に貫通する部分は図示しない適宜のシール手段でシールされていて、定圧室8が大気と気密に遮断される。更に従来と同様に、バルブボディ4がリヤシェル3を移動可能に貫通しているとともに、変圧室9がこの貫通部においてシール部材28で大気と気密に遮断されている。
次に、この例の負圧倍力装置1の特徴部分の構成について説明する。
図2に示すように、この例の負圧倍力装置1では、バルブボディ4の軸方向の内孔4bに円筒状部材である真空弁座部材29がシール部材30により気密に摺動可能に嵌合されている。また、真空弁座部材位置規制部材31がバルブボディ4にキー部材22より前方位置に設けられている。
図2に示すように、この例の負圧倍力装置1では、バルブボディ4の軸方向の内孔4bに円筒状部材である真空弁座部材29がシール部材30により気密に摺動可能に嵌合されている。また、真空弁座部材位置規制部材31がバルブボディ4にキー部材22より前方位置に設けられている。
図3(A)は真空弁座部材の正面図、図3(B)は図3(A)におけるIIIB−IIIB線に沿う部分断面図である。
真空弁座部材29は円筒状に形成されている。図3(A)および図3(B)に示すように、この真空弁座部材29の後端には、第2真空弁座32が第1真空弁座13より内周側に位置して設けられている。真空弁座部材29がバルブボディ4に対して相対摺動可能であることから、第2真空弁座32もバルブボディ4に対して相対移動可能となっている。また、この真空弁座部材29には、キー部材22が貫通する一対の第1および第2キー部材貫通孔29a,29bが円周方向に沿って設けられている。更に、真空弁座部材29には、真空弁座部材位置規制部材31が貫通する一対の第1および第2位置規制部材貫通孔29c,29dがそれぞれ円周方向にかつ第1およびキー部材貫通孔29a,29bより前方位置に設けられている。
真空弁座部材29は円筒状に形成されている。図3(A)および図3(B)に示すように、この真空弁座部材29の後端には、第2真空弁座32が第1真空弁座13より内周側に位置して設けられている。真空弁座部材29がバルブボディ4に対して相対摺動可能であることから、第2真空弁座32もバルブボディ4に対して相対移動可能となっている。また、この真空弁座部材29には、キー部材22が貫通する一対の第1および第2キー部材貫通孔29a,29bが円周方向に沿って設けられている。更に、真空弁座部材29には、真空弁座部材位置規制部材31が貫通する一対の第1および第2位置規制部材貫通孔29c,29dがそれぞれ円周方向にかつ第1およびキー部材貫通孔29a,29bより前方位置に設けられている。
更に、真空弁座部材29には、真空弁座部材位置規制部材31によってバルブボディ4の軸方向(左右方向)に位置が制御される第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34がそれぞれ、第1および第2位置規制部材貫通孔29c,29dに対応して設けられている。第1真空弁座部材被位置規制部材33は、3つの第1ないし第3被位置規制部33a,33b,33cを有している。その場合、第1被位置規制部33aが最も後方(制御弁17の方向)に位置し、また第2被位置規制部33bが第1被位置規制部33aより前方(制御弁17と反対方向)に位置し、更に第3被位置規制部33cが第2被位置規制部33bより前方(同)、つまり最も前方に位置している。したがって、第1真空弁座部材被位置規制部材33は2つの段差を有する階段状に形成されている。一方、第2真空弁座部材被位置規制部材34は、3つの第4ないし第6被位置規制部34a,34b,34cを有している。その場合、第4被位置規制部34aがもっとも後方(制御弁17の方向)に位置し、また第5被位置規制部34bが第4被位置規制部34aより前方(制御弁17と反対方向)に位置し、更に第6被位置規制部34cが第5被位置規制部34bより前方(同)、つまりもっとも前方に位置している。したがって、第2真空弁座部材被位置規制部材34も2つの段差を有する階段状に形成されている。
これらの第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34は互いにバルブボディ4の軸方向に沿う直線に関して線対称にかつ同じ大きさに設けられている。その場合、第1および第4被位置規制部33a,34aがバルブボディ4の軸方向に関する位置が同じ位置に設定され、また第2および第5被位置規制部33b,34bがバルブボディ4の軸方向に関する位置が同じ位置に設定され、更に第3および第6被位置規制部33c,34cがバルブボディ4の軸方向に関する位置が同じ位置に設定されている。そして、図1および図2に示すように、真空弁座部材29は真空弁座部材付勢スプリング35(本発明の真空弁座部材付勢手段に相当)により制御弁17の方へ常時付勢されている。
図4は真空弁座部材位置規制部材の斜視図である。
図4に示すように、真空弁座部材位置規制部材31はバルブボディ4にキー部材22より前方位置に設けられている。この真空弁座部材位置規制部材31は、例えばPom材やPeekの樹脂あるいは金属からなる横断面矩形状の棒状の弾性材でかつ全体がU字状のクリップとして形成されている。真空弁座部材位置規制部材31は、バルブプランジャ10が貫通する湾曲部31aと、第1および第2位置規制部材貫通孔29c,29dをそれぞれ貫通する一対の第1および第2直線状位置規制部31b,31cとを有している。第1および第2直線状位置規制部31b,31cはそれぞれそれらの先端部に設けられた第1および第2係合溝31d,31eを有する。
図4に示すように、真空弁座部材位置規制部材31はバルブボディ4にキー部材22より前方位置に設けられている。この真空弁座部材位置規制部材31は、例えばPom材やPeekの樹脂あるいは金属からなる横断面矩形状の棒状の弾性材でかつ全体がU字状のクリップとして形成されている。真空弁座部材位置規制部材31は、バルブプランジャ10が貫通する湾曲部31aと、第1および第2位置規制部材貫通孔29c,29dをそれぞれ貫通する一対の第1および第2直線状位置規制部31b,31cとを有している。第1および第2直線状位置規制部31b,31cはそれぞれそれらの先端部に設けられた第1および第2係合溝31d,31eを有する。
そして、真空弁座部材位置規制部材31はバルブボディ4に対してバルブボディ4の軸方向(左右方向)に対して相対移動不能に設けられるとともに、第1および第2直線状位置規制部31b,31cがそれぞれ互いに離間および接近する方向(バルブボディ4の軸方向と直交する方向)に相対移動可能に設けられる。その場合、真空弁座部材位置規制部材31がバルブボディ4に組み付けられた状態では、第1および第2直線状位置規制部31b,31cは自由状態から弾性的に若干拡開(つまり、互いに離間)して配設されている。したがって、この真空弁座部材位置規制部材31はバルブボディ4への組み付け状態では、その弾性で第1および第2直線状位置規制部31b,31cが互いに接近するように付勢されている。
更に、真空弁座部材位置規制部材31はバルブボディ4への組み付け状態で第1および第2直線状位置規制部31b,31cが位置規制部材リテーナ36により互いに接近するように更に補助的に付勢されている。図5に示すように、位置規制部材リテーナ36は、C字状の弾性棒36aと、この弾性棒36aの両端に設けられた一対の第1および第2支持部材36b,36cと、これらの第1および第2支持部材36b,36cからそれぞれ突設された一対の第1および第2係合ピン36d,36eとを有している。そして、真空弁座部材位置規制部材31がバルブボディ4への組み付けられた状態で、図4に二点鎖線で示すように、第1および第2係合ピン36d,36eがそれぞれ第1および第2係合溝31d,31eに嵌入されて係合される。その場合、位置規制部材リテーナ36は自由状態から弾性的に若干拡開(つまり、第1および第2係合ピン36d,36eが互いに離間)して真空弁座部材位置規制部材31に組み付けられる。
真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cの拡開制御は、バルブプランジャー10に設けられた位置規制部材拡開制御部37によって行われる。この位置規制部材拡開制御部37は、前方側が小径で後方側が大径の截頭円錐台形状に形成されている。そして、負圧倍力装置1の作動時にバルブプランジャー10が前進して位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接した後、バルブプランジャー10が前進するにしたがって位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cを次第に大きく拡開するようになっている。
第1および第2直線状位置規制部31b,31cの各前面は、それぞれ第1および第2位置規制面31f.31gとされている。一方の第1位置規制面31fは、第1ないし第3被位置規制部33a,33b,33cに選択的に当接可能とされている。また他方の第2位置規制面31gは、第4ないし第6被位置規制部34a,34b,34cに選択的に当接可能とされている。
そして、真空弁座部材29、真空弁座部材位置規制部材31、第2真空弁座32、第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34、真空弁座部材付勢スプリング35、および位置規制部材拡開制御部37により、ブレーキアシスト機構(BA機構;本発明の作動アシスト機構に相当)が構成される。
このように構成されたこの例の負圧倍力装置1は、例えば図6に示すようにブレーキシステム38にブレーキ倍力装置として用いられる。図6に示す例のブレーキシステム38は2系統のブレーキシステムであり、ブレーキペダル39、ブレーキ倍力装置としての負圧倍力装置1、タンデムマスタシリンダ40、リザーバタンク41、ホイールシリンダ等のブレーキシリンダ42,43,44,45を備えている。
次に、このように構成されたこの例の負圧倍力装置1およびブレーキシステム38の各作動について説明する。
(負圧倍力装置1の非作動時)
負圧倍力装置1の定圧室8には負圧導入口27を通して通常時負圧が導入されている。また、図1および図2に示す負圧倍力装置1の非作動状態では、キー部材22がリヤシェル3に当接して後退限となっている。したがって、このキー部材22によってバルブボディ4およびバルブプランジャー10が後退限にされ、更にパワーピストン5、入力軸11および出力軸25も後退限となっている。この状態では、第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座しているとともに、大気弁12が大気弁座14に軽く着座しているかあるいは大気弁座14から若干離間している(図示例では、大気弁12が大気弁座14に着座している。)。
(負圧倍力装置1の非作動時)
負圧倍力装置1の定圧室8には負圧導入口27を通して通常時負圧が導入されている。また、図1および図2に示す負圧倍力装置1の非作動状態では、キー部材22がリヤシェル3に当接して後退限となっている。したがって、このキー部材22によってバルブボディ4およびバルブプランジャー10が後退限にされ、更にパワーピストン5、入力軸11および出力軸25も後退限となっている。この状態では、第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座しているとともに、大気弁12が大気弁座14に軽く着座しているかあるいは大気弁座14から若干離間している(図示例では、大気弁12が大気弁座14に着座している。)。
また、図1および図2に示すように、負圧倍力装置1の非作動時にはバルブプランジャー10が図示の非作動位置にあるため、位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cから離間している。したがって、図2および図7(A)に示すように真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cは位置規制部材拡開制御部37によって拡開されない図示の初期位置に設定されている。そして、真空弁座部材29が真空弁座部材付勢スプリング35のばね力で制御弁17の方へ付勢されることで、真空弁座部材29はその第1および第4被位置規制部33a,34aが真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cの第1および第2位置規制面31f,31gに当接した位置に保持されている。真空弁座部材29のこの位置では、第2真空弁部12cが真空弁座部材29の第2真空弁座32に着座していない。
したがって、この負圧倍力装置1の非作動状態では、制御弁17は変圧室9を定圧室8に連通するとともに大気から遮断している。このため、変圧室9にも負圧が導入されて、定圧室8と変圧室9との間に実質的な差圧が発生しなく、パワーピストン5および出力軸25はともに図1および図2に示す非作動位置に保持される。すなわち、負圧倍力装置1は出力を発生しなく、各ブレーキシリンダ42,43,44,45は対応する車輪46,47,48,49にブレーキをかけない。
更に、間隔部材23リアクションディスク24との間には前述の第1間隙C1が設定されている。また、間隔部材23とバルブボディ4との間には、前述の第2間隙C2が設定されている。更に、バルブプランジャ−10と間隔部材23とが軽く連結されている。
(負圧倍力装置1の通常ブレーキ作動時)
通常ブレーキを行うためにブレーキペダルが通常ブレーキ操作時での踏込速度で踏み込まれると、従来の一般的な負圧倍力装置と同様に入力軸11が前進してバルブプランジャー10が前進する。バルブプランジャー10の前進により、弁体12の第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座して真空弁15が閉じるとともに大気弁座14が弁体12の大気弁部12aから離れて、大気弁16が開く。すなわち、変圧室9が定圧室8から遮断されるとともに大気に連通される。したがって、大気圧の空気が大気導入口19a、大気導入通路20、開いている大気弁16、およびキー孔4aを通って変圧室9に導入される。その結果、変圧室9と定圧室8との間に差圧が生じてパワーピストン5が前進し、更にバルブボディ4を介して出力軸25が前進してタンデムマスタシリンダ40の図示しない2つのピストン(一般に、プライマリピストンおよびセカンダリピストンと称される)が前進する。このとき、弁体12および真空弁座部材29等のバルブボディ4に支持されている部材は、バルブボディ4と一体に移動する。
通常ブレーキを行うためにブレーキペダルが通常ブレーキ操作時での踏込速度で踏み込まれると、従来の一般的な負圧倍力装置と同様に入力軸11が前進してバルブプランジャー10が前進する。バルブプランジャー10の前進により、弁体12の第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座して真空弁15が閉じるとともに大気弁座14が弁体12の大気弁部12aから離れて、大気弁16が開く。すなわち、変圧室9が定圧室8から遮断されるとともに大気に連通される。したがって、大気圧の空気が大気導入口19a、大気導入通路20、開いている大気弁16、およびキー孔4aを通って変圧室9に導入される。その結果、変圧室9と定圧室8との間に差圧が生じてパワーピストン5が前進し、更にバルブボディ4を介して出力軸25が前進してタンデムマスタシリンダ40の図示しない2つのピストン(一般に、プライマリピストンおよびセカンダリピストンと称される)が前進する。このとき、弁体12および真空弁座部材29等のバルブボディ4に支持されている部材は、バルブボディ4と一体に移動する。
また、バルブプランジャー10の前進で間隔部材23も前進するが、まだ間隔部材23は間隙Cによりリアクションディスク24に当接するまでには至らない。したがって、出力軸25から反力がリアクションディスク24から間隔部材23に伝達されないので、この反力はバルブプランジャー10および入力軸11を介してブレーキペダルにも伝達されない。入力軸11が更に前進すると、パワーピストン5も更に前進し、バルブボディ4および出力軸25を介してタンデムマスタシリンダ40の2つのピストンが更に前進する。
タンデムマスタシリンダ40以降のブレーキ系のロスストロークが消滅すると、負圧倍力装置1は実質的に出力を発生し、この出力でタンデムマスタシリンダ40がマスタシリンダ圧(ブレーキ液圧)を発生し、このマスタシリンダ圧で各ブレーキシリンダ42,43,44,45はブレーキ力を発生する。
このとき、タンデムマスタシリンダ40から出力軸25に加えられる反力によってリアクションディスク24が後方に膨出し、間隙Cが消滅してリアクションディスク24が間隔部材23に当接する。これにより、出力軸25からの反力はリアクションディスク24から間隔部材23に伝達され、更にバルブプランジャー10および入力軸11を介してブレーキペダル39に伝達されて運転者に感知されるようになる。
通常ブレーキ操作時でのブレーキペダル39の踏込速度は、それほど速い速度ではないので、バルブプランジャー10の位置規制部材拡開制御部37が真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接しないかまたは第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接してこれらの第1および第2直線状位置規制部31b,31cを拡開したとしても、図7(A)に示すように第1および第2直線状位置規制部31b,31cは真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aに当接した状態が保持される。したがって、真空弁座部材29は図1および図2に示す非作動位置の保持され、BA作動は行われない。すなわち、図8に実線で示すように負圧倍力装置1は通常ブレーキ作動時のジャンピング量Jsを有するジャンピング特性を発揮する。
負圧倍力装置1はジャンピング特性を発揮した後は中間負荷状態となる。この中間負荷状態では、負圧倍力装置1の出力がペダル踏力による入力軸11の入力を所定のサーボ比SRで倍力した大きさになると、大気弁部12aが大気弁座14に着座して大気弁16も閉じてバランス状態となる(真空弁15は、第1真空弁部12bが第1真空弁座13に着座して既に閉じている)。こうして、図8に実線で示すように通常ブレーキ作動時のペダル踏力をサーボ比SRで倍力した負圧倍力装置1の出力に基づいたブレーキ力で通常ブレーキが作動する。
通常ブレーキ作動時での負圧倍力装置1の大気弁16および真空弁15がともに閉じている状態から、通常ブレーキを解除するために、ブレーキペダル39を解放すると、入力軸11およびバルブプランジャー10がともに後退するが、バルブボディ4および真空弁座部材29は変圧室9に空気(大気)が導入されているので、直ぐには後退しない。これにより、バルブプランジャー10の大気弁座14が弁体12の大気弁部12aを後方に押圧するので、第1真空弁部12bが第1真空弁座13から離座し、真空弁15が開く。すると、変圧室9が開いた真空弁15および真空通路21を介して定圧室8に連通するので、変圧室9に導入された空気は、開いた真空弁15、真空通路21、定圧室8および負圧導入口27を介して真空源に排出される。
これにより、変圧室9の圧力が低くなって変圧室9と定圧室8との差圧が小さくなるので、リターンスプリング26のばね力により、パワーピストン5、バルブボディ4および出力軸25が後退する。このとき、バルブボディ4の後退とともに、真空弁座部材29および真空弁座部材位置規制部材31もバルブボディ4と一体的に後退する。バルブボディ4の後退に伴い、タンデムマスタシリンダ40のピストンのリターンスプリング(不図示)のばね力によってタンデムマスタシリンダ40の2つのピストンおよび出力軸25も後退し、通常ブレーキが解除開始される。
キー部材22が図1および図2に示すようにリヤシェル3に当接すると、キー部材22は停止してそれ以上後退しなくなる。しかし、バルブボディ4、バルブプランジャー10および入力軸11は更に後退する。そして、バルブプランジャー10がキー部材22に当接してそれ以上後退しなくなり、更に、バルブボディ4のキー孔4aの前端がキー部材22に当接して、バルブボディ4がそれ以上後退しなくなる。こうして、負圧倍力装置1は図1および図2に示す初期の非作動状態になる。したがって、マスタシリンダが非作動状態になってマスタシリンダ圧が消滅するとともに、ホイールシリンダも非作動状態になってブレーキ力が消滅して、通常ブレーキが解除される。
なお、通常ブレーキ作動中は前述の第2間隙C2が設定されているとともに、間隔部材23とバルブプランジャー10は軽い連結状態が保持されている。
なお、通常ブレーキ作動中は前述の第2間隙C2が設定されているとともに、間隔部材23とバルブプランジャー10は軽い連結状態が保持されている。
(負圧倍力装置の第1緊急ブレーキ作動時)
ブレーキペダル39が通常ブレーキ作動時での踏込速度より速い第1急踏込速度で踏み込まれて第1緊急ブレーキ操作が行われると、前述の通常ブレーキ作動時と同様に真空弁15が閉じるとともに大気弁16が開く。これにより、定圧室8から遮断された変圧室9内に大気が導入される。一方、第1緊急ブレーキ操作時はブレーキペダル39が比較的速い第1急踏込速度で踏み込まれるため、バルブボディ4に対する入力軸11およびバルブプランジャー10の前方移動が大きくなる。
ブレーキペダル39が通常ブレーキ作動時での踏込速度より速い第1急踏込速度で踏み込まれて第1緊急ブレーキ操作が行われると、前述の通常ブレーキ作動時と同様に真空弁15が閉じるとともに大気弁16が開く。これにより、定圧室8から遮断された変圧室9内に大気が導入される。一方、第1緊急ブレーキ操作時はブレーキペダル39が比較的速い第1急踏込速度で踏み込まれるため、バルブボディ4に対する入力軸11およびバルブプランジャー10の前方移動が大きくなる。
すると、バルブプランジャー10の位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接し、その後、バルブプランジャー10が前進するにしたがって位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cを大きく拡開する。第1および第2直線状位置規制部31b,31cが大きく拡開することで真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aから外れると、真空弁座部材29は真空弁座部材付勢スプリング35の付勢力でバルブボディ4に対して後方(つまり、制御弁17の方)へ相対的移動する。すると、真空弁座部材29の後端の第2真空弁座32が第2真空弁部12cに当接するとともにこの第2真空弁部12cを後方に押圧する。これにより、真空弁座部材29が後方に移動して弁体12を後方に押圧して移動させるので、大気弁16の大気弁部12aが後方に移動して大気弁座14から離座する。したがって、変圧室9に通常ブレーキ作動時より多くの大気が導入される。そして図7(B)および図9に示すように第1および第2直線状位置規制部31b,31cの第1および第2位置規制面31f,31gが真空弁座部材29の第2および第5被位置規制部33b,34bに当接すると、バルブボディ4に対する真空弁座部材29の相対的後方移動が停止され、真空弁座部材29の位置が規制される。その後、弁体12の第2真空弁部12cと真空弁座部材29の第2真空弁座32とが真空弁15として機能する。
このように、第1緊急ブレーキ作動時でのブレーキペダル39の第1急踏込速度は、位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cを真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aから外れるが、第2および第5被位置規制部33b,34bからは外れない程度の踏み込み速度である。
出力軸25からの反力でリアクションディスク24が膨出して間隔部材23に当接すると、負圧倍力装置1の出力が通常ブレーキ作動時より大きくなる。したがって、図8に二点鎖線で示すように第1緊急ブレーキ作動時のジャンピング特性のジャンピング量Je1が通常ブレーキ作動時のジャンピング量Jsより大きくなる(Je1>Js)。これにより、第1緊急ブレーキ作動時には、小さなペダル踏力で通常ブレーキ時よりも大きなブレーキ力が発生する。
前述の通常ブレーキ作動時と同様にして、中間負荷状態では真空弁15および大気弁16がともに閉じた中間負荷でのバランス状態となる。こうして、図8に二点鎖線で示すように負圧倍力装置1は第1緊急ブレーキ作動時のペダル踏力をサーボ比SRで倍力しかつ大ジャンピング量Je1で大きくなった出力を発生し、この大きな出力によるブレーキ力で第1緊急ブレーキが作動する。また、大気弁16および真空弁15がともに閉じるバランス位置が後方に移動するので、その分入力軸11のストロークが短縮され、その結果ペダルストロークが短縮する。このようにして、小さなペダル踏力および小さなペダルストロークで大きなブレーキ力が発生する。こうして、第1緊急ブレーキ作動時においては第1BA作動が行われる。
第1緊急ブレーキ作動を解除するために、ブレーキペダル39を解放すると、前述の通常ブレーキ作動時と同様にして第1緊急ブレーキ作動が解除されたとき、キー部材22がリヤシェル3に当接して停止するが、バルブボディ4、バルブプランジャー10および入力軸11は更に後退する。このとき、真空弁座部材29の第1および第2キー部材貫通孔29a,29bの前端がキー部材22に当接するため、バルブボディ4に対する真空弁座部材29の相対移動が停止する。更に、バルブプランジャー10がキー部材22に当接してそれ以上後退しなくなる。このとき、バルブボディ4は更に後退するため、真空弁座部材位置規制部材31も後退する。これにより、第1および第2直線状位置規制部31b,31cが第2および第5被位置規制部33b,34bから離間して第1および第4被位置規制部33a,34aより後方に位置する。すると、第1および第2直線状位置規制部31b,31cは第真空弁座部材位置規制部材31の弾性復元力および位置規制部材リテーナ36の弾性復元力により、互いに接近する方向に縮閉する。そして、バルブボディ4のキー孔4aの前端がキー部材22に当接して、バルブボディ4がそれ以上後退しなくなる。このとき、第1および第2直線状位置規制部31b,31cは第1および第4被位置規制部33a,34aに当接する図2および図7(A)に示す初期位置となる。こうして、負圧倍力装置1は図1および図2に示す初期の非作動状態になる。
なお、第1緊急ブレーキ作動中は通常ブレーキ作動時と同様に前述の第2間隙C2が設定されているとともに、間隔部材23とバルブプランジャー10は軽い連結状態が保持されている。
なお、第1緊急ブレーキ作動中は通常ブレーキ作動時と同様に前述の第2間隙C2が設定されているとともに、間隔部材23とバルブプランジャー10は軽い連結状態が保持されている。
(負圧倍力装置の第2緊急ブレーキ作動時)
ブレーキペダル39が前述の第1急踏込速度より速い第2急踏込速度で踏み込まれて第2緊急ブレーキ操作が行われると、前述の通常ブレーキ作動時と同様に真空弁15が閉じるとともに大気弁16が開く。これにより、定圧室8から遮断された変圧室9内に大気が導入される。一方、第2緊急ブレーキ操作時はブレーキペダル39が前述の第1急踏込速度より速い第2急踏込速度で踏み込まれるため、バルブボディ4に対する入力軸11およびバルブプランジャー10の前方移動が第1緊急ブレーキ作動時より更に大きくなる。
ブレーキペダル39が前述の第1急踏込速度より速い第2急踏込速度で踏み込まれて第2緊急ブレーキ操作が行われると、前述の通常ブレーキ作動時と同様に真空弁15が閉じるとともに大気弁16が開く。これにより、定圧室8から遮断された変圧室9内に大気が導入される。一方、第2緊急ブレーキ操作時はブレーキペダル39が前述の第1急踏込速度より速い第2急踏込速度で踏み込まれるため、バルブボディ4に対する入力軸11およびバルブプランジャー10の前方移動が第1緊急ブレーキ作動時より更に大きくなる。
すると、バルブプランジャー10の位置規制部材拡開制御部37の円錐外周面が第1および第2直線状位置規制部31b,31cを第1緊急ブレーキ作動時より大きく拡開する。第1および第2直線状位置規制部31b,31cが第1緊急ブレーキ作動時より大きく拡開することで真空弁座部材29の第1および第4被位置規制部33a,34aと第2および第5被位置規制部33b,34bとから外れ、真空弁座部材29は真空弁座部材付勢スプリング35の付勢力でバルブボディ4に対して後方へ第1緊急ブレーキ作動時より大きく相対的移動する。これにより、真空弁座部材29が弁体12を第1緊急ブレーキ作動時より大きく後方に移動させるので、大気弁16の大気弁部12aが大気弁座14から第1緊急ブレーキ作動時より大きく離座する。したがって、変圧室9に第1緊急ブレーキ作動時より多くの大気が導入される。そして、図7(C)および図10に示すように第1および第2直線状位置規制部31b,31cの第1および第2位置規制面31f,31gが真空弁座部材29の第3および第6被位置規制部33c,34cに当接すると、バルブボディ4に対する真空弁座部材29の相対的後方移動が停止されて、真空弁座部材29の位置が規制される。その後、第2緊急ブレーキ作動時でも第1緊急ブレーキ作動時と同様に弁体12の第2真空弁部12cと真空弁座部材29の第2真空弁座32とが真空弁15として機能する。
出力軸25からの反力でリアクションディスク24が膨出して間隔部材23に当接すると、負圧倍力装置1の出力が第1緊急ブレーキ作動時より大きくなる。したがって、図8に点線で示すように第2緊急ブレーキ作動時のジャンピング特性のジャンピング量Je2が第1緊急ブレーキ作動時のジャンピング量Je1より大きくなる(Je2>Je1>Js)。これにより、第2緊急ブレーキ作動時には、小さなペダル踏力で第1緊急ブレーキ作動時よりも大きなブレーキ力が発生する。
この第2緊急ブレーキ作動時には、多量の大気が変圧室9に一気に導入されるため、第2緊急ブレーキ作動時のジャンピング特性が発揮されたときは変圧室9内は大気圧となっている。したがって、第2緊急ブレーキ作動時では、負圧倍力装置1はジャンピング後には図8に点線で示すように全負荷状態となり、ジャンピング後の入出力のサーボ制御は行われない。また、変圧室9内が直ぐに大気圧となることからパワーピストン5の出力がきわめて大きくなるため、図10に示すように前述の第2間隙C2が消滅してバルブボディ4が間隔部材23を軸方向前方へ押圧する。このため、間隔部材23がバルブプランジャー10から離間し、間隔部材23とバルブプランジャー10との間には、所定の第3間隙C3が生じている。第2緊急ブレーキ作動時での負圧倍力装置1の他の作動は第1緊急ブレーキ作動時での作動と同じである。このように、この例の負圧倍力装置1では、真空弁座部材29は真空弁座部材位置規制部材31によりバルブボディ4の軸方向に異なる複数の位置が規制される。
このようにブレーキシステム38に用いられるブレーキ倍力装置に適用したこの例の負圧倍力装置1によれば、弾性材からU字状に形成されるとともに、BA作動を行う真空弁座部材29の位置(バルボディ4の軸方向の位置)を規制する真空弁座部材位置規制部材31がバルボディ4に、バルボディ4の軸方向に移動不能に設けられる。また、弁体12の第2真空弁部12cが着座可能な第2真空弁座32を有するとともにBA作動を行う真空弁座部材29に、真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接することで、真空弁座部材29の位置(バルボディ4の軸方向の位置)を規制する第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34が設けられる。これらの第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34には、それぞれ、第1および第2直線状位置規制部31b,31cに当接可能な3つの第1ないし第3被位置規制部33a,33b,33cおよび3つの第4ないし第6被位置規制部34a,34b,34cが設けられる。したがって、真空弁座部材29の位置を規制する真空弁座部材位置規制部材31をU字状の簡単な形状に形成しつつ、しかも2つの緊急ブレーキ作動時にそれぞれ2つのBA作動を行うことでBA作動を緊急ブレーキの状況に応じて行うことが可能となる。
また、真空弁座部材位置規制部材31をU字状の簡単な形状に形成できることから、真空弁座部材位置規制部材31の組付け作業を簡単にして組立工数を低減できるとともに、真空弁座部材29および真空弁座部材位置規制部材31等のBA機構の寸法管理をより簡単にすることができる。
図11は本発明の負圧倍力装置の実施の形態の他の例の真空弁座部材を示す、図3(A)と同様の正面図、図12(A)はこの例の真空弁座部材位置規制部材を示す、図4と同様の斜視図、図12(B)は図12(A)におけるXIIB−XIIB線に沿う断面図である。
図11に示すように、この例の負圧倍力装置1の真空弁座部材29では、第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34がそれぞれ1つの段差を有する階段状に形成されている。すなわち、第1真空弁座部材被位置規制部材33は、第1被位置規制部33aおよび第2被位置規制部33bを有するとともに、第2真空弁座部材被位置規制部材34は、第4被位置規制部34aおよび第5被位置規制部34bを有する。
図11に示すように、この例の負圧倍力装置1の真空弁座部材29では、第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34がそれぞれ1つの段差を有する階段状に形成されている。すなわち、第1真空弁座部材被位置規制部材33は、第1被位置規制部33aおよび第2被位置規制部33bを有するとともに、第2真空弁座部材被位置規制部材34は、第4被位置規制部34aおよび第5被位置規制部34bを有する。
また、図12(A)および図12(B)に示すように、真空弁座部材位置規制部材31の第1直線状位置規制部31bが2つの第1および第3位置規制面31f,31hを有する。その場合、第3位置規制面31hが第1位置規制面31fの位置よりバルボディ4の軸方向で後方位置に設けられ、第1直線状位置規制部31bは段差のある位置規制面を有している。また、真空弁座部材位置規制部材31の第2直線状位置規制部31cも2つの第2および第4位置規制面31g,31iを有する。その場合、第4位置規制面31iが第2位置規制面31gの位置よりバルボディ4の軸方向で後方位置に設けられ、第2直線状位置規制部31cは段差のある位置規制面を有している。
この例の負圧倍力装置1の他の構成は前述の例の負圧倍力装置1の構成と同じである。そして、この例の負圧倍力装置1は前述の例と同様に図6に示すブレーキシステム38のブレーキ倍力装置として用いられる。
このように構成されたこの例の負圧倍力装置1においては、図13(A)に示すように非作動時には、前述の例と同様に第1真空弁座部材被位置規制部材33の第1被位置規制部33aが第1直線状位置規制部31bの第1位置規制面31fに当接するとともに、第2真空弁座部材被位置規制部材34の第4被位置規制部34aが第2直線状位置規制部31cの第2位置規制面31gに当接する。これにより、真空弁座部材29は、前述の図2に示す例の非作動位置と同様の非作動位置に保持される。したがって、真空弁座部材29は前述の例と同様に通常ブレーキ作動時には移動しなく、負圧倍力装置1はBA作動を行わない。
また、前述の第1緊急ブレーキ作動時には、前述の例と同様に第1および第2直線状位置規制部31b,31cが拡開して、図13(B)に示すように第1真空弁座部材被位置規制部材33の第1被位置規制部33aが第1直線状位置規制部31bの第3位置規制面31hに当接するとともに、第2真空弁座部材被位置規制部材34の第4被位置規制部34aが第2直線状位置規制部31cの第4位置規制面31iに当接する。すなわち、真空弁座部材29は前述の例と同様に第1緊急ブレーキ作動時にはバルブボディ4に対して制御弁17の方へ所定量移動する。これにより、真空弁座部材29は、前述の図9に示す例の第1作動位置と同様の第1作動位置に保持される。したがって、負圧倍力装置1は第1緊急ブレーキ作動時に前述の例と同様の第1BA作動を行う。
更に、前述の第2緊急ブレーキ作動時には、前述の例と同様に第1および第2直線状位置規制部31b,31cが第1緊急ブレーキ作動時より更に大きく拡開して、図13(C)に示すように第1真空弁座部材被位置規制部材33の第2被位置規制部33bが第1直線状位置規制部31bの第1位置規制面31fに当接するとともに、第2真空弁座部材被位置規制部材34の第2被位置規制部34bが第2直線状位置規制部31cの第2位置規制面31gに当接する。すなわち、真空弁座部材29は前述の例と同様に第2緊急ブレーキ作動時にはバルブボディ4に対して制御弁17の方へ第1緊急ブレーキ作動時より更に大きく移動する。これにより、真空弁座部材29は、前述の図10に示す例の第2作動位置と同様の第2作動位置に保持される。したがって、負圧倍力装置1は第2緊急ブレーキ作動時に前述の例と同様の第2BA作動を行う。
この例の負圧倍力装置1の他の作動は前述の例の負圧倍力装置1の作動と同じである。
この例の負圧倍力装置1の他の作動は前述の例の負圧倍力装置1の作動と同じである。
この例の負圧倍力装置1によれば、真空弁座部材位置規制部材31の第1および第2直線状位置規制部31b,31cに、それぞれ、第1および第3位置規制面31f.31hと、第2および第4位置規制面31g.31iとが設けられる。また、第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34には、それぞれ、2つの第1および第2被位置規制部33a,33bと、2つの第4および第5被位置規制部34a,34bとが設けられる。そして、第1および第3位置規制面31f.31hと第1および第2被位置規制部33a,33bとの当接の組み合わせ、および第2および第4位置規制面31g.31iと第4および第5被位置規制部34a,34bとの当接の組み合わせにより、前述の例と同様に3つの緊急ブレーキ時にそれぞれ3つのBA作動を行うことができる。そして、第1および第2直線状位置規制部31b,31cに、それぞれ、2つの第1および第3位置規制面31f.31hと、第2および第4位置規制面31g.31iとが設けられることで、真空弁座部材29に設けられる第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34の被位置規制部の数を前述の例より低減することができる。これにより、真空弁座部材29と第1および第2真空弁座部材被位置規制部材33,34の構成を簡略化することが可能となる。
この例の負圧倍力装置1の他の作用効果は、前述の例と同じである。
この例の負圧倍力装置1の他の作用効果は、前述の例と同じである。
なお、本発明は前述の実施の形態の例に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された本発明に基づいて種々設計変更が可能である。例えば、前述の各例の負圧倍力装置1では、いずれも2種の第1および第2緊急ブレーキ作動における2つの第1および第2BA作動を行うものとしているが、これらに加えて図8に一点鎖線で示す第3BA作動など、3つ以上のBA作動を行うようにすることもできる。
また、前述の各例では、本発明を1つのパワーピストン5を有するシングル型の負圧倍力装置に適用しているが、本発明は複数のパワーピストン5を有するタンデム型の負圧倍力装置に適用することもできる。
更に、前述の例では、本発明の負圧倍力装置をブレーキシステムに適用しているが、負圧倍力装置を用いる他のシステムや装置に適用することができる。
更に、前述の例では、本発明の負圧倍力装置をブレーキシステムに適用しているが、負圧倍力装置を用いる他のシステムや装置に適用することができる。
本発明に係る負圧倍装置(ブレーキ倍力装置)は、作動アシスト時(緊急ブレーキ作動)時に、通常作動時と同じ入力(ブレーキ操作力)で通常作動時より大きな出力(ブレーキ力)を得ることのできる負圧倍力装置(ブレーキ倍力装置)に好適に利用することができる。
1…負圧倍力装置、2…フロントシェル、3…リヤシェル、4…バルブボディ、5…パワーピストン、8…定圧室、9…変圧室、10…バルブプランジャー、11…入力軸、12…弁体、12a…大気弁部、12b…第1真空弁部、12c…第2真空弁部、13…第1真空弁座、14…大気弁座、15…真空弁、16…大気弁、17…制御弁、22…キー部材、23…間隔部材、24…リアクションディスク、25…出力軸、29…真空弁座部材、31…真空弁座部材位置規制部材、31b…第1直線状位置規制部、31c…第2直線状位置規制部、31f…第1位置規制面、31g…第2位置規制面、31h…第3位置規制面、31i…第4位置規制面、32…第2真空弁座、33…第1真空弁座部材被位置規制部材、33a…第1被位置規制部、33b…第2被位置規制部、33c…第3被位置規制部、34…第2真空弁座部材被位置規制部材、34a…第4被位置規制部、34b…第5被位置規制部、34c…第6被位置規制部、35…真空弁座部材付勢スプリング、37…位置規制部材拡開制御部、38…ブレーキシステム、39…ブレーキペダル、40…タンデムマスタシリンダ、42,43,44,45…ブレーキシリンダ
Claims (5)
- ハウジング内に対して進退自在に配設されたバルブボディと、前記バルブボディに相対移動可能に配設され、入力軸からの入力により移動して真空弁を閉じかつ大気弁を開いてハウジング内に大気を導入するバルブプランジャーと、ハウジング内にされた大気で前記入力に応じて出力を発生し、作動アシスト機構の作動により前記出力を前記作動アシスト機構の作動しない通常作動時の出力より大きくする負圧倍力装置において、
前記作動アシスト機構は、前記バルブボディに移動可能に設けられ、非作動時に前記大気弁を前記バルブボディに対して移動させないとともに、作動時に移動して入力に対して出力を発生開始するジャンピング量が通常作動時のジャンピング量より増大するように大気弁を作動させる真空弁座部材と、前記真空弁座部材を常時前記大気弁の方へ付勢する真空弁座部材付勢手段と、前記バルブボディに設けられて前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の位置を規制するとともに弾性的に拡開可能なU字状の真空弁座部材位置規制部材と、前記真空弁座部材に設けられて前記真空弁座部材位置規制部材に当接することで前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の位置が規制される真空弁座部材被位置規制部材と、前記バルブプランジャーに設けられて前記入力軸が通常作動時より速い作動速度で作動されたとき前記真空弁座部材位置規制部材を拡開して前記真空弁座部材を作動させる位置規制部材拡開制御部とを備え、
前記真空弁座部材被位置規制部材は、前記真空弁座部材位置規制部材に当接することで前記真空弁座部材の前記バルブボディの軸方向の異なる複数の位置をそれぞれ規制する複数の被位置規制部を少なくとも有することを特徴とする負圧倍力装置。 - 前記真空弁座部材被位置規制部材は、前記複数の被位置規制部を設定する所定数の段差を有することを特徴とする請求項1に記載の負圧倍力装置。
- 前記真空弁座部材位置規制部材は、前記複数の被位置規制部に選択的に当接可能な複数の位置規制面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の負圧倍力装置。
- 前記真空弁座部材位置規制部材は、前記複数の位置規制面を設定する所定数の段差を有することを特徴とする請求項3に記載の負圧倍力装置。
- ブレーキ操作力を負圧倍力装置で倍力したブレーキ力を出力するブレーキ倍力装置において、
前記負圧倍力装置が請求項1ないし4のいずれか1記載の負圧倍力装置であり、
前記作動アシスト機構が、緊急ブレーキ操作時に作動して通常ブレーキ作動時より同じブレーキ操作力で大きなブレーキ力を出力するブレーキアシスト機構であることを特徴とするブレーキ倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011281271A JP2013129374A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011281271A JP2013129374A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013129374A true JP2013129374A (ja) | 2013-07-04 |
Family
ID=48907304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011281271A Pending JP2013129374A (ja) | 2011-12-22 | 2011-12-22 | 負圧倍力装置およびこれを用いたブレーキ倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013129374A (ja) |
-
2011
- 2011-12-22 JP JP2011281271A patent/JP2013129374A/ja active Pending
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